1 :
この子の名無しのお祝いに:
2 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/21(木) 11:55:29 ID:ZzOWue4X
二人の侍
3 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/21(木) 12:29:03 ID:BL8mfY8R
三十郎
4 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/21(木) 12:44:12 ID:42HCMS82
もうすぐ四十郎ですが
五郎兵衛〜! 五郎兵衛〜!
6 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/21(木) 14:38:28 ID:UN9t2EtM
出立は明日 後一人は諦めるか
ご冗談を!
唖じゃ、唖娘じゃ!!
真剣ならばお主は氏ぬ。
10 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/21(木) 22:24:48 ID:ChRQxdch
AKIRA KUROSAWAは日本で最も偉大な映画監督
・日本初ドキュメンタリー・タッチの刑事物を撮る。「野良犬」(それまではチャンバラ映画の現代版ばかりだった)
・墨汁で雨を映し迫力をつける。「羅生門」(それまでは雨に迫力がなかった)
・複数のレフ板とカメラが初めて森に入る。「羅生門」(それまでは暗くて入れなかった)
・太陽に初めてレンズを向ける。「羅生門」(それまではフィルムが焼けるのでタブーだった)
・世界で初めてマルチカメラを本格的に使用。「七人の侍」雨の戦闘(どこから撮られているか分からない俳優は迫真の演技をした)
・望遠レンズを使った俳優のアップ。「用心棒」「影武者」(遠近感なく人間の視線に近く見える)
・集団同士が戦う時代劇を初めて撮る。「七人の侍」(それまでは1対1 1対複数の戦いが基本だった)
・全編パンフォーカス。(画面全体にピントが合っているため観客は好きなところを見れる)
・被写体が動かないかぎりカメラも動かさない。(映画の流れに躍動感が生まれた)
・時代劇に「能」と「西部劇」の要素を取り入れる。「七人の侍」「蜘蛛巣城」「用心棒」(歌舞伎的だった時代劇に革命を起こした)
・イギリス人も認める世界最高のシェイクスピア映像作家。「蜘蛛巣城」マクベス「悪い奴ほどよく眠る」ハムレット「乱」リア王
・ロシア人も認める日本最高のロシア文学映像作家。「白痴」「どん底」「デルス・ウザーラ」
・弓道の有段者数人が至近距離から一斉に本物の矢を三船敏郎に射る。「蜘蛛巣城」(危険な場面を緻密な計算と的確な演出で成功させた)
・助監督時代に仕事から帰ると今度は自分の脚本を徹夜で書きまくる。(同室にいた谷口千吉を驚愕させた)
・斬殺音を入れる。「用心棒」(以降、時代劇やビデオゲームで斬殺音を入れるのは当たり前になった)
・アクションシーンをスローモーションで表現。「姿三四郎」「七人の侍」(以降、アクション映画の基本となった)
・映像と音楽の対位法。「悪い奴ほどよく眠る」「酔いどれ天使」(悲しい場面に楽しい音楽での緊張感をもたらした)
・嵐のシーンを撮る時に本物の台風が来るまで何日も待つ。「姿三四郎」「乱」(天災を映画に利用する貪欲さと執念)
・「あの家が邪魔だな・・・」の一言で撮影の邪魔になる民家を取り壊させる。「天国と地獄」(完全主義者の凄まじいまでの拘り)
当時の革新的手法とその効果への驚きが、世界にクロサワの名を届かせた。
黒澤明を尊敬する監督たち
スティーブン・スピルバーグ ジョージ・ルーカス フランシス・F・コッポラ マーティン・スコセッシ
ジョン・ミリアス ポール・バーホーベン イングマール・ベルイマン グラウベル・ローシャ
ジョン・ウー チャン・イーモウ アレックス・コックス サム・ペキンパー 宮崎駿
アンドレイ・タルコフスキー ホウ・シャオシェン 北野武 ウィリアム・フリードキン フェデリコ・フェリーニ
アッバス・キアロスタミ ヴェルナー・ヘルツォーク ジョン・フォード ジョン・ヒューストン シドニー・ルメット
ウディ・アレン ジャッキー・チェン スタンリー・キューブリック ジャン・ルノワール
黒澤明が海外映画祭で受賞した賞
「羅生門」ベネチア国際映画祭グランプリ
「七人の侍」ベネチア国際映画祭銀獅子賞
「生きる」ベルリン映画祭銀熊賞
「隠し砦の三悪人」ベルリン映画祭銀熊賞
「影武者」カンヌ国際映画祭グランプリ
アカデミー名誉賞(外国語映画賞) 「羅生門」
アカデミー賞外国語映画賞 「デルス・ウザーラ」
アカデミー名誉賞 長年の功績に対して
アカデミー賞監督賞(ノミネート) 「乱」
黒澤明へのオマージュ作品
「キング・アーサー」(戦術・燃える民家・泥まみれの戦闘→「七人の侍」)
「ウォーターボーイズ」(素手で魚を捕まようとする・黒板の地図・火事→「七人の侍」)
「13ウォーリアーズ」(戦術・土砂降り戦闘・剣を墓に突き刺す→「七人の侍」)
「マッドマックス2」(一匹狼・対立するグループ・用心棒稼業・犬・顔の傷メイク・瀕死⇒復活→「用心棒」)
「スターウォーズシリーズ」「ワイルド・アット・ハート」「キル・ビルVol.1」(片腕切断→「用心棒」)
「ザ・エージェント」(喫茶店のシーンのバックに一瞬ハッピー・バースデイが流れる→「生きる」)
「ET」(ひとりでに動くブランコ→「生きる」予告編)
「マトリックス リローデッド」(モーフィアスの殺陣→「椿三十郎」三十郎の殺陣)
「千年女優」(糸車を回す妖婆・火矢・壁のシミ→「蜘蛛巣城」)
「AKIRA」(タイトル→黒澤「明」)
「スターウォーズ」( ストーリー設定・キャラクター設定・ワイプ→「隠し砦の三悪人」)
「清朝皇帝」「風とライオン」(疾走する馬上の殺陣→「隠し砦の三悪人」)
「ダーティハリー」「リーサル・ウェポン」「セブン」(新人刑事&ベテラン刑事→「野良犬」)
「ゴッドファーザー」 (冒頭の結婚式シーン・シークエンス→「悪い奴ほどよく眠る」)
「ゴッドファーザーPARTV」(眼鏡のモダン刺して血しぶき→「椿三十郎」)
「暴行」「戦火の勇気」「JSA」「英雄」「閉ざされた森」(食い違う証言内容→「羅生門」)
「フレンチコネクション」(カーチェイス→「天国と地獄」特急こだま)
「身代金」(主人公は成り上がりの金持ち・FBIが変装して家を訪れる→「天国と地獄」)
「踊る大捜査線」 (色の付いた煙突の煙→「天国と地獄」)
「シンドラーのリスト」(パートカラー→「天国と地獄」)
「プライベートライアン」(戦闘・残酷描写→「乱」三の城攻防)
「スターウォーズEP1」(ドロイドvsグンガン族→「乱」次郎軍vs三郎軍)
「英雄」(様式美・衣装デザイン→「乱」ワダエミ)
「スターウォーズEP3」(ヨーダの頭撫で→「七人の侍」勘兵衛の癖)
・オマージュ(番外編)
めちゃイケのコーナー「七人のしりとり侍」→「七人の侍」(矢部が勘兵衛、岡村が菊千代)
めちゃイケのコント「野良猫」→「野良犬」(刑事が遊佐のアパートを訪ねるとこのパロディ)
さんま・一機のイッチョカミでやんすのコント→「乱」(黒澤監督が「乱」を演出している時のパロディ)
ダウンタウンのごっつええ感じのコント「誘拐」→「天国と地獄」(竹内が何でカーテン閉めているんだのパロディ)
YMOの「ライディーン」→「七人の侍」(「七人の侍」をイメージして作曲)
工藤かずやの劇画「信長」→「影武者」(映画のカットを引用しまくって問題になり連載打ち切りに)
赤塚不二夫漫画のキャラ「べし」愛猫の名「菊千代」→「七人の侍」(べしは長老の台詞「やるべし」から取る)
アニメ「ガンバの冒険」→「七人の侍」(七人のネズミ(侍)とイタチのノロイ(野武士))
吉展ちゃん誘拐殺人事件・名古屋女子大生誘拐殺人事件・グリコ森永事件→「天国と地獄」(何れも犯人が映画を見て犯行を思い付く)
姿三四郎』
小津安二郎「百点満点として『姿三四郎』は、百二十点だ!黒澤君、おめでとう!」
『酔いどれ天使』
今村昌平「舞台監督を目指していたが「酔いどれ天使」を観て映画監督になる決心をした」
『羅生門』
サム・ペキンパー「『羅生門』を超える映画は絶対存在しないし、これからも出てこない」
淀川長治「僕が米国で、この作品について講演を行ったら、ある役者が『世界のあらゆる映画の中で最高の作品だ』と言ってくれた」
溝口健二「自分のような古くから映画をやっている先輩が、若い黒澤君に、してやられてどうなる」
『七人の侍』
スティーブン・スピルバーグ「新作を撮る前に必ず『七人の侍』を観ています」
井上ひさし「この映画を30回は観たが、あと20回は観て死にたい」
宮崎駿「いままで色んな映画を観てきましたがやっぱり『七人の侍』が一番好きです」
ジョン・ウー「有名な雨中の合戦場面は、まさに傑作という言葉のためにあり、これを越える映画は未だない」
手塚治虫
「海外を旅行しているとき黒澤さんの名前を聞かない日はない。
私が映画人のはしくれにいると言うと「今、黒澤は何を撮っているんだ?」と必ず聞かれる。
黒澤さんの国際性には甚だ驚かされる」
『隠し砦の三悪人』
ジョージ・ルーカス「黒澤のインスピレーション、輝き、創造力、
リアリズムを生み出す集中力、良い雰囲気を作ること、そして人間性を尊敬している」
『七人の侍』は最も偉大な日本映画
七人の侍伝説
・黒澤明は登場人物に命を吹き込むために七人の侍と村人たちの性格、容姿、癖、家族構成、台詞まで事細かく創作ノートに書き込んでいった。
・脚本作りは創作ノートを軸に黒澤明、小国英雄、橋本忍の3人が同じシーンを同時に書き進め検討しあいながら40日間旅館に篭り完成させる。
・「脚本の教科書」とも呼ばれる傑作映画『切腹』は、橋本が先行して書き進めていたがボツになってしまった本作の初期のシナリオを基に作られている。
・3ヶ月に及ぶ大ロケハンの結果、1つの村を撮るために、4ヶ所で別々に撮影を行う事となる。
・七人の侍や野武士40人の衣装デザインは黒澤明のアイデアとイラストを元に江崎孝坪が作製。
・戦国時代の家の生活感を出すために板の両面を焼き、鉄ブラシで炭を落としてさらに束子で磨き質感を際立たせる。
・水車小屋を燃やすシーンでは火の勢いに迫力が無いからと6回も水車小屋を建て直す。
・地面を花で埋め尽くすために4tトラック15台分もの花を2週間がかりで植える。
・百姓の衣装は一旦土に埋め何日かして取り出し、それを軽石で擦って古びた感じを出す。
・本物の百姓のように見せるために100名近い百姓の名前、年齢、家族構成を細かく指定し撮影の間は家族単位で行動するように命じる。
・水車小屋のセット内は撮影時、パンフォーカスのために使うライトの熱などで摂氏43℃にもなる。
・日常生活で衣装のどこが磨り減るかをリアルに再現するために俳優に家では衣装を着て生活するように指示。
・世界で初めて人間が死ぬ瞬間をスローモーションで表現。
・時代劇初、集団同士が戦うアクションシーンを撮る。
・焼き討ちシーンは予想より火の勢いが強く、役者やスタッフが逃げる中、土屋嘉男だけは顔に火傷を負いながらも演技を続け望遠で撮っていた1台のカメラがその姿を映す。
・決戦シーンの撮影に入る前に運悪く大雪となり消防隊に頼んで2週間がかりで大雪を溶かす。しかしその結果、泥まみれの戦闘シーンが生まれた。
・撮り直しの出来ない雨の戦闘シーンでは世界初の試みマルチカム方式による撮影で迫力あるアクションシーンを生み出す。
・平均製作日数1ヶ月の時代に足掛け3年。
・平均製作費2000万円の時代に2億1000万円。
・入場料120円の時代に配収14億円。現在の価値に換算すると380億円で日本映画史上最大のヒット作となる。
・見事な戦略による村の要塞化は、後に自衛隊の幹部が訪れて「誰の指導を受けて戦略を考えたのか?」と黒澤に尋ね感嘆する。
・75年のリバイバル上映は空前の大ヒットとなり、交番から「テアトル東京への道順を1日何100回も訊かれる」と苦情が出たほどの盛況ぶりとなる。
・アメリカEntertainment Weekly Magazine誌の歴代アクション映画ランキングで6位にランクイン。
これ
>>14信憑性はあんの?
無理矢理こじつけてるようにしか思えないんだけど…
前スレ1000の家は大丈夫だろうか…
>>18 監督本人が言ってるのも多いし
言わなくても見ればわかるだろというのも
多い。
こじつけてるのも
いくつかあるけどな。
というか
>>18 は黒澤映画あまり見たことないんだろうw
>>20 一通り観てるよ。
でも黒澤明監督作品だからと言って全部が全部好き、というわけじゃない。
ただし「七人の侍」は別格。
長尺だが無駄なシーンや台詞が一切無い奇跡の映画だと思ってる。
つか、黒澤スレは別にちゃんとあるんだから
>>11-17はスレ違いもいいところだろう。
生まれて初めて七人の侍を観ました。
黒澤明監督作品を観たのも初でした。
アホなのであんま良い感想は書けないけれど、楽しめました。
久蔵が撃たれてアパートなのに「ええ!?久蔵!!まじか!!」
と叫んでしまいました。
次は羅生門を観ようと思います。
駄文スマソ
24 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/26(火) 00:00:38 ID:JBGcTgHb
アパートって何?
集合住宅のこと
26 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/26(火) 00:06:20 ID:BFQ1AdiZ
そりゃぁ分かるけど
スカスカのスレですぐきたあんたはすごい
おらあ見てただによ〜
28 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/26(火) 00:13:32 ID:BFQ1AdiZ
二人でやるか
「与平」しっかりしろ!
エエイクソ!
今度は一騎も通してはならんぞ
30 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/26(火) 16:30:53 ID:TZGMt0GF
31 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/26(火) 21:01:13 ID:qsJAIDMD
このタニシ野郎がっ!!
32 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/26(火) 21:49:40 ID:BFQ1AdiZ
俺はネズミのでけーのかと思った
何度見てもこの映画はすごい。まったくすごい。
で、この感動を連れ共にも味あわせようとすすめているのだが
「白黒映画はないわw」とか言って見ないんだよな。
無理にすすめてもだめなのはわかるけど・・・
しかし、この映画を見ずして終わる人生など俺は味わいたくないぜ。
34 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/27(水) 10:43:29 ID:ci8sBfa1
おらぁ 早くしにてーだよ あのよにはノブセリおるめーなー
>>33 いい作品は無理に他人に勧めず、自分だけの楽しみのように心の箱にしまっておくというのも一つの手だよ。
下手に勧めてボロクソに言われても気分悪い
菊千代の「おれは可哀そうな奴が嫌いなんだ!」
みたいな発言がすごい好きだ
>>35 > 菊千代の「おれは可哀そうな奴が嫌いなんだ!」
あのセリフが豪放磊落な菊千代のキャラクターにリアリティを与えているよな。
よくある二流のドラマや映画だと、菊千代にヒーロー性を持たせる為に
「昔、面倒を見てもらった婆ちゃんにそっくりなんだ…」とかなんとか言わせて
変に肩入れしたりとかしそうなんだけど(書いててあまりに陳腐で自分で恥ずかしくなった)
黒澤はそういう余計なエピドードは入れない。
流石だな…。
「なんとかとハサミは使いようで切れる」
って言葉ありましたが
この時代でありうるフレーズなんですか?
>>36 あれは菊千代の豪放磊落さを表現してるんじゃないだろ。
自分も実はそういう「かわいそうな奴ら」の一員であって
そしてその一員であることから必死で逃れようとしている
本当は「かわいそうな百姓」でしかない菊千代自身の
心の葛藤だろうが。
だから水車小屋の場面で
「おれもこうだったんだあ〜!」
という心の叫びにつながる。
41 :
36:2007/06/28(木) 00:41:10 ID:Mm3j7MKt
黒澤ってかわいそうな身の上なの?
たとえば菊千代が身の上話をして、いかに「かわいそう」であったか
を明らかにするシーンがあったとしたら、それでこの映画は浅はかなものとなる。
それではその「かわいそうさ」が言葉で表現できる程度のものになってしまう。
菊千代の「かわいそうさ」はそんなもんではなかっただろう。
「かわいそうな奴ら」に対する異常なほどの嫌悪感。
百姓のずるさに対するアジテーション。
(ここではちょっと墓穴を掘ってしまうが、そこもまたにくい演出)
そして「おれもこうだったんだあ〜!」のシーン。
それだけでとどめて決してそれ以上の詳しい身の上は明らかにしない。
この映画の脚本のそういうとこがいいな。
七人とも 多くを語らなくても どのような経歴があるのかを 映画全体の流れで伝わってくる
さすが名画
46 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/28(木) 01:57:17 ID:p7JKcIvT
黒澤明はツンデレ
47 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/28(木) 15:00:25 ID:BrXKkoM/
ろっこんしょーじょー ろっこんしょーじょー
48 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/28(木) 16:46:02 ID:QImGg0Mf
♪ひょいとろひょいとろひょろひぃ〜ひぃ〜
49 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/06(金) 09:08:49 ID:q3S548cL
おいっちにおいっちに!
50 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/06(金) 13:00:01 ID:aoIKqaWu
♪どっこいこりゃこりゃさっーさ
51 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/06(金) 16:40:38 ID:FY7LYv00
ナンミョウレンギョウナンミョウレンギョウ
52 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/07(土) 00:19:52 ID:bnFSwVLx
なーんだ、その顔は
53 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/07(土) 18:15:55 ID:EKJ+t4GM
このかかし野郎!!
手塚治虫
「『七人の侍』は公開当時ずいぶん話題になったし、僕なんか一時間くらい映画館に並んで観た。
中盤あたりからさすがに疲れが出てきたが、それでも最後の戦闘シーンはその疲れが吹き飛ぶほど興奮したのを覚えている」
宮崎駿
「『七人の侍』を観て面白く思えない人間は自分の作品観なくていいです」
つのだじろう
「わたしは映画監督として、黒澤明は世界第一だと思っている。
中でも『七人の侍』は、不朽の名作中の名作、最高傑作だ!」
石ノ森章太郎
「高校時代『七人の侍』を観て、これが本当の映画だと感じ、ボクも映画監督になるんだ、
と決心し・・・なぜかマンガ家になってしまったけれど」
バロン吉元
「小学校から中学にかけてクレージーになるぐらい好きになった作品です」
ツイ・ハーク
「私は本当に黒澤監督のことを尊敬していますし、『七人の侍』は完璧な作品です。
『セブン・ソード』は黒澤監督に敬意を持って作られた作品だと思って観てもらいたいですね」
オーランド・ブルーム
「レゴラスをどんなふうに演じるべきか模索していたときに、『七人の侍』を観たんだ。
そして侍のキャラクターから、いつも背筋をシャンと伸ばし、どんな困難にも迅速に対応する反応の早さを学ぶことが出来たよ」
井上ひさし
「シェイクスピアの作品さえあれば演劇とはどんなものか分かるし、ドストエフスキーの作品さえあれば小説とはどんなものか分かる。
それと同じように『七人の侍』さえあれば映画とはどんなものか分かるのだ」
藤岡弘
「僕は黒澤明先生の映画が大好きで、『七人の侍』を何十回も観ているんです。
毎回見るたびに感じるものがあるんですよ。何十回見ても自分の年齢とともに、必ずハッとする部分が出てくる。だから未だに見ていますね」
猫ひろし
「映画館で見たんですけど、やっぱり三船敏郎さんが凄かったです。画面から出てきそうな感じがしました。
農村で家に閉じこもった農民をあぶり出すために消防の鐘を鳴らす場面のテンションとか、獣みたいで好きでした」
香取慎吾
「北野監督に薦められて観ました。面白かったです。長いんですけど時間の長さも気にしないぐらいに面白くて
カッコいいし、ストーリーやカット割りとか今やっていることを五十年も前にやっていたのは凄い」
国本武春
「役者から構成、長さも含めて、何から何までとてもいい。特に七人のキャラクターに関しては、いかにも日本人らしいなっていう、
無理のないのを作ってると思うんです」
セルジオ・レオーネ
「さすがミスタークロサワ!僕もいつかは『七人の侍』のような映画を撮りたい」
ジェームズ・コバーン
「私は友人を集め1週間『七人の侍』を観たんだ。あの映画に夢中になってね。
強烈な衝撃を受けた。感動の宝庫だよ。今でも全シーンを覚えているよ」
若き日のジェームズ・コバーンが友達と一緒に
「七人の侍」に見入っている図は迫力があるな。
その友達がバッド・ベティカーだったら最高だ。
57 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/08(日) 12:42:06 ID:X6XpNLms
たまたまチャンネル回したらテレビでやってる。しまもまだ序盤だ。超ラッキー!
58 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/08(日) 20:01:58 ID:9ftWawqL
>>33は・・・俺だぁ・・俺もこの通りだったんだ!
59 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/08(日) 20:50:36 ID:y08R89x4
この映画に関わった殆どの人がもう居ないんだよね
なんか寂しいな
主要キャストで存命なのは土屋嘉男と津島恵子くらいか
死人数え歌が好きな人がまた一人
62 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/09(月) 09:47:49 ID:A5nbzzoS
>60 記録係のバアサンはまだ生きているでしょ?
63 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/09(月) 11:13:53 ID:poPAaSRl
>62
記録係のバアサンはスタッフだろ。
64 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/09(月) 11:33:03 ID:A5nbzzoS
>63 スタッフだって関係者だろ
65 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/09(月) 11:42:23 ID:poPAaSRl
>64しかし
キャスト ではない。
記録係はスタッフであるがキャストではない。
以上 終了。
67 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/09(月) 11:47:31 ID:A5nbzzoS
だって話し振った>50が映画の関係者で生きてる人って言ってるじゃん。
橋本忍も生きてるヨン
♪どっこいこりゃこりゃさっーさ
野武士はー??野武士はー!?
70 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/09(月) 18:33:34 ID:4kmyheXw
久蔵が撃たれたときに、間隔あけずに次の銃声が聞こえる。
とても同じ銃とは思えないので、種子島は4丁ではなかったのか?
71 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/09(月) 19:05:37 ID:ceJkn1o+
すべては無職の侍を抹殺せんと企む藩の陰謀であった
73 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/09(月) 22:13:10 ID:A5nbzzoS
>65
宇津井健と仲代達矢も生きとる
75 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/09(月) 23:34:10 ID:ko6dhoux
記録係の婆ちゃんはちょっとアレな人だからなw
77 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/10(火) 09:58:01 ID:PfUgD3DT
>73
その二人は主要キャストじゃないだろ!!!
三船に「こいつは俺だ」と抱きかかえられた赤ん坊は生きてるだろう。
明日死ぬんだべ?
80 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/10(火) 16:21:27 ID:4ApW3Jl7
81 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/10(火) 18:16:02 ID:ZbeTr7jv
いいぞ〜、やれぇ、やれぇ
82 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/10(火) 19:44:23 ID:ESUy3RXL
黒澤組スタッフは長寿が多いな
美術のウホっっぽい爺さんとか生きてるよな
でもひょっとしたら死ぬんだべ?
死ぬ前におらとするべ、かつしろ。
こっちゃこぉ。
そこじゃねえずら。
うん、そこだ。かつしろ。
ぐっとつけ、かつしろ。
あらら、もうおわっちゃったべか、かつしろ。
つまり勝四郎は実は大人にはなっていなかったという意外な事実。
スタッフロール流れてるときの太鼓の音
不気味すぎる
ドン ドコ ドン ドコ ドン ドコ ドコ ドコ ・・・・・
93 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/12(木) 18:43:53 ID:KgI9kUSV
寺沢武一の「カブト」に勘兵衛と菊千代そっくりのキャラが出てくる
94 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/14(土) 08:48:58 ID:p0QxI1LF
「地デ爺ィ」は、やっぱ「七人の侍」の一部パクリか?
95 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/14(土) 12:28:18 ID:gFfNtjqY
映画を観ると侍と百姓の身分の差は大きいみたいだけど
侍は誰でもなれたものなの?それとも生まれたときから宿命的に侍になる人と百姓になる人は決まっていたのかい?
時代によって違う。
>>95 少なくとも「七人の侍」は天正年間の話だからギリギリ百姓でも侍になれた
98 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/15(日) 15:42:52 ID:EixSJzWd
秀吉がいい例だ。
貧農の小せがれでも、才覚と運で結局天下まで手中にできたわけだから、
「宿命的に」百姓は百姓のまま世を終えるしかなかった、とは必ずしも言えないのがこの時代だ。
もっとも、その当の秀吉が身分統制令を出して以降は、百姓など、被支配層の身分の上昇化は事実上、
不可能になったけどね。まあ、しかし戦国時代は、菊千代にみるように、まだしも身分秩序がゆるやか
だった、ってわけだ。
いくらこだまでもそんなに響きゃしない。
106 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/17(火) 15:23:59 ID:hEUrw2M4
107 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/17(火) 15:34:41 ID:5ofx4+bG
菊千代が「こんな時女でもいればなぁ!」と言った後にすかさずキャメラが久蔵の顔を映し出したのはなぜ?
流れからしてあそこはカツシローを写すのが普通じゃないかい?
久蔵が山に一人で入って鍛錬だかオナニーだかをしてくるシーンがあるからじゃね?
「山行ったって女なんかいねえよ」
「お前時々うがったこというな」
の後勝四郎の「はっ」とした表情が写らなかったっけ?
そこで「はっ」とさせるためじゃねえの?
あれはストイックな久蔵の性的欲求の強さを表しているんでしょ。
こういう奇麗事におさめない脚本がいいね。
110の通りだと!
性欲がある自分を未熟と思い フッキラスために 山に行き、
そこに 女(シノ) がいる
そんな手法も アジだしてるな!
おいらの一番好きな場面はね
志村が百性たちの頼みを一旦断った後、
百性たちのウナダレタ姿を見ながら、
頭の中で村の地理を理解して、 「最低でも7人」といった場面が大好き!
志村=年をとっても戦争屋
というキャラを良く出してるな。
>あれはストイックな久蔵の性的欲求の強さを表しているんでしょ。
単に昔この久蔵にも色恋沙汰もあったと思わせるためでは。
114 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/19(木) 00:14:53 ID:ppRPWScp
>あれはストイックな久蔵の性的欲求の強さを表しているんでしょ。
あるいは、はっきり口に出して言う菊千代の性格がうらやましいんじゃないかな。
今見て気付いたことが
夜討ちのノブシを倒した与平に菊千代が
「お前なにみてたアホ」
なんでノブシ倒した与平が怒られるの?
との疑問があったが
再度見て 分かった
見張りが 与平だったんだね
あの場面皆さん 分かってましたか?
おいらは10回目にようやく気付いた!
116 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/19(木) 02:08:35 ID:TY+Jlz5i
フランスで演武する甲野善紀が久蔵に見えた。
メクラかてめえw
イメクラ!
キャバクラ!
おい板倉!
123 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/23(月) 19:21:24 ID:jEcxEceW
まったく、バカに付ける薬はねえなぁ
はじめて見た。白黒で長尺で……と敬遠していた自分がバカだった。
もっと若い時に見てたら、人生変わってたんじゃないかとさえ思う。
変わりゃしねえよ
↑
人生変わった人 たくさんいるぞ
お前は、ハナレに行こうとして、志村に叱られた 百性 そっくり
俺は変わったな。
悪い方向に・・・。
変わってないよ。
見なくたってお前ら最初からそうなる人生だったんだ。
百姓は百姓。侍は侍。
長いものには巻かれるだあよ。
↑
そうだな
おらたち、種の良し悪しは分かっても、サムライの良し悪しは分からないからな。
拙者のティンポはもうちょっと大きい
はっはっはっご冗談を
133 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/25(水) 18:46:42 ID:yYC5HrLd
おめえティンポ見たことあんのか!
おらあ見てただよ
馬でごぜえますだ。
それでも「馬」かっ! 恥を知れ恥を!
馬が三頭。
俺ァまた、でっかい鼠かと思った
出家じゃよ
140 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/27(金) 10:05:41 ID:lL39bB7X
お主、2チャンネラーか?
唖じゃ、唖娘じゃ!!
スレ違いやめれ
このタニシ野郎!
どうせ掃き溜めだぁ
145 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 11:42:02 ID:EVL+j+Ly
きさま、百姓の生まれだな…?
あいつらといると 窮屈でたまらねぇ
147 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/06(月) 12:20:20 ID:YR9/RtmS
hidoina
148 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/08(水) 01:53:50 ID:jeeLFx8e
今更だけどこれ面白いな
149 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/11(土) 00:15:31 ID:/s5bygkt
3時間20分があっという間に過ぎた件について
前半の、侍を一人ずつ集めるところが好きだな。
山形勲のさも「達人」という雰囲気の侍の後で
稲葉義男「ご冗談でしょう」とか、
映像だけで見事にキャラクターを紹介している。
151 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/11(土) 11:59:12 ID:E41k5LPb
そうそう。これがすごい。
たとえば、勘兵衛が頭を剃るシーンも、まず自分の小刀で髷を切る(ここ大事)。
その小刀で頭剃ったりしないでそれは鞘に収め、村人の一人が剃刀を渡す
(これで勘兵衛が悪いことして頭丸めるわけじゃないことがわかるし、村人と
連帯していることが見えてくる)。
つぎに、その剃刀を勘兵衛が僧侶に手渡し、自分の頭に川の水びしょびしょと
かける。こうして、頭丸めるのは自分の意志でやろうとしていることがわかる。
これだけ複雑な事情なのに、一連の映像だけでわかる仕組みになっているから凄い。
小刀では剃れない。
あれは切るもの。
それだけの話。
153 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/11(土) 15:20:33 ID:SAAuBwmc
そのシーンでにぎり飯を運んでくる女の走り方がいかにも黒澤映画だ。
>>153 あのよろけながら走るのいいよね
白土三平の絵を思い出す
155 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/11(土) 20:32:58 ID:FYeloXgI
ああ、そういえば、白土三平の描く漫画のタッチがあるような。名作には
どこか通ずるものがある。
156 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/11(土) 20:48:34 ID:FYeloXgI
>>152 髷の元結は剃刀でも切れるのに、それを自分の小刀でまず切って、頭を剃る剃刀
と区別してるのはちゃんと映像効果として計算してのことだよ。黒澤や溝口
級の映画では、どのシーンも計算されつくしていて、単に「それだけ」と
いうのはないよ。
勘兵衛が山形や稲葉と話すシーンでも、農民の米の入ったつぼが画面の中央奥、
ふたりのちょうど間に映るように配置してある。宿屋で、侍がそろって話す
シーンでは、壁に人形師が動かすあやつり人形の影が対話するように映る。
緊張したシーンの次には笑いを誘うなごやかなシーンでメリハリをつけ、
農民が泣き叫ぶ最初のシーンでは、バックに鶯ののんびりとした鳴き声で
コントラストの妙を図っている。
こういった映像やコントラストの妙が物語の奥行きをそれとなく知らせ、
見る者の無意識にまでしっかり訴えかけている。日本のこの映画が映画史に
残るのが誇らしく思う。
>>156 武士にとって元結を切るということの意味わかってるか?
それを坊主なんかにもらったかみそりでなんか切るわけがない。
小刀とはいえ武士の魂である刀でしか切れないんだっつうの。
だから頭をそるなんていうことに小刀とはいえ武士の魂の刀を使うわけがない。
刀は魂であって散髪の道具ではない。
米を盗まれた事で、利吉に責められる与兵(左卜全)の顔が本当に哀れで可哀想に見える。
観てて「そんなに責めるなよ〜」って思っちゃうもんな。
思わず金を出してやった勝四郎の気持ちが良く分かる。
左卜全のキャラ抜きでこの映画は成り立たない
重要度では三本の指に入る役
161 :
151, 156:2007/08/12(日) 07:47:50 ID:1pd/qZMo
毛をそる道具はカミソリ。
わざわざ小刀でそるやつはいないw
ほ ほう
164 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/15(水) 12:08:55 ID:8UaVmOQJ
刀が武士の魂だのなんだのと、観念的な自己陶酔にサムライが陥るのは江戸期に入ってからだ。
元亀・天正のこの時代はもっと実存的だ。
菊ちゃんが「一本の刀じゃ、五人と斬れん!」と数本の刀を抜いて地面に突き立ててたろ?
あれがこの時代の武士の刀に対する感覚だ。敵を殺戮してこその刀であって、
それ以上でも、それ以下でもない(もっとも、菊は百姓の生まれだが)。
しかし、かみそりで元結いは切らんだろw
>>164 >>しかし、かみそりで元結いは切らんだろw
だからなんでかみそりじゃ切らないんだってw
観念的だというが、別にこれは歴史ドキュメンタリーじゃない。
日本人が侍に抱いているイメージはやはり同じなんだよ。
それなら乾電池型バリカンで切るシーンにCGで取り替えろ
167 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/16(木) 12:37:05 ID:0BY/R7ON
少なくともクロサワレベルが165並みの「サムライ観」でなかったことだけは確かだろう。
ドキュメンタリーでないにしても、165程度の感覚だったら、
クロサワの名声は世界に達しなかったはずだ。
これはクロサワのサムライ観を紹介する映画なんでつか。
客のサムライ観は全否定でつかそうでつか。
勘兵衛は負け戦続きでもう自分のサムライであるということにどこで終わりを
付けるかという段階に入っていた。
だからあのシーンでなんのためらいもなくまげを切る。
勘兵衛はあの時点でサムライを捨てる気持ちだったのだ。
もう年だでな。
しかしそれはやはりカミソリではなく自分の刀でなくてはだめなんだ。
なぜならまげを落とす本当の目的は子供の救出ではなく、
自分とサムライとの決別のためであったから。
そしてサムライとしての最後の働きをするため。
だからサムライの最後(つまり勘兵衛にとってある意味切腹)
はサムライとして刀を使って元結を切る。
カミソリではだめなんだ。
当時の侍の精神構造が現実にどうだったかなどとは関係ない。
見てるのは昭和の日本人。(外国人の観客の思考に合わせるつもりなど毛頭ない)
あるいは勘兵衛は本当にこのまま坊主にでもなるかという気持ちもあったのかもしれない。
しかしひょんなことからひょんなことになり・・・。
長い
171 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/17(金) 20:31:37 ID:+3c6+K5M
似て非なるものと言えよう。
チャン・ツィイーはちゃんと半ケツ出すんだろうな。
「はさみ」と「何とか」は使いようだな。
ハリウッドが1億ドルかけて今の一流の俳優を使っても、
またまた黒澤を越えられなかったという評判が出来上がるだけだろう。
しかし、日本の「用心棒」リメイクより良かったりして。
179 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/25(土) 21:14:18 ID:Kn/Rj8Uq
久蔵カッコヨス
180 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/28(火) 20:52:18 ID:Soztbt06
黒澤:「技術の発達はちっとも作品をよくしてないじゃないか」
万感の重みがあるな。
久蔵が最期に刀を投げたのはどうして?
野武士の位置を示す意味で投げたの?
あのなあ、わからんかあれが・・・?
あのなあ、181読んでそいつがわかってるかわかってないかわからんか・・・?
マジレスキボン(´・ω・`)
186 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/31(金) 14:08:12 ID:le+pypAy
>>181はいい質問だよ。撃たれた久蔵は、鉄砲の方に投げてるんだよね、刀。
自分には、久蔵が最後まで戦おうとした姿勢に見えた。で、その刀がとどか
なかった方角へ、菊千代が走っていき、撃った野武士と刺し違える。いっぽう
勝四郎は号泣しながら久蔵を抱き起こす。菊千代と勝四郎は、こうして
最初の出会いから最後まで、合わせ鏡のように裏ストーリー的にしくまれている、
と。原田真人監督ならそう解釈するのでは?
188 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/31(金) 19:30:26 ID:lBndcstN
荒らしのせいで糞スレになったな
189 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/31(金) 20:02:04 ID:BJvtmrYS
昨日、初めて観たけど、期待値が高すぎたのか凄い良かったとは思えなかった。
評判ほどでは無いなと・・・
でも、なんか気になったんでもう一度改めて観たらやっぱ凄い良かった。
長いなとは思ったんだけど、丁寧に人物描写してるし、半世紀前の撮影技術で合戦シーンのあの迫力は凄い。
あと、単なる娯楽大作かと思ったら当時の時代考証もしっかりしてて
百姓や武士の本質の描写が素晴らしかった。
やっぱ、七人の侍は名作だったよ。
なぜ一度目で気づかないかが謎
191 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/31(金) 21:13:43 ID:cqsf7xhP
勘兵衛「おぬし、サムライか?」
金千代「サウラビよ!」
勘兵衛「どうかな」
勝四郎「何者でしょう?」
勘兵衛「朝鮮人だ」
先日、友人に七人の侍はオススメだよと、白黒で音声悪いけどオレは好きな映画なんだよと
友人は、白黒時代劇?古い映画でしょ?見る気しないなぁと。
まぁいい、人には好き嫌いがあるもんだと思い、それ以上はススメなかった。だから間宮兄弟を新たにススメた。
面白い面白くないは人それぞれ感じ方が違うもんだが
七人の侍は丁寧に作った映画だと皆感じるんではなかろうか。
好き嫌いというか単に食わず嫌いなんだよな。
古い白黒映画なんか見たことないんだろう。
白黒映画みたことないなんて江戸時代の人間とおんなじだ。
つまり未開人ってことです。
若い人にはそれが分からんとです。
195 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/01(土) 18:36:44 ID:AU/fG7QE
おらぁ、見てただによぉ…
地上波で白黒映画を流すと、TVの故障と勘違いして大騒ぎし、
事実を知るとTV局に抗議の電話が殺到するご時世だ。
ゆとりには勝てんよ。
なんでもゆとりって言えば勝った気になるやつっているよな。
199 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/01(土) 20:50:13 ID:XQeSip6r
鉄砲を「種子島」と呼ぶのが、何か、かっこいい。
最後の雨の合戦のシーン、長く感じるけど、
上映時間207分の内の6分半ぐらいの長さしかないんだよな。
大田ウザイな。オマエが語るな。
202 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/02(日) 17:45:33 ID:7eGnghLr
>>154 >>155 知っているかい?
黒澤は20歳くらいの頃、白土三平の父から絵を習っているんだぜ。
203 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/02(日) 19:27:05 ID:3Rib9I/o
白土三平の父は絵描き?
黒澤は日本プロレタリア美術家同盟に参加(洋画家の岡本唐貴に絵を教わる)。
この岡本唐貴という人が白土三平の父。
ちなみに白土三平の本名は岡本登。
205 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/02(日) 19:54:25 ID:3kSpeH9W
>>202 豊島区にあった「プロレタリア美術研究所」に通っていた頃か?
206 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/02(日) 20:12:08 ID:DNylQxfT
プロレタリア関連で知り合ったの?
それで黒澤はどん底とか撮ってるのか?
ってか、当時のインテリにはプロレタリアっぽいことが流行ってたの?
豊島区かどうかまでは知らない。
>>206 そうみたいね。文学界も思想的な弾圧を受けるまでは。
やっと有意義な話題が(・∀・)
210 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/03(月) 10:02:02 ID:33YmKXBQ
忍者武芸帳も、時代劇としては(マンガを超えた)大傑作だと思う。
自分はなんだか七人の侍を見ているような感じをこのマンガから
受けた。
白土三平も時代漫画に階級闘争史観みたいのを導入してるよね。
212 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/03(月) 23:07:13 ID:bkOFYJP3
>>211 そう。しかも、娯楽として完成されているところがいい。
マンガ中にアジテーション文章が挟まっているところもあるけど。
(でもこれは忍法なんかの説明(うんちく)と同じ
物語の味わいになってる。うんちくマンガの走りというか)
農民とか野武士とか浪人の、底辺の尋常ならざるパワー、
一揆パワーとか、描かせたら右に出る(左系だが)者はいない。
そういう意味で、七人の侍に似てるもんを感じた。
213 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/04(火) 07:19:59 ID:cNwJeC/+
>娯楽として完成されているところ
↑ここ大事。
カムイだって、忍者というB出身だよね。カムイシリーズは最初は紙芝居だけど、
後半の作者円熟期は、もう神だと思う。黒澤の時代劇ファンには白土ファンが
多いかも。
214 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/04(火) 07:21:00 ID:cNwJeC/+
>描かせたら右に出る(左系だが)者はいない。
www
215 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/04(火) 11:25:39 ID:ujlqjtUz
存分に書き込め
↓
カムイ伝は七人ぽくて面白いよね
217 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/05(水) 21:16:50 ID:3YdJpQqJ
>>206 おやおや…その様子だと、さては若き日のクロサワが、プロ芸術運動の非合法的政治活動家
だったという事実を知らんようだな。
彼はそのため特高に捕まりブタ箱にも入ってるし、憲兵にもトッ捕まってるぜ。
クロサワ本人いわく、「その憲兵は人のいいヤツで、私が便所に行きたいというと、こっちだと
云って連れてってくれた。私は便所の中で、上層部の連絡書類を急いで食べて、すぐ釈放された。
私はそんな事にスリルを感じて楽しんでいたようだ。服装を変えたり、変装するのも面白かった」
(黒澤 明著『蝦蟇の油』(岩波書店)より抜粋)
218 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/06(木) 00:56:01 ID:yv2Ceo7n
左ト全は8人目の侍
トじゃなくて卜だって何べん言ったら分かるんだ!
おとうちゃん、ト あそこでおしっこしたよ
221 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/06(木) 07:26:24 ID:agp8n9wD
>若き日のクロサワが、プロ芸術運動の非合法的政治活動家
だったという事実を知らんようだな。
知らんかった。黒澤の兄が自殺して云々は覚えてるが、その自伝(?)は
読んでないかも。
222 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/07(金) 08:05:48 ID:v6+4+m25
697 :この子の名無しのお祝いに:2007/09/06(木) 12:04:41 ID:M+HW4v0S
>七人の侍だってたった70億あればあのスケールで今撮れるんだから
いくら金積んだって今撮るのは無理だろ
全盛期だからこそああいうスタッフや役者がそろってたんだよ
698 :この子の名無しのお祝いに:2007/09/06(木) 13:31:19 ID:wrkMKlwa
「乱」が撮れたから撮れるんじゃないの。
俳優陣は、五郎兵衛や勝四郎、七郎次、に不満がある。
今ならもっと凄いキャステイングが出来たろうに。
今のほうがキャスティングは制限があるだろ。
プロデューサーの意向で監督の希望通りにはいかない。
どうせCG使ったり馬に撥ねられなかったりするんだろ
>>223 民放ならプロデューサーでも制限がつくな。
スポンサー(つか代理店)とか芸能プロダクションとかね。
結局誰が一番権力を持ってるのか判らないまま作られてるから
毒にも薬にもならない番組になる。
>>224 確かに馬に吹っ飛ばされる村人がいるなw
あのシーン見るたびに心配になる。
226 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/11(火) 18:21:30 ID:dbjpg0mp
リメイクはするな
>>226 だよな。
でもたまに考えるんだなぁ「今の役者なら誰を起用しようかなぁ」なんて。
で、リメイクは無理だという結論になる
そうそう。
・・・・・
231 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/13(木) 21:44:43 ID:w6b7FOwk
木村大作が監督したそうだな
>>231 この人映画じゃなくて、喋りだけでDVD1本出来そう・・・・
w
我集院達也が出るんだって?
235 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/15(土) 08:58:41 ID:dYw7oGoO
てか、完成するのか?
236 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/15(土) 13:32:31 ID:9OHVM6kp
>>227 まあ色々想像するだけなら罪は無いしな。
ヽ(;´Д`)ノヤメテー
七人のうち五人はSMAPがやります
勘兵衛と五郎兵衛は空いております
んじゃマッチさんとヒガシでいいわ
あはは…あ〜ぁ…
ヽ(;´Д`)ノヤメテー
中途半端にマジメに作るよりはそのほうがいいかもな。
隠し芸大会のノリで。
ヽ(;´Д`)ノヤメテー
俺が斬る、裏山は俺の持ち場だ
244 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/25(火) 18:07:48 ID:bXHjPZ0w
ひよっこは引っ込んでな
二人
槍でごぜぇますだ
247 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/30(日) 09:33:15 ID:c5cVkPaC
ネタないな
>>245 じゃあ菊千代は、体の一番大きい香取か?
勝四郎は、一番頼りない草薙あたりだな。
あとの3人は…ダメだ、いくら考えても当てはまらない。
…ってか、香取が菊千代やったら西遊記の孫悟空になるだろうな。
250 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/05(金) 04:21:10 ID:UfSPZ/RW
てか勝四郎はスマップじゃ無理
もっと若いのにやってほしい
251 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/05(金) 09:49:22 ID:kc13lEqw
>250
勝四郎役は当時30越えじゃなかったっけ?
252 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/05(金) 13:59:23 ID:a49jQyg0
あの初々しさは、まんずSMAPのもんには無理だべ
疑問。最後の決戦、アホのように村に突撃する野武士だが、彼らは勝機があると思ったのか。
最初から敗北続きでいい加減勝ち目のないのを理解するだろ、と思うのだが。
野武士としての集団を維持するためには百姓ごときに敗北を認めることはできんのだよ。
認めた時点で集団は崩壊するか、集団内の反主流にのっとられる。
ボスとしてそんなことをするわけがない。
それが上の論理。
下っ端としてはそりゃやりたかないだろうが、逃走すれば仲間から殺される。
したがって突撃するしかない。
>>253 その心理を読み切っていたのが勘兵衛、前日のセリフ。
「明日、きっと敵は力攻めに押してくる、そこでだ・・・」
>最初から敗北続きで
「敗北」という字義通りの意味で言えば、野武士は決して負けてない。
なぜなら、最後の日までは、大損害を蒙る前に「退け、退け!」だったから。
しかしこれは統率上は非常に拙いわけで、「ウチの親方は百姓相手に逃げてばかり」との
抜きがたい不信感を醸成してしまう。、また、その心理に空腹が追い打ちをかける。
(野武士側としては橋に突破口を開いた時点で、損害を恐れず一気に雌雄を決するべきだった?)
菊千代が鉄砲を奪取する直前、脱走する野武士のシークエンスを挿れたのは
「こっちが苦しいときは向こうも苦しい」という平八の言葉のみならず、
すでに統帥部が部下の信頼を失いつつあった・・・如何に苦しくとも、もはや最後は
「力攻め」を選択するより外なかったという、十重二十重の伏線になっておるのです。
257 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/06(土) 08:49:12 ID:QEk7WlTW
残念!相打ちだのう!
258 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/07(日) 03:21:56 ID:UXmujR6v
「お侍様が来ただぞう・・・」
ガラッ!!
_____
|∧ ∧.|| .| | / ̄ ̄
|( ゚Д゚) ||o | | .< ハッ?
|/ つ | | \___
↓
パタン
ヾ'_____
|| | |
||o .| |
|| | |
「二の丸が焼け落ちて、頭の上に崩れて来た時は、
もうこれまでだと思いましたが…」
「ふむ、その時、どんな気持ちだった?」
「別に…」
沢尻エリカ様の「別に…」は、七郎次の影響を受けての発言だな
262 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/08(月) 18:10:26 ID:vi50YYL5
このタニシやろう!!
263 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/08(月) 23:08:50 ID:CxaEEJKq
「もうこれまでだと思いましたが…」 って言ってるのに
「ふむ、その時、どんな気持ちだった?」って聞くのもなんかうざいよね。
先に「もうこれまでだと思いました」って気持ちを説明してるのに。
264 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/08(月) 23:24:08 ID:FC8Dgkso
公園を造ろう。
>>263 思うってのは思うこと。
気持ちってのは気分。つまり感ずるものだ。
266 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/09(火) 02:32:29 ID:WXkSRYG+
死ぬかもしれないってときに「思う」と「感じる」を分けて考えるのは難しいだろ・・・
勘兵衛が明確に分けた概念を望むのなら「別に」としか言いようがない。
あのくだりでカンベエが聞きたかった事は
「合戦はもうやりたくない?」って事だろ?
七郎次の答によっては誘わなかった。もし「いや〜、もう戦いはしたくないですな。」なんて言ったら…。
カンベエが農民の頼みを最初は渋ったのは
チョンマゲを落としたのは侍を捨てる覚悟があるから。つまり戦いはもうしたくない。って思っていたからでしょ。
で、「七郎次、お前はどうた?まだ侍か?それとも…」
アーーーッ!
台詞の行間を読むというのも大事ですね。
>>263みたいに
言葉の表面だけを追いかけてると
見えないものがある。
若い人には
もう少し読書をされることをおすすめ
ライトノベルとか漫画じゃなくて。
66 名前:この子の名無しのお祝いに[sage] 投稿日:2007/09/23(日) 13:37:14 ID:wSPov+3S
ゆとり世代に黒澤とか成瀬を見せて感想を求めると
「セリフが何言ってるかわからない」っていう意見が多い。
つまり日本語自体に断絶があるんだよ。
既に能とか狂言の世界。
271 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/09(火) 16:14:37 ID:PilpMiEZ
すまん30半ばだが、七人の侍は何言ってるかわからない
繰り返して見てるけど声自体が割れた感じでつらい
吹替えがありゃいいのにっていつも思う
「野武士、聞き取れん!」と「種子島って何?」は違うだろう。
>>271 繰り返し観てるなら、前後の台詞や表情でニュアンスはわかるだろ。
全く聞き取れない程、音声が割れてる訳でもあるまいし。
だいたい、DVDなら字幕があるんだから、読みながら観ればいいだけ。
>>272の言うとおり『聞き取りにくい』のと『意味が分からない』ってのは違う。
>>263 >「もうこれまでだと思いましたが…」 って言ってるのに
>「ふむ、その時、どんな気持ちだった?」って聞くのもなんかうざいよね。
>先に「もうこれまでだと思いました」って気持ちを説明してるのに。
そうだよ。わざとそういう質問をさせて、
「別に・・・?」という困惑した回答を引き出している。
取っ付き難かったけど、観たらスゲーーー面白かった。
確かに聞き取り辛いから、字幕で・・・。
若い世代も観た方がいいぞ、この映画。
何か新しい世界が拓けてきそうだ。
276 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/09(火) 20:31:28 ID:2XZZ6gbS
>>274 俺の精神科医は「今週はどうでしたか」という質問に対する俺の報告を
いつも無表情にスルーして「それでどう思いましたか?」と聞く。
俺は鬱らしく振る舞おうとして無表情に「別に・・・」と答える。
それで抗鬱剤だけ処方してくれる日々が、かれこれ何年も続いている。
あの「別に…」て受ける印象は【百戦錬磨】。
七郎次が若輩者ならば「いやもぅ大変だったの何の」などと延々愚痴、自慢が続くだろう。
しかし何度も死線を超えてきた七郎次には語っても、せんのないこと。
それだけにあの「別に…」は百万言の言葉に勝る一言。
>>276 その「別に…」も重みがあるなw。
俺も一度実生活で使ってみたかったが、あの沢尻が。。。
因みに彼女の「別に…」発言他、不機嫌の原因は
スタイリストの選んだ衣装に不満があったそうな。
ソースは近所のバカ。
あの場面、勘兵衛が「死ぬかもしれん」と言うと、
七郎次が、何も言わずに、ニヤリと笑って応える。
あのニヒルな表情、地獄のニューギニア戦線から
生きて帰ってきただけのことはあるな、加東大介。
その上、照明の森茂(『どん底』もやってたね)が、
七郎次の顔に、絶妙な影を付けていて、効果倍増。
279 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/12(金) 10:36:07 ID:vtbAAuBT
あの表情ニヒルには見えなかった
ただのホモデブ
というか、「西欧人がイメージする不気味な日本人の典型」に見えてしまう。
たけしもあの顔はボロクソにけなしてたなw
勝四郎が久蔵に「あなたは素晴らしい人です」とか言って
目を大きく開いてみつめるシーンがあったが、
西欧人にはどう映るんだろうね。
283 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/14(日) 23:07:45 ID:L4EOn8cK
字幕ちゃんと確認せずにレスするが
あのシーンくらいしか面と向かって仲間を評価するシーンのがないから
「あって当たり前」くらいに思ってるかもしれない
284 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/14(日) 23:31:35 ID:tKWxn1Yk
21世紀のいまフォードを見ることには、一つの確かな意味があると思います。
それは、サイレント期に作家として出発して、トーキーからスクリーンが大型化したカラー時代まで生き延びた作家たちの作品を見ることの意味です。
ホークスでもヒッチコックでも、あるいは小津安二郎や溝口健二でも同じことですが、
いずれも脚本に書かれた物語を演出することにはおさまりがつかぬ鮮やかな透明感が彼らの画面にみなぎっています。
それは、ゴダールがヒッチコックの『汚名』(1946)の物語は忘れてしまっても、
ワインセラーの中に並んだボトルのイメージだけは覚えているという場合のショットの強さにほかなりません。
脚本に書かれていたとは思えないショットが意義深い瞬間に挿入されて、それが物語の論理とは異質の領域で作品を活気づけているからです。
ショットの強さとは、見る目を驚かす凝った審美的な構図とはまったく異なるものです。
それは、撮影に入る以前から、一本の映画が生きた画面の連鎖として彼らには見えていたからとしかいえないショットなのです。
それは、編集権が監督には所属せず、プロデューサーに所属していた当時のハリウッド映画における映画作家たちの、ほとんど本能的といえる抵抗だったのかもしれません。
そうしたショットの強さが、サイレントを撮ったことのない黒澤明やフェデリコ・フェリーニFederico Felliniなどの作家には欠けています。
だから、彼らは、生きた画面の的確な連鎖より、流れを断ちきるような審美的に凝った構図のショットの挿入によって、映画を捕らえたつもりになりがちなのです
285 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/15(月) 12:45:05 ID:v2Q27Hhe
くだらねー
>>283 あのシーンは凄く東洋的な感じがするんだけどね。
西洋人は心に思っていても言わなさそうで。
287 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/15(月) 14:55:13 ID:UE7elpIF
>あの場面、勘兵衛が「死ぬかもしれん」と言うと、
七郎次が、何も言わずに、ニヤリと笑って応える。
ラストサムライで引用してたな
ラストバトルナベケンニヤリ
288 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/16(火) 02:04:51 ID:3n7LTbiT
>>286 逆だろ。心に思ってて言わないのが東洋人。
勘兵衛はともかく、勝四郎と七郎次は何もしなかったから生き残った
勘兵衛は人としての知と善
七郎次は人としての陽と輪
勝四郎は人としての成長と命
それぞれが象徴として生き残ったように思う。
俺はこういうところも緻密だなと勝手に想像してる。
293 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/16(火) 20:16:36 ID:fvRj3fk2
下ネタで場を和ますのは今も昔も変わんないっていうのが分かった
>ていうか他の奴が働き過ぎ
おまえ、何みてたんだ
子供にはわからんだろうが。
勝四郎と七郎次は人を斬るシーン無いじゃん
「おまえ、何みてたんだ」禁止
・・・・無益な・・・・
298 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/18(木) 20:50:33 ID:IlBPVyoW
勝四郎は戦術的にはパシリしかやってないけど人斬るシーンあったんじゃないか?
なんか俺初めて人を殺したぜ!って感じの
うろ覚えだが
七郎次も槍で二人ばかり刺してたな
火縄の狙撃も敏感に匂いを嗅ぎつけてすばやく対応してたし、やたらとタフそうだね
勘兵衛にしてもそうだけど、最後まで生き残れたのは場数の多さがものをいったんじゃないのかな
300 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/18(木) 23:15:18 ID:CJD7BV6x
302 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/19(金) 00:38:22 ID:y/9ff6ru
金にも出世にもならん難しい戦があるんだが
ついてくるか?
↓
↑
ハハハ(笑) ご冗談を。
完
60点
なんでぇ、60点しかねぇじゃねぇか、オレはのけものか?
○ ○
○ ○
○ ○
△
た
○ ○
○ ○
○ ○
△
た
310 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/25(木) 20:17:37 ID:cMMjYqIW
まああの死亡率の高さを思うと「わしの望みはもうちょっと大きい」と断った奴は賢明だったな
まぁその後ロクな人生歩んでなかったと思うけど
のちに柳沢吉保となったことを知ったのはつい最近
313 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/26(金) 21:21:56 ID:70OCN7t4
>>311 大して感謝もされず適当に土葬されるよりその後の人生がある方がましだよ
勘兵衛が「ご再考願えんかな」と粘ったほどの人材だから不幸にもなるまい
314 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/27(土) 19:26:35 ID:wD1Aw5Bm
>>310 長生きすりゃいいってえモンじゃないのが、この時代
フニャチン野郎にはわかるメェw
315 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/28(日) 03:03:10 ID:67LYj/Nc
>>314 あんな時代だからこそ「生きてなんぼ」
例えば志乃がもし武家の女なら勝四郎と結婚どころか
セクースがみんなにばれて自害に追い込まれていたかもしれなかった時代だ。
例えば妻子持ち設定明確な五郎兵衛の
残された妻子がその後悲惨な目にあってたらなんて考えると
あんな賭けのような戦に出て死ぬなんて無駄なんじゃね?って
感情移入しながら悔しがるよ。
生きてた方がましだよ、間違いない。
316 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/28(日) 11:16:45 ID:BN7LD2en
戦国時代と江戸時代じゃ倫理観が全然違うよ。
ばれても自害など強制させられることは無いよ。
317 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/28(日) 13:39:46 ID:LTmMS6dr
「七人の侍」を見た若者は、
海外ボランティアで貧しい国へ行き、
盗賊に悩む村があっても、
「俺は絶対に助けねぇっ!」と、心に誓うだろうなぁ。
そらそうよ、ワシの望みはもう少し大きいからな
319 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/28(日) 17:52:01 ID:WwqdUyBr
>>316 なぜ唐突に「江戸時代」が出てくるのだ?
>>315 しのが武家の女で、一体どーゆー状況下で野伏りの掠奪に怯える村で生活し、その圧迫から
守るべくやってきた若侍と巡り会うというのだ?
百姓娘ならばこそ、あーゆー結果になったんだろう
だいたい独り身でsex好きな娘だったところで、「淫乱」だというだけで、懐刀で喉を突くよう
周囲から強要されることなどあるまい
320 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/29(月) 01:25:00 ID:I443+9/n
戦国時代の武家の女は自殺要員
江戸時代の農村の性的倫理観はもっとアバウトでしょー武家ならともかく、農村でキズモノって概念はありえねー
そんなことは映画の面白さとは微塵も関係ないが
しのが、野伏せり始末後に勝四郎を振ったのが納得がいかない・・・用済みだから捨てたのか?
それとも父親の為なのか?
所詮、侍と農民は分かり合えないのだよ・・・・
324 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/30(火) 19:05:02 ID:NLywGQWf
>>322 勝四郎が修行の邪魔になるから捨てたんだと思ったが
おまえら何みてたんだ?
勝四郎にはまだ未練がある。
しかし百姓と侍は結局一緒にはなれないという
百姓としての運命を悟ってそれを受け入れるという志乃の決意。
何でそれがわかんないの?
すべての思いをふっきるように突然唄いだすあの志乃の田植え唄。
あれでわからないやつはにっぽんじんじゃねえ。
実はおれも中学生のとき初めて見たときにはなんで好きあってるのに
あんなつれないそぶりなのか分からなかった。
つまり中学生程度の頭じゃまだ男女の奥底までは分からんというこったな。
328 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/30(火) 21:15:42 ID:9klRoJ5n
けれど志乃は妊娠しないか?
329 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/30(火) 21:26:41 ID:yOqzrG77
麦刈りから田植えまでの期間滞在してる間に飽きるくらいセックスしたんだよ。
妊娠したらむしろ歓迎だろ。子供は労働力だった時代だし志乃を嫁に出したら
万造の田んぼを継ぐ者がいなくなる。
ここは外国人にも伝わりにくいポイントだろうな、荒野の七人でも変更されてるし。
>>330 シナリオでは
村に残るはず。
志村の台詞が大幅にカットされたり
変更点多し。
荒野の七人はシナリオどおり。
332 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/01(木) 13:06:01 ID:7WK4zqzS
>>330 洋画やオペラや西洋古典文学でも身分違いのセックスして
そのまま別れるって展開はよくあるから
理解できないってほどではないと思う
外国人はバカだと思ってやがる
ただ、侍と農民の間にそこまでの身分の差がある、ってのは理解できてないんじゃないのかな。
向うでの身分違いってのは、王族、貴族と平民の間での事だから。
カーストをお忘れか?
単に制度上の身分の差のためということじゃないんだよな。
価値観の相違と言うか人生観の違いと言うか。
住む世界が違う人とは添えないという諦観なんだよな。
337 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/01(木) 22:33:22 ID:+s5yUtVR
貴族=侍でよくね?
いくら西洋人でも侍と農民の間に身分の差があるのはわかるだろ。
貴族とメイドくらい違う。国を問わずこの「一緒に行けなかった事情」はわかると思う。
もしかしてお前等、それがわからないというくらい
黒澤の表現力と西洋人の理解力をなめてないか?
だから問題は身分じゃねえって言ってるだろうが。
もっと人としての本質が相容れないという諦めなんだよ。
わかんねえやつだな。
>>338 で、外国人にはそこは理解できないとでも言いたいのかな?
百姓が天下取る時代ですよ
>>339 ID:PrN1GEIrは
>>333で
おまえらは外国人がバカだと思ってるのか?
と問うている。
つまりID:PrN1GEIrは外国人はバカじゃないといってるわけだな。
早い話が外国人にだって理解できるぞ
と言ってるわけだ。
なのに
>>339の質問はなんなんだ?
日本語理解できないのか?
外国人でも理解できることを当のにっぽんじんが理解できない。
これを憂いているのだよ。
ほんとおまえら頭悪すぎ。
志乃は百姓として生まれ百姓として生き百姓として死ぬことを選んだんだろ?
百姓は土地とともに生き土地とともに死ぬんだ。
侍とは違うんだ。
その人間としての世界観の違いという運命が二人を引き裂くんだ。
それをあろうことか身分制度の問題に矮小化してしか理解できないなんなんて
おまえらほんとににっぽんじんか?
勝四郎が侍を捨て本気で百姓になる気があったのなら
展開はまた違ったものになったかもしれない。
しかし勝四郎は百姓たちにシンパシーは抱いていても
結局侍を捨てられない。
志乃はそれを見抜いていたのだよ。
映画を見てる客にだってそれは分かったはずだ。
勝四郎の弱さは侍を捨てられないという点にある。
侍は弱いんだよ。
百姓は強いんだよ。
勝ったのは百姓で侍ではないというのはそういうことだ。
百姓を捨てようとして捨てられなかった菊千代と
侍を捨てられない残された勝四郎たち三人。
見事な対比じゃねえか。
346 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/02(金) 01:26:42 ID:7wBvdhBC
歴史学的にいうと戦国時代は武士と農民は完全に分化していなかったんだがな。
七人の侍みたいに侍と百姓を別のものと対比しているのは江戸時代的発想なんだよな。
歴史の専門家はみんなそれを指摘してる。だから勝四郎と志乃は別れることなかったな。
あんまりヤボなこと言うつもりはないが。
おまえら何もわかってない
田植えが終わったら勝四郎が連れて帰るんだよ、きっと
>>346 それはやぼだな。
これはフィクションだからな。
歴史上の事実とはまた別。
ま、分かってるだろうけど。
嗚呼…くどい奴に火を点けてしまったようだ
みんなスマンね
うせろや
ID:/hHaUWN8
あぼ〜んした
つっコロ助だ!野武士みんなつっコロ助だ!
355 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/03(土) 20:28:33 ID:mW653xbm
>>350 黒澤もあのあと志乃は利吉と一緒になるんじゃないかって言ってたらしいね
田植えのときも利吉のカットと志乃のカットが続いて暗示的だし
356 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/03(土) 21:57:44 ID:flazQ2ya
>それをあろうことか身分制度の問題に矮小化してしか理解できないなんなんて
おまえらほんとににっぽんじんか?
いや、だからその価値観の差は身分制度が前提にあるんだよ。
馬鹿かおまえ?
馬鹿じゃないよ
1998年〜2000年に、アメリカで「荒野の七人」TVシリーズ全23話が放送されたそうだ。
>>345 荒野の七人では最後転職したけどね。
まあ、そいつが勝四郎と菊千代を足して
2で割ったようなキャラだからか。
この作品の主役って三船じゃなく志村じゃないの?
志村が他の6人の束ね役で村人への戦闘の指揮を執っていたし、黒澤作品の看板俳優の三船が脇というのも珍しい
集団劇っての知ってる?
365 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/15(木) 17:59:08 ID:+CTeGOFh
志村だろ
加藤だろ
ひょっとしていかりやかな?
この作品は菊千代が主人公だとは思えん・・・あれじゃどうみても勘兵衛が主役が見えるよ
利吉や勝四郎を中心に物語が動いてたわけでもないね
集団劇っての知ってる?
主人公不在の映画として、アンチも結構いる。
aho、主役は利吉だよ
だから例えば『蜘蛛巣城』とか『赤ひげ』とか『隠し砦の三悪人』みたいに他の黒澤作品を見ても三船が主演なわけなのに、この作品はどういうわけか志村中心に物語が進行している。
最初は野伏せりを全滅してくれる侍を探すところまでは利吉が主人公なんだが、勘兵衛が頭を剃るシーン以降は主人公が勘兵衛に移行してる。
そこに勝四郎と志乃の恋愛沙汰やら菊次郎から自らの出生の秘密が語られたりとある(菊次郎は戦死)けれど基本的には勘兵衛主人公で、野伏せり退治の活劇かなって思ってる。
菊次郎ってだれ?
菊次郎、戻れ! 菊次郎!菊次郎!
ビートたけしが一言。
ダンカンこの野郎!
菊千代だろ?
372は菊次郎って言い張ってるよ。
372には菊次郎がだれか説明責任がある。
名は・・・御花畑、
御花畑菊次郎
ま、もっとも、以前は菊千代と名乗っていたがな、それでよかろう
七人の侍は物語の展開に絶えず主導的に関わるのが勘兵衛なもんで彼を主人公と
見る向きもあるだろうけど、まあ群像劇に近い作品といったところじゃないのかな
ちなみに酔いどれ天使、醜聞、羅生門、どん底、隠し砦の三悪人、天国と地獄、赤ひげ
あたりも文句なしに三船一人が主人公とは言えん気がするな、個人的感想だけど
381 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/16(金) 17:30:30 ID:iB+Fbqfb
乱も、仲代達矢から一時的に原田美枝子に主役が移動する。
だから主役とか脇役とか言う固定概念を捨てろ。
383 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/16(金) 20:35:28 ID:4/0CuWAt
誰が主役かわからない映画なんていっぱいあるしな。
自分が感情移入した役が主役。
その理論だと「隠し砦・・」は又七、太平だな
うんにゃ、おし娘じゃ。
物語進行と同時に主役が入れ替わる
これ黒澤映画最大の特徴
「酔いどれ天使」「醜聞」などが典型だが
場合によっては中心軸となる人物さえも途中で消してしまう
だから一人の人物に固執する観客は話から取り残される
「七人の侍」「どですかでん」はそれを極度に推し進めた物
三十郎物はむしろ例外
388 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/17(土) 02:14:06 ID:P7XWjt8K
>387
「酔いどれ天使」の場合は、意図的なものじゃなく
三船の個性に引っ張られてしまった結果らしいね。
>>387 主役移動は、黒沢映画の”欠点”なんだろうか。
>>389 欠点とも長所とも言っていない
主役の運命に身をゆだねる(一般の)観客は三十郎や三四郎が向いており
プロットの仕掛けを楽しむ観客はそれ以外を見れば良い
両方見たらだめなんでつか?
>物語進行と同時に主役が入れ替わる
「椿」も例外じゃないと思うけど。
奥方がらみのシーンは
奥方が主役だね。
三十郎に説教するところなんて
完全に食っちゃてるし。
「赤ひげ」は、途中からかなり佐八に重きを置いていると思うが、
赤ひげの主役は揺るがない。
しかし、「乱」では主役を見失ってしまった。
実際、三の城までは面白く観れたという人が多いようだが。
394 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/17(土) 20:39:56 ID:TAHFfAf8
集団劇だと、各人の物語が同時進行する(Crashとか)けど、主人公が
変わっていくというふうに見ると面白いな。俺、作家ワナビなんだけど
小説でそういうのあったっけ? 例を挙げよ↓
小説はスレ違い
396 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/18(日) 07:34:41 ID:ubh/LCap
守るのは、攻むるよりむずかしいでな……
おそらくこの作品は『生きる』と並んで志村喬の出演代表作だと思う
398 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/18(日) 15:37:51 ID:kiW5lHrl
そ〜れそれそれこの茶碗♪
399 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/19(月) 21:21:05 ID:/U+ubvE4
酔いどれ天使の志村もいいぞ。(黒澤はあの映画で志村の演技を100点だと
言った。そして、競演した三船を120点だと)。
確かにあの作品では三船は主役を喰ってたなw
>>387 > 「七人の侍」「どですかでん」はそれを極度に推し進めた物
「どですかでん」は納得。
でも、「七人の侍」よりも「どん底」の方が極度と言えるような気がするな。
「酔いどれ天使」はあの三船の破滅的なチンピラがたまらない。
三船が砂浜で棺桶を斧でボコボコに叩き割ると、中に自分が入ってて、
棺桶の中の自分が起き上がって追いかけてくるシーンがあるよね。
夢想か空想のシーンだったと思うけど。あのシーンも忘れられない。
志村は珍しく野性的な役を演じてるね。少しだけ「カンゾー先生」を思い起こさせる。
402 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/22(木) 21:21:53 ID:8fP/VdwY
酔いどれの三船は、さすが兵隊帰りだけあって贅肉なんてまったくなくて、
アロハシャツの半裸がしまってて美しいわあ。七人のふんどし姿になると、
うっすらお肉がついてくるんだよね。どん底でも片肌脱ぐし、隠し砦でも
すらりときれいな足を見せる。黒澤はかならず三船の裸をなにげに
見せてサービスしてるんだな。
タルコフスキーが評論で「菊千代の白い尻」にやたらこだわっていたが
そっち系の人だったのか?
404 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/23(金) 16:55:32 ID:23nzY1cx
七人の侍は、昔VHSで観たけど、画像が見づらく、音声も聞きにくくて、
良く分からなかった。観ながら途中で寝てしまったし。
でも、ずっと引っかかるものがあったんだよな。それが気になってて。
それでこないだDVDで観たんだよね。字幕つけて。
めっちゃ面白かった。一週間レンタルで5回も観た。何度観ても面白い。
名シーン、名ゼリフの連続だし、長い映画なのにだれることがないし。
一番好きなシーンは鎧を着た菊千代が泣きながら侍たちに百姓の生態を語る長いシーン。
レンタルじゃ物足りないから、買うことに決めた。
考えてみればアッチの映画じゃ、男の尻っぺたが映るような状況その物がまずなかっただろうなぁ。
フンドシは後ろから見ればTバックだもんな。
当時の外人達にはショックだったろうさ。
男の裸って洋画でも結構なかったっけ、パッと思いつくだけでも
Dance with Wolves ダイ・ハード2 ターミネーター・シリーズ etc
みんないいケツさらしてたなww
ま、50年代は知らんけど
408 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/24(土) 09:27:31 ID:5z38pu1T
百姓たちが堀を作るシーンで、一番最初のショットが、誰か名も知らぬ
エキストラらしき男のふんどしのケツ。力仕事しながら筋肉のついた
見ごたえあるケツだった。黒澤さんの趣味だと思う。
409 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/24(土) 12:15:30 ID:N5ht9Xnl
公開当時は ふんどし なんて日常でも珍しく無かったんだろうな。
誰かのエッセイに
戦後数年は下町なら都電にふんどし姿の労務者が偶に乗っていた
とあったよ。
ホントかどうか知らんが。
ふんどしだけで職業まで分かるのか
まあ、教師やらサラリーマンやら医者やらがふんどしのまま都電に乗るとも
思えんし
412 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/24(土) 16:16:59 ID:N5ht9Xnl
ふんどし自体が作業着だったのかもね
昔の写真集見ると炭鉱なんか女も上半身裸
海女はチチ丸出しヒモスキャンテイ状態
網引く男なんて完全フリチンだよw。
ペニスに一応わらしべ一本巻いてるだけ。
(宗教的意義?とやらの解説がついてたなあ)
'60年代末に行った海水浴で乳丸出しの海女を目撃したなぁ。
414 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/25(日) 15:03:14 ID:SGjtLteO
なんか日本て、ついこないだまでどっかの南の島の土人みたく
低開発国だったんだな。
415 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/25(日) 15:10:21 ID:RKjsN9Dk
ふんどし医者
東京ふんどし芸者
417 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/25(日) 18:56:33 ID:PwqeDASA
ケツで盛り上がってるところを豚切るがw
>>400 主役を食うってあるよね。ラストサムライで、ナベケンさんが
(プロデューサー兼主役の)トム様を食ってたし。
>>417 あれは最初からサムライ(西洋人が美化した侍)をカッコよく見せる
ための映画だから
別に食ったわけじゃないぞ
419 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/26(月) 21:27:12 ID:Wf4zu9mL
利吉の家でメシ食ってる7人のうち、
菊千代のお椀だけ超大盛りになってるあたりに
芸の細かさを感じる。食いすぎだって。
それにしても、百姓はよくあんなに米を隠し持ってたな。
野武士に襲われながらも、しぶとい。
東宝スタジオ入口の大壁画を見てきた。ほんとにデカい。一見の価値あるよ。
421 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/30(金) 21:15:14 ID:9oUVB1Df
勘兵衛・・・・・・渡辺謙
五郎兵衛・・・・・真田広之
勝四郎・・・・・タッキー
七郎次・・・・・・唐沢寿明
平八・・・・・・竹中直人
久蔵・・・・・・・緒方直人
菊千代・・・・・・お、思いつかない・・
超私的キャスティング。文句はいくらでも受け付けます。
ま、どうせリメイクなんて不可能だしね。あの完成度じゃ。
オリジナルに不満があるとすれば、もうちょっと人数の規模を大きくして欲しかった事。
野武士は7〜80騎。百姓は200人ぐらい。戦なんだからこれぐらいの規模にしてほしかった。
報酬だってさ、メシ食えるだけじゃなくて、勝った後は一人当たり米2俵、馬一頭とか。
ラストはそれを牽いて寂しく3人が村を後にする、とか。
422 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/01(土) 02:27:13 ID:I5LpCWnV
菊千代は中村獅童なんかどうでしょう。これもかなり文句が出そうだけど。
>>421 キャスティングはともかく、最後の4行は全く同意できないな。すまんが。
423 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/01(土) 05:14:08 ID:gyyuzaUh
勝四郎は小池徹平希望。
424 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/01(土) 08:50:50 ID:hOsQZBwF
>>422 なぜにリバイバルを企てる??
ミフネ演じての菊千代ではないのか?
ずいぶんと力がありそうな村だなw
426 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/01(土) 11:05:33 ID:nufxx1Ds
これリメイクとかしないよな?
427 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/01(土) 11:19:43 ID:lEB4RU1+
リメイクよりも、あのままカラーで観てみたいなぁ‥‥
用心棒や椿三十郎とかも
>>427 着色加工って、いくら位かかるのかね。もっとも、トンデモ着色なら御免だけど。
いまちょっと影武者や乱をモノクロで観てみたらどんなもんか興味が湧いた
乱は全盛期に作って欲しかった映画、50年代〜60年代に作られていたら
どんなキャストになっただろうかね
勝手に妄想すると・・・
一文字秀虎:三船俊郎
一文字太郎孝虎:森雅之
一文字次郎正虎:仲代達矢
一文字三郎直虎:三橋達也
楓の方:京マチ子(or山田五十鈴)
末の方:香川京子
鶴丸:木村功
鉄修理:藤田進
狂阿弥:??
平山丹後:加東大介
長沼主水:宮口精二
白根左門:稲葉義男
生駒勘解由:藤原釜足
小倉主馬助:上田吉二郎
畠山小彌太:千秋実
綾部政治:清水将夫(or東野英治郎)
藤巻信弘:志村喬
七人の侍が全員でちゃってるな・・・ありえねぇか
431 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/01(土) 20:08:18 ID:C0+Ujsym
揚げ足取るんじゃねえっ・・・菊丸
432 :
430:2007/12/01(土) 20:16:45 ID:hC/hKaeg
おっと、三船の名前間違えてら →敏郎ね
もし〜だったら
今リメイクするなら〜
イラネ
ドリフ世代ばかりなんですよ
435 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/08(土) 11:05:04 ID:qyXrWImn
リメイクのたびにクロサワの偉大さを再認識する
これから、この繰り返しだろう、たぶん
436 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/08(土) 18:27:55 ID:hDEGxU0h
>>435 それってリメイクの出来が良くないってこと?椿三十郎もつまんないのかなあ。見てないけど。
オリジナルも黒澤映画の中ではそれほどいいとは思わなかったけどさ。普通の時代劇って感じで。
最後の斬られて血が吹き出すシーンはビビったが。
437 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/08(土) 19:02:15 ID:5WTAjVIr
>435
ほんと、リメイクがいろいろ出来たおかげで
黒澤の映画が世界中の1流映画監督から絶賛されるのはなぜか
そのレベルの高さが視覚的によくわかるね
しかも同じ脚本で撮影した森田監督には感謝している
脚本がハイレベルでも、監督次第でレベルが落ちてしまう映画になってしまう
まあ脚本も大事だけど
隠し砦はどうなのだろうかわからんが
最後の「勝ったのは百姓たちだ」はどういう意味なんでしょうか?
今見て見てたが、
利吉と、ボクシングの内藤大助は似ている
>>438 釣りか?
ヒャクショウは、減反でも政府の補助金もらったから、カッタンダヨ
441 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/08(土) 22:52:40 ID:Rll/MGLU
>>438 侍と百姓たちの「生き方」のことでしょう。かっこつけてる侍と
悪いようなこともする百姓。現実生活者にそこの地に足をつけていない者が
いくら立派なことを言っても勝てない。
盛りだくさんの映画でそこが解かりづらくなってるような。
その詳細は、
リメイクの荒野の七人の
「おじちゃん」
がメキシコの子供に説明してる
見てみな!
映画自体はつまらんが、
音楽はいい
>>436 >最後の斬られて血が吹き出すシーンはビビったが。
45年経っても語り草になっているシーン。
が、森田版三十郎は来年になったら忘れてるだろうな。
同一脚本だけに、他にも黒澤版の良さが浮き彫りになるシーン満載。
深い映画だな
今みてるが
50回見て、
2ちゃんで勉強して
まだ深い
2ちゃんで勉強なんて怖いこと言うなよ
いちおう野武士には勝ったんだから素直に認めればいいのに。
あまのじゃくなカンベエたん。
>盛りだくさんの映画でそこが解かりづらくなってるような。
シナリオ段階ではラストで勘兵衛が台詞で全部いうんだよな。
百姓が土で侍はその上を吹きすさぶ風に過ぎないとか。
ことばで説明いくない(`・ω・´) シャキーン
>>446 この村の攻防戦は、
野伏せりVS農民+七人のサムライ というよりは
搾取される者(下層階級)VS搾取する者(武士階級)
と見た方がいいと思う。
仮に相手は野伏せりでも、勘兵衛にしてみれば同じ身分の者が自分より低い身分の者に倒されて面白いはずがない
村人達が落人狩りして得た鎧や兜を見て、侍達が嫌悪感を示してたこともわかる通り
さらに野伏せりだけでなく自分の仲間が4人も失ってるわけで、平和になりこの世の春を謳歌してるしたたかな農民達を見てりゃ、自分達(武士)の負けだと皮肉を言いたくもなるだろう
450 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/09(日) 12:47:09 ID:rUshtJBJ
俺はあの勘兵衛の最後のセリフ、好きだけどな。
俺ってケンカとかすごく弱いし、臆病なせいでで仕事でも損ばかりしてるけど、
あれを見たとき、救われたような気がした。
少しだけ哲学的に捉えれば、本当に強いのは、自分が弱いと思ってる人間だ、と解釈したんだよ。あのセリフ。
ゲームで申し訳ないけど、ドラクエ6のロンガデセオに住んでた老人に通じるものがあった。
451 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/09(日) 13:03:14 ID:GgdL+bAM
DQN男の家族死ね DQN男の親死ね DQN男の友達死ね DQN男の親戚死ね
DQN男の家族死ね DQN男の親死ね DQN男の友達死ね DQN男の親戚死ね
DQN男の家族死ね DQN男の親死ね DQN男の友達死ね DQN男の親戚死ね
DQN男の家族死ね DQN男の親死ね DQN男の友達死ね DQN男の親戚死ね
ニヤニヤ(・∀・) ニヤニヤ(・∀・) ニヤニヤ(・∀・) ニヤニヤ(・∀・)
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ぬとき このレスの事思い出してくれよ
ニヤニヤ(・∀・) ニヤニヤ(・∀・) ニヤニヤ(・∀・) ニヤニヤ(・∀・)
>皮肉を言いたくもなるだろう
皮肉じゃないよ。
そもそもこの映画は
トルストイの「戦争と平和」をベースにしてるんだよ。
捕虜虐殺の場面もモトネタは「戦争と平和」
勘兵衛のキャラも・・・
>>451の家族死ね
そして
>>451が死ぬとき このレスの事思い出してくれよ
ニヤニヤ(・∀・) ニヤニヤ(・∀・) ニヤニヤ(・∀・) ニヤニヤ(・∀・)
454 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/09(日) 18:56:20 ID:rUshtJBJ
>>452 勘兵衛のモデルは上泉信綱だと聞いたけど。
五郎兵衛は塚原ト伝、久蔵は宮本武蔵だそうで。
455 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/09(日) 20:25:39 ID:vg70QlFN
「七人の侍」は享保年間に書かれた『本朝武芸小伝』をもとにクロサワや橋本 忍らが脚本化した
ものだ。当初は「日本剣豪列伝」というタイトルの映画になる予定だったらしい。
上記、記録書によれば、上泉伊勢守はあの通り、法体に身をやつし、子供を人質に立てこもる罪人に
握り飯を投げてやり、スキをついて子供を奪い返すとなっているが、斬ってはいない。
罪人は周囲を取り囲んだ百姓らによってなぶり殺しにされた、というのが史実。
久蔵のシーンは柳生十兵衛のエピソードをアレンジしたもの。
ある大名屋敷で浪人ものに挑まれた十兵衛は木刀で二度立ち合うも勝負はつかず、「勝負なしだ」と
いう浪人と、屋敷の主人からも「相打ちとお見受けした」と言われる始末。「この勝負が見分けられぬとは」と
嘆息する十兵衛に、ならば真剣でと浪人。「無益」と断るが浪人はきかない。やむなく刀を合わせるや、
浪人は十兵衛によって真っ二つにされたというはなし。
真っ二つなんかできるわけねーじゃんバーカwwwwwwwゲリャゲリャwwwww
その信じられないことが、現実に目の前で起こったんだよ。
>>455 わかってないな。
「七人の侍」は享保年間に書かれた『本朝武芸小伝』をもとにクロサワや橋本 忍らが脚本化した
ものだ。当初は「日本剣豪列伝」というタイトルの映画になる予定だったらしい。
だから、最初そういう「日本剣豪列伝」みたいなの作ろうとして
最初から最後までクライマックスみたいな映画は無理だなということでボツ。
次に、ちょっとした失敗で切腹させれる侍の一日をリアリズムで描く映画を
考えたが、考証で不明な部分が多すぎてこれも駄目。
で、とある資料にあった百姓が侍を雇った実話を元に映画を作ることになる。
「戦争と平和」の話は黒澤がリバイバル公開の時に
井上ひさしとの対談で語ったものだよ。
ちなみに『本朝武芸小伝』は映画に出てくるネタにいろいろ利用されてるのは
貴殿のいうとおりだがな。
上泉伊勢守と塚原ト伝と宮本武蔵がモデルか・・・
そりゃ野武士四十騎でも勝てんわな
460 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/10(月) 21:01:30 ID:9tVkSohR
>>456 それがしたそうだバーカwwwwwwwゲリャゲリャwwwww
461 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/15(土) 18:36:24 ID:J/MhDnJ1
ナンセンスだけど、もし七人全員が生き残ったら
その後はどうなっただろうか。
村を出て、七人パーティーで団体様ご一行にはならないだろうな。
久蔵はもともと求道者みたいな生き方してきたし、
勝四郎には帰るところがあるし。
あとの5人はどうなるだろう。もし、勘兵衛が村に残ってそのまま百姓にでもなったら
他の4人もそれに従うかな。
ナンセンスだな
そういうのは脳内でやってくれ
あの脚本がベスト
15年後、草波隊長の元に転生するのだが
美少年に若返った勘兵衛には当時誰もが息を飲んだという。
菊千代・・・後の桑畑三十郎である
466 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/16(日) 02:55:11 ID:zP1zDD3i
>464
×草波
○草薙
467 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/16(日) 03:01:20 ID:zP1zDD3i
あれ?草波でよかったような気がしてきたぞ
468 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/16(日) 11:04:07 ID:fhElRdD9
この映画のダイナミズムと緻密な脚本を超える邦画、いや洋画も含めた映画全般がつくられていない
現状は、嘆かわしいばかりだ
巨匠の映画をパクるヒマと資本があるなら、命を削ってでも、全身全霊を打ち込んだホンを
つくりやがれ!…とあたしゃ、言いたい
469 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/16(日) 12:36:34 ID:e+OnKFGo
昔の人は何事にも命がけでやってたからね。
戦前、水泳の前畑選手も、金メダル取れなかったら割腹自殺するつもりだったとか。女性でこれだもの。
いつからか、世の中が生ぬるくなってしまい、ろくな文化作品が出てこなくなった。
戦前生まれが幅を利かせていた昭和40年代までかな。元気があったのは。
亀田2も「負けたら切腹する!」とかほざいていましたがw
471 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/16(日) 14:02:12 ID:e+OnKFGo
>>470 あれはただのフカシでしょ。
もし本気なら、ぜひ負けて、切腹して欲しい。
あいつ嫌い。高校の時自分を苛めてた奴に似てるから。
ま、無理だと思うけど。仮に負けても「判定で負けたんや!勝負には負けてへんわい!」
とか、「お前らアホやろ。そんなんするわけないやんwww」とか何とかほざくに決まってる。
はいはい、昔の人はえらかったえらかった。
それはそうと、おじいちゃん薬の時間よ。
飛葉「両国よ・・・勝負はこの一撃で決まる!」
474 :
473:2007/12/17(月) 03:20:31 ID:MOm8YiJI
ま、受けない時もアロワナなんちって
475 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/17(月) 14:49:39 ID:Lf4M3lUI
何回見てもため息がでるね。
この映画に匹敵するのってあるのかなあ。
476 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/17(月) 21:02:22 ID:Womxs/P8
この映画がきっかけで昔の日本映画に興味を持ちはじめました。
この頃の日本映画は実に元気だったようで。
隠し砦の三悪人、用心棒、椿三十郎、羅生門、山椒大夫、雨月物語、東京物語、二十四の瞳
をTSUTAYAでレンタルして観ました。今のところ、七人の侍を超える作品には会えていません。
まあ、ないんでしょうけどね。これ以上の映画は。
ちなみに、この頃の日本人は、月一回の割合で映画を観にいってたとか。
年間の観客動員数が10億人近かったそうで。娯楽が少ない時代とはいえ、凄すぎる。
本質的には神聖視する映画じゃあないと思うんだよなあ
お腹一杯になる娯楽映画であり、観てる間は何も考えないでいい映画
それ以上でもそれ以下でも無い気がする。
監督の狙いはその線だと思う。
日本映画のイコン的存在になった理由って、結局分かりやすさ、取っ付きやすさからなんですかね?
イレギュラーなのは(いい意味で)三船の演技ぐらいに思えますが
>>477 「娯楽大作である」と言う意見には賛成だし、「神聖視すべきではない」と言うのも同意だが、
俺は古今東西、スケールも演出も脚本も役者たちの演技も、この映画以上の映画には出会ってないんだよなあ。
やはり「史上最高の傑作」というほかないんだよな。
>監督の狙いはその線だと思う。
黒澤は強国日本、父親たる日本を背負った父権主義者なんすよ。
そういった面が今見ると滑稽にも病的にも理解不能にも写ったりするんですが本人は全くもって大真面目。
傑作である事には間違いないですが。
>黒澤は強国日本、父親たる日本を背負った父権主義者なんすよ。
頭の固いひとだね。
その象徴たる(と多分あなたが思ってる)勘兵衛は最後どうなりましたか?
人間誰でも最後は死ぬんだべ
1週間レンタルで4回も借りて、15回ぐらい観た。店員にも覚えられてしまいました。
でもまだ足りない。観る度に味わいが深くなっていく。この作品の魅力って何なのかな。
こりゃ、レンタルで済まさずに買ったほうがいいな。でも結構高いし、ためらうな。
せめて5000円ぐらいなら。
新品でも5040円だぞ?
レンタル料350円
DVD-R2枚分
これでおk
486 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/19(水) 06:37:24 ID:TGjDsjfP
どうやってコピーをつくるのか、サルにもわかるように教えてくれ。
>>486 まずは別板に行くことだな、この板の話題ではない。
菊千代の「おさむらいさまぁ〜」は何べん見ても笑える。
三船のあの表情が最高。椿三十郎とかじゃありえないし。
脚本を書いた橋本氏によると、あの、百姓をおびき出すシーンのために菊千代というキャラを作ったとか。
当初、三船は久蔵とよく似たストイックな侍の役だったそうで。
それ散々既出だから。
その程度の薀蓄は1のころ語ってくれ
まぁいいではないか おぬしは既出、既出というが
>>490 そうなんですか。最近ここに来たから分かりませんでした。
493 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/21(金) 21:01:17 ID:ZUL9CBQJ
頼むぜ、兄弟!
494 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/22(土) 13:15:59 ID:4dta2d5p
なあに、すぐに楽になる。
スラッ(刀を抜いた音)
ひ〜〜
これから1000までどうするだよぉ・・・もうネタが無え・・・
仕方ねえ!
オラ、黒澤スレさ行ってネタ拾って来る!
普及版のDVDが出ていることを最近知りました。さっそく注文。はやく来ないかなあ。床に散らばる米粒の白さを早く観たい!
499 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/23(日) 13:53:17 ID:UZAq4Fc7
素晴らしい映画だけど、納得いかない場面がある。
山塞襲撃シーンで、火にあぶりだされた野武士たちは、
何で菊千代たちを襲わなかったんだ?
岩陰からでかい声で「ざまあみろ!」なんて言ったら普通は怒って攻めて来るだろ。
火縄銃で平八が撃たれただけ。しかもその後平八を担いで逃げていったのに、
その後を追おうともしない。なぜだろう?
他のシーンは完璧なのに、ここだけはどうもすっきりしない。
おれは自分の家が放火されても犯人逮捕なんかより
自分の家の消火で手一杯だな。
501 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/23(日) 15:33:37 ID:UZAq4Fc7
>>500 確かにそうだけど、平八が撃たれたとこはみんな目撃してると思うし。
普通は、何人かが襲ってくるんじゃないかな。30人以上もいるし。
大体、平八が撃たれるきっかけは、利吉が燃え盛る塞の前で女房を目撃して
呆然と立ち尽くしていたのが原因だし。
それに、あの3人は平八を担いでどれくらい逃げたんだ?
馬が繋いであるところだから、大して離れてもいないだろうし。
あのシーンだけは、どうにも。
焼き出されてロクな武器も持たずに慌てて出て来たのにどうやって逆襲するのだ?
種子島で逆襲出来ただけたいしたもんだと思うな
>>501 それはおまえが第三者視点で
見てるからだよ。
自分が野武士のつもりで考えてみろよ。
寝てる所を不意打ちされたんだぜ。
平八が言ってたように
野武士も怖いんだよ。
>>501 あんたは正しい。
けど寝込みを襲えば無理なく何人か切れるという設定だから。
そこを土屋がドジって平八が撃たれるのが見せ場なわけよ。
他の作品でもつっこみどころは探せばあるから見つけたら
また書いてね。
>あんたは正しい。
橋下忍先生
お会いできて
光栄です。
橋本御大の複眼の映像は名著だよ
509 :
501:2007/12/28(金) 19:08:02 ID:Ho91L85Q
どうも。
>>501ですけど、
>>505ってまさか本物の橋本先生ですか?
でも、まさかねえ。2ちゃんには来ないでしょ。
ただ、あの映画の中でどうしても
あの山塞襲撃シーンだけが浮いてる気がしてならないから書いただけで。
聞くところでは、あれがあの映画で最後に撮影したシーンだったとか。
つまり、三船氏は、菊千代が死んだシーンをすでに演じた後にあの撮影をやったわけで。
スケジュールの都合とかで、そんなのは別に珍しくないんだろうけど、
なんか見ていて不思議な感じがする。
七人の侍って、ストーリーとか、完全にフィクションなのに、凄まじいほどのリアリティーがあって、
本当の出来事に思えて仕方ない。事実を基にしたTVの時代劇ドラマとは全く違う。
用心棒とか、他の三船氏の出演作品を見てても、彼はあの時、菊千代として一度死んだんだ、
という考えが常に頭のどこかに残ってる。こんな作品、二度と出ないだろう。
511 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/29(土) 14:01:31 ID:MwZgZUck
>>509 そりゃそうだ。だって、「クロサワ映画」だもの
他の演出家にゃ真似できんリアリティが表現されてるわな
リアリティとは違うな。
大いなる嘘といってもらいたい。
>>512 リアルじゃなくてリアリティなんだから一緒。
でさ
冬に合戦がおわって春の田植えまで生き残った侍達は何してたの?食っちゃ寝食っちゃ寝の気ままな生活?
続・七人の侍 -酒池肉林の日々-
516 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/30(日) 02:06:01 ID:7lmbEP6n
>515
ちょっと待て。
続編のときはすでに「三匹の侍」になってしまっておる。
517 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/30(日) 02:50:34 ID:kqZIxK36
>514
違う違う。
麦は秋に種を蒔き、冬をこし、春になって伸びて初夏に実る作物だよ。
だから「麦秋」は初夏の季語。
映画では初夏に麦が実るこる来る盗賊を待ち受けて侍を雇い、麦を刈って水を入れて堀にして戦い、
盗賊殺して万々歳で田植え。
盗賊を倒したのは初夏だ。
農村の生活サイクルくらい知っておけ。
>>517 そっかそっか
息が白いからてっきり秋かと思ってた。
ありがとう農民ヲタさん。
>>518 (ガチャン) ん?もしもし? もしもーし!!
521 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/30(日) 14:50:58 ID:ykphHolB
キャスティングに、初代黄門様の故東野英治郎が載ってたけど、
どの役で出演したのか全然分からず、Wikiで調べてようやく知った。
子供を誘拐して立てこもり、勘兵衛に斬られた盗賊の役だったのね。
見えてないところで、やたらトーンの高い声で「来るな!」とか言ってて
やっと姿が見えたと思ったら一言のセリフもなくスローでぶっ倒れるだけ。
後の大御所俳優もこの頃はこんな役やってたのね。
知るまではてっきり、野武士か百姓の一人かと思ってた。
こんなとはなんだ
そもそも東野英治郎は初代じゃねえや。
その前にどんだけ黄門さまがいるっつうんだ。
俺はやっぱり黄門といえば月形龍之介だな。
ちなみにほんとの初代は水戸光圀だ。
オッサン乙w
どういたしまして
526 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/30(日) 17:07:51 ID:ykphHolB
>>523 あ、そうなんですか。すみません。
初代が東野で、二代目が西村と思い込んでおりました。
ちなみに今、羅生門を見ている。あまり面白くない。
>>526 あのなあテレビなんてのは映画のずっと後に出来たのって知ってる?
そもそも黄門ってのは中納言のことで、だから黄門はたくさんいる。
もともと中国の官職名だから中国にもたくさんいる。
529 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/31(月) 09:54:08 ID:cf8zpvB2
お、2ちゃんでも教養が身につくスレもあるじゃんw いや、マジで。
530 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/31(月) 14:20:22 ID:i1bkUyVt
しかし、すごい映画だなあ。これ。
日本の戦国時代ってどんな時代だったの?って外人に聞かれたら
「七人の侍」を見たら分かる、って言えば済むぐらい。
1587年の夏の日本のとある地域を完全に再現してるし。作り話とは思えないよ。
これ以上の日本映画はないな。
ところで、舞台は日本のどのあたりなんだろ。ロケ地は伊豆らしいけど。
中国地方か、関東地方あたりがなんとなくイメージに合ってる気がするけど。
つまり、京都から離れた、当時の日本では後進の地域。
こういうことが各地でありました
というお話
爺様の「・・・・こんだ」 「・・・・見ただよ」 「・・・・来るだぞ」等の言い回しって、うちの地域でも時々使うズラ
533 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/31(月) 15:21:26 ID:i1bkUyVt
>>531 あ、そうか。戦国時代後期って徐々に秩序が戻ってきて職を失った野武士とかが
村を襲うっていうのは割と頻繁にあったんだっけ。大阪の陣前後あたりまで。
その中の一つをピックアップしました、って感じか。
もう何度も見たけど、3時間半もあるのに無駄なカットがほとんど見受けられない。
全てのシーンが話に密接に絡んでる。限りなく完璧な映画だ。
スピルバーグが新作を作る時に必ず見るようにしてるのも納得できる。基本にして究極。
534 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/31(月) 15:57:26 ID:w9an//iC
うちの地域っちゃ、どこズラ?
>>530 二毛作が可能な地域。
すでに農民の武装解除が行われていた地域。
まぁ、ロケ地と同様、どこにでもありそうでどこにもないNowhere Villageなんだろうな。
537 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/01(火) 13:49:15 ID:AJLR0YI2
映画の中では全く触れられてないけど
勝四郎って、それなりの身分で裕福な武家の出身で、
心配性の母親と美人の姉がいるんだってね。
この二人の反対を押し切って浪人になったという設定なんだ。Wikiで知った。
ま、ここの住人はこんなの知ってるんだろうけど、初めて知った自分には驚きだ。
ネット上でもっとこの映画の話がしたいなあ。リアルじゃ誰も観てないし、
薦めても、モノクロで時代劇っていうだけでみんな敬遠するし。
へぇ、そうなんだ。ウィキでねぇ…
まぁ末っ子長男て言われればそんな感じするね。
最後に劇場でみたとき感じたのはこの映画は勝四郎の視線で出来てるということ。
観客も彼になって久蔵に憧れるのでは。
だれに感情移入するかなんてのはその時の自分の年齢や状況による。
俺は利吉かな。イヤだけど。多分似てると思う。
映画に反映されてない設定を知りたいな〜。
キャラ設定だけが書かれているという大学ノート3冊、一度でいいから見てみたい!
543 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/02(水) 01:13:21 ID:m7iPr8p/
久蔵はロリ
544 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/02(水) 06:02:11 ID:LOCypQZR
菊千代は村の女と一度もやれずに死んでいったのか?
おら早く死にてえだよのばあさんとやったらしい。
この間友達と七人の侍の話をしていたら
その友達が勝四郎のことを清四郎って言ってた。
547 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/02(水) 14:13:04 ID:zQDumktp
>>544 「仲良くしようぜ、へへっ」と言って刈入れを手伝ってやった女の
嫌そうな表情から推測するに、多分やれなかったと思う。あの時お尻触ってたな。
>>540 多々良純の演じる人足。口は悪いがちゃんと百姓を気遣ってやってるところが好き。
何気にストーリー上の重要な役割をしてるし。勘兵衛を翻意させたり、菊千代を紹介してやったり。
セックスアピール
菊千代>久蔵>>>>勝四郎>>>>>>(以下略)
菊千代の刀の鍔のデカさが気になってしょーがない。なんだ、アレ。
550 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/03(木) 16:07:31 ID:o3hgMCdh
最後の雨の中での決戦シーン、あれに参加した役者やスタッフは
著しく寿命を削っただろうな。
七人の侍の中で、その前に死んでアレに参加せずに済んだ稲葉と千秋は
リアルじゃ一番長生きしてるし。
七郎次 加東大介・・・1975年
勝四郎 木村功・・・・1981年
勘兵衛 志村喬・・・・1982年
久蔵 宮口精二・・・1985年
菊千代 三船敏郎・・・1997年
五郎兵衛 稲葉義男・・・1998年
平八 千秋実・・・・1999年
見事なまでに役柄とリアルじゃ死んだ順番が逆だな。
千秋実は三船敏郎が亡くなった時
「とうとう七人の侍もおれ一人になっちまった」
と言った。
>>550 ええ? 木村功がそんなに早く死んでたの!
最後に残った3人から死んでいったんだよなぁ…
第九が毎年、年末に演奏されているように
七人の侍も毎年、年末に映画館で上映したりテレビで放送するべき
>>553 千秋実さんも一度脳内出血で倒れて、リハビリで大変苦労をなさった筈。
556 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/03(木) 21:02:21 ID:o3hgMCdh
>>551 稲葉氏を忘れてる。可哀想に。
99年に千秋氏が亡くなった時、新聞とかには
「最後の侍、死す」って書かれてたな。
当時は七人の侍を知ってはいたけどまだ観てなかったから
「ふーん」としか思わなかったけど、
今みたいにどっぷりハマっていたら、すごいショックだったろうな。
90年代の再上映の頃
「前回の再上映の時には七人ともまだ生きていて…」みたいな文章を
見た記憶がある。
これのDVD買おうと思って、アマゾン行って
感想を読んでると、東宝の悪口言ってる人がいた。
名作だけど古い映画なのに、バカ高い値段設定で、
この作品をより多くの人に観てもらうことよりも
とことんまで儲けようとする姿勢が気に入らない、だって。
ちょっと同意する。
東宝を慈善事業団体だと思ってるらしい。
560 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/04(金) 14:53:42 ID:mXsWYXBz
でも馬鹿高だお。いくら名作でも、他にそんな馬鹿高なのあったら挙げてみ、ほれ。
いやなら買わなきゃいい。
それだけの話。
欲しい。手元に置いておきたい。
でも高くて。3000ぐらいなら迷わず買うのに。
タイタニックを500円で買った者の意見。
スターウォーズ6作を3800円で買ったし。
カサブランカは300円でも買う気がしなかった。
便所行ったら中二のかわいい娘の太い大便があった
流れないって恥ずかしそうにいうので菜箸でほぐして流した
菜箸はよく洗わないと使えそうにないな
昨日食いに行った焼肉の焼き野菜のコーンが入ってた
かわいい顔して、彼氏までいるくせに 糞はやっぱくせーな!
しっかし、背だけでなく糞の太さまで抜かれちまったな
娘の成長に微笑 複雑な微笑
564 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/04(金) 20:50:18 ID:Fwt8NY8V
あれだけ値段高くしてても売れるってことなのかね。ヒッチコックから
キューブリック、ポランスキーやらスピルバーグの新作なんかより高いって
いうんだから。まじで七人の侍より高い娯楽映画ある? 史上最強か?
565 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/04(金) 20:51:32 ID:EdZMjTSe
何回見ても面白い。
これに尽きる。
やけば?
567 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/04(金) 20:53:38 ID:4axQh5F6
何回見ても面白い。
これに尽きる。
「ああ・・・これは余程物好きでないと務まらん・・・」と言うのは何にでも
当てはまるんじゃないだろうか、とふと思った。
箱入りのやつを定価8400円で買ったが、ちっとも後悔してない。
映画DVDにこの値段はやっぱり高いし、販売元もここまで高く価格設定しなくてもとは思うのだけど、
まあそれはあくまでまた別の話であって、
「七人の侍」という作品のDVDに8400円支出したこと自体は、全く割高感を感じない。
やけば?
>>568 それどころか、この作品に出てくる台詞回しは
人生のどの場面においても使えると思うんだな。
中世から近世にかけての時代のヨーロッパの船乗りは
無学でも、シェークスピアとかをよく観てたらしいから
豊かな表現力を持ってたらしい。
この映画もそれに通じるものがある。名作ってそういうものなんだよね。
>>571 セリフもそうだし、考えさせられる場面多いんだよね。菊千代が機転を利かして
野武士から銃を取り上げてきても、「抜け駆けの手柄は手柄にならん!」と一喝
される所とか・・・勘兵衛の言うこと一応わかるんだけどね。
573 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/05(土) 15:38:57 ID:XK3FG2ob
何も特別の人間ではない
574 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/05(土) 16:02:59 ID:bhjWRRCr
俺は昔輸入ビデオで何度も観たクチだが
字幕の英語を自然に暗記してしまった。
コレが案外 海外で使えるんだよなあ。
台詞が練れてるっつーか。
575 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/05(土) 18:12:08 ID:Y/OS6h15
例を挙げよ。
>>572 ああ、あのシーンね。
あの抜け駆けのせいで五郎兵衛や与平が死んだし、
菊千代自身がすごいショック受けてたね。ずっと墓の前でしょげてたし。
あそこに勘兵衛が酒を持って菊千代を励ましに行く場面が好き。
最も信頼していた五郎兵衛が死んで、本当は勘兵衛こそ一番ショックが大きいのに、
それでも仲間を激励するあの姿勢。まさにリーダーの鑑。
並の人間なら、菊千代を憎んだって不思議じゃないのに。
>>576 あの抜け駆けのせいで五郎兵衛や与平が死んだし
もういっぺん「七人の侍」を観なおすことをお勧めする。
>>578 何回観ても勘違いしたままの人もいるんだよ。
良くはわからないが、菊千代がやたら申し訳無さそうにして、夜になっても五郎兵衛の
墓の前にずっといたな。
自分は、何かを食べてるシーンに感化されやすい。
ふてくされた饅頭屋が売れ残りを食べてる場面
後ろで与平が物欲しそうに眺めてるのを見てると
無性に大福が食べたくなってくる。
七人が夕飯を食べてるところで、特に手前の菊千代がむさぼり食ってるのを見ると
ご飯と味噌汁だけで満足してしまう。
ほんとに単純な人間です。ただ、下戸なので、墓の前で酒を浴びるほど飲む菊千代は
なにも感じませんが。
>ただ、下戸なので、墓の前で酒を浴びるほど飲む菊千代は
なにも感じませんが。
想像力がないのか?
「宝島」で「ラム酒」というのがやたらうまそうで
一度飲んでみたいものだと小学生ながら思ったが。
赤ずきんちゃんがお婆さんに持っていくのはやっぱり「ワイン」じゃなくて「ぶどう酒」でないといかん、というのと同じか。
あの「ぶどう酒」っていう言葉の響きが実際の「ワイン」とは別物の、何か独特な美味しそう感をもたらすんだよな。
584 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/06(日) 20:42:22 ID:DuKFzRVc
ショーシャンクの刑務所のカフェテリア飯がうまそうだった…
はじめ人間ギャートルズの父ちゃんが「ぶはー」と飲む猿酒がめちゃくちゃ飲みたかった。
もちろん、マンモスの肉も。
>>582 子供の頃ならそう思ったでしょう。
おっさんの今でも酒は全くダメだから。
山下清の食べるおにぎりや、小池さんの食べるラーメン、
もののけ姫のアシタカとジコ坊の食べる粥もうまそうだった。
589 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/07(月) 09:38:49 ID:kMSrhVB9
>589
>あの抜け駆けのせいで五郎兵衛や与平が死んだし
与平は抜け駆けのせいで死んでいない最後の決戦で死んだ。
じゃないの?
>>590 雨の中での決戦に与平は出てなかったと思うけど。
五郎兵衛と同じ日に矢で射られて死んだんじゃなかったっけ。
矢を抜いた菊千代に「おら、ちゃあんと見てただによお・・・・」
と、意味不明の言葉を吐いてたし。手元に作品がないからうろ覚えだけど。
あんたら、うろ覚えのことを書いて話をややこしくするんじゃない。
もう一回みれば小学生だってわかる事なんだから。
593 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/08(火) 06:44:00 ID:Jp++IkMq
面白れぇ、ヤレヤレww
>>592 すいません。
今週の土曜日にツタヤでレンタルして確認とります。
どんどん気になってきたし。
597 :
与平:2008/01/08(火) 21:18:05 ID:Alj1f/f0
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ひっぱたかれて」
しか聞き取れない。
>>596 今日登録してるTSUTAYA3店舗中2店舗からメール来た、明日は半額クーポンやると。
拙者、前回の鑑賞では空腹のため思わぬ不覚をとったが、今度こそ
与平が何と言ってるか、聞き取ってみせる覚悟でござる!
日本語字幕…
黒澤映画は音声聞き取りにくいから字幕つけたほうがいい。
羅生門は字幕がなかったからイマイチ話が分かりづらかった。
>>598 うちの近所のはどうか分からないし、明日は帰りが遅くなるから。
>>597 与平「あんな、ばかな話が、どこにあるかよ。
ただで一升飯食わして、ただで一升酒飲ませて。
その上、ひっぱたかれて」
602 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/09(水) 21:18:46 ID:el5o99G6
>>585 おいらは「アルプスの少女ハイジ」に出てくる三角で穴のあいたチーズに夢中だった
「ヤロー、きやがった、きやがったー!!」
603 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/09(水) 21:31:32 ID:yZc1RhAf
>>602 おいらにはそんな思い出ねぇええ!!
ガタン・・ガタン・・・
この映画、白黒のせいか白米がうまそうなんだな、菊千代の山盛りのゴハン・・・
ちなみに「はだしのゲン」読むとこれまた無性に白い米の飯が食いたくなる
「あんちゃーん、白い米の飯だぞ うまいのう、わしゃもう十杯たべたぞ・・・ムニャムニャ」
おお、食い物スレ@懐邦はここか…
「麻雀放浪記」の焼き芋、蕎麦
勘兵衛が、往来を往く侍を品定めするとき
饅頭か何かを食いながら通り過ぎる侍が居るが
あれも実に美味そう。
コンビニで肉まん買って、颯爽と歩きながら食べたよ。
もっとも真夜中だったけど。
607 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/09(水) 23:40:00 ID:P5HZaJ6B
あのご飯の湯気は底に仕込んだ線香の煙
抹香臭い飯だったそう
一気にまずそうになったなw
>>604 生イモのほうが美味しそうに見えた。
実際はそんなに美味くないけどね。
焼き芋にしたら美味しいけどさ。
610 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/11(金) 00:41:30 ID:ObZQtPyi
生きる の通夜の寿司なんざライト熱で完全に腐ってたそうな
朴全は平気で食ってたそうだがw
途中で赤く塗った蒟蒻で代用したと。
611 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/11(金) 06:38:24 ID:D5+c670M
この映画と「駅馬車」を合体させるとどうなる。「マッドマックス2」になる。
シナリオを練る段階で、「種子島があるなら、俺は帰る」と言い出す侍を、
設定できなかったのだろうか。
ここをクリアすれば、もっと面白くなりそうだが。
いらね
勝四郎と志乃に久蔵がからんでドロドロの三角関係にならない所が悔やまれる。
616 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/12(土) 02:04:37 ID:V673Djkc
久蔵とアッー!しか思い浮かばない展開だな
617 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/12(土) 04:48:19 ID:PpGYh3WU
だから
当初久蔵役だった三国連太郎が
アッー!匂わせ芝居して首 って事だろ。
618 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/12(土) 09:25:31 ID:LA73feWR
>>613 だからこそ、そーゆーだらしのない侍、あるいは純粋に功名のみ求める侍(時代考証上、むろんそれが悪いわけじゃないが)の典型を
あらかじめ木賃宿や宿場町で出しといたんだろ。
「七人は酔狂にも功も名ももとめません、ただ単に百姓の苦衷を救うためだけに命を懸けます」
っつーこんだで。
でないと加東大介の「勘兵衛様に命は預けます」の「にやり」の横顔が生きてこないと思うが、如何
>「七人は酔狂にも功も名ももとめません、ただ単に百姓の苦衷を救うためだけに命を懸けます」
っつーこんだで。
いや、あんたよく見てないな。
五郎兵衛は勘兵衛に引き受ける時に
こういってるよ
「百姓の苦衷を思うおぬしの気持ちもわからんではないが。
わしはどちらかというとおぬしの人柄に引かれて付いて参るのでな。」
七郎次は別に百姓のためについていったわけじゃない
勘兵衛は、「難しい戦があるが、付いてくるか」と
百姓の事は何も彼には語ってないのだから。
平八は飯をくえるだけでも良かったのだろうし。
勝四郎は百姓のためというより(同情はしていたが)、
「戦ごっこ」がやりたかっただけ。
おそらく、百姓のことを本当に心配してたのは菊千代ひとりだけだろうな。
七人はボランティアじゃん
621 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/12(土) 19:14:06 ID:dvrNeQeF
>>619 勝四郎は「百姓のため半分、自分の修行のため半分」と思う。
>>619 おいおい、勘兵衛と久蔵を忘れとる。
勘兵衛も百姓のために立ち上がったんだろ。人足に説得されてさ。
久蔵は、正直、よく分からん。
戦いの中で自分を鍛えるのと、百姓を救うのと、半々かな。
ストイックだけど、根は優しいし。
623 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/12(土) 21:20:46 ID:dvrNeQeF
↓ こういう見方もあるらしい。流れと少し関係あるので貼っておきます。
人足(多々良純)-->博打と暴力だけが憂さ晴らしの、百姓にも劣る外道。知能が低いので自分の行動に
一貫性がなく幼児並。偏向した、その場限りの間違った反吐の出そうな正義感を持って
いる。農業従事者受けを狙った脚本が見事で全国の百姓がこのセリフに涙した。結局一番
ワルなのは百姓。
弱い浪人 (林幹) -->悪人足にイカサマ博打で食費まで捕られた腰抜け武士。だが死ななくて済んだ。悪人
足が偉そうにお涙ちょうだいの正義ぶった(この映画で唯一の不出来なセリフ)発言を勘兵
衛にしたおかげで、 死ななくてもよかった立派な侍が4人も死んでしまった。
624 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/13(日) 13:29:15 ID:man7fFrV
久蔵は勘兵衛の申し出をいったん断ってはいるものの、木賃宿にふらりと
現れたところをみると、やっぱ勘兵衛の「人となり」に惹かれるものを感じたんじゃないか?
625 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/13(日) 18:15:02 ID:4UUHFjUh
勘兵衛の人格もさることながら、勝四郎に諭す勘兵衛の話に聞き入って、
全員が死に場所(死に際)として納得いったんじゃない? 現代の日本は
すっかりアメリカナイズされて、生き様こそ大切って誰しも考えるわけ
だけど、昔の侍みたくいい死に様、死に場所も大切な気がするよ、俺には。
そこに昔の日本人の品格を感じるわな。
関係ないけど、七郎次と平七が針仕事するシーンがあるんだけど、それぞれ
実に自然な動作で、糸切り歯で糸を切る。今、「武士の一分」見てて、
壇れいって若い女優が針仕事するしぐさのぎこちないこと。もう今の若い人
じゃ、ああいう昔の自然な仕草って、いくら監督が指導してもきちんと演技
できる人はいないのかもしれないね。(でも、さすが桃井かおりは杉村春子
なみに、昔の人みたいな着物の仕草してたんで感心したわ)。
この先、時代劇はどうなるのかね。
626 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/13(日) 18:24:31 ID:syW7oV/t
飯を食わせる、という最低線契約で雇われたわけだから、
久蔵が、村の人々は何を食べているかに今さら言及するのはどうだろうか?
他の侍達に無償で参戦せよと言うのか?
>ああいう昔の自然な仕草って、いくら監督が指導してもきちんと演技
できる人はいないのかもしれないね。
昔の人も最初からうまくできたわけじゃないし、不器用な人もいる。
結局、上達するまでの時間をきちんと撮影までに
取れるかということだろう。
(昔の人は、経験があってその点は楽だったろうが)
南伸介は「どですかでん」の靴職人の役作りのために
毎日仕事が終わってから自宅で練習して撮影に備えた。
壇れいは、どのくらい練習したのかな?
宮口精治は剣道の竹刀すら持った事がなかったけど
見事なものじゃないですか。
宮口氏が亡くなったとき、黒澤監督はこの映画で「いちばん腰の入った演技をしていた」
というようなコメントを寄せた。確かに、納得した。
629 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/13(日) 21:24:01 ID:sQSyGf+d
自分の婆さんぐらいだと、昔の人の着物歩きをしてた(膝をするように歩く。
そのため、下駄の一部だけすごい減る)。それとか、杉村春子の演技とか
見てるとわかるけど、着物って、襟元正したり、前あわせを直したり、
帯のお太鼓をひっぱったりと、しょっちゅう細々と手で直してるんよ。
それがいかにも昔の女性らしさに見える。それを桃井かおりが実によくやってる。
左幸子より役者が上だとオモタよ。
まぁ慣れってのもあるだろうが
監督が知らなきゃ指導も出来ないからね
>>監督が知らなきゃ指導も出来ないからね
それじゃ映画監督は世の中の森羅万象を知ってなきゃならないことになるぞw
自分が知らない分野のことはその道の専門家を補助に使えばいいこと。
専門家を補助に使う事さえ気付かないんだろ
>>625 おれもそれ思うた。糸切るのが板についてるな〜って
あれは演技指導&本人の下準備の賜物なのか、それとも日常的に
ああいうことやり慣れてるのか、どっちなんだろうね
演者の身内(母なり婆様なり・・・ )が、日常的にしていたんじゃないのかな?
今みたいに、ミシンで縫い物って訳じゃないだろうし。
そういう事が身近だったんだと思う。
実際見て育った人と、感覚想像でやる人の違いじゃなかろか?
日常の中での経験値の違い?
兵隊に行った人は自分で裁縫できる
つうか、上官の繕い物とかをしなきゃならない。
「素晴らしき日曜日」で主演男優が不器用で指揮のやりかた
なかなか覚えてくれないので苦労したと黒澤がこぼしてたな。
自分の方が先に覚えちゃったとw
沼崎涙目w
638 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/20(日) 17:25:51 ID:CAnHMp6G
けえるべえ けえるべえよ
三船は進駐軍の毛布を使って背広を自分で縫ったんだよ。
その服は今でも残っている。
助監督時代の岡本喜八が隣の三船の部屋でドタバタと音がするので見てみたら
三船が服の型を取るために広げた毛布の上で転げまわっていたそうだ。
EXILEのアキラが、七人の侍の時の志村喬に見えて仕方ない・・・。
昨日買った鯛焼きの、口元が勘兵衛
643 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/22(火) 02:07:49 ID:Uh9b9STE
@鯛焼きの顔が志村喬
Aシナチクは割り箸煮込んだ物だと思ってた
以上は「ビックリハウス」基本ネタ。40歳以上限定。
644 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/22(火) 02:13:05 ID:pzRHf8tV
645 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/22(火) 17:20:23 ID:lc3VW1RD
>>95 菊千代は百姓出の成りすまし侍なんでしょ。あれだけ無所属の侍がウロウロしてる時代なら、成りすますのは容易でしょう。
侍の教養とか剣術とかの問題もあるけど。
>侍の教養とか剣術とかの問題もある
「も」じゃなくてそこが相当に大きいと思う。
江戸期以前の侍って普通に俺らが考える「侍」よりさらに色々な技量が必要とされてたわけで。
1例としては、勘兵衛が使ってる弓矢だけど、あれはあの時期だと勘兵衛が全部自分で作った物なはずなんだよね。
江戸期に入ってから弓作りの得意な下級武士がそれを専門職にしたのが弓職人の始まりだっていうから、
それ以前の時代には弓を使うためには自分で作るのが侍としての常識だった。
>あれはあの時期だと勘兵衛が全部自分で作った物なはずなんだよね。
落ち武者狩りの獲物でござる
七人の侍にも出ていたセリフ「かわいそうな奴は大嫌いだ!」「めそめそしてる奴は〜」が衝撃的にガツンと来る。
オレは黒澤監督から我々に向けた「力強く生きろ」というメッセージなんだと感じる。他の作品でも出てくるから監督のこだわりなんだろう。
>647
弓を引く技量がある=弓を自作する技量がある、という事
菊千代が馬小屋で寝る時「ふーむ、思い出すなあ」と複雑な表情で呟いてるところから、
戦災孤児の彼は幼い頃ずっとああいう所で寝起きさせられてたんだろうな、と思った。
あと、鎌の扱いぶりの手馴れた事。刀よりずっと上手に使ってる。
つらい少年時代をすごしたんだろうな。菊千代。
侍という存在に対しても、憧れと同時に恨みのようなものが彼の内にあると思う。
ところで菊千代のあのでかい刀って実在するものなの?
>弓を引く技量がある=弓を自作する技量がある、という事
菊千代が勘兵衛に
「落ち武者狩りの獲物でござる」
といった後に
「てめえ、槍や鎧、弓矢も欲しいといってたじゃねえか」
といっているが・・・・
勘兵衛は繕い物も七郎次まかせ。
きっと不器用なんだよ。
勘兵衛にも武具の製造技術はあるだろうが、劇中のものは落ち武者狩りの獲物でござる。
何でOPのスタッフロールは斜め向きなんでしょう?
妙に味があって好きだけど。不気味な太鼓の音とマッチしてて。
当時は文字を書いたガラスをカメラで写してたからな
誰かがイタズラで斜めにしてしまったのかもしれん
出来上がりを見た黒澤が「妙に味があるな、このまま行こう」みたいな話になっんだろう
657 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/26(土) 02:13:43 ID:eyxjJAgG
>誰かがイタズラで斜めにしてしまったのかもしれん?
もう一回よく見てみたら?
あれはどうみても
最初から意図的にやってるでしょ。
単に文字を斜めに傾けてるわけじゃないだろ。
三船と志村は
八の時にしてあるし。
659 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/26(土) 09:26:47 ID:p+BgU1Q9
この2、3日寒い寒いと首をすぼめて歩いてたけど、あの雨の最後の合戦シーン
の前日は雪が降ったんだよね、確か。その中を、三船なんてほとんど裸。
志村ですら、あの年でずぶぬれ。撮影だか撮影後だか、スポーツマンの
三船と体力抜群の黒澤が肺炎で入院したんじゃなかった? 黒澤は俳優を
限界まで使い切るね。それに応える三船もすごいわ。
たしかに酷な環境だよな
でもそんなのは黒澤三船だけじゃなく
他の監督・役者にだってよくある風景じゃないか
他の監督・役者にだってよくある風景じゃないか
他の監督・役者にだってよくある風景じゃないか
他の監督・役者にだってよくある風景じゃないか
他の監督・役者にだってよくある風景じゃないか
他の監督・役者にだってよくある風景じゃないか
・・・・・・
無知は恐ろしい。
他の監督・役者にだってよくある風景じゃないか
他の監督・役者にだってよくある風景じゃないか
他の監督・役者にだってよくある風景じゃないか
他の監督・役者にだってよくある風景じゃないか
他の監督・役者にだってよくある風景じゃないか
・・・・・・
無知は恐ろしい。
七人の侍って、キネマ旬報の1954年の映画ランキングで3位だったそうで。
何で一位じゃないんだ、けしからん、と思い、
実際に一位だった二十四の瞳をレンタルして観てみました。
納得しました。すごく泣ける映画だった。木下恵介ってすごい。
七人の侍とは全然違う作品なので、同列には語れません。
ただ、両方観て、どっちがいい作品か選べと言われると、
二十四の瞳を選ぶ人のが多いかも。1954年当時は特にそうだったかも。
>>651 斬馬刀。スラムキングも使っていますね。
斬馬刀というよりも野太刀、大太刀のがしっくりくると思う
>>665 いや、そのスレ知ってるけど
過疎ってるから寂しくて。
669 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/27(日) 12:13:47 ID:7t+b6lxI
>>664 七人の侍を黒澤の最高傑作とする人もいるけれど、
黒澤ファンの中にも百姓の描き方に不満な人が結構いたりするからね。
そういう俺も、侍達の殆どが黒澤映画の”いつもの”メンバーじゃなくって、
オールスター・キャストだったらなぁ、と思ったりする。
>>669 自分は、最高傑作どころか、
七人の侍以外の黒澤映画はどれもイマイチだな、と思うぐらいで。
多少マシなのが、隠し砦の三悪人、用心棒ぐらい。
羅生門、どですかでんなんか、「は?何これ?」ってレベル。
>>670 まあ「七人の侍」が突出してるとは思うけど、他の作品も素晴らしいと思うな。
オレも「羅生門」は劇中の事件のどこが「恐ろしい話」なのかピンと来なくいまいちな感じだった。「どですかでん」はまとまりがない感じだったが、浮浪者親子の顛末はじわじわ来るものがある。
672 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/29(火) 22:36:56 ID:EE+ujJja
最初に七人の侍を観てしまうと
あとはどれを観てもこれより劣ってるから仕方ない。
だからといってこれを最後に観る訳にもいかないし、ジレンマだな。
水野晴朗が、黒澤映画の最高傑作は羅生門と言ってたし、
故淀川長治はカラーの黒澤映画こそ真の名作とか言ってたけど、
自分は彼らとは感性が全く違うようです。
673 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/29(火) 23:34:48 ID:tdkFt8V/
カットされたシーン
・久蔵の稲刈り
・最後の決戦で菊千代が家の屋根に潜んでいた野武士に撃たれる
>久蔵の稲刈り
撮影はされたけど編集でカット。
>・最後の決戦で菊千代が家の屋根に潜んでいた野武士に撃たれる
設定が変更されて、農家の中から撃たれることになったので
カットとは違う。
「羅生門」は難解だ。外国で評価されたようだ。
淀川さんの話。アメリカ西海岸の日本人の多い街で公開、邦人の評判は「時間のムダ」
ある米俳優が何度も見に来ていたので理由を訊ねた。「日本ではこんな映画をよくつくるのか?」
「月に何本かはつくる」驚いて「こんないい映画みたことない」と。
J・レモン?は自分のベストワンの映画にあげている。
ワシも何度か見たがわからん。日本人には人気ないみたいだ。
芥川の原作も人間は自分に都合がいいように嘘をつくものだ
というような軽い作品に思える。
>「日本ではこんな映画をよくつくるのか?」
は確かマックス・V・シドーがカンヌで淀川さんに言った言葉じゃなかったかな。
で淀川さんが「毎日だよ!」と。
羅生門の魅力が解らない自分にはこういった逸話がむしろ羨ましかったりする。
まあ外国では負け犬の物語としてあんまり評価がないのに
何故か日本人にはツボのフランダースの犬と逆転の現象か
678 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/30(水) 17:05:51 ID:iuGcqlLb
っぱっぱらっぱん!♪っぱっぱらっぱん!♪
と、侍を探すシーンで
仲代達矢と宇津井健が通りすがってるって聞いたけど
どこ??
>675
>ある米俳優
リー・J・コッブだね、「12人の怒れる男」で最後まで有罪を主張する3番を演じた俳優。
「これまでの人生で見た映画でベストだ」と真顔で言われて淀川さんが驚いたという。
>678
自分で全部答えてる件
675です。これは「デルス・ウザーラ」の頃、ラジオで言っていたもの。
淀川さんは上映時に観客に解説をしてアメリカ人からお賽銭(謝礼)をもらったとか。
そのラジオで「七人の侍」については侍があつまるとこはJ・フォードの「駅馬車」を
参考にしたとか言ってた。
このような勇士が集まって敵と戦う話は面白い。漫画「コブラ」でそのような話があって
ユニークな面々がそろう場面はわくわくした。
ほかには「真田十勇士」「里見八犬伝」「サイボーグ009」ルーツは「水滸伝」ってとこかな。
桃太郎だろ。
682 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/30(水) 21:03:19 ID:lKwPPRLy
>>659 あれは、撮影の前日雪が降ったからそれを溶かすために
何台もの消防車で放水した結果
地面がぬかるみになってしまったから
最後の決戦は雨の中で行われることに変更したらしい。
>>681 桃太郎って、インドの神話の
ラーマーヤナが元ネタって聞いたけど。
どこの国でも仲間を集めての武勇伝は人気ってことで。
西遊記
>>680 コブラとサイボーグ009のルーツは七人の侍だよ。
原作者が映画の大ファンだし。
685 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/31(木) 13:21:36 ID:tHyZLMqA
─あーあ、百姓に生まれねえで良かったな、まったく。犬の方がましだ、畜生!
─下郎、口を慎め!貴様には、この百姓たちの苦衷がわからんのか!
─笑わしちゃいけねえよ。わかってねえのはお前さんたちよ。
─なに!?
─そうじゃねえか。わかってるんだったら助けてやったらいいじゃねえか。何言ってやんでい。
─やる気か?!
─やめんか。おい。ほれほれ。…やめんか!
─けっ。おい、お侍。これを見てくれ。こいつぁお前さんたちの食い分だ。
ところが、この抜け作どもは何食ってると思う。稗食ってるんだ。
自分たちゃ稗食ってお前さんたちにゃ白い飯食わしてるんだ!
こいつらにしちゃこれが精一杯なんだ!何言ってやんでえ!
686 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/31(木) 13:23:12 ID:tHyZLMqA
─あーあ、百姓に生まれねえで良かったな、まったく。犬の方がましだ、畜生!
死んじめえ死んじめえ!早いとこ、首くくっちめえよ!
─下郎、口を慎め!貴様には、この百姓たちの苦衷がわからんのか!
─笑わしちゃいけねえよ。わかってねえのはお前さんたちよ。
─なに!?
─そうじゃねえか。わかってるんだったら助けてやったらいいじゃねえか。何言ってやんでい。
─やる気か?!
─やめんか。おい。ほれほれ。…やめんか!
─けっ。おい、お侍。これを見てくれ。こいつぁお前さんたちの食い分だ。
ところが、この抜け作どもは何食ってると思う。稗食ってるんだ。
自分たちゃ稗食ってお前さんたちにゃ白い飯食わしてるんだ!
こいつらにしちゃこれが精一杯なんだ!何言ってやんでえ!
─わかった。
─なにっ?!
─もうわめくな。この飯、おろそかには食わんぞ。
羅生門は最初についていた助監督何人かが脚本読んでも意味がわからんので
黒澤に説明を請うた。そのうち一人はやっぱりわからんと言って辞めていった。
688 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/31(木) 13:24:35 ID:tHyZLMqA
─あーあ、百姓に生まれねえで良かったな、まったく。犬の方がましだ、畜生!
死んじめえ死んじめえ!早いとこ、首くくっちめえよ!その方が楽だぜ!
─下郎、口を慎め!貴様には、この百姓たちの苦衷がわからんのか!
─笑わしちゃいけねえよ。わかってねえのはお前さんたちよ。
─なに!?
─そうじゃねえか。わかってるんだったら助けてやったらいいじゃねえか。何言ってやんでい。
─やる気か?!
─やめんか。おい。ほれほれ。…やめんか!
─けっ。おい、お侍。これを見てくれ。こいつぁお前さんたちの食い分だ。
ところが、この抜け作どもは何食ってると思う。稗食ってるんだ。
自分たちゃ稗食ってお前さんたちにゃ白い飯食わしてるんだ!
こいつらにしちゃこれが精一杯なんだ!何言ってやんでえ!
─わかった。
─なにっ?!
─もうわめくな。この飯、おろそかには食わんぞ。
>まあ外国では負け犬の物語としてあんまり評価がないのに
そのわりにはハリウッドで何度も映画化されてるし
(ハッピーーエンドにされて)
そもそも原作者はイギリス人なんだがw
690 :
678:2008/02/01(金) 08:43:18 ID:BKVEOs3j
>>679 具体的にどの人?
仲代かな?と思うのは無精ひげで平井堅みたいな顔した奴?
宇津井健は全然わからん。
691 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/01(金) 19:31:50 ID:EMXbYUlq
>>690 679じゃないが、仲代はソレ。
あのシーンで黒澤に5時間も粘られたのは有名だよね。
宇津井健はわかんね。
692 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/01(金) 21:09:48 ID:6yyy0zX9
宇津井健はそんなに変ってないよ。
693 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/02(土) 18:36:41 ID:dmhi0lJA
<<左右は画面に向かっての表現>>
爺様のドアップ「腹が減りゃあ熊だって山降りるだ」
↓
侍1(刀を右肩に掛けている)が右から左へ歩いていく
↓
侍2(仲代達矢)が左から右へ歩いていく(無精ひげで平井堅みたいな顔、刀は背中)
↓
侍2を見送る利吉たち4人
侍3(何かを食いながら左から右へ歩く)刀を左肩に掛けている
百姓2人(藤原鎌足と左卜全)侍を物色するように眺めている
↓
2人連れの侍が右から左へ歩いていく、この2人連れの左側が宇津井健(髭無し)
694 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/03(日) 08:49:47 ID:3FRroNz7
おお、dクス。これならわかるわ。
695 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/03(日) 12:26:01 ID:5Z9lEy3n
>>691 その後、しばらくして黒澤映画に敵役として呼ばれた仲代が
「以前に監督の映画に出させていただいたんですが覚えて
いらしゃますか?」と聞くと「覚えてるから使うんだよ!」
とポッリと言われたらしい。
696 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/03(日) 13:36:55 ID:4m/iPTz4
七人の侍のオマージュ作品である荒野の七人を観た。
まあ面白かったけど、映画そのものよりも
七人の侍のどのあたりをどのようにパクってるかを比較するのに夢中で、
映画そのものは純粋には楽しめなかった。
しかし、イケメンばっかりの7人で、特徴がつかみにくかった。
ハゲのクリスと、ガキのチコしか区別できない。
まあ、七人の侍も、最初は五郎兵衛と七郎次と平八の区別が出来なかったけどさ。
三人とも丸顔のぽっちゃり系なんだもの。てか平八は自分にそっくり。性格まで。
>>696 俺なんか万蔵にそっくりだぜ。性格まで。
志乃・・・髪切れ、髪切って坊主になるだ
おめぇがかわいいから言ってるだ
坊主になっとかねぇと何されるかわかんねぇだぞっ
外人は登場人物の区別つくんだろうか。
七郎次 ひげなし
五郎兵衛と平八はひげあるが
五郎兵衛は羽織着て月代そってる
が平八は両方ともなし。
普通に区別できるよ。
百歩ゆずっで五郎兵衛と平八が判別しにくい
というぐらいならわかるが
七郎次と他の2人が見分けられないのは
目が悪いとしか思えないが。
よほど画質の悪いビデオでも見たのだろうか?
たとえ、浪人でも羽織を着てる
五郎兵衛。
こういうところにもきちんと
性格付けがされてる。
702 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/03(日) 20:38:10 ID:4m/iPTz4
>>700 3回ぐらい観てようやく分かるようになった。
最初に観たのは10年ほど前にVHSビデオで。
画質は悪い、字幕なしで内容そのものが理解できなかった。
五郎兵衛が仲間になった後、与平が米を盗まれるけど、
最初、あの犯人は五郎兵衛だと思ってたほど。
つまり彼は仲間になったフリをした盗っ人だとばかり。
終始、あのそっくり3人の区別がつかなかったから
まるっきり内容が頭に入らなかった。誰がどういう経緯で仲間になったかも。
字幕のあるDVDで10回以上観た今なら理解できるけど。セリフも全部覚えたし。
703 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/03(日) 20:49:47 ID:7ojfGvBX
>>693を確認しようとDVD引っ張り出してきたら結局最後まで観てもうた(´・ω・`)
俺のは日映専chの録画で字幕がないので今回新たに発見したけど菊千代が
落ち武者狩りの戦利品を集めてきたとき久蔵が「俺はこの村の奴らが斬りたく
なった」ってつぶやいてたんだね。殺意まで感じてたんだねえ。
でも、おめーは誰を助けるために村までやって来たんだよ。戦国の時代に落ち武者
狩りをしない行儀のいい百姓がいるとでも信じてるんかい!って突っ込もうと思ったら
菊千代が突っ込んでくれた
チラ裏スマソ
百姓目線もあれば、侍目線もあるんだよ。
でも、いい脚本ですわな。
>>703 あるな〜それ。
ちょっとした場面を確認しようとして結局最後まで。。。
「この映画の呪力のせいか?」
(少し前に公開された際、パンフにあった画家 中村宏の賛辞より)
706 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/04(月) 10:15:49 ID:faT+jFhx
利吉の女房は一言も喋らず表情だけで演技してるけど、どんな気持ちなの?
燃えてるのに気づいた時、驚きの表情になったあと
「畜生…」って恨めしい顔に見えるんだけど、
村人たちが焼き討ちに来たことに勘付いてた訳ではないの?
利吉の顔見たあと叫んで火に飛び込んでったのは、
野武士に汚された自分を見られたくなかったから?
大人になれば分かるよ
708 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/04(月) 20:58:10 ID:RGAp6wMI
あの演技さすがだよね。バックの音楽もミステリアスでさ。
>>708 あのダイナミックで重厚な音楽の合間に1分ほど漂う、
あの妖艶な音楽と演技
良いよねえ
あれは作品中で最も秀逸なシーンの一つだと思いますな。物凄く引きつけられる。
>>706 たまたま目が覚めていて、出火に気付いていたのに、周りを起こさなかったのは何故か。
そこから考えてみると、「畜生…」ではないことが分かると思います。
平八は死ぬ時、利吉の秘密を知ったのかな。
つまり、女房を野武士に取られていた事。
利吉が「おらの・・・女房だあ!」と叫んで突っ伏して号泣してすぐに
平八が死ぬけど、もしあの声が聞こえてたら、それまでの疑問も氷解するよね。
「そうだったのか・・・・・」とでも思って息絶えたのかも。
ところで、商人に化けてた七郎次って最初は丸腰だよね。ってことは
戦いの時に持ってたあの槍は万造のかな。落ち武者狩りで手に入れた。
そうじゃねえの
結局、勘兵衛だって弓を使ってたし
713 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/06(水) 20:57:58 ID:OIIxdWkd
それって重要だよね、見過ごしてたけど。
七郎次「二の丸が焼け落ちて頭の上に落ちて来たときはもうこれまでかと思った云々」
勘兵衛「その時、どんな気持ちだった?」
七郎次「さあ…別に」
「さあ…別に」で終わってしまうこの会話の意味って何なんだ?わからない。
同じ「別に」でも「まあ別にィ」みたいな感じじゃなく、
妙に素で「え…別に…(なぜそんなこと聞く?)」みたいに聞こえるんだけど
最後の、また生き残ったなにつながるんだろ
716 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/07(木) 00:06:02 ID:/72RZScX
最後の戦闘シーンが凄いんだけど
やっぱり何度もリハーサルをしたの?
717 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/07(木) 02:35:32 ID:Iqd6iWAk
少なくとも、ぶっつけ本番じゃないだろう。
>>714 あの質問でまだ戦えるか、もう戦は懲り懲りか
知りたかったんでは?
あそこで七郎次が 「いや〜、あんな怖い思いはもう勘弁。」
なんて言ったら誘わなかったのかも。
と勝手に解釈してるんだが。
719 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/07(木) 11:52:25 ID:8sCPWOU2
>>714 沢尻エリカ発言は、七郎次へのオマージュ
爺様の「やるべし」の口を真似するのが好きだ
奥さんに言うんですか。
722 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/07(木) 21:10:57 ID:OTxnY0In
爺さまの「なにか…また…」ってのもいい!
>>718 自分もそう思っています。
勘兵衛はきっと、七郎次には仲間になってほしいけど、
無理強いは出来ない、と思ってたんでしょう。
そりゃ、あんな格好してりゃな。
>726
サイレントの時のハリウッド大スター。
凄くモテタらしいよ。
>>726 知らんかった。驚きだ。
時代が変わればこんな大物すら忘れられてしまうのね。
自分の職場では七人の侍もクロサワも知らない連中ばかり。競馬やパチの話しかしてない。
三船つったら三船美佳だし。
社員のほとんどが高卒で典型的な田舎の町工場なんてこんなもんか。
頑張って有名になっても虚しいものだね。
1に草人、2に宇礼雄といってだな(ry
>>728 田舎の町工場なんてそんなもんだよ。
ろくなやつはいない。
ただの一人もな。
お前もそこの社員か?
731 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/09(土) 22:10:41 ID:co+neP9q
>>730 でもそういう連中が日本の物作りを支えてるんだよ。
金型なんて最後の砦だから。これが中国で作れるようになったらおしまい。
それはともかく、
菊千代が勘兵衛について回って「何か御用か?」と聞かれても
照れくさそうに頭を掻いて何も言わないのにちょっと萌えた。
あの性格と教養のなさで勝四郎みたいに弟子入り志願出来ないあたりがなんとも可愛い。
村についた後、あのパフォーマンスでなし崩し的に7人目になった時は
「うんうん、やっと望みが叶ってよかったね」って気分になった。
ところで彼はあのニセの系図をどこで手に入れたんでしょう?
あんなものまで手に入れて、よっぽど勘兵衛に認めてもらいたかったんだね。
>>731 ん?
認めてもらうために手に入れたんでなく
以前、盗みに入った家から拝借。ずっと持ってたんだろ
それは違うな。
だったら最初から出していただろう。
思いがけずどっかで手に入れて
喜び勇んで見せに来たって感じがあふれてるだろうが。
菊千代は文字が読めるんだろうか?
あの時代の百姓なんて文盲があたりまえじゃないか?
読めないけど巻物の一番端っこにあるのが末裔っぽいから
「これがその俺様よ!」と言ったのかな。
おそらく古道具屋かなんかから手に入れて
「親父ここんとはなんて書いてあんだ?」
「あ?そりゃ菊千代って書いてあんだ」
「よし、それだけ聞きゃ十分だ!あんにゃろ、これ見て驚くな!」
ってとこだろ。
まあどうでもいい事だな
ばかだなあ。
これが菊千代の百姓コンプレックスを象徴するエピソードとして
その後の展開につながっていくんじゃねえか。
>>735 なるほど!お見事
どうでもいいけど菊千代が「おい俺はお前をずっと探してたんだぞ」
って言うところが無性になまめかしくない?
はだけた胸元と荒い息遣い、そしてあの目線。
ワイルドでセクシー!!!!
>>737 あのエピソードは重要だが
おまえの妄想はイラネ、って事じゃね?
734が疑問に思ってるから
俺がたとえばこんなことじゃねえのか
って言ったまでだ。
文句あんのか。
死んだ侍から取ったんだろ
あの刀もさ。
菊千代が金持ってる風には見えないし、字も読み書き出来ないからこそ持ち歩いてた。
そして後の「百姓はなんでも持ってる」とシンクロする
俺は最初見たとき、
普段はひょうひょうと頼りなさげな三船敏郎、つまり菊千代が
実際の戦になると鬼のような強さを発揮して敵を薙ぎ倒していく映画だと思ったが
正直肩透かしくらった気分だった。どちらかというと久蔵の方が強そうだったし
>>741 持ち歩いていたんならさっさと出してるって言ってんだろ。
あの時点で出したってことはその時なんらかの方法で入手したからだって言ってんの。
死んだ侍から取ったって落ち武者か?
戦に系図持参で行くやつはいないだろうが。
>>743 横レスだけど。
あのタイミング以前に菊千代が家計図を披露できる場面ってあったの?
>>743 さっさと出してるって・・・
ろくに会話だってしてないのにか?
酔っ払ったから出したんだろ
勘兵衛に侍だってことを信用されてないみたいだから(実際そうなんだけど)
癪に障ってたんだろ?
だったらもっと早く出してるっつうの。
あの時点で出したってことはあの時点の直前に誰かから買ったか巻き上げた
と考えるのが自然だろうが。
最初から持ち歩いてたなんてことがあるかよ。
>>746 >>だったらもっと早く出してるっつうの。
それって盗人退治のあとか?
>>746 勘兵衛に侍だと思われてないも何も、菊千代は勘兵衛に近づいただけで弟子入りの意思表示すらしていないのだが。
勝四郎が弟子入りし別れた後、菊千代は勘兵衛を捜し回ったけど見つからず、町人に連れられて勘兵衛のもとに来たわけで、そこまで菊千代が勘兵衛に素性を発表する機会すらなかったよね。
>>746 直前に手に入れたと考えるのが自然とは思えないな。菊千代の成りすまし侍のアイテムが、あの大太刀と家系図のセットだと考えるほうが自然かと思うが。
おぬし侍か?
そうでござる
ふふふ、そうかな?
ってのはいつだっけ?
おれもシーンの細かい順番は覚えていない。
しかし俺が菊千代だったらそんなこといわれたらカチンと来るぜ。
「あのはげ、いつかぎゃふんといわせてやる」
と考えをめぐらすだろう。
そんなとき系図を最初から持ってるならそのときでなくとももっと早い時点で出すってこと。
それなのに次に侍を疑う台詞のやり取りなどないシーンに
唐突に菊千代の方から出している。
酒場から(?)帰ってきて突然だ。
おそらく酒場で知り合ったやつからくすねたか買ったか。
>>750 キミの解釈がそれなら、それでいいと思うよ。解釈が違うことは悪いことでもなんでもない。
>>751 そうじゃなくて、ここは
「うんにゃ、それでええ」
といってもらいてえな。
三船の野生児系統の役ってこれと羅生門ぐらいなの?
お馴染みの渋い三船も好きだが
やっぱり菊千代みたいな、奇声発する野生児系が好きだな〜
初めて三船観たのがそれだったから、後に渋い武将役とか見たとき
かっこいいんだけどなんか似合いすぎててむしろ寂しかった。
菊千代が馬小屋で寝るとき「ふむ、思い出すなあ」って言うけど
あすこの声色に三船の渋い面がちらと出てるね。
それ以外はキーキーキャーキャーうるさいんだが。
あの人地声、太くて渋すぎるよなあ。顔も武士並みの品格があるし、
それをあそこまでちゃんと滑稽で野蛮に仕上げたのはすごいと思う。
でも素の人柄は菊千代寄りなんだっけ?
自分は用心棒や椿三十郎の三船は
菊千代があの戦いで生き残って成長した姿だと思ってます。
つまり七人の侍の世界のパラレルワールド。IFの世界。
あの戦いの後、戦いに疲れた勘兵衛はそのまま村に留まり、
百姓になるために菊千代から鍬や鎌の持ち方を学び、
菊千代は侍の教えを勘兵衛から学ぶ。
やがて勘兵衛が死んだ後は放浪の旅に出る、と。
生きてる間、勘兵衛は儀作に代わり、村の長老的存在になったのかも。
妄想全開すみません。この映画が大好きでどうしても書きたかったんで。
756 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/10(日) 19:05:57 ID:/QxifgdK
酔いどれ天使のやくざ役は、野性味いかしてすごいし、小暮美千代おねいさんとの
ダンスは三船のほうが色っぽいお。
>>753 大平洋の地獄。
リーマービンときーきーきゃーきゃーやってる姿はもう・・
児玉大尉…
>>754 桑畑三十郎は、菊千代の成長した姿というより
生まれ変わりのような気がする。
望んでいた侍の家系に生まれてはきたけれど、
今度は武家世界の堅苦しさに嫌気がさしたような。
とあるサイトで、与平の裏設定を知りました。
彼には野武士に取られる心配のない女房(つまり不細工)と、息子が二人いて、
その妻とはあまり仲が良くなくて別居状態。理由は彼の意気地のなさに嫌気がさしたから。
二人の息子にも同様の理由で軽んじられている。
出典はどこかの記念館に保存されてる閲覧自由の黒澤監督のノートだとか。
これじゃ、十貫だしても与平がカミサンと寝てるとことは見る甲斐がないな
「ゔぐ」って声が三回ほど出てくるね。
盗人が刺されたところと、野伏せりが刺されるところニ度。
まったく同じ声だから「ゔぐ」専門の役者がいるのだろうか
用心棒でも「ゔぐ」って声あるね
七人の侍と同じ声使ったのかな
「気をつけてただよぉ」
のシーン、声と映像が合ってないけど
アフレコって屋外だけじゃないんだね。
あの当時はどういう基準で使われてたの?
勝四郎を待つしのが、水たまりを見ながら髪をといているシーンがいい
離れの住民が勝手な行動を起こした時、勘兵衛が刀を抜いて迫ってくるシーン怖かった。
>>759 なるほど。自分の妄想よりそっちの方がしっくり来る。
三船の風貌は野武士然としてるから、窮屈な生き方は出来ない感じだしね。
種子島を奪いに行く場面で野武士に化けるけど、違和感全然ないし。
現に種子島持ってた奴は見事に騙されてたし。
久蔵の真一文字に結んだ口がいい
やせこけた顔に映える
769 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/13(水) 21:17:26 ID:QBr1WPPC
勝四郎が「男のくせに花など取って」と、桜の枝を振っている自分に気づくとこ
が好き!
>>763 あの頃は光学録音の時代で、フィルムの横に音声波形が
焼き込まれていた。黒澤はよく音に迫力をつける為に見よう
見真似で波形をもっと大きくフィルムに傷付けたりして刻んで
いあちょうだから、同じような波形の形を刻んだのかも
知れないね。
>>763 あの頃は光学録音の時代で、フィルムの横に音声波形が
焼き込まれていた。黒澤はよく音に迫力をつける為に見よう
見真似で波形をもっと大きくフィルムに傷付けたりして刻んで
いたようだから、同じような波形の形を刻んだのかも
知れないね。
youtubeに全編アップされてるの見たけど面白いねぇ
今は廉価版が出てるので、面白かったのなら買ってね♥
本当に買う気があるなら人に聞く前にさっさとググルはず。
776 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/15(金) 09:38:04 ID:83fbO4fo
4 勝四郎
5 五郎兵衛
7 七郎次
8 平八
9 久蔵
(1000 菊千代)
6は??勘兵衛は??
数字に特に意味はないか。
メンバーに加わった順
てかyoutubeで全部見る根性がすごい
何十回クリックするんだ
>>775 「ググル」って何ですか?
それをするとすぐ買えるんですか?
ヤフオクで見たら3980円即決がいっぱい出てきたよ
廉価版と元の高い版て何か違う点はあるの?
数年来の疑問 三船敏郎の身長っていくつなんだろ?
公称172cmってことになってるが絶対違うと思う。
三船氏本人に会った人は小さいので驚くという話しを聞くし
浜美枝と共演した映画で全身が映るシーンがあるけど浜美枝とそんなに
変わらなかった。実際のところ165、6くらいではないかと推察するが。
浜美枝の正確な身長が禿しく知りたい。
浜美枝は170cmだよ
とある事情で、七人の侍DVDをタダで手に入れました。
違法コピーじゃないよ。ちゃんとした正規品。
知り合いから借金のカタに巻き上げたのよね。
他にもPS3やらスタッドレスタイヤやら色々。
向こうから言ってきたことだし、これって犯罪じゃないよね?
犯罪
代物弁済ってやつですな
>>786 え、やっぱり犯罪なの?
じゃあ返そう。残念だけど。
85万円はゆっくり返済してもらう事にして。
どうか彼女の家族が一家心中しませんように。
その程度の金額で一家心中って、「どん底」もいいところだ。
790 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/17(日) 03:01:26 ID:IZDxIyED
PS3買えるんだから最近までそんなに金には困ってなかったんじゃないかな。
DVDのパッケージに写ってる菊千代と
映画の中の菊千代は何だか違和感がある。
パッケージの写真だと、荒っぽい性格ながら全員をまとめるリーダーみたいな感じだけど、
実際には半ば道化役だし。勘兵衛がリーダーだしね。
あのパッケージから想像して、
>>742みたいな勘違いを自分もしてました。
映画の看板なんて昔からそんなもんだ
上映当時のポスターもそんなカンジだね
内容と一致してるとは言い難い
内容とポスターのギャップが一番激しいのは、自分がみたところでは
たぶん「どん底」
>普段はひょうひょうと頼りなさげな三船敏郎
平八や勝四郎ならわかるが、あの菊千代のどこが
頼りなさげに見えるんだw
>>791 作品テーマを感じ取れたら、その意味も解ろうと言うもの。
>>795 映画見る前の時点でのイメージについて語ってるものと思われ。
見る前に作品テーマ感じとれる超人ならいざしらず。
わかんねえやつだな。
中身を見る前の時点でパッケージを見てのイメージがリーダーみたいだ
と思ってたのが、
中身を見た後イメージが変わった
って言ってんだろ?
中身を見てるやつがパッケージを見てリーダーだと思うわけないだろ。
>>あのパッケージから想像して、
>>742みたいな勘違いを自分もしてました。
これ読んで、中身を見てない時点で勘違いしてた
と日本語読める人間なら理解できると思うが?
日本人じゃないの?
映画見る前に作品テーマどうやって感じ取れるっての?
わけかんねえこと言ってんじゃねえよ。
・ジャケットだけ見ただけ→菊千代がリーダーっぽい
・中身みる→ん?菊千代リーダーじゃないじゃんかぁ
↑しかしこれは浅はかな考え。
七人の侍は農民と侍の物語だが、農民でも侍でもないのが菊千代。
ただ単に農民+侍だけじゃ野武士に勝てないが
ほどよく両者の意識の差を理解させ、両者を一つにする橋渡しをした菊千代は重要なキーマン。
・あのジャケットの菊千代の位置に違和感はない。
キーマンとリーダーは違うだろうが
いいか、791はリーダーと勘違いしたって言ってんだ。
キーマンだのなんだの屁理屈こねるんじゃねえ。
それは映画見た後で分かることだ。
お前が違和感無かろうと現に791は違和感あったって言ってんだ。
791の心の中までお前の思うままにはできん。
出来るってんなら
「お前やってみな」
791!
お前もなんか言ってやれ!
791!
お前の心で感じたことを否定されてんだぞ!
いわばお前の全人格を否定されたも同然だ!
それで黙ってみているのか!
い・わ・ね・え・か!
だから、どう読んでも観た後の感想でしょ。
観る前は菊千代がリーダーなのかと思った。でも観たら実は違って道化のようだった。パッケージで感じたイメージとは違いました。て話。
作品を観たなら、パッケージの菊千代か何を叫んでいるシーンかわかるわけで、作品テーマを感じ取れていれば、なぜそのシーンが採用されているのかはわかろうというもの。
>>798で自ら「見た後でイメージが変わった」と言っているのに、携帯まで駆使してどうしちゃったの?
809 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/18(月) 13:02:31 ID:pMTko88D
メイン七人のそれぞれの他の出演映画見ると
七人の侍とはまるっきり違う性格を演じてない?
菊千代以外の6人はみんな人間的に良く出来ている人物だったけど、
他作品では頼りなかったり汚かったりするよね。
菊千代は渋さが売りの三船からしたら正反対キャラだし。
七人〜はそれぞれ役者にとって型破りな役柄だったのかな?
七人〜が初見だからどうしても七人〜を基準に考えてしまう。
頭の悪いやつには何説明しても無駄だと言うことが分かりました。
オレ普及版のパッケージの話してたorz
しかし狂ってる人を少しでも相手にしたことは深く反省してる。
ははは、ご冗談を
あぼん推奨
ID:SUlAi0Ux
815 :
791:2008/02/18(月) 13:26:33 ID:un1yANxt
ヽi| l}
},! リ
. -‐¬ー- .
/ \
/ ヽ
' , ',
lrf; /ハ !
lヾ:〉 _ _ /:_ツ !
! ∠_  ̄ _ヽ !
, ヽ `ー'´ノ ! 私はID:FG1xma6Qよりずっと利口だ!
,′ ヽ/'´ l
/ l
/ li
/ ハ
,. -'´ / l
, ‐'´ l
/ |
816 :
791:2008/02/18(月) 13:29:42 ID:un1yANxt
-=-::.
/ \:\ うけけけ!!、
.| ミ:::| HAAA・・・ 巛
ミ|_≡=、´ `, ≡=_、 |;/ ___| |
. ||..(゚ )| ̄|. (。) |─/ヽ / ___丿
>>812 |ヽ二/ \二/ ∂ / /
. /. ハ - −ハ |_/ / /
| ヽ/__\_ノ / | ___/ /
\、 ヽ| .::::/.|/ヽ / / | /
. \ilヽ::::ノ丿_ /_/ | ∈3ノ =ミ ∬ ∬
/ しw/ノ__ __ | 丿 ミ ノ)
(_ ∪ __| ミ / / ブリュッ (;:.:.__)
(  ̄ ̄\ (;;:::.:.__::;)
 ̄ ̄ ̄\_彡 (;;:_:.__゚.:.:⌒)
あまりわたしをわらわせないほうがよい
ええと、
>>791です。
何か、自分の書き込みがえらい波紋を呼んでしまったようで、申し訳ありません。
あのパッケージを見ての感想は、映画を観る前のものです。
つまり、三船が七人の中心で、彼が主に敵をぶった斬りまくる痛快な殺陣を想像していたわけでして。
他の六人はそのお膳立てみたいな感じ(敵を誘ったりとか)かな、と、あのパッケからは連想されるんです。
で、実際に観てみると、想像してたのとは全然違うから、「あれ?」って思ったんです。
まあ、あれはあれで面白いからいいんだけど。設定とかすごい緻密だし。
だから観てからイメージの違いを感じたんでしょうに。「あれ?」て思ったのは観たあとなんでしょ?
だからリーダーじゃないって思ったのは見る前。
見る前に作品テーマを感じ取れるわけがない。
そんなことも分からないばかが多すぎる。
与平が持ってた壷が600万円だって。
黒澤の私物で、和子が鑑定団に持ってきた。
>>821 見逃したー!
「米盗まれたぁ〜」のあの壷が?600万かすごいね。
菊千代が振り回してた兜は重要文化財で
借りてきた小道具担当が真っ青になったって
話し聞いたな。
ん?ごっちゃになってないか?
値段は400万で、作られたのが600年前、だと思ったが。
菊千代が酔ってたシーン、
あれって三船氏は本当に酔っ払ってたんだそうで。
映画でああいうシーンって役者を実際に酔わせるものなんでしょうか?
常識で考えろよ。
映画で人を殺すシーンは役者を実際に殺すものなんでしょうか?
って聞くのか?
でもダスティン・ホフマンみたいに演技力に自信のないヤツは、徹夜のシーンで本当に前日徹夜したりするからな
ロバート・デニーロみたいな演技力に自信のある奴でも、
七人の侍に出たら役作りのために馬小屋で3ヶ月暮らすとかやりそうだが。
829 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/21(木) 06:45:35 ID:1zF3b/Uu
>ダスティン・ホフマンみたいに演技力に自信のないヤツ
えーっ、パピヨンや卒業や真夜中のカウボーイのホフマンはどれも別人かと
思うくらいすごい演技力だと思うし、デニー路といい勝負くらいでそ。
830 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/21(木) 08:04:01 ID:7N1NExkT
追いてくるか?勘兵衛の問いに「はい」と応える加藤大介。しびれますねぇ
>>825 多少は呑んでると思うよあれは。
本当に呂律がまわらなくなるまで呑むんではなく
判断力に影響のない程度に、良い具合にテンションが上がる程度に
呑んでいるんじゃないかと想像してる。
ドリフのカトちゃんも呑んでたんだろうかね?
>>830 二ツ返事とはまさにあのことだね。
「生きる」の左卜全は全く呑んでない、つか
そもそもまったくの下戸だったんだってね。
監督が言ってる「そういう人の方が酔っぱらいはウマいんだよ」
・・・これを逆説的に拡大解釈したら、三船は下戸じゃないから
「やっぱり少しは呑んでた」ってのが正解かも??
ところでこのシーンのやりとり
「この菊千代という者がお主か?」
「左様で御座る!」 ← これ昔ッから大好きなんですわ。
833 :
809:2008/02/21(木) 14:38:57 ID:EF/ViN6o
意見求ム
>>833 作品が違えば演じる役も違うと思うのだが?
とは言っても、用心棒見てから七人の侍見たから、オレも七郎次には違和感ありありだったけど。
左卜全はいつも同じだが
万造役の藤原と平八役の千秋が
隠し砦に太平と又七のコンビで出演してるけど
後者の方が地が出てると思った。
七人から見た自分としては用心棒の加藤大介がショックだった
838 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/22(金) 11:38:19 ID:2shQAjt2
>>825 ISBNー257−03576−5
にも書いてあるげど俺が社員の時はあのときだけだったなァ
>>809 自分も初めて三船を観たのが「山本五十六」ついで「日本のいちばん長い日」
だったので、そのあとに「羅生門」「七人の侍」と観たときはかなり違和感あったよ。
>>825 >菊千代が酔ってたシーン、
>あれって三船氏は本当に酔っ払ってたんだそうで。
ソースはありますか?
841 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/23(土) 15:55:42 ID:AoABzJKm
「すっかり酔っぱらって目がすわっている菊千代だが、
演じる三船氏もシーン撮影時、本当にお酒が入っていたそうだ。」
本当に書いてありますね。
>>841 「セリフで振り返る名場面そのTーそして七人が集まった」
七郎次の一言「はい」が入ってるのがいいね。
あの、間髪入れぬ承諾。
実生活でいつか使ってみたい。
あと「別に…」も使いたいが、別人の解釈されるからなぁ。
844 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/24(日) 03:19:26 ID:Ym1eJ49Y
845 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/24(日) 11:00:45 ID:yoXZg6Fp
「この、ひよっこ!!」
でも、イサオとミフネ、年あんまり変わらなかったそうだな
>>845 三船は1920-1997
木村は1923-1981
3つしか違わない。ほぼ同年代。
でも、自分の見た目には、菊千代が20代後半で、勝四郎は10代後半に見える。
これが「天国と地獄」になると、さらに年齢差が開いて見えるようになるんだよな
仲代よりも年下に見えるところがすごい
功大好き(;´Д`)
菊千代は30代後半に見える・・・・
ミフネは実年齢にしては貫禄ありすぎるよ
ていうか昔の人はみんなそう見える
現代は幼く見える人の方が多いけど
時代の違いか
功も昔の人
映画の中では何かと言うと子供扱いされ、実際子供に見える勝四郎も
演じてる木村功の年齢は当時31歳っていう事実に驚いた。今の私より年上だし。
マイケル・J・フォックスもビックリだ。
852 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/25(月) 21:02:49 ID:FbKUc9Px
稲葉さんも三船と同年代だけどこの映画ではずっと年上に見える。
演出、脚本、音楽、造形、撮影、表現力、感銘、
全てにわたって緻密でいてダイナミック
映画作りの魅力をあますところなく見せつけるオンパレード
天才黒澤が、凄まじい努力で作り出した最高傑作
これぞ映画。彼こそ侍。
これ見て、黒澤の作品、
何か二つ目を見るとしたら、どれ?
>>854 エンターテインメントもの:隠し砦の三悪人、用心棒、椿三十浪、天国と地獄
シリアスもの:生きる、羅生門、赤ひげ、悪い奴ほどよく眠る
戦後もの:酔いどれ天使、野良犬、我が青春に悔い無し、素晴らしい日曜日
絵画風:どですかでん、乱、夢、影武者
用心棒椿三十郎天国と地獄は見とくべき
「用心」、「棒椿三」、「十郎天国」と「地獄」ですか。
「地獄」ってのは聞いたことあります。あれも黒澤の作品でしたか。
>>854 七人→用心棒→椿、と勝手に順番付けしてみる
あとは
>>855を参考につまんで行けばいいんじゃまいか
ほぼ全ての黒澤映画を観たけど、
はっきり言ってこれを超える映画はない。
あまりにも突出してる。
むしろ、他の監督の名作と呼ばれる作品のが面白い。
>>855 「白痴」を忘れないで下さい。
欧米人が撮った白痴映画いくつか見たけど
あえて日本人を使った黒澤版がドストエフスキーの世界観を一番忠実に表現していて最高。
ついでに絵画風カテゴリにデルスウザーラ入れてくれ。
>>860 エンターテインメントもの:七人の侍、隠し砦の三悪人、用心棒、椿三十朗、
天国と地獄
シリアスもの:生きる、羅生門、赤ひげ、白痴、悪い奴ほどよく眠る、
蜘蛛巣城、生きものの記録
戦中・戦後:酔いどれ天使、野良犬、わが青春に悔いなし、素晴らしき日曜日
姿三四郎、虎の尾を踏む男達、静かなる決闘、醜聞、一番美しく
絵画風:どですかでん、デルスウザーラ、乱、夢、影武者
老境ほのぼの:まあだだよ、八月の狂詩曲
今日初めてこれ見たんだけど、白黒で、CGなしでどうしてこんなに面白いのかわからない自分が非常に残念…。
>>862 色彩美やCGだけで面白いといえる映画ってそんなにないだろ?
白黒でも関係ないんだよ映画の面白さなんて
黒澤初心者に「白痴」や「どん底」はきついんじゃ?
白痴見たのは3作目くらいだったけど三船のゴージャス衣装に萌えた
最初に「白痴」観た時が亀田騒動の真っ最中だったから、主人公亀田が「ぼく、バカなんです」と言った時噴いた。
>>848 木村梢キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
>>862 役者も演出も美術も素晴らしいけど、やっぱり「脚本が面白いから」 これに尽きると思う。
共同で脚本書いた橋本忍が去年出した、複眼の映像っていう本に七人の侍誕生の経緯が詳しく書いてあるぜ。
橋本はシナリオでストーリーを担当していたことに注意。
関係者はみんな死んでいることに注意。
暖かさとか厳しさとか…「侍のテーマ」がいいね。
無駄なシーンが無いな
どこかカットするならって言われても迷う
>>871 どこかカットするなら、戦乱の世にとか書いてある文字はイラネ
作品で十分伝わる
無駄なシーンは無いが
久蔵が銃声より早く倒れるのはいかん。
あれは直したほうがいい。
音速より弾の速度のほうが速いからな
でも画的に観客が見ている位置が種子島と久蔵の間だから、銃声がわずかに早いほうが理にかなう。
銃声は同時でいいんだけど、遅いのは「あれ?」と思ってしまう。
望遠レンズ越しに見てるだろ
レンズがどうとか関係ないと思うよ。観客に見えている画が全て。
>でも画的に観客が見ている位置が種子島と久蔵の間だから、銃声がわずかに早いほうが理にかなう。
あのね
おっさん。
光は一秒で地球を7回半できるぐらい
早いんですけどね。
雷がいくら近くでなっても
稲光より雷鳴の方がわずかでも早く聞こえる
なんてのは物理法則的に不可能なんだよ。
もちろん、あれぐらいの距離で
音速と光速の差を実感できるわけがないんだけど
そうすることで、空間の広がりを演出してるわけですよ。
>>878 あ、間違えてた。銃声がわずかに遅いほうが理にかなうが、あれは遅すぎと言いたかったけどなんか逆を書いてしもうた。
すまんのう、すまんのう・・・おっさんなんでのう・・・
880 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/29(金) 19:40:30 ID:U7vtGSNK
そのシーンって確かリニューアル版では修正されてるって聞いたけど。
違ってたかもしれないが。
侍を探す街のシーンもいいな
仲代達也が歩いている時の音楽がいい
あれはトランペットか?
882 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/01(土) 08:51:39 ID:4BvYI6qD
用心棒の音楽はうるさくて嫌だったけど、七人のサムライはトランペットが
いいよね。あのファンファーレみたいのアンフォーゲタボー。
883 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/01(土) 11:00:43 ID:itgwSasB
初めて観たとき、オープニングの音楽と、古さゆえに微妙にぶれつつ浮かぶ、あのどでかい手書きの
クレジットの圧迫感が相俟って、なんとも不気味な気がしたもんだが、いまはあの地の底を這って
迫り来るような音楽あってこそのseven samuraiなんだと思うようになった
やたらとせりふを交えず、風の音と小川のせせらぎだけでストーリーを進行させるのなんざ、
今の日本映画の撮り手たちも見習ってほしいもんだ
884 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/01(土) 16:01:05 ID:H856mcYy
「ほねまでびしょぬれだっ」あの連中いい。
結局2番目にはなにをみればいいですか。
ナウシカの次にはラピュタを見ろ、的な
的確なアドバイスをお願いします
>ナウシカの次にはラピュタを見ろ、的な
だったら「隠し砦の三悪人」かな
887 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/02(日) 07:53:39 ID:aUIHffCq
>>885 映画や本は「出会う」ものだから、人が勧めるのに従って見ても
かならずしもその人と同じ感動を得られるとは限らないよ。七人を
見て、その監督に惚れたらいろいろ自分で探してみるよりないんでないか?
888 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/02(日) 09:01:09 ID:JqI8Hde3
>>885 ただひとつ言えることは、「七人の侍」の後に「用心棒」はお勧めしない。2作品くらいは挟んだほうがいいと思う。
次の1本なら、「椿三十郎」か「生きる」がいいんじゃないかな。長くないし。
890 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/02(日) 14:02:52 ID:utg5qD8+
当分、繰り返し「七人…」をみろ
まあ七人の侍は20回くらい見てからやっと飽きてくるよね
2年前にDVD買って2週間に1度見てるが全く飽きないな。もはや習慣化してるw
見る度に新しい発見がある映画って凄いよ・・
7〜8年前にBSでやったのを録ったVHS、
メンドクサイから、タイトルも書かずに放置してた。
で、歳末大掃除ンとき、「アレ?これ何録ったテープかな」ってんで・・・。
死ぬほど忙しい時に、丸々全編見ちまって
ヨメと壮絶極まる喧嘩になったことがある。
確かに俺が悪い、悪かったんだけど
「これが途中で止められるか!」
上の方で木村功が若すぎる、って言ってる人がいるけど、
故長谷川一夫はもっとすごかったんでは。
逆に笠智衆は実年齢よりも上の役ばかり演じてたね。
東京物語では48歳の時に72歳の老人役だし。
笠智衆は生まれた時からじいさんだったって話がある。
>>893 喧嘩の時間の方が上映時間より長かったりしないか
897 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/02(日) 22:57:14 ID:BqYf8lud
笠が麦秋で原節子と兄妹の役やってたけど、あれはちょっと無理があったな。
髪を黒く染めたりして頑張ってたけどw
しかも両親が菅井一郎と東山千栄子という
これまた無理のあるキャスティングだ。
村人の方言つったら語尾に「〜だ」がつくぐらいだけど
実際ああいう方言って今でいうどの辺の地方だ?
やっぱり東北だべか?
>>899 ほう…
余人はいざ知らず、拙者は初見じゃ
かたじけない
「没後10年 特集・黒澤明の世界」
NHK総合
放送日:2008年 3月 8日(土)
放送時間 :翌日午前3:35〜翌日午前3:50(15分)
十数年前にBSで放映された「七人の侍はこうつくられた」
…うちはBS観られなかったので知人に録画を頼んだよ。
で、実は今でもBSは観られない。。。
昨日借りてきたリトル・ダンサーとぶっ続けで見てしまった
野伏せり突っ殺すだ!
>>901 キター!! ・・・・・って、たった15分かよorz
まあ黒澤生誕100周年ではもっとすごいのやるよな
野伏せりが現れた時に出る太鼓の音楽が不気味だったよなあ
野伏せりのテーマ曲と侍のテーマと農民のテーマ曲を同時に重ねてかけて
映像に迫力をもたせるのも上手かった
905 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/06(木) 13:47:37 ID:XegUOE44
今更だが志村喬とモーガンフリーマンてちょっと似てないか?
よく言われるなそれ
侍たちってみんなあっさり死んでるね。
全員、火縄銃で撃たれて終わり。
脇役も含めて、死に方があっさりなのは意図的な演出らしいけど。
908 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/06(木) 21:23:13 ID:8ZcR0erh
なかなかくたばらないのもウンザリするけどね。
卯之助のことか!?
>907
>全員、火縄銃で撃たれて終わり。
戦いが終わってみると
侍が刀で死なない悲しさがこみ上げてくるんだよな。
特に剣の道を極めようとしていた久蔵なんか悔しいだろうな。
>>908 ハリウッド映画みたいに銃弾食らったり斬りつけた敵が
更にパワーアップとかしたら萎えるだろうな。
野武士「菊千代・・・ここからが本当の私の姿だ」(なぜかモンスター化)
菊千代「何だって!!!!?・・・ガクッ」
野武士「パワーが・・・今まで略奪してきたパワーがみなぎってくる」
勝四郎「今です、先生」
勘兵衛が弓を構える。矢のスローモーションCG。
逆に剣で負けた形では死なせたくなかった、というのもあるんじゃない?
卑怯な飛び道具で非業の死を遂げたが「侍」として負けて死ぬわけではない、みたいな。
913 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/07(金) 20:10:56 ID:WTrP1aG2
それにワイルドバンチやラストサムライみたく、(本当に戦う)
最後のサムライの姿にしたかったんだろうな。
914 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/07(金) 22:59:30 ID:KHHMlkiD
一発食らってすぐ死ぬというのはリアリティがあっていい。
もちろんそういうことを意図した演出だろうけど。
見るほうにすればあっけなくて物足りなさを感じるかもしれないけどね。
物足りなさよりはかなさを感ずる。
>>912>>915 わかる、わかるなぁ
最新型のビヨンドマックスでサヨナラホームラン打たれた感じだな
「映画に賭ける〜脚本家・橋本忍」
BShi :3月10日(月) :午後8:00〜午後9:50(110分)
黒澤明監督の『生きる』『七人の侍』『砂の器』など日本映画を代表する傑作を書いてきた。
映画に賭け続けた60年の人生と創作の秘密に迫る。
918 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/08(土) 15:34:47 ID:KoEiAVD5
久蔵の一騎打ち場面ばかり、繰り返し再生してしまう
斬られ役のおっさんも、いい味出してる
>>918 あのシーンは自分も好きだけど、
ちょっと長すぎるような気がする。
あの侍、遠目から視ると木賃宿に泊まってたヘタレ侍のおっさんに似てる。
最初視たとき同一人物かと思ってしまったw
吉本新喜劇の池野めだか
「今日はこのくらいにしといたるわ」のルーツが
「残念!相討ちだのう!」
・・・チト違うか。
あの侍って「虎の尾を踏む男達」に出てた人?
>>922 山伏に扮した義経の家来の中で一番背の高い男のことかな?
あれは確か横尾泥海男だったはず。七人には出てないな。
>ちょっと長すぎるような気がする。
椿の決闘シーンのにらみ合いも
長すぎてだれるとかいうんだろうな。
画面がとまると耐えられないって
ゆとり教育の成果かよ。
925 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/09(日) 02:53:24 ID:sTpLdh0g
「七人の侍」も「虎の尾を踏む男たち」も見たことないくせに何言ってるんだ
927 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/09(日) 07:29:27 ID:I8NkZhCD
七人じゃないんだけど、赤ひげで、院内の個室ならぬ個住宅に閉じ込められてた
殺人狂の若い女性患者が行方不明になる。皆で手分けして探してると、
当人が襖の向こうをスーッと横切る場面があった。それがすごい怖い。
最近気づいたんだが、シックスセンスで一番怖い画面。スクリーンの手前側を
幽霊がスーッと横切るシーン(何度見てもここで鳥肌が立つ)、あれは
黒澤の影響ジャマイカ。
928 :
918:2008/03/09(日) 09:40:45 ID:nkf4rcIx
あのおっさん、見た目の年齢と体つきからいって到底スタントマン(当時、この手の職種が
あったのかどうか知らんが)のたぐいではなく、まあ、大部屋俳優のひとりだったんだろうが、
最期、斬られて地に沈んでいくときのスローモーションを見る限り、相当の覚悟をクロサワから
要求されたんだろうなあ、と想像する今日このごろ。
若貴全盛の頃、若乃花が土俵際で手をつくのは潔くないと、顔から地面に落ち、甘んじて
顔半分に擦過傷を負ったときのことを思い出した。
>>928 相撲って足の裏以外が地面に着いたら負け
手を着かないのはできるだけ体を残すためだよ
潔さとは関係ない
>>924 失敬な。63年生まれのおっさんをゆとり呼ばわりとは。
椿三十郎のあのシーンは最後にして最大の見せ場だから
むしろもっと長くても良かった。
でも久蔵の一騎打ちの場面はちょっと冗長な感じがするだけ。
そうそう、椿三十郎といえば、あの血がブシューって吹き出すあの場面、
見てた若い侍たちが息を呑んでたけど、
あれは演技じゃなくてマジでビビってたそうだね。本当に斬ったと思ったとか。
血が吹き出る演出を知らされていたのは三船と仲代、
あとは油圧ポンプで血を吹き出す演出を実行した二人の小道具係だけだったとか。
黒澤が小道具係りがポンプの操作間違えて血が盛大に出てしまったって
インタビューで言ってたぞ。
質問
久蔵「かわいそうに、だいぶ痩せたなオヤジ!」
茂助「顔でも洗うべえ」
これは脚本チームが雰囲気を和ますために入れたのでしょうか?
>>932 流れから云うと、「いかん、皆硬くなっておる」(勘兵衛)を受けての
久蔵のアクションだと思うので、仰有るニュアンスとは違うような。
もちろん、劇中で云うところの、
「決戦を控えて緊張した村人の雰囲気を和らげる=リラックスさせる」
ということなら、云われる通りでしょう。
「顔でも洗うべえ」 久蔵の心配りもやはり空回り??的な感じが出てて
(つまり、そう簡単に茂助は侍チームと打ち解けられない←志乃の件)
その辺もやたらリアルだと思う。
したがって、周到綿密に書かれた脚本の一齣、という方が相応しいと思います。
仲代も具体的には知らされてなかったと証言してただろ?
ただ、「失敗しても替えの衣装は沢山用意してあるから思い切りやれ」
とだけは言われてたんで「あぁ、血糊が出るんだろうな」と推測してただけだと言ってた。
実際には替え衣装用意されてなかったらしいが。
その辺のトコ、椿三十郎のDVD特典で語られてるね
ポンプの圧力でひっくり返りそうになるのを懸命に堪えてたとか
野上照代が仰天して逃げ出したとか
しのとの、セックスシーンを
20分くらい、リアルにモザイクなしに
再現したリメイクバージョンを作ってください
>>934 >実際には替え衣装用意されてなかったらしいが。
数十着用意されてたとか。
志乃が麻美ゆまに見えて仕方無い
>>933 撮影されたもののカットされた
久蔵が麦刈りをするものの
うまく刈れず、鎌を見て首をひねってる。
万造がその鎌を取り上げて
すいすい刈って行く。
それを見て苦笑いの久蔵。
この場面とニュアンスは似てるね。
久蔵は剣の達人であっても
他のことには不器用。
>>939 何でカットしたんだろ。
見たかったなあ。そのシーン。
>937
衣装さんは、替えが1揃いしかなかったのでヒヤヒヤしていたと発言してたんじゃなかったか?
菊千代と与平のコンビは有名だけど、
七郎次と万造、平八と利吉も
なかなか味があってよろしいかと。
「ゆっくり娘の・・・倅の顔を見て来い」には苦笑した。
上半身裸の志乃が髪を洗ってるのを万造が見つめてるとこ・・・
どうしても釜足の目がマジに見えるんだよな。
今見てるが、シノの髪をトカスシーン
泥水の鏡で、髪とかすシーン
いいな!モエかな!
946 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/11(火) 06:28:34 ID:OG12Ey7c
>944
カメラの角度を変えて別々に撮ってるわけだから、カマタリの真剣なまなざしの
向こうにはカメラしかないはず。りっぱな演技だお。いい役者だった。
947 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/11(火) 10:27:31 ID:m9+ZopwO
釜足は斜視だからイイ。
用心棒ラストの顔も逝っててイイ。
アメリカ映画「ミッキー ワン」でもウオーレン・ビーティと出てる。
948 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/11(火) 10:41:03 ID:OG12Ey7c
あれ、斜視なんだ。斜視でいい演技の人けっこう多い。シックスセンスの
中に組み込まれたストーリーで、娘を殺虫剤で毒殺する母親役の女優。「お前が殺した
んだな」と言う父親を、見返す目が斜視で決まってた。ジョン
マルコビッチも、あの斜視で盲人の役やったときよかったし。松坂慶子も
直さずあのままだったほうが、演技に幅が出てたろうに。
>>942 仲代達矢「私の履歴書」より
「御殿場のロケ地に行って、おやっと思った。
予備の衣装が何十枚も積んである。
そして着物の下に容器のようなものを付けさせられた。」
自伝なんてのは後から付け足しの創作ってありがち。
951 :
訂正:2008/03/11(火) 11:26:36 ID:/flWcZC5
創作を脚色に替えてください
>>949 そりゃ「乱」の話だろ。
参考にならん。
どっちにしてもスレ違い。
先日始めて見たけど面白いですね。
菊千代の感情丸出し尻丸出しのキャラ大スキw
彼が水車小屋で赤ちゃん抱えて言う台詞が泣けた。
あれは思い出すだけで涙でてくる。
ヘビメタやスラッシュバンドのアルバムに入ってるバラードみたいな
いつもの激しい音の中にある静かで熱い刹那さを、あのシーンと台詞に感じる。
スターウォーズも大好きだから元ネタがでると思わずニヤニヤw
他の黒澤映画も見てみたいと思います。
>>955 水車小屋の菊千代ね。僕にも衝撃的で、ニュースで子供の虐待事件のニュースを見るたびに、そのシーンを連想しては泣きそうになるようになったですよ。
>>955 勘兵衛がたまに頭をなでるでしょ。
ヨーダが頭をなでるのも、そこからのオマージュだってさ。ルーカス本人が言ってた。
彼は自称「クロサワの一番弟子」だけに、すごく細かいとこまで
微妙に真似してる。探せばいくらでも見つかりそう。
>>956 切なさをもったキャラって魅力的ですよね。
>>957 そうそう、そこでもニヤニヤw
長老の顔アップがでた時にヨーダに似過ぎで吹いちゃいました
杖ついて歩く姿もなんかヨーダっぽいですしw
>>957 そうそう、そこでもニヤニヤw
あの、なでるのはいろいろ意味があるんだが
ただ、真似されてるからという視点でしか
見られないとしたら、不幸。
>>959 もちろん、本筋での「頭撫で」も理解してますよ。
心配サンクス。
ウチ木を鳴らした菊千代
6人が、駆けるシーンで、久蔵、薪割り、古女房、参謀、カンベイ、若侍だっけ?
「この水車小屋も引き払って貰う」
「な、なんだって〜!(AA略)」のシーンで
その赤ン坊を勘兵衛が抱いて
もう可愛くてたまらん、て感じであやしてるでしょ。
それも
>>955-956 のシーンに効いてるんだよねえ。
何回見てもこういう具合に「気づかされる」箇所ばかり。
ほんとに凄い脚本、演出だとつくづく思いますね。
961ですが、
補足、
あのシーンで
久蔵が一番先、
後の五人の意味はあるんかなです。
黒沢は何か狙いがあったのか?
964 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/11(火) 22:31:48 ID:4Rr3psmZ
エヴァンゲリオンに予備の刀へのオマージュがあるね。
こういう流れは読んでる方が恥ずかしくなるから止めとけ。
要するに七人の侍がリメイクされる前宣伝だってんだろ、どうせ。
>>962 お前織田の「県庁がどうした」スレッドでさんざん「この作品のテーマは気づき〜」がどうとか
「わくわくどきどきするね」とかたわ言を騒いでたよな。
口調、文法、キーワードの使い分けをちょっとは覚えようぜ(w
頭ナデる癖って、「酔いどれ天使」の医者もやってなかったっけ?
968 :
962:2008/03/12(水) 12:47:28 ID:EScjUdNP
>>965 違うよ。
そんなスレ覗いたことも無いよ。
云っても信じないかも知れんが、とにかく云っとく。
「気づき」等の単語や言い方が気に入らないんなら、今後の参考にしとくけどね。
お邪魔しました。
可愛そうな人ってどこのスレにもいるんだなあ
いい年した大人なら余計哀れだわ。
>>962-968 いいんだよ。
こっちも言い過ぎたかもしれない。
で、書き込みの時給って幾らくらいなの?
>>963 実際、その順序だったらしい。
千秋は陸上競技の経験あるから
一番かと思ってたら
宮口が一番速かったので
驚いた
と黒ちゃんがね。
剣豪が遅かったらまずいだろう。
ドラゴンボールを七個集めるという設定は七人の侍だな。
大元は八犬伝?
976 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/13(木) 10:55:33 ID:jZqT003A
七人の侍は桃太郎のパクリ
志村=桃太郎?