「七人の侍」について語ろう!

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1この子の名無しのお祝いに
映画史上最大最高の面白さ!
これぞ本物のサムライ映画だと思うのだが・・・
2この子の名無しのお祝いに:04/06/04 04:54 ID:HOyas6Ia
だからさあ、「二十四の瞳」とどっちがすごいのよ。
3この子の名無しのお祝いに:04/06/04 05:53 ID:YSC1EkNW
>>1  言われなくても分っている。もう何も語るべきことはない。
>>2  その2作を比べることに一体どんな意味があるんだ?
4この子の名無しのお祝いに:04/06/04 06:07 ID:y16st5Lw
>>1
>本物の
映画ってのはみんな嘘話だよ
5この子の名無しのお祝いに:04/06/04 06:22 ID:YSC1EkNW
>>4
つまらんことしか言えない奴だなー。
じゃあドキュメンタリー映画も嘘話か?
6この子の名無しのお祝いに:04/06/04 06:37 ID:HOyas6Ia
>>1
お前この板はじめて来ただろ
7この子の名無しのお祝いに:04/06/04 07:22 ID:f/+lg7ja
突然ドキュメンタリー映画の話にすり替えてつまらない
切り替えしをしようとする低知性な香具師がいるんだな


8この子の名無しのお祝いに:04/06/04 09:52 ID:lW2Yq26I
野武士が馬鹿すぎないか
9この子の名無しのお祝いに:04/06/04 16:50 ID:zni6gr0B
「七人の侍」の影響を受けた映画

「荒野の七人」
「宇宙の七人」
「ワイルド・イースト」
「アンドレイ・ルブリョフ」
「コナン・ザ・グレート」
「ブレード/刀」
「13ウォーリアーズ」
「戦場」
「バグズライフ」
「地獄の七人」
「死霊の七人」
「プライベートライアン」
「十三人の刺客」
「座頭市」
「スターウォーズ ジェダイの復讐」
「ラストサムライ」
「L.A.コンフィデンシャル」
「リーグ・オブ・レジェンド」
10この子の名無しのお祝いに:04/06/04 17:05 ID:RD1UFQ/b
黒澤関連のスレ立てるんなら本スレで相談してからにしろ。
11この子の名無しのお祝いに:04/06/04 23:41 ID:NzfJ6tZB
右を見ろ!→                                       下を見ろ!↓









ばか、こっちは左だ                                      ←右を見ろ!

12この子の名無しのお祝いに:04/06/05 00:56 ID:H8AUdfEI
↑ ツマンナイ
13この子の名無しのお祝いに:04/06/05 01:01 ID:yx7l3COM
60年代までは日本映画のイメージは決して悪くなかった
明るくモダンな作品が数多く作られ、若者や女性や子供の観客も惹きつけていた
内容だって、金をかけた超大作でこそアメリカには太刀打ちできなかったけど、
それ以外のジャンルでは高いクオリティを維持していた。
はっきり言おう、日米の差はそれほど離れていなかったのだ
それが70年代を境に天と地ほどの距離に引き離されてしまった
テレビ相手に映画業界が苦境に陥ったのは日米共に同じ
それをアメリカは歯を食いしばって耐え、テレビにはない「質」を追求し、その
努力がアメリカンニューシネマを生み、最終的にスピルバーグという大輪の花を
咲かせた
一方で日本映画は質ではなく「テレビでは放送できないもの」で客を呼ぶという
安易な道に走った。その方針が生み出したのが893映画だ
確かに893映画は一時的にブームとなった。しかしそのツケは大きかった。893映画
は若者や女性の観客に「日本映画=暗い、ダサイ、古臭い」の三重苦のイメージを
決定付けた。やがてブームが終わると、日本映画など誰も見向きもしなくなった
さらにその後のポルノ映画路線。これが日本映画に「汚らしい」というイメージも
付け加え、完全に息の根を止めた
一方で日本映画関係者は893映画ポルノ映画をなにか価値の高いものであるかのように
論じ始め、世間の価値観から隔絶された閉鎖的なコミュニティーを築き、その中で理屈
をこねくり回すようになる。それがまた一般人から日本映画界って気味悪いと思わせる
原因となった

もう893映画やポルノ映画を変に持ち上げるのはやめよう。この2ジャンルは日本映画に
害悪しか与えなかったし、その先に何も生み出しはしなかった。893とポルノにより日本
映画は二十年歴史が遅れたのだ

14この子の名無しのお祝いに:04/06/05 08:30 ID:8RnJ7/DA
○○
○○
○○

15この子の名無しのお祝いに:04/06/05 13:11 ID:FzJn+qw4
昔の映画は字幕を付けて欲しい。
何を言ってるのか聞き取れないところが多い。
16この子の名無しのお祝いに:04/06/05 13:29 ID:WnNfDPNN
>15
輸入版買え・・・といいたいところだが規制法が心配だ・・。
17この子の名無しのお祝いに:04/06/05 16:30 ID:LDXAEmgB
訴えられたNHK大河の武蔵って結局どおなったの?
18この子の名無しのお祝いに:04/06/05 16:58 ID:2unXWRrI
このスレいらんだろ。
19菊千代:04/06/05 17:19 ID:8ct6penE
やい、お前達、一体百姓をなんだと思ってたんだ?
仏様とでも思ってたか ああ?
笑わしちゃいけねえや。百姓ぐらい悪ずれした生き物はねんだぜ。
米出せって言や、無え。麦出せって言や、無え。何もかも無えって言うんだ。
ふん、ところがあるんだ。何だってあるんだ。
床板ひっぺがして掘ってみな。そこに無かったら納屋の隅だ。
出てくる、出てくる、瓶に入った米、塩、豆、酒。
山と山の間へ行ってみろ。そこには隠し田だあ。
正直面して、ペコペコ頭下げて嘘をつく。なんでもごまかす。
どっかに戦でもありゃ、すぐ竹槍作って落武者狩りだい。
よく聞きな。百姓ってのはな、けちんぼで、ずるくて、泣き虫で、意地悪で、間抜けで、人殺しだあ。
ちくしょう。おかしくって涙が出らあ。
だがな、こんなケダモノ作りやがったのは一体誰だ?
おめえ達だよ。侍だってんだよ。
ばかやろう。ちくしょう。
戦のためには村あ焼く、田畑踏ん潰す、食い物は取り上げる、人夫にはこき使う、女あさる、手向や殺す。
一体百姓はどうすりゃいいんだ。百姓はどうすりゃいいんだよ。くそー。
ちくしょう、ちくしょう、ちくしょう、ちくしょう
20この子の名無しのお祝いに:04/06/05 20:13 ID:uYn42D21
↑のシーン撮る時に三船が監督に「僕、鼻水垂らせますけどやってみますか?」
と提案し、実際に見事な青ッパナ長く垂らして見せたテイクがあったそうだが。
結局は汚らしいと採用されなかったわけだがそのカット見てみたいものだ。
21この子の名無しのお祝いに:04/06/05 20:24 ID:HqcI62fR
>>10
黒澤映画自体はぜんぜん好きではない人でも、この映画は好きだという人も多いから、
このスレがあってもいい。

この映画、ネタというか戦国時代の逸話が各所にうまく組み入れられていて、
いい。パクリだといわれればそれまでなんだが。
22この子の名無しのお祝いに:04/06/05 22:59 ID:bP/d5b5V
>21
子供を人質に取った盗賊を退治した志村喬のエピソードは、戦国時代
の剣聖、上泉信綱のエピソードを基にしている。
23この子の名無しのお祝いに:04/06/06 00:19 ID:3id/9kQg
>>1の必死の自演を生暖かく見守るスレw
24この子の名無しのお祝いに:04/06/06 01:10 ID:xpINZEzR
>>15
DVDは字幕付き
25この子の名無しのお祝いに:04/06/06 01:43 ID:xpINZEzR

これぞ娯楽映画の原点、
26この子の名無しのお祝いに:04/06/06 01:54 ID:WSwiTwL9
>>1の必死の自演を生暖かく見守るスレw
27この子の名無しのお祝いに:04/06/06 02:18 ID:xpINZEzR
全世界が熱狂した。
28この子の名無しのお祝いに:04/06/06 02:42 ID:V3mlYGB7
50年前の映画だのに。
500年経っても変わるまい。
29この子の名無しのお祝いに:04/06/06 06:52 ID:Riwk8P/X
このスレいらんな
30この子の名無しのお祝いに:04/06/07 00:10 ID:AdXA69mr
アメリカ人は勘兵衛が好き

フランス人は久蔵が好き

イタリア人は菊千代が好き

じゃあ五郎兵衛と平八と勝四郎は何人が好きなんだよ?
31この子の名無しのお祝いに:04/06/07 00:22 ID:jmX1SEcf
イマジン
32この子の名無しのお祝いに:04/06/07 00:25 ID:AdXA69mr
あっ七郎次が抜けてた。
33この子の名無しのお祝いに:04/06/07 00:32 ID:jHAiGxSV
おっぱい星人は志乃が好き
34この子の名無しのお祝いに:04/06/07 00:34 ID:HdUNATnL
>>30
中山仁
35この子の名無しのお祝いに:04/06/07 03:03 ID:T9ROoklC
このスレ不要だね
36この子の名無しのお祝いに:04/06/07 19:50 ID:66c45oc9
        ----
       |○○|
       |○○|
       |○○|
       | △ |
       | た |
       |----
       |
       |
       |
37この子の名無しのお祝いに:04/06/07 21:19 ID:ahUMkRJ3
自営業者は五郎兵衛が好き
トラックの運ちゃんは平八が好き
奥様は勝四郎が好き
ホモは七郎次が好き
38この子の名無しのお祝いに:04/06/11 14:15 ID:anZbqE4R
黒澤さんが「七人の侍」をよく食べ物に例えていたけど何と言ってたっけ?

カップヌードルの上にエビフライ乗っけてその上にグラタンソースをかけて・・・だっけ?
39この子の名無しのお祝いに:04/06/11 16:06 ID:OPYXtXCR
うまい棒を麩菓子にはさんでその上にフルーチェをかけて…だったかな?
40この子の名無しのお祝いに:04/06/14 10:22 ID:yQJMNesI
書くのはもうすこし様子を見よっと。
41この子の名無しのお祝いに:04/06/14 19:55 ID:w+LX+OlT
初めて見たのが「最後の劇場公開」だったので、運よく映画館で見れました。
42この子の名無しのお祝いに:04/06/14 19:58 ID:1F90HB+6
 ↑
ら抜き言葉
43:04/06/15 10:47 ID:0q/o5FGh
七人の侍の歌ってあるんだよ、シャーリー山口が歌ってるの。
44 :04/06/15 11:04 ID:BsvdfHDg
酔いどれ天使の歌だってあるよ、イヨマンテ柏崎が歌ってるの。
45この子の名無しのお祝いに:04/06/15 11:46 ID:hWH8OP+s
兄貴、今のはなんて曲だい?
46この子の名無しのお祝いに:04/06/15 12:49 ID:ucyHsook
人殺しの歌だよ
47この子の名無しのお祝いに:04/06/15 13:23 ID:MDkCUfTU
カットされた久蔵の稲刈りシーンが見たい
48この子の名無しのお祝いに:04/06/16 02:29 ID:ZcCROlcZ
見終わったら、尻出してミフネのマネしたくなる。
49この子の名無しのお祝いに:04/06/17 13:15 ID:FJv7+Zxj
>>8
黒澤映画は出てくる人物を対比として見ると結構、馬鹿っぽく見える。
カンベエ>野武士、三十郎>九人の若侍、戸倉>竹内などなど
50K10:04/06/17 15:58 ID:Iwrk3QR/
同じ長編の赤ひげは寝てしまったがこれは長くても全然眠くならなかった
51千石自営業:04/06/17 16:38 ID:JlT1rU0Y
1番最初に死んだ侍が 現実では1番長く生きたのは皮肉ですね。
52この子の名無しのお祝いに:04/06/17 17:48 ID:Do5B7p+1
ある意味黒澤の直感はすごいな
53この子の名無しのお祝いに:04/06/18 23:53 ID:kailTZcK
ある時期は、死んだ4人の役の役者が生きてて、
生き残る役の3人が死んでたんだよね。
54この子の名無しのお祝いに:04/06/19 02:11 ID:pRwe/NfR
だいぶ前にBSで「七人の侍研究」という英BBCの番組を放映したことがあった
カット割りの持つ意味だとか、音楽の使い方等々外国じゃこんなに細かく映画づくりを研究してるのかなんてひどく感動したよ
今でも時折録画を見ることがある
55この子の名無しのお祝いに:04/06/19 02:15 ID:AuGXq2wY
オープニングの音(ザッザッ)や野武士の馬の扱い方とか非常に細かく分析していたね。
56この子の名無しのお祝いに:04/06/19 02:42 ID:pRwe/NfR
BBC番組見ると、ただ単にこの映画がオモシロイだけじゃなく映画の物作りはこんなに深いのかって気付かされる
たしか同じ頃黒沢監督も出演した「七人の侍メーキング」も放映されて、両方合わせてたのしんでます
57この子の名無しのお祝いに:04/06/20 14:51 ID:iBMf5Oyk
八人目の侍=利吉
58この子の名無しのお祝いに:04/06/20 14:51 ID:8J2UJuTQ
七人の侍ねー長嶋といっしょで団塊のジジイしかほめてない糞映画でしょ?

大した映画じゃないからテレビのロードーショーで流れないしね。

その点宮崎は凄いね、ラピュタとかトトロとか毎年ロードーショーで流れるからね。
59この子の名無しのお祝いに:04/06/20 15:35 ID:VD/fiwe8

アホ
60この子の名無しのお祝いに:04/06/20 16:29 ID:M81sfQfi
「七人の侍」が初めて観た黒澤映画なんだけど、俺も観る前は「七人の侍」
を褒めちぎる奴なんて単なる権威主義者だと思ってた。
でも、実際観たときに、その認識は間違ってたと気付いた。
随分昔の作品だけど、今観ても全然古びてない。むしろ
斬新に感じた。
61走れエロス:04/06/20 17:34 ID:wSZPBgqw
荒野の7人と見比べたら、黒澤の凄さがよくわかりました。
62この子の名無しのお祝いに:04/06/20 19:16 ID:BQKmdES5
>七人の侍ねー長嶋といっしょで団塊のジジイしかほめてない糞映画でしょ?

釣りレスだが・・・一様、間違え。
これは事実誤認。60年代から70年代の黒澤は団塊=左翼から否定されっぱなし
正確には蜘蛛巣城から、【代表は井筒か?】
63この子の名無しのお祝いに:04/06/21 09:37 ID:h8m3DpUm
「七人の侍」を自衛隊肯定の映画だって深読みする頭でっかちのサヨには
辟易する。
昔、この映画の批判に対して黒澤は「西部劇を見ろ、インディアンを
ジャンジャン殺してるじゃねえか」って反論してた。

ぶっちゃけ言うと人の生と死は裏表一体のカードのようなもので、
人を生かすヒューマニズムもあるなら、人を殺す(悪を倒す)ヒューマニズム
もあっていいんじゃないか?っていう究極の部分をついてるから、
今の時代になってもなお斬新に感じるんじゃないかと思う。
これが認められなかったらヒットラーとも「お友達に」なるしかない。
64この子の名無しのお祝いに:04/06/21 12:32 ID:a1Mep+Ky
IMDbの総合ランクで、とうとう6位になったね。
65この子の名無しのお祝いに:04/06/21 12:40 ID:59lIHOqH
ハワードの「ウィロー」は「七人の侍」のパクリ(オマージュ?)だらけ。
冒頭で野武士の群が疾走する場面をそのまんま引用しているし、
マーティガンのキャラなんか菊千代ソックリ。
66この子の名無しのお祝いに:04/06/22 17:38 ID:Ig8Rewja
父方のジーさんは戦前から某政党で活動し、戦中は特高になんども拷問された。
左翼運動史のあらゆる文献に名前が載ってる。

うちの両親は、全共闘世代よりもやや上の世代だが、
バリバリ左翼で今でも左翼。某政党にも所属している。
しかも、両方とも当時は演劇人。
オヤジは左翼の筆頭劇団に所属、お袋は新劇の舞台女優。

が、当時から三人とも、七人の侍と黒澤明を評価していた。

俺が小学校の時、近くの名画座で七人の侍を上映していたときも、
「分からなくてもいいから観ておきなさい」と連れていかれた。
(まぁ、名作といわれるモノで観る機会のある作品は、ほとんど連れて逝かれたけどね)

で、そんな俺の周りの大人も、当然、左翼の映画人・演劇人がいっぱいいたが、
批判よりも評価する声の方が、圧倒的に多かった。

どっちが「一部の左翼」かわからないが、左翼みんなが否定していたというのは、
明らかな誤解だと思うよ。
67この子の名無しのお祝いに:04/06/22 19:18 ID:O3MpBk9d
左翼 ≠ サヨ
68この子の名無しのお祝いに:04/06/23 02:38 ID:iPql8Wu3
村外れの三世帯が離脱しようとした時の、勘兵衛の演説には素直に感動。で、余韻を
残しつつ休憩…
69この子の名無しのお祝いに:04/06/23 04:35 ID:p+L3GttI
「己の事ばかり考える奴は、己をも滅ぼす奴じゃ」

千秋実はどうなるんだよー
70この子の名無しのお祝いに:04/06/23 11:07 ID:TrZQ8Hjf
サヨの認識・・・侍+農民=革命の志、野武士=国家権力
71:04/06/24 02:15 ID:tYE4wkgS
左翼には三種類ある.旧左翼と新左翼と珍左翼だ.

>>62があげてゐるのは,新左翼(権威主義的な旧左翼に反発する).たしかに彼らの間では
映画の黒澤や音楽の武満は,あまり人気が無いかもしれない.
>>63のいふサヨとは,新旧の左翼とはあまり関係がなく,珍左翼.
これらに対し,>>68の親たちは,その経歴からみても明らかに旧左翼であらう.
まったく話がかみあってゐない.
72この子の名無しのお祝いに:04/06/25 01:23 ID:DGQkJhZO
どもっ>>68です。
左翼の話は>>66さんですよね。一応訂正。
73:04/06/25 12:17 ID:2aSViCYt
>>72
まちがへました.許してね.
74この子の名無しのお祝いに:04/06/25 22:19 ID:0Idese1N
七人の侍の中で最強なのは久蔵ってことでいいな?
75この子の名無しのお祝いに:04/06/25 22:29 ID:V4W8/cBa
山形勲とだったらどっちが強いだろ。
「惜しいことをしました、あれほどの剣客を」
・・・・あ、勝四郎評だからアテにならんか。
76この子の名無しのお祝いに:04/06/26 00:07 ID:APKsNOZR
>>74
やっぱり最後まで生き残った勘兵衛だろ。
77この子の名無しのお祝いに:04/06/26 00:11 ID:X1uLLhlu
七人の侍スレで77げっと。
78この子の名無しのお祝いに:04/06/26 05:30 ID:AT6Dw72f
>>74>>76
剣の腕・・・久蔵>かんべえ
戦略、リーダーシップ・・・かんべえ>久蔵
79この子の名無しのお祝いに:04/06/26 05:37 ID:mt+DQ6Ga
>78
そのまんまだな
80この子の名無しのお祝いに:04/06/30 01:23 ID:Ve9PTogZ
五郎兵衛はイマイチ特徴に欠ける。意外と勝四郎より能天気だったりするかも。
81この子の名無しのお祝いに:04/06/30 06:15 ID:p1pjbrVS
ヲタってきもちわるい
82この子の名無しのお祝いに:04/06/30 11:11 ID:pAE7z5ny
何年ぶりかで、この映画を見た。
野武士の頭をずっと東野英治郎だと思っていたんだが、違ったな。
しかし、東野英治郎の野武士の頭やったほうが良かったんではと思う。
83この子の名無しのお祝いに:04/06/30 13:16 ID:V94Obq4U
>>61
あの宮崎駿も「荒野の七人」駄目らしいね。
黒澤と対談した時に批判していた。
84この子の名無しのお祝いに:04/06/30 16:10 ID:p1pjbrVS
荒野の七人も傑作だよ。他の西部劇と比べてみ。
換骨奪胎したハリウッドらしい爽快な映画。ハヤヲの意見なんかどうでもいい。
85この子の名無しのお祝いに:04/06/30 20:32 ID:hDCeKGpw
黒澤監督に「荒野の七人」を撮ってほしかった。
きっと大傑作になっていただろうね。
86この子の名無しのお祝いに:04/06/30 22:38 ID:9EvjoJ+o
「荒野の七人」は、好きだと言われたら納得できるけど
傑作と言われるとちょっと抵抗を感じるな。
87この子の名無しのお祝いに:04/07/01 02:04 ID:LgaMWZ8c
黒澤版とは比べようが無いけど
荒野の七人は普通に面白いよね。
ちなみに宍戸錠氏がフェバってます。
88この子の名無しのお祝いに:04/07/01 06:30 ID:We8rIwQB
>>84
黒澤監督自身も宮崎監督との対談の中で否定的な意見言ってるよ。
まあオリジナルのほうが凄すぎるから霞んで見えるだけであって、駄作とは
言えない。
89この子の名無しのお祝いに:04/07/01 14:00 ID:ANnZ/6s0
>>82
> 野武士の頭をずっと東野英治郎だと思っていたんだが、違ったな。
> しかし、東野英治郎の野武士の頭やったほうが良かったんではと思う。

東野英治郎は、「盗人」らしいが、どこで出てくるのかサッパリわからん。


>>84-88
>荒野の七人

俺も、あれはあれで好きだよ。
90この子の名無しのお祝いに:04/07/01 15:14 ID:uZKk9pos
>89
志村喬に斬られる立てこもり犯。
スローモーションで死ぬ人。
91この子の名無しのお祝いに:04/07/01 18:17 ID:ANnZ/6s0
>>90

あぁあれか!
サンクスコ
92この子の名無しのお祝いに:04/07/01 18:39 ID:Gr0TzLft
宮崎「「荒野の七人」はめちゃめちゃでしたね」

黒澤「リメイクというのは、成功した試しがない」

宮崎「とにかく白人のガンマンと、メキシコ人を百姓にしたという設定は、最低です」
93この子の名無しのお祝いに:04/07/02 15:13 ID:iWpqtRCW
蜘蛛巣城とか乱も、いちおうリメイクだと思う
94この子の名無しのお祝いに:04/07/02 21:13 ID:4oEZe00b
↑そういうのはリメイクとは言いません。
95この子の名無しのお祝いに:04/07/02 21:20 ID:1slhPpgt
ペキンパーがスローモーションを多用したのは「七人の侍」の影響。
96この子の名無しのお祝いに:04/07/03 22:26 ID:cmWTVdW5
最初の方、通行人のサムライ役で仲代達也、山崎努とか出てますよね?
彼らが七人やったら(若いし背も高いし強そう)野武士に勝つの当たり前
ま、どこか頼りなさそうな(平均身長165センチくらい?)のサムライ達だから
観てる方も感情移入できる  やはり黒澤、キャスティング上手いね
97この子の名無しのお祝いに:04/07/03 23:28 ID:c1cY6ogr
>>96
通行人には宇津井健も。
山崎努は知らなかった・・・
98この子の名無しのお祝いに:04/07/04 00:02 ID:xi3l5IQG
山崎努は出てないでしょう。
99この子の名無しのお祝いに:04/07/04 02:18 ID:XRbwm5Sf
正直七人の侍のどこがいいのかわからん。
画像汚いし、なんか見てるとスカトロ物みたいだし
第一こんなクソ映画は50年代で終わりでしょう?
これ褒めてる評論家も黒澤のヤクザ一族に
こびてるのバレバレじゃん。
100この子の名無しのお祝いに:04/07/04 03:34 ID:Ck4lZuo+
余裕の100げと。
しかしかなり頭悪そうなのが約1名いるね。
101この子の名無しのお祝いに:04/07/04 23:03 ID:9B2oNVFX
>>96
高嶋忠雄も出てなかった?
102この子の名無しのお祝いに:04/07/07 00:04 ID:qfTtguAZ
>>89
「七人の侍」と「荒野の七人」
決定的な違いは何か?
それは、襲撃する側(野武士・山賊)からの視点だろう。
この点で、「荒野の七人」のほうが奥深いものがある。
103この子の名無しのお祝いに:04/07/07 00:46 ID:f5Inj3T8
カルベラ役のイーライ・ウォラックは良かったなあ。
荒野の七人は多分この人が一番存在感あったと思う。
104この子の名無しのお祝いに:04/07/07 01:03 ID:znmkQ0wy
『荒野の七人』面白いけど、やっぱり『七人の侍』に比べるとかなり落ちるね。
七人集めるところがオリジナルでは前半の見せ場なのに、こちらではそこがほぼばっさり落とされている。
というか大半がリーダーの知り合いですましてるし。まあああいうじっくりな描写がハリウッド的なところでは
敬遠されるものではあるが。あとあれね、三船敏郎と木村功のキャラクターがミックスされて分けられてるのね。
そのうちの大人的見解を持つ要素と子供要素で。つまりはわかりやすく分類し直したということか。
でもやっぱりオリジナルの方が圧倒的に面白いよなあ。
105この子の名無しのお祝いに:04/07/07 16:48 ID:SQ39NuKr
深い話じゃないんだけど、この映画昭和27年でしょ?
当時の日本映画と比べて展開のテンポや俳優のセリフ回し、
シーンのつなぎなんかに全く古さが感じられない。
(聞き取り易さとは別だけど)
特に木賃宿のシークエンスとか、こんなの今でも絶対撮れないと思う。
「おぅ!侍みつかったかい、安くて強くて・・」
「拙者、昨夜は思わぬ不覚を取ったが」
「強ぇのは手におえねえしよぅ」
「馬鹿、早くしろ、先生が来る」
「わかってんなら助けてやりゃいいぢゃねえか!」
たたみかけるテンポと展開・・・いろんなエピソードが
「この飯、おそろかには食わんぞ」へ見事に収斂していく。
106この子の名無しのお祝いに:04/07/07 18:01 ID:+Gp5OSha
最後のカンベエの「勝ったのはあの百姓達だ。わし達ではない・・・」のセリフ。

任侠とは、何の得もないことをできることをいうらしい。
だとすると七人の侍は任侠(ヤクザ)肯定映画となるが、
このセリフを入れることによって黒澤は自身の信念である、
ヤクザ的なものに対する批判をやってみせたのである。
このセリフがなかったら「七人の侍」は世界映画史上における傑作の一つとなりえただろうか?
107この子の名無しのお祝いに:04/07/07 18:04 ID:f5Inj3T8
(σ・∀・)σワケワカラン
108この子の名無しのお祝いに:04/07/07 18:10 ID:WFHAOWfG
>>106
最後の勘兵衛の台詞なくても言いという人のほうが多数派だと思う。
あの台詞に深い意味付け、思い入れは無用。
映画のダイナミズムを体感すべきだよ。
109この子の名無しのお祝いに:04/07/07 18:19 ID:f5Inj3T8
つーかさ百姓は自分たちの居場所がはっきりしてるけど侍はそれが
ないわけだよね。要するに羨ましいってことじゃないの?
110この子の名無しのお祝いに:04/07/07 18:44 ID:AXJ/RgFx
結局、土を相手の生活者が一番強くてしたたかなんだ
・・・しかし「我々の生き方も」という少しばかりの矜持も感じられて佳い文句だと思うがなぁ
111この子の名無しのお祝いに:04/07/07 18:59 ID:Tfi/U/dX
>最後の勘兵衛の台詞なくても言いという人のほうが多数派だと思う。

多数派だとしても、そんなに差をつけてはいないと思う。
112この子の名無しのお祝いに:04/07/07 20:23 ID:CTow9jnX
>この飯、おそろかには食わんぞ
113この子の名無しのお祝いに:04/07/07 22:50 ID:WUWzSeup
>>108
無用と言われても思い入れてしまうんだよ。
そしてそれに答えてくれる映画でもある。
114この子の名無しのお祝いに:04/07/07 23:13 ID:w6kYKYil
「争うこと」でしかメッセージを込められない、
表現できないってのは陳腐だねぇ〜

115この子の名無しのお祝いに:04/07/08 00:00 ID:6vHa7tfD
(σ・∀・)σワケワカラン
116この子の名無しのお祝いに:04/07/08 00:19 ID:OfEWt/0O
個人的には「勝ったのは〜」の前の「また負け戦になったな・・・」て
セリフが余計だった気がする。加東大介の「え?」てのがなんか白々しい・・・。
117この子の名無しのお祝いに:04/07/08 01:56 ID:P2qCNUVx
>>108
>最後の勘兵衛の台詞なくても言いという人のほうが多数派だと思う。
>あの台詞に深い意味付け、思い入れは無用。

深いと意味づけはないが、商業的な意味づけはある。
要は、観客に媚を売っているだけだな。
118この子の名無しのお祝いに:04/07/08 03:17 ID:yi6OdDRA
多々良純がいい味出してるね!
まゆ毛がつながっているのは笑えるけどw
119この子の名無しのお祝いに:04/07/08 07:47 ID:EC4yY4jJ
あの村のセットをアトラクションとして再現してほしい
120この子の名無しのお祝いに:04/07/08 12:10 ID:DJx2xLAY
>最後の勘兵衛の台詞なくても言いという人のほうが多数派だと思う。

・んじゃ、ラストどう締めるんだろうか?
田植え、墓ショットで終わるの?
121この子の名無しのお祝いに:04/07/08 12:49 ID:sOENQWRK
そもそも田植えのシーンイランと思う。
墓と去っていく侍が終わればよかったのに。
122この子の名無しのお祝いに:04/07/08 13:05 ID:EC4yY4jJ
シーンの長撮りとかうざいとこ
他の作品にもあるけど田植えシーンは
感慨深い気持ちにさせるには絶妙な
味付けだと思う。
感傷に浸ってるのは生き残った侍だけであって
百姓はとっとと日常に戻ってるというか。
123この子の名無しのお祝いに:04/07/08 13:57 ID:OfEWt/0O
おまえらみんな ほげたらだ
ほげほげ たらたら ほげたら ぱあ!
124この子の名無しのお祝いに:04/07/09 00:27 ID:FfhKPiRS
黒澤が有名なのはは知ってるけど、どの映画も同じに見えて仕方がない。
汚い時代劇で、ワンパな脚本が唯一の印象という程度。
とにかく自分は見ないし、自分のまわりにも黒澤褒めてるヤツがいない。
ここの板をはじめて読んでみて、
自分が普通だったんだってわかってホッとした。
いったい、黒澤のファン達は街のどこにいるんだろう…
125この子の名無しのお祝いに:04/07/09 02:51 ID:GYkk4fAv
>>106
>だとすると七人の侍は任侠(ヤクザ)肯定映画となるが、
>このセリフを入れることによって黒澤は自身の信念である、
>ヤクザ的なものに対する批判をやってみせたのである。

何を言うておるのかよくわからんが、じゃあ野武士は何なんだ?
ヤクザ的と言えば、むしろ野武士だろう。
しかるに、この映画では野武士の側の事情を描くことはほとんど無い、
というより台詞すらほとんど無いから、
人間ですらなく、まるで鬼かなんかのようである。
まあ、そういう設定のほうが、単純な観客には向いてはいるな。
でも、俺はこれはこれで、面白いと思うよ。最高傑作とは思わんが。
126この子の名無しのお祝いに:04/07/10 22:09 ID:b6q0fnU/
今、日本映画専門チャンネルでやってるね。
志村喬役がユル・ブリンナーでとか宮口精二役がジェームズ・コバーンでとか、
両方とも何回か見てるせいかすぐに荒野の七人を思い出してしまう。
いかんな。微妙に違うんだけどね。
127この子の名無しのお祝いに:04/07/10 22:27 ID:rqJt7ayX
>>126
で、三船がホルスト・ブッフホルツでとかw
でも三船は死ぬがブッフホルツは生きてる(微妙に勝四郎混じり)
128この子の名無しのお祝いに:04/07/10 23:17 ID:Hs6NIRIx
津島恵子ってまだ生きてるよな。
この人がこの映画について語っているのを聞いたことがないな。
129この子の名無しのお祝いに:04/07/10 23:22 ID:mLKpNLaj
○ ○
○ ○
○ ○
 △
 た
130この子の名無しのお祝いに:04/07/11 00:01 ID:utTVhdeF
>128
川本三郎の本では、他の映画でストリッパーの役とかをやったことに
ついて、モダンダンスをやってたから肌を見せるのはさほど抵抗がない
と言ってましたね。七人の侍でも結構きわどい描写があったけど、
それについては何もコメントなかったので、さほど苦労はなかったの
かも。
131この子の名無しのお祝いに:04/07/11 22:34 ID:kHvokJlN
>128
子供がまだ小さかった頃に「荒野の七人」を見て感激していたので、
この映画は日本の映画を元にして作られた事、
自分もそれに出演していた事を語れたのが誇らしかった、
っていう話を聞いた事があるな。
あと、TVで直接本人が話してたのでは、
クロースアップのシーンでキャッチライトが強すぎて眼を傷めたとも言ってた。
「眼を切りました」って言ってたから手術する程酷かったのかな?
132この子の名無しのお祝いに:04/07/12 22:16 ID:FAwjLOxH
IMDbで、とうとう5位。
じわじわ上がり続けているというのが凄い。
いずれトップに躍り出るんじゃないか。
133この子の名無しのお祝いに:04/07/12 22:42 ID:kCdZshqC
早坂文雄の遺作 「ユーカラ」演奏age

15(木)
19:00開演 現代日本のオーケストラ音楽
第28回演奏会
指揮 矢崎彦太郎 
演奏 東京交響楽団
曲目 入野義朗/小管弦楽のための「シンフォニエッタ」
   長生 淳/秋−白い恒久
   早坂文雄/交響的組曲 「ユーカラ」
全席自由
\1,000
梶本音楽事務所 公演部
03−3574−0550

ttp://www.t-bunka.jp/concertguide/200407/1607dai.htm
134この子の名無しのお祝いに:04/07/13 05:08 ID:/2ry/uPI
順位もすごいけど
「12人の怒れる男」「レイジング・ブル」「チャイナタウン」etcより
得票が多いのが凄い。
135この子の名無しのお祝いに:04/07/13 12:17 ID:Jv2nslWU
観た。

すげぇテンポいいのなこの映画。
ただ早いだけじゃなく、ストーリーが破綻してないから
3時間半という時間を感じる事無く最後まで観られた。

今まで白黒の映画なんて、と思っていたけど
さすがに浅はかだったと反省させられたよ。
136この子の名無しのお祝いに:04/07/13 22:39 ID:0dOCn95G
>>135は工作員
137この子の名無しのお祝いに:04/07/13 23:05 ID:3qB0W/Ci
>135
なんだか幸運を呼ぶペンダントの広告みたいだぞ。
138この子の名無しのお祝いに:04/07/14 00:20 ID:7yAcPrX2
>>135は糞
139135:04/07/14 06:34 ID:2iTwlFeV
素直な感想だったんだけどな。
どうもスレ違いだったようでスマンかった。
140この子の名無しのお祝いに:04/07/14 06:56 ID:juWLHxdc
>>139
スレ違いは>>136-138だよ。
141この子の名無しのお祝いに:04/07/14 07:02 ID:xKaYynzU
>>139-140
スレ違い
142この子の名無しのお祝いに:04/07/14 07:28 ID:W5vxV3nd
ここは

「七人分のオムライス」

スレッド
143この子の名無しのお祝いに:04/07/14 11:20 ID:RfH3TAuo
クロ厨はやっぱ異常だな。ゾッとするよ。
144この子の名無しのお祝いに:04/07/14 14:41 ID:bXmBLC/B
あえて言うけど、
「残るは十三騎、これはすべて中に入れる!」
勘兵衛の、この決断に無理はなかったのだろうか?
結果として、菊千代も久蔵もこれで命を落としたわけで・・・
145この子の名無しのお祝いに:04/07/14 15:32 ID:/CDX22mg
>>133
俺としては、入野義朗/小管弦楽のための「シンフォニエッタ」を聴きたいな。
日本における12音音楽黎明期の作品だと思うが、
単に12音技法を輸入しただけではなく、十分消化して聞きやすい作品だ。
まあ、スレチガイだが。

で、「七人の侍」だな。
確かに、傑作だし、面白いが、そんなにベダボメするほどの作品ではなかろう。
もっと褒める作品があるんでは?
ここで出ている内でも、「荒野の七人」のほうがよっぽど傑作だし面白いぞ。
146この子の名無しのお祝いに:04/07/14 18:24 ID:RfH3TAuo
>144
あのシーンて予告編では志村のアップだけど、本編では横からの
ロングなんだよね。予告編版のほうがいいような希ガス。
147この子の名無しのお祝いに:04/07/14 20:31 ID:6W1G8iMv
「荒野の七人」よりなぜ「七人の侍」のほうが遥かに面白いのか?
それは

日本文化>>>>>>超えられない壁>>>>>>>アメリカ文化

だからだ。
148この子の名無しのお祝いに:04/07/14 21:31 ID:/7iwVdw8
荒野の7人は設定からして失敗してる。7人が何でただのガンマンなんだよ。
それ、野武士だろ。まるで性質の違う映画になってる。
比べるのはナンセンスだよ。
149この子の名無しのお祝いに:04/07/14 21:38 ID:6W1G8iMv
まあスタージェスみたいなB級監督ではなく西部劇の神様ジョン・フォードに撮らせていたら
名作になっていたかもしれんが。
150この子の名無しのお祝いに:04/07/14 21:52 ID:7eCdgsy1
>>144
五郎兵衛の死、農民の疲労、志乃と勝四郎に象徴される精神的極限etc
勘兵衛が「全部中に入れて決戦を挑む」決断をするに至った材料提示が
細やかに(しかしテンポよく)行われているので、観ている方は否が応でも
納得せざるを得ない、ってのが正直な意見です。
結果はともかく「他に採るべき選択肢」を逆に思量してみても結論は同じだと。
151黒澤天皇:04/07/15 00:49 ID:1/LySF98



       本物をつくろう、本物の時代劇を


152この子の名無しのお祝いに:04/07/15 00:59 ID:/aShlRtG
俺、DVD持ってるけど、初回限定トラブル版なので気合抜けました。
153この子の名無しのお祝いに:04/07/15 01:02 ID:oACjRLH6
>>150
加えて、雨故に一応種子島攻撃の心配が無くなったってのも。
結局屋内から撃たれたけれど。
154この子の名無しのお祝いに:04/07/15 11:56 ID:6N/NQsj7
>>145
 12音なんて化石のような音楽がマンセーな香具師はゲソオソ板へ逝ってくれ。
155この子の名無しのお祝いに:04/07/16 16:44 ID:PE10rkI7
>>154
別に、12音マンセーではないが、、、
まあ、音楽が出たついでだから言うが、
音楽の面で、「七人の侍」と「荒野の七人」を比較すると、
圧倒的に「荒野の七人」の完勝だろう。
たしかに、早坂文雄の音楽も悪くない、タイトルの音楽、侍のテーマも秀逸だ。
しかし、荒野の七人の一度聞いたら忘れないタイトル音楽はもちろんだが、
映画の途中に流れる中南米の民族音楽をうまく消化した音楽が画面にぴったりで、
この点で、早坂に勝っているだろう。
そればかりでなく、荒野の七人は音楽では他の西部劇を凌駕しているな。
156この子の名無しのお祝いに:04/07/16 17:10 ID:ke7+/elb
>9
どうして「スリー・アミーゴス(邦題:サボテン・ブラザース)が入ってないんでつか。
ショボーン。
157この子の名無しのお祝いに:04/07/16 19:23 ID:lQlbcTAp
全体的に面白い映画だとは思うけど、どうしても最後の合戦シーンがダレて仕方ない。
「隠し砦の三悪人」のノンストップ2時間の超娯楽活劇と比較すると、どうしても評価が落ちる。

少なくとも、日本一とか、世界一の映画ではない。
158この子の名無しのお祝いに:04/07/16 19:30 ID:XrNtmo6q
「隠し砦」も序盤もたついてね?
159この子の名無しのお祝いに:04/07/16 20:02 ID:frbXqEAq
「隠し砦の三悪人」
この作品をやたら持ち上げる人はイタい人が多い。
160この子の名無しのお祝いに:04/07/17 00:34 ID:QEpJma8d
撮影前に必ず「七人の侍」を見る監督はスティーブン・スピルバーグ。

あとタルコフスキーも撮影前に「七人の侍」を見ていたらしい。
161この子の名無しのお祝いに:04/07/17 01:19 ID:6jMIt/4D
タルコフスキーは若い頃黒澤に傾倒するあまりなのか
芥川の小説まで読んでたらしい。
162この子の名無しのお祝いに:04/07/17 01:52 ID:nfuv6MGG
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163この子の名無しのお祝いに:04/07/17 07:44 ID:YOz+UxSv
>>157一応マジに突っ込み。
>全体的に面白い映画だとは思うけど、どうしても最後の合戦シーンがダレて仕方ない。
>「隠し砦の三悪人」のノンストップ2時間の超娯楽活劇と比較すると、どうしても評価が落ちる。
これは主観。
だから↓こうは繋がらない。
>少なくとも、日本一とか、世界一の映画ではない。
でも、そういう意見は分かる。
164この子の名無しのお祝いに:04/07/17 07:52 ID:YOz+UxSv
155も・・・・言うのやめた。
発言者が「荒野の7人」が好きで、
主観的には間違いなく傑作だ、ということはよく分かるよ。
165この子の名無しのお祝いに:04/07/17 16:36 ID:QOQd+4jD
166この子の名無しのお祝いに:04/07/19 18:29 ID:Jw+956ae
雨の戦闘シーンって10分もないのね。
167この子の名無しのお祝いに:04/07/19 21:59 ID:8FeamQ+E
「荒野の七人」は「七人の侍」より1時間以上短い
168この子の名無しのお祝いに:04/07/20 15:51 ID:J01vu+yS
SEVEN SAMURAIって複数なのにSを付けなぃのはなぜ?
169この子の名無しのお祝いに:04/07/20 17:05 ID:ZhtuuvuL
>>166
?計ったことないけど、10分以上あるように感じられた。
それだけ迫力あったってことか。
170この子の名無しのお祝いに:04/07/20 19:22 ID:llT0Owv6
雨中の戦闘シーンの最後の方で、女達が批難している家に
種子島を持って入ったのは2人だったと思うが、手負いの
菊千代に刺されたのは1人で、もう一人はどこにいったの
だろう。
171この子の名無しのお祝いに:04/07/20 19:23 ID:2vFkv0eh
>>168
広島カープと同じ理由だと思う。
172○○○:04/07/20 21:49 ID:llT0Owv6
samuraiの語尾の「〜i」が複数形の語感を
持っているからだと思うが。
173この子の名無しのお祝いに:04/07/20 22:12 ID:RW47oQTD
>>168
アメリカ人は、SAMURAIとは職業であり階級であると考えてる(実際そーかもしれんが)
だから THE LAST SAMURAI も SAMURAIS ではないし
THE YAKUZA も YAKUZAS ではない
174この子の名無しのお祝いに:04/07/20 22:15 ID:RW47oQTD
ま、七人の侍も『七人の侍たち』では妙だし
175この子の名無しのお祝いに:04/07/21 03:08 ID:YKoiQ6uj
「侍が七人」とかね
176この子の名無しのお祝いに:04/07/21 07:08 ID:+84t98nV
ざ七人の侍ず
177この子の名無しのお祝いに:04/07/21 11:56 ID:9dsAqQM/
最後に勝四郎が「野伏せはどこじゃー、野伏せは」と
叫んでいて、敵弾に当たり肉片1切れを残して海の藻くずに
消えるところが一番感動した。
178この子の名無しのお祝いに:04/07/21 21:34 ID:OMSGTc3K
肉片1切れを残して海の藻くずに消える???
179この子の名無しのお祝いに:04/07/22 09:18 ID:vRuAxdjo
そんな七人の侍はいやだ
180この子の名無しのお祝いに:04/07/22 17:55 ID:3l87ZVgi
>>178さん、>>177はどうやらなにか脳の機能障害で旅順閉塞と「七人の侍」が
混ざってしまったようです。
で、俺が一番好きなのは「ほっほ〜い、来やがった来やがった!」と菊千代が
信濃丸から緊急電文を発信するところ。わくわくするね。
181この子の名無しのお祝いに:04/07/22 23:04 ID:LvMZIkzv

「野伏せ」って英語でなんて訳すのだろうか?
182この子の名無しのお祝いに:04/07/22 23:45 ID:KLesV2dv
bastard
183この子の名無しのお祝いに:04/07/22 23:50 ID:KMASEyRF
「bandits」ってことになってるね、この
ファンサイトでは。

ttp://members.jcom.home.ne.jp/okera674/
184この子の名無しのお祝いに:04/07/22 23:58 ID:LvMZIkzv
>>182-183
おぉ、勉強になります。ありがとう。.

185この子の名無しのお祝いに:04/07/23 18:05 ID:zavrEB+9
「七人の侍」って実話なんだよ。
186この子の名無しのお祝いに:04/07/23 20:12 ID:qgIc4Yhm
>>183
いいサイト教えてくれてありがとう。
でも、おれはまだ、「荒野の七人」派だ。
ただ、ボスは、「七人の侍」の方がいいとはおもうがな。
話は飛ぶが、志村喬より、(本名 島崎捷爾)の方がいいと思うぞ。
ところで「捷爾」って、「しょうじ」でいいのか?
187この子の名無しのお祝いに:04/07/23 20:41 ID:c1+9IDqk
188:04/07/23 21:01 ID:c1+9IDqk
なんの縁もない侍達が集まり、結束していくノスタルジックな展開。
ただの娯楽作品ではないことを示してくれる三船の涙目の熱演。
前半のラストでそれまで穏やかだったカンベエが、農民に怒るシーンは
これから始める激しい闘いを暗示させる巧妙な演出になってる。
その後カンベエが立ち去り休憩画面に変わる直前に、菊千代が与平の
斜めに構えた槍を真っ直ぐに正すシーン。
シリアスにさせといて、ラストにクスッと笑わせる。
緻密に計算された演出、CGではないリアルな最後の決戦。
どれをとっても素晴らしい。
やはり映画史上最大最高の面白さ!真の侍映画だと思う。
ラスサムは一回で飽きるが、これは何度見ても飽きない。
189この子の名無しのお祝いに:04/07/23 21:12 ID:TEz3QlHi
>>188
ばーか
190この子の名無しのお祝いに:04/07/23 21:25 ID:mETEVBTC
1 名前:この子の名無しのお祝いに 投稿日:04/07/23 06:39 ID:c1+9IDqk
大根と言われてるが、こと黒澤作品に関してはどれも同じ人が
演じたものとは思えない。
ヤクザ(青二才)から始まって、赤ひげ(迷える人の為の人生の師)
で終わるまでの過程は人間の成長というものを凄くよく感じさせる。
191この子の名無しのお祝いに:04/07/24 10:47 ID:mFO/6flK
この映画、娯楽作品には見えないんだけど。
単純に娯楽としてなら隠し砦の三悪人が楽しいよ。
192この子の名無しのお祝いに:04/07/24 11:04 ID:e8JR76sD
>>191
卓見だね。
この作品に濃厚に漂っている『共同体のための自己犠牲(侍、百姓問わず)』と
いう”重さ”が他の作品とは一線を画しているからじゃないかな。
193この子の名無しのお祝いに:04/07/24 11:12 ID:w/IeoFHK
ラストの詰めが甘いね。
野武士が全滅したのかどうかいまいちよくわからん。
194この子の名無しのお祝いに:04/07/24 11:24 ID:e8JR76sD
>>193
1,2匹は取り逃したようだが、戦力を壊滅させたのだから「野武士は
もうおらん!」という軍師・勘兵衛の判断でいいのではないかな。
195この子の名無しのお祝いに:04/07/24 13:48 ID:BBQ8qmPV
あの時代、△が「○に満たない」記号としての概念って、あったのかな?
それと、ひらがなの「田」じゃ無くて「た」なのも気になる。
196この子の名無しのお祝いに:04/07/24 13:50 ID:BBQ8qmPV
誤:それと、ひらがなの「田」じゃ無くて「た」なのも気になる。
正:それと「田」じゃ無くて、ひらがなの「た」なのも気になる。

197この子の名無しのお祝いに:04/07/24 17:37 ID:pXrsrvW1
百姓は漢字読めないだろ。
でも、ひらがなの「た」はどうだろう?やっぱ読めないか。
198この子の名無しのお祝いに:04/07/25 17:29 ID:GZWiBlFA
DVD買ったよ。日本語の字幕は便利だなぁ。聴き取れなかった
細部のセリフがよぉ分かる。
199この子の名無しのお祝いに:04/07/25 18:13 ID:ETuWm8jO
>あの時代、△が「○に満たない」記号としての概念って、あったのかな?

○侍と違うという意味で使われてるんだろう。

>自己犠牲

そうじゃないだろ。

普通の娯楽映画なら
正義の味方の侍が悪の野武士を弱くて善良な百姓を助ける
という設定にする。

この映画も最初はそういう風にみえるのだが途中で
それを全部ひっくり返してみせる。
娯楽映画ならこんな事する必要はないからな。
200この子の名無しのお祝いに:04/07/25 18:29 ID:GPYhjIDR
>>199の物の見方の薄っぺらさに笑いがこみ上げてきたw
201この子の名無しのお祝いに:04/07/25 18:36 ID:zAlwIW9A
191=192=200
のご機嫌を損ねたみたいですね
旦那。
202この子の名無しのお祝いに:04/07/25 18:41 ID:GPYhjIDR
>>199=>>201かw

残念ながら
>191=192=200
はずれ。

>普通の娯楽映画なら
>正義の味方の侍が悪の野武士を弱くて善良な百姓を助ける
>という設定にする。

この恥ずかしい文章を100篇読み返してみろ。
恥ずかしいぜw
ま、お前にはどこか恥ずかしいかわからんだろが
203この子の名無しのお祝いに:04/07/25 18:51 ID:hqa+2tIA
ではわかるように解説してくれ
馬鹿な俺にもわかるようにな。
どうせ、できないだろうが(爆笑)
けけけ
204この子の名無しのお祝いに:04/07/25 18:53 ID:GPYhjIDR
>普通の娯楽映画なら
>正義の味方の侍が悪の野武士を弱くて善良な百姓を助ける
>という設定にする。

2行目の主語と述語。
これでわからなかったら本当の馬鹿だぞお前w(大爆笑
205この子の名無しのお祝いに:04/07/25 19:03 ID:IWs8AUq4
正義の味方の侍が悪の野武士をくじいて弱くて善良な百姓を助ける

これで少しはましになったか。
で、「物の見方の薄っぺらさ」についての
解説はどうなったんだ?
どうせ、できないだろうが
今度は話をそらして逃げるなよ

206この子の名無しのお祝いに:04/07/25 19:05 ID:GPYhjIDR
>正義の味方の侍が悪の野武士をくじいて弱くて善良な百姓を助ける

普通の娯楽映画がそうだって?
これは子供向けの設定だっての。
207この子の名無しのお祝いに:04/07/25 19:10 ID:QVz1Nle7
>これは子供向けの設定だっての。

そうか?
大人向けでもざらにあるが。

208この子の名無しのお祝いに:04/07/25 19:12 ID:eoV4VYqd
夏だな。
頭のいかれた奴が出てきやがった。
とっとと失せろ。
209この子の名無しのお祝いに:04/07/25 19:18 ID:XPh116PK
>>188>>199のバカさが際立つよな。
210この子の名無しのお祝いに:04/07/25 19:26 ID:txs0YS+R
結局 >>204 はそのままトンずらか。
211この子の名無しのお祝いに:04/07/25 19:29 ID:GPYhjIDR
物の見方が薄っぺらくて固執するアホを相手にするのもうんざりるだけw
212この子の名無しのお祝いに:04/07/25 19:41 ID:txs0YS+R
最初から説明もできないことを
偉そうに書いて引っ込みがつかなくなっただけ。
カッコつけるなよ。
213この子の名無しのお祝いに:04/07/25 19:44 ID:GPYhjIDR
説明したがやっぱりわからなかったようだw
214この子の名無しのお祝いに:04/07/25 19:52 ID:nS5ntG/p
説明してないって
こいつホン物の馬鹿だな。
fyffffffffyy
215この子の名無しのお祝いに:04/07/25 19:55 ID:YHNGd54H
>>199は本物の馬鹿だね
216この子の名無しのお祝いに:04/07/25 19:59 ID:bmQ90SZe
>>213は本物の馬鹿だね
217この子の名無しのお祝いに:04/07/25 20:03 ID:rdxHpWbZ
>>199の敗北ってことで。
218この子の名無しのお祝いに:04/07/25 20:04 ID:XPh116PK
>>217 異議なし
219この子の名無しのお祝いに:04/07/25 20:05 ID:Z9jxgtrG
>>結局説明できない213の敗北ってことで。
220この子の名無しのお祝いに:04/07/25 20:07 ID:WfjzMk7n
勝ったのは百姓たちだってことで。
221この子の名無しのお祝いに:04/07/25 20:12 ID:PDmG/PdK
>>220に座布団一枚
222この子の名無しのお祝いに:04/07/25 21:32 ID:CeqBG9xh
>>220
勝ったのは、この地の領主だろうな。
もっとも、領主としては合戦の時に野武士を雑兵として使おうとでも思って、
ある程度のことは黙認してきたのかも知れず、そうであれば迷惑であったかもしれんがな。
223この子の名無しのお祝いに:04/07/25 21:43 ID:5krAp2Jv
>>222から座布団取り上げて
224この子の名無しのお祝いに:04/07/25 22:08 ID:EsqP5t5G
野伏せり来るだぞ!
225この子の名無しのお祝いに:04/07/26 00:09 ID:2H6J/Uk2
最後の合戦シーンは寒〜〜い季節に撮ったから、
菊千代の死体から、2度ほど吐いた息の白い湯気が出てる。
226この子の名無しのお祝いに:04/07/26 01:14 ID:sSwdK8Va
>>1 
はよ死ね
227この子の名無しのお祝いに:04/07/26 03:01 ID:YRBxLkil
分かりやすくて面白かったよ。
世界の共通言語で作ったのが海外で受けた理由。サムライって、へー、こんな感じなんだー、ってのが、海外の評価。
娯楽映画の傑作!
228この子の名無しのお祝いに:04/07/26 05:30 ID:UWTDLY7U
>>227
全く違うな
229この子の名無しのお祝いに:04/07/26 13:19 ID:k1jENyEQ
>>228
何が?
230この子の名無しのお祝いに:04/07/26 19:22 ID:24y3w7uf
世界の共通言語で作ろうなんてしてないよ。
むしろ日本独自な土俗的なものを全面的に押しだそうとして作って
それまでの作り物めいたチャンバラ時代劇に満足できない黒澤が
侍とはこういうものであってほしい、というものを描こうとした。
その時点では、世界に受けるとも思ってなかっただろう。
231この子の名無しのお祝いに:04/07/26 20:37 ID:OoKYb6vr
おれは、この映画の村があったのは、伊賀の国ではないかと思う。
戦国時代を通じて、強力な領主が現れず、国内は分立状態にあり、
ために、治安が悪く、山賊の巣窟と呼ばれるところもあった。
現に、徳川家康が本能寺の変のあと三河に帰るときでも、
大変な眼にあっている。
まあ、これだけなら、ほかにも小勢力が分立していたところが
いくらもあるかもしれない。
しかし、侍を探しに町にいくシーンで、やたら侍が旅をしているが、
これは、上方に近いということを示しているだろう。
全国から、一旗挙げようと上方に侍が集まっている。
とすれば、近江の国あたりか、、、伊賀とは山一つだな。
232この子の名無しのお祝いに:04/07/26 21:05 ID:LOF+lBpN
古武術を少しカジッた漏れの眼から観た SEVEN SAMURAI
野武士が2回目、村に乱入したシーン  

一騎の野武士は手綱を離して弓を射る(流鏑馬の達人だな)  
もう一騎は、やはり手綱を離したまま槍を振り回す
あのシーン、 もーーーーーー最高! だよ、さいこーーー!!!
あのシーンを観れるだけでもDVD買う価値あり、なんだよ
SEVEN SAMURAI ってのは、そーゆー観方も出来るんだ
233この子の名無しのお祝いに:04/07/26 22:27 ID:UQABr1wh
>>225
大発見?
234この子の名無しのお祝いに:04/07/26 22:53 ID:yifNEuUE
タルコフスキーが「刻印された時間」でそのこと(菊千代の湯気)
とっくの昔に書いてなかったっけ。
235この子の名無しのお祝いに:04/07/26 22:55 ID:oTr/kPkX
つまんなかった。「七人の侍」というよりも「百姓VS野武士」にしても
問題ないくらい侍の存在感なさすぎ。三船もうざいし。
236この子の名無しのお祝いに:04/07/26 22:58 ID:O6QDsyq0
瀕死の状態なら呼吸が有ってもおかしくなかろう。
傷害が脳や心臓で無ければ即死でないのが普通でしょ
と弁護してみる。
237この子の名無しのお祝いに:04/07/27 01:05 ID:HWYo5HEW
>>231
方言的には違うんでないかい?
238この子の名無しのお祝いに:04/07/27 11:08 ID:YOh7aLoj
>>235
中学校を卒業したら、もう一度見てください。
多少は感想が変わるかもしれません。
239この子の名無しのお祝いに:04/07/27 21:26 ID:G2WsvMbK
>>232
そうだとすれば、由緒正しい武家の生まれなのかもしれんな。
しかし、数少ない台詞から判断する限り、そのようには描いていないようだが、
まあ、この映画で野武士の素性を云々する必要はないかも知れんがな。
240この子の名無しのお祝いに:04/07/27 21:38 ID:9ub5c978
野武士にやられて倒れたときの菊千代のケツが作品中一番ラブリー
241この子の名無しのお祝いに:04/07/28 23:38 ID:GY0TNNer
>>237
○○だべえ、××だよ、△△じゃねえ
という語彙が多用されているが濁音が少なく現在の標準語に近い発音で東北地方の言語ではない
よって百姓、野武士の使う言葉は現在の北関東辺りの方言と思われる
冒頭の野武士の台詞「あの麦が実ったらまた来るべえ」イントネーションなどからして、
これは明らかに上州(群馬)弁
勘兵衛が東野英二郎演じる盗人を斬り殺すシーン、その出自は上州出身の剣豪の上泉野信綱
(ちなみに東野は群馬県出身)
また様々な状況、台詞から想像するに村の場所は海からは遠い内陸山間部
よって

  七  人  の  侍  の  舞  台  は  群  馬  県

(用心棒の舞台も群馬県)
242この子の名無しのお祝いに:04/07/28 23:58 ID:IPsvxHUu
実際の村は砧撮影所、御殿場、静岡県大仁などで撮ったシーンを
編集で一つに見せてんだけどね
243この子の名無しのお祝いに:04/07/29 00:10 ID:c/ZEVNCu
何度も観直すと前半が面白い。
つまり侍を集める場面。
千秋実が言ってたけど、志村喬は
「この飯、おろそかには食わんぞ」
と言って百姓に味方することを決意する場面の演技を
一番気に言ってたみたいね。
244この子の名無しのお祝いに:04/07/29 00:20 ID:xCTXhScL
>>241
なるほど。
ほとんど説得されてしまった。
それに、このあたりの領主は今日は北条、明日は上杉、
今度はどちらに付こうかなという我が身の去就で精一杯で
野武士退治をやる余裕はないだろうしな。

ただ、たしかに上泉信綱は上州出身だが、
例の坊主に化けて、子供を助けるというエピソードは尾張での出来事だ。
245この子の名無しのお祝いに:04/07/29 01:26 ID:3WuZTP7Y
ただの引用だろ
246この子の名無しのお祝いに:04/07/29 01:59 ID:xCTXhScL
>>245
それは百も承知。
ただ上州説を補強するみたいなニュアンスだったから、
念のために申し添えた次第。
まあ、どこだってイイじゃないかといわれれば、それまでだが。

>>243
>何度も観直すと前半が面白い。
エピソードの構成のうまさもあるな。
どこかで聞いたようなエピソードをうまく組み合わせている。
結果として、全体としては不自然な話だとおもうが、
戦国時代の話として違和感をそれほど感じないような効果を生んでいる。
247この子の名無しのお祝いに:04/07/29 02:06 ID:3WuZTP7Y
「人一人斬るのを見てきた」てとこでタイミング良く村人がザ〜と
走っていく場面が嫌い。
まあ演劇だからそんなもんだと言えなくもないけど、もうちっと
自然にやってほしかった。
248この子の名無しのお祝いに:04/07/29 02:31 ID:5clrjF/t
>タイミング良く

あのタイミングがずれたら意味がない。
249この子の名無しのお祝いに:04/07/29 02:52 ID:ARSCHeZZ
好きな映画だけど、一つだけ言わせて貰うとしたら
勘兵衛が村の地図を見ながら戦略を練る場面かな。

あれは観客に村の地形を説明する重要な場面だけど
志村喬が喋るカットと、地図のアップが別なので
今ひとつ地形が掴めない。
まぁ、地形なんてわからなくても野武士が来たら面白くなるんだけどさ。

あの地図のアップのカットでは志村喬の手の動きを見ると
明らかにボイス・オーバーを意図してるような気がするんだけど
台詞による説明が無いので、何を指しているのかが判らない。
250?e^???I`???:04/07/29 04:03 ID:WaIl8aAK
いかにも解説的になるのを嫌った気がする。
251この子の名無しのお祝いに:04/07/29 05:20 ID:71yWcxKK
>>247
おお、俺も全く同じことを思っていた。
何回も見直すと、あのシーンは不自然なんだよな。
252この子の名無しのお祝いに:04/07/29 22:59 ID:0TShndNd
>>240
あのケツは海外でも人気があったみたいですよ。
三船さんが生前『「ケツがイイ」って外国からファンレターがたくさん来た』
と言ってました。
ジャン・ジュネが惚れたのも、むべなるかなです。
253この子の名無しのお祝いに:04/07/29 23:00 ID:G+ebJdmv
>>241
馬小屋での与平の台詞『もう帰(けぇ)るべぇ・・ けぇるべぇーよぅ・・』
は典型的な上州の方言。
それに村は米と麦の二毛作をしているらしい。つまり冬には雪が降らない。
様々な状況から察して、舞台は上州(群馬)の山間の村。間違いない
舞台が上州とすれば、侍を探しに行ったあの村(城下町というよりも宿場風)は
中仙道沿いの村と思われ
254この子の名無しのお祝いに:04/07/30 00:01 ID:BM3g0aK+
>>247の映画初心者へ
映画(名作)ではそれが自然なんだよ。
タイミング良くってタイミングが良くなかったらどうすんだよw
このシーンは失敗だったことになるぞ。
255この子の名無しのお祝いに:04/07/30 00:03 ID:BM3g0aK+
>>251
不自然ではない。
なぜなら「七人の侍」はドキュメンタリー映画ではないから。
256この子の名無しのお祝いに:04/07/30 01:34 ID:s3/6Nbi0
タイミングがずれたら、なぜ人々が走っていくのかが
わからなくなるのと、勘兵衛達が次の話を始めてるのに
そちらから観客の注意をそらしてしまう結果になる。
257この子の名無しのお祝いに:04/07/30 10:05 ID:HtZ/5mO5
「酔いどれ天使」:アパートの決闘で部屋の外で絶叫を上げるおばはんと、周囲の野次馬
「静かなる決闘」:藤崎医師と脳梅毒の決闘で周囲に集まる病院の患者と身寄り
「野良犬」:ハルミのアパートの出入り口に心配そうに集まっている住民
       村上刑事と遊佐の決闘後に向こうの道を「蝶々」を歌いながら歩いて行く子供たち

いずれも黒澤の作劇法のクセで、「物語の中に唐突に割り込んでくる日常性」の瞬間で、そこで
冷や水ぶっ掛ける効果があればいいんだから、気にしないでよ
258この子の名無しのお祝いに:04/07/30 19:11 ID:Wv//KFyR
「酔いどれ天使」:アパートの決闘で部屋の外で絶叫を上げるおばはん

実際には音声は入れられてないよ。
いや、見てる人間には叫び声は確かに聞こえるんだけど。
259この子の名無しのお祝いに:04/07/30 21:21 ID:ysPxrKfj
菊千代が板木を叩いて村人がパニックになる場面。
まず最初に左ぼく全のアップを持ってくる黒澤は天才だと思った。
260この子の名無しのお祝いに:04/07/30 21:29 ID:euXqwgJQ
なんで?
261257:04/07/31 08:10 ID:XQBxuQyT
>>258
そう?今度確認しとくよ。
262この子の名無しのお祝いに:04/07/31 15:40 ID:VtSgT/Il
パニックには卜全のアップ、これ常識。
263この子の名無しのお祝いに:04/08/02 22:42 ID:lF8A5hRw
アメリカ人は野武士のことをどう思ってるのだろ?
確か BANDIT* とか訳されてるけど   *山野に出没する盗賊
野武士といえども元はサムライ 事実、馬も乗りこなせるし甲冑も着こなしている
2度目の村に突入の時などは見事な武技も披露している
一方、七人の侍も今は仕官していない浪人なのだから元サムライ つまりPOSTは同じ
しかし、たぶん、アメリカ人はそうは観ていない

264この子の名無しのお祝いに:04/08/02 22:47 ID:BTK2Lpk0
じゃ、正確には

「七人の浪人」

「七人の失業者」

ってとこだな。

265この子の名無しのお祝いに:04/08/02 22:50 ID:BTK2Lpk0
英訳ではこうか。

"Seven Ex-Samurai"

Directed by Akira Kurosawa

(C)1954 TOHO Co.Ltd.
266この子の名無しのお祝いに:04/08/02 23:02 ID:ex+gE4hN
日本映画としては珍しく
「おっ!」と思わされるスペクタクル描写が
あるのが嬉しい。
村の離れの3軒が燃やされるシーンのインパクトは
ダイハードで高層ビルのエレべ−ターシャフトから
プラ爆を落とすシーンに匹敵すると
個人的には思う。

ああいう破壊描写があるとやっぱ
「映画を観たな〜」って気になる。
267この子の名無しのお祝いに:04/08/02 23:21 ID:lF8A5hRw
どうもアメリカ人は、サムライは剣の達人で世襲の一民族、そう思ってるらしい
THE LAST SAMURAI でもそういう描かれ方、扱いをしている
当然 野武士≠サムライ だと思っている  野武士も一応は武士なのにね
まさか FIELD SAMURAI なんて訳せないし
しかし【七人・・】は 元サムライどうしの対決  っていうか
元サムライ7人+戦素人の百姓 VS 元サムライ40人   なんだね
268この子の名無しのお祝いに:04/08/03 00:02 ID:Iy+ZYzzj
のぶせり 【野伏せり/野▼臥せり】
(1)「のぶし(野伏)(2)」に同じ。
(2)山野に伏し、野宿する者。特に、都市およびその近郊に野宿する乞食・浮浪者など。

のぶし 1 2 【野伏/野▼臥】
(1)山野に野宿して修行する僧。山伏。
「仏名の―にてまかり出でて侍りける年/拾遺(雑下詞)」
(2) (「野武士」とも書く)南北朝・室町時代、農民の武装集団。山野に潜伏し、物資を略奪し戦闘にも参加した。戦国時代に大名などが徴発し、戦闘に参加させた者をもいう。のぶせり。
(3) 合戦に先だち小人数で攻撃をしかけること。[日葡]
(4) 定まった住居がなく山野に野宿している者。のぶせり。
「足腰の立たざる―の非人をかたらひ/浮世草子・二十不孝 4」

野武士
検索結果に該当するものが見当たりません。


元武士というより、名前が変化したみたい。
269この子の名無しのお祝いに:04/08/03 06:04 ID:pEhvcCfj
わかってるんだけど何度も見ちゃうんだよなーこの映画。
現代の映画やドラマの演出的要素が全部含まれてる。
これが原点なんだなーと思う。

個人的には・・・
菊千代のいたずらっぽいテーマソングが好き。
髪を洗ってる志のの後ろ姿がエッチ。
勝四郎と志ののセクースシーンで、後ろの炎が象徴的でエッチ。
かんべえが自分の頭をなでる姿がいい。
野武せりのアジトが火事で燃える時の元女房の人が怪しく綺麗。
菊千代が屋根に上って旗を立てるとこがカコイイ。
種子島で打たれてすぐ死ぬ所がリアルでいい。刑事ドラマのようになかなか死なないのは嘘。
最後の田植えの時、志のが勝四郎をシカトするのが意味シンでいい。

あー・・素人みたいな感想しか書けない自分が鬱・・。

270この子の名無しのお祝いに:04/08/03 07:36 ID:1eRDxY6C
鉄砲で撃たれても、脳や心臓を直撃しないかぎり
なかなか死なないのが普通だが
271この子の名無しのお祝いに:04/08/03 09:23 ID:WQvxWkVo
映画的に、映画的に。
272この子の名無しのお祝いに:04/08/03 13:29 ID:7oC/6zzA
インドネシアに仕事で行った時、田舎の村で映画上映会があった。村人が
広場に集まり、映画は「七人の侍」。映画が進むに従って村人が興奮し始
め、最後は「サムライーー!」って叫び出して、大騒ぎになった。

っていう記事を何かで読んだことがある。
273この子の名無しのお祝いに:04/08/03 13:54 ID:BYNkDpbt
のぶせり=日本軍?
274この子の名無しのお祝いに:04/08/03 16:07 ID:RajK3u9X
この映画時代背景はいつなんでしょう?
たしか家系図のシーンで「この菊千代が天正二年生まれならばおぬしは当年
十三歳」てシーンがあったと思います。
たぶん秀吉絶世の時代でしょうか?
275この子の名無しのお祝いに:04/08/03 16:12 ID:sVvVNeDN
「生きる」「天国と地獄」「用心棒」などは大好きなんだが
「七人の侍」だけは何度見ても良さがわからん
276この子の名無しのお祝いに:04/08/03 16:52 ID:wzMMbw4/
>>273
アンタ日教組に洗脳され杉
277この子の名無しのお祝いに:04/08/03 19:44 ID:caNFSuw6
>>274
深く時代設定をしているとは思えんが、
まあ、まともに取れば天正14年(1586年)だな。
ただ、関白太政大臣になっているが、
秀吉絶世とまでは言えんな。
九州平定はまだだし、北条討伐もまだだから、天下を統一してないからな。
ただ、時代の移り変わりの時期ではあるから、兵農分離はかなり進行していただろう。
その時代の移り変わりに対応できなかった、時代おくれなヤツラ、
すなわち浪人、野武士の戦いと言う見方もできるだろう。
278この子の名無しのお祝いに:04/08/03 20:12 ID:YhiUaZXJ
上州辺りは豊臣、北条の緩衝地帯だからいっぱい浪人が集まってた
と思われます。
279この子の名無しのお祝いに:04/08/03 20:20 ID:uE9JZ55/
椿三十朗のスレはないか
280この子の名無しのお祝いに:04/08/03 23:00 ID:iQNrH7sv
くものす城の最後もそうだけど、
矢が刺さる所、どうやってるんだろう?
背中に鉄板かなんか入れてるのかなぁ?
背中に刺さるのはそれでいいとして、
くものす城のラストは仕掛けがわからない。
思いっきり首に刺さってるし・・。
当然CGである訳ないし、フィルムに手を入れてるようでもない。
どんなトリックなのでせう?
教えてエロい人。
281この子の名無しのお祝いに:04/08/04 00:18 ID:kqSCmefS
三船の首の後ろの方にに矢を飛ばして
そこでキャメラストップ!
後はコントみたいに首の両端に矢を付けた。
絶妙・・・
282この子の名無しのお祝いに:04/08/04 00:43 ID:XMDXD8c4
菊千代が抜き身の刀をズラリと地面に突き刺して
切れなくなった刀をとっかえひっかえして野武士を斬りまくるシーンが圧巻!
実際に人を斬ると脂肪が刃に付着してせいぜい二人ぐらいが一度に斬れる限度らしい。
283この子の名無しのお祝いに:04/08/04 00:55 ID:IKQ9TDp0
>>282
だから、最初から刃引きした刀を使う針谷夕雲のようなのもいるわけだな。
もちろん、殺傷力は劣るが、下手に刃があると、
変なところに引っかかったり、刃こぼれしてそこからおれる危険があるわけだが、
そうした余計なことに気を使わずに、ただ敵を撃ち殺すことだけ考えればいいわけだな。

ついでにいうと、時代劇で「峰打ちじゃ、安心せい」というんだが、
人を、鉄の棒で思いっきり殴っているんだから、死んでも不思議ではない。
284この子の名無しのお祝いに:04/08/04 01:48 ID:zk7S43JB
>>281
ちと違うぞえ
285この子の名無しのお祝いに:04/08/04 13:00 ID:4B/z5rZ/
与平が夜警で敵を察知できなくて、
菊千代に「お前、いったい何、見てたんだ、あ?」
と責められる場面があるけど、このセリフは特に違和感ない。
けれども死ぬときにも「おら、見てだによー」
っていうセリフがあって、ずっとこの「見る」って言葉に違和感があったんだけど

最近、気づいたんだけど、冒頭の侍集めのシーンで
「いけねぇ、栄養をつけないと鳥目になるぜ」っていうのがあるけど
これと与平のセリフと合わせて
百姓の健康状態を示す布石・暗喩だったのかな?
286この子の名無しのお祝いに:04/08/04 13:15 ID:4B/z5rZ/
それと
「離れ家は三つ、部落の家は二十だ。三軒のために二十軒を危うくはできん!」

離れ家は4つだよなー。水車小屋入れて。

10数回、見てるけど、いまだに新たな発見がある。
287この子の名無しのお祝いに:04/08/04 23:38 ID:RYBWBOCl
菊千代のバットの振りみたいな斬り方は新鮮だったな。
288この子の名無しのお祝いに:04/08/05 04:40 ID:tX25e3oC
菊千代の刀は、黒澤明展での展示で見た(たぶんレプリカ?)んだけど
異様に長くて、でけーって思ったよ。
289この子の名無しのお祝いに:04/08/05 12:28 ID:nW9aX9Kq
>>286
水車小屋には誰も住んでいないからいいんだよ。
あと離脱しようとした百姓の家を指しているのもある。
290この子の名無しのお祝いに:04/08/07 02:28 ID:BBZQbLUI
「七人のおたく」ってこの映画のタイトルのもじりだったんだ・・・・・・


俺たった今気付いた。
291この子の名無しのお祝いに:04/08/10 03:31 ID:Lc1YBZIn
「七人の侍」の影響で出来た作品といえば
アニメの「ガンバの冒険」もなかなか良い
292この子の名無しのお祝いに:04/08/10 17:16 ID:eViWEtRL
地獄の七人
293この子の名無しのお祝いに:04/08/10 19:58 ID:rmE6qs0a
この子の七つのお祝いに
294この子の名無しのお祝いに:04/08/11 04:22 ID:7umVMLKd
ドラゴン対七人の吸血鬼
295この子の名無しのお祝いに:04/08/11 08:49 ID:5D/bYRPy
「七」がつけばいいのか! ああそうですか。
296現役自衛官:04/08/11 22:56 ID:q5GGsW60

四方に四人
後詰に二人
ワシ(指揮官)を入れて七人

最低限、七人が必要ということね
軍事的には理に適っている

297この子の名無しのお祝いに:04/08/11 22:58 ID:XzNoXLv8
ワイルド七
298この子の名無しのお祝いに:04/08/13 03:20 ID:JPlQls7B
勘兵衛の頭の中では勝四郎は一人には数えられてなかったし
菊千代も連れていく気にはなってなかったし
勘兵衛の中では当初、
侍は5人しか集まらなかったって思ってたわけではないの?
299この子の名無しのお祝いに:04/08/14 03:24 ID:D8HLwGII
赤塚不二夫の愛猫の名前は菊千代。
べしというキャラクターは長老の台詞「やるべし」が元ネタ。
300この子の名無しのお祝いに:04/08/19 12:17 ID:kAg2995g
「プライベートライアン」のクライマックスを見たとき
これはスピルバーグ版七人の侍なんだなと思ったよ。
301この子の名無しのお祝いに:04/08/19 16:18 ID:8AGcK99D
>>300
全然違うと思うよ
302この子の名無しのお祝いに:04/08/19 17:28 ID:dTISMdt0
全然違うからこそ「スピルバーグ版」なんじゃない?
303この子の名無しのお祝いに:04/08/19 18:47 ID:xs6i/JC0
>>302
全然違うと思うよ
304この子の名無しのお祝いに:04/08/19 22:27 ID:LzvmIOvj
ペキンパーのワイルドバンチに
「あれ?これって七人の・・・ 」
みたいなシーンがあったような
305この子の名無しのお祝いに:04/08/19 23:44 ID:0AOlWVV9
ペキンパーなんてくるくるパーの屑監督
306この子の名無しのお祝いに:04/08/21 03:17 ID:idKlmQdO
シェイクスピアの作品さえあれば演劇とはどんなものか分かるし、
ドストエフスキ ーの作品さえあれば小説とはどんなものか分かる。
それと同じように「七人の侍」さえあれば映画とはどんなものか分かる。

by 井上ひさし
307非304:04/08/21 13:57 ID:KVohX6E7
似てる、っていうだけで火ィ噴いて怒るわけだ。凄いな。
308この子の名無しのお祝いに:04/08/21 15:08 ID:/qMSVds1
>>305
ペキンパーは凄いよ。
309この子の名無しのお祝いに:04/08/24 21:54 ID:BCzsVY1a
勘兵衛は家族はもういないみたいな話はしていたけど
ほかの侍の家族とかはいないの?
310この子の名無しのお祝いに:04/08/28 16:56 ID:M0XqVipp
>>269
ホントに素人くさいし。
ってか、あんた素人じゃないの?
「素人みたい」って・・・。
もしやプロなの?
311この子の名無しのお祝いに:04/08/29 02:55 ID:oMN0v5HL
>>309
勝四郎はいるんじゃないか?
勝四郎だけは、浪人というより、部屋住みの身で諸国修行に出ているという感じだな。
勘兵衛から、国に帰れといわれているし、
百姓が、米を盗まれたときにも、そっと百姓に金を投げ与えているが、
元服前で自分で稼いだとは考えにくいから、国から仕送りがあるんでは?
312この子の名無しのお祝いに:04/08/29 10:45 ID:kwjDnC0/
>>309
橋本忍が「まず登場人物の背景、性格など細部に亘って綿密に練り上げているのには驚いた」
と云ってるのを、何かの映像で見ましたね。
確か、「勘兵衛」「菊千代」「久蔵」・・・てな具合に大学ノート数冊にギッシリだそうです。
これが(場所は忘れたけど)黒澤記念館だかにあるそうだから、それが見られれば
登場人物のデティルについ、いろいろ判るんじゃないかな?
313この子の名無しのお祝いに:04/08/29 16:37 ID:RLAZFdkJ
>312

キネ旬ムック「黒澤明 天才の苦悩と創造」という本の中にその大学ノートの
内容の一部が紹介されています。
それによると七郎次さんには妻子がいるそうです。
314この子の名無しのお祝いに:04/08/29 17:16 ID:W33gVGPL
>>17
>訴えられたNHK大河の武蔵・・
超オソスレですいません。ソース忘れましたが、
「七人」のほうが「武蔵」をヒントにしているところがあったとか。
武蔵が法典が原で百姓を率いて匪賊を退治するところ。
「お前たちの本分は、武器じゃない鍬なのだ、」とか言ってる。
315この子の名無しのお祝いに:04/08/30 22:11 ID:rAzZdlp8
むかし観たUSA版ビデオには下記のシーンがあった

               記

七郎次、百姓といっしょにバリケード用木材を走って運ぶ。 
途中で百姓たち、息があがり座り込んでしまう。
七郎次、「どうした。もう走れないのか。戦は、走れなくなった時には負けだぞ」
とかいって座り込んだ百姓たちを叱る。
すると百姓、「オラたちは稗しか食ってねえだよ。だで、カラダがもたねえだ」と。
七郎次が答えて、「それがどうした。ワシは水だけ飲んで××日間、戦い抜いたことがあるぞ」

そのシーンを観た漏れは、「おいおい七郎次は、今は毎日、米を食ってるじゃねーか」
とツッコンだ。 そのシーンは、その後のDVD等、カットされてますが、なにか?

316この子の名無しのお祝いに:04/08/30 22:24 ID:rAzZdlp8

それから、同じビデオにあったTRAILER
最後の決戦  残る野武士十三騎が村に突入してくる
なぜか、雨は降っていない
勘兵衛がスラリと刀を抜く  続いて久蔵も
勘兵衛、抜いた刀を構える  すると、その手甲にポツリ、ポツリと雨のしずくが

以下想像だが
始めの頃の脚本では、雨は最後の決戦直前に降り始める
撮影もそれで行った
ところが、それだと地面が泥沼状態になっているのはヘンだ
そこで、雨は前夜から降っていたことに変えたのでわ?


317この子の名無しのお祝いに:04/08/30 23:35 ID:KHbtmQLk
>>315のシーンは今はカットされてるのか?今売られているDVDも?
今まで見た七人の侍では毎回見ることが出来てたんだがなあ
318この子の名無しのお祝いに:04/08/31 07:36 ID:p7gv2afQ
>勘兵衛、抜いた刀を構える  すると、その手甲にポツリ、ポツリと雨のしずくが

いいなあ それ
319この子の名無しのお祝いに:04/08/31 18:17 ID:AzFcN0Ab
この映画のとき三船敏郎は何歳だったんでしょう?椿三十郎のときよりずっと
若く見えるんですが。
320この子の名無しのお祝いに:04/08/31 19:23 ID:xt/WwKOu
13歳。
321この子の名無しのお祝いに:04/08/31 19:28 ID:CHgbY6XE
工工エエエ(´д`)エエエ工工
322この子の名無しのお祝いに:04/08/31 21:59 ID:zvH8AntM
>>317
東宝DVD、七郎次のセリフまであるが百姓の返答は無い。
というか百姓の返答なんかあったか? オレは全く記憶にない。
全集で脚本を確認したいが行方不明。誰か頼む。
323この子の名無しのお祝いに:04/08/31 22:32 ID:sn8HoUPN
菊千代、久蔵、平八、案内役の利吉も含めて四人で野武士の砦?を襲うシーン
あそこは最初のクライマックスの戦闘シーンになるハズだったが、砦のセットが猛烈な
火勢で燃え出した(女優の着物にも火が移った)とかで、急遽、カットを早めた
それで戦闘シーンが長丁場撮れずに残念だったと黒澤が語った
というのを何かで読んだが
324この子の名無しのお祝いに:04/08/31 22:48 ID:cTkNBNE5
仲代とか宇津井より、上田吉二郎と谷晃のほうが名前出てても
まったくわからなかった。
325この子の名無しのお祝いに:04/09/01 04:39 ID:YVAd1hpU
うちのすぐ近くのレンタル屋では
なぜかこの作品はUS盤のビデオしか置いてないw

ということで、週末にでも確認しましょうか?
326この子の名無しのお祝いに:04/09/01 08:13 ID:SL+Hj/3k
オレも>>322と同じだなぁ。ただ脚本で読んだ覚えがある。
>>315も読んだ場面を想像しているうちに、実際に見たかの
ように思い込んでいるだけではないかな。

>>320 ワロタ
327この子の名無しのお祝いに:04/09/01 22:42 ID:XQxPzwff
>>326
観ましたよ、 っていうか聞きもしました
間違いない!!
確かに七郎次に対して百姓たちが「稗しか・・」という台詞があった
そして、この台詞だと矛盾が生じ後にカットされても無理はない、とも思う

328この子の名無しのお祝いに:04/09/02 21:40 ID:wnICjrSu
「勝ったのはあの百姓達だ わしたちではない」

のあとに

「百姓は土とともにいつまでも生きる」

という台詞、うちのLDには(クライテリオン版)ないのですが、
志村喬の回想にもでてくる台詞でなかったとは思えませんが、
入ってるの売ってますかね?
329この子の名無しのお祝いに:04/09/02 22:05 ID:hkbzd2eD
「百姓は土とともにいつまでも生きる」
このセリフは余りにもわざとらしくてくどいのでカットされた。
330この子の名無しのお祝いに:04/09/02 22:34 ID:wnICjrSu
「荒野の七人」ではそれらしい台詞がでてくるのですが、
七人の侍海外版では使われたのでしょうかね
>「百姓は土とともにいつまでも生きる」
331この子の名無しのお祝いに:04/09/03 19:19 ID:9QKfZEmW
野武士、突っころすだーよ。
332この子の名無しのお祝いに:04/09/05 16:43 ID:xuW79kC3
飯食わせるだけで侍を雇う百姓が一番悪人
落ち武者狩りで武具をかっぱらっている百姓が一番悪人
床下めくるとなんでも隠している百姓が一番悪人

きくちょ「ちきしょー!そんな百姓にしたのはだれだってんだーゴルァ」
333この子の名無しのお祝いに:04/09/07 00:56 ID:9T2X7gPh
さっき二回目見ました。
やっぱり面白いな。
そして百姓は悪いやつらだ。
自分達だけじゃなにも出来ないのに侍が助けてくれるとなると野武士たちを殺しに行く。

ところで、初めの出演者一覧に出ていた『宮川珍男児』って人はどこに出てた人なんでしょうか?
とっても気になります。
334この子の名無しのお祝いに:04/09/08 19:06 ID:6Fp8aARL
落ち武者は百姓の食料等を奪ったので殺されたんじゃないの。
それにしても、剣の達人にばっさり殺やられるのと、百姓の汚れた竹槍で
じわじわ突き殺されるのどっちがいい?
335この子の名無しのお祝いに:04/09/08 19:51 ID:Xi7kw1tB
百姓も、落ち武者たちを殺して武具をかっぱらって隠してたけどね。
ちなみに、百姓はひもじく見えて米も酒もなんでも隠して持っていたw

久蔵「俺は百姓を斬りたくなった…」
336この子の名無しのお祝いに:04/09/09 01:44 ID:18l6ksVB
この映画のシナリオがおそらく
戦時中は食糧を出し渋り戦後ヤミ米で儲けてた
昭和二十年代のリアル百姓に対する怨念を含んでいるだろうことは
想像に難くない

田舎の百姓は戦争で赤紙来た以外はほとんど痛い目にあっていないし
逆に農地解放で棚から牡丹餅、得した連中だからね
337この子の名無しのお祝いに:04/09/09 01:49 ID:1yvuAdrk
>>334
食料を奪ったかもしれんし、そうでないかもしれん。
どちらにしろ、落ち武者狩りは当時周知のことだろう。
七人の侍の何人かも経験済みであったから、
どうして、この村だけ落ち武者狩りをしないと考えていたのか、
そのほうが不思議である。

かなり推測が入るが、
生き残った落ち武者の何人かが、復讐と生活のため、野武士になり、
周辺の村の気概のある者もそれに交じり、
村人の始末に負えなくなったとすれば、自業自得だと思うんだが。
338この子の名無しのお祝いに:04/09/09 14:10 ID:EGsYwGBM
もし、侍の方から手を出してきたのならそれは
「落ち武者狩り」とはいわないよ。
「狩」の意味がわかるか。

>この村だけ落ち武者狩りをしないと考えていたのか

当然、心の片隅にはあっただろうよ。
目の前に、その事実を突きつけられるのと
漠然と、この村でもやってるんだろうなと想像しているだけなのとは
全然違うだろ。
339この子の名無しのお祝いに:04/09/09 19:04 ID:T1BE9ruA

以前、TVのオカルト番組で
霊能者「落ち武者の霊が見える」
レポーター「その霊は、いつごろの落ち武者だったのですか?」
霊能者「うーーむ、、、 250年前の落ち武者だ」
江戸も宝暦時代の落ち武者って、いったい・・・

340この子の名無しのお祝いに:04/09/10 01:17 ID:KaWF1w+t
そこで突っ込める奴が居ないのが
TVのダメさだな
341この子の名無しのお祝いに:04/09/10 14:01 ID:PazcdzND
スマン、「用心棒」のスレが見つからないのでここで質問させてもらう。
ウシトラ一家のデカイ男。三船を拷問したあの男のことだ。
あれは声、顔、体つき、下手な台詞回し、どれを取ってもジャイアント馬場さんだろ?
キャスティングには名前が出ていなかったが、違うの?
342この子の名無しのお祝いに:04/09/10 14:23:44 ID:PAaKBSUY
>341
私も馬場さんだと思ったが、だったらその手の裏話が語られてるんじゃ
ないですか??でも別人とも考えにくい・・・
343この子の名無しのお祝いに:04/09/10 14:31:35 ID:GNhMmTKN
羅生門綱五郎

で ぐぐれ
344この子の名無しのお祝いに:04/09/10 19:43:15 ID:aWnuO0JZ
もと相撲取りの別人です
345この子の名無しのお祝いに:04/09/10 22:16:24 ID:PazcdzND
どうやら馬場さんではないみたいだね。でもあんなそっくりさんっているの?
346この子の名無しのお祝いに:04/09/10 22:22:18 ID:I/V566Zb
>>344
七人・・ にも『元相撲取り』が出演してるよ
347この子の名無しのお祝いに:04/09/10 23:12:54 ID:1uhv5zNu
成長ホルモンの過分泌で巨人症→先端肥大症になると
似てしまってもおかしくはないんだろうなあ。
348この子の名無しのお祝いに:04/09/10 23:40:23 ID:GhjjAbjR
DVDの5.1ch音声はどうよ?迫力ある?
349この子の名無しのお祝いに:04/09/11 14:39:13 ID:YG9HK0CM
>>343
げ、俺、今の今までジャイアント馬場とおもてたよ。
20年前に始めて劇場でみて、それ以後、ビデオでも何度も見直して。。。
350この子の名無しのお祝いに:04/09/11 16:32:45 ID:loRKY9XT
デカいだけでそんなに似てるとは思えんのだが。
351この子の名無しのお祝いに:04/09/11 17:05:16 ID:1NN4JLfk
いや、あれはちょっと似すぎて怖いよ
それもまったく違う世界であれだからなおさら
352この子の名無しのお祝いに:04/09/11 19:35:18 ID:ZUql87W2
久蔵イイ!(・∀・)
353この子の名無しのお祝いに:04/09/11 20:34:33 ID:RhBCWeOS
>>351 相撲とプロレスでは「まったく違う世界」とは言えまい。
354この子の名無しのお祝いに:04/09/11 21:20:45 ID:BUNnrfxT
いや、羅生門綱五郎も相撲廃業後の一時期
見世物系プロレスラーやってたんだよ。
馬場がプロレス入りするかなり前の話。
(ちなみに年齢差は18歳)

3551:04/09/11 22:35:54 ID:4X+H476p
伸びてるな−。
さすがは映画史上最大最高の面白さを持つ作品だ。
他の黒澤作品スレと比べてもレスの数が違う。
356この子の名無しのお祝いに:04/09/12 01:14:45 ID:SrkpwV+e
馬場サン崩御の時も
ワイドショーで昔の馬場と称して羅生門綱五郎のニュースフィルム
3,4回流れた。
現場も解っちゃいねえ。
357この子の名無しのお祝いに:04/09/12 01:20:00 ID:SrkpwV+e
羅生門綱五郎 日
203センチ、125キロ 台湾出身 T9年3月5日 
台湾出身でプロレス入り前は大相撲の花籠部屋に所属し、
新高山の四股名で幕下まで進んだ。ジャイアント馬場入門前の巨人型レスラーとして、
特に藤田山との凸凹コンビは人気を集めた。
よくテレビ番組で彼の古い映像が馬場と間違えられて紹介されている。本名は卓詒約(たくいやく)。
358この子の名無しのお祝いに:04/09/12 01:36:31 ID:XYZf7W+M
>>357
詳細センクス!話題性ありそうなのに騒がれないのが不思議だね。

359この子の名無しのお祝いに:04/09/12 07:34:36 ID:mFBSjzyQ
>特に藤田山との凸凹コンビは人気を集めた。

藤田山ってどん底の?
360この子の名無しのお祝いに:04/09/12 19:19:35 ID:iTkn32eV
DVDの5.1ch音声はどうよ?迫力ある?
361この子の名無しのお祝いに:04/09/12 21:43:03 ID:m3TliTZd
映画史上最高の批評家アンドレ・バザンはこの映画のことをこのように述べています。
「この映画はアメリカの最良のウエスタン
つまりジョン・フォードのウエスタンに匹敵するウエスタンである。」
           
                    
362この子の名無しのお祝いに:04/09/13 08:10:03 ID:KRiEUiGm
久蔵が最期に刀を投げますが、あれはああいうもんなんでしょうか?
363この子の名無しのお祝いに:04/09/13 22:50:20 ID:gU6Xd0wV
>>346
エエエーーーーーッ!!
羅生門綱五郎が七人の侍に出演(でて)るの???
364この子の名無しのお祝いに:04/09/13 23:50:39 ID:U5tvqkrx
>>363
気付かんかったな。
野武士の一味か?

まあ、それはいいとして、この奇怪な命名は、映画「羅生門」
によるのではなく、
羅生門の鬼の、渡辺の綱に由来するんだろうな。
渡辺の綱の通称が、五郎兵衛の尉とかいうのかは知らんが。
365この子の名無しのお祝いに:04/09/14 00:10:17 ID:Sy+PGlfX
DVDには刀で斬った時の音は入ってるの?
366この子の名無しのお祝いに:04/09/14 01:09:34 ID:LsAVWts5
>>362
個人的な意見だけど、
久蔵は撃たれたとき自分の命はないと思ったんだろうし、
だから自分の命の代わりであるところの、
武士の魂である刀を投げつけ、最後の攻撃を
試みたのでは
他がそういうことをするのかどうかは分からない
367この子の名無しのお祝いに:04/09/14 02:15:47 ID:XHOlw13g
撮影当時、最期に刀を投げる、或いは、手がすべる、握力が無くなる
といふ表現はリアルで斬新だったのでは。
368この子の名無しのお祝いに:04/09/14 10:07:37 ID:XKzTAosn
久蔵は最後まで剣士であった。
種子島に撃たれたあの時、
傷ついた身体で彼は相手を倒すための方法を探った。
いくつかの方法が彼の脳裏を素早くかすめ、
彼がとった方法−−それは刀を相手に投げ付けることだった。
しかしそれは届く訳もなく、彼は雨にぬかるんだ地面に身をうずめた。
久蔵は最期まで剣士であった。

ってとこですか?
>>366
369この子の名無しのお祝いに:04/09/14 12:56:22 ID:ZS9GBBnZ
あのシーンでさらにリアルさを増強してるのは、勝四郎が駆け寄る際の
「ひぃーょええ!(上手く表記できぬ)」っていう凄い悲鳴、叫喚。
木村の肉声ではなくってアフレコだと思うんだが(違うのかな)、だとしたら何を入れたんだろう。
370この子の名無しのお祝いに:04/09/14 13:04:43 ID:2BmxQugb
結局勝四郎は野武士一人も斬らなかったっけ?
371この子の名無しのお祝いに:04/09/14 13:29:51 ID:N7SmOqgs
制作費幾ら位調達しればいいですか?

七人の侍2005(仮題)

配役    
菊千代 ................  なすび
勘兵衛 ................  北野武
志乃 ................  柴咲コウ
志乃の父 万造 ................  竹中直人
七郎次 ................  佐藤浩一
勝四郎 ................  木村拓哉
平八 ................  唐沢寿明
久蔵 ................  真田広之
与平 ................  蛭子能収
五郎兵衛 ................  西田敏行
利吉 ................  江口洋介
利吉の女房 ................ 天海祐希
村の長老 儀助 ................  大滝秀治
野武士の頭目 ................  緒形拳
野武士の小頭 ................  渡辺謙

監督 ................ 俺
372この子の名無しのお祝いに:04/09/14 14:35:36 ID:2BmxQugb
あっさり全滅しそうな七人だな
勘兵衛は自分の頭を刀で叩いてしまい絶命
373この子の名無しのお祝いに:04/09/14 14:48:24 ID:TKR4o0oS
>>364

いや、ガセだろ。あれが出たらどんな細かい役でも気づくよ。
374この子の名無しのお祝いに:04/09/14 18:18:35 ID:Fu7UHgx2
>>346
馬小屋の3人の下郎の内の1人、デブ、が元相撲取り
羅生門綱五郎ではない
375この子の名無しのお祝いに:04/09/14 18:58:27 ID:r2cx83ze
>>371
一ヶ所だけ、このほうがいい。

口をモグモグさせて菊千代に怒鳴られる百姓................  木村拓哉
376この子の名無しのお祝いに:04/09/14 20:33:15 ID:N7SmOqgs
>>371 誰がなんと言おうと菊千代はなすび
http://www.synapse.ne.jp/deep/images/eganasu.JPG
377この子の名無しのお祝いに:04/09/14 20:53:38 ID:TKR4o0oS
米国では THE CRITERION COLLECTION として世界中の名作から選りすぐられた百数十本をDVD化している。
黒澤の七人の侍もそこから発売されているのだが、日本では手に入るのかな?映像・音声特典の数が凄いし本編にコメンタリーまで付いている。
378この子の名無しのお祝いに:04/09/14 21:12:00 ID:Z72wocWr
>377
ホームページ見てきたけど、「どん底」はジャン・ルノワール版との
ツインパックになってるんだね。なんか凄い。
379この子の名無しのお祝いに:04/09/14 21:49:00 ID:l42nzHMx
>>1はな、おめぇたちに白いコメ食わして自分達はヒエ食ってるんだ!
 >>1にとっちゃ精一杯なんだ。何言ってやがんでぇ!
380この子の名無しのお祝いに:04/09/14 22:19:39 ID:uaL0qguJ
>>1がバカだというのはよ〜くわかった。
381この子の名無しのお祝いに:04/09/15 00:40:42 ID:u+pAWv1w
>>368
ってとこでしょう
382この子の名無しのお祝いに:04/09/15 04:17:53 ID:RD8iH5Q+
>>371
ツマンネー配役、と小馬鹿にしつつ、自分で妄想するも、
同程度の案しか出ない。
現在の俳優界では無理やね。

岩下志摩の亭主が、
現在の日本でマトモに撮るとしたら100憶超えちゃう、
と試算してたね。  
          回収不可能やん。
383この子の名無しのお祝いに:04/09/15 09:02:17 ID:haK5LNHq
DVDには刀で斬った時の音は入ってるの?
384この子の名無しのお祝いに:04/09/15 10:32:23 ID:7Ekog9B9
>>371
菊千代は今大河に出てる山本太郎が今んとこ合ってるかな
とは思う(ただ主役だから実際は別の有名俳優だろうけど)

でも勘兵衛を北野武で、ってのはかなりなるほどだと思った。
ただカッコイイとか強いだけじゃあの感じは出ないもんね

>>383
昨日見たけど入ってなかった
やっぱちょっと物足りんな
385この子の名無しのお祝いに:04/09/15 13:22:45 ID:vwZWFpGB
>>384 >物足りんな
その代わり、「槍で突かれて<うえ゛っ>」がありますが・・・ダメ?
386この子の名無しのお祝いに:04/09/15 14:19:03 ID:cu7CVn7r
三船のあのギラギラしたものを内包する俳優は、
もう出ないでしょうね。

今いる俳優って、
だれもがむきたての卵みたいで、ものたりない。
387この子の名無しのお祝いに:04/09/15 17:54:38 ID:haK5LNHq
黒澤明 よみがえる巨匠の現場
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/toy/1094981691/l50
388この子の名無しのお祝いに:04/09/15 21:14:48 ID:n1QoQHZY
>昨日見たけど入ってなかった

音声メニューよく見てみようね。
389この子の名無しのお祝いに:04/09/16 00:29:02 ID:myV1Kx+n
確か5.1chの方には入ってたと思う
390「七人の侍」ここが分らない:04/09/16 06:59:51 ID:CyYhOs2b

志乃は勝四郎と結ばれたあと、父親の万造の前で泣き崩れてしまうけど
なぜ泣くの?
うれし泣き?
大好きなオトコとの愛を確認したのだから、女としては至福の状態、最高に幸せ
それを父親に咎められたりしたら、ふつう逆ギレしてしまうのでわ?
利吉が弁護してくれて父親は沈黙(納得)したのに、まだ泣いてる
これはヘン、っていうか、(勝四郎も志乃を守ろうとしないのもヘン
やはり「七人の侍」は、男の世界、男によって創られた男のための映画なのか
脚本も監督も女心が分ってない、と思う
女優は脇役しかいないし(それも志乃だけ)
だから、七人・・は(黒澤の他の映画も)いまいち女性ファンが少ないのも(国際的にも)分る

391「七人の侍」ここが分らない:04/09/16 07:10:25 ID:CyYhOs2b

Hollywood版「七人の侍」が製作されるなら勘兵衛はウーピー・ゴールドバーグ
菊千代はアンジェリーナ・ジョリー、久蔵はユマ・サーマンあたりキボンヌ

392この子の名無しのお祝いに:04/09/16 09:04:13 ID:iURF8sIZ
>>390
君はまだ若いんだね
393この子の名無しのお祝いに:04/09/16 09:31:45 ID:605FBepC
>>390 
漏れは別に黒澤マンセーじゃないんだが、こりゃヒドいな。
封建社会のhierarchyを勉強しろとまでは云わんが、
ここまでの内容で侍×百○の階層観念と背景、過剰なくらい見せつけられてるってのに
いったいナニ見てるんだろ、このヒト。
394この子の名無しのお祝いに:04/09/16 10:15:11 ID:o9OfqBN0
>>392
>>393
釣りだろ。
395392:04/09/16 11:55:16 ID:cFZ+e5tu
orz
396この子の名無しのお祝いに:04/09/16 17:27:45 ID:LZ/gTt6O
女が男とやった人数を口にしたり、不倫・浮気をバラエティにしたり、
そういう番組に親がヘラヘラ出演したり
そういうのを見て育った若い人ってのは、>>390の感覚なのかもしれんなぁ。
階級制度云々にかかわらず、娘に手をつけられた親が怒るってのは
20年前の日本では当たり前の話だよ。
違いは20年前はイケナイ事だと知りながら、やってたってこと。
だから娘にとって、逆ギレなんて発想も無い。あるとすれば駆け落ち。
397この子の名無しのお祝いに:04/09/16 18:06:54 ID:cFZ+e5tu
勝四郎がうつむいて立ち尽くすしかないっての、
そこそこの年齢の男だったら感覚としてわかるんじゃないかな。
398この子の名無しのお祝いに:04/09/16 18:26:19 ID:hOBDk98L
>>389
どうもです。
俺は解説があるかどうかだけを見てたんで分からなかった。
でもいわれた通り設定したらちゃんと入ってた。満足
やっぱオリジナルは音声がハッキリしてないからかなり聞き辛いね。
どうもありがとう。感謝
399この子の名無しのお祝いに:04/09/17 18:02:21 ID:GcZdOvE/
>>390
ま、アレだ、、、志乃は勝四郎が黙ってつっ立ってるのが不甲斐なくて
泣いてるワケだ
自分を守って欲しくて
400この子の名無しのお祝いに:04/09/17 18:10:45 ID:qsD8hUu9
リーダーの辻希美と、サブリーダーの加護亜依です
ふとり合わせて、ダブル・ユーで〜っす!!
401この子の名無しのお祝いに:04/09/17 18:28:36 ID:syF7Qvd7
>>399
それは違うと思うんだが
402この子の名無しのお祝いに:04/09/17 20:32:06 ID:oDB1Romi
勝四郎は子供なのに、やることはやったんだ!顔は子供には見えんが。
403「七人の侍」ここが分らない:04/09/17 21:00:20 ID:7StOjxU9

志乃は勝四郎が自分を抱こうとしないので怒ったよね?
(野武士の偵察隊の馬を発見する直前)
なぜ怒ったのか、つまり『女とエッチする=結婚しなければならない』
しかし『侍が百姓娘とは結婚できない』ので勝四郎は志乃を抱かなかった
のか?
それと志乃は処女?
勝四郎は童貞?


404この子の名無しのお祝いに:04/09/17 22:14:50 ID:5HbG5BGM
>>403
あんたはもう映画見ない方がいいよ。
405「七人の侍」ここが分らない:04/09/17 22:39:19 ID:7StOjxU9
>>404
をいをい、納得のいく返答をしてから言ってよ

【七人の侍】の撮られた時勢は、確かに今とは違うと思うけど(まして戦国期はもっと違う)
同じ人間なんだから、基本的には恋愛感とか結婚観とか共通してるハズ
志乃にしてみれば、勝四郎のオモチャ(遊び相手)にされるのは嫌
しかし結婚は難しい・・・
女にとっては恋愛は、まさに【戦】(いくさ)
全生命を賭けた【戦】なんだよね
勝四郎は、その【戦】に負けたんだよ
ある部分では七人・・ は恋愛映画でもあると思う
406この子の名無しのお祝いに:04/09/18 07:53:10 ID:xcRVBsJM
>>405
百聞は一見にしかず。もう一回映画をしっかり見な。
407この子の名無しのお祝いに:04/09/18 07:58:29 ID:GfEMEPOb
今はこの映画に描かれるような恋愛が「分からない」という人が
出て来る時代になっているのか・・・
408この子の名無しのお祝いに:04/09/18 13:34:05 ID:h2KJISid
決戦前夜に明日死ぬかもしれぬ二人は熱情のおもむくままに。
戦いが終わると百姓らは何事もなかったように田植えに精を出す、娘も正気
を取り戻したかのように仕事にいそしむ。まるで悪夢が去ったかのように。
409この子の名無しのお祝いに:04/09/18 13:43:11 ID:c66xxA1y
あの一発で妊娠していたら
「村の子」って事で育てられるのかなあ
410この子の名無しのお祝いに:04/09/18 17:02:29 ID:pfEQTILz
>>409
そうだが、母親からか村のうわさからかで、
自分が武士の子らしいということを知る。
で、百姓仕事などアホらしくてできんようになり、
菊千代様2世の人生を歩むことになる。
戦国の世が続いていたらの話だが、、、、
411この子の名無しのお祝いに:04/09/18 17:13:27 ID:TzgidqG0
日本人女性の貞操観念と好きになった男には身分の差を越えてでも
ついて行こうとする女の情熱を描いている訳だ。

そして戦が終わって「勝四郎様がこんな村に残って自分と結婚するなんて
本人の為に良くない。しかもこのお方は身分の高いお方、私はどうかしていたのだ。」
と自分に言い聞かせ田植え歌を歌う志乃タン・・・
412この子の名無しのお祝いに:04/09/18 17:34:15 ID:pfEQTILz
>>411
>好きになった男には身分の差を越えてでもついて行こうとする女の情熱

そうか?
「おら侍の家に生まれたかっただ」という台詞で、
すでに、一緒になれるなんて望みは放棄しているというか、
そもそも考えられない、ということを表現しているんだと思うが。
413この子の名無しのお祝いに:04/09/18 18:03:16 ID:u6yhkXX2
七人の侍、来年1月にデジタルリマスターでるね。
414この子の名無しのお祝いに:04/09/18 18:21:27 ID:53jGnCh6
>>410
『続・荒野の七人』では勝四郎は志乃と結婚、村に残るのであったが
415この子の名無しのお祝いに:04/09/18 18:33:28 ID:53jGnCh6
勝四郎は剣術の腕をあげ、後に公儀介錯人となった
たった一発の中田氏で志乃との間に産まれた子供は大五郎と名づけられた
そう、子連れ狼の誕生である
416この子の名無しのお祝いに:04/09/18 18:37:04 ID:E/N46scG
時は戦国。
江戸幕府は開府はずっと後では?
勝四郎の孫の代だろう。
417この子の名無しのお祝いに:04/09/18 18:38:20 ID:UftMA8Qv
>>415
なんか烈堂の出る幕がなさそうな…(こないだのテレビの最終回はヒドかった…)

こないだ「キングアーサー」って映画観たけど、いろんな部分で
七人の侍をパクってたな。
だがどれも見事にムダ。全然面白くなかった
418この子の名無しのお祝いに:04/09/18 19:58:49 ID:yAD7Felc
「日本映画ベスト150」という本で、石ノ森章太郎がベスト1に黒澤明の「七人の侍」を挙げてた。
そして一番好きな監督にも黒澤明。
419この子の名無しのお祝いに:04/09/18 22:10:59 ID:OYrh90OT
架空の村の架空の倫理観についていろいろ考えるもんだなあ、、、

処女重視の観念は明治以降の都市中産階級のもんだよ。
とにかく子孫をつくること重視の江戸期田舎は、ある程度の歳になると
男も女もそれぞれ組に入って成人前の社会化を図った。当然
夜ばいもあった。夜ばいで重要なのは、女が子の父親を指名できたこと。
志乃が孕めば当然村の子、男は気にせず一緒になって次の
子をつくる。
父  わはは、おまいはさむれえが種だけあって元気じゃのう
子  そうかい儂は侍の種かい 世が世ならってとこじゃかのう
母  やめときなあ 妾の子で苦労するなんざぁまともにおまんまも
   くえねえし
てな会話がある程度じゃないか

まあ地域によるとは思うが、戦国を当時の社会主義的観念で青っぽく
染め上げたこの映画の農民観は非常に違和感を感じる。登場人物の
行動体系はうそっぱちだよ。
まあ作品自体の偉大さは別問題だけどね。
420この子の名無しのお祝いに:04/09/18 23:02:37 ID:5eFHXcET
>>419
>処女重視の観念は明治以降の都市中産階級のもんだよ。

確かにそうだ。キリスト教の影響だろうな。
北村透谷なんかが、日本では古来から、処女を尊重する気風に乏しいと憤慨しているからな。
それに、戦国時代の日本を見たルイス・フロイスは、日本では処女でないことが、
結婚障害事由にならないことについて驚きをもって記している。

>志乃が孕めば当然村の子、男は気にせず一緒になって次の子をつくる。
江戸時代ならそうだが、戦国時代ということを考えれば、
気概のある男であれば、この程度のことでも一国一城の主を目指すに十分だろう。
そんな由緒すらない者でも目指していたくらいだ。
ついでに言えば、徳川氏が称している由緒と、「三河物語」の記述なんかを総合すれば、
徳川氏の御先祖も、この映画にたとえるなら、農民が野武士になったようなものだ。

>戦国を当時の社会主義的観念で青っぽく染め上げたこの映画の農民観
当時の社会通念だろうな、主義に関係なく。
戦国時代の農民がここまで卑屈であったとは考えにくいな。
江戸時代の農民はそれこそ卑屈そのものであったらしいが。
421この子の名無しのお祝いに:04/09/18 23:09:55 ID:OYrh90OT
>>420

うーん、卑屈になったのはむしろ入会地の私有化が行われ水呑百姓が
小作化していった明治以降と思うんだがなぁ、、

戸籍が作成され徴兵の行われた明治以降逃げ場がなくなったからねえ。
だから満州なんかにでかけていったりしたわけだし。向こうにすればいい
迷惑だが。
422この子の名無しのお祝いに:04/09/19 06:06:42 ID:cPrz1whf
>>419
なんか、今村の映画みたいになっちまうな。それじゃ。
423この子の名無しのお祝いに:04/09/19 09:31:38 ID:YD8gphLl
>>422

そうだな。

まあ実際そうであったかはどうでもいいので、ある社会をリアルに
映像に作り上げその中で完璧に近いストーリー展開をさせてみせた
のは間違いない。映画としては素晴らしい。

ここから歴史を学ぼうといく阿呆な態度さえとらなきゃいいんだし。
つか、フィクションから教訓を引き出そうという馬鹿も多いので困る。
あれは戦国時代という架空の国なのだね。
424   :04/09/19 12:45:36 ID:o4kcV6Gz
>>413
つーか、このレス気になってるんだけど。
昨日、エンジジャケットのを買ってしまったがな。orz
425この子の名無しのお祝いに:04/09/19 15:24:49 ID:Aw1O+Uua
生き残るのって勘兵衛、七郎次、勝四郎だっけ?
426この子の名無しのお祝いに:04/09/19 15:49:30 ID:ycOfzJFZ
卑屈、卑屈って
この映画の百姓はそんなに卑屈に描かれてるとも
思えないが。

特に高堂国典がやった長老なんか威厳を感じさせて
立派だと思うが。
427この子の名無しのお祝いに:04/09/19 16:03:34 ID:fE9qECS5
戦国時代の百姓は卑屈でしたってのがこの映画のテーマなんだよ
きっと。





卑屈だといってる人たちにとってはね。
428この子の名無しのお祝いに:04/09/19 16:05:30 ID:kCt4/9QN
dddddddddddddddddd!

お侍ぇさま〜〜!! お侍ぇさま〜〜!!(ドドドド・・・)
429この子の名無しのお祝いに:04/09/19 18:50:23 ID:YvWnp21Z
430この子の名無しのお祝いに:04/09/19 20:23:24 ID:ZIR1Z3lJ
卑屈というより、ずるがしこい感じがするね
いまの世界の中での日本人を象徴してる感じもある
431この子の名無しのお祝いに:04/09/19 20:45:41 ID:KeLmi5Sx
>卑屈というより、ずるがしこい感じがするね

百姓というより人間なんだよな。
432この子の名無しのお祝いに:04/09/19 22:59:15 ID:7EW4uEmC
>>430

北朝鮮やっつけるために、米軍雇うだ。
しかし、金がかかりすぎるだ。イラクなんかどうでもエエだ。
433424:04/09/19 23:17:45 ID:INbuJ3Eo
>>429
てめえら、ずるくて、うそつきの百姓共だな。
くそー。
434この子の名無しのお祝いに:04/09/19 23:33:33 ID:YD8gphLl
プロジェクトX  自らの手で村を守れ

村を守る秘策とは  そのとき村長は「やるべし」といった
百姓が野武士と戦う!  米で雇われた浪人達の正体は?
雨と種子島  馬を足止めしろ!  麦秋を越えてひびく田植え歌  
435この子の名無しのお祝いに:04/09/20 00:00:23 ID:zGDBV9JX
>>426
バカ正直にやってたら野武士に全部持ってかれるしね。
菊千代も言ってるけど、百姓があんな態度とるのは
侍(野武士含む)が百姓にとって余計なことをするからだもんね。

ということで、利吉は後に長老になったのだろうか
436この子の名無しのお祝いに:04/09/20 00:24:15 ID:YH5lM5sr
七人の侍の嘘と謎
@竹ヤリでは人を殺せない(あんな太くて有機物で出来たモノは人体に刺さらない)
 *人体も同じ有機物
A豪雨の中では弓は弦が伸び、鉄砲は火縄も火薬もダメ。
 結果、両方とも使いモノにならない
B野武士の馬がアラブ、サラブレッド
C勝四郎以外の6人の性欲処理はナゾ
D戦国期には鉄砲を「種子島」とは呼ばなかった
 (江戸になってから書かれてヒットしたデタラメ本、鉄砲記からそう呼ばれた)
 *火縄銃は1543年の種子島よりずっと以前に伝来している
E火縄銃の射程距離が長すぎるし(せいぜい50m)また一発の弾丸で即死はない
F粟や稗ばかり食ってるハズなのに百姓たちの体格、顔立ちは結構いい
G野武士に年貢米を横取りされるのを領主は黙ってないだろ
 領主側の武士団も絶対に野武士退治はやってたハズ
H当時、すでに天皇と呼ばれたほどの黒澤監督が、一部の役者にモノホンの月代を
 命じなかったのはなんでだろう(特に利吉の横顔アップはズラ丸見え)
I七人の着物は常に同じなのに汚れも綻びもない。その他、生活臭がない
J野武士の砦に夜襲をかけた時、戦士した平八の遺体は馬で運んだのか?
 野武士に追われるだろうに、そんな余裕があったのか?
K野武士は、なにも他の村を襲えばいいのにワザワザ侍のガードする村を
 襲ったのは殺された仲間の復讐のつもりか?
L最後の決戦時、菊千代が何振りも刀を用意するのを七郎次が不思議がるが
 歴戦の勇士の七郎次がナゼに日本刀の脆弱さを知らなかったのか?
M童貞の勝四郎と志乃はちゃんと出来たのか?
N物陰に潜んで身構える勝四郎に気づくゴロベエは超能力者か?
437この子の名無しのお祝いに:04/09/20 00:43:42 ID:YH5lM5sr
O戦国期、頻繁に用いられた集団戦法「投石」を百姓にさせなかったのは?
P野武士が攻めて来る方角は想定できたのだからナゼ罠(落とし穴とか)を
 仕掛けなかった?
Q野武士の小屋で利吉の妻は利吉と再会したのに、なぜ利吉から逃げた?
R久蔵は危険を冒して野武士から鉄砲を取り上げたが、そこまで出来るなら
 なぜ野武士のドン(頭領)を殺害しなかった?
S野武士から奪った馬が三頭いたはずだから、村内で騎馬戦に持ち込んでもよいのに
438この子の名無しのお祝いに:04/09/20 00:47:08 ID:TVEUwZR8
いちいちそういうことを挙げることが謎
439この子の名無しのお祝いに:04/09/20 00:56:41 ID:cLCA9AjQ
だからああ

あれは実際の戦国時代じゃないといって文句言うなよ
あれは設定も含めてフィクションだろ
440この子の名無しのお祝いに:04/09/20 05:09:21 ID:cYZ+bC63
百姓に雇われる侍なんかいないってのは?
441この子の名無しのお祝いに:04/09/20 06:27:57 ID:t0IgSO0T
それは黒澤さん達が探した資料の中に
あったんじゃなかったっけ?
それが元でこの映画を作ることになったって
話を読んだことあるけど
442この子の名無しのお祝いに:04/09/20 07:00:00 ID:0ftwyTfs
オイ! 竹槍が刺さらんなんてそんなことあるかい!
鋭角に切ったあの切り口が自分の腹に刺さってくるところ想像してみい!
絶対刺さる。死ぬ!
443この子の名無しのお祝いに:04/09/20 07:26:54 ID:Ry9kQfiV
映画に嘘も謎もねーよ。なぜって?映画だから!
444この子の名無しのお祝いに:04/09/20 07:29:03 ID:t0IgSO0T
>>442
例えば、カッターナイフでは人殺しは出来ないって言ってた人がいた。
でも実際そういう事件が起きた。
>>436は自分の感覚のみで全部を語ろうとするから矛盾が出てくる。

竹槍でも、大勢で顔を突いたらどうなる?

雨の中の鉄砲とか言ってるけど、あれは家の中からの発砲でしょ。
菊千代の場面を見てなんでそれが分からないんだろう?
一体何を見てるのか?不思議だ。

野武士の馬の種類がどうのこうの言ってるけど、それは映画的に仕方ないこと。
「影武者」だって「乱」だって、全然違う城を別の名前にしてる。
大体、観客の中で、一体何人が馬の種類に気付くんだろう?
歴史の資料としては使えないのかもしれんけど、
映画的に問題があるとは到底思えない。
436は日本のみならず、全世界の全ての映画を見て言ってるんだろうか?

で、436はこの映画自体もちゃんと観てない。
侍達のカッコを見て、生活臭がしないと言う。
例えば平八のお尻を御覧なさい。真っ黒に汚れてるから。
俺なんか思わず「アホアホマンみたい」って思ったくらいだ

何本もの刀を用意した理由を侍が分からなかったということだけど、
あれを例えば勘兵衛がやったら、「一本刀だと大勢が斬れないからだな」と
思ったかもしれないけど、元々百姓である菊千代がやってたから
分からなかった、とも考えられる

若い二人がちゃんと性交できたか、ってことだけど、それはちゃんと描かれてないから
それは取りようだろう。でも未経験の二人が出来たかどうか、って心配するってのもどうかね。
出来るやつもいるし出来んやつもいるだろう。

ゴロベエが超能力者か、ってことだけど、そのときの雰囲気とか、勘兵衛の目とか
表情を見たら分かったかもしれん。いちいちそういうとこに突っ込むのはいかがなものか

利吉と女房のシーンは、なぜあぁなったか、逆に分からん方が不思議だ。
自分が好きでもない相手、しかも野武士と交わってしまった体で、
夫と突然会ってしまったらどうなるか。
全部が全部というわけではないだろうが、彼女のようになったとしてもなんら
不思議ではないと思うが。

銃を獲りに行った久蔵がなぜ首領を殺さなかったか、ってことだけど、
なんで鉄砲があるとこに必ず首領がいなきゃいけないの?
菊千代が鉄砲を奪うシーンを見て言ってんのかな?不思議

野武士から奪った馬がいるから村内で騎馬戦に、って話だけど、
あんな狭い中で何が出来るんだろう?それに、野武士達は騎馬戦に慣れてるかも
知れんけど、侍達が得意かどうかは分からない

とにかく、436は映画を映画として見てないとこが逆にスゴいね。
おそらくどんな映画を見ても面白いとは思えないんでしょう。
445この子の名無しのお祝いに:04/09/20 08:54:52 ID:v5f4w6nF
有機物は有機物に刺さらない。ワロタ
446この子の名無しのお祝いに:04/09/20 09:17:43 ID:zspFUbRd
あれだけの雨で湿度は高いと
当時の火縄なんて湿って撃てない率の方が高いとは思う。
でもそれじゃあ映画にはならないしなあ。
447この子の名無しのお祝いに:04/09/20 10:17:16 ID:pyXQWyRD
黒澤監督はそういうことを知ってる上で、そうしてるんじゃないかと。
例えば、乱(影武者)の兜について、本当は中に綿のようなものをつめるから、
頭でっかちみたいになるけど、それじゃ格好悪いんで、中の綿をとってるってなんかに書いてあった。
448この子の名無しのお祝いに:04/09/20 11:35:33 ID:jwQmrCtX
まあ、燃料っすよ燃料。
ただ >>444 の通り 15と18はヒドいな。きっと凄く若い人なんだよ。
449この子の名無しのお祝いに:04/09/20 11:41:08 ID:a9T5YCaB
>>437 利吉の妻は利吉と再会したのに、なぜ利吉から逃げた?

同意。ワシもこのシーンには疑問を感じてた
野武士に拉致された利吉の女房は、毎夜、野武士に抱かれながらも、優しい利吉の事を
想い浮かべ、忘れる筈もない。いつかは利吉の元へ逃げ帰ろう、そう思うのではないか
しかし逃げれば野武士がまた村を襲って、自分を連れ帰るであろう
だから日々、ジッと耐え忍んでいた
そこへ屈強なサムライ数人を従えて利吉が現れたのだ!!
当然、利吉の女房は『ワタシを救いに来たんだわ!』なんて思うよね
これはもう、利吉の方に向かって逃げて行くしかない
ところが女房の逃げた方向は逆
やはり黒澤は、そういった女心が解からないのかもね
それともストックフォルム症候群ってやつかな

450この子の名無しのお祝いに:04/09/20 11:46:10 ID:le3z3Vvz
>>449
他の男達から肉体をもてあそばれた女が抱く
恥という観点から考えてみればいいのでは
451この子の名無しのお祝いに:04/09/20 12:15:48 ID:20ywRseq
>>450
同意
452この子の名無しのお祝いに:04/09/20 12:35:47 ID:jwQmrCtX
>>449 今度は釣られるもんかっ!
453この子の名無しのお祝いに:04/09/20 13:14:50 ID:7QaUgwsp
イーストウッドが「スペースカウボーイ」を撮った時のインタビューで、
前半は「七人の侍」を意識して撮り、また三船敏郎の豪快かつユーモラスな
男っぽさを出してみたかったと語っていたぞ。
454この子の名無しのお祝いに:04/09/20 14:38:01 ID:cLCA9AjQ
>>449

利吉のところにもどっても、何がある?
あのくそまじめな利吉、しかも設定では女にけっこう貞操を求める
通念があるということになっている。
長く暮らしていれば、野武士にもてあそばれた女としてさらし者に
なり、利吉はしょっちゅう悔し涙を流しながらこんなふうに抱かれたのか
と責めるだろう。

野武士に抱かれている間は利吉のことを思い出しながら刹那に
生きることが出来た。火にまかれても、みんな燃えてしまえば
いいと思った。が、利吉のところに戻ったらもう何もない。

まあ、とっさに利吉が出てくりゃとっさに死ぬ罠。

おまいら女知らなさすぎ。

昭和30年ころの融通の利かない貧乏サラリーマンの美人ヨメが
やくざに拉致られたというふうに読み替えればわかりやすいと思うが。
455この子の名無しのお祝いに:04/09/20 14:44:37 ID:ThKsHZyy
>>449
女心はそうかも知らんが、
人間には体というものもある。
日々、武芸に励む野武士と百姓仕事でくたくたになる利吉。
大奥(というにはチャチだったが)で、いろんな女と経験をつんだ野武士と
おそらく数えるほどの女しか知らん利吉。
うーん、床の上の勝負は明々白々だと思うぞ。
456この子の名無しのお祝いに:04/09/20 14:49:45 ID:cLCA9AjQ
>>455

それはそれで別問題。
好きでもない男と寝て感じる女は少ない。
とにかくヤリたい、ってんならともかくも、、、

火が燃えてるのをみて、まいっか、と微笑む
妻は、野武士といるのが気に入っている
ようには見えない。
457この子の名無しのお祝いに:04/09/20 14:50:02 ID:hk65CseX
わっはっは!おもろいこのすれ
458この子の名無しのお祝いに:04/09/20 14:53:20 ID:cLCA9AjQ
むかしはさあ、えっちするのに愛とかいう言い訳が
要ったわけね。で、逆に、えっちしたことを正当化
するために愛してしまうことも起こりえた(まあ
ストックホルムだな)。

でも最近はそんなに好きじゃなくてもまずえっち
したりするし、愛がえっちの必須条件じゃなくなって
きてるから、逆にそういう錯覚が入りにくくなってきている。

そういう、愛とえっちの乖離した現状から、昭和30年頃の
人間の行動パターンをそのまま解釈するのは無理があると
思うのですがね。
459この子の名無しのお祝いに:04/09/20 15:00:11 ID:cLCA9AjQ
で、あそこで利吉が出ていかなければ女房は火に
飛び込むことはなかったろう、てこと。
ほかの野武士の襲撃でべつのところに拉致られて
いくならそのままいって、隙間があったら逃げて
町に出て酌婦くらいにはなったかもしれん。
べつの農民に拾われたらそこでおさまるのも
ありだな。過去は隠して。

でも、もとの村に帰るという選択肢はあの社会設定、
人物設定ではありえないはず。
460この子の名無しのお祝いに:04/09/20 15:07:41 ID:ThKsHZyy
>>456
>好きでもない男と寝て感じる女は少ない。

まあ、仮定の話だが、頭領か子頭の専属の女になって、
最初はいやいやながらも、好きになっていったというのはあるかもな。

少なくとも百姓やっているよりは生活はいいだろうし、
将来性もないとはいえん。
侮れないほどの力を持てば、領主としても家臣にした方が得だろうし、
可能性は少ないが、付近の浪人を集めて自力で一国一城の主になってくれるかも知れんしな。
461この子の名無しのお祝いに:04/09/20 15:14:33 ID:cLCA9AjQ
>>460

そうなるとぜんぜん別の映画になっちまうが(w

まあま真面目百姓の悲劇を浮きだたせるためには
女房がさらわれた野武士のなかでいつのまにか
いい場所におさまっていっしょに米をとりにくる、
それを利吉が涙ながらに竹槍で、というのも
ありだが、あまりにも煩雑になるな。

酔いどれ天使の木暮実千代みたいな、手玉にとる
タイプは黒沢の映画にあまり出てこない。嫌い
なのか苦手なのか。そういうのが出たらさらにストーリー
が複雑になって収拾がつかないのも確かではあるが、、、
462この子の名無しのお祝いに:04/09/20 20:19:43 ID:0ftwyTfs
地獄に一時でも棲んでしまったイザナミは、イザナギが助けに来ても一緒に帰るわけにはいかない。
これも、一種の「女心」かな?>>454
463454:04/09/20 20:44:47 ID:cLCA9AjQ
>>462

茶々とはわかってるが古事記にのっとってマジレス。
イザナミは帰りたかったけどあかるいところでイザナギが
よくみたら腐乱してたので放り出して逃げたんだろ、あれ。
それに、カグツチ生む火傷で死んだんだから事情も違う。

母神が冥土で死の神になるというあれはあれで難しい
モチーフだとは思うが、ややこしいからやめようよ、、、、、
464この子の名無しのお祝いに:04/09/20 21:57:48 ID:9Jv58fHZ
偶然かもしれんが「七人・・」の利吉(土屋嘉雄)と用心棒の小平(同じく土屋)は
カブルな  共に女房を金や暴力で奪われた哀れな男
あと利吉の女房の状況は、リリアーナ・カバーニ 「愛の嵐」のシャーロット・ランプリングを
彷彿してしまう
465この子の名無しのお祝いに:04/09/20 22:04:53 ID:9Jv58fHZ
利吉の女房が燃えさかる小屋に飛び込むシーンに、黒澤も含めた脚本がそこまでの
(愛の嵐みたいな)女性心理描写を描こうとしていたら、この映画は最早、
奇跡のような名作といってもいい
466この子の名無しのお祝いに:04/09/20 22:58:34 ID:vnqke4MZ
>>436
>G野武士に年貢米を横取りされるのを領主は黙ってないだろ
> 領主側の武士団も絶対に野武士退治はやってたハズ

年貢米は横取りしてない。しっかり年貢は取られている。
ただ、野武士は領主の権威は認めて、農民を生かさぬよう殺さぬようにして、
自分たちへの年貢(といういい方は変か)も収めさせている。
領主からみればかわいい連中である。

>K野武士は、なにも他の村を襲えばいいのにワザワザ侍のガードする村を
> 襲ったのは殺された仲間の復讐のつもりか?

一村でも自分たちへの年貢を納めない村が出ると、他の村も年貢を納めなくなる。
見せしめのためにも、俺たちに逆らえばこうなるぞと示す必要があった。
一方、敵を侮ったといってしまえばそれまでだが、食い詰め浪人の7人など
何ほどのことやあらんと思っても不思議ではないだろう。
必要性があり、それが可能だと思えば、他の選択肢はなくなると思うんだが。
467この子の名無しのお祝いに:04/09/21 08:30:16 ID:hCRNiFah
愚問も多いが、確かにKは自分も気になった。
こんなのもある。

http://www.movie-faq.com/main-228.html
468この子の名無しのお祝いに:04/09/21 08:59:55 ID:sHhbZwsh
ちょっと横にずれるが、
>>467に貼り付けられたURLに載ってたのだが、

黒沢明と『七人の侍』―"映画の中の映画"誕生ドキュメント

の本はどーよ?
469この子の名無しのお祝いに:04/09/21 14:02:38 ID:Wu1yzN5T
火で思い出すのは、なんと言っても「七人の侍」の野武士の隠れ家の焼き討ちシーンである。
木と茅で作られた巨大な山家が、見る間に火に包まれるこの場面は、映画的な迫力に満ちており、観るものを圧倒する。
このシーンの撮影には、ちょっとしたトラブルがあった。
後に判ったことだが、撮影当日は異常乾燥注意報が出るほど空気が乾いており、それを知らずに、
山家にガソリンを多量にかけたため、火の廻りが速く、予想以上の猛火になってしまった。
この山家には、土屋嘉男演ずる百姓のさらわれた女房(島崎雪子)が、野武士たちと住んでおり、
この火事で野武士たちとともに、山家から出てくるのだが、土屋嘉男と顔を合わせると、再び火の中に駆け戻ってしまう。
それを土屋嘉男が追おうとするが、火の勢いが強く、入っていけないという芝居が展開される。
しかし、あまりにも火の勢いが強すぎ、土屋嘉男は一歩進んでは数歩戻り、ということを繰り返し、終いには、
水に濡れた泥を顔になすりつけて必死で演技をする。山家を飛び出し、斬られて横たわっている野武士たちも、
あまりの熱さに、倒れた姿勢のまま、少しずつ後退をする。
結局、土屋は逃げることなく、最後まで演技を続けるが、撮影後、顔が火傷で火膨れてしまう。
その時の熱の強さを表す話として、島崎雪子が逃げ戻る時に、脱ぎ落としていった打ち掛けが、
一瞬のうちに跡形もなく燃え尽きてしまったというほどである。
火を使うシーンというのは、予想がつきにくく、一発勝負になってしまうので、
どうしても、こうしたハプニングが起こりがちである。
しかし、まちがいなく絵になるものであり、映画的にはじつに魅力ある材料なのである。

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/8310/movie/essay6.htm
470この子の名無しのお祝いに:04/09/21 14:21:00 ID:W3xGmNL2
土屋はつくづく凄いな。
471この子の名無しのお祝いに:04/09/21 16:57:23 ID:HJnOVDCT
とりあえず>436は「1」の、
「竹ヤリでは人を殺せない(あんな太くて有機物で出来たモノは人体に刺さらない)
 *人体も同じ有機物」

ってのを自分の身をもって実証してみせてくれ、話はそれからだ。
472この子の名無しのお祝いに:04/09/21 21:15:07 ID:B9FEcbEd
あたまでっかち都会の子

竹藪で足踏み抜いたという騒ぎをしらないんだなあ
473この子の名無しのお祝いに:04/09/21 21:48:53 ID:iTV188Pv
竹ヤリで地面を突き刺してみなよ  ゼンゼン刺さらないから
でもナイフならグサリと根元まで突き刺さるんだな、これが
まるで漏れの日の本一(ひのもといち)の肉槍みたいにな

あんなに太い竹ヤリが、人体にスンナリ突き刺さるのなら、ハローポイントのマグナム弾みたいなモノ
強烈な殺人兵器だ   そーなら細い穂先の鉄製の槍(製造コストも高い)なんか使うヤシはいないって

そもそも竹ヤリで人を殺した史実なんてねーの(ちなみに明智光秀の件は創作)
おまいら、B29スーパーフォートレスも竹ヤリで撃墜する気かよ

474この子の名無しのお祝いに:04/09/21 22:05:21 ID:B9FEcbEd
>>473

竹槍と刃物を一緒にしてやがる、、、馬鹿だな

中途半端な傷がきたなく出来るから怖いんだろうが。
戦闘能力をなくすには十分。藻前、竹槍にむかって突進してみろ。
できねえならもうくだらねえカキコするな阿呆。
475この子の名無しのお祝いに:04/09/21 22:06:34 ID:iTV188Pv
>>467 
リンク先きの、久蔵がウンヌン・・ の箇所は同意
久蔵は自分の剣の腕を過剰評価してるぜ   ま、パラノイアだな  
『真剣ならばワシの勝ち』 って、をいをい、やってみなければ分らない、っつーの
武道家なら、もっと謙虚でいろ、っつーの
で、最後は鉄砲に負け   なんで用心しなかったのかいな?  あれじゃマヌケ
己を鍛える、ってのなら野武士みたいな三流を相手にしないで、天下に名をはせた
剣豪たちに勝って大名に仕官するのが剣術家の王道だろが  
ま、要するにお人よしね  戦術家ではない
476この子の名無しのお祝いに:04/09/21 22:08:28 ID:AIczfOCQ
>>473
もちろん、竹槍と鉄槍とでは、殺傷力に格段の差がある。
だからといって、人体に刺さらないということにはならない。
ましてや、その理由が*人体も同じ有機物というにおいておや。
それなら、鳥の肉でも竹の串に刺さらない道理だから、
われわれは、おいしい焼き鳥を食べられないことになるのである。
477この子の名無しのお祝いに:04/09/21 22:11:25 ID:AIczfOCQ
>>475
>戦術家ではない

自分もそう思いたいし、そうあって欲しいんだが。
これには、出典があるんだよ。それも名だたる剣豪の(伝説かもしらんが)。
478この子の名無しのお祝いに:04/09/21 22:15:23 ID:iTV188Pv
>>476
豆腐のかどを豆腐にぶつけても・・
>>477
それって誰?
479この子の名無しのお祝いに:04/09/21 22:18:54 ID:B9FEcbEd
>>478

都合が悪いとシカトか。

藻前、竹槍にむかって突進してみろ。
できねえならもうくだらねえカキコするな阿呆。
480この子の名無しのお祝いに:04/09/21 22:22:10 ID:AIczfOCQ
>>478

>それって誰?
念のためにいうと、『真剣ならばワシの勝ち』の逸話。
柳生十兵衛三厳
481「七人の侍」ここがヘン:04/09/21 23:32:40 ID:iTV188Pv

@高台みたいな、目立つ場所に、平八、ゴロベイの墓を続々立ててるけど
 あれじゃ、こちらの戦力が減っていることを野武士に教えることに
 なるのじゃないですかねえ
A水車小屋の爺様もサッサと逃げれば息子も嫁も助かったのにねえ
B百姓たちは落ち武者狩りで甲冑や槍を入手してるのだから
 (菊千代いわく、上物だぜ)それらを売れば大金になり、もっと
 何人も侍を雇えたのでわ
C久蔵は志乃に対し、異性としての興味を抱いている風が・・・
D後半、野武士たちは疲弊してるのだからカンベイたちも上手くそれを
 利用して、談合に持ち込んで罠にかける、という方法も・・・
E計算に微細なカンベイ(野武士の生存数をしっかり数えてる)が、
 何故に生き残った野武士のボスのことを外したか
Fカンベイ「自分だけが助かろうと考えるヤシは(RY
「今後、そのようなヤシは・・」の後の台詞がなんで尻切れ?
G菊千代が鉄砲を奪いにいった隙に野武士が水を張ったタンボを
 乗り越えて来たけど、なんでそれまで、野武士はそーしなかった?
H菊千代『一つのカタナじゃ5人と切れん!!』 でも久蔵は何人も切ってる
I結局、野武士の偉いヤシは逃げ延びてる。これじゃ死んだものは浮かばれない

続く

482この子の名無しのお祝いに:04/09/21 23:38:24 ID:B9FEcbEd
ID:iTV188Pv は竹槍にむかって突進してみろ。
できねえならもうくだらねえカキコするな阿呆。

483この子の名無しのお祝いに:04/09/21 23:42:17 ID:B77caSQs
>>481
I結局、野武士の偉いヤシは逃げ延びてる。これじゃ死んだものは浮かばれない

野武士の棟梁は菊千代が仕留めた。
逃げたのは雑兵。
そんな間違った理解力しかないのか・・・・ハァ・・
484この子の名無しのお祝いに:04/09/22 00:16:49 ID:0UDQ89Cg
>>481
>A水車小屋の爺様もサッサと逃げれば息子も嫁も助かったのにねえ

を変と思うところに、映画の読解力がないのがもろばれやん。

>Fカンベイ「自分だけが助かろうと考えるヤシは(RY
>「今後、そのようなヤシは・・」の後の台詞がなんで尻切れ?

もそう。その後に続く言葉がなくても意味分かるやん。
485この子の名無しのお祝いに:04/09/22 00:36:10 ID:tkC0UIw3
いや、もういいよ…。つまんねーしさぁ…
486この子の名無しのお祝いに:04/09/22 07:38:18 ID:BkCcq+Pb
本当にな…。

関係ないけど、茶店の爺さんは味があっていいね。
487この子の名無しのお祝いに:04/09/22 07:39:11 ID:6r+9nPIU
有機物って言いたい年頃なんだろ。
最近、化学かなんかで習ったんじゃねーの。
いや、もっと前、厨房時代に習ったっけ?
488この子の名無しのお祝いに:04/09/22 15:44:51 ID:MCX/sOq+
「ヘン」とか言ってるけど、あれでヘンだったらどんな映画でもヘンなとこだらけ。
まったく下衆の勘ぐりもいいとこ。読解力のないこと山の如しだな。
この人が「完璧でヘンなとこはない」って映画ってどんな映画なんだろう?
気が向いたらぜひとも教えて欲しいわ。マジで。
489この子の名無しのお祝いに:04/09/22 18:46:02 ID:QZFzRCRv
>>486
確かに。あの爺さんはいい。鷲っ鼻もいい
490「七人の侍」ここがヘン:04/09/22 22:53:50 ID:yLg4tzDv

Jカンベイ曰く『四方に4人、後詰(BACK−UP)に2人、ワシを入れて七人』・・ って、
 ワシ=カンベイは、ハナから司令官に徹するつもりなのか? 
 *だとすると残る6人を集めるのに、統率力、指導力、兵法で自分を上回る侍には声をかけない
Kゴロベイは平八のことを『剣術の腕は中の下』とか言ってるが、平八の薪割りの腕はどう見ても
  上の上。剣術の腕前を見てないのに「中の下」と決め付けるのは如何なモノか
Lカンベイは盗人(東野)の剣を奪い、丸腰の盗人を情け容赦なく切り殺している。
 史実では殺してないのに・・   ところが後にカンベイは、捕虜にした偵察隊の野武士の、
 その生命を救おうとしている。 何故か?  カンベイは、途中で人格が変ったのか?
M2度目に村を襲った2騎の野武士は凄い!!  一人は流鏑馬の達人、もう一人も手綱を離して
  馬上で槍を振り回す。 こんなスゲー武術家に勝てそうなのは久蔵だけのハズ
  それなのに菊千代が互角の勝負を挑んだりしてる。  ヘン
N偵察隊の野武士三人のうち、2人を殺している。たった一人を生け捕りにして、自白させたけど。
  その内、仲間が助けに来てくれる、って思ってウソを言うかもしれない 
  だから、三人を生け捕りにして、夫々から野武士隊の状況を尋問したほうが賢明だと小一時間
O「勝ったのは百姓たちだ・・・  」 って、百姓も何人も死んでるんですけど
P平八の作った旗(BANNER)はヘン。あれを野武士に見せたら、侍の兵力が、6人+?
 だとバレバレではないのか。 ブラフも必要だと思うのだが 

さらに続く

491うずまら( 'A`)ノI ◆2Gex/8ct1s :04/09/22 22:58:49 ID:WYTgCMpj
       ノ⌒ 丿
\   _/   ::(   /
   /      ::::::\        __________
  (    ノ ヽ:::::::;;;;;;;)       | 
/ i レ/  ノ )) ) \      | ぬる ぬる ぬるまら!!
   ヽノゝ '  ワ`ノハ       人_________
    \    /  
     ヽ,  (
     ○   つ
      | /⌒l |
     ノ /  ,ノ |
     (_) (__)
492この子の名無しのお祝いに:04/09/22 23:24:47 ID:Bbi3s1o9
●平八の剣術は会話や身のこなし、いでたちから腕は中の下と見抜いたのだろう
 剣術より人柄が良く重宝する人物だという意味をこめて
●盗っ人の命より赤ん坊の身に危険があるから
●勝ったのは百姓たち、というより、土に根ざして生きていく百姓は残り
 自分ら侍はあとにはなにも残らないと勘兵衛の自嘲の言葉でもあるな
 だから七郎次は、一瞬はっ?となっていた。
●旗は説明しないとその印の意味はわからんだろ
493この子の名無しのお祝いに:04/09/22 23:47:34 ID:TXRwEJQo
みんなこのくされ映画のことでよくここまで
熱くなれるな
端からみてたらかなり笑える
ていうかあんたら黒澤ファンて
世間では恥ずかしいことやいうこと
認識した方がええで
あっはあははっははっははっはあはははははっっははっは
494この子の名無しのお祝いに:04/09/23 00:32:35 ID:iWGokZE3
引き篭もりは「世間」と言っても自分の部屋の中だけだろ
"Seven Samurai”で検索して世界の評判を見てみたら?
495この子の名無しのお祝いに:04/09/23 01:52:30 ID:T7aHrWWz
>>490
Jそうだろ。この時点ではまだ参加を表明していないが、後になると自らスカウトに繰り出して、
  勝四郎を使って仲間にする侍の実力を測ってみたりもしている。年齢や経験からして、
  自分がまとめ役になろうという気はあったのでは?

K「薪割りの腕はどう見ても上の上」って、何が証拠?
  あなたが薪割りのプロフェッショナルで、薪割りに関しては何でもござれというのであれば私は何も言えないが、
  私には、平八は普通に薪を割っているだけにしか見えなかった。あれぐらい、少し経験を積めば武士たるもの、出来ないことではないだろう。
  だいたい、五郎兵衛にスカウトされたときに、驚きの余り体勢を崩して薪を割りそこなっていた。久蔵だったらそのまま割っていたと思うが。

Lたしかに剣聖・上泉信綱は盗人を殺してはいないが、だからといって絶対にその通りにしなくてはいけないのか、はなはだしく疑問。
  小屋の中の様子は窺い知れないが、子供の命を助けるためには盗人を殺すことも止むを得なかったであろう。
  現代のように、超凶悪犯が相手でも発砲できないような平和な世の中とは違う。
  また、敵の捕虜となった際に、自軍の内情を敵にリークすることは例え野武士であっても非常に不名誉なことであった。
  恥を忍んで(命惜しさもあるだろうが)内情を教えた捕虜の野武士に対して、官兵衛は武士として、生命の保証はしてやろうとしたのだが、
  百姓にはそんなルールが通用するはずも無く、今までの恨みを爆発させてしまった。


ここまで書いたけど、バカらしくなったから止めるわ。
もしこういうことを書いてるのが釣りじゃないんだったら、映画とかもう二度と見ないほうがいいと思うよ。
496この子の名無しのお祝いに:04/09/23 07:11:59 ID:clk9Ewdr
もうほんと馬鹿らしい。
こんなに頭の悪いやつも珍しい。大変不愉快なんで
しばらくここは見ないようにする。
>>490>>493を除く他のみなさん、どうもご苦労さまです
497この子の名無しのお祝いに:04/09/23 10:19:27 ID:nvrGSBjO
面白いからいいんじゃないの?
498この子の名無しのお祝いに:04/09/23 10:31:05 ID:ljBBdAsT
>>490は「第二次大戦でアメリカ人も死んでるのに、アメリカが勝ったのはおかしい」って感じるんだろうな。
499 :04/09/23 11:04:49 ID:Ynk7pqUU
というか、ここまでいちゃもんつけるために、
何回見直したのだろうか?

暇なのじゃろね。
500この子の名無しのお祝いに:04/09/23 11:43:22 ID:ZU3DX8Fu
いちいちチェックして「おっ!ここだ!」とか思ってんだろうなぁ
501この子の名無しのお祝いに:04/09/23 14:05:52 ID:39c5RX0u
見るべしって 書いてあるポスター手に入らないんですかね もう
ほしい
502この子の名無しのお祝いに:04/09/23 15:57:16 ID:+giL/BKG
「七人の侍」の影響を受けた映画

「荒野の七人」
「宇宙の七人」
「ワイルド・イースト」
「アンドレイ・ルブリョフ」
「コナン・ザ・グレート」
「ブレード/刀」
「13ウォーリアーズ」
「戦場」
「バグズライフ」
「地獄の七人」
「死霊の七人」
「プライベートライアン」
「十三人の刺客」
「座頭市(北野版)」
「スターウォーズ ジェダイの復讐」
「ラスト・サムライ」
「L.A.コンフィデンシャル」
「リーグ・オブ・レジェンド」
「ウイロー」
「武士」
「オーシャンズ11」
「アルマゲドン」
「キング・アーサー」
503この子の名無しのお祝いに:04/09/23 16:46:18 ID:84eKGl3Y
まぁ「七人の侍」だけじゃなく、世界中の古今東西の映画、
いや、創作物全てに関して、彼の狭い主観と弱い読解力を
満足させる物は、皆無であろうぞ。。。
504ここがヘンだぞ「七人の侍・勘兵衛編」:04/09/23 18:18:08 ID:UEOEAYEL

カンベイ曰く『戦は何度も経験したが、全て負け戦だった』
参加した合戦が全て負け戦なら、なぜ今も生きてるのか?
負けそうなので戦の途中で逃亡したのか? 
要するに最後まで戦い抜かなかったってことね
しかも5体満足、逆Z武状態(この辺は他の侍も同じ)だし
歴戦の勇士らしい野武士のほうには、隻眼(片目)もいるというのに

『無理な相談だな』と最初は百姓の申し出を冷たく断ったのはナゼだ?
断られたのは一人だけ、意外と簡単に六人の侍を集められたではないか
そして結果は、ほとんど計算通りに勝利  
ゼンゼン無理な相談じゃなかった  

505ここがヘンだぞ「七人の侍・万造編」:04/09/23 18:23:42 ID:UEOEAYEL

娘の志乃が侍にヤラレないように男に見せかけようとボブヘアにしたけど、
かえって似合っててカワイイじゃん   ゼンゼン男には見えない
なぜ月代にしなかった

506この子の名無しのお祝いに:04/09/23 19:21:49 ID:a0tW7OIy
>断られたのは一人だけ

映画の中ではね。

507この子の名無しのお祝いに:04/09/23 19:26:06 ID:VLUX+o5t
負け戦といっても全員死ぬわけじゃない。
戦国の世ではたいていの場合、勝ち軍が負けた軍勢を味方に取り入れます。
将棋と同じようなものです。
508この子の名無しのお祝いに:04/09/23 19:30:03 ID:VLUX+o5t
ついてきた六人の侍はそれぞれの理由だけど
多くは勘兵衛という“人間”に魅かれて参加したわけで
勘兵衛がいなければ、他に一人も雇えなかったはず。
509この子の名無しのお祝いに:04/09/23 21:08:42 ID:uAQUcGkL
>>504
戦で負けた方は必ず全員死ぬ
ってのはなんでそう思うんだ?いくら頑張って戦おうが、上が降参したら負けるだろよ。
小学生でも分かると思うんだが…
よほど頭が弱いらしいな
510この子の名無しのお祝いに:04/09/23 21:18:04 ID:njMsYy+d
>>509
思うに、第2次大戦時の日本軍をイメージしているんじゃないかな。
死して虜囚の辱めを受けずで、負ければ玉砕するものだと。
とはいえ、その日本軍も結構生きていたんだが。
511この子の名無しのお祝いに:04/09/23 21:21:44 ID:ODXLayg6
>>504
君いくつ、ひょっとして他のスレにいた26歳?
512この子の名無しのお祝いに:04/09/23 22:14:40 ID:/JCiayJs
俺はわりとこのスレの流れ面白いな。
疑問への答え方がわかりやすくて気持ちいい
513この子の名無しのお祝いに:04/09/23 22:54:09 ID:FpCBnabS
>>505
あれってボブなのか?
で、「似あっててカワイイ」「全然男に見えない」ってのは
あくまでも505の主観だろ。
自分の見た目のみが正しいって思ってるんだろうなぁ。

月代にしたとしても、「戦国自衛隊」の薬師丸ひろこみたいな例もあることだし、
月代にしたからといって絶対にバレないということもなかろう(見た目の話ね)。
万造にしてみればそこまでしなくてもバレないだろうと思ったかもしれんし、
カワイイ娘だからそこまでは出来なかったかもしれない。

だが重要なのは、関係を持った勝四郎は、「見た目で分かった」のではなく、
「実際に触ったから分かった」、ということだ。
批判するのは別にいいけど、でももっとちゃんと見てから批判してくれよ
514この子の名無しのお祝いに:04/09/24 00:18:41 ID:1IaS1O/O
「花なんか摘んでる場合か」と言って花を手に持っている勝四郎に一票
515この子の名無しのお祝いに:04/09/24 00:56:36 ID:dAElu+u2
>>505に言わせれば
「いい若いもんが花なんか摘んでる場合かっ!」と怒ってるのに
本人が花を手に持ってるのはおかしい
とかいうことになるのかな
516   :04/09/24 10:01:56 ID:NHxB0JzN
>>515
ワロタ
517この子の名無しのお祝いに:04/09/24 13:09:24 ID:1RZeKkbe
ボブヘアーがカワイイなんて感覚が戦国時代にあるわけなかろうが。
脅威的に頭が弱い小僧だな。
518この子の名無しのお祝いに:04/09/24 13:23:47 ID:XeNSGDKP
いやほんとにコイツは頭弱いね
突っ込むとこはたくさんあるけど、例えば
>「勝ったのは百姓たちだ・・・  」 って、百姓も何人も死んでるんですけど

って言ってるが、最後の、しょんぼりしてる侍達と、なぁ〜んもなかったように
晴れやかに唄って田植えしてる百姓達の対比で分からんのかね
もうほんとに最大級の頭の弱さだな
なんか言えば言うほど己の馬鹿さ加減を露呈してる
519この子の名無しのお祝いに:04/09/24 14:17:19 ID:MQiXKSaq
セルジオ・レオーネはまだ1本の映画も世に出していなかった駆け出しの頃、
ある映画祭で上映された「七人の侍」を1階の観客席から観ていた。
「さすがミスター・クロサワ。俺もあんな映画を必ず撮るぞ!」と誓ったその時、
会場の2階席にいた男が、やおら立ち上がって歓喜の拍手を送りはじめた。
その男の名はユル・ブリンナー。
520この子の名無しのお祝いに:04/09/25 04:19:27 ID:kzIv3BzR
>>504
>カンベイ曰く『戦は何度も経験したが、全て負け戦だった』
参加した合戦が全て負け戦なら、なぜ今も生きてるのか?

古今東西、あなたが思うほど、合戦における死者は多くないよ。
戦争の度に負けた側が全滅してたんじゃ、人間が何人いても足らんよw

うちの母は先の戦時中は子供で、俺は戦時体験聞かされて育ったんだが、小学生の頃、彼女のことを
数少ない幸運な戦争の生き残りと思ってたあの頃の自分を思い出して、ほほえましい気分になったよ。
521この子の名無しのお祝いに:04/09/25 05:12:01 ID:U9Znwwew
久蔵が参加した理由はなんだろう・・・?
522この子の名無しのお祝いに:04/09/25 08:41:29 ID:hwS5lY4c
久蔵はクールに見えて情に厚いタイプだと思う。
523この子の名無しのお祝いに:04/09/25 10:17:25 ID:S1nNMJwC
実戦で試したかったから。
524この子の名無しのお祝いに:04/09/25 12:47:22 ID:XmkihZr5
兵法者は常に孤独なのだ。しかしその孤独に耐えられない時がある。
一片残っていた郷愁、誰かの役に立ちたいという願望。人間性としか説明できない衝動。
しかしそれは兵法者にとって畢竟甘え、揺らぎでしかないということなのか。
・・その結果が一瞬の油断に、たかが野武士が放った一発の銃弾に斃れる、という残酷。

いやいや、こんな脳内台本(?)、いろいろな想像、解釈を自由に許すのが名作たる所以か。
525この子の名無しのお祝いに:04/09/25 15:42:04 ID:6kgh1ihx
あれは油断しようがしまいがあそこに弾が飛んできたら
避けようがないと思うけど
526この子の名無しのお祝いに:04/09/25 22:43:59 ID:f/zUZbNZ
確かにそうだ。>>524から「一瞬の」を削除しなければいけませぬな。
527この子の名無しのお祝いに:04/09/26 03:07:13 ID:PLfvSy8y
>>524
ガラではないことをするな、という教訓にはなるんだろうな。
しかし、己が技を磨くことに固執する偏屈な武芸者というだけでは、
誰も共感を抱かなかっただろう。
うまい役どころだな。
528この子の名無しのお祝いに:04/09/26 08:58:08 ID:1LBsN8LC
家系図の年齢のことで、みんなで菊千代を笑うシーン、
久蔵も一緒になって笑ってるよね。
あそこの演出だけは納得できない。
久蔵は、あんなふうに笑ってはいけないと思うのだが……
529この子の名無しのお祝いに:04/09/26 09:08:20 ID:IdJikxp7
世界映画史上最高の名作だよ。この映画は。
逆に、この映画のリメイク作の「荒野の七人」は完璧に駄作だ。
530この子の名無しのお祝いに:04/09/26 09:13:46 ID:HWGlBz+p
でも、なんで7?6とか8でないのはなぜ?
531この子の名無しのお祝いに:04/09/26 10:07:52 ID:AAe6p9LT
>>528

なんでさ。腕と自分を磨くことにかけてたって、そもそもが
侍なんだし、百姓あがりが系図かっぱらってきて泥酔で
くだまきゃしかたねえなあと笑うだろう。むしろ、ふつうの
侍としての一面もちゃんともっているという描写とおもう。
532この子の名無しのお祝いに:04/09/26 10:47:55 ID:9VgXAUIC
>>530
最初は6で後から菊千代が出来て7人になった。
533この子の名無しのお祝いに:04/09/26 11:06:21 ID:QxdTahpu
>>528
君は
「久蔵稲刈り手伝うも上手くいかず」シーン
カットして良かった派かな?
534この子の名無しのお祝いに:04/09/26 13:27:59 ID:IdJikxp7
俺はやっぱり最後のどしゃ降りの中での決戦が一番好き。
映画館で観たときに持っていたパンフレッドとポップコーンのカップお思わず握りつぶした思い出があるよ。
535この子の名無しのお祝いに:04/09/26 13:54:44 ID:GRlERZn1
自分も1991年のリバイバルで「七人の侍」を映画館のスクリーンで
初めて見たとき、その迫力に圧倒された。
当時はまだビデオは出ていなくて、その後ビデオやDVDでも見たけど、
その時を越える鑑賞体験は今もない。
536この子の名無しのお祝いに:04/09/26 14:33:47 ID:feGZkynH
正直な話、ベネチア映画祭に3時間半の完全版持っていってたら、余裕で金獅子取れたと思うんだが。
ついでに、主演男優賞も。
黒澤自身も前半をカットしたから、乱れが生じたって言ってたし。
537この子の名無しのお祝いに:04/09/26 14:54:43 ID:Jl/SoCsi
>>536
凄い反論されるんだろうけど、
個人的には最初のあたりの琵琶法師が出てくるシーンは
あの侍の言葉じゃないけど、辛気臭いんで苦手
あそこは個人的は省いて欲しいシーン
その他はさっさか動いてて飽きない
538ここがヘンだぞ「七人の侍・菊千代編」:04/09/26 15:10:45 ID:V04DLvLe

統計によると野武士を殺した数では久蔵が1位 2位はなんと菊千代だという
そもそも菊千代は生まれも育ちも百姓  剣術はどこの道場で学んだ?
剣の達人の久蔵は兎も角、素人の菊千代に日本刀は使えないハズ
日本刀はフォーム、その他のテクニックを正統に訓練しなければ人は斬れない
正確なフォームや角度で斬らないと曲がったり折れたりするからね
侍に生まれつけば親から学んだり正統な流派の道場で学ぶんだけど
つまり剣術のエリートでなければ日本刀は使いモノにならないんだ
例えばハンマー投げでドカタの力自慢がハンマーを投げても遠くへ飛ばないだろ?
それと同じ
スレ違いだが似たようなヘンに野村芳太郎「砂の器」。天才作曲家、本浦秀夫(和賀英良)も
菊千代の剣術=和賀英良のピアノ  どちらもヘン
539この子の名無しのお祝いに:04/09/26 15:13:11 ID:/e+zTfWJ
「動」の部分ももちろんいいんだけど
七人の侍なんかは「静」の部分も良くて、見入ってしまうけどな
540この子の名無しのお祝いに:04/09/26 15:13:42 ID:Jl/SoCsi
あんたもヒマだねぇ
541この子の名無しのお祝いに:04/09/26 15:14:26 ID:Jl/SoCsi
>>540
は当然538のにーちゃんに対してね
542この子の名無しのお祝いに:04/09/26 15:20:46 ID:/e+zTfWJ
>>538
相手が名のある侍なら菊千代も即、殺されただろうけど
相手は菊千代と変わらぬ程度の野武士でもあり
劇中でも語られるように菊千代の腕っぷしは人並外れている。
菊千代が最初から太刀を持っていたところを見ても
彼が刀を扱うのが最初でもないだろうし
野武士相手の戦で菊千代が活躍してもおかしくはあるまい。

史実で言えばあの剣豪、宮本武蔵の若き日も菊千代に似たところがある。
543ここがヘンだぞ「七人の侍・勝四郎以外編」:04/09/26 15:23:24 ID:V04DLvLe

カンベイは「この通り髪も白くなって身内もない」とか言ってるけど、勝四郎以外の
6人の侍の【身内】つまり妻、子供(なかには孫だっているのかも)はどーしてるんだ?
故郷でダンナの出世、仕官をクビを長くして待ってるのか?
それとも全員毒男なのか?
黒澤の、そのへんの設定はどーなってるんだ?
これは「七人の侍」最大のナゾだと言ってもいいぞ


544この子の名無しのお祝いに:04/09/26 15:26:55 ID:Jl/SoCsi
>>542
それにさ、例えば、ちゃんとした試合だったら
菊千代なんかはたちどころに斬られてかもしれないよね。
映画内において彼が活躍できたのは乱戦だったからであって、
ちゃんと向き合って戦ったわけじゃない。
例えばサッカーでは、本来なら守備担当のディフェンダーが、
ゴール前でいわゆるごっつっあんゴールを決めることが多々ある。
それと同じようなもんだと思う
545この子の名無しのお祝いに:04/09/26 15:28:49 ID:/e+zTfWJ
勘兵衛などは、過去の度重なる戦で家族(とくに息子とかいれば)を亡くしている可能性が高いな
546この子の名無しのお祝いに:04/09/26 15:33:11 ID:Jl/SoCsi
>>543
なんでそこがこの映画の「最大のナゾ」なんだ?
それになんでいちいちそれぞれ侍のことを説明しなきゃいけないんだ?
人によっては、七人の血液型が最大のナゾだって思ってる人もいるかもしれんぞ
ほんとキミは自分の感覚だけで全てを決め付けてるようだけど、
いろんなことを勝手に思うのは勝手だけど、それをみんなも思ってるような
言い方はどうかと思うぞ
547この子の名無しのお祝いに:04/09/26 15:38:55 ID:Q/GOlth/
>543
おまえは、物語に想いを馳せる事がまったく出来ない形に
脳みそが出来ている様だから、金輪際、映画なんか観ない方がいいよ。
ほんと、マジで。
548この子の名無しのお祝いに:04/09/26 16:48:01 ID:msGYqoKn
>>546
どうでもいいけど、血液型って気になるな。

俺は
勘兵衛=O
菊千代=B
五郎兵衛=O
七郎次=O
平八=B
久蔵=A
勝四郎=O

だと思いまふ。
O=温和で従順。組織で働くのが上手い。というイメージがあるのでOが多くなってしまったな・・・。

ところで、姓名判断で「島田勘兵衛」を調べたところ。なかなか面白い結果が出ました。
よろしかったら試して見てください。
549この子の名無しのお祝いに:04/09/26 18:47:24 ID:IdJikxp7
でも、銀獅子賞おとれたんだよ。
それに、世界中の映画評論家が選ぶ世界の映画ベスト10で「七人の侍」は5位以内か、少なくとも10位以内には必ず入るよ。
550この子の名無しのお祝いに:04/09/26 18:49:08 ID:IdJikxp7
↑この文、536に対して。
551この子の名無しのお祝いに:04/09/26 19:10:37 ID:cj6UUyIm
>>536
出品作品に時間制限があったからやむを得ずカットした。

海外の高名な映画監督(名前失念)が完全版初めてみたとき、
黒澤監督に
「私はこの作品を誤解していた」
と言って絶賛したらしいから、もし出品できれば金獅子獲れたかもね。

>>538
今回の疑問はもっともだと思う、砂の器も含めて
まあそこは映画のウソってことでいいんじゃない?
ドキュメンタリー見てるのじゃないんだしねえ。
552この子の名無しのお祝いに:04/09/26 20:29:05 ID:N+VObVCL
>>536
主演男優賞って志村喬に?
三船が主人公と勘違いする人が欧米人にはいるかもよ。
553この子の名無しのお祝いに:04/09/26 22:11:00 ID:czJzWi2P
「仲間を助けてこそ自分も助かる」
「自分だけ助かろうなどと思う者は、また自分も滅ぼすのだ」
以前、営業マン研修会のプレゼンでこの台詞を使わせてもらった
この映画を観てない人は感動したと思う
554この子の名無しのお祝いに:04/09/26 23:17:39 ID:DQRoPtQP
>>553
坊主頭で絶叫すると威力倍増
555この子の名無しのお祝いに:04/09/26 23:20:25 ID:MvZ0tJCm
久蔵物見裏山で斬られる
久蔵物見裏山で斬られる
菊千代物見殴られて連れてこられ婆さんに殺される
久蔵・平八・菊千代夜襲砦に夜襲、あわてて出てきた
久蔵・平八・菊千代夜襲砦に夜襲、あわてて出てきた
久蔵・平八・菊千代夜襲砦に夜襲、あわてて出てきた
久蔵・平八・菊千代夜襲砦に夜襲、あわてて出てきた
久蔵・平八・菊千代夜襲砦に夜襲、あわてて出てきた
久蔵・平八・菊千代夜襲砦に夜襲、あわてて出てきた
久蔵・平八・菊千代夜襲砦に夜襲、あわてて出てきた
久蔵・平八・菊千代夜襲砦に夜襲、あわてて出てきた
久蔵・平八・菊千代夜襲砦に夜襲、あわてて出てきた
久蔵・平八・菊千代夜襲砦に夜襲、あわてて出てきた
片山五郎兵衛第一次攻撃攻めてきた所を弓で射られる
菊千代夜襲その夜
百姓夜襲菊千代グループ。竹槍
百姓夜襲七郎次グループ。竹槍
百姓夜襲七郎次グループ。竹槍
百姓夜襲七郎次グループ。竹槍
イキチ夜襲深追いは無用
久蔵種子島奪取夜明け、種子島をとってきた久蔵がやった
久蔵種子島奪取夜明け、種子島をとってきた久蔵がやった
久蔵第三次攻撃一騎ずつ村に入れる作戦
百姓第三次攻撃一騎ずつ村に入れる作戦勝四郎グループ
勘兵衛第三次攻撃一騎ずつ村に入れる作戦
百姓第三次攻撃一騎ずつ村に入れる作戦「おい、おめえ何して遊んでんだ」
野武士仲間割れ撃たれる
野武士仲間割れ撃たれる
菊千代種子島奪取2抜け駆けの功名
百姓第四次攻撃馬に乗って竹槍に刺されて死んでいた
百姓第四次攻撃竹槍
百姓第四次攻撃菊千代グループ百姓
菊千代第四次攻撃与兵衛を射殺されて怒った
百姓最後の決戦竹槍
菊千代最後の決戦馬上の野武士を斬った
菊千代最後の決戦馬上の野武士を斬った
菊千代最後の決戦馬上の野武士を斬った
勘兵衛最後の決戦弓
勘兵衛最後の決戦弓
勝四郎最後の決戦柵にとりついた野武士を追って刺した
七郎次最後の決戦小屋に逃げ込んだ野武士を槍で刺した
逃走最後の決戦逃げた
逃走最後の決戦落馬
久蔵最後の決戦馬上の敵を斬った
逃走最後の決戦大将がやられそうになって逃げた
菊千代最後の決戦小屋に隠れていた大将を刺した
556この子の名無しのお祝いに:04/09/26 23:22:31 ID:MvZ0tJCm
↑あーあ。ごめんよ。見にくくなっちまった。合計は

勘兵衛3
片山五郎兵衛1
七郎次1
林田平八3
久蔵10
勝四郎1
菊千代11
百姓11
仲間割れ2
逃走3

合計46
557この子の名無しのお祝いに:04/09/27 00:29:38 ID:42abyAT+
「黒澤明は、山の様に巨大でありながら、人間的で、誰にでも理解できる映画を見せてくれる。
『七人の侍』では、本物の武士道精神を描いた。
真の侍は、名誉、忠誠、そして自己犠牲の精神を生まれながらにして身につけている。
誤解されようとも、迷うことなく自分自身の道を進み、人間性を重んじ、高貴ですらある。
真の武士道精神とは、真実の男の姿として具象化されるのだ。
黒澤がこの映画で見せてくれた映画話法の斬新さは一生忘れないだろう。
有名な雨中の合戦場面は、まさに傑作という言葉のためにあり、これを越える映画は未だない」


ジョン・ウー
558この子の名無しのお祝いに:04/09/27 08:55:55 ID:rv9zsO3q
漏れも学生時代にリバイバル公開されたのを、テアトル東京にて初見のクチだ。

それ以来、映画館、TV、ビデオ、DVDと何度も繰り返し見てきたが、
あの大画面での迫力は別格であったね。
14インチのTVで見ると、迫力40%引きくらいだ。

ところで、漏れが見たのは全て3時間半の完全版なのだが、映画祭出品版の2時間半バージョンは見ることは出来るの?

漏れは1時間分もカットできないな。

カットするとすれば、老婆に飯与えるシーンと、仇を取らせるシーン丸ごとかなあ。 後は思い浮かびませぬ。
559この子の名無しのお祝いに:04/09/27 09:04:36 ID:gzUbufD/
>>558
「黒澤がなんで巨匠って呼ばれてるかは映画館の大画面で見れば分かる」
って誰かが言ってたけど、やっぱレンタルして自宅テレビだとその凄さが
あんま伝わらないんだろうね。
どこかに黒澤映画専門の映画館出来てくんないかな・・・
560   :04/09/27 09:31:55 ID:/ELRfZ3d
じゃあ、映画館で見た俺はしあわせものか。

大阪の毎日ホールというとこで1回、
名画座で1回、
リバイバルのロードショー館で1回。

スクリーンから雨の匂いがしたもんな。
ビデオでみる度にその記憶がよみがえってくる。
561この子の名無しのお祝いに:04/09/27 12:13:45 ID:gf1fWdVA
「七人の侍」はスタンダードサイズだからテレビでも十分楽しめると私は思ってます。
ちなみに劇場でも2回見ています。
562この子の名無しのお祝いに:04/09/27 13:57:02 ID:GuPFTRul
世界で初めて戦闘シーンにマルチカメラシステムを導入した映画だよね。
563この子の名無しのお祝いに:04/09/27 19:24:02 ID:k1s3fITn
>>538 >>542

なるほど。
菊千代様には、長大な木刀で戦ってもらいたかったな。
剣法なんぞ無視した、ひたすら相手を殴り殺すことに徹した方法でな。
564この子の名無しのお祝いに:04/09/27 23:29:36 ID:1q6zYV/2

七  人  の  侍  を  観  ず  し  て  映  画  を  語  る  な  か  れ

 ま  し  て  日  本  人  を  語  る  な  か  れ
565この子の名無しのお祝いに:04/09/27 23:33:17 ID:gzUbufD/
>>538
「砂の器」は松本清長では?
566この子の名無しのお祝いに:04/09/27 23:52:48 ID:BZoeT/6Y
>>565
原作は松本清張で、映画版の監督は野村芳太郎だよ。
567この子の名無しのお祝いに:04/09/28 00:20:47 ID:s+AtcKjm
>558
大学の映研サークルの上映会なんか狙い目だ
あれが輸出版かどーかははっきりしないが、
とにかく上映時間が2時間40分ほどだった

よく覚えてないんだが、
確か決戦前夜とか決戦直前の描写がすっぽり抜けてたよーな

与平が死ぬ戦闘のあと、あんまし余韻なく
勘兵衛なんかが雨の中、
村の入り口で刀構えて待ち受けてる場面になって
「あれ?」とおもた記憶が


ハナシは変わるが、
あーゆー自主上映のフィルムって何かヘンなことがある
チャプリンの『キッド』なんかでも、
ビデオやNHKでは観たことない場面があった
568この子の名無しのお祝いに:04/09/28 15:10:38 ID:jNzMMb01
dvd高いな‥ 邦画は大体、高値だけど「七人の侍」は有名な映画だし
4000円ぐらいで発売しても赤字にはならないと思うが
569この子の名無しのお祝いに:04/09/28 19:29:01 ID:URtbuiX3
コッポラは「地獄の黙示録」の撮影中にフィリピンの密林の中で、
「七人の侍」のビデオを持ち込んで、繰り返し見ていたという。
570この子の名無しのお祝いに:04/09/29 16:36:42 ID:jbmwKxl/
電気のない密林でどうやって観るんだ・・・。
571この子の名無しのお祝いに:04/09/29 16:38:40 ID:W9p4JeWp
>>569が本当かどうか分からないけど
撮影してるんなら発電機くらいあると思う。
572この子の名無しのお祝いに:04/09/29 18:55:43 ID:4pU+OffH

ルーカスは若い頃、ハワイに遊びに行ったついでに現地の映画館で初めて「七人の侍」を観た
そして3時間半後・・・   映画館を出てきたルーカスは、映画監督になる決意をしていた

っていう都市伝説はホンマ?
573この子の名無しのお祝いに:04/09/29 19:14:45 ID:MWAzZXLm
>>572
コッポラが最初に黒澤にハマって、弟子格のルーカスに紹介したんじゃなかったか?
574この子の名無しのお祝いに:04/09/29 20:07:47 ID:WjCJLrQp
倉敷東映で10月1日〜10日まで「七人の侍」上映するぞ。
スピやルーやコッポラが感動に打ち震えた、日本の大傑作を劇場で体感しろ!
http://www7.plala.or.jp/k-toei/
575この子の名無しのお祝いに:04/09/29 22:49:50 ID:SqW7KnPf
初めのシーンで追い詰められた百姓が
「のぶせり、つっころすだあ。みんな、つっころすだ」と
言うシーンにドキッとした。こっちも社蓄なもので、
忘れていた闘争本能がむらむらと湧き上がって来た。
576この子の名無しのお祝いに:04/09/30 00:21:46 ID:eNm9OpyQ
>>570

ハリウッド大作のロケの場合、そこに町をつくってしまう。
当然電気がないわけない。日本の貧乏ロケとちがうのよ。
スタッフの組合(ユニオン)があって待遇が悪いとえらい
騒ぎになる。制作費高騰はこのためも大きい。
577この子の名無しのお祝いに:04/09/30 03:11:15 ID:ms/cDaD+
>「七人の侍」のビデオを持ち込んで

16mmの映写機持ち込んでじゃなかった?
578この子の名無しのお祝いに:04/09/30 16:19:29 ID:B1DQDtga
そうそう ビデオって思い込むのが既に今の感覚。
当時 嘘か真か知らんが、ルーカスやコッポラは現場のトレーラーハウスに16mm
黒澤作品持ち込んで云々・・・
って聞いて、向こうの成功者はイイナーと思ったものよ。
579この子の名無しのお祝いに:04/09/30 19:02:36 ID:nJRDGWTr
>>578
>向こうの成功者

黒澤は、ルーカスやコッポラほどの経済的成功をおさめたのであろうか?
後年、いろいろもめているところを見ると、経済的には苦しかったように思うんだが。
580この子の名無しのお祝いに:04/09/30 19:30:49 ID:V6qBM2JM
黒澤は「七人の侍」を生み出したから
お城みたいな家に住んでいてもおかしくないと誰かが言ってた。
581この子の名無しのお祝いに:04/09/30 20:58:03 ID:VwF+IQXq
クリント・イースト・ウッドは自分の監督作品の出演者には必ず黒澤を観せるらしい
582この子の名無しのお祝いに:04/09/30 21:00:21 ID:JnWcXsCe
晩年の製作発表記者会見で久雄が
「天皇の割には借家に住んでます」って答えてたな。
583   :04/09/30 21:19:34 ID:gX4twC5z
>>581
なんの映画をみせるか、ご存じなら教えてくだされ。
584 :04/09/30 22:07:58 ID:yMvt5p6A
「赤ひげ」じゃないの?
イーストウッドの一番好きな(黒澤の中で)映画らしいから。
585583:04/10/01 00:36:28 ID:UgUGwMbD
>>584
そうでしたか。また知識が増えました。
ありがとうございます。
586この子の名無しのお祝いに:04/10/01 13:25:01 ID:qIQrtI42
アニメ SAMURAI7
乱目して見よ!
ランモク、って、いったい・・・・
587この子の名無しのお祝いに:04/10/02 12:37:34 ID:LHJ8j7aQ
存在しない台詞を勝手に脳内補完して記憶しているなんてこともあるよ。
時間が経ってから見直してあれっ?と思うことはたまにある。
588この子の名無しのお祝いに:04/10/02 14:01:40 ID:TJwJxL09
>>587
俺は「赤ひげ」でそういうのあった
589この子の名無しのお祝いに:04/10/02 16:32:46 ID:UzcLZQ88
「SAMURAI7」観ましたが・・・
ハハハ・・・何だコリャ・・・
あまりにひどいアニメだのう・・・
「七人の侍」とは似ても似つかないウニメじゃのう・・・
590この子の名無しのお祝いに:04/10/02 18:14:33 ID:Id70TGp1

SAMURAI 7  乱目して見よ!

THE LAST SAMURAIの  待魂
以来、ひさびさに藁貸してもらった

 
591この子の名無しのお祝いに:04/10/02 18:41:49 ID:6mOuqAzd
7 SAMURAI クズだったか
592   :04/10/04 17:28:50 ID:kLNKA5aw
黒澤明の天才の苦悩と創造という本を買いました。
「侍たちの性格」の手書きメモを初めて見れました。

氏がこの作品をとったのが44歳ということも初めて知った。

つーか、俺はもう45歳じゃん。なんか情けねー。
593この子の名無しのお祝いに:04/10/04 23:00:44 ID:VlsJpATw
45にもなったらいいかげん自分を受け入れなさいって
594この子の名無しのお祝いに:04/10/04 23:05:46 ID:HPmYQa28
人にはそれぞれ分というものがある。
そもそも黒澤と同列に並べるのもどうかと思うよ。
アナタの出来ることをすればいいのだ。
そう悲観的になりなさんな。
595この子の名無しのお祝いに:04/10/05 18:33:23 ID:Uq9Lo4yk
「日本映画を見たのは「七人の侍」が初めてで、
いつも緊張感を漂わせている剣の達人、久蔵に私は強い衝撃を受けました。
それまでのアメリカ映画になかったユニークな人物でとても独創的でした。
あの優雅な動き、あんな人物を西部劇で演じてみたかったんです。
メロドラマの要素が多かった西部劇が「荒野の七人」以降、映画として成熟していきました。
これは黒澤のおかげです」

ジェームズ・コバーン
596この子の名無しのお祝いに:04/10/06 16:38:29 ID:WUvj1jip
倉敷東映で見たきた。
作品のパワーは感じるが、最高傑作とは言えないだろう。
セリフの聞き取りにくさや、三船のキャラへの違和感だけが残った。
597この子の名無しのお祝いに:04/10/06 16:59:11 ID:sDvLFvoP
≫596
来んなよ、厨房。
598   :04/10/06 17:07:16 ID:zbi9dML3
>>597
まあ、ええやん。そう言う評価する人もいて。人それぞれ。
つーか、こんな書き込みで、あなたの中での評価は変わらないでしょ。
(例えば、僕は風とともに去りぬは駄作と思っている)

ただ、596さんが、
三船のキャラの違和感をどんなところに感じたのか、
聴いてみたいところ。どこかなぁ?

599この子の名無しのお祝いに:04/10/06 17:17:20 ID:y858uMS4
三船当人は素の自分を演じる、と思っていたようだが。
600この子の名無しのお祝いに:04/10/06 19:01:01 ID:IUZTs7ZX
七人の侍は、映画の全てを兼ね備えていると思う。
特に躍動感が素晴らしい。
セリフなんか解からなくても良いのよ。
海外の奴等なんか日本の事も良く解からないのに、誉めちぎってるぞ。(w
601この子の名無しのお祝いに:04/10/06 22:58:55 ID:4nUP6Aia
「7人の侍」の素晴らしさが、外国人には100パーセントの理解はできないだろう
たとえば、三船の役=菊千代、そのネーミング  
だから、その辺を理解させるためには、字幕の役名もその国に存在する名前に代えるとか
字が読めない菊千代なんだから、系図にある13歳の女の子を勘違いしたことにして
アメリカ人に観せる場合はアンナ、フランス人にはイザベラ、イタリア人にはソフィアとかさ
602この子の名無しのお祝いに:04/10/06 23:02:58 ID:3gDKaOp0
↑釣りであることを祈る・・・
603この子の名無しのお祝いに:04/10/06 23:19:43 ID:gEqsYmIn
>>595
剣客という人物像が日本固有のものらしいことに驚く。
604この子の名無しのお祝いに:04/10/07 00:18:07 ID:oZCW+9L6
宮崎駿「菊千代が鎖ゴテを頭に巻くでしょう。あれは誰が思いついたんですか」

黒澤明「僕ですよ」

宮崎「あ、それは凄いですね。ほんと、感心しちゃった」

黒澤「カッコいいでしょう、あれ」

宮崎「ええ、カッコいいです」
605この子の名無しのお祝いに:04/10/07 12:16:37 ID:bd2fFEbh
>>601
菊千代のエピソードはいらないだろ
カットしちまえ
606この子の名無しのお祝いに:04/10/07 12:18:20 ID:bd2fFEbh
ついでにあの悪評高いラストの『勝ったのは百姓だ』のセリフもカットしてくれ
607この子の名無しのお祝いに:04/10/07 13:21:03 ID:qevEUs/s
>>605
同意
ついでにパイプカットとリストカットも敢行してほしい

>>606
同意
「勝ったのはあの薄汚く貪欲で臆病などん百姓どもだ、shit!」に改変してほしい
608この子の名無しのお祝いに:04/10/07 18:34:19 ID:rwZ94IBx
唐突に入るスローモーションは未だに見ていて違和感がある。
あと銃声より先に倒れる久蔵も変。
勘兵衛が盗人を斬るところは菊千代騒ぎすぎ。
609この子の名無しのお祝いに:04/10/07 18:58:28 ID:LcUVmTVC
>>608
菊千代はどんなときでも騒ぎすぎ。
610この子の名無しのお祝いに:04/10/07 19:09:51 ID:bd2fFEbh
三船はほんとに不世出だな
今、日本でリメイクするとして他はなんとかなっても三船の替りはいない。
611この子の名無しのお祝いに:04/10/07 20:36:47 ID:qW5kkN4c
はしゃいでる場面だけだったら山本太郎が近いかも知れんが、
やっぱり全体的な迫力が段違いだよな…。
612この子の名無しのお祝いに:04/10/07 21:49:05 ID:1jboh80K
アホらしくて比べる気にもならんぞ。
613この子の名無しのお祝いに:04/10/08 01:29:42 ID:Xe+x1os3
久蔵が倒されてからの一連の三船の動きは入神の出来
あれは他の誰にもできまい

614この子の名無しのお祝いに:04/10/08 12:38:28 ID:Tzk0Dstd
>>611
あの野生児的な感じと体格は山本太郎的だよな
役者としてのスケールが違い過ぎるが
615この子の名無しのお祝いに:04/10/08 13:54:48 ID:h0mwoIdd
>>608
銃声が遅れてきこえるのは当然のことですよ。
616この子の名無しのお祝いに:04/10/08 14:31:03 ID:czLdwP0r
>唐突に入るスローモーション
黒澤自身が観かえしても「くすぐったい」といっている。

>銃声が遅れてきこえるのは当然
公開当時は戦場経験者も多かったしリアルだったのかも。
しかし
フィルムの音声記録ってフィルム劣化とともに
可聴範囲音のエッジというか、立ち上がりが鈍くなり,
間やテンポが微妙にズレル聞いた。
ホントかなあ 
教えて詳しい人。
617この子の名無しのお祝いに:04/10/08 17:36:57 ID:HuM5HCRz
黒色火薬を使う火縄銃の場合、初速(弾の速度)は300m/sとかそんなもん
音速とどっこいだから、遅れて聞こえるのはちょっと変かも。
618この子の名無しのお祝いに:04/10/08 18:46:39 ID:A/7tINxu
どの位置にある耳で聞くかによって違うわけだから
音を遅らせるなんて無意味な気がする
619この子の名無しのお祝いに:04/10/08 19:50:39 ID:rQez7tvF
>>610
しかし昨日の新撰組もそうだったが、三船自身の演技力自体はたいしたものではない。
配役次第ではずいぶん大根役者にもなる。
三船+野生児=天才役者 を発見した黒澤もやはり神かと。

他にも
木村功=実は三十路
宮口=武道のぶの字も知らなかった虚弱体質
などの逸話を知ると、やはり黒澤は天才なんだと実感します。
620この子の名無しのお祝いに:04/10/08 20:02:41 ID:Xe+x1os3
しかし冗談にも山本太郎もちだすかね
観客のレベルも低下してるんだな
621この子の名無しのお祝いに:04/10/08 22:19:26 ID:GThktwO0
過去に求めるならば、三船に近いのは阪妻がいる。
彼の無法松を三船でリメイクした稲垣浩は慧眼。
622この子の名無しのお祝いに:04/10/08 22:20:08 ID:DsvF1K2A
俺は菊千代なら岸谷五郎がいいと思うけど全然だめかな?
623この子の名無しのお祝いに:04/10/08 22:51:32 ID:/q6mzrPQ
>>604
>菊千代が鎖ゴテを頭に巻くでしょう

鎖ゴテって普通は腕に巻くんだよな。
やっぱり天才クロサワの発想は凄いね。
624この子の名無しのお祝いに:04/10/08 23:11:03 ID:8+d543in
菊千代は役所広司で
625この子の名無しのお祝いに:04/10/08 23:51:01 ID:Xe+x1os3
>>622
>>624
その2人なら左とん平のほうがまだましだ
626この子の名無しのお祝いに:04/10/09 08:39:51 ID:geIZmiTK
渡辺謙でどうだ!? 
627この子の名無しのお祝いに:04/10/09 08:40:24 ID:cp8cfbBX
原田芳雄で
628この子の名無しのお祝いに:04/10/09 09:56:44 ID:Mlb4WOOb
>>622-627
山本太郎よりましなのは確か
629この子の名無しのお祝いに:04/10/09 11:01:28 ID:MHnz9kzT
菊千代は間寛平でいいよ
630   :04/10/09 11:29:19 ID:jBEKivDp
菊千代は、両津かんきち。
631この子の名無しのお祝いに:04/10/09 17:28:55 ID:6dY/a2Tu
>623
オレは同時に、遥か昔にたった1回しか見ていない映画について
そんな細かい描写を活き活きと覚えている宮崎を凄いと思った。
632この子の名無しのお祝いに:04/10/09 17:31:09 ID:Rw091FJg
覚えているもなにも有名
633やっぱりヘンだぞ「七人の侍」:04/10/09 18:03:28 ID:QCPtlR26

@盗人(東野英二郎)は小屋から出てきて立ち止まるが、この時点で死んだと思う
 のだが? その後、柔道の前方受身みたいにして手をついて倒れるのはヘン。
 黒澤はナゼ東野にあんな演技をさせたんだ? そのまま砂(セメント)の中に顔を
 突っ込んでもいいのに。東野も役者魂があったのなら、そこまでやるべす!!
A @のシーンの前後とかに砂埃がすご杉。(セメント埃?)季節は麦の実るころだから
 5月ごろだろ。だとすれば雨も多く、砂埃なんかあんなに立たないと思うが・・・ 
 カンベイが百姓を前に演説する時とかも。
B利吉たちが侍をスカウトに行った街?を歩く侍たちの中で背中に刀を背負ってるのが
 何人かいたけど、みんな右肩から左腰にかけて背負っている。あれじゃ刀は抜けないよ。
 左肩から右腰に背負わなければ。それともみんな左利きか?
 まあ刀の背負い方が正しくなったのはNHKの「宮本武蔵」の小次郎からか

 続く  
634この子の名無しのお祝いに:04/10/09 18:13:11 ID:geIZmiTK
七人の侍に限らず、変なところなんて、数えだしたら数限りなくあるもんでしょ、映画って。
珍しくもない。時には映画的な分かりやすさの為に、あえて変にすることもあるしね。
ところで@なんだが、俺は初見時には、あの倒れ方を見て「死んだのか? 本当に死んだのか?
それとも半死半生? おい菊千代、ちゃんと確かめろ、生きてるかもしれんぞ!」とか思ったが、
「ヘンだ」とは思わなかったな。余韻のある死を演出したかったんじゃないの? 実際、ただド
サッと倒れるよりも、あの猫背のスローモーションには、意味ありげな感じがある。
635この子の名無しのお祝いに:04/10/09 18:15:20 ID:/aKlbqNB
右肩から左腰にかけて刀剣を背負っている赤影は・・・
636この子の名無しのお祝いに:04/10/09 18:37:20 ID:/aKlbqNB
ちなみに、昔は左利きは良くないものとされ
左利きでも右利きに矯正されて育ち刀を右腰に差すこともない
637この子の名無しのお祝いに:04/10/09 23:24:23 ID:VstxJvW0
>>634
要するに、そういう観方でしか本編について書けない奴らばっかだってこった。
まともに相手するのが馬鹿馬鹿しいからね、放置してる訳なんだが、
困るのは、「七人の侍」について何か言おうとすれば、こーゆー輩とも話を合わさなきゃイケナイ現状。
かといって、話の分かる年寄りばっか寄り集まって話しても、
行き着くところは「凄い」「傑作だ」、でこりゃまた全くツマラン展開は目に見えてるわけで・・・。

頼むから、「七人・・・は凄い」つってる年寄りに「む。」ってな反応を喚起するような
がくっと骨のある意見を書いてくれんかな。

ま、2chぢゃあきまへんぜ、っつーことかな。
638この子の名無しのお祝いに:04/10/10 00:41:44 ID:RX2IyBQu
映画が常にリアルであったことなどない。
ピカソみてこんな顔の女はいないと騒ぐような馬鹿どもめ。
639この子の名無しのお祝いに:04/10/10 01:08:18 ID:fNIwYOXJ
リアリティーを出すために誇張ってものもあるわな
640この子の名無しのお祝いに:04/10/10 01:39:08 ID:N+rn36Y/
>>633
>B利吉たちが侍をスカウトに行った街?を歩く侍たちの中で背中に刀を背負ってるのが
> 何人かいたけど、みんな右肩から左腰にかけて背負っている。あれじゃ刀は抜けないよ。

どっちにしても、背負ったまま刀を抜くのは不可能とはいえなくても著しく困難。
もともと刀を背負うというのは、運搬の都合だけ。
実際には、いったんはずしてから、抜く。
だから、別にどっち向きであろうと一緒。
居合いをイメージしているのなら、刀を差すか、太刀を吊るすかしないと無理。
641   :04/10/10 09:57:02 ID:GsmrnNYp
>>637
ま、年寄りのづらしていろいろ現状分析するより、
あなたも自分で語るべきテーマをだせって、ことだ。
642この子の名無しのお祝いに:04/10/10 11:51:46 ID:Jijag1+g
>>638
馬鹿どもめ、とは言わんけど、
でも638が言ってることはよく分かる
例えも分かり易い
643この子の名無しのお祝いに:04/10/10 12:02:34 ID:zLl0z0v7
リアルなのとリアリティーを出すこととは違うわけです。
(例:刀で斬る音はグサッとは本当はしないけど、斬る音を入れてリアリティーを出そうとする)
黒澤の場合はとくに絵描きでもあるので、様式美を追及するので
うそに見えるリアルより、本物よりリアルに見えるリアリティーを出したいために
砂ぼこりをはじめ、他の演出に至っているわけです。
644この子の名無しのお祝いに:04/10/10 12:07:17 ID:v5hG+Qrz
中1の娘と七人観たのだが
冒頭からの感想が
「皆、声高い、早口、体型が変、奇形・・・」
今の餓鬼から観れば、話し方、歩き方、体格まで異人種らしい。
645この子の名無しのお祝いに:04/10/10 12:16:20 ID:QTVLIgzD
>>644
娘なんかいねーくせに無理すんなよw
646この子の名無しのお祝いに:04/10/10 13:30:46 ID:RX2IyBQu
>>644

それはわかるなあ。
「鐘の鳴る丘の」佐田啓二のしゃべり方が好きでむかし
真似してしゃべっていて笑われたことがある(ねらったんだが)
ああいうしゃべり方が多かった。
647646:04/10/10 13:38:38 ID:RX2IyBQu
追加
たぶん低い声こもった声では昔のマイクでひろえなかったり
再生に難があったりしてみなにたようなしゃべりになったん
じゃないかと思うんだが、、、
648644:04/10/10 13:57:10 ID:6MAFPhja
1 名前:この子の名無しのお祝いに 投稿日:03/12/06 05:00 ID:mNLRRVHG
貧乏臭くて見てらんない。
外人俳優に較べると貧相御粗末杉。
一体どこの中国人や韓国人なんだ?って感じ。
こんな汲取り便所時代の糞映画を良いとかほざいてる連中はヴァカだと思ふ
649この子の名無しのお祝いに:04/10/10 14:42:58 ID:E6+reN/c
>>648
じゃ648がいいと思う映画を教えてくれよ
参考のために見てみたい
650この子の名無しのお祝いに:04/10/10 14:48:58 ID:F1LpQ2fK
          '~" ̄ヽヽ;i;;;i;;;;i;;;;i
              ノ:ノ::ノ;/;;;;;i;;i
        __,,,,,,,,,,,___/:/;/:/;;i::ノ/
  /^~"´ ̄-‐‐‐'''"´/:/;ノ;;;;ノ://                _、-、_
 /::::::/:::::::_,,,、---‐‐'''`~,、-''/::/ あん。イクぅ。勝四郎はやくぅ          /"`'ー-''`''-、
/:::/:-‐''''"~~::::::::;;;;-、,,,,、-,,、-‐ヽ,,_             /        ヽ
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:::ヽ、`''ー-、ー-、'ヽ"、i;.     ヽ /"     i:::        i:     ':::   :::::
、::ヽ;;ヽ、:ー-、,,,,,、.ヽ ';''   ノノノ/;/        i::::::::::      υ    "    :::
ヽ,,_::''‐、,,,,''ー-''ー-"''/~'"''"/:/::      ::、:::i..::::::::::::::::::::::::::::::::::::       :::::::::
  ヽー''"~´     ヽ、  "`'i::::::::i、:..    :~^ヽ:::::::::::::::::::::::::::::ノ:::::::::::::::i'/::::::::::::::::::::::
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ー--、,,,,,,,,,_______:::::::::,-‐'''''''ー'''''" ̄                     i     ヽ::::::::::::
                                     _、-'´       ヽ:::::::
ヽ`''ー ノ::::`、 ̄ノ / :::,;-'''''~''''''''''ー-----''''''''''''''''ー-‐''''''''‐''''"´          ヽ
651この子の名無しのお祝いに:04/10/10 15:07:09 ID:HXOz/3bK
じさま「腹が減りゃ熊だって山下りるだ」 

今の日本。
652この子の名無しのお祝いに:04/10/10 15:26:42 ID:tmabDlrD
百姓「指くれてやれば腕くれって言うだ」

中国韓国北朝鮮
653続・やっぱりヘン:04/10/10 15:40:28 ID:t4Kkzl2c

C馬小屋で人夫と貧乏侍がケンカを始めようとするシーン。デブ男が相撲の突っ張り
(役者は元関取)みたいなポーズをとると貧乏侍は恐れをなす。をいをい貧乏侍だって
侍は侍。カタナを持ってるだろが。デブ男は素手なんだし。なんか説得力に欠ける。
どーせならデブ男に「用心棒」の大男みたいにカケヤでも持たせれば迫力あった
D勝四郎と志乃の出会いのシーン。勝四郎は志乃の胸を触って初めて女だと気づく。
女にウトい勝四郎が触ってすぐわかるほど志乃は胸がデカイということ。
つまりスイカップ。スイカップなら着物の上からもわかる(実際志乃は胸デカイ)
勝四郎もちょっと見で志乃は女とわかったはず
E野武士側の火縄銃はたったの三丁。前にも書いたけど火縄銃の有効射程は三十間
(50メートル)弓矢のそれよりも短く(三十六間堂を見よ)弓矢のような
連射性能もない(矢継ぎ早の語があるように)だから戦国時代において火縄銃は
弓矢の扱えない素人に待たせるモノだった。それも何百丁、何千丁もそろえて
始めて戦術的効果があった。それなのに七人側は野武士のたった三丁の火縄銃を恐れ杉。
野武士側が全員鉄砲装備なら七人側はボロ負けなのか?だとしたらカンベイは事前に
なぜその事を確認しなかった?
Fラストの戦闘シーン。百姓の持つ竹ヤリが雨に濡れたとはいえ光り輝き杉。たぶん白く
ペイントされてるのだろ。それは兎も角(竹ヤリの殺傷力も兎も角)あんな濡れた竹ヤリは
手に滑ってしょーもない、っつーの。
カンベイとか9蔵が「む、雨か・・ 総員、竹ヤリに滑り止めの縄を巻け」とか言うシーンが
あったらリアルだったのに
654この子の名無しのお祝いに:04/10/10 16:04:11 ID:HXOz/3bK
通りがかりのものですが......

漏れが不自然かなあ、と最近思っているのは、勘兵衛登場のシーン。

利吉と万蔵が取っ組み合いになって、側の小川で顔や手を洗うシーンがありますが、そもそも、その場所が百姓家の真ん前のようです。

何十人もの百姓が鍬や鎌を持って殺気立っているのに、割とノンビリ「しのくれてやるつもりかああああ」とか仲間割れする雰囲気ではないと思うのですが如何に?
655この子の名無しのお祝いに:04/10/10 16:19:42 ID:Jm6D2z/H
貧乏侍の表現は、侍といっても名ばかりな者とかいろいろだというのを見せるための
勘兵衛たちをよく見せ、差を表すための演出効果。

あの時代女性は髪が命で、普通一般で女性が短髪なのはありえないわけで
男性だと思い込んでいた勝四郎が感触で志乃を女性だと察するシーンになにも問題はないだろう。
胸の大きさはまったく関係なく「触れると気付く」という男女の違いのニュアンスを感じ取るべき。

火縄銃は時代の変化の象徴として時代の波に置き去られようとしている侍達を
火縄銃(新しい時代の象徴)で死に至らしめ時代の変化を表すためと
侍たち主人公側が強くありすぎてしまいかねないのを防ぐため
野武士たち(敵)を強く見せるためのバランスをとる映画的な小道具でもある。
そのため火縄銃は象徴として、より強調して見せる必要があったわけです。

竹ヤリが光り輝くのは画として問題ないのでは?
黒澤は画をよく見せるために床板や壁板をわざわざ黒光りするまで磨かせて
木目もくっきり写して見せることにこだわった人でもある。
カラーでないモノクロ作品で黒と白を強調させるように撮るのは自然な行為ではないだろうか。
656この子の名無しのお祝いに:04/10/10 17:59:07 ID:RpszSWSY
夏なのに吐息が白く見えるのは画として問題なのでは?
657この子の名無しのお祝いに:04/10/10 19:31:26 ID:w6tT8DqO
山間部の朝とかだと霧がかかったりして、冬でなくても吐息が白くなることもある、とか言ってみる。
吐く息が見えるのは激しさが画面に出るので無問題、むしろ良い感じ。
658この子の名無しのお祝いに:04/10/10 19:54:28 ID:v5hG+Qrz
コレ本当は撮影2月なんだぜー、と薀蓄自慢のキッカケに便利。
659この子の名無しのお祝いに:04/10/10 20:24:52 ID:Zbc+rHXX
冒頭で勘兵衛が子ども助けたシーンはキン肉マンソルジャーのパクリだよね。
660この子の名無しのお祝いに:04/10/10 21:32:29 ID:Pm4TmTeu
>>659
志村喬が赤子を抱えてるシーンは羅生門のパクリw
661この子の名無しのお祝いに:04/10/10 21:48:53 ID:6I2QvkMf
勘兵衛が盗人から子供を助けるシーンはいただけない 盗人役東野も弱わそうだし
盗人が哀れに見えてしまう  
子供を人質にしたというだけで勘兵衛も、なにも盗人を殺すこともあるまい
あんな勘兵衛を勝四郎はよく尊敬したものだと
もっと盗人の数を多くする(3人くらい)とかさ 小屋の中の画があっても良かった
極悪人面した盗人が3人、兄貴分A、子分B、C
B「兄貴、村のヤシらあんなに集まってきやしたぜ」 
A「心配するねえ、こっちには人質があらあ」そう言ったAの手には短筒が握られる
Cは泣きじゃくる子供を抱えて、それに刃物を突きつけている
そこに現れた出家姿の勘兵衛 「この握り飯を」と袋から取り出したのは小柄
次の瞬間、投げられた小柄がCの額に突き刺さっている
A、Bは何が起こったのかまだ理解できない あっという間にBは勘兵衛がCから奪った
カタナで切り殺される  「テメェ、やりやがったな」ようやく事態を察したAは
勘兵衛に短筒を向けた 
カメラは小屋の外に変わる  「ダーーーン!」銃声がした
そして小屋からは、ゆっくりとした足取りでAが現れ、一瞬立ち止まり
バタリと倒れた   やがて小屋からは、無事に子供を救った勘兵衛の姿

なんてほうが良いね



662この子の名無しのお祝いに:04/10/10 21:59:08 ID:Pm4TmTeu
あの場面は、菊千代たちが現れる場面でもあり
小屋の中が見えない(菊千代や百姓たちの視点で状況がわからない)ことに意味があるとも思う。
あそこは勘兵衛の視点での場面構成ではないからこそ、菊千代、勝四郎、百姓たちの勘兵衛に対する驚きと尊敬が起きるシーンとなってると思う。
すなわち、勘兵衛という男がどういう人物かを見せつつも
実は、菊千代と勝四郎の人物の違いを初登場時に描くことに重きを置いている。
663この子の名無しのお祝いに:04/10/10 22:02:16 ID:Pm4TmTeu
それは、野武士たちをほとんど描かずにいるのと同じように
盗人を描く必要はないのだ。
664この子の名無しのお祝いに:04/10/10 23:26:19 ID:pzDHbzTC
>>661
馬鹿は死ななきゃ直らない

オマエは戦国自衛隊でも見てろ
665この子の名無しのお祝いに:04/10/11 00:18:29 ID:rQG8hfml
>>661
結構おもしろかった
舞台でホンでも書いてるのか?
じゃなきゃシナリオスクール行け
666この子の名無しのお祝いに:04/10/11 00:50:01 ID:HYjWbSak
>665
えー面白いか?
単なる贅肉になるだけじゃないの。
そんな描写は。
667この子の名無しのお祝いに:04/10/11 02:47:56 ID:vs+mugDO
>>661
それでは島田勘兵衛の「才能も出世欲もあるにはあるのだが、イマイチ運がなく、今では枯れかかっている初老の平凡なおっさん」という人物像を壊しすぎる。
あのエピソードで表現したかった勘兵衛像は、「機転が利く」「勇気がある」「義侠心に富む」「意外と強い」というもの。

あなたが書いたのと同じようなエピソードが「用心棒」にあったが(凶状持ちを一気に三人切り伏せて腕を見せるところ)、
あれは、あそこで 三十郎=とにかくめちゃくちゃ強い というイメージを植えつけておくことによって、
後に出てくるピストル使いの卯之助にも「もしかしたら対抗できるのでは?」と思わせて、(普通ピストル使いが出てきた時点でバランスが崩れる)
半殺しにされた後の衝撃的なハイライト〜ラストシーンに至って「やっぱり三十郎はめっちゃ強い!最高!」と唸らせるための伏線的場面。

だが、「七人の侍」における勘兵衛の役割は、超人的強さで敵を切り倒していく剣豪ではなく、沈着不動の指揮官。
いわば「幹」の部分であり、「花」は菊千代や久蔵に負う部分が多かった。
だから、そうまでして「花」を持たせる必要はないと思うのだが、どうかな?

余談ですが、最近の映画を見るにつけ、「幹」「花」だけでなく、「根」の五郎兵衛・七郎次を起用した点で、やっぱり黒澤は天才だとつくづく実感しております。
668この子の名無しのお祝いに:04/10/11 03:18:37 ID:wPAm+28B
七人の侍は好きなのだけど、実のところ五郎兵衛には少々不満なんです
で、製作時のエピソードなんかを本で読んだりしてると
黒澤監督が稲葉義男氏の五郎兵衛の演技に不満が多かったそうで
なるほどなと・・・
669この子の名無しのお祝いに:04/10/11 03:50:15 ID:RTQg8DfV
>>663
>それは、野武士たちをほとんど描かずにいるのと同じように
>盗人を描く必要はないのだ。

これがこの映画の弱点だな。野武士を描かない。
この点で、この映画のリメイクである「荒野の七人」に、チョットおよばない。
670この子の名無しのお祝いに:04/10/11 06:22:28 ID:dUEA2al9
昨日、地方の名画座で初めて見てきました。
長かったけど、面白かったですよ。

話が進むたびにちょっとしたエピソードがあったりして。
ハリウッド映画に慣らされた自分にとっては、
そろそろクライマックスか?と思ってもまた小休止があったり、
活躍してた人があっさり死ぬところが、今との時代の違いを感じさせられました。
若い人も見る価値のある作品ですね。
671この子の名無しのお祝いに:04/10/11 07:04:52 ID:bbB2hNeW
>>669
「荒野の七人」で描かれていた野武士ってあの国籍不明の安っぽい
チンピラのことかい
野武士はただ恐ろしければよくて百姓はただおびえている
描くっていえば顔出してセリフ喋らせりゃいいってもんでもないだろ

貧相なセットで設定だけパクッたあんな安物映画に及ばないなんて言われちゃ
っいうかオマエは馬鹿だ

室内のシーンは特にひどいなリメイク版はそれで続編続々だもんな
672この子の名無しのお祝いに:04/10/11 08:12:13 ID:vwPOXb5j
「荒野の七人」は糞映画。
「七人の侍」の足元に及ばない糞映画。
673この子の名無しのお祝いに:04/10/11 08:39:02 ID:rQG8hfml
↑またDQNな糞坊主が来やがった(爆)

674この子の名無しのお祝いに:04/10/11 08:54:51 ID:3QQCdFuF
>>672
映画としての出来を比較したら...
そんなこと、映画好き1000人中999人が当然認識してること。
わざわざ書かなくてもよろしい。
675この子の名無しのお祝いに:04/10/11 10:15:59 ID:8X62Y1By
「荒野の七人」で野盗のボスを描いているのと
「七人の侍」で野武士達をほとんど描かないでいることには賛否両論あるけれども

たとえば「天国と地獄」で山崎努氏演じる犯人の姿を描写することによって
観客は犯人側に立って感情移入して見てしまうことにもなってしまう
(天国と地獄の場合はその両側の視点を描くのがテーマでもあるわけで…)
その時に三船演じる主人公側が悪にさえ見えてしまうこともある

で、いっぽう七人の侍の場合はその両側の視点を描くのがテーマではなく
野武士は野武士、盗賊は盗賊でしかなく悪なんだとして
百姓と侍側に視点を起き型を崩さないように…
侍や百姓の視点でとらえ、悪側に感情移入させないように悪い者たちは悪でしかないように描くには
野武士達を描写しない選択をとった黒澤の判断も正しかったと言える。
676   :04/10/11 10:28:13 ID:xOkpRhvL
>>675
なるほどね。あなたのような意見を聞けると、
アラシ系の発言も意味あるって思えてくる。
677この子の名無しのお祝いに:04/10/11 10:44:25 ID:DxmrSRwB
>>666
面白くはないよね。ふつ〜、って感じ。
今まで何回か見たことあるような感じ。
だから贅肉だね。別にいらない

>>667
なるほどね〜
花(華といってもいいか)を持たせる必要はない
ってのは凄く分かるね
678この子の名無しのお祝いに:04/10/11 11:31:18 ID:vwPOXb5j
≫677
じゃあ、くんなよ。バカ厨房。
679この子の名無しのお祝いに:04/10/11 11:36:19 ID:F9K+6SW/
まぁまぁ。

ところで>>653、もしかして三十三間堂?
680   :04/10/11 12:42:15 ID:1NFKZfhm
私がひそかに気に入っているせりふ。

勘兵衛が侍捜しをはじめ、
勝四郎が腕を試した最初の侍(夏木勲)が断るときの文句。

「拙者の望みはもうちょっと大きい」。

「もうちょっと」。
このせりふの一言で、この人物の品格と現状と過去がみえる。
3人のシナリオライターの凄みがここにある。
681この子の名無しのお祝いに:04/10/11 13:17:22 ID:bbB2hNeW
訂正禁止 低レベル厨房が我慢しきれずやると思うが
682この子の名無しのお祝いに:04/10/11 13:26:19 ID:DxmrSRwB
>>678
バカって言うのは本人がそう感じるんだから
分からんでもないけど、でもなんで
くんなよ、になるのかな?
683やっぱりヘンだぞ「七人の侍」:04/10/11 16:48:33 ID:hN6FdwZO
>>679
いやぁ〜スマソスマソ、三十三間堂の間違い。要するに三十三間堂の通し矢(実際には64間5尺)
のこと。ついでだから書くけど、黒澤の映画は好きだが、役者の過剰演技が鼻につく
それと「鉄砲・バーサス・刀」の展開が多杉。七人の侍、用心棒、影武者。
ま、その辺がTHE LAST SAMURAI の下敷きにもなったワケだが



684この子の名無しのお祝いに:04/10/11 17:28:16 ID:7k7RZIf9
>黒澤の映画は好きだが、役者の過剰演技が鼻につく

阿呆決定。
685669:04/10/11 17:50:09 ID:QSCkm3iH
>>676
>なるほどね。あなたのような意見を聞けると、
>アラシ系の発言も意味あるって思えてくる。

アラシ系の発言って、俺は本気で発言しておるんだが、、
まさか、ここに来る者は、「七人の侍」を崇めなくてはならないというわけでもあるまい。
確かに、いい映画だが、チョット世評が高すぎやしないかと思うだけ。
外国の高名な監督・批評家が絶賛しなければ、わが国でもこれほど評価はされんかっただろう。

それはいいとして、>>675の意見はそのとおりだろうと思う。
ただ、農民の側を善と描かなければならなかったのは、当時の観客への配慮だろうな。
当時の観客の大部分は農民または農民の子弟であったはずだから、
あまり悪く描くと、如何に彼等が農業を嫌っているとしても、やはりまずい。
悪く描く場合でも、落ち武者狩りのように、仕方がなかったことにしなければならない。
「荒野の七人」のように、山賊と内通するなんて論外ということになる。
実際、戦国時代には農民が敵に内通するなんてよくあった話ではあるんだが。
686この子の名無しのお祝いに:04/10/11 20:12:22 ID:PRtR/8KN
>>680
おい、誰もつっこまないのか?
夏木勲じゃないだろ。山形勲だろうが。
687680:04/10/11 22:36:42 ID:CtzKK5ZN
>>686
げげげ、すまん。晋でくる。。。
688この子の名無しのお祝いに:04/10/11 22:40:42 ID:bbB2hNeW
>>686

やっちまったな  681で釘を刺しても無駄だったか

指摘厨は去れ 
689この子の名無しのお祝いに:04/10/12 02:27:38 ID:NiXKoI+G
撃たれる前の五郎兵衛が火縄に気付いて
「御冗談を(微笑)」と言ったかな
690:04/10/12 03:02:04 ID:boWDlMvE
「野良犬」と「七人の侍」と「天国と地獄」は実は訴えてるテーマが同じだという。
691この子の名無しのお祝いに:04/10/12 05:52:06 ID:izwHUuna
>>690
その訴えてる同じテーマとは?
692この子の名無しのお祝いに:04/10/12 09:21:35 ID:T0jcKLpH
ゆっくり走れば速くなる
693この子の名無しのお祝いに:04/10/12 12:24:30 ID:1ZoO2LDq
「悪い奴は悪いんだからテメエらサヨクは黙ってろ」
694この子の名無しのお祝いに:04/10/12 15:27:57 ID:lBdaZ9/F
「七人の侍」のテーマは憲法9条と日米安保の肯定だろ そんなの常識です
女房拉致されて泣いている土屋嘉男が今の日本人そのもの
七人の侍はアメリカ様です

脅かされてまだまだおコメ差し出します

ここのカキコ見てるとずいぶん侍に感情移入してるけど
オマエラは日本人である限り乞食より汚くて臆病な百姓であるっての忘れるなよ
娘の髪切る藤原釜足だってこと忘れるなっての。

695この子の名無しのお祝いに:04/10/12 15:30:31 ID:inMG0rg7
>>694が鏡に向かって必死にしゃべっています
696この子の名無しのお祝いに:04/10/12 15:43:04 ID:lBdaZ9/F
黒澤が何故あの聞くのがつらい
勝ったのは百姓だ、のセリフあえて入れたのか
忍び難きを忍び恥かきコケにされても生き残った方が勝ち
土下座でもなんでもやってとにかく生きてればいい事あるさ
百姓が色気出すと菊千代みたいに死じゃうよと言いたかったのだ

私は乞食より汚くて臆病などん百姓日本人です

以後のカキコは冒頭にこのコピぺ入れるように
ない場合は在日認定されます
697この子の名無しのお祝いに:04/10/12 16:58:26 ID:4NZP1dMU
野武士の集団が丘の上から襲い掛かってくるのを見て
久蔵が百姓の先頭にたち疾走するシーンは何度見ても鳥肌がたつ。
698この子の名無しのお祝いに:04/10/12 18:35:57 ID:XnT8z0Kq
>>694
>ここのカキコ見てるとずいぶん侍に感情移入してるけど
俺は野武士に感情移入しているな〜。

>>696
俺は在日日本人だから、コピペ入れないよ。

699この子の名無しのお祝いに:04/10/12 18:45:26 ID:O/x3G5Mb
農民が雇う侍が、たとえばどこかの国の武将が率いる隊全部とかだと
強いアメリカを象徴してるかなとは思ってもいいが
「七人の侍」の侍は、侍であって実はある意味「はぐれ侍」でしかないんだがな。
あまり、強いアメリカを象徴してるようには感じない。
700この子の名無しのお祝いに:04/10/12 18:51:15 ID:F0Mru4XD
日米安保といったらやっぱりウルトラマンだよね。
701この子の名無しのお祝いに:04/10/12 23:05:43 ID:S27vLTic
http://www.imdb.com/chart/action
IMDbで2位キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
702この子の名無しのお祝いに:04/10/12 23:27:40 ID:XaR3feZL
>>701

スゲー!!
703この子の名無しのお祝いに:04/10/12 23:35:50 ID:dZiUpZ16
坂口憲ニが菊千代に見えて仕方ないのは自分だけでしょうか?
704この子の名無しのお祝いに:04/10/12 23:39:50 ID:S27vLTic
ゴメン、top250だとまだ五位だったすまん
705この子の名無しのお祝いに:04/10/13 00:22:44 ID:pD7udkSb
>>701
他の上位作品の題名を見ると、喜んでいいのかどうか...
SF、アクション、戦争映画ばかり
706この子の名無しのお祝いに:04/10/13 01:05:00 ID:RLTSAH/G
よく読め
Top Rated "Action" Titles
707この子の名無しのお祝いに:04/10/13 01:11:26 ID:8bNJ2WJ3
>>704

いや、5位でも凄いよ。
708この子の名無しのお祝いに:04/10/13 03:29:02 ID:XmkK788w
Lord of the Rings とか
Star Wars なんてのと並んでるけどこれはあの子供だましのウンコ映画の事か
大体なんで蜘蛛乃巣城がAction Titleになるんだありゃマクベスだろ支離滅裂だな
あの映画の画面から感じられる奥行きは黒澤会心の出来でっせ
三船がよく走るからAction Titleに入れられちまったのか
>>703
ウム キミ一人だ世界で 観察力、洞察力がゼロだ
709この子の名無しのお祝いに:04/10/13 03:46:59 ID:yKIjRt6M
俺は昔、タイガー・ジェット・シンが菊千代に見えたことはあったw
710この子の名無しのお祝いに:04/10/13 07:07:44 ID:OT2nqJlY
七人の侍は戦前の日本だろう。
アジアを欧米列強の搾取から解放するために立ちあがり
実際に多くの国を開放したのに
戦いが終わってみれば悪人扱いで
いつまでもネチネチと謝罪や賠償ばかり求められる。
711この子の名無しのお祝いに:04/10/13 07:21:01 ID:+0yhBFmV
>解放するために

そんな義侠心で日本て国が動くかっての
712この子の名無しのお祝いに:04/10/13 07:59:45 ID:OT2nqJlY
もちろん防衛戦争という性格が強かったのは否めない
713この子の名無しのお祝いに:04/10/13 08:22:45 ID:WssLGK2X
>>710
>アジアを欧米列強の搾取から解放するために立ちあがり
>実際に多くの国を開放したのに

これがいえるためには、日本が戦争に勝ち、
それによって多くの国に名実共に独立を果たしたといえなければならない。
しかるに、亡国寸前の負け方をしているんだから、まず論外なんだな。
仮に、日本が勝ったとしても、その多くの国は満州国の二の前だろう。
とても、七人の侍(このときは3人だったが)のように、おとなしく出て行かんぜ。
714この子の名無しのお祝いに:04/10/13 09:50:11 ID:OT2nqJlY
歴史にIFは禁物だよ。
715この子の名無しのお祝いに:04/10/13 11:52:59 ID:LUJ79M23
多くの国が欧州から開放されたのは事実だけど
日本は自国のために立ち上がっただけで。
716この子の名無しのお祝いに:04/10/13 11:56:29 ID:3NpVEzTR
黒澤自身は、日中戦争時の日本軍の取った行動に対しても批判しているし、
監督は陸軍省の検圧で散々目に遭っているから、
戦争に負けて本当に良かったとも言っている。
717この子の名無しのお祝いに:04/10/13 12:35:27 ID:OT2nqJlY
>>711
支配層はともかく一般兵卒の多くはアジア解放の大儀を信じて戦ったんじゃないのかな。
718この子の名無しのお祝いに:04/10/13 13:57:02 ID:mrkq5rvO
侍たちがいるのがわかった時点で
野武士たちはなぜ他の村を襲わないんだ?
侍たちもずっと居着くわけじゃないだろうし
他の村を襲って、侍たちがいなくなる来年あたりからまた襲いにくればいいじゃないか?
719この子の名無しのお祝いに:04/10/13 18:41:33 ID:Fb98Z2fn
720この子の名無しのお祝いに:04/10/13 19:45:56 ID:ufk8XbJP
>>718

>>466
がすでに答えている。ちゃんと読んでから書き込むように。
721この子の名無しのお祝いに:04/10/13 20:11:49 ID:cn8rjVYo
なんか必死な人が1人いるよね
722この子の名無しのお祝いに:04/10/13 20:33:13 ID:x1Nd/9jq
この映画見たこと無いけど長すぎじゃない?
あらすじを読んだ限りじゃ1時間30分ぐらいに出来そうな感じだが。
どんなに面白くても2時間15分ぐらいが集中力の限界。
723この子の名無しのお祝いに:04/10/13 22:40:17 ID:ufk8XbJP
>>722

安心しろ。そんなこともあろうかと
途中でちゃんと「休憇」が入る。
1時間30分の話は見てから語ろうな。
724この子の名無しのお祝いに:04/10/14 01:37:19 ID:rt2cHmPY
>>710-717
むしろ、強いて言えば「用心棒」の世界だろうな。
 今まで宿場を牛耳っていた親分と名主。それに取って代ろうとする親分と豪商。
これが、欧米諸国と日本に対応するかな。
 で、新規参入組みは餌を使って、歓心を買う。絹を高く買うというのも一つの手、
効き目が薄いと思うがアジア開放の大義という、精神的なものもありだろう。
 一方、子分どもは義侠心で動いているはずなんだが、実際は食い詰めて
または他に選択肢がないから、そうせざるを得ないんだろう。
これは当時の日本の経済不況、軍部台頭を反映しているかな。
 こんな状況でどうすれば、町が少しはさっぱりするか。
 桑畑三十郎は、両者を共倒れにすればいいと考えた。で、紆余曲折はあったが、
共倒れになった。一方、欧米諸国と日本はここまで上手く行かなかった。
日本はコテンパンにやられ、アジア開放を条件に降伏したわけでもなく、
欧米諸国はまだ健在だった。だから、植民地の人民が立ち上がらねばならなかった。
725この子の名無しのお祝いに:04/10/14 03:10:09 ID:X/MvieQA
>>716
小さい頃、「三船さんって日本軍人の役が多かったから
軍隊にいたこと誇りに思ってるのか」と子供心に想像してたが
実際は戦争に負けた時「ざまあみやがれ」と叫んだと言うのを
聞いて誤解が解けた。
726この子の名無しのお祝いに:04/10/14 03:11:06 ID:cl7MiwT6
15年ほど昔のリバイバル、志村一喝後
「休憩」のフィルム流れる中、皆トイレ、タバコに
ぞろぞろ出てくるんだけど、全員顔が生き生きしちゃって。
他人同士のジイサンが「お宅何年ぶり?」ってシッコしつつ。
若年はインターミッション初体験も多いらしく驚いてるし。

ま、単なる集団催眠なんだけど、やはり凄いと感じたね。
ロードショー時は「サムライ化」した
一般客が興奮してチンピラ客ボコったりって事が
よく起こったそうだ。
727この子の名無しのお祝いに:04/10/14 06:10:59 ID:G3tG9jzK
>>726
オレも観たみた!リバイバル。
会社の若い連中数名連れて、
「そんな古い映画面白いんですかぁ?」なんて言ってた奴等が
「いや〜良かった〜!ありがとうございます!」と言って、
映画が終わった後にパンフレットを買いに走って行った。
オレも買ったよ。
今でも大事に持ってる。
728この子の名無しのお祝いに:04/10/14 09:05:43 ID:7NnItrFs
>>726
一般客がチンピラ囲んで槍でつっ殺すってのは凄いな。
いや、槍でつっ殺したりはしてないとは思うが、
たまにはテレビで一挙放映すれば日本人「サムライ」化できるかな?
いや、テレビじゃ駄目か。
729この子の名無しのお祝いに:04/10/14 13:58:34 ID:HQO58OJn
コックが黒人ばかり
730この子の名無しのお祝いに:04/10/14 13:59:42 ID:HQO58OJn
↑スマソ
731この子の名無しのお祝いに:04/10/14 14:12:55 ID:w4k1SUxF
リバイバルで観たけど、みんなうんざりしていましたよ。
>>726-727素敵な環境で見れてよかったですね。
732この子の名無しのお祝いに:04/10/14 18:07:12 ID:cl7MiwT6
15年ほど前のリバイバル時は輸入Xでしか観られず
幻のクレクレ状態だった希ガス。
だから価値あったのねん。

今現在リバしても、初見の奴なんて居ないだろうし、
わざわざ金払って、あえてうんざりしたい客しか来ないだろね。
733この子の名無しのお祝いに:04/10/14 20:50:45 ID:nfSeZtGZ
上映のたびに駆けつけるカルトなファンっているみたいだよ。
734この子の名無しのお祝いに:04/10/14 20:58:38 ID:obQc1dZi
スクリーン上映で観ると、村の俯瞰などがとても雄大に見えるし、
豪雨の中の決戦で村を駆け抜ける馬達の迫力が物凄いよ。
735この子の名無しのお祝いに:04/10/14 22:14:09 ID:HlZn6nNv
>>712

防衛戦争は日露戦争まで。
ところがこれを領土拡張戦争にしてしまったのが
まちがいのはじまり。
736モレならこう撮る「七人の侍」:04/10/14 22:23:07 ID:hwPt9oxA

●九蔵の登場シーン
なんか相手の侍が、馬小屋にいた貧乏侍に見えるんですけど
で、1対1で勝ったからって九蔵が、カンベイの言うみたいに「凄い・・」、ってのはどうも。
あれだけじゃ、相手の技量も判らないし。

だから、敵対する相手は3人くらいにする。A、B、C、それぞれが九蔵を相手に竹の木刀?
で1対1で、やり合う。 が、全員が秒負け。  
で、3人の内の一人が「いくら強くても3人が共に相手では適うまい」などと負け惜しみを言う。
九蔵「おぬしらなら3人共でも勝てる」とキッパリ断言。 
と、侍Cが「ナニいうとるんや、真剣やったらワイ一人でも勝ちやで」と何故か関西弁で叫ぶ。 
Q蔵(以下Q)無視して歩き去ろうとする。
「逃げんなや!」Cが卑劣にも背後から竹の木刀?でQに殴りかかる。
「あひぃーーーーーー」Cが素っ頓狂な声を上げた。同時にCのカラダが宙に舞う。
そのまま地面に叩きつけられた。 ナニが起こったのか分からず、AとBは呆然としている。
「やりやがったな」起き上がったCは、今度は、腰の真剣を抜いたのだ。
続く




737この子の名無しのお祝いに:04/10/14 22:25:38 ID:3YQxgeHB
馬小屋・・・一応、旅籠なんスが。
738モレならこう撮る「七人の侍」:04/10/14 22:34:13 ID:hwPt9oxA

「やめろ、無駄だ。死にたいのか?」Qは淡々として呟く。
「死ぬのはオンドレや!」声を張り上げつつ、Cは真剣でQに上段から斬りつけた。

砂埃が舞い上がる。 その砂埃が消えると、地面にはカタナを握ったままのCの
姿が現れる。Cは、地面に横たわっている。 ヒクヒクと、人生の最後の動き、
全身の痙攣をさせていた。

「や、やりやがったな!」AとBが絶叫を上げながら、真剣で、同時にQに斬り
かかった。
一瞬の出来事であった。
首から上が無くなったAの死体が転がっている。 
やや離れた場所に、Aの首が落ちていた。
それは、ジョークのような光景であった。
続く
739この子の名無しのお祝いに:04/10/14 22:39:40 ID:e3bZLMmt
あーあ、まだ贅肉な描写が続くのかよ。
740この子の名無しのお祝いに:04/10/14 22:41:08 ID:ySUDZ6un
>>736
「あずみ」の北村ならそんな感じで撮りそうだなw

勘兵衛が久蔵に対し「すごい…」というのは久蔵のすごさだけではなく
容易に見抜くことのできる勘兵衛の技量を示している演出でもあるわけです。
741モレならこう撮る「七人の侍」:04/10/14 22:45:34 ID:hwPt9oxA

それが、ジョークでないと分かったのは、Bが悲鳴を上げたからだ。
「ヒィーー 」
ィ、の部分が妙に長く続いた。そして止む。Bの、肺の中身の空気が絞り出された。
その悲鳴は、驚愕の悲鳴だった。Bの腕の、肘から先の部分が消失しているのだ。
消失したと思えたBの両の腕は、地面に落ちている。
その腕は、しっかりと、カタナを握り締めたままだ。
Bは空気を貪った。大きく息を吸う。
再び、悲鳴を上げた。今度の悲鳴は、苦痛の、激痛の悲鳴だった。
狂ったように悲鳴を上げながら、Bは、地面に落ちている自分の腕を、すでに手の
ない腕で拾おうとする。
続く
742この子の名無しのお祝いに:04/10/14 22:48:06 ID:ySUDZ6un
思うに、久蔵の相手がチンピラのような数人だと
かえってそれだけ相手が”腕がない”人物たちに見えてしまい
久蔵はそういう奴とは相手にもしないかもしれなく
一騎打ちのほうが相手もそれなりの腕があると見ることが出来
勝つ久蔵の凄みも増すとも思える。
743モレならこう撮る「七人の侍」:04/10/14 22:52:26 ID:hwPt9oxA

Q、静かに後ろを振り向く。
そこには、桶屋が立っていた。
桶屋は青白い顔で俯いていた。
恐怖に捕らわれた表情である。
するとQが呟く
「桶屋、棺おけ二つ。たぶん三つだ」



744この子の名無しのお祝いに:04/10/14 22:56:37 ID:e3bZLMmt
ははは、やっぱりそこへ逃げたか。
745この子の名無しのお祝いに:04/10/14 23:22:11 ID:e3bZLMmt
>>740
ここを見てると、そういう事を想像できない鈍感な人と、
想像できる人と二通り居て、大体そのあたりが対立点になってるね。
鈍感な人は、いちいち分かりやすく描写を付け足していった方が
より良い映画になると考え、敏感な人は、いちいち描写が無くても、
物語を想像できるから、いらぬ描写は省略して観る者に想像させる方が
より良いと考える。
746この子の名無しのお祝いに:04/10/14 23:36:42 ID:SKhkOn5J
>>745
鈍感な人と、敏感な人。
世の中の圧倒的多数は、鈍感な人だから、どちらがいいか論ずるまでもあるまい。
と思うんだが、鈍感なのに限って、自分は全然理解できなくても、
世間一般の評価を気にして、その評価にあわせて分かったふりをするから、
話はこう単純にはいかんな。

747この子の名無しのお祝いに:04/10/15 00:11:51 ID:w/D87E69
俺ならこう撮るって意見は、大体どこかで観た描写を無意識に
付け足していくパターン。736のは、久蔵の強さを数値的に
3対1で観せようという分かりやすい描写を書いてたら、
あれっこりゃ用心棒だって、自分で気づいて途中でパロディに
軟着陸してしまったんだなw
748この子の名無しのお祝いに:04/10/15 00:58:20 ID:JCvJp8QB
>>743
最後行きつくのは東映時代劇的剣あり恋あり涙ありの世界だろ

>>732
スクリーンと大型テレビでは全く別物だよ


749この子の名無しのお祝いに:04/10/15 06:02:35 ID:Acl39pbd
久蔵のシーン、剣の技量だけじゃないと思う。
腕の差があるのは見物してた勘兵衛が言ったように歴然。
久蔵は刀をかわし続けてもいいし、奪っても良かった。
でも「真剣勝負? あ、そ」とあっさり斬っちゃう。
侍が真剣で立ち会う以上、負けたら死ぬのは当たり前というところが
「自分を鍛える、それだけに凝り固まった…」て台詞につながるし、
そんな久蔵が勝四郎なんかを見てるうちに人間味を取り戻しかけた結果
死んじゃう、てのがミソなんじゃないの?
750モレならこう撮る「七人の侍」:04/10/15 18:18:22 ID:oTVLJccD

久蔵が野武士のいる裏山に鉄砲狩りに行くシーンはヘン。
その前に勝四郎が木陰から案山子を突き出したときはソッコーで撃たれてるのに
(勝四郎は物陰に隠れるのが好き、オメエは星明子か)
久蔵はスタスタ歩かずに匍匐前進すべき。
で、モレならこんな風にカッコよく撮る
野武士側のキャラ。ボス、子分A、B、C他。そして野武士の久蔵というべき男、
野武士側の剣の達人登場!背は高く精悍な顔つき、眼光鋭い。名前は室戸半兵衛。
子分A、B、Cの手にはそれぞれ火縄銃。ボス「百姓どもがサムライ雇いやがったとはな」
半兵衛「全部で六人だ」ボス「侍の数が六人だと、どうして分かる?」
半兵衛「分からぬほうが、どうかしておる」
子分A、銃を構えたまま「腕のたつ侍もいるようですぜ」
ボス「ま、しかし、こっちには種子島があるしな」
続く
751この子の名無しのお祝いに:04/10/15 18:50:13 ID:n6o+0qYy
>久蔵が勝四郎なんかを見てるうちに人間味を取り戻しかけた

ぜんぜん違うと思うよ
752モレならこう撮る「七人の侍」:04/10/15 18:51:28 ID:KoZlnIyQ

突然、半兵衛は立ち上がると村の方へ向かって歩き出す。ボス「おい、どこへ行く?」
半兵衛「試す」ボス「試す、っていったい?」半兵衛「ヤシらの腕前を試すのさ」

カメラが代わって侍側。カンベイ「む、何者かがこちらへ来る」久蔵、勝四郎ほか皆が見守る中、
現れた半兵衛。  立ち止まる。
「ワシの名前は室戸半兵衛、陰流の剣術を使う。ダレかこのワシと太刀合うモノはおらぬか」
カンベイたちは静観する。すると半兵衛「百姓の中に利吉という者はおるか?」
利吉「お、おれだ!」と声を上げる。
半兵衛「お前が利吉か、フフフ、お前の女房はな、ワシに抱かれて悦んでおったぞ」と
イヤラシイ笑みを浮かべた。
利吉「テ、テメエぇ!ぶっ殺してやる!」叫びつつ半兵衛の方に向かって飛び出そうとした。
その利吉を久蔵が遮る。「待て!ヤシは貴様には斬れぬ。ワシが代わりに貴様の恨みを晴らしてやる」
続く
753この子の名無しのお祝いに:04/10/15 18:57:08 ID:yPWA1rCV
>>750
>>752
簡潔にたのむ。
754この子の名無しのお祝いに:04/10/15 19:47:06 ID:JCvJp8QB
>>752
続くなよ
やりたきゃ別スレ立てろ
755この子の名無しのお祝いに:04/10/15 19:59:44 ID:Ic1u2oIA
「こんな七人の侍はイヤだ」?
756モレならこう撮る「七人の侍」:04/10/15 21:59:04 ID:FkMBIh5a

久蔵、平然と半兵衛の方へと歩を進める。「利吉か?違うようだな・・・  サムライか」
半兵衛スラリと刀を抜き、ゆっくりと正眼に構えた。突然、久蔵は半兵衛に向けて走った!
「むっ!」半兵衛が声を上げ、正眼に構えたカタナを上段に振りかざす。
瞬間、その隙を狙った久蔵が半兵衛の懐に飛び込んだ。
タックル、21世紀の今日では、そのように呼ばれる素手のテクニックである。
久蔵はカタナを抜いていない。すべて、計算ずくだった。半兵衛を斬り殺せば、その後は、
バックアップしているであろう、野武士の鉄砲で殺られる。
久蔵は、半兵衛のカタナの柄を右手で捕え、左腕は半兵衛の首に絡めていた。
『無刀取り』、である。久蔵が使ったその技は、達人の粋に達した者だけが用いることの出来る
究極の技だ。

続く
757モレならこう撮る「七人の侍」:04/10/15 22:02:10 ID:FkMBIh5a

「バンッ!」銃声が響いた。それも3パシ。崩れ落ちるようにして、倒れた。
倒れたのは久蔵ではない。久蔵の盾となった半兵衛である。
半兵衛の背中には、重さ十匁の、3パシの銃弾が突き刺さっていた。
倒れた半兵衛には眼もくれず、久蔵は猛然と野武士の居る方向へと走る。
目の前に現れた久蔵に、Aが慌てて鉄砲を向ける。引き金を引いた。しかし、発砲はされない。
当然であろう、弾は既に撃ちつくしているのだ。久蔵の刀が一閃、Aの首が飛ぶ。次の瞬間、
同じように鉄砲を構えたBも、久蔵に袈裟斬りにされる。
AとBが絶命するのに要した時間は1秒でもない。
「ひーーーーっ!」女のような悲鳴を上げて、野武士のボスたちは逃げてゆく。
久蔵は刀を下げたまま、悠然と立っていた。息も切らしていない。
その久蔵に、地面に仰臥したままの半兵衛が声をかけた。「きさま・・ 名前は・・・  」
半兵衛は、まだ生命の、微かな残り火の中にあるようだった。「久蔵だ」、答えた。
続けて半兵衛は、消え入りそうな声で言った。
「久蔵・・・  地獄の・・  入り口で・・  待ってるぜ」
758この子の名無しのお祝いに:04/10/15 22:27:40 ID:NYWnlubG
才能が無い奴ほどパクリネタで無駄にだらだら長いね。
759この子の名無しのお祝いに:04/10/15 23:41:02 ID:5G57KLW3
久蔵だけの物語じゃないから
「七人の侍」と「用心棒」とかの違いも考えて脚本も作らなければいけないよ

もともとは菊千代がまだ登場しない時点の草案の時には
三船が久蔵役をやるはずだったから、その場合は久蔵をもっと目立たせるようにしたかもね。
でも一応、そのあとに菊千代というジョーカーを入れることにして
三船が菊千代を演じるようになったから(菊千代役に三船が自分から志願したそう)
久蔵ばかりを描くとバランスも崩れてしまうからなあ
(久蔵は三船が演じるはずだったから、久蔵がカッコよく見えるのも無理ないかも)
760この子の名無しのお祝いに:04/10/16 00:09:29 ID:/lnDCdx4
パクリというより粗悪なパロディだな。
そういうのは、同人誌か自分のHPでやってくれ。
おまいのオナニーは見たくない。
761この子の名無しのお祝いに:04/10/16 01:02:44 ID:Vi/kHrba
三船がいなけりゃ黒澤もだめだったろう。
逆に黒澤がいなけりゃ三船もだめだったろう。

奇跡的な邂逅だったと思う。
762この子の名無しのお祝いに:04/10/16 07:41:04 ID:80jUIGKi
>>761
笑わすねえ
763この子の名無しのお祝いに:04/10/16 10:56:15 ID:RZmiF5K/
確かに黒沢作品以外で見る三船ってワンパターンな大根だよね。
764この子の名無しのお祝いに:04/10/16 11:08:41 ID:hsFkGKnr
俺はそういう演技がまた好きなんだけどね
「山本五十六」とか「キスカ」とか
765この子の名無しのお祝いに:04/10/16 12:49:48 ID:BJlBXwj5
志村喬の勘兵衛役も奇跡的かも
他の彼の役からすれば、志村喬は百姓の長役にしてしまいそうでもある
766この子の名無しのお祝いに:04/10/16 14:20:02 ID:3ZLQCUjF
>>765
雇った浪人を使って、野武士を退治し
雇った浪人や、降伏した野武士の一味を配下に従え、
新たな野武士の一党の頭になりそうだな。
767この子の名無しのお祝いに:04/10/16 15:40:52 ID:G2CMQ8S2
「妻の心」
成瀬作品の三船が見たいのだが。
768この子の名無しのお祝いに:04/10/16 15:45:36 ID:qFvvA05N
三船のケツだけでご飯3杯いける
769この子の名無しのお祝いに:04/10/16 19:13:07 ID:bV+HRtMB
太ももだってイイよ>羅生門
770この子の名無しのお祝いに:04/10/16 22:26:00 ID:zEikhvUq
三船は大根か
しかしそれを言えば森繁だって
17歳にして演技の奥儀を掴んだと言われる宇野重吉だってワンパターンだろ

まぁ大根だとして三船の大根は許せるが
勝新や津川雅彦の大根ぶりは許せない
771この子の名無しのお祝いに:04/10/16 22:38:00 ID:q04qZ53i
オーラが出てて存在感のある大根は主人公には貴重。高倉健とかもね。
逆に脇役に必要なのは、存在感がなくても演技のしっかりした人とか
それぞれだいじだな。
772この子の名無しのお祝いに:04/10/16 23:30:44 ID:xsZ6luHk
世界ではじめてマルチカメラシステムで戦闘シーンを撮った監督は黒澤じゃなくって,黒澤の師匠の山本喜二郎だったと思うけれど。違った?
773この子の名無しのお祝いに:04/10/16 23:59:33 ID:T5nCFQfQ
黒澤も三船も戦時中に戦争には反対してなかったと思うよ。二人とも平和を願っていたと言うよりも

アメリカ占領軍のウォーギルドインフォメーションプログラムによって洗脳てしまった可能性の方が高い
774この子の名無しのお祝いに:04/10/17 03:37:44 ID:p82Z2NKs
俺が一番好きなシーンは
種子島を取ってきて何事もなく眠ろうとする
久蔵に勝四郎が「あなたはすばらしい人です。
私は前からそれが言いたかったのです」てとこだな。
775この子の名無しのお祝いに:04/10/17 09:36:30 ID:eKWrk8a4
>>763
だって黒澤たちは、三船のキャラを意識して脚本書いてたって言うじゃない。
776この子の名無しのお祝いに:04/10/17 10:43:07 ID:MDLprQTL
七人の侍スレで
777この子の名無しのお祝いに:04/10/17 10:43:33 ID:MDLprQTL
777GET!
778この子の名無しのお祝いに:04/10/17 11:52:54 ID:S3Lac8vp
三船の羅生門の演技は大根だと思うが、
あとはそれなりにやっていると思うぞ。
779この子の名無しのお祝いに:04/10/17 13:50:14 ID:ndfngaSi
そうか。俺はあの羅生門の演技は
上手いと思ってんだけどね
780この子の名無しのお祝いに:04/10/17 16:11:36 ID:UkfvEME3
どん底の三船は上手いよ。
781この子の名無しのお祝いに:04/10/17 22:36:09 ID:21b1qLFF
>>780
たしかに、どん底と赤ひげは上手い。
セリフの棒読み感がなくなってるね。
782この子の名無しのお祝いに:04/10/18 00:52:10 ID:HPbZ1sQ4
作品・人板のタルコフスキースレを思い出す流れだったな。

※ストーカーを駄作と断じ、俺ならこう書くといってハリウッド映画調の
シナリオモドキをあっぷしていた人間がいた。

>>774
あの憎めない調子の良さは良いな。
783この子の名無しのお祝いに:04/10/18 02:19:05 ID:SU292FQY
>>782

〉憎めない調子の良さは
って、ちょっと違うだろ

分かり易い人物造形が成功している勝四郎が可哀想です
784この子の名無しのお祝いに:04/10/18 02:38:25 ID:R078LrBp
勝四郎は勘兵衛と久蔵は尊敬していたけど
他の侍達(菊千代も含め)にはどんな感じを思っていたんだろうな?
785この子の名無しのお祝いに:04/10/19 02:11:43 ID:dGSnA0ak
前半、宿場に到着する前と村にむかって出発するときとでは
勝四郎の荷物の背負い方が違うのは誰かに教えられたと
考えてよいのでしょうか?
786この子の名無しのお祝いに:04/10/19 20:54:33 ID:Jflyfs/9
>>774
>>782
>>783

あれは、菊千代に抜け駆けをやらせて、
見事に失敗させる経緯に説得力を持たせるためのエピソードだろうな。
いくら菊千代とはいえ、何の前触れもなく持ち場を離れるわけもないし、
そうしたとしたら、観客も菊千代に同情しない。
787この子の名無しのお祝いに:04/10/19 22:54:20 ID:PyFovyOa
キクチヨが女の話をしたとたんに山に走る久蔵 というシーンが妙に印象的だ
わずかに湧いた邪念を振り払いに行ったのだろうと中学生当時思ったが
どうなんだろうか
788この子の名無しのお祝いに:04/10/20 21:45:29 ID:OeGvGwL5
喪前ら、新作アニメ「サムライセブン」をどう思う?
789モレならこう撮る「七人の侍」:04/10/20 23:03:30 ID:CGj1HXZ5

>>788

だ  ・  か  ・  ら

こんな風には撮らない、っていってるじゃん

790この子の名無しのお祝いに:04/10/20 23:17:48 ID:hRLAxOJP
>>788
黒澤明が生きていれば久雄を怒鳴りつけるんじゃないかな?
791この子の名無しのお祝いに:04/10/21 00:19:01 ID:i8Wfb+dF
黒澤の人格ってどうなの?
やっぱりわがままで自己中、人格障害だよね?

映画はすばらしい作品ばかりだけど、
いっしょに仕事した人たちの中には
黒澤嫌いな奴いっぱいいそうだな。
792この子の名無しのお祝いに:04/10/21 00:39:11 ID:lvDKeOJJ
勘兵衛:父親
久蔵:長男
勝四郎:末っ子
793この子の名無しのお祝いに:04/10/21 01:19:35 ID:TnqMm2et
>>791
嫌われて、いい映画を残すか。
愛されて、ろくでもない映画を残すか。
とくれば、選択の余地がなかったんだろうな。
まあ、程よく愛されて、程よくいい映画を残せばいいし、
みんなに愛されて、傑作を残せばなおいいわけだが、
そんな余計な色気を出して大成したためしはないんだろうな。
794この子の名無しのお祝いに:04/10/21 01:43:32 ID:oyB7eanE
黒澤監督って意外に「聞き上手」だったって話がある。
795この子の名無しのお祝いに:04/10/21 06:15:28 ID:ATnhujE8
嫌いな人が近づくと顔色が変わるらしい
そして人を嫌いになる理由がよくわからないらしい
796この子の名無しのお祝いに:04/10/21 16:16:01 ID:HDdt5vmt
「権藤さんはああいう性格だから
そりゃ、言うことはきついよ。
でもね、あの人は仕事をちゃんと見てくれるんだ。
腕のある職人にとっちゃ、こたえられねえ親方でさあ」
797この子の名無しのお祝いに:04/10/22 07:37:26 ID:S4goBdN0
黒アメ付の食玩フィギュア、パート2は「七人の侍」編を出してほしいな
798この子の名無しのお祝いに:04/10/22 23:11:50 ID:OKiZ1Fse
クライテリオンと東宝DVDの画像品質比較。
東宝DVDの方がクソクライテリオンビデオより格段に素晴らしい。
http://www.dvdforum.nl/forum/viewtopic.php?p=130580
799この子の名無しのお祝いに:04/10/28 10:29:56 ID:6TERAnC8
金子修介監督「ガメラ3」の冒頭シーン。
腐敗したギャオスの死体を老婆が鍬で嬲るが、
これは「七人の侍」のオマージュであることを漏れだけが知っている。
800:04/10/28 19:36:08 ID:cqJkHlbd
ゲームにまで影響を与えたこの映画を撮った黒澤監督。
801この子の名無しのお祝いに:04/10/29 13:06:51 ID:ujL69soI
七人の侍出演者でまだ生きてる人って誰かいますか?
802この子の名無しのお祝いに:04/10/29 13:49:50 ID:7AXx43ns
利吉役の土屋嘉男は、ご顕在ですが。
803この子の名無しのお祝いに:04/10/29 14:32:53 ID:ssfDgO2n
通行人役の仲代氏、宇津井氏もご健在です。
804この子の名無しのお祝いに:04/10/29 14:33:30 ID:zhH3R3Ln
>ゲームにまで影響を与えたこの映画を撮った黒澤監督。

オメデタイね。
ゲームにも売らなくちゃ、ってところまで来たか、黒パン。
黒澤プロも大変なんだなあ、と感じたけどね。
805この子の名無しのお祝いに:04/10/29 19:55:16 ID:YbGhlI/W
多々良純も健在でしょ。
806この子の名無しのお祝いに:04/10/29 20:33:49 ID:kjDtmP3h
津島恵子は?
807この子の名無しのお祝いに:04/10/29 23:15:24 ID:q+MBrQTa
あの子供達の中で今でも役者やってる人っているのかな?
もちろん今は子役じゃなかろうけど…
808この子の名無しのお祝いに:04/10/30 09:37:07 ID:FtioqGZD
今でも子役だったら化け物だよw
809この子の名無しのお祝いに:04/10/30 15:29:23 ID:ClhP5lZT
白木みのるにあやまれ!
810この子の名無しのお祝いに:04/10/30 16:22:45 ID:S7SfFiHP
化け物にあやまる必要なんかないでしょ
811この子の名無しのお祝いに:04/10/30 18:15:09 ID:xyBF1Qi6
      \∧_ヘ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < 1000取り合戦、いくぞゴルァ!!       ,,、,、,,,
    /三√ ゚Д゚) /   \____________  ,,、,、,,,
     /三/| U |\      ,,、,、,,,                       ,,、,、,,,
 ,,、,、,,, U (:::::::::::)  ,,、,、,,,         \オーーーーーーーッ!!/
      //三/|三|\     ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ∪  ∪       (    )    (     )   (    )    )
 ,,、,、,,,       ,,、,、,,,  ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ,,、,、,,,       (    )    (    )    (    )    (
812この子の名無しのお祝いに:04/10/30 18:26:51 ID:ClhP5lZT
      \∧_ヘ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < 今行っても何もあるめえ!!       ,,、,、,,,
    /三√ ゚Д゚) /   \____________  ,,、,、,,,
     /三/| U |\      ,,、,、,,,                       ,,、,、,,,
 ,,、,、,,, U (:::::::::::)  ,,、,、,,,      \あの麦が実ったらまた来るべえ!!/
      //三/|三|\     ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ∪  ∪       (    )    (     )   (    )    )
 ,,、,、,,,       ,,、,、,,,  ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ,,、,、,,,       (    )    (    )    (    )    (
813この子の名無しのお祝いに:04/10/30 20:02:35 ID:zuEVZo3h
ワロタ
814この子の名無しのお祝いに:04/10/30 21:34:25 ID:ApzvHQkR
二木てるみ
815この子の名無しのお祝いに:04/10/30 22:01:26 ID:Gd6f2X2J
黒澤というと、義父が死んでから暴走してあっというまに
外れていったもとアイドルのヨメが思い出される、、、って
なんて名だっけ。そうそう林寛子。

むかしはファンだったが、ああも太ってしかも性格の
悪さが丸わかりになってはどうしようもないな。

816この子の名無しのお祝いに:04/10/31 02:00:34 ID:G9+EYDu2
土屋嘉男さんの本を読んでいたら、「七人の侍」撮影時のことがいろいろ書いてあった。
なんと三船は当時通風で苦しんでいて、カメラが回っていないところではびっこをひいて
歩いていたそうだ。
817この子の名無しのお祝いに:04/10/31 02:44:08 ID:qH+gyP8u
二木てるみ
おっぱい可愛いんだよなー
818この子の名無しのお祝いに:04/10/31 15:56:28 ID:BCdgWnFF
何回も見てるけど、一番好きなキャラは宿の眉毛が繋がった日雇い人夫だな。
なんだかんだと利吉や与平達をバカにしておきながら結局は心の何処かで
心配して最後に助け舟をだしてくれるキャラ。
ハリウッド映画じゃ絶対あういう人物は描けないんだろうな。
819この子の名無しのお祝いに:04/10/31 16:17:05 ID:U5GcEvV/
>>818
多々良純?
820この子の名無しのお祝いに:04/10/31 16:34:03 ID:OLrR7NqR
>>818
ああいうキャラって新鮮だった。ていうか脚本がいいのか。
あの最初は馬鹿にしつつ百姓達への弁護へ摩り替ったのはおおって感じました。
821818:04/10/31 16:57:07 ID:BCdgWnFF
えっ?あの人が多々良純ですか?
「おい、これはな、おめえさん達の取り分だ!しかしな、この抜け作達
は何食ってると思う?稗食ってるんだ!おめえさん達に白いコメ食わして
自分達は稗食ってるんだ。これでもこいつらにとっちゃ精一杯なんだ!
何言ってやがんでぇい!」だっけ?
822この子の名無しのお祝いに:04/10/31 21:28:46 ID:IxZcEKeI
>>818
でもあの人夫は菊千代と同じような感じなんだよね
息子が野武士に殺されたばぁちゃんに対してみんなが同情してたら
「俺はこういうやつを見ると胸がムカムカすんだ」
って言ってたのと同じ感覚ではないかと
823この子の名無しのお祝いに:04/10/31 22:39:03 ID:iO7KfxS5
7人のしりとり侍=単位上等爆走数取団
824この子の名無しのお祝いに:04/11/04 12:41:07 ID:qd3yqSqW
オレはずっとあの人足達と同じ宿にいた弱い侍、
琵琶を弾く盲の坊主に文句を付けるヤツね、
あれを多々良純だと思っていた。
825この子の名無しのお祝いに:04/11/04 13:35:31 ID:GDCVQoyx
前からみたいと思っていた「七人の侍」を図書館から借りて、
昨日観た。素晴らしい・・。名作だ・・。
なんで私はこの映画をもっと前に観ていなかったんだ・・。
銃を一人で奪いに行って「あなたは素晴らしい人だ」と言われた
クールなあの侍に惚れた。
その侍が撃たれた時に、銃で撃ってきた者の居所を教えるために、
自分の撃たれた場所から方向を読んで、刀を投げて仲間に教えた
のだと、二度目に観ていた時気付いた。

過去に観た数々の映画の名作を抜いて、私の中の「名作NO1」に踊り出た。
826この子の名無しのお祝いに:04/11/04 13:44:19 ID:X4tYaSYw
>>825
今まで観てなかったのに、これから何度も観れて幸せだね。
その人は、宮口精二。野村芳太郎の「張り込み」観てみ。
本人も、「七人の侍」と「張り込み」は代表作だって言ってた。
827この子の名無しのお祝いに:04/11/04 16:45:56 ID:DrbUMue1
四人とも銃で死んだんだよな・・・
828この子の名無しのお祝いに:04/11/04 21:14:36 ID:isKtRo5q
>>825
>方向を読んで、刀を投げて仲間に教えた
「兵法者の意地、せめて一矢報いん」または「剣の達人も鉄砲には無力・・・無常観の象徴」と解釈してたよ。

観た人に、こういった自由な解釈を許す処が名作の名作たる所以、とは自己弁護っすか。
829この子の名無しのお祝いに:04/11/04 21:29:06 ID:gC49MiWh
逆に、>>825の解釈でないと
菊千代が野武士のいる位置を知ることは難しいしな。
830この子の名無しのお祝いに:04/11/05 09:03:17 ID:gb2LOcc4
そうか?

女房衆だけ集めた小屋にいなかったか?
きゃーきゃーうるさかったと思うが。
831この子の名無しのお祝いに:04/11/05 11:32:03 ID:bfXU2eqA
アニメ版の評価はどうなの?
832この子の名無しのお祝いに:04/11/05 11:46:07 ID:YkLZhm7a
あんま…
833この子の名無しのお祝いに:04/11/05 19:38:09 ID:n32pu+OF
>>830
野武士は女房たちを黙らせて、銃を持って潜んでいる居所が
ばれないようにしていた。
それにどしゃ降りの戦場状態だったから、
女房たちの声はあまり聞こえなかったと思う。
834この子の名無しのお祝いに:04/11/05 20:05:37 ID:IGay6Rt+

創価学会がドコモ通話記録盗難
http://www.forum21.jp/contents/03-5-15.html
835この子の名無しのお祝いに:04/11/06 14:38:09 ID:D0qbtunq
自分を叩き上げるためだけに生きている男のままだったら、最後に刀を
投げて 仲間に敵の位置を知らせるなんてしなかったかもね。
ちょっとずつ変わってきたんだな。
836この子の名無しのお祝いに:04/11/07 00:48:15 ID:VW5Ccw6N
>>726
>他人同士のジイサンが「お宅何年ぶり?」ってシッコしつつ。
俺も似た様な風景見たよ。
「お?!やっぱアンタも来とったかw」
「会うと思たわ。そっちは何回めか知らんけどw」

これまでの上映なら場内大爆笑ってシーン、満場にもかかわらず結構静かだったので
ちょっと違和感あったんだけど
なんつーか、客もプロばっか集まっとったのね、と納得。。。

>>834
板違い?レスに無理矢理関連付けると
松永真理が「iモード事件」の中でiモード開発スタッフを「七人の侍」になぞらえてたな。
上記の本の中では「七人の侍」描写がたびたび出てくる。
彼女もリピーターだった様で。
837この子の名無しのお祝いに:04/11/07 22:00:07 ID:cthBQC5E
もうわめくな、この飯おろそかには食わんぞ。と志村に言わせた
眉毛つながった雲助役の人はだれ?
838この子の名無しのお祝いに:04/11/07 22:45:44 ID:gSLQP4dc
>>837 調べりゃ直ぐに判るよ。
http://www.jmdb.ne.jp/1954/cd001170.htm
あと、雲助(悪さをする駕籠かき)では無くって「博労」(牛馬の売買やその仲介をする人)、
またはそこで働く「博労人足」だと思う。
劇中、馬が騒ぐのに「エェイ、しっしっ」とか云って静まらせる描写があるでしょ。
どこの配役表にも、ただ「人足」って書いてあるが・・
839この子の名無しのお祝いに:04/11/07 23:15:58 ID:rHqXzO3O
>837
多々良純氏。最高のバイプレーヤーの一人かと。
この場面は、侍の意志が変わる前半のターニングポイントで、前半でも結構興奮
する場面の一つだと思います。普段はぶっきら棒だが、イザとなったらヒューマ
ニズム溢れる行動をする。そんな日本のどこでもいた普通の人を、黒澤さんは描
きたかったのではと思ってしまいます。そんな普通の人が重要な仕事をする。
ともかく多々良さんの演技は最高!でした。
840837:04/11/08 19:33:42 ID:f+mpbT8u
838、839 ありがとうございました。
あの志村に食ってかかる演技は前半の山場でしたよね。
七人の侍のすごいところはああいうデテイルがしっかりと
描かれてるところだと思います。
後半でも種子島を取ってきた久蔵に勝四郎が
「あなたはすばらしい人です。私は前からそれが言いたかったんです」
というようなシーンはちょっと凡百の監督には、撮れないと思いますわ。
841この子の名無しのお祝いに:04/11/08 23:17:41 ID:UeB6PrRx
多々良純は生け捕りにされ、婆っさまに鍬でヤラレた野武士と思ってたよ〜

ともかくあの眉毛繋がりが居なければ、志村喬も
「出来ん相談だな…」とあっさりそのまま帰ってしまうところだった。
一見ただの賑やかしに見えて、実は物凄く重要なキーパーソンなのな。
842この子の名無しのお祝いに:04/11/09 00:15:42 ID:GAmc5crW
「わかってねぇのはおめぇさん方よ
わかってたら助けてやりゃいいじゃねぇか!」(なんかうろ覚えだけど)
あのシーンはいつ見ても泣いてしまう
843 :04/11/09 01:32:18 ID:o7wC+pVL
>>840
そのセリフ、そっくりそのまま同じではないんだけど、
監督の「七人の侍の各人のプロフィール」メモのなかにあるんだよね。


844この子の名無しのお祝いに:04/11/09 01:54:06 ID:SYyeQxxp
眉毛繋がりも仲間に入れてやればよかったかもナ
苦しい時は意外に重宝・・・
845この子の名無しのお祝いに:04/11/09 02:19:01 ID:8DxoKv7z
物凄い好きな映画なんだけど…気になる点が一つだけある

五郎兵衛の存在意義が未だにわからん…
846この子の名無しのお祝いに:04/11/09 03:06:52 ID:V+23W3nb
>>845

「ご冗談を…」というセリフを言わせるため。
847この子の名無しのお祝いに:04/11/09 03:44:23 ID:w81a+hw+
>>845
五郎兵衛は地味だが、注意してみているとかなり活躍している。
勘兵衛の右腕といったところか
そしてその人柄も味がある
848この子の名無しのお祝いに:04/11/09 04:25:01 ID:4oChKESG
>>845
ゴロベエがいないと7人にならない。
もっと積極的な役割としては、
温厚な人物がいると組織がまとまるが、
その人物にうってつけだったんだろうな。
山県勲だと、もめてもめて侍に派閥ができただろうな。

849この子の名無しのお祝いに:04/11/09 05:27:49 ID:6iSqbWTw
五郎兵衛は演技が下手で黒澤監督はなんども怒ってたそう
だもんで五郎兵衛のセリフも勘兵衛に言わせようと変えてみたりして
いくらか彼の台詞も消されたんじゃなかろうか?
850この子の名無しのお祝いに:04/11/09 08:57:48 ID:mBVunNoZ
菊千代の抜け駆けの反対給付として死ぬには、
ああいうキャラがうってつけ。
851この子の名無しのお祝いに:04/11/09 10:55:20 ID:nVP8T0lr
最近、全然TVで放送しないよね。黒澤映画!
852この子の名無しのお祝いに:04/11/09 12:59:53 ID:oT1dtaaq
そのうちBSでやるさ、一昨年だか野良犬とかやったよね。
853この子の名無しのお祝いに:04/11/09 14:23:28 ID:PvVOXy04
BSではやめてほしい。
854この子の名無しのお祝いに:04/11/09 18:17:57 ID:sccDQ+LP
荒野の七人だと五郎兵衛はスティーブマックィーンになるんですかね。
(七郎次もちょっとはいってるか)
あっちのほうはユルブリンナー食っちゃうくらい存在感ありましたね。
黒澤もあれくらいの存在感を期待してたのかな。

ところで侍のほうのラストと荒野のラストを混同していて、
勝四郎が最後は志乃のところに行くのかと思ってたけど、改めて見たら
そういうシーンはなかったですね。
個人的にはそういうハッピーエンドもよかったかなとか思ったりします。
855この子の名無しのお祝いに:04/11/09 18:46:08 ID:RZ3HwtDo
黒沢映画はどうして声が聞きとりにくいんだろう。
最初はこの時代は音声の技術が進んでいなかったからかと思ったけど・・。
「影武者」でも結構役者の話す言葉が聞き取りにくい。
856この子の名無しのお祝いに:04/11/09 18:52:29 ID:sccDQ+LP
>>855 それはありますね。七人の侍はDVD版ではわりと
聞きやすかったけど、ビデオ版で見たときは
海外物だったんで字幕付いていたけど、それみて納得って
感じだったのをよく覚えています。
857この子の名無しのお祝いに:04/11/09 18:57:54 ID:2DFLYcxm
>>855
よく指摘されている点だと思います。
私は当時のフィルムのサウンドトラックの性能(というか、トラックのフィルムへの
写し込み性能)が悪いから:だと思っていました。
最近の映画でも聞き取りにくい:ということであれば、理由は別ですね。
出演している役者さんたちが、セリフ回しうまくない:というのはちがいますよね。
858この子の名無しのお祝いに:04/11/09 19:01:29 ID:sccDQ+LP
影武者ではショーケンが何を言ってるのかさっぱりわからんかったですわ。
859この子の名無しのお祝いに:04/11/09 19:08:32 ID:r6MHQ78w
大河ドラマ『宮本武蔵』の盗作疑惑で
NHKと黒澤プロが揉めているので
当分BS放送はない。
860この子の名無しのお祝いに:04/11/10 03:03:19 ID:quVR9RVa
 スレ違いになるけど、「影武者2」のスレ、誰か立てて下さい。
861この子の名無しのお祝いに:04/11/10 07:03:47 ID:GV0VYydW
>>842
あのセリフはやっぱり余計なんだな
喋らせるにしても、もっと吐き捨てるように言わせてほしかった
あんな卑屈な言い方はしないだろ普通 その前に下郎とまで言われている

その前の百姓に生まれねぇでよかったの言い回しが見事だっただけに
862この子の名無しのお祝いに:04/11/10 08:32:13 ID:KKaIMNCE
>>855
黒澤監督の指示で録音の際に入力レベルメーターがレッドゾーンに
振り切れるくらいに録音レベルが設定されていたらしいですよ。
当然のことながら音は潰れて聞き取りにくくなります。
録音技師はつらかっただろうな。
863この子の名無しのお祝いに:04/11/10 09:59:26 ID:VqwATDAg
当時は録音機器の性能も供給される電圧も不安定。
機器の調子より芝居のテンションを優先せざるを得なかった。

>>862
それじゃ黒澤が馬鹿みたいな書き方だーね。
864この子の名無しのお祝いに:04/11/10 11:25:29 ID:xvjyFDLO
>>862
何でも目一杯が好きだったんだね。

現場で電気の容量の取り合いになった時、
黒沢組だ゙からもっとよこせと主張するスタッフに
円谷組が「そっちが天皇なら、こっちは神様だ。」
と言い返したエピソードを863で思い出した。
865この子の名無しのお祝いに:04/11/10 11:43:49 ID:uZglsIEr
>>864
いいエピソードだなw
866この子の名無しのお祝いに:04/11/10 13:33:12 ID:piy2MBK6
電気食ってたのって、やっぱり一番の原因は、
全部に光を当てて撮るパンフォーカスの所為ですか?
「七人の侍」のころからやってたたかな。
「用心棒」では完全に屋内外でやってるけど。
867この子の名無しのお祝いに:04/11/10 13:58:40 ID:pf5ASwZS
お人好しのデブ(五郎兵衛)はやっぱり必要。あと、

勘兵衛…老練
菊千代…元気な馬鹿
七郎次…真面目
久蔵…クールでニヒル
勝四郎…青臭い若造
平八…飄々

で全体のバランスは上手く取れてると思う。
868この子の名無しのお祝いに:04/11/10 14:16:48 ID:QJL/iPW7
真空管ってのは電源入れてから本調子になるまで
かなり時間がかかる。
トランジスタやICだってそう。
CDプレーヤーなんて電源入れてから一時間ぐらい
しないと本当の音はわからない。
だけど、安定するまでの時間でも
そこそこの性能がでるんだけど
真空管はその辺の特性もダメダメ。

かといって、寿命が短いからずっと電源入れっぱなしにもできん。

さらにその悪い音を劣悪なダビング設備がさらに悪化させる。
869この子の名無しのお祝いに:04/11/10 17:14:34 ID:VqwATDAg
光学録音のトラックをワザと手描きで汚すと
ウゲッとかアガッとか妙な音になって
断末魔の呻きにモッテコイだ、って言ってたような、黒澤。

案外 横着というか自由というか イタズラっぽいというか。
イイエピソードだと思う。
870やるべす!:04/11/11 23:12:21 ID:NT8rOCri
 多々良純はこの作品の中で美味しい役をもらって、結構良い感じだと私も思ったが、
なぜか、残念ながらその後の黒澤作品にはちっとも顔を出さない。
 昔、あるテレビの対談番組で本人が語ってたが、左卜全が床板にこぼれた米粒を拾う
シーンで、黒澤がそのライティングになかなか満足しなかったため、役者はそのために
長時間待たされた。とうとう頭に来た多々良純が、わざと大きな声で全員に聞こえる様
に(独り言)をさけんだ。『黒澤だかなんだか知らネぇが、こっちは人間なんだ、、、』
というような事を『言ってやったんですよ!』と撮影後何十年たったその時も怒ってた
のが可笑しかった。なるほどその辺が原因だったのかしれん。
 
 残念と言えば「影武者」の勝新太郎だ!!あの時だれか黒澤と勝新の喧嘩の仲裁に入る
やつはいなかったのか?。勝新の「影武者」が実現いてたのなら「七人の侍」に次ぐ名作
になったと思うのに、、、

871この子の名無しのお祝いに:04/11/11 23:29:16 ID:2Wtb/3Nh
黒澤と勝新の喧嘩の仲裁に入れる者なんてこの世にいないよw
872 :04/11/12 01:36:53 ID:3Ykl24BT
それよりか黒澤と三船の仲たがいが残念でならない。
873この子の名無しのお祝いに:04/11/12 04:24:52 ID:GdHErhrz
>>870
そうか、そうだったんだ。
多々良純を村へ連れて行けば面白いと思ったんだがな。
そういう事情じゃ仕方ないな。
それとも最初から村に行くという設定にはなってなかったのか?
874この子の名無しのお祝いに:04/11/12 08:40:42 ID:+Zlc0Ynd
>>873
そりゃそうじゃろう
875   :04/11/12 13:13:05 ID:0Gah0UhC
>>873
そういう事情も何も、村へ連れていく理由がないやん。
876この子の名無しのお祝いに:04/11/12 14:30:43 ID:RWGmSvrd
>>873←こいつ、映画はストーリー順に撮ってると勝手に思い込んでる。

>それとも最初から村に行くという設定にはなってなかったのか?

    その上、自分の脳内シナリオと違うが・・・と虚空に向かって質問している。

マジで頭おかしい。

877この子の名無しのお祝いに:04/11/12 14:47:24 ID:Y/IMXWhA
田中徳三が言ってたが勝新は座頭市の2〜3作目くらいまでは
監督の言うことを聞いていたが、その後現場では自分のやりたい
ようにやり、スタッフも動かしていたらしい。
だから影武者は九分九厘黒澤ともめるのは分かってたでしょ、ま
わりの人なんかは。
878この子の名無しのお祝いに:04/11/12 15:51:46 ID:jSx0Ohg+
>>870
それ多分「徹子の部屋」だ。
多々良純が「なーにが黒澤天皇だーい」
とか息巻いて、徹子も周りの番組スタッフも大爆笑してた。
879やるべす!:04/11/12 16:53:10 ID:CxP0vbmh
>>878
>それ多分「徹子の部屋」だ。
そう、多分「徹子の部屋」だった!
確か黒澤監督の晩年ころの放送ではなかったか?
だからというわけでもないが、多々良純は度胸あるなぁ。

 しかし、上田吉二郎が集団リンチにあうシーンや、盗人役の東野英治郎が出てすぐ殺されたりと、ちょっとした役でも実力のある役者を贅沢に使ってる。
繰り返し観てやっと『おお、千石規子がこんなところに出たのか』など。
仲代達也や宇津井健なんて、何回見たにしても聞かなかったら解らなかった。
『乱』の宮崎美子や、『影武者』の桃井かおりにしても観た後、『え!出てた?』って感じだったなぁ。(これはメイクのせい?)
880この子の名無しのお祝いに:04/11/12 18:03:58 ID:P1LRdxpp
>>875
そうだな。
こいつの占めた役割を、後は菊千代がやってくれる。
881この子の名無しのお祝いに:04/11/13 01:12:32 ID:tYzb8gq0
たしかにあの黒澤の気性なら、
普通の人間は一緒に仕事するのいやだろうな。

一緒にやったら名声が手に入るので
しぶしぶやってるといった感じか。
882この子の名無しのお祝いに:04/11/13 02:19:32 ID:xsXexZzD
>>881
このエピソードの場合、多々良純の性格もあるのでしょ? 黒澤天皇、なんだよそれ?
という感じだったのだろうね。
多々良は伊藤大輔や加藤泰には好かれたらしいね。多々良はまだ存命なんだよな、
いったいいま幾つなんだろう?
883この子の名無しのお祝いに:04/11/13 09:43:40 ID:hA5WR7Qv
たったら たったーら  たったら たったーら
884この子の名無しのお祝いに:04/11/13 13:08:10 ID:tPgSyhLg
>>883
トトロの替え歌?
885この子の名無しのお祝いに:04/11/13 19:46:28 ID:burvXnab
>>825
目ウロコ〜
886この子の名無しのお祝いに:04/11/14 18:33:00 ID:UwJ1JUi4
用心棒スレが見つからないんで、ここで言わせてもらいます。
用心棒でかんぬき役を演じた羅生門の身長ってどのくらいなんですか。
887この子の名無しのお祝いに:04/11/14 22:01:33 ID:nNhqTwsL
>>886
羅生門綱五郎でつか。確か曙くらいあったんでねーの。2m3cmくらい。
初めて観た時、故G.馬場が映画出てると思ったよ。
もし七人の侍に野伏せり役で出てたら迫力あったろうにな。
888 :04/11/14 22:42:56 ID:rcM/U6N1
>>887
乗った人より馬が丸顔って言われるぞ。
889この子の名無しのお祝いに:04/11/15 02:31:32 ID:9ooy5zul
>>368
亀で申し訳ないけど
撃たれた後、他の仲間に位置を知らせたんだと思った
ハンバーガー・ヒルでも同じようなシーンがあったけど
890この子の名無しのお祝いに:04/11/15 15:07:52 ID:WbYHWu/r
≫888
日  本  語  し  ゃ  べ  れ
891この子の名無しのお祝いに:04/11/15 15:52:21 ID:AGUqaGHO
>>890
 日 本 語 理 解 し ろ
892この子の名無しのお祝いに:04/11/15 16:09:37 ID:ZkccrzdC
>>890
 伊 藤 雄 之 助 に あ や ま れ
893この子の名無しのお祝いに:04/11/15 16:10:36 ID:t68SN28b
>>890
だから馬より乗馬している人間の方が、馬顔っていう意味じゃねーの?
理解出来なかったら、自分の読解力を棚に上げて即相手の文章力のせいにするのってどうよ?
894この子の名無しのお祝いに:04/11/15 16:54:25 ID:v6sqOX2f
>>890
ていうか「用心棒」「椿三十郎」くらい観とけや
895この子の名無しのお祝いに:04/11/15 20:30:00 ID:v7iZjVlT
>888へのレスは「お、うまいネ!」でしょ。
896この子の名無しのお祝いに:04/11/15 20:56:02 ID:hISlWne/
>>892
 山 中 貞 雄 に も あ や ま れ
897この子の名無しのお祝いに:04/11/15 21:06:29 ID:YTyxN3d+
>>888 それを最初に言われたのは、幕末の儒者成島柳北。
898この子の名無しのお祝いに:04/11/17 01:56:00 ID:jkjvUmdW
野武士の棲家の場所が割れた時に奇襲を提案するのが、
(武芸者として腕がダントツの)久蔵と(余り強くなさそうな)平八だというのが興味深い

平八という武士、自分の腕の限界をよく知っていて
敵と味方の勢力の比較とか
戦場でのサバイバルや、(どんな手段を使ってでも)勝つ方法に
かなり長けた(ある意味)歴戦のつわものといった感じがした

「人は切り出すと、きりが無いでな、その前に逃げることにしておる」
喧嘩慣れした人なら判るだろうが
「逃げる」ってのは、実は喧嘩の基本だし
ガチの喧嘩で逃げ切るというのは実際かなり難しいんだよな
899この子の名無しのお祝いに:04/11/17 03:55:01 ID:ipHoueVx
俺喧嘩は小学校以来したことないからよく分かんないけど、
喧嘩慣れした人は強いから、逃げる必要ないんじゃ?
それとも喧嘩でも多対一の状況での話なの?
柳生十兵衛のように、多勢の場合一旦逃げてばらけて追ってきた敵を1人ずつ切り殺すみたいな。
それこそよっぽど体力なけりゃ無理だろうけど
900この子の名無しのお祝いに:04/11/17 15:49:09 ID:Q4JnW42m
一乗松の決闘での宮本武蔵もだな
901この子の名無しのお祝いに:04/11/17 21:53:49 ID:yPkMxhk6
>>898>>900
喧嘩はルールある試合じゃないから、平八の提案した奇襲は良いね。
勝負は不意打ちが基本だ。相手と対峙しなくちゃいけないって時は、
相手の弱点、キンタマとか目とかを躊躇なく先制攻撃する。武蔵が
一乗松でまず最初に不意打ちをかけて、幼少の頭領を切ったのは大
正解。相手方の動揺を誘い勝ちに結びつけた。なにより自分より弱
いヤシとやること。そう、卑怯者こそが勝者になるんだ。宮本武蔵
とか空手の某大山先生なんか最高の勝負師。決して正々堂々とやっ
てはいけない。と思う。
902この子の名無しのお祝いに:04/11/17 22:22:33 ID:BiQqRX1v
武蔵も十兵衛も大山倍達も決闘や喧嘩の勝敗に至る経過は書き手の創作だよ
903この子の名無しのお祝いに:04/11/17 23:14:59 ID:xqK54l8m
>>902
作り事を鵜呑みに信じてる程度の読解力の椰子に何を言っても無駄だよ。
現代の刑法/民法ではトータル的に「先手必負」なのがわかってない。
904この子の名無しのお祝いに:04/11/17 23:33:08 ID:r2Z49pvm
柳生十兵衛は作り話でも後の後だろ
「見切り」を極めた侍なので不意打ちとかは無縁
905901:04/11/18 00:29:15 ID:ypkjscLa
>>902>>903
書き込みってのは難しいね。そのまま表面的な読み方しか出来ない人
もいるから。作り話とか現代の刑法/民法では「先手必負」なんて誰
でも知ってるんじゃないの?空疎で無意味な喧嘩の話しを本気でする
訳ないだろ。リスクの多い現代で究極のピンチに立たされたって想定
で読んでちょ。例えばチンピラに絡まれて命が危ない時とか。
>>898さんも言われてるが、ホントは逃げるが一番なんだが。
906898:04/11/18 00:48:44 ID:qhT61YaC
武蔵や大山総裁の逸話の真偽はともかく

自分の腕の限界をよく知ってる人は、彼我の戦力差をきちんと読めて
「勝てない喧嘩はしない」→「勝たなきゃいけない場合は手段を選ばない」

ということを言いたかったんですが

で、映画の場合、平八たちに「逃げる」という選択肢は無いわけで

喧嘩慣れとやたら喧嘩したがるDQNというのは実は天地ほどの差がありまして
場数を踏んだ人ほど、逃げ方もうまい
無益と思ったら、殴り合いにならないようはからうもんです
907この子の名無しのお祝いに:04/11/18 00:54:08 ID:TGyGscS3
喧嘩と兵法をごっちゃにするから誤解を受ける
908この子の名無しのお祝いに:04/11/18 10:00:29 ID:ySIeF8O8
あの七人の侍って何時ぐらいの時代設定なんだろう。
鉄砲あるところをみると、1540年以降であることは
間違いなさそうだ。
また野武士風情がそんなもんを持ってることから
判断してさらにそれより時代が下りそう。

あと浪人者があれだけ町を往来しているところから
判断して、大阪の陣前後ぐらいと思うが
みんなの意見も聞かせてくれ。
909やるべす:04/11/18 11:57:07 ID:dynBBGR3
>>908
>あの七人の侍って何時ぐらいの時代設定なんだろう。

近年出版された本には天正年間(1573〜1592年)と書かれているが、じつははっきりと時代を特定できますよ。
菊千代が系図を盗んだことを勘兵衛に見抜かれるシーン。勘兵衛のセリフです。
『天正二年○月○日生まれ、、、あっはっは、よいか、この菊千代というのががおまえとすれば、おまえは当年とって13才、、、』
ね?単純計算すればおのずと西暦何年のことかわかります。
 秀吉の刀狩りのころではなかったかな?
 計算して、だれか正確なところ出して。
910この子の名無しのお祝いに:04/11/18 12:54:47 ID:o7UNtISD
1586年?
911この子の名無しのお祝いに:04/11/18 13:11:37 ID:agbbq2AU
>>910
そうでござる!
912908:04/11/18 17:40:02 ID:ySIeF8O8
>>909
おお!!
ありがとうです。
今ちょっと1586年調べてみたら、秀吉の九州征伐の
頃ですね。
913この子の名無しのお祝いに:04/11/18 21:52:26 ID:2x/D6HTc
>>911
それ三船のアドリブらしいね
隣の侍も思わず吹いてた
914この子の名無しのお祝いに:04/11/18 22:43:09 ID:omTOyGw8
アドリブだったのかw
915この子の名無しのお祝いに:04/11/19 00:46:34 ID:Na2/cyos
アドリブといえば菊千代が落馬して、馬を追いかけていくシーンで
村人がそれを見て大笑いしてるんだけど、その中に畦から滑り落ちる人がいて
慌てて隣の人が助けてるんだけど、これも現場のアクシデントをうまく本編に
取り入れたのでしょうか?
916この子の名無しのお祝いに:04/11/19 03:42:11 ID:96XwarMf
>>911
正確には脚本「そうだ」を「そうでござる」と言ったらしいな
917この子の名無しのお祝いに:04/11/20 12:14:20 ID:UM7Ne5pi
「左様でござる」じゃなかった?
918この子の名無しのお祝いに:04/11/20 13:58:29 ID:byLbQy/k
脚本では
「そ、そうだッ……ふん……馬鹿にしやがって……」
本番では
「左様でござるッ!」
ですね
919この子の名無しのお祝いに:04/11/21 22:50:42 ID:mn/xwZGA
「この菊千代と申す者がお主だというのだな?」
「左様でござる」 (不正確スマソ)
そのあと、いきなり勘兵衛が<うあっはっはっは>と哄笑するんだけど
あの笑い出し、めっちゃ難しかったろうなぁ・・といつも思う。

920この子の名無しのお祝いに:04/11/22 04:11:30 ID:aDVNkx0h
「左様でござる」の台詞は
英語字幕では"yes sir!"になってた。
921この子の名無しのお祝いに:04/11/22 23:18:27 ID:Yr6gREcx
>>920
「かたじけない」が “サンキュー” だった時も泣けた。
922この子の名無しのお祝いに:04/11/23 05:31:44 ID:uGXOEDhH
でも“yes sir”は兵士(戦士→侍)っぽいし堅苦しい感じがするから
「左様でござる」の訳としては悪くないんじゃない?
923この子の名無しのお祝いに:04/11/24 20:09:29 ID:blZVFMN+
「やるべし」は英語訳だと何と言ってるのでしょうか?
924この子の名無しのお祝いに:04/11/24 20:17:32 ID:uYIu2mlf
be fight!
925この子の名無しのお祝いに:04/11/24 21:12:40 ID:GK52ZfYp
"we'll fight!" でなかった?
926この子の名無しのお祝いに:04/11/24 22:19:18 ID:uYIu2mlf
いくつかバージョンがあるんだろ。おそらく
927この子の名無しのお祝いに:04/11/24 22:28:16 ID:I2EXVhAH
「首が飛ぶってぇのに、髭の心配してる奴があるかい」ってのは?
・・・も、いっか。
928この子の名無しのお祝いに:04/11/24 22:31:08 ID:blZVFMN+
>>924、925
ありがとうございます。やはり意気込みのある
翻訳なんですね。 Let's〜とか考えた私はバカでした。
929この子の名無しのお祝いに:04/11/24 23:18:06 ID:C83rxxlq
Gorobei: You're Good.
Heihachi: Yeah, yeah. But I'm better at killing enemies.
Gorobei: Killed many?
Heihachi: Well - It's impossible to kill 'em all, so I usually run away.
Gorobei: A splendid principle!
Heihachi: Thank you.

Heihachi Hayashida: I'm Heinachi Hayashida, a fencer of the Wood Cut School.
930この子の名無しのお祝いに:04/11/25 12:11:02 ID:Owvf7aCa
逆に考えると
洋画の日本語訳も、ガイジンから見れば
細かいニュアンスなんて全然伝わってないんだろうなぁ
931この子の名無しのお祝いに:04/11/25 12:41:05 ID:4SNM+REX
それだけ「似非洋画マニア」が多いってことです
932この子の名無しのお祝いに:04/11/25 13:19:27 ID:jkiIn1Xc
>それだけ「似非洋画マニア」が多いってことです
   ↑
この文章英語と仏語で書いてみて。ID:4SNM+REX
933この子の名無しのお祝いに:04/11/25 13:32:22 ID:79ua5oa+
字幕厨は似非ファン
934この子の名無しのお祝いに:04/11/25 14:41:55 ID:k2sHIMSh
A "likeness non-oil-painting maniac" is with many ってこ so much.
935この子の名無しのお祝いに:04/11/25 18:17:59 ID:MQlYF9lL
>洋画の日本語訳も、ガイジンから見れば
細かいニュアンスなんて全然伝わってないんだろうなぁ

ニュアンスどころか、完全に省略されてる部分も多い。
936   :04/11/25 18:41:05 ID:o69dF0JC
>>935
それは洋画→日本語字幕も同じでしょ。
937この子の名無しのお祝いに:04/11/25 19:31:56 ID:vfo1Efeb
でもやっぱ熱心な人は日本語勉強するね。
ジョンゾーンとかジャンジャックバーネルみたいに。
938この子の名無しのお祝いに:04/11/25 23:42:26 ID:4gRJ1Wo+
戸田何某は英語の解る人だとケチョンケチョン
にされてるね。英語の解らない自分には何がどう
悪いのか劇場では全く理解出来ない訳だが・・・
939この子の名無しのお祝いに:04/11/26 05:22:54 ID:DGw4m/ur
偽物なら早々に退場してもらいたいもんだな。
940この子の名無しのお祝いに:04/11/26 09:29:46 ID:JbBzsmaA
>>938
「意訳」という方法を知らない馬鹿が多いからな
941   :04/11/26 10:28:12 ID:p1JMD68d
>>940
まう、意訳のし過ぎで映画で描きたかった本質を
崩したって事もあっただろ。(→「フルメタルジャケット」)

決めつけはよくないよ。
942この子の名無しのお祝いに:04/11/26 13:47:58 ID:ylkbRYA4
七人は初期の輸入V所有。ジェナス コーポレーションとかや。
勿論強制英字幕。
何度も観てるうちに英字幕暗記しちゃった。
これが案外日常会話に便利なのよ。

外国人と下手な英語で会話中、字幕フレーズ案外使えて便利。
943この子の名無しのお祝いに:04/11/26 14:40:42 ID:/A5DPmS2
─- 、::::;;;;;;;;;`゙゙''‐ 、    __,,,,......,,,,_/:::::::::/: !|   Please!No jokes.
  . : : : : : : `゙'ヽ、:::゙ヾ´::::::::::::::::::::::`゙゙゙'''‐'、. l|
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       l;、-'゙:   ,/      ゞ=‐'"~゙゙') ./. \    /  '''"/::::;:::;r-''‐ヽ
     ,、‐゙ ヽ:::::..,.r'゙         ,,. ,r/ ./    ヽ.   ,'     '、ノ''"   ノ
944この子の名無しのお祝いに:04/11/27 17:00:35 ID:vcKDiOAC
>「意訳」という方法を知らない馬鹿が多いからな

レクイエムをデスマスクと訳し
ハ長調をC長調と訳すのは戸田ぐらいだろ。
945この子の名無しのお祝いに:04/11/27 19:16:10 ID:e0heiPWB
>>994は他人の一度の失敗に延々と執着し続ける粘着
自分の人生は汚点だらけのくせに
946この子の名無しのお祝いに:04/11/27 20:14:10 ID:IiM/qLG/
>>945
予言か?
947この子の名無しのお祝いに:04/11/27 20:19:23 ID:o7m5C1k/
>994の中の人も大変だな
948この子の名無しのお祝いに:04/11/27 20:35:16 ID:gm8uWbaA
>>945
戸田さん本人降臨
949この子の名無しのお祝いに:04/11/27 22:16:24 ID:BAludC30
戸田某の誤訳は英語力より基本的教養の欠如が原因かな?
映画ばかり見てて他のことをあまり勉強しなかったせいだったりしてw
950やるべす:04/11/28 12:14:15 ID:5Y5ZCBdF
 いちおう勘兵衛が主人公みたいに思えるけど、このお話は脚本の解釈しだいでだれでも主役になりそうです。
たとえば、最初から最後まで出てる利吉を主役にしたり(実際のところ、この役こそ主人公では?)、侍見習いの勝四郎から見た目の話だったり、侍と百姓の中間にいる菊千代から見た話だったり、、、リメイクで「久蔵/番外編」というのも面白そうです。
 

951この子の名無しのお祝いに:04/11/28 12:19:34 ID:Xmqy2d8k
7人の歩んできた人生を七人の侍外伝という形で映画化しても面白そう
952この子の名無しのお祝いに:04/11/28 21:31:36 ID:LVHgjAum
どうして百姓たちは野武士が40騎だと分かったの?
953この子の名無しのお祝いに:04/11/28 21:38:30 ID:BH8Pt89f
>>952

数は、物見を生け捕りにしてわかったんじゃなかったっけ。
954この子の名無しのお祝いに:04/11/28 22:09:48 ID:LVHgjAum
>>953
町に出て行った百姓たちがカンベイに、
村に来てくれないかと話している時に
既に40騎という言葉がでてきますが…。
前からこれが不思議でしかたなかった。
955この子の名無しのお祝いに:04/11/28 22:17:47 ID:4drrYDVF
>>954
前に来たときに数えたんじゃないか。
956この子の名無しのお祝いに:04/11/29 00:13:22 ID:ocKiJlpI
通行人エキストラレベルの仲代達矢を除いて、
ご存命な方は?土屋嘉男、多々良純、千石規子、
まだいますか?津島恵子、島崎雪子は?
957この子の名無しのお祝いに:04/11/29 02:10:57 ID:oSuDTVNs
みな、我々の胸の中に生きています
958この子の名無しのお祝いに:04/11/29 13:44:29 ID:Y+noN7j1
三船、「百姓はどうすりゃイイんだー!?」の後、村の真ん中で
鎧姿で泣いてると 子供達がワーッと寄って来る。
三船の「来るな!」のジェスチャーに子供達退く。

子供達退く・・・ここ芝居じゃ無い感触。
ワザと前もって教えないで本当に驚かせているように思うが。
記憶不確かだが
「あれ?どうすりゃイイの?」って感じでスタッフの方見てる子も
いたような・・・俺の妄想か?
959この子の名無しのお祝いに:04/11/29 15:00:51 ID:0j7dXddH
>956桃子じゃないよね、消息ヲタの。
960この子の名無しのお祝いに:04/11/29 22:45:05 ID:E8p3PG26
>>958
そりゃ気付かんかった、今度確認してみよ。
むむー、しかしまだまだ新発見があるなぁ…
961この子の名無しのお祝いに:04/11/30 01:54:49 ID:YjRUyj9w
>>958
キアロスタミの手法だな
黒澤ならやるだろうね
962この子の名無しのお祝いに:04/12/01 01:12:27 ID:Zh6jRR6D
三船「この中に姉ちゃんの居る奴いねぇか?」のシーンでも
前の方に居る一人、「おい、ねえちゃんいねぇか」と三船に言われながら
なんとも言えない、照れくさがった子供らしい笑い方で笑う子、いますね。
これもとても演出とは思えない。
963この子の名無しのお祝いに:04/12/02 16:47:24 ID:e68pnuvS
この映画、DVD借りて見ようか迷ってるんですけど、
ラストラムライが50だとすると何点くらいですか?(100点満点)
964この子の名無しのお祝いに:04/12/02 16:54:47 ID:B6H29RTb
>>963
観ないでいい 今すぐ死になさい
965この子の名無しのお祝いに:04/12/02 18:11:19 ID:7AvnWaHq
マジレスするが、見ないで死ぬ人がいるかと思うと可哀想でならない。
いますぐ見れ。






ちなみに「ラスト“ラムライ”」とは比べようがない。
966この子の名無しのお祝いに:04/12/02 19:06:06 ID:jHQITGcy
井上ひさし曰く

「もう30回は観た。あと20回観てから死にたい」だそうです。
967この子の名無しのお祝いに:04/12/02 21:05:51 ID:kj4fvaJ7
ラストラムライってのはライムライトの完結編ですか?
968この子の名無しのお祝いに:04/12/02 22:11:05 ID:jOKsd9k6
>>966
年寄りのくせに30回とは少ないな
969この子の名無しのお祝いに:04/12/02 22:36:31 ID:/6DGkmFD
>>968
15年前の発言だよ。
970この子の名無しのお祝いに:04/12/02 23:05:24 ID:17+oi1a/
>>966
ビデオが出たから300回は見てるな
見て昂奮して女房殴ってはまた見たのかもしれん
971この子の名無しのお祝いに:04/12/02 23:09:30 ID:jHQITGcy
でもな、七人の侍は、ビデオで見ては魅力半減だと思うぞ。
大勢でスクリーンを食い入るように見てこその映画じゃないか。

ということで、久々に映画館で観てみたいな。リバイバルやらねーべか。
972この子の名無しのお祝いに:04/12/02 23:29:26 ID:LUE7h2Wr
ビデオじゃ駄目だな。
DVDでホーム・シアターすればまだまし。
973この子の名無しのお祝いに:04/12/02 23:56:09 ID:cLWbpCqO
>>969
そろそろ、死んでも後悔しないほど見るころだろうか。
ビデオさらにDVDのおかげでこの映画何回見たか数え切れない。
しかし、実際数えたら大したことないかも知れない。
974やるべす:04/12/03 00:00:58 ID:6o2jOhhc
昔、劇場で観た時、ワイドスクリーンの4chステレオサウンドのものがあったけど、、、
 あれって、上下を切ってトリミングしたものだったのだろうな?いや、そうとしか考えられん。
が、違和感はなかった。うまくやってたんだなぁ。
4chで観れたのは面白かった。三人の「物見」が村にやってくるのを勘兵衛たちが見てるシーンの時。
三船(菊千代)の声『お〜い』が後ろ(劇場の入り口)のほうから聞こえてきたのには驚いた。
 うっかり、振り返ってしまった。いや、振り返ったように記憶してるだけです。
975この子の名無しのお祝いに
万蔵が爺様に「爺様、おらぁ、心配でなぁ・・・」と語るシーンで
たしか「心配」のところを「しんぱい」と発音していた。
あそこは「しんぺぇ」とするべきではなかったかと思います。