1972.02.09 花弁のしずく 日活
1972.05.17 牝猫たちの夜 日活
1972.07.19 夜汽車の女 日活
1972.09.06 好色家族 狐と狸 日活
1972.11.08 官能教室 愛のテクニック 日活
1973.01.24 昼下りの情事 変身 日活
1973.04.14 (秘)女郎責め地獄 日活
1973.07.14 真夜中の妖精 日活
1973.08.25 女教師 私生活 日活
1974.09.11 (秘)色情めす市場 日活
1975.02.08 実録阿部定 日活
1975.10.14 神戸国際ギャング 東映京都
1976.06.12 江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者 日活
1976.10.01 安藤昇のわが逃亡とSEXの記録 東映東京
1977.02.23 発禁本「美人乱舞」より 責める! 日活
1977.10.29 女教師 日活
1978.07.08 人妻集団暴行致死事件 日活
1978.11.03 ピンクサロン 好色五人女 にっかつ
1979.07.07 天使のはらわた 名美 にっかつ
1979.12.22 愛欲の標的 にっかつ
1980.10.04 ハードスキャンダル 性の漂流者 にっかつ
1981.05.15 もっと激しくもっとつよく にっかつ
1983.01.15 丑三つの村 松竹映像=富士映画
1986.04.26 蕾の眺め 映像プロデュース
1988.09.23 妖女伝説’88
4 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/04(水) 23:27:27 ID:kcGPLehu
「人妻集団暴行致死事件」の室田日出男が凄かったンだよ。
にしても前に今昌追悼で黒背景にしたらどたばたと何人も映画人が亡くなったが、
丹波の御大追悼中にも訃報が続くのだろうか……
報道によると「急性動脈瘤乖離」とあるので急逝ですね。何の前兆もなかったはず。強いて言えば
飲酒・喫煙や長年の過労が原因とはいえる。
>>5のゲンダイの記事によると、
>田中監督、テレビドラマを撮っているだけでは満足できない気持ちがあるのではないか?
>「企画はいくつもあります。ただ、これまで何度も私の企画を奪われてつらい思いをしてるだけに、
>正式に決まるまでは絶対に口外できません。あと、だからって私を殺すのはやめて、
>『あの人は今もこうしている』と書いて下さい。くれぐれも頼みましたよ、ハハハ」
自分も具体的な企画が上がっても流れた話は聞いたことがあります。「妖女伝説’88 」
の頃も余りにロッポニカが不振なので自分でビラ播きまでしていたそうですね。
本当はもっとメジャーな場所で撮れる力のある人でしたが・・・合掌。
8 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/05(木) 00:16:58 ID:uLRbB2Ir
マジで!?
結構若いじゃん!
自殺かと思ったが、そうじゃないんだな
俳優仲間の古尾谷雅人も自殺したから
(たしか葬儀委員長は田中監督では?)
後追い!?、と驚いてしまった
>>8 >>5のゲンダイの記事が出たのがつい先月のことだし、今年も特集上映のゲストで
「現場の勘を失わないように今でも2時間ドラマを撮っています」「まだまだ撮りたいものはありますよ」
と言っていたらしいので、自殺なんかする理由が無い。
古尾谷さんの葬儀で弔辞を読んだのは田中さん。古尾谷さんは田中さんがスターにした俳優だった。
昨年の「年下のひと」という2ドラに、「女教師」の山田吾一や「天使のはらわた 名美」の地井武男が出
てきたあたり、まるで田中映画の同窓会のように見えたが・・・。
火サスも終わり、「弁護士朝日岳之助」「刑事鬼貫八郎」のシリーズも中断し
たので、もう現場に立つ機会も無さそうだとは思ってましたが。余りに急ですね。
恐らくは芸能ニュースでもとくに放送しないでしょうが、通夜と葬儀には色んな俳優さんがみえられるでしょうね。
10 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/05(木) 00:52:28 ID:HFd3TVhV
『発禁本「美人乱舞」より 責める!』
つい先月DVDで発売されたこの映画が氏の最高傑作
あの面白い話し方(話の内容も面白いが)がもう観られないと思うと悲しい・・・
ちょっと驚いた。
突然だったことと、自分が思っていたより高齢だったことが。
(若い頃のロマンポルノのイメージが強いので、若く感じてしまう)
最近映画では活躍する場がなくて残念でした。南無
>>2 70年代の作品群はもう圧巻ですね。
1972.09.06 好色家族 狐と狸 日活
1972.11.08 官能教室 愛のテクニック 日活
1973.07.14 真夜中の妖精 日活
このあたりの埋もれ気味の作品を見る機会は今後あるのだろうか?
>>14 「官能教室 愛のテクニック」はソフト化されていますよ。
17 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/05(木) 20:28:11 ID:yqcqfS97
初期は「日本のロジェ・バディム」と呼ばれたんだよね。
デビュー作から三作目までは連続できっちり見てるんだけど、
>>14の三本は見逃している。
残念。
「花弁のしずく」の、天井に向かって落ちていく花びらは衝撃的だった。
「牝猫たちの夜」は、「書を捨てよ町へ出よう」「天使の恍惚」と並ぶ‘新宿映画’の傑作だと思う。
「実録・阿部定」までがピークだろうね。
「神戸国際ギャング」以降、路線転換したり、パワー・ダウンしたのは、
同作品撮影の際の京都撮影所でのイザコザがトラウマになってしまったからじゃないかと密かに思っているんだが・・。
「妖女伝説」は、あまり話題にされることがないが、
「(秘)女郎責め地獄 」のリメイクのつもりで撮っているんじゃないかという気がした。
>>17 03年に撮った「産婦人科医・南雲綾子 産む女、産まない女」などは、2ドラとしての
視聴率はともかく作品としては全然面白くない。にも関わらず、ラストの朝の新宿の場
面だけはまるで「牝猫たちの夜」のように瑞々しくハッとさせられた。
>同作品撮影の際の京都撮影所でのイザコザがトラウマになってしまったからじゃないかと密かに思っているんだが・・。
その後も力作を何本も生んでいるので、それは関係ないと思います。80年代に入り、
にっかつに余裕が無くなってほとんど劇場用映画を撮れなくなりましたからね。異色作「丑三つの村」
の興行的失敗のせいかメジャーでも撮れませんでした。
今村昌平や丹波哲郎の報道で分かってはいたけど、
マスコミでの扱いの低さに唖然としてしまう。
芸能人の追悼記事を新聞記者が書けなくなっていると
小林信彦が常々言っていたことだけど、
実際に見てきた人が死ぬ時にそれを実感するというはちょっと悲しい。
映画コンクールをしていた毎日は、追悼のコラムを載せてほしい。
>>19 >今村昌平や丹波哲郎の報道で分かってはいたけど、
>マスコミでの扱いの低さに唖然としてしまう。
今平は「楢山節考」丹波は「Gメン」「大霊界」でいいんじゃないの? 所詮は
商業媒体は世間のパブリックイメージに合わせたものしか出せない。
今さら期待して嘆いてみせても仕方が無いですよ。残念ながら、田中さんの扱いもまあこの程度でしょう。
>芸能人の追悼記事を新聞記者が書けなくなっていると
記者なんか業界の周囲をグルグル回っているだけでその「芸」の中身までは観ていない
し観る暇もない。あんな連中の大半は芸能レポーターと同じなのでこれも今さらハラを立てたって仕方が無い。
ブログなどで知っている人だけが心尽くしに偲べばそれでいいと思います。
一般紙はほとんど映画のことなんか記事にしないんだから、
芸能レポーターの方が映画に詳しいこと多いんじゃないでしょうか。
田中さんが監督になる頃は、もう映画会社番の記者もいなくなっていたと思うし。
あと代表作はほとんどロマンポルノだから、
どうしても一般紙では扱いが低くなるね。低く見ていると言うよりも、
「(秘)色情めす市場」のすばらしさを語るような読者層じゃない。
ATGや角川でも撮ってないのはどうしてかなあ。
ちょっとこだわりの強い人だったから、企画も結構流れちゃったんだろうな。
これ張っとく。
田中登監督ロング・インタビュー
「優美なる死骸遊び」に魅せられた作家
プログラム・ピクチャーの遺産
http://www.cmn.hs.h.kyoto-u.ac.jp/NO1/IVIEW/TANAKA0.HTM
妖女伝説’88 は当時『ファミコン通信』で知った
24 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/06(金) 22:02:19 ID:+bYPEMU4
test
25 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/06(金) 22:21:40 ID:2h81MHuf
日活関係者とはほとんど交流を絶っていたらしいね。
普通は「組付き」(舛田組、鈴木組、斎藤組とかの流れ)の交流があるけど、
それもなかったみたいで、個人的に何人か付き合いがあるだけだったみたい。
テレビをこつこつ撮りつつ、いつか映画をという思いだったんだろう。
映画を撮らせてあげたかったね。
>>21 >芸能レポーターの方が映画に詳しいこと多いんじゃないでしょうか。
芸能レポーターで自分の目で映画を観ているのは福岡翼ぐらいじゃないですかね?
>田中さんが監督になる頃は、もう映画会社番の記者もいなくなっていたと思うし。
文化部(学芸部)の映画担当記者はいまだにいますけど、昔の良くも悪くも現場の
人とズブズブだった頃に比べると小粒だと思いますよ。タブロイド紙の古参の人にそ
ういう良くも悪くも昔気質の人がいるぐらいじゃないですか?
メジャーの撮影所と本社に象徴される「映画界」というものが無くなりましたからね。
残念ですが、一般紙に田中さんの訃報や追悼記事が大きく載らないことは色んな意味で仕方がないと思います。
>>21 映画記者といえば、某紙の古参映画記者(現在は退職)が田中さんについて某書で
大嘘を書いて、田中さんが怒りまくっていたと聞いたことを思い出した。
>>25 >日活関係者とはほとんど交流を絶っていたらしいね。
それは初めて聞きました。何故でしょうね? 田中さんは大真面目に照れのない芸術志向の人だったので、
映画の内容としても普段の人格的にも他の方とは少し異質だったのかもしれません。
>テレビをこつこつ撮りつつ、いつか映画をという思いだったんだろう。
他の監督たちの多くがTVも撮れなくなるなかで、晩年まであれだけTVの仕事をもらえたという
ことは、局・制作会社のPや主演俳優には嫌われてはいなかったのでしょうね。これもお人柄なのでしょうか?
田中さんの演出と構成は基本的には楷書で、構図や色彩もカッチリしている方なので、
TVのサスペンスものの起承転結を生真面目にこなすには案外に合っていたのかもしれません。
耽美を優先させていたのは「女教師 私生活」(73)までで、後は脚本にせよ
演出にせよ誤魔化し抜きで生硬に骨太に撮り上げていましたよね。
28 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/06(金) 23:44:20 ID:/BN8o4Fo
当人のインタビューなどを読んでも、日活仲間の話題はほとんど出てこない。
他の監督の言葉でも、田中の名前が出てくるのは読んだことがない。
いどあきおとは名コンビだったけど、彼は早逝してしまった。
他に相性の良かった人としては古尾谷雅人くらいかな。
かなり孤立していた人、という印象があるな。
こだわりの多い人だから、プチ衝突することも多かっただろうね。
>日活関係者とはほとんど交流を絶っていたらしいね。
小原宏裕は死んじゃったし、同期入社の小沼勝監督とか結城プロデューサーとか
交流はあったでしょう
現在の日活にはほとんど昔の人が残っていないだけじゃないの?
葬儀に行った人、レポートしてくれろ
31 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/07(土) 22:24:10 ID:Gd1TKwa/
>>30 > 同期入社の小沼勝監督とか結城プロデューサーとか交流はあったでしょう
結城プロデューサーはラピュタでの『(秘)色情めす市場』後のトークショー
(監督本人の希望で映画を観た後のお客さんと話がしたいので上映後に、
ってなったらしい)に田中監督といっしょに参加していました。普段から交流が
あるようにはあんまり思えなかったけど、仲悪いようにも(当日いきなり現れた
らしい)思えませんでした。
>>31 サイト側が間違った箇所にリンク貼っているみたい。
http://www.nikkatsu-romanporno.com/roman/top.html の一番右下にある「田中登監督DVD発売記念企画」の右下にある矢印を
クリックすると「その2」を読めます。
34 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/08(日) 14:02:47 ID:mTLaMerB
田中登のスレがないなと思ってたら懐かし板だったんだな・・・
レスも少ない、これにもショック
35 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/09(月) 16:07:27 ID:219Vl2AE
今年、新文芸座でサインもらったよ
めす市場は傑作でした
黒木和雄からも新文芸坐でサインもらったんだよなぁ
ついでに鈴木清順からももらったんだよなぁ…
>>36 清順はすでに見た感じもあれだし(ry
いや、長生きしてまだ撮って欲しいが。
清順はああ見えて、
撮影に入るとほとんど寝ないんでしょ。
次の日の撮影のこと考えて。
だから体はかなり強いはずだけど、
田中さんの死因である「急性動脈瘤乖離」みたいなのは
無理すると起きやすいからねえ。
体のこと考えると、もう映画は引退した方がいいのかもね。
田中さんもTVドラマの枠内で無理して撮影したのが
体を壊すきっかけになったような気がする。
39 :
むすこ:2006/11/16(木) 03:26:08 ID:WiPCAFso
田中登最後の言葉 理屈は映らない です
40 :
むすこ:2006/11/16(木) 03:33:48 ID:WiPCAFso
本人がセリフ付で映画に出ています 探してみてください
41 :
むすこ:2006/11/18(土) 10:17:44 ID:WrTfAdfq
未確認 来年の3月に阿佐ヶ谷ラピタにて1ヶ月16本追悼上映の可能性あり
今日 納骨です しくしく
この人は映画はうまかったけど、生き方が不器用だったねえ。
43 :
この子の名無しのお祝いに:2006/11/18(土) 23:57:14 ID:DbtjQPsh
44 :
むすこ:2006/11/25(土) 17:08:43 ID:k/pi+8s2
むすこです 27日朝日新聞惜別に出る予定です
>>38 本編はともかく、TVの人で日本人の平均寿命(今は男女共で81・9歳ぐらい)
まで生きた人は余りいないんじゃないの? ベテランのTVマンでもそこまで生きた人はそんなにい
ないのでは? 久世光彦も70歳ぐらいだったですね。
映画監督は割と長寿な人がいるけど、田中さんも平均寿命を越えられなかったね。
>>44 実は最近も新しいTVドラマの企画書だか台本だかが届いていて、まだ仕事は
あったという話もちらっと聞きましたが、これは事実でしょうか?
>>42 同年齢の曾根さんは行方不明だし(都市伝説的に様々な噂だけが流れてくるが)、小沼さん
も今は何をしているのか分からない(再現ドラマだか何か撮っているのは聞いたことがあるが)
日活の人だと小澤啓一は最近まで「修羅のみち」を撮っていた。斎藤光正・
長谷部安春・村川透はたまに2ドラ等で名前を見る。江崎実生も最近、昼ドラをやっていた。
千野皓司は「血の絆」を撮ったがいまだに日本国内で公開の目処が立たず。
長谷部さんの友人である中山節夫(この人も日活出身)はたまに教育映画や文化映画をまだ撮ってますね。
日活のスチールカメラマンだった斎藤耕一など、どこかの団体のスポンサードみたいな映画ばかり撮ってますが。
日活の存命の人でまだ現場の仕事があるのはこうした方々ぐらいでしょうか? 田中さんが
特別に生き方が下手とは思わない。残念ながら映画監督は旬が過ぎると仕事は減っていく。後ろから新人も出てくるし。
ここ数年、物故される監督が何人もいたが、まがりなりにも晩年まで劇場用映画が撮れた
人たちは本当に幸せだったと思う。石井輝男のように完全な自主映画と化してもまだ撮るとか。
47 :
この子の名無しのお祝いに:2006/11/25(土) 23:10:58 ID:ziugD1oo
>>46 たしか日活がロマンポルノに転向して
長谷部さんが抜けるとか言ってたのを
田中登さんが喧嘩してでも連れ戻したんじゃなかったっけ?
(インタビューで語ってたような)
当時、田中さんが日活若手監督のリーダー的存在だったんだよな
長谷部安春はポルノ路線前に既にデビューして
「みな殺しの拳銃」とか、評論家の評価も高い作品残してたから
抵抗あったのかも・・・
そうはいいながら、
ポルノ路線では「犯す!」「襲う!!」「暴る!」
といったハード路線を撮ってるのは、プロ根性というか・・・wwww
>>47 田中さんが長谷部さんを説得した話は初耳ですが、ただ長谷部さんは日活の
内外でTV映画の仕事があったのでそっちをやればいいやってことだったのでは?
梶芽衣子に頼まれて「女囚さそり 701号怨み節」(73)も撮ってますね。
日活所属の人が外で仕事をする際は、ギャラの何%かを会社に入れる条件ようなだった
と聞いたことがあります(会社が監督や技師を派遣するような形態か)
長谷部さんの場合、TV映画の合間に劇場用映画としてのロマンポルノを撮
ることが監督生活上のいいアクセントになっていたと思います。
49 :
この子の名無しのお祝いに:2006/11/26(日) 01:56:44 ID:EN6arTQz
>>46 「修羅がゆく」で小澤が撮ったのは秀作だったよ。
アングルの切り方のセンス、編集のリズムの軽快さが、日活時代からまったく衰えていなかった。
息子さんには悪いが、田中登監督には、小澤啓一のようにOVも手掛けるようなフットワークの軽さを持っていて欲しかった。
一時期流行したB級アイドル主演のエロOVなどの枠の中で、やりたいことをやることも可能だったと思うんだが。
ゴジのように慎重になり過ぎたんだろうか。
ところで、息子さんはお幾つなんだろう。
関係ないが、自分の父は澤田幸弘監督と高校時代に同級生だった。
>>47 当時田中さんは年長で助手会の幹事だったから、
必然的に助手を引き留める役割になったとのこと。
>>49 小澤さんがなぜアクションもののOV(といっても一応は劇場公開してますが)
を撮ったかは不明ですが、ただし、90年代に東映ビデオやにっかつビデオから出ていたような
フィルム撮りでドラマ志向のエロOVはそんなに売れていなかったと思います。
ベテランや新人・中堅に撮らせたり頑張ってましたが。
あれはアクションものに比べてお金が掛からないし、予算の割に本数が出るということ
で作られていたようです。それでも作品によってはセットを組んだり妙に頑張ってましたけどね。
XXエックスシリーズのようなアクション+エロもありましたけど。
エロOVなどは結局、AVのような過激なものは見たくないが、でもソフトエロが見たいという人にしか需要が無いんですよ。
いまどき、そんなものが見たい人がどれだけいるかという話ですね。ケイエスエス(ピンクパイナップル)あ
たりが出していたような粗製乱造のビデオ撮り作品も多かったですねえ。
OVはちょっと当たったジャンルにすぐ飛びついてみんなで出涸らしにしてしまいます。
>>50 つか、田中登(1937年生まれ)よりも長谷部安春(1932年生まれ)の方が全然年長なんですが。
53 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/11(木) 06:05:15 ID:vw8tH+rv
これマジ?
ttp://8135.teacup.com/kmkr_01/bbs >メモ 投稿者:カミコロ 投稿日: 1月 1日(月)21時12分2秒
>「復讐するは我にあり」テレビ東京でリメイク。
>田中登監督が、最期まで準備に取り組んでいた作品。
誰が依頼したのか不明だが、まさに田中さんにピッタリの企画じゃないですか。
TVの場合は監督は基本的に外から来たものをやるだけなので、自分に似合わない題材で
撮らざるを得ないことの方が圧倒的であることを考えれば、こんなにいい企画は
滅多になかったと思う。田中さんが撮っていればと思うと惜しいですね。
54 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/25(木) 01:53:49 ID:6GnIyex/
「ピンクサロン好色5人女」も忘れないでね。
55 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/25(木) 19:05:26 ID:QuIHoujH
>>54 DVD化が予定されてたのに何故か中止になっちゃったね。
3月のCS衛星劇場・日活ロマンポルノ傑作選は
追悼・田中登特集をお送りします。
作品は 夜汽車の女('72)/実録阿部定('75)/人妻集団暴行致死事件('77)
女教師('77)/天使のはらわた 名美('80)
57 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/09(金) 08:44:39 ID:0RIEn2kY
ラピュタ阿佐ヶ谷の追悼特集、マダー?
>>57 ラピュタ阿佐ヶ谷ではやるよん。ググれ。
田中登が撮るはずだった「復讐するは我にあり」は、結局、制作=ユニオン映画、
監督=猪崎宣昭 で撮影。脚本は「丑三つの村」の西岡琢也。主演は柳葉敏郎、大地康雄(「刑事鬼貫八郎」)
元々は西岡さんや大地の推薦で田中さんが撮ることになったんですかね? TVで田中
さんのような立場だと完全に雇われになり、監督発の企画は有り得ないので。
ああいう不利な場所でよく25年以上も仕事が出来たものだ・・・。田中登演出で「復讐するは我
にあり」となれば(とはいえ西口逮捕前の最後の3日間の話なので、今平の映画とは
異質なものだが)、TVの枠内で劇場用映画並の本格的な作品が期待できただけに惜しい。
59 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/03(土) 16:04:39 ID:x/r3O4IT
どっちかと言えば、今平版より牧口版に近くなるのかな。
>>59 実は同じネタで既にTVドラマが作られたことがある。
「恐怖の二十四時間 連続殺人鬼西口彰の最期」(91 フジ)
脚本=中島丈博 監督=深町幸男 主演=役所広司
自分は未見だが昔はビデオも出ていた。ググったら今年に入って北海道で
再放送している。プロデューサーの頭の中にあったのはむしろこの作品かもしれない。
西村望の『鬼畜』を撮ってもらいたかったな。
ラピュタで色情めす市場を初めて見たけど...
何か、出来損ないのATG映画みたいに思えた。これが評価されるというのは
わからないでもないけど、俺は結構退屈だった。まあ、こんなゲージツ映画を
一応メジャーな映画会社で撮れたというのは奇跡的だが。
>出来損ないのATG映画みたい
ATG映画はみんな出来損ないですが何か?
>>62 まあ30年以上前の映画だからね
そのへんはしょうがないな
現在観るとつまんない方の映画だと思う
65 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/22(火) 23:52:03 ID:e09nsVJc
ラピュタの追悼特集、1回も行けなかったが、age。
わたしもまだ10代、『夜汽車の女』が衝撃的だった。『女教師 私生活』、『屋根裏の散歩者』
あたりで、すっかりハマる。ロッポニカの「妖女伝説」(だったか?)も公開時にわざわざ観に
行った。 トークショーに行きたかったが、とりあえず渋谷の特集で再見すっか。
>>65 『妖女伝説』を劇場で観たとはすごい
客の入りはどうでしたか?
67 :
17:2007/05/25(金) 23:53:18 ID:2dL9ijWN
>>65さんとは別人だが、それはそれはひどいものだったよ。
ロッポニカ新宿の客席内に、客は(自分を含めて)4人しかいなかった。
68 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/19(木) 19:57:20 ID:5uyJdez5
『蕾の眺め』はピンキーが脱いだってんで見に行ったんだが、陥没した乳首でないと
起たない平田満が、ピンキーと白黒ショー中に中出しして妊娠させてしまい、出産。
赤ん坊に母乳を飲ませる為、乳房を吸わせたら陥没していた乳首が飛び出して、平田
はショックを受けるというしょうもない映画で、監督が田中登だというのはあとから
知って呆れた。70年代で終わった監督だよな。
70 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/28(火) 06:44:01 ID:A1yCpTD1
>69
「蕾の眺め」はなかなかよかった。なんだか否定的意見が多いみたいだけど、
ピンキーがストリッパーをやっていて、ショーで実際に出産させたら、
どうか、なんてとんでもない話にまでいった。
当時は黛ジュンが三越のスキャンダルにのって、「女帝」なんていうのまで現れ、
客はあまり入らなかったようだけど、なかなかのものだった。
>当時は
関根恵子や大谷直子なんかもロマンポルノに出てたっけね。
天地真理の『魔性の香り』でジョニー大倉がパンティ越しとはいえ、天地の
マンコをおもくそグリグリするシーンには、生唾を飲んだ。
あ、当時の天地真理は、まだなんとか見れたんですww
72 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/31(金) 19:32:05 ID:8AbwlrYs
スターはババアになると脱ぐんだよな。
辺見マリ、山本リンダとか、老害だお!
長らく幻だったデビュー作『花弁のしずく』が今年ニュープリントで蘇ったことを知っている人、
または実際に観た人(ナナゲイのスクリーン、またはスカパー!の衛星劇場で)、
どのくらいいますか?
結構な大事件だと思うのだがあまり話題になっていないようなので。
東京(近郊)でやらないのかな?>花弁のしずく
スクリーンで観たいのです。
春にラピュタで特集があったばかりなんだけどね。
75 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/18(木) 04:26:56 ID:tJ1oztwR
「ピンクサロン・好色5人女」を見直したいのに、どこさがしても、ない。
案外、外国でDVDを作ってくれる公算がたかい。
76 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/15(土) 21:51:25 ID:+gpLswLA
なぜか、あまり評判にならない「蕾の眺め」。
ぼくは断じて支持する。ピンキーのストリッパー役もじつにあっさりしていて、
爽快。
77 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/13(日) 21:16:14 ID:MHY+B3t+
>>62 私も同感。「(秘)色情めす市場」は確かに眠たくなる作品だけど、
日活ロマンポルノ館では本作を傑作だと太鼓判を押してる。
DVDに予告編・フォトギャラリー・田中監督のインタビューなどの特典が
あると載ってて販売店で結構売れてるのを見かけた!
買ったことのある人の感想が聞きたい!!
78 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/07(木) 23:39:04 ID:muKg5/2T
『女教師 私生活』シネマヴェーラにて上映age
昔、観たな(確か亀有)。 ドキドキしながら・・・。
『花弁のしずく』、観に行ったけど、なんか役者達の台詞回しが如何にもセリフっぽく
聞こえるんで、会場で失笑が起きていた。
内容は不感症がどうのこうのと古めかしいが、映像の美しさはニュープリントならでは。
中川梨絵って綺麗な人ですね。
「神戸国際ギャング」ってどうよ?
>>80 健さんと文太の配役は逆じゃないかって感じの映画だった。
文太が裏切ったとカン違いした健さんと文太が射ち合いになり双方とも
死んでしまうのだが、言い訳をしない文太のが立派に見えてしまうのだ。
83 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/20(火) 21:42:29 ID:oGqBwY3c
>80
この映画とっているとき、確か東映だったので、待遇のちがいに田中監督は
びっくりしたんだって。具体的には、お昼はお弁当が支給され、それがいくつも
あまってしまう。このままでは捨ててしまうことになる弁当をもったいないからと、
予算ぎりぎりでとっている日活の仲間のところに送ったっていうよ。
確か、本人の文章だった。
84 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/20(火) 22:02:52 ID:3ajkL/pK
太秦から調布まで弁当を送るって…。
腐るでしょ、普通。
86 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/15(日) 00:25:17 ID:DTfdPI32
きのう、本屋にいったら、「田中登の世界」というのがあって、
なんかうれしかった。
しかし、今の僕のいる環境では、見られないだよね。普通なら、即刻買うけど。
見られないだよね
88 :
この子の名無しのお祝いに:2008/08/23(土) 23:55:38 ID:8TEgNla8
こっちも保守。 田中本は、ラピュタでは売り続けているよ。
89 :
この子の名無しのお祝いに:
年末からのシネマヴェーラ特集で、またいくつか上映されるかな?
初期作品だけじゃなくて、中期以降の秀作もプリントがあればどんどん上映してほしいが。