1 :
この子の名無しのお祝いに:
2 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/18(日) 07:34:51 ID:8BldKhhY
菊鶴菱age
「フランス料理を私と 」を読んだ
自分でつくった料理を供しながら対談するというのは
レクター博士みたいで伊丹監督でなければ出来ない趣向でした
辻静雄との回で
伊丹
「辻さんはプロの料理人を養成する学校をやっておられるわけですけども、物事っていうのは教えることができるものですか?
僕は教えるということはできないんじゃないかとないかと思うんですよね、学ぶことができるだけで。」
辻
「そうですねーウンー」
映画の演出方法はまさにそうだったなと思った。
しかし、惜しい人をなくしてしまったね。
心理学は怖いね。フロイトは帰ってきたけどユングはあっちに逝ったもんね
ユングにはまっていたら新興宗教の教祖になっていたかもね
6 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/25(日) 14:55:53 ID:t/hXjoVu
伊丹→新興宗教の教祖→見たい!
7 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/25(日) 15:13:04 ID:mC6l8D8s
マルタイ公開直前にニュースステーションで
「変貌する最新映画産業」みたいなのを伊丹本人がリポート。
その中で、これからは邦画もデジタル立体音響が必須、と言ってたので
当時珍しかった立川のシネコンまでわざわざ観に逝ったら
マルタイだけアナログドルビーSRだった。
8 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/25(日) 18:57:25 ID:FKIcqRwN
ホテルヨーロッパにはプールはない
(ワーグナー・伊丹十三の両スレッドで質問)
伊丹十三の映画「タンポポ」のテーマ音楽はワーグナー風だが、あれは本物のワーグナーなの?
(冒頭でティンパニーに続いて出てくる。その後も何度も出てくる。)
>>9 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団が演奏を担当しているから、ワーグナーでしょう
ワーグナーに詳しくないからわかんないけど。
バッハのカンタータを口笛でふけるくらいに音楽に造形が深かったから
東京シティ・フィルにワーグナーもどきの音楽を演奏させる人ではない
なんせ基準が正当であるかどうかだから。
曲名わかったら教えてください
12 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/05(水) 17:41:21 ID:718ipv5o
>>9-11 あの曲はワーグナーじゃない。
リストの管弦楽曲「レ・プレリュード(前奏曲)」だよ。
前奏曲といっても、その後に続くオペラ等があるわけでは
なく、そういうタイトルの曲。
ついでに。
白服の男のテーマは、マーラーの交響曲第五番の
第四楽章「アダージェット」。
ビスコンティの「ヴェニスに死す」でも効果的に使われ
ていた。
今日の夕飯はウナギとアボカードだった
うまかった
15 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/06(木) 00:32:04 ID:Cb94RvyL
伊丹をちくった女子大生も今や人妻、子の親だ
のうのうと暮らしているが生活苦が顔に出ている
夜な夜な夢に伊丹が現れ
年の割に老けて見えるのが哀れ
17 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/06(木) 01:27:17 ID:dQ3jA3TO
>>12-13 ワーギナーとか「ペニスに死す」とか、やらしいなあ、おまい
18 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/06(木) 01:27:49 ID:dQ3jA3TO
マーラーとかw
20 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/07(金) 15:47:16 ID:NiC0o1wY
「レ・プレリュード」を聴いていたら、「タンポポ」の大団円のシーンを思い出してこみ上げてきた
「アダージェット」を聴いていたら、山芋のイノシシの腸づめ焼き@ワサビ醤油を食いたくなった。
しかし、才人だったね
22 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/07(金) 22:28:01 ID:Mb+oanoi
以前は「ゴールデン洋画劇場」(今は「プレミアム・ステージ」)でよく伊丹映画を
放送してたけど最近は全くやらないね。
放送すれば今でも結構視聴率がとれると思うんだがなぁ。
23 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/07(金) 22:37:05 ID:AC1KKhWK
マルタイってTV放映したっけ?結局してないような・・・
24 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/08(土) 08:39:18 ID:eLldbLRY
>>23 昔やったよ。録画したビデオ持ってるから。
25 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/09(日) 19:59:50 ID:LJn9N0WM
七年前と一年前にテレビ放映していた
スウィートホームのメイキングTVで見たことある
特殊メイクを終えた伊丹が上機嫌で煙草吸って
メイクの隙間から煙を出させてた
葬儀屋の猫八の胡散臭さがたまらん
>>27 秀悦だったね。
始めは、他の役者を予定してたんじゃなかったっけ
中村伸郎、松田優作って案があったらしい。
いっそのこと自分で演じる考えもあったとか。
松田優作だった。ありがとう
15年くらい前、ダウンタウンの深夜番組に伊丹が出ていた。
浜田はマジメに伊丹の話を聞いていたが松本は退屈そうだった。
32 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/24(月) 19:43:16 ID:P7jtOMyT
井上陽水の、郵便やさん
33 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/02(水) 22:36:11 ID:YPE/ykRN
息子が『犬神家の一族』にでる件について
34 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/03(木) 00:26:18 ID:uKAe8BrA
>33
東宝芸能所属だもん
黒沢清の『黒沢清の映画術』は、伊丹十三に興味がある人は必読!
伊丹を恨んでいると思っていた黒沢清が寄せる思いの強さに感動した。
一つ印象に残っているのは裁判の中で、
「でも黒沢君に才能があると思っていたんですよね」と言われて、
自分に不利でありながら「そうです」と答えたことかな。
興味があればもう少し書くよ。
>自分に不利でありながら「そうです」
フェアーだねえ。(溜め息)
プライド、もあるのかもしれないけど・・・
今となるとそのフェアーネスが痛ましいよ。
自分の信じた原則には絶対的に忠実だったんだと思う。
NHKの昼の生放送で
「男は立っておしっこをしますよね。便器の外に飛ばしちゃっても知らん顔するでしょう。
そういう所がじつに大人じゃないんですよね」
と、話していたけど、誰も見ていなくてもちゃんと拭く人だったんだろうね
39 :
35:2006/08/03(木) 21:07:18 ID:slGkyU1b
■ 伊丹さんはとにかくオチをつけるカットを欲しがる人だった。
ジョン・フォードやトビー・フーパーを一緒に見た時に、褒めるカットで食い違う所があった。
それは大体シーン終わりの説明的なカットで、カメラを引く(黒沢側)か寄る(伊丹側)かという違いだけど、
黒沢清にとっては譲れないところで、それが『スウィートホーム』での対立に繋がることになる。
■ スピルバーグとトビー・フーパーも同じだったと思い、『スィートルーム』での伊丹との対立を我慢していた。
■ 『マルサの女』と『マルサの女2』の間で、大きく変貌している。
評価される基準を、映画として認められるかから、ヒットするかに変えた結果。
■ 『マルサ2』以降、明らかに伊丹さん自身、どんどんシニカルになった。
どこかに自分の映画を褒める人間はみんなバカだという軽蔑があり、どんなに褒められても、
お金が儲かっても嬉しくない。虚ろな印象がどんどん強くなった。
中では『タンポポ』は作家伊丹十三として自分の本質を出したという印象があり、
かなり批判はされたものの、これで清々したという作品だった。
これは誰もわからないだろうけどそれでいいんだ、という余裕がまだあった。
■ だが、『スィートホーム』以降は裁判でしか会わなくなった。
で、伊丹さんの映画は相変わらず大ヒットしているけど、人相が変わっていて、どんどん陰鬱な顔になっていく。
前に引用した発言はその時にしたもの。
■ 僕を含めて、蓮實さんがいたから映画を撮り始めた人が大勢いる。
その代表格が伊丹さん。伊丹さんは都内で蓮實の抗議があるとバイクで駆けつけていたほど。
誰かそろそろ、きちんとした伊丹十三の歴史的再評価をするべきだと思う。
もちろん、何らかの欠点はあるとはいえ、冷静にきちんと功罪を評価し直すべき人。
しかし、僕がやろうとすると、必ずこの問題にぶち当たってしまう。
■ 蓮實さんと伊丹さんと僕、あるいは何人かの関わった人たちの間に、ある時何かがふっと訪れて、
問題を解決してくれるんじゃないかと思っていた。けれどそれは敵わず自死してしまった。
40 :
35:2006/08/03(木) 21:27:42 ID:slGkyU1b
追加
■ 黒沢清と伊丹の関係は、黒沢の師匠である蓮實から初のピンク映画『神田川淫乱戦争』を見せられて絶賛し、
『ドレミファ娘の血が騒ぐ』(当初は『女子大生恥ずかしゼミナール』)に出演したことから始まる。
『ドレミファ娘』は伊丹が出演することから制作にGOサインが出た。
■ ちなみに『神田川』の主演は黒沢と同じ映画サークルにいた森達也(『A』の人)で、
制作は高橋伴明でその関係で、助監督に周防正行と磯村一路がついた。
周防正行も蓮實の講義を聞いて、映画を志した。
■ 『お葬式』の劇中のCM撮影シーンでは黒沢清が助監督役で出ていたり
伊丹夫婦が出演するツムラのCM監督を伊丹が推薦して黒沢清に任せていた。
伊丹の初期三作については黒沢にラッシュを見せては意見を請うたり、
黒沢が自発的に「お葬式」の批評を書いて伊丹に渡したところ伊丹が大喜びし、
この文章のためだけにでも「お葬式」を作った甲斐があったとまで言わせていた。
これは『「お葬式」日記』に書かれている気が。
■ 『スウィートホーム』のメイキング『SFX大冒険 スウィートホームへ連れてって』に収録されている特報では、
黒沢清と伊丹十三とディック・スミスの三者が握手しているシーンがある。
このメイキングの演出助手は是枝裕和。
>>35 >>37 今読んだばっかりなので突っ込んでおくと、
>>35だとニュアンスが違ってしまうよ。
黒沢の主観だから真実であるとは言えないが、
裁判の時の証言で、
裁判官から「このような争いになってるが、黒沢に才能が有ると思っていたから監督に抜擢したんですよね」と問われて、
伊丹はもの凄く暗い不愉快そうな表情で「黒沢君にはきっと才能があるんじゃないですか」と吐き捨てるように言った
と書かれている。
別にフェアでもなんでもないと思うが。
>>39 ジョンフォードは二人とも問題なく盛り上がって見れた。
黒沢が新しいアメリカ映画としてトビー・フーパーの「悪魔のいけにえ」を見せたら伊丹は感心していた。
伊丹も黒沢にサム・ライミの「死霊のしたたり」とウォルター・ヒルの「ストリートオブファイアー」を見せられ、
伊丹は凄いよねと興奮しているが、黒沢はちょっと待って下さいと言いたくなった。
ジョン・フォード・トビー・フーパーとサム・ライミ・ウォルター・ヒルの決定的な違いは、
決定的なところで説明の顔のアップが入らないか入るかで
黒沢は入らない前者が好みだった。
だと思うが。
後は概ね同じ印象ですが。
あくまで
黒沢の主観的な伊丹観なので
どう受け取るかは読んでもらうのが一番だが、
陰鬱になって、シニカルに過ぎるくらいな事になっていた事を思うと
あの死も理解できなくもないと思えてくる。
44 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/04(金) 00:36:08 ID:Ys4fkPa1
伊丹は才能ある若手を抜擢するのが好きだった。
若手の才能を見抜くセンスがあったとも言える。
黒沢以外にも周防正行を自己の作品のメイキングの演出に抜擢したり
当時、まだマイナーだった三谷幸喜の戯曲の映画化を計画したりもした。
更に三谷幸喜にはマルタイの準備稿を書かせ、映画のシナリオの書き方をアドバイスしたりもした。
メイクの江川紹子に費用を出してやって、アメリカに特殊メイクの修行に行かせた話も有名。
また当時駆け出しの役所広司、渡辺謙をタンポポで主要キャストに大抜擢した。
>>39 >どこかに自分の映画を褒める人間はみんなバカだという軽蔑があり、どんなに褒められても、
>お金が儲かっても嬉しくない。虚ろな印象がどんどん強くなった。
もしこの解釈が事実だとすると、面白いと誉めてくれる大衆や評論家の存在は逆に
疎ましいものだった? 「伊丹の映画なんか誉めるかよ」という態度を取るアンチ評論家たち
の方が本望という自虐的な状況? 最後までハスミンの愛が欲しかったのか?
>>42 イタミンはフォードやフーパーには成り得なかった? だからハスに嫌われる?
>>40 そのメイキングの制作はユニオンだったのか・・・。
46 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/04(金) 11:32:40 ID:53Qrm/qm
一方で、信頼できる役者は使い続けたために、
「マンネリ」という感じがでてきたことも否めない。
ある時、批評家たちに映画を誉められることは諦めて、
客の入ることにアイデンティティを求めようとしたが、
それは偽りだったばかりだけでなく、
客が入らなくなった時に、二重の喪失を味わったんじゃないか?
伊丹の映画は客が入ったけれど、
伊丹は自分の愛する映画を愛する人で、
客の入る映画を愛する人ではないから。
伊丹は監督をやる前に著作家や役者として、
表現活動を行っており、監督もその延長線上で行われている。
特に著作との傾向の相似は甚だしいものがある。
ところが、そういう自分の作る映画は、
自分がかつて感心した映画とはかけ離れていったのではないか?
特に蓮實にインスパイヤされる形で、
あらたに自分の好きな映画として認識し始めた映画とは。
ハスミンは北野のほう向いちゃったけどね
49 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/07(月) 18:53:04 ID:8lmSg7g/
イタミンも北野は褒めてたと思うけど、あれはハスミンが褒めたからかね。
アリナミンはみんな知ってると思うけど「イタサリミン」「サリイタミン」ってのも
あるんだよ。
北野武が監督デビューした時、
既に蓮實は伊丹の疑似父親でなくなっていたから、
そういう理由じゃないと思う。
スイートホーム以外全部見たけど、もう一度みたい作品といえば圧倒的にタンポポだな
53 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/14(月) 11:17:25 ID:B95AqkD0
蓮實は全盛期のたけしに対してまともな距離を保てた珍しい知識人。「面白い人だとは思いますけど…」というのは蓮實ワードでは褒め言葉ではない。
しかし、監督北野に対しては?????
54 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/14(月) 12:37:34 ID:zgA+29uS
それは自分と無縁の世界(テレビ)の人だったから。
自分の領域(映画)に入ってくれば、政治的思惑というものがある。
55 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/15(火) 03:11:45 ID:PConuVDB
>>53 つか、当時の知識人は、別に、
流行ってるからという理由でテレビ芸人について語らなくちゃいけない、
という感じでもなかった。
吉本とか栗本とかそのくらいでしょ
いまは、若手知識人で、そういうことについて語らないヤツの方が
珍しい。
56 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/15(火) 14:26:50 ID:u1QtiNgL
「菊」「鶴」「菱」はコワイヨ
58 :
↑:2006/08/15(火) 20:24:46 ID:PConuVDB
IDにMOFが入ってるよ
MOF担って言葉覚えてる?
>>57 前スレでも言われてたが、結局「鶴」が伊丹の命取りになったんだな
「鶴」と「菱」は金銭的関係にあるからミンボーで恨まれていたことも大きい。
>>59 いまだにこういう陰謀論を説く人が絶えないが、「鶴」が関わった証拠
なんか何にもない。はっきりしたソースも見たことが無い。全て伝聞情報。
伊丹が抱えていたと思われる内心の屈折からして、自殺は納得できるもので、
謀殺説に固執する人間の動機がさっぱり分からない。
すべては推測だよ
何らかの意思が、写真週刊誌に伊丹監督のスキャンダルを暴こうとしていた
「黒沢清の映画術」によると初老性の鬱だった
鬱状態の著名人に性的スキャンダルしかけたら酷である
拳銃でこめかみを打ち抜いたんではなくて、拳銃を渡したくらい
ホテルロイヤルコートの総支配人宝田明を思い出す
マルタイの津川のセリフが遺言じゃないか
「年寄りには2種類あるんだ。いつまでも生きていたい年寄りと、いつ死んでもいいと思っている年寄りと。
世の中にはバカが多い、おかげで拳銃も簡単に手に入るようになったし人生気持ちよく幕が引ける」
つくづく、惜しい才人を無くしたものです。
>>61 >何らかの意思が、写真週刊誌に伊丹監督のスキャンダルを暴こうとしていた
ところで、謀殺説を言い出した奴は、当時の報道をどれだけ見ているのかね? そんな
噂さえほとんど書かれたことはない。どの報道も不可解でよく分からないという論調だった。
陰謀厨に言わせればこれも「圧力で封じられた」という解釈になってしまうので、陰
謀を言い続ける限りは最強で絶対に負けないわけだよ。
フラッシュの記者は深く考えずに取材を始め、思わぬ結果に驚いたのが真相だろう。
有名人ならこの程度は有名税でどうってことないと思っていたんだろう。
※実はウワシンには故人の性癖に関するかなりキワどい「噂」が書かれたことはある。真偽は不明だが、故
人を傷つけるといけないのでここには書かないでおくけどね。
だいたい、この件を創価と最初に結びつけたのはどこのどいつだね? それ事実なら、藤原弘達な
んか百回ぐらい殺されていないといけないね。結構長生きしたけどな。
>>62 >フラッシュの記者は深く考えずに取材を始め
たしかにそうかもね。謀殺説については懐疑的だよ
いずれにしても自殺して人生に幕を閉じる人だったのかもね
合唱。
64 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/16(水) 00:51:09 ID:nhYbeAgn
あの知的でダンディで洒脱な伊丹が『スーパーの女』とか撮るんだもんな。
この人ムリしてはるわぁ、と思っていました。
65 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/16(水) 05:28:59 ID:cLBrqJso
確かに晩年、顔付きが変わってしまってたなあ。
CX深夜「クリテイックス」だかで 景山と対談してるの観て
あーもう役者の面構えじゃ無いなあ・・・と感じたよ。
二人ともああいう死に方とは。
66 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/20(日) 18:23:17 ID:KoogkJ7c
映画の公開に合わせてTVに出るのを観るのが好きだった。
タモリ倶楽部とかにも出てたもんな。
67 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/21(月) 10:58:00 ID:OkDDTkAu
むかしむかし、「お葬式」のプロモーションで、タモリ倶楽部に
出たのを見た記憶がある。
映画中の、葬儀での挨拶の仕方、というハウツービデオをめぐっての議論や
痺れを切らしてつまづく秘書役の姿で笑っていたなあ。
ダンヒルのライターについて「ヨーロッパ退屈日記」で語っていたがすごい。
「妙ないい方であるが,わたくしは、ダンヒルのガス・ライターというものを尊敬している。
機能と形という点において、古今稀に見る成功作だと思っている。簡素でありながらも威厳があり、しかも豪華である。まさに「ライターの王」である。
蓋を開けた時に露出する点火部のメカニズムや、蓋と本体とを連結するピストンなぞの結構というものは、
いかにも「人間の智恵」というものをそのまま視覚化したような工合に、実にカラクリめいて嬉しいのである。いわば心が通うのである。」
69 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/24(木) 23:44:45 ID:srajxYri
やはりテレビの情報番組のヒト、という感じだったなぁ。
よくも悪くも「テレビ的」な作りで後半が行き詰まった気がする。
ホントにゴダールや小津のことわかってたんだろうか。
70 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/24(木) 23:52:57 ID:NAG7/VNV
中尾彬一人の片足だけで 保健所長の両袖机を倒せるのか?
>>69 蓮實の受け売り
>>68あたりは川喜多和子の受け売り
それを整理して提示する独自のやり方がこの人の持ち味。
だからどの分野もネタ切れすると息切れしてる。
監督はなんで死んだの?
前レスに女子大生が密告ったとかあるけど。
俺が厨房のときだったな、ニュース。
893に殺されたって話じゃなかった?
ちなみ俳優、伊丹十三好きでした。
居酒屋兆治のタクシー屋の副社長役。
すごい人でしたよね。
篠田の映画でもいい味出してましたよ。
>>72 永遠に答えのない命題もあるということでいいと思っています
寺山修司の映画「草迷宮」というのを観ました。
伊丹十三は髪に妙な寝癖がついた校長先生役をやっていましたが
あの、妙な寝癖に伊丹監督の演出の神髄を感じました
「ドレミファ娘の血は騒ぐ」では教授役で「ヒゲをつけてもいいですか?」と聞いていたそうですが。
役づくりをする俳優でした。
あの、まくしたてる方言は松山弁なのでしょうかね。
その役作りがまたオーソン・ウェルズのまねで…
ほんと十三はかわいいところあるわ。
78 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/06(水) 06:02:18 ID:vImAfQ9K
この人の伊藤博文はよかった。
79 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/06(水) 11:49:32 ID:gWhf48wY
川崎敬三のアフタヌーンショウで
事件リポーターもやってたなあ。
バラバラ殺人再現 ってんでスタジオでマネキン腑分けしたり。
後に映画でゲロシーンや切断手首やら一々悪趣味に撮ってるの観て
あー単にこういうの好きなんだなあ・・・と。
「僕自身は空っぽの器にすぎない」と自分で言ってるんだよなあ。
81 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/06(水) 16:30:13 ID:gWhf48wY
風俗に一度も逝った事が無い と周囲に言ってたらしいが。
事実なら
最期女子大生美人局に強請られてた との説もあり得るか?
そいやマルサ2で風俗シーンあったね
83 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/07(木) 16:38:40 ID:cJwQnb4H
まりちゃんね。店一番の明記
>>83 店一番の明記なんだけど、片足引きずっているんだよね
なんか、異形なものに固執するところがあった
映画として完成させてみるといいんだけど。
噴水のように反吐を吐くシーン見た時に、黒澤明の血しぶきのシーンを思い出した
85 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/07(木) 23:00:54 ID:9Ro3OH2M
脚に障害があり特殊な性器の締め付方けできる っつー事なんじゃないの
86 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/07(木) 23:20:04 ID:8j0AFx5Y
>>84-85 あれはプロの嬢が締まりを良くする為にする訓練。
足は引きずってないよ。
87 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/07(木) 23:54:15 ID:TAKKiPAw
障害が理由で一般の人々と同じ職に就けない。
↓
風俗へ
↓
人並み以上に努力
↓
指名bP
こういう例は実際にあるはず。
障害者じゃないって。・・・困った人だ。
もしあれが障害者に見えるとしたら、庶民はスティグマを背負ったものだと
したい伊丹自身の病理のせいだとも思う。
確かに印象的だが、決して好きなシーンではないな。
(街娼が片足を上げて括約筋を鍛える、という姿は戦前の俗本に良くあったイメージ)
伊丹は一般庶民なるものが気持ち悪かったんじゃないすか?
俺はいったい幾つだよって感じがしてきた。
89 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/08(金) 11:53:06 ID:ByYeTIh3
片足を上げる訓練であそこの具合がよくなるのか
どのくらいで効果が出るもんなんだろう
女にやらせてみるかな
90 :
この子の名無しのお祝いに :2006/09/08(金) 12:20:17 ID:WNfTnUkJ
ソープ嬢役の村井のりこってモノマネの中島マリなんだよネ。
クレジットの役名はモエヨでマリちゃんじゃないけれど…
高瀬比呂志さんが亡くなっちゃった・・・・
「十九歳の地図」の沖山秀子を思い出した
93 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/09(土) 12:40:37 ID:DgSmd1S7
物書きにペンだこが出来るのと一緒だよ。
いわゆる職業病。
障害者とかいってるやつは何も知らないんだね。
94 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/09(土) 13:26:26 ID:eOW3dxxC
伊丹監督が実は創○学○に殺されたってホント?
次回作が宗教がらみだからって・・・
95 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/09(土) 14:31:00 ID:MP9TpvZs
>>91 げっ、マジ? 遺作が「DEATH NOTE(前編)」ってことか……
>>94 単なるデマ。
96 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/09(土) 16:58:30 ID:LzbWHVuV
俳優としては良いが監督としては・・・? タケシと同じだ。
97 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/10(日) 03:02:28 ID:aHDXNV1d
たけし主演・伊丹監督で「スコーピオン」をリメイクしてほしかった。
98 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/11(月) 19:10:10 ID:C2YRO2SN
>>96 たけしと一緒にするな。
寅さんとゴジラとアニメ以外は壊滅的だった80年後半〜
90年前半の日本映画界を興行的に支えた人だぞ。
99 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/12(火) 01:06:11 ID:bggUK19c
伊丹はブニュエルとかヴェンダースみたいな映画を
撮るのが似合ってる個性だったと思ったのになぁ。
CM/売文/役者家業で身を売ってアバンギャルドなやつを、とかね。
そう期待してた人は多いと思う。
その分「あげまん」以降の作品には衝撃を受けたというか解せないというか。
伊丹にとって大人になるという事はこういう事だったんだろうかね。
ちょっと無惨すぎる気がする。
101 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/12(火) 04:35:28 ID:aJcvPsSC
この人の「引用」はシュミットとは違って雑で鈍感な気がする。手間を惜しんでいるというか、小津をパロったTVCMみたいな感じ。
第一、『蓮實の影響=映画の引用』というのが安易では?
102 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/13(水) 01:51:26 ID:QPCHIKVk
マルコ・フェレリみたいな作品を撮ればカッコはつきそうなキャラだったのに。
103 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/14(木) 00:07:00 ID:hMXJaM5n
宮本信子で「ひきしお」
洞口依子で「ひきしお」
高瀬春奈で「ひきしお」
104 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/17(日) 08:14:14 ID:z1SRAM2I
ヤコぺッティとかフルチみたいなの撮る人だったら尊敬できた。
105 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/20(水) 23:33:07 ID:kO8OEFqh
106 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/25(月) 04:32:51 ID:irNMZn2r
小鹿蛮が嘔吐するとことか、なんでここまでするんだろうと思った。
メジャーな映画なのに意図的に不快な描写を散りばめるところが独特。
108 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/25(月) 13:50:37 ID:HkffJyox
過剰だよな。でもそうじゃないと伊丹じゃないか
陰謀は不明だが、例の切り付け事件もあったし、
女は明らかに美人局(フラッシュ以外に写真週刊誌あちこち女自ら売り込んでいた。
報道後、女は行方不明)だし、いろいろ嫌がらせはあって疲れたんだろうな。
東映ジンキョウ映画や、北野武映画でヤ●ザを描写したり、大企業の腐敗とやら
撮るのはこの国は構わないのよ。
特殊宗教法人や民事介入暴力や「ヤ●ザはけして人道ではなく、不当に金銭を稼ぐ暴力装置」と
言及するのはまずいのよ。
>>109 美人局説は嘘。主因は単なる伊丹との私的なトラブル。もう陰謀論・圧力論は止めろ。
同じ奴が延々と書いてるのか?
111 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/25(月) 16:13:58 ID:mYJvyqrD
>主因は単なる伊丹との私的なトラブル
具体的にkwsk
>>111 真偽は不明だがこういう説もあったよね。
ttp://yasai.2ch.net/uwasa/kako/988/988379777.html >21 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2001/04/29(日) 23:11
>愛人の話がスッパ抜かれた事より、その愛人(ちなみに彼女の父親は
>読売新聞の偉いさんで、慶応大出身&当時アムウェイに勤務)と一緒
>に覚醒剤やりながら、SM行為に浸っていた事が発覚する事が恐ろし
>くて自殺したという説がある。
>特に覚醒剤で逮捕されるのは、プライドの高い彼には耐えられなかった
>し、ヤク中で情緒不安定になっていた。
>なお彼女は伊丹とのドラッグ&SM漬けのただれた関係に終止符を
>打ちたくて、仲良しだった慶応の先輩が編集者をしている「フラッ
>シュ」にタレ込みをし、わざとリークさせたそうです。
おいおい、どこの工作員ですか。
個人がシャブ中毒なんて、素晴らしいソースをお持ちですね。
お里が知れますよ
>>113 真偽不明なので信じる必要は無い。しかし美人局説は嘘。知り合うきっかけとなった二人
が通っていた英会話教室で先にナンパしたのは伊丹だったとされる。
また、これは同志社の浅野健一氏のサイトだが、プライバシー報道に批判的な浅野氏も
さすがに伊丹自殺の背後に圧力かなどとは書いていない。やはりもっと大きなクリエイターとしての苦悩があったのではないだろうか。
ttp://www1.doshisha.ac.jp/~kasano/FEATURES/ITAMI/itami-asano.html >伊丹氏は私の第一作『犯罪報道の犯罪』(84年)の版元である学陽書房から『主夫と生活』を出している。
>彼のエッセイも好きだ。一一月下旬、ラジオで伊丹監督のインタビューを聞いたことがある。
>「お客さんが入ってくれるだろうかと不安になる」「作品をつくる度に緊張する」。何か思いつめたような響きだった。
>ここ数年、伊丹氏の顔の表情が変わったような気がしていた。常に完璧さを求める性格では毎日の生活がきついだろうな、
>と思った。私も本を出版したり、テレビ・ラジオに出演すると神経を使う。本を読んでくれるだろうか、
>自分の言いたいことが伝わっただろうか、などと不安になる。オーディエンスが大きいほど精神的に疲れる。伊丹氏が
>映画づくりや、その他の仕事で神経を擦り減らしていたことは間違いないだろう。
>>109 >>113 結論から言えば女性が美人局だった証拠はない。「陰謀」や「圧力」を声高に言うほど、実
は故人と関係者を傷つけている可能性があることにそろそろ気づいて欲しい。
>>114 また上記URLでは浅野氏は「フラッシュ」の報道に批判的だが、ただパブリックな
有名人がスキャンダルを書かれること自体はやむを得ない面もあるだろう。
(もちろん事件報道のように無名の加害者被害者までプライバシーを暴かれるのは問題)
伊丹も今度は「フォーカスな女」ぐらいは作って笑い飛ばしてやれば良かったのだが・・・。
>9Ky7mFGj
ところでIK陀D作先生はお元気?
>>116 こういうことを言っている奴で、創価が伊丹に関わった具体的な証拠を
出した奴なんか誰もいないんだよね。
9Ky7mFGj
あんた必死すぎ。
作品についてか太郎や
120 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/01(日) 02:12:43 ID:SDW3dixn
商業主義に転向したと言われがちだが、TV放映時に確実に家庭を気まずくさせる場面の数々は作家性などを超越した不可解さを感じさせる。
121 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/01(日) 02:43:04 ID:z7IyLdj1
石堂か誰かが、伊丹は晩年外国製の特殊な痩せ薬を服用しており
ソレが原因で精神が不安定だった と書いてた気がするが
ンな事有るのかね?誰か医療関係者教えて。
122 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/01(日) 22:35:02 ID:mtVUqpbp
結局はオヤジを超えられなかったな
いや、超えたよ
いまだに作品が生きているのだもの。あと50年残るな。多分
124 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/01(日) 23:01:42 ID:s5vF7DHj
>>122 ヤッパそういう所に収束してしまうのかな。
ところで、父親を超えたってどういう人がいますか?
125 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/01(日) 23:36:51 ID:mtVUqpbp
>>124 野村芳太郎、マキノ雅弘がいるだろう
親子で映画監督やっている事例じたいが少ないからな
野村芳太郎は好きな監督なんだけど、親父芳亭も同じくらい偉大だよ。
127 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/02(月) 19:47:43 ID:GOVr0xS1
>>126 映画界への貢献度でいえば、芳亭もそうでしょう
マキノ雅弘なら父親省三の方が、映画の父といわれたくらいだから
貢献度大ですよ
でも監督としてなら芳太郎なり、雅弘の方が優れた作品を残していますよ
深作jrは論外だな
129 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/04(水) 13:51:43 ID:GFKApf3m
昨日、ふと思いついて「マルサ2」を18年?ぶりに見た。
昔見たときは俺もまだ学生で、ただおもろい映画としか思わなかったし
ストーリー全体もはっきりとはわかってなかったけど
今見直すとそこここに散りばめられた「毒」が感じられる。
やっぱ才能あるな。今、こういうシニカルな毒のある映画少ないもんね。
今の邦画はスカスカが多いから。
ただ、同じパターンで作りすぎた感じはするけど。
せいぜいミンボーで止めとけばよかったのに。
スーパーとマルタイはダシガラだった。
130 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/05(木) 12:44:09 ID:TAYUhYw8
この監督の最大の偉業は、スウィートホームを作った事
映画自体は駄作だが、FC版スウィートホームがなければ
世界的ヒットゲーム、バイオハザードも生まれなかった。
131 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/06(金) 23:08:54 ID:UDNZ+Re0
さお竹屋は何故潰れないのか?
そういう題材にも果敢にトライしてただろうね。
132 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/06(金) 23:29:28 ID:XjIXyPSH
>>130 すまん。
ゲームには全く疎いんで
スイートホーム
↓
バイオハザード
に至るまでの簡単なストーリーを教えてくれ。
133 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/07(土) 12:44:24 ID:bmyJZ2VQ
予告編に登場する伊丹が好きだった。
134 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/07(土) 12:53:54 ID:8kKMzVlb
>>132 FCスイートホームがバイオの原型なのはゲーオタには有名。
135 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/07(土) 23:50:02 ID:d85BdT+d
「ミンボーの女」は批判されても仕方がない愚作。
>ミンボーの女
文太、旭が公開当時徹底的に批判してましたな。
137 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/08(日) 01:05:42 ID:R23128Uh
「これが映画というなら俺はもう俳優を辞める」(文太)
中尾彬が広角レンズいっぱいのアップで怒鳴っている映像しか記憶にないな。
「ミンボーの女」の伊東四朗はいいけどなぁ
>>文太、旭 了見の狭い奴だ。
と言いたいのだが、事の詳細がわからん。
前後関係も含めて誰か教えて。
二人はやくざ関係の知り合いが多いことも一因だと思っている。
「ミンボーの女」以外では類似発言してないし。
馬鹿にされたと感じたのであろう。
141 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/08(日) 22:27:32 ID:FrIg7LJx
日本映画専門チャンネルで12月・1月と伊丹作品を放送するね
インタビューとかあるかな
>>140ありがとうございました。
>>137の発言が事実であるとしたら、その筋の人々にスジを通すためのものでしょう。
ついでに、その発言者には次にもう一本スジを通して欲しかったと思います。
映画「ミンボーの女」に対して。
(まあ、そもそもその発言者が映画をどう定義しているか、にもよりますが。)
144 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/09(月) 12:11:30 ID:9Y0XCXCY
桜金造は何故に伊丹を嫌っているのだろう?
常連だったのに。
145 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/09(月) 15:33:14 ID:7v6sirwc
嫌ってはいないよ。
コラーッ!
と怒る人間だよ私は。
149 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/16(月) 02:54:04 ID:kwoLy9lT
ワイドショーの再現ドラマと教習用ビデオを足して濃厚に煮詰めたような「ミンボーの女」。
悲壮感を漂わせた宮本信子を見てるとなぜか岸本加代子を見ている時と共通する痛々しさを感じる。
ワロタ
>>144 伊丹十三が亡くなったとき、桜金造は勿論葬式に駆けつけ
た。そして取り囲んだマスコミに対してこう言った。
「自殺は良くないです。宮本さんに悲しい思いをさせて、スタ
ッフに迷惑をかけて・・・。伊丹さんは本当に恩人だけど
大バカ野郎ですよ」
それが後のワイドショーなどでは「大バカ野郎ですよ」の
部分だけが繰り返し流された。
桜は伊丹を嫌っているという噂はこれにより広まった。
実際に伊丹を桜が嫌っていたかは知らないが、恩義に感じ
ていたことは確かなようだ。
152 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/19(木) 06:48:23 ID:i0GRDCfg
スーパーマリオの裏技だか攻略法で子供と通じ合うのってマルサの女2だっけ?
あれがどうにも浅薄に思えた。
マルサ2の超音波って、黒沢清がVシネあたりで使いそうな「経済的」な場面だな。
リアクションの芝居だけでオーケーなんだから。
才気溢れる伊丹より、愚直で官僚的なヤマサツのほうが今ではまともに見える。
どちらも映画的には好みではないんだけどね。
156 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/23(月) 02:33:22 ID:LhPh6Y+T
役者の顔の撮り方の鈍感さは似てる。
157 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/23(月) 03:26:50 ID:X7uNqXM4
昔、金造は仕事が嫌になり実家のある田舎に隠遁。
田圃の納屋で寝起きしててたら板塀の隙間から人の気配。
誰だ!と表出たら伊丹本人。
僕の映画に出て欲しくて・・・
探したらココだと聞いて・・・
で
心意気に感動して参加した、といってたのに。
営業ネタの怪談と同じく捏造?
いい話じゃん。
さすがストーリーテラー。
159 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/28(土) 14:30:31 ID:g1Jcd0Uo
マルサの女のラストシーンで
山崎努と宮本信子が対峙した
高台ってどこだかわかります?
国税局(大手町)の近くにあんなとこあったけ。
競輪場か競技場じゃね?
161 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/28(土) 19:58:27 ID:S0vCYPGF
マルサの女日記の載ってるよ
162 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/28(土) 22:34:20 ID:NeFtO4V3
東村山の市議会議員かなんかが、そうか学会に
突き落とされて暗殺されたのを想い出した
この監督はフェミニスト?それとも女性蔑視の人?
単純に割り切れるものではないだろうけど、女性の出し方が両極端なうえに類型的に思える。
「働く女」が美女じゃダメなの?
宮本信子でなきゃだめ!!
165 :
この子の名無しのお祝いに:2006/11/06(月) 23:18:01 ID:zoA85tNi
”マルサの女”が、伊丹映画の転換点だったように思う。
お葬式、たんぽぽ 等の映画は、あの当時に作ったからこそ意味があるが、
別に伊丹でなくても、そのうち同じ趣旨の映画は作られていただろう。
マルサの女、マルサの女2、ミンボーの女は、一見わかり易い映画に思えるの
で誤解する人がいるかも知れないが、伊丹でなくては、作れなかっただろう。
>>165 ドキュメンタリーのノウハウが無ければできなかったろうね
うまく昇華された映画と思う
168 :
この子の名無しのお祝いに:2006/11/07(火) 18:36:31 ID:AYafkpsV
ミンボーは4回劇場に見に行った。ビデオも買った。
単純に娯楽作品として面白かった。
タンポポが用心棒ならミンボーは七人の侍のパロディーでしょ?
この遊び心がうれしかった。
タンポポメイキングをみていたら
一目見て説明が要らない顔の役者をえらぶとのか、なるほど
キャスティングにも拘りがあったみたいだからね。
「百の演技指導も一人の適格な配役には敵わない」(?)
とかいう父親の言葉の通りだったと思う。
「私の映画に出ると演技賞がもらえますよ」と伊丹が言ったってホント?
久しぶりに伊丹十三の映画見たが、演出があまりにアニメ的っつーか劇画的っつーか
テレビで放映されるたび視聴率20%軽く越えてた伊丹が
売れなくなると同時にジブリがその座に居座ったのも何となく納得できる
80年代以降、真の意味で大衆映画と呼べるのは伊丹とジブリだけだもの
(スピルバーグもルーツはディズニーだなそういや)
って事で、ジブリがヤバイ今、映画で一山当てたいなら、伊丹とジブリの次を狙うのが旬でっせ
伊丹映画=映画ならざる何か
174 :
この子の名無しのお祝いに:2006/11/24(金) 09:25:17 ID:JMRBym6i
『ミンボーの女』以降は完全に「ヒットさせること」だけに頭が行っていたな。
昔、黒沢清が「瀬戸内」での伊丹のアイデアをなにげに批判してたな。
176 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/03(日) 00:21:17 ID:svFk+22Z
177 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/03(日) 10:36:59 ID:bBKnNL3P
この人の死は、実は他殺だったって本当なのかい?
178 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/05(火) 18:08:02 ID:zaJ7TdZr
マルサの権藤さん(山崎努)、黒澤の”天国と地獄”で靴屋の権藤さん
の敵となる誘拐犯やってるけど、関係あるのかな?知っている人教えて
下さい。
>>177 なんの根拠もない大嘘。
伊丹が女子大生とのセックルをバラされただけで自殺するわけがない! と信じたいんだろうよ。
先日の某判事の自殺を「安倍政権に消された!」と騒いでるガイキチと同じ。
180 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/05(火) 20:44:16 ID:gLHlXOJD
それはあなたも同じでしょ。
部外者が間接情報で何言ったって、ねえ?
181 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/05(火) 21:48:41 ID:0F0u+U6w
他殺の根拠は無いけど伊丹の場合
どうにも気になる点が多くて引っ掛かるんだよね
183 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/11(月) 19:09:17 ID:9Jg/kKbW
とっくにガイシュツだったらすまん
「あげまん」の冒頭にナヨコと主水が同じ方向行ったり来たりして
お互い前に進めなくて「シャルウィダンス?」って言うシーンがあったけど
あれって周防監督の「Shall We ダンス?」にも同じようなやり取りが出てくるんだね
お遊び?
184 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/11(月) 22:04:46 ID:lew4Dyaz
まあ、メイキング撮ってる経緯から言うとそうなんじゃないかな
(だったと思う)
伊丹監督も、家族ゲーム出演から数年後、マルサ2で三国連太郎に卵の黄身を吸わせて
おったではないか。
俺は「お葬式」「タンポポ 」「マルサの女1」までだな。
それ以降の作品は上記作品の煌めきというか研ぎすまされた感性が感じられない。
187 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/23(土) 09:51:54 ID:jQPP0fbk
188 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/27(水) 20:13:34 ID:n3Z+j8gU
川谷たくぞうはなんでマルサ降りたの
静かな生活の興行収入は?
マルサの女の冒頭の方のシーンで
山崎努が電話しながら秘書?らしき女性の
スカートの中に手を入れられているシーンがあるのだけど
その女優さんの名前ってわかる人いますか?
志水季里子じゃないか
193 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/02(火) 17:23:47 ID:hFxDyS2x
山崎でなくなってから急激につまらなくなった
マルサも1と比較にならない
194 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/02(火) 21:46:58 ID:Cr4UbUiy
ま人それぞれだね
観点の問題だな
昨日、CSで「マルサの女2」観ました。
久しぶりだったけどやっぱり面白かった。
でもラストで水死体になっていた白いスーツの男が誰だか分からない。
腹心の猫田(上田耕一)のような気がするけど・・・。
知っている方、教えてください。
196 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/03(水) 14:18:12 ID:ZTtR/f73
腹心の猫田(上田耕一)だよ。
「マルサの女2」は劇場公開時とソフト化されたり現在放送されているバージョンとは
ラストの音声処理とかが違った記憶があるんだけどなぁ
>>196 ありがとうございます。
最初、三國連太郎かなと思ったんですが、その後すぐに洞口依子と
でてきたので誰かな〜と思ってたんです。
198 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/03(水) 19:45:47 ID:JInariUg
あげまんてヒットしたわりには面白くないね
199 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/03(水) 23:05:24 ID:XNnpOn6/
マルサの女2のラスト再編集はかなりダサいよ。
なんか、洞口さんのお腹にズーミング、鬼沢の笑い声
次ぎの画面にさらにエコー(ディレイ?)でしつこくかぶり続ける鬼沢の声
すべての場面が終わった後、なぜか板倉亮子の顔にズーミング
暗転して、ロールまで少し間が空く
暗転からロールしばらくして副都心がフェードイン
書くとたったこれだけだけど、オリジナルを知る者としてはこれはきついよ
金網を掴む板倉亮子の目線は、ビル建設でいい目を見る人々と同時に、彼等に不幸にも
踏みにじられた人々にも向けられていると観客に思わせるようになっており
そのまま暗転せずに副都心ビルの夕景へとつながり、直前の場面の政治関連の人々の会話と
現実のビルの画面が地続きになり、観客にある種の社会の仕組みを連想させるようになっている
再編集では暗転をはさむことでその連想を断ち切り、笑い声を繰り返すことで鬼沢という表面上の悪役の存在を強調する
勘ぐれば勘ぐれるわけだが、
一番いやなのは、美意識の作家とも言える伊丹流のハードボイルドといった風情の
あの絶妙なラストが、「かっこ悪く」なってしまった事だ
近所のレンタル屋にVHSがあったら(元のままなので)見てみてほしい
こっちのほうが断然かっこいいのである
200 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/03(水) 23:07:01 ID:XNnpOn6/
暗転して副都心の画まで間が空くの間違いでした
201 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/04(木) 01:50:14 ID:82L7HU5y
>>199 サンクス!
劇場版のほうが良かった記憶は確かにあったんですよ。
そういやあ最近、伊丹さんの新作みかけないねえ
203 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/04(木) 08:00:25 ID:WweiOqmQ
>>121 >石堂か誰かが、伊丹は晩年外国製の特殊な痩せ薬を服用しており
>ソレが原因で精神が不安定だった と書いてた気がするが
これってシ○ブのことじゃないか?
伊丹さんは。
日本有数の新興宗教の内部を深く描いた映画をとろうとして
自殺に見せかけて殺害されたってきいたけど?
205 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/04(木) 08:23:39 ID:KZpZyXGa
その話はしないってことじゃだめ?
だって当事者しかなんにも知らないもん
206 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/06(土) 09:01:22 ID:seN1F/1W
映画芸術って雑誌ではよくワースト上位にあったような。
基本的に、好き嫌いはあっても、決定的につまらないとか絶望的にできが悪いとかはないと思うので
なんだかおおげさだなあと感じたものだ。
女シリーズへの評論家達の批判はなんか、ヤクザ怖さ故の自己保身に見えていやらしかったね
207 :
IK陀D索政権映画:2007/01/06(土) 11:07:58 ID:NnIKRZNB
他殺って事は無いが、明らかに計画的な美人局にはめられたんだろ。
あの女子大生はフラッシュのほかに、写真週刊誌数社に持ち込んで
あまりの怪しさに断られた、最後フラッシュのみ写真提供を受けた。
女子大生はその後、報酬も受け取らず連絡がとれなくなったと
自殺直後、結構いわれていたと記憶。
ま、
>>179みたいなのが延々、噂を消しに来るから見ていて面白いけどなw
草加やヤクザネタはタブー
と身をもって教えてくれたな
209 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/07(日) 00:38:27 ID:w+EHpygl
タブーで触れられない事をよけて通るしかないのに評論家とかが
(いろんな映画に対し)テーマがあるだのないだの言ってると、少し滑稽な気がする。
映画にはテーマ以外にも楽しめる要素はたくさんあるし
>>207 通っていた英会話教室で先に女性(女子大生ではなくOLだったらしいけど)をナ
ンパしたのはイタミンなんだけど・・・。それで美人局ですか・・・。
イタミンとの関係では散々悩んでいたみたいだしな。
>ま、
>>179みたいなのが延々、噂を消しに来るから見ていて面白いけどなw
定期的に疑惑を持ち出したがる連中を見ていると、なんだかねえ。何の根拠もない
のに層化にハメられただの妄想が過ぎると思うが。
211 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/07(日) 01:58:08 ID:w+EHpygl
まず単純に訊こう
それはあなたが直接見た、聞いたことですか?
それともなにかの雑誌の記事ですか?
212 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/07(日) 08:52:43 ID:zvPHSWhu
いや、その女性の身分すらはっきりできてない(“らしい”だと)からたぶん雑誌の記事じゃないのかな。
だのにナンパしたのがどっちか、に関しては断定してるな。
これじゃどっちもどっちじゃないかね。
この件について雑誌で読んだこと(人から聞いた間接情報)なんか書くなよ。
それで書くことなけりゃ、やっぱり書くなだね。
>>206 「ミンボーの女」以前から、業界では評判悪かっただろ?
215 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/07(日) 13:54:22 ID:HZwNpFkT
業界ってマルボウかね
いや、映画のさ。
伊丹の映画って雑学大事典みたいな寄せ集め話の連なりで特異だし、
ストーリーもクサいから、批判があるのは理解できるけどな。
しかしああいうので売り出すと、なかなか冒険もできないし、大変だよな。
217 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/07(日) 18:34:35 ID:dzrsZEBN
もともと商業デザイナーだったし、なんかいいところだけを
切り取ってコラージュみたいな映画を作ろうとしてたのも
なんかわかる気がする…
コラージュだけど、筋は通っているような映画
218 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/07(日) 18:37:19 ID:gs2hf6Uu
マルサ1までの世界観は好きなんだが
以降大衆向けに作ってるよね?
219 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/07(日) 18:45:39 ID:HZwNpFkT
映画業界の評判?
さすがにそこまでは知らない
興行の関係者と、雑誌とかの媒体、評論家たちの評判という事かな
220 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/07(日) 18:54:13 ID:ljF4fYoA
評論家からは賛否両論という感じだった(嫌いな人はとことん嫌い)
同業者からは結構批判されていたね
笠原和夫は「ディテールばかりでドラマがない」と言っていた
黒沢清との件で批判に拍車がかかった印象も受けた
221 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/07(日) 19:49:27 ID:gcFaWrHI
222 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/07(日) 22:15:32 ID:7DWaOrZB
>>220 あんな映画が当たるのか? みたいなやっかみもあるんじゃないの。
角川の時も揶揄されていたね。
223 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/08(月) 03:53:35 ID:eBe8pCfQ
お葬式も大衆向け
みんなあれ見てどこの葬式も一緒だな
224 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/08(月) 16:40:23 ID:ywqb2wiX
『マルサの女』で国家権力の犬をヒーローにして、
税金取られる側を悪役にするなんて、という反発が映画界ではけっこうあった。
またそれが大ヒットして、地上げ屋と戦うマルサを描いた続編で、
「伊丹映画は商売もので、映画じゃない」という認識が広まったと思う。
『ミンボーの女』ではそれが決定的に定まった。
自分はファンだったけど、さすがに『ミンボー』あたりになると、
お洒落でインテリな伊丹さんが、なんでこういう娯楽映画としても類型的で、
内容に深みもない割り切った映画を撮るのか、という違和感があった。
たぶんアメリカ進出を意識して、ウェルメイドスタイルで興行的にもヒットするスタイル、
の完成を模索していたんだろう。でも、『大病人』や『静かな生活』ですらも、
受けを気にしてイマイチ気持ちが入ってない感じがあった。
黒沢清のインタヴュー読んで、やっぱり本人も分裂していたんだなぁ、と思ったよ。
225 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/08(月) 19:16:46 ID:XJiyLPAE
作品自体の面白さの話じゃないのか(脚本、筋書きだけの話じゃないよ)
おれぁ商売もんでも面白けりゃ見るけどね
逆に商売もんじゃなくってもメジャーより面白けりゃそっち見るだろうし
226 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/08(月) 19:50:34 ID:Fp+c8Sev
>>220 評論家のために映画なんか作ってる馬鹿がいたらとっとと死んだ方がいい。
伊丹はそうじゃなかったからもっと生きるべきだった。
227 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/08(月) 19:50:45 ID:mZj6ECSP
>>224 『マルサの女』に対するそーいう批判はいくらなんでも酷い。
だったら公務員を主役にする映画は全部否定しろよ、と言いたくなるね。
>>222氏が言うようにやっかみとしか思えん。
笠原和夫は違うと思うけど。
現社会の必要悪を世に知らしめたという点で伊丹の残した功績は大きい。
229 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/08(月) 22:34:40 ID:NOle//P7
まあそれが無味乾燥な情報の羅列じゃなくって映画らしい映画だったってのがありがてえ
笠原って人の噛んだ映画は好きだけど、視点が違うだけでどっちもドラマとして面白いよな
俯瞰でディテールに偏ってちゃ映画じゃないなんて、そんな窮屈なもんじゃあないよ映画は。
230 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/09(火) 00:10:13 ID:UFmWkDIs
タンポポ 日本人の異常なラーメン熱をとりあげる
マルサ マルサという言葉を一世風靡させる
ミンボー 民事暴力や893の手口をリアルに描く
大病人 尊厳死や延命治療に対する疑問を投げかける
スーパー 食品偽装 リパック等業界の裏を紹介
まぁこれらのことは今じゃ公になってることだけど伊丹がとっくにやってたんだよな
マルタイは駄作だな
231 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/09(火) 01:13:00 ID:PtNXqzw5
大病人のラストの方に大病人(三國連太郎)が乗ってる車の窓から見える自転車の少女(櫻井淳子)
が凄く綺麗で輝いていたのが印象的だった。白いワンピース着て、夏の青空の下を自転車
で走ってるんだけど若くて瑞々しく身体から生命力が溢れ輝いてるような感じで、もう
すぐ死んでしまう三國と対照的だな〜って思った。
あれってホントに櫻井淳子だったの?
なんか顔がぜんぜん違って見えた・・・
ハーフでああいう顔のタレントかなんかがいたような気がして
>>224は非納税者または脱税者。
文脈から程度が知れる。
というか、伊丹の映画は「ウェルメイドスタイル」とは全然違うだろ。
235 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/09(火) 21:20:39 ID:PtNXqzw5
236 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/13(土) 15:27:02 ID:GxKe80wT
『あげまん』は宮本信子のプロモーション・フィルムだけど、『タンポポ』同様、
やりたいことをやったフィルムだったんじゃないか、と思う。これがベネチア映画祭で賞を取っていたら、
その後の展開は変わっていたかも。
アメリカ進出を意識していたから、いわゆる「女シリーズ」ではアメリカ映画的な3幕構成の娯楽映画スタイルを採用したり、
やはり商業監督としてのプロ意識はすごかったと思う。
『マルタイの女』の時の対談で「公務員で地道に努力している人を取り上げるとすぐ、権力の犬、と言われてしまう」
とコボしていたけど、その辺も日本映画離れした人だったのかなぁ。
237 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/13(土) 16:37:04 ID:4n3NG6UH
権力の犬って言うわりに
反体制の鼻息荒い若者を見ると
幼稚な正義って同じ口で馬鹿にする。
インテリはそんなもんです。
それまで「〜の女」シリーズ?は主役が何らかのプロフェッショナルだったのが
マルタイでは単なる女優だからな
美人だけどパッとしない宮本信子が容姿と演技で完璧に役作りして
専門用語混じりの台詞を流暢に決めるってのが魅力だったのに
伊丹映画を嫌いな人間はとことん嫌いってのが
ピンと来ないな。なんでそこまでしゃくに障るんだろう。
「ほしのこえ」を認めない古参アニメオタクみたいなもんか
>>226 その評論家に褒めてもらいたかったのが伊丹だろ
「それでもボクはやってない」は、まるで伊t
242 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/30(火) 14:24:45 ID:dJiifYip
>>241 似てることは似てるけど、伊丹監督だと「それでも」とは逆の
結末にするような気がする。
どんな問題を扱ってもエンターテイメントであることを、良くも
悪くも大事にした人だから。
逆に言えば、周防監督は良くあの結末を採用したものだ。
243 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/30(火) 15:28:28 ID:XpcLWB2w
ふと思い出したが
伊丹は30年以上昔、関西ローカル生放送「ワイドサタデー」
リポーターをやってたな。
で パートナーが市川森一の嫁柴田ナントカだった。後に伊丹映画に出てる。
244 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/05(月) 11:23:20 ID:o+xyPvB0
>>242 確かに伊丹だったら、ラストは絶対「○罪」だな。
劇場で見ていて、正直ビックリした。
245 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/10(土) 14:09:06 ID:iqVk9ESI
伊丹が裁判映画撮るなら題名は絶対、
『それでもボクは払わない』
だろ。敵は黒沢清&映画監督協会。
246 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/10(土) 23:57:59 ID:8WN+k5oO
マルサの女2を、公開当時渋谷のとある映画館で観た。
後半、三國連太郎の手下が国税の倉庫から証拠を取り返すために
適法な申立人を装ってマルサに行き、大地康雄の隙をねらって
倉庫の鍵に粘土を押し当てて型を取るというシーンがあった。
大地康雄が、手下たちが近くにいるところで
段ボール箱の上に無造作に鍵を置いたまま、「ちょっとお待ちください」と言ってその場を離れた瞬間、
満員の観客がどよめいたのが忘れられない。
「何で〜?」「こんなことする訳ないじゃん〜」という、
ブーイングにも似たどよめきだった。
ある意味、その後の伊丹映画を象徴するようなシーンだった。
247 :
この子の名無しのお呪いに:2007/02/11(日) 00:30:26 ID:8ua5oTur
>>246 ついでに言えば、あの国税の倉庫の構造もおかしいよな。
普通は、倉庫に入るときに暗証番号を押さないと入れないようになってるものじゃないか?
手下が倉庫に入ったが出られなくなり、偶然入ってきた宮本信子と対峙する、というシーンを導くために
無理な設定にしてしまったのではないか?
248 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/11(日) 10:29:29 ID:I+9G+AH1
マ ル サ こ わ い よっと
249 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/11(日) 14:01:45 ID:FXFRmubU
あの鍵偽造はいちおう、伊丹が取材で掴んだネタなんだけどな。
ホントにあったらしいよ。
250 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/11(日) 16:01:55 ID:YhwqNDLe
襲撃事件直後の記者会見で嫁の宮本が
「映画の神様が守ってくれたので命が助かった」と涙ぐんでおり
オイオイ何処まで勘違いしてんだああ!と思った次第。
襲撃犯は最初から顔削るだけの目的であったし
(バラしちゃ算盤が合わない)
むしろ「人間を小馬鹿にしたような映画」@菅原文太
に映画の神様が怒った因果で襲われたのであろう。
251 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/11(日) 20:58:36 ID:UTBLoF0q
「人間を小馬鹿にしたような映画」@菅原文太
伊丹はそういう人だもんw
生の実感がなくて空っぽでフワフワした人
自殺したと聞いた時も『ああ〜ヤッパリ・・・』って感じで特別な感慨はなかったな
252 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/11(日) 22:07:59 ID:hoH/O0m+
ラストで大地さんが、
やくざの利用を断るシーンはカッコ良かったよ。
やくざに批判的な視点は邦画では貴重だった。
253 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/11(日) 23:19:35 ID:faL+c4zF
>>250 襲撃犯は最初から顔削るだけの目的であったし
アホ、それは後に解ったことだろ。やられた側が「あ、これは殺さないな。」なんて瞬間判断できるのか?
したり顔で書き込んでると悪いね。粘着アンチ君。
255 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/12(月) 07:36:03 ID:u6UkGDcR
マルタイのオチって、、
>>252 「ミンボーの女」のラストですね。
唇がプルプル震えてたなぁ
257 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/12(月) 11:31:46 ID:1T8VDuOQ
アップが多いので一部の映画ファンからは距離を置かれてた
でもあの映画のアップって暑苦しくって見ごたえがあるな
それとオブジェとしてのヤクザにすごい愛着あるんだなって感じ
かえって東映映画のやくざが旨味に欠ける気がするくらい
(こうやって書くとそっちが嫌いと思われるかも、違うよ)
その愛着も襲撃あたりで気が変わったみたいだけどね
既に北野映画のやくざ像も定着しつつあったから、
やたらがなったりするのは少し古臭いともいわれてたよ
マルサ2の薄ら寒い感じからすると確かにストレートだなっちう印象はあったけど
ついつい見入っちゃう
ホステスのセーターの胸の部分をハサミで切ったら、
きれいな丸い穴が開いて、オパイがポロリしたね。
259 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/12(月) 16:58:40 ID:qO/FShKY
オパーイ
260 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/12(月) 18:27:59 ID:1T8VDuOQ
黄金の犬かなんかでも見たような気がこれも取材ネタかの
261 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/13(火) 03:26:20 ID:HqwLafTt
伊丹って身長何cmだったんだろう
大柄に見えたけどね
景山民夫と並んでチョィ低い位だった記憶。
>>250 >>251 菅原文太をはじめとする東映系の俳優が伊丹映画に
批判的だったのは自身がヤクザとの交流があったから
というのは半ば常識。
そりゃ批判しなきゃ、体裁が整いませんわ。
263 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/13(火) 16:49:16 ID:I8Ebgy0G
邦画業界に気分的な反体制志向があって
マルサには『国家の手先を持上げるな!!』
ミンボーには『邦画に貢献してきたヤクザ様を批判するな!』
みたいな批判がありました。
けど文太の「人間を小馬鹿にしたような映画」ってのはうまいこと言うよなあ。
ミンボウ以外でも通用する。
265 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/13(火) 23:28:10 ID:fZpIaWtR
2ちゃんねらーに比べりゃ全然まし
266 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/17(土) 01:51:04 ID:oaCqUI1I
コラアと怒る人間だからね
267 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/17(土) 04:08:48 ID:MpxG1dn2
創価批判の映画はぜひとも完成させてもらいたかった
松田優作も「人間が描かれていない」と批判的だった。「家族ゲーム」で共演したあと、
「お葬式」にオファーされたが、結局断った(猫八のやった葬儀屋役)。
黒沢清的『非・人間主義』ではなく、生半可に人間を描こうとするのが問題だ。
270 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/18(日) 07:46:33 ID:+mk4CAAQ
たびたびこの板でバッシングに駆りだされる黒沢清はいい迷惑だな。
生半可って言うからには、マックスに人間が描き出された映画作品は無論挙げられるよなw
271 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/18(日) 17:07:18 ID:GphmOPJ9
幼少時、野上女史に面倒見て貰ってたと聞いたが。
のんちゃん繋がりで黒沢明との交流は有ったのかなあ?
無いような気がするけどね。
商業映画として初監督の「お葬式」を、松田優作はなんで断ったのだろうか
たんに「家族ゲーム」で共演して嫌いだったんじゃないか
>>271 野上女史のエッセイを立ち読みした限りでは、面識はあった
みたいよ。
>>272 「家族ゲーム」で共演して、伊丹監督が松田優作に惚れ込
んでいたのは事実。「お葬式日記」などの記載でも、断られた
後にもかかわらず優作を高く評価しているのが判る。
一方優作は、伊丹が自分を商業的に利用しようとして「お葬式」
への依頼を打診してきたと思ったみたい。
それでけんもほろろに断ったと。
あの頃の優作はかなり狷介になっていて、他人に対する
好き嫌いがはっきりしていたようだ。
松田優作ってアホーマンスをみても変わった人だったからね
そうかもね
伊丹さんの随筆のなかで
ごはんの上にブリの漬けをのせて、グラグラとした味噌汁をかけて食べる
というの、なかったでしょうかね。
なんか、池波正太郎と魯山人と監督がごっちゃになって。
マキノ雅彦こと津川の「寝ずの番」が伊丹テイスト
278 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/26(月) 20:09:48 ID:Pk1meToi
>>276 書籍化されたエッセイには少なくともないね。
ただ未収録のエッセイも随分あるらしいから、断定は
できないが。
279 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/27(火) 00:41:52 ID:c5LFdHNU
伊丹って要するに「保守」だったんだよ。
だから嫌われた。
ヤクザ批判とか公務員擁護とかはあまり関係ない。
伊丹の映画見ると、ああ、保守だなって思う。
「保守」ならなんで保守層に嫌われたんだよw
>>278 ありがとう。思い出せない。
開高健 だったかな
>>279 当時マルサの女を批判する人の少なからずが「マルサを
美化」「権力者におもねる」というのだったよ。
中には「作品としてはつまらなくはないが、権力サイドが
主人公というだけで評価できない。」というトンデモ意見も
あった。
じゃぁ警察官は権力サイドじゃないのかよ、って当時思った
ものだ。
>>283 そんな判りにくい文章じゃないんじゃない?
警察はヤクザに襲われた人も助けてくれるかもしれないけど
税務署なんて「庶民の敵」って感じだったでしょ
大金持ちならともかく、普通の蕎麦屋にまで取り立てにきていたし
あと、ヤクザに関しては、それまでのヤクザ映画のほうが、よっぽど現実離れしていて美化しすぎでしょ
バブルの時代の、金のためならなんでもなる、あの下品さのほうがリアルだ
ヤクザが指をぱっと5本出して(5000万円、というつもりで)、しかし、小指が半分しかない
「なんやこれ? 4500万か?」と言うシーンは笑えた、すごいギャグだ
アレをみて、創価学会の用心棒でもあった「後藤組」が激怒して、伊丹を襲うことを考えたんだろうな
伊丹監督の映画は「遠くに行きたい」の手法の延長上にあるセミドキュメンタリーだとおもう
面白いデータがあれば映像はなりたつと。映画と言えるかどうかは別として。
「お葬式」も義父の葬儀で起きることが面白いので映画にしたのでしょう。
指4本半も取材で面白いデータだから使って深い背景とかは考えない。
他人がどんな思想をもっているかは、興味なかったんでしょう。
唯一、自分の内蔵していたデータでつくったのが「タンポポ」
初めて見た時になんだ過去の随筆のリピートだとおもったけど
20年後にみなおしたらよかった。映画として。
288 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/05(月) 21:50:14 ID:WFKhG0A3
「ミンボーの女」を初めて観たけど、若頭の893がリアルすぎて観ているこっちが怖かった。この映画に対しての伊丹監督の意気込みはハンパないね、特に893がリアル過ぎ、大地さんのラストがカッコよかった
>>287 ドキュメンタリー的と言うより、TV番組の情報バラエティー的でしょ。
本人もやっていたエンターテイメント情報紙的と言うか。
昔自分で編集していた雑誌や本のまんまだから。
>>289 ホントに伊丹映画を見ているのかねぇ?
また彼の作った本や雑誌を読んでいるのかねぇ?
少なくとも彼の作った雑誌はかなりスノッブで、エンター
テイメント情報誌等というのとはほど遠いよ。
291 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/14(水) 21:40:43 ID:cnp7JYKF
好き嫌いは別として、80〜90年代の邦画を支えた間違いなく大功労者であることは、間違いない。
ホント、ゴジラと寅さん以外はメジャー系邦画は、あの頃どん底だったんだから。
>>291 映画監督、伊丹十三を総括するような評論なり、本なりがそろそろ出ても
良い頃だねぇ。
昨年はエッセイスト伊丹十三を総括する素晴らしい本が出版された。
また、5月には伊丹十三記念館もオープンする。
機は熟している、と思うんだが。
>>292 でも書く人がなあ。
やっぱり伊丹映画に思い入れがあって
なおかつデータ面もきちんとしてる人じゃないと…
おまいらガンガレ。w
>>292 伊丹十三記念館、期待してるよ。
以前出た伊丹十三DVDボックスが伊丹監督が存命なら
絶対OKを出さないような、使いにくくしかも垢抜けない
デザインだったから、今回は伊丹監督に褒めて貰えるような
ものを目指して欲しいね。
298 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/31(土) 00:45:45 ID:0JhtyfjJ
『伊丹十三です。みんなでカンツォーネを聴きながらスパゲッティを食べよう。正しい作り方も研究しよう。』
以上は伊丹十三の出演するCD(1971年発売当時はLP)のタイトルです。
収録内容は、伊丹が『女たちよ!』で綴ったのイタリアンの蘊蓄・小噺がメインです。
大野雄二(ルパン三世、犬神家の一族のBGMでお馴染み)が奏でる旋律と、
どこかインチキ臭そうなガイジン、アルマンド・ロメオの‘イタリアン’コラボレーションが花を添えますが、
やはり伊丹のハスキーで外国語的な‘まろみ’をもつ日本語が最大の聴きどころだと思います。
今だにスパゲッティを「啜る」人々に聴いていただきたい(または聴いていただきたくない)、価値ある一枚。
300 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/31(土) 18:34:09 ID:0JhtyfjJ
このCDで紹介されている「スパゲッティ・アル・ブーロ」を伊丹の言うとおりに自作してみましたが、これが実に美味い!
日本のイタリア料理屋では、(単純すぎて金取れない?)まず食べられません。
イタリア人が常日頃食べているスパゲッティはこれだそうです。(気をつけないと食べすぎて太ります。)
私は日曜の昼っ腹に「スパゲッティ・アル・ブーロ」とロゼ・ワイン(安いやつ)を馬のように食すのがほぼ習慣になってしまいました。
301 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/31(土) 18:48:43 ID:Y9lRbWHo
大友柳太郎を自殺に追いやった監督ってこの人ですか?
>>301 なにかお間違えでは?
大友柳太朗をいびったのは某時代劇俳優ですよ。
>>302 17 名前:この子の名無しのお祝いに[] 投稿日:2007/01/30(火) 16:38:31 ID:vHe01mCK
優しい人だったらしいね。裏方にも私費で弁当配ったり。
里見浩太郎も女房手作りという触れ込みの高級弁当配るが、共演者4,5名分のみ。
大友さんを死なせたのは、例の気取った奴。大江の親戚。飛び降り自殺した奴です。
19 名前:この子の名無しのお祝いに[奥] 投稿日:2007/01/30(火) 18:28:03 ID:hp8iYPPz
>>17 伊丹のこと?いいよそんな事どうでも。2人とも還ってくる訳じゃなし
0に戻すのかと! 承知せんぞと!
CD聞きました。スパゲッティの。
71年の音源よくのこってましたね
「タンポポ」のスパゲッティのシークエンスはどういう意図なのかなとあらためて思いました
1)イタリア人らしい人が音を立てているからマナーなんてどうでもいいじゃないか
2)日本人がスパゲッティを音をたてて食べるのは西洋の人にはこんなにも衝撃的にみえるのだよ
どちらでしょうかね。
306 :
www.sakutv.com:2007/04/02(月) 01:48:27 ID:kkrTfnsS
>>301-303 大友さんが亡くなられたとき、ワイドショーでご遺族の方が
コメントされているのを見たけど、タンポポの撮影が凄く楽し
かったらしく上機嫌だったので信じられない みたいなことを
言ってたよ。
本当は苛められたんだったら、別に伊丹さんに義理立てする
必要はないんだから、はっきり言うか、少なくても「上機嫌だった」
なんて言わないでしょう。
ところがセリフ入らなくてNG連発だったんだから、
その落差から落ち込みも激しかったんでしょう。
>>308 書き方が悪かったかもしれないけど、上機嫌だったのは
撮影後だよ。
散歩をしていて古本屋で「ものぐさ精神分析」をかった。
あとがきを伊丹監督が書いてるんだけどこれが正直な考え方なのかな。
「神経症は何も異常なことではない。正常な自我なぞとというものはないのだ、人間はすべて神経症である」
向こうの世界にいっちゃっていたんだね。自殺もするわな。
いやl、それは普通の考え方だってw
伊丹は他におかしい部分がある。
マルサの最初らへんで、権藤が港町区のマンションを買い取るために
貧乏な家族のところに借金の帳消しの話を持ちかけるじゃん。
そこで権藤が、興味深げに家族のほうを見てるカットが入るんだけど
あれの意図がちょっとわかんない
こんな貧乏家族見たことねえwって興味のまなざしなのかな
小さな部屋に住んでる妊娠中の妻、やる気のない夫、
泣いて拝む老婆、相手にされない子供、
子供のときに見てトラウマになったシーンだわ
このひとたちは一生幸せになれないんだなって思った。
おかげで所帯じみた生活感が気味悪くなって、デザイン家具に
囲まれてまったりしてないと心が安まらない大人になってしまったw
夫は確かベンガルだね
小さい子供が衣類をたたみ、
彼に渡すんだけど、放り投げちゃうんだよなぁ
監督の指示による小芝居だったんだが
実にリアルというか、観客の気持ちを冷たくさせるには
効果満点だったな
314 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/05(木) 02:46:39 ID:Zz6FrgFU
>>312 権藤が視線を家族に移すのは、観客に意識を(より一層)家族に向けさせるための演出だと思う。
権藤の視線に観客が釣られる形。
伊丹ってこういう演出が得意っていうか天才的だったよな。
きちんと計算している。
観客をトラウマにさせるほど。(笑)
ま、あくまで推測。
315 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/05(木) 08:33:07 ID:csIMy251
よんでたら見たくなっちゃった
>>312 そりゃ蔑視でしょ。
近親憎悪でもあるのかも知れない。
317 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/05(木) 15:02:57 ID:pg7kxJN+
伊丹作品で「ミンボー」「スーパー」が好きなんだけど、皆さんから見てどうでしょうか?この2作品は何回も観てしまうのよ
ミンボーは問題外の大駄作
319 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/05(木) 17:32:16 ID:D/n3/usv
まあ、1本でも好きな作品が多い方が人生得だとしか言いようがない
320 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/05(木) 20:08:41 ID:SwHbVDa2
>>317 ミンボーは慣れたら好きになった。最初はやっぱり脅される堅気が
痛々しすぎるし、いかにも啓蒙してるって感じで嫌だったんだが。
ミンボーの伊東四朗と中尾彬はよかったじゃない。
マルサは良すぎるんだよね
322 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/06(金) 04:29:15 ID:XmyVuR20
>>321 あ!確かに伊藤四朗を観るだけでも価値が有るな。
マルサ1冒頭のオッパイチュパチュパシーンが良い。
324 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/06(金) 18:49:09 ID:fYz+Brjt
前作(タンポポ)のラストにひっかけてんだろ
バックトゥーザフューチャー見たあと
バックトゥーザフューチャー2見るとシーンがつながってて
ビックリするようなもんか
乳を吸うのが赤ん坊から爺になったわけか
歳とると、子供に戻っていくのかもね
あのおかんの職業が看護婦なんだろ
328 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/16(月) 22:56:46 ID:ivUXbcra
タンポポの「生卵」をやってみたが
生臭くてキモチわるくなったぞ。
329 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/18(水) 00:40:04 ID:BCxE6LPr
中尾彬は脚力凄いな 片足で保健所長の両袖机をなぎ倒しんだからな!
330 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/18(水) 01:24:01 ID:pn0XYPyK
目も凄い。
331 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/18(水) 23:02:49 ID:HhqDBmWO
リアリズムのタッチや。
332 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/19(木) 00:58:20 ID:rmQehcpz
中途半端な対応しとったらあかんどっ〜!
333 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/19(木) 01:10:39 ID:Bocag85v
ヤクザ顔の明智刑事がカッコ良かったな(ミンボーの女)
334 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/19(木) 15:58:13 ID:geYwRHmV
随分前に(前のスレッドで)
「伊丹自殺後に宮本信子が記者会見で朗読した詩は何だったか」という話題が出た時、
「三好達治の詩だよ。書庫に刺繍があるはずだから発見したら、採録するよ」
と書いた者です。
押し入れの奥の奥からやっと発見しました。採録します。
もうとっくに話題が変わっていて、うざったいでしょうから、無視してしまってかまいません。
「涙をぬぐつて働かう」
みんなで希望をとりもどして働かう
忘れがたい悲しみは忘れがたいままにしておかう
苦しい心は苦しいままに
けれどもその心を今日は一たび寛がう
みんなで元気をとりもどして涙をぬぐつて働かう
最も悪い運命の台風の眼はすぎ去つた
最も悪い熱病の時はすぎ去つた
すべての悪い時は今日はもう彼方に去つた
楽しい春の日はなほ地平に遠く
冬の日は暗い谷間をうなだれて歩みつづける
今日はまだわれらの暦は快適の季節に遠く
小鳥の歌は氷のかげに沈黙し
田野も霜にうら枯れて
空にはさびしい風の声が叫んでいる
けれどもすでに
すべての悪い時は今日はもう彼方に去つた
かたい小さな草花の蕾は
地面の底のくら闇からしづかに生れ出ようとする
かたくとざされた死と沈黙の氷の底から
希望は一心に働く者の呼声にこたへて
それは新しい帆布をかかげて
明日の水平線にあらはれる
ああその遠くからしづかに来るものを信じよう
みんなで一心につつましく心をあつめて信じよう
みんなで希望をとりもどして涙をぬぐって働かう
今年のはじめのこの苦しい日を
今年の終りのもつと良い日に置き代へよう
>>334の三行目。「三好達治の詩だよ。書庫に詩集があるはずだから発見したら、採録するよ」に訂正。
日本浪漫派の同人であり、現在でも人気のある抒情詩人・三好達治が昭和21年の念頭に書いた詩です。
「最も悪い運命、熱病」というのは勿論、前年までの戦争、皇軍ファシズムのことを指しているのですが、
宮本信子は、そこに自分の苦しみ悲しみをダブらせたわけです。
朗読したのは、復帰第一作のTVドラマの製作発表記者会見の席上で、
横にいた小林桂樹が思わず泣き出してしまっていたのが印象的でした。
>>337の二行目。「現在でも人気のある抒情詩人・三好達治が昭和21年の年頭に書いた詩です」に訂正。
詩の中の旧字旧仮名は、現代仮名遣いに改めました。
長々と失礼しました。
339 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/19(木) 20:27:55 ID:j5j3udic
いや、伊丹好きにはそんなきつい人もおるまいて。
これから読ませてもらうに。
340 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/21(土) 16:33:29 ID:v3Squ3e/
創価、統一、民団総連はほぼ全スレを監視している
海外ではアメリカ、イギリス、フランス、中国の外交とメディア関係者が情報を集めているらしい
企業ではモルガン・チェースがやっている噂
341 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/21(土) 16:59:17 ID:ZNRIa9Jc
ということを告発するところまではオッケーなわけ?
342 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/21(土) 17:00:18 ID:v3Squ3e/
あたしゃ民団関係者にやられた
話は変わるけど
ミンボーの後に伊丹の遺族と文太は和解はしたみたい
ドラマで宮本信子と文太は夫婦役で共演と
伊丹の親戚の長門裕之が文太の長男が死んだとき
自宅に真っ先に駆け付けていた。
長文連投すまん
343 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/22(日) 00:49:35 ID:/TOEcdWc
>あたしゃ民団関係者にやられた
なにを?
本当にやられたならネットなどとても出来ないのじゃないの?
>>342 > 伊丹の親戚の長門裕之が文太の長男が死んだとき
> 自宅に真っ先に駆け付けていた。
そりゃ根拠にならんだろ。
346 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/22(日) 16:59:48 ID:87Q7Yrh8
20年ほど前まで
長門夫婦はあらゆるタレントや俳優の冠婚葬祭に
毎日出まくりワイドショーで顔売り続けた。
武が「葬式タレント」と揶揄したのも知らん世代か・・・
というか、伊丹と長門裕之が一体どういう親戚なんだか。
「ミンボーの女」は伊丹自殺の5年も前の作品なのに、「伊丹の遺族」などと支離滅裂なことを言っているし、
長門裕之と文太はともに俊藤浩滋に可愛がられた者どうしだから私生活で親交があつたとしても不思議じゃなくて、
伊丹とは何の関係もないだろう。
こういうのは放っておくのが2ちゃんねるの作法なんだろうが、あまりに支離滅裂が過ぎる。
お父さんの伊丹万作の「無法松の一生」で子役をしていたからじゃないか
長門裕之は。
それは勿論知っているが、
>>342は何で親戚だと勘違いしたんだろう。
351 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/23(月) 06:40:32 ID:aBvoqIYV
>>350 横から何だが、反論するのに確証が無かったからじゃない。
確かに伊丹と長門が親戚ならマキノ一族はみんな伊丹の親戚となり伊丹が「お葬式」制作であんなに苦労した理由が解らなくなるし、マキノ一族は大江一族とも繋がることとなり・・・でも反証するのは難しい。
悪魔の証明だからね。(笑)
あとさ、せっかく
>>355 が三好達治の高尚な詩をテキスト化してくれたんだからさ・・・そちらを語ろうよ。(笑)
宮本信子の心中がよく解るよね。
とくに自殺で夫を失った苦しみは想像に絶する。
352 :
350:2007/04/24(火) 00:17:44 ID:gDMGI6aU
>>335を書いたのも俺なんだけど、バイ菌がうつるから話しかけないで欲しい。
言っていることの中身も意味不明だし。
353 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/24(火) 23:49:49 ID:G5dRDPHh
その昔、伊丹が出ていたマヨネーズのTVCMで、やってたおいしいものシリーズ
薄切り食パンに大葉をのせて、その上にチリメンジャコを山盛りにする。
そこにマヨネーズをニュルニュルッとやって、んで丸めて食べる。
↓
やってみたらすごくおいしかった。(シラスでもいけるよ。)
うろ覚えだから詳細違うかも知れん。
たしか、このメニューだけじゃなかったはずなんだけど、思い出せん。
他の知ってる人、教えて。
>>353 おこのみやき。
息子が作ってるときに
こっそり生地にニュルニュルとマヨネーズを混入。
>>353-355 椎茸の軸を切って裏返し(丁度皿のように見立てて)、
傘の内側にマヨネーズをタップリ。で、上からパセリを
散らしてオーブントースターで焼く、ってのもあった。
あの味の素マヨネーズのCMは面白かったよなぁ。
伊丹さんは「ヨーロッパ退屈日記」だか「女たちよ!」
だかで、「マヨネーズくらい自分で作ろう」と書いていた
せいもあるかもしれないが、普通に生野菜にマヨネーズ
をかけるってタイプのCMはなかったね。
アイデア料理の素材ならOKですよ、という感じだったのかも。
357 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/25(水) 14:08:35 ID:5Nmp00ym
存命なら今ネットで
ほぼ日刊イトイ新聞を
マニアックにしたみたいな薀蓄サイト主宰してるかも、と思う。
358 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/25(水) 14:18:12 ID:UjYG/4dt
マヨネーズのCMは黒沢清監督だよね。伊丹が推薦したとか。
ロケ場所は伊丹の自宅だし、共演者は家族だし、楽しみながら作った短編映画というムードがあった。
打ち合わせも、伊丹と宮本信子と黒沢とプロデューサーの四人で、熱海に集まってやったんだろうな。
あの頃が、伊丹にとって人生でいちばん楽しかった頃じゃなかったろうか。
359 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/25(水) 22:52:21 ID:bcBQQAfn
骨まで暖まったら布団へ直行〜
360 :
353:2007/04/26(木) 00:12:25 ID:omP4ZBEY
>>354-
>>358 みなさんありがとうございました。
>>359 それはツムラの「登別カルルス」ですね?
伊丹の、あの独特な声質で言う「登別カルルス」を思い出しました。
監督ばんざい!
マルサ1の最後で、権藤が血で書いた暗証番号、
あの金って、亮子に個人的にやるって意味?
それとも、そこにも隠してたよって意味?
その判断の全てを亮子の判断にゆだねるという意味。
CSで「13の顔を持つ男-伊丹十三の軌跡」をみたけど
「悪一代」のVTRがまさか残っているとは思わなかった
38年ぶりに留吉に会えたわ。
死んだ親父がアホの演技は賢い人でないとできないと言っていたな
加東大介のアホ演技もよかったよな
366 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/03(木) 12:10:17 ID:zq7mYhC1
タンポポのチャーハンのエピソード、ダーク過ぎないか?
全体的に面白いけど、あのシーンだけはどんよりしてしまう。
367 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/03(木) 12:39:51 ID:3YG8AUzv
伊丹映画って「なぜここでこんなえげつないことを!」ってパターンが多い。
趣味というには病んでいるような。リスク度外視でぶちまけたような。
368 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/03(木) 14:13:55 ID:NzsyI5xv
ホテル会長らが やくざ追放に立ち上がり ホテル前で報道陣に会見している時、
会長が腕を揚げ「やくざの連中に言っておくっ!やくざに脅されて金を出すほどモウロクはしておらんぞっ」
のシーンでは 脳溢血で死ぬのではないかと心配したな
タンポポって全体的に死のイメージが充満してる気がするんだよ。。。
「伊丹十三の映画」(「考える人」編集部/編)
発売日 : 2007/05/25
2,100円
「お葬式」「マルサの女」など、「伊丹映画」の全貌に迫る。
ノンフィクション作家を凌ぐ取材調査。
不要なト書きのない完璧な台本。
台詞の言い替えを許さない演出。
小道具、衣装へのこだわり。
役者、スタッフ、関係者の熱い証言で「映画監督・伊丹十三」が蘇る。
http://www.shinchosha.co.jp/book/474902/
「伊丹十三の軌跡」見ていて、伊丹映画は「遠くに行きたい」の延長上にある
完全に制御されたドキュメンタリー風の映画だと。
「伊丹十三の映画」か読んでみようっと
ここしばらくのたけし映画は「大病人」あたりの伊丹映画と似てるような。
作風も立ち位置も正反対のようで、映画を撮り続けることの苦悩がだらしなく滲み出してる。
宮本と岸本の悲壮感といい、こんなことになるとは夢にも思わなかった。
374 :
276:2007/05/05(土) 21:06:57 ID:EuFRdLtU
以前、「ごはんの上にブリの漬けをのせて、グラグラとした味噌汁をかけて食べる 」
というくだりが随筆のなかにないかと質問した者です。
「伊丹十三の本」なかの未発表エッセイの「丼めし」に書いてありました
大量のハマチの刺身と葱、もみ海苔、山葵などの薬味を用意
炊きたての御飯をよそってハマチの刺身をのせて、ぐらぐらと煮えた蜆汁をかけて食うでした
今度の冬にやってみます。これは旨いでしょう
スウィートホームって何故 DVDにならないのですか?
378 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/09(水) 02:56:40 ID:OpipkWRJ
「不思議なんだよなあ、伊丹さんが季里子に興味持ってるんだよ」
「え! そうなの? でもキャスティングが決まったわけじゃないんでしょ? だったらそんな事言わないで!」
その夜はなぜか細越さんの言葉が気になって寝つけなかった。
監督が私の映像が観たいということで「ラブホテル」のビデオを観てもらった。
私の役は引き絵が多く、顔がはっきり判らないと言ってたそうだ。
キャスティングされた和江の役は伊丹十三著「マルサの女日記」読むといろんな有名女優さんが候補に挙がっていたようだ。
私に決めたのはリアルな素材だったからか?
二週間ほど経って、キャスティングの笹岡さんから電話。
「本読んでもらえますか?」と。
「え! 役いただけるんですか?」
さっそく赤坂の制作会社ニューセンチュリーに台本取りにいった。読んだら、いい役じゃん!
後日、カメラテストで目の表情を撮る。
その頃からメイキングビデオを周防正行監督が撮っていたが、
私は緊張してたのか撮られてる事に気づいたのは、マンションのラブシーンで山崎努さんとの情事の後ティッシュをお尻に挟んで居間に行く時だった。
居間にメイキングの周防監督達がいて気づいた。
当然、パンツ履いてないので前から見るとスッポンポン。
周防さんに「ヘヤーは撮らないでね」と言うと…。
「判りました」と。
大物俳優の山崎努さんが相手なので緊張して言葉も交わさなかったが、山崎さんもラブシーンなのか緊張してるように見えた。
あの大物でも緊張するのか?(後日、本人からラブシーンは大嫌いだと聞かされた)
最後の台詞、山崎さん演じる権藤に向かって「畜生! 人を七年も玩具にしやがって」が上手く言えなくて、監督から何度も駄目だしが。
結局その台詞は使われなかった。
自分の中で捨てられた女の傷みが表現出来なかったのだろう。
でも、明け方に終わった後、監督は「季里子、良かったよ」と言ってくれる。
優しい人。監督は私が権藤に殴られて流す血のメイクから、顔半分のケロイドメイク、お尻に挟むティッシュの出具合まで全部自分で納得いくまで確認していた。
379 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/09(水) 08:02:25 ID:ij7FBVNm
>>369 そういう観点でもう一回見てみよう
E.ノートンがフェイバリットときくとニヤリとする俺
>>378 これ志水季里子さんのインタビューだよね?
なかなか面白い。
よかったら、ソース希望。
381 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/10(木) 00:32:38 ID:znOID5ro
志水のホームページに載ってるよ
夫だった広瀬昌助(「八月の濡れた砂」主演)医療過誤で亡くしたり
大変そうだ
382 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/11(金) 00:18:11 ID:DIzkKbrO
「伊丹十三の映画」(「考える人」編集部/編)
発売日 : 2007/05/25 2,100円
発売翌日、出張なのでゆっくり読むとします。
383 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/11(金) 00:47:24 ID:eLFqWnVl
ミンボーに櫻井幸子が出ているというが どこにでてた?
384 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/11(金) 08:37:41 ID:Q1OnJ4kC
総支配人(宝田明)の娘役。みつあみでメガネかけてたな
385 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/12(土) 00:54:55 ID:YuBV50zH
まったく気がつかなかった・・・
>>384はまことに見上げたもんです。
386 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/12(土) 11:39:01 ID:yutppWNP
あの頃の洞口ってイヤラシイな・・・
387 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/12(土) 11:44:58 ID:I47u+8gN
櫻井淳子の間違いじゃない?
388 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/12(土) 12:28:20 ID:2e5qkx+f
総支配人の娘役はショムニの人だよ。一瞬なんでよく分からなかったがエンドロールのキャスト紹介で知ったよ
389 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/12(土) 13:15:01 ID:kcnDyVlY
その後 高校教師 で大ブレイクしあのか
390 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/12(土) 14:33:04 ID:2e5qkx+f
その桜井じゃなく、ショムニのカナさん役の人だよ
391 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/12(土) 15:14:00 ID:kcnDyVlY
大変失礼した。係長只野均の会長秘書もやった人か?
392 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/12(土) 18:32:40 ID:I47u+8gN
大病人の櫻井淳子はメッチャかわいい!
393 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/15(火) 17:30:59 ID:sgCskFNn
伊丹十三記念館、開館おめでとうage
394 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/15(火) 19:03:01 ID:2G+qtYrw
うち
近くだよ
祝。開館。
>>394 いかれましたらレポよろしく。混み具合などを
ユニオンあたりで記念館の出来るまでとか、記録してないのかな。
作品になると思うが、してないか。
396 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/15(火) 23:28:34 ID:GsmQ0dJ0
397 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/17(木) 21:22:54 ID:v5AFNuwV
こいつ893に喧嘩売って銃殺されたんだっけ?
どうして自分が主役の映画を作らなかったのだろう。
若い頃はあんなにオーソン・ウェルズマニアだったのに…
「市民ケーン」や「フォルスタッフ」みたいなのやったら面白そうだったのに。
それはやっぱり、「役者が監督をやつている」「異業種監督」と思われるとことを避けた為でしょう。
もうちょっと長生きしたら、自分が主役の映画を撮ったかもしれないけど。
ウェルズのたとえで言うならば「市民ケーン」よりも、「フェイク」のような作品を撮ったかも。
そういえば、「タンポポ」は「フェイク」にちょっと似ている。
400 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/17(木) 22:08:32 ID:bBgLg2oa
スウィートホームでは特殊メイクで登場したが
あれは、黒沢清を応援する為でしょうね。
「単にパトロンとして金を出したんじゃないよ」という意味であって。
それに、あの作品よりずっと以前から伊丹は独学で特殊メイクの研究をしていたんで、
これを機会にリック・ベイカーを呼んで近くで学びたいといつもりもあったのかも。
「スウィート・ホーム」より5年ほど前に「徹子の部屋」に出演した時は、最初から最後まで特殊メイクの話だった。
番組最初にメイクの作業を始め、黒柳と喋りながら作業を続け、番組終わりに完成、という趣向だった。
あーっ、「スウィート・ホーム」の特殊メイクはリック・ベイカーじゃなくてディック・スミスだった。
ごめんなさい。
「マルサの女2」だったっけ、ホラー映画で使われるような、ニセの「切断された血まみれの手」を使って
血上げ屋が小さな食堂を脅して、立ち退かせようとする話は
ああいうのも、伊丹の趣味でやっていたのかな
あの映画に出てくる宗教団体や暴力団は、創価学会とその用心棒である後藤組をモデルにしていたからね
そのせいで、後藤組に上映中のスクリーンを切り裂かれたり、伊丹本人が顔を切りつけられる事件まで起きた
普通の人間ならそのあたりでビビってやめてしまうとことだろうが、伊丹はそれでも暴力には屈しなかった
ついには、創価学会が差し向けた美人局の女にひっかかり、2人でラブホテルに入るところを写真に撮られて
それが写真週刊誌「FLASH」に掲載され、だまされたことに気付いた伊丹は己を恥じ、飛び降り自殺してしまった
>>403 モデルに、というほどの具体的なモデルだったわけじゃない。
「マルサ2」に描かれた事例は、あの当時、そこいらに幾らでもあった。
新興宗教団体の黒い話は、それこそ昭和20年代、宗教の自由が新憲法で保障された当初から沢山あった。
いまでも沢山ある。暴力団がバックに付いている宗教団体も沢山ある。
創価学会との関連の話は、飽くまでも「噂の真相」レベルの噂に過ぎないんだから、
あまり信用してはいけない。
それに、写真週刊誌に撮られたのは、ラブホテルに入るところじゃなく、
シティホテルのロビーにいるところだよ。
伊丹のような人が、そこいらのラブホテルを使うわけがない。
>>399 俺の好みの問題だけど、「フェイク」はちょっとやりすぎなんだよな〜。
ウェルズならともかく、伊丹だと受け入れられる土壌もないと思う。
もう昔の変装癖も忘れられているだろうし。
406 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/18(金) 00:03:56 ID:IKc47po0
>>403 >>404 『FLASH』に掲載された写真1は、日照の下に伊丹と女性Aが「ラブホテル入口とされる場所を」歩いているもの。
その下の写真2は、日没後に伊丹と女性Aが同じく「ラブホテル入口とされる場所を」写真1とは逆方向に歩いているもの。
写真1は日中の自然光で鮮明に撮影されているが、写真2は日没後に粒子の粗い高感度のフィルムで撮影されたと思われる。
この2枚の写真は、何らかの時間の経過を示すものであるものの、果たして情事の前後関係を示すものかどうかは私には判断できない。
407 :
404:2007/05/18(金) 00:12:06 ID:YL7KgBot
408 :
406:2007/05/18(金) 00:36:33 ID:IKc47po0
>>404 いえいえ。ついでですが、
『FLASH』には、伊丹と女性Aがホテルのロビーもしくは喫茶店で歓談する写真3が掲載されています。
これが果たしてどのような状況下でどういう手法で撮影されたものなのかについても私には判断できません。
「ラブホテル入口とされる場所」が、本当に「ラブホテル入口」なのかどうか分りません。「ラブホテル入口」かもしれませんし、喫茶店の入口なのかもしれません。
あるいは誰かが“ここは何処其処の「ラブホテル」○○の入口である。”と言うかもしれません。
でもそんなことは今となってはどうでもよいと私は思います。
一番腑に落ちないのは、人ひとりを死に追い遣っておきながら、その後『FLASH』とその出版社が、この事件について今に至るまで‘目を瞑り、耳を塞ぎ、口を閉じたまま’である、ということです。
>>404 皮肉なことに美人局説を否定したのが当時のウワシン。創価学会云々はネット時代に
なってから出てきたデマ。都合の悪いことは全て創価学会のせいにする陰謀論のひとつ。デマを流
している者が創価学会と伊丹の具体的な接点を示すソースを出したことは一度もない。
>>408 写真週刊誌について言えば、芸能人・有名人は自分の知名度を売ってメシを食っている以上、
パパラッチが悪いとは必ずしも言えないよ。事件に巻き込まれた一般人まで追い掛け回すのはイクナイけどね。
ただし「FLASH」にすればまさかお水やナンパで遊び慣れている伊丹がこの程度の記
事で亡くなるとは思わなかっただろうけどね。真相は老人性のうつ病というあたりでしょうかね。
410 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/18(金) 10:04:39 ID:V4txcuEs
わしらは地域住民じゃ、地域住民がまだ話がついとらんと言うとんねん
>409
IK田D作先生はお元気ですか?美人局説が出るたび火消しご苦労様です
412 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/18(金) 11:09:54 ID:lFPI8nuv
あの喫茶店風の写真は伊丹事務所マンション目の前数メートルの
キャンテイだと思ったがな。
日常的に打ち合わせに使ってて顔指しまくりの場所。
ンな所に『特殊関係人』 呼ぶかなあ
413 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/18(金) 11:48:35 ID:kFZp9DcX
客観的な事実は
・事務所のパソコンに遺書めいた文書が打ち込まれていたこと。
・監督自身が、「マルタイの女」の撮影前後から老人性の鬱病
の症状があったこと。
前者は警察による公式な発表、後者は伊丹プロの玉置社長や
細越プロデューサー、スタッフ等の発言。
それ以外は全て不明。
陰謀を主張する人は、遺書は偽装。精神的に不安定な監督
を自殺に追い込んだという説と、直接的に謀殺したという説
がある。
陰謀の黒幕は創○学会、ヤクザ(又はその両方)、氏が死の
直前に医療腐敗を取材していた関係から医療関係者と様々な
説があるが、2ちゃんでは層化+ヤクザを唱える人が多い。
自殺を主張する人は、夫人の宮本信子氏をはじめ、スタッフが
誰も自殺や鬱病説に異を唱えないことを根拠の一つとしている
と思われる。いかに巨大勢力であろうと、夫人、スタッフ全員に
箝口令を引くことは難しいだろう。
いずれにせよ、この件はわれわれ一般人には判らない。
私は大の伊丹ファンだが、「マルタイ」に漂う「死の匂い」
「死への憧憬」とも感じられる雰囲気から、監督は残念な
がら自殺だろうと、個人的には思っている。
>>413 >>411のような馬鹿が絶えないが、具体的に創価学会やヤクザが何かやっ
た証拠は一切存在しない。陰謀説は完全にネットのデマ。
>>412 あの喫茶店は間違いなくキャンティだよ。遊び慣れた伊丹にとってはいつもの
ことだったのではないか? 宮本さんも俳優の女遊び程度にいちいち言わんでしょう。
415 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/18(金) 21:02:51 ID:kDL3AlY7
情報の怪しさを指摘したらもう
あとの言葉も無意味だね。
416 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/18(金) 21:53:22 ID:YL7KgBot
>>413 「死の匂い」というなら、「大病人」の時点で相当に漂っていた。
計算されて漂うものになっていたのではなく、
演出にまとまりがなくてグダグダな出来になってしまったという点に「死の匂い」が立ち込めている。
「アルタード・ステーツ」からの露骨なパクリや、
黛敏郎の音楽に寄り掛かって何とか形にしたクライマックスに特に顕著だけど、
どの場面にも迷いが感じられる。
メイキング本の「日記」シリーズが、この作品の場合の「『大病人』日記」だけは脚本完成までで終わっているのは、
伊丹自身が演出に自信が持てなかったせいでしょう。そして、この作品を最後に、「日記」シリーズは終わってしまう。
(撮影中、出演者幾人かが伊丹と喧嘩して途中降板したりして揉めたという噂も聞いた)
例の刃傷事件にまつわるトラウマが伊丹の心中にずっとあって、それが撮影中も尾を引いていたんじゃないだろうか。
そもそも、「大病人」の企画というのはそのトラウマが発端なんだろうけど、
それをうまく映画的に展開させることができなかったということで、又新たなトラウマを作ってしまったんじゃないか、
という気がしている。
この後、旧知の山崎努をまた引っ張り出して路線転換して「静かな生活」を撮ったかと思うと、
「スーパーの女」でまた自家薬嚢中のネタに戻り、
そして遺作の「マルタイの女」。これは第二の‘トラウマ映画’だったんだろうと思っている。
伊丹自殺事件の日、たまたまその日のワイドショーのゲストが大島渚だったんだけど、
アナウンサーから「大島さんは痛み監督とは古くからのお知り合いですけど、自殺の動機はどうお考えですか?」
と質問されて、
「やくざに斬られて重症を負った事件のトラウマが尾を引いていたんじゃないかと思いますよ」と答えていた。
>>416に書いたようなことは、この大島の考えをひょっと拡大してみたもの。
418 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/19(土) 07:34:04 ID:+hVt8BfX
デビュー作が「葬式」ってのも....というのはあかんか。
心の傷のことは考えるとつらくなるよ。
伊丹とは逢ったことすらないけれど、
著作を読むと孤独な人だったろうと思うから、
色々あって精神的にもまいっていただろうね。
撮りたくなくても撮り続けないといけないのはきつい。
>>416 「静かな生活」を映画化したのは、伊丹十三の妹のダンナさんである大江健三郎がノーベル賞をとったので
それに便乗しただけかもしれんが、あんな地味な作品を選んでしまったことが失敗だった
「セブンティーン 政治少年死す」を映画化したら、大ヒットしていただろう
422 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/20(日) 04:25:51 ID:Vhxr5Vv7
何処かの記者が海外映画祭取材中に今でも
イタミは最近どうしてる? と聞かれると書いてたな。
衝撃の死も案外知られてないんだな。
無関係だが
俺もピクチャーブライドの日系女監督が事故で水死してたの知らなんだもんなあ。
>>416 >そもそも、「大病人」の企画というのはそのトラウマが発端
「大病人」の企画は「ミンボーの女」と並行して動いていたのでそれはない。
映画の中身にまで事件が影響を与えたか否かは不明だが。
有名人を狙ったこの種の事件では迷宮入りにでもならない限り、社会的な評判の悪化・刑罰と結果的
に損をするのは加害者。世論も被害者に同情的である。一般人の場合は被害者も報道被
害に遭うが、有名人は取材馴れしているのでマスコミ対応も手馴れている。
事件を契機により強くなる者もおり、よってトラウマもさほどない・・・というわけでもなく、
突然に暴力を振るわれることの恐怖感というのはかなり残るものらしい。
根が繊細で気難しい伊丹には外からの見掛け以上に辛い出来事ではあったのだろう。
424 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/20(日) 05:30:04 ID:Bt5MyVZr
それでもマルタイまで作ったのはもう、なかば死を覚悟の上か?
あの映画自体はかなり好きだよ
あれのいくつかの場面は何度観ても声に出して笑っちゃう
画作りもいいし音楽もいつもどおり
役者もみんなすごい。
でももう最初に劇場で見たような感じでは見られないや
伊丹作品って基本的に‘攻めの映画’だったのが、「大病人」以降は‘守りの映画’になっているんだよね。
それも、ちょっと気になっていた。
426 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/22(火) 11:24:13 ID:IhiVn1Xq
具体的に。
427 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/22(火) 18:43:27 ID:Qm8psVuQ
俺は親父の代からの伊丹ファンで中学生のときに親父が「これを読め」
と言って「ヨーロッパ退屈日記」を渡され、読んだ瞬間からファンになった。
あらゆる著作、過去のTV番組のビデオ(親父がコレクションしていた)
もちろん監督した映画を自分の中の宝物のように思って育った。
ミンボーでのヤクザのあまりにも幼稚でステロタイプな描き方を見て、
伊丹十三の限界を知ってしまった。俺が大人になった瞬間だったのかもしれない。
428 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/22(火) 18:57:08 ID:qmBaJO8x
親父の代って、伊丹万作の頃からのファンかとオモタ
429 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/22(火) 19:05:15 ID:tWAawzsA
>>427はネタだと思う。
ステロタイプというのは30年前の言い方だ。
いまの20代は「ステレオ」という言葉すら知らない。
耳から入った読みのほうが本来の響きに近いよね
ペルリとか
>>425 「スーパーの女」は『攻めの映画』なんじゃないか?よくわからないけど。
433 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/25(金) 10:31:58 ID:XLGls6cm
どうなんすかね。
そこらへんは、今日発売の『伊丹十三の映画』が詳しく解説しているかもしれません。
434 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/25(金) 12:54:13 ID:4zEbU/0F
インタヴュー集だから作品分析はなかったよ。
435 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/25(金) 23:02:21 ID:lLyx6nGg
インタビューの再録なのか
436 :
の子の名無しのお祝いに:2007/05/26(土) 00:10:34 ID:xpC7xXEz
学会と後藤組の関与を信じています。このスレで一生懸命否定している人をみて
確信を深めました。
437 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/26(土) 10:19:10 ID:CX+cq3TP
だめだってそんなんじゃw
自分の目ではっきり見るまでは否定も肯定もないだろ
438 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/26(土) 10:20:23 ID:CX+cq3TP
否定する動機は他にもあるから想像してみようよ
439 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/26(土) 12:15:13 ID:n1kJmGiY
>>435 再録じゃなくて、スタッフ・キャストの伊丹監督思い出インタヴュー集。
>>436 まぁ、「下山事件」みたいなもんで真相はどうあれみんなで楽しめればいいんじゃね?
「伊丹十三の映画」をよんだ
権藤がビッコなのは、山崎努の提案だったというのは以外だった
「これを映画ならやってもいいんだ」と、伊丹監督の壷にはまったのかな
「マルサの女2」でもソープのの娘が足を引きずっていたしね。
権藤の足は「スティング」へのオマージュでしょ
ソープ嬢のは、ああやって歩いて膣の締め付けを鍛えてるんだって聞いたことがある
「びっこ」とか「顔の痣」とか「マルサ2」は登場人物が多いので
登場人物を判別しやすくするために「記号」として使っているね。
権藤のびっこはシルエットになるシーンでも権藤と判るみたいな面
でのメリットも考慮した上での判断じゃないかな。
>ソープ嬢のは、ああやって歩いて膣の締め付けを鍛えてるんだって聞いたことがある
違うよ、全然違うよ。
毎日股開いて客の相手してるから、ああいう風にしか歩けなくなっただけだ。
言わば職業病だ。
「ナンデ、芝居がよくて、面白いのに、カット割る必要があるんだ」
そのとおりだと思ってしまう
古畑任三郎をみてると、長廻しのシーンがでてくるけど良いんだよね
445 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/31(木) 00:39:48 ID:pmE/G79p
>>441>>443>>440 手段として“ああやって歩いて”いるわけではない。
“ああいう風にしか歩けな”い人が人一倍金を稼ぐには、手段としての性技を努力して会得し、ソープで接客商売を行うのが目的達成への手段として有効なのである。
それを伊丹は“映画ならやってもいいんだ”などという今気付いたような青い見識で描いてはいない。
徹底したリサーチの上で、その現実を再構成し、自己の作品で表現しているである。
446 :
ここで一句:2007/05/31(木) 00:43:01 ID:pmE/G79p
書き込んだ 後で気が付く 誤字脱字
結果としてじゃないのかい?
伊丹映画にも脇役でよく出演していた
俳優の加藤善博さんが亡くなったそうです。
449 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/31(木) 23:13:36 ID:+zXTy4gU
山崎が津川を「津川君」、
津川が山崎を「努ちゃん」
と呼んでるのが面白かった
451 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/02(土) 13:38:03 ID:9sMjkOAj
今日も日本映画専門チャンネルで、24時間まるごと
伊丹十三やってる…
最近チャンネルをつけると、いつもやってる
あんまり放映しすぎると、単純に安っぽく思えてくるんだよね
「げー、また伊丹映画かよ」って。
吉本新喜劇見るような感じの安っぽさ
わかる?
>>451 今は専門チャンネルも「視聴率」(専門チャンネルの場合、どうやって調べ
るのか知らんが)を調査して人気コンテンツのレーティングを出しているらしい。
地上波並に編成に気を使うようになってきている。
伊丹映画がそれだけ人気があるんでしょ。
453 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/02(土) 16:26:13 ID:6OSPWmgg
加藤善博さんも自殺らしいね。
454 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/02(土) 17:17:35 ID:+hvQ247n
草加の嫌がらせ攻撃に屈して死んだってきいたよ。
455 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/02(土) 19:05:58 ID:ZXT+D/i1
マルサの女1・2見たけど
パチンコ、ヤクザ、宗教法人、地上げ屋とか
スレスレのネタ扱いまくっててワロタw
対抗側のキャラもクセがあって楽しいわ
456 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/02(土) 20:48:55 ID:Wns875o9
マルサ2のえげつなさはすごい
>>451 おう、知らなかった。
見てない奴あるから見よっと。
しかし「24時間まるごと伊丹十三」は流石にくどいな。
毎食、揚げ物ばっかり食うみたいなもんだな。
458 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/03(日) 00:22:57 ID:c2Cs/fol
女シリーズ結構観てファンになったw
最近こういうタイプの邦画観たことなかったからすごい新鮮で濃密な時間を過ごせた
何本かは昔観たことあるんだけど、題材をきちんと理解できてなかったからなぁ。
たしかに濃い。濃いねw
マルタイってグロいの?
伊丹作品の濃さやえげつなさは女性週刊誌っぽい。
サブカル的悪趣味(鬼畜系?)ではなく、普通の人が何の気なしに覗き込むような類の。
「マルサ2」での鬼沢のセリフ
「日本人は全部、村人だ、全部覗き魔だ、全部下衆だ。人の不幸がなにより好きなんだよ」
伊丹監督の本音なんだろうね。
だから、ああいうえげつさになるのだろう
>>271 高校時代の黒パンにギターを教えたのが伊丹。
(黒パンの)自宅で教えていたというから、当然、面識はあったでしょう。
お父さんの周辺の人脈と黒澤の人脈は一部重複しているし、個人的付き合いは若い頃から当然あったはず。
伊丹はデザイナー時代、、黒澤の師匠である山本嘉次郎のエッセイ集の表紙のデザインも手掛けている。
>>461 そのシンボルである「写真週刊誌」に恥ずかしいものを掲載され、命を落としたのは皮肉ですねえ
伊丹+和田勉+オリバー・ストーンなんて映画があったら上映禁止されかねない。
465 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/05(火) 09:26:56 ID:J6ea1JLg
マルサの女2で、宗主に担保として出されていた少女がいたけど
あの娘は、劇中妊娠してた娘なの?
そうだとしたら、担保なのにあんなことしていいのか。
466 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/05(火) 10:36:43 ID:ALLHav54
>>465 担保を運用して増やしたということだからOK
467 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/05(火) 11:43:10 ID:J6ea1JLg
>>466 ナルホドって。。って、ねーよ。ワロタけど。
雰囲気はコメデのくせに毒気の強い展開だな。
おかげではじめ流れがきちんと理解できなかったよ。俺の常識を超越してて。
468 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/06(水) 07:31:00 ID:H985nKMO
まるごと伊丹十三なんてやっていたのか
完全に出遅れた
470 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/07(木) 22:12:55 ID:Dns+ujkq
この番組面白すぎるで。
遠くへ行きたいの映像満載だし味の素のCMも満載。
伊丹が「明朝体書かせたら日本一」なんて肩書きを持ってたなんて知らなかった。
鉛筆だけで書いたお椀の絵もすごすぎるし。
たけしとの格の違いを感じてしまったのは俺だけだろうか…?
471 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/07(木) 22:18:59 ID:7bm2MesJ
だめだめ、人を賞賛するのになにかを低く言うなんて野暮野暮
映画好きならそれぐらいの分別を持とうや
472 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/07(木) 22:52:28 ID:Dns+ujkq
>>471 いや、それはもちろんそうなんだけど、叩き上げじゃない同じ有名人出身監督
としてどうしても比較しちゃうんだよな…。
473 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/07(木) 23:01:19 ID:Ixwd13jl
江守徹の弁護士役はやりすぎだよな
なぜいきなり刑法第39条
>>470 13の顔を持つ男 −伊丹十三の軌跡−
おもしろかったね
「遠くに生きたい」みられるとおもってなかったから
476 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/08(金) 00:00:23 ID:uDmM60yG
>>475 日映が観られないので未見なんですが、内容を聞く限り、恐らくはユニオンは予算持ち
出しで赤字で作っていると思うよ。伊丹十三記念館でDVDを売っているらしいので、
二次利用も込みの予算ということなんでしょうね。
伊丹さんはなんだかんだ言って愛されていたんではないですか。
477 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/08(金) 12:21:34 ID:CsGA3zEU
13の顔、見逃したよ。次はいつ放映あるんだろう
今回は伊丹十三館の宣伝もあって放映したみたいだし当分先だろうな
>>472 伊丹は、父親も映画監督なんだから
「俳優やタレントが映画監督をやった」わけではあるまい
深作健太と比較すれば伊丹の勝ち。
481 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/10(日) 05:01:59 ID:FgQhXHm6
たけしが初監督するときエールを送ったことは事実だ。
「芸能人で面白い映画が撮れるとしたら私を除いてはあなたしかいない」
482 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/12(火) 21:47:08 ID:xr2c8nAE
>>478 いや、伊丹は俳優でありタレントやん。
父が映画監督だからって伊丹万作が死んだのは彼がまだ13の時だよ。
コネで映画を撮った訳ではない。
俳優やタレントが映画監督をやったと思ってるよ
「お葬式」を撮る時に伊丹万作の恩恵ってあったのかな。
484 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/13(水) 03:00:14 ID:+oHtuK8q
無い
485 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/14(木) 12:22:02 ID:gkEDXEbL
いやある
487 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/15(金) 20:05:18 ID:YLyXuPBP
しかし後藤組と同レベルのことを2ちゃんねらーもコンクリートでしてるからな
他山の石とはいえまい
商売としてやっている後藤組のほうが健全かもしれないね
489 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/18(月) 04:10:26 ID:fKxFMZU+
他殺説派は
ーーー夫人たる宮本信子が伊丹の死をーーー
@鈍感にも自殺だと思い込んでる。
A他殺だと感じてるが怖くて黙ってる。
Bその他(具体的に)
どれなのよ?
490 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/18(月) 07:58:53 ID:LaXAWPz+
どれ?
じゃなくって
どれだと推測してるのかな?
でしょ
492 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/21(木) 23:15:45 ID:tw0zGmZS
>>491 ただのインタビュー集って事であんま評判は良くないけど俺は面白かった。
裏話満載で。
でもメイキングとか見た事ある人は別に必要ないかもね。
493 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/24(日) 12:15:23 ID:HnTBKY/+
1回読めばいい本。ブクオフ行き。
ミートホープの事件・・・
映画「スーパーの女」にも、似たようなエピソードがあったな
>>494 食肉、皮革製造業はアンタッチャブルな領域だからね
あとは、宗教か
伊藤四郎「輸入肉の良い物は和牛として売れ!」
497 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/27(水) 03:32:47 ID:l3Yw/XEX
>>496 あれあまりに堂々と言いすぎだろwビビったよ
当時は観客にどういうとらえ方されたの?
ただの1セリフとして終わったの?
498 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/27(水) 05:11:19 ID:aAO9KXD/
スィートホームは舞台挨拶見に行ったよ。
伊丹が黒沢のことを、これから日本映画の黒沢といえばあきらじゃなくてきよしです、
みたいに持ち上げていたのが印象的だった。まさかあんな結果になるとは。
ハスミンにもそうだけど、入れ込みすぎて裏切られちゃう人なのかな。
いや、相手が悪いという意味でもなくて。
499 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/27(水) 10:07:48 ID:82c0cVQW
>>497 スーパー行って買う私はもう、
和牛を買ってもどこか
味わいきれないということになってしまったよ
でもお金がないから輸入肉中心だけどね
蓮実重彦と伊丹十三って仲が良かった時期があるの?
>>500 あるよ。
「フランス料理を私と 」で、タンポポと舌平目とチキンを供しながら
岸恵子と小津安二郎について対談していた
黒沢映画についての鼎談ってのもあったような。
>>501 その本のハスミンの髪型がペタン、としていて面白い。
>>502 野上照代さんと一緒にね。
蓮實の映画狂人シリーズで単行本になってるよ。
初出が「モノンクル」のヤツね。
伊丹の「自分たちよ!」にも収録されている。
あれは秀逸。
黒沢監督の映画をみると 旗がパタパタなんだよね
最近、黒沢監督の映画をみてるけどけどおもしろい
「生きる」は見かたを変えると喜劇映画だね
506 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/29(金) 21:46:36 ID:kBwsLpEu
ゴムデッポウってなんとか観る手段ありませんか?
507 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/29(金) 22:08:36 ID:Q4+LL0uR
同志社大学でこんな授業があった。
「クイズの時間だ」教授はそう言って、大きな壺を取り出し教壇に置いた。
その壺に、彼は一つ一つ岩を詰めた。壺がいっぱいになるまで岩を詰めて、彼は学生に聞いた。
「この壺は満杯か?」教室中の学生が「はい」と答えた。
「本当に?」そう言いながら教授は、教壇の下からバケツいっぱいの砂利をとり出した。
そしてじゃりを壺の中に流し込み、壺を振りながら、岩と岩の間を砂利で埋めていく。
そしてもう一度聞いた。
「この壺は満杯か?」学生は答えられない。
一人の生徒が「多分違うだろう」と答えた。
教授は「そうだ」と笑い、今度は教壇の陰から砂の入ったバケツを取り出した。
それを岩と砂利の隙間に流し込んだ後、三度目の質問を投げかけた。
「この壺はこれでいっぱいになったか?」
学生は声を揃えて、「いや」と答えた。
教授は水差しを取り出し、壺の縁までなみなみと注いだ。彼は学生に最後の質問を投げかける。
「僕が何を言いたいのかわかるだろうか」
一人の学生が手を挙げた。
「どんなにスケジュールが厳しい時でも、最大限の努力をすれば、
いつでも予定を詰め込む事は可能だということです」
「それは違う」と教授は言った。
「重要なポイントはそこにはないんだよ。この例が私達に示してくれる真実は、
大きな岩を先に入れないかぎり、それが入る余地は、その後二度とないという事なんだ」
君たちの人生にとって”大きな岩”とは何だろう、と教授は話し始める。
それは、仕事であったり、志であったり、愛する人であったり、家庭であったり・自分の夢であったり…。
ここで言う”大きな岩”とは、君たちにとって一番大事なものだ。
それを最初に壺の中に入れなさい。さもないと、君達はそれを永遠に失う事になる。
もし君達が小さな砂利や砂や、つまり自分にとって重要性の低いものから自分の壺を満たしていけば、
君達の人生は重要でない「何か」に満たされたものになるだろう。
そして大きな岩、つまり自分にとって一番大事なものに割く時間を失い、その結果それ自体失うだろう
>>506 そもそもフィルムはまだ残っているのかね?
(
>>507みたいなのって誰か読む人いるの? 貼る人の意図もわかんない)
>>508 数年前に上映会やった話を聞いたことがあります。
>>507 なんか、マルサの権藤の金線哲学にも つうじるね
誰も読まないって。
ハスミの映画狂人読んだ。確かにハスミの鑑賞法にずいぶんシンパシーを
感じてた様子が伝わってくるね。それなのにハスミに評価されなかったから
ショック大きかったのかな。ハスミは伊丹映画のちゃんとした批評はどこかに
書いたりしてたのかな?
513 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/01(日) 09:51:24 ID:9G6U6HL2
>>512 試写室を出た蓮実を見つけて、待ち構えていた伊丹が「どうでしたか?」。
蓮実は一言。「最低です」。
それっ切りだったんだと。
論じるに値しないと思ったんでしょう。
いや、「プロデューサーの不在」がどうしたとかいう文章のなかで少し触れてる。
「大日本帝国」などを論じたあとで、「お葬式」もまともなプロデューサーがいればあんなにかったるい出来にならなかっただろうと書いてた。
>>515 「お葬式」は、岡田裕も故細越省吾も初めから伊丹の熱意に打たれて彼を尊敬した上で現場に入っているはず。
玉置泰は本業は一六本舗(一六タルト)の社長であり、CMに出てもらっていた伊丹とは旧知の仲。玉置さんは映画
の現場のことは知らないから岡田・細越・伊丹の3人を尊重してお任せ。
伊丹も金銭的なリスクを負っているので監督本人もプロデューサーみたいなもの。自ずと伊
丹を頂点にした体制が初めから出来上がっていた。
ただ「プロデューサーの不在」と言えば、海外の事情は不明だが日本ではスタジオシステム
崩壊後はほとんど指導力のあるプロデューサーなんかいなくなっているのも現実。
中身は良くも悪くも監督丸投げ(そして皮肉なことにそうして曖昧に監督の作家性に全てが
委ねられることが今の日本映画の「味」になってしまっている)
単に口出しするというだけなら、最近のキー局製作幹事の映画はそうだけど(局プロがTVドラマの
ノリで色々と言ってくる-亀山みたいに-)、それがプロデューサー主導かというとどうなんでしょう?
それとも一昔前の奥山和由とか仙頭武則とか今の一瀬隆重とか?
ハスミンたちの言い分はちょっとないものねだりという気がする。
>>513 しかし、一番何とかなりそうな「お葬式」でそれだと
マルサ以降は「映画とはいえない」とか、いいそうだな。
実際はどうだったのだろう
つか「お葬式」を最低といって切り捨てる蓮実って何様?
ニセ伯爵
溝口の「813」に出てる人
513の話は有名だけど、実際はどういうニュアンス、雰囲気だったんだろうね。
伊丹はどういう反応したんだろうか。その一言で無言で分かれておしまいだった
んだろうか。
幾らハスミンでも、他の監督の作品に対してそんなことをやるんだろうか。
もっと最低な映画は一杯あると思うんだが。
自殺のときのたけしのコメントといい(俺が背中を押したかも、みたいなふざけた
内容)、なんか、そこまで嫌われなきゃいけなかったのか、と他人事ながら、
今でも気になる。
ハスミンは伊丹の死後言及している文章は読んだことないが、いつか誰かが
インタビューして聞き出して欲しい気がする。どう思っているのか。
スガヒデミなんかが言うには、蓮實が伊丹映画を無視(?)したのは
「おそらくくだらない理由だと思いますよ」
大江も小説に利用しといて実は伊丹とは不仲だったらしい。
>>522 > 大江も小説に利用しといて実は伊丹とは不仲だったらしい。
うーん、これはどうですかねえ。
「取替え子」も読んだけど、例えそうであっても、そんなに単純なものではないと
思うんだけどな。
この小説、簡単にいうと私憤が動機なんだろうけど、傑作だよね。
伊丹の口を借りてたけしとおすぎを同列に置いて蔑むのは暴力的。
死んだ人間に出鱈目言わせるなんて景山民夫のときの幸福の科学なみ。
文学者にモラルは要らない…のか?
>>521 「俺が背中押した」のコメントは、
ちょっと暗くなりそうな質問をうまくかわした質問だと、
当時の主催者が、少々物議をかもした件なので、と最近コメントしていた。
>>521 mube.jpの文章だったと思うが、他の映画の話の冒頭で、
現在の日本映画について語った部分で、
「伊丹十三の不可解な死」と書いたことがある。
>>525 > mube.jpの文章だったと思うが、他の映画の話の冒頭で、
> 現在の日本映画について語った部分で、
> 「伊丹十三の不可解な死」と書いたことがある。
そうなんですか。それは不勉強ながら気づいていませんでした。
WEB上にあるってことでしょうか? 読んでみたいです。
主催者の最近のコメント、というのも、よければ何処で発言して
いたのか教えてもらえないでしょうか。雑誌かな?
528 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/03(火) 21:52:36 ID:qIh2EJvA
>>199 遅レスだけど、確かに劇場公開版のほうが良いね。
『タンポポ』と『マルサの女』は好きだったが、『マルサの女2』はあまり好きではなかったが
再見して非常に面白かった。
あの時代の狂騒的でありながらどこか薄ら寒い空気感みたいなのが良く出てる。
上記三作は好きな映画だなぁ。
「マルサの女2」がギリギリなんだよね、本当におもしろいと思うのは
メジャーな監督なのにどの映画もキワモノ感があるね。
難解ではないのに変だし。
531 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/04(水) 07:25:38 ID:iD8j2gON
532 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/04(水) 12:17:54 ID:XKajCdQO
ハスミンに評価されなかったから伊丹は俗悪な映画監督になったのか、
その後の伊丹の堕落を見越した上でハスミンは「最低です」と断言したのか、
気になるところではある。
伊丹映画が俗悪とは一度も思った事がないな。
むしろご清潔すぎて、そこが物足りないくらいだよ。
が、それは大衆娯楽路線だから当たり前の事。
伊丹監督は最終的にどんな映画を撮りたかったんだろうって考えたりする。
盟友・岸田秀の顔がチラついたりするが・・
福岡など4県の飲食店で、店の食材が勝手に調理され食い逃げされる事件が相次ぎ、
警察は先月、住居侵入の現行犯で逮捕された男による犯行と見て、厳しく追及している。
ニュース・天気予報 | TNC テレビ西日本
http://www.telebeam.jp/home/news/ 「タンポポ」の元シェフのホームレスじゃないんだから・・・
535 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/04(水) 22:28:03 ID:m/8ADc/h
伊丹ってキネ旬ベスト10には2回しか入選していないんだね(2回ともベスト1だが)。
『タンポポ』とか『マルサの女2』とかは入選してると思ったんだけど以外だ。
あれも所詮目安にぐらいしかならんが。
536 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/05(木) 00:33:12 ID:3fNrqYQk
とにかくインテリ層というのか
ある種の層に嫌われるみたいだな。
映画芸術とかいう雑誌でワースト(マルサ2)とかあったはずだ。
マルサ2なんて、おれ劇場に何回も行ったし好きだけどね
あのうすら寒い空気は他の映画じゃ味わえない
仁義なきとか後々見たけど、この人が監督した方が面白いんじゃないのか
って思っちゃったよ。
(深作監督では面白いのいっぱいあるけどもさ)
映画って第七芸術とか言われてるんだっけ?
ミニシアター系のより娯楽映画のが稼ぐよね。
お葬式は渋谷の単館のコケラ落としだったけど。
>>536 回りくど過ぎて何を言いたいのか分からん。
539 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/05(木) 19:11:27 ID:HN1Tm1An
わかりたくないくせに言うな
540 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/05(木) 22:20:52 ID:E5Z2ELPQ
深作の演出は「いけー!やれー!死ねー!」だけだったというから
一字一句のアドリブも許さない伊丹さんとは全く真逆だろうね
>>539 そんなつもりは全く無くてね。
分かりたいから、なんだが。
542 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/06(金) 03:31:49 ID:iX3Vjh8o
>>529 はじめほどのインパクトはなくなったとはいえ
女シリーズは最後まで楽しめたな。
調査した題材の作り上げがうまかったんだと思う。
543 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/07(土) 01:24:55 ID:xooYOPFi
マルタイの女は悪くはないんだけどなぁ。
なんか西村のキャラが中途半端というかちょっと違和感を覚える。
544 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/07(土) 01:36:37 ID:6bL2oA2R
>>540 その言葉が、現実とは逆。
深作の演出(特に役者の動きについて)は緻密、というよりも神経質なまでに細かかった。
常連役者たちの証言がある。
逆に、伊丹は現場の雰囲気に合わせてセリフをかなり手直しした。
「『お葬式』日記」「『マルサの女』日記」などを読めばわかる。
(役者のアドリブを許さないのは、どんなタイプの監督でも当然のこと。TVのコント番組じゃないんだから)
村松友視は今村昌平の評伝書いてるけど、伊丹のも書いてくれんかな
546 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/07(土) 13:28:29 ID:LufEkiNS
同世代の撮影所系の人たちに嫌われるのは
テレビマンユニオンでの活動が反発を買っているという事があるのかな。
やっぱり、あの手の物を毛嫌いするロマン派が撮影所映画人では主流でしょうね。
547 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/10(火) 18:21:35 ID:lL82zdzN
>>537 お葬式は単館上映からスタートしたけど、箱は渋谷では
なく、単館系の老舗テアトル新宿。
立ち見で通路も一杯になるくらいの大入りだったのを
今でも思い出す。
伊丹記念館で売ってるというDVD欲しいよー
伊丹十三の作った番組やらCMやらを収録してるんだって。通販して
くんないかな〜
たぶん販売する場所限定で、複製権を認められているので無理でしょ。> 通販
551 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/14(土) 06:08:31 ID:t796fCJF
30年以上昔
アフタヌーンショーで事件レポーターを伊丹がやっており。
バラバラ殺人再現 ってんで発泡スチロールの人形を切り分けていた。
何だか楽しそうだった。
「お魚はまず刺し身用として並べ、2日間売れなかったら調理用、それでも売れなかったら
塩焼きなどにして総菜コーナーに並ぶのですが売れ残った調理用の一部を刺し身盛り合わせに
して再び生食用として出すことがあります。加工日がその日になっていても、お店に3日間も
並んでいたということです」(スーパーのパート店員)
売れ残ったコロッケやメンチカツを粉砕し、翌日の材料に混ぜてしまう中小スーパーもある。
カップやビニール袋に入ったパックサラダは、いつまでもパリパリで色も変わらない。
何か変じゃないか。「カット野菜は次亜塩素酸ソーダの入ったプールに濃度を変え何度もつけて
殺菌し、pH調整剤も加えるとシャキシャキ感が長持ちします。もちろんその後に水洗いしますが、
自分じゃ食べたくありませんね」(食品メーカー担当者)
ミートホープは肉に水を注入していたが、ハム業界ではそんなことは常識だ。
http://news.livedoor.com/article/detail/3233123/ 「スーパーの女」ですなあ
553 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/19(木) 22:25:39 ID:o/j+ocyK
伊丹十三の女シリーズは今でも通用するなあw
多分これからもずっと。。。庶民にとっては最悪だがw
554 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/19(木) 23:09:05 ID:FLXyETo5
>>546 ユニオンは関係ない。映画人は他人のヒット作は貶すんだよ。
>>544 だから深作は時間が掛かるんだよね。なかなか許してくれない。
>役者のアドリブを許さないのは、どんなタイプの監督でも当然のこと。TVのコント番組じゃないんだから
今はアドリブで簡単にシナリオが変わると思っている人が多いよ。そんなはずないのにね。
昔の社長シリーズもいい加減だったらしいけど、俳優に任せて適当に撮ってしまうのは釣りバカぐらいではないの?
社長シリーズは役者がうまかったからね。
アドリブの方が面白かったんだろうね
役者がいい芝居をしてたら、切る必要はないと伊丹監督もいっているし
深作作品でかってに芝居をさせたら、むちゃくちゃになるんじゃないか。
556 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/20(金) 21:02:17 ID:4smLfu/Z
『お葬式』はDVDのうたい文句から家族で見れる作品かなと思ってレンタルしたら、中盤のセクロスワロタ
『お葬式』を映画館でみたとき、お婆ちゃんが席に正座してみてたなぁ
あのお婆ちゃんもお葬式したのだろうなぁ
マルサでラブホテルの部屋に乱入してカップルがビビるシーンは
コマンドーのパクリだな
金曜ロードショー見て確信した
よく見かけるシーンのような気もするがw
だからそのありきたりな素材で、伊丹がネタをやったんだと思うw
560 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/21(土) 16:13:34 ID:n1EOSb7J
役者のアイディアを受け入れたり、台詞を現場で変更したりすることは巨匠でもあるよ。
一字一句変えないなんてのは小津くらいじゃないのかな。
伊丹が生きていれば・・・
「外務省の女」とか、「社会保険庁の女」とか作って欲しかった
TVの女
偏向報道やヤラセ番組ばかりを放送するTV業界にメスを入れる映画を是非。
563 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/23(月) 00:35:28 ID:LxPIQDZe
>>561>>562 主役は嫁で、嫁は活躍しないといけないんだから無理なんじゃないか?
ミンボーでああいうことになって、社会問題にもなったけど、
伊丹は社会派じゃなくて、蘊蓄の人だから、題材としてもちょっと違う。
564 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/23(月) 08:23:54 ID:L13kJ+GU
別に難しいことではなく、主人公を変えるだけで簡単にマンネリ感を打破できたんじゃないかと思う。
なぜあそこまでこだわったのか納得の行く考察を読んだことがない。インタビューでも聞きづらいだ
ろうしなあ。
>>563 だから、伊丹の嫁に外務大臣役をやらせればいいじゃないか
鈴木宗男役はアホの坂田で
566 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/23(月) 12:15:39 ID:3hxwUSQl
>>564 宮本信子に対しては伊丹の存命中から「あの程度の女優が主演をやるべきではない」
と手厳しい意見があったはず。
伊丹は似たようなスタッフ・キャストをメインに置くことが多く、根は
シャイで内弁慶な人だったのではないか?
奥さんを捨てて自分のワガママを聞いてくれる女優さんを探すことに臆病だったのでは?
お金の問題としても、奥さんならノーギャラでイン前から好きなだけスケジュールを割いてくれる。
伊丹本人は生前から適当に遊んでいて奥さんもそれを許していたようだが
(最後はそれが命取りになった・・・陰謀論はナシねw)、仮面というでもなく、
監督と女優の夫婦の独特の関係というかね。お互いで相手を外せなくなってしまう。
結婚直後は宮本さんをしきりに教育(言葉悪い)しようとしてたが
岸田秀と出会った事で180°変わったと宮本さん自身が言っていた。
どこか奥さんに対する贖罪の意識が非常に強かったんじゃないか。
いや、確かに良い女優さんだとも思うが・・・伊丹映画の宮本さんの
役柄にはいつも不自然なものを感じる。
憶測を並べてもしょうがないね。ゴメン
タンポポでエロいシーンといえば役所&黒田のシーンだけど、
冒頭で力也とケンカした後、
タンポポの家に泊まった山崎努が朝起きる時に
タンポポがおっぱいを押し付けて起きあがらせるシーンも
すごく印象に残ってる。
571 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/24(火) 17:31:57 ID:8XFs0vEj
「タンポポ」でゴローとタンポポが雨に濡れて帰ったあと、
ゴローが風呂に入っている間、タンポポが着替え(死んだ
旦那のもの)を脱衣所に持ってくると、ゴローの雨に濡れた
パンツが脱衣篭に入ってる。
タンポポは一瞬逡巡したあと、ゴローのパンツを脱衣篭から
取り出すんだけど、端っこをそっと持つとかじゃなくて、グワシ
っと手でパンツ全体を掴み出すんだよね。
そこが妙に生々しくてエロかった。
あの映画では二人の間に肉体関係があったかはぼかされて
いるけど、あのあとに肉体関係があったというメタファだろうね。
またそのパンツがはトランクスではなく、ブリーフというところが
尚更生々しいw
あれがもし黒ローライズビキニだったりしたら・・
でも、あそこ性的なメタファか?
「ごろうに好意をもってる」以上のモノは無いと思うがなあ。
ブリーフ鷲づかみの前にゴローが、タンポポの髪のついたブラシをじっと見つめてから使うシーンもあるからね。
確かにメタファっぽい。自分もあの晩に二人はセックルしたと思う。
息子の目をどう誤魔化したかはしらないが・・・
うちの近所のレンタルビデオ屋にはタンポポのDVDだけない。
他の伊丹作品はあるのに…
私の名前は花岡だよ
576 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/01(水) 17:18:40 ID:sZRMbI5S
監督業をはじめるにあたって、伊丹は「俳優伊丹十三」を
事実上(「スイートホーム」は別として)封印してしまった
けど、伊丹の芝居っていいんだよなぁ。
特にいやらしい男、小狡い男なんてやらせると絶品。
思い出すだけでも「居酒屋兆治」「細雪」「スローなブギに
してくれ」などなど。
「家族ゲーム」の父親も入れて本当に嫌味で嫌な奴を
喜々として演じてた。
577 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/01(水) 19:07:25 ID:Dh5s//QQ
ほほう。
見てみるか。
でもしばらくは俺は無理かもね
>>576 「瀬戸内少年野球団」「悪霊島」と篠田の映画でもいい味を出している。
「瀬戸内〜」はめずらしく人格者の役どころ。この直後「お葬式」
あと「ドレミファ〜」も忘れないでやってくれ。
'92に小さい約二本出たの以外は、黒沢の映画日本だけ。
監督以上に、自分の役を具体的に想定して作り込んじゃうんだよね
監督が役者をしていたんだとおもう
役者としての伊丹の代表作は何だろう。
「偽大学生」「日本春歌考」「細雪」が好きだな。
鈴木清順作品での伊丹というのを、一度見てみたかった。
581 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/01(水) 22:49:14 ID:o8P/E6Qj
映画じゃないが「峠の群像」の吉良様
映画じゃないが甲子園野球が大嫌いな高校の先生役
NHKで夜やっていたな
チイタケが「てめえの牙はてめえで磨け!」と吼える映画でのインチキ臭い役もいい。
584 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/09(木) 15:18:28 ID:H0E649jJ
>>582 伊丹自身、高校野球、高校球児が大嫌いだと、エッセイに
書いていたから、適役だったかもね。
個人的には映画「細雪」の情けない夫。
ドラマ「日本の面影」の西洋かぶれの教師。
この2つが役者伊丹十三の代表作だと思う。
「マルサ」の後に期待して「スィートホーム」見た。
稀に見る駄目さ加減に驚いた。
しかし、ファミコンでゲーム化されたのが意外に名作になってしまう
逆転現象が面白い。
このゲームを雛型として進化させたのが、バイオハザードになるとはね。
「マルサ」と「スィートホーム」を同系列で考えると無理がある
監督が違うし。
「ドレミファ娘の血は騒ぐ」も、22年前の作品なんだね。時間のたつの早い
587 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/14(火) 21:09:41 ID:yDjnezqO
たこ八郎が溺死し、坂本九が飛行機事故で死んだとき
ラジオで島田紳助が、八、九と来てるから次は十、伊丹十三か
とギャグで言っていたが、本当に死んだな
ご冥福を祈る。
588 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/15(水) 01:02:36 ID:1PtHN2Co
伊丹十三なら十三になるのでは
589 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/18(土) 00:49:15 ID:ROUmauTb
ハスミンに褒めてもらえなくても、
ポーリン・ケールに褒めてもらえたんだから充分なのに。
って言うかその方がスゴイって。
590 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/18(土) 02:19:27 ID:cDp7t7HE
タンポポのメーキング見たら、伊丹の作ったタルトのCMが入ってたのが
収穫だった
>>589 お父さんに誉めて貰えなかったばかりか貶された息子の気持ちを考えてみてください。
よその偉い叔父さんに誉めて貰ったからと言って、満足できるでしょうか。
592 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/27(月) 13:03:33 ID:RvJ1kiNN
もんたかや。
まあ一六のタルトでもお上がりや。
ほてしぇーしぇきは、どうじゃったんぞ。どげかや。
おらお前がのふぞおなけんよ。
つばえてぎりおったんじゃろうが。残念なねあ。
もう残念からげるぞよ。
まあせえ出してタルトでも食べることよ。
593 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/27(月) 13:58:55 ID:RvJ1kiNN
帰ってきたかい。
まぁ一六のタルトでも食べなさい。
それで成績は、どうだったんだい。ビリかい。
それはお前が横着したからだよ。
ふざけてばかりいたんだろうが。残念だなぁ。
もう残念で仕方ないよ。
まぁ精を出してタルトでも食べることだね。
594 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/27(月) 16:03:17 ID:6bNto4eN
DQNの上司はこの人の作品には人間臭さが感じられるからいいと言っていたな。
自分はそういうことを期待して映画を見ようって意識がないし、この人の映画にも
それを求めていなかったので意外ではあった。
妙ないい方であるが、わたくしは、ダンヒルのガス・ライターというものを尊敬している。
機能と形という点において、古来稀に見る成功作だと思っている。
簡素でありながら威厳があり、しかも豪華である。まさに「ライターの王」である。
蓋を開けた時に露出する点火部のメカニズムや、蓋と本体を連結するピストンなぞの結構というものは、いかにも「人間の智恵」というものをそのまま視覚化したような工合に、じつにカラクリめいて嬉しいのである。
いわば心が通うのである。
596 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/08(土) 13:04:35 ID:7k5E5I4h
広〜く浅〜く何でも知っている変なおじさんというイメージだったが、
いつぞや、テレビでギター演奏で「アルハンブラ宮殿・・」を
いとも簡単に弾いていてビックリした事がある。
口先だけの屁理屈おじさんじゃなかったわけだ。
料理についてもうるさい方だったから、
腕前の方もそれなりのものがあったと思われる。
惜しい人を無くした。
長生きして屁理屈をこきまくって欲しかった。
監督なんかやらなきゃ良かったのに。
どこかいかがわしい小器用な才人でじゅうぶんだった。
監督やってなかったら
「タンポポ」「マルサ」はこの世に存在しなかったわけで
599 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 13:01:07 ID:zNZEP9Xu
ついでに「ミンボーの女」も!
いろんな意見があるもんだなぁ
僕にとって伊丹さんはまず「映画監督」次に(かなり間があいて)「俳優」なんだけどね
601 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 23:09:14 ID:Fj/luepO
北の国から、のこの人好き
細雪でもどこか憎めないかわいい役どころだ
ったな。
602 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/10(月) 16:14:54 ID:Vc0UgFjz
>>600 あ〜そうか、、、若い人から見ればまず「映画監督」なんだろうな。
ワシら(s20年代生まれ)年寄りから見れば、
@おしゃれ評論家(平凡パンチなどによく記載)
A随筆家
B料理研究家
C俳優
などなど・・・
映画監督は晩年の仕事と言った感じがする。
>>602 そういうマルチタレントって
今で言うと誰になるのかな
おすぎとピーコ
>監督なんかやらなきゃ良かったのに。
そういう考え方もあるよね。随筆をもっと読みたかったな
他人がバカにみえてしょうがなかったんだろうな。
「唯幻論」に出会ってよかったのかもね。夫人は人が変わったといってた
>>602さんのように高齢なら、
0. 伊丹万作の息子
なんじゃないの?
>>605 「唯幻論」に出会ったことが、本当に良かったのかどうか・・・。
80年代前半、伊丹は一時期、それまでの著作を全否定していたらしい。
「イングリッシュティーのただしい淹れ方なんかないんだ。自由に淹れればいいんだ」
と、はっきり言っていたと、伊丹に直接会った人から聞いた。
ところが、その後に又、「フランス料理を私と」のような本を出している。
唯幻論に出会う以前の自分と、出会って以降の自分との間で、葛藤があったんじゃないかという気がする。
(「フランス料理を私と」で、ゲストに岸田や蓮実を招いているのは、
「二人の自分」に折り合いをつけさせる為だったんじゃないか?)
彼の心の中のその葛藤が、後の自殺の一因にもなっているような気がしてならない。
「フランス料理を私と」は本当に不思議な本で、
「自由に〜」って考えとは全く逆のベクトルで、
しかも伊丹風に非常に捻ったやり方。
基本的には、事前に、有名シェフに正式な作り方を教えてもらいながら、
伊丹が料理を作り、ゲストに伊丹が蘊蓄しながら、食事するというもの。
何故ゲストと一緒に作らないのか、
何故蘊蓄はシェフに語らせないのか、マジ不思議。
後の映画と良く似たスタイルなのが面白い。
自らの体験を他人に面白く語るのが好きだったに違いない。
語りたくて仕方ないから、付け焼き刃の体験をどんどん「作り」たかったのだろう。
609 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/11(火) 03:44:05 ID:caIf+TnW
急テンポで別の生き方を突き進む様は三島由紀夫を思い出させる
610 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/11(火) 06:39:37 ID:ldW//XqL
フランス料理を私とのコンソメスープの巻は印象的だったなあ。
あいかわらず、味の元のコンソメの元しか使ったことないけど、一度本物を
味わってみたい。
あと蓮実重彦の三日は洗ってないみたいなぺたっとした変な髪形も印象に
残っている。
伊丹は蓮実に近づかないほうがよかったよな。つくづく。
蓮實いなければ、監督もやらなかったと思う。
蓮實と「家族ゲーム」(と義父の葬式)が、背中を押したはず。
612 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/11(火) 15:51:31 ID:MdB2/Edb
伊丹の随筆と言えば、
「女達よ・・・」(?)と言うのが有名らしい。
読んでみたいものだが、まだ書店にあるのだろうか?
こういうアホなことを書くのは例のアレ以外にいない。
こんなとこにも現れるのか。
614 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/12(水) 13:41:43 ID:Pvhlwg8B
この方が出ていたCMを思い出した。
S40年代頃だったか、、、食品に関するCMが多かったように思う。
カレーのCMでは、自分で材料を刻み、フライパンで炒めるところを写して
最後は煮込んでいる鍋の前に座って、煙草をゆっくりと燻らす。
・・・そんな内容だったと思うが、、、
そのCMがカラーだったのか白黒だったのか定かでない。
それからず〜と後になって缶詰のホタテを使って料理をするCMもあったように思う。
場所は「お葬式」の撮影で使われた、あの伊豆の別邸だった。
伊丹君も、池田先生の薫陶を受けていたら
あたらあのような死に様をさらす事は無かったろうな。
人間の尊厳を支える宗教を蔑ろにするような映画をつくっていたのは
どうかと思う
宗教はないがしろにしてないだろ。
悪徳宗教団体の糾弾はしてるけど。
あ、釣られた?
「マルサの女」の権藤っていう名前「天国と地獄」からとったのかな
>>608 「フランス料理を私と」は
お客様に、紅茶がわりに正統なフランス料理を自ら作ってふるまい
それを食しながら対談をするという趣向でしょう。
そして、作る過程は辻静雄監修のみごとな料理本になっている。
レクター博士を連想した
>>603 山城新伍、津川雅彦あたりも映画監督やったっけ
山城や津川の監督作品もひどかった。
621 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 21:41:17 ID:rtx53nRh
松本に比べりゃはるかにマシ
622 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/17(月) 01:37:08 ID:iJNZfdWd
むしろ
「権藤、権藤、雨、権藤」
の方だろう。
「スーパーの女」、やっぱり面白い。
なんでこれはメイキングが無いんだろ?
ロケ先のスーパーの社員に撮影現場の見学・撮影フリーにしたからでは?
626 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/19(水) 18:46:53 ID:YWxd5CkM
インターネットで撮影現場を公開したりしてなかったっけ。
『マルタイの女』では確かやっていたな。
『ニートの女』を撮ってほしかった。
伊丹十三はなんで自殺したの?
それは誰にもわからんよ ググれば色々出てくるけどね
映画はともかくエッセイストとしては無敵だよな。
エッセイ映画として観るならもっと再評価されていいような気がする。
「偽インテリ」と言うか
日本型の「(一般社会との)協調性を欠く、妙に物知りで
自意識が過剰な人」を演じさせたら
この人にかなう人はいない、と思うのだが。
>>630 「家族ゲーム」の卵焼きを チューチューするのが好きなお父さん役かな
633 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/20(木) 21:04:12 ID:0RQuXXYT
自殺ではなかった・・・と、言う説もある。
他殺と言う事だな。
それなりの背景はあるしね。
自殺するタイプじゃないし・・・
>>631 そうですねえ。
あと「ドレミファ娘の血は騒ぐ」の平山教授とか「居酒屋兆次」で
健さんに絡んで内臓破裂させられる男とかですね。
>>632 「品」とか「柄」ってありますからねえ。スタニラとかでは出来ない演技なんですよね、アレ。
「天下御免」の平賀源内を、若き日の伊丹十三でみてみたいね
平賀源内みたいな人だったから 本当にイヤミな源内になるだろね
篠田の映画の俳優伊丹が好きだ。
>>633 いや、働き盛りの明るい人がなんかのきっかけで鬱病になって
自殺する場合はあるらしいよ
伊丹の場合は知らんけど
>>627 映画で、創価学会と後藤組をモデルにした宗教団体とヤクザを登場させたから
飛び降り自殺に見せかけて消された
639 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/25(火) 12:50:59 ID:+Wl8CmM4
>>638 都市伝説みたいなものだけど、どうなんだろうねぇ。
個人的にはかなり疑問。
遺作となった「ミンボーの女」が明らかに「死の匂い・憧れ」に
満ちたある種異様な雰囲気を持っているし。
あれは伊丹自身がホンを書いているわけだからね。
老人性の鬱であったことは確かだろう。
また、伊丹プロの面々など、ごく伊丹に近いメンバーが、伊丹が
うつ病だったことを証言しているし、何より本当に謀殺の疑いが
あったら、宮本信子が全くの沈黙を守っているというのも解せない
話だ。
謀殺論者は、伊丹プロの面々や宮本信子にも黒幕が圧力をかけて
いるとでも言いたいのだろうが。
ちなみに、世間で良く言われる「ミンボーは三谷幸喜がホンを書いた」と
いうのは間違い。
三谷幸喜を買っていた伊丹十三が、準備稿やプロットのようなものを
書かせたのは事実だが、最終的には全て没になった。
しかし伊丹は義理堅く三谷幸喜の名前をクレジットに乗せた。
三谷自身が語っている。
>>639 都市伝説なんだからデタラメに決まってるだろ。
だいたい伊丹襲撃事件すら、犯人として捕まった人間は別にいるでっちあげと言われているのに。
638みたいなのをいつまでもかまうのもアホ
>>638 マルサの女2とマルタイの女をみたらなw
643 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/28(金) 07:58:24 ID:eTORC9s6
>犯人として捕まった人間は別にいるでっちあげと言われているのに。
意味不明
事件がデッチ上げなのか
犯人がデッチ上げなのか
教えてくれよ
相手にしちゃいけない。レスしてるのは当人なのかな?
少なくとも
>>642は自演だね。
>>39 俺は、黒澤清の本読んでないからわからないけど
>■ 『マルサの女』と『マルサの女2』の間で、大きく変貌している。
> 評価される基準を、映画として認められるかから、ヒットするかに変えた結果。
ここが、ちょっとわかんない。「マルサ〜」と「マルサ〜2」じゃ、
娯楽色は1のほうが高い気がする。
「マルサ〜2」は、どちらかというと「1がヒットしたし、2もヒットするだろうから
言いたい事言わしてもらうし、やりたいことやらしてもらう」って感じだと俺は思った。
結局、マルサは蚊帳の外に置かれるし、三国連太郎の最後は曖昧だし…
(多分、伊丹氏は、三国がどうなるかわかってて、あえて結末をきったのだろうけど
なんか、割り切れんものが残る…)。
>>645 どっちが娯楽色があるかではなく(それを言うならお葬式から娯楽色はあったし)、
自分の趣味性・作家性を重んじるより「ヒットする映画を作れる自分」てことを重んじていった、
伊丹の自意識の話だよ。
伊丹死去翌日スポーツ紙一面の宮本信子の表情が全てを物語っていたと思う。
涙を流しながら歯を食いしばり、正に鬼の形相だった・・・
650 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/09(火) 00:58:14 ID:SgwZ+Wu+
やはり殺されたのか。
宮本には犯人も分かってる。
だけど家族に累が及ぶことを危惧してすべてを飲み込んだと。
殺した奴が許せん。殺させた奴も。
652 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/09(火) 15:04:14 ID:FYbEG0f9
できあいのマヨネーズをもってよしとする人ではなかったんだけどね
そこは、大人の理由で。
CMだと 奥さんが片足をあげて喜ぶカレーのCMと ナショナルの冷蔵庫のCMが好きだなぁ
どれも、伊丹作品だったね
654 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/12(金) 14:11:17 ID:HKB0Aonz
現在の大手の糞マスゴミよりよっぽどジャーナリズムの意識は高かったなあ。
伊丹さんは。
>461 名前: この子の名無しのお祝いに [sage] 投稿日: 2007/06/03(日) 14:20:56 ID:QfxGJ0l+
>「マルサ2」での鬼沢のセリフ
>「日本人は全部、村人だ、全部覗き魔だ、全部下衆だ。人の不幸がなにより好きなんだよ」
>伊丹監督の本音なんだろうね。
>だから、ああいうえげつさになるのだろう
そんな伊丹が、写真週刊誌にのった写真が元で悩み、死ぬことになろうとはね
世の中の仕組みがわかりきっていたから 耐えられなかったのだろう
あまり深く考えないのほうが、生きていて楽なのかもね
657 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/15(月) 12:21:11 ID:+2MDxbOB
写真週刊誌に載った写真で悩むようなタイプの男じゃないと思う。
これは断言できる。
根拠は無いが、、、
658 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/15(月) 13:20:17 ID:zZNr3/74
大っぴらに「伊丹映画が好き」って言うのは何だか気恥ずかしいし、それで一部の映画通からバカにされるのも悔しい。
でもオレは伊丹監督の良さを喧伝したいが為に「伊丹最高」と言い続けている。
なにが最高なのか的確に言えないのが少し悔しいが。
659 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/15(月) 13:49:20 ID:a2RJxYoP
役者からは「冷たい人」「恐い人」と言われたらしいね
ただ、それは、徹底したプロ意識から産まれるものだろうが
芦田伸介や伊東四朗にヤクザ役を演じさせただけで大いに尊敬できる。
中尾彬や柳葉なんかは色々とヤクザ役を演じているが、
『ミンボー』だと敢えていうなら実録寄りのド汚い役柄で良かった。
>>636 全然関係ない話なのだけれど、
伊丹氏を尊敬しているという南伸坊が
伊丹氏に教わったという「エイムズの部屋」
(遠近感が狂って、人が大きく見えたり小さく見えたりする部屋)
を作って、伊丹氏を誘って、二人で遊んでる写真を見たことがある。
伊丹氏と伸坊氏が二人で、セットで(笑いながら)無邪気に大きくなったり小さくなったりしている
写真を見てると
「ああ楽しそうだなあ、同好の士なんだなあ」と思った。
662 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/15(月) 22:43:31 ID:jl4ZCvu3
「エイムスの部屋」は、「お葬式」の中に出てくるじゃん。
女優役の宮本信子が出演している(撮影中の)CMという設定で。
映画における「エイムスの部屋」でいちばん有名なのは「カリガリ博士」だろうけど、
日本ではそれよりも、ウルトラセブン「第四惑星の悪夢」(実相寺昭雄監督)の方が馴染み深い。
南伸坊は、伊丹が編集長を務めていた雑誌「モノンクル」でもイラストを描いていたね。
>>662 ああそうでしたっけ?申し訳ない<(_ _)>
>>663 無邪気にかっこよく振舞う伊丹さんつながりってことで、一つ…
>>657 問題だったのは写真よりも文章の方じゃないか。
それから女性に連絡が取れなくなって、
他にも暴露が続く可能性があったこと。
667 :
『マルタイの女』のモデルはオウム真理教ですが、何か!:2007/10/30(火) 11:00:05 ID:bAZktLco
『マルタイの女』のモデルはオウム真理教。
映画『マルタイの女』には、「真理の羊」という名の宗教団体が登場する。
「羊」は、オウム真理教用語。ご存知ですね。
信者を弁護士殺害は実際の話を用いている。サリンジャーも出てくる。
「オウム真理教」がモチーフにされていることだけは明らか。
「オウム真理教」= 統一教会=韓国(北朝鮮に乗っ取られた)=北朝鮮<ロシアユダヤ系
この方程式、しっかり憶えておくように。次は、医療廃棄物<臓器売買<人身売買の図式を
映画化予定だった?
「真理の羊」の最高幹部であるグルが宙に浮いた、浮かないは差し当たっての問題ではないが、
『マルタイの女』では「オウム真理教」の固有名詞が直接に反映され、「真理の羊」の存在になぞられている。
伊丹十三はその監督第六作、
『ミンボーの女』に於いて痛烈なヤクザ批判を展開、実際に朝鮮系暴力団の襲撃を受けて顔に傷を負ったことは記憶に新しい。
それでいて尚、世相を騒がせたばかりの宗教団体の犯罪行為を題材に取り上げるとは、
彼が“ペンは銃より強し”を標榜する勇気あるシネアストであったことを雄弁に物語っている。
伊丹十三の場合、ペンに代わるものが映画。
しかし、『マルタイの女』が極めて政治的なメッセージを持った映画であると
断言することの難しさが、伊丹十三という監督の稀有な作家性を物語ってもいる。
伊丹十三はここに或る宗教団体の犯罪行為を確実に表象しながら、
それを目撃した女優とその警護にあたる刑事の物語に焦点をずらせる。
教団の信者に脅迫を受けた女優が、一度は失踪するが証言台に立つことをテレビ・カメラの前で
宣言し、法廷に向かうその姿が舞台の一幕と重なり合う。『マルタイの女』は過激な社会性を持ちながら、
同時に技巧的な娯楽映画の性格を持っている。
実際に、『マルタイの女』の多角性には目を見張るものがある。傲慢な女優の脅かされる私生活、
昼夜を問わず警護に当たるサラリーマン刑事、妻に今生の別れを告げて襲撃に向かう信者、
犯人から自白を引き出そうとする管理官、弁護士、検事、報道陣、などなど。
ここでは地方に身を潜める犯人を捕らえる新米刑事が、サリンジャーを愛読しているといった
細かな情報までが描かれ、多角的な視点から活写されるドラマが収斂していく様子が緊張と緩和を
自在に織り成している。
創価への擦り付けをやってるのが「オウム真理教」の残こり者。
みんなもポアされないよう気をつけよう。
おっと今は、もっと気をつけないといけないのは要注意国の輩=在日´帰化人。
668 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/30(火) 21:36:33 ID:06ap42PD
まあ、ネタはなんであれ、映画として面白いってのがいいよ。
>>667 まったく読んでないんだけど、それはコピーしたもの? それとも自分で書いたの?
自分で書いたんだとしたら、書いている最中、「誰かが読むかも」と思いながら書いていたの?
ちなみに667読んだ。
他意はない。
669は667のどこが気に障ったんだw
NHK BS2にて
12月25日(火) 午後8:32〜10:40 衛星映画劇場 マルサの女 1987年・日本
12月26日(水) 午後8:32〜10:41 衛星映画劇場 マルサの女2 1988年・日本
12月27日(木) 午後8:32〜10:36 衛星映画劇場 ミンボーの女 1992年・日本
12月28日(金) 午後8:32〜10:40 衛星映画劇場 スーパーの女 1996年・日本
12月29日(土) 午後9:02〜11:15 衛星映画劇場 マルタイの女 1997年・日本
http://www.nhk.or.jp/bs/cinemacalendar/index.html
BS-hiでやれよ。
ハイビジョン版のまだないんじゃないかな
DVDの画像でしょ
675 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/08(木) 21:31:13 ID:YrbLihpq
日本で珍しく社会派娯楽作品を撮れる人だけに
その死が惜しまれる
今 まともな作品撮るのは 周防正行位か
日本映画が隆盛と言われるが とてもじゃないが
信じられない
どうぞ過去に生きてください。
俺には
>>675が何を言っているのか解読不能なんだが。
NHK衛星第1テレビジョン
2007年12月以降 アナログBShiの終了に伴う衛星スロット配置の変更に伴い、デジタル放送は
従来の6スロットに3スロット追加されて9スロットとなり、画質が改善される予定
NHK衛星第2テレビジョン
2007年12月以降 アナログBShiの終了に伴う衛星スロット配置の変更に伴い、デジタル放送は
従来の8スロットに3スロット追加されて11スロットとなり、画質が改善される予定。
http://www.nhk.or.jp/digital/bsa_hv/guide/index.html 一番下の図参照
12月からは、BS1と2の画質もよくなりますよ
久しぶりにマルサ2今見たけど、良かった。
バルザックだなぁ。
680 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/10(土) 13:32:19 ID:cyXPYBAq
674
wowwowでやっとった
よかったよー。
この映画とか一部修正が入ってて(元からかな?)妙な感じだったけど
マルサとか、以前は地上波でもしょっちゅうやっていたのになあ
やはり、創価学会とその用心棒である後藤組をモデルにしかのがいけなかったのかな
そっち方向に話を持って行こう持って行こうとしてるのは
同じ奴なんだろうけど飽き飽きだよ。
やめてくれ。
683 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/10(土) 19:45:17 ID:w4UaH38v
飽きる以前に最初からいやだね
そもそも関係ない話題だと気づいていただきたい。
684 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/11(日) 16:45:46 ID:k4jaQrul
間宮夫人の祟りだったのかも。
685 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/11(日) 22:55:51 ID:47ok34Ow
一日以上も悔しさを腹に溜め込んでたのか。健康によくないぞ。
これからはカラオケボックスに行ってマイクを通して大声で「チクショーッ」と叫ぶようにしなさい。
687 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/12(月) 18:57:02 ID:YCHMs9ND
>>686 おまえ そうやってストレス解消してんのか
ワラかす!!
変な話だがマルサの女&2は、私の人生にもっとも影響を与えた映画です。はい。
マルサの女日記で津川雅彦の統括を「芸者に受けのよい当たりのよい官僚」とあって、
それは学校でてから15年、ずーっと念頭にあって、まー、その、相手の方と接しています。
もてはしないが、「国税局は女の裸を見に来たのか」と揉める際に、
「まーまーまーまー奥さん」と丸めてしまう雅彦の演技こそ
幾多の危機を乗り切る原動力と、先日久しぶりに見て思い出しました。
伊丹のDVD、50%OFFとかが普通になっちゃったな
学校出てから14年
今じゃしがない査察官
北の果てから南まで
ガサした会社は5万件
>>690 もしあれが五万節の替え歌なら
「14年」ではなくて「十余年」なのでは?
犯罪映画の傑作だよな、マルサ2。
「脱税」とか「スパイ映画」とか、追うものは所詮「数字」や「情報」といった無形。
だから下手に作れば、「シリアナ」とか「グッド・シェパード」とか
正直だけど不器用、あんま退屈だからところどころとってつけたようなアクションありになる。
じゃ、どこが伊丹は器用に作ったかと問われれば、晩年の蓮実に鼻であしらわれた
50年代アメリカ映画をよく見込んでいますという「映画的」としかいいようのない場面の数々の賞賛に
話は落ち着いちゃうんだけど・・・
「吾輩は猫である」をみたけどスノッブだね
イヤミなくらいに。伊丹と仲代か
子供のころマルサ2みて
道場で信者が発狂したような踊りみたいなことしてて
馬鹿じゃねえのこいつら、って笑っていたけど
今の観点だとリアリティを感じてあんま笑えない。
あれを本気でやる団体が日本のどこかにいても全然不思議じゃない。
伊丹監督作品は公開したら必ず観てました。亡くなったときは
女性スキャンダルなんかでと残念だった。それ以来観てなかった。
いまはネットのおかげで写真週刊誌のデタラメさを知ってから、自殺は?です。
少なくともあの写真では何も証明できないし、記事は何とでも書けますから。
伊丹監督は無念だったろうな。そんなヤワな人ではなかったよ。
696 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/26(月) 21:00:39 ID:B7AKfXqk
伊丹は本当にまともに好きだ、というひとがいるんだろうか?
あのあざとさは、あまりに極端すぎて、ひとつの特長になっているとは思うものの
我慢できない人にとってはもう問題外の監督だな。
漏れがそうなんだが。
どの映画もほとんど見ているが、冒頭に雨のシーンで川から死体を引き出し
それと交互に料亭の食事シーンを同時進行的に見せたあの悪趣味きわまりない
作品はなんだ。氏ね、といいたい。
故人になったからと言って、文句をいっちゃいけないということはないだろう。
697 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/27(火) 20:41:00 ID:owWtP8ej
氏ねってのは死ねってことだよね
故人に死ねというのはいい趣味なの?
>>696 あのシーンはグロテスクな政治家や地上げ屋、銀行屋に
対するアイロニーを込めて、わざと悪趣味にやっていること
すら判らない奴が賢しげにw
1984年。
「伊丹十三の「お葬式」に行ってくるよ」
「あら、あの人死んだの?」
>>698 しかし「悪趣味に」撮る以外、無理だったのが伊丹さんなわけで。
基本的に蘊蓄エッセイの映画版だから。
701 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/09(日) 03:46:32 ID:C8hg+B8K
NHK・bs2で、今月の24日から5夜連続でやるね 楽しみっすw
散々観たつもりだが、何故かテレビでやると観てしまう…
年末にBSでやるのって「女」シリーズだけなのねん
改めて思い出すに、この中で純然たるハッピーエンドって、
あんまり無いんだなぁ。
(別の表現をすれば「鬱にならない」)
気楽な気分で再見できるのは「スーパー」くらいか…
あとはギリギリで「マルサ1」か
703 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/09(日) 14:53:52 ID:GgdzbF09
伊丹は暴力団の内幕を描いたことで殺されたんだろ? 恐ろしいよ、暴力団って、
やはりキチガイ朝鮮人の集まりなんだな〜、暴力団って。
層化だってのに。
705 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/21(金) 03:30:15 ID:muqd6a65
どっちみちやったのは暴力団だろ
そうかとぼうりょく団とどう違うん?
ヒント つ 後藤組
「それでもボクはやってない 」をレンタルで観たんだが、まるで伊丹映画を
観ているような面白さだった。伊丹の後継者は周防監督で決まり!
709 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/22(土) 20:14:03 ID:HGSolInN
>708
それはないだろう。
伊丹の節操のない映画作りと、周防の抑制のきいた画面とを
いっしょくたにしないで、ほしい。
710 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/22(土) 20:38:16 ID:5ZLo3yJ1
はーい
712 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/23(日) 05:01:20 ID:cdSyQxHD
草加を中傷するのはやめろ!
悪質なものは立法機関に通報する!
713 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/23(日) 06:56:14 ID:dhjT1eXl
映画観てからラーメンを撫でるようになった
>>712 日本の立法機関は国会しか存在しないんだがw
‘立法’機関が何の関係があるのかわからんし、何をどう通報するというのかもわからん。
716 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/24(月) 02:18:54 ID:6RGsERUR
たんぽぽが一番おもろいね。売場の食品いたずらする婆さん最高にワロタ
つまり俺達もみんな強請か暴行か暗殺か死刑にとw
面白いね。
黒澤のスクリプターの野上さんの新刊にまた伊丹の話が少し。
719 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/25(火) 19:03:31 ID:Hw0Q+Dqd
NHKBS-2今日から五夜連続伊丹映画age
720 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/25(火) 20:04:06 ID:JW5CvDfb
伊丹は暴力団の内幕を映画にしたから暴力団に殺されたんだろ?
怖いよな〜、所詮、暴力団ってのは朝鮮人ばかりだからな。
マルサの女
■創価による伊丹十三暗殺事件まとめ 1
・伊丹十三さんが、カルト宗教団体の悪行を真正面から取り上げた映画
を作る準備をしていた
↓
・過去の作品においても伊丹さんは、カルト宗教団体の悪行を指摘するシーン
を撮っている。公式にはオウム真理教がモデルということにされているが
実際に伊丹さんがモデルとしていたのは、創価学会であった
↓
・当然のように、創価が反応 暗殺計画を練った
↓
・創価信者の奥さんの宮本信子に、手引きを強要
手引きしなければ、地獄に落ちると脅迫した
■創価による伊丹十三暗殺事件まとめ 2
↓
・宮本信子悩んだ末、夫殺害の手引きを実行 伊丹さん、創価の手配した
ヒットマンに殺される
↓
・創価の息の掛かった警察担当者の手により、自殺として処理
↓
・宮本信子、事件後、夫殺しに加担してしまった罪の意識に苛まれ
映画館に入るのも恐くなり、女優業を長期休止した
723 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/25(火) 21:54:51 ID:f997BoCr
5−10組だろ やったのは
> ■創価による伊丹十三暗殺事件まとめ 3
>
> ★元々伊丹さんが、嫁の宮本信子を映画の主演に起用したのは
> 創価に洗脳されている宮本を目覚めさせ、創価から救う為であった。
> 最初は全く宗教に無関係の映画に出演させ、徐々に宮本主演の映画に
> 新興宗教(創価)絡みのシーンを増やしていったのは、いきなりでは
> 反発される為、時間をかけて少しずつ宮本の洗脳を解いていこうという
> 伊丹さんの思いやりからであった。
> しかし皮肉にも、その愛情を注いだ奥さんの手引きで伊丹さんは
> 殺されてしまった。
マルサ久々に見た。女の部屋に仏壇があったりとか、アムウェイの洗剤が映っていたりとかさりげない創価演出だね。
726 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/26(水) 19:41:44 ID:KS3hTLKb
昨日の「マルサの女」テレビサイズで放送したな、なんでだろう?と思ってたら映画の前半で
山崎努が妾とセックスしてる場面、通常サイズの画面では腰のピストン運動がはっきりと写しだされていた、
しかしテレビサイズだとその部分がカットできるからだったんだな、いかにもNHKらしい放送の仕方だと思ったよ。
そういう場面をうまくオブラートに包めないのが、伊丹のダメなとこ
だと思う。エロ・暴力場面が露骨というより露悪すぎて、映画を
見終わった後、一番印象に残ってるのが高瀬春奈のケツだったり、
「マルタイ」の血だったりして損してるよ。
728 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/26(水) 20:15:12 ID:bEtkYNtd
>>726 はあ?
もともとスタンダード・サイズだろが!
バッカじゃねーの!
アタマ悪すぎwwwwwwwwwww
そのシーン覚えてないけど
昔からスタンダードサイズだったよね。
>>724 前後事情を全然しらないけど
もしそうなら、なんで桜金造みたいな学会員役者を
起用し続けたんだろう?当時はまだ入信してなかったのかな?
マルサの女の面白さを100とするとマルサの女2の面白さは3くらいだな
732 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/27(木) 00:04:48 ID:eqIRNHVg
俺は2のほうが面白かったけどね
ここまで、あざとく、くどいと
逆に気持ちがいい
というか、年齢の問題か?
お肉をモリモリ美味しく食べられる若さだと
あのくらいじゃないと物足りない
年取ってくると、あざといと思うようになるってことじゃ?
733 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/27(木) 00:05:18 ID:qdzGA7RR
>>731 分かる
昨日・今日とBS2で連続して見たから余計に分かる
なんちゅうか1の方が切れがあった
つか切れまくり
1が伊丹監督のベストだな
2も悪くないけどモッタリ感が出てくる
さらにミンボーとかになると更にモッタリ
でも一人で日本のタブーに挑んだ
監督の偉大さは1_も揺るがないけどね
734 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/27(木) 01:40:54 ID:k/npAjav
>>732 野上さんも
「まあ、くどいのも確かで特にセックスシーンなどになると断然くどくなり」
と書いているね。
俺は1より2の方が圧倒的に面白かったなぁ。
グロテスクな戯画っぽさがこのテーマにはふさわしい。
1はちょっとスタイリッシュすぎるんだよな。
このスレに来るな! と言われそうだが、基本的に伊丹映画の美意識は好きじゃないんだよな。
だけど、「マルサ2」は伊丹のグロテスクさが一番はっきり顕われていて、これはこれで
いい映画だと思った。
マルサ2でチビ政が立ち退かないラーメン屋を脅すとこは何故かヤクザ側に同意してしまった。w
今でもあの借地借款法ってあるの?
いや、ついこの前なくなった。
739 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/27(木) 16:17:35 ID:R8PvFMAZ
今夜ミンボーだね
個人的に伊丹の最高傑作だと思ってる
740 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/27(木) 16:32:38 ID:qgLK2Bsd
>>728 マルサはパナビジョン、スタンダードサイズではない、よく調べてから言え。
むやみに人を馬鹿呼ばわりするお前は知能が知れる。
741 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/27(木) 16:33:48 ID:UFfsM/Pt
>>737 借地借家法は厳然としてある。
ただ、法改正で定期借地権が加わったので、最初にきちんと約定しておけば
地主は50年なりで確実に土地を取り戻せるようになった。
742 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/27(木) 17:40:08 ID:d6B1rfRw
俺も2のほうが好きだ。
744 :
741:2007/12/27(木) 19:37:13 ID:UFfsM/Pt
素人の俺が不正確なことを書くよりも、Wikipediaでも見てほしいが、
マルサの女2で地揚げ屋が言っていたように、従来の借地法だと過度に借地人保護に傾いていた嫌いも否めなかった。
(賃貸借期限がきても地主側によほどの正当事由がない限り、法定更新されてしまうetc)
平成4年の借地借家法(映画の出来た頃は借地法、借家法等別々)で定期借地権制度が創設され、50年以上の期間を定めて
借地契約を締結したものについて、期間満了時に契約更新を認めず更地にして土地を返還してもらうことが可能になった。
そのほかにも、30年以上の契約で建物買取とか、契約のバリエーションが広がったが、詳しくは専門のサイトを。
745 :
741:2007/12/27(木) 19:42:35 ID:UFfsM/Pt
書き方がまずく、誤解を与えるといけないが、既に通常の借地契約を結んでいる場合に適用される
わけではなく、あくまで、今後新たに契約を結ぶ際に、そういう契約方法も選択できるようになった、という意味。
746 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/27(木) 22:21:24 ID:eqIRNHVg
しかし、監督が狙われる、で済んで
まあ、不幸中の幸いと言ったら不謹慎かもしれんが
出演した俳優たちが狙われるようになったら
最悪だ
一時期の邦画を担った名優達が
岡田マリリンとか、そういう人たちまで危険な目にあったら
マズイよな
まあ大衆のほうを味方につけたから
大丈夫だったのか?
デコちゃんは、東映だけあまり出なかったのは
ヤクザ映画が嫌だから、らしいね
任侠ものはともかく、仁義〜みたいな実録の時代が来たときに
何かが狂ってしまったのだろう
映画が狂ったのかヤクザが狂ったのか
もっと抽象的な「闇」とか「悪」の論理が狂ったのか
ミンボーはテンポが良くて見やすいな
一番の見せ場がちょっとgdgdだったけど
ギバちゃんワロタ、しがないチンピラ役
二度と伊丹映画に呼ばれませんでした
749 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/28(金) 00:47:33 ID:mx3ElFBI
>>740 お前、アタマ大丈夫か?
パナビジョンはカメラのメーカー名であってスクリーンサイズとは関係ないぞ。
『お葬式』、『マルサの女』、『マルサの女2』、『あげまん』の4本はすべてスタンダードサイズ。
以後は、全国公開の映画の場合、スタンダードが上映できない映画館が多いため、
スタンダードサイズを断念、1:1.85のアメリカンビスタサイズで撮られている。
751 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/28(金) 01:47:02 ID:dYJCXrnO
■高打率を誇った伊丹作品
◎ マルタイの女 (1997年) 監督・脚本
◎ スーパーの女 (1996年) 監督・脚本
△ 静かな生活 (1995年) 監督・脚本
○ 大病人 (1993年) 監督・脚本
◎ ミンボーの女 (1992年) 監督・脚本
× あげまん (1990年) 監督・脚本
◎ マルサの女2 (1988年) 監督・脚本
◎ マルサの女 (1987年) 監督・脚本
◎ タンポポ (1985年) 監督・脚本
◎ お葬式 (1984年) 監督・脚本
伊丹が監督した作品は全部で10本だが
あげまん以外は、すべて傑作なのがすごいところ
その失敗したあげまんですら
「あげまん」という言葉をその年の流行語にしてしまったのだから
タダの失敗作で終わらせないところが凄い
しかし、すべてジャンルの違うテーマを扱って、この成功率は驚異的だ
しかも、暴対法を作るきっかけになったり、偽装問題の先駈けになったり
金融モノのマンガやドラマの元祖になっていたり、
歴史上初めて創価を批判した映画だったりと・・・・
どの作品も世間をにぎわせ社会を動かしたという点で
やはり、歴史に残る偉大な監督だったと言わざるをえない。
よく黒澤に比べたら・・・と言う人がいるが
シリアスに描くか、コメディタッチに描くか、単にスタンスの違いに過ぎず、
どっちが上か論じてもあまり意味はないだろう
長文ご苦労さんだが、「創価」という言葉を出してる書き込みは信用できない。
同じ馬鹿が書いてるとしか思えない。
753 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/28(金) 01:56:53 ID:TJonP8Qv
黒澤と比べてる人なんてよくいる?
聞いたことない
754 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/28(金) 02:03:25 ID:dYJCXrnO
>>752 創価工作員 工作ご苦労さんw
( ^∀^)ゲラゲラ
755 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/28(金) 02:05:21 ID:dYJCXrnO
死んでもまだ叩き続ける創価
怖いネェww
やっぱり同じ馬鹿だったようで
757 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/28(金) 02:07:00 ID:dYJCXrnO
712 この子の名無しのお祝いに New! 2007/12/23(日) 05:01:20 ID:cdSyQxHD
草加を中傷するのはやめろ!
悪質なものは立法機関に通報する!
↑
こうやって、すぐ恐喝まがいのことをするカルト創価
758 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/28(金) 02:08:34 ID:dYJCXrnO
このスレで
伊丹を叩いているのは
ほとんど創価だなw
>>757 それはあなたが書いたしょう
立法機関の意味も知らない
恐喝の意味も分かってない
760 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/28(金) 02:11:56 ID:dYJCXrnO
>>759 なんでオレがそんなこと書くんだよw
意味不明
ていうか
君の日本語変だよw
>>758 誰も伊丹を叩いてないよ。あんたが荒らしてるだけだ。
763 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/28(金) 02:17:34 ID:dYJCXrnO
>>761=
>>752 > 長文ご苦労さんだが、「創価」という言葉を出してる書き込みは信用できない。
> 同じ馬鹿が書いてるとしか思えない。
荒らしてるのは、どー見ても
創価の君のほうだけどwww
俺じゃないよ。残念でした。
ミンボーの女おもしろかったわ。
テンポいいしホテルマンたちの成長過程が伝わってくるし。感情移入しやすかった。
宮本VS伊藤の緊張感あふれるシーンで嫌な間が続いたと思えば
次のシーンは楽屋裏みたいな場面で宮本がヘラヘラと切り替わるし。
上げたり落としたりが実にうまいね。
マルサ1のゾクゾクするエンド、マルサ2の嫌な終わり方も好きだけど、
ミンボーみたいなスカっとする終わりかたも良かった。
766 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/28(金) 09:50:09 ID:ifKuIl3L
伊丹は日本の恥部であるカルト宗教、暴力団の内幕を描いたことで殺された、
ようするに両方とも朝鮮人の集まりのゴミどもを映画化したことで命を落とした、
日本って何で朝鮮人には何も言えないんだ?
767 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/28(金) 18:53:48 ID:G1kTM0hZ
sizukanaseikatu
静かな生活も何気に好きだな
静かな生活に出演してた、緒川たまきも創価信者なんだよね
伊丹十三は宗教なぞというものに、みじんも興味なかっただろう
ゾロアスター教の信者でも素材として面白ければ映画につかったろう
新興宗教を映画の素材としてしたのも、それが面白かったから。
オウム事件の時 日本中がワイドショーをみて楽しんでたじゃない
伊丹監督は興行師なんだよ。
日本人は皆、村人なんだというのは本音だと思う。
見せ物と同じように 「こういう面白いものがあるんだよね」といって映画にする。
伊丹映画を評価するときに、その手法を好きかきらいになるのだろう。
唯幻論に傾倒していた人間が宗教なぞアホらしくてまともに考えないな
相手しちゃいけないよ
面白かったがラストの超展開に伊丹監督の作品の行き詰まりが見えた気がした
772 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/28(金) 23:42:26 ID:dYJCXrnO
■創価による伊丹十三暗殺事件まとめ
・伊丹十三さんが、カルト宗教団体の悪行を真正面から取り上げた映画
を作る準備をしていた
↓
・過去の作品においても伊丹さんは、カルト宗教団体の悪行を指摘するシーン
を撮っている。公式にはオウム真理教がモデルということにされているが
実際に伊丹さんがモデルとしていたのは、創価学会であった
↓
・当然のように、創価が反応 暗殺計画を練った
↓
・創価信者の奥さんの宮本信子に、手引きを強要
手引きしなければ、地獄に落ちる(宮本も宮本の息子も殺す)と脅迫した
↓
・ 警察にも既に手が回ってることを知った宮本信子は悩んだ末、息子を救う為
夫殺害の手引きを実行 伊丹さん、創価の手配したヒットマンに殺される
↓
・創価の息の掛かった警察担当者の手により、自殺として処理
↓
・宮本信子、事件後、夫殺しに加担してしまった罪の意識に苛まれ
映画館に入るのも恐くなり、女優業を長期休止した
★元々伊丹さんが、嫁の宮本信子を映画の主演に起用したのは
創価に洗脳されている宮本を目覚めさせ、創価から救う為であった。
最初は全く宗教に無関係の映画に出演させ、徐々に宮本主演の映画に
新興宗教(創価)絡みのシーンを増やしていったのは、いきなりでは
反発される為、時間をかけて少しずつ宮本の洗脳を解いていこうという
伊丹さんの思いやりからであった。
しかし皮肉にも、その愛情を注いだ奥さんの手引きで伊丹さんは
殺されてしまった。
773 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/29(土) 06:53:46 ID:2nedM+06
創価信者だったのは初耳
775 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/31(月) 05:15:58 ID:1Pi1LziI
伊丹はすげーな。社会問題をあそこまで巧く撮れるとはたいしたもんだ。
(つーか、暴力団やカルトに朝鮮人は関係ないだろw2ちゃん脳すぎるw)
冬休み?早めに宿題終わらせろよ。w
777 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/31(月) 12:17:32 ID:ojJmRv8M
宮本さんが憤死しかねない無茶苦茶書いてる奴がいるな。
次回作は武器密輸などをテーマにした国際型の犯罪映画か、OLがたくさん出てくる企業コメディだったらしい。
スターリング・シリファントにも脚本を書かせていたという、犯罪映画の方はぜひ観たかった。
778 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/31(月) 13:24:57 ID:p63f1zB0
シリファントとは伊丹らしくない。
蓮実だったら鼻にもひっかけないだろ。
俺は大好きだが。
780 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/31(月) 21:18:23 ID:cDUaPxIK
伊丹も好きだし、周防も昔から好き。
今回の特集、お葬式は見逃し、マルタイは録画したまま。
ミンボーみたけどいうほど悪くなかった。
マルサ2は最後がなぁ・・・もうちょっと。
やっぱマルサ1が面白い。音楽も。
どれも80年代を想起させるキャラや服装なのが別の意味に出面白かった。
「お葬式」 「タンポポ」は本当に撮ってみたい映画だったんだろうな
「マルサの女」で中曽根首相が試写会にくるという社会現象になり大ヒット。
ここで、映画をつくる命題にヒットすることが加わった。
この前のBSの伊丹十三の特番で周防監督がいわれた言葉
「映画は芸能欄で記事を書かれるのはのはあたりまえなんだよ。社会欄でとりあげるようにならないとだめだよ」
そのとうりの映画をそれからは作っていたね。
>>780 自己レスだが、マルサ2の好きなシーンは
政治家は辛い、よーくわかるって津川が説得するシーン
784 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/01(火) 03:57:09 ID:nfBaU8sq
>>783 はいはい。
伊丹の死にはきっとCIAとフリーメイソンも関与しています。
あと、アルカイダとシーク派もね
786 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/02(水) 12:19:49 ID:2ae1oXG7
シーク教のことだったりして。
788 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/04(金) 17:05:09 ID:gWcnO9qr
伊丹十三を襲ってカッターナイフで顔を切りつけた後藤組系組員たちは
その世界では英雄扱いだという。顔を狙うところがこの創価学会がよく使う
暴力団のいやらしさを象徴している。
野村秋介の「大悲会」の構成員も伊丹十三の映画が上映されていた映画館で
スクリーンを刃物で切り裂いているが、野村秋介と後藤組とは野村秋介が
息子を後藤組に修業に出すなど深い間柄にある。
1997年に伊丹十三は不審な死に方をしているが、
彼の次回作は創価学会を追及する映画だったといわれている。
789 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/05(土) 09:22:03 ID:cuCzF2Ij
便所行ったら中二のかわいい娘の太い大便があった
流れないって恥ずかしそうにいうので菜箸でほぐして流した
菜箸はよく洗わないと使えそうにないな
昨日食いに行った焼肉の焼き野菜のコーンが入ってた
かわいい顔して、彼氏までいるくせに 糞はやっぱくせーな!
しっかし、背だけでなく糞の太さまで抜かれちまったな
娘の成長に微笑 複雑な微笑
結局BSの特集はあまり注目されなかったのかなぁ
年末にやったのはしっぱいだったのかも
所詮BSって事かな
「スーパーの女」は、地上波で放映されたことはあるのか?
でも、押井のときはBSでも結構祭りだったような
アニオタおそるべしってことか
794 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/10(木) 01:39:22 ID:JXrO4YfB
自殺ではないと思う。殺されたんだ。
でも、彼が死んだことによって彼は伝説になった。
これから10年20年過ぎても、彼の映画を見るたびに、彼への羨望と
取り扱う作品のテーマやその出来に感嘆せずには居られない。
いつまでも彼の映画は生き続ける。殺した人間の意に反して。
しつこい人だなー。もう笑うしかない。笑わそうとして言ってるとか?
殺されたというか、自殺させられたんだろうな
宮本さん殺すぞって脅されて
ライブドアの奴も、そうやって自殺させられたって、北村って元刑事が言ってた
>>796はシツコイって、クリントンも言ってた。
そう言ったら集会所の人たちがみんな立ち上がって喝采してた。
>>790 無職アニオタと違って
社会人の邦画好きは忙しいから、掲示板に張り付いてられないんだろw
権藤の愛人の部屋に仏壇があったんだけど、
なんがミスマッチで変な感じだった。
あれは演出として失敗じゃなかったのかな
「御先祖様が見てるもの」「見せてやろうじゃないか」って会話とか
どうでもいい
っていうか、それが伊丹の味だろ
801 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/11(金) 17:39:30 ID:du/ae3bY
伊丹は所謂前売り券押し売り商法を批判していたね、あれって邦画特有の現象なのかな?
802 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/11(金) 20:03:23 ID:+MOi4uiI
それにしても朝鮮カルト宗教の創価は恐ろしい殺人団体だな。
>>801 そうです。
スポンサーを騙して映画を撮るのは世界中にあるけど、
スポンサーに前売り券を買わせるという形態は日本独自。
804 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/12(土) 03:05:59 ID:G+I00bjm
>>802 何が殺人団体だ。他のカルトなんかと一緒にするな。
学会のこと何もわかってないくせにいい加減なこと言うな。
ふざけてると地獄に落ちるぞ。
恫喝きました
保存しましょう
806 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/12(土) 14:24:38 ID:OUkKKfXu
>>804 やはり創価学会が朝鮮人の運営するキチガイカルト団体であることが証明されたな。
807 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/16(水) 20:13:51 ID:BMN3Z2Ir
「マルタイの女」が興行収入的に不振に終わって、伊丹が鬱っぽくなっていると
聞いたことがある。
その後しばらくして、伊丹か津川雅彦の生前葬が行われてTVの取材を受けたとき
津川が唐突に
「ベネチア(映画祭)とかカンヌ(映画祭)とか言われている監督が最近いるが、
俺は俳優を育てない監督を監督と認めない」
といつになく口調を荒げて話していた。
リポーターは敢えて言及しなかったが、北野武を揶揄していたのは明らか。
伊丹も世界的に評価されてはいたが、北野のことは意識していたようで
自作の不振と北野の受賞でさらに落ち込んでいたようだ。
それが生前葬というイベントになったかは定かではないのだけど、津川は伊丹を
励ます意味で北野を非難するようなことを言ったらしい。
自殺と直接関係がなくとも、精神的に不安定だったのは事実みたいだ。
このあたり、漏れも当時耳に挟んだり、見ただけで、あまり語られてないので
誰かこの手の情報に詳しいのがいたら教えてほしい。
808 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/16(水) 20:23:39 ID:BMN3Z2Ir
>>803 前売り券販売数が動員数としてカウントして、動員を煽るためにも使われている
からじゃないの?
スポンサーが買い取って、見掛け上の前売り券販売数を増やして
「前売り販売数●●●●で、前評判も上々」
とマスコミで宣伝を打つ材料にする。
スポンサーは自腹で顧客などにタダ券として前売り券をばら撒いて、動員の
呼び水とするわけね。
ただ糞映画だと大量に余って、某社のゴミに前売り券がダンボールごと捨てられていたり
というのもある。
すごい数の前売り数が売れている大作映画はずなのに、映画館はガラガラという
話しも珍しくない。
そんなのどうでもいいし、そもそもがスレ違いの話に必死になってる理由が分からない。
810 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/16(水) 20:34:13 ID:CGI7oSSn
伊丹はやはり創価のヒットマンに殺されたのか、池田チョン作は極悪人だな。
811 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/16(水) 21:41:44 ID:HP8/NhfK
>>810 お前はよっぽど地獄に落ちたいらしいな。
812 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/17(木) 03:30:47 ID:pIDQn8Sb
昔、週刊誌に伊丹さんの死体を調べた退職した検死官の思い出話が載ってたよ
多量のアルコールが検出され、自殺とも事故とも言い切れないという内容だったと
記憶しているが真偽の程は確かめようがありませんな
「変身」って小説にも無理矢理飲まされて○されるシーンがあったなあ・・・
814 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/17(木) 21:23:29 ID:CiNpELGM
死の直前にNHKで取材していた産廃・医療廃棄物問題ってどうなんだ?
映画次回作はそれをテーマにするらしかったし、関係者から相当に煙たがれていて、
伊丹を消そうとしていた奴らもいたようだが・・・
そういえば伊丹に師事し、マルタイでは製作に参加した三谷幸喜がTVドラマ
「合言葉は正義」で産廃問題を扱っていたのは偶然ではないと思うのだけど。
周防監督はいいね
818 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/25(金) 17:50:13 ID:xsnfUgfH
女シリーズの中で、マルサ1だけは敵役がカッコよく描かれてるんだよな。
他は、宮本信子大活躍の勧善懲悪、敵役はグロい下衆野郎ばかり。
なんかマルサ1だけは伊丹の余裕みたいなのが感じられるっていうか。
マルサだけがパート2が作られたのも余裕がやはりあったんだと思う。
美味しいんだけど、見た目が汚い料理というか。いや、別にそういう料理が好ましいときもあると思うが。
対して、マルサ1は美味しいだけじゃなく、見た目にも気を使った料理のように思えた。
819 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/28(月) 20:40:29 ID:kAnGwlZ9
マサ、エンタープライズ!
マサ、インターナショナル!
820 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/30(水) 14:00:04 ID:HzGYmE+3
821 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/30(水) 17:55:06 ID:8JCDVECY
マルサ1の千葉の競輪場のシーンがかっこいいな
場所は千葉のどこなんだろうね
822 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/30(水) 17:59:24 ID:ZV1B6stH
横浜鶴見の花月園競輪だよ
823 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/01(金) 19:05:40 ID:793Dj7iH
今夜BShiで放送age
番組表よく見ないで録画したら本編後のレビューが欠落してたorz
なら本編前のレビューも別番組にしとけよと。
825 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/02(土) 18:54:10 ID:IZgRj28d
伊丹監督の最高傑作
それどころか80年代日本映画の最高傑作
「タンポポ」なんてすっごくバランス良く仕上がってるな
宮本の演技はミンボーの井上まひると、スーパーの花子が良かった
でもマルタイの女優役になって急に糞演技になり、ショックだった
827 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/07(木) 18:25:23 ID:7TE0r44g
伊丹監督は、金も技術もアメリカ映画にはとうてい及ばない日本映画界で
限界を感じさせない名作映画を作ってくれた。
どれも映画の魅力を思い出させてくれるような映画ばかりだ。
ひとつ心残りなのは、伊丹の映画を映画館で見たことがない。映画館で見たかったなぁ・・・
>>818 マルサ2の三國は駄目だったんだ?
自分はあのモンスターっぷりに見とれたけどなあ。
正直1はほとんど記憶に残ってない。
というか伊丹映画って何故か全体像が記憶に残らないんだな。
演出が希薄というか、その分よけい三國の存在が突出したというか。
ギリヤーク尼崎の声はエフェクトで変えられてるの?
アフレコっぽいけど。
831 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/08(金) 23:14:50 ID:czz1Gyi+
スーパーの女が興行成績で結構よかったので
興行成績のことで自殺したなんてことは考えられない。
833 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/09(土) 10:18:21 ID:yXs8qnhb
何度見ても土左衛門後の蟹ほじくり映像はえげつない
834 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/09(土) 18:12:56 ID:ekGVWHCU
>>833 「目玉なんて、無くなってたらしいですからね・・・
蟹か何かに喰われちまったんですかね?」
ワルの巣窟だな('A`)
いきなりバキイィッ・・
と折れる蟹の足のアップ。美味しそうな肉汁のしぶきが飛ぶ。
836 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/09(土) 23:48:15 ID:f6xBqwDc
やっぱマルサ2はいまいちだな
盛り上がり所がわからん
宮本の出番が少ないし、三国との丁々発止もほとんどない。
最初のやくざのいやがらせも無駄に長いし、くどすぎて辟易してくる
もう少し脚本練った方が良かったんじゃないか?
そんなに制作を急ぐ必要があったのか?
837 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/10(日) 05:36:38 ID:ROmsgzqN
う〜んまぁなぁ
社会に対する怒りが先行しすぎたとか?
ありえないかな。
838 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/10(日) 11:38:25 ID:pQFaM4y9
>>827 おいら『あげまん』と『スーパーの女』を劇場で見たぞ。
どっちもつまんなかったw
840 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/10(日) 13:08:02 ID:TWaN7Kzo
マルサ2で益岡徹が「マリちゃん、店1番の名器だそうです」 て言ったら宮本があげようとさていたお茶を捨てるとこは女心をよく描けてあると思う
倖田、見習え
841 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/10(日) 13:19:33 ID:J5BLtOWc
>>836 三国一人で錚錚たる全ての役者を喰っちまった作品。
三国の映画だよ。
伊丹の演出すら喰ってしまった感じだな。
843 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/10(日) 14:20:25 ID:Bf48OsZZ
>836みたいなニワカは宮崎駿でもみてたら?
三國が取調べ中に土下座から立ち上がってたんか切るシーンは何度見てもいいね
845 :
松村清志:2008/02/10(日) 15:21:04 ID:m7JO9g4K
伊丹のおっさんに抱かれてえ!
伊丹十三記念館に行きたい....
847 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/10(日) 22:29:47 ID:OTF0qDH8
>>844 鈴木建設社長
「東京なんて香港にすぐにその地位を奪われちまうんだよ!
お前らそれでいいのか!?
あぁ??
おい!!
日本がどうなってもかまわねぇのかぁっ!!?」
現在の若い人がこのシーンだけみたら、
釣りバカの社長スーさんが国税局にしょっぴかれたみたいに思うなw
実際、中華に抜かれたわけだし。
そういや漆原て民主の誰かにそっくりだな
ここ最近不憫で仕方ないが
850 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/11(月) 18:47:18 ID:0hqpU14e
漆原のモデルって誰かね?
野党にも扶養家族云々って台詞あったな
昔の自民は野党にも金回してたそうだからね
竹下あたりかな?
宇野宗佑とか?
宇野はマルサどころか、マルサ2公開(1988)の後、総理大臣就任(1989)で、
総理大臣になった時は党三役の経験もなく極めて知名度が低かった。
消費税+リクルート事件での竹下辞任だが、
次の候補者がほとんどリクルート事件に関わっていたため。
野党に金を渡すのは、昔は田中角栄が有名だが、
それ系の国対族だと金丸が1980頃、
自民党の国会対策委員会委員長になってる。
(宇野もそれ以前の中曾根政権でなってるが)
1987には竹下と経世会を立ち上げ、
その前から田中派分裂で話題になっていた。
財布を引き継いだのが金丸。
>>834 「たんぽぽ」でそんなシーンあったっけ?
「タンポポ」でカニが土左衛門の目を食っていたら怖いがな
856 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/12(火) 22:27:28 ID:FIRWOI+S
「もう100億から突っ込んでますしね・・・
金利だけでもバカになりませんよ。」
「この界隈で超高層ビルを一本建てる事の出来る土地は・・・、
ここっきゃないですから!」
航空写真の上に泡の立った瓶ビールを「ドン」と立てて置く。
絵になるシーンですな('A`)
後の六本木ヒルズである。
マジ?
まあ、「森ビル」という会社の素性を知っていれば・・・
森ビルにとっての『地上げ』の真の意味
創業者は森泰吉郎。横浜市立大学の商学部長をつとめながら貸しビル業を営んだ異色の経営者です。
泰吉郎が特に心を砕いたのが「地上げ」。バブルでイメージの悪い地上げという言葉ですが、本来は、複
雑な権利関係を解きほぐし、土地の価値を高めるという意味を持っています。ビル建設には地元住民と
の信頼関係が重要と、六本木のARKヒルズでは住民たちと交渉を続け、着工までに14年という歳月を
費やしました。
スカパーでやっていた
「もう頬づえはつかない」を28年ぶりにみたけど
物干で桃井かおりに 洗濯物の干し方について蘊蓄を語る場面
伊丹監督そのまんま。あのシーンはすごく記憶に残っていた。
しかし、蘊蓄のひとでした
862 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/17(日) 00:07:38 ID:blZrIoa1
個人的には大病人がサイコー!
ラスト近くに出てくる女の子、死にゆくジサマと
若さ満開の対比が涙モンだった。
櫻井淳子か健康的できれいだったよね
よくわかる。自分はこれから滅びさる立場でみたらまぶしいよね
864 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/17(日) 22:39:15 ID:SrFra+VL
そうでした、桜井淳子さんでしたね!
当時何歳だったんだろう?
865 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/20(水) 21:17:40 ID:qk7bR/GZ
調べたら結構いってた。20歳だと。
山崎勤が出演してると幻滅する。 演技硬すぎ。
たまにカッコよく見せようとしたりしてて笑える。
867 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/01(土) 11:59:29 ID:YZIJlblw
ミンボー◎ 無駄なエロいシーンが少なくユーモアありで面白い
マルサ − 可でも不可でもなく、悪役も憎めないなど中途半端
マルサ2○ インチキ教団やヤクザなど関係が複雑で一回で理解は難しい、でもまあまあ
スーパー○ 偽造問題発覚後見たから面白かった
マルタイ△ なるほどというのもなく、面白くない
タンポポ× 理解できない・・・ほのぼのかと思いきや子供に見せられない、シーン多数
伊丹ではミンボーが一番最高だな、
エロが嫌で拒絶反応起す人なんでしょ。
870 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/01(土) 18:32:42 ID:aVi1jkjC
伊丹を殺した創価学会の罪は重い、在日朝鮮人を日本から追い出そう!
871 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/01(土) 19:07:35 ID:+jf0Fz1l
マルサ1が可でも不可でもないなんていう人初めて見た
「タンポポ」と「お葬式」は別枠で
一番はマルサ1だな
873 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/01(土) 21:02:54 ID:eDGQHIIz
>>870 何か根拠があってそういうことを書いてるんですか。
そうでなければ、単なる憶測や風評だけで
そういうことを軽々しく書かないほうがいいですよ。
自演バカは何がやりたいの。きもいの通り越して不気味で怖いくらい。
フジテレビで「それでもボクはやっていない」見たけど
伊丹映画に似ていたな
やはり、周防は伊丹十三の後継者にふさわしいな
876 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/02(日) 05:28:27 ID:uVa6URXA
似てたか?ユーモア足りないじゃん!
てかないじゃん。笑えなきゃ後継者とはいえん。
877 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/02(日) 06:20:36 ID:vsHit3Ir
伊丹の遺言書にも
女子大生と「それでもボクはやっていない」って意味の文章が在ったな。
あの女今何処で何してンだか・・・
俺も似てるとは思わなかったなあ
何というか、伊丹映画特有のねっとり感がまるでないし
映画自体は面白かったけどね
伊丹さんだったらもっと×××のあるラストになってたと思う。
てゆうか、仮に裁判ものを作るにしても
被告側から描こうとはしなかったかもね。
…てなこと書いてたら「事件」という映画のことを思い出した。
あれは…
>>877 冤罪という意味でも伊丹の死が頭にあったのかもですね。
一概に言うのは無責任でしかないですが。
免罪違うやんw
882 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/02(日) 20:48:16 ID:hb2DP6J1
>>875 お前みたいな伊丹を冒涜する馬鹿はさ
フジのHEROでも見てろ
「それボク」観たけど伊丹のような演出力は感じなかったな。
役者本人の演技力に助けられてるだけに見えた。
記念館が通販始めてた。こら一大事とばかり「13の顔」DVDと記念館の冊子、
ついでに十三饅頭も注文しました。
885 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/04(火) 09:21:29 ID:pJp/jdPz
伊丹は創価のヒットマンに殺されたんだろう?「マルサ2」で創価をモデルにした
映画を製作して創価の池田チョン作によって消されたんだよな。
886 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/04(火) 11:14:50 ID:vZ0LoKAH
マルタイの女、三谷に迎合しすぎてる
西村の役って今泉と同じじゃねえか
>>875 内心、ひそかに意識してるとは思う。自分が後継者になろうと。
確かに、そういう風に作られた映画だったし。
でもエンタテインメント性、毒、ユーモア、
どれもなさすぎて、ただ不愉快なだけだった。
結論:周防よ、その路線は向いてないからやめとけ
大御所が衰えるとフォロワーって現われるもんなんすよ。
で、大御所も自分のフォロワーがいると安心するばかりか学習しちゃったりする。
それでフォロワーが「やっぱこれでいいんだ」と張りきって真似して大御所がそれでまた。。
悪しき勘違いデスループ。
889 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/04(火) 18:25:03 ID:vZ0LoKAH
周防はマルサのメイキング撮ったし、シコふんじゃったのパンフでは二人の対談まである。
周防が伊丹の弟子なのは周知の事実
890 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/22(土) 08:56:11 ID:8hHjFFeL
たまには我王銀次のことも思い出してあげて下さい
891 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/22(土) 16:41:20 ID:kU6VXaPQ
マルサの女1、2、ミンボーの女、スーパーの女と続けて見直したけど
伊丹の先見の明はやっぱりすごいな。
>>886 「マルタイの女」本編には三谷幸喜は関わっていない。
「マルタイの女」を作る前に、次回作の準備稿を三谷に
依頼したが、結局は没になった。
しかし伊丹は、「三谷くんには頑張って貰ったから」と
脚本協力という形でクレジットに記載したというのが本当
のところ(三谷幸喜自身が何度も語っている)。
西村が三谷作品を思わせる(今泉と言うより君塚脚本の
「TEAM」の西村に似ていると思うが)としたら、伊丹十三
が三谷幸喜の作品のファンで、何度も舞台を見に行って
いたからではないかな。
伊丹は舞台をよく見に行っていたらしい。
俺は自由劇場の「もっと泣いてよフラッパー」の客席で伊丹を目撃。
学生時代の彼女は、夢の遊民社の公演で何度か伊丹を見たと言っていた。
映画というより金と手間かけたドラマ見てるようだ。
実話週刊誌、女性雑誌、教習用ビデオ、ワイドショーの再現ドラマ、なんかに伊丹エッセイ的味付けをした感触。
こだわりが強いのは認めるが、「わかりやすさ=広角レンズでアップ」とか安易すぎる。
俳優も全身ではなくいかにも顔中心で集めてきたみたいで、誰が見てもアクの強さは伝わるがそれなりにリアルな(とシロウト目に映る)設定とキャラクターの類型化の落差はひどいと思う。
895 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/02(水) 03:14:49 ID:r7mh2t4E
教えてエロい人。
マルサの女2のラストシーン、ドザエモンは丹波さんでオケ?
目医者に行ってこい
上田が演じていたネコタじやないか。
丹波りんが殺されるってどーゆー思考しているとそうなるんだ?
目だけじゃなくてアタマも悪いの?
>>895 壮大な釣り乙
マジレスすると耕一さんだろゴルァ
>>894 俺も公開当時に見て、漫画的なストーリーやキャラクター、演出にちょっと食傷気味だったんだが
今見てみると、なぜか面白い。面白さがストレートに伝わってくる。
80年代の邦画を今見ても面白いなんていうのはほとんど存在しないわけだが
伊丹映画を見てると、俺の感覚がついていけてなかっただけなんだなと
自分の見る目のなさに愕然としてしまった。
それから、エロを出す文脈が他の映画と根本的に違ってるよね。
美人女優がここぞとばかりに「文学的な必然性」で脱ぐのと違って
熟女のギリギリグロラインの裸とか、ロリータを意識したエロスとか
いかにも伊丹らしいエロシーンが無防備に放置するように出てくる。
それがエロのリアリティを高めているともいえるけど、伊丹の趣味そのもの
でもあるんだろうなと思うとちょっとキモいけどねw
899 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/03(木) 22:31:17 ID:QAQMO2aB
『マルサの女』の「股ティッシュ」は映画史上最強の人間描写だと思う。
>>898 今も昔も下世話な面白さでしょ。TVの情報番組的な。
(TV見ないから良く知らないんだけどw)
901 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/03(木) 23:00:33 ID:HHQPp9qt
権藤の二人目の愛人役・松居一代にビックリした
「大病人」「静かな生活」あたりの異様さも興味ぶかい。
903 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/07(月) 20:58:53 ID:Jnav8s2i
久しぶりに「マルサの女」見て、やっぱり面白かった。
伊丹監督の映画って、今見ても独特な感じがするけど
この人の後を継ぐような映画作ってる人って、いますか?
>>898 >エロを出す文脈が他の映画と根本的に違ってるよね。
それ、同感です。
なんなんでしょうね。伊丹映画のエロシーンて
エロビデオの中のワンシーンが映画の中に突然挿入されて
無理矢理見せられてるような感じがする。
エロスというよりエロ、
ほとんどは殺伐とした性欲そのものっていう感じ。
(筒井康隆のにちょっと似てるかな?)
伊丹監督は、わざと露悪的な、俗悪っぽさを演出してたのか、
もっと単純に、監督の趣味だったんでしょうか。
伊丹といえば露悪
高度の知能に裏打ちされた俗物的演出だとおもう
「どうでしょう、こんなかんじで。
もっと変えてみましょうか。ほら、こうすると感じが全然かわるでしょう」
下司な観客にはただのエロ描写、スノッブには計算された露悪趣味
どう転んでも勝ちが拾えるやり方がただただあさましい。
手口を見透かされてニセ男爵から軽蔑されるのも当然だお^ω^
「ひまわり」に関しては我々が本編と思ってる部分がむしろオマケなんでしょ。
デ・シーカ&マストロヤンニ&ローレンかよ。
>>904 92年頃に雑誌で、よく「エロを入れないと
観てもらえなくて大変ですね」と言われるけど、
あれは自分の趣味と答えていたよ。
エロ以外でも悪趣味だよ。製作関係者に「たまには宮本信子さん以外(の主演)で…」と言われて激昂したとか聞くと単なる夫婦愛じゃないと思ってしまう。
912 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/12(土) 23:23:48 ID:+SUrbJAs
BSで放送された伊丹作品初めて観ましたが、面白かったです。
宮本さんと津川さんのコンビがナイスでした。
913 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/13(日) 15:11:19 ID:1PDh73UM
『ミンボーの女』と『スーパーの女』の2ちゃん実況を観ていてふと思った。
伊丹さんは2ちゃんねらーが拍手喝采するような映画を作っても、
ちっとも幸せじゃなかったんだろうな……
見るからに陰惨な顔つきになっていたしな。
最初は好奇心旺盛な映画ファンだったはずなのに。
タンポポなんかの、スノッブ全開というか
食に関する蘊蓄をそのまんま映像化しちゃったみたいな、
ああいう自分の趣味(露悪趣味以外のw)を楽しんで
映画にしちゃうような作品をもっと作ってほしかった気がする。
大衆とか批評家とかあんまり気にしないで楽しんでくれてたら、
という気もするけど、一方で作品作るのに自分の命削るみたいな
そういう凄みと弱さが伊丹監督の作家性でもあったのかなという気もして
残念だけど、どうにも仕方ないことだったのかな。
伊丹映画のエロシーンのすべてを
ようつべにキボン!(´д`*)ハアハア
露悪的で、自滅的で、エンターテインメント。
それでいてダンディズム気取るとこもある。
そういえばそんな人いたなと思ったら、
思い浮かんだのは、太宰治だった。
>>914 俺は当時痩せてきただけかなと思っていたんだけど、
やっぱり精神的にもまいっていたのかね。
伊丹は、Princeみたいに、何でも自分で出来て、
密室型の孤独なアーティストだと思うが、
それが晩年は悪い方向に作用してしまったのかね。
芸術家なんだから、いろんな人がいるさ
920 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/22(火) 11:08:04 ID:2aQwAA5w
マルタイの女のテキトーでやる気のない演出を見ると、製作時からかなり精神的に疲弊してたのかな〜とも思う
テキトーっていうより変なトコだけ膨らまして妙に細かい描写しているね。
伊集院が逮捕するくだりとか。
あんなのもう少しコンパクトにまとめられるのに。
で、肝心なトコが雑になっているように思うんだな。
マルタイは、江守の二本松弁護士がええ味だしていた
伊丹映画には演技派がよくでてくるなあ
>>920-921 自殺した直後に、関係者が「マルタイ」撮影時から鬱病の
症状が出ていたことは当時のテレビで語っていたよね
やたら唐突かつ妙にリアルな津川雅彦の自殺シーンなど
「死への憧れ」みたいなものさえ、感じられる。
生死を描くの好きだよなこの監督
変に凝り症なのかアクションとかも結構よくできてる。
カーアクションも、これがやりたかったんじゃないのかと思うほどの出来。
職人みたいなもんなんだろうか
925 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/25(金) 13:46:42 ID:4NlPZZQa
実際の遺作である、『三番テーブルの客』がまったく語られない件
>>924 どちらかというと単なるカーアクションを撮ってほしかった。
927 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/01(木) 20:17:54 ID:lRKBc3Jm
家族ゲームとか金田一シリーズの影響もありそうだ。
928 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/02(金) 19:58:41 ID:wjZR5xHP
929 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/04(日) 22:28:09 ID:5s9hpXIJ
遅れてきてすいません。
BSの特集観ました、2回とも。
ベストは「ミンボー」ですね、いちばん痛快でした。「マルサ」は1のほうが好きです。
自殺とした場合、「マルタイ」のつがわさんのシーンを見ると、納得するような気がします。
引き際に関して、ご自分の美学があったことは確かだと思います。
ANAのCMは詐欺だ
三國連太郎は土下座して謝るべきだな
まあ他殺ですけど
933 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/13(火) 00:01:51 ID:y80Pk4pw
当たる映画がいい映画です。
934 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/16(金) 02:47:05 ID:G6vELaHT
先見性が神
記念館行ってきた 良かったなー 2時間以上舐めるように展示見てた
その後カフェ「タンポポ」でまったりしてた あのチョコレートケーキが記念館の建物を象ってるのね
ガイドブックもDVD(13の顔を持つ男とタンポポのメイキング)も買ってきた ついでに近所一六タルトも買って来たw
また別の企画展示やってるときに行きたいな・・・
936 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/19(月) 07:19:25 ID:030ZNDXc
伊丹監督みたく面白い映画撮る人間いないのかな
演技派の俳優沢山起用してていいし
937 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/21(水) 19:39:50 ID:tToq5dhc
ミンボーのサントラはないのかな?
労働基準監督官とブラック企業の闘い
マルサの労働版作って欲しかった。
正に日本の暗部。
山城が監督した「週刊バビロン」ってどんな映画?
伊丹映画の影響あるような奴じゃないの?
>>939 フォーカス、フライデーなどの写真週刊誌をネタにしているから
伊丹映画に似ていなくもない
941 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/23(金) 23:16:51 ID:ynq3pla3
『ゴムでっぽう』のような趣味的な映画を、せめてあと一本撮らせてやりたかった。
942 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/24(土) 00:52:54 ID:FRkkSufG
>>938 いまならネタになるような事件が毎日のように起こってるからね
船場吉兆の女
・・・映画にはならんか
今なら『日雇い派遣の女』かね
「ケイダッシュの男」を映画化して欲しい
「自死という生き方」という本読んだ人いる?一例として伊丹の自殺の
理由をいろいろ考察しているんだが、今まで読んだ中で一番説得力があった。
伊丹抜きにしてもこの本は名著だと思うが、伊丹の死の原因に関心がある
向きは一読するといい。
その本は自死を肯定的な視点から見ているので、
伊丹のファンからは当然受け入れやすくなると思う。
949 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/01(日) 03:41:10 ID:R4zGwYL2
>>917 太宰治も同じように消されたんだよ。
殺されてから川へほうりこまれた。
そろそろ暴露する奴がでてくるだろうね。
川田は、殺されてから、練炭のせたベンツに乗せられた。
命がけで映画をつくってたメジャーな日本の監督は、
この人と黒澤明くらいしか知らん。
作品の完成度などどうでもよくて、映画という道具をつかって
何かを変えようとしていた人。
近頃のきれいだけど、くだらない、なんの価値もない
映画は、ただ金のため、名誉のためにつくられている。
952 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/01(日) 04:14:23 ID:sL3OI2Kf
マルサの女2の音楽が最近目薬のCMで流れてるな
映画板名物バカ、またここに戻ってきてたのか。
あちこちのスレでスルーされまくってるからか。
>>951 映画なんてただの娯楽ですよ
それ以上でも以下でもない
伊丹も娯楽映画を作ったから、大衆に受けた
それでいいじゃないのか
>>953-954的な
いつのまにやら密室の煙草の煙のごとく充満してしまった
世の中の集合意識と戦っていた。
>>953 同じようなこと書く奴が他にもいるのか?
この板の名物なのか?
俺は川田の件ではじめてこの板に流れてきた者だが
同じ程度まで見通している奴がいるんだな
波長が合わない奴が多くてさぞ居心地がわるいだろうが
最近は、すこしづつ気づける人間が増えてきてるな
おまいらのような権威に媚びるお追従意識が弱体化してるからかもしれんな
たとえ話だが
悪い奴はお金を奪い過ぎて肥大化しすぎて溺れ死にかけてる
悪さもほどほどにしないとバランス崩して自滅するぞ
> 太宰治も同じように消されたんだよ。
>殺されてから川へほうりこまれた。
>そろそろ暴露する奴がでてくるだろうね。
>川田は、殺されてから、練炭のせたベンツに乗せられた。
お前はどこで知ったんだよwお前が暴露すりゃいいじゃん。
スレチ陰謀厨乙
958 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/06(金) 14:51:45 ID:w7wCyB6U
今、「マジック・アワー」の宣伝のため、三谷幸喜がテレビに
出まくっているが、パブの方法として、「監督自らがテレビに
出まくること」を意識的にやったのは伊丹十三が最初。
自身が元々有名人であったことを利用して、金をかけずに
効果的に宣伝する方法としてやりまくった。
伊丹著の「お葬式日記」か「マルサの女日記」(共に絶版)
にその辺の戦略が書かれていたと思う。
伊丹十三の映画作りに大きな影響を受けた周防正行と
三谷幸喜がどちらもそのノウハウを多用するのは偶然では
あるまい。
あと、今では当たり前の映画のメイキング番組を戦略的に
作ったのも伊丹十三(メイキングの演出として抜擢された
のが当時駆け出しだった周防正行)。
マルチな才能を持った彼の真骨頂とも言えるアイデアだろうね。
良い監督だったよね。世の中のタブーを切る。
単なる批判じゃなく、映画自体も面白かったし。
あんな作品をやりたい監督はいても、伊丹の二の舞は怖いよね。
話は変わるが、ミンボーに出てたヤクザ役の我王銀次って亡くなってたんだね。
インパクトある脅し顔だったのに。
960 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/07(土) 00:30:55 ID:+0w/FccN
ミンボー公開同年に死んだ記憶、銀次
★ マスコミが事件を隠蔽する時には以下のような理由が存在します。
1.自社の不祥事、 又は自社と関わりのある企業、 団体の不祥事
例 : 炭谷アナ盗撮事件、 川田アナ自殺報道、 プロ野球選手覚せい剤使用事件、 TBS乱交パーティー
2.韓国、 中国、 北朝鮮等の特亜3カ国に対するネガティブ記事
例 :日韓ワールドカップの韓国の審判買収行為、 チベットや東トルキスタンでの中国共産党による虐殺。
在日等の日本国内での犯行も隠蔽されています。また、報道しても本名が出ない事が多い。
例 :ルーシー・ブラックマン殺害事件の通名報道。
3.大手スポンサー企業の犯罪及び不祥事
例 :三菱車炎上は報道しても、日本一燃えているトヨタ車炎上は報道なし。
4.政界、財界からの介入
例 :アパグループ耐震偽造
5.電通による介入
例 :強姦集団スーパーフリーOBの電通社員、 電通社員覚せい剤使用。
6.創価学会からの圧力
例 :板橋両親殺害、 ガス爆破事件、 集団ストーカー、 朝木明代議員、 伊丹十三監督、 池田大作のレイプ事件。
7.大手暴力団の事件
例 :国粋会会長自殺、 後藤組 ・ 菱和ライフクリエイト不正登記事件
8.大手タレント事務所やタレント会社の不祥事
例 : ジャニーズタレント飲酒喫煙乱交隠蔽、中居堕胎強要、稲垣メンバー。 吉本興業とヤクザとの親密関係。
極楽トンボ・山本による函館の淫行事件で、もう一人いた大物芸能人、「ミドリの服を着た男」の存在が
闇へ葬られた。バーニング事務所が徹底的な揉み消しを図ったといわれる。
日本のマスコミはタブーが多すぎ。あれもこれもタブー、我々日本人が
知る事の出来るニュースは氷山の一角なのでしょうか・・・。
963 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/09(月) 15:23:36 ID:Lbz9/6/N
次スレはまだ早いんでない?
964 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/19(木) 09:37:37 ID:sUk3yRrs
次スレさっさと落とそうぜw
うむう
カスが立てたから強制で埋めるしかねえ。次スレたてたかすは一週間以内に死ぬ呪いかけといた
俺の呪いはマジできく
伊丹監督も天国で呪ってるわ
どんどん埋めるわ
マジで死ねよ
マジで救いようがねえわ
阿呆しかいねえ
どうしようもねえわ
埋めるの面倒臭い
さてさて
ムヒョヒョ
やったるぜ
ぶちこみたいね
サイズって聞いてなかったな。
歳入たてた
残業を。
ハガキ欲しくないでしょ?
赤い。
諦めるか
山
河田
助けてよ
駄菓子の事しか考えてない(笑)
みんぼ
静止画
世界初
腹
たな
たまらない
携帯とパソコンを駆使して意地でも埋めるお
じゃんじゃんいくお
カスも次スレ立てた事を後悔すれば良いお
伊丹監督は神だお
いよいよ1000だお
強制埋めは最高だお
1000get!
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。