82 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/10(水) 01:40:05 ID:yB5ou6V3
衛星劇場でフランキー堺主演の喜劇旅行シリーズを放送中。
さくら役前の倍賞さんがレギュラーで出演しています。
衛星劇場は契約してないけど、フラさん没後10年だっけ?その関係?
いずれにしても、いい放映というキガス。
旅行シリーズって10作以上あったと思うけど、その半分くらい、前半の半分くらい
賠償さん出てるよね。ほとんど見てるけど、最高におもしろいよ。
1作目の大安旅行が、男つら1作目の前の年、1968年か。
そのあと、二、三年男つらとかぶって出てる。
84 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/10(水) 21:03:34 ID:xX8M8HYt
やや遅めの話題ですが…、
シネマヴェーラ渋谷の加藤泰特集で、『みな殺しの霊歌』を観ました。
いや〜、これ大傑作じゃないかしらん。倍賞千恵子が、殺人犯の佐藤允と
心の交流を持つ、食堂の店員を、ノーメイクに近い(けっこう、ソバカス
があるんですね)感じで演じていました。脇役では、加藤作品の常連俳優、
明石潮の食堂の主人も良かった。陰惨なシーンもあるけど、未見の人には
おススメですよ。ただ、タイトルが良くないね。まあ、タイトル通りの
内容なんですが。
俺はビデオで見たことがある。霊歌。
たしかにソバカスが多くて可笑しかった記憶が。あと陰惨てのも同意。
大傑作とは思わないんだけど、モノクロで印象的なシーンが多いのは同意。
河原で佐藤充と話しこむシーンなんかシビれた。あそこだけでも見る価値あり。
松竹の宣伝になっちまうが、「喜劇誘惑旅行」DVDが今月末に発売になるね。
フランキー&賠償。
定価3千円弱で、予約すると2300円みたい。邦画のDVDとしては安め?
同時に「怪談旅行」も出るけど、こっちは賠償は出てない。
宣伝してやっちまった。
返す刀で、ほかの邦画のDVDは高すぎる! 松竹!なんとかしろ!
「霧の旗」と「二十一歳の父」の倍賞は本当に美しい。
「下町の太陽」は、ラストシーンで電車の窓に顔を振り向ける仕草が最高ですね。
「横堀川」は、BSで放送予定の日に淡路地震が起きて放送中止になったので、
いまだに観ていない・・・
>>87 >「下町の太陽」は、ラストシーンで電車の窓に顔を振り向ける仕草が最高ですね。
同意。もちろん、ほかにもいいとこいっぱいあるけど。
とにかく若いときの出演作は当たり前で若さの魅力があっていい。
俺もだいたい半分くらいは見てるけど、
「横堀川」って映画は知らん。
89 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/13(土) 22:48:55 ID:i4it0cUo
>>88 『横堀川』は、山崎豊子原作の作品で、大庭秀雄監督作です。
http://www.jmdb.ne.jp/1966/cp003440.htm 最初はTVドラマで、評判になったため、松竹で映画化された様です。
原作のベースは『花のれん』で、部分的に『暖簾』も入っています。
吉本興業の創始者、吉本せいをモデルにした作品で、『花のれん』
自体も、豊田四郎監督で先に映画化されていますので、一種のリメイクと
言えるでしょう。長い間、未ソフトでしたが、昨年、DVDが発売されました。
>>89 サンクス!!! それは知らなかった。
「花のれん」が1959年だね。森繁・淡島で夫婦善哉コンビ。
「横堀川」が1966年だから、倍賞さん、山田監督の「運が良けりゃ」に出た年だ。
allcinemaには載ってない。横堀川。goo映画では出るね。
amazonでは出ないから、俺にはよくわからんけどDVDが流通してないのかも知れない。
いずれにしてもサンクス。
91 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/14(日) 23:59:04 ID:W7+pkRlB
>>89>>90 ゴメンナサイ!『横堀川』は、DVD化されていませんでした。
どうやら、中村登監督『紀ノ川』と、勘違いしていたみたいでした
(松竹のHPで調べました)。そりゃ〜、検索しても出てこないはずですわ。
でも、『横堀川』は、現在、綺麗なニュープリントで上映されていますよ。
機会があったら、御覧下さい。
>>91 りょーかい。 「紀ノ川」は四月に出たばっかりなのね。シネマde昭和シリーズ。
ちなみに、このシネマde昭和に、フランキー堺と倍賞千恵子の「喜劇誘惑旅行」があるね。
これは今月5月末発売らしい。いずれにしてもサンクス。
誘惑旅行
>>86に書いてあった。各方面にサンクスだった。
武田鉄矢の「刑事物語 りんごの詩」に出てくる倍賞さんも素敵です。まるで「駅」のワンシーンのような場面です。
「昔、惚れた男も刑事だった…」
倍賞さんのレコードを探して、「下町の太陽」はなかったけれど、唱歌やペチカなど唄っているLPを何枚か見つけましたよ。ライブ盤もありました。
澄んだメゾソプラノで1970年代には結構レコードを出されていたようです。
「雲がちぎれる時/1961」を借りて観ました。佐田啓二、有馬稲子の映画に、千恵子さんはバスの車掌役で出ています。後年の細身の感じよりは少しふっくらした感じです。映画デビュー間もない頃でしょうか。
45年前の映画にしては色彩がキレイです。
佐田・有馬と言えば、倍賞さん、機会があったら小津作品に出ていても面白かったのにな。
>>95 1961年映画デビューした年ですね。本人が著書「お兄ちゃん」で、
SKDの舞台に出たかったから、撮影所に行かされるのがいやでしょうがなかったと書いていたと思った。
撮影時、19才か、20才になったばかりか。
雲が〜はなんとなくモノクロだと思ってた。カラーだったか・・ チャンスがあったら見たい。
97 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/17(水) 22:17:53 ID:h1LWI8KB
>>95>>96 『雲がちぎれる時』は、今年始めにラピュタ阿佐ヶ谷で上映しました。
残念ながら、まっ赤っ赤の褪色プリントでしたが。
いかにも、井上靖原作・五所平之助監督作らしい、人情の機微を描いた、
秀作でした。最後は、ちょっとホロリとさせられるかな。
「雲が〜」はTs×tayaのVHSでした。少し画にノイズが入っていましたが、気になるほどではありません。音も仲代、渡辺の日系米人役の変な米語もちゃんと聴けます。でもキレイなDVDがあればいいな。
そうですね、最後は可愛らしい倍賞さんだっただけに少しジーンとなります。
「駅」で健さんと食事をしたり髪をとかす倍賞さんも素敵でしたが、この時分は「可愛らしい」と言った方がピッタリですね。
しかし、「サニーカップル」って……
>>99 懐かしい!サニーカップル!って俺は同時代じゃないけどよ。
下町の太陽で勝呂誉・倍賞をそう宣伝したんだよな、たしか。
いまデータベースあたってみて驚いたんだけど、勝呂ってあんまし映画出てないんだな。
下町の太陽のあと、二十一才の父でも倍賞と共演してるけど、倍賞の相手役は山本圭だった。勝呂は山本圭の友人役だよな。
101 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/19(金) 22:32:19 ID:HWz355Fj
さっき久々に知床旅情を聴いた
「21歳の父」「白昼堂々」を借りて観ました。それからリサイタル(1972年東京郵便貯金ホール)のレコードを聴いてみました。
情感がこもってます。合間に「故郷」のロケの話を少しされています。
103 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/27(土) 00:11:27 ID:YfNCzxI5
レンタルで「霧の旗」を観ました。当然でしょうが、サスペンスものに出たときの倍賞さんはホント、全く笑われませんね。
また、松本清張原作、橋本忍脚本、そして監督が山田洋次というのも面白い顔合わせですよね。
>>103 そうね。営業用とか陥れ用の笑いはあるけどね。
この映画、モノクロであることがすごく効いてると思うんだけど、
たまたま俺がいまモノクロ映画、古い映画にはまってるというだけのことかも。
ついでに書いておきたいけど、山田・倍賞モノクロ作品の白眉は、
って、モノクロ作品は霧の旗と下町の太陽しかないんだけど、
やっぱ「下町の太陽」だと思う。これは山田監督の演出能力が証明されたいい作品だと独り決めしてる。
(山田・倍賞ね。もちろん。倍賞さんのモノクロ出演作はいっぱいあるでよ)
106 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/28(日) 08:50:02 ID:dHlhgyJ/
26日金曜に発送予定だった「誘惑旅行」シネマde昭和ね。(松竹のリリース日は27日)
まだamazonからshipーconfirmが来ないんですけど。
と、アピって age
107 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/28(日) 15:33:21 ID:DrURYNY6
「下町の太陽」「家族」「故郷」「同胞」をまとめ借りしてきて一気に観ました。なんか一日中どっぷりと山田=倍賞の映画につかっちゃいました。
寅さんシリーズとは違って、どことなくNHKアーカイブスのような映像作りを感じてしまうのは、やはり豊かでなくとも古き良き時代だったのでしょうか。
倍賞さんの歌もいいですねぇ。
ぼんやりと、黄色いハンカチの遙かなる呼び声が駅から聞こえてきますが、ちょっと一息で刑事のりんごの詩でも観ることにします。
109 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/20(火) 20:42:12 ID:oMhlAWv7
「同胞(はらから)」最高。
最近、心乾いてたから、久しぶりに感動したよ。
110 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/04(火) 00:52:57 ID:1GjkirLV
歌も歌えて、芝居もできる女優って倍賞千恵子を措いて他には居ないんじゃあないのかなあ。
フランキーの車掌シリーズでは結構お転婆(今は死後でしょうか)な役をこなしていましたね。
>>110フランキーの車掌シリーズでは結構お転婆(今は死後でしょうか)な役をこなしていましたね。
はいな。ただし、車掌シリーズじゃなくて「旅行」シリーズね。
フランキーは車掌の役が多いけど、駅員とか、怪談旅行じゃ駅長だったかな、
もやってるね。
112 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/05(水) 04:04:16 ID:RDyGC5/T
お転婆な役といえば、NHKのドラマで『僕の姉さん』ってシリーズがあったよね。
倍賞さん主演で、弟が太川陽介だったっけ。再放送かDVD化してほしい。
113 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/05(水) 15:37:10 ID:1qzXAYhK
>>111 列車を降りたフランキーは物足りなかったな。
でも、播州赤穂駅だったか?団体旅行を勧誘して歩く駅員の役で、HONDAのバイクで「ダックス」に乗って
飛び回ってるシーン、小太りのフランキーにミニバイクはお似合いだった。
おーーーーっと失礼! ここは倍賞千恵子スレでした。 スマソ。
114 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/08(土) 15:18:52 ID:6Kt3i3qj
山田の映画でイメージが固定されちゃったのが残念
115 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/08(土) 15:22:35 ID:8h1NqZH9
こいつも枕営業やな
by.安部譲二
116 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/21(金) 21:01:46 ID:ak4f0sj7
ハウルの動く城 放送!
117 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/21(金) 21:45:42 ID:IEnuQ1Lk
「赤かぶ検事」じゃ、フランキーと親子役。
118 :
名無し映画ファン:2006/08/02(水) 08:51:05 ID:4wJ2Seb0
今夜8時のBS2・衛星映画劇場「下町の太陽」放映。
もちろん倍賞さん主演です。
>>115 安部は無知だな。
枕営業どころか山田の愛人だったのは有名なのに。
120 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/03(木) 10:46:21 ID:KK7XtIEE
「下町の太陽」見ました。倍賞さんがリンドウの花のよう。
主題歌も青く透き通るような声でよかったです。
121 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/03(木) 18:24:02 ID:piH3TSK1
千恵子さんのSKD時代、観たかったなぁ。母親がレビュー好きで、小学生の頃宝塚や没落しまくりのSKDによく連れて行かれた。宝塚は娘役めちゃ可愛いが色気はゼロ。SKDはエロかった〜!踊る千恵子さん、観た方に話聞きたいよぉ!
122 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/17(日) 20:50:42 ID:BXzUCBLE
保守
SKD時代の倍賞千恵子か。
俳優名鑑で、舞台の写真を見たことがあるが・・・・・
綺麗な脚だった!!!
サンバ・カーニバルみたいな衣裳でな。
開放的というのか、何というのか・・・・・
いやぁ、ほんと、あの舞台は観てみたかった!
124 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/19(火) 02:08:10 ID:Yog3raR3
昔たまたまでしたが「火の太鼓」というのを観た覚えがあるのですが、どなたかご覧になったでしょうか?
何やら芸術作品とか、大作とかで、当時松竹で相当気合を入れたものだったようでした。
何しろわたしも子供だったので、ストーリーもうろ覚えなのですが、三国を舞台に魚場争いの事で倍賞さんが大きな
太鼓を叩いていたのが印象的なのと、それまでの爽やかな彼女の役から一変
した男気のある大人の女性顔を見たというのだけが心に残っています。
もう一度しっかり見たいと思うのですが・・・当時の批評も知りたいです。
Axfc UpLoader Light+ (5〜10MB)
N14_18900.lzh
sakura
需要あるかどうかわからないけどうpしました。
sakura
128 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/08(金) 20:47:03 ID:Bi6HP8Ta
age
この前、CSでやった「さよならは・・・」を録画してあったので
さきほど観てみた。最後のビックバンドの演奏で、スポットがパン
と当たって彼女の歌が始まるシーンがすばらしい。あまりの綺麗さに
鳥肌が立ってしまった。
130 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/13(土) 17:37:06 ID:EkAPvG13
age
草笛光子、倍賞千恵子、木の実ナナ
この三人は日本人で本格的ミュージカルスターになれる才能と素養の持ち主だけど
1000人クラスの大劇場公演では江利チエミ、坂本九といった
確実に集客できる当時の“アイドル歌手”が起用される事が多かった
(木の実ナナにいたっては本格的ミュージカル出演がない)
東宝「屋根の上のバイオリン弾き」の次女役で絶賛された事を思うと
歌舞伎以外の演劇がおざなりな松竹所属でなかったら・・・
さらには山田組の常連でなかったら
もっと舞台女優として多様な可能性があったと思う