1 :
この子の名無しのお祝いに:
日本映画史上いったい何本作られたのか知らんが、
結局最高の作品はどれなのか教えてくれ。
2 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/19 03:43:12 ID:1IfFLtVl
僭越ながら、2げとに御座います
3 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/19 08:16:26 ID:00+R4vVw
拙者は時空警察(日テレ)のエピソードでの忠臣蔵が気にいった
でござる。吉良の首は偽者、吉良はどこかへ逃げのびたという。
犬公方と柳沢吉保への反逆にて候。
御城代を演じた粗忽者以外の役者が、火花を散らす演技合戦で烈しくぶつかり合う、大河ドラマ「元禄繚乱」も、討ち入りの仲間に加えていただけぬか。
5 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/19 23:11:32 ID:WKWEL41H
深作うじの「四谷怪談」は如何?
6 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/19 23:39:17 ID:1IfFLtVl
拙者が命をあずけたのは萬屋錦之介殿でござる
「赤穂城断絶」じゃ!おのおのがた、いざ参ろうか!
7 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/19 23:59:26 ID:Dn4lPQPI
>>6 金子信雄殿が内蔵助であったなら、どれだけ面白い忠臣蔵になったであろうか。
しかし、なんでこんな筋の通らん話を日本人は好むのだ?
吉良殿が余りにかわいそうすぎるだろ。
いうなりゃ、犯罪の被害者が加害者の関係者に逆恨みされて殺されるようなものだぜ。
まるでヤクザの世界だよな。
8 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/20 00:13:54 ID:3l/W0z2T
>>7 確かにそのバージョンは観てみたい気もする。
物語に変化球的な味付けはしなくとも、金子氏が演じるだけで、
リアルに逆恨み感が出そうだ。
9 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/20 00:29:57 ID:89IJnmwC
大映版・長谷川一夫
東映版・片岡知恵蔵
東宝版・松本幸四郎
これが三大大作。
10 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/20 02:49:37 ID:gEQa6XTD
その3大作品のDVD、みんなノーカット版ですか?
11 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/20 02:58:38 ID:gEQa6XTD
「あ、すみませ〜ん、ちょっと忘れてました〜、奥さん、あのですね〜、ご主人のですね〜」
12 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/20 19:56:19 ID:ND9jlJto
大映版が一番好き。
もうとにかくあのセット!素晴らしい!!
で、千恵蔵以下スター揃いの頃の東映版が作られなかったのが残念です
13 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/21 06:57:53 ID:TIJGda1M
東宝版って、ぐっと質が落ちてるような。。
14 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/21 07:20:21 ID:QnM/4Pmj
大映京都の美術はもう抜きん出てスゴイ仕事するし。
15 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/21 13:27:54 ID:TIJGda1M
「あ、すみませ〜ん、ちょっと忘れてました〜、奥方さん、あのですね〜、ご主君のですね〜」
一番美味しい役は
脇坂淡路守じゃないかな。
どれを見ても一流所が演じている。
当方、一番好きなのは
錦之助の淡路守、上野介をめった打ちにして溜飲を下げさせてくれる。
17 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/21 17:54:58 ID:RtCEQGPJ
松竹版の『大忠臣蔵』を忘れてはいけないでしょ。
天の巻・地の巻
花の巻・雪の巻
「忠臣蔵」のタイトルで好きなもの。
白黒の歌舞伎役者が大役についた作品(ど忘れ・・・)が初めての忠臣蔵だったんだけど
冒頭、ものすごい早さで配役が流れていったのを見て驚いたなあ。
こんなに人が出るのか!と、、名前読みきれなかった。
20 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/21 21:29:06 ID:QnM/4Pmj
忠臣蔵の映画は各社オールキャストの布陣で取り組むのでござる。
よって各人がひいきの役者がなんの役をやっているかなどで、喝采
したり歯ぎしりしたりする展開がござ候。
片岡千恵蔵は大石内蔵助で有名であるが、戦前の日活では阪妻が大石役
で千恵蔵は浅野匠守も演じて候。
梶川与惣兵衛は刃傷の際、浅野匠守を後ろから羽交い絞めする人物
であるが現場にいた目撃者であり非常に興味ぶかい。
21 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/21 21:38:07 ID:ig5BrQdn
大映版。長谷川一夫の「おにょおにょがた」が有名
千恵蔵の大石といえば「ギャング忠臣蔵」
その後、大石専務は浅野社長の仇を討つことはできたのでしょうか?
>7
でも実生活が男色だって知ってた人には金子信雄は居なかったことになってる役者だよ
24 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/22 10:25:06 ID:DUTDTaHe
え?吉良が衆道ものだった?それとも金子が?(金子はスケこましでしょ)
それよか本所の旧吉良邸付近の人々は吉良びいきが多いんだとか。
NHKの番組で検証してた、吉良邸向かいの和菓子屋など吉良さま饅頭
まで売ってる、評判も悪くないようだ、但し映画の影響が強いから
浅野側の人々もけっこういたね、単純な吉良=悪の図式は根づよいね。
25 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/22 13:31:03 ID:XTJewXDj
>>12 千恵蔵の東映版は2本あると思いますが。
又、右太衛門主演のオールスター版もあります。ちなみに千恵蔵は立花左近役で出ています
26 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/22 14:43:12 ID:DUTDTaHe
立花左近ってのは架空の人物と聞ひたが、ほんたうでしやうか?
27 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/22 15:54:30 ID:hKYfxKvd
>>26 堀田隼人と同じく
大仏次郎の「赤穂浪士」に
登場の架空キャラにて御座る。
28 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/23 02:42:02 ID:EcJsEJXL
晩年いそいそと料理作る金子のきしょかったこと。急いでチャンネル変えたものだった
29 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/23 09:04:55 ID:auayu19v
さうですか、27さん教えてくだすってありがたうございました。
やはり、大仏も映画でスターさんの出場を作る為苦労なすって
人物をふやしたんでしやうw
30 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/28 16:35:04 ID:EkPTJBFa
阪妻が大石やる戦前の日活版忠臣蔵はスピーディだし斬りあいのシーン
では何故かクラシック音楽が流れる、すこぶるシュールな作品にて候
31 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/28 17:23:03 ID:s0AHD/Ug
よもや Blue Danube (weiner phil) では御座るまいのう
32 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/28 19:18:07 ID:EkPTJBFa
いやいや、ワルツではござらんでなw、それがしクラシックには
うといので詳しくはないのであるがドビュッシーとかそのあたり
の感じであった。モーツアルトやワグナーではないようでござる。
それでな、嵐貫など2役かけもちしておるし。吉良の首級をあげる
までの時間が速いのなんの、あっという間に本懐を遂げたw
監督の池田富保、恐るべし。
33 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/28 19:20:41 ID:/0rV1XKw
無声映画『忠魂義烈 実録忠臣蔵』(昭和三年、監督マキノ省三)の現存する
版は完全版ではないが、残存部分だけでも充分に見応えがある名作でござるよ。
大石=伊井蓉峰、浅野=諸口十九、吉良=市川小文治の配役、重厚。
34 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/28 21:17:15 ID:/nm/MPnr
35 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/28 22:25:37 ID:Z9+Ze8kF
東宝版が一番好き。
東宝の俳優たちの時代劇馴れしてない演技には賛否あると思うけど、自分は上品に思えた。
討入り当日に同士がなかなか揃わなくてお互い疑心暗鬼になるとか、
吉良を探しあぐねてくじけちゃうとか、他の正調・講談調の義士マンセー作品では
なかなか見られない独自のシーンも満載だったし。
下さる〜ならば有り難し♪
37 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/28 23:14:31 ID:6GP5iYw6
最初に見たのが長谷川一夫なんでそれ以降何を見ても物足りない気がします。
東宝版は吉良役の市川中車(東宝歌舞伎・松本幸四郎派)がいいね。
他はさしあたって特筆する所はないけど。
39 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/29 16:05:43 ID:lmtrLGQM
堀部安兵衛は大友柳太朗最強。
40 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/29 16:36:13 ID:U39MQb7z
中山安兵衛>堀部安兵衛
喧嘩安、呑んべい安、人斬り安
婿入り安>記録魔安>仇討ち安>腹切り安
42 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/30 21:18:07 ID:JXslGfPs
未見だが、東宝の「サラリーマン忠臣蔵」という傑作があるらしい。
三船や森繁が出てる現代もの。激しく見たい。
43 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/31 06:19:39 ID:7V/5pksB
>>42 自分も買うつもりだけど
2月25日に東宝からDVD出るよ。
44 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/31 14:05:08 ID:tfbIisoN
そうか、でもDVD代ばかにならないからねー、うちはCS契約してる
ので放送してくれないだろうか。
45 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/31 17:28:54 ID:z6xBy+ci
>>44 BS-2で先月やったよ>サラリーマン忠臣蔵
人気作なのでググッても感想が色々読めて楽しい。
46 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/31 17:45:57 ID:RRqhbpp3
BS2放映のまえに高校のとき封切りで見たという親父の感想はツマラネカッタの一言。
見たあと俺も同感だった。
47 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/31 19:47:42 ID:JTf1C7gq
>>46 東宝サラリーマン・コメディはみんなそうだが、「サラリーマン忠臣蔵」は、今観ても
東宝ファン以外には楽しめないのでは? 話はいい加減だけどキャストは豪華だし、昔の
映画なので撮影・美術などの基本的な部分には手抜きはない。
森繁も随所で好き勝手にアドリブをしているようで、ああいう点も(あくまでファンには)
笑えるところだろう。三橋達也のワルノリもいいね。
とはいえ映画としては・・・オレは正直微妙だったけどな。。。
48 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/31 22:07:34 ID:tfbIisoN
駄作でもいいんです、ある意味出演者がどんなふざけた芝居してる
のか確かめたいので。特に東宝ファンって訳ではないですが。
かたき討ちは本筋なんですよねw
49 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/01 03:58:05 ID:TVIRzIXp
校門様が会議室で中気あたるんだから刹那的杉鱒
>>49 真面目な話、社会人としては東野英治郎、三船敏郎の番頭で根回しに動く志村喬、
イヤミに描かれている山茶花究・・・このあたりの方が一枚も二枚も上手。
あの三船社長にせよ、如才なく気配りでき、人柄もいい志村がいるから無茶を通せる。
東宝サラリーマン映画に文句を言っても仕方がないが、池部社長は、森繁たちに敵討ちを
決心させるほどの魅力のある人物には見えない。まあ特出みたいなものだしな。
まあ、江戸幕府=諸藩を、世襲的に経営されているグループ企業に置き換えたり、そうした
保身と立ち回りに長けた人物像を配置したり、森繁がやたら接待や社交に精を出していたり、妙
なリアリズムを感じる瞬間があったのも事実w
設定の都合上、森繁と同じ会社にいる夏木陽介は、いかにもコネ入社組にしか見えないのもご愛敬。
しまった47getしようとして忘れてた。
52 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/04 07:04:19 ID:G6mQMsOC
↑これこれ!義士はじじゅうはちしじゃと申しておるのが分からんのか!
53 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/06 06:33:13 ID:/lGN68eo
長谷川一夫ってそんなにはまり役だったのですか?余人をもって替えられぬ昼行灯?
54 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/06 11:29:37 ID:vZkKr0yp
長谷川一夫ってNHKの大河でもやってるよね。
55 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/06 21:51:16 ID:LuN2ZpKf
一般的には四十七士で通ってるから無理に増やさなくていいと思うでござる。
56 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/07 04:00:26 ID:6XW8o8S5
ふふ。気候、じゃない貴公、この問題にもマニアの世界があるのを御存知ないようじゃの。ぬるいぽで御座る。
57 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/07 05:32:29 ID:4PC9EofW
大映版、雷蔵の匠之守はマゾヒスティックな色気があって個人的には良
58 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/07 22:07:35 ID:MBK5F3gp
子供の頃、「わんわん忠臣蔵」というアニメ映画を見た記憶がある。
59 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/07 22:37:35 ID:Pk/CFkTe
吉良上野介は誰がいいのよ?
進藤英太郎か月形龍之介、滝沢修、市川中車?
60 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/07 23:21:43 ID:MBK5F3gp
薄田研二は4本の忠臣蔵映画で堀部弥兵衛を演じている。
ちなみに安兵衛役は
1954年忠臣蔵(松竹)近衛十四郎
1956年赤穂浪士(東映)堀雄二
1959年忠臣蔵(東映)大友柳太朗
1961年赤穂浪士(東映)東千代之介
61 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/07 23:29:50 ID:MBK5F3gp
>>22 「ギャング忠臣蔵」は 第二部(討ち入り編)を製作する予定だったの
が、予想を下回る不入りのため第二部の製作は見送られたという話ですね。
62 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/08 00:45:36 ID:lx2d22NH
57
雷蔵の浅野内匠頭は気品があって良かったですね。
59
みなさん、素晴らしいけど、個人的には市川中車。
二世中村鴈治郎(玉緒のお父さん)に吉良を演じて欲しかった。ラジオ
では演じておられるようだけど、映像では実現しなかった配役。
溝口健二監督の『元禄忠臣蔵』が全然話題になってませんね。
討入りシーンないし地味すぎるかしら。でも考証は完璧!
映画会社(興亜映画)を一つ潰した作品。
討ち入り後、義士たちが細川家にお預けになってからの描写が
細やかなのも良いです。
昨年スカパーでやっていた『浪曲忠臣蔵(元禄あばれ笠』では、
珍しくも月形龍之介が大石内蔵助。これが何を考えているのか
本当にわからないように見えて怖い! 他の誰とも異なる異色の
内蔵助像でした。
64 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/08 02:35:00 ID:wWW/EqVY
しかし東宝版の内匠頭は加山雄三だからなあ・・・
65 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/08 03:16:17 ID:YQ94o7xy
>月形龍之介が大石内蔵助。これが何を考えているのか本当にわからないように見えて怖い!
w、ひどく納得
66 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/08 15:42:02 ID:UlMmjC8g
姿三四郎の桧垣、ジャコ萬とテツのジャコ萬、桃中軒雲衛門の雲衛門。
これみーんな月形やってるが何を考えてるのか検討つかなかったw
67 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/08 18:43:41 ID:YQ94o7xy
>桃中軒雲衛門の雲衛門。
ほっほー。三波春夫ヴァージョンしか知らなかった。
68 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/08 23:12:04 ID:Dr8RDDyV
「世にも奇妙な物語 映画の特別編」で「携帯忠臣蔵」(中井貴一主演)てのもあったな。
69 :
先祖が残してくれた忠臣蔵の精神で日本を守れ:05/01/09 00:13:12 ID:LvEt7WmZ
★ 在日朝鮮人 ≒ 在日韓国人 ≒ 韓国 ≒ 北朝鮮
■ Voice 平成十六年三月号 121,122ページ
中西輝政氏 (京都大学教授)
> 九年前の阪神・淡路大震災直後の救助中に、倒壊した家屋の地下からたくさんの武器庫
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
> が見つかったとされる。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
> 当時から、消息筋のあいだの噂として耳にしたが、この事実は現在では多くの信頼すべき
> ソースで語られている。
> そこには、2001年の奄美大島沖の「不審船事件」で、北朝鮮の工作船に積まれていたもの
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
> と同クラスの武器も多数隠されていたという。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
70 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/09 06:07:33 ID:vOgVl1Q8
おのおのがた、 ッポ って誰ですか?
71 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/09 09:34:30 ID:Nlrhl71F
それ、千恵蔵じゃないの?
うぉのうのがた(鼻にががった言い方)は、長谷川内蔵助。
声帯模写の桜井長一郎のネタだす。
この人千恵蔵は抜群に似てた、大河内伝次郎も凄かったよ。
「しぇいは丹下、名はしゃぜん(左膳)」w
>>70 ッポは右多衛門の内蔵助じゃなかったかな。
千恵蔵は息の吸引に癖があった。
>>71 桜井長一郎はうまかったね。
千恵蔵の声帯模写は意外と林家木久蔵が上手です。
千恵蔵版の「赤穂浪士」では
千恵蔵内蔵助と大河内立花左近の
究極の対決を見る事が出来る。
73 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/09 12:55:11 ID:Nlrhl71F
うーん、右太衛門かぁー旗本退屈男ですな。
木久蔵師匠は千恵蔵のマネ巧いよね、時代劇オタなんでしょうw
自分は大友柳太郎のマネが好きなんです、セリフが少し聞きとり
にくい発声なんだけど。>むっつり右門だったか?
74 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/09 13:40:09 ID:ay2agmoW
むっつり右門と言えば嵐寛寿郎だが、戦前の阪妻版忠臣蔵に
脇坂淡路守役(天の巻)清水一角(地の巻)に出演している。
戦後は新東宝に在籍していたためか忠臣蔵映画の出演はない
ようだ。
75 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/09 13:48:07 ID:Nlrhl71F
新東宝ですかw
こないだ見た阪妻の王将(大映)では大友は付き人役してたが、最初
誰だか分からなかった、阪妻が貫禄ありすぎて霞んでました・・・。
たんぽぽではイイ味だしてたんですけどね、品があって色気もちょっと
ある老人のキャラでもっと活躍してほしかったな。
76 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/09 14:08:16 ID:ay2agmoW
この時代に阪妻と比較すること自体かなり無理があると思う
が...
大友は辰巳柳太郎の付き人で、名前の由来は師匠の名を貰い
大友柳太郎だとか。
師匠の名前を貰うと言えば、
石倉三郎が高倉健に
「名前を貰って良いか?」と尋ねて
了解を得てつけた芸名が「高倉健三郎」
さすがの健さんもそれは勘弁してくれと言い
結局、石倉三郎に戻したとか・・・・
スレ違いスマソ。
78 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/09 21:28:05 ID:Nlrhl71F
辰巳先生の弟子ですか、じゃぁ緒形拳の兄弟子ですな>大友さん。
新国劇出身なんですね、最近知ったんだけど若林豪も新国劇の人
だったっていうこと、意外でしたよー。自分は辰巳先生も緒形拳も
好きだから結局新国劇オタだった・・・忠臣蔵から離れてスマソ。
79 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/09 23:40:44 ID:ay2agmoW
大友の本名は中富正三で松山中学の大先輩・伊藤大輔から
大輔の名前を貰い中富大輔の芸名でデビューしたそうだ。
王将の監督・脚本は伊藤大輔で、大友が王将に出演して
いたのも偶然ではなさそうだ。忠臣蔵から離れてスマソw
80 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/10 00:10:49 ID:eBBCbWk3
伊藤大輔監督の忠臣蔵がないのか調べたら
1934年に忠臣蔵(刃傷篇 復讐篇)というのがあった。
脚本は伊丹万作で、大石:大河内伝次郎、内匠頭:片岡千恵蔵
瑶泉院:山田五十鈴という配役になっている。
81 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/10 10:16:39 ID:hQtOovn6
見ることができないものなんていらねー
82 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/10 11:21:07 ID:crERPB6U
>>81 想像力のカケラも無い貧弱な脳ミソの持ち主。カワイソ…。
83 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/10 13:51:50 ID:nD4WC2t9
伊丹万作、伊藤大輔が松山中繋がりだったというのは聞いたこと
があります、伊藤の弟子に稲垣浩もいますね。
確か稲垣監督も忠臣蔵は撮ってますよね?
その輪に大友さんも入っていたんですな、伊丹の場合息子もそれなり
に活躍したが、千恵蔵作品で名を上げた父の万作さんの才能は伝説化
してますね、詳しくは知りませんが。
84 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/10 15:02:16 ID:eplFYN00
見てもいないのにその映画の出来不出来を語る輩でさえなければ
85 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/10 16:40:19 ID:eBBCbWk3
無法松の一生の脚本も伊丹万作で、監督も自身でやる予定で
いたところ体調悪化のため稲垣浩に譲ったそうな...
忠臣蔵から離れてスマソ
86 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/10 20:20:47 ID:nD4WC2t9
自分が好きな映画のベスト1が阪妻版無法松なんです、脚本がいいですし、
カメラは宮川一郎さんでした、検閲でカットされたのが残念です。
伊丹万作の撮る無法松も見てみたかったです。
また「赤西牡蠣太」という傑作が未見なのでCSでやってくれないかな。
そうですね、本来は見てからしゃべったほうがいいですよね、ただ家庭の事情
等で東京のFCや名画座に通うのは困難です、あそれと自分は♀なんですよw
87 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/10 22:19:27 ID:9YcHVCpw
序盤のハイライト「畳替え」で職人にコント55号が交じってた(台詞あり)映画を
確かに観た記憶があるんだが・・・フィルモグラフィ見ても形跡無し。
探し方が悪いのかも分かりませんが・・ご存じの方、おられません?
88 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/10 23:32:43 ID:eBBCbWk3
1971年NET(現テレ朝)放送の大忠臣蔵(全52話)の第4話「耐えがたき日々」
に畳職人役で出演したようですね。製作は三船プロで、大石はもちろん
三船敏郎、吉良:市川中車、内匠頭:尾上菊之助という配役です。
辰巳・大友の師弟コンビも出演してますが、あまり記憶にありません。
89 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/10 23:50:19 ID:eBBCbWk3
この大忠臣蔵は1年間の放映で、吉良役の市川中車が途中に死去した
ため弟の市川小太夫が後を引き継ぐというハプニングが起きています。
90 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/11 12:41:54 ID:aMRArCdq
自分もそれ見てるかもしれない、あんまり記憶にないが中3で受験だったし
暇だったから・・・尾上菊之助が妙におぼえてます、美男だったしw
それにしても市川中車は吉良役よくやる人だね、もう額に刀傷作ってんじゃ
ないだろうか自分でさ。
忠臣蔵の中での人気者というとやはり1位は堀部安兵衛ですよねー。
あだ討ち以外の逸話が多いのが原因ですか。
91 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/11 17:04:45 ID:pv6O587o
やっぱ東宝版の吉良が最高だろう
>>90 おっしゃるように、「生涯二度の仇討」というので
最も逸話の多い人ですね。
それと、元浪人で庶民に近いのも人気が高い一因だと
聞いたことがあります。同じ理由で不破数衛門も人気が
高かったようです。
93 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/11 20:42:11 ID:2Sn4oDjs
三船版大忠臣蔵では安兵衛が渡哲也、不破数右衛門が新克利ですね。
94 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/12 08:53:42 ID:WYSro04D
歴代の忠臣藏映画(限る正統派)CDセット発売希望
箱の外装はもちろん藏の形
もうオーソドックスな忠臣蔵は作れない時代になってしまった。
時代劇の侍言葉や立居振舞、やくしゃぬるぽ杉。
初代ゴジラ映画が二度と作れないのと同じ。人財が居なくなってもうた。
浅野内匠頭は大川橋蔵が一番よかったと思うのだけど。
96 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/12 20:27:56 ID:TL3WxAf9
今日やっていた松竹版では高田浩吉が内匠頭で水島道太郎が不破数右衛門、
鶴田浩二も出てた、山田五十鈴のりくがはまり役だった。(キレイ)
内蔵助は先代松本幸四郎でけっこう貫禄があり品のいい演技。
途中電話かかってきちゃって後半ほとんど見られず残念だー。
吉良はタッキー滝沢修だったと思ったが違ったかな?
個人的な意見だけど三船敏郎は内蔵助似合わない気がするです。
橋蔵の内匠頭ねぇ、やっぱ好みでしょ。自分は風間杜夫ですw
橋蔵の内匠頭は良かったけど、『赤穂浪士』(1961)は、小国英雄作品
とは思えない程、脚本が雑だった。
98 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/12 21:05:59 ID:U/fgIF6X
三船は62年東宝版では俵星玄蕃だったね。
99 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/12 21:24:17 ID:TL3WxAf9
俵星玄蕃って南春男の唄「槍はさびても〜」で有名な人物ですか。
江守徹が内蔵助を大河ドラマでやった元禄忠臣蔵も良かった。
100 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/12 21:38:11 ID:MlKi8A8P
>>96 松本幸四郎の松竹版忠臣蔵は前半を見逃し、逆に中盤以降を見ました。
この映画では、討ち入り前日、内蔵助が瑶泉院(月丘夢路)に、
「西国の大名に召し使われることとなって、今生のお別れに参りました」
と討ち入りの本心を隠して別れを告げに行く、あの南部坂雪の別れの名場面
でなんと「殿のご無念をはらすべく討ち入ることになりました」とあっさり
瑶泉院に告げる場面に拍子抜け。実際はそうだったようですが、でもねぇ...
「嘆く瑶泉院、苦しむ内蔵助」そして、内蔵助が帰ったあと置いていった巻き物
に四十七士の名前が記され、だぁーっと床一面に転がして広げるあの場面がない
とね...
吉良役は滝沢修、安兵衛役は剣豪・近衛十四郎ですね。
101 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/12 21:53:06 ID:TL3WxAf9
えー?遥泉院にしゃべっちゃたの?
だよねーあの巻物で知らされるからいいんであって。
史実に忠実を選んだ松竹は浅はかだす。
102 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/12 22:17:23 ID:toZ/D/Hg
「東下の道すがら、下手な歌などしたためましたるもの。せめて御慰みになればと」
なぁんて、シラジラしく巻物置いて帰るんだよね。
「こんなもの、見とうもないわ!」
・・・んで、投げ捨てた拍子に<だ〜っ>と巻物展開、「どじゃ〜ん!」とかいう音楽。
さっと走り出すスパイ腰元、すかさずお付きが追っかけ懐刀でザックリ。
(どちらも名前があるんだが、さすがに失念)
「ゆ、許せ内蔵助・・そちの苦衷も察せず、わらわが短慮であった。」泣き崩れる瑶泉院。
カメラ変わって雪の中 門前に佇む内蔵助、深々と一礼ののち
ただ黙って「おさらばでござる」思いを振り払うかのように立ち去る。
一面降りしきる雪、また雪。
・・・こう来なくっちゃねえ。
陽の恩や忽ち砕く厚氷
105 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/13 07:33:01 ID:tsSN8a9f
96です、三船さんが内蔵助が似合わないといったんですが理由を
考えてみるに黒沢の用心棒キャラが強烈で藩の家老職の柄じゃないって
いうか、同じ武士でも素浪人か剣豪のほうが合ってるように思いました。
時代劇の武士だと柳生武芸帖の役とか荒木又衛門はいいんですけど・・・
風間杜夫は吉良のイジメに悩み耐えぬくが、松の廊下でそれが一挙に爆発
させてしまうまでの演技が素晴らしかった、たぶん、つかこうへいのイジメ
(しごき)で鍛えられてたせい?
それまでの内匠頭をやった映画スターさんたちと比べたらちょっと気の毒
なところもあります>雷蔵、橋蔵、錦之介
106 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/14 19:48:21 ID:BrCNdVRJ
昨晩12chで深作の忠臣蔵外伝・四谷怪談見た人いる?
私は見なかったが、あれって佐藤浩市が赤穂藩に仕官するんだっけな。
107 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/14 19:56:24 ID:HU8/Kb9g
>>106 個人的には好き。しかし、深作監督には悪いけど、この格調高いスレには似合わないな。
108 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/14 20:10:59 ID:BrCNdVRJ
へ?ここって格調高いのか?
あれはエロいシーンがあるので男性諸氏にはいいのかもしれない、
とだけ言っておきます。
109 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/15 10:06:59 ID:IBRESy1h
ちとマイナーだが、吉良方の清水一学役は、誰がイイ?
自分は、近衛十四郎、天地茂、大木実あたり。
殺陣がうまくないとね・二刀流!
110 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/15 11:20:04 ID:4e2xkb24
(実像はけっこうなおっさんなんでしたっけ?小姓とかじゃなく)
111 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/15 12:45:59 ID:6g1wDhkG
平幹二郎が似合ふと思ふ。
112 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/16 00:56:21 ID:ijSDEo9N
昔、堀部安兵衛を中村雅俊がやってたがミスキャストもいいとこだった。
全然武士に見えないのがね。
113 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/16 05:31:56 ID:ZjNp9avf
忠臣蔵外伝・四谷怪談最高だと思う。
114 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/16 09:39:14 ID:OprtCxZh
鶴屋南北の「東海道四谷怪談」でも民谷伊右衛門は塩谷(浅野)浪人
という設定で、忠臣蔵のサイドストーリーとして作られている。
深作の「忠臣蔵外伝・四谷怪談」は新味もなく、つまらなかったと思う。
高岡早記以外見るべきものはなかった。
新東宝「東海道四谷怪談」が最高傑作。民谷伊右衛門役は天知茂。
115 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/16 18:15:39 ID:FOe9YUhq
なぜ忠臣蔵と関連づけて作ったんだろうね。単に客寄せ?歌舞伎の脚本にはそういう習慣があったとは聞くが、それは何故や?
116 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/16 18:51:48 ID:FOe9YUhq
>>63 >溝口健二監督の『元禄忠臣蔵』
>義士たちが細川家にお預けになってからの描写が細やかなのも良いです。
「紅柄炬燵」の映画化でござりすか? もしそうなら是非いちど見たい気るで候
117 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/16 19:04:14 ID:ijSDEo9N
そういえば歌舞伎の仮名手本忠臣蔵は時代も室町時代で登場人物も別人
の設定なんですが、お上に捕まるのを覚悟してアレンジした当時の戯作者
はすごいね(バレバレだけどw)今でいうとオウム事件とかを舞台化する
ようなもんですよ。
>なぜ忠臣蔵と関連づけて作ったんだろうね。
たぶんあだ討ちものやれば当ると見込んだとか・・・
118 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/16 20:27:24 ID:OprtCxZh
鶴屋南北の「東海道四谷怪談」も「仮名手本忠臣蔵」のパロディーであった
ため、民谷伊右衛門は塩冶家浪人、伊藤喜兵衛は高師直の家臣という設定
になっている。吉良を高師直に、浅野を塩冶判官に擬しているのは、吉良が
高家筆頭であったことや、浅野の領地の赤穂が塩田経営で知られる土地で
あったことと暗合するものだったようだ。
文政8年(1825)の江戸中村座の初演では「仮名手本忠臣蔵」と
「東海道四谷怪談」が2日間にわたって交互に上演されたらしい。
「東海道四谷怪談」のテーマは討ち入りに加わらなかった脱落組の
「不義」で忠臣蔵のテーマであった「義」に対比して見せたかった
ようだ。
119 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/17 12:38:02 ID:BZoPdv0v
114、118さんは1の人?
考察が深いし、詳しいでつね。そこで質問していいですか?
四谷怪談のお岩さんと民谷伊右門は実在の人物なのでしょうか。
今もあるのか知りませんが四谷左門町という住居表示の左門という
人がお岩さんの実父だったというのを読んだことがあるので・・・
120 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/17 16:11:46 ID:Vb1suhyt
>>111 平幹二郎は清水一学(一角)ってこと?
若い時、内田吐夢の「宮本武蔵」の吉岡伝七郎役とか、
「大殺陣」の浪人役のころは世をはかなむニヒル役向いてたね。
今じゃあ、後白河法皇だから、吉良上野介をやらせたら面白いかも。
>>119 伊右衛門の役柄って、義士に加わらなかった不忠の浪人ですよね。
赤穂事件前後、つまり、設定は1700年代ヒトケタが舞台。
「仮名手本」は1748年が初演と伝えられている。
鶴屋南北が「東海道四谷怪談」戯作したのは、1824年ころ。
四谷左門町に於岩稲荷があるけど、その周辺に伝わる怪談話
(天然痘で容姿に負い目がある女がその夫である旗本から苛め離縁され、
別れた後に、その旗本一家に祟る話)を南北が聞き及んで、
民谷とお岩のキャラ設定を考え、忠臣蔵の裏話的プロットを持ち込み、
初演では第1日:「忠臣蔵」序から六段目までを上演し、
次に二番目狂言として「四谷怪談」序幕から三幕目の「隠亡堀」までを上演。
第2日:「隠亡堀」再度を上演し、「忠臣蔵」七段目から十段目まで、
次に「四谷怪談」四幕目から大詰めまで、最後に「忠臣蔵」の十一段目(討ち入り)を上演。
南北がこの二つの歌舞伎の上演形式もプロデュースしたようですね。
以上、「四谷怪談」は南北独断のフィクションで、実在人物は時代格差もあり、
いないはずです。この歌舞伎の中では四谷左門はお岩の実父役で
伊右衛門ともどもは塩冶家(浅野家)浪人になっており、左門は伊右衛門に殺されます。
>>120 博識な方ですね。映画やTVの四谷怪談で、忠臣蔵との関連を強調したのは、
深作が初めてなのでしょうか?
もっとも、「忠臣蔵外伝 四谷怪談」は、熱意と労力ばかりが空回りした、
どうしようもない作品でしたが・・・。(撮影自体は相当に大変だったらしい)
122 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/17 16:34:27 ID:BZoPdv0v
はぁ、どうもです。ほとんど四谷怪談ってフィクションだったんですな。
じっさい四谷に於岩稲荷があるものの、自分もなんか歌舞伎で有名に
なったから無理やり作ったんではないかと四分六で思ってましたw
いちおう四谷左門町に元になった気の毒な女性がいたんですね。
つーことは江戸時代から忠臣蔵(忠義)と四谷怪談(不義)って
表裏一体とみていいという訳でつね、南北のプロデュース力は凄いわ。
>>121 >>122 お褒めいただきどーも。
自分は、鶴屋南北(四世)の住んでた町内(深川黒船稲荷)に
住んでいる者で、この辺の話は、好きなもんでちょくちょく、本を読んでます。
アマゾンで「忠臣蔵」、「赤穂浪士」等で検索したら、けっこうでてきた。
おすすめをおしてくれ。
125 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/17 19:17:19 ID:FNo0e1vS
「クリントン四谷怪談:女房増長股間の不適切」が良さそうです。
126 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/18 02:18:09 ID:jlzljHNl
127 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/18 03:04:29 ID:jlzljHNl
鶴屋南北のネタ本は「四谷雑談集」で、それによると同心田宮又左衛門にお岩なる娘がいて、
疱瘡を患って面貌をくずしていたのだが、巧みな媒酌人の口車で摂州浪人伊右衛門を婿に
迎えた。けれども伊右衛門の心はお岩から離れ、隣家の伊藤喜兵衛の妾と浮気をし、お岩は
虐待される。夫の浮気を知ったお岩は半狂乱となり、行方不明となった。
その怨念は蛇や鼠に乗り移り、伊右衛門・喜兵衛らとその家族15人をことごとく呪い殺し、
それらの家を断絶させたと、伝えられる話はこのようなものです。
お岩と伊右衛門は実在の夫婦で、夫婦仲は非常に良かったようですが、なんでこんな話が
できてしまったのか...
ttp://byp.web.infoseek.co.jp/sinjyuku6.htm
128 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/18 03:55:56 ID:jlzljHNl
>>120 まったく見てないけど、フジテレビで放映(1996.10〜12)の
「忠臣蔵」で 平幹二朗は吉良役を演じたらしい。大石役は北大路欣也。
129 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/18 16:55:33 ID:uPk8zGLx
あのー、四谷怪談がらみでスレ違いかもしれないんですが。
男(夫)が浮気をして離婚し、妻を不幸にしたりするとその生霊あるいは死霊
は男やその相手ではなく二人の間にできた子どもに祟るという話しです。
つまり子孫を絶やす訳です、それが昔から伝わる因果応報というシステムです。
がらりと変わりますが、松田定次は3本の忠臣蔵撮ってますが、どれが傑作な
んでしょうか1本目の脚本が新藤兼人なので少し興味があります。
130 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/18 20:14:02 ID:XzgJo7Wy
どなたか 1962年東宝製作の忠臣蔵のクレ順を教えて下さい。
131 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/18 21:32:24 ID:wezLs54n
>>130 松本幸四郎
加山雄三 三橋達也 宝田明
夏木陽介 佐藤允 高島忠夫 河津清三郎
志村喬 加東大介 小林桂樹 池部良
原節子 司葉子 団令子 星由里子
白川由美 水野久美 浜美枝 池内淳子
淡路恵子 草笛光子 新珠三千代
森繁久弥
フランキー堺 三木のり平 柳屋金語楼 益田喜頓
由利徹 山茶花究 有島一郎
まだまだ続く。
主な配役でも藤木悠、小泉博、久保明、平田昭彦、中丸忠雄、土屋嘉男
藤原釜足、田崎潤、藤田進、上原謙、天本英夫
一の宮あつ子、中北千枝子、沢村貞子
市川染五郎以下高麗屋一門 市川中車
トメは 三船敏郎
132 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/18 21:35:37 ID:o3KTdn1W
>>131 えっ、もしかしてビデオかDVD持ってるの?
133 :
131:05/01/18 21:56:10 ID:wezLs54n
自慢じゃないが、東映3本、東宝、松竹、大映のDVD全部持ってる忠臣蔵オタでつ。
吉右衛門もW
134 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/18 22:08:35 ID:XzgJo7Wy
131氏
ありがとうございました
今改めてみても凄いですね
これだけの俳優さんを集めた事は凄いこと
東映オールスター以上ですね
特に女優陣が凄いし 贅沢な連名だし
東映や大映のオールスターと違いバラエテイ豊かな
主演者が揃って出てるのがやっぱり凄い
135 :
131:05/01/18 22:16:36 ID:wezLs54n
なんてたって、原節子がおりくですからね。
遺作になってしまふけど。
136 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/18 22:30:42 ID:uPk8zGLx
でも、東宝のメンツって現代もの得意な人多くて、時代劇慣れして
るのは河津、志村、加東、土屋、平田くらいかな・・・
もちろん歌舞伎系統の人は別ですよ。
やっぱ東映と比べちゃうとね、逆に新鮮かもしれないけど。
137 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/19 07:18:27 ID:wR08DtHj
1962東宝版は、公開当時は年寄りファンにはえかく不満足だったそうでつ
なんちったって大映版の「あはれ」さを堪能したあとでは敵わなかったんでつね。
(親爺の記憶による話し)
>>131さんへ
DVDになってる忠臣蔵を買おうと思ってるんですが、お金がないのでそんなに買えません。
そこで、忠臣蔵DVDで一番おすすめを教えてください。吉右衛門版大石はビデオに写したので、それと高倉版大石は最近テレビで見たので、これら以外でお願いします。
あと、吉良役の人が伊藤四郎みたいじゃなくて、品のあるいかにも吉良らしい人の忠臣蔵がみたいです。
139 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/19 10:48:38 ID:HCY41x2+
東宝版はとりあえず伊福部昭の音楽が凄い!
世紀末の雰囲気がただよってる。
討ち入りのシーンは怪獣映画のノリになっちゃうけど、
それもまた楽し。
141 :
131:05/01/19 11:24:34 ID:Yf8yWOEQ
>>138 今、会社なんで、当然手元にないんですがw、
吉良上野で選ぶとするとですね、それも高家の品のあるなし。
つーことは、進藤英太郎とか山形勲はダメですな。
市川中車と月形龍之介と滝沢修、石黒達也のどれかになります。
>>137さんのおっしゃてる通り、東宝1962年版は、明るく楽しいのポリシーは
全面には出てはいるんですが、時代劇情緒には、やや欠けますね。
松竹版は先代の市川猿之助が大石で孫の現猿之助が主税ですが、
大石がジジィ過ぎます。
大映か東映3本のどれかに絞るとすると、一番が、大映版の
長谷川一夫vs滝沢修の「忠臣蔵」。
次点が、東映の歌右衛門大石の56年度版「赤穂浪士 天の巻 地の巻」
(本邦最初のカラー忠臣蔵)ではないかと。
>>141 dクス
「赤穂浪士 天の巻 地の巻」を買ってみようかと思います。
143 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/19 13:09:18 ID:ohaVj29R
東映「赤穂浪士・天の巻 地の巻」の注目点は大石の子供
(吉千代・大三郎・くう)役で片岡千恵蔵の実子3人
(植木基晴・植木義晴・植木千恵)が出演しているところかな。
月形龍之介の息子の哲之介も出演しています。
144 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/19 14:43:30 ID:QRdx3jIC
植木千恵はなんかの時代劇では絵画の岸田劉生・麗子像みたいだった。
(顔はモロ父似で)
145 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/19 20:24:09 ID:QRdx3jIC
131さんが上で次点に推している東映の赤穂浪士は右太衛門が
大石をやってるんでつか?
自分のイメージでは東映は千恵蔵が大石役という先入観があるので
正直??ですが、やはりライバルの両御大に平等に配役しなければ
ならなかったというのが大きいんでつかね。
146 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/19 23:18:07 ID:YyzcGgQY
「シャボン玉ホリデー」の忠臣蔵が見たいよーん
シナリオは読めるんだけどね
147 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/20 04:04:03 ID:zYBiLebU
旧暦プチ忠臣蔵
旧暦 元禄14年3月14日=仏滅 現行暦 1702年4月10日=桜の季節
旧暦 元禄15年12月14日=先勝 現行暦 1703年1月30日=雪の季節
旧暦 昨年12月14日=先勝 現行歴 2005年1月23日
148 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/20 07:24:55 ID:qHh2bq+8
>146そういえばシャボン玉ホリデーは年末ころになると
忠臣蔵ネタをやってたね、全然覚えてないけど爆笑したのは
間違いない。
ハナ肇の山鹿流陣太鼓にあわせて
植木等が南無妙法蓮・・と
太鼓を打ち鳴らしながら登場して
「お呼びでない」ネタをやっていたような思い出がある。
150 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/20 13:00:40 ID:hq/8kjZv
ハナが陣太鼓叩いていると、坊主姿の植木が現れて
「南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経...」一瞬、
周囲の冷たい雰囲気に気づいて、「ん? お呼びでない、
お呼びでない? こりゃ、また失礼!」ってかw
151 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/20 16:10:11 ID:qHh2bq+8
谷啓のガチョーンはお約束で出てきたよね!
ハナ肇といえば寝たきり老人で「おとっつあんお粥が出来たわよ」
とザ・ピーナッツの娘たちが枕元にくるギャグも必出でつ。
>>147>旧暦 元禄14年3月14日=仏滅 現行暦 1702年4月10日=桜の季節
1701年では?
153 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/21 15:09:58 ID:vQG8cufw
若手ではマツケンサンバが大石の貫禄持ってますな。
赤穂城断絶がビデオ屋にあったけど借りる価値ありますか?
154 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/21 16:41:38 ID:zxxeYFD8
「赤穂城断絶」は、25年ぐらい昔、映画館で見た記憶がある。
借りる価値はあると思う。千葉真一が不破数右衛門役なのだが
柳生十兵衛といった感じだった。小林平八郎役の渡瀬恒彦との
対決が見所の一つ。この映画は大石(萬屋錦之介)vs 柳沢(丹波哲郎)
という図式が強調されており、吉良(金子信雄)の印象が薄い。
155 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/21 19:19:35 ID:vQG8cufw
どうもです、店の棚の2M以上のところにあったもので取るのが
面倒でパスしてしまった。
金子が吉良役ね、もっと長生きしていたら市川中車、進藤英太郎
などと並ぶ吉良役者になっていたかもしれなひ。
じゃあ今度借りて見てみませう。
156 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/21 19:39:59 ID:zxxeYFD8
「赤穂城断絶」は監督が深作欣二なので「仁義なき戦い」と
「柳生一族の陰謀」をミックスしたタッチです。
大石役の萬屋錦之介は柳生一族の陰謀の柳生但馬守とダブります。
吉良役の金子信雄は仁義なき戦いの山守親分と柳生一族の陰謀の
九条関白を足して2で割った感じ。ナレーターも柳生一族の陰謀
と同じく鈴木瑞穂です。
157 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/21 20:16:15 ID:vQG8cufw
連続失礼しまつ。
少し前に柳生一族の陰謀を借りて見たのですが、疑問が湧いた
のは家光ってあんな容貌でどもりだったんでしょうかね、創作?
昔は三代将軍といえば参勤交代制作ったり名君だったような気が・・・
まーどうでもいいでつが、深作らしい時代劇ですたw
158 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/21 21:41:05 ID:UXZgh3LF
>>157 その発言内容は、史実に忠実。
それと、名君とはまた別の話だろうが。
それに、参勤交代制って、幕府や江戸の町人、街道筋の人にすればよかったろうが、
大名の負担は増えるだけだし、その負担を負わされる農民にとっては迷惑だったろうな。
まあ、それでも一応は名君の部類じゃないかな。
東宝版では製作前に「忠臣蔵参考資料集成」という小冊子を作ってスタッフに配っていたようです。
内容は各人の略歴や、討ち入りした時の服装とか、吉良邸の見取図なんかを、後記も含めて36章立に整理して事実のみをまとめてます。
この冊子を見た時、こんな目に見えないところにもお金を掛けてなんて贅沢な映画だろうと思った。
ふむ、東宝社内にも忠臣蔵史実オタクが居たんだってことかと御座候。
史実と美術=情緒は違うんだってことが、後世の私らにはよく分かる一編ではありまするで候。
正統派路線のとどのつまりは大映版にて候。
161 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/22 13:26:29 ID:P6+s3tH/
正統派路線で押すのはやっぱり大映版ですね。
大映のスタッフ陣のレベルの高さを感じる。
総合芸術として秀でてる作品だと思う。
役者だけなら東映版もすごく好きなんだけど。
162 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/22 13:51:38 ID:TAKG2GBC
>>159 それ持ってる。めちゃくちゃ読み応えありまくり。
マジで台本(花の巻と雪の巻の合本)と厚さが変わらない。
163 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/22 14:32:19 ID:RtXl6iD1
へぇー正統派路線は大映版ですか。
個人的に長谷川一夫が苦手でつので、子ども時代に見た
東映版の錦ちゃんが浅野匠守やったのが好き。
東宝って社風が理屈っぽいので昔から有名でつね。
資料集まで作ってしまうなんて・・・
164 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/22 14:41:14 ID:8Z/h5+0q
>>163 稲垣版「忠臣蔵」は東宝創立30周年記念のオールスター超大作。
藤本眞澄、田中友幸という東宝の二大プロデューサーが共同製作した作品は、
この映画のほか、「日本誕生」「世界大戦争」「日本のいちばん長い日」くらいしかないことからも
気合の入れ具合がよくわかる。宣伝費もけた外れで、小冊子もその一貫として作られた。
165 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/22 14:48:59 ID:4Ej6FH4M
俺も長谷川一夫は苦手。大映版は目付けの多門伝八郎(黒川弥太郎)
が赤穂浪士に肩入れし杉。
166 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/22 15:37:17 ID:cRG2TOji
>>165 製作時代的に止むを得ないでしょう。
つい最近まで、後世に書かれた多門伝八郎の日誌は
一次資料として、その信憑性に疑いを挟む映画・評論はなかったはず。
今では、彼が後から自分の浅野内匠頭への肩入れを事実化して
義士側に立っていたと正当性を子孫に残した一部捏造資料である疑いが濃い。
内匠頭の辞世も、おそらくは伝八郎による偽作。
最近でもテレ東吉右衛門版の忠臣蔵で、片岡鶴太郎演じる多門伝八郎も
彼の日誌からキャラ・セリフ作りをしてたよ。
仮名手本忠臣蔵のオリジナルすらその影響がある。
167 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/22 17:43:08 ID:UpmyuPgx
そう言ゃあ、浅野匠守の血統が脳kittyだから事件が起きたんだという「新事実」はどうなりました?
168 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/22 19:09:12 ID:RtXl6iD1
>166さん、とても詳しそうなので聞きます、あ、167さん
のあとでも構いませんでつ。
梶川与惣兵衛という人物に以前から興味を持ってまして、松の
廊下で浅野を後ろから羽交い絞めにして止めた人で、梶川日記
というものがあるようでつね、でもほんたうの事を書いているか
はちょっと疑問。目撃者なので何か隠しているとかないんでしや
うか?「このあいだの遺恨忘れたか」の意味も・・・不明でつ。
>>168 梶川与惣兵衛関連で便乗質問をさせて下さい。
刃傷沙汰後、将軍に呼ばれ、
「のう梶川、そなたに武士の情けと言う物があるならば
何故あの時、浅野匠守にもう一太刀を許さなかったのじゃ。」
と言われ、それを恥じて仏門に入ったって話は事実ですか?
東映版の忠臣蔵で浅野匠守の事情聴取に来た侍が
吉良の容態を尋ねられ、重傷で命も危ないと返事をして
それを聞いた浅野匠守が心残す所なく切腹に臨むという
シーンがあり、これも「武士の情け」と思ったもので質門させていただきます。
170 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/23 02:27:23 ID:SbBxdyCJ
史実では明日の深夜に打ち入り
171 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/23 14:08:21 ID:bAFIi7UR
168です、そ、そうなんですか?討ち入り、明日の深夜でつか。
いや実はわたくしめの誕生日でもありまして今まで気づきませんですた。
奇しくもなにかの縁でしやうか・・・んな訳ないか。
>169さんが書いておられまつが、浅野に吉良が重態と知らせた?
映画では比較的早い段階での会議上で、重傷ではあるが命に別条は無い
と報告されてますよね。
つまり、切腹を心おきなくするには吉良の死が大前提だったと判断して
いいのでつね、それは柳沢吉保の思惑っぽいでつが。
当時の庶民にしても喧嘩両成敗の見地からみて片手落ちのご裁断との
認識が強かったというし・・・よく判りませんので宜しく。
172 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/23 15:35:29 ID:k0EEVjq1
浅野内匠守は、刀傷事件の後、田村右京大夫の屋敷ににお預けになるんですが、
座敷牢で出された食事(湯漬け2杯)をすべてたいらげたらしいでつね。
食事後には田村家に酒とたばこを要求したけど、田村家に断られたらしいでつ。
その日か翌日には切腹する人が平然とご飯を食べて、その上酒とたばこをねだる
とは「何考えとんじゃ!」ってことでつよね。
>>166 多門伝八郎は、おいしい役ですね。溝口の『元禄忠臣蔵』でも
やはり彼の記録を基にしたキャラになっていたと思います。
演じていたのは小杉勇で、なかなかのものでした。
>>172 それは逆の説もあるようですね。切腹の前でも肚の座っている武士
なら普通の飯を食うべきで、湯茶をかけて流し込むのは恥だ、とか。
174 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/23 19:05:57 ID:SbBxdyCJ
今晩の茶会は数日中に上杉藩に引っ越しをするお別れ会だったっての本当ですか?
だとすれば最後のチャンスだったんですね
175 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/23 19:15:39 ID:SbBxdyCJ
>172
それは内匠守を常軌でないと印象づけたいレトリックで常用されてる表現で、
実際出されたのは形式に則った一汁五菜の膳だったが、湯漬けしか食べなかった
のはやはり去来する思いで胸がいっぱいだったのでしょう。
>>171 旧暦の十二月十四日が新暦の何日かは毎年かわるので、たまたま今年は一月二十四日というだけにて、貴殿の誕生日とは関係ないかと。
ちなみに討ち入りは零時過ぎなので、厳密には日付のかわったあとになります。
177 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/23 21:43:25 ID:k0EEVjq1
浅野内匠頭の遺言「此段兼て為知可申候得共、
今日不得止事候故、為知不申候、不審に可存候由」
178 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/24 02:52:00 ID:x8HKyews
>176
旧暦の時代では一日の変わり目は夜明けで御座るぞ、
179 :
ちょうど今頃no .:05/01/24 02:54:24 ID:x8HKyews
では、おにょおにょがた、いざ、出陣!
180 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/24 06:46:37 ID:x8HKyews
今日の日の出は6時47分です、ちょうど今頃に引き上げ。
181 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/24 09:35:53 ID:m/HP0aaf
昨日の夜、脳内では伊福部メロが鳴り響いてた。
ごめんね東宝忠臣蔵好きだもんで。
182 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/24 12:57:46 ID:3y+y7vQs
泉岳寺から田村家お預けになった時刻か?今頃>大石親分
183 :
120で133で166の忠臣蔵ヲタです:05/01/24 15:59:32 ID:LRDtIDak
>>167 >>168 >>169 皆さん、結構盛り上がって、スレ伸びとりますね。
すいません、今、海外出張中で、手元に資料がないので、
正確を期すために、明日以降に順次お答えさせてください。
でも、皆さん、いい質問ばかりです。
184 :
166:05/01/26 13:45:10 ID:l2f3u3V8
>>167 刃傷事件の原因、kitty遺伝の説:
事件当時の内匠頭は35才ですから分別ないと
部下が300人もいる一国一城の主は務まらないはずなんですけど、
この人には、悪い評判が残ってるですね。
それは、「女色に過ぎた、短慮な」人であったこと。
部下も、きれいな女性を赤穂城の奥に紹介したりすると出世したり
するので、一部で争って、江戸表、領内で、美女探しが行われたらしい。
どの映画でも、純情潔白な二枚目演技しかされてないけどね。
あと、元服してから、死ぬまで、領国経営は内蔵助と大野九郎兵衛に
まかっせきりで、自分はタッチしてないので、名君ではありません。
さてと、内匠頭の母方の叔父に内藤忠勝って志摩鳥羽藩主がいたんだけど、
増上寺で、4代将軍家斉(家光の回忌法事の説もあり)
の葬儀の手配をしていた時に、淀藩主、永井尚長を
殺害、乱心の理由で切腹、両家と共にお家取り潰しにあったことが分かっている。
この事件から類推する血筋、短気で、癲癇的(瘧)発作衝動殺人未遂と
一説としてを想定することも考えられる。
185 :
166:05/01/26 14:31:40 ID:l2f3u3V8
>>168 「梶川氏筆記」とか一次資料の写しが残ってますね。
梶川が「誰わからん吉良殿の後ろより、此間の遺恨覚たるかと声をかけ切りつけ申し候」書き残してる点ですね。
これは真実味のある表現なので、実際にこのように聞こえたのではないでしょうか。
これをどう読み下すかです。このあいだと読むのか、このかんと読むのか。
「あいだ」だったら、上野介との間に、何か一事件の因縁があった、「かん」だったら、饗応役の
仕事の中で、幾たびか、上野介から嫌がらせが続いていたと読み取れますね。
「上野介の事、此間中、意趣これあり候、殿中と申し、
今日の事かたがた恐入り候へども是非に及び申さず打ち果し候」とも事後に、内匠頭は述べたそうです。
意趣とはなんであったかは謎のままですが、阿久里への横恋慕、増上寺畳替えや、伝奏屋敷での墨絵の件、
精進料理の件、勅使出迎え時、玄関での座る位置とか、烏帽子大紋とかは、全て後世の創作ですので、
本当の動機はわかりませんね。
186 :
166:05/01/26 14:56:34 ID:l2f3u3V8
>>169 前半の部分の質問は、まったくのフィクションですね。
事実ではありませぬ。
後段での田宮家での対応で、内匠頭が上野介の
怪我の具合を聞いてきた場合はどう答えるべきかが
話し合われたようで、かなりの深手なれど生死は不明と
答えるようにしていた模様です。
「多門伝八郎覚書」では、想像脚色があるにしても、
浅い傷ではあるが、上野介が老年のため、養生がし難く
命に別条あるかもと答えて、内匠頭がそれを聞いて喜んだと
ありますね。
この時点では、吉保の思惑とかではなく、ただ単に、
仕留めそこなった内匠頭に同情して、上野介の容態を
過剰に悪く伝えたのだと思われます。
後年には、切り付けただけで、小さ刀で突き刺ししなかった
内匠頭の武芸の心得なさ(逆上して刀を振り回した?)を
批判する人もいますです。
187 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/26 16:08:34 ID:gloCfJYE
47士の奥田孫太夫はもともとは鳥羽藩主だったんだけど内藤忠勝の姉が
内匠頭の父・浅野采女正長友に嫁いだ時に付いてきたという話でつね。
増上寺刀傷事件で内藤家が改易となり、浅野家の家臣になったらしいでつ。
188 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/26 16:24:43 ID:gloCfJYE
189 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/26 16:35:09 ID:9Eqr3E1Z
ここおもろいっすねえ!
190 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/26 20:45:17 ID:iXDf5spV
>166さん忙しい中レスをどうもでした。168です。
うーむ、年月も経ってまつし、研究家や歴史家がその意趣とやらを
推測するしかないようでつね。
短慮の性格は最近広まってきて映画も以前よりやりにくいのでは
ないでしやうか。まだ正義=浅野、悪=吉良の図式が根強いけど。
しかし、プッツン系の家系ってありそう・・・
191 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/26 20:55:53 ID:gloCfJYE
「十三人の刺客」で将軍の血筋だがプッツンの馬鹿殿を演じた
菅貫太郎を浅野内匠頭、東映任侠映画で昔気質の親分を演じた
嵐寛寿郎を吉良上野介という配役なら、忠臣蔵の真実が見えて
くるかもしれませんね。
192 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/26 21:32:48 ID:iXDf5spV
スガカン・・・秘かにファンだった、必殺でよく仕留められてますたw
193 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/27 03:22:46 ID:9Gg6QXoE
浅野の家系が精神異常って見解は、多聞文献以上のバイアスが入ってます
真相はこうだったという意味には受け取らない方がいいです。医学っぽい
台詞で言われると日本人は直ぐ盲信しちゃうけど、このての「お見立て」は
その時代時代でコロコロ変わりますから。
194 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/27 07:13:14 ID:+FKTIQ9r
ハイハイ、真に受けてはいないでつ。
最初その考えを聞いたとき新鮮だったことはありますけど。
にしても暗君を持った赤穂藩の家老や藩士はえらい迷惑だった
ことでせう、お家取り潰しで路頭に迷う結果でつからね。
195 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/27 11:56:02 ID:eHQtNffn
>後年には、切り付けただけで、小さ刀で突き刺ししなかった
>内匠頭の武芸の心得なさ(逆上して刀を振り回した?)を
>批判する人もいますです。
山鹿流軍学を学んだとされる乃木希典も、「長矩に武人の心がけなし。
なぜ突かぬのだ。斬るというのは愚劣だ。」と評していたそうでつね。
196 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/27 13:47:10 ID:9Gg6QXoE
>>184 >あと、元服してから、死ぬまで、領国経営は内蔵助と大野九郎兵衛に
>まかっせきりで、自分はタッチしてないので、名君ではありません。
外様大名は自分の意志では移動できなかったでしょう。
197 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/27 15:54:47 ID:+FKTIQ9r
匠守の浅野家って分家なんですよね?
たしか広島の本家が・・・というセリフを聞いたことあるので。
本家はとばっちりを受けたりしたのだろうか
198 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/27 17:57:57 ID:eHQtNffn
浅野本家はとばっちりを受けることを極度に怖れていたみたいでつね。
それで大石に穏便に赤穂城を開城するように説得していたみたいでつ。
199 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/27 21:45:13 ID:+FKTIQ9r
やはりそうでつか。
分家の暴走・・・本家腰ぬかしたでそ。
昨年末のテレビ「忠臣蔵」で松平健が念願の大石内蔵助をやった。
大石内蔵助をやらない内は真の時代劇俳優とは認めて貰えないらしい。
松平は暴れん坊将軍のイメージが強いから、どんな大石をやれるのか
見たけど、お見事!やっと時代劇俳優の仲間入りができたみたい。
おめでとう新さん!
201 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/28 16:42:39 ID:yTWwJibJ
東映赤穂浪士を見た、大石千恵蔵、千坂兵部右太衛門、匠頭橋蔵の作品。
月形は吉良上野介にぴったりでいいんだけど、なんだか千恵蔵と右太衛門
のくだりにライトあてすぎ。
それも両御大のアップシーンが延々と同じ秒数続くのがゲンナリ。
錦ちゃんの脇坂淡路はどなたか書いてたけど役得ですた。
柳永二郎といい進藤英太郎といい悪役が充実してるw
ヒゲの濃い山形勲は今回片岡源五衛門でいい人役ですたね。
202 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/28 21:32:46 ID:mPC0CbZJ
>>201 61年版「赤穂浪士」なら、進藤英太郎は多門伝八郎でイイ役!ですた。
50年から60年にかけては、両御大が東映の重役だったため、アップのコマ数やシーン
のコマ数を合わせてるのはもはや常識W(松田監督があえて合わせてたきらいはある)
203 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/28 21:50:50 ID:yTWwJibJ
そ、そうでつか二人のライバル関係は凄いものがあったんでつね。
千恵蔵はセリフが聞き取りにくかった、同じく短い登場ながらも
印象的な立花左近の大河内も「およよ」っていうシャベリで聞きづらいw
山形県大字上杉信者の臭いが‥ここは忠臣蔵スレで御座る。マット巻き頃し正当化スレに非ず。
205 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/29 11:14:40 ID:3z8VxsAc
あだ討ち後の浪士たちは結局切腹したの?だとしたら名誉の死でしょ?
NHKの1964年の赤穂浪士はビデオ化されたんですか
207 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/30 17:04:25 ID:aphh/Xxb
中村七之助容疑者を逮捕。警視庁。タクシー運賃トラブルで警官殴る。
同容疑者は歌舞伎役者の中村勘九郎さんの二男。<産経速報>
NHK・元禄繚乱では大石主税役だったみたいでつね。
内匠頭もこんなんだったんでつかね。
>>206 NHK・赤穂浪士は討ち入り編のみビデオ化されてまつね。
208 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/31 00:53:44 ID:gMB0+Ngr
>>内匠頭もこんなんだったんでつかね。
すぐ金で治めようとしたらしいね、吉良役決定でつ。
>>206 1964年の大変な不祥事のため赤穂浪士も東京オリンピックもVTR記録が全滅しました。
いま残ってるのはいずれもフィルムに撮されてたものだけです。断片しかないのです。
悲しい事です。
209 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/31 09:09:22 ID:lDI+6XIo
210 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/31 09:21:43 ID:gMB0+Ngr
海老沢臣下登場!w
211 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/01 00:30:54 ID:Bh6R7fZY
概出かもしれませんが薄田研二は松竹でも東映でも堀部弥兵衛を演じて
まつね。たぶん入れ歯を取ってたんでせうがユーモラスな言動といい、
まさにはまり役でつ。息子さんも俳優だったらしいですが原爆で亡くなった
と聞きました、奇しくも浅野本家の地でありますた。
あ、それから余談でつが私の書くことになんの思想背景もありませんので
突っ込んでも徒労でせう。
212 :
206:05/02/01 00:32:22 ID:8BgOj9f5
213 :
206:05/02/01 21:44:27 ID:8BgOj9f5
おながいします!
214 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/02 07:28:46 ID:H3jklhOV
もし黒澤が忠臣蔵をやっていたら、
内匠頭は仲代達矢、大石は志村喬、吉良上野介は森雅之、堀部
弥兵衛は高堂国典、安兵衛は三船敏郎、瑤泉院久我美子あたり
215 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/02 10:03:19 ID:GSuu0lyB
もし必殺シリーズ(山城が大石のがあったらしい)で忠臣蔵をやっていたら
大石は藤田まこと、内匠頭は沖雅也、吉良上野介は先代中村雁治郎
堀部安兵衛は梅宮辰夫、瑤泉院は鮎川いづみ、大野九郎兵衛は山城新伍
あたり
217 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/02 10:39:35 ID:13MDivlw
218 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/02 11:55:49 ID:13MDivlw
>>208 あんたでもいいんだよ?深く答えられない一行知識だったのかな?
219 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/02 14:08:43 ID:ATTFc1je
不祥事age
教えねえと視聴料払わねえぞ。
220 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/02 17:19:01 ID:i2fVsXTd
木村拓哉が安兵衛をやったのって どうですか?
221 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/03 00:47:26 ID:W0TrMdWa
↑見ますたそれ、いつものように想い入れたっぷりなキムタクの
ご演技が・・・ドラマ全体はわりと良かったけど。
津川の吉良がいいです。浅野は誰だったかな
215
浅野:沖雅也、吉良:中村鴈治郎、その配役、見たかった!自分にとっ
て理想の忠臣蔵の一本。梅宮辰夫の堀部安兵衛はテレビ『あゝ忠臣蔵』
(1969)で実現しましたね。元気一杯の安兵衛でした。
221
堤真一でつ。
223 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/03 02:04:25 ID:W0TrMdWa
そうそう堤真一、そういえばこのドラマでたくあんがエピソード
でよく出てきたんでつが、キムタクが女人と別れる際たくあんを
所望してたような記憶がある。
もし小津安二郎が忠臣蔵をやったら、
内匠頭佐田啓二、大石佐分利信、吉良中村伸郎、弥兵衛笠智衆
安兵衛加東大介、片岡源五衛門高橋貞二、大野九郎兵衛北竜二
瑤泉院原節子あたり
224 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/03 03:18:33 ID:/7g21/oS
荒井良平監督で進藤英太郎が大石内蔵助を演じた「赤穂義士」(1954 大映)は、
なかなかの佳作なのに、何でここで誰も取り上げないのかな?
225 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/03 05:33:37 ID:rrJkmbYh
「薄桜記」では勝新が堀部弥兵衛の養子になる前後の安兵衛を演じてます。
そういえば、旧新暦の違いはあるけど、
今夜は細川家に預けられた義士が別れ盃を交わして、隠し芸を披露した晩です。
明日は46人の命日ですね。合掌
226 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/03 08:25:18 ID:ZSJ7iKs+
これこれ、まだ年の瀬で御座るぞ、本日は栗素升にて御座る。
227 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/03 11:23:16 ID:I02TFSgz
>>224 そんな映画見たことないでつ。
進藤英太郎が大石内蔵助ではNHK・BSでも放送せんと思う。
>>225 「薄桜記」は松方弘樹主演「秘剣破り」でリメークされてまつ。
中山安兵衛は本郷功次郎、堀部弥兵衛は加藤嘉、吉良上野介は杉山昌三九
といった配役でつ。
>>186さん
169です。出張だったためレスが遅れてスミマセンでした。
やはりフィクションでしたか。
長年の疑問が解決しました。ありがとうございました。
キム拓のやつ津川さんが吉良なのか・・・
興味ぶかいな。買ってみようかな。
230 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/03 17:09:39 ID:W0TrMdWa
>225さん、隠し芸ってそんなことやっていたんでつか?
まさか南京玉すだれとかないでせうねw
腹がすわってるって言ふか、もう何も悔ひは無かったから
できたのかもしれなひ。(涙)
231 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/04 04:07:33 ID:wS8E2z1S
>>228 どーも、お役に立てたようで。
>>230 内蔵助以下、細川家に預けられた17人は、
肥後熊本藩邸到着の際に藩主綱利より直接歓待されますた。
夜中の三時でしたが「当家に預かること武門の本望なり」と絶賛したようでつ。
毎食二汁五菜、煙草お酒も毎晩でつ。
世話係の堀内伝右衛門の「聞書」が残ってまつ。
直接のヒアリングや日常生活のエピソードを集めた貴重な一次資料でつ。
その中に、切腹前夜に「お暇乞いに芸尽くしをお眼にかけ申すべく候」と
伝右衛門を前に、舞や小唄などを演じたそうでつ。
2月4日午後2時過ぎに幕閣より検使目付到着、切腹を申し付けまつ。
内蔵助は「ありがたき仕合わせに存じ奉り候」と答えますた。
吉良家断絶も伝えられますた。
内蔵助、「亡主の報仇として本懐を達す」と一同と大変に喜んだそうでつ。
お酒が振る舞われ、内蔵助から順に名前が呼ばれまつ。
「内蔵助殿、皆共追っ付け参り候」と潮田又之丞が声をかけますた。
新たな日本の神話が生まれまつた。
日本人であることが誇れる逸話伝説でつ
2ちゃんでスレまでが立てられる世の中になっても、彼等の行動は人々の記憶と共に生き続けまつ。
232 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/04 23:22:39 ID:Ri+Veux1
なん百年時を隔てても語りつがれる伝説・・・
日本人はあだ討ち好きだよね。黙祷>義士
>>223 で、酒を飲む場面ばかりあって、討ち入りの場面は写さない。
234 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/05 16:02:40 ID:tE92LHip
忠臣蔵1/47到着記念カキコ
235 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/05 22:42:01 ID:4eabT4e3
もし成瀬巳喜男が忠臣蔵をやったら、
内匠頭木村功、大石小林桂樹、吉良上野介山村聡、堀部安兵衛加山雄三、
弥兵衛上原謙、梶川与惣兵衛土屋嘉男、毛利小平太森雅之、瑤泉院高峰秀子
あたり
津川吉良よかったぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉおお!!!!
237 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/05 23:30:03 ID:XJjT7G0r
「サラリーマン忠臣蔵」、DVD出るんだね。
相変わらずの東宝だから(藁)、4725円と少し高めだけど。
でも映像特典も色々付いてる様子。
成瀬巳喜男版だと、吉良がいきなり放れ馬に蹴られて(つまり交通事故)
死んだりして……。
そしてそれを浅野内匠守に斬られたように擬装して冤罪へ…
播州赤穂藩に謝罪と補償を求める吉良乗っ取りの上杉藩
240 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/06 11:46:13 ID:udRwFjca
もし釣りバカで忠臣蔵をやったら
大石は西田敏行、内匠頭は加勢大周、吉良上野介は三国連太郎
大石妻りくは浅田美代子、堀部弥兵衛は加藤武、瑤泉院は鈴木京香
大野九郎兵衛は竜雷太か谷啓あたりにしとくか
赤穂で釣り三昧に明け暮れている大石のもとに、内匠頭切腹の報が...
さぁどうする浜ちゃん、いや大石。
235
木村功は新藤兼人監督『悪党』で塩谷判官は演じてるね。師直は小沢
栄太郎。
242 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/06 15:49:28 ID:NJDFRkA8
「釣りバカ忠臣蔵」はあってもいい企画だよなあ
243 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/06 18:17:24 ID:1CvlhOdC
お前ら、イラク忠臣蔵を浄瑠璃にする?
244 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/07 01:13:39 ID:z4vYJx6J
ジャン・レノとデ・ニーロが出ていたRONINという映画は
忠臣蔵の話しがからんでた気がする、外人の部屋に忠臣蔵の義士
のフィギュアが並んでたのをやけに覚えてる。話しは忘れた。
245 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/07 14:37:13 ID:6z9JRlId
>>244 赤穂浪士が鎌倉時代の兜をかぶってるフィギュアね。
246 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/07 21:51:34 ID:z4vYJx6J
そうだっけ?
なるほど義士は兜はかぶってないよね大石だけちょっとヘルメット的
なものはかぶってるけど・・・
外人って日本の時代考証なんてチンプンカンプンなんだろうな。
247 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/12 15:17:50 ID:cyBFZMiD
忠臣蔵の話しってたとえば英国人なんかに理解できるのかな?
武士道と騎士道・・・似て無いような似てるような。
義経と忠臣蔵は日本人のメンタリティを代表してるから今だに
人気あるんでそ
248 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/14 17:02:21 ID:CmOcQxPz
三国連太郎は吉良上野介やってもおかしくないが、もうやってるの?
249 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/14 20:35:56 ID:Fg+Ri39i
三國連太郎は吉良役どころか忠臣蔵映画に出演したこともない。
テレビでは忠臣蔵関連のドラマで出演したかもしれないが、
吉良役は見たことがない。
250 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/15 00:22:09 ID:LIi/XZL7
三国は高家筆頭指南役(だっけ?)が似合ふと思ふがやってほしいー
元気なうちに・・・
251 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/16 14:05:15 ID:sv7c9PE8
いやあ…。やっぱ三国は吉良だよな。
252 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/16 14:08:06 ID:sv7c9PE8
でも、三国がよろこんでやりそうな役ではないけど>吉良
連続スマソ
253 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/16 17:43:31 ID:6A2tkZK5
なくなった阿部タソはなにか古い忠臣蔵映画を持ってませんですたか?
254 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/17 15:57:09 ID:XoaCPznK
今、吉良役を堂々演じられる俳優って津川、三国、平幹あたりが本命
でそ、穴は山城新伍あたり。
美輪明宏の吉良上野介を見てみたいんだが。
なにか相当な迫力があると思う。
憎たらしさがもちろん必要だけど、気品・品格もある人が望ましい。
257 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/18 18:45:02 ID:nRr8lwxM
となると、、島田紳助は将来とも駄目、山城新吾はヤクザの移り香臭くて駄目、伊藤四郎は気品品格共に駄目。
あの辞めたNHK会長が人格面相世評どの面から見ても填り役なんだがなあ、、、
258 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/18 21:36:15 ID:RKkqwFJJ
>>伊藤四郎
誰?
一文字くらいならアレだが、二文字も違ってたらなんだよなあ
259 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/18 21:41:42 ID:nRr8lwxM
ええんじゃねえの?変換訂正するまでもない芸人ってことでやったんだから
津川雅彦に一票
堀部安兵衛役をキムタクにしてそれが主人公の忠臣蔵に吉良役で出てたけど、もう一度みたい。
今一度、田村高廣に演じてもらいたい
262 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/19 00:21:52 ID:A1JUQW4b
この際、田村正和でどうだ!
263 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/19 01:41:46 ID:H3rSxIap
田村つながり。ロンブーの田村アツシ内蔵助で吉良邸にガサ入れ。
その結果、上野介が若い頃愛用した春画を多数発見w
265 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/19 23:43:40 ID:/UaopAEc
伊東四郎はね、ああ見えても性格俳優なんですよ。
昔見たNHKドラマで徳島ラジオ商殺しの犯人とされる男
をリアルに演じていて凄かった、その人冤罪で釈放されたけど。
まあ忠臣蔵に出るなら江戸で赤穂藩士を支援する蕎麦屋の亭主
役とか堀部家に出入りする中間役などいかがでしょう。
チャイム「ピンポ〜ン」
上野介「誰あ〜れぇ?」
内蔵助「あ、俺」
267 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/20 23:50:57 ID:njJBsp3u
伊東四朗は大野九郎兵衛あたりが適役。ついでに九郎兵衛の馬鹿息子(大野郡右衛門)
には伊東貴明。島田紳助はせいぜい瓦版売り。海老沢NHK前会長は江戸城の
御数寄屋坊主が適役。
268 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/20 23:58:32 ID:Xfa4yDLs
私は西村晃が吉良にピッタリだと思うな。
癖があって芸達者な人だった、黄門みたいな正義の味方
よりかワルのほうが似合う俳優。
他スレで風雲たけし城に上原謙がへんな格好で出たとか
で話題になったけど西村晃も出てたんじゃないだろうか?
西村とガチで張り合えるのは小沢栄太郎か東野英次郎か。
269 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/21 14:30:39 ID:8UdwW8eX
東野英次郎>>>>>>>>西村学天愚息
吉良は桂歌丸師匠がいいと思うんですが・・・だめ?
271 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/21 15:24:54 ID:eIZqR+eP
円楽師匠のほうがいいと思うんですが・・・だめ?
深作版忠臣蔵外伝は真田広之扮する浅野内匠頭の
あまりの元気良さにワロタ。もう周囲の人間を蹴るわ殴るわ
投げ飛ばすわ。なんで吉良を討ち漏らすかなってくらい。
ところで、「神崎与五郎の股くぐり」が映像化されている映画って
有りますか?映像で見たのって十数年前のテレ東12時間くらいしか
記憶に無いんですが。
273 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/21 17:43:53 ID:RFUQpjFn
>>272 神崎与五郎を主役にした東映「ほまれの美丈夫(1956)」で
股くぐりまでしたかどうかまでは分かりませんが馬喰いの丑五郎に
手をついて謝り、詑証文まで書かされるシーンはあるようです。
神崎与五郎役は伏見扇太郎、馬喰いの丑五郎は進藤英太郎となってます。
274 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/22 02:04:50 ID:hBGBhLmK
内田朝雄の吉良上野介はどうよ?
275 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/22 16:41:47 ID:Zxa5cP3o
モーツァルトの敵役「サリエリ」
映画「アマデウス」でモーツァルトを嫉んで世界的に悪名を轟かせた、
イタリア作曲家アントニオ・サリエリ。 昨年12月、イタリア・ミラノの
スカラ座の修理こけら落とし公演で、そのサリエリ作「見いだされたエウ
ロパ」が上演された。(230年前スカラ座完成時の演目を再現した演奏会。)
サリエリは、モーツァルトがみじめな最期を遂げたのと対照的に、ウィ
ーンの宮廷楽長にまで出世を遂げたが、その作品は今日では誰も取り上げ
ることはないレベルの人物。
映画「アマデウス」では、サリエリはモーツァルトの天賦の才をねたみ
病身のモーツァルトに仕事を無理強いして死に至らしめる様が描かれた。
古くプーシキンの戯曲や映画にも描かれており、悪役は史実として有名。
それだけにスカラ座での上演は歌劇ファンの間で話題になった。
ところが、この演奏に乗じて、サリエリ再評価を画策する動きがあるら
しい。それを先導してるのはミノリテン教会。そこはかつてサリエリが音
楽監督を務めた教会。いわく「サリエリはモーツァルトの才能に嫉妬し、
死に追いやった俗物にされてしまったが、本当は後進の指導にも熱心だっ
た『心の広い』『偉大な作曲家』だ。汚名をぬぐい去りって本来の姿にふ
さわしい尊敬を取り戻させたい」と尊敬を強要する高慢ぶりが山形県そっ
くりで笑わせてくれる。同教会はサリエリの彫像つきの金箔もまぶしい立派な
墓碑を建てて遺骨まで移す計画だという。墓碑の除幕に合わせウィーン国立音大の
協力を得てサリエリの大作「皇帝ミサ曲」を、200年ぶりwに演奏するらしい。
ただ、生前享受した「当代一の音楽家」の社会的名声まで復活させるのは容易
ではないようだ。冒頭の指揮者が「もうサリエリを振ることは将来も無いと思う。
彼の音楽は優れているが、彼より秀でた作曲家がたくさんいるからだ。たとえば
モーツァルトだ。」と語っているように。
276 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/22 16:58:45 ID:Zxa5cP3o
1748年 忠臣蔵初演
1750年 サリエリ誕生
1756年 モーツァルト誕生
277 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/22 21:20:11 ID:ck8k9ser
1981年 サトエリ誕生
278 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/23 11:49:40 ID:yORpRYm/
18世紀ヨーロッパの音楽事情と忠臣蔵を比較する目的が意味不明。
ただ単に年代がかぶるってだけ?
279 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/23 15:12:43 ID:U639aahp
1981がか?
280 :
272:05/02/23 16:58:54 ID:tgVxQJMJ
>273
遅れましたが、レスありがとうございます。
ばあちゃんから「ならぬ堪忍するが堪忍」といつもこの話と浅野内匠頭の刃傷話を
対で聞かされていたので特に印象深いのですが、あまりエピソードとしてはそんなに
有名じゃなんですかね。
281 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/25 02:24:45 ID:5NcSuu9l
旧暦の二月四日は、現行歴では3月13日(日曜)でござる。
282 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/05 19:21:28 ID:ds2mS+Ot
吉良の息子で上杉藩へ養子に入った人って次男か?
嫡子はどうしたんだろう、全然聞いたことないけど。
>>282 吉良は上杉家に長男をあげちゃったのです。
そんで、自分とこには長男の子供(次男)を
跡継ぎの養子として迎えました(左兵衛義周)。
284 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/06 02:12:49 ID:Ny59TVFl
上杉は血統が絶えたのだから遺伝学的には乗っ取られたんですね、
以来、せっかくの上杉謙信の高名が、、、
>>284 吉良の奥さんが上杉家の姫ですから
血統は保たれてるんじゃないでしょうか。
286 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/06 14:31:21 ID:dLFw5pjP
283、285どうもです。
なるほど孫を跡継ぎに、長男は嫁方の養子かー。
当時はそんなこと当たり前のことだったんだろうな。
昭和の終わりころから実子にこだわるようになってって
これから長女長男あたりまえになって、お家断絶問題増える
んだろうね、でも個人的には墓とか家名とかに興味ないから
どうでもいいや、たいした家でもないのにw
武家たるもの家系は男子一系でないと
289 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/07 16:20:27 ID:Vu1OdZGt
287さん、それ天皇家に言えば?
290 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/07 22:11:07 ID:aLdPRSn9
ホリえもん率いる四十七士が株主総会に乗り込んで・・・・・
ああ「サラリーマン忠臣蔵」イイ!
291 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/15(金) 21:57:17 ID:9lfugQxW
堀江はせいぜい大野九郎兵衛でしょ
292 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/16(土) 22:41:34 ID:6nRAbSM2
米国在住の日本語ができる黒人(来日経験なし)が、「武士がでる映画が観たい」
と言うので「忠臣蔵」(市川雷蔵が浅野匠)のビデオを送ってあげた
週末に、一族(下は5歳の子供、上は75歳のお爺さん)で視聴したら、
切腹の場面で子供は泣き出し、お爺さんは失神するし、大騒ぎ。
その事件の後に、訪米した際に時代背景を説明して理解してもらったが
文化や価値観の違いを認識したよ。
293 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/16(土) 22:52:07 ID:jb0DIVMC
銃でパンパーンは平気なのかな。>米国人
腹を斬るよりも、介錯つかまつるのほうがインパクトあるよね絶対。
自分なんかは磔のほうがじわじわ死ぬし嫌だな。
294 :
292:2005/04/16(土) 23:03:15 ID:6nRAbSM2
>>293 介錯の説明をしたら驚いていたけどね。
多くの米国人はハラキリだけだと思っているみたい。
295 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/27(水) 02:36:51 ID:vYmP6faJ
介錯は向こうでも古来からある。つゆーか、きゃつらは紀元前から自死はしないで
誰かに頃してもらうんだよ。心の臓をぐさりとね。
敵の首をはねるのは昔からある。ダビデとか。だからハラキリでクビハネは彼等の
ロジックではワケワカらしい。あれ?味方同士だと思って見てたら罪人か敵なのか?と。
296 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/27(水) 18:04:52 ID:VJHdg228
日本の一番長い日の三船、ひいたです。
責任感じて切腹します、で武士らしく(阿南陸相だったか)腹かっさばく
それだけでも痛々しいのに、側にいた部下が介錯しませうと言うのを
断り、右手で頚動脈斬り、ほんとにあんな最期だったんだろうか・・・
297 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/28(木) 04:07:33 ID:3x3PG8z7
サッカーの本当の起源は敵のクビを蹴るんだったよね。現在は適当なウソで置き換えてるけど。
298 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/29(金) 08:59:55 ID:TgPMapEL
頭蓋骨とか言われてるけど、思いきし蹴ったら粉々に割れないか?
やっぱナマクビなんかな
>295
なーる‥。←ヘーの古語です。
300 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/19(火) 23:56:12 ID:5gjvJvA4
雷蔵さんの内匠頭は素晴らしかった
301 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/07(水) 02:21:33 ID:QEnEBWLw
討ち入りに備えてage
302 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/13(火) 22:40:51 ID:ejkl6xxZ
俵星玄蕃がメインの映画ってあるんですか?
303 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/16(水) 00:51:14 ID:2JjbvyFD
暑い9月泉岳寺に参ってきました。
浅野の切腹殿の墓は立派だった、でも四十七士の墓は非常に小さくて
コンパクトな場所にあって驚いた。
義士とはいえお上に逆らったんだしあんなもんなのかと…
>>302 あったかな?東宝版じゃ三船が結構目立ってたが
305 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/16(水) 17:24:37 ID:ne186OuS
>303
寺に、切腹の夜相次いでどどっと棺桶がかつぎ込まれたので、夜中急いで竹藪を切り開
いて埋めた、ほとんどそのまんまの場所、と記録があったような?勘違いかな。
寺もスケジュール知らされてなかったのでしょうね。
ある意味リアルそのまま現代に伝わってるから、後世立派に建て直したものを拝見す
るより、本当の歴史に直接触れられていいのかも。
306 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/17(木) 15:18:50 ID:7FJGPLMt
>>305 そうなんだ、竹薮を切り開いて埋めたのか。
台座を含めてもたてが50cmくらいだし隣との間がキツキツで
あれは後世に荼毘にしたのかな、とにかく狭い。
でも映画でよく出てくる名前がずらりで感動した、おまけにインド人
もいて驚いた。女性がサリーを着てたのでたぶんインド人だった。
あと、寺の改修の際寄進した有名人の石柱?があって面白かった。
高橋英樹、松方、松平健、山城新伍、森繁とかw
「人々心覚」では「討ち入りの日が決まったら定められている3カ所に集まること」
として「本所林町の堀部安兵衛宅」「本所徳右衛門町の杉野十平次宅」「本所相生町の前原伊助・神崎与五郎宅」と
しているが、
それより前に全員が「米沢町の堀部弥兵衛宅」に集まるように指示が下っていたとする
ことが最近の研究からわかってきた。 堀部安兵衛のいとこの記した、討ち入りの記録
「佐藤一敞覚書」には「昼過ぎより追い追い弥兵衛宅へ集まる人々は大石内蔵助、同主悦、
原惣右衛門〜」と書き連ねてあり、この中には杉野十平次など別の集合場所に住んでい
る者も多くおり、わざわざ弥兵衛宅を訪ねていることがわかる。
また「寺坂自記」などにも同様の記述があることから、中央義士会などの赤穂事件を研究
する人々の間では「今一度同志たちの志を確かめるために弥兵衛宅に集合させ」そして
「9ツ(子の刻・午前0時)になってからそれぞれの集合場所へと散っていった」可能性が高いと推察している。
>>303これでしょうか。
http://kodati01.hp.infoseek.co.jp/mizuno2001.htm 現在地 東京都港区芝5-20-20
JR田町駅三田方面の改札口(西口)より徒歩5分。
駅の階段を降り第一京浜を渡って慶應仲通りを50mほど行くと
右手に石灯籠と『水野監物邸跡』の案内板があります。
水野和泉守忠之【みずの いずみのかみただゆき】1669-1731(寛文9-享保16)年。
江戸中期の大名。三河岡崎藩主水野忠春の子で一時摂津守家(=旗本)の水野忠近の
養子になりました。しかし1699(元禄12)年、兄の豊前守忠盈【ぶぜんのかみただみつ】
が没したために、戻って三河岡崎藩主となりました。
1702(元禄15)年12月14日夜、赤穂藩主・浅野内匠頭長矩【あさのたくみのかみながのり】
の遺臣、大石良雄ら赤穂浪士四十七士が主人の仇、吉良上野介良央【きらこうずけのすけよしひさ】
を討ちました。
世に言う“赤穂浪士の討ち入り”。
事件後の16日、浪士は四つの大名家、伊予松山藩松平家の上屋敷(現在のイタリア大使館跡敷地)
熊本藩細川家の上屋敷(区立高松中学校・都営高輪住宅等)、長門府中藩毛利家の三田中屋敷
(テレビ朝日等)と、三河岡崎藩主水野家の上屋敷に預けられました。
水野家の上屋敷に預けられたのは、門十次郎(36歳)、奥田定右衛門(26歳)、矢頭衛門七(18歳)、
村松三太夫(27歳)、間瀬孫九郎(23歳)、茅野和助(37歳)、横川勘平(37歳)、三村次郎左衛門(37歳)、
神崎与五郎(38歳)の9名でした。
同年12月20日、浪士は水野家の上屋敷から、ここ『三田四国町中屋敷』に移されたそうです。
ちなみに、細川家には17名、松平家には10名、毛利家には10名の浪士が預けられました。
そして翌1703(元禄16)年2月4日、浪士は水野邸で切腹しました。
四家に預けられた浪士の切腹は、午後4時ごろから午後6時ごろまでの間に終了したそうです。
遺骸は、それぞれの大名家が葬列を組んで、細川家、水野家、松平家、毛利家の順に泉岳寺に
到着しました。泉岳寺では、午後10時ごろから簡単な葬儀が行われ、主君浅野内匠頭墓所の
横にあった竹藪を切り開き、各大名家がそれぞれのお預け人を埋葬し、土饅頭のうえに大きな石を
置いて、俗名を書いた墓標を建てました。すべてが終わったのは、翌日の午前4時ごろのことでした。
土饅頭とあるから土葬のようですね。横長の穴を掘って早桶を並べたのでしょうか。
309 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/18(金) 00:07:00 ID:FxL3Lem/
>>306 >でも映画でよく出てくる名前がずらりで感動した、おまけにインド人
もいて驚いた。女性がサリーを着てたのでたぶんインド人だった。
ばかやろ!
義士にインド人がいたのかと思ったじゃねえか!
インド人は観光に来てたんだろ。
小学校から国語勉強しなおしてこい!
ああ。びっくりした…。
310 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/18(金) 00:53:04 ID:znewpdYm
ゴメソ、面目ない。
3人くらいの観光で泉岳寺に来てたインド人のことですw
付け加えると大石の墓は家老だけあってやや大振りでした。
大石だけに石もおおき…
木久蔵さんの座布団ぜんぶ取っちまいな
各々方、来週討ち入りしますから。 大石拝
313 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/08(木) 00:35:46 ID:NctI+OWl
本所松阪町に集合!
陰暦厨は控えてネw
314 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/09(金) 18:55:39 ID:1rpUGJzs
NHKで、討ち入り賛成か反対か同時進行で視聴者アンケート
と言う番組を遣るらしい。
今の時代に賛成・反対を問えば、反対の方が多いのは
分かりきってるのに、視聴者様から公平なご意見を頂き
公平な番組を作りました的な態度はいかがなものか。
315 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/11(日) 03:45:35 ID:UUSFSNw9
来週、水・木にNHKBSで東宝オールスターの「花の巻」「雪の巻」やるね。
316 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/11(日) 17:27:17 ID:331LUwgr
トウホウ判ですかい、、、
317 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/11(日) 19:51:21 ID:xfyjdu6e
>>原節子の遺作だね
318 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/11(日) 22:00:07 ID:YMzGpnzY
大映版(長谷川一夫)が脚本いいね。以降の基本と思われ。
>>318 実際、TVの忠臣蔵にせよ、昔の忠臣蔵映画からストーリーラインはかなりパクってることが多いと聞く。
古○求が稲垣版忠臣蔵を堂々とパクった(コピーした)話も聞いたことがある。様々な表現媒体で大量に制作され、
パターン的に洗練されているネタをそのまま使って何が悪い、ということなんだろうけど。
このスレのファンには悪いけど、どうも「忠臣蔵」ものの映画・ドラマは何もかも定
型的に完成され過ぎていて個人的には好きになれない。
元々の原型が近代文芸の成立以前に練り上げられた話なので仕方がないのかもしれないが、キャラクターに血が通っていない感じがする。
(そうした意味で今まで観た中で最悪だったのが、大曾根辰夫の「大忠臣蔵」で、豪華スターが
顔見世しているだけの味も素っ気もない映画だった)
もちろん、そこから定番的な完成度の競い合いや、外伝や新解釈が派生してくる、
ということになるんだろうけど・・・。
このサイトが参考になるが、これ以外にも山のように作られてるんだよな。
ttp://homepage1.nifty.com/k-kitagawa/ako/chucast.html
>>319 というか古田求は『忠臣蔵』の先行作品、
大映版、東映版をうまくダイジェストして、
何度も焼き直してる。
ただ、それを非難するつもりはない。
1958年の渡辺邦男の大映版にせよ、古典的忠臣蔵
のリニューアルでもあると思うから。
ていうか、古典歌舞伎ネタに新鮮みとかパクだと言う時点でわかってない
あ、歌舞伎ちうか人形浄瑠璃=義太夫文学ね。
歌舞伎の色彩感とダイナミズムを感じさせてくれるのは
稲垣浩の『忠臣蔵』。
>>319 大曽根版は初の『仮名手本忠臣蔵』の映像化なんだよ。
その企画の難しさをわかってあげてくれ。
324 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/12(月) 00:20:16 ID:d8chpRGP
吉良は名君だったという評価が定着してきて勧善懲悪にしにくい時代になった。
325 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/12(月) 01:24:02 ID:h3GyQq0A
山形県限定でしょう
326 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/12(月) 03:14:03 ID:hCgJH3Nz
黒鉄ヒロシの漫画で「去年は四十七士が勝った。しかしいつまでも黙って
やられる吉良ではない。今年は去年やられたところに全部罠を仕掛けて
四十七士を一網打尽じゃ」ってのがあった。
327 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/12(月) 03:50:27 ID:m0ed1bM4
忠臣蔵の季節ですなぁ。
328 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/13(火) 00:02:45 ID:CgYnfMHF
大曽根版「大忠臣蔵」はよくできてる映画だぞ。
323が指摘してるように仮名手本忠臣蔵の映画化だから
仇討の本筋から少し外れる。
お軽、勘平や加古川本蔵が出てきて普通の忠臣蔵とは趣が違う。
歌舞伎を知らない人が見たら「何だこれ」となる。
2代目市川猿之助主演の貴重な映画だ。
329 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/13(火) 15:45:51 ID:4z0UI7PW
おのおのがた、討ち入りでござる。
実際は言わないだろ、黙々と殺戮したような気がする。
330 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/13(火) 18:08:57 ID:1QXyX8q/
まず、蕎麦、そして、うろんですね、それから、
331 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/15(木) 00:12:17 ID:IFTdXgwF
この、もののあはれを謳った物語は、今後の日本人に継がれるのだろうか。。。
そろそろ泉岳寺に着いた頃かな?
333 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/15(木) 13:47:49 ID:0yDbWffA
討ち入りに票を入れたよ、昨日の歴史番組>NHK
334 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/15(木) 20:21:03 ID:3Ghr5Gcp
335 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/15(木) 21:36:56 ID:pdjZDllk
それよかBSで昨日・今日とやった東宝「忠臣蔵」のことが全然に話題にならないな。
そんなに人気ないのか?
東宝版はねえ…
337 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/16(金) 17:38:55 ID:qFm4ziZZ
稲垣浩は可哀想だよ。
東宝は時代劇役者が極端に少ないから。
幸四郎一門に中車、段四郎・団子。
それに加東大介くらいかな。
これじゃ、どうにもならん。
加山雄三が内匠頭では悲惨すぎる。
338 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/16(金) 21:21:15 ID:nJWgxRV6
それ言ったら、近年の忠臣蔵映画・テレビドラマはみんな悲惨なわけだが。
菅井きん「 そのとおーり! その通りじゃないか! 」
340 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/17(土) 00:05:38 ID:pmfqv4Iu
稲かんは東映のほうが良かったかも
すかす、現代劇も捨てがたい才能があった。
阪妻が長生きしていたら・・・
忠臣蔵映画の決定版は、総合的なまとまりで稲垣浩監督作品
だと、自分は個人的に思っている。
松本白鸚の大石の風格、市川中車の吉良の憎たらしさと哀感、
三船敏郎の俵星の迫力が深く心に残っている。
歌舞伎の色彩感を大切にした演出や浪士の苦衷の描写も
印象的。東宝なんで現代劇が似合う人が多数出てるとは
思うけどね。
342 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/17(土) 10:55:17 ID:otyMfPcW
なるほどね。
忠臣蔵は世代によって視点が違うとよく聴きますね。
↑ちなみにお幾つですか。
>>342 341です。自分は30代です。近畿在住なんで自主上映・
リバイバルで昔の映画を見れるご縁に恵まれてます。
ちなみに2006年一月京都文化博物館では忠臣蔵映画を
上映します。
http://www.bunpaku.or.jp/exhi_film.html 自分が感動したのは『忠魂義烈 実録忠臣蔵』
(『実録忠臣蔵』)(1928)です。
マキノ省三未完の大作を息子雅弘監督が監修した
版ですが、勅使登場場面の豪華さ、嵐長三郎(寛
寿郎)の脇坂の男気が印象的です。
344 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/17(土) 11:51:57 ID:pmfqv4Iu
>>333 もちろん討ち入り派が半数以上。
だけど思ったほど多くなかった、不賛成もかなり占めていた。
たぶんこのアンケートを昭和40年前にやっていたらもっと
討ち入り賛成派は多かったんじゃないかな。
今は時代が保守的ですからね、忠臣蔵映画も映画館でかかること
も滅多にありませんしねー。
あぼーん
346 :
.:2005/12/18(日) 01:26:52 ID:51x2dTvS
347 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/18(日) 01:28:56 ID:51x2dTvS
NHKドラマでは最初にやった忠臣蔵?赤穂浪士?がいっちゃん良かったと言うのだが
解説きぼん
348 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/18(日) 15:21:34 ID:/Xf1lrKl
>>344 おぉ〜、賛成が半数以上有ったんですか。
てっきり、反対が7割位なんだろうなと思ったんですが。
今の時代の人権、ヒューマニズム、家族愛等々を言い立てて
討ち入りなんてトンでもない、と言う結論になると思ったのです。
349 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/18(日) 19:04:01 ID:fpITt9BU
ここの常連さんは、忠臣蔵のもつとも忠臣蔵らしいテーマ曲のあのNHK版
のビデオなんかはもっているの。
350 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/18(日) 19:10:50 ID:21itVqeI
やっぱり大曾根松竹の忠臣蔵の
先代幸四郎大石の
泉岳寺墓前の討入報告、
これに尽きるね。
サラリーマン時代に身に詰まされて
泣いたよ。
雪解けでべちゃべちゃしてる地面に両手をついて、
浪士たちの労をねぎらう場面。
352 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/18(日) 21:13:26 ID:Q3bav7yF
>>349 一応、♯47「討ち入り」のみ持ってる。長谷川センセや舟木一夫が出てる。
テーマは芥川センセの♪チャンチャーンチャラリラチャンチャーン♪
353 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/19(月) 15:33:22 ID:1NdBS1Mh
芥川って美空ひばりが出たたけくらべにもこのテーマ曲使ってたらしい。
樋口一葉の話しとこの曲全然合わない。
354 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/19(月) 19:35:23 ID:KqURXbvS
大石には主税のほかに子供がいて、妻の実家の豊岡で育つとなっているけど
その末裔の方などはいないのですか。
全部途絶えたこととなっているのですか。
355 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/20(火) 12:26:47 ID:huU+9kA6
いや、確か現在も御子孫の家系が続いてるはずです。
356 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/21(水) 10:21:58 ID:CCERmALf
松竹版、溝口監督の忠臣蔵は討ち入りシーンが無いってホント?
ある意味、それまでのドラマは討ち入りに到るまでの前フリではないかと
思うので吃驚です。
357 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/21(水) 14:22:42 ID:Z3niuIoI
溝口版「元禄忠臣蔵」は新歌舞伎の真山青果が原作だから
当然のことながら討ち入り場面はない。
それでも「小浜御殿綱豊卿」「南部坂雪の別れ」
「大石最後の一日」などの名場面が目白押しで面白い。
セットの豪華さもずば抜けている。
河原崎長十郎の大石が飄々としていて実にいい。
妙な大物感がなく大石の実像に近いイメージ。
市川右太衛門の綱豊卿も素晴らしい。
これを見ないで忠臣蔵は語れない。
『元禄忠臣蔵』は格調高い作品。
ストイックで哲学的な真山青果と、
人間の煩悩やエゴや苦悩を鋭く熱く
見つめる溝口監督という好対照の二人
がコラボを組んだという意味でも貴重な映画。
あぼーん
360 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/22(木) 20:15:52 ID:mfoyiFcr
溝口ってやたら心理描写にこだわってる感じで息苦しい。
江戸っ子のくせに京都大好きだってところもちょっと・・・
松竹110周年祭で上映してましたが。
361 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/22(木) 21:11:01 ID:2MZV33TD
「べんがら炬燵」を題材にした忠臣蔵映画があると聞いたんですが
堀内伝右衛門の役が見所だと。どれでしょうか。
362 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/23(金) 11:32:05 ID:FQZlb5R8
来年のBS忠臣蔵は、差し詰め「赤穂城断絶」かな。
363 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/23(金) 13:24:50 ID:vSwXc1HJ
大映版の忠臣蔵は、多門伝八郎役の黒川弥太郎が主演のように
気持ち良く例の台詞回しで演じていたな。
岡野金衛門役の鶴田浩二も素敵だったし。
役者っていう感じの人がいなくなっちゃったね。
364 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/23(金) 15:48:00 ID:jWPQxUYI
渡辺邦男と松田定次は娯楽映画の巨匠だから
豪華な配役とヤマ場の連続で絶対に観客を退屈させない。
そのきめ細かいサービス精神は見事なもんだ。
おれは溝口健二が大好きだが、
渡辺邦男や松田定次もちゃんと評価してやらないとね。
ただ、松田定次の1961年版『赤穂浪士』は珍品だよね。
千坂兵部がいきなり大石のもとに現れたり、大石は阿
久里に討ち入りを告げてしまったりする。
同じ松田監督の1956年版は名作と評価されてるけど、
残念ながら自分はこの56年版を未だ見てない。
366 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/24(土) 09:47:59 ID:EMBDByln
昭和31年東映京都の「赤穂浪士」は
文句なしの名作。松田監督の代表作品。
大仏次郎作「赤穂浪士」の初の映画化。
しかも忠臣蔵映画で初のカラー作品。
なおかつ初の東映オールスター作品。
豪華で格調も高い。必見ですよ。
368 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/22(日) 23:10:20 ID:M4Zovxgb
吉良はあんな寒い日に寝巻き一枚で隠れていたのだから、討ち取られなくても肺炎で死んだはず。
369 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/23(月) 09:27:35 ID:PiGBJnAo
そんな実も蓋もないことは言わないようにネ
きらはきらはれものにてそろ
きらをほむるはまっとまきのあがたのたみくさのみなりけり
372 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/04(土) 20:22:52 ID:/D2kDDmY
なるべく赤穂の塩を買うようにしてる、判官びいきなのでw
片岡千恵蔵主演『赤穂城』をご覧になった方、おられますか?
いらっしゃったら、感想教えて下さい。
保守
375 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/15(月) 22:29:18 ID:MbSE9guZ
age
『忠臣蔵外伝 四谷怪談』で吉良上野介を好演された
田村高廣氏が16日死去。
大石内蔵助を演じて欲しかった。
哀悼の意を表します。
合掌
377 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/21(日) 21:51:38 ID:M5QP20kv
>>376 あの、テレビの単発もの(外伝みたいな奴。3週連続)で演じてましたよ。内蔵助
>>377さん
376です。ご指摘ありがとう。再放送を希望してます。
\( r―-、、
,r''^tヽ 〉、::::::::ヽ 乱心じゃ!乱心じゃ!浅野殿、 乱心じゃ!
t'L`、f) ム`''^)ヾj'′
ヽlヲノー、-、 ,.゙'r'''ニヽ、,
r'^ヽt,..,j:::゙i ヽ f,..つ'''ヽ、ヽ!
゙i、 ヾ._゙)_;::-:'"r-ミ= __):l.l
=テ`'i,,゙>、 '"_,,.ィ"`′ ノ´!;;;;;;l !
'"'^´l ゙i`1234、_ィ'"´:::::l;;;;;;l l
稲垣浩監督『忠臣蔵 花の巻 雪の巻』は名作。
『忠臣蔵』「花の巻」「雪の巻」 クレジット・配列
松本幸四郎(→初代松本白鸚)
――――――――――――――――――――――――――――――――
加山雄三 三橋達也 宝田明 夏木陽介 佐藤允 高島忠夫
河津清三郎 志村喬 加東大介 小林桂樹 池部良
――――――――――――――――――――――――――――――――
原節子 司葉子 団令子 星由里子 白川由美 水野久美 浜美枝
田村奈己 藤山陽子 池内淳子 淡路恵子 草笛光子 新珠三千代
――――――――――――――――――――――――――――――――
森繁久彌
フランキー堺 三木のり平 柳家金語楼 益田喜頓
八波むと志 由利徹 南利明 山茶花究 有島一郎
――――――――――――――――――――――――――――――――
小泉博 藤木悠 久保明 平田昭彦 佐原健二 太刀川寛 江原達怡
中丸忠雄 堺左千夫 土屋嘉男 藤原釜足 田崎潤 藤田進 上原謙
――――――――――――――――――――――――――――――――
船戸順 児玉清 伊藤久哉 野村浩二 三島耕 大塚国夫 山本廉 天本英世
桐野洋雄 大川平八郎 石田茂雄 谷晃 田島義文 沢村いき雄 小杉義男
――――――――――――――――――――――――――――――――
中島そのみ 北川町子 柳川慶子 紅美恵子 飛鳥みき子 峯丘ひろみ
出雲八重子 馬野都留子 東郷晴子 一の宮あつ子 中北千枝子
――――――――――――――――――――――――――――――――
香川良介 清川荘司 横山運平 加藤晴之 岬洋二 清水元 戸上城太郎
沢村貞子 津路恵子 音羽久米子 三田照子 坂部紀子 坂部尚子
―中略―
市川染五郎(→九代目松本幸四郎) 中村萬之助(→二代目中村吉右衛門) 中村又五郎
中村芝鶴 市川高麗蔵 中村吉十郎 市川段四郎 市川団子(→三代目市川猿之助)
市川中車
三船敏郎
溝口健二監督『元禄忠臣蔵』も名作
市川雷蔵の浅野内匠頭は気品・風情が素晴らしい
犬が悪役的な扱いで描写されることが多い『忠臣蔵』だが、
1932年衣笠版『忠臣蔵』では犬が可愛がられる場面があり
ホッとした。
385 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/01(金) 15:23:14 ID:eLs89YWt
「犬のきもち」買ってるでしょ↑
386 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/01(金) 21:37:36 ID:ZZ006AKr
>>381 よく調べたなwwwww
ビデオ屋で「OL忠臣蔵」なるビデオを見たけど、
絶対糞だと思ったwwwww
387 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/02(土) 16:20:45 ID:PSmfAqgq
長門裕之が吉良をやった「忠臣蔵」ものってあったか?
個人的に長門吉良を見たいんだが
>>387 ない。
津川ならテレビの「忠臣蔵 1/47」で吉良を演ってるんだが。
>>387 長門裕之本人は「吉良役をやりたい、百通り演じ分けてみたい」
と熱く語っていた。
390 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/02(土) 18:26:11 ID:Y3Bljl/a
>>387 ( ^ω^) つ「なにわ忠臣蔵」
ヤクザ映画のオールスター
大石:岩城紘一 吉良:長門裕之
浅野:竹内力 脇田(おそらく脇坂淡路守):鶴見辰吾
391 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/02(土) 20:31:05 ID:bN2Lz54o
Vシネかぁ
浅野匠頭は浅野忠信がいいんじゃない?
徳光が大名の様な名前ですねぇと言ってたしw
浅野忠信には不破数右衛門を演じて欲しい
NHK『元禄繚乱』では吉良上野介義央の名を、「よしひさ」と読んでいたが、
『四十七人の刺客』で健さんの大石は「よしなか」と読んでた。
2007年のテレビ東京正月時代劇は「忠臣蔵〜瑤泉院の陰謀〜」。
スクリーンでも『忠臣蔵』映画を見たい。久々に作って欲しいなあ。
395 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/09(土) 15:09:59 ID:viAj081/
>>393 よしひさ、よしなか、どっちなんだよw
でもNHKって時代考証なんか厳しいみたいなので前者かな?
>>394 遥泉院は誰がやるの?
あだ討ちの黒幕がこの未亡人だったってやつ?
実際はあり得ないでしょう、気持ちの中では幕府に対して
煮えくりかえってたとは思うけどね。
今日の日テレ「ぶらり途中下車の旅」で切腹最中出てたが、
新橋に店があるらしい。長谷川初範が美味そうに食べてた。
あれって赤穂義士と関係してるのか、その由来を聞き逃した。
今日フィルムセンターで観た伊藤大輔監督・中村賀津雄主演「元禄美少年記」、
矢頭右衛門七の目線からみた赤穂浪士討ち入りを描いていて秀作だった。
あまり上映されないのがもったいない。
大石役が柳永二郎なのは分かったが、吉良役が誰かか分からなかった。(劇中もさほど重要ではないのだが)
397 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/09(土) 19:25:56 ID:YHagvwxl
>>395 瑤泉院/稲森いずみ
大石内蔵助/北大路欣也
柳沢吉保/高橋英樹
399 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/10(日) 10:43:52 ID:kOA9vQil
>>398 また、男優陣はおなじみの面子だな
なぜ渡瀬恒彦を蔵之助に起用しないのか?
渡哲也も渡瀬恒彦も内蔵助をまだ演じていない。
兵庫出身の二人だからきっといい大石になると
思うのだが・・・。
堀部安兵衛を兄はテレビで、弟は映画で演じている。
401 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/10(日) 22:03:23 ID:NP2ZRdYZ
>>398 かたじけない。
稲森いずみってP.C.Lの看板女優だった千葉早智子に面差しが
似ている。顔がクラシックな美人、案外遥泉院が似合うかも。
『赤穂城断絶』で柳沢吉保を演じておられた
丹波哲郎氏が24日死去されました。
合掌
今年の忠臣蔵映画では『花よりもなほ』があるが、
なんかイマイチだった
hosyu
堀内正美はHPで、演じてみたい役の一つとして、
吉良上野介を挙げていた
406 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/06(金) 00:27:30 ID:5ITcGic3
『元禄忠臣蔵』の中村翫右衛門、カッコいい
407 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/06(金) 02:05:51 ID:WqD4BczC
『赤穂浪士』が一番好きです。(^◇^)ノ
既出スマソ‥(_ _)ノ
408 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/06(金) 12:40:21 ID:OtObIg+6
堀部安兵衛を中村俳優がやらないかな
ちょっと前に丹下左膳やってたけど。
浅野匠頭は堺雅人、大石は佐藤浩市で。
>>408 >中村俳優
中村獅童のこと?
堺雅人の浅野内匠頭、いいねえ
410 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/07(土) 16:33:10 ID:BGB6IMyW
もう今でも吹き出しそうになるんだけど。
うちの取ってる朝刊に中村獅童の飲酒運転の記事が
こないだ載ってて、獅童のことを中村俳優って書いてんのよww
ほら、少し前にスマップの稲垣が事件起こした時に新聞なんかで
稲垣メンバーって書かれてたじゃない、あれみたいなやつ。
411 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/07(土) 17:04:36 ID:QtW2wsLy
>>410 「浅野内匠頭」って呼び方もそれに近いな。
みんな、ちゃんと「浅野長矩」って書けよ。
412 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/07(土) 18:18:51 ID:BGB6IMyW
え?そ、そうなの?
浅野藩主みたいな・・・
赤穂藩主浅野内匠頭長矩、江戸城松の廊下にて刃傷に及び ネ。
413 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/08(日) 10:33:04 ID:5FD3F4RC
上杉家の家老色部役が最高なのは誰だろうか
一番似合わなかったのが、中井貴一だが
中井には今後脇坂あたりやってほしい
芦田伸介の色部も迫力があって渋かった。
415 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/08(日) 20:23:44 ID:5FD3F4RC
芦田さんの色部がみれるのは、どの作品ですか?
416 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/08(日) 20:35:49 ID:+PRuYxAP
>>415 東映「赤穂城断絶」(深作欣二監督)にて
417 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/08(日) 21:59:30 ID:bbCln7v6
上杉の家老役って、役名が映画によって千坂だったり色部
だったりするけど、本来は別の人物なんだろうか?
そういえば、大石一行が江戸に向かう際、名前を騙る相手役も
立花だったたり垣見だったりするよネ。
>上杉の家老役って、役名が映画によって千坂だったり色部
>だったりするけど、本来は別の人物なんだろうか?
千坂も色部も実在した上杉家の家老。
色部は又四郎安長は討ち入り時の上杉家江戸家老。
千坂兵部高房も江戸家老を勤めたこともあったが、史実ではすでに江戸家老ではなかったし討ち入り前に病死している。
大佛次郎がベストセラー『赤穂浪士』で大石のライバルを千坂に設定したため、
後世の時代小説や映画などで千坂が取り上げられることになってしまった。
ところが千坂が討ち入り以前に病死していることが知られだしたので、
こりゃまずいとばかりにそれ以降の連中は当時現職だった色部に挿げ替えた。
419 :
417:2006/10/08(日) 22:26:13 ID:bbCln7v6
>>417 なるほどね、サンクス。
そうすると、あれだね。赤穂側の討ち入りを阻止すべく、
活躍した上杉側の家老なんて、実在したかどうか
当てにはならんて言う事なんだな。
420 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/08(日) 22:27:30 ID:bbCln7v6
ついでに書くと、大石東下りの偽名発覚は完全な創作エピソード。
一昔前は「実録忠臣蔵」撮影時に牧野省三が生み出したとされたが、講談が元ネタらしい。
そのころはこのエピソードの主は立花左近だったのだが、戦後になってリアリズムが重視された?のか、
実際に大石が用いた変名・垣見五郎兵衛を登場させることが多くなった。
>>421 牧野省三は『勧進帳』を基にして、立花左近が大石を助ける
エピソードを思いついたらしいね。
戦前の映画では『忠臣蔵』(1937、監督衣笠貞之助)に
垣見五郎兵衛が登場。演ずるは市川右太衛門。
423 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/09(月) 11:18:12 ID:F7q1GiJI
>>414 芦田伸介は劇団民芸のベテラン、そして1950年代頃から数多くの
独立映画参加、日活の悪役・刑事役と活躍した。見ていても風格が
あった。渋さでは当代一の俳優さんでした。
右太衛門ってホント忠臣蔵によく出るなぁ、個人的には千恵蔵のほうが
好きだわ。
CSで今年やっていた「修羅」(中村嘉津雄主演)。ATGだから
かなり前衛的な映画だったが嘉津雄にしろ唐十郎にしろ討ち入りに
まつわる登場人物だったね。今福将雄が忠義の家来で好演でした。
『東海道四谷怪談』『四谷怪談』『修羅』『忠臣蔵外伝 四谷怪談』
も『仮名手本忠臣蔵』の関連作品だから、「忠臣蔵映画」だね
425 :
sage:2006/10/09(月) 21:36:25 ID:UKOuTULO
>>423 「修羅」で賀津雄が演じた役名は船倉宗右衛門(不破数右衛門)。
鶴屋南北の「盟三五大切」の映画化で、同じ南北の「東海道四谷怪談」とリンクしてる話だが、
後者は説明不要なほど有名なのに対して、前者はそれほどでもない。
426 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/09(月) 22:40:58 ID:F7q1GiJI
2つとも無理矢理南北が赤穂浪士の討ち入りに結びつけた
んでしょうかね?って・・・野暮かもしれないがww
南北はホラー風味な外題がすきなようですね。二代目か
三代目かは忘れました。ちなみに「忠臣蔵」を最初に書いた
戯作者ってどなたでしょう?
427 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/27(金) 19:36:39 ID:hjvoyc/I
三五大切は殺人鬼が義士になるというところが
南北の皮肉なんだろうね
428 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/28(土) 15:42:20 ID:C/Z3D+nv
↑義士で殺人鬼 業が深い
皆スルーのようなので自分で調べたら戯作者は並木千柳とのこと
元々は人形浄瑠璃の演目だったらすぃ
1937年衣笠版『忠臣蔵』の劇中劇で『東山栄華』が上演される場面がある。
『東山栄華』は浅野長矩切腹の後、最初期に事件を劇化した舞台で、
吉良は高師直、長矩は塩谷判官として描かれ、この設定は後年の『仮名手本
忠臣蔵』でも継承される。
劇中劇の師直に赤穂浪士が興奮する場面は傑作で、シィクスピアの『ハムレ
ット』でクローディアスが劇中劇に怯える場面に匹敵する素晴らしさだ。
衣笠貞之助は神。
430 :
この子の名無しのお祝いに:2006/11/16(木) 08:47:18 ID:MNiCV9D8
時代劇チャンネルで12月は忠臣蔵特集。
元祿忠臣藏 溝口健二監督
忠臣蔵 天の巻・地の巻(日活)
忠臣蔵(大映)
忠臣蔵 花の巻・雪の巻(東宝)
431 :
この子の名無しのお祝いに:2006/11/16(木) 12:35:11 ID:6R41TpR+
乙
432 :
この子の名無しのお祝いに:2006/11/16(木) 21:58:57 ID:L6OWmhJu
黒澤が「蝦蟇の油」で書いている、師匠の山本嘉次郎が撮った忠臣蔵って本当にあるの?
評判を聞かないんだが。
1939年の東宝版『忠臣蔵 後編』の演出が山本嘉次郎氏。
ちなみに前編の演出は滝沢英輔氏。
大石/大河内伝次郎
浅野/長谷川一夫
吉良/丸山定夫
お軽/山田五十鈴
りく/入江たか子
の配役。この映画、見たいんだけど、あんまり再上映されないよね。
フィルム、残ってるんだろうか?
434 :
この子の名無しのお祝いに:2006/11/16(木) 23:23:34 ID:L6OWmhJu
>>433 情報有り難う。
東宝なら残ってそうだけどね。
丸山定夫の吉良か。何か凄く憎憎しい感じ。
435 :
この子の名無しのお祝いに:2006/11/17(金) 09:50:42 ID:USh4FKj0
その映画当時のベストキャストて感じ
滝沢も山嘉次も元日活だ、原節子は出てないのか?
俺は、東映版がいいな
浅野長矩:大川橋蔵
大石内蔵助:千恵蔵
千坂:御大の歌右衛門
垣見?:大河内伝次郎
大石主税:松方弘樹(赤穂城断絶で多門をやった)
脇坂淡路守:中村錦之介
吉良…誰だっけ?
437 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/20(水) 20:45:01 ID:U4gWK1o7
正月は、NHKとTBSで忠臣蔵だ
438 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/20(水) 23:28:23 ID:EGgk7oQu
>>436 嬉しいねえ。
新藤兼人脚本の、世評に名高い31年版に比べて、貶されることの多い「赤穂浪士」だが、小国英雄が脚本を書いたこちらの方が面白いよねえ。
同じ趣味の人、いないかなあ…
昭和31年の東映忠臣蔵の脚本は松田定次がほとんど書き直した
クレジットは新藤だが
440 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/22(金) 00:29:33 ID:pnaRRdg7
1961年の赤穂浪士、東映 片岡千恵蔵むずかしいなあ
忠臣蔵初心者のモレには難しすぎる
1いい場面の趣向が、黙劇になっている
瑤泉院に最後の挨拶に行く、左近と直面、淡路守との場面など台詞や仕草で
意気を見せるのではなく、黙って睨みあう、こういう趣向はわからない。
これは千恵蔵のやたら重厚な演技のせいかもしれん
2片岡千恵蔵の大石と、市川右太衛門の千坂兵部がそっくり&対比&カットバック
される。風貌、役割:若い殿様の補佐、場面:同じ角度でカットイン多し
と効果が狙われてる。昔の1人2役の趣向か、しかし?
3皆さん化粧が濃くてキモイ。同じに見える。
これは時代性この時期の東映時代劇の趣向だが、?だなあ
4女性の芝居がほとんどない。瑤泉院も浮橋太夫も女間者も見せ場がない
女優もいいのがいないし、こんな男女不平等はつまらん
5意味が違うが各見せ場を見せるより流れが主か?雰囲気があわん。
よい点:中村錦之助の脇坂淡路守は出色のフランクさ、いいねえ
同じく中村賀津雄の伝吉も江戸っ子だねえ
立ち回りはなかなかよかった。
1人2役的趣向が気に入れば・・
441 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/22(金) 04:51:28 ID:Yuo6N9xv
>>436>>438 自分も、これが一番のお気に入りです。
これを観た後に、月形龍之介の
『水戸黄門』を観ると、偽黄門に思えてしまう不思議♪
442 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/22(金) 04:56:29 ID:Yuo6N9xv
>>440 御大2人だから
カット数、合わせなきゃいかんかったんよw
あの場面。
443 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/22(金) 23:07:20 ID:pnaRRdg7
1938年 忠臣蔵 天の巻・地の巻 日活 102分
監督:マキノ正博(天の巻)/池田富保(地の巻)
主演 阪東妻三郎/片岡千恵蔵/嵐寛寿郎
これは期待したけどなんか昔の映画で今ひとつだったなあ
でも2時間以内で忠臣蔵映画ができるというのが一つの驚きだった
そうか!見せ場をつなげりゃいいのだ、筋なんてみんなわかってるし、そして
100人も出す必要もない主要な役は阪妻と千恵蔵で全部やる、最初は違和感あるが
筋がわかっているから同じ人が出てきても別に迷わない、戦前の忠臣蔵はこういうのが
多かったようだが、これはこれでいいのではないか。
立花左近と真贋対決する場面など最初はわからないが知ってれば面白い。
しかしやはり金をかけてないから討入とかアクション性にかける
そして女っけがない、これが現在の忠臣蔵の原点であろふ
444 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/22(金) 23:40:21 ID:sIftPyXw
>>443 月曜ロードショーでは3時間の「忠臣蔵」も2時間半の「赤穂浪士」も2時間枠(正味93分)で放映してたんだぞ。
松の廊下と討ち入りさえあれば、取り敢えず好いのさ。
市川猿翁『大忠臣蔵』(1957)も邦画に精しい
あるサイトによるとオリジナルは四時間近く
あったらしい。
その版が残っていたとしたら、是非見てみたい
なあ。
>>444 師走になるとゴールデンの枠で「忠臣蔵」モノ、それも昔の東映のをやってたよねえ。
今ではもう考えられない話だな。
447 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/24(日) 14:06:31 ID:/A52smRy
昨日はさびしく「赤穂城断絶」見てたんですが
よかったですね!
萬屋錦之助はたしかに大時代すぎてやや芝居じみてるが、撮影所時代の終りが
見えていたこの当時、忠臣蔵らしくてよかった。この映画オールスター時代劇
ではあるが全体が、なんとしても敵討ちをする気迫のドラマとしてコンパクトに
構成されていて、昔の顔見世忠臣蔵と今のある視点によって演出したTVドラマ
忠臣蔵をつなぐ格好になっている気がする。
近藤正臣のやってる吉良の籠を襲ってびっこになり、金がなくて妻を遊女に売り
落ちて落ちてそれでも仇討ちをしたいができない。こういう気迫のこもった人物造形
はやはり撮影所の力でしょうね。
凄まじく血の出る討入シーン、大石の切腹で終わり、棺おけまで見せるラスト
など荒々しくヤクザ映画の東映らしい忠臣蔵でよろしかった。この17年前の
同じ東映の赤穂浪士とエライ違いだ。
448 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/24(日) 23:23:26 ID:/A52smRy
現存する最古の忠臣蔵映画は大正7年(1918年)の尾上松之助のもの
これはもうちゃんと筋立てができてる。しかし松の助が一人で
大石、浅野、清水一学、女間者を演じていうるそうな。
449 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/26(火) 20:30:57 ID:bH2nf0ts
松竹の市川猿之助の「大忠臣蔵」みたいなあ
どっかでレンタルしてるところ知りませんか?
451 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/27(水) 16:14:10 ID:wE/Vy0bg
さて東映の1959年の「忠臣蔵 桜花の巻菊花の巻」
これはクレジットによっては市川右太衛門が主演になっているが、奴は淡路之守で
完全なチョイ役。このせいで2年後の1961年の「忠臣蔵」では千恵蔵と合わせ鏡の
ような演出をこうじさせ、ダブル主役を意識させる形になったのだろうなあ。
ところでこの映画いいですね、
1中村錦之助の浅野、めちゃいい、いわゆる見せ場に魅せてくれる。切腹前の
赤穂家臣との最後の別れの場でたっぷり芝居をしてますが、ちゃんと魅せる。
これが役者であり、近代の「見せ場を見る」忠臣蔵の代表か
2討入か否かの評定場面、非常に解りやすくかつ面白い
江戸で抵抗→篭城→追い腹→討入と、ころころ変わるのが面白いし、
家臣の死にたくないという心理を大石が完全に読んでいて、本当に参加する者を
残すため粘るというのがはっきり台詞で示されわかりやすいし、いい。
3同様に、一力茶屋から討入までの経緯も単純かつ一直線、
大石の遊興は完全に目くらましだと彼は言うし、それを見張る上杉の密偵も
はっきり籠を襲うなど描かれ、大石の真意は何か?みたいな迷いはみじんもない
面白いのは京から江戸で向う道行のシーンまである事で徹底してる
江戸でも町人に化けた浪士が吉良邸にもぐりこんで図面を作ろうとするし
いわゆる浪士の苦労という感じはない
こうした直線的な演出がいいのは、途中の人情ドラマに関心のない子ども
向きとも言えるかもしれない
映画じゃなくてごめん。
日テレ制作の忠臣蔵好きだ〜。
浅野は風間杜夫。内蔵助は里見浩太郎。吉良はモリシゲのやつ。
なんだか知らないけど10年以上見ても、また見たくなるんだよね。
453 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/28(木) 04:13:36 ID:Rb+4j6/Y
大映版の「忠臣蔵」をまた見てみたいな
454 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/28(木) 09:37:02 ID:zylrTR09
東宝「サラリーマン忠臣蔵」は以外と良かった。
東野栄次郎はヤなじじい役やらせると天下一品だな。
456 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/28(木) 15:16:26 ID:WscfAGPH
今日深夜メーテレにて
『忠臣蔵外伝四谷怪談』(笑)放映age
457 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/29(金) 03:36:23 ID:9AOTcfsW
四谷怪談見た
458 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/30(土) 02:18:49 ID:/erZv34x
>>451 >1961年の「忠臣蔵」では右太衛門と千恵蔵と合わせ鏡のような演出
いやその始まりは1956年の「赤穂浪士 花の巻・地の巻」に始まる。
ここでは内蔵助が右太衛門、立花左近が千恵蔵で2人はもともと同じ名前を
なのって宿屋にとまりどっちが本物?という対決をする。
この2人で1人という趣向が1961年作の合わせ鏡のような演出になったのでしょう。
立花左近では出番が少ないので、千坂兵部にしたのでしょう。
この趣向以降は使われていないのは、似た二人がいないせいもあるし、
立花左近はもともとマキノ正博の創作だからでしょう。
459 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/30(土) 02:21:32 ID:/erZv34x
しかしどうして東映の忠臣蔵映画は女性の役が少ないの?
1956年版では、瑤泉院も出てこないし、大石りくは離縁状さえもらえない、
この時期は東映は女優日照りだったのか?
460 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/07(日) 19:36:11 ID:/Exl8BzY
ドラマだが正月の12時間はそこそこ面白かった
稲森いずみも綺麗だった
原作者ってあの政治学者の松崎哲久の別名だったのか・・・
461 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/12(金) 02:41:34 ID:/FcytYHB
でも、セリフ棒読みじゃなかった?
稲森さん・・・
462 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/12(金) 19:04:39 ID:aBX9kopn
近年の忠臣蔵としては大石内蔵助が随分重々しいというか年増な役者が演じた印象
というか北大路欣也が数年おきに繰返してるから当然だけど
463 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/14(日) 10:02:37 ID:0l6piART
赤穂なんてただのテロリスト集団じゃねーか
どうして日本人はこいつらを賛美するんだよ
吉良は地元じゃ名士として崇められている
史実を歪めたような作品を見て楽しいか?
吉良って浅野以外の人間も虐めてたんだってね。
名士=善人、なんてお笑いだね。
465 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/19(金) 01:46:01 ID:xWrs5npw
土屋様Love
466 :
土屋主税:2007/02/22(木) 00:44:08 ID:s+xQ0l5v
バカを申せ。押し込み強盗が陣太鼓を叩いて乗り込むか?あれこそ山鹿流の陣太鼓……来たか大石っ。
467 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/26(月) 00:03:34 ID:/MeML2KK
さすがは土屋様、感服仕ったわ、ハハハ
四十七人の刺客
通常の感動的なエピソードをすべてカット。
徹底的にテロリスト側(浪士)vs防御側(吉良)という視点で描いた冷めた忠臣蔵。
この映画に対抗するとしたらフォーサイスのジャッカルの日ぐらい。
結局、テロリストが命を捨ててきたら対抗策は無いということ。
現代に当てはまっており、結構おもしろい。
469 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/06(火) 01:17:41 ID:joI8NYZF
森村誠一?の吉良忠臣蔵は面白いですか?
どうも吉良はダメで
松之助が浅野・大石・清水一学の三役兼ねている作品では、
三役ともいいのだが、内匠頭の気品が特に印象的。
473 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/03(日) 23:25:58 ID:SoX9AUwR
赤穂
474 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/23(土) 17:45:56 ID:0996vhjc
忠臣蔵外伝四谷怪談はおもろかった。
挿入歌も。
475 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/28(土) 11:23:23 ID:URphlE1Y
四十七人の刺客は原作が素晴らしかっただけに
映画は中途半端に従来の忠臣蔵に媚びちゃったみたいでがっかり。
刃傷の原因をブラックボックスで扱うなら
原作通りの「刃傷は浅野が悪い」「赤穂浪士はべつに主君に忠義を抱いていない」で通した方が
良かったんじゃないか。
なんと云ってもいちばんは東映1956年松田定次「赤穂浪士」脚本が新藤兼人と成っているが本当は監督の弟子松村昌治、新藤のがあまりにも東映向きてなかったので急遽書き直したがタイトルには新藤兼人となっている。
>>469 さすがに板違いだなあ。
出たばかりの頃に読んだだけなんでおぼろげだけど
単独の作品としては低評価。
正編たる「忠臣蔵」と併せて読むのがお勧め。
これまた板違いになるけど
その森村「忠臣蔵」が原作のテレ東12時間の「大忠臣蔵」(89年)は面白い。
大石:松本幸四郎
吉良:芦田伸介
浅野:近藤正臣
瑤泉院:松坂慶子
りく:岩下志麻
という配役。
DVDがあれば即買いなんだけど出てないんだよな。
478 :
くらのすけ:2007/08/16(木) 22:52:42 ID:+ABdywRd
いよいよ10月、三船の大忠臣蔵がDVDで発売されます。
479 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/21(金) 01:30:37 ID:b8p7V2vE
>>477 >>479 松野宏軌が監督した討ち入りの回は、1時間丸々全編に渡ってアクションの連続で
本当に凄い。
481 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/18(日) 02:00:10 ID:t41RoD+d
今年のBSでは何をやってくれるのか
482 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/03(月) 17:39:57 ID:zoV0zGxo
484 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/15(土) 03:06:48 ID:xqISRFVh
今日(昨日)、ついに噂の「サラリーマン忠臣蔵」観たぜ!
特別出演格の三船渋すぎ。
株主総会の討ち入りワロたw
おかま忠臣蔵
486 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/22(土) 02:03:39 ID:kNMAq/YM
見たいw
大石内蔵助:水野晴郎
浅野内匠頭:平井堅
片岡源五右衛門:清木場俊介
磯貝十郎左衛門:田中ロウマ
将軍綱吉:ジャニー喜多川
清水一学:江原啓之
吉良上野介:美輪明宏
監督:マイク水野
音楽監督:久石譲
主題歌:米良美一
挿入歌:槇原敬之
メイク:IKKO
ファッションチェック:ピーコ
CMコメント:おすぎ
488 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/23(日) 15:11:18 ID:xMqj6ZaT
東映/忠臣蔵 桜花の巻 菊花の巻 昭和34年
いつも吉良のような敵役が多い小沢栄太郎が、珍しく浅野に同情的な目付/多門伝八郎役で、
片や堀部老や小野寺のように赤穂側の役が多い加藤嘉が大目付/庄田下総守役で出演している。
>>487 これ全部その手のキャストなの?w
しかしよくそんなに集まるものだ
490 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/25(火) 15:45:50 ID:T8Y/ohTb
忠臣蔵 昭和33年 大映 渡辺邦男監督作品
当時の大映/東京・京都の専属俳優のオールスター出演だった。
長谷川一夫 勝新太郎 鶴田浩二 市川雷蔵
京マチ子 山本富士子 木暮実千代 淡島千景 若尾文子
滝沢修 黒川弥太郎 船越英二 川崎敬三 小沢栄太郎 志村喬 中村鴈治郎
東山千栄子 中村玉緒 阿井美千子 長谷川李子 穂高のり子 若松和子 三益愛子
根上淳 林成年 川口浩 菅原謙二 見明凡太朗 潮万太郎 清水将夫 田崎潤 沢村宗之助
信欣三 北原義郎 高松英郎 松本克平 清水元 寺島雄作 坊屋三郎 竜崎一郎 香川良介
滝花久子 朝雲照代 浦路洋子 長谷川彰子 橘公子 若杉曜子 浜世津子 近江輝子 市川和子 藤田圭子
荒木忍 石井竜一 杉山昌三九 伊達三郎 東良之助 羅門光三郎 尾上栄五郎 南部彰三 春本富士夫 伊沢一郎
花布辰男 品川隆二 梅若正二 千葉敏郎 南條新太郎 天野一郎 市川謹也 舟木洋一 玉置一恵 原聖四郎
以下 -略-
長谷川/大石、滝沢/吉良は、NHK大河ドラマ「赤穂浪士」でも同じ役だった。
東映の3作品のDVD買ったけど、どれもイイなぁ。
ところで…
討ち入りの際、隣家の土屋相模守?屋敷から、高張り提灯で照らされるシーンがあったと記憶していたが…
東映版にはないw
どの忠臣蔵でしたか、ご存じの方いらっしゃいますか?
土屋を右太衛門が演じ、提灯のお礼口上は千代之助と記憶していますが…
492 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/15(金) 14:57:53 ID:4SDdwZpz
>>491 >討ち入りの際、隣家の土屋相模守?屋敷から、
隣家は、土屋主税ではないですか。
>土屋を右太衛門が演じ、提灯のお礼口上は千代之助と記憶していますが…
過去、映画で土屋(主税)を市川右太衛門が演じたのは無いようですね。
>>491 「赤穂城断絶」で三船敏郎がその役を演ってました。
「(隣から)入ってきた奴は(誰であろうと)全て斬れ」というニュアンスのセリフを言っていました。
実在、創作を問わず
土屋主税、脇坂淡路、俵星、天野屋利兵衛など陰で支えた人は魅力的なキャラに描かれる事が多いですね。
あら、レスいただいて…
>>491です。
記憶違いもあったみたいで、すみません。
>>450氏、
>>451氏、ありがとうございます。
その後、東宝のも観たのですが(三船=俵星)塀越しに高張りを掲げるシーンはないみたいで…
なんか、TV含め脳内で色々ミキシングされて残っていて…どうもいけませんw
赤穂城断絶、観直してみますm(__)m
土屋主税を主役にした『土屋主税』(1935)も
あります。
主税役の林長二郎がカッコいい!
見てみたい!
498 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/30(日) 23:17:14 ID:yLGox02g
一番お勧めできないのは稲垣版なんだろうか?
499 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/02(水) 20:33:42 ID:6XUBqvSR
最も強く推薦したい作品が、
稲垣浩先生監督『忠臣蔵』だな
501 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/17(木) 00:02:21 ID:IMS0iY6j
どなたかご教示くださし
映画のオープニングで「風さそう 花よりもなお〜・・・」の歌がもの悲しく流れるのは、どの忠臣蔵でしょうか
大映の忠臣蔵のような気がするのですがよく分かりません
502 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/17(木) 21:42:40 ID:ES0jdZfI
それは伊福部がスコア書いた東宝版。
サントラ持ってる。
503 :
501:2008/04/22(火) 18:34:40 ID:JeThQPJK
>>502 ありがとうございました
さっそく伊福部昭東宝映画ミュージックファイルを購入しました
504 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/10(木) 14:57:01 ID:E3YA6yhS
当時の新聞広告より
豪華日本一!大東宝の忠臣蔵総配役決定!
大石内蔵助/大河内傳次郎 浅野内匠頭/長谷川一夫 岡野金右衛門/黒川弥太郎 堀部安兵衛/鳥羽陽之助
片岡源五衛門/清川荘司 門番久助/横山運平 堀部弥兵衛/高堂国典 不破数右衛門/大日方傳
赤垣源蔵/佐伯秀男 大高源五/北沢彪 小野寺十内/汐見洋 高田郡兵衛/小杉義男
岡島八十右衛門/藤原釜足 横川勘平/大川平八郎 神崎与五郎/月田一郎 清水一角/進藤英太郎
二八そば屋/小笠原章二郎 二八そば屋/高勢實乗 戸澤下野守/高田稔 吉良上野介/丸山定夫
畳職人熊公/岸井明 梶川与惣兵衛/嵯峨善兵 大野九郎兵衛/徳川夢声 千坂兵部/勝見庸太郎
おりく/入江たか子 お軽/山田五十鈴 揺泉院/千葉早智子 *役名不明/英百合子
戸田の局/清川玉枝 一力仲居おすず/竹久千恵子 一力女中おてる/原節子 一力女中おいさ/霧立のぼる
一力女中あぐり/高峰秀子 一力女中おるん/堤真佐子 一力女中おすえ/梅園龍子 一力女中おふみ/山根寿子
一力女中おさん/清川虹子 一力女中おそめ/水町庸子 一力女中おくら/沢村貞子 吉良家女中おつや/花井蘭子
栗川六左衛門/古川緑波 垣見五郎兵衛/坂東蓑助 *役名不明/横山エンタツ *役名不明/花菱アチャコ
畳職人八公/榎本健一 畳職人吉五郎/柳田貞一 柳沢出羽守/滝沢修 土屋相模守/三島雅夫 戸田采女正/小沢栄
面倒くさいので配役はここまで。
これを見たことがある人は自慢してください。
見づらい
506 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/12(土) 00:45:46 ID:N5tqNBtD
見たい
507 :
この子の名無しのお祝いに:2008/08/09(土) 22:06:31 ID:5XKhrDlt
清水一角役が進藤英太郎だなんて全く冗談みたいな配役だね。
敵役勢では
大野九郎兵衛=徳川夢声
柳沢吉保=滝沢修
とかはイメージしやすいね。ぴったりな感じ。
あと1ヶ月もしないうちに、吉良邸襲撃
510 :
この子の名無しのお祝いに:2008/12/14(日) 13:38:11 ID:bvPFf374
フランケンハイマーが撮ったのの続編か。
512 :
この子の名無しのお祝いに:2008/12/14(日) 18:25:56 ID:yOX/7KIR
| 謝罪と | /||
| 賠償を. | / .||
______. | しろ! | / /|| _______
| 横田夫妻は | |____| / ★. }|| | 制裁するなら. |
| 早く氏ね! | || ん〜、_ノ|| | 日本を滅ぼす!|
 ̄|| ∧_∧ ∧_∧ || ∧_∧ ∧ ∧|| ∧ ∧ || ̄ ̄ ̄
O<´`ω´`>< `∀´>O< ・∀・ ><*`0´>O< `Д´>O < 人類が安心して暮らせる世界を
┌──O.─O─O───O──O───O────┐
|恩知らずな日本人よ、 .|
|日本人を生かして返してあげてやった事を忘れるな. |
|アジアの恥め!敗戦国民が! .| /〜〜〜
└─────────────────────┘ /統★一/
∧_∧ ∧_∧ ∧ξ∧ ∧_∧ /〜〜∧∧
∧_∧ < `∀´> < ・∀・> < `∀´> <´`ω´`>O <*`ヮ´>
< `∀´> ┳∪━━∪━∪━━∪━∪━━∪━∪━━━━┳⊂ ⊃
( //つ .┃ 日本人共が誰のお陰で生きられると思ってる?┃ ( ノ
(__Y__) ┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻
↑こういうイキモノが在日朝鮮人たちなんです。
514 :
この子の名無しのお祝いに:2008/12/14(日) 20:47:51 ID:D/8Pzenb
自分は、昭和36年製作『赤穂浪士』が一番好き。
でも、なぜかこの作品は、評価が良くないんだよね‥‥
515 :
この子の名無しのお祝いに:2008/12/14(日) 23:12:51 ID:otbQ8273
ttp://www.nhk.or.jp/news/k10015995101000.html 赤穂浪士 切腹の絵図見つかる
12月14日 18時7分
14日は、300年余り前に赤穂四十七士が討ち入りをした日です。
その赤穂浪士たちの切腹の様子を詳しく描いた絵図が見つかり、
当時の江戸の社会が赤穂浪士をどのようにとらえていたのかがうかがえる貴重な資料と注目されています。
この絵図は、東洋大学の大野瑞男名誉教授が、歴史研究家だった父親の遺品から見つけたものです。
絵図には、赤穂浪士たちが切腹してまもないころに、その場に居合わせた
大名の細川家の家臣が描いた絵を、後に写した物と記されており、
縦40センチ、横50センチ余りの和紙に切腹の場面がふかんの構図で描かれています。
絵図の左側に描かれている切腹後の遺体は大石内蔵助とみられ、
中央で切腹しようとしている浪士は、副将の吉田忠左衛門とみられています。
赤穂浪士の切腹の絵図は、これまでに4点見つかっていますが、
ほかの絵と違ってリーダーの大石が脇役のように描かれ、ほかの浪士たちも罪人として隅のほうに描かれており、
後に忠臣蔵の芝居などで浪士たちが美化される前の、最も早い時期に描かれたものとみられています。
江戸時代の文化や風俗に詳しい江戸東京博物館の竹内誠館長は
「事件からまもないころは、赤穂浪士に従来の絵や芝居に見られるようなイメージはなかったことがわかる絵で、
浪士たちに向けられた人々の気持ちの変化を知るうえで貴重な資料だ」と話しています。
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この子の名無しのお祝いに:2008/12/15(月) 18:41:30 ID:3JVoxnml
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この子の名無しのお祝いに:
ディアゴスティーニで赤穂浪士
創刊号990円