1 :
この子の名無しのお祝いに:
懐かし邦画であるし、TVドラマ版も始まったのでスレを立ててみました。
あの「宿命」について語りましょう。
2 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/19 23:58 ID:l0768RY7
3 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/19 23:59 ID:l0768RY7
4 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/20 00:30 ID:1DIgG/FT
●スタッフ
製作:橋本忍 佐藤正之 三嶋与四治
監督:野村芳太郎
脚本:橋本忍 山田洋次
原作:松本清張
撮影:川又昂
音楽監督:芥川也寸志
作曲・ピアノ演奏:菅野光亮
指揮:熊谷弘
演奏・特別出演:東京交響楽団
美術:森田郷平
録音:山本忠彦
効果:福島幸雄
照明:小林松太郎
編集:太田和夫
製作協力:シナノ企画 俳優座映画放送株式会社
5 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/20 00:30 ID:1DIgG/FT
●配役
今西栄太郎:丹波哲郎
和賀英良:加藤剛
吉村弘:森田健作
高木理恵子:島田陽子
田所佐知子:山口果林
本浦千代吉:加藤嘉
本浦秀夫:春日和秀
桐原小十郎:笠智衆
クラブ・ボヌールのホステス:夏純子
三木影吉:松山省二
捜査一課長:内藤武敏
捜査一係長:稲葉義男
扇屋の女中澄江:春川ますみ
昔の三木の同僚安本:花沢徳衛
恵比須町のみ屋の主人:殿山泰司
巡査:浜村純
新聞記者松崎:穂積隆信
山下・お妙:菅井きん
田所重喜:佐分利信
三木謙一:緒形拳
ひかり座の支配人:渥美清
6 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/20 00:54 ID:aU/gTKFT
これは音楽が良かったよね。
8 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/20 01:04 ID:iJJ67hiw
板違いのネタだが、少女漫画家の萩尾望都はこの映画の後半の放浪シーンからヒントを得て
「トーマの心臓」の続編「訪問者」を描いたそうだ。
漏れは原作読んだ後に映画見たせいかもしらんが、犯人が美化され過ぎな嫌いがあるなと思った。
「人間の証明」のラストはこれと少しかぶるね。
9 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/20 01:20 ID:1DIgG/FT
子役の春日和秀が良かったな
加藤嘉との四季折々のお遍路場面は思い出してもジ〜ンときてしまう
私は興味本意で中居くん版の「砂の器」を観ました。
それがきっかけで映画「砂の器」をレンタルしてきたのですが
もう後半は涙があふれて何度も一時停止を押す有様です。
私はこの映画を観る機会を与えてくれたTV版に、素直に感謝しています。
こんな純粋に泣ける映画って久しぶりでした。
俺が観た邦画の中ではNO1です。リアルタイムではなくビデオで観たんですが・・・。
後半の放浪シーンと加藤嘉のあのセリフで涙が滂沱と流れました。
今後、これを抜く邦画は出ないと断言出来る不朽の名作です。
ドラマ?失望するので見ません(w
加藤嘉、ほんとにヤバイ人だと思った。
演技以前にあの外見がこわかった。
「し…しらねぇ こんな人はしらねぇっ!」
今リアルでDVD鑑賞中(*´Д`)
丁度、戸籍を今西が調べているところ。
15 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/21 17:35 ID:XnfX7zX7
>12
ウチの家族も同意見。
ほんとうに癩の人みたいな顔だった。。
たいしたモノだと思う。
国立療養所から終生出られなかった人たちに
心からの哀悼を捧げます。
16 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/21 17:43 ID:FjpsNdg2
お遍路シーン
加藤嘉の若作りが…
色が違うんだなー
18 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/21 18:26 ID:JtuC+jbK
加藤嘉、いい俳優さんーだったね。
おじいちゃん俳優というと、笠智衆さんや、志村喬さんがクローズ・アップ
されることが多いけど、自分は、テレビや映画で加藤さんが
出るのを見るたび嬉しかったのを覚えています。
晩年に出た「ふるさと」という痴呆の老人役も忘れられない。
「砂の城」は、加藤さんの風貌が作品により、深みや悲しみを与えていたと思う。
現在のテレビでは、原田芳郎がこの役をやってるそうだけど、
嫌いじゃないけど、ガタイが大きすぎて、どうしても違うと思ってしまう。
ちなみに、加藤さんは、山田五十鈴さんと結婚していたこともあったんだよ。
意外でしょ。
19 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/21 18:27 ID:OGX1+pjU
加藤嘉
自分より10歳以上若い女優と結婚したんだよな
20 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/21 19:09 ID:dfj9KGUm
そ、そんなひと、しらねー!
見てみようかなと思ったけど、3回借りて、3回とも途中で寝てしまって、
3回とも全部見れずにビデオ返した。
22 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/21 20:13 ID:vnHGyp6Z
23 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/21 20:24 ID:BmkDdAT1
映画版、見たくて今日の帰宅途中にビデオ屋4軒回ったんだが
1軒しか置いてなく、それも貸し出し中だった‥‥
松本清張コーナーはあるんだが。。。
24 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/21 20:34 ID:VtR3iyMY
>>19 そそ−−そうなんだよ。その女優にオレ惚れていたのに。今では名前も出てこない。
東映のひとだったようだが。名前知っていたら教えて!
25 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/21 20:59 ID:14rRPWVH
祖父に聞いたんだが、昔はこの病に罹ったらその病人の家は村八分状態
兄弟は結婚も出来ない、それは凄い差別があったらしいね…
その為、秘密裏に国立療養所に入れ音信不通があたりまえだったらしい
それか、蔵とかで一生幽閉生活とか、乞食になって野垂れ死にだったんだって…
今の世の中じゃ考えられないなぁ
そういう俺も観て感動し涙しました。放浪シーンの日本の四季美しすぎる!
この映画は人間の業、親子の絆を日本人の心の琴線に訴えてくる名作だと思う
26 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/21 22:23 ID:k7RqnIWS
ひでお!ひでお〜
27 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/21 22:28 ID:VtR3iyMY
>>25 昭和40年代でも山奥の集落では座敷牢に入れていたと聞いたことあり。
自分は大学の公開講座だったかな、
らい病だった人と会って話を聞いたことがあるんだけど正直まともにその人のこと見れなかった・・・。
その後にこの映画見て例の放浪シーンで泣いてしまった。
感傷的な人間だから単純にあの曲とあのカットが涙腺を刺激しまくったんだろうけど
俺はアレで感動はしなかった。どうしようもない気持ちだったと思う。
29 :
21:04/01/21 23:01 ID:xt58uCau
>>22 捜査会議・・・・・・
あったような気がするけど、よく覚えてない。
かろうじて、東北に行った辺りの記憶が少し・・・
あと、汽車の窓から何か投げてる女の人が居て、
窓からゴミを投げるのは良くないなぁ、と半分寝ながらおぼろげに思った。
急にババーンと盛り上がって目が覚めたら、大岡越前の人がピアノを弾いてた。
おぉ〜盛り上がってる!と思ったら、もうラストシーンだった。
・・・なんだかつくづく勿体ない事をしてしまいました・・・(´・ω・`)
30 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/22 00:13 ID:BhiV29Fj
「繰り返し、繰り返し・・・」
会議の席上
丹波が手紙を読むあたりで、丹波も泣くが私も泣きます。
>>29 それだと最初と最後の15分くらいしか見てないことになるが…
体が見ることを拒否しているとしか思えないな。
32 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/22 01:23 ID:n6dfPQLe
秀夫が三木を殺めるのは自己保身の為だけなのだろうか?
良心・義気からとはいえども親子の絆を、一緒にいる時間を奪われた恨み、
いまさら何を?と復讐の意味合いがあったのでは?
三木と暮らしている時の秀夫の憎悪に満ちた目などから想像してですが
などと想像が膨らむのも傑作たる所以なんだろうなw
清張もこの映画は原作を超えていると言ってた程だから
でも、俺の映画好きの友人は酷評してました・・・
お涙頂戴なとこが鼻につくのと、前半のプロットで偶然が多過ぎらしいです
好き嫌いが分かれる映画かな
33 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/22 01:42 ID:NEvWKr5i
こどもの頃名画座で「復讐するは我にあり」と二本立てで観た。
緒形拳がいい人から鬼畜に変わったので死ぬほど怖かったのだけ憶えてる。
>33
間に「鬼畜」もまぜるとなおよろし。
善人→気の弱い悪人→極悪人
とスリー・ステップに変化したでしょう。
ただし、観賞後の鬱度もあがるけど…
丹波哲郎は、ピッチャーでいうなら球種が極端に少ないタイプだが、
それがこの映画の波長にはピッタリとハマっていると思う。
そういや緒形さんが
NHK-BSの小堺の番組にゲストで出た時
「加藤嘉さんの千代吉、良かったよねえ。
ホントは俺、千代吉やりたかったんだ」
とちょっと残念そうに語ってたな。
37 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/22 08:32 ID:2WwZaAbK
>>32 確かに。想像膨らむね。特に後半の「放浪シーン」に台詞が無いのが良い。
俺は、三木殺害の理由はきっとあの放浪の中で親子がいろんな事を話したり、差別されたり
してある意味歪んで、且つ純粋な人生観を持つ様になったのではないかと思う。
秀夫も、千代吉に会いたかったが今の自分を否定しないと会えない、この自己否定がたまらなく
堪え難い事だったと思ってます。だから千代吉も、それを感じてあれだけ会いたかったにもかか
わらず、写真を見るなり慟哭しながら否定するしかなかった、、。(涙、、
TV版(ここではタブー?)の冒頭で殺害シーンが有ったけどあれやっちゃ何の想像もできん。
>>29 悪いことは言わん。最後の捜査会議まで我慢して見ろ。
そうでないと人生大損するぞ。
39 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/22 10:51 ID:SkxC4Nbs
41 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/22 12:19 ID:O4d2Xuy5
>>30 「かならず、かならず」でタンバタン、ちょっと涙声になるよね。
あそこでいつもグッとくる。
>>8 ドラマ板では、ハンセン病の過去が使えないから、父親を犯罪者にするんじゃないか、とか
妻殺しじゃないか、って話題が出ている。
それだと本当に「訪問者」にw
映画では、回想シーンに出てくる、家出した秀夫を必死で探し回る三木巡査と
それを物陰から涙を流して見ている秀夫のシーンが好きだなあ。
秀夫も三木巡査の愛情はよくわかっていたというのが、この映画のポイントだと思った。
>42
それ、言ってるよね。
でも、放浪の理由を父の犯罪にしちゃうと
「宿命」の意味がすごく薄くなる気がるす。
ハンセン病という業病、それも好きでかかった訳ではないのに、
周囲の誤った知識と偏見から凄まじい差別を受け、
流浪の人生を余儀なくされる、
息子の代になってもまだ続く差別。
恩人まで殺さなければならなかった宿業。
これこそが「砂の器」だと思うんだが。
ところで今のドラマ版は、時代設定も現代にしてるんだっけ?
だったら時代考証的に変えないとだめなのか…
44 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/22 22:34 ID:f8s3vEDB
どこのレンタル店も貸し出し中だから、DVDソフトを衝動買いしちゃった♪
45 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/22 22:57 ID:OT3yFLAE
近所の本屋では、原作の文庫本、
どこも上巻のみ売り切れ・・・
ざけんなゴルア!!
46 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/22 22:59 ID:ywzj4TCY
>>45 おまえと同レベルの軽薄なバカが多いってことであきらめな。
47 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/22 23:03 ID:OT3yFLAE
48 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/23 00:25 ID:38PLtnPI
>>32 今西刑事の最後の語り
「和賀(秀夫だっけ?)は今、父親に会っている。奴はもう音楽の中でしか
父親に会えないんだ…」と、
最後の和賀の憑き物の落ちたような表情から、
「”宿命”創作のため」の殺人と理解している。
三木と一緒に父親に会えば、生き別れて戸籍まで変えてやってきた全てが
台無しになる。即ち「生まれてきたこと、生きること」(和賀)の否定になる…
殺人すら和賀にとっては逃れられないことだったんじゃないか。
>でも、俺の映画好きの友人は酷評してました・・・
>お涙頂戴なとこが鼻につくのと、前半のプロットで偶然が多過ぎらしいです
>好き嫌いが分かれる映画かな
アンチが多いのも名作の証拠かと。
「ジュンプウマンポ」
>>50 内藤武敏の台詞の「順風満帆」ね。
誰も気付かなかったのかと... _| ̄|○
52 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/23 07:51 ID:yWC88g8h
このスレ読んだだけで泣いちまったよ。思い出して。
ひでお!ひでお〜
あ〜駄目だ。2chがかすんでみえない
53 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/23 11:30 ID:qu0MY3Rx
>>50 > 内藤武敏の台詞の「順風満帆」ね。
あれって稲葉義男じゃなかったっけ?
「…まさに、輝くような人生の途上にあって」と続く。
確かに偶然やあまり現実的でない証拠隠滅(電車の窓から_)等、嫌う人も
多いようですね。 自分は大好きな作品だけれど。
今西が地図を買う場面のロケ地に行ったり、一昨年島根の新聞誌面で週間コ
ラムが組まれた時には地元の人にお願いして紙面のコピーを送ってもらった
りしたなぁ。
「亀嵩駅」に見立てられた駅舎や、秀夫が器を造る川辺、亀嵩場面に何度か
写る石碑と灯籠、三木と出会う神社は現在も当時の面影を残しているそうで
す。(灯籠は移動)
55 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/23 21:20 ID:myxmUwsV
『砂の器』、『幸せの黄色いハンカチ』、『泥の河』、『蒲田行進曲』
なんであんなに評価が高いのか不思議な四本(駄作だとは思わないが)
『張込み』の方がずっといい
野村らしからぬ浪花節に頼った作品
最悪だったのは芥川也寸志の音楽
56 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/23 21:21 ID:7tjQ0NdR
57 :
55:04/01/23 21:47 ID:7tjQ0NdR
「宿命」は俺も音楽としてはイマイチだと思う。
サントラを買ってきて聴いて見たのだが映像がないと
音楽にオリジナリティーが感じられなく(ラフマニノフ、マーラー、R・シュトラウスなどの影響大)
ただダラダラと感傷的なメロディーが流れているだけに感じる。
でも映画を見るとコンサートシーン以外でも、ちょっとした場面のつなぎなどに
実に効果的に使われていて、感心する。
もちろん監督の手腕もあるが、この辺り音楽監督 芥川也寸志の功績なのかなと思う。
59 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/24 00:51 ID:fWAyF/9H
久しぶりに観たら、やっぱり良かった。
昔は長すぎると感じた巡礼のシーンも、美しいと思った。
推理の部分を簡単にしてしまってるのは、ちょっと不満だけど。
緒形拳がいいから、こんなに世話になった人を殺すなんて、和賀は酷い!と
単純に思った。
60 :
内藤武敏:04/01/24 00:57 ID:QOFDjWCe
何! 素裏血よ吉が生きている?
映画の捜査会議&巡礼シーンだけを、予備知識のない人にいきなり見せても
泣く可能性は高そうだ
62 :
32:04/01/24 02:24 ID:gLzXS9m9
>>37 ですね。放浪シーンで台詞が無いのがこの映画をより感動的にしてる、同感
そして鈴の音や汽車の音を効果的に使ってますね・・・
駅の別れの場面で徐々に汽車の音が近づいてくる。そして汽笛の音・・・嗚呼(涙
俺はこのシーンを観ると涙と鼻水が止まらなくなります
>TV版(ここではタブー?)の冒頭で殺害シーンが有ったけどあれやっちゃ何の想像もできん。
実はビデオにTV版を録画しているのですが見てません・・・
2ちゃんのみんなの評価で見るかどうか決めようかとw
>>49 深い解釈ですね。正に宿命ですね
俺は親子の愛情や絆がテーマと考え、少年秀夫が三木に対して持った感情は複雑なもので、
親切を受け感謝しつつも、三木をの元から再び放浪したのは恨みがあったから
本当は放浪してでも父といたかったんだ。秀夫には世間全てが敵なんだな・・・
と工房の頃、初めて映画を見て以来の感想を持ってました
もう一度、新たな視点で映画を見てるか・・・。レンタルビデオ屋逝ってきます!w
63 :
21:04/01/24 10:02 ID:y/59En5m
今逝っても、たぶん貸出中だぞー
クキ残ってた;
今の若い奴らには、和賀が直接殺人をするシーンがないし、
暗示されているものから事実を読み取るという能力が不足している奴も多いので、
「何が起きて何がどうなったのか最後までよくわからない」ケースも多そうだ。
66 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/24 11:57 ID:9382UDHx
>>TV版(ここではタブー?)の冒頭で殺害シーンが有ったけどあれやっちゃ何の想像もできん。
でも映画版でもしょっぱなに殺害シーンあるよね?
アレは初めて見たとき画面暗すぎて分からなかったけど・・・
DVD特典の「特報」予告の映像みると、操車場で両手が虚空を掴むようにして死後硬直し、
仰向けに転がってる三木の死体が写るけどあれは気持ち悪かったな。
70 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/24 15:35 ID:OHipC0DI
>>67 殺害シーンはありません。死体発見後、警察が現場臨場しているところ。
>>68 予告編のみ、本編にはありません。
俺もDVDで初めて見てびっくりした。
>>70 しかも、一瞬アップになったりする死体が三木っぽくない。 当然緒方拳ではないだろうが、
”特報”ように造ったシーンなのかねぇ。
和賀なんか、白いタキシード(でいいのかな?)で指揮棒振ってるし。
あと本編にないところでは、銀座のクラブで田所佐知子と高木理恵子がバッティングするカット
が収められてた。>特報
多分次は「点と線」がドラマ化されるな。
73 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/25 09:57 ID:UU3aCM35
昔の映画は特報・予告編に本編でオミットされたフィルムを使用していた。
本編のフィルムを使うには予告編用にフィルムをダビングする必要があり、
当時の技術ではダビングする毎にフィルムを痛めてしまうため、
未使用シーンを利用していたらしい。
と、市川崑が言っていた。
要するに没になったシーンで構成されてるのね
76 :
この子の名無しのお呪いに:04/01/25 16:36 ID:L6imzKpa
動機がハンセン氏病、っていうところをどうするか楽しみ。
>>34 「セックス・チェック 第二の性」の
何だか分からないがエネルギッシュな人、も途中にいれて。
遍路の服が次第にぼろぼろになって村の子供にいじめられ、
小学校の体育の授業をにらむところで次第に涙が、亀嵩駅で
抱き合う親子のところで号泣!!昔は秀夫が不憫に思ってたけど
親となった今となっては千代吉の気分が解って涙がでる
79 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/25 19:15 ID:gj+WxY70
テレビ版って細かい部分でも映画を意識してんのかな。
昨日のTV再放送みたけど、今西と吉村が蒲田周辺でくぐる鉄道ガード下は
映画版の「絶対土地カンがありますよ_」の丹波・森田のシーンと同じ場
所だと思う。
今日の2話では「羽後亀田」駅の正面をバックに両名が立つシーン、映画
で川で染め物(?)をしているおばさん2人に「おばちゃ〜ん」と吉村が
話しかける橋のたもとが出てくるみたいだ。
81 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/25 20:45 ID:tCJ00AVx
>>80 今、番組サイトを見たら、「潤色」として橋本忍・山田洋次の名前もクレジ
ットされてるので、事実上、映画版のリメイクでしょ?
映画版のイメージが濃いので、実際のロケやシーンも似てくるんでは?
83 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/25 23:28 ID:tnmjGxk3
千代吉のハンセン病を殺人犯に変えるなんざあ、犯罪だ。
84 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/26 00:35 ID:wAAQM/m6
羽後亀田、映画では夏だったけれどテレビドラマでは冬だったね。
季節が違うためか、この場面は結構雰囲気が変わったな。
85 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/26 02:17 ID:ffHh84O9
ハンセン病がどういう病気か理解してないので
いまいち感情移入できなかった。
以前見たときは
「電車から布キレをすてる女」のエッセイで
これだ!と証拠をさがしてあるきまわるのは
さすがに推理として飛躍しすぎだろうと思えた。
バーでの証言から白いシャツ(トレーナーだっけ?)の男を捜して
手がかりなし状態だったらそれくらいの「藁にもすがる」ことはありだろう。
ただ、その後の「書いた記者に電話したら当人を偶然知っていた」
というあたりはかなり都合がいいが。
まぁ現実の捜査でも捜査官のカンというか思い込みに左右される部分は
大きいのでそんなに違和感はなかったけどな。
88 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/26 14:08 ID:EvCWrR74
あんなにすっぱいミカンを平気で食べたから彼女は妊娠してる
って推理にもワラタ>原作
89 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/26 16:19 ID:mdPD1yFl
>ハンセン病がどういう病気か理解してないので
いまいち感情移入できなかった。
こういう観客を対象に制作された部分もあるのに
こんな感想もたれちゃスタッフも浮かばれないにゃー 素直でイイけど・・・
90 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/26 17:07 ID:BuTdf0Lk
藤子不二雄Aは『砂の器』の加藤嘉のモノマネが大得意なんだと
あー、見てぇー、藤子先生の加藤嘉
「パピヨン」に出てくる「らい患者」みたいなグロ描写をすれば、”差別”も
分かりやすかったのかな。 さすがにあそこまでは出来ないだろうが。
>>73 ある時期までは予告編や特報用に別に撮影する事も日常的でした。
93 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/26 20:43 ID:Ey3a0nQo
>>91 患者団体から申し入れがあったらしいよ。
あまりリアルなメイクをするなって。
映画が作られたころは、人権団体の力が
今より強かったから、言いがかりと思われる
ようなことまでいろいろ言われたらしい。
あれでも、精いっぱいの表現だったんだよ。
94 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/26 20:55 ID:xWKFrVLB
「砂の器」は一流プロダクションの大作だから関係団体から目をつけられたのだろう。
>>91>>93は石井輝男の「明治・大正・昭和 猟奇女犯罪史」を知らないな。
あの映画に出てきた高橋お伝の旦那のメイクのグロさはメチャクチャだったぞw
95 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/26 23:01 ID:61NnkXNZ
昨日ナカイ君のを初めて見たら消化不良になって思わずビデオを見ちゃいました。
親子の旅立ちシーン・・・・オーケストラの始まりと重なって何度見てもゾクゾクして
しまう
96 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/26 23:12 ID:mdPD1yFl
別れのシーン、抱擁、加藤嘉の涙鼻水涎が子供の顔に付着しそうに・・・
あかんあかん幾らなんでもライ移ってまうわ、と友人。
理解できなくも無い。
「パピヨン」のメイクは酷かったな。
実際の患者さんの写真もどこかで見た事あるけど、いくらなんでもあれは誇張
ではないかと。 また、リアルだとしてもあそこまで再現していいのかと。
顔面ブロッコリみたいにプチプチだった。
98 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/27 10:07 ID:BhHmS7nP
物語の本流からは全くはずれるが、
(行き詰まっていた捜査に進展があって)
丹波哲郎が森田健作を呑み屋に誘うシーンが好きだ。
演技とは思えないくらい、嬉しい様子が全身からあふれてた。
100 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/27 12:20 ID:9KxoKZZI
101 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/27 12:25 ID:9KxoKZZI
続き
以前もうpしてくれていたんだけど、好評に付き、再うpケテーイ!!
更新は週一回だよ〜ん。
>>98 同意。飲み屋のシーンは2度ほどあるけど、あの辺りのシーンを見て
丹波は巧いと思ったんだが、DVDが出た当時に立ったスレやその次スレでは
”丹波は大根”という意見を何度も見掛けた。
私などが役者の演技の良し悪しについて評論出来ないが、多くの人はあの演
技を下手と思うんだろうか?
103 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/27 16:15 ID:dh8W76Tk
丹古母鬼八はなんだったの?
>>90 そっ、そんなシと、知らねえっ!うぁああぁあああぁああぁああぁああ〜〜!!
(⊃Д`;)
105 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/27 18:02 ID:I6FR5owz
>>100 サンクスコ
くり返しくり返し・・・くり返しくり返し・・・見てまつ
106 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/27 19:02 ID:c/B8RCoN
>>102 なんかもう丹波は丹波ってイメージで見てるからなあ・・
飲み屋のシーンとか上手い以前に自然すぎて素でやってんのかなーて感じ。
丹波の演技は確かに自然過ぎるほど自然だね。
あの人声が良い。
108 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/27 23:02 ID:dEb1CDko
相当昔オイラがまだ厨房のころ、小酒井不木(字が違ってるかも)という作家の
作品中に殺人を犯した医者?がたまたまそのメスで自分の体に傷を付けてしまい10数年
後、らい病になるという話を今でも思い出す確か小酒井は毒物を専門とする医者だった。
109 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/28 09:20 ID:Roec5yul
竹中直人の丹波が説明するシーンの物真似、最高。
110 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/28 17:20 ID:t9lVhp7j
過去スレ
***松竹映画「砂の器」ってどうです?***
http://cocoa.2ch.net/movie/kako/988/988969884.html >86 名前: 名無シネマさん 投稿日: 2001/05/11(金) 01:43
>「宿命」で好きなパートは、丹波哲郎が亀嵩に行く途中で
>電車に乗っているシーンと、本浦千代吉が大八車に乗せられて
>病院へ移送されるところを息子がじっと見ているシーンで
>流れた部分。
漏れもそこが一番好きだ。
クライマックスで白髪の緒形拳の台詞が入るシーンも
そのパートじゃなかったっけ?
(それもそこだけは和賀のピアノの伴奏付きだったような?)
111 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/28 18:48 ID:AzdiPjlk
監督の野村芳太郎、脚本の橋本忍らは早々に映画の準備を始めたが、当時の松竹社長・城戸四郎の「内容が暗過ぎる」の一言
で一時は挫折。野村監督らの執念により、脚本第一稿完成から14年、ようやく企画の実現に漕ぎ着けた。
>>111 で、山田洋二を向かえて、検討したが映画的なクライマックスラストが思いつかない。
そこで原作を読み直して、気がついたのが有名な「原作の中のあの1文」
「そうか、この一文を生かせば、いくらでもイマジネーションを膨らませる事ができる」
続く・・・
113 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/29 12:20 ID:EXnXz2NC
>103
丹波と丹つながりかぁ
114 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/29 12:23 ID:PQ++0gEr
昨日ビデオ借りて見てしまった・・・号泣号泣また号泣
クライマックスの演奏シーンと回想シーンは感動した
あれほど音楽と映像がマッチした映画が過去にあっただろうか
余韻にひたって今日は仕事にならない・・・・
115 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/29 17:08 ID:bwSthlWL
淀川長治さんの映画論の本を読んでいたら、
「砂の器」を取り上げて、「ようやく私の好きな作品を作る日本映画が現れた」。
で、「やっぱり、緒方拳は芝居がうまいですね。丹波哲郎もまあまあ。
森田健作はせりふが下手です」、そして、「加藤剛は顔はいいけど芝居は下手です」。
それは言わないお約束なのに・・・
へぇ淀川さん、この作品誉めてたんだ、なんか嬉しい。
>>110 自分もそこツボだなぁ〜。 映画見てまもない頃、サントラ
聴いてもジ〜ンときた。
117 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/29 18:43 ID:XAQSc0H9
撮影は青森県竜飛ロケからスタート。以後、巡礼の親子の旅のイメージに一致するシーンを求めて、長野、北茨城、阿寒湖
と、一年半に渡り日本全国の四季をカメラに納めていった。謎解きのカギとなる山陰亀嵩は現地の周辺各地で撮影されたが、
亀嵩駅は旧国鉄木次線の2つの駅で撮影。ホームと外観が別々に撮られ、巧みに編集されている。
118 :
本浦千代吉さんですね。本日:04/01/29 18:46 ID:AXSIGpJI
そっ、そんなシと、知らねえっ!うぁああぁあああぁああぁああぁああ〜〜!!
に行くまでに、
丹波哲郎の
「あなたがよくご存知の、例えば、6才くらいのお子さんを大人にしてみたら・・・云々」
の科白で号泣してしまう
>>115 淀川先生、最高!
ちなみに、旧日劇閉館記念上映で用心棒と椿三十郎を上映した時に、
淀川先生が講演された時に、黒澤監督と親友だという事を初めて知った。
>「ようやく私の好きな作品を作る日本映画が現れた」。
って、先生、黒澤作品をその講演で、かなり誉めてましたよ。 スレ違いネタ、スマソ。
120 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/29 22:13 ID:gtOO97e0
「砂の器」って日本映画のベスト10ってのをやった時、カラ−の映画としては、
唯一「七人の侍」、「浮雲」等と並んでベスト10入りするよなあ。
121 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/29 22:19 ID:p4qnzAaV
泣ける映画は上位入りしにくいと思う。
ワーストでもベスト10入りしてるけどな
>>119 淀川は、フォードや黒沢みたいな活劇も好きだけど、
シュトロハイムのように悲しくて残酷な映画や
チャップリンのようにハートウォーミングな映画の方が、やはり好きなのよ。
124 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/30 00:41 ID:8XfvfNAL
何をやっても丹波印の丹波がこの映画だけは別人に見えた。
あ、役者だったんだ!って。
捜査会議の大演説はやっぱり名シーン!
レンタルしたいけど全部借りられてるよ(´Д⊂グスン
126 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/30 01:16 ID:+vfwDNoe
やっぱドラマ効果もあるのかな?>125
ドラマは見てないけど割と期待してる(なんだそりゃ!?)
127 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/30 05:52 ID:9oyXoSme
何せ渥美清がチョイ役だもん…、贅沢ゥ〜。
TV版では和賀の戸籍詐称はどうすんだろ。
>128
さすがに戦争で戸籍が焼けた、では
時代的につじつま泡合いものね。
養子とかか?それじゃバレるし…
そのへん気になるし、途中からだけど
TV版みてみるかな。
今時俳優のドラマなんて激しく燃えないけど。
阪神大震災の火災で焼失した戸籍があるんじゃないの?
132 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/30 12:13 ID:KQgeUHwa
>>127 寅さんで有名でも、この頃はまだ大御所じゃないでしょ
当時から松竹の顔的俳優でさんです。
で、そういう存在だから松竹の大作にはチョイ役でも必ず
顔を見せると言うような習慣があったそうです。
(「皇帝のいない8月」でも、端役ででてます。
134 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/30 12:42 ID:KQgeUHwa
>当時から松竹の顔的俳優でさんです。
そうか昔は看板俳優ってのがあったんだよね
松竹の映画に東映の俳優が出るなんて
あり得なかったというしね
>>132 この時でもゲスト扱いだったと思う。
他の松竹映画(記憶にあるのは「幸せの黄色いハンカチ」)でも
ちょい役で出てる。
>>130 dくす。
なんかTV版きっついなあ。
何でそげなこと言うだらか
加藤剛は、とても天才音楽家には見えない。これって、
おれにとって致命的。よって、クソ映画に決定!!
139 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/30 23:05 ID:/v3qTm6K
> 松竹の映画に東映の俳優が出るなんて
> あり得なかったというしね
そんなことないよ、たとえば小林正樹の「切腹」なんて三国連太郎(東映)とタイトルに入っている。
専属俳優でも会社間の貸し借りはよくあるよ。
ましてや渥美清は、松竹と専属契約はしていなかったし…。
140 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/30 23:17 ID:djMPbZyM
まあ、よく聞くよな。
加藤剛では二枚目すぎて○○役には違和感ありまくり、と。
141 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/31 12:42 ID:npKHsRT7
おれは厨房のころに劇場公開された時に観たが、そのときは
加藤嘉という俳優を知らなくて、本当にらい患者で、素が
あーゆー人なんだって、てっきり思い込んでいた。
後で有名な役者と知って、すげー演技だなあ、って感動した。
142 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/31 17:52 ID:mtcdl5KB
試写会で見たのですが、島田陽子がおっぱい出してました。
その後、TVでなんかいも見たのですが、その場面がありません。
映画館では、どうだったのでしょうか?
ちなみに映画館で見た、八つ墓村では、小川真由美のおっぱいが少し見えました。
これもTVでは、カットされています。
143 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/31 18:35 ID:06b2HH/V
144 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/31 20:03 ID:mtcdl5KB
わっかりました。
教えてくれたお礼に、今TBSでやってる、砂の器のネタを。
あれは、父子ではないのです。原田さんの細君が不倫して出来たのが、
中居さんなのです。原田さんが、怒って奥さんを殺そうとしたのですが、
その前に中居さんが、自分の母親を始末してしまっていたのです。
原田さんは、自分の子でない事を知りません。
中居さんは、運命の子なのです。
145 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/31 20:27 ID:2wGRlKWN
146 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/31 21:04 ID:jV9DqoOi
ビデオ見ろ。
乳出てる。
小さいけど。
147 :
この子の名無しのお祝いに :04/01/31 21:12 ID:i+k+d77f
映画は最高。
山田洋次の師匠である吉野監督は最高である。
テレビは観ない。
ジャニタレ中居がイメージを壊しているからだ。
俺の中でもトップ3に入る名作が台無しだ。
148 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/31 21:14 ID:i+k+d77f
149 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/31 21:40 ID:mtcdl5KB
↑
おもしろい方ですね。何で吉野監督なのかしら。
さっき吉野家へいらしたのでは? ほほ
やっぱクライマックスの演奏シーンと、丹波の捜査報告に尽きる
泣いたよ、そして放浪の旅の映像でエンディング、一人でビデオ見てよかった
号泣したよ
151 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/31 22:38 ID:1zHVdpqD
あの子役は素晴らしかったなあ・・・
152 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/31 22:53 ID:nRJzcIUd
あの子役、一言も台詞がないんだよな
表情だけで唸らせる演技、すごいよな・・・
153 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/31 23:40 ID:hvgNUfY0
TVで知って、映画もみたくなりレンタルしてきました!映画見るとみなさんの
言うとおりすばらしいですよね!!TVとは比べ物にならないくらい良かったです!!
一つ、疑問に思ったシーンがあったのですが、今西はなぜ大阪に行ったのでしょうか?
(大阪の事を誰かから聞きましたっけ??) あと、あんなに会いたがっていたお父さんは
なぜ、和賀の事を知らないといったのですか?
>>153 >今西はなぜ大阪に行ったのでしょうか?
和賀の出身が大阪だったから
>なぜ、和賀の事を知らないといったのですか?
差別を受け隔離され、偏見もある自分と、おそらく成功して自立している息子を
自分の息子と認めると迷惑がかかると判断したからでしょ
よけい泣けるな。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
>153
>154さんの解釈に加えて、「無事に成長したのがわかった」から、
もう会えなくてもいいって思ったんじゃないのかな。
フィクションだとわかりつつも、このあと一生会えないであろう親子のことを考えると、
それだけで無性に泣けます。
あの駅での抱擁が彼らにとっての永劫の別れになったんだな、と。
ハンセン氏病は遺伝して、感染力も強い、
そういう誤解があった時代だから、子供を守ろうとした。
157 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/01 00:14 ID:jtGGn/xA
>>154さん、
>>155さん ありがとうございます。
そうか・・・なっとくできました。
っていうか、改めて泣けてきました〜〜!!
加藤嘉さんの演技も素晴らしいです!!放浪のシーンでもヨタヨタ病弱っぽいじゃないですか!
今のTV板の父はがっしりしてて、健康そうなので、一体どんな過去なのか気になります!!
私は20代前でハンセン病の事(昔の差別があった事)よく知らないのですが、今の現代でそれを
ドラマにするのはなぜ悪いんですかね・・・?
>>157 この手のことをテレビでやると、人権団体や同和解放組織とかが
猛抗議してくるんだよ、実際映画の時もハンセン氏病の団体から
醜く描くなとか、いろいろ言われたそうだ
というより、
「宿命」とはなにごとだ、って抗議でしょ。
彼らの言い分もわかるけど?
加藤剛もヒドイけど、森田最悪。
丹波はミスキャストだろ?
島田もいいとこないし・・・
確かに、回想シーンはいいんだけど、それだけじゃね。
丹波の「繰り返し繰り返し…」のセリフの後ろで
音楽も同じ所を繰り返してるのにはマイッタ。
162 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/01 01:44 ID:ZzFiYnBv
>>147 > テレビは観ない。
> ジャニタレ中居がイメージを壊しているからだ。
> 俺の中でもトップ3に入る名作が台無しだ。
激しく同意!
TVの効果でDVDが飛ぶように売れているのは喜ぶべき事なんだろうが…
でも素直には喜べないなぁ。
164 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/01 02:17 ID:aoXpDMKC
森田健作って、自分の映画をちゃんと通して観た事あるのって砂の器だけだって言ってたね。
165 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/01 03:47 ID:a/w/3ndQ
age
166 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/01 06:58 ID:lbXHUXl6
淀川先生が、
1、丹波哲郎の刑事はひどい。刑事が演説してはいけません。
2、森田健作もおかしい。青春映画ではありません。
などと言ってたが、俺は別に気にならなかったね。
とにかくすごくよかった。
あと、島田洋子(これもよかった)が、列車から紙を捨てる場面が
あったような気がするが、あれは怒られるんじゃないかな。
167 :
:04/02/01 07:56 ID:AL8nnPfk
>刑事が演説してはいけません
あそこの演説シーンはひどすぎる。
なんで感極まって捜査会議で泣き出すの?
必然性がない。
感傷的なメロディと、行脚シーンとがかぶさってるせいで、
みんなヘンだと思わないで泣いてるんだろうけど。
ありえない。
泣かせに走りすぎ、ウエットすぎ。
168 :
補足:04/02/01 09:02 ID:AL8nnPfk
捜査会議で泣きながら演説するヘンな主任刑事を受け入れられるかどうか。
あそこのリアリティのなさが、ベストとワーストの評価の分かれ道かもね。
前半の捜査のシーンとか、行脚シーンとかはすばらしい。
緒方拳も加藤嘉も子役も森田健作も丹波もすごい演技しているんで、ちょっとだまされちゃうよね。
169 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/01 09:13 ID:lbXHUXl6
166
別に。
だまされても、かまいませんが。
170 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/01 11:42 ID:DdRH4Ukw
捜査の過程や社会状況の描写など、国際的には理解されにくい映画。
(される必要性も無いが)
韓国あたりじゃ受けそうだけどね。
ナンデ?
実際はどうかわからないけど、いろんな警察ものの小説読むと
捜査会議って、すっごいギスギスしてるんだよな、あんなマターリな
感じは無いと思うな
原作読むと、今西って飄々として人のいいおじさんって感じ。
松本清張は「野良犬」の志村喬あたりをイメージしていたんじゃないかと思った。
全然話進まないまま、オワタ・・・_| ̄|○
最後にキーワードの浮浪者かよ、、、
ドラマの砂の器、話がスカスカすぎ
中居が自己陶酔しているだけじゃん・・・
丹波は捜査会議のシーンだけだけど
中居は全話この調子かも
>>174 原作では,羽後亀田の謎の男も和賀の指図を受けた者になっているから,
羽越本線で刑事達と和賀が出くわすのもヌーボーグループの仕事の都合から
おかしくない(それから,亀田市なんてないと思うけど…)。
紙吹雪の女にしてもそうなんだけど,原作ではきっちりつじつまがあっているものを
そこだけ切り取ってもってくるから妙な具合になっている。
たとえば,冒頭の刑事と和賀の出会いなんてなくてもおかしくないし,
紙吹雪の女も不自然でない処理の仕方をすればよかったのに,と思う。
自分が一番変だ,と思うのは羽後亀田の男の話が着地していないところ。
あれでは単なる捜査ミスになってしまう。
でも何を言われても作品として優れているのがすごい。
まさに順風満ポ!←使い方がヘン。
> でも何を言われても作品として優れているのがすごい。
そうそう。推理ものとしてはアナだらけだし、
タンバリズム全開だけど、説得力というか牽引力はすごい。
例えていうなら、デッサンの基礎がなってないけど、
ものすごく勢いと力と魅力ある絵画を見るような。
画法的に正しいけどつまらん絵なんていくらでもあるし。
181 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/02 01:39 ID:OEpldAea
和賀が大阪へ行ったことをなぜ刑事が知っているのか
不思議だった。
石川県へたずねたときはどこかへ放浪の旅へ出たとしか
聞いてないはずなのに。
182 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/02 01:51 ID:xY4Wv7YH
片岡鶴太郎の松浦千代吉の物まねが元祖。これこそ知る人ぞ知る名演技。
つるちゃんのプッツン5で西田ひかるや石田ひかり、笑瓶をアシスタントに添えやってました。
泣き笑いです。
>>181 和賀英了の本籍が大阪になっていたから、そう推理したんじゃなかったっけ。
184 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/02 09:02 ID:UblrVll1
なぜ和賀親子は石川県を出なければならなかったのか?
村の人から餞別をもらったとか言ってたのに
>>184 TVの話?映画&原作の話?
後者なら千代吉がハンセン氏病だったから。
186 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/02 11:03 ID:jbPFstoG
ハンセン病ならその県の隔離病棟に入ればよかったのに。
そこまで故郷の人は冷たかったのだろうか。
息子は村の親戚に預けるとかできたかも。
村を出る選択しかなかったのか?と矛盾を感じる。
187 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/02 11:07 ID:8H3YoqkG
>>185 昔,ハンセン氏病の患者はわずかなお金を与えられてお遍路
(こういうのは辺土というらしい)に出されることがあったらしいね。
どんなことがあっても2度と故郷には帰れない,野垂れ死ぬしかない旅に。
自分も最初そんなこと知らなくて
>>184と同じように疑問に思ったけど,
背景がわかっていっそう悲しくなった。
>>186 > 息子は村の親戚に預けるとかできたかも。
感染を恐れているから、村から追い出すんだよ。
さらに遺伝病でもあるという誤解があるから、親子関係を否定する。
ハンセン氏病の現在の知識でこの映画を観ると意味がワカラン。
190 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/02 11:43 ID:jbPFstoG
>>189 なるほど。参考になりました。
確かに予備知識無しで見たら理解不能なところがあった。
>>174さんのリンクでも語っている人がいるけど、冒頭の秋田行が気に入らない人って
多いんですね。
原作にはそこで和賀の企みが働いて捜査のかく乱を計る_という事になり、そこを知っ
ている人には中途半端な印象なのだと思うけれど、映画に於ける亀田の下りは無駄だとは思いませんでした。 それは自分は映画から入ったせいもあるのだろうけど。
”しかし捜査は難航した_”とある過程の一端としての描写だと考えられたし、先に
「東北・亀田」という誤認があって、「実は東北弁に似た出雲弁」→「亀嵩」という
展開の面白さが引き立つのだと思いました。
加藤剛のコンサートシーンの矛盾については
>>174さんのリンク先コメントで初めて
知りました。 確かに芥川氏(現場には菅原氏も居たし)が助言をしてもよかった
のではと、読んで思いました。
>>191 > 今の日本じゃ想像出来ない病気だよな
病気じゃなくて、病気を取り巻く状況じゃないかな?
遺伝病だとの誤解はほぼ完全にないし、
感染力弱いこともこの前の上告せずで広く知られたから。
動機の部分をくどくどと説明してないから、逆に分かりにくくなってるよね、最近。
194 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/02 15:01 ID:HwBk6eY7
例の熊本のホテルは未だにハンセン死病患者受け入れるつもりはないらしいな
195 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/02 15:08 ID:KnXRRyzW
死病じゃねーよ馬鹿
196 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/02 15:27 ID:8HjjuJb9
>>194 ハンセン病の元患者達を頑として受け入れないその態度を、「一本芯の通った男気溢れるホテル」と評価されて、
繁盛するかも。
>196
男気あふれるレディースホテルだな(w
女性の人気は激しく低下しそうだ。
また映画版見ちまったよ。ああ良かった。
和賀英了が愛人との間に出来た子供を堕ろさせようとするのは、
何も婚約者がいるから、というだけではなく、
遺伝病だと信じられてきたハンセン病が、自分の子供に遺伝して
しまうのではないか、と考えたからなどと思ったりした。
>198
そうだろうね。絶対おろせ、っていう芝居は
保身だけじゃない表情だった。
宿命の輪を自分で断ち切ろうとしてたんだよ。
>あれは、父子ではないのです。原田さんの細君が不倫して出来たのが、
中居さんなのです。原田さんが、怒って奥さんを殺そうとしたのですが、
亭主に自分の子でないのがバレたということだね?
>その前に中居さんが、自分の母親を始末してしまっていたのです。
ここまでは意味がわかる。しかし…
>原田さんは、自分の子でない事を知りません。
じゃ、最初の行で「奥さんを殺そうとした」っていうのと矛盾するんだけど。
174のリンクにあった、この疑問。
1 緒形拳が伊勢神宮の映画館で、加藤剛の現在の
写真を見たわけですが、果たして何十年も経っている
のに、7歳の頃見ただけの少年と同一人物であると気付くでしょうか?
これ、意外と気付いてない人は多いと思うんだけど、
和賀の額というか眉の上に傷があるんだよね。
浜村純扮する警官に和賀少年が殴られて血を流してた場面、あるでしょ。
そして、その傷跡は大人になっても残っていて、
それを偶然、映画館に掲げられてた写真で見た三木が和賀と気付いたのだ。
加藤剛の前髪で隠れて傷は見えにくいけど、確かに傷はある(写真にも写ってる)。
したがって、上記の突っ込みは成り立たないのだなー。
>>202 そう、写真を見て”成長した少年=和賀”気づくことに説得力を持たせる
為にケガのシーンを入れたんだろうしね。
加藤が控え室で鏡みて傷を気にするシーンがあるが、傷痕がちょっと判りにくい。
204 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/02 19:02 ID:rVvw83UJ
いやーなんで70年代の映画って、冒頭シーン画面が縦長なんだよ!
ジャッキーチェンの映画も確かそうだったな。
砂の器なんか、本編中に4.5回縦長になりやがる。
非常に見ずらい。
けど、すごく面白かったです。
>191
読んだ。泣。
もっとちゃんと知ろうと思った。
206 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/02 19:56 ID:HwBk6eY7
映画の最後にテロップ流れるけど、隔離政策の法律無くなったのつい最近だよな
なんというか・・・
207 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/02 20:44 ID:GKMgcssh
この作品でも佐分の役は元大臣。
多いな政治家役が
209 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/02 21:19 ID:taG5tKUa
>>204 シネスコサイズの映画を4:3でトリミングするとき、タイトル等がはみ出る場合、
両端を切り落とさずに、今で言うスクイーズして表示することがある。
>>198-199 でも、大臣の娘と結婚したら、絶対にあと継ぎを作れって
言われると思う・・・
そこまで考えていなかったのかなあ。
それとも妻に他の男の子供を生ませるとか?
>>198-199 ああ、そういう理由があったのか。
自分は、生まれてくる子が自身と同じ「片親」という境遇で生きていくことが
耐えられなかったのかと思ってた。(和賀の場合は結局父とも別れてしまうが)
婚約者と結婚しても子供産ませないつもりだよ。
砂の器と比べるのも本当になんなんだけど
「踊る大捜査線」でも「亀田」のトリックが使われてましたね。
ひたすら寒かったけど。
おまいの釣りレスの方が寒くてたまらん >213
>>202-203 まったく気がつかなかった!うーん、奥が深い…
>>210 部屋で作曲してるシーンの中で、「(結婚の事は)考えてないね」
というセリフがあったけど、本当に結婚しないつもりだったのでは?
佐分利信、政治家とか大企業の社長役とかがぴったりだったね、あと山村聡とか
今の政治家なんかよりよっぽど大物っぽい
おお、こういうスレがあったとは・・・迂闊だったぁ〜。
TV板にへばりついててうっかりしていた。
みなさんのおっしゃること、いちいちうなずいて読ませて頂きました。
公開当時劇場で観て、その後TV放映を観て(2度くらいありませんでした?)
ビデオで4回ほど観てってくらい、大好きな映画です。
ダビングもしてあるのですが、DVDは持っていません。
予告編の他に特典映像とかあるんでしょうか?
>>209 そのせいで、テレビでははみだした画面の端で事件がおこって
ると、突然画面がものすごいスピードで横スライドしていくこともありますよね
あれ昔は、スゲーカッコイイ演出だって勘違いして思っていた。
219 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/03 22:26 ID:S73YRbyb
今後、テレビのロードショーで放送される事は二度とないんだろうな・・・。
内容が内容なだけに。
>>206 あの字幕はじゃまだと思ったおぼえがある。
221 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/04 00:56 ID:B8O3qeo+
映画見ました・・・後半は涙が全然とまりませんでした。なんかみなさんはツッコミ所
いっぱいあったみたいですが・・・・。
私は、疑問に思った事があったので(ある程度はこのスレ読んで解決しましたが)わかる方いたらお願いします。
1、幼いヒデオはなぜあんなに遍路で苦しい思いをしたのにやさしくしてくれた三木の家を飛び出してしまうのでしょうか?
2、紙ふぶきは1回ではなく何回かに分けてばらまいたのですか?(記事になるくらいだから・・・)
>>221 > なんかみなさんはツッコミ所いっぱいあったみたいですが・・・・。
いや、最初は疑問があっても感動で精一杯よ。
> 私は、疑問に思った事があったので(ある程度はこのスレ読んで解決しましたが)わかる方いたらお願いします。
お前もあるんじゃん!(藁
回答はきっと他の人がしてくれるだろう。
>221
1.に関しては、たとえどんなに優しくしてくれたとしても、
結果的に父と自分を引き離したのが三木だから、心底懐くことはできなかった、と
解釈してる。
2.はわからないです。
>>221 男のくせに泣くんじゃない。
涙をこらえて見るのがこの映画の見方でしょう。
少年、本浦秀夫の涙をこらえてけなげに生きているシーンが
名場面だ。
225 :
221:04/02/04 01:47 ID:B8O3qeo+
深夜にも関らずレスくれた方々ありがとうございます。
ちなみに私、女なんですけどね・・・。
なんか三木がヒデオを可愛がるシーンが印象的だったので、
突然逃げ出したのが考えられませんでした。
映画では逃げ出してから音楽家になるまでの間は出てきませんでしたが、
TVではやりそうですよね。ちょっと楽しみです。
>>221 ヒデオが出て行ったのは、あえて答えが無い方がいいのでは。捜査会議で今西もそこの所は断言してないし。
分からない方が、「宿命」について深く考えられるような気がします。
紙吹雪は原作でも映画でも目撃されてるのは1回ですね。
DNA鑑定のなかった当時は裁判ではどういう結果
になったであろうと思うことがある。
>>227 そんなこと言い出したらコロンボなんか(ry
229 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/04 09:13 ID:y0xtGkG0
>>221 1に関して
秀夫は,自分にかかわることで三木夫婦が差別されることを恐れたのもあったんじゃ
ないだろうか。優しくされたからいっそう,そうなるのがつらいし,差別の結果自分
が捨てられることになったらもっとつらい。
秀夫を愛していたであろう母親が自分のもとを去らなければならなかったことや故郷
から離れざるをえなかったことから血の繋がりはなくても病人(父)やその血縁者
(自分)身近にいることが差別の対象になることが幼い心に刻み込まれていたのだと
思う。遍路の道中で差別のつらさ身をもって知ったことも大きいと思う。
>>221 1・和賀の自供がないので真相は闇の中ですが、原作では幼い時からの
放浪生活が癖になって三木の元を飛び出したのであろうと推理されてます。
これは自分の感想ですが、真相もそういった所ではないかと思います。
映画の中で英夫を探す三木を遠くから泣きながら見ている英夫のシーンが
あったので、英夫なりに三木の親切は解っていたが、長年染み付いた
放浪癖に抗えなかったのではないかと。
2・塩山→相模湖間を何回かに分けてばらまいてます。
ばら撒いたのは1日だけです。
原作では記者が現場に居合わせて、その後知り合いの教授に話し、
その教授が自分が書いてるエッセイに載せたとなっています。
映画では教授の部分がカットされてるかもしれません。
231 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/04 09:26 ID:KeY2mOEl
>>221 1ですが、父親以外のすべての人間を信じる事が出来なかったのかもしれません。
それは、和賀英了という音楽家になってからも…
原作を無視するわけではないが、あくまでも映画単体としての描き方を見て
個人的な解釈を……。
英夫が三木の家を出た原因が放浪癖というのは違和感がある。
もともと放浪癖なんて言うモノは、
寅さんのように、帰る家の存在に依存していることが多い。
むしろ、三木の家で親切にされることに閉塞感を憶えたと考えるべきでは?
(もちろん、父親と引き裂かれたという思いもある)
それよりもさらに動機として考えられるのは、
やはり父親の元に行きたいという、短絡的な衝動だと考える。
それは、療養所送りになる父を止めることはできないと分かっていても
なお駅まで走っていってしまった行動からもうかがえる。
まず「お父さんの元に行きたい!」があって、
多分、いろんな事情でそれがかなわなかったのだろう。
もしかしたら、療養所まで行ったけど、面会する前に大人に見つかって、
ほとんど口をきかない英夫のことだから、自分のことを話す前に逃げ出したとか……。
あるいは、いくら放浪の経験があると言っても、子どものことだから、
目的の療養所を見つけられずに、関西まで行ってしまったとか……。
とにかく、どこかで父親に会うことを断念したんだと思う。
そして、その過程において、差別されてきた自分の過去との訣別を
漠然とながら考えはじめ、大阪の雑貨屋の丁稚→子ども扱い→(戸籍捏造)→音楽家という道を歩んだのだろう。
そういう「父との訣別=自分の過去との訣別」という時間的経過を想像せずに、
放浪癖のある子どもが、誰からも強制されずに、大阪で居所を求めるとは考えられない。
234 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/04 10:41 ID:y0xtGkG0
私も8歳かそこらの子供に放浪癖ってちょっと無理がある気がした。放浪してたのは2
年くらいでその前は定住してたわけだし,放浪も一人でしてたわけではないし。
その無理のある家出理由で三木が納得してしまうところに,ひでおとの気持ちのズレを
感じた。そのズレが後の殺人にもつながってるような気がする。
村の人にとっては,三木がひでおを引き取る(=ハンセン病の血縁者が村に住む)の
は内心迷惑で,自分たちが追い出したわけではないということで「放浪癖」は都合が
よかったんじゃないかとも思った。考えすぎかもしれないけど。
三木がどんなにかわいがっても、やぱり実の親じゃないもの。
それに村の人はひきとられたいきさつも、
父の病気のこともみんな知ってるわけでしょう。
三木は親切にしてくれればくれるほど、実父を思い出すだろうし、
一歩外に出たら出たで村の子供は壮絶にいじめただろうし。
結局新たにやり直すといしたら、まったく別のところにいって
自分の経歴を一切知らない人の間で生活するしかないんだと思う。
今やってるドラマ、来週が亀嵩行きみたいだけど、予告で若手刑事が
「誰に聞いてもいい人っておかしくないですか」と言ってるシーンがあった。
ドラマでは三木は何か裏があるとか、偽善者ってことになってるのかな。
映画の三木は本当にいい人で、見ていて涙が出たけど。
>>235 巡査は赴任地が変わるから、いずれあの村も出て行けたんだけどね・・・
最終的には巡査をやめて雑貨商になったわけだし。
自分を愛してくれた実夫も、親切にしてくれた三木もひっくるめて、過去を全て捨てて
生きていかなきゃならないというのが、和賀の宿命だったということなんだろうね。
237 :
236:04/02/04 17:31 ID:yTIECVHu
×実夫
○実父
秀夫と一緒に病院に入院させればよかったのに。
そうすればこんな悲劇は生まれなかった。
239 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/04 22:17 ID:y0xtGkG0
療養所の子供は病気でなくても地元の小学校にも通えない(PTAの反対とかが
ある)。一生療養所で暮らすことになる。それも悲劇。
240 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/04 22:29 ID:dwGBCQ3+
丹波演説最高潮のシーン
黙って頷く丹子母鬼馬ニ。
(しかも刑事・・・。)
じゃなかったっけ・・・。
>>240 そう!(大爆笑
最初にキャスティングが流れるときに
丹古母鬼馬二の名前があったからどこで出てくるかと思いきや、
いきなりあそこで出てきたんで、感動している最中なのにワロタよ。
>>219 2年か3年前にテレビ東京で午後7時からノーカットでこの映画放映されたよ。
当時実況板か映画板で盛り上がった記憶がある。
ドラマ板のスレから拾ってきた。
「ふと思ったのだが、器って、もしかしたら托鉢での施しを受けた器を
象徴している部分もあるのかな?
だから、あの子は、どこでも拒絶される哀しさから、いくつも砂の器を
作って並べてた、とか。」
そうだったのか!!と、また泣けた。
三木謙一がズーズー弁をしゃべる,という設定はおかしいのでは?
三木が亀嵩の駐在所に赴任したのは大人になってから。
それまでは岡山そだちだから,普通は岡山の方の訛りでしゃべりませんか?
また,仮にズーズー弁を中年になってからマスターし,隠居後も使っていたとすると,
死体を引き取りに来た息子が気づかぬはずはない。
三木は亀嵩時代はズーズー弁,岡山に身を置くと岡山弁のバイリンガルという設定か?
いや,だとしたら,東京で和賀と会ったときは第三の言語「東京弁」で話したはずである。
しかし実際にはズーズー弁だった。和賀はもちろん標準語で話をしたはず。
で,結論としては,三木は普段からズーズー弁で話す人である。
ズーズー弁と東北弁はほぼ同じであると言うことに気づかない息子がアホ。
おかげさまで捜査が遅れた,ということで。
>>244 >息子がアホ。
に同意する
原作では、「10年間近く出雲地方で巡査をしていたから、訛りが出てしまっても少しも不思議ではない」
というような表現がある
だから、三木は岡山に帰っても、たまに出雲弁が出ることもあったと思う
一緒に暮らしている養子が、気がつかないはずがない
なんだか親父は東北弁に似たしゃべり方するなぁ、とか養子は思ったことはないのか?
それとも、和賀と会った時だけ出雲弁がでたのか?それは有り得ないよね
ズーズー弁の設定は、たしかにおかしいと思います
いやそこについては、国語研究所での話で、
関西より西だったかでは、こういった発音だと出雲弁だと認識されている
という言い回しがあった。
養子は、親父が出雲弁を時々話す、という認識はあっても、
今西が言う「東北弁」だという認識がなかったということじゃないのかな?
まあ、「東北弁」と言われて、ああ出雲弁のことだと気がついてくれても
よさそうな気がするんだが、それをあの国語研究所での話で潰しておいたとか。
映画の台詞の上では、あの息子に話を聞く時に「ズーズー弁」という表現は
してないみたいだからなおさら。(捜査会議の時だけみたい)
>>244 俺も昔観たときは同じこと思った。
でも、大人になってからそれほど重要なことではないと思うようになった。
俺は、東京生まれ東京育ちだけど、大学時代の4年間だけ札幌に住んでいた。
東京の人間と話すときには、当然、東京弁だけど、
北海道の友だちと話すときは、自然と北海道訛りや北海道弁が出る。
札幌のように東京弁とそれほど変わらない土地柄でさえ、
訛りや方言が出るのだから、
20年(?)も赴任していた出雲弁なら、その地方の人間としゃべるときに出るのは
特に不思議なことではないと思うようになった。
三木は和賀に会った時に、言語中枢が亀嵩時代にトリップしちゃったんだよ
島根の警官が車で丹波を案内するとき、訛っていないことを指摘
されて、東京の人と話すときは気を遣っていると言っていたこと
も、何かの伏線だったのでは。
>>244 私も、247さんと同じような意見なんだけど、色んな所を転々とした人って、
そこの人(そこの土地の人)としゃべる時はそこの方言使うんだよね。
三木は相手がヒデオだからあえて普段使わない出雲弁を使ってしゃべったんだと思う。
出雲弁を使った方が、お互い当時当時の気持ちになれるし、親近感がわくから。
俺は大学まで関西弁、大学入ってからずっと都内に20年。
実家に帰ったら廻りが関西弁なので、意識しなくてもすぐにスイッチが入って、
関西弁になる。電話がかかってきたときもそう。こちらからかけるときは少しスイッチ入れる。
で、東京に住んで10年くらいした頃から、
実家に帰っていても、ごく稀に東京の言葉になることがある。
主に東京に住んでから覚えた言い回し、新しい言葉のイントネーション。
だから
>>244の言うようなことは不自然だとは思わない。
たぶん俺と同じような体験の持ち主を脚本(原作?)の参考にしている。
三木が泊まった、伊勢の二見旅館の女中は「東北の人かと思いました」って言ってるよね。
原作では、「自分が長くいた村も、こういう訛り(ズーズー弁)を使うので、よく間違われるんですよ」と
三木が女中に話したとなっている。
つーことは、やっぱし日常的にズーズー弁を使ってたんじゃないか!?とつっこみたくなるね。
まぁ、もうどーでもいいことだが・・・。
丹波は演技or本当に泣いたの?
何度もマジ泣きしてNG出したらしい。収録されたものでもかなり来てるようだ。
255 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/07 13:35 ID:UoDJK5m7
復刻!邦画名作選
松竹映画『砂の器』サウンドトラックより
ピアノと管弦楽のための組曲「宿命」(\1470)
のCDを見つけたのでゲトしますた。
ちなみに『砂の器』O.S.Tは\2000
音楽監督:芥川也寸志
作曲・ピアノ:菅野光亮
です。
256 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/07 22:01 ID:MqiAWNf2
今日見たけどピアノ弾いてる姿はガクトそのものだろ
257 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/08 02:19 ID:ll97v2ki
>>221 いままで和賀は冷たくされたりいじめられたりしたことがあったけど、
三木夫婦にご飯を食べさせてもらったり優しくされて
優しくされることが意味もなく怖かったのだと思う。
この優しい人達がもし今度自分のことを拒否したら
こんどこそ自分(和賀)の心が壊れてしまいそうだったのだと思う。
人の心の優しさを知って、余計にそれがなくなる時が怖かったのだと思う。
今まではあっちいけとか言われてもそういうものにはカラを被って我慢できたけど、
心が三木夫婦の優しさにふれてガチガチに固めていたカラが割れてきていたから
もし今度三木夫婦にも拒絶されたら、
今度こそ自分がどうして頑張っていけばいいのか
失う優しさが怖かったのではないかと思う。
だから、拒絶されるよりも自分から拒絶してしまおうと三木夫婦のところから
出ていったのではないかと思う。
優しさになれていない和賀には、優しさを拒絶されるのが怖かったのだと思う。
それなら自分から先に拒否して生きていこうと思っていたのだと思う。
258 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/08 03:04 ID:CFD4l5ts
上の画像見ると加藤嘉がただのやせ細ったじいちゃん
に見えた。
>>257 うん。そうゆう見方もありだよね。
和賀って三木の所を飛び出した後って人を信用しないで生きていた
みたいで、愛人のこともどこらへんまで本気だったかわかんないんだけど、
そういう心を持っていたら愛されることに不信を
抱いていてもおかしくはないよね。
262 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/09 10:45 ID:uWXlIPs4
やっとレンタルビデオを借りられて、子供の世話の合間に
何回かに分けて見ました。皆も書いているように、後半の音楽と脚本が
よかったです。音楽はあまりクラシックは詳しくないのですが、
ちょっとラフマニノフとかチャイコフスキーのピアノ協奏曲っぽ
かったですね。いい曲です。ただ、前半の「紙吹雪の女」が
和賀の愛人だとわかるくだりが強引に思えました。今TVドラマ化
されていますが、蒸気機関車が走ってくる場面など、やはり
当時でなければ再現できない部分が多いと感じました。それで
もドラマの方の最終回まで録画するつもりです。
子供の秀夫が三木巡査のところから逃亡した理由ですが、私は
戦災孤児の話・・・野坂昭彦氏の著作などで、優しくされれば
されるほど放浪へ出たくなってしまう孤児の気持ちが書かれて
いた作品を思い出しました。三木巡査が自転車で探しまわって
いるとき、木陰で涙をぬぐっていた秀夫には、父親とわかれ
させた巡査にうらみの気持ちもあったのでしょうが、そのほか
にもそういう気持ちがあったのだと思います。
しかしそれが殺人という結末になったことは、実に悲しいことだと
思いました。原作ではほんの数行の遍路の映像が本当に強烈でした。
264 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/09 20:30 ID:05fD1gMK
>作ではほんの数行の遍路の映像が本当に強烈でした。
あのシーンと音楽で号泣しますたウワァァ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━ン!!!!
>>259さんが紹介して下さっているサイトのハンセン病の方って
具体的にどういった姿をされているのでしょうか?
本来なら自分の目で確認しなくてはいけないのでしょうが
もうひとつ勇気が出なくて・・・
266 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/09 21:36 ID:dgpkLWWQ
>>265 ハンセン病の現実を見なくても生きてはいけます。
しかし、何かを得たいのであれば勇気を持って現実を見ましょう。
1週間や1ヶ月へこんでもいいじゃないですか。
267 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/09 22:09 ID:rDCvywpn
>>265 寝る前には見ない方がいいですね。
どうしても見たくなければ
>>188 を読む程度にしておきましょう。
>>266さん
>>267さん、お返事ありがとうございました。
今の所見る勇気が出ないようです。
好奇心から拝見するのも気がひけてしまいますので・・・
昔学生の頃買った新潮文庫には、カバーの内側に映画の
白黒写真が掲載されていました。その後処分して、
今度また買い戻した文庫では、当然そんな写真はカバーには
ない。つくづく、捨てずに古い文庫を取っておけばよかった
と思いました。
続けての投稿すみません。
>>259さんの紹介している写真を見ました。
やはり衝撃的でした・・・・
こんな風に書いたら悪いと思うのですが、昔白土三平の
漫画に出てきたハンセン氏病の術者そのままでした。
白土さんは実際の患者のことを知って、あの漫画を
描かれたのだなあと思いました。
遅ればせながら、原作を読了。
この話があの映画になったのか……と思うと、
映画は原作を越えているなあ、と改めて感動した。
もちろん原作には原作の良さがあるし、
映画にも舌足らずなところは多いけど、
原作を広げてああいう作品を作り上げたところはすごいと思う。
272 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/11 16:37 ID:v/9Y2GN2
映画のクライマックスシーンは音楽と映像の見事なまでの合体、感動した
親子が村から旅立つシーンで、村を見下している千代吉の
なんともいえぬ表情ですでに涙腺がゆるゆるです、、、。
名作っす。
村を見下している千代吉を見ると、あそこから
同じ監督の「やつはかむら」になってしまいそうだ。
275 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/12 00:12 ID:MxALjEH6
276 :
LP持ってた男:04/02/12 00:44 ID:1l1nFdxq
その昔,TBSの「月曜ロードショー」(荻昌弘解説)で放映したときのこと。
いよいよクライマックス間近。操作会議で今西刑事(丹波)が和賀(加藤)の
殺人動機を説明する。固唾を飲んで聞き入る内藤武敏以下捜査陣。
今西「それは,当時としては不治の病と言われた(音声カット)だったのです!」
ですぐにCM。放送禁止用語とはわかっていたが,あまりに芸のないやり方に
愕然とした。初めて見た人はどう思ったのであろうか。
菅井きんは親戚だったのか?
>>276 あれ、そうでしたかね?
しかしこの映画はハンセン氏病のことが原作よりもウエイトを
おいてるので、肝心の病名カットしちゃあかんがな。
製作者サイドはハンセン氏病への謂れ無き差別を
描こうとしてたと思うんですが、そんなんのも駄目なんすね。
>>276 最後に出てくる病名の字幕はカットされてなかったの?
280 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/12 20:00 ID:QVfuaFqY
>>279 捜査会議のシーンでは「ライ病」だった。
ライという言葉がいわゆる差別用語で、ハンセン氏病は
セーフだったんだね。
でも、何で今西も「ハンセン氏病」と言わなかったんだろ。
281 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/12 20:15 ID:K1fQKR7T
>>280 差別用語であっても「らい」というほうが自然であると思う。
まして映画が撮影されたのは30年も前なのだから。
>>280 >「らい」が差別用語
そうだったんですか。知らなかったです。当時は自然に使っていた
言葉と言われれば、そうかも知れないと思います。たしか少年サンデー
の記事に、太平洋戦争で手足を失った元兵隊の図に、やはり「かたわ」
みたいな説明が載っていたのを覚えています。当時はまだ終戦直後の
記憶が生々しく、「砂の器」にも戦前の影が落ちていると思います。
ある批評サイトで映画版の批評で「古い」というのを見たんですが、
監督の野村芳太郎はわざと戦前からの色を出して撮影していたのでは
ないかと思います。「らい」という言葉を出したのも、そのせいでは
ないかと思えますね。
283 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/12 21:06 ID:QVfuaFqY
>>282 ただ、原作では「ライ(漢字)」とはっきり書いてあるから
原作連載当時は、自然に使っていたのかも知れない。
おそらく革新・人権団体とかが勢力を伸ばしてきた
昭和40年前後ぐらいから、抗議とかが激しくなり
放送禁止用語が増えたから、その影響だろうね。
284 :
280:04/02/12 21:19 ID:K1fQKR7T
放送禁止用語というのはテレビの自主規制の問題では?
「かたわ」とか「びっこ」とか別に身障者以外に、物の状態をあらわすのに
日常的に使われるし、「キチガイ」もいわゆる精神異常者に普通に使われている。
で、今西が「らい」という言葉を使ったのも私は自然に感じました。
決して差別を助長しようとしてるのではなく、なんだか言葉狩りのような現在の風潮で
昔の、しかもテレビではなく映画での言葉遣いは同列には語れないと思います。
285 :
276:04/02/12 22:25 ID:bVG2TFpR
>>280さん
私の説明のいたらぬ所を補っていただいてありがとうございます。
最後の字幕はそのまま放映されましたが,そもそもその字幕も
>>93さんの御指摘の千代吉のメイクと同じく,患者団体さんとの
話し合いの結果で追加されたものであると朝日新聞で読んだことが
あります。それならば,操作会議のセリフも撮り直せばと素人は
思うのですが,そうしなかったのが制作者側の闘いであり,判断
だったのでしょう。
私が知りたいのはTV局のスタッフも同様の闘いや判断をしての
音声カットだったのか,それとも予定調和的な自主規制だったの
かということで,25年も前のことだけど,今にも通じる問題だと思
うのです。
>>283 > ただ、原作では「ライ(漢字)」とはっきり書いてあるから
「癩病」こんな字ね。
>>285 森達也の『放送禁止歌』を読むと、(この本必読!)
TV局でちゃんと考えている人は皆無に近いと考えるのが妥当だろうね。
>>282 > たしか少年サンデーの記事に、太平洋戦争で手足を失った元兵隊の
> 図に、やはり「かたわ」みたいな説明が載っていたのを覚えています。
大島渚が日テレのドキュメントで撮った「忘れられた皇軍」には、
片手や片足や両目を失った元朝鮮人軍属が出てくるね。
これもTV放映は不可能かな。
図書館なんかでビデオ上映できるけど。(例えば川崎市市民ミュージアム)
288 :
281=284:04/02/12 23:07 ID:K1fQKR7T
間違えて280にしてしまいました。280さんすみません。
289 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/12 23:13 ID:LS3rX9T+
>287
「忘れられた皇軍」に関しては
かなり昔にNHKで一部を放送した事あるけどな。
今はどうだろ?やっぱ無理かな?
僕は、「砂の器」は田中邦衛と佐藤浩市が出ているのを昔見た。あれはよかった!「寝たあとに 草が群がる ころもがわ」。大空眞弓とか、
291 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/12 23:30 ID:eXe/kTHB
ガイシュツかも知れないが、
数年前のテレ東の放映では堂々と「ライ」と言っているのだが。
なお、テレ東は20年ぐらい前に「エタ、ヒニン」が連発される「破戒」を
放映した実績もあり(この時は事前に解同などと協議した)。
厳密には放送「禁止」用語というものはなく、
必要性もなく安易に発言するとあとで厄介な問題が起きる可能性のある言葉を
放送局連盟が勝手にリストアップして自粛しているだけなのだよ。
>>291 テレ東放映は3年前。
確かにあの時は音声カットも一切なく、ノーカットで放送した。
TBSは妙なところで感覚がずれてるんだよな・・・
293 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/13 00:21 ID:dMjzzyMf
>>292 差別を告発したり、差別を批判する為なら、
あえてそういう言葉を使わざるを得ない
場合もあるんだけどな。
そこらあたりから逃げるのは本末転倒ではないか?と。
294 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/13 00:23 ID:ZVEry4wG
えらく関係ないですが、
昔昔に片足のない兵隊さん(服装が映画に出てくる兵隊さんの服装のままだったの)が
浅草寺?明治神宮?の門の脇あたりに立っていたのを見たことありませんか?
小さすぎて場所がはっきり覚えてないのですが、浅草寺だと思うのですが。
初詣に行った時だと思うのです。お寺の門の脇に立ってました。
生まれて初めて身体障害者を見て見ちゃいけないけど、
目がいってしまうのを止められず凝視していた覚えがあります。
なにか・・・何でも見ちゃいけない、蓋をしてしまうことでは
何の解決にもならないと最近は思います。
>>294 昭和40年代には、新宿と上野にいたよ。
別人だと思うけど、子どもだったのでよく憶えていない。
浅草にいた記憶はない。
傷痍軍人な。
私も子供の時見たよ。地方ですが。
自分も
>>294と同じではじめて見た身体障害者かな。
併せて戦争というものを感じたはじめてのことかも。
つうか歳ばれそう。
298 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/13 21:50 ID:Yw1PGTPv
>>291 TBS(テレビ初放映)時は、言葉狩りのような風潮が強く
あとあとの面倒を嫌ったテレビ局側が自己規制した。
ただ、あまりにも行き過ぎて表現者の方から疑問を
呈する声が強くなったのと革新・人権運動の衰退が相まって、
テレ東の時はそのまま放映されたということだね。
確かに差別につながるからなくせばいい、あるいは言い換えれば
事足りるとの考え方はナンセンスだと思う。
ちなみに「癩」は「かったい」とも読み「こじき」と
いう意味があるから、この辺が問題になったのかな。
でも昔は「癩の瘡うらみ」(癩病患者が梅毒患者をうらやましがる、
転じて自分よりわずかでもよい境遇のものをうらやむことの意)
ということわざが堂々と使われていたらしい。
これはさしもの俺もどうかと思うよ。
299 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/13 22:13 ID:1op15WmU
300 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/13 22:16 ID:1op15WmU
たしか、「八百屋さん」と愛称的に呼ぶのはよくても
八百屋、とか××屋と呼びつける(?)のは言葉狩りに引っかかるらすぃ。
「この八百屋さん風情が!」
婦人も駄目なの?
じゃ御婦人にとってかわる言い方って?
砂の宇吉
305 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/14 19:54 ID:y2LD/Tok
女が自分を女性と呼ぶのもキモイ。いっそ生物用語でオス・メスか。
今度生まれたおたくの子供さん男の子ですか? →
今度生まれたおたくの子供さんオスですか? とか。
306 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/14 20:02 ID:HWyQ/swR
>>298 俺、小学校6年生の時、小学館の「小学6年生」を毎月
買ってもらっていた。1月号には、「いろはかるた」が
ふろくについていたんだけれど、「癩の瘡うらみ」は
「家宝は寝て待て」に変えられていて、本誌の巻末には
「お父様お母様へ」という欄で、
「このことわざは、お子様にはふさわしくないので変更しました」との
お断りがついていたよ。もう25年も前のことだけど。
>>298 テレ東は放送禁止用語らしきものがある映画でも(にあんちゃんとか)
あとで断り書きをして無修正で放送することが多々あるね
加藤嘉。筋金入りの反戦家で,特攻隊上がりの鶴田浩二に「大東亜戦争は間違いだった」と言わしめた人だったらしい。
309 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/15 10:33 ID:fWBZLkor
>>309 ゴリゴリの共産主義者だったね。
よく、共産党の機関紙に
名前が出ていた。
310 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/15 11:02 ID:CFo4Un7W
>>307 差別的な表現をしている部分の音声をカットしたりしないの?
昔の映画やドラマの再放送見ると、そんなのがよくあったけど。
311 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/15 11:10 ID:woscjX7S
TV放送でカットされた映画の名セリフ
川島透・竜二
『カタギになるか?カタギになってコ××するか?』
黒澤・用心棒
『この宿場の人間はみんな××ゲーだ、だけどオメエがいちばんキ××ーだ』
山田・幸せの黄色いハンカチ
武田鉄也がタコ八郎の乗った車を蹴りながら『この×ャ×ショー!』
セリフではないけど東宝の「サンダ対ガイラ」ではサンダが広島の原爆を浴び
て世にも醜いケロイドになる、ってシーンはカットされている
312 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/15 11:10 ID:gbGg5A31
>>310 黒澤明は「絶対カットするな!」といっていたので
テレビでやるときは断り書きが出て、無修正で放送する。
さすが巨匠!
313 :
312:04/02/15 11:14 ID:gbGg5A31
補足
WOWOWで全作品放送したとき、スタッフが無修正で放送することを条件に
黒澤プロから放送権を取り付けたらしい。
NHKBSで放送するときも無修正だよ。
(他の監督作品だと修正されることが多い)
314 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/15 11:16 ID:woscjX7S
映画ではないけど、今年の元旦のニューイヤー駅伝
トップランナーが足を引きずりだしたのを見て、解説の瀬古が
『あ、ビッコひいてますよ。ビッコを』と放禁用語をリフレイン
監督協会ガンガレ
316 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/15 20:25 ID:MMrDOWxY
中居の間が長すぎる
最終回だけ見ればいいドラマになったな
319 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/16 05:44 ID:NL0bvBnA
で、タイトルの「砂の器」ってのは、
放浪中に幼少の秀夫が、砂の器を作って遊んでいたことと、
その後の秀夫の半生が、砂の器のように脆く壊れやすい物だったこと
のダブルミーニングってことでいいんでしょうか?
320 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/16 08:26 ID:bCry97z/
321 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/16 11:20 ID:tpmfU9O2
>>29はビデオテープが「停止」とか「巻き戻し」が出来ることを知ってるのかな?
あと、返却するまでは何回でも見ていいこととか。
322 :
アホのアムステルダム:04/02/16 13:09 ID:cBuKOnDD
知らない・しっ知らない
なんでそげなこと言うだらか。
325 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/16 17:55 ID:8CfrVx0L
>>321 >>29は新しく発売された方のビデオを借りたから新作のため一泊しか借りられないのでは?
昨日DVD観たけどやっぱり森田健作も丹波哲朗も演技うまくないんだね。二人とも本人にしか思えん。存在感が強すぎるのかな?
326 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/16 21:44 ID:kXX7qsXj
感動作なんだけど...
ちょっと思うこと...
この作品で「ライ病のビジュアル」を刷り込まれていた気がする。
も一つ挙げれば『ベン・ハー』でも同様に。
328 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/16 22:10 ID:F5ZT3XJ3
329 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/16 23:36 ID:wNtyBfLu
>>276の言った「月曜ロードショー」では荻昌弘が有益な情報を述べていた。
脚本の橋本忍氏が荻氏にこう語ったらしい。
「荻さんね,これは僕たちが必死で考えた『人形浄瑠璃』なんだ。
オーケストラは三味線,丹波が大夫(語り),放浪する親子が人形なんだよ。」
なるほどと思った。(作った人が言うんだから,もっともな話だ。)
以来,この映画を差別解消の視点からのみ語る人には違和感を覚える。
その後の私は,この手の異化効果的音楽かけまくりの映画を大画面・大音響の中で
思考停止しながら観るのが無上の喜びになっている。有名なところだと
「2001年宇宙の旅」の冒頭,「地獄の黙示録」のキルゴアの場面,「未知との
遭遇」のUFOとのジャズセッション,「ベニスに死す」のマーラー。晩年の深作作品の
タイトルバックなど。
330 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/17 00:17 ID:PecoRvzx
>>329 あなたと全く違う理由だけど、同意するわ。
そもそもこの映画で涙に濡れるには思考停止するしかないはずよ。
ハンセン病者の親子は常に差別され、同情される対象に固定される図式ね。
この病に冒されたら殺人を犯すのが「宿命」だなんて、いい気なもんね。
ところでこのスレの皆さんは同じ松本清張の「眼の壁」(映画化)の
犯人の出自や死体処理のトリックにはどう思うのかしら?
331 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/17 00:28 ID:tPEVsUbj
>>330 この病に冒されたら殺人を犯すのが「宿命」
テメエがどう解釈するかは勝手だが、
どこをどう取ればこんな考え方になるのかね。
思考停止どころか「思考破綻」だな。
>>330 >ハンセン病者の親子は常に差別され、同情される対象に固定される図式ね。
そうやって同情しておけば、安心なんですよね。自分は「同情してあげる」側だから
絶対安全圏にいる。熊本のホテルを批判しても、現実に自分がその職場にい
たら、誰もが本社の指示に従うだろう。そういうもの。
>この病に冒されたら殺人を犯すのが「宿命」だなんて、いい気なもんね。
だから、ハンセン氏病の当事者・家族や、関係する活動家は、この映画を好まないらしいですね。
「眼の壁」は、手形詐欺一味の親玉が精神病院を買収していて、入院患者になり
すまして世間から隠れていた話でしたっけ? 大時代な硫酸プールには参ったね。
「砂の器」も「眼の壁」も、地道な捜査の過程は渋いリアリズムでいいのだが・・・。
333 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/17 22:51 ID:UZ5jiIBy
>>330 このスレのたんなる「砂の器」マンセー厨房は
「眼の壁」なんて言ったって、知らないの多いと思うよ。
あの原作もたしか某団体から相当叩かれてたはずだ。
>>330 「眼の壁」って原作と映画もずいぶん違うんじゃなかった?
原作:犯人→被差別部落出身者。幼いころに受けた差別体験から、
世間を見返してやろうと右翼の親玉になり、殺人を犯す。
死体処理→皮革をなめす薬品に人間を浸して白骨化させる。
映画:犯人→信仰宗教の教祖
死体処理→陶器を焼くときに塗る薬品に浸す。
ついでに言えば、松本清張はサヨ作家ってことになってるけど、
「砂の器」のハンセン病者の扱いといい、
「眼の壁」の被差別部落出身者の扱いといい浅薄で、
人権感覚には相当問題ある作家だと思う。
まあ、良くも悪くも、「庶民」とその常識を共有してる
「庶民的な」作家だったとはいえるんじゃないかな?
>>332 > だから、ハンセン氏病の当事者・家族や、関係する活動家は、この映画を好まないらしいですね。
言えるのは、好まない人がいる、くらいだろ。
作るときにちゃんと意見聞いて作ってんだし。
336 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/18 17:35 ID:UJKpcLn7
>>290 >「砂の器」田中邦衛と佐藤浩市が出ているのを昔見た。あれはよかった!大空眞弓とか
私も見ましたが貴殿と違って全然評価に値しない映画だと思う。先ず原因をライ病とせずに村の
有力者を傷つけて放浪の旅に出た。殺したわけでもないのに何で放浪? チョットした
離れた町に行けばいくらも(戦前だが)生きられる。あまりにも無理がある。最後に佐藤浩市が自供して
手錠をかけられる。飛行機に乗られなくて音楽会は中止。情がない。野村監督作品のほうが100倍よし。
337 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/18 23:27 ID:IbDahK9n
>>334 原作では「忌まわしい父」などという記述もあるし、
殺人の動機も、成功を目の前にした若者が
このような父親を持った過去を知られたくなかったというのが
前面に出ていた。これだけ見てもわかるように、
松本清張の中では、差別を告発するなどという考えは
もともとなかったと思う。
ハンセン氏病者の苦難を大胆に表現して、結果的に親子の絆や
差別問題まで浮き彫りにしたのはあくまで映画、
もっといえば脚本の力が大きい。
>>338 あの最後のために、延々とテロップやってたんだよな。
最初観たときはイラネー!って思ったけど。
最後だけ出すとそこの意味が深杉になって目立つし、
「この作品はフィクションであり…」をやってもお約束みたいで意味薄くなるし。
つくづく橋本忍の気遣いを感じるやり方だった。
劇中に度々挿入されるテロップについて、撮影の川又昂氏が語ってるサイトがあった
んで以下に抜粋。 あの文字は手書き(レタリング)だったということか。 自分も
学生時代にやったことがあるけど大変だったろうね。
”まあ、制作費なんていくらあってもたりないけれど、あの映画はタイトルがたくさ
んでてくるでしょう。”
Q 時と場所のタイトルですね。
”手書きだと滲んじゃうこともあるから、写植でいきたいといったんだけど、あれだ
けの数だと、何百万になっちゃってね。製作主任は頭かかえちゃって。で、僕の娘が
ちょうど美術学校に行ってたから、アルバイトでやらないかって。家族みんなで作っ
てたみたいなところがあるね(笑)。”
”手書きだと滲んじゃうこともあるから、写植でいきたいといったんだけど、あれだ
けの数だと、何百万になっちゃってね。製作主任は頭かかえちゃって。で、僕の娘が
ちょうど美術学校に行ってたから、アルバイトでやらないかって。家族みんなで作っ
てたみたいなところがあるね(笑)。”
341 :
340:04/02/19 08:35 ID:0kC6toLU
↑一部二重カキコ、すまぬ。
342 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/19 11:56 ID:rlFg85kd
>339.340なるほど。
なんか火曜サスペンスみたいだ、と思ってボーッと見てたがそうゆう心遣いもあったのか。
344 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/19 16:49 ID:+IyzRVDt
差別文学の金字塔と言われる島崎藤村『破戒』
オトマツが同僚の教師に生い立ちを問い出され、怒りに打ち震える場面
オトマツが遂に自らの生い立ちを教室で生徒たちに告白する場面
特に後者はこの小説のハイライトとでもいうシーン。涙もろい人は泣くかも
次回は昔映画化もされたこの名作をドラマ化してもらいたいものだ
砂の器は原作においてもハンセン病自体が前面に押し出されてないばかりか
あってもなくてもこの話は成り立つのではないか。むしろ噂されている父親が
殺人犯であったという設定のほうが視聴者に真に迫ってくるのではないか
345 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/19 16:57 ID:VpPmWCoE
>>344 『破戒』ですか? まあムリでしょう。実現したら、バカな2ちゃんウヨ厨
はネタを与えられて喜ぶだろうけどねw
確かに。
348 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/19 21:14 ID:Q4c5D0PR
349 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/19 21:24 ID:JqL6XuM8
>>344 >砂の器は原作においてもハンセン病自体が前面に押し出されてないばかりか
あってもなくてもこの話は成り立つのではないか。むしろ噂されている父親が
殺人犯であったという設定のほうが視聴者に真に迫ってくるのではないか
いや成り立たないと思われ。いまのテレビ版ではハンセン病でないとサンデー毎日
に出ていたが、かなり難しい設定が必要かと。
つーか、今は癩病の差別について良く分からないから、
プロット自体に無理があるんじゃないのかな。
癩病以外に他に代りになるものもないでしょ。
>>344は偉そうなこと言う前に、
日本語を小学校からやり直した方がいいな。
「差別文学」っていう表現も間違ってるし。
352 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/20 11:40 ID:hNaIaoR5
>>348-351 原作もろくに読んでない、漫画のふきだし部分の範囲しか会話が
出来ない低脳どもが偉そうなことを言うんじゃない
差別文学は確かに間違ってるが、その後の表現には高い評価を与えてやりたい
じゃあ、なんだ、
現代では、殺人犯の父親が親子関係を否定するのが自然なのか?
どうしようもないな、
>>352は。
うっかり書いてしまった
>>344より酷い。たっぷり考えてもそれか。
354 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/20 11:58 ID:hNaIaoR5
>>353 なんだ?ラリってるのか?
昼間っから酒に溺れてるんじゃねーよwww駄目親父www
>現代では、殺人犯の父親が親子関係を否定するのが自然なのか?
どこをどう読んだらそんなレス出来るんだ?
ひょっとして、殺人犯の息子じゃないのか?wwwww
ハハハあんた顔真っ赤だよww
>>344=352だろ。
丑松を「オトマツ」とずっと読んで来てたのがバレて大恥かいてるのに
まだ無駄な抵抗してやがるw
おまえに言われんでも普通の人は
みんな「砂の器」「破戒」ぐらいとっくの昔に読んでるんだよ。
356 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/20 12:12 ID:hNaIaoR5
>>355 >
>>344=352だろ。
お前の蒸発して簡素化した脳みそでよく分かったなw褒めてやるw
新潮の破戒読んで見ろよwwwオトマツなんだよ
>>356 > >
>>344=352だろ。
> お前の蒸発して簡素化した脳みそでよく分かったなw褒めてやるw
君は馬鹿だけど正直でいいね。
358 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/20 12:21 ID:hNaIaoR5
>>357 >君は馬鹿だけど正直でいいね。
サンキュー。だが俺がお前をブチ殺さないうちにどっかに消えてくれないか
359 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/20 12:39 ID:hNaIaoR5
ストーリー
小説の舞台は、北信濃の封建的色彩が濃く、未だ差別意識の強い旧城下町飯山。被差別部落出身の青年教師・瀬川丑松(うしまつ)は、周囲にそのことを隠して生きていた。
丑松が長野の師範校から飯山に奉職の身となった時、父は一人息子の前途を案じ、被差別部落の子が世に出て身を立てるただ一つの希望、ただ一つの方法を言い聞かせた。
今検索したらウシマツで正しいらしいな
多量の書物を読んでるから何かと勘違いしてしまったらしいね
和賀英良が三木謙一を殺害した時の胸中は原作ではほとんど書かれていない。
映画でもそこのところが描ききれていない(想像はできるが・・・・・)
現在放映中のテレビドラマはそこのところを上手く描いている。
(中居の演技は臭い、赤井は大根、所詮テレビドラマという意見もあるだろうが)
成功するか否かは別として、原作や映画ではスポイルされていた犯人・和賀英良の
心の変遷を描こうとしている今回のドラマは『砂の器』の穴を埋める試みだと評価できる。
361 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/20 13:14 ID:hNaIaoR5
元々日曜の9時にやるような内容ではないね
ハンセン病を省いても十分原作の本筋を逸脱することなく伝わると思うがね
原作を忠実に再現したとしても、最近の宿泊拒否騒動で内容変更は回避出来ないと思うがね
ハンセン氏病の部分が差し替えられていても主題は変わらないので
映画を観た視聴者は上手く脳内処理して『砂の器』ワールドを再構築しようよ。
そういえばドラマでは和賀が三木を突き飛ばす時に敬語使ってたな。
「もう秀夫はいないんですよ!!」とか・・・・・
恨みの対象なら「もう秀夫なんかいねぇんだよ!!」という暴言になるはずだが。
>>363 三木謙一の人柄に尊敬の念と自分たち親子を救ってくれたことの恩義を感じてるんじゃないか?
>>364 それだけじゃないと思うが・・・・
映画では三木夫婦に世話を受ける秀夫は終始険しい表情のまま。
三木宅家出の際に血相変えて探し回る謙一を草陰に隠れて見ている秀夫の表情は相変わらず険しい。
しかし泣く。ボロボロ泣いている。まるで父・千代吉と別れた時と同じように泣く。
秀夫を世話するうち実の子供のように愛情を持ち養子に迎えようとした夫婦と同様、
秀夫も三木夫婦を実の親のように慕っていた。しかし自分の素性を知る世間は冷たい。
この村にいる限り迫害を受け続けることになる。だから秀夫は三木夫婦の下を去る。
和賀にとっては三木謙一は父親に等しい存在。
本浦千代吉・秀夫親子が宿命を背負っているというのは当然の解釈ですが
私は三木謙一も相当深い業を持っている人であり彼も宿命を背負っていると思います。
三木はただひたすら優しく全ての人を包み込む暖かさがありました。
普通の人はそこまで出来ない。三木は異常な存在なんです。
バイタリティーありすぎなんです。
三木のお節介を受け入れられる人達は彼を聖人君子のように讃えますが、
受け入れられない人には三木のバイタリティー溢れる絡みには恐怖を感じるかも。
三木謙一を尊敬し慕いつつもこの頑固で一方的な押しつけは和賀にとって避けられない
障害と感じたのではないでしょうか。
「自己保身のための怨恨による殺人」というのは法律上の表現であって
殺害の刹那に和賀を支配したのは、三木の凄まじい行動力に対する純粋な恐怖だと思います。
いずれにせよ三木謙一は殺されるべくして殺されたといえます。
三木謙一も業が深く、また彼なりの宿命を背負っていたと言えるんじゃないでしょうか。
>>365 自分の脳内としては、
だからこそ三木の元を去る=実の父親を捨てる(過去を捨てる)に
なるのかなと。
どうでもいいけど、
完全に「ハンセン病」という用語がメディアで定着してるのに、
いまだに「ハンセン氏病」って書き込んじゃってるヤシって
相当いい年こいたオヤジなんだろうな。
いや、もしかしたらジイサン?(この板だったら十分ありえるw)
370 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/20 22:28 ID:Q3/zeC/K
しかし、なあ..........
俺みたいな貧乏人のプーから見ればハンセン病の元患者って羨ましいワ
補助金かナンか知らんけど今ままでに数千万円以上もらって、住やら食やらの
心配もなく蓄えも多く、その上また国から数千万円の支給
もちろん老後の心配は全くない障害者年金
その一方でリストラ、生活苦、などで年に3万人以上の自殺者
ハンセン病に感染したいデ
371 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/20 22:55 ID:uvsBhHQ9
>>370 今となっては、そういうことも言えるかも
わからないが、昔は悲惨だったぞ。
個室ではなく大部屋でプライバシーはないし、断種手術なども
当然のように行われていた。
少しでも反抗的な態度をとったら、懲罰房に入れられるし。
もちろん、大半の家族は音信不通で、望郷の念にかられながら
無縁仏となって生涯を終えるしかなかったんだぜ。
もっとも、賠償金が出ることになって、急に家族や親類が名乗り
出てきたようだけど。
>>369 岡山の慈香園から不自由な手に難儀しながら書込みしています。
>>365 秀夫がみせる険しい表情。それを作らせているのはなにか?
それは世間に対する“憎しみ”と反撃しても通用しないための“我慢”
この憎しみと我慢が秀夫の放浪生活を支配している。
夫婦の世話を受ける秀夫の表情は終始険しいままだが、実際はなついていた。
三木夫婦を父母と認め慕い新しい家庭で暮らしたい。
そう思う秀夫だったが彼の胸中に言いしれぬ不安が生じる。
元の家庭はハンセン病の家族という宿業により崩壊している。
三木夫婦と自分の生活もいずれは・・・・・・・・
大好きなおじさんおばさん、いや心ではお父さんお母さんと呼べる二人のもとを去る。
自分を必死に探す謙一に「お父さん」と叫びたいのをグッとこらえ我慢する。
自分に対し再び親子の別れという苦しい道を選ばせた運命を呪い憎んだ。
家出し草むらに潜んだ時の険しい表情を形作ったのは世間に対する憎しみや我慢ではなく
三木夫婦との別れに対する我慢であり、運命に対する憎しみだった。
「一人で生きていかなければならない・・・・すべてを秘密にして」
彼が宿命を感じたのは三木謙一のもとを去るまさにあの時だ。
私はそう解釈しました。 (長文でスマソ) m(_ _)m
ところで現在、ハンセン病の発生数は国内で年間どれほどあるのだろうか?
ちょっくら調べてみようか・・・
実の父親以外で唯一「お父さん」と呼べる人を殺したなんて
宿命だな
なんか三木謙一と秀夫に思い入れのある香具師らが熱弁してるな
映画からそこまで深読みできるとは、想像力旺盛でツネ
声をつまらせ演説する丹波哲郎な香具師達が参加している「合同捜査本部会議」はこのスレですか?
繰り返し繰り返し・・・
379 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/21 12:24 ID:3Gl64PDn
三木巡査の女房がいい。饅頭かなんかを買いにいって、千代吉の方を
怖がりながらも、秀夫に微笑みながら出してやる。散発や行水のシーン、
それに3人で食卓を囲みながら、秀夫が遠慮して膳を置くのを、もっと
食べなさいと、ご飯をよそってやる。
これ書きながら涙が出てきた。
駐在ってのは夫婦一緒に活動しなきゃならない。夫婦で営む萬雑貨屋みたいなもん。
三木んとこの奥さんは村に溶け込んで生活している典型的な駐在の奥さん。
三木の奥さんにはライ病患者を抱き起こすような旦那が持っている度胸も行動力もない。
だけど優しいんだよな。ともすればやりすぎともいえる謙一の駐在活動を
愚痴も言わずに支えてる。
もしこの奥さんが生きていれば謙一の暴走(和賀英良に会いに行き千代吉に会わせようとする)
を止めることができたんじゃなかろうか・・・
映画では和賀英良(秀夫)と三木謙一の人間関係が抜けてて
彼ら二人の間にある宿命が描かれてねぇよな
中居ドラマはそこんとこちゃんと描くんかなぁ
「和賀英良としては、じゅんぷうまんぽ…」さえ、なければなぁ
奥さんなくした三木謙一は「糸の切れた凧」
384 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/21 13:31 ID:3iRH3Ec5
奥さんが生きていれば一緒にお伊勢参りに行っただろう。
そうすれば、三木も退屈だから映画に行くなどということもなかったし、
和賀の写真を見ることもなかった。奥さんが死んだことも宿命。
385 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/21 16:06 ID:3Gl64PDn
「首に縄をつけてでも」と、三木としては千代吉との約束(子供を
責任もってそだてる。時々はあいに行かせる)のことが、ずっと頭を
離れなかったのだろう。それ故にこそ手紙の交流もあった。
三木の直情的な行動は理解したい。殺されても恨んでないのではないか
むしろとんでもない悲劇を生んでしまったことを後悔してるのかも。
そして早世してしまった妻のもとへ、逝けることを喜んでいるのかも。
>>384 おおおおおおおおおお。
そういえばそうだね。
色んな人達の「宿命」ですか。
387 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/21 21:21 ID:0ywwU0rK
仲がよかったのに,三木夫婦に子供がいなかったのも
後のことを考えると宿命ですね。
>>382 当時は「じゅんぷうまんぽ」の呼び方が結構使われていたように思う。
西日本新聞という地方紙の「くるま座」というコラムで
「まんぽ」と「まんぱん」のどちらが正しいのかという議論をやっていて、
筆者は「まんぽ」がと正しいと堂々と書いていた。
当時、広辞苑で調べたが読み仮名はついておらず、
学校の先生も「まんぽ」だと言っていた。
現在では「まんぱん」が主流になっているようだが、
オレの中では決着がついていない。
ATOK16では「じゅんぷうまんぽ」と打ち込むと
順風満帆《「じゅんぷうまんぱん」の誤読》と表示される・・・
塾長があれだけ自信もって言い切ってるので私としては「まんぽ」としたい
森田健作の台詞の多くで
「それでその男は〜ですかぃ」と“か”の後に“い”の音がどうしても聞こえるんだが・・・
台詞下手なのかな。
391 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/22 08:22 ID:rOXAOMvV
テレビで同じ役のやつも下手。
>>389 >>塾長があれだけ自信もって言い切ってるので私としては「まんぽ」としたい
塾長というのは、捜査会議の議長を意味していますか?
それならオレも賛成です。
撮影スタッフや俳優たちも「まんぽではなく、まんぱんです」と
ツッコミをいれたのであれば、「まんぱん」になっているはず。
当時、「まんぽ」が広く使われていたことの証だと思う。
ただ、「まんぽ」か「まんぱん」かで議論があったかもしれないが・・
393 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/22 11:03 ID:V3NKQ2Tc
失礼。
392 = 388 でした。
394 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/22 11:07 ID:dOLzTC8G
内藤武敏を「塾長」というのは、多分昔の森田健作ドラマ『おこれ!男だ』
を見ていたオサーンだと思われ。
子役の子は冬の放浪シーンで素足にわらじで
あまりにも寒くて泣いたそうだ。(アサヒ芸能より)
そうかあの険しい表情は宿命に対する我慢や恨みからではなく
「こんなツライ仕事だなんて聞いてなかったよ・・・・グスン」という
繰り返し繰り返し・・・行われる撮影を強要する監督や演出に対する我慢と恨みだったんですねぃ。
当時、この子役がどのような思いで撮影に参加していたかは今となっては想像するよりほかありません。
児童虐待の動かし難い証拠物件Aとして『砂の器』の映像を提出しますら。
398 :
389:04/02/22 18:02 ID:Ux4fimrK
>>392 >>394 ちっ!! オサーンだとバレちまったか・・・こんなことで足がつくとはな。
そういうも
>>394も14分間という短い時間で即答しているところをみると
俺と同じオサーンの二ホヒがするぜ。フケ&鼻糞入りスープにこみ上げた経験有りだろ。
399 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/22 21:08 ID:fuCB52ym
TV実況
映画では血液型
TVではDNA
時代の違い
400 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/22 21:33 ID:C0PI7Ykc
超音波殺人はまだ?
401 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/22 21:40 ID:tZ1vwlDS
>>399 血液型判定だけでは科学的根拠に欠ける。
この点では、2004年版>>・・・>>原作
>>400 そんなにSFチックな方法で殺られたいのか?じゃあ望み通り毒電波で殺してやる。
えいっ!! シュビビビビビビビビビビビーーーーーーーーーーー!!ι(+_+)y
403 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/22 23:12 ID:dOLzTC8G
404 :
402:04/02/22 23:55 ID:4KsuSWSw
ゴメン・・・・ウルトラの星・光の国に帰るよ、ジュワッチ!!
405 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/23 11:24 ID:FdbbGdNy
橋本忍はTV版は見たり見なかったといってた
三木はいい人だからきっと、伊勢参りでも「千代吉と秀夫が会えますように」と
祈ったと思うんだよね。
そのあと映画館で秀夫の写真を見つけて、運命的なものを感じて矢も盾もたまらず
上京したんだろうなあ。
408 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/23 21:04 ID:5dIEcN9j
今映画見終わった。
私も泣いたな。
原作読んだ時は淡々と読み終わってしまったのは、やっぱりハンセン病というのが
わかっていないからだったんだと思う。
島田陽子と元大臣は、この間までずっとハマッていた「田宮版の白い巨塔」にもいた。
409 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/23 21:14 ID:5dIEcN9j
丹波さん、個人的にはとても良かった。
あんな素晴らしい演技するなんて感激したもん。
これまで丹波さんといえば、Gメンかキーハンター、あとは霊界しか知らなかったので・・・。
和賀の母親が一番悪い!
旦那だけでなく子供まで見捨てた鬼畜母。
最近DVD買った。
↓
PS2で見た(縦に潰れてたが)。
↓
後半で泣いた。
TVで見たときはなぜ泣けなかったんで?
>>410 いつまでたっても理由がわからんのはそこだ。
千代吉の病気だけなら秀夫を連れて行けばいいと思うのに。
遺伝したと思われてたのだろうか。
それを言うなら諸悪の根源は非人道的な隔離政策でしょうに。
って「卵ニワトリ論争」のようなことを言ってどうする。
>411
当時は「らい病」は伝染病かつ遺伝病だと考えられていた(むろん誤り)。
和賀が親が「らい」だと隠したのはそのため。
>>408 いや、原作はハンセン病云々の感動モノではなく一応社会派ミステリーだから。
淡々と読み終えて正解。むしろ超音波で_| ̄|○
414 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/23 23:35 ID:kxNrci8w
>>411 >いつまでたっても理由がわからんのはそこだ。
千代吉の病気だけなら秀夫を連れて行けばいいと思うのに。
遺伝したと思われてたのだろうか。
本浦家にとって、秀夫は長男で跡取り。母親は単なる嫁。嫁は縁を切られれば
それまで。嫁ぎ先の跡取り息子を連れて出て行くなんてのは、戦後の新民法の
発想。……ということでは?
>>414 あ、そういう解釈もあり、か。
アリガトサン。
母親の件に関しては、それ以外にないです。
417 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/23 23:56 ID:5dIEcN9j
>>413 かもねぇ。
にしても、映画は映画でよかったなー。
せつなくて泣いた。
418 :
そんなヒト知らねえっ:04/02/24 00:40 ID:ZicuCClY
山田洋次&橋本忍(八年後幻の湖でブッ飛ぶ)の脚本に
拠るところが大きいですね。
原作では数行で済まされていた親子の放浪をあそこまで
イメージを膨らませ,死んだはずの千代吉を登場(慟哭!)
させたこと。それと電子音楽をオーケストラにしたことも。
中居版にしろ後のテレビ版はこの脚本がベースになってます
ね。特に今回の音楽なんかモロ盗作ッて感じ。
>408
千代吉の加藤嘉も出てたよ。田宮版の白い巨塔。
自分は加藤嘉の千代吉見たさにDVDを買いました
ヌー速のアイスタースレで、
「砂の器って、ドラマじゃない方はハンセン病を扱ってるんだって
テレビじゃちがうんだって。最近知った」
みたいな書き込みを見て鬱。そんなことも知(ry
>420
大当たり。今の大河内教授もいいけど
田宮版の加藤嘉演じる大河内はまさに原作から
抜け出したようなハマリっぷりでした。
砂の器、自分は号泣はしませんでしたが
繰り返し繰り返し見てはしみじみと少しだけ泣いてます。
英夫が三木を殺してしまった複雑な動機や
それぞれの宿命が、台詞の説明じゃなく伝わるのがいい。
前のほうで、橋本忍が人形浄瑠璃に例えた話が
ありましたが、なるほどと思いました。
>410, 411
412の言うとおり。
実際、親の片方とその子供が発病することが多かったために
そんな誤解が出たんだけれどね。
ライ菌は感染力は非常に弱いけれど、
「ライ菌への感染しやすさ」には遺伝的要因がからんでるし、
環境的にも免疫力の弱い子供がハンセン病の親といることで
より発病の可能性が高くなる。
あと、ハンセン病は業病と考えられていて
「そんな病気にかかるのは、本人(前世を含む)や先祖の
悪業の報いだ」みたいな偏見を持っている人間が
昔は結構多かったからね。
本当にハンセン病患者の不当な差別を訴えたいんなら、
この映画が一番解りやすいと思うんだよな。
ただ封印するだけでは、当時を知らない若い人達は
「ナンだかよくわかんないけど差別は良くない。」で終わるだけ。
まあ当時を再現つったら金と手間がかかってしょうがないんだろうけど。
425 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/24 19:07 ID:PskqXnlF
大昔の話で恐縮だが・・・
オレは大学で映画研究会に入っていた。、
後輩の家にサークルの皆と遊びに行ったときに、
そいつの部屋に月刊誌「シナリオ」があって、
特集が「砂の器」だった。
手にとって読み進める内に涙が止まらなくなって、
周囲の後輩たちから「どうしたんですか?どうしたんですか?」と
心配される羽目になってしまった。
とりあえず、人前で本(シナリオだけど)を読んで
号泣したのはこれ1回だけだ。
シナリオだから、脳内でシーンの再現がスムーズなんだよね。
あれには参った。
それにしても、すごい脚本だった。
>>426 残念ながら読んでおりません。
映画も見逃してしまいました。
当時、劇場で予告篇を見た限りでは大作という感じだったので、
期待していたのですが、気づかないうちに
上映打ち切りになってましたね。
砂の器ファンならば、初日に見るべきだったのでしょうか?
ただ、予告篇そのものは印象に残っているんですが、
何の映画なのかはさっぱりわかりませんでした。
ただ、走っているだけ・・・
>>427 砂の器ファンなら正視するのは残酷かも<幻の湖
そして、見終わっても何の映画かサッパリです。
橋本がいい笑い者(というかカルトな人気を集めた?)になった作品です。
429 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/24 20:22 ID:QpAyX35O
ハンセン病映画は「砂の器」が日本映画史上の決定版、
と思いこんでいるヤシが多いようだが、
おまいらそもそも、戦前、『キネマ旬報』でベスト1に選出されて
興行的にも大ヒットした「小島の春」(豊田四郎監督)を知らんのか?
>>429 「小島の春」は、善意から結果的に強制隔離を礼賛した映画だとして、扱い
が微妙な作品だからなあ・・・。
この映画では、隔離された方がみんなが幸せになれる、という思想が貫かれているし、
そうやって親族の別れで泣かせる、という仕掛けになっている。
思想に目をつぶれば、映画としては傑作だけど、正直、注釈抜きで観るには
危険な映画だよね。何も知らない人がこれを観たら、勘違いしちゃうよ。
豊田の『小島の春』は映画としては優れているけど、
強制隔離を美化しているところがあると批判されてるじゃん。
『砂の器』で事前に団体に意見聞いているのはその失敗があったからだよ。
西原儀一が単身乗り込んで撮ったドキュメンタリーはどうなんだろう。観たことないんだが。
432 :
431:04/02/24 20:41 ID:67H57/VB
433 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/24 20:44 ID:QpAyX35O
>>430 「砂の器」の三木も徹底的に善意から隔離を勧めたわけだが。
そんでもってまさに
>親族の別れで泣かせる、という仕掛けになっている。
わけだが。
・・・物語の構造そのものは同じじゃん!
434 :
431:04/02/24 20:49 ID:67H57/VB
違うよ。一登場人物の意見と映画全体の考えは。
君、ダメダメだね。それは
>>429を読んだだけで分かるが。
435 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/24 22:16 ID:PskqXnlF
2ちゃんねるに限らず、ネットをやっていて思うのだが・・・
これだけの知識・分析力・表現力を持った人間が
沢山いるのに・・・
すごい人達が世の中には沢山いるのに・・・
何故、この国は良くならないんだ???
不思議だ・・・
スレ違いですまん。
2chで聞けば分からぬことはない
答える人にもよるけどね。
PC関係だと、中途半端に知識をかじった人ほどしゃしゃり出てきて
これまた高圧的だしねぇ。
ああいう板は、社会的に不必要とされてる無職者が集まっている
場所というのもあるけど。
「隔離されたらみんなが幸せになる」って本気で思ってる連中の脳の構造が知りたい。
>>435 民度が低いから。
DiscStationではここんとこDVD邦画売上ランキング1位だね。
職場近くの大手レンタル店では数本ある本作が常時貸出中。
テレビ版→先が知りたくて映画レンタル→感動してDVD購入_ とい
う流れなんだろうか?
DVDは特典をもう少し充実して欲しかったな。 出演者も殆どご健在
なんだしインタビュー等入れて欲しかった。 邦画の場合、古い作品
だとなかなか難しいのかな・・
441 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/25 10:42 ID:/Ol+5BOq
大岡越前以外、天城越えの医者役くらいだな。
マゲしてない加藤剛見たのは。
新鮮だった。
>441
「影の車」見てない?
あれもいいよ、メガネが新鮮。
加藤剛の少年期(本浦秀夫)を演じた子役はえがったぁ。
子役の少年が成長したら加藤剛になると観客に信じ込ませるくらい似ていた。
もしアメリカのミッシングチルドレン(行方不明児童)捜索団体に秀夫役の子役の写真を資料として提出手渡したら
経年変化考慮の手配写真は加藤剛になるんだろうね。
千代吉が今西刑事から指し示された写真を手にするシーン。
写真の青年に息子の面影を読み取る。叫び声をあげ悶絶する千代吉。
もし子役と加藤剛が似てなかったら興ざめしただろうな。
本浦千代吉役は企画当初から加藤嘉と決まっていたが
子役は加藤剛似の子を探して結果抜擢したのだろうか?
それとも子役に似てたから加藤剛を抜擢したのかなぁ。
DVD特典の『砂の器』紀行に出ていたマキノさんはマキノ監督の関係の人なんでせうか?
445 :
アマデウス大阪:04/02/25 16:13 ID:k7ltqxq9
このドラマにハンセン氏病は必要ないであろう
原作を読んでもそれほど重要な要素だとは思えなかった
必要論者は大方、日曜日に自分より不幸な者の話でも見て優越感を得て
次のかったるい月曜日にテンションを上げたいという魂胆であろう
それにしてもこのドラマの人間模様の浅薄さはいかがなものであろうか
まあ刹那主義、電子レンジでチンの世代と揶揄される昨今の若者には丁度良いのであろう
想像上の状況証拠のみで犯人を断定する刑事には、
驚嘆を禁じ得ない。どう見ても冤罪度 は高い。
ぱんちら
448 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/25 19:01 ID:+EozvhbU
DVDに日本語字幕入れてください。耳の不自由な人の為。
>>443 あの子役はあばれはっちゃくにしか見えなかったが。
450 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/25 19:38 ID:HPVS6bqA
>>443の書いてることがよくわからない。
子役君の名演技は認めるが、似てるかあ!?加藤剛に。
別に似てないと思うぞ。
加藤剛は現代日本芸能史に残る超ハンサム(←敢えてこの言葉を使用)
幼少の頃からさぞや端整な顔立ちだったろう。
あの子役君はブサではないが、いわゆる美少年というのでもないぞ。
今頃大人になっているだろうが、加藤剛には全然似ていないはず。
そう思ってるから、傷のことをこのスレで知るまでは
なんで三木が、全然違う顔の大人のサングラス写真を一目見て
秀夫と見抜くのか、説得力ないんじゃないかなと思ってた。
でも、基本的には似てない子役君を、和賀英良という人物に
見事に重ねて感じさせてしまう映像の力は確かに感じる。
451 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/25 21:03 ID:N/QazLHc
板違いでスマソが
テレビドラマの今西役・渡辺謙がハリウッドの『バットマン5』に悪の親玉役で出演がケテーイしたそうな。
やっと謙さんも刑事役の呪縛から離れられるね。
もしかしたら謙さんの刑事姿は『砂の器』で最後になるかも。
そういへば丹波も国際的スター(日本人談)だたな
>>450 あの子役、眉が一直線なところ、目と眉の間が狭いところ、
鼻の下が長いところとかは加藤剛とよく似てるよ。
鼻や輪郭は似てないけど、まあこれは子どもの顔のパーツの中では
印象に残りにくい部分だから・・・
そっくりとは言わないけど、全然違う顔とも思わないな。
親戚程度には似てるんでない?
>>452 これまたスレ違いで申し訳ないんだが、ナベケンってそんなに刑事役やってたっけ?
時代劇のイメージのほうが強いけど・・・。
火サスで刑事役やってた。
外国のミステリーが原作で、確か「わが街」だったような。
原作は「87分署」だったかな。
間違ってたらごめんね。
456 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/26 06:33 ID:rru8zBqQ
昔の「砂の器」に本作の子役について触れられていたのを思いだし、過去
ログを漁ってみた。
スレが生きてた頃はリンク先に居たようだが(何故か写真は非掲載)、今
はもういらっしゃらないようで。
47 名前: 名無シネマ@上映中 投稿日: 02/07/23 09:25 ID:9p5X/r8h
いろいろ調べましたら意外な結果となりました。
あの子役、春田和秀は現在、黄寧(Wong Ning)
と言う名前で脚本家として活躍中らしい。
ttp://www.wildthing.co.jp/wildthing/index/index.html また川又昂のインタビューより子役発掘のエピソード。
Q もし17年前だったら主演も加藤剛さんじゃなかったでしょうし、役者
さんもみんな違っていたでしょうね。
そうでしょうね。あの子役の子もよかったけど。
Q 主人公の子供時代の。
ええ。もう、オーディションやっててもなかなか見つからなくてね。三日
目に、「今日も子役見つからないなあ」って腰を持ち上げた時にお母さん
と二人でばたば たばたってやって来てね。人間の運なんてわからないも
のだね。あのとき五分でも 遅くやって来たら、監督や僕なんかみんな帰
っちゃってたからね。
458 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/26 23:16 ID:/7dilZCU
名古屋市内で砂の器のdvdが売っている所を教えて!
>>458 ネットショップの話でスマソが私はアーマーゾーン!!.comで注文。CD2枚と一緒に手に入れたよ。
でもCD2枚とも内容まったく同じでやんの!!(○`ε´○)ぶーっ
今なら上位にランキングされたDVDが20%offになってる。「砂の器」も20%off!!(のはず)
加藤嘉は当時36歳には見えないジジイぶりだ
462 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/27 11:21 ID:eyiUyCL+
>>461 千代吉が故郷を旅立つ時が36歳と記憶しているが、あの時俳優加藤嘉も
36歳?
>>461 バカこくでねぇ
あの爺様がワシ(39歳)より若かろうはずがなかっぺ!!
老けるにもほどがあるってもんだ
まぁ痛飲した翌日、目を覚ました二日酔いのワシは療養所の本浦千代吉状態だが
加藤 嘉 本名 ・加藤 嘉(かとう ただし)
生年月日 1913年(大正2)1月12日・東京都
没年月日 1988年(昭和63)3月1日(享年75歳)
砂の器は1974年の作品だから、当時60歳くらいだね
もっと長生きして欲しかったよなぁ・・・ザンネン
466 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/28 03:05 ID:lPSiRt0F
つーか、「八つ墓村」のゲロ吐き悶絶死ジジイの時、
まだ64歳だったつーのも驚きだが。
映画を観た後に原作を読んだ。
映画を観ていなかったら、読んだ後に叩き付けていたに違いない。
映画は脚本と加藤嘉に尽きる。
「獅子の時代」も良かったなあ・・・(´・ω・`)
TV版見ると松雪がうざくてしょうがない。
恋愛ドラマにしたいのか?と思うくらい。
現代で親子の縁を断たねばならないば理由はオウムしか
思い浮かない。
『砂の器』は新聞小説だからダラダラと冗長気味に話が進む。
当時は鉄道を使った国内旅行が盛り上がりを見せ始めた時代。
『点と線』で鉄道を使った推理小説を書いた清張に新聞社が執筆を依頼。
読者に鉄道旅行気分を味わってもらうために主人公を西へ東へ捜査の旅に。
映画の中でも丹波が言ってます「いい旅をさせてもらった」と。
でも新聞社の要求=読者の欲望に応えたこの出張捜査という形が映画化の際に生きてくる。
観客は今西の手探り出張捜査で「気分はもう放浪」になり、本浦親子の放浪にすんなり感情移入ができた。
映画『砂の器』の評価の半分は「美しい日本を見せてくれてありがとう」だ。
>>468 ●三木宅出奔の際、秀夫は一人で生きていくことを決意。そのためには心冷たくあらねば・・・
●ピアニストとして成り上がるまで「冷たくあれ」を実践。三木殺害後も冷たさを保とうとする。
●目撃者(松雪)を殺害しようとするも自殺しかけた彼女に自分の境遇を重ね結果助けてしまう。
●自分の中に暖かさが存在することに気づき怯える和賀。
原作も映画も主人公は今西。宿命に翻弄される犯人の胸中を充分描けなかった。
テレビは登場人物をじっくり描くのに適した媒体。主人公を和賀に設定し冒頭で事件発生を見せた。
連続テレビドラマは推理だけではそっぽ向かれます。だから恋愛ドラマ風にしたんですね。
映画では和賀が単なる成り上がり者として描かれ、逮捕を恐れるという単純なものだった。
テレビではせっかくの連ドラなんだから和賀の心の揺れ動きを描きたいよね。
松雪さんは和賀の心の揺れ動きを引き出し、ドラマに厚みを持たせる重要な役です。
冷たい自分だからこそ三木殺害に及んでも冷静でいられた。
“暖かい自分”に恐れおののく・・・・・これが原作&映画にないドラマの肝の部分だ。
゛暖かい自分”に恐れおののく和賀はいらん気がするがどうでしょう。
三木の家を出てから一人で放浪するシーンも追加して
ほしかった。さすがに子供が島根から大阪へ
行くのは厳しすぎる。
>470
映画の和賀はそんな単純な描かれ方はしていないよ。
彼自身の視点で直接心情を覗かせることはなかったけど
だからこそいろいろなものを想像させる。
テレビの連続ドラマでは、そういった行間読みをやるのは
媒体として難しいので、別の見せ方をしてるんだろうけど。
緒方が「ひでおひでお〜」ってよっぽど必死なんだろな。
だって子供預かったのに、逃げられてしまいました、じゃ千代吉に合わせる顔がないし。
周りの人間からいい人で思われてるのに、「あの人預かり子が逃げ出すくらい家庭内がひどいらしいよ」とか言われたくないし。
とどーしても思っちゃうんだな〜。
なーんか「ひでお〜」の叫び声が子供を探してるというより、無くした財布を必死になって探し回ってるような感じだったからかな。
脇役がやたら豪華だっただろ。
劇場で見てたとき、渥美清が出てきたときに劇場がどよめいたぞ。
あれは確かに当時びっくりした。
↑ それを言っちゃあおしめぇよ
過去に二度劇場で見てるけど、いずれも渥美が登場するやいなや館内からどっと
笑いが起こった。
過去に二度劇場で見てるけど、いずれも渥美が登場するやいなや館内からどっと
笑いが起こった。
>>474 ええーっ
自分は映画で一番印象的だったのは、緒形拳のいい人ぶりだったけどなあ
秀夫を探し回ってるシーンで涙ボロボロ 秀夫が三木を見て泣くのにもボロボロ
療養所に行く途中、駐在所の前で千代吉を抱えて起こすだけでもすごいよ。
あの時代、ハンセン病は不治の伝染病と思われていたんだから・・・
ドラマ版では、本浦千代吉は誰もが知ってる悪人らしいね・・・。
そういえば昨日の「砂の器」が終わったあと、番宣で緒形拳が出てきたね。
しかも警察官役・・・ねらってやった?
映画から30年たって、劇中の老けメイクと同じ顔になったね。
>>480 予告見た限りでは、どっかの村落で話をするのもいやがられるほどの
大悪人になってることを見れば……
ひょっとして八ツ墓村級の悪人なのか?
どっちにしても父親が犯罪者の和賀だと、
殺人の動機がよりエゴイスティックになるね。
ドラマでは殺人ではなく過失致死になっております。
>>483 あんなに絶叫しながら何度も石で殴ってたのに、過失致死?
ところが和賀にとってはこの三木謙一は会いたくない
ぜぇーったいに!!!会いたくない人物であります。
そこまで絶対に会いたくないことはないと思うが・・・
>>484 ここだけの話ですが・・・実は和賀(中居)に石で顔面メッタ打ちにされた三木(赤井)は生きていたのです。
ボクサー崩れの赤井のことですから顔面ジャブ・ジャブ・ストレート攻撃なんかには慣れっこだったのです。
しかも試合でのケガ(頭部損傷・脳味噌破壊)で生死を彷徨いながらも無事生還したというミラクルボーイでもあります。
和賀が立ち去った後、ムクリと立ち上がった赤井三木は顔面から血を吹き出しながらも
「こんままでは秀夫が殺人犯になってしまう・・・・・俺が自分にとどめをさせば、過失致死に・・・もって・・いけるは・・・ず」
と自らにとどめをさすため繰り返し繰り返し・・・自分の顔面を・・・殴打したのであります。(←丹波今西調)
早朝からよくこんなくだらないことかけるなw
488 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/02 10:22 ID:Rf8fkYcv
今日の「生活ほっとモーニング」(NHK)は,涙の話だったんだけど,「砂の器」が
単純に「泣くための映画」扱いされてたのがいやだった。
489 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/02 17:49 ID:YRZiMlY1
いつからドラマの話になったんだよ、ここは映画板。
487はちょっといぢわるだぞ。
最初にこの映画のビデオパッケージ見たとき
親子で放浪する犯罪者の物語かな?と思ってた。
アマゾンでサントラ2種類出てたので買ったら、どっちも同じ内容でしたil||li_| ̄|○il||li
>>491 あんたも買っちまったのか・・・・・
現在ネット上では3種類のサントラが流通している。
俺は同一内容の復刻版が存在するのはわかってたから、他のショップを覗いて確かめたのよ。
で安心してアマゾンの「二枚合わせて購入」のボタンをクリックして購入した。
実はアマゾン以外(セブンイレブン)で調べたショップの内容表記に誤りがあったのだ。
まんまと騙されて同一内容のものを購入した。
アマゾン側には二度とこのような被害者を出さないように抗議したんだが無視されたのね。
アマゾン側の言い訳は「機械的に自動的にサイトの表記はなされるのでしかたがない」だった。
自分のところのサイト管理もできん地雷だらけのサイトだなアマゾンは。
まぁ一番便利だからこれからも利用はするが。
493 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/03 00:18 ID:2eT63yBz
みなさま熱い書き込みごくろさま('◇')ゞ
ドラマ版をみててなんとなく「宿命」に
違和感覚えて検索して例の病気のこと
知りました・゚・(ノД`)・゚・。エグエグ・・・
あのドラマ設定変えるんじゃ意味ないよ〜〜
皆さまの熱いカキコに後押しされ
あまぞ〜〜んでDVD予約〜
早く届かないかな~~
その昔、ドラクエ5のパッケージを見て「砂の器」を思い出したのは俺ぐらいか。
てっきりあの父子は村を追われて放浪してると思い込んでた。
リメイク版の宣伝を見て思い出したよ。
495 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/03 03:02 ID:Tr3+GQSg
おらぁ、そんな人、シラネーーーッ!!!!!!
復刻版の定価。
「砂の器」オリジナルサウンドトラック=2000円
ピアノと管弦楽のための組曲「宿命」=1470円
「宿命」で、砂の器を作って遊んでいた場面のBGMの後に流れる(ピアノソロ直後)
オドロオドロしい曲は本編で使われていないようだけど、どこで使われてんの?
>>492 まったく。
復刻版のほうには「復刻!邦画名作選」シリーズと頭につけれよと言いたい。
497 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/03 07:33 ID:cCcIfhIe
走る。あぜ道を、線路を、涙を拭きながらただひたすらに走る少年。
汽車を待つ三木巡査。ふと線路を見ると誰か人の気配が・・・。
そこでズームアップ!
もうこのシーンでスクリーンが霞んでしまって、親子が抱き合うシーンが途切れ途切れに見えるほど泣いたの覚えてるよ。
岡山の療養所で車椅子に乗せられた千代吉と看護婦がやってくるところ
(障子に二人の影が映るシーン)は、ある意味オカルトチックである。
499 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/03 07:46 ID:n1RuG+CL
題名にはどういう意味が?
500 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/03 07:46 ID:cCcIfhIe
実は映画もそこかしこに部落差別を絡めてたりします。
和賀が丁稚した大阪新世界。
進学した京都烏丸高校(架空の学校ですが烏丸に注目)。
両方とも最大級の被差別部落のすぐそばに位置します。
過去にひどい差別を受け、更にこういった環境で差別を目の当たりにしてきた秀夫が学んだことは
「差別は絶対になくならない」といった負の成果だったのかもしれませんね。
彼が出自がばれるのを恐れたのは、こういう理屈が働いたのかも。
その為に実の父を見捨て、里親を殺してしまった葛藤が「宿命」を書かせたのだと解釈しました。
500もいただきます。ハンセン病を考えさせる映画。
502 :
501:04/03/03 07:48 ID:n1RuG+CL
すいません、失敗しました。
>>499 中に何か入れていたとしても、一瞬であっけなく跡形もなく壊れてしまう器、ってことじゃないかな?
>>500 差別されている人は他の差別されている人に寛容だったりするから、
集まる傾向があるんだよね。戦前に来た在日とか。でスラムが形成される。
昔は保証人がいないと"ふつー"のところには住めないもんだし。
504 :
499:04/03/03 10:17 ID:069onvhh
>>497 自分もそこで鳥肌立ったなぁ〜。 > そこでズームアップ!
その後、千代吉〜秀夫〜迫りくる汽車〜三木涙_のところでかかる音楽が「宿命」の
好きな部分なんで一気に涙・・
「砂の器」関連CDだと、菅原洋一の歌入り「宿命」とドラマのナレーションが入った
ものもあったよね。
>>496 おどろおどろしい曲って三木謙一の死体が発見されてからの
蒲田操車場のくだりで流れてなかった?
CDに納められている曲目が映画本編のどの部分で流れているかは
『復刻邦画名作選(カルチュア・パブリッシャーズ盤)宿命』型番VOLCANO CPC8-3042
ジャケット裏で小林淳氏が詳しく解説している。
ラスト近く、楽屋で和賀たちが和やかに談笑するシーンがあるが、
あそこはまだ笑顔を見せない方がいいんじゃないかと思った。
しかしあの加藤剛の笑顔は犯罪的に爽やかだよなあ…。
>>506-507 いや、本編で聞いたことのないような部分が出てくるんで…(PART 1にて)。
親子で飯食っているシーンって何を言っているのか
気になる。
511 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/05 02:46 ID:qLvpng3l
長年の疑問ですが、「そんな人、知らね」ですか「知らんねん」ですか?
512 :
:この子の名無しのお祝いに:04/03/05 02:51 ID:BiraPWSF
「そんな人、知らね」でショ。
513 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/05 02:56 ID:qLvpng3l
>>425 14年前のシナリオ段階では確か(昔キネ旬に載ってたはず)
「それで、本浦千代吉は和賀をはっきり秀雄だと認めたのだね」の後で今西
「いや、知らない人だと言いました」の一言が入る。これ没にしてくれて
本当によかった。あと、逮捕に向かう所で今西が吉村に「別れ際に千代吉に
『お宅の息子さんによく似た音楽家の音楽会が今度テレビでありますよ』っ
て教えといてやった。千代吉は今頃、うれしさの余り死んじまっているよ」
とかいうとんでもない台詞もあった。これも、没になって本当によかった。
>>513 前半はともかく後半は本当に没になって良かった。
ネタみたいな話だな。
もしそのセリフあったら丹波のイメージがかなり悪くなる。
517 :
513:04/03/05 08:08 ID:qLvpng3l
たしか映画完成より前のキネ旬。埋もれた企画のシナリオ紹介だった
ような。その時点で殆ど完成映画通りの内容だっただけに、相違点は
強烈にインプットされた。台詞は定かではないが、吉村が
「今夜逮捕されれば和賀は身分を隠す人生終って父親に会えますね」
みたいなことを言う。それに対して今西が「千代吉は死期が迫ってい
るのでその形での再会はない」とかいう文脈で上記後半の台詞があっ
た筈。
そのシナリオには
「和賀はもうこの曲の中でしか父親に逢えない。」っていう
セリフはあったんですか?
アマゾンからDVD届きました。
お涙頂戴モノには
「へへんだまされるもんか」と
斜に構えていましたが
だまされました・゚・(ノД`)・゚・。エグエグ・・・
>>513-518 なんつーか企画つーのは
いいかげんなもんですな('〜`;)
実際の撮影もぎりぎり試写会寸前に
「秋のシーンいれよう」だの
2日間徹夜で効果音作ったのに
「やっぱ効果音いらね」っていって
音響さんが音声フィルムたたきつけたとか
映像特典対談でもあったよ
あの特典の対談進行役の人、川又氏へぶつける話題が整理されてなくてあの場に臨んだ
ように見えたなぁ。 もっと色々撮影秘話を引き出して欲しかった。
(親子別れのシーンのエピソード等、面白かったけど)
521 :
513:04/03/05 18:52 ID:qLvpng3l
>>518 すみません。おぼえてません。ラストの締め台詞がまったく別バージョンな
ら記憶に残っていると思うので、あったんじゃないかと思います。
単純に映画の「車でコンサート会場へ向かいながら逮捕状確認してる場面」
が会話付きになっているような膨らませ方だったと思います。
ともあれ蛇足を切る決断してくれた映画の作り手に拍手。
522 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/06 05:39 ID:n+gHAirD
>>518 このセリフは「は?」と思った。和賀は、あの場で(音楽の中で)父親に会おうとしてた(思ってた)の?
>522
私はあの台詞は、和賀にとって「父」とは、
いつまでもあの日駅で別れた時のままの父であり、
和賀と父との関係はあの放浪の日々だけがすべてだ
という意味なのかなと思った。
そして、音楽(「宿命」という曲)は、和賀の中では完璧な
父との日々の再生だから、そうする以外に彼にとっての
「父」と会う方法はないんだ、ということかなあと。
自分も>523と同じ。
和賀はもう記憶の中でしか父に会うことができず、
「宿命」は和賀と父の旅路を描いている。
だからこそ、最後に初めて笑顔を見せるところは、
父と再会できた喜びを表現しているのではないかと。
千代吉は和賀=秀夫であることを今西の訪問で知っている。
和賀逮捕後は新聞・テレビは見せられないね。
恩人・三木が殺され、その犯人が息子で、さらに殺害理由が自分の病だと知れば
それだけで悶絶死。「八墓村」の冒頭みたいにあっけなく・・・
親子放浪のシーンは大昔の活動大写真を彷彿とさせる。
放浪の部分は銀幕
今西(丹波)が弁士
和賀のオーケストラが劇場つき楽団
>>526 > 今西(丹波)が弁士
丹波の弁士、なんかワラタ
人気なさそー
>>518です。
>>521 どうもです。
上レスにも書いてらしてたから、覚えてらっしゃらなければあったんでしょう。
最後の1行には同意ですな。
>>522 そういう意味ではなく
>>523の解釈であってると思います。
リアルで逢うことはもう無いからこその「和賀はもう(略)」ですから。
529 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/06 18:59 ID:px3w8NlZ
自分はガキの頃ビデオで初めて観たんだが
直前に今村昌平の『復讐するは我にあり』を観た
そのため、緒形健(の役)に違和感ありまくりだった
「なんで恐喝しないんだよ、緒形!!」なんて思ってしまった・・・
530 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/06 19:17 ID:myU0vRQ+
この映画で一番演技が光っていたと思われるのは、千代吉役の加藤嘉。
今西刑事に秀夫のことを聞かれた際、涙でぐしゃぐしゃになりながら、
「そんな人知らねぇーーー」と叫んだシーンが一番印象深かった。
もし介護している療養所の看護士が市原悦子さんだったら・・・・・・
「私、見ちゃったんです・・・この家の秘密を・・・・・・」になります。
秀夫はなんで中出ししたんだろう・・・
病的にまでゴムつけそうなやつだと思うのに
>>532 病的なあまり2重につけて破れてしまったんだろ
>>532 苦学して音楽は勉強したけど
避妊の知識がなかったからちつがい射精で
すましてた…とかいってみる
ところで英夫の三木氏殺害動機が不鮮明とか言われてるが
↑の恐喝てとこでふと思ったが人間不信な英夫は
20年ぶりにわざわざ会いに来た三木を
恐喝しに来たと思ってたんじゃないか?
んで「いくら欲しいんですか」とか
いって怒った三木氏ともみあってぬっころして
引くに引けずに顔面殴打して証拠隠滅…だめかな?
加藤嘉が手が不自由なのに文通していたのが
謎である。
536 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/07 02:33 ID:3O3V+TKz
手紙は看護婦さんとかに
代筆してもらへばいいのでは?
538 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/07 05:10 ID:jK/HGPVZ
>>526 つーか、あれが活動写真以前に
「人形浄瑠璃」そのものであることは白井佳夫が指摘ずみ。
539 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/07 09:33 ID:BJaa7jxI
>>525 千代吉が知ったのは,「今西が見せた写真の人=秀夫」に過ぎないのでは?
今西はあの時点で秀夫が犯人とほぼ確信してたから,写真の人=和賀と教えるのは
秀夫が殺人犯だと教えるようなもの。それは悲しすぎる。
『お宅の息子さんによく似た音楽家の音楽会が今度テレビでありますよ』を没にし
たのもそういうことでは?
写真の人=和賀と教えるシーンがあったとしたら,無視して下さい。
540 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/07 14:47 ID:M5lShkLN
>538
はずかしい、しったかぶり。
白井佳夫→荻昌弘
541 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/07 16:00 ID:UjbmzS3P
この映画を見て以降、仲居のドラマがつまらなくなった。
「宿命」なんだけど、本編で使われてない部分もあるみたいだ。
「宿命」をなぜか「笑っていいとも!」で聞いたような。
誰か忘れたけど千代吉のモノマネ(?)してたし。
>>539 「写真の人=秀夫=和賀」と教えなくても、逮捕されれば新聞やテレビに顔写真が出るし
そうでなくても殺害理由は詳細に報道されるよ。
544 :
536:04/03/07 20:07 ID:lHkQ+eIm
>>540 知ったかぶりも何も、漏れは白井が書いた文章が載ってる本
『ハンセン病』(岩波書店)を今手元に持っているのだが。
白井が荻をパクったというなら知ったこっちゃない。
545 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/07 23:03 ID:rwyPwMx2
今西の「(和賀英良は)その後、芸大の烏丸教授に・・・」というセリフを
「明大の烏丸教授に・・・」と聞き間違えてしまい、
「へぇ、明治大学でピアノを勉強したのか・・」と
20年以上思い込んでいたのは
私だけではあるまい! (by はみだしYOUとPIA)
英夫タンは親子放浪後は大阪で丁稚奉公と
ろくに学校も逝ってないのに
どうやって大学まで進学したんだ?
好意的に解釈すれば千代吉タンが
読み書きくらいは教えてくれたろうが…
>>546 和賀夫妻が、いずれ跡継ぎにと思い読み書きを教えてくれたのかも。
三木のところも使用人から養子になってたし。
放浪の後の大阪で和賀夫妻に拾われるまでのシーンも
追加してほしかった。
最後が強引だ。
私は天王寺駅(今西来阪シーン)から12分、通天閣(和賀宅跡)から歩いて20分のところに住んでるんだが
天王寺駅西側や新世界は今も撮影当時と全然変わってないよ
もし会いに来たのが亀嵩絡みの三木謙一ではなく大阪絡みの和賀夫妻だったなら・・・・
和賀オヤジ「ゴルァ秀夫!!!!ワレなにしとったんじぁー!!オルガンなんぞ弾きくさりよって」
和賀オカン「お父ちゃん、オルガンやのうてピアノやがな」
和賀オヤジ「どうでもええわいそんなこと。それになんやそのエイリョウちゅうのは!?
ヒデヨシって読めやコラ。関西人やったら太閤はんの豊臣秀吉にで決まりやろ」
和賀オカン「ちゃんと食べてるか?」
和賀オヤジ「さっきから気になっとったけど、なんで標準語やねん。大阪人やったら大阪弁しゃべらかい」
和賀オカン「もーやいやのやいのいいないなや」
バー・トリスのホステスの証言
「もうバリバリの関西人丸出し。言葉遣いからヤクザとそのイロってとこね」
「そうそうなんだかトビタは変わってないかとか・・・」
今西刑事は大阪に飛ぶ。天王寺駅を出ると西へ。
ジャンジャン横町・通天閣・新世界を横目に左に折れ西成区へと入っていった。
551 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/08 07:35 ID:xhhpvkiU
最近改めて原作を読み返してみて気になったこと。
今西刑事が、伊勢市に三木元巡査の東京行きの鍵があると気付くのが
遅すぎる。普通の推理小説の展開だと、身元が判明し事件当日までの
足取りが分かった時点で、スムーズな展開を見せるはず。いくらなん
でも、今西刑事頭悪すぎ(w)紙吹雪の女=事件に関係ある、と閃いた
鮮やかさとは、対照的なのがちょっと……。
読者をトリックにかける関川の存在感に比べ、和賀の印象が薄く、
和賀=犯人とされても少し唐突な感じがする。
和賀の三木元巡査殺害の動機が不十分だし不自然。ライ病云々……。
という理屈は、連載中に松本清張が思いついたのではないか?
超音波を凶器に使うという発想は、海野十三の小説からの剽窃ではないか?
ただひたすら三浦恵美子が可哀想……。
等々、ツッコミ所満載な感想を抱きました。
映画はその辺りを上手く処理していた分だけ、原作より面白く
なったのですな。ま、個人的には原作も大好きなので、舞台を昭和36年
当時で完全再映画化して欲しいのですが……。金がかかるから無理か?
亀レスでスマソだが……
72>多分次は「点と線」がドラマ化されるな。
たぶんネタだろうけどマジレスすると、東京駅での空白の四分がない限り
無理でしょうなぁ。あと食堂車の食券の推理とか、犯人のアリバイ崩し
の決め手になる手段(未読の方の為に書きません)は現代では通用しない
し。「点と線」もいちおう映画化されていて、テレビで見たけど
原作に忠実で面白かった。やっぱここでも加藤嘉が出てた(w
>>551 今後、連続モノとしてリメイクできそうなのは、「ゼロの焦点」ぐらいじゃない
ですかね? 単発なら今後もいろいろあるでしょうけど。
どう贔屓目に見てもやはり放浪シーンでは加藤嘉は爺さん
にしか見えない。
今ビデオ再生中、モリケンもGメンも若いなあ
亀高きた
556 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/08 23:00 ID:PV5I6yRc
>>552 「ゼロの焦点」も、犯人の動機が
戦後の混乱期の暗い過去が原因だから
難しいんじゃないの?
以前、テレビドラマ化されたものを見たが
やはり「砂の器」と同じように
犯人の動機が現代風に変えられていたからなぁ。
阿刀田高がエッセイで「ゼロの焦点」のドラマについて書いてたけど
ああいう過去は戦後の混乱期だから生きるのであって、現代にしてしまうと
重みが全然違うから無理があると書いてた。
あのピアノだ
559 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/08 23:28 ID:5WDeObgs
6/9 砂の器コレクタ−ズエディション
デジタルリマスタ−版・dts音声収録
予価3800円
合同捜査会議はじまった
561 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/08 23:35 ID:vlRBi0YF
ドラマの最終回は、親子の背景はどうするつもりかな?ハンセン病に勝るとも劣らない設定(宿命の意味もつなげて)って、いったい何???
この子役はうまいなあ
>>549 工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
なんだよ〜〜〜〜
慌ててアマゾンでDVD買って損した
ウワァァァァァァン!!! ヽ(`Д´)ノ
>>561 別の板でみたんだけど、「津山30人殺し」を元ネタにするとか。
専門スレいきゃわかるんだろうけど、面土居。
本浦千代吉を犯罪者にしやがって!
なめてんのかTBSは
566 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/09 14:22 ID:QWqlKT1L
どなたか知っていたら教えて下さい。丹波が島根県の地図を買った後
喫茶店で地図を隅々まで調べている場面で、ずっと店内にながれていた
曲は何ですか?亀嵩の文字大写しで盛り上がるので、あれも映画のた
めに作った曲なのでしょうか。
長居をするために、アイスクリームを注文してスプーンで食べずに
溶けてはチビチビ飲むというのが、お笑いでした。
映画館ではこの場面と、寅さんが出てくる場面で必ず笑いが起こってました。
「天城越え」との二本立ての時は、ついさっき逮捕された加藤剛が「天城」
冒頭に出てきて、(主人公の主治医役)「悪いところがあったら僕が切って
やるから」というのが感動を台無しにしていました。
喫茶店で流れてるのってシャンソンぽい曲だよね。 映画のオリジナルとは思えないが・・
それよりもあの喫茶店のロケ地が知りたいね。 「砂の器」のロケ地巡りのサイトは幾つか
あるけど、ここは聞いたことがない。(少ししか写らないから特定不可なんだろうが)
568 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/09 17:15 ID:W1eKS8/P
高いとは知りつつ、とうとうDVDを買ってしまった・・・。
ハンセン氏病は 医学の進歩で
特効薬もあって
現在では完全に回復し
社会復帰が続いている
それをこばむものは
まだ根強く残っている
非科学的な偏見と差別のみで
本浦千代吉のような患者は
もうどこにもいない
しかし―
旅の形はどのように変わっても
親と子の “宿命” だけは永遠のものである
もああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜ん
完
(映倫)
571 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/09 22:08 ID:E7KMqkcl
加藤嘉さんイイね〜。
回想シーン観る度グッときます。
丹波はあの子役は今頃どうしているのかと気になっている
そうだ。一目でいいから会いたい。死ぬまでに会いたいと。
573 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/10 00:09 ID:zbxNAJHI
>>572 マジ?丹波ってもう70後半でしょ?早く会わせたいな…。どっかの局でご対面やらないかな?
>>570 何度観ても
「もああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜ん」
で変わる空の色にも感動させられてしまいます。
>>564 禿げ堂じゃ〜
ドラマ板にも抗議の書き込みしたぜ!
千代吉さんはイイヒトなのに
なんの罪科もなくとも親子共々
放浪するはめになったんじゃ〜
だからこそ宿命が生きるんじゃ・゚・(ノД`)・゚・。エグエグ・・・
抗議が怖くて設定変えるな!
腰抜けTBS〜〜〜〜
577 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/10 05:05 ID:2ganGdW2
砂の器は
「原作はハンセン病の恐怖を煽る」と
元患者側からの激しい非難もあって
現在では完全に和賀の暗い過去が変更され
改作の制作が続いている
それをこばむものは まだ根強く残っている
「ハンセン病を設定せよ!」と訴える
映画版「砂の器」ヲタの
非常識的な愚見と誹謗中傷のみで
原作を忠実に再現する作品は
もうどこでも制作されてはいない
しかし―
作品の形はどのように変わっても
「砂の器の原作は松本清張である」という“宿命”だけは
永遠のものである
TV版散々な評判だけど、俺は最近のTVドラマではかなり良いと思う。
千代吉の設定次第では、公判ダレてきた白い巨塔より上に来るかも。
しかし「津山30人殺し」ネタって本当なのかね〜。何にせよ動機が肝。
ダム開発絡みでどういう話を持ってくるのか…?
>>435 経済学に「合成の誤謬」という言葉がある。ニュアンスは違うが、
社会って単なる個人の寄せ集めじゃないんだよね。
個々人にとっては不要でも、社会にとっては必要なもの・ことがある。
今の日本にはそれが欠けている。何かは暇時自分で考えてみそ。
スレ違いに遅レス、スマソ。
>>435 民主主義とは名ばかりの世襲制が根底にあるから
庶民が懸命に働いても
人件費はわずかで経営者に搾取される
その経営者は長く続いている会社のうち
大半が世襲かそれに近い形
また税金で持って行かれる金は
政治家と官僚にいいように使われている
政治家の大半も世襲
庶民の親を持つ庶民が
二世と同じくらいの富を築こうとするなら
二世の10倍も20倍も努力しなければならない
大半の者は諦め、身の回りのささやかな幸福度で満足する
いや正確には満足した振りをして自分を誤魔化す
亀レスの上マジレス&スレ違いスマソ
スレ違いでもないか、砂の器は庶民が成り上がろうともがき苦しんで
まさにその成り上がろうとした矢先に過去を知る人間が現れ
その人物を殺す、自分の過去を殺すという話だから
>>578 「官僚」「天下り」でぐぐってみそ
「社会」なんて概念、吹っ飛ぶぞ
私利私欲しか考えてない連中が国の上部に君臨してるんだ
考えるだけ無駄
オレも出生が周囲にばれたら今の会社には居辛くなるなぁ・・・
ま、調べればすぐにばれるんだけど、そんな事わざわざするヤツもいないし。
とりあえず親父は死んだ事にしてる。
詳細は勘弁。
放浪シーン流してるね。
本浦親子が故郷を寂しく眺めているシーンで終わるけど
584 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/11 19:27 ID:JCNIyggB
映画の方を先に見たんだけど、今のドラマの陳腐さが伝わってくるね。
なんだよ、ダム建設って?ハンセン氏病ちゃうんかい?
そんなクレームが来るのが嫌なら砂の器やるんじゃあないよ。
同じ隠したい過去でも、病気による差別と殺人犯じゃ全然違う。
映画の千代吉が英良の写真見せられて泣き出す(うめきだす)シーンは
ホント泣けたね。
現代の愚かなる放送社会に改革の鉄槌あれ
585 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/11 21:40 ID:1cMkIEvh
こ、こんな人・・シラねえ!!
うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜ん
森健が『会いたかったんでしょうね』
丹波『会いたかったに決まっとる!』
刑事が憶測でモノを言っちゃあ困るなあ、二人がそう思っているであろうことは
台詞で言わせるまでもなく・・・ね。
ラスト、森健が『(逮捕に)行きましょう!』
丹波が『(演奏が)済むまで待ってやれ』
ぐらいにとどめておいてくれたら何の文句もない。
それにしても中居くん、いかにも天才作曲家は世間一般じゃこんな風な
イメージだろ?的役作りで笑えるニダ。
映画にあった和賀の中絶強要は、
中居くん主演にした時点でできないよねw
588 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/11 23:29 ID:d60XD+Lk
>>581 ほんとに親父さん亡くなったときはどうやって休みを貰うのですか?
>>584 どっかのテレビ雑誌で「映画を超えるつもりはない」と監督(映画ファン)自らが言ってたし。
結局みんな映画のほうが好きだというオチか?
590 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/11 23:34 ID:zeni8+zX
原作しか読んだことないんだけど関川って結局どこの生まれになるの?
あとレンタルすべて貸し出し中、意地でも見てやるー
>>588 そんなことより「ほんとに親父さん亡くなったときは休むのか休まないのか」
という質問じゃねぇーのか?
死んだことにしてるんなら家に帰る気はなさそうだと思える。
592 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/12 00:31 ID:ZdC/UQQn
「人間には感染しない」と言われている
鳥インフルエンザでも、これだけ大騒ぎしているのだから
科学的な知識のない時代に、この病気がどれだけ周囲の人々から
忌み嫌われたかわかるような気がする。
まさに「天刑病」だったんだね。
最近の病気で思い当たるとしたらSARSくらいかな。
隔離が必要とかいわれたのは。
>>588 マジレスなのか、狙ってんのかどっちにしろワロタ
595 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/12 16:00 ID:orDESAV6
>>589 オレんとこも常に「貸し出し中」
まあ、DVDは持ってるんだけどね
お袋が「あのドラマつまんね」って言うもんだから、映画のビデオ見せて、
「コレを観れ!!そして泣け!!」といってやりたい。
>>590 秋田じゃなかったっけ?
596 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/12 16:37 ID:E4vRPEN6
>>595 まぁ、そんなところだ、って言ってたよね。
関川は秋田でいいんだ。さんくす。
>>588>>591 そういや、んなこと考えた事なかったな
当然休まないよ
黒ベンツずらぁ〜〜〜〜の葬式なんて行きたいとも思わない(ヒント)
後日線香ぐらいは・・・程度かな
598 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/12 20:16 ID:vGweBxk9
ドラマの方のサントラCD買ってきますた。
>>598 私も今日届いた。
今聞いてる最中だけど…、ホントに第1楽章は菅野版の前半部分を意識してる。
601 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/13 00:59 ID:RVhGSY2E
じゅんぷうまんぽ発言の人ってずっと中条きよしかと思ってた。
603 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/13 02:27 ID:NVj2G+mM
604 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/13 09:31 ID:cqmf70oC
>>602 中条静夫(この字か?)と混同してないか?
ちなみに当時のじゅんぷうまんぽの使用頻度の高さは、
このスレの中に書いておきました。(西日本新聞で検索)
さて、1982年〜85年くらいのNHK「連想ゲーム」で
「じゅんぷうまんぱん」の回答テロップが出たときは
驚いた。ミスかと思った。
今まで官軍だった会津藩がいきなり賊軍になったかんじ。
追い討ちをかけるように、広辞苑までが読み仮名つきで
「じゅんぷうまんぱん」を採用。
まんぽ派は非主流派となってしまった。
しかし、オレは使い続ける・・・
605 :
五木:04/03/13 12:17 ID:yPrTa38o
使い続けるボレロ
>604
そう中条静夫です。
あぶない刑事に出てた人。
しかし似てるなー。
607 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/13 22:34 ID:b3QbCUS3
順風満帆を『じゅんぷうまんぽ』と言ったのは、中条静夫ではありません。
内藤武敏。
608 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/13 23:56 ID:cqmf70oC
>>607 602は、
「じゅんぷうまんぽ発言の人って
ずっと中条きよしかと思ってた。」と
書いたので、
オレは604で「中条静夫と混同していないか?」
とレスをつけただけだ。
606で「しかし似てるなー。」と
書いているし・・・
日本語読めないのか・・・?
609 :
608:04/03/14 00:05 ID:KBo5mdRq
>>607 もっと分かりやすく書くと
602は「じゅうんぷうまんぽの人は、
中条きよしと思っていたが、
(実は・・・内藤武敏だった。)」との書き込みに対し、
オレが
「中条きよしではなくて、
中条静夫と混同している」と
レスをつけただけ。
疲れるよ・・・全く。
千住版「宿命」聞きながら、菅野版「宿命」のメロディを口ずさんでたり。
中条きよしで思い出したが、
千住「宿命」は「必殺・・」の中村主水の仕置きシーンの曲に似てないか?
さっきドラマ版見てきた、加藤剛の偉大さがわかった
ドラマは脚本がダメ
なんのために全11話にしたのか・・・
全然話を膨らませることが出来ず、毎回アホのように中居のアップと
風景描写で時間稼ぎ。
ドラマ版の千代吉犯罪は「八つ墓村」仕立てになりそうだね
いくら、野村監督つながりとはいえ・・・なんだかなぁ・・・
615 :
加藤千代吉:04/03/15 17:40 ID:INHdvtNY
仲居・・こ,こんな人、、シラネーエ!!
あああううううー!!
絶対に認めん・・ああああああーーー!!!
ドラマは役者陣は悪くない。
しかし、脚本が糞
今西を主役にして余分なシーンを一切カット、4時間ぐらい再編集すればそこそこ見れるものになりそう>ドラマ版
中居で視聴率を取ろうとする根性がダメ。
ドラマ。中居より謙を主演にしたほうが面白かったのでは?
ドラマ板のスレに”「和賀が栄光の絶頂にあるところでいきなり予期せぬ逮捕」でなければ
「砂の器」じゃない”みたいなレスがあったけど、なんだか同感。
忍び寄る捜査の手を感じつつ苦悩する和賀なんて・・ ドラマの次回の予告では今西に面と
向って、「『宿命』を演らせてください」みたいに懇願(?)してたし。
ガルシア放浪シーン飛ばすな。
期待してたのに・・・
ここは映画スレなんだから、ドラマの話はいいよ
この映画、今は無き親父に連れられて銀座に見に行った。
親父は映画好きだったので一度見て「息子にも」と思ったらしい。
電車で行けば安く済むのに、何故か家からタクシーで行った。
オレは当時中一。反抗期だった。
いつも親父の前ではポーカーフェイスだったが、思わず泣けた。
親父の前では涙を見せるのがすごく嫌だったが、我慢しても涙が出た。
職人だった親父は豪快な人間だったが、親父の涙もその時始めてみた。
30年たった今でも鮮明に覚えている。
624 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/17 12:51 ID:Z+NJdWVe
ツタヤでレンタル狙うも常に他者がレンタル中。
埒が明かないのでDVD購入して気の済むまで視聴後に即オクで出品。
レンタル料より安上がりですた。
626 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/17 21:27 ID:S0hP/Tth
きょう改めてビデオを見たけど、これほど物語と映像と音楽が一体感を持っている映画は
稀だと思ったね。
特に終盤、「和賀は父親に会いたかったんでしょうね」あたりのセリフと音楽のマッチングは
神業とも言える。
>>624 有難う。
何度も聞いた。
巡礼(というより物乞い)をしていた親子が、とある家で「チリン」と
金を鳴らした時に、戸を「ピッシャ!!」と閉められて、秀夫が父の顔を
恨めしげに見た顔と、父の茫然とした顔のシーンを思い出した。
628 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/18 00:01 ID:0YQb3gZe
ドラマから入ったけど、映画版の評判があまりにも良いので見てみた。
うおーーーーーーーーーーーおおおおおおおおおおおお
あの回想シーン泣けすぎて目から血がでるかと思いました。
>>628 ドラマの最大の功績は映画を見るきっかけを作った事だったのかもねw
↑ようこそ〜〜
くりかえしくりかえし…・゚・(ノД`)・゚・。エグエグ・・・
泣いてください〜
ところで英夫タンがもしグループサウンズや
歌謡曲の歌手だったら最後の同時進行
回想〜会議〜コンサート
なんか重厚さがなくなりそう…
やっぱ音楽家で正解だ…
でも新進気鋭の有名人が呑みに来ても
気づかないトリスバーのねえちゃんは
食堂車のウエイトレスよりあほなのか?
そういう設定にしないと物語がそこで終わるから
>>630 でも新進気鋭の有名人が呑みに来ても
気づかないトリスバーのねえちゃんは
食堂車のウエイトレスよりあほなのか?
・・・これは気づかなかった!
ワロタ
>>630 興味がなければ知らなくても当然だと思うけど・・・
現代音楽やってる人間でわりと名が通ってる人、すぐに答えられえる?顔思い出せる?
おかしな設定でもないでしょ。
食堂車のシーンて、雑誌だか新聞の記者とか、お取り巻きがたくさんいたんじゃなかったっけ。
いかにも有名人のオーラを放っていたんだと思う。
トリスバーのシーンはたぶん、目立たないようにコソコソしていたんだろうね。
丹波が「おそらく上京した三木との二度目の接触ではないか」と言っていたから
変装というか、普段と違うカッコをしていったのかも。(ドラマでは借りたコートを着ていった)
635 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/18 04:50 ID:FJqnmVON
秀夫はなぜ浜辺や川原で砂の器作りをしているんですか。
だれか教えてください。
636 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/18 05:24 ID:WULCRt8m
暇でやることなかったからじゃないすか。
誰も遊んでくれないし・・
>629
それだ!
自分もドラマをきっかけに、映画と原作をチェックした。
>>577 映画と原作は全然違うストーリーだから、
どっちかに絞って扇ってよ…
>>593 いや、遺伝すると恐れられてないと話が成立しない。
だからAIDSも駄目。こっちは「差別があった」は合格だけど。
おそらく数泊したであろう秋田や伊勢・亀嵩まで、身軽な通勤バック一つで
出張してしまう丹波タン‥ 真夏なのに。
緒形拳がおせっかいだったばっかりにみんな不幸に
みんな幸せだったら物語が出来ないだろ?
そういう事言うと荒らすぞ!
>>641 でも雑貨屋を継いだ養子はおせっかいのおかげで幸せになれた
646 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/19 09:38 ID:Gvd+XPwG
なんで警官を依願退職して雑貨屋を始めたんだろ?
定年後ならわかるが…。
正義感あるはずなのに…。
徹子の部屋で元ハンセン病患者がゲストで出てる。
ライ病発言してる。
>>646 昔は、公務員・警官・教師は、早めに退職して自営を始めたり、家業や農業
を継ぐ人も多かった。
当時は、勤務時の給料が安い代わりに、年金が付く職業だったからである。
649 :
646:04/03/19 16:01 ID:Gvd+XPwG
>>648 ありがとう。
昔は早めに辞める方がある意味トクだったわけですね。
ナットク
いまDVD見ながらカキコ
和賀のスタッフにいる外人の板についてない芝居。
会議での「スポーツシャツを発見した吉村君」と丹波に紹介されたときの
森田の目力。
なんかオカシイw
三木が自転車に乗って、必死に秀夫を探している場面。
秀夫は三木の姿に気づいて、草むらにしゃがみこんで隠れるけど、
三木が気づかずに通りすぎて行ったら、立ち上がって泣いているんだよね。
三木の後ろ姿を見ながら。
本当は、あそこで自分を見つけて欲しかったんじゃないかと思った。
もしあそこで三木が秀夫を見つけていたら、その後の二人の運命も
全く違ったものになっていたのかも・・・
親子二人の遍路の服が、だんだんボロボロになって
千代吉の髪の毛も少しづつ伸びてたりして、演出が細かいよね。
「砂の器」を見ました。
石持て追われる辛く苦しい放浪の旅の中での一場面、
千代吉・秀夫親子が粥を炊き、熱い粥を食べさせ合いながらじゃれ合う場面。
こんな当たり前の親子の姿が、回想シーンのたった一度きりの親子の笑顔が、
温かくて切なくて尊くて・・・泣きました。
親を信じ慕う子の心、子を思う親の深い愛が痛いほどに伝わってきました。
放浪の旅の中で、はじめは千代吉の後を付いて歩くだけの秀夫が
旅を続けるうちに弱っていく千代吉を幼いながらも支え庇い、
そしていつか千代吉の前を歩いている姿に、強い生きる力を感じました。
秀夫がどんな苦境の中をも生き抜き這い上がれた強さは
この父との放浪の旅から、父の想いから培われたものなのでしょう。
「しかし―
旅の形はどのように変わっても
親と子の “宿命” だけは永遠のものである」
親と子の深く強い「絆」は何者にも断つ事のできないものなのだと思いました。
654 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/21 11:21 ID:9A7n7opO
この映画で”泣いた泣かない”はリトマス試験紙みたいなもの
父子の放浪シーンに自己投影が出来るか、出来ないか
要するに父親の愛情が不毛かそれに近い人は泣けない
むしろ加藤嘉の臭い演技が鼻につく
ワタシの場合、父親=軽蔑の対象 だったから全く泣けなかった
655 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/21 14:40 ID:U9UYKYhS
ヽ/ \ /
| ,, 〃 ヾ ヽ は l
| 〃,, _, _l ハ_ l っ /
く 高 | i!l/=,〃 ,=l | l オ
ん 速 { ,,|.{,f_j l」,}V l チ
だ で l」 ,〃 、〃 は } ン
し l ヽ σ/ っ { チ
ご ゝ ; `l‐-ニ,,_ は < ン
/ー-、 ,-‐ ヽ っ ヽ を
/ .i } \
/ u } l / `ー----‐'
ヽ‐‐‐ ┬ー' .| o ' ol /
.| | .l l
| u | u 廾
| .| ,. -‐ /./ ,. -‐ ‐-、_
| -,.| .l 〈 シ / \
l \ u | l コ. / 〃
〉、 ヽ,, .l! ヽ l f 〃〃l lヾヾ
/ \ 彡ヽ彡 ', .l シ リ
l u. \ 彡ヽ,, l l l コ ノ
. { ヽ .\ 尨-ーx‐'-、 リ
.l \_ \彡 (_l、,,ハノ_ 彳| ,、
l シ {;;;ヽ_,,. -彡' | ll ,. ‐--'廾jlハ,、lリ,ノlV-
.l コ .ト、_j;;ノ し'| .l .u ,. '
l .| |j. / , l
l | u .| / / l .| .l
l | l / / / l ヽ
>>654 「父と息子」という見方しか出来ず、実際の父子関係も希薄だと泣けないのは理解できる。
でも俺は父親とも母親とも縁が薄い(21歳まで一緒に暮らしていた)人間だが
「砂の器」は泣けた(号泣)
だからといって654が冷たく、俺が暖かいとか優劣があるとかは言わない。
ちょっとした感覚・感じ方の違いとタイミングのズレがあるって程度だろうからね。
あれが母子だったらあそこまで強い絆と宿命は感じなかったんではと思う。
父と子だからより純粋に「支え合う二人=唯一無二の絆」なんだろうね。
658 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/21 17:36 ID:qxYtjcfE
そういえば父と子の愛情を描いて泣かせる映画は多いな
ライフイズ・・、アイアムサム、チャンプ(おっと、ここは邦画板だっけ
特にチャンプ
アメリカで「感情で流す涙と、そうでない涙の成分の違い」を調べるために
被研者に泣ける映画を見せてその涙を集めたそうだが、それがチャンプだったそうな
ちなみに日本映画なら砂の器か
659 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/21 20:26 ID:wW3bRJRr
ハンセン病に関わって起きた出来事は、善悪の如何にかかわらず全てが作品になる。
それが「史上最も悲惨で残酷な病気」であるハンセン病の「宿命」なのだ。
660 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/21 22:21 ID:ByNGQx+p
砂の器のDVD買おうと思ってるけど、
画質とか音はいいですか?
持ってる方教えて下さい。
>>660 PS2で見たときに潰れるけど、他はまあまあかな?
泣けると評判の回想シーン、なぜか全然泣けなかった。
原作から入ったから、映画の感動させようとする意図の見える演出が・・・
もっと原作に近く淡々とした演出ならよかったのかも。
なんか親子の演技がいかにもクサイ芝居で冷めた。
親子の別れのシーンが過剰すぎ・・・
秀夫が子供らしくないところも鼻についた。
子供って状況を理解してないようで心のどこかでわかってるみたいな方が自然で
いいと思う。「禁じられた遊び」みたいに。
>>654 少女漫画の主人公に自己投影しちゃう10代の子かな?
頭の弱い女の子っていつまでもそういう見方しかできないんだろうねえ。
一歩引いた目線から物語全体を見ることも出来るんだけど。
そもそもあの放浪シーンに自己投(ry
664 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/21 23:09 ID:HT0/dCRb
>>662 でも回想シーンに、まったく台詞がなかったのは
「淡々とした演出」だと思うけどなあ。
だからこそ想像力がかきたてられて、よけいに涙腺が緩む。
親子の別れのシーンが大げさ過ぎというのは
同意だがね。その後の「こんな人、シラネッ」も
演出過剰気味で、俺はここに至って
感情の高ぶりがすっと引いていった。
大部分の人にとっては、一番の泣かせどころなんだろうけど。
まぁ観客個々人の感情起伏線に合わせての演出は不可能だからね。
不特定多数の観客に最大公約数を求めた結果があの演出。
映画公開時は大ヒットし今でも邦画ベストテンの中に必ず入る。
「お涙頂戴作品」は簡単に作れるが、「何度観ても泣ける」ベストセラーを作るのは至難の業だ。
666 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/21 23:23 ID:43jbhHUT
だけど、今回のTV版『砂の器』みると、あらためて映画のすばらしさが
分かるね。映画を超えたなんていっている評論家がいるが
(キネ恂)鑑賞力に問題あるね。
音楽だって、菅野氏の方が断然いい。千住版、パクリの割りに出来悪い。
本当にまずいもの食った。映画で口直ししないと、吐きそうだ。
667 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/22 00:00 ID:Zxre5nak
>>662 たいがい、原作見てからだとこうなるよ。それを分かった上で観賞しろ。
>>666 映画を超えたなんて言った評論家がいるの?
マジ?
その評論家、まだドラマのラストは見てないよね。
自分は今週のを見ただけでだめすぎると思った・・・
とうとうTVの千代吉さん
極悪人になってしまいますた…
こんなヒトしらねええええ
横溝正史いれるんだったら
ついでに舞台も岡山県にしろよ
あまり一個の作品マンセーになると身動きとれなくなるよ
俺は今回のドラマを「砂の器」世界を補完するモノと割り切って捉えてる。
原作である小説は清張の傑作といわれているが単なる推理小説であって感動出来ないし
日本映画最高峰のひとつといわれている映画「砂の器」も犯人の心理描写がイマイチでしょ。
ドラマは演出ヘタレ・中居君の演技が臭い等の痛い部分はあるが犯人の心理描写は丁寧に描かれているので良しかと。
「砂の器」もやっと世界観がひとつに集約された感じがする。
671 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/22 04:15 ID:1XZ0rDeD
>>666 >映画を超えたなんていっている評論家がいるが
そんなヒト知らねぇ。
原田のオッサンの演技はええのぉ。
殺害シーンはただ単に人に対する恨み・怒りで行うのではなく
不当な差別に対する悲しみと切なさが加味されていて厚みがありますた。
(テレビドラマなので映像はスカスカなのは仕方がないですが)
マサカリの使い方もGoodっす。
ただ振り下ろすのではなく打撃点をうまくとらえたピンポイント攻撃。
放火炎上シーンでも吹き出す炎にギリギリまで接近しての演技。
爆発シーンでも動じない根性はさすがといえます。
加藤翁にはできない役です。殺人犯・千代吉には原田で正解かと。
>>670 ドラマの中居の心理描写が丁寧だったとは思えない。
部屋でガクブルしたりピアニカ吹いてるシーンばっかりで奥行きを感じさせなかった。
あれだけ話数があるんだから、雰囲気だけじゃなくて、他者との関わりの中から人間像を
描けるはずだと思ったけど。
674 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/22 08:40 ID:2fHRvJc6
ドラマだと、映像と曲がシンクロしてないな。
曲自体は悪くないと思うけど。
ハミングのコーラスの部分、映画「226」とほとんど同じ。
まあ、どっちも千住さんの曲なんだけど・・・。
「宿命」は、「宇宙戦艦ヤマト〜愛の戦士たち」の音楽に
雰囲気が似ているように感じました(悪いっていってないyo)。
676 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/22 19:51 ID:v8AB2ELu
>>672 私は 千代吉を 蟹江敬三にやって欲しかった。以前テレビドラマで殺人鬼役
で怖かったよ。
677 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/22 21:08 ID:E1THhQR4
>676さん それ、Gメンでつね!!(=゚ω゚)ノ
懐かしい!!子供の頃、蟹江さんが怖かったなぁ。
678 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/22 23:13 ID:9e7PbxfT
ちょっと亀レスですが・・・
>>298 さんの発言の一部に不同意です。
革新・人権運動側が 『(差別語は)差別につながるからなくせばいい、
あるいは言い換えれば事足りる』との考え方 を振りまいたかのようにも読めるのですが
はっきり言って当時の旧部落開放同盟系の圧力団体の抗議に屈服したマスコミの弱さが
今も続く言葉狩りの大元であり 大半のまともな人権について考える方たちはむしろ
隠すことが差別を蔓延させると考えていたはずですので ちこと訂正(余計なお世話ですが)
させてくださいませ。
最近は蟹江さん、叩き上げの温厚な刑事役だとか
深夜枠のローカル局制作の重厚なドキュメンタリー番組の
ナレーションなんかで親しまれていますが
私の第一印象は映画「ああ野麦峠」で製糸工場の鬼監督(ライン責任者)の彼です。
>>662 「セリフがない」=「淡々とした演出」????????????????
681 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/23 08:54 ID:gIH0Iede
ウチの近所でリバイバル上映してた
客層はおじーちゃんおばーちゃんが多かった。
若い人たちもちらほらと・・・・
千代吉が「こんな人知らなぇ〜」って泣き出すシーンでは
客席からすすり泣く声が・・・・
やっぱ良い映画だよ
>>681 え?リバイバル上映?!
(゚д゚)ウラヤマー!
それどこよ?
683 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/23 09:04 ID:gIH0Iede
>>683 ありがd!
江戸川区 やるねぇ!
でも遠くて行けない・・・_| ̄|○
685 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/24 00:48 ID:ALGp+5QJ
686 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/24 02:25 ID:AbQbeRPV
↑ 「さぶ」といへば市ですね
687 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/24 04:30 ID:d83pBH8v
ハンセン病差別を扱い、かつ、ハンセン病患者・回復者側からも
非難されないような推理小説をつくれるヤシは 神 ということでつか?
688 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/24 09:51 ID:2eAPpQo0
新潟市の映画館でも 砂の器と白い巨塔リバイバル上映するとか。
>>688 すげー濃いラインナップ。うらやますい。
690 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/24 14:00 ID:NyswpTw3
いつも観る度に思うんだけど、
「宿命」の、最後の「♪ジャン!ジャン!」がしつこいヨ!
691 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/24 15:24 ID:J+w634SZ
>>690 まぁ、ベートーヴェンの交響曲より
しつこくないということで
693 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/24 19:52 ID:NfxZsI4M
ドラマは敵前逃亡しちゃったね。
気骨のあるスタッフなら、統合失調症でも持ち出すんじゃないかと期待してたんだが。
あれなら遺伝も隔離もありうるし、挑戦しがいのあるタブーでもあるしね。
テレビじゃキツイですよ、病気ネタは(除く白血病)。
696 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/25 10:54 ID:rMAjxnxV
697 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/25 11:36 ID:pIg+6rga
田中邦衛バージョン見た人いてる?
698 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/25 22:15 ID:PgPgFnm3
699 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/25 23:42 ID:X9QFN5Zy
700 :
ただただそれだけを繰り返し:04/03/26 15:44 ID:P7NXAO4R
701 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/26 17:23 ID:1nLmX9fC
702 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/26 17:43 ID:6fxOTel3
>>700 あなたは頭の良い見所のある人だから、どこかで立派にレスしている。
今にかならず700を取るにそげない…。
703 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/26 17:55 ID:6fxOTel3
>>700 あなたは頭の良い見所のある人だから、どこかで立派にレスしている。
今にかならず700を取るにそげない…。
704 :
今西:04/03/26 18:38 ID:P7NXAO4R
…繰り返し繰り返し…繰り返し繰り返し……
>>702さんはこのように慰めています…。
(話が前後しますが)
>>700の私物を調べましたところ、ノートパソコンが1台出てまいり、これを押収いたしました。
…立ち上げて履歴を調べましたところ、彼による通信先はすべて2chであり、
その他ページへの立ち寄りは、一切ございませんでした…。
……つまり、
>>700にとりまして、2chは、この世で通信を交わしていた、
たった一つの相手だった訳であります…。
705 :
吉村:04/03/26 20:26 ID:471ree+p
>>700は、どうしても700が取りたかったんでしょうねえ。
706 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/26 20:54 ID:2IGb3PsT
>>705 そんなことは決まっておる! いま彼は700を取っている!
707 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/26 22:35 ID:w8u1LdwV
砂の器+白い巨塔の上映してる映画館っていろいろあるの?
708 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/26 23:45 ID:Q8u6ahAF
>>705 彼にはもう2ch…2chの中でしか700を取れないんだ!
>>700 なぜだ?どげーしてなんだ?
あえば今2ちゃんができなくなるなんて、なんでそんなこというだらか!
うー、わしにはわからん!
711 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/27 02:51 ID:hvyxQvHf
これほどの
>>702の情愛にもかかわらず、放浪癖が身についたのか
あるいは2chを慕って、そのあとを追ったのか・・・・。
713 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/27 09:36 ID:+2/tqMH5
>>700は、700を取って順風満ぽ。まさに輝くような人生の途上に
あった。 そこへ、思いもよらぬ
>>709が現れた・・・。
糞スレ化してきたな(・∀・)ニヤニヤ
715 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/27 12:10 ID:XLcpsoxy
和賀は養父の家を出てからどうやって
生きてきたんでしょうか?
住むところとか
公団住宅です。
717 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/27 14:29 ID:ghPiZUxn
慈光園です
いやいや、その辺は和賀の自供を、待つほかありませんが・・・
719 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/27 15:02 ID:/A3jm0Sm
2chは、相変わらずでしょうね・・・
720 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/27 16:38 ID:RBfOGkB8
和賀にとって2chは会いたくない絶対に会いたくない
サイトだったのです。
721 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/27 18:28 ID:V2j1zYtU
そ、そんなスレ、知らねぇ!!
722 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/27 20:26 ID:h7lfn0Hz
>>721 (その前に…)
700は700取りを強く希望、いや主張してやまなかったのであります。
なにぃ!700がレスしてるぅ?
はい…。
700さんですね?
突然レスしたのは他でもありません。
このスレをご存知かどうかと思いまして。
こういうスレは知らない!?
見たこともレスしたこともないんですね!?
それじゃああなたが良くご存知の掲示板を2chとして見たら、
それでも心当たりありませんか?
723 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/28 00:31 ID:mWZe8RTK
>>721 そ、そんなスレ、知らねぇ!!
1 名前:read.cgi ver7.20p (04/01/07)投稿日:2001/04/12(木) 15:11
そ、そんなスレ、知らねぇ!!
■ 1,000Mに増量。10GBに増量。30メールアカウント。
60台の2ちゃんねるサーバを支える Big-Server.com
月々1,000円からの BinboServer.com
快適2ちゃんねるライフ、>> 2ちゃんねる ビューア
ドメイン取得代行します
.com
.net
.org BinboServer .biz maido3.biz .st maido3.st .fm maido3.fm
.info maido3.info .tv maido3.tv .to maido3.to .cc maido3.cc
--------------------------------------------------------------------------------
read.cgi ver7.20p (04/01/07)
--------------------------------------------------------------------------------
過去ログ倉庫にもありませんでした。
問い合わせても見つかる可能性はほとんどありません。
もまいらアフォすぎw
725 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/28 16:25 ID:DYFrgKaU
いつまで不謹慎なレス付ける気なんだ?
726 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/28 20:17 ID:6lnH+0O/
映画館で特別上映があり、十数年振りに大画面で堪能してきた。
我々40代以上のリピーターは抑えのツボを心得ているので、
かろうじて無事に映写室を後にできたたが、免疫のない20代の
観客達は、しばらくは明かるいところに出れない顔になっていた。
それを見て、「日本もまだまだ捨てたもんじゃない」と、一瞬でも
思ってしまった自分に、ハゲしく老いを感じた・・・・。
727 :
テレビ:04/03/28 22:06 ID:r1KRnSQE
秀夫と千代吉、会っちゃダメだろ!
728 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/28 22:16 ID:AnItP7Ih
いい映画とは思うがそこまで泣けない
秀夫と千代吉の再会は現実的ではないけれど悪い気はしない。
映画は時間制限がある(プロデューサーによるカット指示だね)
当然想像・予想される部分をあえて描かずに必要最低限の部分だけ表現した。
制作側は観客の脳内妄想を利用して画面に現せない部分を想像させ処理。
これにより映画は余韻が増幅され 制作側も観客も ((^-^)) ウマー
テレビドラマは時間的余裕があるから蛇足的表現が許される。
今回のドラマはあれで良し。
730 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/28 22:32 ID:1135vAY/
>>729 >>今回のドラマはあれで良し。
同意見!
最終回だけ見れば、ドラマもそれなりによかったけど
話はめちゃくちゃ。
原田芳雄の演技はよかったけど。
732 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/28 22:37 ID:3VmB/cPC
放浪の途中で秀雄が小学校の体育の授業を遠くからにらむ
療養中の千代吉に刑事がこの人を知ってますね?と聞かれ
しらねえとむせび泣く
ラストで鳴り止まぬ拍手に最初は無表情で最後に微笑む(差別され虐げられてた子供時代
から今自分は世間から認められたのだという笑顔?)
ここのシーンで泣いた
唯一おもしろかったのは原田芳雄の停車場におけるなんともいえない笑顔
あそこは良かった。
演技が臭い中居君だったけど親子再会のシーンの演技は良かった。
またこのドラマでは原田さんの演技がイチオシだ。
特に病床から秀夫に手を差し伸べる時の演技には泣いた。
再会ということ自体が非現実的だけど、
過剰な演出が多い昨今のテレビドラマとしては
再会シーンそのものは抑えが効いた演出が自然で良かった。
735 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/28 22:55 ID:hNVZT8aR
病床の親父の前で、
「あんたが憎かった…」
と洩らす中居に、妙に感動してしまった。
ここは映画板だが、このスレのスレ立て理由が
「TVドラマ版も始まったのでスレを立ててみました」なので
ドラマ関連のカキコもOK牧場だよね。
737 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/28 22:57 ID:AtPUvBiF
ドラマは、最初と最後だけ見た。
滅多にドラマを見ないので、評価の仕方が分からない。
喜んでる人も多いし、このドラマのおかげで映画もメジャーになったのだから、これはこれで良いのかな?
ただ、第一話と最終話だけで話が全部分かるのは不思議。
この間は何やってたんだろう?
停車場で「秀夫になにか言ってやれ」と促された時
どういう言葉をしゃべるのかいろいろ想像して意識を集中させた。
息子を安心させるために「よし!!父ちゃん行ってくるぞ」という感じで
無言で手を挙げ優しい笑顔を見せる。
あーーーーーそうかぁ・・・・・と思ったよ。
世のお父さん達は息子にああいう表情と仕草を時々見せてるよね。
不器用だからああいう形でしか自己表現出来ない。
私も千代吉と同年齢になったから理解出来る。切ない・・・・
映画の親子抱擁もGoodだけど、ドラマの演出も素晴らしい。
この世の中「完璧」を求めたらすべてのモノを否定しなければならなくなる。
その場その時に応じてモノの見方・対処の仕方を変えなくては。
映画を見る目でドラマを観たら「過剰演出のわりに画面スカスカ」という評価になるし
ドラマを見る目で映画を観たら「ダイジェスト版かよ!?意味無し!!」という評価になる。
ドラマを観る時は「過剰演出の羅列から大切な感動部分を摘出」する能力が必要。
映画と比較せず、普通のドラマとして見ても「砂の器」はスカスカ過ぎなんだけど。
最終話はそれなりによかったけど、欠点にまで無理に目をつぶる必要なんてないよ。
742 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/29 10:39 ID:wsDw7nGu
人気タレントで大予算の悲劇ドラマという企画では、まー成功した部類に入るんじゃないの?
ただ、映画版に比べればゴミだよ。
散々に既出だけど、ハンセン氏病から逃げた時点で負け。
ここまで映画を意識した作りなのに、肝心の「タブーへの挑戦」という要素がないと、ガッカリする。
映画だと本当に宿命を感じる。当時は村の誰が患ってもおかしくなかったハンセン病。
かかってしまった故に、やむを得ない放浪の旅。そして隠し通さなければならない
父親の病。ハンセン病患者とその家族の人と扱われない苦しみと差別がこの映画最大のポイント。
ドラマでもブ○ク民だから受けた差別。と考えることができるが、殺人という犯罪を
犯し逃亡する。というのでは、何と言うか深みが足りないような気がする。と今更言ってみる。
744 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/30 00:21 ID:Oz0qaHFh
相当乱暴に書いてしまうと
映 画→加藤 嘉→村から捨てられた→放浪
テレビ→原田芳雄→自分達を捨てた村を捨てた→逃亡
であるから,似て非なるもの。ならば,テレビはもう少し
原作や映画を踏み越えてもよかったと思う。
ちなみに,千代吉を演じた時点の年齢は加藤嘉より原田芳雄が
少しだけど上。私個人は緒方拳の演じる千代吉が観たかった。
745 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/30 19:16 ID:Xx/jVbVe
志村ケンのバカ殿で宿命がかかって笑った。
746 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/30 23:10 ID:5o0GtQ6t
映画の宿命はハンセン病、これは疑いの余地なし。
ドラマの宿命は何だろう、差別とか30人殺しは千代吉の宿命で、秀夫には関係ない。
思うに秀夫の宿命はピアニカに象徴されている。
ピアニカを盗んだときの親子の笑顔。
秀夫は「悪事即ち善」を父親の遺言であるかのごとく学習してしまった。
以後の彼の行動は遺言にしたがった宿命的なものであった。
ゆえに、彼はピアニカを叩き壊さない限り強迫反復を続けるであろう。
てな事を精神分析屋さんなら言うかもね(笑)。
747 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/31 13:48 ID:4kH8ZgGe
逮捕するシーンを撮らなかったのは
監督のささやかな和賀に対する配慮かな。
748 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/31 14:18 ID:PP082UHr
永山大は砂の器には軽すぎたね
謙さんの渋い表情や重い迫力ある演技。
その横に立つ氷川きよし…みたいだった
>>747 映画は、絶頂にある和賀の栄光がくずれおちることを暗示して終わるわけだから
あのラストでいいと思う。ずっと無表情だった和賀が最後に見せる笑顔もいいしね。
「太陽がいっぱい」のラストシーンを連想した。
750 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/31 22:26 ID:Z4z5tADM
>>749 あ、なるほど。
松本清張は『太陽がいっぱい』を『砂の器』の下敷きにしていたんだ。
85へぇ〜、だね。
>>748 自分は逆の印象持った。 永井はハマり役に思えた。 むしろ謙さんは最後以外あまり感情の起伏をだして欲しくなかった。
752 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/01 00:37 ID:0f5TDC+2
>>751 同意。渡辺はダメ
ハリウッド進出で騒がれたから謙さん最高って刷り込まれてるだけ
たいした事ない。永井はあの脚本でよくやった
ドラマオリジナルのシーンで良かったのは「笑って別れる千代吉」「すまなかったな…」「…しでおの手だ…」
「桐原老人の告白」あたりかな。サムライも悪くないけど、心に残る見せ場はなかったなあ。
漏れとしても、謙さんにはがっかりした。
好きな役者さんだし、今西を演るということで楽しみにしていたんだけど。
周りとイキが合っていないというか、一人で『芝居』していたと思う。
755 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/01 07:44 ID:/hKZT8hT
謙さんの寡黙な演技や表情の深さは良かった。
白血病も体験してるし死への意識の冴えがある。
周りはその深さについていけなかったのでは?
あと数人深みのある役者がいたら浮かなかった。
蛇ニーズや青春系は勘弁して欲しかった。
ドラマ見る前は、渡辺謙が中居ら共演者を圧倒する演技を見せてくれると思っていた。
終わってみると、圧倒したのは原田芳雄でビデオで巻き戻して見るのは原田の部分だけだった。
感情移入されにくい難しい役であそこまで惹きつける演技は凄いと思う。
757 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/01 12:29 ID:RgilknYs
理由が何であれ30人の人殺しの親には素直に感情移入できないな。
ハンセン氏病患者として言われなき差別を受けた加藤・千代吉への同情
とは質が変わってしまった。ドラマ自体はそれなりにがんばった作りだとは
思うが、映画と比較してしまうとやはり本家に軍配。
白い巨塔にも出てた島田陽子は本当に
ヘタクソ女優だと思う。
何でこいつを選んだのか?
759 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/01 15:49 ID:ZK1G7Wkg
過去のえい航
761 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/01 18:43 ID:vF7cZWiv
秘密の内容なんかどうでもいいんだな清張ドラマは
霧の旗の復讐の動機とかくだらない、ゼロの焦点にしたって同じ、
清張サスペンスの比類ない魅力のそれこそ秘密は別にある
762 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/01 19:01 ID:wyRb3ItR
>>756
まったく。
最後の最後で芳雄さんが全部持ってた感じですな。
763 :
別教授:04/04/02 20:35 ID:vfhNh00L
映画版よりも説得力があった点。
1.秀夫が音楽の才能を開花させる前提として、ピアニカとの出会いがあったと設定した点。
2.今西が、秀夫の写真を確認しに、もう一度伊勢に赴いた点。
3.桐原告白の位置づけ。
今回特に納得行かない点。
1.三木が如何に再審請求しようとも、少なくとも4名を直接殺害している死刑囚への執行がかくも長期に亘って留保されている点。
2.本物の和賀英良の方が、先にピアノに長じていたらしく設定していた点。これでは、逆に後からピアノに触れた秀夫が入れ替わり難いはずである。
764 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/03 02:24 ID:tBR/2fWf
>>763 納得いかない点の1だけど、本浦が病気になったからじゃないの?
765 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/03 10:09 ID:aLInQ5Tg
>>762 そんなに、全部が全部持ってったって印象じゃないな
原田がいい役者なのは判りきってるんだけども、
しかし加藤翁は見事なハマリぶりだったなあ
766 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/03 14:38 ID:bNXVfhPc
おまえらテレビ版でやれよw
767 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/03 17:06 ID:A6rpok7+
私も前に注意したんだけど、全然聞かないんですよ。
千代吉が馬車で運ばれ駐在所の前まできたとき
秀夫は半分隠れて千代吉の方を眺めていたが
病気が移ると思ってそばに行かなかったのかな。
周囲から近づくなとか言ったのかもしれないけど。
>>768 そんなあんた…
いままで旅してておなじカマで
飯まで食っていまさらそんな心配しても
正直、千住版の「宿命」と芥川版の「宿命」の違いがわからんかった。
千住がテレビで、今回の作曲の苦労話してるの見てモニョった。
似て非なるものにしては似すぎ。
771 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/04 08:17 ID:GowrsfqT
>768
人間の心理が全く分からないんだね。
子供以下だ。
772 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/04 09:32 ID:LGtcvJNM
来週のテレ朝「題名のない音楽会21」で、「宿命」演奏放映決定!!
さっき、来週予告でやってますた。
テレビ版とどちらのなんだろ? 映画版の「宿命」演ってくれるなら見たいなぁ。
>>768が釣りでもなく、中学生以上だったら
理解力にかなり問題ありと認定する。
「これほどの夫婦の情愛にもかかわらず、放浪癖が身についたのか、
あるいは父親を慕ってその後を追ったのか……」
こんなことくらいしか想像できない丹波も、中学生以下?
>>770 何度も言うけど映画版の作曲は故・菅野光亮氏(ピアノも担当)。
芥川氏が音楽監督だから間違いではないかもしれないけど。
777 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/05 07:00 ID:SfDLAIVI
菅野氏が作曲したのは確かだが、芥川氏が相当手を入れた、とも聞いたな。
778 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/05 14:44 ID:55PpeU/w
どなたか、あのソプラノ曲の作曲者と題名ご存じでしたら、教えて頂きたいのですが。
以前、ラクリモサbyハンナキンクとゆーカキコがあったのですが、ググっても引っ掛からなくて。
タワレコで店員さんにも調べて貰ったけど、ハンナキンクって名前は音楽人名辞典みたいな本にも無くって。
ラクリモサが入ってるレクイエム幾つか聴いても皆違うし。
ラクリモサとは歌詞が違う気もするし。
779 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/05 17:01 ID:s7gnSFTQ
780 :
778:04/04/05 17:45 ID:55PpeU/w
あ、誤爆してました。
>>779 すみません&ありがとうございます。
781 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/05 21:01 ID:Lg5XwIA8
中居ドラマはいっその事、ピアニストじゃなくて
人気グループのボーカル位にすれば良かったのに
(スマそのものって事か)こんなに人気でて、
歌もドラマもバラエティーもこなしているのに
このスキャンダルはまずいって事で、
殺しちゃう・・・みたいな。
いくら天才ピアニストでも、やっぱり知名度って
アイドル様とは雲泥の差だからねー。
>>775 最近ビデオで映画版観たけど、そこの部分はちょっとね〜、と思ったよ。
「ここに居る限り、ヒデオでいる限り、宿命からは逃れられないと思って家を出た」
って言うドラマ版のほうが説得力あったな。
783 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/05 21:35 ID:0ECbpsCM
和賀英良は本浦秀夫に戻る事はできるのでしょうか?
秀夫も千代吉も、お互いに相手は死んでると思ってたんだろうね。
一番の悲劇は、相手が生きていることを知ってしまったこと。
和賀は、父親への鎮魂曲ともいえる宿命を作曲して、父の魂を昇天させ、名実ともに秀夫と決別するはずだった。
ところが父がまだ生きていることを知って、過去に引き戻される恐怖を味わった。
千代吉も、秀夫が生きていることを知り、自分を嫌って逢いに来ないのだと分って、とても辛い思いをした。
「そんな人、しらねえ!」というのは、千代吉の秀夫に対する恨みの言葉だったんだろうね。
785 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/05 22:32 ID:c1vGZYSp
>>784 それは違うんじゃ・・・
知らねえって言ったのは秀夫のことを考えてだと思う
もちろん基本的には秀夫のためを思ってなんだけど、そこに一抹の寂しさもあったと思う。
そして、その微妙な感情を、加藤千代吉は「そんな人、しらねえ」という言い方に、とてもうまく表現していたと思う。
787 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/05 23:11 ID:bfVAkJqN
「そんな人しらねぇ〜」にはいろんな意味が込められていると思う
788 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/06 03:45 ID:6DfHuA2X
ドラマを見て今日映画を見たんだけど、似て非なるものだねえ。どちらがどうと
良し悪しではなくて、どちらもそれぞれ良さがあるんじゃないの?と 笑
映画版を見た感想は「そんなに泣けなかった」・・・と言うのは宿命ってのは人それぞれが
背負っている重さに意味があって、和賀英良こと本浦英雄の宿命とは?と言うのを
考えてしまい、それは心にズシーンと来るものがあって泣いてる場合ではなかった。
表情の変化の少ない加藤剛の和賀は第3者的に和賀の宿命とは?ってのを考えるし
色んな表情を見せる中居の和賀は感情移入しやすいのかなあと思った。
キャスト的には映画版は凄いねえ。俺の好きな緒方拳も出てるし。加藤嘉は言うに
及ばず、佐藤我次郎もチョコんと座ってるし。鬼畜の時の緒方が一番好きだったけど
これの緒方もいいねえ。
因みに全然つながりもないし、内容も傾向も違うけど砂の器を見ると史村翔&池上遼一の
漫画「サンクチュアリ」を思い出す。漫画全体じゃなくて話の一部分だけど
ヤクザ側の主人公がヒットマンのチンピラの素性を部下に聞いたときに、チンピラが
火事で親と妹をなくした時にその部下に拾われたってことを聞き、ヤクザが「人の値打ちは
背負っているものの重さで決まる」って言うシーン。この漫画を読んでから運命とか宿命とか
考えるようになったので、砂の器は映画もドラマも見てよかったと思う。
俺が思うに親子の情愛が心を打つ物語だから、敢えてドラマの批判をすれば村八分だけでも
かわいそうなのに、村八分が原因となって爆発した30人殺しだけど村八分&人殺しの息子って
いう中居の和賀は「かわいそう」が^2で悲惨すぎないかと思った。
789 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/06 03:57 ID:6DfHuA2X
あと思ったのが、ドラマ版は最後に中居が「父ちゃん」って言うので
テレビを見ている方は救われるのだけど、映画のほうは色々な思いを込めながら
演奏するんだけど、演奏が終わった後に見せる加藤−和賀の表情は大作を作り終えた後の
満足感が大きいと思うから、この後に裁かれるために逮捕されるってシーン以降を
想像すると何となくやり切れない、切ない気がして救われない。
心の弱い俺としてはラストのラストで「父ちゃん」がある点はドラマの方が
良いと思った。笑
790 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/06 04:03 ID:38cZDNS/
あ
791 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/06 07:03 ID:UxuLYd1e
中居君のドラマ版を見て、映画版が見たくなって、ビデオ屋に行った人も多いだろうね。
でも、見ないほうが良いと思うよ。
映画「砂の器」はあくまで映画だからね。
ビデオというかTVの小さな画面で見ると、全く印象が違ってしまうんだ。
ぼくは30年前に最初に映画館で見て、素晴らしい作品だと思った。
でも、去年ビデオを借りて見直したら、全くつまらなかった。
この映画の見るべきところは何といっても、本浦親子の道行きと、それに被る音楽、極論すればそこだけの映画なんだ。
映画館の大画面で見てこそ、涙腺がゆるむんだな。
これから、色んな場所で再上映されるだろうから、まだ見てない人は待ちましょう。
>>788 おいおい、表情の変化の少ない加藤剛が、演奏が終わって最後に
子供のような笑顔を見せるのがいいんじゃないか。
演出のメリハリだよ。
793 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/06 09:53 ID:YSqkjvf9
>>791 映画館の大画面と音響は否定しないが、「繰り返し繰り返し…」
一人(複数でもいいけど)で観るのもじーんとくるけどなあ…。
794 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/06 09:53 ID:YSqkjvf9
>>791 映画館の大画面と音響は否定しないが、「繰り返し繰り返し…」
一人(複数でもいいけど)で観るのもじーんとくるけどなあ…。
795 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/06 09:54 ID:YSqkjvf9
>>791 映画館の大画面と音響は否定しないが、「繰り返し繰り返し…」
一人(複数でもいいけど)で観るのもじーんとくるけどなあ…。
797 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/06 10:14 ID:YSqkjvf9
>>796 ありがと…。
今、気付いたんだが間違って何度もクリックしてしもうた…。
皆さんすんません。
千代吉は、秀夫をいじめるガキどもを杖で叩くときも、子供に怪我させないように、そっと叩くんだよね。
そんな優しい千代吉に、涙。
799 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/06 18:20 ID:UxuLYd1e
>>793 もし、映画館で見てない方だと、嫌味に聞こえたかもしれませんね。
そうだったら、御免なさい。
ビデオを「繰り返し繰り返し…」「繰り返し繰り返し…」「繰り返し繰り返し…」6回以上もご覧になったんですね(lol。
まあ、確かにそれだけの価値のある作品ではあります。
ぼくはTVの小さな画面では、なかなか入り込めないんですが、若い方だと平気なんでしょうね。
どこかでビデオ版で泣いたという書き込みを見たような気がします。
いささか呆れたのですが、羨ましい気もしないでもありません。
小さな画面という悪条件でも泣けるというのは、若々しい感受性を持っている、あるいは失っていない……ということですものね。
801 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/06 22:52 ID:ZKZq4gI3
和賀英良は和賀として裁かれるのでしょうか?それとも本浦秀夫として裁かれるのでしょうか?
802 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/06 23:11 ID:99Jh7rKT
>>800 丹古母のまちがいですた。
ヒゲ、やや汚い風貌という頭の中の引き出しを開けたが
間違えて我次郎を取り出してしまった。
803 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/06 23:12 ID:iGX2XOJJ
>>788 捜査会議で今西警部補の隣に座ってたデカさんですね。『丹古母鬼馬二』氏かと思われ。
804 :
803:04/04/06 23:15 ID:iGX2XOJJ
あれれ。1分差でニアミスしちゃいましたね。>788さん
788とか789とか802を書いたものですけど、今日も放浪シーンだけ見ますた。
悲しいけど美しいって感じですねえ。四季の風景は見たまんま美しいし、先々で
迫害される親子も哀しいだけに逆に何となく美しいというか・・・・おかゆモドキを
嬉しそうに弱った体力でじゃれる千代吉や、施しを受けるために戸口に立って家人が
出てきかけて千代吉にギョッとしてピシャリと戸を閉めた後にゆっくりと顔を伏せる
千代吉の姿はその悲しみが美しいとさえ思った。
この映画って社会派とかお涙とかじゃなくて、日本人的な「なんとなく」っていう
美的感覚を刺激するから評価が高いんじゃないかと思ったりしました。
連日みると麻痺するので来週に又観ようと思う 笑
806 :
793-795:04/04/07 19:05 ID:k2MOXBm3
>>799 私はリアルタイムも再上映も映画館で観ました。
そのあとビデオが普及したので、TVでの映画番組「ロードショー」とかレンタル
で6回どころか10回以上は観ています。
テレビもステレオになったので、状況によってはヘッドフォンで大音量にして
悦に入っておりました。
まだDVDプレイヤーやパソコンを持っていないので、近々どちらか調達してこの作品の
DVDを購入します。確かに液晶で観たら感じは違って見えるかもしれませんね。
それでもまた再上映に巡り合う機会があれば是非映画館で観たいとも思っています。
できれば大スクリーン・大音響の方がいいに決まっています。
もともとそれを前提にしてあるんですから…。
年代の差もありますが、「映画」なんだから「映画館」で観たいという人は
もちろんそれは素晴らしいことだと思いますし、感動もひとしおでしょう。
しかし、私はそれ以前にこの素晴らしい作品を一時も早く手軽に鑑賞して欲しい
という気持ちの方が強いです。
尤もあまりに小さな画面と小音量だったら799さんの仰る通りこの作品の魅力が
薄れてしまうのは否定しません…。
本作DVDの5.1サラウンド音声は後入れの音が何か嫌だな。
本浦親子が旅立つときに
霧の中、村人がぬうーーと立ち上がるところは
不気味である。
映画版の一番最後の字幕の出てくるシーンの曲。
パイプオルガンの音がナントモイエネェ…。
810 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/08 23:10 ID:S13EpqaV
そのパイプオルガンの音を聴いて、「あー砂の器観た…」と感じてしまう…。
ホントにナントモイエネェ…。
811 :
799:04/04/09 01:04 ID:xwlSk+L/
>>793-795 中居くん人気のおかげで「砂の器」は再上映される可能性が高いでしょ。
他の、例えば「球形の荒野」のように再上映の可能性の低い作品なら、
ビデオ鑑賞もやむなしですが、せっかく映画館で見れるんだから、待つにしかず…と思いますよ。
初めて見るときは、やはり映画館で見てほしいものです。
「12人の優しい日本人」のような作品は、小画面でも十分真価を味わえるんです。
でも、映像美が重要な作品、例えば「砂の器」や「アラビアのロレンス」などは、どうしても大画面でなきゃね。
初めて見るときが重要なんです。
小画面で見て、後半の親子の道行きを、退屈に感じた若者を何人も知っています。
あの名優加藤嘉、畢生の名演技をですよ。
ともかく、くどいようですが初体験は大切なんです。
「この素晴らしい作品を一時も早く手軽に鑑賞して欲しい」という気持ちは分からなくもありません。
でも、なんだか「エッチはいいぞぉ、素晴らしいことだから、一刻も早く手軽に体験してほしい。ソープでもええやんか!」と言うのにちょっと似てまでんかね(笑)。
812 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/09 20:42 ID:t00ZVUqZ
私はテレビ東京の放映をテレビで初めて観て充分感動しましたが。
所詮、受け手の感受性の問題でしょ。
>>812 自分も最初はテレビで観て、その後に映画館で観たくちだけど
充分感動したなあ。
映画館のすばらしさはもちろんわかってるけど、
とりあえずビデオで観てその後再上映観ても良いと思うよ。
>>746 というか、ハンセン病は「砂の器」自体の宿命でしょうに。
逆に言えば、ドラマは宿命から逃げたとしか言えない。
連続カキコですまないけど。宿命から逃げてもいずれ宿命に復讐されると思う。
ドラマ版の評価がそんな状態かも。
816 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/09 22:01 ID:47KPU4QC
私はリアルタイムで立川の映画館で観ました。非常にショックを受けました。
加藤嘉さんの演技は凄すぎて正直ぞっとしました。
粗が目立つけど強烈な映画だと思う。
817 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/10 03:11 ID:wIHkgfCp
ドラマの映画からのパクリシーン(放浪シーン)
・冬の小さな祠で親子がお参りするシーン
・秀夫が小学校を眺めているシーン
818 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/10 11:38 ID:rryDi0NW
原作が同じなんだから、映画版を参考にして、いい映像をパクるのは当り前だ罠
ドラマを先に見た人が、「映画版の和賀には感情移入できないから映画は駄作」と言うことが
あるようだが、それは見方が違う気がする・・・
820 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/10 15:17 ID:flgVMWNT
>>819 やっぱり先に見たモノの方を「良い」と思ってしまうという事なのかねえ。
俺は映画版も世間で言われてる程名作だとは思わないけど、さらに中居のドラマ
版は「映画版を改悪しただけのシロモノ」にしか見えなかったんだが・・・・
821 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/10 17:15 ID:zIyXQutv
秀夫を虐めている奴の一人に森三中の大島に似た
デブがいる。
何かというとすぐにリバイバル上映したり、コケた映画の併映につけたり、
松竹は封切り終了後も「砂の器」にだいぶ稼がせてもらったはずだ。
823 :
別教授:04/04/11 09:16 ID:ee5wvlhS
824 :
亀吉:04/04/11 13:22 ID:rHb7vbPp
そっ、そんな人‥しらねぇえ…。あっえぇぇぇぇ(涙) この映画のサントラ盤LP持ってるけどいくらでうれるべ?鑑定お願いします。 ひでぇお、なすて会わない?あんな思いをしてきた父と子だよぉ。
わしは先にドラマ見たけど
なんかへんだな〜と思って
映画見て納得
ハンセン氏病を避けて
ごまかしたあげくが
30人ごろし…
横溝正史かよ…
どうせならいろんな映画ぱくればよかったんだ
今西「なぜ三木氏を殺した!」
和賀「太陽がまぶしかったからだ」
826 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/12 03:03 ID:ip51lo3c
>>822 御指摘の通り。松竹はこの映画のおかげでどんなに助かったことだろうか。
それを考えると,あの松竹ホームビデオ発売のDVD。中身の紙っ切れは
何や?チャプター記してるだけやんか。一応,名作やろ?昔,稼がせても
ろたんやろ?不入りの新作を助けてもろたんやろ?そら,あんた,昔から
松竹のパンフレットはひどかったで,ほんまに。その,伝統引き継いどる
思たら腹も立たんかもしれんけどやな。だったら「たそがれ清兵衛」のD
VDは何やねん。自分達の会社の宝とも言える作品やわざわざ旧作を大枚
はたいて買うファン心理をこの程度にしか扱えん会社の末路は火を見るよ
りも明らかやで!!
827 :
822:04/04/12 11:45 ID:6T4f+tv2
>>826 おれはパイオニアLDCから出てた松竹の松本清張作品17本を集めた
「松本清張・推理の世界」(全5巻)というLDボックスを持ってる。
解説書は公開当時のプレスシートの復刻あり、詳細な解説ありで、結構充実していた。
画質もまあまあ。高い商品だけに、何らかの付加価値をつけてもらいたいよね。
828 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/12 13:01 ID:lOEdf4GA
砂の器のDVDパッケージの写真の千代吉の後姿は
座頭一に見える
829 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/12 21:08 ID:MHtK7/hB
>>816 確かに前半はあらが目立ちますね。
所詮は、本浦親子の「道行き」だけの作品といえるでしょう。
にもかかわらず、ぼくはそれだけで十分に傑作と思いますよ。
830 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/12 21:20 ID:VyX4cR/m
>>816 立川松竹ですか?タツミ興行大成功ですね。
831 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/12 22:22 ID:ip51lo3c
>>829 脚本の橋本忍は「レースに例えるなら,最後の1周でマクリをかけた作品」と
自らの手の内をばらしている。前半は敢えてヨタヨタ走りしてるから,あらも見え
やすいが,それで「所詮は・・,にもかかわらず・・」と高をくくるのはいかがな
ものか。つまり,これは「道行き」を成立させるために心血を注いだ作品。ゆえに
傑作,あるいは唾棄すべき作品。そのどちらか。なお,私は前半の緩いペースも好き。
笠智衆が達筆の手紙送ってくるあたりのゆったりさが特に好き。
>>822 「作品・人」板の「地獄の黙示録」スレで同じような文句を書いてた
人がいたね。両作とも金さえあれば購入しようと思ってただけに残念。
833 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/13 00:43 ID:3aNW84uC
>>831 「道行き」を成立させるために、前半の「ヨタヨタ走り」が必要だった…てこと?
心血を注いだ「ヨタヨタ走り」というのも、なんだか変ですね。
むろん「ヨタヨタ走り」の前半も含めても、それなりの作品だとは思いますが。
ぼくは、ビデオで見るときは、前半早送りということがほとんどだな。
834 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/13 01:30 ID:XhpzpZjX
昭和49年の夏か,秋頃大塚の名画座で見たな。大学受験浪人だったけど。
満員で,立って見たよ。封切り当時から話題の映画だったんだね。
捜査会議のとき,森田健が資料を甲高い声で読み上げたものだから,
館内が爆笑に包まれた。涙は出なかったけど集中して見ることが出来た。
ただし,悪魔の手毬歌の方が好きなのだが。
835 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/13 08:34 ID:4bZXPf2T
加藤剛がピアノを弾いているシーンの横顔は
ちょっと伊藤英明に似ていると思った。
関係ないけど植草の人生は砂の器になってしまった・・・
836 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/13 11:30 ID:kFLOKAq2
紙ふぶきのシーンは好きですね。捜査の行き詰まりから一転して
列車から女が紙ふぶきを散らすシーンへ移行するとこははっとしますね。
それを見てた新聞記者が手帳にメモをする。その記事を森田が偶然?発見する。
この辺の流れは秀逸ですね。バックの音楽もいいですね。テーマ曲?よりこっち
の方がすきです。
そういえば昔TVで田村正和、仲代達也、小川知子バージョンの有りましたよね。
覚えてる人いますか。
837 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/13 17:34 ID:3aNW84uC
>>836 覚えてますよ。
内容はともかく、キャスティングは良かったね。
映画も仲代、正和で作れば良かったのに…などと思ったものです。
>関係ないけど植草の人生は砂の器になってしまった・・・
奴のお父さんが元強姦魔で、刑務所内のTVを見ながら、
「・・・知らん・・こんな奴は知らん・・・」と泣いているかもしれん。
植草にとって鉄道警察隊は会いたくない。
絶対に会いたくない人物だったのであります!
「植草はパンツを見たかったんでしょうね。」
「そんなことはきまっとる! 彼はもう、手鏡、手鏡の中でしかパンツを見ることができないんだ。」
鳥取西部・島根東部のヤシには朗報
MOVIX日吉津5周年イベント
砂の器(1974)リバイバル上映
場所:鳥取県日吉津村(米子市近郊)MOVIX日吉津
4月17日:午後9時〜
4月18日:午後1時半〜
入場料:500円
ここ、なかなか見やすいからイイよ
パンツの見方は変われども
植草とパンツの関係は永遠の宿命である。
843 :
植草:04/04/15 02:55 ID:+8Zcf8y6
844 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/15 03:16 ID:UTk2M19A
,イ^i
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>>1 タイーホ
ヽ::::::::::. ___ \_ ̄~^/ ,/
\::/`ー---‐^ヽ ゙`=' /
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845 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/15 16:09 ID:xV9V6YO7
久々に映画版を借りて見ました。
今回気付いたのは、なんで三木謙一は伊勢ひかり座の一枚の写真だけで本浦秀夫と分かった
のかについて。従来原作の「巡査には時たま人相骨相の記憶術に異常に長けた人がおり
三木もその一人」という説明や、「左まぶた上の傷あとが写ってるから」だとばかり
思ってましたが、あの伊勢写真を慈光園千代吉に見せた時、千代吉は長時間黙って見てますよね。
あの時間ずっと子ども時代の全秀夫映像から一致映像を検索するかのように(違うけど)。
でついに一枚の秀夫像がビンゴする。それは亀嵩交番の中から大八車千代吉を
にらんでた秀夫像。あれはあの時点では(秀夫鉄道ダッシュ以前なので)父子「生涯の別れ」対面
として千代吉の目に焼き付けたはず。で、その時まさに千代吉を抱え起こして同じ構図で同じ秀夫
の目を正面から見てたのが三木巡査だった。
三木老は光座で千代と同じ映像ビンゴを体験したのじゃないのかな。身体の向きまで
一緒なんだよね。
それにしても子役のすごさに感動しました。
彼に早稲田を去らせ、そして彼のTV出演まで捨てなければ
ならなかったのは何でありましょうか?
それは彼の性癖 当時として不治の病といわれた"のぞき"で
あったのであります。
そして彼は、エスカレーターを……繰り返し繰り返し……
お・・・おら、こ・・・こんな手鏡、すらねぇ!!
線路沿で必死になってばらまかれた手鏡の破片を探すモリケン。
850 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/16 09:48 ID:J05Zo4UU
稲葉「ところで蒲田署の若い刑事、まるで猟犬だよ。破片らしいモノをいくつか
拾って来た。どうやら植○の指紋らしい、今科研で調べてる」
丹波「何っ!指紋!!」
851 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/16 18:55 ID:645cMysF
/⌒⌒⌒⌒)
( / ̄ ̄ ̄ヽ
| ヽ J )
| / 〜 〜
.(6V (●) (●) < 不当逮捕です
| > )
| /
| 凵@/
. | /
彼は頭の良い見所のある人だから、きっとどこかでのぞきをしている。
そしてかならずパンツを取るにそげない…。
>>833 私もこの映画では緩くて長い前半が後半を引き立たせる役割を担っていると思う。
831の「心血を注いだ」という表現が不適当なら「確信犯的」というべき構成。
その前半で何を主に描いたかと言えば,和賀の心理なんかではなく,今西という
刑事は信用できる男だということ。それが後半の操作会議で俄然生きてくる。
もっとも,1度見てそれがわかったなら,後半部分のみをを繰り返し繰り返し,
繰り返し繰り返し見るのも一つの鑑賞法だとは思うが。
旧警視庁に刑事達が集まってくる場面が好きです。
「これから何かが始まるぞ〜」みたいな感じがして。
855 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/17 18:46 ID:M5meLc4q
イラクで人質にされた人たちを「3馬鹿」と定義するのなら
和賀に会いに言った三木も「馬鹿」と定義するべきだな。
名前どころか戸籍まで変えてまで自分の過去を消そうとした和賀に
自分の過去を知っている者が現れたら命を奪われることになるかもしれない
という危険を承知で和賀に会いに行った三木の「自己責任」ってことでさ。
856 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/17 20:08 ID:G45kmVGh
それを指摘する必要があるのか?
857 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/17 21:06 ID:URDi/mzJ
「なんでだ秀夫! なんでそっだらこと言うだか!
あれだけの思いをしてきた親と子だよ!
オラ、首にな、縄ぁつけてでも引っ張ってくかんな!!」
三木タン…
こんないい人が顔面潰されて…(つД`)
丹波の演技はカンペを見ているとは思えないくらい
すごい
ここでは不評な映画の前半、オレ好きだけどなぁ・・ テンポもいいし。
やはり一番見たいのはクライマックスだけど、この作品のDVDを見たくなったら毎回最初から
飛ばさずにみる。
駿河台の「内外地図」、近くまで出かけたついでに見にいっちゃったよ。
860 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/18 18:23 ID:wexvRi3I
前半が不評なのは仕方ないでしょう。
それだけ、捜査会議以降が素晴らしいってこと。
あくまで比較の問題で、前半が絶対的な意味で悪いという意味じゃないよね。
861 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/18 18:35 ID:nN3drNQY
合同捜査会議のわくわく感、俺も好き
「天国と地獄」と双璧を成す
862 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/18 22:07 ID:ZEG8XwkA
結構前半部も見所ありますよね。
紙ふぶきの場面とか蒲田操車場の場面とか。
島田陽子さんの流産から出血多量による場面は心に残ります。
ただ森田健作さんは頂けないですよ。あの声。シリアスな映画には合いませんよ。
前半部がいまいち締まらないのは森田さんの声によるものが多いと思います。
足を使って地道な捜査ってシチュエーション、私は好きだ
映画版もドラマ版も感情移入しやすいけど、
後者だとこんなのを妄想してしまって苦笑する。
/ 鬼の子どもは所詮鬼や! \
| アーヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!|
\ /
 ̄V ̄ ̄V ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄V ̄ ̄
∧ ∧ ∧_∧ ∧,,∧
(,,゚∀゚) '' ̄ヽ ( ゚∀゚ ) ミ゚∀゚ ミ
./ | ( ゚∀゚ ) .| ゚∀゚ .| /つ⌒l'~O ∧_∧ ミ ミ
(___ノ (∩ ∩) └ ー ┘ (l、__(_)___)( ゚∀゚ ) ミ,,,,,,,,,ミ
/ ~~~~~~~ \
867 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/24 01:45 ID:MxRMvFzT
泣ける。というか、泣いてしまった。
868 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/26 23:14 ID:bqlJnzAC
先日やっとビデオを借りられたので観ました。
ドラマは観てないんだけど、原作は読んでたしここもざっと読んだので、
そんなに泣く事もないだろうと思っていました。
前半の捜査シーンはちょっと眠くなってしまいましたが、問題の捜査会議と
演奏会と巡礼シーンのところになるとそれまで寝そべって観てたのが
テレビの前に座り込み涙と鼻水を流しながら見入っていました。
なんであんな小さな子どもがこんな思いをしなくちゃならいんだろうって…
でも、以前NHKのドキュメンタリー番組でハンセン病元患者の人を見た事が
あったのだけど、そのときすごくびっくりしたというかショッキングな
気持ちになったので、なんか映画の千代吉は全然普通の人にみえた。
まあそうせざるを得ない事情があったからとここで知ったけど。
自分も千代吉普通の爺さんにしか見えなかった。
千代吉さん
ひと目でわかる癩病患者には見えなかったね
よろよろでいまにも死にそうには見えたけど
ハンセン病患者って見たことないから
リアルだったのかどうかもわからない。
872 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/29 15:34 ID:bIX2yYVD
トリスバーで働く赤いドレス着たホステスさん可愛いよね。
現在でも十分に通用するルックスだよ。あの娘は他の作品にも出てるのかい?
874 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/30 02:54 ID:ZK1sHlEV
サンクス!
あのルックスで出演作が2本だけなんてもったいなさすぎる・・
平山綾をさらに可愛くしたようなルックスなのに
875 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/01 20:23 ID:Cb9UJ5Fs
>>873 なつかしい!
当時そこそこTV?等で見かけました。
もうちょっとブレイクするかと思ったけどダメでしたね。
かわいそうですね。
湯布院に行ったら、美術館の近くで、「千代吉が連れて行かれるシーン(?)」
に使われたのと同じようなタイヤ付きの荷車があって目を丸くした。
877 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/03 00:12 ID:5CSYcQBB
>>875 なるほど、当時言うたらルックスだけでは売れない時代だったんだね。
ルックスしだいでどうにでもなる現在の芸能界とちがってシビアな世界だったんだな。
確かに彼女演技は下手だが、あのルックスはもったいないな。
>>876 やはり60年くらい前から使われているものなんでしょうか。
今ではトラクターで引っ張るんでしょうね。
>>878 だろうとは思うけど、前輪がパンクしてたし。
880 :
前略:04/05/03 16:04 ID:a6y3rAfU
加藤嘉さんといえばやっぱ渡辺組の頭だよな
昔うちの親父も石投げてたそうですw今は悔やんでるようだ
↑ハンセン氏病患者に?
昔は放浪患者は強制収容してたって
いうけど結構逃れてるひともいたのかね
884 :
子猿:04/05/09 22:29 ID:ntb88Nr9
初age。俺も868と同意見。うちのおかんがおどろおどろしく語ってるので、DVD買っちゃった時、「おらあ、見てはならねえものを見ちまうだか」
と戦々恐々とした気分になったが、まあ普通やんけ、て感じ。NHKで見た現実の方が重い。
でも「ドラマも映画も引き分け」というのが俺の意見。てなわけでドラマを適当に見ただけで糞味噌にけなすヤシにはムカツク””。
ところで田村正和がやったドラマ版はどんな感じだったの?中居版と結構カブッてる?動機はやっぱハンセン氏なのか?
885 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/20 11:32 ID:GI+gq87f
いまだにレンタルビデオ店では大人気ですねえ。
なかなか空きがない
886 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/20 16:18 ID:ig6S/hbT
「砂の器」は映画館でもTVでもみたけれど、ひなびた健康ランドのレストルームで上映していたのを
寝転がりながら見ていた時のエピソード。
映画が終わった瞬間、前で寝転んでいたかなり年配のふたりづれが起き上がり、顔を見合わせなが
ら、「いい映画だったな」「うんうん」と涙声で言い合ってたのが可笑しかった。。。
887 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/21 16:00 ID:mjHf6Koi
今西はなぜ大阪まで和賀の戸籍を調べに行ったのかな。
不思議でならないです。
その時点では、未だ御遍路の子供と和賀は結びついてない筈ですよね。
刑事の直感ってやつですかね。
映画館で和賀の写真を見て、身元を洗ったんだろう?
田所家と和賀との繋がりは銀座での一件を吉村から聞いていたうえに、同じ店に
紙吹雪の女も居た。 映画館の写真でそれらが結びつきそうだと感じたのでは。
889 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/22 08:32 ID:AW5V0uaD
大阪まで出向いた今西は、和賀の戸籍があることを知って驚いてますよね。
この時点では、和賀と秀夫は結びついていない。
にもかかわらず、和賀の戸籍は「ないはず」と思っていたのはなぜか?
その点が良く分からないです。
この映画は、刑事たちの無駄足振りが実にリアルで楽しめますね。
羽後亀田の男についてだけではなく、
「カメダ」の謎も、今西が国語研究所まで行って調べる必要はなかった…。
だって、三木巡査の経歴を調べれば、
そこに「カメダケ」という地名が出てくるんだから(笑)。
>>884 かつての和賀家の近くに住んでた人に
和賀夫妻と子供について聞き込みしたら
「あそこはお子さんいてませんが、
ちっこい丁稚小僧がいました」って
いってたじゃん
そのあと戸籍は戦後の自己申告で
作ったものとわかったんだよ
891 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/23 16:33 ID:DxZUSH6O
今日、川越市立図書館の視聴覚室で
無料で見てきた。丹波哲郎と森田健作が
焼き鳥屋で飲むビールがうまそうで、終わったあと
ラーメン屋に駆け込みました。
892 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/23 17:27 ID:UFiFl5jI
>>890 そこはおっしゃるとおりです。
ただ不可解なのは、なぜ和賀の戸籍に疑問を持ったのかが不明なのです。
今西は大阪で真っ先に区役所に行き、和賀に戸籍があることを知って、驚いてますよね。
なのに、大阪行きの前には、和賀の戸籍に疑問を抱かせるような出来事は何もないでしょ。
そのことを言ってるのです。
ぼくはDVDで見ています。
思うに、今西の大阪行きの前に、和賀が田所家に近づいたプロセスに
「何か疑わしいものがある」と言うような台詞があり、
そこが(DVDでは)カットされているのではないでしょうか?
30年前に映画館で見たときには、そのような説明があったような気がしてなりません。
羽後亀田の男についても、カットされている部分があるのでは?
もっとも、今となっては記憶が怪しいですが…。
893 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/23 20:03 ID:WVcxQG43
>>892 身辺を洗う場合、戸籍・住民票から入るのはごく自然なことだと思うよ。
??????!
895 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/23 20:45 ID:UFiFl5jI
戸籍はあったんだよ。
あって当然、今西が「なぜ驚いたのか」が分からないんだね。
彼は「ない」と思っていた。でも、なぜそう思ったんだろう?
大阪行きの前には、和賀の戸籍に疑問を抱かせるような出来事は何もないでしょ。
自転車屋夫婦に子供がないことを知ってからなら、
戸籍があって驚くのも分かるんだけどね…。
896 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/23 21:03 ID:aqBgJpZU
東北の秋田に2泊したので、ロケ地めぐりで亀田へ行ってきました。
羽後亀田に行ったら駅前に食堂なんてなかった。あったらカツ丼食おうと思ってたのにw
亀田の集落は羽後交通バスで5分くらい。今西刑事と吉村刑事がウリ食った神社はスクリーン
そのまんまで現存してました。ついでに亀田郵便局で記念の旅行貯金。
洗うところを見てるんだか、見てにゃーだか・・・云々の橋と川は奇麗に造成されていたが
面影はあったでつ。以上、報告でした。
浪速区役所へいって、今西が戸籍の存在に驚いたのは「本籍再生」という
手続きがあることを知らなかったからだろう?
”和賀英良”が本浦秀夫のなりすましだと疑った今西は公表されている和賀
の本籍は当然でっちあげられたものだと推理した。
ところが戸籍は実在し、それは戦災時の戸籍消失による「本籍再生」という
今西の考えの及ばないものだった_ってことだと思うけど。
898 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/25 11:12 ID:3vCmxqXd
896は川本三郎だったりして
899 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/26 09:03 ID:LLxoUeAa
>>897 レスおおきに。
本籍再生と言う手続きをを、今西が知っていたかどうかは関係ないと思いますよ。
今西は和賀英良の戸籍など実在しない、と思ってたんだ。
だから、戸籍があると聞いて大げさに驚いた、それだけのことでしょ。
そこで(初めて)今西は和賀家および英良という子供が実在し、
秀夫が(本物の英良を殺すなり)何らかの方法で入れ替わった、と推理したんだ。
そう考えていたのに、組合長から自転車屋には子供がないと聞いて、もう一度驚いたんだね。
で、問題は、なぜ大阪に行く前に和賀の戸籍が実在しないと考えたか…そこなんだね。
それはそうと、高木理恵子の勤めていたクラブの美人ママは誰なんでしょうね?
村松英子のようにも見えるのだが、彼女なら名前が出るはずだし…。
900 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/26 15:35 ID:LLxoUeAa
補足です。
今西が大阪行きの前に、秀夫が英良と入れ替わっていると推理した可能性はあります。
でも入れ替わっているならば戸籍はあって当然、驚くことはなかろうに、と言うことですね。
何だか重箱の隅をつついてしまいました。
もし、不愉快になられた方がいらっしゃったならばお詫びいたします。
901 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/26 21:06 ID:Io9+nnKq
うー、贅沢な旅行さしてもらったよ・・・
この場面を見た消防の時の漏れは「ああ、食堂車でごはん食べたい」と思ったものだ。
時は流れ、社会人になって九州旅行の帰り、急行「鳥海」ではなく、寝台特急「さくら」の
食堂車に入り、ビンビールを1本頼んでキューと一気にあおり「うー、贅沢な旅行さしてもらったよ・・・」
と、小さな声で呟いてみた。なんとも豊かな気分になった。
902 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/26 23:24 ID:BvwwIfUK
急行「鳥海」に食堂車が連結されていたのは、昭和32〜40年の間だけなんだな。
しかも、映画の中で上野駅に到着する列車を牽引しているのはEF58。
その後にはパレット型荷物車のスニ41とスニ40が連結されているのがわかるから、
映画「砂の器」の舞台は、昭和47〜57年だとわかるんだな。
つまり急行「鳥海」の食堂車でビールを飲むのも、和賀に出会うのも、映画の嘘なんだな。
903 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/29 08:23 ID:BGf/j77f
この板で最高レスですので
そろそろ埋め立てにご協力ください
904 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/29 09:12 ID:9AFtwr+R
>>902 「映画の嘘」という表現は優しくていいですね
まあ本籍再生のトリックなんて
そもそも事件解決の発端になった
理恵子タンのあんぽんたんな紙吹雪(シャツ)に
比べたらましなもんじゃろ
車窓から捨てずに洗濯でもして
漂白剤につけるとかしとけば…
地元で上映していたので見に行ってきました。
ドラマは出演者のファンだったので原作と比べつつ満足して見終わったのですけど
こうしておおもとの映画と比較すると皆さんが見ろ見ろというのがよく分かり
ました。
回想シーンしょっぱなからうるうる(館内のほとんど同様)
こうして見ると女性はあんまり表に出ないほうが良い作品だなと感じました。
(裏では光っている)
907 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/07 00:08 ID:VYcrOhPK
あっちこちで上映してるんだね。
見たいな=。
908 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/07 10:09 ID:kZru0clS
>>905 >理恵子タンのあんぽんたんな紙吹雪(シャツ)
この一連の部分だけはあまりに無理がある、無理があり過ぎる・・・残念。
それにしても加藤嘉は良いですね。
療養所に収容される為に駅で秀夫と別れるシーン
今西刑事が療養所に訪ねて、和賀英良の写真を見せられたシーン
何か涙なくして観れなかったですよ。
他の映画でも
「白い巨塔」で石山健二郎が持って来たお金を足で蹴り上げるシーン
「真昼の暗黒」で犯人でっち上げをそそのかすシーンなど、どんな役を
演ってもウマイ!!
909 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/07 14:25 ID:qSFD5b9n
都内でリバイバル上映してるトコってないですか?
910 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/07 16:44 ID:PV+Ko2d3
「その親と子が、どのような旅を続けたかのか、
私は、ただ想像するだけで、
それは、この二人にしかわかりません。」
911 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/07 22:45 ID:WTsU9lqw
大阪だったら 高槻松竹で「白い巨塔」とのお特な
2本立てで 12日まで上映中ですよん。
912 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/08 00:18 ID:Jp6QsrLq
この映画、中国でもVCD、DVDでてるよ。中野良子関係で。
わたし(中国に出張おおい)もこれをかって、現地の友人数人
といっしょにみた。中国語吹き替えだったけどおおむね
内容は原版の通りだった。
最後の捜査会議のシーンは、もう皆号泣。あとで「こんなかわ
いそうな映画みせやがって!」と文句を言われるくらい。
あとフィリピン人にもみせたけど、おなじように泣いたな。
この映画、アメリカとかでは受けないとおもうけど、案外
イタリアなどの西欧でもうけるんじゃないかとおもう。
913 :
912:04/06/08 00:22 ID:Jp6QsrLq
良子さんちがった。島田陽子(いま楊子)関連だった。
訂正するっす。
ちなみにわたしがすきなシーンは丹波さんが喫茶店で
資料をしらべる際に、ちょっとでもながくいられるように
アイスをたのんで、それが溶けたらちょっとずつ飲む、
っいうところ。これをみて以来、わたしも時々真似させて
もらってます。
砂の器ファンの間で
ひそかに流行〜
とけかけアイスのみ
アイスの器は銀色のやつね!
間違っても砂ではない(-。-;)
喫茶店のアイスって今でもああいった銀製食器で出てくるの?
昔デパートの食堂でああいうの食べてた記憶があるけど。
ウエハースが付いてるやつ。なんか食いたい、喫茶店で島根県の地図見ながらw
「喫茶店で島根県の地図を広げながらアイスクリームをすするオフ」やってくれ。
吉野家式で。
店内にシャンソンを流して。
んで、亀嵩の場所を見つけたら「ウッ!」という感じで前のめりになる。
2次会は渋谷駅銀座線高架下の焼き鳥屋で。
焼き鳥もあったかいうちに・・・
千代吉が加藤嘉だから、秀夫が加藤剛ってことか
925 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/21 18:32 ID:c9N2ph2S
まださわりのところしか見てないけどこの映画は音楽と映像構成が
抜群にいいね。音楽には基本的にあまり気をつかってこなかった
日本映画では屈指の出来ではないだろうか?
役者もすごい人がいっぱい出ているね。
926 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/22 21:31 ID:2rDx4X4u
私の彼は、ラスト20分間で涙ひとつ流さない冷血漢です。
そんな男とは別れた方が...
928 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/23 04:32 ID:OFEnZg8G
謎が明らかになるクライマックスの捜査会議で丹波が判明した
事実を読み上げるんだけど、丹波の朗々とした声がん〜いいんだなこれは。
929 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/23 04:44 ID:1CWtQ6OO
丹波哲郎は最高の演技!
素晴らしいの一語に尽きる!
それに比べて、森田健作の大根ブリが・・・
(;'A`)
l l
○○
931 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/23 06:10 ID:OFEnZg8G
>>929 モリケンは単なる若い相棒という設定だから若い役者なら正直
だれでもいいと思われ。
932 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/24 12:26 ID:izd7P895
ホント森田健作だけはどうにかならなかったのかな?
とっても良い映画だけにそれだけが悔やまれてならない。
吉村刑事がショウケンとかだったらさらに名作になっていたのでは?
933 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/24 13:39 ID:RDweHSQo
そんなに森田健作ひどかったかなあ。可もなく不可もないってところでは。
ショーケンだとひねくれてて暴走する吉村刑事になっちゃうよ(w
原作くらい出番が多ければ、もっと達者な俳優を充てるべきかも。
934 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/24 19:52 ID:RDe5mF6f
出てくる政治家がいかにも田中角栄を意識していてこういうところは
時代を感じさせる。
森田クンはまあ〜タンバリンの
引き立て役ってことで
優作タンやショーケンタンだと
(;´Д`)ハアハア女どもがうるさかろう
936 :
この子の名無しのお祝いに :04/06/28 09:21 ID:lSk8kdve
浜村淳が出ているなんて!
937 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/28 12:20 ID:Pwb1ypJ0
森田健作はやっぱりいただけないなぁ、
例えばクライマックスの捜査会議での台詞なんか酷いよ。
丹波哲郎が事件の発端を熱弁した後、森田にバトンタッチするよね、
その森田の喋り口調と言ったら棒読みもいいところじゃない?
ピリピリした場の緊張感が森田の甲高い演歌口調で台無しだよ。
俺なんか何度観て森田が喋りだす度に笑ってしまう。
そういう映画じゃ無いと思うんだけど。
938 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/28 12:24 ID:Pwb1ypJ0
ところで、映画の冒頭で謎の男の行方を二人の刑事が村の人々に尋ねて回るシーンがあるよね?
あのシーンはいったい何?男の正体は結局最後まで語られないけど、あのシーンはストーリーに関係があるわけ?それともただの無駄足?
939 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/28 12:33 ID:dTOTVpkh
>>938 原作読むとわかるよ。
中居・渡辺謙バージョンは関心なかったので、見落としたが、
そのエピソードは描いていたかな。
映画の秋田方面のシーンは、和賀が、無名の舞台俳優を雇って
、羽後亀田に注意を向け、捜査を混乱させようとした工作。
確か、新聞紙上に、「東北弁のカメダ=羽後亀田」説がリークされたからかな。
それを見た和賀の悪あがき。その演劇青年も殺される。
以上説明を、橋本忍は、はしょってしまい、旅のシーンのみ生かしてしまった結果。
>>938 あの映画は裏日本風物詩なんだよ。
東北のわびしさと出雲地方のわびしさ。これがズーズー弁でだぶる。
そんで父子が石川県のハンセン氏病
表日本に出られないかなしさを表現するために秋田から始まる必要がある。
というのが橋本忍と山田ようじのドラマ作りでしょ。
冒頭の「羽後亀田」行きは、はしょるというより映画では意味が改変されてるんでないの?
原作には和賀の企みによって不審者があの地に現れるけど、映画では操作の”難航”ぶりを
表すための無駄足操作として描かれてるように思ったんだけど。
942 :
この子の名無しのお祝いに :04/06/28 15:53 ID:lSk8kdve
943 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/28 16:46 ID:dTOTVpkh
野村監督と川又チーフキャメラマンは、一年近く前から
ロケハンを兼ねて、あちこちで、風景撮りだめしてたようだから
(八甲田山にも流用)、日本の四季、景色、旅情が前面に出た
ようです。加藤嘉と子役親子の乞食巡礼を、村の子供がいじめて
石を投げつけるシーンをかならず入れ込むという前提もありました。
(これは、橋本忍の出身地、兵庫県神崎郡市川町での彼自身の、
子供時代のトラウマ回想です。脚本家が乞食親子に石を投げた経験を
持っていたのです) 旅情と風景が前提。竜飛岬で真冬に祠を拝むシーンとか
ストーリーと関係ありません。3人の独創が作りあげたシークエンスです。
よって、冒頭の羽後亀田周辺のシーンは、
「いやぁ、いい旅をさせてもらったよ」との丹波先生の独白に凝縮してるように
思われす。捜査が秋田まで及んで、そこに不審人物現れた理由を説明する
必要はないとの判断でしょう。 940サンの意見に近いかな。
944 :
この子の名無しのお祝いに :04/06/29 09:23 ID:TrPB6aHd
大阪市の西成区役所の役人「これは法律的にも認められておます」の芸名は?
945 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/29 11:57 ID:OVbUVLKh
946 :
この子の名無しのお祝いに :04/06/30 10:10 ID:X4xRxegK
ザ・ぼんちのまさとさんはこの映画が好き
947 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/30 10:36 ID:pAE7z5ny
>>938-941 原作と違うのか?
しかし、そうだとしても、シンプルにまとめた橋本忍の脚本のほうがいい。
948 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/30 13:34 ID:+4UnuCLe
名子役「春田和秀」さんは今どうされているのでしょうか?
いろいろ調べたのですが、消息がわかりません。今38ぐらいになられて
いるはずです。ご存知のかたぜひ教えてください
ほんとあの子役の表情(特に目つき)が良かったなぁ。
健作タソはあれはあれで良かったと思うけど。確かに
大根サマかもしれないけど、昔風の単純・熱血漢って
風情があるような。考える役は丹波リンでいいわけだし。
私は加藤剛の指揮・ピアノの下手さの方が気になるorz
昔の日本の夏を楽しみたいので、また観よーっと。
>>942 漏れの母親は映画を観た後、瓜を西瓜と勘違いし
あの刑事役の人、おいしそうに西瓜食べてたよねえ・・・
951 :
この子の名無しのお祝いに :04/07/01 10:48 ID:WnUdBvXH
村松英子さんかわいい
952 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/01 12:47 ID:cdFbzkxV
丹波哲郎と加藤嘉のふたりは同年の映画仁義なき戦いにも出演していてそれぞれヤクザの親分を演じているがその変わり様は素晴らしい。
特に”仁義”の加藤嘉はアタマも禿げ上がり本浦氏比べ30歳は老けて見える。演技と言い役柄と言いとても同一人物には思えない。
953 :
この子の名無しのお祝いに :04/07/01 13:44 ID:WnUdBvXH
あきちゃん、りえちゃんどこ?
>>941 無駄足とはいえ、わがと列車内で出会うエピソードは筋の上でも生きる。
あと、事件の核心にはまだまだいかないが、とにかく裏日本からはじまることが
映画の雰囲気づくりに重要。
蒲田からはじまるのと日本海からとでは効果が違う。
松竹映画だから蒲田からはじまるのも面白いかもしれなかったが。
955 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/01 16:59 ID:CxqSahAD
裏日本ですか・・・悲しい言葉やね・・・
今西の靴に砂が入り、吉村が「何か濃縮された感じだなあ」、「う−ん、東北なんだなあ」
なぜかしらないが、このシーンあたりで一気にスクリーンに吸い寄せられた。
この場所も一度訪れたことがあるが、テトラポットが積み上げてあり、
残念ながら裏日本の寂しい感じは消えてしまっていた。
一応、この場面のセリフを一通り呟いて感慨に浸り、羽後亀田駅から帰ったけど。
957 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/01 22:41 ID:2Jg04lsH
和賀=佐藤浩市、今西=田中邦衛、千代吉=高橋長英って
キャストの映画(TV映画?)もあるのだが、全然
話題に上らないのは何故?
>>957 中居の時、ドラマスレではけっこう話題になってた。
佐藤・田中の方は原作に近かったけど、ライには触れてないし
映画版と比べたら感動には程遠い作品だな。
959 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/02 04:54 ID:QDvuozyf
>>957 俺も以前にそれを観たがあまり印象に無い。
確か和賀が他の芸術家と組んでヌーヴォークラブなんたらの活動をしていた記憶があるが
原作ではあんなのあるの?
原作では和賀はヌーヴォー・グループという若い前衛芸術家集団の一員で、クラシックの
音楽家ではなく、サンプリングした自然音を主に用いるわかったようなわからないような
電子音楽(?)をやっている。
で、同じグループにいる評論家と愛人との関係を並行して描きながら、この評論家が
千代吉殺しの犯人か?という謎を含みつつ話が進む。
で、あのとんでもな殺人手段で・・
映画が先で、ずいぶんたってから原作読んだけど、
原作に忠実に映画化したとしたら、
全く別の映画になっていたね。
963 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/02 17:22 ID:J6QCjNAE
原作は駄作
964 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/02 19:05 ID:Nd+FONLq
>>961 今で言うとインターネットで殺人プログラムを送り込むようなものかw
2chを読んで((((;゚Д゚))))グワングワン~~~~となって
逝っちゃうのか?
今実在ならクラ板で、【駄作】芸術家・和賀英良【神】とか
スレもできそうだしw
966 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/02 21:00 ID:M8i/NrhF
>>961 まあそう言ってやらないで。
あれだって人を直接殺すわけでなく、胎児を中絶させたのと、心臓の
弱かった人間を閉じ込めてフラフラにしただけなんだから・・・
967 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/02 21:05 ID:QDvuozyf
>>960 え、ちょっと待って!
それじゃあ原作では和賀はクラシックの指揮者兼作曲家ではないわけ?
もしかして田中邦衛版のほうが原作に近いとか?
当方海外在住で原作本が手に入らないので教えてもらえるとありがたいです。
968 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/02 21:27 ID:wq+zzStW
時代の最先端を行くモダンアートの旗手と
その背景にあるドロドロとした古くさい
ハンセン氏病に対する偏見を対比させようと
したんだわな、きつと。
969 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/02 23:23 ID:KBqcyuML
もう落ちちゃったけど、クラシック板のスレでは
和賀のモデル=黛敏郎ってのが定説だったよ。
(もちろん生い立ちとかは関係ない)
970 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/03 01:31 ID:HeMmZunG
黛もミュージックコレクレートやってたもんね。当時のマスコミ寵児だったしね。
どうせなら中居版は
坂本龍一あたりをモデルにした
音楽家にすればよかったかもな〜
まあ小学生が別人すりかわりだの
津山三十人殺しを安易にぱくってて
だめだめだったけど
>>944 区役所の原簿にインチキなんかありません、、、のおねえさんもどっかで見たような
973 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/05 00:32 ID:A9ZJhczP
まじ村松英子なの?
炎天下を遠路遥々、汗を拭きながらやって来た丹波タソを
熱〜い茶でもてなす大畑村の菅井キソ…
975 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/05 10:08 ID:l+cJMJcr
ある程度の年になれば、あついお茶の方が
ありがたいと思うようになるさ。
976 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/05 19:18 ID:i2BoHPSP
暑いときには熱いお茶がいいよ。余計汗が出てかえって涼しく感じる。
インド人がカレー食べるようなもの。
松本清張の小説のエッセンスは昭和初期〜中期が舞台だから
現代に焼き直すこと自体ムリがある。よって中居版は話にならない。
リメイクという手段はテレビ局制作側のネタが尽きた証明。
しかもあれだけ設定を変えねばならなかったし、
それが結局何を伝えたかったのか、まったくもって意味不明。
978 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/06 21:35 ID:rK59TJQz
>>977 映画の最後のメッセージにインスパイアされたんでしょう。
加藤爺の和賀の写真を見るシーンはなぜか北に拉致された
横田めぐみさんの父親とリンクする。
自分は、横田めぐみさんの写真は別人では?と思った。
あの和賀の写真、田所一家らとの集合写真と和賀単体で切り抜かれたものとでは微妙に違うショットだよね。
981 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 15:08 ID:EXKinDXH
監督たちは最初から千代吉役だけは加藤よしと決めていた。
次スレは?
ない・・
この映画が昔からものすごく好きです。
海外に住んでいるので、最近のTV版は
見られなかったのですが、アマゾンで
こっちまで郵送してもらう程の出来だったでしょうか?
(結構高いし)やっぱり無駄?だったら巨塔を
買ったほうがいいですか?(ミーハーで
すんません・・・どうしても、続けて
何かを見たいので)
ご意見おながいします
自分も本作のファンなので先日のテレビ版はずっと観て来たけど・・
正直あまりお勧めは出来ない。二者択一なら私は「巨塔」。
どうですか? 986さん↓
986 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/13 16:55 ID:8DXxHvxI
名子役「春田和秀」さんは今どうされているのでしょうか?
いろいろ調べたのですが、消息がわかりません。今38ぐらいになられて
いるはずです。ご存知のかたぜひ教えてください
おそらくピアニストになっている。
>>986 昨年だか一昨年あたりにたったスレで春田氏の近況に触れたレスがあったよ。
脚本家か何かになってて、サイトのリンクもあった。本人の写真はなかったけど。
990 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/13 21:45 ID:Gd4Z5uQ7
>>987 ヌーヴォーグループと言う芸術家集団の一員だとも聞いたよ
>>986 死ぬまでに会いたい!一目でいいから会いたい
なして会えねえっていうべ
あんな思いした親子でねえか!
993 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/14 07:37 ID:o0y9Kz/W
次スレは?
誰か立てて。おながい。
>>984 こんな名作は迷わず買いでしょう。
995 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/14 15:33 ID:zOrNj3vN
もう彼は過去ログの中でしかこのスレを読めないのだ。
996 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/14 15:37 ID:Sv6OuHDh
それはこの親子にしかわかりません。
なぜだ、どげんしてなんだ、次スレが立てられないなんて、なんでそげなこと言うだらか!
繰り返し〜繰り返し〜
誰か立ててよぉ。オラ立てられねぇんダよ
砂の鉄道999
1000 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/14 22:52 ID:5fkWdtfM
そして1000!!!
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。