【奇人】名脇役･左ト全【変人】

映画会社を問わず、各社に出演してましたね。

晩年に｢老人と子供のポルカ｣で歌手デビューも果たすも
すぐに逝去。凄い人だったなあ･･･。

むかしテレビで｢老人と子供のポルカ｣唄ったとき、バックでレコード
流してるから口パクでいいのに、おもっきり唄っちゃって、その歌詞が
ぜんぶ間違ってたのがスゴかったなぁ。後ろの子供たちもポカーンと
してたし…

隠し砦の三悪人の一人？
七人の侍、どん底の脇役？

井上陽水がかつて公式HPで、山茶花究、クレイジーキャッツとともに
日本三大喜劇人としてリスペクトしてた。

ちんこでかかったらしいね

成瀬巳喜男の『乱れ雲』。
バスの中で加山が司の隣に座ろうとすると、
そこにはすでに左ト全が…
シリアスな作品なのに、彼が出てきただけで
映画館にクスクス笑いが拡がった。

セリフが聞こえなくてしょうがない。
古いフィルムのせいもあるのだろうけど、
ぼくぜんさんは突出して聞こえません。

「老人と子供のポルカ」を歌うタートルネック姿の卜全は子供心にもスコブルぶきみだった。

色川武大によると、どこぞの女教祖に貢いでたらしいが．．

東宝｢怪盗ジバコ｣(1967)で政治結社の長老役を怪演･･･
とりあえず必見(ｗ

ガス人間におけるぼくぜんは神

「七人の侍」における格好悪さは世界最強。
「どん底」における仏ぶりも世界最強。

この人のワイフが書いた「奇人でけっこう！」（正確なタイトルは覚えて
ない）とかいうト全本をずっと読んでみたいと思ってるが、すでに絶版。
っていうか、この人のワイフはもう亡くなったのかな？

↑数年前にお亡くなりになられたらしい。
ちょっと昔の週刊文春に載ってた。

クレージーものだと｢日本一のゴリガン男｣で、逃げる植木等を
｢待ぁてぇ!｣と叫びながら追いかけた住職役も最強。

前に関口宏か三宅裕二かどっちかが司会してた番組の特集で見たことあるけど、
ず〜っと誰ぞだか、生きた神様に収入のほとんどをお布施として差し出してたらしい。
なんだか可哀想。

名作駄作珍作、いろんな作品で好演してたね･･･。

>>13
東宝映画で坊さん役といえばト全。
「日本一の若大将」「無責任遊侠伝」「男嫌い」

この人は改名した？

「裸の大将」
山下清に絡む老いぼれ乞食役。りんごの皮を食ってました。

＞「老人と子供のポルカ」

この歌も凄過ぎ
当の御本人も周りの子供達もシュール杉

そんなことないよ。
メッセージソングじゃないか。
１番　やめてけーれ　ゲバゲバ＝ゲバルト
２番　やめてけーれ　ジコジコ＝交通事故
３番　やめてけーれ　ストスト＝ストライキ

速報歌の大辞テンで「老人と子供のポルカ」のPV放送してたよｗ

＞14
「世界人類が平和でありますように」って札貼ってる団体だと聞いたが

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左ト全･･･名優だよな。
まあ、あの歌のイメージは強烈だが(ｗ

土屋嘉男氏によると、杖をついてヒョコヒョコ歩いてたのに、
バス亭を通過しようたバスを追っかけて、杖を抱えてダッシュしたという。

>>25
池部良も同じ事を言ってるな。
池部は卜全が忘れた台本を見たことがあるらしい。
それによればびっしりと書き込みがしてあって、
天然に見えた演技も計算でやっていたということみたい…

最晩年、日活のハレンチ学園シリーズにも出演してますた。
仕事を選ばないその姿勢に、プロ根性を感じた。

バンパイヤ
トッペイ父

彼の一番最初の出演作品は？知ってる？
観たことある？

東映のテレビ実写版『忍者ハットリくん』にも出てますた。
ハットリくんのお師匠だかの役で。

>>30
東京タワーの上から、雲をすって「あ〜、東京のカスミは、まずい！」
（仙人？なのでカスミを食って生きてるらしい）

左卜全 基礎データ

本名：三ヶ島一郎
1894年2月20日生まれ、埼玉県出身
1971年5月26日死去、享年77歳

データベースによると最初の映画出演は：
（ttp://www.jmdb.ne.jp/）

「醜聞」（松竹大船1950）：酔払いの男 役

そうでしたっけ？

こないだカラオケで｢老人の〜｣歌いますた。
友人は邦画みないから、歌手としての左ト全しか
知らなかったそうだが、結構盛り上がった(ｗ

東宝映画でも頻繁に見かけるが、｢日本一のゴリガン男｣の坊さんは面白い。

>>32
jmdbは端役クラスが網羅できてないので細かいデータまではアテになりませぬ。

ちなみに映画初出演は今井正監督「女の顔」（49・東映大泉）という作品だそうだ。
それまでは移動劇団暮らしで５５歳でようやく映画デビュー。

日活「危いことなら銭になる」における、ニセ札作りの名人役！

たしか「ゲバゲバ９０分」でも初期の頃はアイキャッチみたいな所で
「うはははは〜」と笑っていた覚えが（後にハナ肇のタメゴローにとって変わる）。

女教祖って、奥さんだったんじゃない？

なんか拝み屋のばあさんにハマってせっせと寄進していたが、実はその婆さんはオカマだった、というのをどこかで聞いたことがある。

饅頭が好物だったけどアンコしか食べず、皮は奥さんが食べてたというな（ｗ

左ト全は、フリーの割には東宝映画の出演が結構多いね。

>>11 さんが書いている夫人の著書「夫・左卜全 奇人でけっこう」によれば収入
の殆どを寄進させられていた教祖は皇道神国教の高橋天啓。
収入どころか戦時中は食券までをも差し出すことを要求されたそうです。
ただしこの人物は昭和21年に死去。戦後昭和37年に新しい宗教に通うように
なるが、(同書では名前が伏せられているが)これが >>14 さんの書いている
「世界人類が平和でありますように」で有名な白光真宏会のようです。

＞これが >>14 さんの書いている

失礼、14 さんじゃなくて >>22 さんでした。

「七人の侍」に村民役で出演した時
黒澤が「笑った表情をするな」と怒っているのに
「とことん悲惨な時は笑っちまうもんだ」と言って
黒澤の言うことを聞かずに笑っていたらしい

>>42
さすがト全。

映画に出る50数歳まで何をやっていたのだ？

>>44
軽演劇の出身でしょ、確か。
自分の出番でもないのに舞台に出てきて、他の役者が困っていると突然ゲゲゲと笑って引っ込む。客はそれでドッと沸く。
当時から奇人だったらしい。

名前なんて読むの？

ひだりぼくぜん

↓に特別出演、木全。（笑）

ttp://heika-love.cool.ne.jp/nijiura_fairy.html

「老人と子供のポルカ」を唄ってた子供のうちの一人は、
ル・クプルのボーカルである。

>>49

へぇー

『生きる』の葬式で語りだす名場面を初めて観た時
ほんとに頭おかしい人が出てきちゃったんだと思いました。

私がはじめて買ったレコードは子供と老人のポルカ！
ずっと前新聞のコラムでこの人の変人ぶりが載ってて
すごく気になるひとだった（とっくに故人なんだけど）
中野翠もこの人の伝記について書いてて相当面白そうで
読みたかったんだけど
さっき私の住んでる市の図書館蔵書検索したらあった、あったあ･･･
「奇人でけっこう」が！！！
早速予約した！読むのが楽しみ！
土屋嘉男の書いた本「クロサワさ〜ん」も借りてくるべ
あの本にもト全サンのこと書いてあるらしいし

池部良の本も読め。

あげ

黒澤の「どん底」に出てましたね。
実質的な主役でござんした。
それから社長シリーズにも時々出てました

「ハレンチ学園」１作目だったっけ。
用務員の役で怪演してたのは。
紐引っ張ってカランカラン始業の鐘を鳴らした直後、
その紐が足に絡まって「アーりい・・・たーしけてくれえー」
とブラブラする姿を見て、
これは演出なのか、それとも本当に卜全が現場でフザケて遊んでるだけなのか、
わけがわからなくなった。
だってスゲー楽しそうなんだもん（ｗ

あぼーん

黒沢天皇からハレンチ学園まで･･･
この人出演作のレンジ広すぎ(ｗ

昔、名前を｢とぜん｣って読んでますた。不覚。

ひだりぼくぜん

「黒澤さーん！」
なかなか撮影現場に来ないト全を土屋嘉男が迎えに行ったら、
「ちょっとまってくれ」といいざま土間にある妙な機械についてる板に自らを縛りつけ、
スイッチを入れると、土屋の眼前で彼が板ごと激しく上下に回転し始める謎の場面。

ト全本人は「健康法だ」と言っているけど、本当にそんな健康法があるのだろうか？

>>61
想像してﾜﾛﾀ

曲者天国に載ってますな。

曲者天国読みました。

「いんや、それでいい」

んだ　んだ　それでいい

「ハワイの若大将」でおばあちゃん役の飯田蝶子と東京タワーでデートするシーンが好きだ。

『男はつらいよ』に出てきたとき失恋した寅さんに向かって、
「そうよー、バカはおみゃーよ」とダメ押ししてた（笑）

http://www.pref.saitama.jp/A02/BP00/ijin/14.html
↑
さすがさいたま。

オペラ歌手かよ！

帝国劇場歌劇部…
嘘だろ…嘘と言ってくれ！

黒澤の映画のときは何を言っているのかさっぱり判らない。
録音の質も当時は悪いから余計だよね。

というかアフレコやっているときの黒沢のOKの基準が「勢い」だから…

名脇役というよりもむしろノイズだったと思う。

見ている我々の居心地が悪くなるような
不吉な存在として受け入れられて来たのではないか？

七人のサムライの絶命シーンで「だから、いやだっていっただよ」
よく黒沢天皇がこの台詞を許したなあ、って思う。

「おら見てただよ〜」でしょ

>>75
が正解。米盗まれた時の台詞と重ねてるわけだし。

>>75
>>77

おら、間違えてただ

この人、足が悪くていつも杖ついてたんでしょ。言われて見れば、歩いてるシーンって少ないぞ。

「乱れ雲」で、バスで司葉子の隣に座ってる老人役を好演。
後から加山雄三が乗ってきて「席変わってもらえませんか？」って言われて「はぁ？」
「妻なんです！」「はぁはぁ」って言いながら席を立つだけの役。
でも味があるんだなぁ

>>29 >>32 チョイ役だから出演作おおいね。
こっちのデータベースだと初出演は1949年「女の顔」だね。
http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=by_name&id=103342

『醜聞』では、蛭田乙吉という変な弁護士が出てくるんですよ。
これは志村さんがやっているんだけれども、それが酔っ払ってバーへ行くと
そこへ左ト全が出てくるんです。これが大変素敵だったんです。
あんまり素敵すぎて、僕は切ったんです。志村さんがすっ飛んじゃうの。
その人物があんまり強烈なんでね。助監督の野村芳太郎や松竹の助監督が
全部怒った。なぜ切るのかと。
「これ全部使ったら、この作品ひっくり返っちゃう」と言った。
三分の一くらいにしちゃったかな。

>>79
>>25>>26

旅行でガイドさんが「ここは塚原ト伝ゆかりの場所です。」なんて言うのを
聞くと　何故か思わず「ズビズバー」が自然と口から出てしまう。

梅津栄氏が老人と子供のポルカを
カバーするんだってさ
http://www.sponichi.com/ente/200403/14/ente149583.html
http://www.mainichi.co.jp/sponichi/geinou/art/040314X001gei0000000000.html
でも年は近くても左卜全の方がずっと
年よりに見えるね

「七人の侍」のとき、泣く場面で何度やってもあの声で笑ってしまい、リテイクの連続。
最初は笑っていた黒澤もついにキレ、「この場面、永久に中止!」と叫んだ。
あとでト全曰く「私はどんなにエライ人の前でも、自分を曲げません」。
どっちもスゴイね。

>>5　と　>>80　は同じ場面のこと？

東映「三匹の雌蜂」で、若き日の大原麗子のオパイ揉みまくっていた。

　すみません、池部良の左朴全ネタって、なんという題名の本に
載っていますか？　請教。

>>89
>>26です。ちょっと探してみます。

>>90
　あ、わざわざありがとうございます。

バンパイヤ
http://bubble2.2ch.net/test/read.cgi/natsudora/1085621242/l50

「生きる」でのお通夜での演技とか、今の役者さんには
絶対できないうまさがあるとおもう。

>>93
「助役とハッキリ言え！」

あの映画の中で、唯一ハッキリ聞き取れるセリフ

あげ

「男嫌い」('64)で、熱帯魚の水槽を間に挟んだ坂本九との会話は聞き取りやすい。

♪やめてけ〜れ、ストスト

成瀬監督「コタンの口笛」で卜全さんアイヌ人の用務員で名前がフィリップ
だって・・・垢抜けた名前だね。

黒沢曰く

ニンニク役者

ちょっと使うと美味しいが使いすぎると臭い

物凄く脚の具合が悪くて障害者年金を貰っていたらしい。
ところが>>25にも書いてあるような場面が時々目撃されるものだから
偽障害者だと陰口を叩かれたこともあったとか…。

だいたい宗教に嵌まったのも脚が痛くて痛くて仕方がないので
神仏にすがったのがきっかけだったとか。
記憶違いかもしれないけど…。

腰痛などの神経痛なら調子良い時もあるわな。

＞１０２　そうなんですよ
私も先天的な足の持病があって難儀してるんですがいい時と悪い時で
差が激しいの　そこんとこ健常者には理解してもらいにくいんだよん。
だからト全さんも痛み止めとかには頼りたくないって気持ちだったか
昔だから外科のレベル今より遅れててあきらめてたか・・・。
どっちにしてもあんまし障害者ずらすると監督たちに敬遠されるっしょ。

>>90
　池部スレでも書きましたが、こちらでも一応ご報告。
御教示いただいた池部良の著書『心残りは…』を手に入れて
読了しました。ありがとうございました。

久しぶりで「白痴」見たけど、やはり軽部(左)は何と言ってるのかｻﾊﾟｰﾘわからん。

関連スレ・懐かしい芸能人板
ひだり〜★左ト全★〜ぽくぜん
http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/kyon2/1098007811/

>>32
今年が生誕110年なんですね。

勝新の悪名シリーズにでてくる[シルクハットの親分さん]
舞台になっている広島県因島の港町をえらそうに闊歩しているのだが
浪速千栄子ふんする女親分にぜんぜん頭があがらない
ついでに筋には何の関係もない。
でも　　　素敵だ

シルクハットの親分は違うのでは？

おみごとで、ござりました

>>20
すごいね。
この歌に込められた願いって、ほとんど実現してるじゃないか。
交通事故だって減っているし。

>>85
>>111

１番の「ゲバゲバ」というのが学園紛争で、２番の「ジコジコ」は交通事故、３番の「ストスト」は国鉄のストライキを指しているから、
この歌の「やめてけれ」という願いは、ほとんど実現してしまっている。
梅津栄は今さらどういうつもりで歌うのだろうか？
今の時代、これらの問題に対して「やめてけれ」と言う必要はもうないはずだ。
ＣＤ制作者はどういう考えで彼に歌わせるのだろうか？

初めてこの人を見たのはテレビでやっていた映画「青い山脈」、その次に「生きる」だった。
いずれもがんこそうな老人の役だ。

「ハレンチ学園」の用務員役を見たときはずっこけた。
「こんなふざけた役もやっていたのか・・・」と。
後に「老人と子供のポルカ」を歌っていたのは彼だと知り、納得した。

バンパイヤ
http://bubble3.2ch.net/test/read.cgi/rsfx/1104575758/l50

さて、気分転換に
不老不死の水でも飲むか

>>115
不老不死じゃなくて不老長寿の飲み物ですよ。
不死だったらコーヒー飲んだ人みんな死なないw。
タンポポの根や大豆を煎ったものを煎じてもコーヒーの味になるから
本当にコーヒーだったかは疑問だけど、本当にコーヒーだったらおもしろいね。

このスレで出てきた「クロサワさ〜ん」今読んでる。
メチャおもしろい。
撮影現場ではみんなニヤニヤしながらト全ヲチしてたみたい。
夕食の席でト全が「もし私が絵描きになってたらゴッホ以上の絵描きになっていたと思います。」
と言った時まわりの人は吹き出したけど、黒澤だけは真剣な顔をして深く頷いていた
という記述でジーンときた。

dubidubar

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　沈んだｽﾚを〜引き上げろっ！　ｸﾏー♪／
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東海道お化け道中にチョイ役で出てましたよね。
まあ、どの作品でもチョイなんでしょうけど。
植木等さんの話ですが、一緒に出演した時に、
植木さんの役名は「上田」なのに何回やっても
「なあ、植木君」と言うのだそうです。
監督さんがその度にNGを出す。にもかかわらず
「なあ、植木君」は止まらない。植木さんも「おかしいなあ」
と思っていたら、左さんが植木さんに
「なあ、植木君。役者というのは絶対に監督に従っちゃいかん！」
と言ったそうです。何だかわかがわからなかったそうです。

池部が証言しているがごとく、
左ト全はいわゆる確信犯ですので、わざとやっていると思われます。

それも含めて「天然」なのだが

何をどう含めると何が天然なのかさっぱりわからん。お前は左ト全か?

見てただよ〜

名曲だな

左ト全の魂は神軍平等兵・奥崎に引き継がれたようだな

>>125
その心は？

ほしゅ

age

あげときましょうかね、ぼくさん