★北大★人獣共通感染症リサーチセンターB

このエントリーをはてなブックマークに追加
62Nanashi_et_al.
>>59
鳥インフル ハクチョウ飛来地で警戒
◎餌付け自粛求める/福島・あぶくま親水公園

 福島市は鳥インフルエンザ感染を防止するため、同市岡部の阿武隈川湖畔にあるハクチョウの
飛来地「あぶくま親水公園」で今冬、来場者に餌やりの自粛を求める。公園は毎年1000羽前後の
ハクチョウが飛来する観光スポットだけに、苦渋の決断となった。

 市は、親水公園でハクチョウの餌付けをしている日本野鳥の会福島支部や阿武隈川を管理する
福島河川国道事務所などと対応を協議。市民や民家などで飼育されている鳥類への感染防止が
最優先だとして、自粛を求める方針を決めた。

 すでに公園駐車場に餌やりやハクチョウへの接触禁止をお願いする看板を設置したほか、川辺
にロープを張り、人が近づけないようにする。飛来が本格化した時点で人員を配置し、来場者に
注意と理解を呼び掛ける。

 野鳥の会による餌付けについては「やめるとハクチョウが水田や湖沼などに分散し、感染確認時
に状況把握が難しくなる」(市観光課)として続ける。

 野鳥の会福島支部の鈴木滋事務局長は「ハクチョウがいれば近づいて餌を与えたくなるだろうが
現状では仕方がない」と話す。一方、福島県は「国は通常の接触では人に感染するおそれは極め
て低いとしている」(自然保護課)との理由で県内の飛来地に餌付け自粛を求める考えはないという。

 市は親水公園でハクチョウ歓迎会や里親募集など市民に親しんでもらう企画を展開。公園には
昨冬、約16万人が訪れた。

◎スワンパーク立ち入り禁止/酒田

 鳥インフルエンザ問題への懸念から人と野鳥の接触を減らそうと、山形県酒田市の最上川スワン
パークで17日、ハクチョウが越冬のために続々と飛来する中、水際に人の立ち入りを禁止する
ロープが張られた。