【PD】ポスドクの世紀【悲惨】

21世紀の初頭は導入されたばかりのポスドク一万人計画によってポスドクが
大量に生まれた時代です。

しかし、アカポスの数は少数に過ぎません。

私たちは2chに残る記録を集めて今世紀初頭のポスドク時代を画こうと試みました。


テンプレとかは>>２以降

テンプレ

ttp://freett.com/2chimage/


もとスレ？
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1200190970/

もとスレから適当にコピベしてきてくらさい。

我々はこの凍てつくような不況の中で、
一歩一歩アカポポスに近づいてはいるが、
全ポスドクはポスト削減の状況で苦しんでいる。
ポストが無ければ助教にもなれない。
不況のため、育英会が役に立たなくなった。
100人につきおよそ１0人ずつが既に行方不明になっている。
年齢のため、もはや民間は就職不可能となり、
政府の救済案も、高年齢ポスドクに対しては無力なことも分かった。
我が履歴書の業績一覧もこれで終わりだ。


――ドイツ軍指揮官　グーデリアンの回想記より

父は涙を流していた。父が泣いているのを見るのは、私にはこれが始めてだった。
母はというと、こわばった顔つきをして、一言も口をきかなかった。
7歳になる妹は、歯を食いしばって、重すぎる荷物を背負っていた。
泣き言を言っても何にもならないのを、この子は既に知っていたのである。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――ポスドク家族の証言より

スレBGM：パリは燃えているか　作曲者 加古 隆
http://members.at.infoseek.co.jp/hekusokazura/pari.mid

日本の博士は変に成果は出さないほうがいい。
もし成果を出すと、政府や文科官僚が「みろ！俺たちの科学技術行政が素晴らしいからうまくいっているのだよ！」
と自分たちの手柄にするからな。一方、現在のように無職博士問題では、「博士の自己責任。お前らが悪い」と思っている。

日本の博士よ！変に成果は出すな！

私はじろじろ見られていた。
駅員は私がポスドクであることを確かめると、
「ちょっと来い。お前は貨物車の方へ移るんだ。」と怒鳴りつけた。
私は一等車の切符を持っていると抗議した。
「駄目だ。お前は客車から出て行け。」
駅員は無理やり私の腕を掴み、荷物もろとも客車から放り出した。
身に凍みるような厳しい寒さだった。
私は腰掛けたまま、震えていた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――ガンジー語録より

ここは　日本でもいちばん荒廃した地域で
狭くて曲がりくねった通りは　手押し車を押すポスドクの波で溢れかえり、
彼らは　一軒一軒廻って　同じ質問を繰り返すのだった・・
「部屋は　ありませんか」と。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――岐路にたつ日本人ポスドク　の日記より

映像の世紀　テンプレート集
http://freett.com/2chimage/
http://www.gaia.h.kyoto-u.ac.jp/~saito/eizou/title.htm

「パリは燃えているか」（midi）
http://navyblue.cside.com/musicfile/paris.mid
http://members.at.infoseek.co.jp/hekusokazura/pari.mid
「パリは燃えているか」（オルガンバージョン）（midi）
http://navyblue.cside.com/musicfile/paris-organ.mid

ガイドライン板
映像の世紀のガイドライン　第八集
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/gline/1183996951/l50

The Goverment is responsible!!
The Goverment is responsible!!

これ以上、何ヶ月もかけて議論するのは止めていただきたい。
こうしている間にも、ポスドクの人々は息絶えているのです。
皆さんにも家族が居られることでしょう。
自分の妻や子供たちが、餓えて死ぬのを見ているのはどんな気持ちでしょうか。
それでもを老教授たちを助けるぐらいなら、1万人のポスドクたちが餓死したほうがよいと言いきれる人が
いるでしょうか。そうだと言うなら、この場ではっきり申し出ていただきたい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――ナンセンの演説録より

もう言い飽きたことだが、
科学技術関係だからといって予算の無駄遣いは許されない。
もう一人のポスドクも増やす必要はない。
我々の科学技術力は物凄いものなのだ。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――福田総理記者会見より

危機に直面するのはDに進学する頃から予期していた。
４０前に准教授狙いで公募戦士になる覚悟はできていた。
５０−１００倍の競争に勝つために、この数年仕事をしてきた。
その結果は、今月中に出る。
敗れた時はポスドクを続ける。
そして、来年、また勝負する。
それ以外、何も考える必要はない。
軸がぶれるならはじめからDには進学しないことだ。
と、今は思うが、戦いに敗れたらどう思うのか、不安だ。

公募52連敗氏も何もかも見ました。
胃がキリキリと痛むような、あんな光景は見たことがありませんでした。

あのポスドクの人達は死ぬのを覚悟していたんです。
私だって、博士課程に進学した時は命を捧げる覚悟でした。
でも、あんなやり方では…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――博士課程単位取得退学者の回想より

文部科学省は悪魔でした。彼らは私たちを洗脳しました。
「お前たちは全く無意味な存在だ。
そしてお前たちが無意味な存在なら、死ななければならない。
お前たちは何の役にも立たない。」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――高齢ポスドクの日記より

私はその頃、アカデミアの世界は純粋無垢で腐敗しておらず、
彼等、教授たちは、インテリなのであり、日本の科学技術を担う真摯な研究者たちだと信じていた。
しかし不思議なことに、私と彼らは一度も心が通い合ったことはなかった。
短い雇用期間の間、ずっと私は隔離されているような気分だった。
若い大学院生に話しかけても、彼等は作り笑いを浮かべるだけだったからだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――任期切れ研究員回想録より

”強制収容所から出られたら結婚しましょう”
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――女子大生の手紙

ポスドクを擁護する弁護士ダロウ（以下Ｄ）
１万人計画を擁護する有馬（以下A）
Ｄ｢あなたは、アカポスに付けなかったポスドクは全滅すると信じていますか？｣
A｢有能な人は生き残るでしょう。｣
Ｄ｢有能な人以外は？｣
A｢さあ｣
Ｄ｢どうなんです？｣
A｢証拠はない。そうだろう？｣
Ｄ｢あなたはどう思うかと聞いてるんです。｣
A｢全滅する。そう信じてる。｣
Ｄ｢それではこれはどうです？
大学をは学生を誘惑して大学院に進学させ、ポスドク一万人計画以来、底辺で
這い回らなければならなくなったとされているが、それ以前の博士達は
どのようにして生活していたか、その点についてはご存知ですか？｣
A｢いいえ。｣
Ｄ｢ポスドク制度の前は、ひもになって生き残っていたとでも？｣
A｢自分でこの教育白書を読みたまえ。そうすれば分かるはずだ。｣
Ｄ｢結構ですとも。いまここで読んで差し上げましょう｣
A｢裁判官！早い話ダロウ氏はただポスドク一万人計画を冒涜したいだけなのです。
この人は文部科学技術省を信じておらず、最高裁の法廷という場を借りて｣
Ｄ｢異議あり！｣
A｢一万人計画を汚そうとしているのです。｣
Ｄ｢有馬氏に異議あり！｣

あのころ、人々はまだ疑うことを知らなかった。
ロマンに溢れた学業、アカデミックな男らしい冒険・・・。
ポスドクは数年――留学すれば息もつかぬうちに、すぐ終わる。
大した業績を出すこともない・・・。
私たちはこんなふうに、1990年の大学院重点化を単純に思い描いていた。
３０までにはアカポスについている。
新しい院生たちは、笑いながら母親に叫んだ。
「学位授与式にまた！」
博士課程に進学したオーストリア人作家ツバイク
―――――――――――――――――
昨日の世界　より

私はこの目で見てきました。
日本では、公然と任期の切れたポスドクが路頭に迷っています。
一万人ものポスドクが、飢えと寒さで残酷なほどゆっくりと死を迎えているのです。
今、我々は一人になって考えるべきです。
何もしないで黙って見ていることが、はたして許されるのでしょうか。
助教の任期切れも、刻一刻と近付いています。
もう一刻の猶予もないのです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――ナンセンの語録より

私達は、どんな苦しい事でも我慢して、力いっぱい働いています！
あの教授や、准教授や、任期なし助教に負けてはいけないと思うと、
どんな事でも、くるしくありませんっ！


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――第三回　ポスドク弁論大会
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日本武道館での発表

私が博士課程に来たのは、大学院では研究者になるための教育が受けられると聞い
たからでした。しかしここに着いて三つのことを知りました。
まず第一に、
博士課程では教育など行われてはいないということ、
次に、
そもそも教官は教育する意思すらもっていないこと、
そして最後に気付いたのは、
修士課程の院生を教育する役目は私に課せられているのだということでした。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――学歴ロンダ院生手記より

私が博士課程に来たのは、大学院では研究者になるための教育が受けられると聞い
たからでした。しかしここに着いて三つのことを知りました。
まず第一に、
博士課程では教育など行われてはいないということ、
次に、
そもそも教官は教育する意思すらもっていないこと、
そして最後に気付いたのは、
修士課程の院生を教育する役目は私に課せられているのだということでした。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――学歴ロンダ院生手記より

助教につけない者は決して勝たない、負けて目覚めることが最上の道だ。
我々ポスドクは職につけないことを軽んじ過ぎた。

私的な潔癖や徳義にこだわって、真の進歩を忘れていた。
敗れて目覚める、それ以外にどうして日本の研究者が救われるか。
俺達はその先駆けとなるのだ。

日本の科学技術の新生にさきがけて散る、まさに本望じゃないか

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――学位持ちアルバイト店員(40)の言葉

私は、大学は大学院重点化に協力すべきであると思った。
文部科学技術省の危機を学会のチャンスに変えてはいけない。
少子化が続いている間、要求を突き付けることなく、
文部科学技術省に協力したほうが、かえって大学の利益になる。
だから私は、学生に大学院に応募するように呼びかけた。
文部科学技術省を通じて、大学の現状を改善しようと期待していたのだ。


有馬武雄
―――――――――

自叙伝　より

任期職を渡り歩くＰＤ達に行くあてはない。
ＰＤ達がありつく職には２、３年の任期しかなく、
常勤職を希望する人は、「不景気、財政難で少子化なのに」と非難された。
ＰＤ達は殴られ、射撃を受け、基礎手続きなしに解雇される。
今や、3度目の任期職へ異動してきたＰＤの間には、
抑圧への恐怖でなく、怒りが存在している。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――ジョン・スタインベック「怒りの葡萄　取材記録」より

ポスドクの雇用環境が悪いのは文科省の責任だ。
教授のすねをかじる助教、他人の業績を横取りする准教授、みんな文科省の責任だ。
彼女には愛想をつかされ、結婚できないのは文科省の責任だ。
すべては文科省が悪いのだ。

ポスドクＸの演説より

誰が敵で、誰が味方なのか、見分けられない。
みんな同じように見えた。
着る物も同じだった。
みんな大学院生だ。
その中にアホ院生がいた。

任期なし助教はそいつがデータを捏造していることを知っていても、注意もしてくれない。
ねつ造したのは彼自身だったかもしれない。
フットボールの試合と違って、敵と味方が区別出来ないのだ。
周囲は敵だらけだった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――ポスドク初年度の回想より

それは、ひどく不気味な光景だった。
日本という国は、泥沼のような研究室を這いずり回って暮らす一万人の我々ポスドクよりも
万能細胞の作製に成功したたった一人の男のことのほうをずっと心配していたのだ。
得体の知れない感情がこみ上げてきた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――産総研の非常勤研究員の手記

サラリーマンにはいろんな自由がありました。
ポスドクにはない自由です。
サラリーマンは行きたいところへはどこにでも行けたし、
将来の夢、家族への希望を自由に口に出せました。

最後のチャンスでした。
今日逃げなければ、一生ダメだと思ったんです。
私は何も持たず、教授の視線、命の危険さえ顧みず、
自由に向かって走り出していました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――サラリーマン生活への転向者の回想より

任期なし助教は我々が地を這うように実験をするの間、自分の部屋の中に引き篭もって
何一つしてこなかったというのに、今になって英雄を気取っている。
彼は今、ファーストオーサーという甘い果実を、独り占めにしようとしているのだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――ある非常勤研究員の日記より

暗闇の中で苦悩しているのは、私たちポスドクだけなのでしょうか。
高齢ポスドクをただ一掃すれば問題が解決する、と文科省のお役人は考えているのでしょう。

私たちは全く孤立してしまいました。
しかし、何と言われようとも、私たちは自分の思った通りを語らなければなりません。
文科省は間違っています。
このような科学技術政策の行く末は闇に包まれることでしょう。
私たちには、はっきりと見えるのです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――ガンジー語録より

教授は我々ポスドクを常に嫌悪し、
我々を野蛮人とさえ考えていない。犬や豚同然と考えているのだ。
一方、ポスドクは教授をあたかも雷のように恐れている。
教授に廊下であったときも、徹夜実験を強要されたり、院生の指導を押しつけられたりしないよう
ただただ逃げ出すばかりである。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――若手ポスドクの抗議文より

私は自己暗示をかけて、やっと公募担当者になれた。
いわば、リモートコントロールだった。

私達がやったことといえば、不採用通知を出しただけ。
私は自分が落した相手は誰一人見ていない。
送られてきた応募書類の山も見ていない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――新米教授の日記より

ちゃんと業績をあげているのに飛ばされるはずは無い、と信じていました。
だから教授が辞令を手渡したとき、まったく何の準備もしていなかったのです。
私たちは住むこの国では、ポスドクは虫けらのような存在でしたが、
それが今や、それ以下というわけです。

新しい勤務先では、何もない。何もかもありませんでした。
PCも、ネット環境も、伝票処理も、健康診断票をもらうにも。
そして・・・机や椅子ーを手に入れるのにさえ、全て自腹で購入したのです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――Fランク大学に飛ばされた男性研究員の回想より

これがあの冒険心と向学といささかの恐怖を持って憧れていたNIHでした。
NIHはなによりもまず研究の場所でした。見上げるような研究棟。
研究室を行く人は他人の都合などほとんど考慮に入れていないように見えたのです。
愛想よくしたり、丁寧な口を利いたりすることなど、
まるで人間としての弱さと考えているかのように無表情に済ましこんでいるのです。
アメリカ人というのはエネルギッシュな夢に取り付かれた楽天家であり、
挫折を知らない冒険家であり、いつも素早い大儲けを狙っている。
「成功しろ！」　「出世しろ！」　「論文をかけ！」　「テーマ変えろ！」
こうした態度も次第に私の心を明るくしてくれるようになりました。
「そうだ・・・どうなろうと・・・アメリカで頑張ろう」
私は決心しました。
　　　　　　　　　　　　　　　　――ポスドクA『自伝』より

記念カキコ

日本の大学にあるポストは限られている。残された時間はごくわずかだ。偉大なる日本のため、君たちは研究者の鏡となるのだ。

　　　　　　　　　　　　−日本国首相の演説−第７１回総合科学技術会議にて

ポスドクたちが悠然と歩いてくるのには仰天した。
高齢ポスドクの中には、ステッキを手にしている人もいる。
私たちはデキ公募を開始した。あとはどんどん不採用通知を送るだけだった。
連中は100人単位で倒れていく。
狙う必要などない。彼らに向けて、ハガキを送ればそれで済んだ。

――ある教授秘書の手記より

門下小は世界で日本の研究の価値を説き、国内でも技術立国を尊重している。
にもかかわらず――
「わが国は自由の地だが、ポスドクは例外」
「差別はないが、ポスドクは例外」
「階級制度やスラムはないが、ポスドクは例外」などと言えるだろうか。
今こそ真のポスドク循環社会をもたらすべき時だ。


――福田首相・ポスドクキャリア演説より

全ては無駄であった
あらゆる実験もあらゆる論文も無駄だった
果てしなく続いた飢えも乾きも無駄だった
しかも我々が無職の不安に襲われながらなお義務を果たしたあの学会も無駄だった
その時倒れた１万のポスドクも無駄だった
祖国を信じて大学院に進学して行った幾万の人々
こんな事の為に博士達はポスドクになったのであろうか
こんな事の為に28歳の青年は研究室の床に埋もれたのだろうか
その後数日にして私は自己の運命を自覚するに至った
私は政治家になろうと決意した


――我が闘争　より

痛みに耐え抜きよくがんばった
感動した

院生にはいろんな自由がありました。
ポスドクにはない自由です。
院生は行きたいところへはどこにでも行けたし、
考えることを自由に口に出せました。

最後のチャンスでした。
今日逃げなければ、一生ダメだと思ったんです。
私は何も持たず、命の危険さえ顧みず、
自由に向かって走り出していました。

　　　　　　　　　　　　　　　

このポスドクたちが――
世界一のノックアウトマウス、高効率のPCR
神経回路のモデルを作ったのです

このビルの40階にポスドクがいます
何をたくらんでいるのでしょう

自殺です

何のために夢も希望もない博士達に
ポスドク一万人計画が必要だったんでしょう

日本はもはや科学技術立国ではない。
ポスドク人生は無職と雑用がもうもうと立込め、一寸先も見えない。
炎に照らし出された巨大な炉のようだ。
それは将来の保障もなく、殺伐として耐えられないので、
3流私大卒でさえ普通に会社へ飛び込み、必死で就職にたどり着こうとした。
修士卒はこの地獄から逃げ出す。
どんなに硬い意思でも、いつまでも我慢していられない。
ポスドクだけが耐えるのだ。文科省よ、なぜ我等を見捨てたもうたのか。

今朝、日本の文部科学省は高齢ポスドクに最後通牒を渡しました。
我々の国は高齢ポスドクを見捨てることになります。
就職への最後の努力が水泡に帰し、痛恨の極みであります。
福田首相のラジオ放送
――――――――――――――
対ポス独宣戦布告

日本のアカデミアの雰囲気は、ほとんどもう戦争に突入したかのようで、
何千人もの苦力（ポスドク）が雇われ、夜昼の別なく実験を繰り返し、
鋼鉄論文で業績を築いていた。

文部科学省が興奮しきっていた時に、記者会見で私は、
門仮称の指揮をしていた有馬大臣に
「大学院を重点化して、博士号取得者を就職させようとしたら、
どれだけのポストが必要か」と質問してみた。

彼は迷わずこう断言した。
「最低１万の新規ポストがないと、私は大学院に進学しようと夢にも考えないでしょう。」
有馬大臣の証言は、その後日本門仮称が１万ものポスドクを
街にあふれさせたことで証明されることになった。


――アメリカ人ジャーナリストＪ．Ｂ．パウエルの手記より

おもしれーな。
ほとんどひとりでカキコしてるんだろ？
本でも出せばあ?

>25

私は有馬文部大臣です。
去年は１万人が「大学院博士課程」に進学しました。
「大学院博士課程」は、あなたが日本の科学技術振興のために役立つチャンスです。
今すぐ、育英会の奨学金か、「きぼうプラン２１」に応募して下さい。


――宣伝映画「大学院重点化軍」より

>48

俺も幾つか書いたけれども外にも数人いるのではないかと。

ケネディ
「様々な調査を見れば、私はこう結論づけるしかないだろうと思っています。
日本の理系が２０年前３０年前のような、明るい未来を持った活力に満ちた研究の場所であると、
もはや誰も思っていません。
その理由は文部科学技術省が大学院重点化で博士課程の定員を増やしたため、日本中の人々が
理系の分野で就職できるのかどうか、疑うようになったということです。
我々は修士後文系の分野では就職できるかもしれません。
しかし、博士号取得後という分野では就職出来ないのです。」
ニクソン
「さて、例えばここにケネディ候補のような人物がいて、
何度も何度も文部科学技術省が大学院重点化で失敗していると言います。
ところが現実は、ポスドクの数は一万以上になっており、論文業績の数は増えているのです。
彼がこのようなことを言うとき、文部科学技術省の威信はどうなるのでしょうか。
当然、地に落ちてしまうでしょう。」
ケネディ
「私はやはり文系が就職では一番だと思います。
あなた自身負けを認めたではありませんか。
あなたはフルシチョフとの討論で、研究業績では理系の方が上だが、
就職や待遇では文系の勝ちだと言ったはずです。
私は就職と待遇の方が研究業績なんかよりずっと重要だと思いますが。」

――テレビ公開討論より

52 ：名無しゲノムのクローンさん：2007/12/11(火) 06:43:19
東大博士、ﾊｰﾊﾞｰﾄﾞ留学


ﾏﾝｶﾞの設定ですかw

53 ：名無しゲノムのクローンさん：2007/12/11(火) 08:27:06
いまはマッドサイエンティストをしてまつ

54 ：名無しゲノムのクローンさん：2007/12/11(火) 08:50:57
>>52
そんなやつごろごろいる。ど壺にはまってるのもごろごろいる。

55 ：名無しゲノムのクローンさん：2007/12/11(火) 09:55:25
漏れのことですか、、、、orz

日本は今、世界有数の強国であり、
その科学力は他国よりも勝っている。
しかし、他国にあって日本にはないものがある。
長期戦に備えられるだけの大学院の奨学金と莫大な民間就職口、
そして正義である。
したがってこの戦争は三つの段階をたどる。
第一段階
学部生は博士課程まで攻め入ってくるが、経済的に行き詰るだろう。
第二段階
文部科学省はポスドク一万人計画を作って対抗するが、
大学のポスト削減によってポスドクは消耗するであろう。
そして第三段階
十分な年齢に達したポスドクは、フェローシップから追い出され、
その人生は終わるであろう。


――持久戦論より　毛沢山

なにか光り輝く異様なものが空をよぎった。
同世代の人々とは何も共通点を持たないかに見えた
ひとりの阪大出身のポスドクが、民間就職を成し遂げた。
しばらくのあいだ人々は、和民やもぐり酒場で
グラスを下に置き、最良の夢に思いを馳せた。
「そうか、アカデミックを諦めたら抜け出せたのか――」
われわれの定まるところを知らないキャリアは、
果てしない民間になら、職を見つけられたかもしれなかったのだ。
しかし、われわれはもう引き返せなくなっていた。
ポスドク一万人エイジは続いていた。
われわれはまた、グラスを上げるのだった。
スコット・フィッツジェラルド
―――――――――――――
ポスドク一万人・エイジのこだま より

私は今、10年にわたる研究歴を終えようとしている。今世紀前、
私が大学に入学したころは、青年の希望と夢に満ちていた。
私が大学院で学位取得してから、研究室を何度も転々とし、
若きの日の希望と夢は、とうの昔に消え失せてしまった。しかし、
当時、兵営で歌った歌の誇り高き一節は、今もはっきりと
覚えている。｢老兵は死なず、ただ消え去るのみ｣と。

　この歌の老兵のように、私は、今、研究歴を閉じ、
まさに消えていく。神が授けた才能を信じ、任務を
果たそうとした老兵として、さようなら。

-------
Old soldiers never die; they just fade away
マッカーサー　

戦局は、最後の関頭に直面せり
敵来攻以来　麾下将兵の敢闘は真に鬼神を哭しむるものあり

特に想像を越えたる物量的優勢を以てする陸海空よりの攻撃に対し
苑然徒手空拳を以て克く健闘を続けたるは　小職自ら聊か悦びとする所なり

然れども飽くなき敵の猛攻に相次で斃れ、為にご期待に反し此の要地を敵手に委ねる外なきに至りしは
小職の誠に恐懼に堪へざる所にして幾重にも御詫申上ぐ

今や弾丸尽き水涸れ　全員反撃し最後の敢闘を行はんとするに方り　
熟々皇恩を思ひ粉骨砕身も亦悔いず

特に本島を奪還せざる限り　皇土永遠に安からざるに思ひに至り　
縦ひ魂魄となるも誓つて皇軍の捲土重来の魁たらんことを期す

茲に最後の関頭に立ち　重ねて衷情を披瀝すると共に　
只管皇国の必勝と安泰とを祈念しつつ永へに御別れ申上ぐ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　硫黄島総指揮官　陸軍中将　栗林忠道　　

ポスドクの実状に関しては、各部局より報告せらるべきも、大学当局にはすでに
余力なく、文部科学省又通信の余力なしと認めらるるに付、本職、
大学当局の依頼を受けたるにあらざれども、現状を看過するに忍びず、之に
代って緊急御通知申し上ぐ。

大学院重点化を開始以来、各部局方面とも防衛戦闘に専念し、若手研究者に関
しては殆んど顧みるに暇なかりき。然れども、本職の知れる範囲においては、
若手研究者は、その全部を防衛召集に捧げ、相次ぐ政策の失敗によって
家屋と財産の全部を焼却せられ、わずかに身をもって、作戦に差し支えなき
場所の小防空壕に避難、尚，爆撃下（不明）、風雨にさらされつつ乏しき生活に甘んじありたり。

中略

之を要するに、文部科学省が大学に進駐以来、終始一貫、物質節約を強要せられ
て、ご奉公の（不明）を胸に抱きつつ遂に（不明）ことなくして、本作戦の末期
と大学は実状形（不明）　一木一草焦土と化せん。糧食六月一杯を支ふる
のみなりと謂ふ。ポスドクかく戦えり。

ポスドクに対し後世特別の御高配を賜らんことを。

--------------------------------------------
海軍司令官　大田実少将の最後の電文

ラボの為　重き努を　果し得で　予算尽き果て　散るぞ悲しき
----
栗林忠道

23:00 ワールドポスドクサテライト
どう排除？悪質出来公募▽再編…高専・短大業界▽日本語力

――12ch テレビ東東京１月１８日



21:00 中井正広の金曜日の博士たちへ
2万円のアパートから2年で4千万さきがけホルダー…COEポスドク上田PD子を支え続けた家族愛

――2ch PDS１月１８日

あらゆる集まりで私はいつも、こう話しかけられました。
「文科省がいかにあなたがたポスドクの皆さんを敬愛しているか、おわかりでしょう。
　ラボに戻ったら、こう伝えて下さい。
　文科省と日本国民から、ポスドクの皆さんによろしくと」


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――「ポスドクの学会報告」より

>>55

傑作

私はかつてラボで指揮をとった
諸君こそ素晴らしい
ポスドク魂の持ち主だ

ポストを受け取るまで
動きません

人に取られないうちに
ポストをもらいます

　　――2008年東京　任期切れポスドクのデモより

その日は雪がちらついていて、身を切るような寒さだった

蛇が見える・・・任期が切れて職を失った者の、長い長い
蛇だった。くねくねと長いやつ 。

地平線に向かって一列に進んでゆく。どれが先頭なのか見分け
がつかない。

列の後ろの方に、道に倒れて動けなくなった高齢ポスドク
がいた。彼は狼のような声で泣き叫ぶんだ

パウロ、待ってくれ。ペーター、見捨てないでくれっ。

仲間は肩を竦めて歩いていく・・・ 。一度も振り返らずに。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――ポスドクの回想より

バイトを待つ君の横で僕は
時計を気にしてる
季節はずれの雪が降ってる
ポスドクで見る雪はこれが最後ねと
さみしそうに君はつぶやく
なごり雪も降るときを知り
無駄に過ごした5年のあとで
今春が来て君は無職になった
去年よりずっと貧乏になった

>>64
知り合いの境遇と似ていて泣けてきた。

ポストを待つ君の横で僕は
査読を気にしてる
季節はずれの雪が降ってる
有給で見る雪はこれが最後ねと
さみしそうに君はつぶやく
なごり雪も降るときを知り
無駄に過ごした5年のあとで
今春が来て君は無職になった
去年よりずっと悲惨になった

良スレage

高齢ポスドクはあくまで、パーマネントのアカポスでなくてはならないと言う。
しかし高齢ポスドクは我々がどんな仕事を示しても、
アカポスをゲットすると言ってその立場を譲らない。
日本各地で起きている任期切れの惨劇はエスカレートしていくばかりである。
文科省は頭痛から解放されるために、敢えて頭を切り落とさなければなりない。
もはやアカポスのような安定した立場は非現実的である。
残念ではあるが、高齢ポスドクは今、研究の中心からそれてしまっている。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――福田語録より

アカポスゲットとは、客を招いてごちそうすることでもなければ、
文章を練ったり、グラフを描いたり、発表をしたりすることでもない。
そんなお上品でおっとりとした、雅やかなものではない。
アカポスゲットとは暴力である。
一人のポスドクが他のポスドクを打ち倒す、激烈な行動なのである。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――毛沢東選集より

最初に留学して注意されたのは「ポス毒を三ヶ所やってアカポスに就いた奴はいない」だった

日本でもアメリカでも見込みのある奴は院生の時に目を付けられているか最初のポス毒先で教員の引きが必ずあるから

いま助教やテニュトラ、准教授してる人の経歴見れば解るだろ

最初のポスドク先・・・１年先輩が助手に就職

２か所目のポスドク先・・・すでに助手が居るラボ

３カ所目のポスドク先・・・助手のポストがない附置研

死亡フラグ起ちまくりw

最初のポスドク先・・・１年先輩が助手に就職
→来年から旧６の準教授（もちろんパーマネント）

２か所目のポスドク先・・・すでに助手が居るラボ
→この助手は内部昇進で準教授に上がって、あいた助教ポストは３５歳未満の条件で公募された

３カ所目のポスドク先・・・助手のポストがない附置研
→準教授相当の業績の人が、今年やっと任期助教に上げられた

人生が二度あれば

俺は今年二月で　三十四　顔のシワはふえて　ゆくばかり
公募に追われ　このごろやっぱ　ゆとりが出来ない
俺の湯飲み茶碗は　ビーカーで　それにお茶を入れて　飲んでいる
ビーカーに写る　自分の顔を　じっと見ている
人生が二度あれば　この人生が二度あれば

俺は今年九月で　四十三　子供作る以前に　嫁がない
俺の細い手　学生の卒論を　書き続けている
そんな俺を見てると　人生が　だれの為にあるのか　わからない
学生を育て　学生の為に　年老いた俺
人生が二度あれば　この人生が二度あれば

そんな俺たちがこたつで　お茶を飲み　若い頃の事を　話し合う
想い出してる　夢見るように　夢見るように
人生が二度あれば　この人生が二度あれば
人生が二度あれば　この人生が二度あれば
この人生が

大きな歴史の転換の下には，私のような影の犠牲がいかに多くあったかを過去の
歴史に照らして知るとき，全く無意味のように見える私の死も，大きな世界歴史の
命ずるところと感知するのである．
今，私は世界全人類の気晴らしの一つとして死んでいくのである．
これで世界人類の気持ちが少しでも静まればよい．それは，将来の科学界に幸福の
種を遺すことなのである．

　　　　　　　　　　　　　　　――ＰＤの実験ノートの余白に残されたメモより

任期付研究者の一生は重荷を負て遠き道をゆくがごとし、嘆くべからず、不自由を
常とおもへば不足なし、こゝろに人並みの生活の望おこらば、困窮したる時を思ひ
出すべし、堪忍は無事長久の基、怒りは敵とおもへ、公募に勝つ事ばかり知りて、
負くる事をしらざれば、害其身にいたる、おのれを責めて、人をせむるな、及ざるは
過たるよりまされり。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――江戸時代の有名なポスドクの遺書より

新しいラボに入っていくのは冷たい海に飛び込んでいくみたいでなんだか怖かった。
ドアが開いてクリーンルームに入ると、たくさんのポスドクたちが公募情報を片手に実験をしている。
これだけたくさんのポスドクがいて助教に就けるはずがないじゃないかという気がする。
自分がどこにいてこれからどこにいくのかという現実が初めて見えてきた。
これがポスドクなんだ。
僕は本当にこんなとこで死んじまうかもしれない。
悪夢のようだった。
とにかくショックだった。

博士に対する見方

大学：学費を払ってくれるカモ
教授：ポスドクみたいに給料支払わなくてなくていいし、
　　　早く論文書いて卒業したいから必死に命令に従う便利なコマ
周りの博士：こいつより俺の方が優秀！！こいつは才能がない。ポスドクで一生終わりだなwww
修士の学生：教授の奴隷乙www学費上納乙www博士取ったら劣悪な労働条件でポスドク乙www
学部の学生：こいつ30近くになって学生ってあほか？？そんなに働くのが嫌か？
　　　　　　マジで頭悪いわ。そばに寄るな気持ち悪い。
企業：こいつ博士のくせに英語でディスカッションも出来ねーのかよ・・・完全な道楽で学生やってる甘ちゃんだな。
親：・・・もう、博士退学してよ・・・家計が・・・苦しい・・・。
幼稚園児：すごーい、このおっちゃん、ガンダムをつくれるんだ〜
政府：職がない？そんなもん自己責任だ。ポスドク１万人計画という俺たちの甘い政策に乗ったお前らが悪い。

君の行く道は　果てしなく遠い
　　だのになぜ　歯をくいしばり
　　君は行くのか　そんなにしてまで

君にアカポスは　永遠に来ない
　　だのになぜ　何をさがして
　　君は行くのか　あてもないのに

君の行く道は　絶望へと続く
　　空にまた　日が昇るとき
　　若者はまた　樹海に向かう

おまえら、開発だろうが特許だろうが、どっか企業にもぐりこめや。

もう有名なんだろうけど一応貼っとく
http://www.geocities.jp/dondokodon41412002/index.html

研究の流れは絶えずして、しかも元のテーマにあらず。
よどみに浮かぶポスドクは、かつ消え、かつ結びて、
留まりたるためしなし。

方丈記　鴨長明

長い長い博士課程のトンネルを抜けるとそこは無限地獄だった

ーーー川端安成

大学院の長いトンネルを抜けると、ポスドクだった。
社会の底が見え始めた。予算難で雇用が止まった。

川端　康成

学位はスタートであって企業にとっては価値はない。
企業は将来の可能性に賭けて採用したのであって、役にたたないとわかれば
ほんとに始末に困る自体になる。
（両者にとって）

いわば剣客のようなものだが、剣術指南役になれるとは限らない。

長い長い博士課程のトンネルを抜けることはできなかった。

"I can't think about my position right now. If I do, I'll go crazy. I'll think about that tomorrow."
「自分のポジションの事を考えると気が狂いそうだわ。明日に望みを託しましょう。」

スカーレット・オハラ（ヴィヴィアン・リー)　風と共に去りぬ

"God is my witness they're not going to lick me! I'll never be Post-doc again!"
「神よご覧下さい。私は負けません！私は二度とポスドクにはなりません！」

スカーレット・オハラ（ヴィヴィアン・リー)　『風と共に去りぬ』

働く事は罪ではないが
　　　　　　他人に利用されて
　　　　　　　　　　時間を無駄にするのは
　　　　　　　　　　　　　　　無能な人間である

　　　　　　　ジェイムス・ステイラーより

エピソードリスト

第1集　21世紀の幕開け　カメラはPDの生態をとらえ始めた

第2集　大量殺戮の完成　塹壕のPDたちは凄まじい政策の出現を見た

第3集　それは重点化から始まった　噴き出した大衆社会の欲望が大学を動かした

ポス毒は消毒だー（AA略）

ポスドク道といふは、死ぬ事と見付けたり。二つに一つの場にて、
早く死ぬ方に片附くばかりなり。別に仔細なし。胸すわって進むなり。
図に当たらぬは、犬死などといふ事は、上方風の打ちあがりたる
ポスドク道なるべし。

（訳）ポスドク道は、死ぬことだ。生きるか死ぬか、二つに一つという
場では、死を選ぶというだけだ。別に難しくない。腹を据えて進むのだ。
｢アカポスに就けずに、終わるのは犬死だ｣と言うのは上方風の
思い上がったポスドク道である。
----------------
｢葉隠｣

生物系研究室のポスドクは一分子に過ぎぬと一友人が言ったことは
確かです。
生物を形つくる、人格もなく感情もなくもちろん理性もなく、
ただ、電気泳動の陽極に向かって吸いつく核酸の中のアミノ酸の一分子に
過ぎぬのです。
理性をもって考えたなら実に考えられぬことで、強いて考えれば、
彼らが言う如く「高齢ポスドク」とでもいいましょうか。
理系蔑視の国、日本においてのみ見られることだと思います。
一分子である吾人は何も言う権利はありませんが、ただ、願わくば
愛する日本の研究を偉大たらしめられんことを国の方々にお願いするのみ
です。
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――きけ　わだつみのこえより

To be a post-doc or not to be a post-doc.

生か死か？それが問題だ。

10数年前，団塊の世代は，この国に新たなるポスドク制度を打ち立てました．
科学の振興を原点として懐胎され，博士院生はみな研究職に就くとの命題に
捧げられたポスドク制度です．今私たちは，たいへんな内戦の渦中にあります．
そのポスドク制度が，あるいはそのような原点をもって懐胎され，そのよう
な命題に捧げられたポスドク達が，長らえることができるかどうかが試されて
いるのです．私たちはその戦争の激戦地に集っています．そのポスドク制度が
生き長らえるためにこの地で命をなげうった人々の最後の安息の地として，
その戦場の一角を捧げるために集まりました．それは私たちにとって，
全くもってふさわしく，また理にかなった行ないであります．

（中略）

私たちの前には大いなる責務が残されています．名誉ある戦死者たちが
最後まで完全に身を捧げた大義のために，私たちも一層の献身をもって
あたること．これらの戦死者たちの死を無駄にしないと高らかに決意すること．
神の導きのもと，このポスドク制度に自由の新たなる誕生をもたらすこと．
そして，ポスドクの，ポスドクによる，ポスドクのための大学をこの地上から
絶やさないことこそが，私たちが身を捧げるべき大いなる責務なのです．

---------
リンカーン｢ゲティスバーグ演説より｣

さようなら　さようなら
こんなに寒い　アカポスの入り口で
お別れするなんて　本当に辛い

単年契約のポストと薄給を連れて　街に採用通知が来る前に
ぼくら終ろう　お別れしよう　春が来る前に

採用通知が来ると　二人ドキドキして
まだぼくは君を
恋してるのかもしれないなんて　思いちがいをして

採用通知が来ると　君はドキドキして
「きっとうまくいくわ」なんて
夢みたいなことを言って　思いちがいをして

ほうらごらんよ　応募要項を持ち
受け入れ教員がぼくらを見ている
「優れた研究機関でポスドク生活をお送り下さい　契約更新も１回は可能です」

ポスドクは　ものを思うに　研究者の入り口にはあらず
ものを思うは　ものを思うは　悲しい思いちがい
採用通知が来ると　二人ドキドキして
「まだぼくは君を」なんて
「きっとうまくいくわ」なんて　つなわたりみたいに

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――筋肉少女帯

研究には神秘的な力で我々を魅惑し、
熱狂させる何か違ったものがあったのです。
それは白衣をなびかせ、じっとスペクトラムメーターを見つめ、遠沈を鳴らしながら進む
研究者たちの一糸乱れぬ実験でした。
この共同体には何か心を揺さぶる圧倒的なものがありました。
しかし、私の父が博士課程について語る時、その言葉に感激や誇りが無く、
それどころかひどく不機嫌な響きがあるのが理解できませんでした。
父は「門下の言うことを信じるな、連中はオオカミだ。門下は大学院生を
恐ろしいかたちで誘惑しているのだ」
というのです。
しかし父の言葉は、興奮した私たち院生の耳には入りませんでした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――ポスドク・ユーゲントの手記より

>>94

２年前、学振スレで見かけたことのあるレスだな。
いたく感激したことを覚えている。
俺のほかにも覚えている日といるんじゃないかな?
元ネタは筋肉少女帯のなんて曲?

朕深くアカデミアの大勢とポスドクの現状とに鑑み，非常の措置を以て時局を
收拾せむと欲し，ここに忠良なる汝ら臣民ポスドクに告ぐ．
朕はポスドク臨時政府をして日本国文科省に対し，其の共同宣言を受諾する旨
通告せしめたり．
そもそも臣民の康寧を図りアカデミアの共榮の樂を偕にするはポスドク公国の
遺範にして朕の拳々措かさる所なり．
先にポスドク公国をして文科省に宣戦せる所以も，亦實にポスドクの死活の
自存を確保するに出て，人並みの贅沢が如きは元より朕が志にあらず．
然るに交戦既に十年を閲し，朕が陸海ポスドク將兵の公募勇戦に拘らず戰局
必ずしも好転せず，大勢は亦ポスドクに利あらず．
加之敵は新に残虐なる任期制，年齢制限爆彈を使用して頻に無辜のポスドクを
殺傷し，惨害の及ぶ所眞に測るべからざるに至る．
而なお交戦を持続せむか終に我がポスドク民族の滅亡を招来するのみならず
延てアカデミアをも破却すべし．
ここに朕は予てより民間企業に就職を志し，既に幾社より内々定を得た事を告ぐ．
朕は汝ら臣民ポスドク及び公国と共に終始ポスドクの解放に協力せる諸盟邦に
対し遺憾の意を表せざるを得ず．
ポスドク公国臣民にして公募戦線に死し実験に殉し任期切れに斃れたる者及其の
遺族に想を致せば五内爲に裂く．
惟うに今後ポスドク公国臣民の受くべき苦難は固より尋常にあらず汝臣民の衷情
も朕善く之を知る．
然れども朕は時運の趨く所ポスドク人生の堪へ難きを堪へ忍び難きを忍び以て
アカデミアの爲に太平を開かむ事を欲す．

御名御璽

残ったのは、ポスドク君もまた死人であるとすれば、所長一人ということになる。
なりをひそめたパソコンにしがみついて、じっとポスドク君を見つめていた。

「何をつくるプロジェクトだったんだ？」　

同時に自分を試すようにそっと聞いてみる。
ポスドク君はぼんやり首をかしげ、そのままどこか見えないところを見る目つきで、
かすかに笑った。所長の顔は次第に恐怖にゆがんできた。

「何をつくるつもりだったんだ！」　

ありったけの声で叫んだが、
もうその声はま近にせまったもみあう怒声にかきけされ、
ポスドク君には蒼くひきつった顔と大きくけいれんする唇が見えただけだった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――R６２号の発明より

良スレ上げ

>>69
俺三回ポスドクしたけど、地方国立にポジション見つけたけどな。

ポスドクを雇用打ち切りになったら，任期付き助教になればいいじゃないの．

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マリー・アントワネット

それよりさっさとパーマネントに就けばいいんだよ。

｢いいか、公募プレゼンというのはな、原稿を読むようなものでは駄目だ。
教員選考委員は、当て馬の発表なんか最初から最後まで集中して聞いてない。
地道な実験や研究成果のきっちりとした起承転結の話をしても、駄目なんだ。
受験生集めの高校回りでも、早朝の掃除当番や花壇の水遣りでも、オープン
キャンパスの焼きそば作りでも、出来そうな事なら話があっちへ行ったり、
こっちに行ったりしてもいい。選考委員の顔を見て、関心のありそうな話を
しろ。理事長の心をつかめ。３０分か１時間の面接の中で、何か一つ印象に
残るような話をもって帰ってもらえばいいんだ。｣

教授「覚悟を決めろ。他の誰でもない…。これはお前の研究だ」
教授「真実を見せてやる。怒るのも泣くのもそれからにしろ。俺について来い」
マスター学生「いやだと言ったら？」
教授「お前の研究は終わらない」
教授「あの頃の俺はただの非常勤講師だ。ちょうど、お前ぐらいの年だった。なにかを変えたいと願ってはいたが…、結局は何もできなかった。それが…俺の研究だ」
マスター学生「俺の研究…くだらない研究だったら、ここで終わらせてやる！」
B4「待って、ねえ…私にとっては、私の研究なんだよ」
教授「さあどうする！　今こそ決断する時だ！　修了して楽になるか、進学して悲しみと戦うか！　自分の心で感じたままに研究を動かすときだ！」
マスター学生「B4！一緒に続けよう、俺たちの研究をさ！」

FF10、〜アーロンとティーダとユウナ

>57 漏れ原文を読んで落涙したクチだけどこれも泣けるな．

元ネタが「映像の世紀」じゃないレスがあるのがなあ。
しかもそういうのに限って詰まらんし。

前途に困難な日々が待ってます。
でも、もうどうでもよいのです。
私は山の頂上に登ってきたのだから。

私も長生きがしたい。
長生きするのも悪くないが、今の私にはどうでもいい。
神の意志を実現したいだけです。

神は私が山に登るのを許され、
私は頂上から約束の地を見たのです。
私は皆さんと一緒に行けないかもしれないが、
ひとつの民として私たちはきっと約束の地に到達するでしょう。

今夜、私は幸せです。心配も恐れも何もない。
神の再臨の栄光をこの目でみたのですから
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　――マーチン・ルーサー・キング２世　最後の演説より

僕はなんだか自分がポスドクにでもなってしまったような気がしたものだった。
誰も僕を責めるわけではないし、誰も僕を憎んでいるわけではない。
それでもみんなは僕を避け、どこかで偶然顔をあわせても
もっともらしい理由を見つけてはすぐに姿を消すようになった。

「僕はね、ち、ち、ポスドクの勉強してるんだよ」と最初に会ったとき、彼は僕にそう言った。
「ポスドクが好きなの？」と僕は訊いてみた。
「うん、大学を出たら文科省に入ってさ、ち、ち、ポスドクを作るんだ」

「それから君のフェラチオすごかったよ」
直子は少し赤くなって、にっこり微笑んだ。
「ポスドクもそう言ってたわ」
「僕とポスドクとは意見とか趣味とかがよくあうんだ」
と僕は言って、そして笑った。
彼女は少しずつポスドクの話ができるようになっていた。

「君の着るものは何でも好きだし、君のやることも言うことも歩き方も酔っ払い方も、なんでも好きだよ」
「本当にこのままでいいの？」
「どう変えればいいかわからないから、そのままでいいよ」
「どれくらい私のこと好き？」と緑が訊いた。
「世界中のポスドクがみんな溶けて、バターになってしまうくらい好きだ」と僕は答えた。
「ふうん」と緑は少し満足したように言った。「もう一度抱いてくれる？」

「ポスドク？」と僕は聞いた。
「知らなかったの？」
「いや、知らなかった」
「馬鹿みたい。見ればわかるじゃない」とユキは言った。
「彼にその趣味があるかは知らないけど、あれはとにかくポスドクよ。完璧に。二〇〇パーセント」

「どうせポスドクの話だろう」とためしに僕は言ってみた。
言うべきではなかったのだ。受話器が氷河のように冷たくなった。
「なぜ知ってるんだ？」と相棒が言った。
とにかく、そのようにしてポスドクをめぐる冒険が始まった。

そして今日でもなお、日本人のポスドクに対する意識はおそろしく低い。
要するに、歴史的に見てポスドクが生活のレベルで日本人に関わったことは一度もなかったんだ。
ポスドクは国家レベルで育成され、そして見捨てられた。それがポスドクだ。

泣いたのは本当に久し振りだった。
でもね、いいかい、君に同情して泣いたわけじゃないんだ。
僕の言いたいのはこういうことなんだ。一度しか言わないからよく聞いておいてくれよ。

　僕は・ポスドクが・好きだ。

あと１０年も経って、この論文や僕のかけたフラスコや、
そして僕のことを覚えていてくれたら、僕のいま言ったことも思い出してくれ。

完璧なポスドクなどといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。

「やれやれだ」
僕はため息をついて、不採用通知を窓から放り投げた。
「まったく、やれやれだ」

村上春樹的研究生活

>>96
亀レスだが筋少「サンフランシスコ」です．
ちなみに２年くらい前に書き込んだのも俺で，旧国研ＰＤだった当時から
学振ＰＤ→任期付き助教　と今も任期制街道まっしぐらだ．

スプートニクに乗って宇宙に飛ばされたライカ犬のことを思えば、
任期付き研究者の不幸なんてちっぽけなモノだよ。

　　　　　　　　　　　　公募に落ちた時、ボスから掛けられた慰めの言葉

売国マルハンによりパチンコに批判的な書き込みをするとスレが荒らされます。
↓↓工作員の荒らしのやり方↓↓
2008/01/10(木)ID:iA54nBU50
■■■■マルハン総合スレッド ９■■■■http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1187021165/783-784
【宮崎県都城市】パチ事情その�Ahttp://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1187189246/658-659
【山と川】宮崎県児湯付近PART１【自然ｲﾊﾟｰｲ】http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1188235164/471-472
【基地外が大暴れ4】エスパス日拓総合ｽﾚ【18発目】http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1188885488/401-410
2008/01/13(日)ID:1HLcWzUK0
【基地外が大暴れ4】エスパス日拓総合ｽﾚ【18発目】http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1188885488/461-462
■■■■マルハン総合スレッド ９■■■■http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1187021165/809-810
【香川】パーラーグランドのスレ２【徳島】http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1188315438/324
【延岡】宮崎県北情報PART3【日向】http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1196865970/186

工作員に荒らされ機能停止したスレ
■■■■マルハン総合スレッド ９■■■■http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1187021165/
【山崎】MPT渋谷パート9【シャネル】http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1197771701
【基地外が大暴れ4】エスパス日拓総合ｽﾚ【18発目】http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1188885488
MPT渋谷はマルハン・パチンコ・タワー渋谷の略です。

パチンコ産業は荒らすことでレスとレスの間を空けて読む気をなくさせたり
マネーロンダリング、さくら、ホルコン、遠隔、などの風評被害を最小限に抑えようとしてる。

新スレ→○○○マルハンパチンコタワー渋谷パート１０○○○
http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1201304777/52-54

うちのPD席、2つ空いたままなんだけど、誰も応募メールすらよこさない
ブラックなのが知れ渡ってんのかな

>>119
サンクス
当時は「学振は思うに研究者の入り口にあらず」
だったから、少し歌詞が変わってたのか。

2年前、学振の面接のために２ｃｈで情報収集していたおれも、
今年で学位取得から民間就職。ＤＣとるのには必死になってた当時を久々に思い出した。

第50次日本南極地域観測隊員候補者の公募について
http://www.nipr.ac.jp/w3/japan/topics/h20-50-youkou/index.html

この度、第50次日本南極地域観測隊の編成に当たり、国立極地研究所で担当する以下に示す特定の分野について、
さらに広く優れた観測隊員（国立極地研究所の期限付き職員として雇用）を公募することといたしました。

２．募集期間　平成19年11月１日（木）〜平成20年１月31日（木）

（２）南極は極寒、強風、文明国からの隔離など厳しい環境であり、南極での行動中は、
文明国と隔離された閉鎖社会となり、国内とは異なる条件下におかれることとなります。
職務に必要な専門的知識・経験を有することはもとより、心身ともに健康で協調性があり、
歴史ある国家事業に従事する観測隊員としての自覚と責任を持てることが条件となります。
詳しくは、
(i) 南極地域観測隊員として観測事業に携わることについての説明（資料−３）
(ii) 南極における医療の現状と限界についての説明（資料−４）
を理解してください。

（３）国立極地研究所において「観測隊員となる職員（期限付き）」として雇用します。
期限付き雇用契約であることを承諾できる方とします。

博士のガイドライン

・アメリカの大学院で博士号を取れば大丈夫だろうと思っていたらいつの間にか40歳になっていた
・赤門から徒歩１分の路上で任期切れのポスドクが涙を流して倒れていた
・足元に違和感があったので見てみるとリジェクトされた論文が転がっていた
・積算中の実験室に外国人留学生が侵入し、様子を伺いに行ってみたら勝手に装置を使っていた
・外国人ポスドクに自分の書いた論文の査読を頼んだ、というかFirst Authorが彼の名前でいつの間にか投稿されていた
・独法化でポストが任期制になっていき、准教授も「教授」も任期付きになった
・面接を受けた大学から駅までの100ｍの間に不採用の電話が掛かってきた
・教授に護摩をすれば安泰だろうと思ったら、教授が定年退官してしまった
・博士号取得者の1/10が進路不明。しかも教授のコネで就職できるという都市伝説から「教授を信頼しきっている人ほど危ない」
・「そんなにポストが少ないわけがない」といってポスドクになった同期が５年後無職で戻ってきた
・「論文があればアカポスにつける」と意気込んで出て行った先輩がChem. Lett.20本で消息不明。
・最近流行っている気分転換は「人格崩壊」　意図的に人格を壊さないとやっていけないから
・研究室における外国人比率が50%。そのうちバングラ、中国、インドである確率が50％
・博士号取得者では100人中20人が精神を蝕まれている

寝床につくときに、
翌朝起きることを楽しみにしているポスドクは幸福である。

一度カウンセリング受けたら？

>>127
面白くねーぞ

>>122
お、おい。もしかして同じ研究室じゃねえだろな・・・
3週間ぐらい前に公募したのに応募ゼロって
教授が愚痴ってた。
そろそろ締め切りが近いのにｗ

なんと大洋の美しいことよ！
なんと大空の澄んでいることか！
点のような太陽！
何事が起ころうと、この瞬間、生きていることでたくさんだ！！

　　　行方不明になったポスドクの机に残されたチラシの裏より

>>129
食うに困ってもブラック丸出しの教授の所には行きたくない

ブラック丸出しのところでうまくやれたら
あいつはいいやつかもって周りがおもってくれるんでないの？
いい先生だけど実はうちから見たらブラックだったっていうのが
一番怖いよ。だれも私の痛さをわかってくれないってなるから。
ところでそのブラック丸出しってたとえばどこ？

ラボテクの募集広告に
「上からの指示に従う事に慣れている人」
などと平気で書く所。
某求人サイトで見かけて苦笑した。

有名教授のいるとこは

うわなにを（ry

ポストを待つ君の横で僕は
査読を気にしてる
季節はずれの雪が降ってる
ポスドクで見る雪はこれが最後ねと
さみしそうに君はつぶやく
なごり雪も降るときを知り
無駄に過ごした5年のあとで
今春が来て君は無職になった
去年よりずっと貧乏になった

ウンコを終えたケツの穴に
顔をつけて
君は何か言おうとしている
君のくちびるが「さようなら」と動くことが
嬉しくて笑いをこらえてた
時が行けば阿呆な君も
ピペドになると気づかないまま
今春が来て君は無職になった
去年よりずっと貧乏になった

君が去ったラボに残り
落ちてはとける雪を見ていた
今春が来て君は無職になった
去年よりずっと貧乏になった
去年よりずっと悲惨になった
去年よりずっと悲惨になった

テンプレなげえええと思ったらそういう方式で書き込むスレだったのか

考えてみると・・・・
このアジアという地域で中国がナンバーワンじゃなかった、
或いは周辺諸国が中国の圧力にさらされていなかった、
という時期の方がはるかに短い訳で、
むしろ今の状況、つまり日本が中国をはるかに凌駕していて、
他の東南アジア諸国も中国による侵略の恐れに直面していない事
・・・が奇跡的、という認識は肝心でしょう。

私がアメリカに来たのは、この国では道に黄金が敷き詰められていると聞いたからでした。
しかしここに着いて三つのことを知りました。

まず第一に、
道には黄金など敷かれてはいないということ、
次に、
そもそも道はまったく舗装されてさえいないこと、
そして最後に気付いたのは、
この道を舗装する役目は私に課せられているのだということでした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　——イタリア移民の手記より

>138
ポス毒アレンジ加えないと。

いまいちやね。ポスドク名言集はもうでて来ないか？
楽しみだなあ。

私がアメリカに来たのは、この国ではPhD取得後のポストがあふれていると聞いたからでした。
しかしここに着いて三つのことを知りました。

日本だとゴミ扱いのPhDですが、アメリカに行くと
人間としてみなされるようです。とても驚きました。

日本だと、ゴミだのクズだの役立たずだの金食い虫だの
死ねだの基地外だのと散々罵られたのに。

やっぱり、人として扱われるところで頑張りたいですよね。

私がアメリカに来たのは、この国では大学の職につけるかも知れないと聞いたからでした。
しかしここに着いて三つのことを知りました。

まず第一に、
大学で外国人が職（アカポス）を得るのは難しいということ、
次に、
そもそも外国人が職（アカポス）に就く事はまったく想定されてさえいないこと、

そして最後に気付いたのは、
この国（アメリカ）の大学で職（アカポス）を得るための山ほどの努力と
艱難辛苦が、私に課せられているのだということでした。

私がアメリカに来たのは、この国では研究者に潤沢な研究資金が与えられていると聞いたからでした。
しかしここに着いて三つのことを知りました。

まず第一に、
研究資金は潤沢ではないということ、
次に、
そもそも研究資金はまったく用意されてさえいないこと、
そして最後に気付いたのは、
研究資金を確保する役目は私に課せられているのだということでした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　？？日本人移民の手記より

>>143
どこの片田舎の話？メジャーなとこなら半分ぐらいは非アメリカ人
さらに気づくべきなのは、アカポスゲットの後には、テニュアゲットに
向けての戦いが

私たちは日本の博士達を無職にするという恐ろしい仕事をやっていた。
それはつまりポスドクや任期付き助教や非常勤講師を飢え死にさせる、てことだ。
私の中の野蛮な声がしつこく囁きかける・・・
「理系院生なんか・・・皆殺しにしてしまえ！」

――学部卒文科省高官の回想より

博士課程から１万人以上の若者がポスドクに進み、研究室へと連れて行かれた。
文部官僚はこれを優雅にも「ポスドク一万人計画」と呼ぶ。
しかし、ポスドクにとって、それは血と汗を流しながら、
寄生虫を太らせているようなものだ。
文部官僚の大学支配によって潤うのは、
嘘吐き官僚や狡賢い大学の教授だけである。
――学生新聞「ル・パリヤ」より　阮愛国（ホーチミン）が書いた記事

大学教授は門仮称に対し、全く無批判でした。
「ポスドクの就職」など大多数の教授にとっては、価値のある概念では全くありませんでした。
門仮称の方針に疑いを差し挟むと、次のように反論されました。
「大学院重点化が成し遂げたことをぜひ見て欲しい。
我々は今ではまた、以前と同じように大したものになっているのだから」
門仮称が院生枠を拡充したことこそ、教授にとって重要な点だったのです。

――日本の元ポスドクの手記より

あの頃大学院重点化は何のためにあるのか、
ということが話題になると、
我々は日本の科学技術立国を助けるために戦っている
というのが決まり文句だった。
だが日本の科学技術立国という夢は時として神話となり、
自分についての幻想を生み出す。
私はポスドクがアカポスをゲットすることを願っていたし、文科省も信じていた。
だがアカポスは増えてはいなかった。いや、減っていた。
大学教授は平等を謳い、科学技術振興を信奉し、無職と戦うポスドクを助けようと躍起になっていた。
がポスドクの目には大学教授は金持ちの体制派であり、
かつて大学院重点化にしがみついた文部官僚の友人なのだ。
我々が思い描く大学院の姿は彼らの目にはまったく逆のものに映っていたのだ。

――大学教授 娘への手紙より

文科省はあのとき、任期職に隠れていた私たちを見つけると、手榴弾を投げ込みました。
煙が立ちこめ、父が外に出たとき、銃声が聞こえたのです。
経済苦と血の海にうずくまっていた父・・・。
母と私は、声をあげていつまでも泣いていました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――ポーランド難民の証言より

アカポスを独占する団塊世代は、日本経済の破壊を企んでいる。
しかも、寄生虫である団塊世代は、日本の若いマスター娘を辱め、
かけがえのない優秀な血を汚し続けているのだ。
先の大戦で日本が破れたのは、我々日本人の血の純潔が守れなかったからである。
アカポス戦争にはいる前に、我々は団塊世代を毒ガスで殺してさえ置けば、
かくの如き屈辱を受けることなどなかったのである。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アドルフ・ヒトラー
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「我が闘争」　より

ポスドクと老教授は共存できるか。
大英帝国はこの問題を、誰をも傷つけることなく公平に取り扱うことを約束する。
世界に散っているポスドクが民族的な郷土を持ちたいと願うのは、至極当然である。
だがそれによって高齢ポスドクが苦しめられたり、追いたてられたりすることがあってはならない。
高齢ポスドクは何も恐れなくてもよい。大英帝国が老教授の横暴をコントロールしていくからだ。
ユダヤ教の聖書にもあるように、将来必ずや
アカデミズムはミルクと蜜が流れる永遠の地として発展するだろう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――チャーチルの演説録より

社会保険もろくに与えられなかった。仲間同士で自由に話すことも出来なかった。
私は何度か、パーマネントの秘書が我々の仲間の年齢を調べている光景をみた。
彼等は、高齢でないかを調べていたのだ。見つかればその仲間は即座に殺された。
社会にとって、我々ポスドクよりは学部卒のほうが価値ある物だったのだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――セルビア人の証言より

この日本の土地に、博士とポスドクの両民族を受け入れる余地はない。
この狭い土地に老教授がいる以上、我々ポスドクの安住の地は望めないのである。
唯一の解決策は、ヨルダン川の外に老教授を追い出し、そこを彼らの土地とすることである。
日本の一村落、一部族たりとも老教授に残してはならないのだ。

　　　　　　　　　　　　　　　――ユダヤ武装組織 指導者の証言より

ポスドクが群れとなって動き始めた。私は身震いがした。
ある院生の男が言った。
「地面が動いている。」
ポスドクは、いくつかの旗を掲げていた。
理想に燃える勇気、怒り、そして自暴自棄の気持ちが
まるで魔法のように混ざり合った。
ポスドクを縛りつづけてきたアカデミズムの潮流が
逆流しようとしていた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　――ハンガリー共産党員の証言より

教授のもとで育ったポスドクたちには、祖国もなければ故郷もありません。
祖国がどんな国で、自分が日本人であるという自覚すらないのです。
日本に生まれ育ちながら、暖かい家庭を見たこともなければ、
稲の植え付け方も知らない。おじいちゃんやおばあちゃんがいたということも知らない。
研究室で育っポスドクたちが知っていることと言えば、戦いに行くことだけです。
それが、彼らが選ぶことのできる唯一の道なのです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――カンボジア難民の証言より

「研究での殺人は罪ではない
研究は合法的であるからだ
この合法的な殺人は　いかに残忍で、非人道的でも
犯罪として責任を問われたことなかった
真珠湾攻撃によるキッド提督の死が殺人罪になるならば
大学院重点化を下した者の名も挙げなければならない」


511 ：第11集　JAPAN ：04/01/31 20:06 ID:zIsgngG8
NEW RED MENACE FOR JAPAN！
　アメリカのニュース映画　1949（昭和24）年

なんか質が低いなぁ・・もうちょっと考えて書き込めよ、ただ言葉を変える
だけでなく、意味が通じるようにさ。154とかなら後半は

「大学の外に老教授を追い出してそのポストを彼らのものとすることである。
日本の一国立大学、一私立大学たりとも老教授に残してはならないのだ。」


とかくらいしろよ。

なんか質が低いなぁ・・もうちょっと考えて書き込めよ、ただ言葉を変える
だけでなく、意味が通じるようにさ。154とかなら後半は

「大学の外に老教授を追い出してそのポストを彼らのものとすることである。
日本の一公立大学、一私立大学たりとも老教授に残してはならないのだ。」


とかくらいしろよ。

（つД`。）泣けてきた…

見よ、この事実を。
金融が文系の手中に有り、行政が文系の手中に有り、
政権がまた文系の手中に有り、科学技術の政策と立案と資本が
文系の手中に有る。
ただただ理系に残されているのは、大学教育と研究だけである。
しかし、その大学教育もまた次々と文系の手に渡りつつある。
理系の科学技術政策は理系のために行うべきであり、
文系のために行ってはならないのだ。

――「理系の生存権」より　東亜日報社説

壊れかけの博士

どこも雇わない　どこも雇ってくれない
僕の頭が昔より　おかしくなったからなのか
机に置いていた　初めて使った僕のピペット
いくつもの捏造が　いくつものFigureをつくった
思春期にポスドクから　アカポスに変わる
道を探していた　コネも無いままに
院卒で行き場のない　押し寄せるポスドクに
本当の幸せ教えてよ　壊れかけの博士

いつも捏ってた　いつも捏ってくれてた
ベンチ越しに君をみたら　かすかな勇気が生まれた
教授は知っていた　僕のデータを罵倒した
年に破れそうな夢　貧しい暮らしだった
華やいだ学生の後　静まるラボを背に
アカポスを夢見ていた　ＣＮＳも無いままに
遠ざかるアカポスの夢　戻れない真人間に
本当の幸せ教えてよ　壊れかけの博士

データを出していた　次のポジションも分からずに
ホームレスになりそうな僕　思い込みの夢が導いた
思春期に　ポスドクからアカポスに変わる
道を探していた　業績も無いままに
気が狂った行き場のない　押し寄せるポスドクに
本当の幸せ教えてよ　壊れかけの博士

華やいだ学生の後　静まるラボを背に
アカポスを夢見ていた　貯金も無いままに
遠ざかる故郷の空　職のないポスドクに
本当の幸せ教えてよ　壊れかけの博士
遠ざかる溢れた夢　戻れない真人間に
本当の幸せ教えてよ　壊れかけの博士

ぽこちん

昨日、映像の世紀の第5集 世界は地獄を見た を見た。
ブルー入りまくり・・

壊れかけのﾚﾃﾞｨｵききながら
見たら爆笑したｗｗｗｗｗｗｗｗ

徳永秀明（字あってる？）に歌ってもらいてーな。
なんか、センチな気分になってきた。もともと、
この曲好きなんだよな。

年収１０００万円でも授業料ゼロ＝お金の心配無用です−米名門大

【シリコンバレー２０日時事】
米西海岸の名門私大スタンフォード大は２０日、学生への経済支援策を大幅に拡充し、
年収１０万ドル（約１０８０万円）未満世帯出身者の授業料を全額免除すると発表した。

「授業料高騰で富裕層以外の子弟が締め出されている」との批判に対処し、
米大学で最も気前が良い支援策を導入した。

ヘネシー学長は「学費を心配して本校への出願を断念することがあってはいけない」と強調。
年収６万ドル（約６５０万円）未満世帯の子弟なら、授業料に加え寮費も無料にするという。

同大の授業料は年間３万４８００ドル（約３８０万円）と１０年前に比べ１．６倍に高騰し、
中所得層にも負担がずしりと重い。
支援策の財源には１７１億ドル（約１兆８４７０億円）と米大学３位の規模を誇る基金の一部を充てる。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200802/2008022100710

ドクターボーイ

俺は崩れたポスドクさ
1stは捏造データ　I'm doctor boy

向かい合う教授室の中　ボスは横に首を振った
これ以上再任無いと　予想通りの辛い答えさ
すれ違う助手が　嘲笑を浴びせる

俺は壊れたポスドクさ
F5キーを叩くよ　I'm doctor boy
doctor boy

顔色も変えないね　崩れかけた僕を見ても
冷ややかな待遇の　裏にはコネも用意してなかったね
irecinの中にガチ公募は出てない

俺は崩れたポスドクさ
学位も捏造データ　I'm doctor boy

ポストが欲しいと　つぶやくだけで
全て無くした
でも言わずにはいられなかった

金無い

俺は壊れたポスドクさ
F5キーを叩くよ　I'm doctor boy
doctor boy

忘れるよアカポスには　少なすぎた僕の業績
罵倒の中に消えて行く
僕の儚い任期　きっときっと
職あるさ

>>161
大手証券会社に日本最高学府から文系学部卒で就職して、初任給２０万、
寮完備で家賃一万円以下、その他諸手当あり、ボーナスあり、福利厚生完備だよｗ

理系の院卒をこき使って、優雅に搾取させてもらう予定。もちろん、数学なんて数II
レベルＷＷＷＷだけど、上に立つ文系エリートは、そんなのわかってなくてもいいんだよねｗｗ

金融ってそういう世界。マジレス。

初任給20万で喜んでんのかよ。目出テーな

初任給20万でもまだ22歳程度の学部卒、福利厚生整っていて、家賃一万円以下
さらにボーナスがあるっていう事の意味を理解出来ない人間が日本の大学の博士
課程なんかに進むんだろうなぁ・・フリーターと差ほど頭の程は差が無いらしい。

世の中搾取したもん勝ち。

博士の半分以上は、不必要なもの
このムダをいかにいかすかが肝要だと思います。

課程でもっとふるい落とすべきだと思う。
日本の博士課程は甘すぎ。

明らかに無能な奴を入院させてるのが問題

>176


おれ海外院なんだけれどもある意味日本の方が厳しいともいえるぞ。日本の院は
給料無し、教育無し、学費ありだろ？やらずのぼったくり。

>>178
俺は日本の院とアメリカの院両方いったけど、
そもそもアメリカの大学は授業料が高すぎて
TAやRAやらなきゃ授業料払えないという罠。
日本のほうが自分の研究に時間を割けるよ。

俺もアメリカ院だったけれども、授業料は教授のグラントから。生活
費＋αとしてRAやってたけれどもそのまま自分の研究のテーマだった。
（実質何処までグラントで何処からが学科のRAだったかはよく判らない
ままだったのだが・・）

日本の場合ちゃんとした奨学金（ガクシン？）もらえなかったらバイトで
忙しいし、なんだかんだでボスから言われた仕事もあるから・・と友人が
ぼやいてたもんで。


まあ研究室によって日米共に変わるだろうけれどもね。

>>180
そうそう。RAやって授業料免除にしないといけないから
RAの内容＝自分の研究って人じゃないとキツい。

しかし、アメリカのPhDは2/3以上が何だかんだで脱落してるだろ？
日本の場合は大抵は教授の雑用さえこなせば卒業させてもらえる。
ここに日本のアカデミアの競争力の低さの原因があると思うんだよね。

そりゃあ、アメリカはドロップアウトしても仕事があるからいいが、
日本はそうじゃない。
結局大学の制度だけをいじくっても無駄なんだよな。

>>182
大学院の定員を減らせばおけ。

お上は「ポスドク就業35歳ライン」を更に下げると言い出した
うちの大学でのプロジェクトポスドクは最長任期5年間
35で釣り上げられたら40で放置
それでは流石に後亡さ過ぎでマズかろうという配慮らしいが

まあ、役所も大企業も22歳の大卒新卒が大好きだからね。

実際、その程度のウブな世間知らず以外は飼いならせない程度の雑魚しか
役所や企業にはいないんですよ。いやまじで。

OJTでトレーニングとかかっこいいこと言ってますけど、笑っちゃうほど
スキルなしですから。いやまじで。工場の人のほうが、よぽっどすごいです。

キャリア官僚なんてかっこいいこといってますけど、要は高給もらって事務作業して
るだけなんですよ。いやまじで。

そんなのが、トレーニングできるわけないんです。だから年齢が重要なんですよ。

これがあなた方が憧れる、終身雇用のホワイトカラーの実態です。

と、以上がブルーカラーのフリーターであるポスドク君による「ぼくの妬みについて」の発表でした。
では、質疑応答に入ります。どうぞ↓

もう、いいかなぁ…何か科学じゃないわ、やってる事が。
真面目に取り組む方が馬鹿を見ている気がする。

博士のムコウ

あれから僕たちは　教授を信じて来れたかな
任期の向こうには　無職がもう待っている

教授の嘘に気づき　僕らは眉をひそめた
僕らの頭越しに　教授がFigureを書いた
君が何か伝えようと　２ｃｈに書いたそのレスは
僕の心のやらかい場所を　今でもまだ締めつける

あれから僕たちは　教授を信じて来れたかなぁ
ズボンをそっと下げてみる　ケツの穴の臭いがした
ポスドクっていつかは　消えてしまうものなのかなぁ
先輩は少しだけ　ラボに残ってすぐ消えた

捏造する事さえも　いちいち　ためらうくせに
ＣＮＳなど　載せれると思ってた
教授に話した言葉は　どれだけ残っているの？
富士の樹海の一番奥で　　死神が呼んでいる

アカポスの未来に　僕らは立っているのかなぁ
すべてが思うほど　うまくはいかないみたいだ
このまま　どこまでも　ポスドクは続いていくのかなぁ
職のないポスドクが　海の向こうまで続いている

あれから僕たちは　何かを信じて来れたかな
博士の向こうには　ホームレスが待っている

45 ：名無しさん＠毎日が日曜日：2008/04/01(火) 11:11:36 ID:sKu8R+Ms
キャリア女がはまる「アナザーワールド男」
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/gendai-05018417/1.htm

夫は年収５０万円。８歳年下の大学講師です。
初対面の飲み会で「スーパーニートです」と自己紹介する言葉にハッとした。
「パフェが食べたいんです」とねだる言葉にキュン。
姉さん気質に火がつきました。
研究者で大成してほしいとは、これっぽっちも思わない。
夫は自分が納得のいく仕事以外、見向きもしないが、それでいい。
夫が伸び伸び研究できる環境をつくってあげることに生きがいを感じる。
養ってあげたいんです。
条件がひとつだけある。
私をウットリさせてほしい。夫のウオーキング姿はエステと同じ。
会社経営の前夫は、セイムワールド男でした。
世帯年収は９０００万円。離婚の原因は、２人とも“男”だったこと。
乳飲み子を置いて、夫婦揃って明け方に帰宅するなんて尋常じゃない。
デキちゃった婚で、家庭のビジョンがまったくなかったのが“敗因”です。
今は違う。前夫との間に生まれた娘（３）も、主夫のアナザー男になついている。
以前はベビーシッターを雇っていたから、ありがたみが分かります

ほす

674 名前：Nanashi_et_al. ﾒｪﾙ：sage 投稿日：2008/03/23(日) 11:40:40
「つくる」んだよ、業績もデータも。
そういうアドバイスをうけたときの衝撃は、今でも、忘れません。
単年度雇用のくりかえし、予算に関する会議出張のくりかえし、業績アピールを目的とする
シンポジウム開催、ニュウスレター発行、ホームページの作成、学生の卒論指導、
外国人のお手伝い、などなど・・・・
いまの若手研究者は、こういう仕事の合間に実験をやって、自分で業績をださないといけません。
どうやったらそんな・・・・
そんなときに成功している人からアドバイスをうけたのです。
論文の目的は「かんがえかたを出版すること」であって再現性のあるデータを出さねばならないのは、医薬品とか安全管理とか企業の仕事。
ゆうめいな教授の多くが、先に論文を書いてしまって、穴埋めを学生にやらせて教授になってきた。
「データをつくる」
世界中のだれもが注目するようなジャーナルならべつです。
そうでない論文の99パーセントは、追試されるわけでもなく忘れられていくのです。
そのデータが真実なのか、つくられたものなのか、勘違いだったのか、それは問題ではないのです。
「かんがえかた」を提示する、それを目的にしなさいと。
国外でもそれはポスドクの間で一般化されている考え方なんだと。
たまにおかしなデータをみかけてといあわせてみると
「そこはトリッキーな部分があるんだ」 「あのときはラッキーだった」
「製品のロットがかわった今はできないだろう」
「そういえばちょっとふるいストックを使ったんだけど、それがオタクの条件との違いかな」
などなど

業績りすとも「つくる」というよりは「つくりあげる」
国際会議のあとでジャーナルに論文がのせられるものがあれば、そういう会議を選んではっぴょうする。
その論文に査読があろうとなかろうと、リストでは他の論文にまぜて「査読付きジャーナル論文」の欄に並べる。
懇親会ではニュウスレターの編集をやってる人となかよくなる。
みじかいレポートをかかせてもらって、「和文総説など」に並べる。「など」と入れておくのが重要。
けっきょくポジションをつかまえるのは才能ではなくてテクニックだということがわかり人生がかわりました。

675 名前：Nanashi_et_al. ﾒｪﾙ：sage 投稿日：2008/03/23(日) 11:45:07
新任校に移って仕事が一段落したら、こうした、公募サクセスに必要な情報をまとめたメールマガジンを出そうと思います。
同じかんがえかたをしてきた仲間と共有してきた、情報メモをもとに、幸せへの階段を紹介。
バイオ系、材料系、化学系、のあたりが経験のもととして情報が集まっています。
限られた時間で成果を稼ぐ!!!
これはポジションを獲得するためのビジネスなんです。
乞うご期待

735 名前：Nanashi_et_al. ﾒｪﾙ：sage 投稿日：2008/03/24(月) 09:53:08
ベル研で、捏造しまくって、追放された研究者がいたじゃない。
信じられないような結果をのせた、論文のべつずりを、知人や協同研究者におくって、
「ラッキーなことに、こういう結果が、このときは、でたんです。それを報告しました。」
っていう手紙を添えていました。
その時点で、再現性がとりにくいことを公言しています。

彼は追放されるまえ、追試をさせられたのですが、そのときの操作がでたらめで、それでさらにみんなが信じなくなったという点も、勉強になります。
もし彼が、ちゃんとした実験技術をもっていて、操作くらいは誰がみても不自然じゃなかったら、ばれなかったと思います。
実験操作も理解していないのに、よいデータが出たと言ったのが、命取りでしたね。

生物系だと、Ｔ大学のＴ研が、助手のＫさんが再現性がとれなくて解雇されましたが、
彼の場合も、ふだん実験あまりしていないのに、よいデータがたくさん出ていたから、同僚から発覚したのです。
もし彼が、ハードにはたらいていて、「たまたまうまくいって、ラッキーなことです」と言っていたら、
こういうことにはならなかったのではないか、とも思われるわけです。

あれこれへたは細工をするよりは、まじめに働いて、しっかりしたデータを、出すことです。
それが、何より、重要です。

ねつぞうのすすめ（研究能力が乏しい人たちへ）

終戦直後、政府からの配給では、とても生活していけないのに、
闇市で売買行為をすることは違法とされていた。
そんな時代、警官の一家が、バカまじめに配給だけで生活して餓死したという、あわれな話が今も残る。

騙してでも、殴ってでも、殺してでも勝つ！と言うぐらいの気概をもたなければだめだ。
政治力を持ってる教授の無能チルドレン達に負けて、ただ漫然と歳をとって、
永遠にまともなアカポスに就けずに犬死する。

飼い主（プロジェクトリーダー）のために、人生を無駄使いするのは愚だ。
プロジェクトが最期を迎え解体される時、リーダーは、ヒイコラとあふぉみたいに働いてきて
まもなく野垂れ死にする運命の特任やポスドクに対して、赤い舌を出しながらこう言うだろう。
「どーも、どーも、ごちそうさま」と。

こうなるよりは、東北大のエライ人の様にバリバリとネツゾウして、
指摘されても知らん顔を決め込み、ウマイ飯を食った方が良いぞ。
どうにもこうにも仕方がなくなったら、当時のプロジェクトリーダーを道連れに自爆散華だ。
ガンガレ。

博士のガイドライン

・アメリカの一流大学でポス毒すればCNSぐらいは出せるだろうと思っていたらいつの間にか40歳になっていた
・赤門から徒歩１分の路上で任期切れのポスドクが涙を流して倒れていた
・足元に違和感があったので見てみるとリジェクトされた論文が転がっていた
・露光中のECL検出器から目を離したら外国人留学生が自分の実験サンプルをツッコみに来て、勝手に俺のサンプルが途中で放りだされてた
・外国人ポスドクに自分の書いた論文の査読を頼んだ、というかFirst Authorが彼の名前でいつの間にか投稿されていた
・独法化でポストが任期制になっていき、准教授も「教授」も任期付きになった
・面接を受けた大学から駅までの100ｍの間に不採用の電話が掛かってきた
・教授に護摩をすれば安泰だろうと思ったら、教授が定年退官してしまった
・博士号取得者の1/10が進路不明。しかも教授のコネで就職できるという都市伝説から「教授を信頼しきっている人ほど危ない」
・「そんなにポストが少ないわけがない」といってポスドクになった同期が５年後無職で戻ってきた
・「論文があればアカポスにつける」と意気込んで出て行った先輩がJBC2-3本で消息不明。
・任期助教の期限が切れてポス毒に戻って「しかたないまたどっか任期助教か、准教授に応募しよう」と気楽に構えていたら１０年間えんえんとポス毒だった。
・最近流行っている気分転換は「人格崩壊」　意図的に人格を壊さないとやっていけないから
・研究室におけるロンダ比率が50%。そのうち東京理科大、神奈川大、日本女子大、お茶、ICUである確率が50％
・博士号取得者では100人中20人が精神を蝕まれている

>>195
こういうのが時代の雰囲気になってきてるんだろな

実は、現在私はストーカー被害に合っているようなのです。ここ数日間、24時間体制
で後をつけられ、ひっきりなしに声をかけられ睡眠や仕事を邪魔されてしまい、かな
り疲労困憊してます。いまのところ、襲われることはないと思うけどどうなるかわか
りません。でも、結構その人のすることがエスカレートしているので、そちらに何ら
かの形で知らせておきたかったのです。
そのストーカーは、8月中にカナダ出張にいったとき、帰国便で席が近かったカナダ
人の30代ぐらいの人のようです。日本人高校生の夏休みホームステイの引率をしていたよ
うで、最初は私が空港でひどい人種差別を受けたことを飛行機内ですごく心配されて
いたようで、高校生達に差別のことを諭したようだけど（全く直接会って会話したことはないです。）、
どうも何か個人的に興味をもたれたらしく、特にバレエに興味があるらしく、
バレエ教室や本郷キャンパスへ後をつけられていると時々きがついていました。距離をおいて
時々響くように声をかけられ今までは無視していました。でも、このところ
本当につけ回しがすごく、ひっきりなしに、君とは恋愛中で何でも分かち合って
いるんだ、私はジェームズ・ステューアートで君とは必ず結婚するんだ、会って
くれるまで君の側から離れないとか、カナダへつれて帰る運命だ、
他の奴のことはふってはやく生活しようといわれたり（英語ですが）、本当にしんどいです。

もう一人、その人以外に若く背の高いカナダ人男性の引率者と、日本人女性引率者
（30歳ぐらいで黒髪のショートヘア、紺色のブレザーを着ていて背が割りと低く、
バッジかネームプレートをつけていたのかもしれないです。）がいたのを覚えています。
おそらくホームステイ会社に雇用されていたのかもしれないです。
警察や対策センターにも連絡しています。人に見られないようにしてるみたいで、
声をかけてくるの
も、わざと小さく響くように話して他の人が認識しにくくして、私が妄想家になれる
ようにしているみたいです。

航空会社（日本航空）に問い合わせをしても、個人情報は教えてくれないので、警察
からそういう人物が本当にいるのかどうか、いるとしたらどういう生活行動を送って
いるのかどうか調査してもらえるように現在頼んでいます。
私は、8月18日日曜日に、バンク―バー空港から12時30分のフライトJAL017便にのっ
て、19日月曜日の14時15分に成田に到着したのだけど、その日に私のアパートまで尾
行しているようだとは思っていました。私は前に向かって右列の左端にいたのだけ
ど、その人はその後列の真ん中の列でトイレの直前の席の右端にいたようで、ちらっ
と一度見かけたときには、暗い緑色のジャケットをきていて、茶色の髪、
肌は白いですが少しフランスサッカー
代表のジダンみたいな暗い感じだと思ったことを覚えています。身長は白人としては
あまり高くないかもしれないけど、割と高いかもしれません。少し太めでした。

その日、近所の人で、「ああ、外国人の人がずっといる」といっていたのが聞こえた
のだけど、それからははっきりとは確認がとれないです。

シエル先輩からピペ土へ一言

http://zip.2chan.net/6/src/1208784339574.jpg?

3 ：Nanashi_et_al.：2007/12/05(水) 04:57:18
大学院から数えて今いる大学で６ヶ所目

64 ：Nanashi_et_al.：2008/01/22(火) 07:33:39
それは多いな

65 ：63：2008/01/22(火) 12:33:28
ポス毒を４カ所やったwwwww
三十代後半でポス毒に戻ったりしたwwwww

漏れの明日はどっちだぁ！、、、、、、、orz

66 ：Nanashi_et_al.：2008/01/31(木) 11:23:09
それ、研究職の適性がな(ry

68 ：Nanashi_et_al.：2008/04/28(月) 23:27:47
それ適性や能力で勝負できるほどポストが無いから明日も無いよ。

研究なんて一握りの天才がいればそれで十分なんだよ
日本の研究者が死に絶えても科学の将来には関係無し

一握りの天才でどうかなったのは過去の話。

実験系任期付は危ない、病気になって入院したら更新はない。
実験系任期付は、骨折したら殺される競走馬と同じ。
実験系任期付は、外を出歩かないほうが良い。大怪我をしたら、そこで人生終わるから。
実験系任期付に、心の平穏は来ない。定職に就くまでは。

本質的な部分は一握りの天才がいれば十分
大部分は劣化コピーで論文をでっち上げてるだけ

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=10&id=484208
誰かこの詐欺アンケートなんとかしろよ
またただ働き奴隷増やす気だぞ

>　第一生命保険が先日発表した子どもアンケートによると、
> 男の子の「将来なりたい職業」は、野球選手に続き、２位に“学者・博士”が入った。

学校に例の紙芝居とか配布しといた方がいいかもね

白衣を着た紙芝居屋が各地の大学を巡回するのだよ

>>196
もう既に>>125に貼られているよ。

業績の無いPDにアカポスゲットが出来るのか？
社会性の無いPDに民間就職が出来るのか？


できぬ、できぬのだ！

研究室の完成形は

少数のサディスト・アカポスと

多数のピペドマゾヒストによって

構成されるのだ。

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http://music8.2ch.net/test/read.cgi/classical/1211079790/l50
アマオケやるのってポスドクやるのに似てると思うね。

指揮者(教授)の喜びのために身を粉にする、
自由はない、
やらなくてもいい、
好きでやってる、
伝統的でアカデミック(な気分)、
キモヲタでも生きていける、
流動的、
無駄に頭がいい、
無駄に原理主義、
無駄に選民思想、
他の世界をあまり知らない、
将来は別の何かになれるなどと勘違いしている、
周囲が思っているようなものではない、
週末がつぶれる、
半年に一度ほどイベント(演奏会・学会)がある、
たまに旅行(演奏会・学会または合宿)がある、

真の実力がないからこうなってしまっている、
時間をかけて準備をちゃんとしたら真の実力を発揮できるはずだと考えている、
本当は指揮者(教授)になりたい、
アマオケやポスドクを経験していないプロが実は何よりも羨ましい、
学歴が足りないせいだと思っている、
スタートラインが違っていたら結果も違っていたと確信している、
権威主義、
実力主義が怖い、
他人から自分の欠点を指摘されると激怒するくせに自己顕示欲は旺盛、
アプリケーション(ポップス・応用技術など)を馬鹿にする、
周囲の理解が得られにくい、
家庭崩壊しやすい、

http://richardkoshimizu.at.webry.info/200806/article_12.html
この常温核融合の話って本当なの？