1 :
愛蔵版名無しさん :
2009/01/10(土) 22:39:41 ID:CLu4qm0D
2 :
愛蔵版名無しさん :2009/01/10(土) 22:40:14 ID:CLu4qm0D
3 :
愛蔵版名無しさん :2009/01/10(土) 22:41:04 ID:CLu4qm0D
>>1 乙
中学時代に酒覚えたのは
グレアムとアンジーが美味しそうに飲んでたからなのは内緒だ
>>1 乙です
私はアンジーのおかげでロマネ・コンティの名を覚えた。
大人になってからロマネの中でも高い方のを一度だけ飲むチャンスに恵まれたが…
さすがに美味かった。薄給の私にはもう二度とあんなチャンスは無いだろうなぁ〜。
>>1 有難うございます。
13歳(だったっけ?)でタバコをやめられない次男坊の面倒を見ることになった
ジャック大好きな奴に、乾杯! です。
>>1 乙
今見るとグレアムは相当不器用だったんだな…(いろんな方向に)
だがそこがいい
不器用なグレアムと器用貧乏なアンジーはいい組み合わせだったんだろうな、と思う。
過疎?(笑) アンジーとグレアムは良いコンビなのに 後半グレアムが離れて行ってしまうのが切ない 誰かイメージアルバム聴いたことある? 凄く聴きたいけどLPじゃなぁ…
>>10 聴いたこと無いけど、時代だよね〜 LPなんて・・・
最近になってやっと ビリーの森〜 を読みましたが・・・
あれは最後まで、彼女の考えていたプロットなんですかね?
文庫版の2巻であまりにも早く、描きかけの部分が出てきたので。
>>10 あるよ〜
それぞれイメージにあってたなぁ
どこにしまったっけ…さがしても
もう聞けないのか…LP…
>>10 持ってたよ。実家に置いてきたけど、たぶん捨てられてはいないと思う。
各々のイメージに合わせられてて、出来はなかなかだったように覚えてる。
でも、三原さんのキャラはやっぱ読み手の脳内でイメージするのが一番だとオモ。
既出かもしれないけど、LPの音楽プロデューサーされてた谷山浩子さんが「三原さんの絵が最初馴染めなくて」って 発言したら三原先生の熱心なファンの方々から凄く非難されたって話があったね。 最近、まろやかだけど以前はこのスレも刺々しかったもんね。
LPかぁ懐かしいな 持ってるけどもうプレーヤーが壊れてて聞けないや インストの雪だったか冬だったかが好きだった
LP グレアムの、イントロがとてもドラマチックで 何回もきいてたなぁ…せつない歌だった… グレアムはマックスに、自分が早々と手離さねば ならなかった「子どもらしさ」をずっともってて ほしかったんだろうな、と思ったりしてました… ジャックに真実を告げるということは、もう一度 自分が「子ども」に戻る、意味もあるのかな、とか 幸せに暮らしてて欲しい、ホントに心から願う
17 :
愛蔵版名無しさん :2009/01/17(土) 16:38:20 ID:vL65lTrR
文庫版 桜庭和樹「少女には向かない職業」の解説で、「はみだしっ子」が作品の先駆として言及されてました。
ただそれだけなんだけど、書評とかでも関連作品として「はみ」が出てくることはとてもまれなのでなんとなくスレに報告。
解説書いているのは杉江松恋さん。既出ならスマソ
>>11 ペン入れ等は友人の漫画家さんがご協力されているはずですが、ネームは三原氏のものです。
文庫版では削除されたんでしたっけ?
主婦の友社版では最後のシーンまでのプロットメモ(2ページ分文章のみ)が載ってます。
×主婦の友社 ○主婦と生活社
>>17 ありがとうございます。
やはり 白泉社の文庫版だけじゃなく、単行本も買ったほうがいいですかね。
いやもちろん、オークションに出品されていれば・・・の話ですが
>>19 単行本ならamazon行けば中古がゴロゴロ(程度はピンキリだろうけど)
>>18 訂正トン
>>19 単にプロットを見たいのなら、「Lost and Found」を買うのも手ですよ。
こっちだと、はみだしっ子の初期プロット・小説版、そして
クークーの話の初期版「もうひとつの時」(ペン入れなしネーム状態)も含まれていてとってもお得!
#1万以上しますが。
白泉社から出てる文庫版の『はみだしっ子』ってもう手に入りませんか? 1巻、3〜6巻は通販で買えそうだけど、2巻だけ絶版になってる…。
2巻も通販で買える所いくつかあるけど
はみだしっこについてですが、最後にグレアムがみんなのいる前で
ジャックに告白した後(彼は
>>16 の心境だったと思うが)さて、
ジャックはその後 どういう風に対処したんだろうか?
あのバカ正直さで 大惨事にしちゃったか、 それとも
グレアムにあれは夢だったとか有耶無耶にして言い聞かせちゃったとか。
やっぱ、ジャックだけにきちんと自首とか裁判とかして、
あの事件から、グレアムを解放してくれたんだよな、多分。どうだろう?
>>あのバカ正直さで 大惨事にしちゃったか、 それとも >>グレアムにあれは夢だったとか有耶無耶にして言い聞かせちゃったとか。 どっちも無いだろ。ジャックはガキの頃のままでもなければダメ大人でも ないし。フランクファーターが言うように責任能力の点で裁判沙汰には ならないし、(ジャックやらウィンやら)双方の関係者立会いの下で 四人組とフェル・ブラウンが話し合いの場を持つのが一番じゃないかと。 (それこそ互いに全部ぶちまけて)…まあ、勝手な妄想なんだけどナー。
自分はあのラストには破滅的なものを感じたんだけれども、オクトパス・ガーデン 読む限りでは前向きな印象がするね。 グレアムとしてはフェル・ブラウンとはケリが付いてるんだろうし、ジャックにはただ 「子供のことだし(責任能力)、仕方なかった(正当防衛)」と保護者として 言って貰いたかったんだろうし、ジャックもそうしたんじゃないのかな?
ジャックは、たぶんダナのようにそれでもグレアムをそのまま受け入れるような気がする。 でも、グレアムの方が難しい…だろうね。 彼は周囲に子供として守られることも、無条件で許されることも望んでない。 ジャックのことを、とても堅苦しく好意を持っているよ、とサーニンに語ったことがあったように思うが グレアムは他の3人のようにジャックを信頼しなければ、愛さなければと思いながらも、実際は まるでSONSでD.D.が雷の中「皆ジニーを愛してた、でも誰もジニーを救えなかったじゃないか!」と 叫んだ時のように、愛という感情に不信感を抱いているような気がする。 アンジー以下3人の仲間をグレアムが大事に思っているのは「守らなければ」という強い思いが 彼を支配しているからで、ジャックと3人がそれぞれに打ち解けた時…自分の役目は終わった、と 思ってしまったんだろうね。そして自分で役目を「降りる」ために、告白をしたのではないだろうか。 ただ、その辺の屈折した感情は、たぶんジャックよりもロナルドの方が理解してくれそうだが…
あの告白の何が問題って ・撃ったのはグレアムじゃない ・ジャックと二人きりじゃない この2点だな。まったくグレアムの奴。
>>・撃ったのはグレアムじゃない 「僕が射殺した」とは言ってないが、そうとも取れる発言だよな。まあ、 あの後で詳しく話すつもりだったと俺は解釈した。 >>・ジャックと二人きりじゃない トリスタンの大掃除の手伝いに行ってたのだから、あそこにいるメンツは グレにとっては告白の場に居合わせて問題ない仲間ぐらいの身内意識は 多分あったんじゃないかと。
>>・撃ったのはグレアムじゃない
ボクだともボクじゃないとも言っていないが、
>>29 の言う通りどちらとも受け取れる。
ジャックがどちらに解釈するか…試したのかも。
>>・ジャックと二人きりじゃない
これは、グレアムの告白の場には「誰か第三の証人が必要だった」のでは…
たまたま「牧師の件=ギルと同じ故意ではない殺人」の話が出たのが
「トリスタン」だっただけで、グレアムは「あの3人」がいない場所でさえあれば、
どこで告白しても構いはしなかったのじゃないだろうか。
ギルの場合も牧師の場合も「殺人」というよりは「不運な事故」に過ぎない気がするが
かつて最愛のおばちゃまが自殺した時、幼いエイダに「人殺し」と言われたことで、
彼にとっては「自分が誰かの死に関わる=自分は殺人者」という公式が生まれて
しまっているのかもしれないね。
(むろん、それもグレアムのせいでもエイダのせいでもないが)
もしも親父さんがグレアム20歳になるまで「思い描いている通りの人」として生きていて
グレアムが初めて「自分の意志による殺人」を完了できたなら…
彼はその呪縛から解かれたのかもしれない。
でも親父さんは病死だったわけで…
その時、すでにグレアムにはあの選択肢しか残されなかったのかも…
>>29 グレアムの性格からして、マックスの名はジャックに対しては絶対に出さないと思う。
ジャックとマックスの間も色々あったし
(というか、マックスが勝手に戸惑って混乱してただけではあるが)
雪山以降のグレアムはそういうマックスを守ることがある意味「存在理由」に
なってるような印象がしたから。
>>27 の言うように3人を「守る」という役割からは理性で降りようとしたとしても
そうそう身についた本能に近い意識は変えられない・・・。
その不器用で頑固なところもグレアムのグレアムたる所以なんじゃないかな。
仮に「撃ったのは自分ではない」という事実が明らかにされようとも、
もしジャックに消去法でマックスの名を出されたとしても、
グレアムの口からは決して言わないような気がする。
それを含めての「射殺した」という言い切り調の台詞だったのでは。
それがマックスのためになるかというと決してそうではないんだけど orz
でもそういう奴なんだよ、グレアム。←アンジー風に
>>31 あのラストは、グレアムがそういう自分の役割も捨て去って単なる子供に
戻ると俺は解釈してる。「人の心を持たぬ子」で「人殺し」の自分が、
自分で演じた「良い子」とか「キャプテン」とか、その辺の肩書きとの
ギャップに押し潰されそうになったあげくの暴走だったと思うし。
皆を護る役目は親であるジャックに委ねようと決めた、つまりジャックと
自分との関係を「堅苦しくなく」受け入れた一歩なのじゃないかと。
当事者(意図せず撃った人間)を蚊帳の外にして グレアムは苦悩して解決を図ろうとしてたけど、 フェルへの隠密行動あたりはいいとして、 あんなバイト先の第三者のいる場で 事故でもない「射殺した」とまで言い切る自己完結っぷり。 マックスの名を出す気もないなら 逆に意図して殺害したかのような表現もするなよ。 グレアムに必要なのは 「あ れ は 事 故 だ っ た」 と認めることだ。 死体の隠蔽は犯罪行為。
当初、予定のラストはアンジーがグレアムに拳銃を向けたシーンだったとするなら 読者の判断に委ねたという点とあまりハッピーでないであろう結末は共通してるんだと 想像するんだけどな。
他の誰がどう考えてもあれは事故だったわけだけど、 あの時のグレアムにそれを認めろというのはどうも無理っぽい。 (精神構造的な問題か、年齢的なものか、あるいはその両方か) 自分がこだわればこだわるほど、 苦しめば苦しむほど結果的にマックスを後に追い詰めることになるんだけど そのことを思いやるほどの余裕はない。 死体隠蔽についても、刑罰の対象になる年齢に達していないため法的には問題ないが。 (それに加担したと認められる唯一の人物(アルフィー)も既にこの世にはなく) だが、あの告白後にこの事実を知って苦しむのは誰だかをたしかに考えて欲しかった。 それでもグレアムはあの日あの場所でああ言わなければならなかったんだろう。 その善し悪しはともかく。 本当にグレアムはこの件に関してはダメダメなキャプテンだ。しかし愛しい。 それまでの無数の積み重ねがあるからなんだけど。 第三者的にはアンジーの対処がもっとも賢明だったとは思うが、 グレアムにはそれはできなかった。でもアンジーにもグレアムは必要だった。 ここまで来ると、もう何が良くて何が悪いとかいう問題ではないんだろうと。 でも連載当時は正直「あ゛あ゛もう〜〜〜っっっグレアムのアホタレっっ!(怒)」 てな気分だった。自分も幼かった・・・
>>34 ハッピーでない当初予定を変えた、とすると
あまりアンハッピーでないラストだろう、と
逆に思うんですが?
個人的な思いですが、あんなにつらい旅を
してきた彼ら、幸せになってて欲しいのです
どうせ世の中はせちがらい、この程度のもんだ、
で終わるのはかえって安易すぎるかな、と
アンジー「あれは事故だったんだ。オレたちには何の関係もない」 グレアム「そうだね。アンジーの言うとおりだ。もう忘れるよ」 ジャック「だからお前はお前の生きたいように生きていいんだ」 グレアム「そうだね、そうするよ。じゃあジャック、あとはよろしく!」 サーニン&マックス「グレアム、ダナとの新婚旅行楽しんできてね!」 −全員笑顔− てなラストだったら、それはそれで空怖ろしいような気もする
38 :
愛蔵版名無しさん :2009/01/24(土) 19:02:46 ID:YY8RVJCr
おっと、ageちゃった
>>37 …そんなラストだったら
今このスレは存在してねーよ!
なかったこと、にできないから
しかたがなかった、でかたづけられないから
あんなにグレアムは苦しんだんだよね
忘れてはいけない事だけど
一生背負っていく十字架ではあるけれど
だから幸せになってはいけないってことは
無いはずだ
逃げるためじゃなく
闘うための「告白」だったと
あの真っ直ぐな瞳をみて思う
>>40 死体は海の底。
共犯者は事故死+生涯幽閉。
事件の時にいたはずの大人達は、事件の前に離脱
→雪崩に巻き込まれて全員死亡
だから、「事件」として立証することは
グレアムとアンジーの証言をもってしても不可能。
この時点で、二人が「無かったこと」として、
自分の記憶を改ざんすることも可能だった。
でもそれを二人はしなかったし、三原さんも良しとはしなかった。
それがグレアムの告白=ジャック&読者への問いだと思えるし、
答えは読者の数だけ存在する、永遠の謎かけなのかもと思う。
三原さんはセルフマーダーシリーズで、その答えを探そうと
模索していたようにも見えるから、読者が「グレアムのその後」を
各自補完するしかないのかもしれない、と思う。
30です。
>>38 、そう。昼寝起きの寝ぼけた頭で書いてたから間違えた。ごめす。
当初予定のラストが、アンジーがグレアムに対し銃口を向けるシーンであったのなら
やはり「はみだしっ子」の第一部(ご本人が続編を描く意志があったという話なので)は
謎の多いバッドエンドにしかなり得なかったんだろうね。
そんな風に思ってしまう自分は「Sons」が好きだ。あれは途中まではひたすら破滅的
だけれど、最終的にはD.D.もトマスも多少屈折しつつも己の身の上の現実を受け入れて
自分の意志で「生きる」という道を選んでいるから…
トリスタンの皆の前での告白は ジャックを逃がさない為 そして共に ジャックを追い詰めない為じゃないかな
>>28 本当にそのとおりだよ・・・!
>>41 だよね。あんな中途半端で終わってしまって、その後のエピソードもない。
よければ、5年後、十年後でもいいから、ちょっとした番外編でもあればよかったのにね
アンジー、サーニン、マックスはともかく、グレアムとジャックの関係が
三原さん的にはどうしたかったんだよ・・・!という謎が少しでも
解けたのかもしれん
一番最初にサーニンが誤解せずにジャックに拾われていれば・・・!
それはないか・・・
>>44 >>一番最初にサーニンが誤解せずにジャックに拾われていれば・・・!
つ「PART18とPART19の間その3」
終了後三原先生ははみだしっ子のことを聞かれるのが つらそうだったってどっかで読んだから やっぱり理想通りでない終わり方だったんだろうな。 編集サイドの諸事情も汲んで、作者の責任と倫理観と ぎりぎりの中でグレアムに「冷静に」ケツをまくらせて幕…と。 それもこれも雪山に端を発してるわけだ。
突破口はあるかい? ってセリフ、作品の行く末に対する 三原先生の自問自答にしか聞こえない・・・
ふっと、番外編の「拷問教室」を思い出した。 ペンギンに水を差し入れられたと主張するアンジーに対しグレアムがペンギンたちを見せ 「どいつが?! はっきり教えてもらおうじゃないか、え、どいつが?!」 ってな台詞をはいてたことがあったね。 あーゆー「開き直り」が出来たら、不器用なグレアムでも突破できそうな…
49 :
44 :2009/01/25(日) 19:47:59 ID:???
>>43 なるほど・・・グレアムは結局なんのかんの言いながら(好意の欠乏とか)、
やっぱ、ジャックのことは認めてたんだ・・・本当の保護者として。
何度も読み返すところは サーニンがジャックの事を思い出して、
”さぁ、みんなになんて言おう!”(だったか?)の処です。
>>46 何で三原センセはあんな重いエピソードを作っちゃったのかな?
突破口・・・
>>48 の言うとおり 開き直らなきゃ、駄目だったんだけどね
>>49 グレアムはジャックに対して、あまりネガティブな感情は
持ってなかったと思うな。
マックスの問いに対する、「とても堅苦しく好意を持ってるよ」って
答えがそのままなんじゃないだろうか。
親とか、親しい人間に対する好意とはちょっと違う、「尊敬する
校長先生」とか「幼いころからの主治医」みたいな、ある程度
近しくはあるけどある程度距離もあるような、微妙な間隔をおいた
好意なんじゃないかな、と思う。
グレアムはジャックのこと好きでしたでしょうね でなきゃ三人を委ねようとはしない でも自分まで委ねようとはしないんだよな… ジャックの人柄にふれ、好意を持つようになればなるほど グレアムは居場所を失くしていく もう役目は終わったのだと もう自分よりはるかに強力な保護者が見つかったのだと そう思い知るたびに自分の存在価値が見えなくなってゆく 私はいっそアンジーとどっか逃避行(笑)でもしちゃえ! と、思ってたよ、当時 (もちろん、アンジーが引きずってゆくんですが)
当時「つれていって」のタイトルは、3人を残して去っていこうとするグレアムに対する アンジーの心の声だと思ってた。 忘れたのか?身勝手さにかけちゃオレの方が上だってことを!という台詞にその思いが 込められてるような気がしていた。 で、話はちょっと逸れるんですが… 最近、報道で裁判が裁判員制度開始に向け劇場型になりつつある、って問題提起されて ますよね。あれを見ていて、マックスの裁判のことを思い出した。 これからは、フランクファーターみたいな弁護士がやり手になっていくのかもしれない。 裁判員に選ばれた人には、裁判に臨む前にぜひあれを一度読んでみてほしいものだ…
アンジーはグレアムに対して 一歩引いてるっていうか受身というか… 「ついていく」や「つれていけ」じゃない やっぱり「つれていって」なんでしょうね 弁護士は依頼人(被告)の利益を 守ってなんぼ、だからなぁ… 言葉ひとつでまったく別モノに なるってことを理解してないと とんでもないことになるし… 人間の記憶っていいかげんな ところがあるからきちんとした 証拠がないものほど大変だろうね 「裁判」が「真実」を明らかにする 場であればいいのだけども… 裁判員のプレッシャーはかなりのものだな
アメリカでは既に裁判制度は崩壊していて あらを探して証拠の信用性を低下させ かつ陪審員の同情をかえば殺人も無罪になっているね 例 O・J・シンプソン事件
>>24 自分としては雪山の事件を裁判や法で裁くというのは余り考えてなかった…。
と、いうかこの事件は出るところに出ても正当防衛とか、事故とかで片付けられてしまうと思う。
その事がグレアムは耐えられない。
グレアムはギイに自分を投影していたんだと思う。
ギイが死んでも誰も悲しまない、社会も重大事件として裁かない、っていうのは
自分が死んでも誰も悲しまない、社会も気にしない(それだけの価値がない)、
ってのと同じ事のように感じていたんじゃないかな。
グレアムは本当は誰かに愛されたかったし、価値があると思いたかった。
フェルがギイの死を悲めば自分の死を悲しんでくれる人がいると思う事が出来るし、
自分に価値が有ると思うには、誰かを殺せば(その命の重み故に)裁かれるという裏付けが必要だったんだと思う。
マックスの事があるから実際の法で裁かれる事は出来ないけど、
もしそうなれば正しく裁きが行われるだろうという憧れを、グレアムは持っていたのでは?
だけど裁判では、例え悪意を持って殺そうとしても覆すことが出来るし
雪山の事件もそうできる自分に気が付いてしまった。社会の法では人の命の重みは変えられてしまう。
だから自分を逃がさないためにもっとシンプルな「死には死を」の極論まで加速してしまったんじゃないかな…。
(続き) ここまでグレアムは自分の頭の中だけで考えて、出口を失っていたけれど、 告白するというのは行き場を失っていた気持ちを吐き出すだけでも楽になるし、 ジャックに何度も話す事で捩れた自己投影や、心の問題を少しずつ解消していけると思う。 実際に警察・裁判うんぬんよりも、これからは グレアムの心が納得できて、落ち着く考え方を探していく事になるんじゃないかな。 ちなみに、アンジーは雪山の事件を何で蒸し返す、って言ってたけど、 グレアムの心の中であの事件が決着を付けずに残っていたからだと思う。 アンジーはあの事件の後、アルフィーとシドニーが傍にいて何とか(一応)気持ちに区切りをつけたけど グレアムは薬の後遺症とかでうやむやなままにここまで来てしまったから…。 自分は心理学やってたからカウンセリングの第一歩は「語る」事だと思ってる。 そういう意味ではあのラストもなんとなく納得がいったし有りだと思う。 しかし四十年も前にこんなに心の事を掘り下げた三原先生は本当に凄かったんだなぁ…。 ここの皆の解釈も完全に目からウロコだし。 裁判員制度とか児童虐待とか現代だからこそ読みたい作品だと思う。 遅レス&長文スマソ。途中で難しすぎて何言ってるか分からなくなってきたww
57 :
24,44 :2009/01/27(火) 20:37:31 ID:???
>>56 うん、裁判は多分、成り立たないだろうけど(アルフィーが死んだ時点で)
でも、何らかの形で ジャックがグレアムを救ってくれたんだろうと。
ジャックは自分自身の価値観に杓子定規的だと思っているので(私的に、でも大好き)
思い切り、アンジーやロナルドを巻き込んで大変なことになったのかなぁ・・と。
>>しかし四十年も前にこんなに心の事を掘り下げた三原先生は本当に凄かったんだなぁ…。
確かにその通り。リアルタイムで花とゆめ読んでた私には当時良く分からなかったけど
今読み返してみるとその作品の深さが今になって解かります。
ロジャーがグレアムの弁護人になってくれたら・・・違うか・・!
じゃあやっぱり、
>>56 の通り グレアムが震える手を抑えながら、告白した事は
シーンは意味があったんですね・・・
牧師墜落の件でグレアムはもしかしたら裁判にかけられるかも知れない でも今のままだと裁判で戦う気力はグレアムにはないだろうから グレアムの代わりに戦うのはジャックだろうと思う 自分の為に戦ってくれるだろうジャックに でも、ボクは既に雪山で人を一人殺してるよ、それでも助けるつもりなの? 助ける価値はあるの?その覚悟はあるの? そう尋ねる事で今度はジャックの手を借りて雪山の事件に向き合って 行くのかも知れないと思う 最後の 震えるなボクの手!と叱咤したその眼差しの強さで 今度は狂ったり死への逃避ではない別の答えを見つけて欲しい
グレアムは雪山の事件に罪悪感を持っていなかったし、マックスの罪を被るつもりもなかったと思う グレアムはジャックに真実を言いたかったけど事情が許さなかった…で、迷走。だと思うケド?
遅レス失礼
>>10 >>11 谷山浩子さんの「タマで弾き語り」ってアルバムに
冬の果実 〜グレアム〜 と、
不思議な手紙(原題:われらはみだしっ子) の2曲が収録されてるよ。
LPで声優さんが歌ったオリジナルバージョンではないけど、素敵な曲でした。
グレアムは何だか自分が人並みに幸せに暮らすことは許されない人間だ、みたいな 強迫観念があるような気ガス。もしもグレアムママがパパの弟子と駆け落ちした時に グレアムも連れていったなら……… 当然、アンジーやサーニン、マックスとの出会いも無かっただろうが、こんな暗い衝動に 取り憑かれた子供に育つことはなかっただろう。 何だかんだで、クレーマー家で一番「息子」として馴染んでるのがアンジーというところが 密かに泣かせるものがあったな…
グレアムのママって、パパより性悪だよね。
>>61 >>もしもグレアムママがパパの弟子と駆け落ちした時に
>>グレアムも連れていったなら………
その時は連れ子のグレのせいで二人の仲が駄目になり、ママに
「お前さえいなければ…!」とマックスよろしく首を絞められる、
それが三原順クオリティ。
>>62 どっちもどっちだろ。
>>61 グレアムの過剰な自己否定は、アレだ
「あれは人の心を持たぬ子!」を発端に、
エイダの「人殺し!」でトドメをさされてしまった
固定観念って感じだなー
「人の心を持たぬ子」の時に、グレママが何かうまく
フォローしていれば、もうちょっとマシになってたのかも
知れないけど…
いや、ママのがイヤらしいんじゃない? パパは理想を押し付け支配しようとしていたけど、 グレアムを息子として認識していたし、息苦しいまでに真摯に向き合ってた。 ママは芸術家すぎて人間性の破綻したパパから逃げるばかりで、 幼いグレアムをかえりみようとさえしてなかった。 自分はちゃっかり再婚して家庭を築いてるし。 そのくせ、パパが死んだらもう大丈夫とばかり、 思春期で感じやすい年頃の息子の前にノコノコ出て来るし。
グレアムの両親は どっちもどっちだろ・・・!
そもそもグレアムのパパって、元は芸術家にありがちな偏屈人間だっただけで、 人間性を破綻させてしまったのがママの裏切りのせいだったんじゃないの。 確かエイダが言ってたよね、「おば様がいた頃はそうでもなかった」。
前スレ終わりあたりの書き込み以降、 なんだか急にはみだしっ子の世界が読み解けてきて おかげで新鮮な気持ちで再読してます。
>>11-16 >>67 情報d
実は谷山浩子が好きで「タマで弾き語り」の歌詞見てたら冬の果実が…
気になってダウンロードして聞いたら
浩子にしては凄く重い音で始まるイントロとか
それまでのリズムとひっくり返る(ジャズ調?)サビとかがツボに入ってやられたオークションで愛蔵版買って今ではバイブル
「タマ」に入ってない曲も聴いてみたいからうらやましい!
大切なのは血の繋がりよりも 「愛」なんだということを 『はみだっし子』が気付かせてくれた パムとジャックと4人組 どこの家族よりも強い絆で 結ばれたんじゃなかろうか 思えば「カッコーの鳴く森」も 象徴的なタイトルだよね カッコーは託卵するでしょ 「クークー」というネーミングも 深い意味があったんだなって思った
重箱隅でスマンがはみだっし子ワラタwww なんか勢いがあっていいw
>>70 全くその通り。
日本気質は 未だに相変わらず血縁でDNAがとか云々言ってる
本当の親子でも育て方が悪ければ、子供が家出しちゃうし、
全くの他人でも 理解力と愛があれば 本当の家族になりえる。
本当にはみだしっ子の後半は パムなくしては有り得ないよね
博愛主義というか いい意味でKYというか いい存在だ。
パムは育ちが良さそうな、良家のお嬢さんが医者の嫁になり、
全然苦労をしていないようなのに、
何が悲しくていきなり一筋縄ではいかない4人の子の養母に
ならなければならないのか?と最初思った。
面倒な事情を言わなさそうなジャックに騙されていないか?とも心配した。
でも外伝を読んで、改めてパムの強さを実感した。
>>72 パムがいるからジャックの暴力が多少減っていると思うw
改めて考えてみると、 ジャックは本当に4人とも引き取るつもりだったのかな? あの雪の夜、サーニンと話たあのタイミングで、すぐに?? パムもとても喜んで迎えてたし、 そもそも探さなければ養子の話も無かったわけで… でも、あの出会いですぐに????? この辺はかなり力技の展開を感じるんだが。 ロナウドじゃないけど、「犬っころ貰うんじゃないんだから!」
考えてみると赤の他人の、しかもそう幼くない子供四人を養子にするのはかなり設定に 無理があるように思えるな。一話で伏線があったにしても。 ジャックにすれば子供が生めないパムに人並みに子育てをさせてあげたかったんだろうけど。
ジャック自身が「大事なのは血ではなく愛」という 信念の持ち主だったと思うけど? 「赤の他人」というコトバは「血」に縛られてる 証拠だよ
ジャックんちのメイド小母さんは 深夜もチキン用意したりして住み込みっぽいが 4人を引き取るにあたって雇われたのだろうか? パムとの阿吽の呼吸見てるとそうじゃなさそう。 パム専業子供無しでメイド付きか。。。。
だってあの家 パムだけじゃ掃除しきれん。 ときどきサリーのアップがあって このおばちゃんにも伏線ありかと当時はらはらしていた。
想像ですが、サリーさんが雇われたのはあのどデカイ家のフォローと いうのも勿論あるでしょうが、家の中がパムとジャックだけだったときに ジャックが仕事で家を離れてる間も寂しくないように、話し相手として 雇われたということもあり得るような気が。パムって元々人見知りだし。 あとは…パムが1人で居る間に危ない目にあわないように、というのも あるかも…。だって、サリーさん結構気も腕っ節も強そうなんだもんw
>>74-75 なんかロナウドに養子を貰う計画を語るシーンがあったよね。
親に嫌われてる子がいいとか、悲しげな雰囲気の子はダメだとか。
それはどんな子どもだ恐ろしいことを言うってロナウドに(心中)突っ込まれてたけど。
ジャックのことだから真面目に色々条件を検討してたんじゃないかと。
で、まさにドンピシャの4人が居た!
探し出してでも引き取ろうとするだろうな…と想像してみた。
>>80 あの、次男を見てると昔の誰かさんを思い出すと仲間達に言われてた人は
サッカーが得意だったのか!
…まあ、ジャックの挙げた条件は理由を聞いてると至極もっともなんだが、
それを満たすと奴さんが考えた通りゾっとしないガキどもになるのが(ry
えと、ロナウドじゃなくてロナルドだと思うのだが。ま、それはおいといて。 親の所には帰りたくない、でもいじけてない小さな子ってまさにジャックの理想だったわけだよね。 それにしても、ジャックって10代前半の子供に対しても真剣に接してて、いい父ちゃんだなぁと思う。
ジャックは彼らを一人の人間として 扱っているよね もちろん、保護責任は持ちつつ けして上から目線、ではなくて 自分が子どもの頃どう考えていたか どう感じていたか 忘れていない大人
>>83 ですよね
ロングアゴー シリーズで ジャックの大ファンになった。
その後の はみだしっ子後半で
相変わらずのジャックを見てまたまた好きになった。
ジャックの幼児体験をグレアムが理解していたら、・・・・・
だからグレアムはジャックに彼らをゆだねたのかな・・・
>>83 うんうん、そう思う。
グレアムがキャプテンを降りる気になったのは、たぶんジャックという人物が
相手が子供だからと適当にあしらったりごまかしたりしない大人だったから…
なんだろうと思う。
そういう意味では、他の3人はもちろん、グレアムでさえジャックに全面的な
信頼と好意(不器用ではあったけれど)を寄せていたと思う。
人に弱さを見せるのが嫌いなアンジーでさえ、ジャックには素直に弱音を
吐いたりしていたからねえ…。
彼らにとっての唯一無二の「恋人」はやはりジャックなんだろうね。
雷の夜にマックスに夫婦の営みを邪魔されたみたいな事があると、ジャックの男 としての部分では子供を五月蝿く思わないのかな? まあ、親に虐待されて家出した子供達が養子先でも虐待されたら救いが無いけど。
バツが悪いだけで、別に五月蝿くは思わないんじゃない? アンジーがおちょくりに来たら、それは率直に五月蝿いと思うがw 要は今後「鍵くらいはかけよう」と胆に銘じればいいだけだし>ジャックが
そういえば、マックスが雷の時に潜り込む先は、 パムの所が駄目ならアンジーの所なんだな、 グレアムの所じゃなくて。 普段はあんなにグレアムにベタベタなのに。
グレアムはバイトで不在だから、アンジーになったのかと?
でも、グレアムのバイトが夜中だってことは知らなかったよね、確か。 夜中にいないことがわかったら、尚更騒ぎそうだけど。
ぶっちゃけアンジーにジャックをからかいに行かせようという設定で潜り込ませたのでしょうが… それを言っちゃあおしめぇよ、ですよねw という訳で、マックスは時々妙にグレアムに遠慮したりするから、グレアムの眠りを妨げるよりも アンジーを起こして文句言われる方が気楽、とアンジーのとこへ行ったんじゃないか…と言ってみる。
アンジーはママだからねえ。 パムは決してママじゃないよね。自覚もあると思う。 連載上では3年くらい続いた同居時間も、物語上では1年もないんじゃないかな? それで母親としてってのは無理だったと思うし。 うーん。 でも尚更に「何故養子?」の疑問も沸くなあ。 子どもが欲しくて養子にしておきながら、人間として対等…はやっぱりしっくりこないよ。
単に可愛がったり自分の意のままに したいだけなら愛玩動物で 済んだ話だと思う あるいは「悲しげな雰囲気の子」とかさ 子どもを育てる事をどう位置つけるか? 自己満足や種の保存だけでなく 「人間」を育てること それを忘れたら4人組の親みたいになる
ジャックが子供相手に真剣に接していたのは、 ジャックが不器用すぎて、 相手によって態度を変える事ができないってこともあると思う。
ジャックとパムについて凄く考察されてる…w 自分はどっちかというとグレアム達と年齢が近いせいか ジャック達についてはあんまり考えた事なかった。 読んでてもピンと来ないし…。 分かるようになる日が楽しみ。
ジャックの方がいまや年が遥かに近い orz ま、それはおいといて… クリスマス・ローズのエピソードで、ああ、ジャックはずっと4人を探していたんだ…と 当時アンジーより年下だった私にもそれはさすがに分かった。 そしてジャックに年が近い今、改めて検証してみたんですが… 最初の出会いで、マックスの次に幼いサーニンにあんなことを言われたら…大人としては、 まず直面している現実に戸惑うよね。 そして彼自身、血の繋がった家族でもいい親子関係を築けるとは限らないのを自身で身を 持って知ってるので、彼らを引き取るに当たっては相当色々考えたに違いない。 で…最終的には少年期からのジャックの一番いい所の「誰が相手でも真剣に受け止める」 に行き着いたんじゃないだろうか… 私がジャックならそうするんじゃないかな、という程度の想像話だけれどね。
養子になった経緯はグレアムの叔父さんが未払いの料金を病院に払いに行った縁で ロナルドないしジャックと知り合い、進展したんだと認識してるけど・・・ やはり博愛の精神無しではあり得ないと思うな。 男が少年に対して寛容なことは、異常愛以外ではほぼ存在し得ないからね。
ああいう養子縁組って、周囲ないし公的な審査とか何もないのかなぁ。 子育ての実績があればまだしも全くなしで、4人同時はありえない。 心理描写がリアルな分、あの設定のみ浮いててファンタジーなんだよね。 一応同居して馴染んでから…とかしてたけど。 単なる同居なら充分ありえる。レディーローズもマスターも。 相続問題とかももっと揉めそうなのにそこはスルーだし。 アンジーがママに養子縁組の同意書を貰いに行くエピとかも、 やっぱり唐突としか思えないな。
>>98 そのへんは本人たちの意思を優先して、ってことなんじゃないかな。
向こうの方は、わりと養子取るってことに関していろいろ寛容というか、
そんなに抵抗とかないような感じがある。
孤児院から子供を引き取るケースにしても、「とりあえず一緒に暮らして
みて、ソリが合わなかったり問題があったりしたら返品」みたいなのも
珍しくないようだし
ジャックたちだって、いきなり養子縁組しちゃったわけじゃなくて、
事前に「お試し期間」はちゃんと設けてたしね
まあ確かに一挙に4人、というのは現実的にはない話だけれど…
彼らの場合、例えそれが近所の家であっても、引き離すわけには行かないからねえ。
4人は互いにかけがえのない仲間であり、兄弟であり、足りないものを埋めあって来た間柄だから
それを引き離すのは生木の皮を剥ぐようなものだ。
まあ一言でまとめてしまうと、
>>99 の言うとおり「本人たちの意思を最優先」した結果だと思うよ。
>>99 そりが合わなかったら返品って・・・それこそペットじゃないのに?
設定は無国籍でもメンタリティはまんま日本人だから、その辺は違うよね。
マックスやミジーの「孤児院の子だから」って描写は、
ある意味(現代では)ヘロインより危険視されるかも。
一人っ子で離婚&片親世帯が珍しくなくなった今、
はみだしっこは違った読まれ方をするかもしれないなぁ。
赤ちゃんや幼児でもなく、本人や実の両親が反対しなければ 養子縁組はそんなに難しいことでは無かったと思う。 むしろグレアムの叔父さんからの援助があったとはいえ約7才二人と約5才二人の 子供四人が放浪出来てたことの方がファンタジーでしょw
ちょ、それ言っちゃうと! ファンタジーなのはもう前提ですからww やっぱり山の上のエピソードや養子の話は、 現実的すぎてそれまでの4人組の話とは別物になっちゃた感じだ。 順さん自身はそっちが元から描きたかったんだろうけど。
>>101 児童文学の「あしながおじさん」に続編があって、「あしながおじさん」の
主人公が育った孤児院(福祉的にはいろいろと問題あり)を、主人公の
親友が院長になって大改革する、って話なんだけど、この中に結構
「養子として引き取られたけど戻ってきた子」ってのが出てくる。
本人に問題があったり、引き取り先での扱いが当初の約束とは違ってたり、とか
いろいろ理由はあるけど、いくら心を砕いて双方を取り持っても、こういうのは
どうしようもない面もあるみたいだ。
そういや、この話にも3人兄弟をまとめて引き取るかどうかで悩む親候補ってのが
出てきてたな
四人を引き取る経済的負担とニーズがあるのか?って点があるからね。 モデルとされる英国では勤務医の年収は日本の一般人との比較で倍近く高給みたいだから 問題無いとして、医者なんてだれでも家業として継げる訳でもないしね。
ジャックとサーニンに、共通点が有るとすれば、 二人共、”愛してやるのに(その対象がなんであれ)・・!” 無償の愛情をパムとジャックは与える気があったのに(パムはどうだったか?)、 ところで、 ジャックとウイリアムの共通点って何かありますか? 手が早いってこと以外に。あ、サドってるトコとか?
>>106 ジャックのいい所=子供に対しても真剣に接するところ
ウイリアムの大人気ないところ=子供に対しても容赦しないところ
…同じ「真剣に接する」という行為が、ジャックとウイリアムではこんなに違うのであった…
ああ、あと仕事の腕はいい、という点でも共通しているね。
ただし女性問題に関しては、ジャックの方がパム一筋なのでジャックの勝ちだが…
>>105 実母絡みの心の傷はあると思う(母親の記憶が無いマックスくらいかしら?)。
一見脆そうなパムは開き直ったら強さを発揮するけれども、
マギーは内に篭って自分を壊してしまうという性格だから、
マギーとジャックの組み合わせでも合わないと思う。
豚切りゴメ 中一の姉の女の子用のブラウスとネクタイを 面白がって小4の息子が着てた アンジー思い出して萌えた ということで逝きます
110 :
愛蔵版名無しさん :2009/02/04(水) 18:31:57 ID:sCM8jJ6V
スーパースペシャルウルトラマックスデラックスage
>>107 ジャックのいい所=子供に対しても真剣に接するところ
いい意味で、いい意味で ですよ!
相変わらず ジャックってガキ大将気質だったんですかね?
ジャックとパムの間に実子が産まれていたら(男子であれ、女子であれ)
絵に描いたような純粋培養のいいトコのお子ちゃまが出来てたんですよね〜多分
三原作品で純粋培養な大人でおこちゃまのキャラって思い当たります?
ハロルド先生ぐらいですかね
>>111 >>絵に描いたような純粋培養のいいトコのお子ちゃま
ガキのしつけに体罰上等!のジャックの子供がこうなる可能性は万に一つも(ry
>>112 あぁ、そうだったかも・・・
でも体罰は、ある意味子育てには必要だし。
厳しいお父さん(キチンと躾できる人)と優しいお母さん(逃げ道)、
そして、お父さんとお母さんの間には、尊敬と信頼関係がある。
両親に言えない事は、なんだっけ、あの存在感タップリの家政婦さんもいるし。
理想的な家庭だよなぁ・・と思っていたので。
こんな家庭で育てられた子は、きっと素直な子になるんだろうなと。
赤ちゃんから育てていたなら、ですよ!
>>111 >>三原作品で純粋培養な大人でおこちゃまのキャラ
「5.2☆11.8」のテッドもこの口だナー
(スポーツ代わりに議論吹っかけてくる奴)
ジャックとパムに実の子がいたら、マックスみたいな子(甘えっ子で適度に駄々もこねるが可愛い)か アンジーのような「パパからのプレゼントだよ、ガキ!」とメッセージを括りつけられるような一癖ある 子供か、どちらか両極端のような気がする。 (個人的にはアンジーみたいな子供の方が親子のやり取りを見ていて面白いだろうなとは思う) パムがいるのでリッチーのようなグレ方はしないことは間違いないだろうが…
スレの最初のほうでも議論されてた話を蒸し返してすまん。 最後のグレアムの告白はジャックに3人を守る役を任せる為っていうのは同意なんだけど(結局自分は裁かれることも死ぬこともできなかったしアルフィーは死んでしまったし)この守ってほしい対象に自分は含まれてないのかな? グレアムに生きる意志があったのかどうなのかのヒントが『5時までに帰る』というセリフにあると思うんだけど、いまいち自分の納得のいく答えが出てこないんだよねぇ
>>116 それの答えは、たぶん4人がロナルド相手に話した将来の夢のエピで、後日
グレアムが「ボクは何にもならない。いつか行くだけ」にあると思う…
余談だけど、この「将来の夢」で色々言いつつアンジーは最終的に「医者」を
目指すことにしたようだけど、彼にジャックの跡継ぎとして医者になることを
選ばせたのは、4人の中で唯一実際の「父親」というものを知らないアンジーへの
作者なりの愛情なのかな…と考えてみたりしたこともあった。
(もちろん、実際のところどうなのかはわかりませんが)
>>117 案外、ロナルドがジャックの影響を受けて医師になったように、
ロナルドに近い性格のアンジーが医師を選ぶのかもしれないと思ってみたりして。
養子に入った当初、他の仲間が馴染めるようにと斥候役を自らしたくせに、
実はジャックに一番甘えたいのはアンジーだったというオチの悲しさを思い出した。
>>115 リッチーがグレたのは貧しさも大きいんだろうけどナー。そりゃ貧しければ
グレても許されるとは言えないし、金持ちのガキでもグレる奴はいるけど。
>>118 うん、確かにアンジーはスタン達にも「ロナルドに似てる」と太鼓判を押されてるからw
そういう流れも自然だと思う。
ただそのシーンで「息子が4人もいて誰も跡を継がないんじゃ寂しくない?」とジャックに
わざわざ前フリしてみたり、その後のフーちゃんとの電話内容から
すると、やはりアンジーはジャックの「息子」になりたいんだろうなァという気はする。
もしかすると4人の中では、一番ジャックと打ち解けて懐いてるのはアンジーかもしれないね。
>>116 オクトパスガーデン見る限り
グレアムのサボタージュ期間は終わっちゃったみたいだし
なんだかんだで復活するんじゃないかなぁ
オクトパスガーデンが無ければ自分なりの解釈として「はみだしっ子」は完結してるんだけど あれで結末部分がよく解らなくなっちゃったな。 推測だけど、若い読者への影響を考慮して後付の形でオクトパスガーデンを描かれたって 事はないのかな?
>>121 自分もどっちかっていうとそっちの方なんじゃないかな、と思う。
「5時までに帰る」っていうのは、明らかに自分の意志で行動を
選択したことの表明って言うか……
連れ戻されてからずっと、「死ぬなと言われたから死なないでおいてやる」
「どこにも行くなと言われたから動かない」→無気力とも言うけど、
拗ねた幼児がその場にうずくまって動かなくなるのと似た状況だったんだろうな、と
「レッツ・ダンス・オン!」の時に自覚した「キャプテン・グレアム」っていう
立場みたいなものから、あのラストでやっと脱却できたんじゃないかと。
品行方正なリーダー的キャラを装ってたけど、その実態は「トリスタン」で見せてた
『無愛想でめんどくさがり、でもピアノ弾いてるときはすごく嬉しそう』なガキ、
だったわけで。
あの告白後、ジャックがどう動くかはわからないけど、少なくともグレアムは
本来の自分と向き合って生きていく気になったんじゃないのかな。
>>123 『無愛想でめんどくさがり、でもピアノ弾いてるときはすごく嬉しそう』なガキ、
だけが実態じゃないと思うよ。
「キャプテン・グレアム」も紛れもなく実態だったから苦悩したんだと思う
そうでなきゃ別に二重生活楽しんで高みに登ってほくそえんでればいいはずだから
グレアムは親父さんとおんなじで超がつく真面目な性格だったからね。 二重生活で高みの見物、なんて無理だと思う。 キャプテンなグレアムも宝抱えたガキみたいにピアノを弾くグレアムも どちらも本当のグレアムには違いないだろうけど、アンジーほど飄々と 二役を同時に演じることには慣れてないからねえ。 そのアンジーでさえバカ息子の時に「ドジやらかして」「全てオジャン」 になった位だから、それ以上に不器用なグレなら尚更…… ラスト近くのグレアムとアンジーは、互いに「ヤマアラシのジレンマ」に 陥ってるみたいに思えて、切ない。
アンジーはグレアムが自分を 被保護者としか見てない事に 失望してたように感じる ホントは対等のパートナーで いたかったんだろうな…
そういや、思い切りジャック(ロナルド?)に嫉妬してたよね、アンジー(笑) 自分はジャックに甘えていた(甘えかけていたのかな)のに。 やはり三原作品では、はみだしっこが一番人気なのかな?
>>127 一番人気というか、三原さんファンなら知らなくては!って感じかな。
そういう自分は「はみだしっ子」はもちろん大好きだけど、一番のお気に入りは
「ムーンライティングシリーズ」(サンズ含む)。
D.D.の「事勿れ主義だって重労働なんだぞ、馬鹿野郎!」にすごく共感を覚えてw
なんやら他人事と思えない親近感を覚えるというかwww
私は絶対「はみだしっ子」が1番! 他のももちろん好きだが この作品がなきゃここまで FANしてないと思う 実をいえば、あまり読んでない時 絵柄が好きじゃなかったのだ どうしてこんなに人気あるのか わかんなくていたくらいだった 友人の強い勧めでリアルタイムで はまれたけどね、結局
130 :
愛蔵版名無しさん :2009/02/16(月) 14:57:11 ID:WjkiGUwC
同世代のまんが家さんでも活躍している人はいっぱいいるのに・・・。 もう読めないなんて・・・。 思い起こせばはるか昔。まんが家の名前も意識せずに読んでいた頃から、 三原さんのはなんか印象に残ってて、他とは違うなと思ったものでした・・・ 絵柄はだんだん変わってきたものの、やっぱり好きなまんが家さんでした。
オクトパスガーデンを読んで思ったことは、『条件反射で卵を手にした』のが最後のジャックに真実を話したグレアム ってことはやっぱりあのときのグレアムには無意識にでも生きる意志があったってことなのかなと感じた 『サボタージュは今日限り』と言ったジャック きっとあの告白のあとジャックはグレアムが望む“3人”ではなくグレアムを含む“4人”の子供たちを当たり前のように守っていくんだろうなと感じました そうなったらグレアムは生きていくしかない。グレはまずは腹ごしらえをしたのですが、グレアムは何をしたんでしょうかね アンジーと昔のような仲を取り戻せていたら嬉しいな 話は変わるけど、はみだしっ子を知ったキッカケが、はみだし刑事(ドラマ)が好きだった為、たまたま古本屋で見つけた時に題名にものすごく惹かれたから。なんてのは自分だけだろうなw
>>131 はみ出し刑事って・・・知らん ゴメン
>グレはまずは腹ごしらえをしたのですが、グレアムは何をしたんでしょうかね
腹いっぱいにして貰ったのはジャック(&パム)なので
じゃあ今から お前らを 腹いっぱいにしてやるゼ・・・!
っと言うのはやはりアンジーなのか
グレアムが告白してからのあの家庭がどうなったのか?
家庭、家族として上手くいきかけていたのに・・・
>>131 はみだし刑事は柴田の臭い説教がアレなんでちょっとナー。
>>132 クレーマー一家なら、あの程度の嵐は乗り越えてくれる…
そんな風に考えていた時期が(AAry
>>131 > オクトパスガーデンを読んで思ったことは、『条件反射で卵を手にした』のが最後のジャックに真実を話したグレアム
あれ。違う風に解釈していた。
ラスト近く、自暴自棄的になっていたグレアム(オクトパスガーデンにおけるハンスト)、文庫版の第6巻後半で、ひとつだけ
グレアムが無自覚にも(ここ重要)明確に自分の意思を示してしまった(ここ重要)ところの比喩だと思っていた。
#無自覚にも、してしまった=オクトパスにおける「条件反射」
で、グレアムがかっこ付“真実”をジャックに話したのは「覚悟して」だから、
むしろオクトパスにおける生肉に手を出したシーンが該当している。
で、あの「つれていって」後半でグレアムが“無意識に”“思わず自己表現してしまった”のは、
「僕はフランクファーターにはなりたくないんだっ!」(ジャックにむかって絶叫)
>そうなったらグレアムは生きていくしかない。グレはまずは腹ごしらえをしたのですが、グレアムは何をしたんでしょうかね オクトパスガーデンの最後でグレアムは「生肉」に手をだしています。これ重要。パムの料理ではありません。 「生肉」の比喩するところは、それ以前、マックスがグレアムの真似をして加熱済み料理を捨てるところで象徴されています。 加熱済=文明側(大人の論理)、生肉=非文明側(子供の論理)です。 その解釈でいけば、グレアムはあの最後のシーンで、ジャックに屈服していません。 #だって、マックスが真犯人だって言ってないもの。 ##マックスが真犯人だと披露して「でも可哀想な子だから免責!」てフランクファーター的なロジックは大嫌い! #「可哀想な子だから免責!」が三原先生が大嫌いなのは、スキーのときの少女エヴァのときに既にでていましたね。 だから、私の解釈的にはという前提ですが、グレアムとしてみたらオクトパスガーデンの「生肉に手を出した」の意味は 「グレアムを含む“4人”の子供たちを当たり前のように守っていくんだろう」ジャックの下にグレアムが参じるのではなく、 「さぁて、一戦しましょうか」っていうグレアムなんですよ。 はみだしっ子は全然閉じていない物語です。 #文明・非文明の話は先生の後作でDDが「ゴミ箱を洗いたい」とかいうところで #文明・非文明の対比が出てきます。そういうメタデータベースな目で見ると面白い。
皆さんの解釈の深さに凄いなーと、ただただ思う。 私なんて、「何時の日か必ず。フルコース料理vs生肉をジャックに仕掛けてやろう。 でも今は体力快復が最優先。憤りを向けるのは元気になってから」という 俺達の戦いはこれからだぜendだと思っていた>オクトパスガーデン
オクトパスガーデンの「条件反射〜」は元牧師に腹を刺されそうになったGが条件反射でよけて生きることを洗濯しちゃったことでしょ
グレは寄宿学校に入るなりなんなりして、誰より早く家を出て、自活しそうだね。 そしてジャックとパムには、「とても堅苦しく好意をもっている」ままになるんだろ うなぁ・・・
寄宿はどうだろう… ジャックが目の届かない所にやるかな? ジョッキーの養成学校は寮生活だと思うからサーニンは家出るかもしれないね。 ふと、のだめヨーロッパ編のような音楽学校に入り直し、 父親の指導とはまた違ったアプローチでピアノを学び始めるグレアムを空想してみた。 曲者ぞろいの学生の中で「馬鹿騒ぎの渦中に飛び込むような」青春を謳歌して。
>138 節子。Gはゴキブリの略字だよorz
全身黒ずくめだししぶといし
オクトパスガーデンの最後で グレが手をのばした「魚」は その前頁で運ばれてきた「魚料理」 だと思うよ 「保存状況は良好」とあったし それより前のほうの頁で 「魚料理」を「魚」と略してたとこある 料理の仕方がおしゃれなのじゃなくなってるのは パムやジャックのほうの変化、より近づいた象徴だと思う ナイフとフォークもつけてないみたいだし 手づかみで食べるグレにあわせたのかも
学校云々の話になると、案外サーニンとマックスは寄宿舎のある学校に進むかも。 サーニンは騎手になるために家を出る必要がある可能性があるし、マックスは一度 孤児院で集団生活を体験して意外と4人の中では「他者と適度に折り合いを保つ」 ことを実体験として持っているので、意外と抵抗無く溶け込めそうな気がする。 反対にグレアムとアンジーは家を離れるのは難しそうな気がするなー。 アンジーはたぶん"家族"(&ロナルド)と離れるのをよしとしないだろうし、 グレアムは当面ジャックが自分の傍から−束縛し過ぎない距離を保ちつつも− 離さないように思う。 たぶん、ラスト近くでは彼が一番精神的に脆くなっていただろうから…
>>144 >反対にグレアムとアンジーは家を離れるのは難しそうな気がするなー。
と言うより ジャックが自分の管理下から手放さないだろう
この二人が(ジャック・パム的に)あまりに愛情を与えられていないから。
ん〜、今から育てなおしと言うか、 あまりに早熟過ぎてたからね、彼らは。
マックスにしたって、「つれて行って」初期のジャックとのすれ違いとか からして、簡単にはジャックが寮生活とか認めないだろ。サーニンが 親離れ子離れは一番早そう。まあ、いずれは皆出てくだろうけどサー。
マックスはグレアムが負傷した一件で一気にジャックと打ち解けた気がするよ。 事件最初の行き違いも、アンジーが仲介(弁解じゃなく、罰を望んでの自白だったとすれば?のくだり) して誤解は解けているし、お手伝いのサリーともマックスが一番上手くいってるし。 もっとも、彼はパムが離したがらないかもしれないけどね。
寄宿舎行きはありえないと思う 親の保護下のぬくぬくした環境から 社会に出るステップアップの場として 集団生活があるんだと思うんで (実際はめんどくさい、手のかかる子どもの 厄介払いの場として利用される場合もあるし 自ら親元からの逃避の手段として利用する場合もある) 彼らの場合、あてはまらないんじゃないのかな 今はとにかく受け取れなかった親の愛情を注がれなきゃ
普通に大学or専門学校進学で一人暮らしや寮暮らしならあるかもしれないけど、思春期ぐらいから養子にとった子達を わざわざ家においておかずに寄宿舎生活させるって選択肢はないように思うけどなぁ・・・ 血縁関係にない上に家族としてのキャリアも浅いんだから、普通よりも親密にコミュニケーションとるべきだと 考えそうな気がする。 皆が独り立ちするような年齢になった頃にはちゃんと今の家(とジャックとパム)のことを「自分の帰るところ、自分の実家」と 心から思えるようになってたらいいなぁ。
>>149 皆が独り立ちするような ウンウン、本当にそう思うよ。
はみだしっこは、何年かに一度は読みたくなる漫画です。
漫画というより小説っぽい(行間を読むとか) コマ間を読むとか
何だか 自分の思想を何となくさりげなく表現してますよね。
本当に、最後にジョディに何をさせたかったのか・・・
再三、議論されていた事でしょうが、もう一度聞きタイです
自分の考えは?
152 :
愛蔵版名無しさん :2009/02/26(木) 20:28:01 ID:z129NMyv
部屋の片付けしてたら、はみだしっ子トランプが出てきた。 絵札に4人のコスプレが出ているやつ。なつかし〜。 イラストがとてもキレイでございます。 美しすぎてトランプとしてはほとんど使っていなかった。
153 :
150 :2009/02/26(木) 23:24:41 ID:???
ジョディ的にビリーの存在は・・・の間違いです、はい。ゴメンナサイ
>>151 あ〜、何かジャックがアンジーに言ってた台詞ですよね、
”分からないことは素直に分からないと言いなさい”みたいな(笑)
やはり、あの作品に触れる事は、なんだろ、自分妄想になっちゃうのかな
幼児期、少年期におけるトラウマを処理していくのは大変な労力がいるし、
それを乗り越えられたとき、周りのサポートに恵まれていれば
ジョディみたいな 結末になっていただろうし、 本当に深い作品だよ。
〜ビリージョディ〜は巻末の、もうひとつのラストを読まなければ 結構きれいに終わった話だと思ってたと思う もうひとつのラストまで三原先生が描き切ってたら、正直苦〜〜い気分に なってただろうなぁ 愛の無力感って言うのかなぁ 作中に沢山の愛が描かれてるんだけど、どれも自分達で作った人工的な愛 努力の結晶みたいな愛で、それは時々勝手で傲慢ですらあるんだけど人間的な愛 けれどその沢山の愛達はビリーのイノセントな愛の前に 尽く敗北して行く 純粋過ぎてあまりに理不尽 ビリーのイノセントな愛=死、ってイメージかな そして愛は死に抗えない ジョディとビリーの純粋で硬度と透明度の高い宝石の様な愛の、美しく絶望的な光景で 閉じられる物語 怖いです
三原さんの作品には、愛情というものに関する問題提起が頻繁に登場するね。 登場人物が直接語らうこともあるし、行動で暗喩することもある。 (事実上愛していても)お前は本気で誰それのことを好きか…なんて聞かれたら、 わからなくなる…大人になったディーがトマスに語った事だけど、三原さん自身 常日頃その事を疑問に感じていたのかも、とも私は時々考える。 私自身、同じ問題を問われたら明確に答えられる自信がない。 「愛とは何?」…三原さんが一番答えを知りたかった問題だったのではないか。 ビリーとジョディの話も、その問題への彼女自身の模索・仮説の一つだったの ではないだろうか。
三原さんが、"愛"について常に疑問を持っていた とは思いますが、 と言う事は、彼女が幼少の頃に満たされるものを与えられなかったと言う事ですか? Xdayのディーが何だか三原センセに 何となくデスヨ! 被っちゃうのかなぁ・・・
155です。
>>156 後期の三原さんの作品では、ディーが最も彼女の疑問をダイレクトに語っていた
キャラクターではないかと個人的には感じています。
ただ、ディーの生い立ちの設定が三原さんとどの程度リンクしてるかは不明です。
つまり…三原さんご自身が幼少時や成長過程で愛情面で不満をお持ちだったのか
どうかについては正直なところ、まったく分かりません。
そういう体験がおありだったのかもしれませんし、あるいは周囲からは十分に
愛されているのに、ご自分の心がそれに応えられず…というギャップに苦しんだり
したということも考えられます。
または、ご自身は何の問題もなく育ったけれど、情報として虐待や愛情絡みの
刃傷沙汰などの事件を見聞きして
"本来健全な結果を生むべきはずの感情が、何故負の要素を生むのか?"
について深く考えるようになったのかも知れません。
(これはSONSのディーの"愛だけで何でも出来るなんて、気持ち悪くない?"と
いう言葉からの推測です)
いずれにしろ、当の三原さんがお亡くなりになられている以上は推測の域を
出ないですし、あまりそれについて詮索することは"良い趣味"でもないので、
我々はこの件については"想像するのみ"で留めておくべきなのでしょうね。
体験したことしか描けないんじゃ ミステリー作家は逮捕ものだw キャラと同じ体験したわけでもないのに こんなに共感し、感動し、思慮を深める 我々がいる 作家がどんな生涯を送ったか、は触れないでおこう 御本人はもう反論も同意もできないのだから
うん、
>>157 も、個人の詮索が良い趣味じゃないことは明言してるし。
作者の個人的な背景等についてはあまり想像を巡らさないでおこう。
このスレ大人の意見が多くて読むのが楽しい。 私自身、家族間の愛情についてシビアな意見を表明すると 「可哀想に、不幸な生い立ちなのね」と受け取る人が必ず出てくる。 仕事上、人間の感情の難しさについて話さなければならないことがあって、 あくまでもその一例として、 そしてそういう現実があるという認識を言っているだけなんだけどね。 みんながみんな「不幸な生い立ち」ではないのに、 三原順作品が多くの読者を持っているのも、 そのような認識への共感があるんだろうな、と思っている。
161 :
愛蔵版名無しさん :2009/03/02(月) 16:13:13 ID:gjyHmnst
>>131 >>134 わたしも条件反射で卵を手にした=フランクファーターは嫌だと、自分の感情を主張した事。
生肉に手を出した=ジャックに告白した(ふるえる手で)、と思った。
生肉か調理済みかはこの際おいといて、手をのばした事に意味がある、と思う。
外は雪、グレてる間もみなの愛情は保存されてるんだよ〜、と認識してた。
これだと前向きで明るい終り方だよね。
同じく 条件反射は「フランクファーターは嫌だ」と表明したことだと思う ふわふわ点描トーンって暗さよりは明るさ、 悪いことよりも良いことを想像するから 乗り越えられないはずの高い塀を越えて、サーニンのもとへ走るクークー という最終回のエピソードは グレアムもまた、越えられなかった塀をのり越えられたんだと解釈した
135の簡潔なまとめに感動。 グレアムが拘ってるのは社会的な罪と罰ではなく、人としての罪と罰だと思うから、 グレアムが殺人者と知っても自殺を許さないなら、生きることを納得させなきゃならない。 さあどうする?ジャック。って感じ。 しかしジャックがどう出るか自分の頭では全く想像つかない。 グレアムがこれで大手を振ってグレて自暴自棄になって、 殴られたり殴り返したり家出したり連れ戻されたり繰り返してそのうち平和になればいいと思ったりするが… 庇護下に入ることはできないけど、やっぱりジャックに期待してるし、甘えてるってことになっちゃうね
>>163 「生」じゃないんだってば!
これは135の大きな間違いだよ
134・135です。今更取り上げられるとは思ってませんでした。
あの後、はみ子を読み返してみましたが、Gが手をのばした保存された魚が
生肉なのか、魚料理なのか、はストーリー・絵柄からは読み取りきれませんでした。
よって、
>>135 の解釈については保留させてください
(今、転勤準備中で蔵書のはみを取り出して確認できません。すみません)
でも、 「僕はフランクファーターにはなりたくないんだっ!」がオクトパスにおける条件反射、
はみだしっ子は閉じてない物語、という解釈は変えていません。
ルドルフとか、DDとか、トマスとか、あのへんのキャラクタ造型に
消費過剰型近代文明と野生の思考型前近代の文明の対立、法律とか綺麗ごとの美辞麗句への態度、
とかの枠組みの共通感にグレアムの思考が生き残っているので、
はみだしっ子が大団円で終わったとは思えません。
>>165 生肉は 本当は親から与えられる無条件の愛情ってこと?
魚料理で、加工できるものは努力で補えるもの?
なんだ、アンジーは適当に料理作って美味しいって云われるものと、
生真面目に料理本通りにつくる、もちろん美味しいんだけど こういうのって
どんだけ、グレアムは可哀相な奴だったんだよ
黙祷。
サリン事件が報道されると、ああ今日かと思う
6月まで知らなかったからこの季節だという実感がいまいち湧いてこない
地震にサリンに、激動の年に亡くなったんだなぁ 黙祷
はみだしっこ&それ以前しか読んでなかったのですが (ルーとソロモンとかつまらなくて読めなかった) 最近「ビリーの森ジョディの樹」を読んだらすごくよくて そのあと読んだ「夢の中悪夢の中」もよかったので さかのぼろうとしたら「ムーン・ライディング」はつまらなくて 死にそうになりました。 よくわらない作家さんだ…
動物嫌いの人?
173 :
愛蔵版名無しさん :2009/03/21(土) 18:14:16 ID:/+YTKJIl
いや、動物は大好きなんだけど〜 なんだろう、モノローグが多くて独りよがりだとダメなのかな はみだしっこもそうだけど、あれは子供だし…。 いい大人(しかも男)がぐだぐだいってるのが鬱陶しいのかも。
イメージアルバムがつべにあった
Happy Birthday,Angie!!
てすと
けさの新聞で裁判員制度の記事読んでたら・・・ 殺人事件の被害者に、厳罰を望む遺族がいる場合と身寄りのない被害者の場合で、 心情的に量刑が変わる可能性についての考察をやっていた。 ・・・グレも考えていたなあって思い出した
グレは頭いいからね。 もうとうにジャックの年齢を超えているんだけど、いまだにグレの思考回路に共感しちゃう(痛いとわかり つつ)。 人生の、すごく初めの段階で、「望まれて生まれてきた」「この世に歓迎されている」「両親は自分の誕生 を心から望んでいた」そういう、自分の生に肯定的なバックアップをもらってないと、ちょっとしたことで、 「自分が死ねばすべて丸く収まるんだ」という思考回路に陥りがちになっちゃうと思う。 グレの自殺願望について、作者は否定的ではなかったんじゃないだろうか、と思えてならない。
セルフマーダーシリーズとか描いちゃうような作者だからな
別に自殺願望に対して肯定的って言う訳じゃなくて、問切り的に 「自殺はいけません!」と言うのは納得出来なかったんだろ、作者は。 それくらい生と死に対して突き詰めて真面目に考えてたって事かと。
181 :
愛蔵版名無しさん :2009/04/15(水) 01:06:23 ID:ugZY1IC5
>>178 もしグレが馬鹿だったら、
「僕を見て!」「僕のことを愛して!全面的に受け入れて」と必死なボダになってたかもな。
というよりマックスがボダっぽくなりかねない所があるんだけど(グレ達が
ボダが求める都合のいい誰かって感じで)、
でもマックスは見返りとかそういうのに関係なく、自発的に善意や愛情を発揮でいる
プラス指向を先天的に持ってそうだもんね。
マックスはグレアムのブルーカラーなのよ
まあグレは馬鹿だろ
マックスって鬱陶しいこと多いし、ものすごいトラブルメーカーだけど 時々偉大なんだよね。
>>185 そう思う。昔から4人の中でも人気なかった感があり気の毒なマックスだけど
(キャラ設定的に仕方ないところではあるが)
あの境遇下で、奇跡的なほど「普通の子ども」であり続けていたのはすごい。
おとなびてもひねくれてもいないし、良い子でも悪い子でもない。
グレやアンジーにとってはマックスのそういうところが「救い」だったんだろうなと。
無意識な願望も含めて。偉大なるイノセントというところかな・・・。
豚切りスマソ。 バイバイ行進曲が読みたいのになぜか見つからなくて、Amazonで買ってしまった… 愛蔵版を買ったり文庫版を買ったり、引っ越しやら結婚やらでなくなって買ったり…買い直す事、既に3〜4回(笑) マックス、好きだけどね。天真爛漫な子どもから悩める少年に成長していくさまが、いい。
自分が子供の頃は、「もうなにも・・・」でのサーニンがマックスに対して「お前ずるいよ」と 言ったのと同じような気持ちをマックスに対して抱いていた。 グレアムやアンジーの気も知らないで能天気な子だよなぁ、とか、ちょっと非難がましい気分で。 でも、自分が大人になってみたらマックスって途中からは「周囲が自分に期待しているであろうキャラ」として 天真爛漫に振舞ってたところもあったよね、とも思う。 養子先でなかなか馴染めなかったときにも気にしてない風に振舞って外で遊び回ったり、 グレアムが失踪したときにサーニンがクークーの死を知って引き篭ったときも サリーに励まされつつパムに対しては「明るく元気に」振舞おうとしてたし。 最後の方はグレアムよりもよっぽど大人だったのでは?とも思ってしまう。
何回も言われてるかもしれないけれど、 アンジーはロナルドに似てる。 案外、サーニンはパムにかさなる。 マックスは本当にジャックに似てるよね、多分 唯一、ジャックの思考範囲外だったのが グレアム と思うけれど ん〜・・・グレアムとジャックは上手いトコいってるんですよね
>>189 アンジーとロナルドは似てるよね。器用貧乏タイプ。皮肉屋のくせに世話好きのお人好し。
でもサーニンはジャック似てると思った。大雑把に見えて意外と繊細なところもあり、頼れるタイプ。
で、マックスはパムと似てる?天然愛されキャラというか、甘っちょろく見えてるけど芯は強い。
確かに、グレアムだけが異色というか、ジャックの周りに居なかったタイプなのかも。
グレアムは、「ロングアゴー」で、飛び級して周囲に馴染めず 気を張ったままの状態のロナルドと、家族と折り合いが悪くて 人を受け入れない雰囲気バリバリだったころのジャックとを 足して二乗wしたような感じなんじゃないかな。 ジャックにもロナルドにも、なんとなく覚えがあるような部分が あるのが、どうしてもほっとけないところなんじゃないかと
ジャックはサーニンに肩入れというか感情移入してたしね 頑固で自分を曲げないところがよく似てる マックスがそれを感じ取ってるあたりは本当に切なかった で、マックスにそれを指摘されてぎくってなってるジャックもすげえリアルだなぁと思った
マックスだけナースにキャイキャイされて 「慣れてるから気にすんな」ってコマが好きw
諦めでもヒガミでも妬みでも嫌味でもなくて 自分の立ち位置を理解してるんだよね 看護婦にはモテないけど動物にはモテモテだしなー
サーニンは頑固な雰囲気があるし野生的でちょっととっつきにくそうな所があるけれど、 少し見る目のある大人(マスター、牧場のおじいちゃん、ジャック)からすると、 すごくいい奴なのが分るし、不器用な所も応援してやりたくなる要素だろうし、面白いし 気に入られるだろうね。 マックスは、孤児院や学校のように外の世界での方が自分の良さを発揮しやすそう。 実は勉強できるし、ややワガママソツの無さにも乏しいけど対人性の強さがある。 家じゃだめ扱いされがちだけど、外では評価されるというのは、末っ子タイプたまに 見られるパターンだ。(もっともジャックもロナルドも末っ子だけどw)
サーニンは大人になれば立派な社会不適応者だと思うな。 グレアムは自殺してるか生きてれば廃人だろうな。 結局、三つ子の魂百までで人はさほど変われないよね。
アンジーとマックスは?
サーニンの最後のクークーへの決意を見てそれで 社会不適応者になってると思うのか本当に サーニンもグレアムもD・Dのような大人になってそうだなと思う
>>198 メッ!煽りは相手にしちゃいけません!
サーニン→D・Dは判るけど、グレアムはどうかなあ?
ルドルフくらい逞しくなってくれるといいんだけど。
グレアム→ウイリアム・ジョンソン・ジュニア
グレアムはXdayのDD達にいやがらせの様なリクエストを受けても 余裕で勝ち続けるピアニストがいいなぁ
Dance With Wolvesをリクエストしてトマスにフォークを突き刺されるムーンライティングDD
いい
保守
今日久々に読み返したらマックスの存在の大きさに気付いたよ。 本当にグレアムの支えになってたんだね……。 アンジーやサーニンは対等の相手になれるけどマックスは違うんだよね。 そのマックスの犯罪を「行われた」と告白したのは、 グレアムなりのSOSだったのかと思って今日もまた感慨深かった。 読み返すごとに発見があるなあ。
レッツ・ダンス・オンではグレアムが3人を捨てかけて 山の上に吹く風はではアンジーが3人を捨てかけて つれて行ってではグレアムが3人を捨てて行こうとし アンジーは必死に引き留め、つれて行ってと懇願する 年長組の二人は4人が4人で居るために色々と無理して来たんだよね 年少組二人が3人を捨てる時は新しいコミュニティへ入って行く為なのに対し 年長組が捨てる時は重荷を捨てるとか死を選択とかになるのが切ない
207 :
1/2 :2009/06/28(日) 21:30:34 ID:???
昨日、今日とで久しぶりに通しで全巻読み返した。 …そうしたら 「頭脳面ではともかく、感情面では一番トラウマから抜け出せずにいる子供」 はグレアムだったのか?という考えに行き着いた。 アンジーも最愛の母に捨てられたという過去を持っているけど、ロナルドに 懐いてみたり、グレアムの事件ではジャックに助けを求めたりと周囲の大人に 「子供として頼る」ことを割と抵抗なくやっている。 サーニンはクークーが召されるまで自分を愛していたことを知って、自身の トラウマ(愛する者に声が届かない)から解放された。 幼少期のトラウマが最も大きいマックスが、一番パムとジャックの子供として 甘えているのは多少意外だけれど、生来の性格的なものがあるのだろう。 彼はたぶん年相応に精神も肉体も成長しているとみていいと思う。 (長いので分けます)
208 :
2/2 :2009/06/28(日) 21:33:27 ID:???
(続きです) …で、グレアム。 エイダと和解して以後も時折罵られていた頃の苦い記憶が蘇ったり、実父母への 絶対的な不信・確執により、パムやジャックに心を開くこともなく、常に4人の リーダーであり続け……その期間が長すぎた。 彼はキャプテンである自分に慣れきって、大人を信じ、子供として頼ることを とうに辞めてしまっていたので… キャプテンを辞めると決心した時「生きていくダシ」にしていた3人から離れ、 死を選ぼうと……けれど失敗し…彼は方向を見失い内に篭もり…篭り乍らも考え、 そして最後には自らのトラウマ「他者に身を委ねられない自分」と向き合い、 それを克服することを決心し、トリスタンでジャックに罪の告白をした。 のではないだろうか?と、思ってみたりした今日の自分。 読むたびにいつも考え込まされる作品だなァと思います。はい。
行き着いたも何もそのまんま漫画に描かれてることじゃん…
でもそう読み取れるまで時間が必要なのさ。
でもつれて行っての後半のせいでグレアムが一番の問題児っぽい印象が強いけど マックスとかあのまますんなり行くかな? グレアムがあんな事になった元をただせばマックスも大きくかかわってるのに グレアム自殺未遂事件の辺りのマックスって自分から全然グレアムと深くかかわろうと してないんだよね 雪山事件の後グレアムに拒絶された時のトラウマで今の状態のグレアムとかかわると 自分の方がヤバいって無意識に逃げてるんじゃないかな そのまま気付かないフリで過ごせばグレアムやアンジーの望んだ通りマックスは 自分が人殺しだって知らないまま大人になれるかも知れないけど このままじゃ駄目だ、グレアムがどうしてこうなったのが原因が知りたいって 思う様になったら自分の罪に気付く時が来るかも知れない その時の為にジャックとかパムとかグレアムが用意したんだろうけど マックスの未来にはグレアム以上の地雷がまだ残ってると思う
というか裁判後のマックスは空気
マックスがもし一生忘れたままなら、マックスを気づかって誰も真実を告げず、 性格的にも普通の子寄りだから、平穏無事な人生を歩めそうな気もする。 グレアムにとってのマックス(の目の色)は希望と幸せの象徴だから、 あえてそれは変えずにいるかも?という思いもある。 グレアムがグレて、アンジーが迷走して、サーニンはクークーの死のダメージを受ける中、 ジャックは彼らを、時間をかけてこちら側の世界に戻そうと試行錯誤。 一方、マックスは必死に自分の気持ちを盛り上げて、心配性のパムを気遣い、 「皆が帰る家」を守ろうとしているようにも見える。 地味だけど、当時他の三人には出来ないことだとも思えるわ。
「クリーンでイノセントで何にも知らない幸せな子でいてほしい」って グレアムによる自分の扱いに一番傷つくのマックスだと思うんだよな… というか、グレアムは自分が事態をリードする守護者でいたかったあまりに とてつもなく無神経な振る舞いを、自分を気遣う人達にしている 救いは、グレアムのことは大好きなままではあっても、事態が煮詰まりきる前に そんな扱いやだ!自分だけ何にも知らないのやだ!と義父に対して 自分はこうしたかったんだよ、と義母に対して ちゃんとぶちまけられる子だったってことだと思う 隔離させられていることをうすうす知りながら一生懸命「かわいい息子」の役割に ハマろうとしている時に、サーニンにお前はいいよな能天気で!と糾弾されながらも 平静でいようとする 息子の役割を忘れちゃダメだと逆に主張もする 実はマックスはかなり成熟した精神の持ち主だ
マックスはな‥ 可愛い弟分なのですが ”可愛さ”は余ってしまうと変質してしまうものなんです
>>215 なんつうか…精神年齢で言ったらグレアムが一番幼いだろ…って感じがヒシヒシとするw
一番青くて一番視野が狭くて、「僕なんか死ねばいい死にたいほっといてくれ」と言いつつ
思わせぶりな言いっぱなしの問いかけを兄弟にも親にも親の友人にもして
出来っこないのに「殺していいよ」と殺人事件の被害者遺族の傷をえぐり
人の見てる前でハデな自殺
一番ほっとかれないように仕向けるリアル中二病(14歳だし)
でも好きなんだけどw
視野の狭い絶望感に悩んでる時期の子供にとっては偶像キャラだよねグレ
精神年齢はみんなガキだろ ひねくれてるだけで成熟してる訳じゃないって事を自分達自身も知ってるし 一番順調なのはサーニンじゃないか 恋をしてないマックスは彼女が死んでショック受けてるサーニンに 家やジャックとの約束の方が大事って言っちゃうお子様だしな
それぞれしっかりしている所と幼い所があって 誰が一番大人とか子供っぽいとかという序列には適さないと思う。 マックスは、甘ったれな所もあるけど、 実は周囲が思ってるより、周囲に気を使ってたり敏感だったりするよね。 グレアムのおじさんへの態度も、自分が美味しい目を見たいというより、 グレアムのおじさんがいい人で、そういう彼に対する善意だろうし、 また彼といい関係を保つことが、仲間のためにもなるような所がある。 一方で、グレアムの苦労を見かねたサーニンがああ言うのも理解できる。 それから、外の世界での適応性は一番ある。 孤児院時代も、成績よかったしブラッドから好かれるというのは何か 良さもあったのだろうし、養子縁組後もボスの座に収まってるw 当初のエイダへの対応、ヴァトゥを見捨てまいとする所ほか、 善性の強い子だと思う。 でも一方で、グレアムに比べると考えの幼い所もある。 未熟な所や欠点もあるけれど、実はそれなりに頭よさそうだし、 ナチュラルな性格の良さもあるし社会性もあり、バランスの取れた性格だ。 ただ雪山の件がな・・・・
マックスは一番『理想的な子供』だからね、一見……。 孤児院でよく引き取られなかったな。
>>217 サーニンまであそこで出て行ったら収拾つかねーもん
むしろサーニンに変な同情するより家のこと考える方が大事
マックスは空気読めてるよ
雪山の事件の事をマックスに打ち明けりゃあいいのにな 窓のとおくで被害者の家族達に憎むべき相手を憎ませてやるべきだって 言ってたんだから 真犯人の代わりになろうって言うのは傲慢だって自分で言っておいて マックスを庇い通そうとするのが矛盾してる 人を撃ち殺した人殺しでそれは悪い事だったけど、それでもお前を愛してるって 言ってやれば良かったのに でもそれを言ってたらマックスはどうなってたのかなぁ 罰せられる事はなかっただろうけど、アンジーが頭を撃って死のうとしたみたいに グレアムが入水自殺しようとしたみたいに、皆の荷物になる位なら死のうとしたのかな でも案外マックスは図太いから生きて行く理由を上手に見つけるのかもな
結局、グレアムにとって雪山の事件は、 自分が死ぬために都合のいい理由として 利用してるだけにしか思えないね。
>>222 自殺は大罪だからこそ、他人から納得してもらえそうな理由付けが必要なのかもね。
おばちゃまはグレアムに目をあげたいという遺言を残して逝ったけれど、
エイダは「病気が苦しくて、自分を見捨てて逝った」と冷静に認識し、
グレアムに伝えている。
けれど、グレアムは自分を愛してくれた人の死を乗り越える前に
雪山の事件に遭遇してしまったからね。
グレアム父の死のエピと言い、エイダが可愛く見えて仕方がなくなる。
>>220 マックス=今自分が守らている居る巣を守ろうとする=子供
サーニン=新しい巣を作るパートナー(女)の所へ行く=自立への一歩
男には親兄弟を捨ててでも女に走らなきゃならない時があるのさ
その時、ここは僕が守るからサーニンは行って上げて、と言える位
マックスが成長しててくれればな
グレアムは今から自殺しようって時にサーニンにクークーの死の真相が知りたければ
私立病院に行ってごらん、って背中押してやってるし
サーニンはちゃんと自分で帰って来たし
マックスはまだ新しいボスのジャックの言う通りにする、いい子でいる事に
必死になってる感じ
11歳の子供にどこまで期待してるんだ
エイダ父(グレアム叔父)が好きだ。 ただの単純に真面目ないい人ではないし。 もっと嫌なだめな人な方がグレとしては、雪山の件に関して気楽だっただろうけど。 周囲の人がいい人で愛情があるほど、自分の持つ負い目がつらくなるのう。
マックスが子供でいい子であろうとすることは別に非難されるようなことでもなんでもないよな 大体サーニンはクークーの死を知らされて衝動的に飛び出しただけに過ぎないし だからグレアムのこと思い出して帰ってきたし マックスはクークーのこと調べてたジャックやグレアムと違ってクークーのことなんて忘れてただろうし いきなりサーニンが泣いてて「は?何?」って感じだろ 二人とも家のことを必死で守ろうとしてるだけだよ
>>226 ごめんごめん
でも三原先生、四人を結構本当の年齢より大人に書いてるからさ
でもさ、雪山の事件はグレアムが10歳位の頃に起こったんだぜ?
死体を前にして途方に暮れながらマックスを守ろうとしたグレアムとアンジーと
つれて行ってのマックスが同じ年頃になった事を考えると
マックスが余りに末っ子バリバリで甘えててさぁ
お得な子だよ、とは思う
>>229 四人でフラフラしてた時と「家」が出来てからとじゃ求められる成長度合いが
全然違ってくるだろ。他に頼る者も無く保護者的役割を担ってた当時の二人と
一応は安住の地を手に入れた状態で、しかも末っ子のマックスを同じ位の
年齢だからと比較するのは正直フェアじゃないのでは?まあ、マックスに
甘えんぼ気質が無いとは俺も思わんけどナー。
>>230 年齢が近いサーニンは非常に自我が強いし、大人とも対等でいようとする子だから、
もしマックスまで自我が強い子なら、パムは誰を可愛がれば良いのかとw
何処へ行っても緩衝材的役割を引き受けてしまうマックスは、あれで良いと思うな。
という私は昔からサーニンが好きだけどw
グレアムが告白した以上、マックスが実行したのはいずれ分かること。 それを知らされるかは分からないけど、万が一知れてもいいと思ったから言ったんだろう。 マックス本人のキャラクターは弱いけどものすごく重要な立ち位置にいたよ。 あとマックス、致命的な皮肉が無意識に得意だね。 「どうして僕たちの時には言わないの?子供たちはこんなイタズラが好きだから…とは」 とかもし自分が言われたらと思うと。
>>232 そういうセリフを、本人は皮肉のつもりじゃなくて「素」で言ってるから怖いよな、マックスは
あのトウモロコシ畑の御主人は、あのマックスのセリフを聞いてどう思ったんだろうな……
「孤児院の子がいいわけがましく!」みたいな反応だったんだろうか
>>233 まあ、偏見が誰かのたった一言で解消される!なんて御都合主義は
三原ワールドでは有り得んからナー。
言ってすぐ乱暴に扉閉めて出て行った様子からみると 皮肉とか素って言うより、一種の弾劾だよ でも自分は言われたらちょっと鼻白むけど、 孤児院の子供は盗み聞きまでしててきめぇ、どうせ子供だから怒られないと思って 犯行に及んだのか、なおさらとんでもねぇガキだな! と思うな しかし親付きの子供を許した畑のご主人は寛大だな、自分だったら親がいようが 孤児院の子供だろうが許さん 畑を荒らしたり万引きするガキはそれを イタズラと言って許されようと思うな、犯罪じゃボケ!と言うべき
>>自分だったら親がいようが >>孤児院の子供だろうが許さん 畑を荒らしたり万引きするガキはそれを >>イタズラと言って許されようと思うな、犯罪じゃボケ!と言うべき これならこれで良かったんだよナー、マックス達からしたら。 「孤児院の子だから」というダブスタにマックスもミッジも傷ついてたんだし。
>>231 >何処へ行っても緩衝材的役割を引き受けてしまうマックス
基本的に善意の子だからね。確実に仲間の役にたっている。
時々了見がお子ちゃますぎてむかつくことはあるが。
いや年齢的にはお子ちゃまで当然なんだけどさw
マックスはグレアムとは別な感じで、ためこむ所はあるんじゃない?
能天気な甘えっ子のようだけど、実はいろいろ気を配ったりしながら明るく振舞ってて、
だから案外周囲に察知して貰えず、周囲が思ってる自分と自分との間にギャップができる。
ごく自然にいい子であろうとする一種の理想主義者なだけに、不条理な現実との間に齟齬ができてる。
だけど単純な了見になりがちでもある。
その点グレアムは単純に行かない所を心得てて、それが良く出るケースもあるし、
思考の迷路にはまり込んでしまう風に出る所もある。
その点、マックスは良くも悪くもどこかで爆発・発散させる。
でもって、「奴らが消えた夜」でのマックスは、緩衝材的な役割を離れ 生き生きとしているようにも見える。 愛情面では、四人組の存在が大きいけれど。
トリスタンでのグレアムが兄貴の役割から離れて 生き生きピアノ弾いてるのと同じだな
それは言えてる
そう言えばサーニンも裁判終了後、 「グレアムは今までいろいろ我慢してきたんだから、 自由にしてあげよう」のようなことを言ってたね。 サーニンとグレアムは地味に相性がよい。
サーニンは狼が来たら守ってくれるからな
満月になったら自分も狼になるしナー 「サーニン!帽子!」 「ガオオ…アオーン!」
全編通して一番冷静にグレアムを見てるのはサーニンなんだよね 初期からそうだった
そんで一番取り乱すのはアンジーな。 逆にアンジーはあんまり他に心配をかけないな、あれで。 せいぜいキャプテングレアムのときとバカ息子のときくらい。 サーニンが大人の対応なのが良かったな、バカ息子は。
グレアムがサーニンにジャックが嫌いなのか聞かれた時の とても堅苦しく好意を持ってるよ 困るね うん困ってる って言う会話がいいんだよなぁ サーニンとは繊細で大人な会話が出来る アンジーはずっとグレアムに頼って欲しいと思ってるのに 何故かグレアムはアンジーには鈍感なんだよなぁ 頼ってるからこそ鈍感になるんだろうか
>>247 鈍感ではないと思うよ。
ある意味、甘えからくる八つ当たりというか……。
心配するアンジーに「うぜえ」という態度を取り続けたのも
そうやって傷つけても大丈夫な相手だというある種の信頼があると思う。
距離感の問題かね サーニンは遠くから見守ってる感じだが アンジーは「俺も頼れよ!頼れよ!」オーラを出してるし 死にたがりの後期グレアムにはめんどくさい存在だろ
AもGもお互い大好きで大事に思ってるけど、考え方がものすごく違うからな。 通常だったら考え方の違いで共存できるけど、 現実にものすごく深刻な問題がかかわってきた時には、相手のためを 思って言ってる意見が言われている方に受け入れ難く、 真剣に向き合えば結局傷つけ合うような関係じゃないかな。 Aの立場の方が切ないのう。
思春期にはおかんとかウザイからな。仕方ないさ。
でもアンジーがグレアムに頼ってほしいって言うの外伝のG編にはもう出てて グレアムは淋しがってる人間がいる事は知らないんだよね そしてこのG編で既にグレアムは一人で行く事を考えて居ると言う そしてサーニンは内面を出さないグレアムを気遣っている だいぶ初期の頃から最後のグレアムへの流れは考えられてたんだろうな
>>252 あれって雪山の件の前の話になるのだろうか、後の話になるのだろうか
>>253 残骸踏む音の後1976年22号ってリストを見るとあるな
そして門の鍵を挟んで山の上に吹く風はは1977年5号から
>>254 ありがとうございます!
ということはグレアムは、マックスの件がなくてもどっかに行こうと
思っていたのか。
でもって、クレーマー家に引き取られて、グレアムの件が深刻かした頃に、
アンジーがグレアムに抱く「連れていって(どこかへ出て行きたいのなら、一人で
行ってしまうのでなう自分も連れて行ってくれ)」といった気持ちも切ないのだ。
レッツ・ダンス・オンの時も グレアムは ボク一人なら?みんながいなければ? とか考えてたよね
グレは3人のことは好きだけど、自分のことを異端、泥棒で人殺し、とか思ってて 「どうせ世間とは馴染めない、ひとりでどこかへ行ってしまいたい」という衝動と 「こいつらを守らなきゃ、そのためにしっかりしなきゃ」というブレーキとで なんとか本人なりにバランスをとっていたんだと思う。 それが、雪山事件で「自分がマックスの尻拭いを」という自分なりの大義名分のもと、 一気に「どこかへ行ってしまいたい(死にたい)」「行かなきゃ」に傾いたんじゃないかな。 それでもかろうじてブレーキになっていた3人に対する責任感も、 養子になったことでお役御免だし、どんどん「行きたい(死にたい)」>「守らなきゃ」に・・・ 「つれていって」のアンジーの気持ちやもどかしさはほんとに切なくて見てて辛い。
「つれていって」はアンジーの気持ちだという解釈が普通なんだな… 「つれていって」は「行く」ことを望んでいるけど結局どこへも行けないグレアムなんだと思っていた。なんとなく。 自分にはアンジーは「つれていって」というより引きとめようとしているように見えるせいかもしれない。
もちろん「つれていって」が基本的に該当するのはグレアムで その前提の上で、アンジーがグレアムについて言っている「つれていって」要素を このスレで語っている。
>>259 の後半の言い方が悪かった。
グレアムが「つれていって」となんらかの世界へ行くことを望み
まあいろいろ深刻なことになっていて、
それでアンジーの方も「お前が行くのなら自分も連れていってくれ」といった気持ちを持っているということで。
復刊ドットコムさんからメールが来ました。
CDで再販されるのかな?楽しみです。
復刊ドットコムをご利用いただきありがとうございます。
おめでとうございます。
下記のリクエストの投票数が300票に到達しました。
登録No.11601 登録日時 2002/08/12
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ジャンル : コミック
書名 : サウンド・コミック・シリーズ はみだしっ子
著者名 : 三原順/谷山浩子
出版社 : キャニオン・レコード
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ttp://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=11601
CD再販かー。 あのレコードは正直げふんげふんだけど。
谷山浩子なら「もうひとりのアリス」と「透明なサーカス」を再販してくれよ!頼むよ! ってのはおいといて、まあ、いろんな周辺出版物がすくい上げられるのはいいことだ。
まあ単なる300到達の自動送信メールだから交渉開始もしていないんだろうけど 運営ポリシー変更で「復刊成立実績のある出版社と優先的に交渉します」「票数はその次に重視します」 みたいなことを言っていたから、両方を満たしている作品はかなり有望でしょうね
>>262 これ前から欲しかったんだけどどういうふうにげふんryなのかkwsk
ルーソロのイメージアルバムも出てたんだよね
>>265 あったナー、ルーソロのレコード(未聴)
はみのレコードは谷山のラジオで
一曲だけ聴いた事があるけど(ry
誰もかれもようつべを見られると思うな
セニョリータ、皆が隠語を使ってる理由を考えたまえ せめてヒントを書く程度に留めておくれ
なんでアンジーのがないんだ???
全部ある
>>272 検索不足でした…どうもありがとう!
二十数年ぶりに聞けてうれしかったです
お礼とかばかなの?死ぬの?
ああ、グレアムが2chに書き込むとしたら 鬱の時→超オサレポエム超長文超連投乙 もっと鬱の時→(一行レス連投)死のう・死にたい・もう十分だよね・神様、もう死んでいいですか・ バイバイ(その後も連投)・お義兄さんのところにお詫びに今から行くよミス○ェルブ(ry・今薬飲んだ・ 今から首吊る・ごめんねマッ○ス・ア○ジー本棚の「ペンギンの殺し方」はお前に・サー○ンぼくの 死体はオオカミにやってくれ・さよなら(その後も連投)・ねえ神様?ボクは引きとめの言葉はいらない ただ一度救いの手が欲しかっただけ…(もちろんその後も連投) 攻撃的気分の時→お礼とかばかなの?死ぬの? もっと攻撃的気分の時→ジャック・クレーマー殺害予告→タイーホ って感じなのかもしれないねえ
>>275 あまりにクドイ書き込みにげんなりした誰かが
人生相談板か哲学板に誘導して、そこで励まされるか、
思考の迷路に突入させられて、自殺するエネルギーを吸い取られるかという
ネット廃人生活が待っているような気もする。
グレアムは他人から論破されるのは嫌いだけど、
他人を論破する事に執着しそうだからw
違法なうpにお礼とか馬鹿なの?魚食うの?
4人の書き込み見てええええええ マックスは教えてちゃんでうざがられて サーニンはロム専かな
アンジーはニコニコのやってみたシリーズでアイドルになる。
>>279 料理動画のプリンス「RMA」
RMAさんってホントうまいよねー見てると「塩・適当」「砂糖・まあ好きな味で」
「ワイン・ドボボ、ぐらい」「ぐるる〜っとかき回してこんぐらいの泡になったとこで火をとめて」
とか言って適当にやってそうなのにすげーうまそう
作ってみたくなるけどどうせこんなに手際よく出来っこないんだ自分
ところでRMAって頭文字?なんかの略ですか?
実はリフェール・マイ・アンジュの略
ガールフレンドにオフラインで同じこと訊かれて、素直に教えて爆笑されてから
絶対種明かししないことを自分に誓った……
ヤフオクの原画色紙、結構な金額になったな
みんな欲しいが、あの値段じゃ手を出せない!!
283 :
愛蔵版名無しさん :2009/08/12(水) 12:31:46 ID:J4YOs5mR
番外編のグレアムの料理話にあった、 「ジュースは、直接中に氷をいれずに、 ジュースを入れた容器を氷につけて冷やす」 は、子供だった自分には、目からウロコだった
大人になってもそんな手間かけてないけど。 でもアンジーの真似してマンデリン頼んだりはした。
お家で飲むジュースなんざ粉末ジュースと相場が決まってた身としては、 放浪生活の分際で生ジュースとは贅沢な!と(ry
本編より番外編が好きかもしれない 料理教室はベッドルームの天井がやたら高くて豪邸だった あの朝食、パンはうまそうだけど塩気(目玉焼きかソーセージ)が欲しいと思った…。
氷にジュースはむしろ意味不明だったな。 冷蔵庫に入れておけばいいじゃんw
>>287 ラックにそのまま入るタイプのスリムポットがない場合、庫内の棚に入らないんだよ
スイカが丸のまま入るレイアウトの冷蔵庫ができたのもわりと最近だから
クラシカルなガラスピッチャーがそのまま入る高さの棚の製品はなかっただろうなあ
そして、もしそういう現代的な冷蔵庫があったとしても、契約現場に来もしない保護者
(=グレアムのおじさん)の保証ひとつで子供4人が入居でき、いつでも引き払えるような
ぁゃιぃ物件に備え付けられてはいないだろう……
そんなのは別の容器に入れ替えればいいだけで・・・
定住生活じゃないんだからそんなに色々ものがあると思う方がおかしいw
>>288 もしも入る冷蔵庫があったにしても3人がテーブルに着くのが遅いから
氷漬けにしたのかもな
>>287 グレアムによると起こしに行かなきゃ3人は起きないらしい
起きてから冷やしたジュースをグラスに注ぐのが普通かもしれないが
テーブルセッティングを見せつけたかったらしい
だけど結局オチは「食いたい奴は食え!」 …あれには笑ったなー あと、手絞りのフルーツジュースは変質しやすいので、 氷とかで急激に温度を下げた方がおいしい 冷蔵庫に入れても、冷たくなるのには結構時間がかかるからね ビンやカンのジュースでもそうだけど、氷水の中に突っ込むと びっくりするくらい早く冷たくなる
ていうか、今見たらちゃんと冷蔵庫で冷やしてるね。
>>292 今読んだらジュースを冷蔵庫に入れている描写があった!!
「しっかり冷やしとくれよ」とグレアムが言うと
ペンギンが四角いジュースタンクを手にかけて冷蔵庫のラックで「あーい」と返事
とりあえず冷蔵庫に保存してから氷漬けにしたらしい
最後にはあれだがグレアムは細かいな、アンジーも細かそうだけど
サーニンとマックスは最初から缶ジュースかもしれない
>>293 そうだな、見たよ
氷で冷やしたのは、 テーブルに置いたあと、みんなが食事するまでに、ヌルくなるのをふせぐためじゃないかな? (昔のミスター味っ子のステーキ勝負での「焼いた石をいれたボッチのついたステーキ皿」みたいな感じ)
ま、冷やした上で更に氷に漬けたかったんだな なかなか起きてこない可能性も含めて
あと「これだけやったんだと見せ付けてやりたいから」だな。
今になって解釈すると ペンギン達は、 「自分の努力に対して、その報酬は自分に還元されるべき」的な グレアムのダークサイドな内面の現れだったのかもしれない
この前BSでやっていた南極物語を見たら
オクトパスガーデンを思い出した。
>>286 同意。おいしそうだけど
目玉焼きがあれば完璧だね。
アンジーがロナルド宅で作っていた夕食も美味しそうだった。
>299 わたしはミスフェルブラウンのお友達の家で作ってた グレお手製サニーサイドアップ 食べた〜〜い .... 嫌味の言い合いしてる内に 駄目になってしまったけど....
301 :
愛蔵版名無しさん :2009/09/17(木) 11:45:16 ID:fdo6ZDDs
サーニンお誕生日おめでとう!
サーニンおめでとう
配達員「ミスタートーマスに、小包のお届け物です」
実は一番いい男になってそうだな。
実はも何も昔からいい男
激しく同意。 だけど、昔から好きなのは、ダメダメなグレアム。 …だめんずだな、私。
サーニンは衛生面で問題があったろ、昔は。 いくら中身が良くても最低限の身だしなみは必要ですだよ。
10歳未満の浮浪児だということを考えれば最低限の身だしなみも何もない気がするがなぁ クレーマー家に入ってからはさすがにパムにしつけられただろうし
クレーマー家に入ってからは改善されたろうナー。ただ、それ以前は… 「サーニンのメモノート」でグレアム伯父に一人だけ 散髪しとけとか今晩中に風呂に入っとけとか散々注意されてるのはヤバす
そう言やサーニンのメモノートの間取りが確かなら サーニンとマックスの部屋の間にお風呂があるんだよな 風呂に入る入らないは子供達の自主性に任せられているとすると サーニンは怪しいかも‥‥ でもさすがにエルの世話した後は臭いだろうから シャワーぐらいは浴びてくれると思おう
元はと言えばお風呂で溺れたマックスを見て サーニンが風呂入らない宣言しちゃったんだよね 溺れたマックスの方がトラウマでなら分かるんだけど
312 :
愛蔵版名無しさん :2009/10/02(金) 12:18:20 ID:ilE9IfYs
保守
313 :
愛蔵版名無しさん :2009/10/14(水) 17:56:52 ID:Lep8AEt6
久々に読み返した 4人がばらばらになった後のグレアムとマックスの再会シーンは何回読んでも泣ける 断トツ不人気のマックスだが私は昔から好きだ 一番感情移入できる
4人それぞれみんな好きだけどアンジーが一番好き ああいう人が好きなんだ。みんなのために敵地まで一人で乗り込んでいくような アンジーが。 背中でかばって「お前らは先に帰れ」っていうような人が。 自分の言葉にも他人の言葉にも、多分一番傷つき易いのがアンジーじゃないかな そういう意味ではグレアムの方がよほど強い気がする グレアムは内向してっから、他人の言葉を引き込んで自分の中でかきまわして 遊んでると言えなくもない。そんな複雑怪奇なグレアムも好きだがw マックスは傷ついてこじらせると一番やっかいだけども、きっかけがあればすぐ治るし (自然治癒力一番高し)、サーニンは周囲がいつも気遣ってさりげなく回復してくれるし (他パーティみんな賢者且つ賢者たちからモテモテアイドル状態)、でもアンジーは 口は悪いわ強がるわ、強がってるのを知られることすら嫌がるわで、自己治癒力も低いし 周囲もなかなか手を出せない状態。手負いの獣かお前は。 だからフーちゃんみたいに辛抱強く見守ってくれる人がいると安心なんだよね。 正直、フーちゃんがいなかったらアンジーはもっとヤバくなってたと思う
そう!フーちゃんの存在はアンジーにとってかなり大きいね 大人になってしまう前にフーちゃんに出会えて本当によかった 精神的な立場で上でも下でもない、近すぎることもない絶妙な立ち位置にいて見守っていてくれる大事な人だと思う
三原先生の漫画を読んでいると メイプルシロップをたっぷりかけたワッフルとか バターをたっぷり染み込ませたトーストとかをやみくもに食べたくなって困る
今どこの少女漫画誌も とにかくセックス漫画ばっかりじゃねーか。 そこまでいかなくとも恋の漫画ばっか、もしくはウーマンリブ系。 クソばっかだよ。アダルト雑誌じゃないの?て見まごうようなクズ漫画ばっかり。 今に比べりゃ、昔はほとんど奇跡のような偉大な少女漫画家が いたんだなぁ。
三原さんに限らず、 昔の漫画家さんの方が、 お話作りの能力が高い気はする。 大風呂敷とかゴージャス設定とかでなく。
少なくとも他をけなさないと褒められないような作家さんではないよ
話の深さや巧さもなんだけど三原さんの描く表情も好きだな 俺は俺を生み直すののアンジーとか あと頑なに決意めいてるときのサーニン全般が好き
グレアムはあの後どうなったの いつか行くと言っていた凍った大地へ行けたのかしら 他人のことなぞ考える余裕すらない 自分のことしか考えなくてよい地に?
323 :
愛蔵版名無しさん :2009/10/19(月) 13:31:13 ID:fSYikEVu
グレアムもちっとは成長したので、そんな場所は空想の中にしかないのは学習しました。 で、今はタコ部屋のなか?
グレアムって成長したといえるのか、あれ たとえ父と決別できても、エイダと和解できても、基本値が変動しないとでも 言うのかなぁ マックスなんかは自分らしさを失うことなく、世界にあれもある、これもある ってのを覚えていってるように見える サーニンもシマシマシャツ来た頑固な子〜な軸は変わらないけど他の服も 着るようになってます、みたいな アンジーは周囲を引っかき回しながら経験つんでる、自分と他人を同じだけ傷付けてw だがグレアムって誰かとあたらしく知り合おうが、誰かと闘おうが、童貞捨てようが 成長したとか経験つんだって思えない 実父が生きてた時はずっと同じ円の上をグルグル回ってた感じだけど、実父が死んで からは円が螺旋になって、実父のあり地獄の底から螺旋階段で上って行った… ようではあるんだけど、グレアムの視線はいつも螺旋の底ばっかり見てるっていうかなー 悪い意味で自分を変えようとしてなくね? 「ボクはそういう人間なんだ」といつまでも思い続けてる…いやむしろ そうでありたいと願ってさえいるような気がするんだけど そうでなければあんなラストないと思うんだけど。あれが成長といえるの? 荒廃じゃね?
生ける屍じみた生活から脱して一歩踏み出したのが成長でないと言うなら、
一体どんなのなら
>>324 のお眼鏡に適った成長と言えるのか是非御高説を(ry
>>325 知らんよそんなの。別に自分のおめがねにかなってないから成長してないなんて
言ってないだろ
ていうか
>>325 はあのラストのグレアムがどのように成長したと見るのん?
気狂い廃人から一時期抜け出したように見えても、結局グレアムは
世界から己を切り離すつもりでいたとしか思えなかったわけだが
>>325 には、あのラストのグレアムは良い方向に成長したように見えたんでしょ?
それをぜひ教えてほしい 自分にはマジでわかんない
ラストのグレアムが生きる希望に満ち溢れたように見えたのは何が理由で?
自分
>>325 ではないが
喧嘩腰というか相手を小馬鹿にした感じで意見を言い合うのはよくないよどっちも
でも精神的な成長度合いが他の3人に比べてグレアムはあまり見えないというのは私も思うよ
アンジーは完全にグレアムに引っ張られてるし
でも年少組の二人は事件を知らないんだからすくすく(?)育つのは当たり前かも
自分の解釈では三原先生が亡くなった時にグレアムも 一緒に死んだんだと納得したけどね、皆さん色々受けとめ方 は御座いましょうね。
>328 その解釈はいいね 今まで考えたことなかったけどすごく納得した
行動面だけ見ても、グレアムに成長というかいい変化は感じられたけどな ラストでジャックに雪山の件を告白したのは、グレアムにとって賭けだよね? 結果がどうなっても構わないというやけくその賭けだとしても、 どうせ結果はこうなると決めつけて賭けにも出ない何もしない どん底のときよりは希望が見えると思う 精神面でも、グレアムが雪山の件でジャックの判断を仰いだ (ジャックの判断にグレアムが従うかどうかは別にして)時点で、 船のキャプテンはジャックになった=航海を続けるために 生きるためのダシだったキャプテン役から降りて一船員になることを 選んだグレアムに、成長がないとは個人的には言いたくないなあ 長年馴染んだ役割ってほとんどアイデンティティになってるから、 手離して新しい役割を模索するのってすごく辛そうだしさ
>>326 少なくとも、ラストのグレアムは「生きる希望に満ちあふれたように見えた」って感じじゃ
ないと思うけどなあ、誰にとっても
ただ、それまで「死ぬなと言われたから死なないでいてやる」レベルに無気力で
抜け殻状態だったのが、これから多少なりとも浮上していくきっかけというか、
片鱗みたいなものを覗かせたのがあのラストだった思う
グレアムの成長はマイナスが0になった感じ まあしょうがないから生きてやるか、ってところまで上がってきたんだから そのうちプラスにもなっていくんじゃないの グレアムはあーだこーだ言いながら無駄に長生きしそう
★ピアノがとってもうまくて、レシピどおりの料理が作れ(地味に偉いと思うんだ)、堅実なコネを持ち ★酒煙草ドラッグは美味しくない好きじゃないなんでもいいと言いながら欠かさず ★いつなんどきでも、自宅のベッドで酒飲みながらレコード聴いてる時でさえネクタイ締めて三つ揃えを着こみ ★文学・ジャズ・クラシック・オペラ・ヨーロッパ史あたりのうんちくは時と場合と相手とその機嫌を選ばずマシンガン ★ちょっとほっとくと些細なきっかけ(トイレットペーパーが切れたとか)で際限なく落ち込み ★落ち込む姿を隠さず、心配してくれる人ほど、自分が好きな・自分を好きな相手ほど毒舌攻撃で撃沈させ ★何をどうフォローしてものらくらとかわしながら微笑んでトボけ、実は落ち込み続け ★物理的に縛り上げてでもおかないと自殺騒ぎを起こす すっごくダメな、しかしなぜかモテモテで女を切らさないヒモ、として 一生やってけそう(しかもけっこう健康に長生き)な気がするのは自分だけか…… いや、マジでグレアム大好きなんけどね
私の妄想の中ではグレアムは20歳前に死んでる。 「二十歳になったらパパを殺すんだ」ってのが死亡フラグだから。 いや、結局はグレアムが好きなんだけどね。
グレアムはしぶとそう
>333 ヒモかぁ。すごい納得した。 私も連載当時からグレアム大好き。 少女だった私は、クソまじめで大人っぽいくせに、内面は弱いってトコが気に入ってたのだと思う。なんか守ってあげたいとか。 オバサンになった今は、可愛くて、構って、たまにいぢめたい気分。 ダナの気持ちがわかる (でもダナって 22 才だったんだよな ) 。
そういうヒモ体質の憎めない奴っているよねw アンジーみたいな尽くしきって思いつめるタイプは共倒れで沈んでっちゃうけど ダナぐらい年が離れてて酸いも甘いも知り尽くしてて引きずられないタイプなら 手のひらの上で生かしておけるのかもしれない。 (恋愛的な意味でなくね) 「尽くしきって思いつめる」ことをコントロールしつつ、頭よくて手先器用で 人の役に立つことを追求するには、医者の選択はアリだと思うな。>アンジー
>>334 それも面白そうだけど、先に父親に死なれたという失意と
自分への復讐をしそびれて燃え尽きた白い灰状態で過ごすうちに
20歳を越えてしまい、ある日ふと我に返りそうな気がしてしまう。
贖罪に人生を捧げる方に転べば、精神科医か宗教方面というイメージ。
>>338 まあ宗教方面、少なくともキリスト教関係は絶対に無かろ
あの優しかった伯母を天国に迎え入れてくれなかったって事で
グレアムはそこだけは大人になろうと決して譲らないと思う
普通に親父は音楽には才能はあるかもしれないが モラハラでDVの駄目人間だから、妻が逃げた時点で 何とか子供と引き離すべきだろう そうとしかあの家庭環境は思えん 甘すぎるよ、みんなあの親父に 息子失明させるとか、人自殺させるとか、そりゃ子供もああ歪むわ
うまくいえないけど あの四人には幸せになってほしいね あの子らはまだまだ子供…人生は長いのだから
>>340 何かにめちゃくちゃ秀でてる人ってのは、それ以外がほぼダメ人間なんだよマジで
実際そういう人に出会って、本当に驚いた
グレアムの父ちゃんは才能以外の反動がすべて性格の悪さに出たんだろうね
グレアムはそういう意味では才能にあふれてるわけではない
大抵なんでも出来るバランス取れた人間(表面的には)だけど父ほどには才能はない
だからある意味父親は英才教育をほどこしたつもりだったんだよなあ
愛だの優しさだのに関わるな、捨てろ!その代り自らの奥に眠る才能を引き出せ!的な
でもグレアムは母にも父にも祖母にも叔母さんにも愛されたかった普通の子供
しかもあらゆる意味でそれを祖母にも母にも父にも拒絶された子供
出来上がったのは鬱な子供ですありがとうございました
必ずしも、何かにめちゃくちゃ秀でている人が他が全く駄目、 というものでもないけどね。 勿論、自分は何がなんでも優れているとしたい厨ねらーが主張するような 「性格的に問題がある人の方が、天才的な資質がある」 「私は突出して優れているから叩かれる」 「私は理性的でないかもしれないが、ものすごく頭がいい」 といったものにについても然り。
>>343 メディアに名前が出るくらいの人を実際に知ってる上での発言?
名前だけ知ってるとか、会ったことがある程度じゃなくてよ?
三行目からは関係ない話だし。
イチローとか石川遼とか野球やゴルフに特に秀でてる人達 実際に会ったことは無いけど 他が全然駄目ってわけじゃないのでは? 少なくともインタビューの受け答えはしっかりできてる
学業面で欧米でも認められたトップクラスの学者さんが、 多少ユニークな所があるけど、良識派であり本業は理系だけど文才もある。 もっとわかりやすい例で言えば バッハって、めちゃくちゃ秀でた人だけど他が全く駄目な人じゃないよね。
しかしエイダ母もいい人と言えばいい人だが、 普通自殺してまで目をあげると言われても、相手に傷や負い目を与えるだけだよね。 喜ぶのは異常な人格のグレ父くらい。 このエイダ母の行為と、グレのフェル・ブラウンへの行為が似ている。 グレとしては、しっかり良心のケリを付けたいのだけでなく 死への願望が強烈に作用していたのもあったんだろうえど。
>>339 いや宗教関係は意外にありうるかもしれない。
お坊さんとか、教会の先生って
(作中に出てくるような)教理を無批判に受け容れられる素朴な信仰者が
そのまま聖職に付いた場合もあるけど、
なんかの事情で人生や人間関係を一度強烈に否定して
それを乗り越えた人が時々いるよ。
>>338 の言う精神科医は私も思った。
大人になったグレアムがにこやかな顔で子供や病んだ 大人に接している、
ってのも面白い。
相手が際限なく愚痴って
「そりゃ先生は信仰深いから(あるいは悩みなんて無いから)
私の気持ちなんかわからないでしょ!」
とキレても「ごめんなさい、僕は平凡な子供時代だったから」
と穏やかに流すが、実は誰よりも壮絶な過去
あ、DDとかぶってしまった。
強烈な批判者経由で宗教関係者ってありかもね。 本当に宗教が合わない人っていうのは、はなから無関心なもの。 キリスト教嫌いでも、「他の人が幸せで自分が不幸な世の中に神なんかいない」といったのや 自分が属している方の宗教の方が優れている→だから自分こそ優れている といったタイプの人は、精神的なこだわりではなく自己愛が本質なだけだけど、 グレの拘りは宗教的資質と表裏一体っぽい所はある。 でもそういうアンチから確信への転向者がいるとしても、 今の所グレが、神を信じる方向は見出せないような。 昔のスレで、オクトパスガーデンの話題でそれっぽい説も出てたけど(魚は キリストの愛を象徴するといった話)、考え過ぎかもしれない。 精神科医説は、グレがヒューズ先生に親しみを感じていたことを思い出すと ありそうな説だと思う。 自分を救ってくれた相手や尊敬する要素のある相手と出あった時に 同じ職業に就いて、同じように誰かの役に立つことを望むことかもしれない。 グレが一番楽しそうなのは、トリスタンのような所でピアノを弾いている時だけどね。 Sonsは、それぞれの登場人物が何年経っても相変わらずでもあり、 でも子供の頃より幅が出て、様々な人の立場を理解するようにもなっていて いいまとまり方だった。
マックス誕生日おめでとう! まぶしいおでこに乾杯!!
351 :
愛蔵版名無しさん :2009/11/06(金) 03:18:05 ID:kJ/DYjp3
ジャックももうかれこれ70歳ですよみなさん・・・
352 :
愛蔵版名無しさん :2009/11/06(金) 10:35:15 ID:tw9l+5SU
孫の顔は見れたかねぇ
下二人は良き父おやって感じがするけど 上二人は…
グレアムはなんか割と成人してからは一番平凡で無難な人生送ってそうなイメージがある
よき伴侶にめぐり逢えたらね。 自分ジャックの子ども時代って、ちょっとグレに似てるなーと「ロング・アゴー」読んで 思ってたんだ。グレほど内向してなかったけど。 そのジャックがパムと出会って幸せになったように、グレの内心にズケズケと踏み込 まないで、だけどほんとは察してて、「ほんとうにしょうがないんだから」とか思って包 み込んでくれるようなところがあって、でも基本天然で「守ってあげなきゃ」とグレに思 わせるような可愛い人がいればね(アンジーの紹介とか)。 平凡で温かい家庭に対する憧れって、グレの中にもあるだろうから、結婚したら、ちょっ とビビリつつも、よき夫よき父になれるかもしれない。
>>355 その辺で言えばアンジーもロナルドというヤな前例が身近にいるんだよナー
まあ、フー姉様はレティシアより良くも悪くも?図太そうだから大丈夫か
>>355 読んでいるうちに、何故かエイダを連想してしまった。
エイダは良き配偶者を得て父親の後を継ぐだろうけれども。
何となく、グレアムが駆け引きをしむけそうにない女性という
立ち位置のような気がする>エイダ
グレアムの相手、ダナみたいな人、というかダナ本人でもいいと思うなー。 グレアムみたいな難しいキャラクターも「困った奴やなー(苦笑)」と思いつつも 見捨てずに受け入れられる包容力があって、面倒見のいい大人の女性なんだけど、 グレアム探しまわるのに「だってこの子バカだから」と口実を用意してみたり、と 意外とツンデレっぽい可愛いところもある。 作中では大人と子供だけど、グレアムが大人になってしまえば、別にどうってことない年齢差だろうし。
バイバイ行進曲の時は、何となくグレアムはエイダが好きなんじやないかと思っていたんだけど。 ただ、大人になってから読み返すとダナみたいな性格が合うと感じる。 連載時は、ダナとのラブシーンはショックだったけどさ。
確かにバイバイ行進曲のときはグレアムがエイダを気遣ってる描写が多いよね。 でも、エイダが好きっていうより、病弱になったエイダにおばちゃまの面影を重ねてて 「今度こそ守ってあげなきゃ」みたいな気持ちになっていただけな気もする。 気の強い意地悪な従姉が、儚げで優しいキャラに変っていたから・・・
ダナはグレアムには勿体無いほど良い女だから、 面倒見の良い姐御が弟分の自立を見守る図という感じがしてしまう。 年齢差ではなく、精神面での差で。 グレアムがダナを支えていけるか?という疑問が湧くからだけど。 フーちゃんとアンジーは鉄板に見えるけど。
>>357 エイダは悲劇が繰り返されそうだったり、起きそうだったら
父や母とは違いちゃんと「止められる」人間になって欲しい
その為には「普通の人」と結婚するのがいいんだろうなあ
エイダとグレアムは性格的に似通ってる部分があるからなー 一緒に暮らしていくのはいろいろしんどいんじゃないかと思う なんかこう、2人して鬱々と考え込んでしまいそうな…
そもそもいとこはちょっと・・・
グレアムと合うのはミッジみたいな子では。 孤児院にいたしっかり者の子。 アンジーの彼女群も面白かった。
>>363 顔も性格似ているからねえ。
でもって叔父さん(エイダ父)まで似た者どうし。
ふと思い出した。 今年40の兄が中学生の時使っていた美術の教科書に 自分の好きな映画や文学作品などのセリフとともにイメージ画を描こうという課題が載ってて その「生徒作品例」にジョイのセリフ「花が咲くよ 死骸を食ってね」をモチーフにしたものがあって。 その教科書みてからしばらくして「はみだしっ子」に出会い「あーこれ!」とびっくりしたw あの「作品」を描いた人もこのスレ見てたりしてなw
昨日はみだしっこ全部読み終わったけどしばらく後を引くね 唐突に終わるって聞いてて覚悟してたけど残りのページ少なくなっていくにつれて これでどうやって終わるんだろうと思ってたら本当にブツ切れで終わっちゃったよ 最後のほうは読むのつらかった グレアムがもっと不真面目な性格だったらあんなことにはならなかった気がする
牛島慶子「フレッドウォード氏のアヒル」という漫画を読んでいたら スリー・ドッグ・ナイト 主人公の同居人の子供が、雷怖さに主人公のベッドに潜り込もうとしたら… という2つのエピソードがあった 作者は「はみだしっ子」の愛読者だったと見たが、如何? ほかにもあるかも知れん
このスレで「グレイ痛い」「青い」「厨」という意見をさんざん聞いて、なるほどなーと頷けるところが たくさんあったものの、やっぱり読み返すとグレに激しく感情移入してしまう・・・ たぶん虐待された子どもって、そのときで時間が止まるんだと思う。 グレの父親のサディスティックな振る舞い、執着、支配欲・・・ グレはみんなのキャプテンになることでかろうじてバランスを保っていたけれど、やっぱり片目を 潰されたあのときにグレの時間は止まったのだと思う。
>>369 姉ちゃんは「は」のファンだとどこかで逝って棚
最後のほうはアンジーに感情移入してたから余計グレにムカついたな お前はいったい何をどうしたいんやと でも一番好きな話はバイバイ行進曲 つれていっては別に悲惨な状況ではないのに胃が痛くなりそうだった マックスが存在感薄くなってたのが残念 最後のマンモス?の絵は何か意味あるのかな
他の3人は時間を止めてるわけじゃないから あの痛さはグレ独自のものだよね
傑作集’80買おうかと思ったら出版社に在庫ないのか ロングアゴーその他もろもろ読んでないのに
ロングアゴー読んでいないのか〜 あるいみ楽しみが残っていて羨ましい。 古本屋発掘して是非読んでくれ。
どこにいけばあるんだよう ヤフオクにも今は出ていないし もっと早くはみだしっ子読めばよかった 福岡県内で見つかるかな
ロングアゴー単体だったら、花ゆめコミックスの方が探しやすいかもよ 結構ブックオフとかにあったりするもんだ
’80ってダドリーとルドルフの話やセルフマーダーシリーズも載ってるやつか 好きな1冊だ
いつかバーかラウンジで例の曲をリクエストしてみたい。
いつかなんて日は決してきやしない?
エヴァ板に、三原順スレ立てたの誰さ?
そういえば今夜の相棒で ジュニアの本に穴あけて文章を忍び込ませるテクニックが使われてたね ジュニアがオリジナルというわけではないだろうけど 最初に思い出したのはウイリアム・ジョンソン・ジュニアだった
384 :
愛蔵版名無しさん :2009/12/18(金) 00:03:59 ID:YS32/Zqx
>>384 見てきた。アンジーがエヴァに乗っててワロタ
シュールすぎる展開
アンジーが一番適応能力に優れているのは確かだよね。
388 :
愛蔵版名無しさん :2009/12/22(火) 22:36:12 ID:NfI3TVZL
ヱヴァ板のスレ、すぐに過疎ると思ったけど、良スレに育ってる。面白いなあ。 お前らも面白いネタ書き込めよ
カヲル「♪ンン〜ンン〜ン、歌は良いねえ」 ELPのレコードでも聴いてろ!
あっちのスレと間違えた アハン♪
私も見てきた。三原先生や、はみだしっ子がエヴァ世代にも影響与えてるのは意外だった。 キャラネタも性格分析されてて、ちゃんとしてるみたい。
冬コミで「はみだしっ子」の同人でも探すか.... 無いだろうな(´;ω;`)
>>392 昔買ってた<同人誌
書き手さん皆絵がうまかったけど、やっぱり三原絵のキラキラと冷静なデッサンを両立できるのは
三原先生だけだよなーと思ってたw
基本的にやっぱりグレアムとアンジー贔屓だったけど腐じゃなかった。と、思う。
毛色の変わった書き手さんがリッチーの話よく描いてて、息苦しく切なくて面白かった印象ある
リッチーやフランクファーターや牧師やグレパパや女馬主
4人組に対応して描くから悪人の印象強いけど、単体で描いたら絶対すごいの描いたと思うなー
Sonsのウィリアムとか原発の話(タイトル長すぎ)をあれだけ魅力的に描けた先生だから
カタログ検索してみた 12/29(火) 東パ54a 三原順ファンPARTY 12/29(火) 東パ54b はみだしっ子FCつれて行って
さすがにエヴァとのコラボ本は無い罠
むしろ、エヴァの欝部分ははみだしっことつながり過ぎなのだ
なんか、向こうの方が賑わってないか? ボクにも言わせて、メリークリスマスって!
クリスマスというと はみだしっ子のあの雰囲気思い出す
グレアム誕生日おめでとう
気分はグレアムツリー。
年末の大掃除でうっかり「はみだしっこ」を見つけて読み込んでしまい、それから「Sons」までずんずん読んでしまった。 ・・・・とうぜん、掃除はいいかげんのまま年を越えた。 あらためて感じるが、三原さんは脇役にまでしっかり人物のドラマを感じるなぁ。 ディーのお母さんのエレなんて、とにかく善良な温かい人だと思ってたけど、この人もなかなか複雑な家庭で育っているんだよね。 父親がとんでもなくデタラメな人で、姉もかなり自分勝手で・・・。 村中の人から好かれていたエレだけど、そんな家庭環境の彼女が狭い村の中で彼女が生きてゆくためには、周りに愛されることってのはそれこそ生きる手段だったのかもしれない。 ディーには「誰も愛情なんかじゃジニーを救えなかった」と思われていたけど、エレは「まわりの人の愛情だけが自分を救った」んじゃなかったのかな・・・ そんなことを考えた。
「はみだしっこ」のフーちゃんなんかも、そう考えるといろいろ複雑な事情はかかえていたのかもしれない。 彼女の家庭事情はわからないし、そもそも彼女がいくつなのかもわからないけど(エイダと同じ年として、彼女とグレアムの年齢差がどれくらいなのか・・・)たぶん十代の女の子が「緑の森のどまんなか」に(たぶん)一人暮らしってのも不思議だ。 ふんわりのんびりした愛情でアンジーを包んでくれた彼女だけど、彼女なりの心の傷があって、それが優しさになっていたのかな・・・。
とりあえず改行覚えようZE
ウィリアムとか、最初はどんなひどい男なんだと思ったもんだけどね。 読み進むうちに、うーむ・・・ってなっていって・・・ でもなー。他人の立場で見たらウィリアムがああでもがんばって生きてるんだなーと思えるけど、 あれが父親だったら・・・と思うと・・・。せめて母親が肝っ玉母さんふうなんだったらともかくね。 作者の実体験云々は言いたくないけど(ご遺族がいる以上)、彼女が生涯通してテーマとして描 き続けた親子兄弟の相克ってのはあまりにもリアルすぎて、似たような環境にいる人間としては 作品に入り込みすぎて怖いことになるんだよね。 それだけに、作者には長生きして、どんなふうに解決していくのか(自分を誤魔化していくのか) の方法を提示してみて欲しかった。
「Sons」の中の「家族は密室の人間関係」っていう表現が 今でもすごく自分の中に根付いてるなぁ。 うちの親父もDV酒乱DQNで、私は死ぬまで和解する気に なれなくて死に目にもいかなかったし、死んでくれてザマァ。 三原順の作品に出てくるワガママ親たちは私にはすごくリアルだった。 寛容になれない大人と服従できない子供のぶつかりあいは 今読んでも激しいなぁと思う。 私ははみだしっこを読んで、父親に服従しないグレアムをいつも 支持してて、そのおかげで親にへつらわなくていいって開き直れた。 三原作品に出会わなかったらすごく卑屈な人生を送ってただろうと思う。 私の人生観の7割くらいは三原順作品がベースになってる気がするw
自分も人生の書をひとつ挙げろって言われたら「はみだしっ子」になるよ。 405さんと同じような家庭環境だったけど、「はみだしっ子」に出会えたから、まともに子どもを 愛せない親がダメ人間なんであって、自分が生きていることに罪悪感を感じる必要はないんだ。 と思えた。 それでも、自分が父親の狂気の血を引いているのかもしれない、というグレアムの恐怖感もまた リアルだったなぁ。「20歳になったらボクが殺すんだ!」とかさ。 あいにく殺さずに済んだものの、いまだにひとさまに迷惑かけながら生きてるらしい。15年くらい 顔も見てないけどさ。 とにかく、苛酷な環境にいた子どもに対する応援力はすごいマンガだった。
グレアムの父親は、周囲から見てもあからさまに「ヤバイ」人だったから、 グレアムが彼から逃げることに対しては肯定的な人が多かったね(バイバイ行進曲に 出てきた、ファンだか弟子だかの青年は非難がましい言い方をしてたけど) 「密室の人間関係」で、読んでてすごく苦しかったのは「夢の中、悪夢の中」だなあ… あれはなんか、主人公が最後まで呪縛にとらわれたままのバッドエンドだった 誰かが悪いってわけじゃないのに(強いて言えば、自分と性格が違う人間を認められない あの家族のあり方が諸悪の根源ではあるけど)、あんな結末にしかならなかったってのがなー
読者のリアル家庭事情には興味ないです…
そんなつっこまれるほどじぶん語りしてるわけでもないと思うが
親だろうが他人だろうが漫画のスレでリアルの人間にざまあとか言ってるレスなんて見たくないよ
マンガとはいえ、娯楽として読むにはちょっとヘビィだし、子供にとっては難解な部分も多いし、 手にとったことはあっても「こんな小難しいマンガは嫌い」とか「絵がダメ」とか言って 途中で読むのをやめちゃった人や、「読んだけどワケわかんなーい」と素通りだった人もいっぱいいたと思う。 でも、その辺のハードル(?)を乗り越えて読破、再読、熟読、分析しちゃうような人は 純粋に「面白い」ってだけじゃなく、多かれ少なかれ何か共感する部分があったんだろうし 考え方や生き方にも影響を受けてしまっている気がする。 別に複雑な家庭事情の方に限らず、過去に三原マンガを読んでわざわざこのスレに来てるような人は 「自分と同じこと悩んでる」とか「自分でもよくわからなかったけど、ずっともやもやしてたのは、 こういうことだったんだ」と思えるシーンがあったからハマったんじゃないのかなー?
三原順の漫画は好きだけど、「三原順の漫画を理解できる自分」に酔ってるファンは苦手。
家庭の事情語りがいいってわけじゃないが この漫画の親とか大人の描き方は、エゴまでしっかり描いてて 子供の頃、自分がずっと抱いて悶々としていた大人への不信感に 答えが貰えるような安心感はあったよ キャシーのママなんか、自分の親にそっくりだと思った
大人も子供の延長みたいなものってことで 成長せずに、権力だけでかくなったガキ大将みたいなもんだなと
子供は親のエゴに簡単に呑み込まれてしまうよ。 大声で怒鳴られたらそこで思考停止して理不尽な言い分を 信じてしまいそうになる。 自分の場合、はみだしっこの 「声の大きい奴がいちばん偉いわけじゃない」(グレアム) て台詞が目から鱗だった。 口論のはずみで出た台詞でも、子供に手の届く範囲の物語で、 こういう現実的でシンプルな「考え方」を教えてくれる作品が どれだけあったと思う? そういう台詞や考え方を読んで、自分を守っても いいんだって共感したり励まされた人もいるだろう。 しばらくはみだしっこの流れになってるけど 自分は「帽子物語」が好きだ。 「いつか王子様が」の典型(男版)だけど読むとほっこりする。 数年前、「あなたのオススメ作品をドラマ化します」みたいな テレビ番組があって、帽子物語を送ってみたが採用されなかったorz いつか「ロングアゴー」や「夢の中悪夢の中」「自殺シリーズ」なんか 海外で実写ドラマにならないかなと勝手に夢想してます。
なるほどー、親への不信感やらネガティヴな感情の 拠り所としていた読者がけっこういたのか。 っていうか、親への不満はあるし「Sons」の家族の密室性のやっかいさは共感できるけど けど親が悪い私は悪くないっていうの嫌いだし…。「はみだしっこ」にしても然り。 学生時代から読んでいてウィリアムの方に共感しやすかった。 別に親に対しても子供に対してもウィリアムのような家庭関係だったわけじゃないけど。 ジュニアみたいなのはかなり嫌い。ウィリアムが苛々するのもわかる。 ただウィリアムは親だから、ジュニアの行動様式や心理を鬱陶しく思うのなら それを矯正すべきだとは思った。あと子供のためにはアイダはねーべ。 ウィリアムとDD父(祖父)との会話も好きな場面。 エレはいい人で、その絶妙ないい人具合がトマスとのやり取に感じられた。 でもまたいい人特有の性善説ゆえに、本質に触れた会話がしにくい場面があって DDがエレは好きだけどウィリアムの方理解者を見出すのもわかるし ケビンはエレに懐いていたし、エレ+ウィリアムで調度いいのか。 トマス母もいい人だった。
>>416 に語弊があるかもしれないので
「親が悪い私は悪くないっていうの嫌いだし…。」というのは、
「はみだしっこ」や「Sons」などの三原作品に対して言っているわけじゃないので。
>>416 >親が悪い私は悪くないって
どうやったらそう解釈するのかなー?
それはむしろ逆だねー
最近の漫画はむしろ、子供がこうなったのは親が悪いとか
逆にそれでも親の愛は絶対だから信じろみたいな、押し付け優先というか、
教育的思想の押し付けみたいなものが前面に立って
中身のない批判みたいな漫画けっこうあると思うんだよね
はみだしっこの中の親子関係、大人と子供の描写は、どっちを批判するでもなく
そういう状況をただ描写しているだけ、うまくいかない状況を
どうするべきだ、だからこう感じろというより、そういう状況があった
とだけ描いている、どっちも問題ある人間として描いてるんだよ
そこに、救いがかえってあったんだよ
あの時代は、親は表面的な存在として描かれるだけってことも多かったしね
気持ちの中のかゆい所まで手が届くような漫画は今でも珍しいな
ちなみに自分はSONSはまだ読んでない はみだしっ子のごちゃごちゃしたキャラクター世界だから そういう人間関係の軋轢もうまく内包できたんじゃないかなと思う
SONSは手のひらのかぶれの観察日記?がこわかった
散々既出だろうけれども、SONSははみだしっ子をより洗練させた作品だと思う。 子どもの頃にDDが現実と折り合う術を見つけ、上手に現実に着地出来たということを、 大人のDDがその生き方によって証明出来たと思えたからかな。 絵柄が違い過ぎてなかなか読めなかったけれど、 トマスとの友情が何とも良い味が出ていて良かったという読後感を得られて 満足したw
sonsは読みきるには若干我慢がいるな 絵柄もキャラも最初はとっつきにくいからな
SONS、機会があれば読んでみたいけど、はみだしッ子が好き過ぎてな その「洗練された」というところに、漫画家の成長と同時にさびしさを感じるってのもあるってのもあるけどな 絵柄とか見ても感じるんだけど まだ荒削りな中にいろいろ詰まった感じに感じた魅力が自分としてはベストなのかもしれない
sons未読の人ってまだいるんだ〜。 ずっと心に残る作家なんて早々出会えないんだから 読めばいいのに〜。
誤解を恐れずに言えば、Sonsは三原順の最高傑作というか到達点。
はみだしっこは読んでるけどSonsはまだ、って人の気持ち、なんとなく分かる気もするなぁ。 自分ははみだしっこは小学生〜中学生のときに読んだけど、Sonsはなかなか手を出せなくて 読んだのは大人になってからだった。やっぱり、絵柄も作風も変ってしまっているような気がして はみだしっこが好きだっただけに余計に敷居が高いというか、どうにもとっつきにくくて。 思春期の感受性が強い頃に読んでいたら、また違った感想をもったかもしれないけど、 大人になってからだったから親子関係に関しては冷静な視点で読めたんじゃないかな、とも思う。 子供の頃だときっと、子供達(DD、トマス、ケビン、ジュニア、ロージー)の気持ちに対してしか 関心を持てなかったと思うし、単純に誰が酷いとか誰が可哀想とか考えてしまいそう。 でも、上で他の人が書いてたように、いろんな親子関係、人間関係を描いてるけど、 誰が悪いとかこれが理想とか、そんな話じゃないんだよね。 子供達だけでなく、大人達(エレ、父ちゃん、ウィリアム、マギー、アイダ、他)のそれぞれのトラウマや 感情や、子供達への接し方に共感を得たり違和感を覚えたり、というのもやっぱり自分が大人になったからだろうし。 読んだのが少女時代でも大人になってからでも中年でも壮年でも老年でも、そのときそのときに自分に響くものがあるというか 何か感じることが出来るマンガだと思う。
漫画にはまるきっかけってのはいろいろあるけど 必ずしもあるテーマを扱っているからってことだけではないからね むしろテーマが純化されてしまうことでかえってぼけてしまうこともあるし 漫画としてはまれるかどうかは何を扱っているかだけじゃないからなあ
>>425 いや、俺も誤解を恐れずに言うが、ある意味現代マンガの到達点だと思ってる。
同様のテーマでSonsに勝るものを見たことがない。
勿論、俺個人の感想だけどね。
自分も小学校ではみだしっこにはまって中学校の時、 Sonsの表紙を見て絵柄の変わりっぷりにひいてしまった。 高校になってたまたま買った「Epo」で「Sons」掲載してて、 単行本一気買いした。 なんでもっと早く読まなかったんだろうと後悔したよ。 未読の人もいつか気が向いたら読んでみてほしい。 人生の「お楽しみ」として取っておくのもいいかも。 自分の「大人になってから心に響いた三原セリフ」はこれだ。 グレアム「健康保険も失業保険も有給休暇もボーナスも年金もない! ないないづくしで悪名高いサラ金ですら相手にしてくれない!」 それがどんなに辛い事かはみなさんが大人になった時には 解ってもらえると思います 痛いほど解るwww
それでも「SONS」は、ある程度絵柄が変わって、安定したあとの長編だったからなあ… 悲惨だったのは「ムーン・ライティング」の最初の話 話の途中(雑誌掲載ぶんに描き足したんだっけ?)でゴロっと絵柄が変わっちゃったから、 単行本で見て「いったいどうなっちゃったんだコレ」と呆然としたっけな
ムーンは最初のほうの絵が好きだったなあ確かに 少女漫画らしいきらきら感と緻密な書き込みとデッサン力が絶妙だし sonsも前半と後半で顔がだいぶ違うけどね トマスが女に手が早い男になったのはなぞ こどものころは料理一筋だったのにモテるせいかな
>>418 >>416 の人じゃないけど
どれとは指摘しないけど、親や大人がいけないという他罰的なおもいの
代弁者を作品に見出しているような書き込みは幾つかあるとおもう。
思春期まっさかりの子供ならありなんだけど。
「SONS」はより成熟した良さがあるし、 だからといって「はみだしっこ」が色あせるものでもない。
>>425 同意。
でも「Sons」は読まないのもありだし、読んだ上でいいと思わないのもありだけど
読んでないうちから「はみだしっ子」の描かれ方の方がいいという意見だけは
なんか違うような。
「はみだしっ子」は、レディローズやマスターの話、孤児院の話、
「裏切り者」、「バイバイ行進曲」等々いろんな話があるのが面白い。
自分は親の理不尽さや世間との軋轢よりも、そういう軋轢は多かれ
少なかれあるものである中での、
四人組や、マックスにキャンディをくれた女の子をはじめ脇役の
ポジティヴ面や、切実な思いの方が印象に残っている。
マーキーに話した後ベッドについてのグレのモノローグのようなのも含め。
グレ叔父などいい人もいっぱい出てくるんだけど、そこが四人組にとっての
ジレンマになったりすることもあって、いい人が都合のいい整合性を
与えてくれる「(都合の)いい人」ではない所なんか好き。
また作品を通してのジャックの立ち位置も好きだ。
>>432 そういうのにあえて批判してみせるのも中学生っぽいですね
親の批判はありだけど、親の批判をする人を批判するのはよくないとか
まぁまぁw 「Sons」はアシさんの絵も凝っていたw トマトがおいしそうに見えた。 ムーンライティングは終盤の方に出てくるお医者さんもいいね。 絵の変化に抵抗はちとあったけど、三原さんなら面白いだろうということで 読む気になれた。
はみだしっこにしても、親とか大人の嫌な面、酷い面を描いているのは事実じゃないか そういえば、4人組があれだけ辛い人生になったのも親のせいなんだよな でもあれだけ酷い状況なのに、ちゃんと描いてあるのに、批判という感じとは違うんだよな 人間のどうしようもない業を描いているみたいなもので そこが、批判ありきが前提の漫画とは一線を画するんだと思うよ
つか、親だって人間だからそもそも完璧ではない。 親の嫌な面をあげつらっている子供の側だって 非の無い人間ではなく嫌な面があったりするもの。 はみに出てくる親には、グレアム父マックス父かなり強烈に酷いのも出てくるけど、 それはかなり特殊なケースだ。
親が駄目で悪い奴で、子供はいい子の側ってことはないし。 親だって完璧じゃないし欠点はあるから、子供は成長過程の中で そのデメリットに対応してくなりしてかなきゃならない。 人生の中で自分自身の非に由来して背負うもの方が大きいかもしれない。 でも特に子供が小さいうちは親の力の方が強く、子供の方がわりを 食いがちな面はある。そこらもはみだしっこで描かれている。 読者によってそこらをクローズアップして受け取る人とそうでない人といるだけ。
>>439 =440
いいんじゃないの?それでも。
子供のうちは自分が悪いと思い込まされている場合が多いし
そういう子供に少しでも救いがあれば
ここでは両者を公平に見ている読者が多いみたいだし
最近は、子供に◯◯してやらなかった親が悪い、あるいは 親の愛を信じなかった子供が悪い のどちらかを、中身も伴わないのに描いている漫画が目につくきがするけど はみだしっ子はどちらでもないって思う だから、そこに救いを見いだせる人は多いんだと思う
まあ、キャシーのママみたいな人間をちゃんと描写したのはすごいと思った 4人組はある意味かなりドラマチック過ぎてね
「SONS」を評価している人達によくいる正論で人を追い詰める人がおおいよね。 そういうのを見てもやっぱり「はみだしっ子」でとどめておいたのはやっぱり 正解だったんだと思っちゃうよ…・・・…。 「はみだしっ子」では大人がその立場を利用しずるいことや酷いことをして そのせいで子供は傷つき人生を狂わされている。そういう虐げられた子供に 私は共感するよ…。これっておかしいことなのかなぁ…子供っぽいって言われちゃうのかなあ。 荒削りな時期の方が嘘がなくて秀逸なもの。「SONS」はわざわざ読まなくてもいいや。
親が悪い人が悪いというのを支えにしている状態から抜け出したくないとか いった感じの人が混ざってそうな。 「はみだしっこ」がそういう作品には感じられないんだけど。 確かに親のエゴや問題のある態度はシビアに描かれているし 私は「窓の遠く」の大家さんの長男に似たような所があるんだけど、 でもこれに対して4人が一方的被害者意識が強い感じでもなく、逞しく あまり甘ったれてないせいかな。上記の長男だってそれに共感している Gが「愚かしさ」と表現している。
前半では子供側からの主張が強かったけど 後半では大人の目線も書かれてると思うよ それにはみだしっこって親がああだからこどもはこんなに傷ついてます って話ではないとおもう それだけの作品だったらはまらなかったよ グレが最後のほうあんな感じになったのは親だけじゃなくて自身にも 問題あったからだろう 全部あの鬼畜親父のせいという風にはかかれてないって思う
447 :
愛蔵版名無しさん :2010/01/12(火) 11:31:19 ID:h54kdSkp
私の親がー、大人がーって、三原作品の読者ってそれなりの年齢だよね。 少なくとも成人はとっくにしてるだろ。
誰だったか忘れたけど、はみだしっこファンの作家か評論家で、 グレアム父みたいな人からジャックまでひっくるめて 「大人は全部敵!ヤツらのせいで子供は傷つき苦しんでいる」という視点で読んでいた人が ロングアゴーを読んで 「『敵』にも子供時代や彼らなりの事情があった」ということに衝撃を受けた、 というようなことを書いていたな……
大人が悪いって言うか、普通に鳥に石投げつけて遊んでる子達とか、川を挟んで いがみあってて石投げ合ってる子達とか、万引き畑荒らししてる子達とか、 ナイフで人刺す子達とか、悪い子供も沢山出てくるよね それらに子供だからって四人は別に共感も同情なんかもしないし、擁護もしてやってないし そいつらと迎合する位ならはみだした方がましだってスタンスだし 大人対子供って訳じゃないよね そもそも歪んだ子供がそのまま大人になったから歪んだ大人が出来上がるんだし 更にその歪んだ大人に育てられて歪んだ子供が出来るの悪循環 それが嫌ならはみだせ、と グレアム以外は結構成功してるんだけどなぁ マックスはちょっと危ないけど グレアムは真面目すぎてちょっとはみだし過ぎちゃったのかもなぁ
>>445 同意
自身の親への怨み節と、はみだしっ子を関連付けるのはどうかと思う。
グレアムですら最後まで被害者であり続けたのでは無いのに。
グレアム父はグレアムに容赦ない傷つけ方をしたけれども、
父を死ぬまで「許さない」と決めて、それを全うした時点で
グレアムは純粋な被害者では無くなった。
父親の死の時から加害者である面も得てしまったけれど、
そのバランスが崩れ、悪い形で表出したのが最終章だと思う。
三原作品は「(受動的で哀れな)被害者でいるよりは、
(能動的な)加害者でいた方がマシ」というスタンスの人物が多いような気がする。
なんかすげえきもちわるい人がまじってるなということだけはわかった
まったく 人がどんな読み方しようとかまわないじゃないか 一つの見方が全てだと言ってる人などいないのに 三原純をよくわかっている私の読み方が偉いみたいな人はちょっとうざいわ
少なくとも作者名間違えてる奴には言われたかねーだろうがな
他人のレスに過剰反応したがるお子様のスレ
>>444 ここは思いで話をしたり好きなものの話をしたりするスレなので
全く問題ないよ
そういう部分も内包している作品ってだけなんだから
それだけ大人も「人間」として。よく描けてるってことだろうね
大人のずるさに対して怒っていいと気が付くのは、むしろ自分が大人になってからで
子供の頃はそういうことだってわからないものさ
はみだしっ子はその点、子供の年齢でも大人だったけどね
というか、やたら大人みたいな子供として描かれていて、そこがキャラの魅力だったし
大人や親の正体がよく描けているすごい作品なんだと思う
まあ、自分も今はSONSはそれほど読んでみたいとは思わないな
いつか機会があったらでいいや
>>452 同意
人の読み方にいちいちむきになって
そういう読み方はいけないみたいな押し付けする方が子供っぽいってものだ
ここにいる人たちのなかには精神年齢が連載時から成長してないのかよってくらい 幼稚な書き込みがあってびっくりしたよ どう読むのも自由だけどこういう意見の人はこういう人だみたいな決め付けとかって はみだしっ子からいったい何を受け取ったんだろうって思うよ
>>457 それだけ奥が深い作品である証拠ではないかと。
はみだしっ子と出会った年齢で止まったらしい人もいれば、
その人のペースで進んでいる人もいるのだから、
当然のように意見は異なり、共感出来るツボも異なると思う。
Sonsは絵で凄く損をしていると思う。
ムーンライティング初期の頃の絵のままで連載されていたら、
もう少し読者が増えたと思えてしまう。
DDと狼男の絡みは秀逸なのだけどねw
漫画家って描き慣れてきてどんどんうまくなっていくけど 完成一歩手前の、やや荒い頃が魅力が最高ってこと、よくあるな はみだしっ子はキャラも魅力あったからよけいね
>>450 被害者とか加害者って考え方しかない漫画でもなかろうに
グレアムの親父は加害者とかいうより、
ああいうキチガイを家族、親類に持った人間関係の大変さ
みたいなものばかりが感じられたな
グレアムだけじゃなく、泣きながら出て行った母親、エイダの家族
あの親父のキチガイの影響で大変なめにあってるよね
あの年齢でグレアムにあれだけの憎悪を持つことになったエイダも
おばちゃまのグレアムへの入れ込みも、あのキチガイの影響があるだろう
まあ、そういうキチガイともつきあわないといけないのが人生
って感じだな
グレアムの父親はとんでもない男だったわけだけど、 ピアニストとしては尊敬されていたわけだよね。 彼のピアノに対する情熱(というか、執念)は グレアムに憎しみ以外の影響を残したんだろうなと想う 三原作品ではない別のマンガで 天才音楽家が自分の家族とはうまくいかない話があって、 彼も一歩間違えればグレアム親父くらいの男になっちゃってたかも・・・ なんて考えたときもあった。 他のマンガを読んだり、全然関係のない体験をしたときに ふと三原作品の一部を思いかえすことがある。
まあ父親は普通に檻に入れるべき人間だと思ったがな 幼児虐待で家出前に後ろに縄が回らないのが不思議だった
用事だけじゃなく、多分みんな人間に対して暴力的なんだろうな でもピアノが天才なので見逃されてるみたいな
「グレの母親が出て行くまではそうでもなかった」というようなセリフをエイダが言っていたね
状況によってはここまでひどくならなかったかも・・・って人は 多いだろうね。 たとえばヴァトウ。 たぶん彼はマックスが去ったあとブラッドと仲良くなって、 あいかわらず「孤児院の子」としての偏見に戦いながらも それなりに成長してゆくんだろうなという想像が出来るけど 彼の性格はリッチーとかなり似ていると思うから、それこそあのまま悪い状態が続けば 傷害事件のひとつやふたつおこしたかもしれない 二人とも「まともな親のいる子」に対する嫉妬は相当だったから。 しかしリッチーの嫉妬の象徴は「ケーキ」 あれはアンジー作だから、放浪生活中でも得られていたものなんだよねw
グレアムは父親には頑なだったのに、 子どもを置いて男と出て行った母親には甘いんだな
>>466 「あの父親から逃げ出したくなるのは無理もない」って心境は
あったんじゃないかな
あと、グレアムにとっては精神的には「おばちゃま」の方を
母親的に認識してたのも大きかったかも
甘いというか、無関心なのかも 両親の片方が殴る親で、もう片方がそれを見て見ぬふりする親だと 子どもの気持ちはは殴る親のほうにゆく傾向があるって聞いたことがある。 グレアムも憎しみとはいえ、関心は父親のほうに向いている気がする 傍目には友好的でも、実際のところは父親以上に冷たいしうちなのかもしれない
母親に対しては何も感じなかったというようなことを グレアム本人が言ってたはず
キチガイが家族に一人いると、そっちにみんなふりまわされるもんだ 母親がいる時は暴力が母親の方に向けられていた可能性が高いし それを見て来たら、母親は被害者としか思わんだろ
でも母親に暴力を振るっていたという描写はないよね。 もともと傲慢で頑固そうではあったけど。 エイダの言葉からしても、むしろ母親の裏切りのせいで、 あんな狂人になったんじゃないのか。 でないと、エイダや伯父さんが最後まで面倒みたのも不思議な話だ。
>>471 パパがすぐ暴力的になるっていうのはグレアム本人が言っているよ
ママが泣きながら出て行った原因もパパにあることは考えている
まあ、子供に平気で暴力ふるう男ってのは、妻にはもっとふるうものだよ
単なる暴力というより、態度の問題でもね
あと、狂人でも、まともなと気もあるんだろう
だから一応は社会生活は送れている
それに、昔の価値観なら特に付き合いの深い親族は普通はめんどうはみるもんだ
社会に対して迷惑をかけないためにね
自分中心に嫌いな奴は切り捨ててもいいっていうのは最近の考え方だな
いわゆる「芸術家」って、そうとう奇矯な行動を取っても「まあ芸術家だから」と 許されてしまうような面もあるしね グレパパ、人としてはアレだけど、ピアニストとしては世界でも十指に入るような レベルだったんじゃないかな
昔は家族がどんなにアレでも、家族のうちで我慢するってのは普通だったしな だから、はみだしっ子達もそういう中から生まれた感じがあって だからこそ、家族の中の酷い奴と付き合っていかなくてはならない苦労ってのも なみなみならぬものはあったと思う 最近の個人の権利意識がやたら強くなった時代には、印象がかなり違うのではないかと思われたりする
そういう時代、夫の留守に家で浮気妊娠、 息子を捨てて逃げた母親も相当だなあ
>>475 むしろ、よっぽどのことがあったんだろうし
本人も大変だったんだろうとも思うけどね
あのDV親父なら無理もないと思う部分もあるし
まあ、演歌の世界だな
まあ、グレ親父みたいな、暴力で人を屈服させようとした人間はフォローできないな 自業自得みたいなもんだ
>>458 そういう所が子供なの!
人の書き込みにつべこべ言うあなたこそお子ちゃま
「はみだしっ子」に出てくる大人のずるさの与えた被害は今でも変わらない
私の考え過ぎかなと思っていたけど、「はみだしっ子」を見ていてやっぱり
大人はずるくそれで子供を傷つけ子供の人生を狂わせる
そういう酷い大人がいなかったら、私はもっと成功し幸せを手に入れることができた
はいはい、自分がうまく行かないのは人が悪いからと主張できる ネットって便利だね。 しかも好きなように自己主張しておいて、都合の悪いことはシャットアウトとな? こういう人の自己正当化に作品を利用されては、作者もたまったもんじゃないな。
>>481 あなたの悪意の塊のような曲解ぶりは悪質過ぎます
マーチン家の上を行く悪質だね
えー…なんかもうただの多重荒らしだろ ここIDも出ないし
あからさまに自演続きでワロタ 誰がやってるのかすぐわかるのも笑える
各人が作品をどう受け取ろうと各人の自由ではあるね。 そしてそういう受け取り方をすることによる人生を背負うのも自分自身。
>>459 三原さん自身は、はみだしっ子が最高という意見は
嬉しくなかったらしいが。
各人がどれが最高と思うかは自由だけどね。
自分は、その中に込められた境地の点ではSonsに軍配を上げ、
でもはみだしっ子には、また生の良さのようなものがあるし、
良さが色々とあるので、両方とも同じくらい好きだ。
作者としてはより成長したいだろうし よりよい作品を作って評価されたいだろう でも、勢いに乗った若い時期に描かれたものが一番 というのは、多くのベテランもそうなんだよな はみだしっ子はキャラが魅力的というのも大きいよな 初期から4人ひとりひとりにファンが付いたし
勢いに乗った時期が一番というケースもあるだろうけど 必ずしもそうとも限らない。 はみだしっ子が一番という人と、そうでない人とでは ここらの評価は平行線で決着はつかなかろう。
一度自分に都合のいい代弁者を見出したら、もうそれ以上進みたくないというのもあったりしそうな雰囲気…。
グレ父の行動は常軌を逸しているので、普通に見てそこでアウト。 エイダの話によると、以前はそうでもなかったらしいけど。 でも、グレがピアノを弾いているのに気付いて、 無理して降りてくる場面が妙に好きだ。 支配欲の強い性格の表れだとしても、ピアニストとして素晴らしいのが取り柄な 人だから、彼なりの息子への執着だなー。それを愛情と呼べるかは別として
>>491 どっちが一番なんて決めなくてもいいだろうw
SONS好きな人はそれが一番と思っていればいいだろう
ループ
>>489 ある意味、グループキャラクター物の一つの形を作ったと思う
戦隊ものがあの形式で続いているみたいに
ストーリー重視の作品なんだけど、4人組のキャラをうまく使えば
どんな設定、どんな話でも作れるほど個性があった
SONSのキャラって萌えられない。 面白みに乏しい。
>>495 あの四人にかっこうを輪唱させてみたいと思ったw
Sonsは不純な感じがする はみだしっ子のキャラや思いの鮮烈さは色あせない
>>496 好きな人もいるんだから、そこは人それぞれだってw
でもはみだしっ子のキャラは漫画界全体でもかなり個性あって魅力的だったと思うよ
はみだしっ子のキャラは特別だよね
「はみだしっこ」も「Sons」もどっちも好きだけど、子供の頃はやっぱり 「はみだしっこ」が特に好きだったなぁ。 自分の親と相容れなくて、仲間同士で(子供達だけで)いろんなところを旅して いろんな人と出会って・・・って、グレアムの叔父さんの経済的援助があったとはいえ、 ある意味、ファンタジーだよね。 子供ながらに彼らの自由度というか身軽さ、開放感みたいなものになんだかすごく憧れた。 後半は養子になって定住、長期スパンの人間関係を築く、という展開だったけど、 それにしても大人達(ジャック、パム、ロナルド)に対しての距離感もそれほど重くなかった。 Sonsの方は、閉鎖的な田舎の村で子供達(DD、トマス、ケビン、ジュニア、ロージー)は 気に入ろうと気に入るまいと、自分の家庭環境にがっつり向き合わなきゃいけない状況で、 悩んだり落ち込んだりイライラしたり折り合いをつけたり・・・折り合いをつけられなかったジュニアは 悲劇的な結末になってしまったし・・・はみだしっこよりも、こっちの方がリアルなんだけど やっぱり読んでて重い、とも思うし、だからこそ面白いってのもあるし。 どっちの方が好き、ってのはもちろんあるだろうけど、それぞれ違っててどっちもいいと思う。
>>501 あの作品がいいという人ってそう言って譲らないから黙秘権を行使します
「はみだしっ子」のキャラは作者が油の乗った時期のもので
漫画のキャラとしてのインパクトと魅力が別格だし共感できる
萌え場面や魅力的な場面が多い
憧れられるし癒しにもなるし理解者にもなってくれる
突き放したりしない
比較論抜きに作品を語ろうぜー
うむ、SONSもいい作品なら、その魅力を語ればいいと思うぞ、
>>503 さんよ
漫画家ではないが、とある作家がこう言った。 「自分にとっての最高傑作は、今書いている作品だ」 読者の思いとは違うようだ。 X-dayが好きだ。
>読者の思いとは違うようだ。 まあ、当たり前なんだが 読者がみんな作者が最後に描いた作品を好きになるわけでもなし
はみだしっ子最高。あれで十分。サンズは必要ない。
なんか急に自演荒らしが出て来たな
どうしても一方を貶めないと気がすまない人は荒らしたいのかよ
どう見ても自演荒らしです さっさとあぼーんしましょう
512 :
愛蔵版名無しさん :2010/01/16(土) 11:48:17 ID:aKFn5LPZ
連載当時にコミックスを買った時などは、何回も何回も何回も読み返したが、 今は再読すると、違った意味での発見がある。 グレ達のセリフにしても、別の考え・価値観があってというのが前提で、 そのすれ違いがドラマ(ストーリー)を生むんだよね。 Sonsは媒体はまんがだが、硬めの一般小説だとしても再読に耐える話だと思う。 小説が偉いというんじゃなくて、三原さんの表現手段がまんがだったんだよね。
前半読んでたときはグレは優等生キャラだと思ってたから 終盤はえっ!?おい何やってんだよって感じだった リッチー罠にはめた後ダナにどさくさに紛れて抱きついてたところは セクハラおやじかよwって笑ってちょっとひいた
初期からロックを感じさせるノリはあったけど 終盤のグレアムはまさに荒れたロックミュージシャン風で なんか味があったな
アンジーがジャックに「女のことまで先を越されて・・・」みたいに言われてたのは、 ちょっと可哀想だと思いつつ予想どおりだったのでやっぱり笑えた。 ちゃらちゃら軟派風でプレイボーイ気取りだけど、不特定多数と広く浅く付き合ってるだけで 実は健全な付き合いの枠を出ていないアンジー(本命はフーちゃんか?)と、 女っ気なさそうな堅物風なのに、年上の女性の母性本能を無意識にくすぐりまくり、 さっさと親密になっちゃうグレアム。 「見かけによらず、っていうか、そういうものなのかもしれないなぁ・・・」と妙に納得した。
アンジーは一見一番不良ぶってるけど、一番健全という家庭的というか 破滅的な方向からは遠いキャラだったからな そのぶんグレアムの壊れっぷりはドラマチックだった
裏切り者に出てきた騎手の男がバスジャック犯に顔が似てて笑った お前死んだんじゃなかったのかよって このころは顔のバリエーションが限られてたせいか眼鏡キャラとかたまに 間違えて読んで話がつながらなかった 慣れるとそんなことないけど
アンジーは唯一、親元で育てられなかった分、まともな家庭で育ったんだよね。 叔母さんも従弟も、本当にアンジーを大事にしてくれてたし。 だから虐待された経験も無いし、小児マヒになるまでは友達もたくさんいた。 そこが破滅から縁遠い性格を形成してくれたんだろうし 雪山の事件を抱えても壊れてしまわない、強かな心の根っこを育てたのかと思う。 実の親と離れてたことで平穏な日々を過ごせてたっていうのが、何とも皮肉な話だけど。
>>518 親が実かどうかより、まともな環境が大事ってことだろうね
実際、実の親がキチガイだと逃げようがない
まあある意味、アンジーはきっぱり捨てられて幸せだった もしあのまま母親とべったりでも、女優としてうまくいかないと 母親は子供を憎むようになる可能性もあるし グレアムみたいにストーカーみたいに粘着されたら恐怖だ
で、ダルトン家の花瓶を割ったのは誰だったんだろうな 出て行ったグレアム母かね?
そういや犯人未確定だったんだな 地震かもしれないな
>>518 あの叔母さんいい人だったね。
グレ叔父もかなりいい人だが。
おばちゃまはいい人だけど結構やることが過激。
あのおばちゃまの対応とグレのフェル・ブラウン嬢への対応が似てる。
アンジーの小さい頃のエピソードで 近所の一人暮らしの婆ちゃんの誕生パーティーを失敗する話があったね あれは婆ちゃんの嬉し涙を幼すぎた当時のアンジーは理解できなかった という解釈でそんなに外れてない?
あのおばあちゃんの涙は 実の息子が誕生日に帰ってきてくれなくて 寂しいのをガマンして隠してニコニコして・・・ だったのが 帰ってきたらいつもは自分に意地悪ばかりする悪ガキが 誕生日祝いをしてくれていて それはもちろん嬉しいんだけど それが自分の息子からではなかったということが寂しくて・・・ ということで、いままでの寂しさが噴出したんじゃないかと思う リフは、自分じゃ埋められないおばあちゃんの寂しさを感じて 悔しかったんじゃないかな
あとはまあ、部屋のあの惨状もあるわなw 嬉しいのと寂しいのと「ちょwwwこれどーすんのwwww」 的な、もういろんなものが入り交じって思わず涙が、みたいな
てっきり、あの惨状にしまったと思ったんだけど、 おばあちゃんは喜んでくれて、 それでついアンジーも嬉しくて涙も出てきたんだけど でも素直じゃないから(しかもあの惨状は悔しいし) ああいう「うるせー!」になったんだと思ってた。
リフがおばあちゃんにいたずらするのは 本当は自分がママに「寂しい、そばにいて」と言いたいけど言えなくて だから能天気なおばあちゃんの息子(ママと同じ立場)と それを許しているおばあちゃん(自分と同じ立場)に 八つ当たりしていた部分もあるんじゃないかな でも同時に、おばあちゃんは自分と同じ寂しさを抱える同士で 息子がこないとわかったときは 颯爽と誕生パーティーをして寂しさを消してあげたかったんだけど 結果はあの惨状、そしておばあちゃんの寂しさは消えない そして「他の誰に優しくされても、その人にしか埋められない寂しさ」 というのはリフも抱えているものだったから よけいに自分じゃダメなことも感じる 「ちっくしょー!」 とヤケになって駆けていったんだと思った
530 :
525 :2010/01/19(火) 20:16:31 ID:???
なるほどd みんな深いね。 ちびリフ時代も現在のアンジーもいろんな面 (寂しさも優しさも素直になれない所も調子いい所も)が 短いページの中で見れて、 個人的にかなり好きな番外編のひとつです。
言いたいことを我慢していた記憶は アンジーのなかでけっこうコンプレックスになっているのかもね 「クリスマスローズ〜」のときは いい子ぶってしまう→本当の自分が嫌われるのが怖いから? って考えから、いきなり「バカ息子」暴走がはじまったし ロナルドの娘と、「ジャックがレティを寝取った」話を聞いたとき なんとかやりすごそうとしていたのに 「ジャックの機嫌取りをしている」といったことを言われてきれていた。 みんなと別れてイラついて、嫌な性格だった時期を わらって受け止めてくれたフーちゃんの存在は大きいな
アンジーはまともなようでいて、タブーに触れるとキレて物を壊す というクセがあるからな まあ、やっぱり危ない奴だ
アンジーはフーちゃんと恋人になれるのだろうか? なんつーか「好きすぎて、そんな対象として見られない。見たくない」 的な部分もあるんじゃないかと フーちゃんにしたって子どもの頃から知っている弟分を異性として見られるのか? 年齢差だけなら、グレアムとダナほど離れてないと思うんだけど アンジーはフーちゃんの未来を 「孫にかこまれて」と想像しているけど はたしてその孫の祖父、つまりフーちゃんの夫になる自分を想像できるのか? 昔からアンジーファンの私としては フーちゃん以上の相手はいないと思っているのだけれど この二人の男女関係を想像できないでいる
アンジーはまだ10才ちょっと過ぎた年齢だろうに
まあアンジーは結婚なんてめんどくさいもの! なんて言ってたからな 独身通すのかもしれないけど、 まだ子供だからな
結婚するとしたらロナルドと同じ道を辿るんじゃないのか
1)ああなりかけたらひっぱたいてやる!誰かさんのおかげで幸せな結婚生活を(ry 2)鳥が鳥である様に!見事二の舞を(ry …さあ、どっち?
ああはなるまいなるまいと努力しすぎて結局… という感じかな。 途中で気づいて軌道修正して欲しいけど、 アンジーって、そういう意味での不幸が似合いすぎるんだもの。 グレアムは少なくとも作中の時間までは、自分から不幸に突っ込んでく感じだけど、 アンジーは光のほうに向かおうとしてドツボにはまるっていうか。
>アンジーは光のほうに向かおうとしてドツボにはまる そんな陰性の感じを受けないけどなあ やっぱりちゃんと愛されてある程度まで大きくなった、 自分の感情を肯定して生きて来られた、 自分の好きな、自分を好きな女の子がごくごく真っ当な母性的な子… ってのは大きい むしろ逆で グレアムに添ってドツボに付き合おうとしても浮力が働いてしまうという
アンジーは母親とはこじれたけど、4人の中で唯一愛情に恵まれ 温かい親戚の家に育った強みはあると思う。 傷つきやすいけど浮上する力が強い。 性格もグレアムより大人だし。
アンジーとロナルドは性格は似ているけど育ちが違う。 お坊ちゃまだったロナルドは 家族や召使が快適な生活をつくってくれていた だから、妻にそれを求めるのは間違いだと頭ではわかっていても つい不満を抱いてしまう レティがもっと大雑把でのんびりで不器用だったら ロナルドも早めにあきらめて、それなりに上手くいっていたかもしれない でも、無理すればなんとか要求にこたえられるくらいに 器用だったから、ムリがたたって疲れてしまった アンジーは同じ道は通らないと思う
お坊ちゃま云々は関係ないと思うナー ロナルドはああいう性分だったってだけじゃないかと 役割通りに生きていたって事で
フーちゃん相手なら同じ道は辿らないだろうがな
人間単純に誰の方が大人って言えない所があると思う。 それぞれ大人な面とそうでない所があったりする。 サーニンが情緒的に一番大人に見えたりする所があるし、 グレアムも思慮深く大人な面もある。 マックスだってポジションは一番お子ちゃまだけど、 実は皆が思っているより大人な面がある。
ロナルドとレティは恋人同士としてはよかったけど家族としては上手くゆかなかった アンジーとフーちゃんは夫婦とか家族になったらうまくいきそうだけど それ以前に恋人同士になれるのかという疑問がある いまのところ二人の意識は「姉弟」関係っぽい エイダとか、フーちゃんの同世代に縁談がきはじめたとき いつかフー姉さまも他の男にとられちゃうんだろうかと 勝手に悩んで勝手に落ち込んで熱出して寝込むアンジーの姿が見えそうだw
エイダは自分の母親やグレ母を見ているせいもあって 『自分は幸福な家庭を持って父親を安心させなくては』とか思って 大学出てすぐか大学行かなくても22〜3くらいで結婚しそう。 フーちゃんは結婚できてもできなくてもいいわ位に気長に構えていそう。 勝手なイメージだけどね。
>>544 マックスは親が子に憎悪を隠しもしないガチ虐待育ち、4人の中で最も幼い頃から長い間
不安定な生活に晒され、兄弟代わりで親代わりの友達には一様に知恵遅れ扱いされつつ
情報遮断されてた
…というシャレにならない環境で安定した人格に育ち、しかも
「ちゃんといろんな事が出来るように、受け入れられるようになりたい」
「大人に仲間外れにされるのは嫌だ」
「ちゃんと甘えたい、そしてちゃんと頼ってもらいたい」
という成長することへの欲求を持ってる、まともなオトナになる予備軍の子供。かなり稀有。
つうかグレアムが「守るべき汚れなきあかちゃんポジション」を欲しがってたからとしか
思えないメンヘラ育成コースにいたのにちゃんと育ったのって、連れて行ってでサーニンが
真っ向から「おまえはずるい」「守られるのが当然て顔して!」と糾弾してくれたように、
まともな同じレベルの子供として接してたせいかもしれないなと今思った。
4人一緒って彼らにとって必要最小限の生活単位だったのかもね。
>>兄弟代わりで親代わりの友達には一様に知恵遅れ扱いされつつ またまた御冗談を(AAry マックス=知恵遅れってのは拷問教室でのギャグだろ? >>情報遮断されてた これは確かにそういう事もあったけどナー マックスは天然(というかKY?)な所があるから仕方なかったってのも(ry
マックスは、被保護者の立場を自覚してた気がするなあ グレアムがそういう対象を欲してるのを、無意識に自覚しているというか なんだっけ 「マックスは、自分は幸せだと示すことで周りを幸せにしてくれる」みたいなの 自分が周囲に貢献できる手っ取り早い方法はそれだとわかってる気がする エイダ登場時は自分が死ぬって言う方法も選択したわけだし
マックスは、アンジーという一見相性悪く見えて相性のいい兄貴がいたのも大きい。 マックスが疲れているのに気付いて自分が憎まれ役になってくれたり 絶対においてけぼりにするような真似はしないアンジーはグレアムより大人だからね。
>>絶対においてけぼりにするような真似はしないアンジーはグレアムより大人だからね。 グレアムもマックスが疲れてたのは気付いてたんじゃないか? あえて先に目的地に着いてから休む事を提案したのはアルフィーと会う約束をしてたからじゃなかろうかと
マックスはあの4人の中で、自分に求められている ポジションを引き受けている所はあるね。 一見能天気な態度も気を使った結果だったりする。 周囲が大変だったりするのを感じていて でも自分まで深刻になるり気付かない振りして明るくしていたり 周囲の人間に善意や好意を示すことも、実は相手と他の3人のためでもあったりする。 家族の中で甘ったれ扱いされている末っ子が 外に出た方が自分のポジションから解放されて実力を発揮する というのはよくある話。 グレアムとは、お互い与え与えられ。 グレアムがマックスから受けている恩恵もあるし、 マックスもグレアムの今期良く大人な面の恩恵を受けている。 グレアムってサーニンやマックスとは性格や考え方で通じるものがあって 実は相棒格のアンジーとが一番違ってて平行線なんだな。 たまに僻んだりいじけたり甘ったれることはあっても、 恨みがましさやボダっぽさはなく、自分から与え自分から上向こうとするのは ほんとマックスの良さだね。
>>551 同意。誰が誰より大人と言い切れるものでなく、誰かの意見が絶対というものでもなく
グループの中である時は誰かの意見が正しかったり大人だったり
別の問題では別の人の方が鋭かったり大人だったりするものだと思う。
正解が一つとも限らなくグループの中で様々な視点があったりするもの。
でもあの時は、約束の時間までには余裕があって、 それでも、食べることもできないほど疲れてるマックスに 「行ってから休んだ方が気分的に楽」というのは いかにもグレらしい自己中っぽかったw
マックスの人格が本当に安定してたら ギィは撃ち殺されてないし グレアムも刺されてないよ
マックスの大人な面や長所を語るレスはあっても、 安定してるとか言っている人って殆どいないのでは?
>>554 グレは一見大人だけど実は自己中だよね。
やっぱアンジーの方が大人という印象は揺るがないわ。
はいはい。アンジー>グレですね。
グレは攻撃されやすいなぁw 自分の立場(最年長、財布を握る)と自分の欲求(庇護したい、必要とされたい)を、 うまく折り合いつけたんだから、 やっぱり4人の中で最初に大人の階段上ったんだと思うけどね 大人だってそういうのできてない人いるから
はいはい。グレ>アンジーですね。
Gは大人というのが一般的な認識となっているからこそ、 いやあそこが自己中だの子供だのとあれこれ言ってみたくなるものなのではw 或いはGなんかより誰々の方が大人で皆のためになっているんだからというお人とか。
のだめスレの、千秋の方が実はガキでのだめの方が大人で優秀 という流れを連想したww
グレは鈍感なんだよ。
つーかいい加減グレのヲタがうざいんですけど。 盲目的で怖いっす。
>>563 アンジーは敏感だもんね。よく気が付く。駆け引きも得意。
判官びいきというやつだw<のだめと千秋、アンジーとグレ でもやっぱ、アンジーの斥候の役割とかは 「万が一大人たちに拒絶されても、自分には三人がいる」っていうのがあってだと思うな。 グレは三人を庇護する立場だからよりどころにはできなかったけど、アンジーはできたみたいな
>>566 どーでもいいが黒髪キャラは糞真面目なのが多いな
グレ、千秋、ユリスール、鉄のクラウス
サーニンとマスターが楽しく再会できますように!
日本人キャラなら黒髪不真面目も同じくらい いる気がするので西洋人キャラ限定でお願いします どうでもいいけど
>568 ユリスール って 「ユリスモール@トーマの心臓」?
アンジーは母性の人 サーニンをとったエルを盗人と罵り マックスに冷たいと言われるとマックスが人を殺しても遺体や遺族の前でマックスに歌を歌ってやると言い サーニンの様子を窺おうとしたジャックを巣を荒らす外敵を見る母鳥の様な目で睨み 離れて行こうとするグレアムを引き留める為に銃を撃った でも逆にそんなアンジーをグレアムが最後まで兄貴面して守ろうとしたから 自分はグレアムの母親にはなれないんだと漸く悟った グレアムとアンジーの関係ってそんなイメージだな
自分の子どもが不可抗力で人を殺してしまった場合 あくまでイメージなんだけど 母親は、たとえ世間に背をむけても まず子どもを抱きしめてその子を護ろうとする 父親は、子どもを護りつつ親自身も含めてその責任をとろうとさせる どちらも必要なことだと思う アンジーは「これは夢だよ」発言等、 母親の役割をいったんは果たした グレアムは父親の役割を果たせなくて、 数年後、そのツケを払おうとした なんだかそんなことを想像してしまった
↑ × その責任をとろうとさせる ○ その責任をとらせようとする
まあしょせん子供の寄り集まりだからね 母親役、父親役なんて意識してないわけで ちょっと年上だから自分がしっかりしないと と思う者がいたってだけで でもみんながお互いに支え合おうとしているのは いいことだと思う 今の時代は、みんながらだの甘えたがりだらけだからね 親、年寄りからして
規制が解けて、本スレもエヴァスレも、面白くなってキター!(・∀・)
過疎スレで何を言っているw
しかし年長組が二人とも身体障害者って言うのが凄いな
まあ、カ◯ワってので、よりはみだし子供らしさが出ているよな
うん、カタ●ってのがよけい哀れさをかもしだしていいんじゃないかね? マックスは知恵◯くれだろうし サーニンも性格に異常がある、一種のキ◎ガイだろうし
幕巣自身は知恵遅れ説に抗議してたけど
荒らしにエサやり厳禁
なぜ荒らしww
カタワと書いただけで荒らし扱いとは 嫌な時代になったものだ
カタワは作品中で言われてたものとしても
>>549-580 の流れはちょっと悪意感じるけどな
好きなキャラクターに対して差別用語重ねられると気分はよくない
最近のファンは傷つきやすいんです
そう言やサーニンに言葉を教えてくれた鳥さん 寿命で死んじゃったのかな
そういえば、小学生の頃(25年も前だ・・・)に読んでた単行本には今ではマズイ表現がちらほらあったみたいで 大人になってから文庫本で読み返したら違った表現になってた箇所がいくつかあった。 昔のマンガの文庫本化ってそういう単語のチェックもしておかなきゃ、当時は普通に使ってたっての、多いものね。
でもグレアムとサーニンは既に人として終わってたんだと思うよ。 分かる人には解ると思うな、必ずしも嵐の主張とは言えないと思うよ。
サーニンは失声症かな 人として終わってる病気じゃないけどね 人として終わってるのは人をわざわざ傷つけるのが楽しいって精神構造の人じゃないの 2chでは嵐って呼ばれてる人達かな
そもそも幼児〜少年の年頃の子供に終わってる、はないわな 人生はまだこれからなのに
キャシーのママなんか、人として終ってる感ありありだけどな
キャシーのママがエルの替え玉を用意したというやり方はさておき、 彼女なりに自分の愚かさからしでかした罪を償おうとしていただろうし、 キャシーの父も、娘の真意とエルの才能を察した上で、沈黙を保ったのだろうな、と。 勘違いと正義感でその提案を突っぱね、決別したのは4人組だけど、 サーニンはエルと観客を騙さずに競馬界に戻れる可能性を、エルの子達に掛けている。 エル関連は、後悔や失敗をしても、生きている間は可能性は0では無い、 希望を捨てたくないというサーニンの本質と善良さが話を動かしていたと思う。
まあサーニンほめるのはいいけどな この漫画は多少は前向きなことも描くけど その段階での愚かさや苦悩や苦労を描き出すから 重くのしかかってくるわけで
グレアムが求めた答えはDeath Endだしね。 登場人物一どうにもならないのはクークーの保護者だった牧師のようなキガス 牧師があれほどの俗物だったというのは、三原さん流の皮肉にしか思えない。
サーニンは、4人の中でもまっとうに育った感じがあったけどなあ 依存ではなく、自分の好きなことから将来への目標を得て、初恋もして 4人への依存度も低くて 後半いちばん「ふつうの少年」ぽく描かれてると思ってた 逆に、サーニンの終わってる (って言うと嫌な言い方だけど、修正不可能なくらいに歪んでしまった)ところって どこなのか聞いてみたい
どの子も「終ってる」とは思わないけどな 普通なら終ってると言えるくらいに鬱な話を描写して それでも続いて行くのがはみだしっ子だったしね サーニンは4人組の中ではちょっと距離を置いた位置にいたという感じがする だから一人ひょうひょうとして独自の世界を持つことができたんじゃないだろうか? 一方一番終った感じがするのがグレアムかな 常にリーダー的な責任者の立場になって、子供のうちに親の役割も果たしてしまって 精神的に行くところまで行ってしまった感じもあるからな
年少組は年長組から希望を託されている感があるからね その役割を演じなきゃという気持ちも強いだろうし 年長組は大人の役割をしなきゃという意識とともに 理不尽さは自分達がかぶって抱え込んでしまおうとする意識を持ち過ぎて 自分達自身に希望を見いだして生きて行く意味を持てなくなっている感じ もした
所で雪山でアンジーが拳銃で自殺した時弾がなくて失敗したのに 連れて行ってでグレアムに向けて発砲してるよね シドニーわざわざ空の拳銃に弾装填してアンジーに渡したんだろうか それは大人としてどうなよ、とは思うわ
弾は、後からアンジーがどこかで手に入れてたんでは?
シドニーに拳銃よこせ、って言った時に、欲しがる理由が 「いつでも死ねるけど今は自分の意思で生きることを選択している、と 実感したいから」 なんだから、弾が入ってない銃じゃ意味がないだろうしなー シドニーは立場上、常に護身用に銃や銃弾は持ち歩いてるだろうから その場で弾も入れて渡したか、入れるようにアンジーが要求したんじゃないかな
明らかな荒らしには構うなよ
もし自殺用の為にシドニーが弾を入れてくれたとしたら それは一発で十分なんだと思うんだよね でもアンジーはグレアムに一発撃った後、その銃でグレアムを脅している と言う事は弾は一発以上装填してある、もしくはアンジーが空の銃でグレアムをはったりで 脅したかになるわけだけど、リボルバーだと弾が装填してあるかどうかは 正面から見たら分かってしまうから、直ぐバレると思うんだよね
自分だったら見てもわからないw
>>603 一発で成功するとは限らないからねえ……
あと不発弾とか、銃の機構的に「噛んだ」状態になったりとか
いろいろあるから、「自殺するなら弾は一発しか入れない」
ってことはないと思うよ
アンジーがそこまで確実に死のうとして用意はしないと思うけど グレアムならしそうだけど‥‥ 不発だったら今は死ぬ時じゃないって事か、と思い直しそう でもジョイじゃないけど、弾を残した状態で自殺されたら それが他の誰かの手に渡る可能性もあるし危険で迷惑だよね
シドニーはかなり物騒な暮らしをしていたみたいだから きちんと弾丸を込めてある銃を渡すことが、彼の礼儀だったんだろうと思うが ある時期、シドニーは4人組を欲しがっていたし、 もし人材としてほしかったとするなら、自分の物騒な生活の 仲間にする可能性だってあったんだろうからね
結局、シドニー・マーチンがどういう奴なのかわからないまま終ってしまったのが残念だ
わからなかったねー 結局何をたくらんでたのか 4人を助けるのも何の狙いがあったのか
コスプレの多い漫画だったし、何か事件に巻き込まれて解決していくみたいな 痛快アクションものにでもする予定だったのだろうか? ああいう個性派グループキャラに、そういう方向性を期待するってのもあっただろうな
>>610 またまた御冗談を(AAry
一族と闘うための同志にしたい思惑があったんでないかい?シドニーは
腹心がアルフィーだけじゃ正直シンドイだろうし
>>611 冗談でもないけどな
キャラ物の延長でキャラのかっこよさを引き立てるアクション活劇ものを作る
ってのはありだと思うけどな
それに、シリアスな意味で同志にするんだったら、あんな子供達役に立つかね?
それこそ、利用するにしてもちょっとアレだと思うが
あまりシリアスになりきらない話としてならアリだと思うけど
自分を救ってくれたって思いもあって、そばに置いておきたくなったんじゃないかな。 まあ、自分の協力者としての期待もあっただろうけど。 でも、4人組が素直に従ったとも考えられない。 ジャックとパムの所に引き取られずシドニーと一緒にいる展開になっていたら、どうなっていたんだろうね。
シドニーも現実離れした立場のキャラだから 少しファンタジーがかった展開にもなったんじゃないかな と思えなくもないんだよね それこそ、悪い大人相手に拳銃片手に立ち回りをするみたいな 彼らが殺人事件に関わるのは、そっちへ引き込まれるきっかけみたいなもので でも思い切ってそっちへ踏み込めず、ああいった方向性に行ったのかな と今となっては思うんだけど
破壊工作とかなら子供の方が疑われず色々仕掛けたりしやすいって事も(ry まあ、そんな嫌展が無くてよかったけどナー
当時は山田ミネコさんのアリスシリーズとか 漫画キャラと事件の組み合わせで個性を出すとかわりと多かった気がするなあ 4人組だったらそういう展開にしても面白かったろう ただ、あまり大真面目に復讐話とか、破壊工作とかそういうのだったらドン引きだけど シリアスにやったら、彼らなんかすぐ死んでるだろうからね そういう普通の子供っぽさがよかったわけだし
しかし、さすがに同志にするには戦闘力無さ過ぎだろw かえって足手まといになるだけって感じw
グレアムの電話のダイヤル音で番号聞き取るのは役に立ちそうだけど それぐらいじゃね・・・
ダイヤル音を聞き分けるって音楽(ピアノ)の才能があれば簡単なんだろうな 器用なアンジーにも出来そうだけど音痴っていう弱点あるから無理かw
シドニーは性格的にあの4人とウマが合いそうだね。 いい具合に寛容でいい具合にひねくれている。 しかし堅実に考えればクレーマー家の方が良い。 それに第一話の段階からしてジャックもいい人だし 本人もはみだし傾向のあった子供だから4人組の側が思っている以上に 理解者になれる所がある。
>>619 あれ、プッシュホンじゃなくてダイヤル式の電話だったよね
だったら「音の高低」じゃなくて、「ダイヤルが戻る音の長さ」を聴き分けてたんだと思う
音感じゃなくてリズム感というか、体内時計みたいなものが敏感だってことだから、
アンジーもその気になればできるかも(あと、尋常じゃない集中力があるサーニンも)
>>621 ああ、あれはダイヤルだったか
さんくす
でもシドニーって単身雪山に助けに来てくれたんだよね 何気にアグレッシブで親切な人だ
しかもスーツ姿だった気がするんだけど。>雪山シドニー
シュールだな、シドニーw
既にふもとだったという可能性は?
アンジーが死体引きずりながら、ふもとまでってちょっと苦しい
じゃあどうやって来たんだ、あの兄ちゃんは 特殊ヘリでも使ったのか?
ヨット好きらしいし見かけによらず凄いアウトドアに強いんじゃない
>>629 そうだったな
もしかしたら、すごい超人なのかもしれないな
友人アルフィー一人で危ない一族と渡り合う気だったし
>>619 アンジーがフェルブラウンの婚約者&友人のところにいったとき
「そいつはダイヤル音だけで電話番号を聞き取れるのか?」の問いに
「得意だよ」
と答えていたよね。
この「そいつ」は、ずっとアンジーのことだと思っていて
むしろアンジーがグレに教えたんだと思ってた。
でも「そいつ=バート・スミム(Gの偽名)」だったのかな?
・・・バート・スミムって誰だよ・・・・・orz バート・スミスでした
ダイヤル音だけで電話番号を聞き取るって、 そんな大したことじゃないよね。
どうかな 普通の人間はそんなこと身につけようとも思わないだろうし 放浪生活をした彼らだから身に付いた野生のかんだろうよ
>>631 あの場面は、この作品をよっぽど好きで読んできた奴じゃないとわかりにくい表現だな
今日はバレンタインか アンジー一人だけチョコを待ち続けるイラスト思い出すなぁ
D・フランシスの訃報が… (「裏切者」のプロットはかなりこの人の「度胸」にインスパイアされている) 今年は高齢作家の逝去が多いような気がするなあ
はみだしっ子からディック・フランシスを知り、 ファンになってから30年。 ご冥福をお祈りいたします。
しかし、4人組、いいキャラしてるよなあ 今だったらキャラものとしてもっと引き伸されて…駄作化していたかもな
人気が出たら3、4巻で終わりそうな話でも ダラダラ10巻以上引き延ばすからね 最近の少女漫画って
>>641 峰倉かずや「はみだしっ子」
4人がひたすらキメポーズでドタバタ。年上組二人の倒錯的関係、あっかるいサーニン、マスコットマックス
CLAMP「はみだしっ子」
ちょっと陰のある美形4兄弟。ピンチに陥ると不思議な力が出せる、実は選ばれし子供ら。。
鬼頭莫宏「はみだしっ子」
4人の孤児が姿を消す。あとには常に性的倒錯者達の惨殺死体が…
と、こんな感じで
どれも見てみたいなw 番外編としてなら描いて下さったかもw
>>643 CLAMPのは文庫版創竜伝かと思った。
部屋を整理していたら出てきたはみだしっ子イメージアルバム。 デッキも引っ張り出し聞いているが懐かしすぎる。 ふと検索したらこんなスレがあったんだな。ざっと流し読みしたがみんな深いなあ。
はみだしっ子は昔の漫画だけど けっこうグッズは出てたよな わりとサービス精神はあった作品だったと思う 今だったらもっと出ただろうし パチンコにもなったかもしれないけど
>646 兄がレコードジャケットのためだけに買ったわ
さすがにパチンコはないだろ そもそも少女漫画のパチ化ってあったっけ?
けっこうあるよ
>649 ベルサイユのばら 作者の趣味がパチンコだそうな。
競馬もギャンブルだったな 意外に親和性あるかも
エースをねらえ、ベルバラは3回 パチンコになってる
そろそろセーラームーンのパチが出てきてもおかしくないな
セラムンは作者がOK出さないだろうって見方がもっぱら(ry …ええと、ここ何のスレだっけ?
>>647 トランプランド
はみだしっ子語録
チェリッシュギャラリー
なるほど。
はみだしっ子語録は本屋に探してもらう時 さまよう青春の道しるべって副題言うのが恥ずかしかったわ〜
シドニー・マーチン話に乗り遅れた。
あの人はほんとになんだったんだろうと時々思う。
アルフィーに「あの子達を追いかけてよ」は、雪山で4人を遭難から
救う役割が必要なのかな、と納得できるんだけど、
そのあと引っ張ってるのがね。
グレアムがけっこう気にしてるところ、手伝えなくてごめんシドニーとか、
最終回にも手紙で登場するとか、すごく思わせぶりなんだよね。
きっと構想はいっぱいあったんだろうな。
想像としては、シドニーの一族が汚いことするやつらで、
彼らとの戦いを通して、Die Energie 5.2☆11.8みたいな産業界の裏側を
暴く、みたいな進め方になるんじゃないかと思った。
>>610 的なのは、はみだしっ子の初期だったら想像できたけど、
はみだしっ子後半からはみだしっ子後ってひたすら暗くてシリアスだったから。
花夢のふろくや全プレは楽しみだったな あんな気分はもう味わえないんだろうなあ
三原先生ご冥福をお祈りします
そうだ、あの事件のまさにその日だったねえ… 日付変わってしまったけど、先生、ありがとうございました はみだしっ子やSonsやX-dayやルー&ソロやビリジョディやその他その他 数々の素晴らしい作品を世に送り出して下さってどうもありがとう いまだに「風のない大雨」というシチュに出くわすと、でっかい傘(notパラソル)と ピクニックチェア&バスケット、脚付グラスで血のような赤ワインを楽しむ美少女 という耽美なシーンが頭をよぎったり 階段をへばりながら上ってると保険が…とか思ったり、布団で作った階段を 転げ落ちるアシさんを思い出したり ツンデレ萌えという単語に即ピアを連想してああ、うん、と思ったりしてしまいます ダドリー・デビッド・トレヴァーは永遠の理想的老け少年 ウィリアムは永遠の理想的こども中年です 先生がいなくなった世にも先生の作品はずっと読み継がれています どうもありがとう
今日はアンジーの誕生日、、、だよね? おめ
今深夜でもう眠いからレスを最新しか読んでないのだけれど、オクトパスガーデンの「魚」は 愛情とか信頼ってことでいんですよね???? あぁ、こんなスレッドがあったんだ・・・きっと皆様いいお年ですね?? 間違っても20代前半はいませんね??? しかし眠くても1から読むべき?つか眠い
結構いろんな年代いると思うぞ? 自分は10代だし、友達で好きな子結構いる にしても読む度いろんな解釈ができるから困るw
自分は20代になってから読んだからなー 10代の頃に読みたかった
まったくだ 自分が十代の頃はまだはみだしっ子なかったしな
自分は十歳未満の時に初めて読んだ 三原作品は何時の年代で読んでも読めて そして考えさせられる
21がここにいるノシ 母親の影響で
この間、双葉でスレが立っていて結構盛り上がってた。 数人しかいなかったっぽいがw
三原作品は読んだ各人にそれぞれ解釈があるからな つい語ってしまう
解釈というか、 昔読んでいた時にえらく感動したけど 2ちゃんもなく周囲に話せるファンもいなかった読者が やっと話せる場所を得て爆発するんじゃなかろうか? 昔は漫画オタはマイナーだったけど、三原作品は中でもマイナーだったしw
672 :
愛蔵版名無しさん :2010/05/09(日) 12:25:02 ID:n6/S7otY
>>671 連載当時はマイナーじゃなかったんジャン?
全プレとかも、「はみ」沢山使われてたし、結構な看板漫画だった筈。
まぁ、この頃から、「少女マンガ読んでる男子」がヲタク扱いされ始めたってだけだろ。
掲載誌ではな 当時から、各漫画雑誌では看板になる人気漫画を盛り上げる傾向はあったよ、全プレとか付録とか はみだしっ子も「花ゆめ」では看板だったからそういう扱いだった 世間でも漫画が注目され初めて熱く語る人達も一部にいたけど、一般ではまだまだマイナーだったからな 花ゆめはマイナー系雑誌だったし クラスでいっしょに語れる仲間がいなかった奴は多いだろな まあ、俺もだけどw
漫画ファンが集中する場所ではメジャーな部類だったかもしれないが 地方ではさびしいものだったよ 自分はすっかりのめり込んでいたけど、クラスの子と話が全く通じず 孤独だったな
連載読んでた時は小学生で、さすがに周りにはいなかった。 サーニンとグレアムペンギンをノートに書きまくってたら、 「可愛い」と反応があったので、嬉々として早速コミックス貸した。 そしたら「絵が怖い」「暗い」「重い」で「続きはいらない」で散々だった…
自分が最初に読んだはみだしっ子は単行本の一巻で 色んな人の手を回り回ってやって来た物だった すごいボロボロだったけどそれだけ読まれて他の誰かにも知って欲しくて リレーみたいに託され続けて来た物だったのがよく分かったよ
677 :
愛蔵版名無しさん :2010/05/13(木) 22:35:41 ID:fnyJUQ4/
杉並区42才漫画好きの男性フリーター は実在しています(笑) ↓ No.18 サーザG 2007/12/31 20:52 今年はご本人様にNEKOさんにご紹介戴けました事、本当に有難う御座いました。一寸、最後にコメントがごちゃついてしまいまして申し訳御座いませんです。 どうぞ、来年も宜しくお願い申し上げます。それでは、良いお年をお迎え下さいませ。 サーザこと、中島 義弘
test
究極の地方だったけど、一ヶ月くらいかかってクラス中廻ってたよ、花とゆめ 地方過ぎて、みんな日本語出版物に飢えてたんだと思うけど 「はみ」は人気ある方だったと思う。 ダナとエチーした時、みんなでギャー言った記憶もあるww
日本語出版物に飢えていた‥‥って、 外国の地方に住んでらっしゃったんですか? 沖縄は返還、されてましたよね?
もしかして、隔離施設?
田舎なめんな
683 :
679 :2010/05/29(土) 23:07:02 ID:???
アメリカでした 船便で二ヶ月遅れくらいで届いていた 今では隔世の感があるが、小さな日本語書店が一件あるだけだった もちろん「はみ」は置いてない ニューヨーク行ったとき六巻だけ置いてあったので、喜んで買って帰った気憶が・・・ ニューヨークにも当時日本語本屋たぶん一件しかなくて、まんが売り場も小さくて でも「はみ」はちゃんと輸入されとりました
へー 異国の地ににはみだしっ子が置かれてたって言うのは感慨深い物がありますね
あの時代に良く…
花とゆめの懸賞で、マックスの靴下が当たった。 大事に取っていたんだけど、引っ越しを繰り返すうちに行方不明になった。 どこに行っちゃったんだろ。
タンスの中の指先ソックス入れとして、いまだに全プレのミニバッグ使っているよ。正面と裏面があるやつ。ソーイングセットもどこかにかあるはず。
全プレかあ 一時期,人生がうまくいかなかった時に 親に徹底的に人生潰されて、その時にためてきたもの全部捨てちゃったなあ あんな奴らのために捨てなけれなよかった とっておけばよかった 悔しいなあ
少なく見積もっても20年位前の事を、今でも悔しがれる貴方をある意味尊敬する
自分はアンジーガッパのぬいぐるみ当たったよ あれだけは捨てたのを後悔してる
久しぶりに読みたくなったんで昨日近所の漫画喫茶巡りしてみたが見当たらず...ort @練馬 厨房の頃から2,3度買い直してるが次の更新前に引っ越す予定なんで今更買えない 暇を見て探してみるが何処か都内で置いてるところを何方かご存じないですか?
>>691 アマゾンとかで買ったほうが簡単でいいと思う
694 :
691 :2010/06/09(水) 20:32:12 ID:???
>>692 d それが一番簡単なのはわかってる
買うのはいいが後からすぐに手放すのがわかってるだけに何か忍びない感じでねー・・・
取り敢えずしばらく探してみる
ガラスの仮面なんかも引っ越しのたびに文庫込みでなんだかんだで5回は買い揃えてるわ
何度か布教用に配ったがいまだに揃えて持ってる奴は流石にいないしなー(´Д`)=З
引越しに数冊程度のコミックスを持っていけないのか?
x−dayと、sonsとムーンライティングのダドリーはもしかして同一人物なの? はじめにxdayと、ムーンライティング四段だけど全然気が付かなかった 他にもダドリーが出てる漫画ってありますか?
>>697 別人と言うかパラレルワールド(Sonsとムーン・ライティングは同一人物)
ダドリーの設定は一部被ってる(出生とか)
「踊りたいのに」に出てる(D.D=X Dayのダドリー)
ご本人がそこらへんを書いてる後書き(?)漫画がどっかにあったよね
Die Energie〜はXdayのダドリーだよね かくれちゃったのだぁれだのダドリーってどっちだったっけ?
>>699 ムーン・ライティング二巻の巻末とか(そう言えば綴りも違うんだよナー)
>>700 あれはX Day側のダドリーだったはず
702 :
691 :2010/06/11(金) 20:22:58 ID:???
>>695 d 過去に赤い大手チェーン店に大量リクしたが入らずでした...
がさっき新宿のまんが図書館のことを思い出したんでググッたらまだあるみたい
あそこにならありそうなんで今度行ってくるノ
>>696 たった十何冊だけのつもりでも気がつけばあっという間に段ボール10箱...って過去何度かあったんで
漫画喫茶が普及してきてから保存しないことにしてます
三原順さまの没年齢も過ぎて病気持ちなんで身辺整理もしなきゃなんないんでね
はみ子からビリーの森まで揃ってるといいな〜(´ー`)
>>702 入院等する可能性があるなら、多少は手元に持っていたほうがいい気がするけど
>>698 ありがd
ダドリーもverがあるみたいだね
現実にいたらなんとなくマットディロンみたいな顔かな〜と思うんだけど
sonnsの子供ダドリーは可愛いわショタの毛があるのかなw
しかし三原順の漫画ってキャラがやたら攻撃的だよね
ウィリアムが怖かったわ
奥さんも怖かったw
久しぶりに かくれちゃったのだぁれだ読んで切なくなった 死んだシャーロットのママが学校の先生だったから D・Dは遠い学校に行く事になったのかなぁ
>>707 まさか復刻するとは・・・。
LP持ってるけど欲しい・・・でも今金欠中・・・でも今入手しないときっともう次の機会は・・・う〜ん禿げしく悩む。
ATOK2010で「はみだしっこ」を変換すると一発目が「破弥陀疾呼」になる
2枚組つってもちょっと高くないか?
「LOST AND FOUND」は12,000円だったし、ごく一握りのファンのための 限定的な需要しかない品物なんだからこんなもんでしょ それこそ「イヤなら買うな」で済む代物
音はどうなんだろうなあ
LOST AND FOUNDってそんなに高かったけか… まあ買ったけどな
>>713 高かったよ!
自分の人生で一番単価の高い漫画本だよ。
少なくとも自分が生きてる内にこれ以上高い漫画買う事は無いとオモ。
谷山浩子かぁ やっぱフォーク調なの? なんとなくはみだしっこってジャズ(グレアムが弾いてたから)ってイメージがあるんだけどな 三原先生が洋楽好きだったみたいだし
>>715 フォークというかなんというか…
(私がフォークに多少偏った認識を持ってるのかもしれないが)
ギター一本の弾き語りみたいなんじゃなくもっと抒情的ポップ
谷山浩子の音楽を知ってる人なら一発でわかる「いつもの谷山さん」。
4人それぞれのキャラテーマソングと、はみだしっ子全体のテーマ。
私的な印象だと「つれて行って」以前の雰囲気を表現しようとしてると思う。
グレアムのテーマの異様さ、自己愛のエロ耽美さは一周まわって味わい深い
全体のテーマ、インスト曲は、なんだか歪んだ音で変てこなアップテンポのポップ
これもまた一周まわって納得
「つれて行って」以前の生活の現実感の無さを、望遠鏡をさかさまにして覗いてるみたい
確かに、「いつもの谷山浩子」としか言いようが無いな。 なぜか、グレアムのイメージはプログレだったりする。 ELPからか?
谷山さんはいちおう「白と黒」を買って聴いたけど いまだにサクロンの爽やかなイメージしかない みず谷なおきの漫画では根暗リスナーのアイコン的な扱われ方をしてたけど違和感あり
サーニンが僕は鳥だと言い、グレアムが僕は果実だと言ってました
>>716 >自己愛のエロ耽美さは
これはグレアムのテーマなのか・・・?w
どっちかというとグレアムには自己破壊願望があると思ってたが
自己破壊願望の裏に、こうでなくてはならない自分や世の中への執着みたいなものがあるのは確かだろうな だからそれが他人の感覚と相容れなかろうが、譲ろうとしないという
子どもだったんだね・・・。
はみだしっ子を他者が再構築しても全然楽しくない ということを思い知ったアルバムでした。 (谷山浩子さん自体に否定はない)
うん、なんか他のメディアにしてもイメージ壊れるだけという作品の代表みたいなのがこれ
ドラマ編はスルー 「ボクは鳥だ」は好きだ 特に好きなわけでもないのに ♪ふしーぎなてがみがついたよ にちようびのあさとつぜんに が頭の中で延々鳴り続けることがある。
テルーの唄は好きだ こころをなににたとえよおー 2chでさんざんエロ代え歌にされたけど
谷山浩子のアレは「谷山浩子の曲」として聞けばなかなかいいんだけど 「はみだしっ子」じゃなかったよね 過剰に感傷的な子供達を、作者はドライに非感傷的に描いてたと思う そこを汲みとったアルバムが欲しかった 著作権とか、演奏者・指揮者のチョイスはどうするのかとか問題は多いけど 作中に引用があった、グレアムやアンジーの聴いてたジャズ、ロックを収録 ジャズ風・ロック風にアレンジしたクラシックも収録 合間合間に マザーグースとか(個人的な印象でごめん、マックス) イギリスの競馬中継ザッピングとか(サーニン) をSEっぽくノイズっぽく入れたり 過剰に感傷的な子供達になりきって過剰に感傷的に女性ボーカルが歌う… なんてコンセプトよりクールなアルバムになりそうなんだけど 特に童謡は使い方でロックとすごく相性いいと思う
はみだしっこ大好きなファンが作りましたー! ていうアルバムだったよね 自分は好きだが というか歌はあのまま復刊してしまうのか
気がついたらCD予約していた 自分はアニメとか漫画とかのキャラソンとかも好きだし普通に楽しみ しかしジャケットはLPサイズなのか…でかいなw まあ三原さんの絵が大きいサイズで見られるならいいか
谷山浩子好きなんで、ポチってきた 教えてくれてサンキュウです、姐さん方。 あのアルバムジャケットの絵、花ゆめ本誌でとじこみポスターになってませんでしたっけ すごい懐かしい
世間ではコミックスも見かけないな もう売ってないのか
2chに三原さんのスレがある!(笑) うれしい驚きの良スレですね ざっと読んでみたけど、ここはsonsネタは禁止というか控えたほうがよい? 私は三原さんの作品はすべてが大切な宝物で、きらいなものは特にないんですが 後期作品を敬遠している方は絵柄が原因の人が多いのかな? はみだしっ子、sons、ルーソロ、X-Dayその他、状況を変え発言者を変え、 繰り返し同じテーマや疑問が現れるので、関連性を見つけるのもまた 三原さんの本のひとつの楽しみ方ですね。
>>ここはsonsネタは禁止というか控えたほうがよい? えーと、一体このスレのどの辺を読めばこういう話になるのかと(ry
外国の方かな
735 :
732 :2010/07/25(日) 03:13:55 ID:???
>>733 441以降結構sonsが元で微妙な流れに見えたもので‥。
sons「厨」とかsonsが不純だという発言など見て、もし荒れやすい話題に
なりやすいのなら自重しようかと思って尋ねました。
気にしすぎだったようですね、すみません。
いろいろ言う前にネタだけ書けばいいよ 賛同者がいれば盛り上がる もともとマイナーな過疎スレだしね
>>735 気にすんなsonsもどんどんかたればいい
>>733 >>444 ,478,480,498,503あたりのことだろ
さすがに三原さんの作品を「不純だから嫌い」ってレスは自演か煽りだと
思ってみんなスルーだろうが初めてスレ見つけて読んだらやっぱり不快だろ
>736すまん、リロードしてなかった 俺はルドルフってウィリアムの原型の一人かなと思うんだけどどう思う? アデールへの対し方はもろにウィリアム型=子供としてではなく 一人の人間としてかなりあの年の女の子にとっては厳しくて難しいことを 求めてる ロズリンがいなかったらアデールどうしてたかな(精神的にも物理的にも)
>>738 俺には絶対出来ないと思ってる仕事は教師とベビーシッターなんだと
言っちゃってる人だからナー、ルドルフ
アデールに言ってる事自体は至極ご尤もなんだけど、テンパッてる子供に
正論言わんでも(まあ、誰かがガツンと言っとく必要もあったろうけど)
最近はみだしっ子読んだんだが、すごいね。思想が詰まってる。 グレアム…なんという俺! 一回目は頭が疲れた。二回目読んで、凄さにちゃんと気づけた。 読むたび発見があるんだろうな。 科白が秀逸すぎるので語録購入考えてるんだが、どなんでしょー?
もう出版物自体が貴重なんだから 何でも買っといた方がいいよ
>>741 確かに・・・今はまだ現役ファン世代が残ってるけどそれらがアボーンした後には本当にマニアックなファンしか
残ってないだろうしな・・・。
取り合えず今持ってる三原作品&グッズを継承(?)する人間を見つけとかないとダメだな。
でも身近にファンが居ない・・・(´・ω・`)
743 :
740 :2010/07/25(日) 22:16:34 ID:???
>>741 ありがとう。そうか、やっぱ大変なんだなぁ。
復刊とかももう品切れ…文庫も本屋にはなかなか置いてないもんな。
地元の古本屋にもない。ネット古本で入手しかないか。
語録は欲しいし、ほかの作品にも挑戦したい…!
んー、リア工でお金もないし大変だけど頑張ってみます;;
>>742 私でよければ継承してくれ〜><
作品入手しにくい、語れる人が身近にいないっていう点で後追いは辛いっ。
まずは文庫版すべて入手汁!
夢の中悪夢の中 は文庫化されてないのが痛いな
>739 あいつはロザリンをどう思ってんだろう? ああいうのは見ているだけでいい…って言ったとき、遠い目をして どこか切なそうだったのが印象的だったね 近づきたいけど近づけない切なさが滲んでいるように見えて こっちも切なかった アデールは年頃になって、普通に同年代の子ともつきあって、でも やっぱりダドリーを思い続けるんだろうか それとも、初恋はいつの間にか思い出になりダドリーは恋の相談相手? X-Dayの後日談が読んでみたいねえ
>>746 ロザリンにとっては悲しいかな女性としては何とも思ってないんだよナー、
ルドルフはレヴィ(「踊りたいのに」のレベッカ)一筋だから
「俺は加害者でいい!ただの加害者でいい」と覚悟完了してるルドルフが
昔切り捨てた甘っちろい部分に対するノスタルジックな感傷?みたいな
レベッカもある種呪われてる人だから 夢の男とルドルフが食い違う言動したらルドルフと別れちゃう危険性があるんだよね そうしたらロザリンにもチャンスが来るかな?やっぱりムリなのかなぁ
749 :
愛蔵版名無しさん :2010/07/29(木) 07:48:12 ID:AdRihjWU
>>367 かなり遅いレスだけど、それは、元ネタが、例えば、坂口安吾の「桜の森の満開の下」だと思うんだが
安吾だとすれば、三原よりずっと先
他にも同様のモチーフの古典作品はあると思うけども
>>749 どっちかっつーと梶井基次郎「桜の樹の下には」(1928年発表)の気もするが。
>>750-751 レスサンクス
つまりは日本人の古からのモチーフであるということで
「他にも同様のモチーフの古典作品はあると思うけども」と
>>749 で書きましたけど、
真面目に調べるともっとぞろぞろ出てくるような気もします
ただし、ティーンエイジの頃に三原がそのモチーフに濃厚に触れたとすれば、
梶井もあるけど、当時はよりポピュラーだった安吾の方が確率が高いかも
あの高校、そう言うの好きだったから
>>752 「はみだしっ子語録」に
"梶井基次郎「桜の樹の下には」がベースになっています"
と書いてあるよ。
あと梶井のを3行引用してみせてる。
語録の第五章の中の「自然」のところ。
>>753 あー、そうなんだ
そりゃ、そんなことも知らずに
>>752 みたいなこと書いて、えらいすみません
あとで語録読んでみるわ
語録、買ったのはいいんだけど、全然読んでないのよね
ご丁寧に教えてくださってありがとうございました
755 :
753 :2010/07/30(金) 02:13:36 ID:???
どういたしまして (●´ω`●)
今さらといえば今さらだが、「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」 に、グレアム、アンジー、サーニンと言う名の人狼達が出てくるんだな。 新谷かおるとのコラボは双方納得でやってるから良しとしても 名前だけとはいえ、こういうのは正直どうなんだと思う。 許可とか取る術はないからやったもの勝ちなのかな。
わかる人にはわかるネタだし別によくね そこから興味もってはみだしっこ読む人もいるだろうし
全くの別作品からキャラの名前だけ借りてる作品はたまに見る 江戸川コナンみたいなものなんじゃないの
全然知らないからちょっと見てきたけど 何のために名前借りたのか意味不明だね キャラ名が同じとかは良くある事だから別に気にならないけど わざわざはみだしっ子から持って来てるみたいで不思議な感じ ただ死んだり裏切ったりってキャラに使われてる様なのがちょっと残念だけど
不思議なんだよな。 なんであの作品であの三人なんだ トマスとD・Dの方が良くないかとか そもそもマックスはディスられたのかとかw リスペクトっつうのともちょっと違う気がする。 キャラの造形もそれぞれ少しづつ原典から引っ張ってきてるし。 その割りに与えられた役割つうか立ち位置が微妙なのがちょっとなあ。
まあ、名前だけ借りて扱い微妙ってのはけっこうあるよ そこで背景に 「三原先生ごめんなさ〜い!」 というセリフがあれば完璧なんだが
CDって復刊ドットコムからしか買えないのかな? 密林のギフト券あるからそれで買えたらいいのに・・・。
そういや発送メールが来てたな。
CD届いた! のはいいけどLPサイズが入るでかいダンボールに でかでかと「はみだしっ子」ってシールが貼られてておいおいと思った 値段まで書かれてた 家族と同居なのに復刊ドットコム空気嫁よ
全く同じ思いをしたよw 何考えてんだ復刊.com
>>764 うわぁ…最悪だ…
なんとしても自分で受け取らねば…
ここ見に来てよかった
グレアムがサーニンに電話したとき「ボクはアンジーを泣かせてもいいんだ」って言ってるけど、 それってDV加害者の思考に似てないかな、と思っちゃった。 「この女を殴っていいのは俺だけなんだ」的な。
>>767 あれはグレアムが本心から「泣かす権利がある」て思ってるわけじゃない。
電話の相手がサーニンだからグレアムは
「アンジーと自分はギブアンドテイク的な関係で出来上がってる。
だから大丈夫だからサーニンは心配して重荷に感じなくていいんだよ」
と伝えるのが目的
アンジーはグレアムに泣かされても仕方ない立場だと聞かされて、 サーニンが何の心配をしなくてよくなるのかわからない。
グレはワルぶって言ってるだけ。 浜辺にジャック達が現れた時は「拳銃を隠せ」と相変わらず『兄貴面』してるし。 個人的には「知るもんか」と追っかけないアンジーの気持ちが知りたい。 ジャックが追いついたからいいものの、ジャックが運悪く転んだりしていたら どーなってったことやら。
アンジー、ジャックのことは信用してるから
>>770 死ぬだ殺すだ言ってるような状態まで来て、拳銃を奪い取って海に入って行こうとするような勢いで、
それでもまだ兄貴ヅラして「お前まで家にいられなくなる」
アンジーはまた二人で放浪することも考えているのに、何も伝わっていないことに脱力したっつーか、
もうそこからは自分には何もできない、ジャックに任せよう、って気持ちじゃないかと。
>>767 番外編Aではアンジーが『あいつら(サーニンとマックス)オレのもンだ だからオレがいじめる分にはかまはないんだ
けど他の奴らなんかにゃ勝手にはいじめさせねェ! 2匹をいじめてもいいのはオレと せいぜいおまえ(グレアム)くらいだ!』
と宣言し
ボクは友達ではサーニンが『ボクは君らの友達だから多少のことは許してやるサ
けれど てめえら覚えておけよ! ボクは君らの友達だから君らに対し遠慮なく殴る権利もあるんだと』
と宣っております
それぞれがそれぞれの理屈で互いに殴り合ってる様なので相手を一方的に支配したいだけのDVとはちょっと違うかな
もしアンジーがグレアムの言葉を聞いていたら、ちょっと嬉しかったんじゃないだろうか
774 :
767 :2010/08/14(土) 22:56:15 ID:???
そうか、あの発言はグレアムの心理を表現するのにさほど重要なものではない、って意見が多勢なのね。
ふむ。も一度考えてみる。
>>770 てかさ、アンジー走れないでしょ。
数歩ならともかく、追いかけるなんて無理でしょ。
見ているしかできないじゃない?
>>774 「 階段のむこうには」の段階でそこそこ走れるようになってるぞ
>>774-775 「もっと焚木を!」でロナルドが「今だって走りゃわずかだが…」
と言ってるくらいだし、別段支障は無いレベルなんだろうな
マックスはあのあと雪山の事件を思い出したりしないのかな。 急に小さい時のこと思い出すときってあるじゃない。 もっと大人になってから思い出して、あれはそういうことと理解してしまったら…。
規制喰らったり帰省してたりの挙げ句の遅レスだけど…
>>767 サーニンの「グレアムはわかってないけどアンジーが泣いてるんだよ!なにやってんのさ!」というマジ抗議に対して
グレの返し「うは、お知らせd。心配させてスマソ。でも実は全部わかってやってるから心配スンナ。
あれは漏れとアンジーの痴話喧嘩だから生温く放置推奨
それよりも帰宅後に超大事な話があるから心身調えとけや」
2ちゃん語でわるいがこんな感じじゃないかと。
> 778 コーヒー吹かなかったけど、鼻から出た。
なんかグレって、そんな感じでアンジーを小馬鹿にしてるよね。
痴話喧嘩、たしかにw 真面目に文句言ったサーニンが赤面するわけだわ
>780 グレはアンジーにだけ対等にふざけることができるんだよ。 サーニン、マックスからはやはり年上だからお兄ちゃんなんだ。
>>780 誰のことも小馬鹿にしているような気がします。
グレが一番馬鹿にしてるのは自分自身な気が(ry
グレアムは自分のことを好きじゃないけれど それは自分にものすごくこだわりがあるということでもあるんだろうな
こだわりというか、「こうなりたかった理想の自分」みたいな固定イメージがあって、 でも実際には自分はそういう理想的な存在にはなれないから、いろいろムリして その理想に合わせた行動をしてる…みたいな感じかな 萩尾望都の「トーマの心臓」のユリスモールと似た感じだけど、グレアムの方が いろいろ歪みが大きいというか
「理想の自分」を設定して、それを目指して努力する…これなら 至極前向きで真っ当な生き方だと思うが、一体どうしてああなった(AAry
グレアムがなりたかった自分ってマックスのような無邪気(無神経)で人懐こい(図々しい)逞しい「子供らしい子供」なんだけど 生まれ持った性格考えたら無理な気がするw
グレはママ家出前は自分は明るかった〜ママがグレ捨てて家出して さらに叔母ちゃまが死んだのが決定打でこんなに暗く歪んじゃったってブルーカラーの回で思い出してるけど ママ家出前の祖父の葬式の時にはしゃいで祖母から責められたエピでの凹みようと引きずりようから考えて もとからの性格がかなり暗く内向的なんだろうなと。 これがマックスなら「びえーんヒ、ヒドイこといったあ」と可愛く泣いて騒いで祖母の怒りを解くだろうし サーニンは祖母の言葉に「そうじゃないんだ」と傷つくだろうけどそれはそれ割りきって後は自分らしく過ごすと思う。 だからグレママが家出しなくて叔母ちゃまが自殺しないで病死してたら、と仮定しても 神経質で人付き合いの良くない「可愛くない子供」だった希ガスw
まあ性格と環境の関係し合いなんだろうけど あのおばあちゃんの言葉で傷つくって感覚はわかる気がするなあ 子供の子供らしさを憎み許さないような環境があったから グレアムも子供になりきれなかったし 子供らしさを憎まれて捨てざるをえなかった子供としては 無邪気で子供らしく生きることに憧れる けどそういうのは絶対に手に入らない
>>773 すごく親しいともだちどうしで
あいつを殴っていいのは俺だけだ!
みたいな言い方ってよくあるのに
すぐにDVに結びつける思考ってのも面白いな
>>791 DVとは違うんじゃない?って言ってるんだけど?
DVはよっぽどグレヲタの癇に障ったみたいだなw
>>793 そうです
すいまへん
>>794 グレヲタではないんですが
彼らの関係には合わないなあと思ったんで
大人に連れ出して貰って見た喜劇が面白くて浮かれて帰ったって言うのは 葬式の場にはNGだけど 神経質で人付き合いが悪い子供には当てはまらないよね
>>796 つーか、子供ってのはそこまで空気読めないよ
もともと葬式の場で子供がかわいそうだったんで連れ出してくれた大人がいた
ってだけだろ
子供ってのは他に楽しいことがあれば、そっちに集中してしまうもんだ
事情を知らずに、自分の感情が害されたことだけにこだわるばあさんが小さいんだよ
というか、アレは典型的な行き違いって奴だろ グレはガキだから人の死なんか抽象的にしか理解出来ず楽しい気分に 引き摺られただけで、婆さんは婆さんで そんな事情は知らないんだからグレを非難するのも無理からぬ事 読者の神視点で責めるのは筋違い
自分じいちゃんが死んだ時つまんないから火葬場の横で石遊びしてたらしいが それを怒る親戚は当然居ない 葬式での子供なんて邪魔だから外で遊んどけって追い出されるのは普通だな 大声で騒いだら静かにしようねー、とやんわり注意する位で 一緒になって悲しめとかは無理、婆さんはグレアムじゃなくてグレアムの母親を苛めたかっただけだろ
筋違いでも、婆さん、子供だから仕方ないって感覚を持てなかった そこは、年寄りとして小さいよな そこが、グレアムが子供らしく生きれなかった原因だよな
>>婆さんはグレアムじゃなくてグレアムの母親を苛めたかっただけだろ 婆さんに悪意持ち杉 グレ母でも誰でもいいが、グレが帰って来て無邪気にはしゃいでた時に 直ぐグレを隔離すれば良かったのに誰もしなかったのが拙いんだろ 向こうではガキの躾には厳しいはずなのにグレを放置プレイしてたあの場面には やたら違和感が(ry 小さいも何も、旦那が死んだのを悲しむのは当然だろ なのにそばで何時までもキャンキャン騒がれたら腹の一つも立つだろうさ
婆さんがグレ母を苛めたかったってのはありそうだな もしかしたら、婆さんとグレ母に確執があったのかもしれないな あの場面はグレに真っ正面に言ったわけじゃなく、のぞいちゃっただけだもんな たまたま売り言葉に買い言葉やってた時に、運悪くグレが聞いちゃった そんな感じかもな でも、グレはフォローを待ってたけどしてもらえなかったからな やっぱり大人の小ささが子供を追いつめるんだよな
「子どもなんて嫌い、傷つくことだけは一人前で」 というジャネットの言葉を思い出す
>>799 あの時亡くなったのはグレの母方の祖父
だからママも落ち込んでいたってのがミソ
グレに限らず小さい子供ってのは目の前の母親の気持ちに引きずられるからグレも沈んでた
それを不憫に思った大人(こいつがKYだと思うが)派手な喜劇に連れ出した
そして喜劇にはしゃぐテンションを冷まさずに連れて帰ってきたのが諸悪の根元
>>801 グレ母も「実父を亡くして」深く悲しんで自分の感情で手一杯で
はしゃぐグレを諫めるとか隔離するとか「気を回す精神的余裕」が無かっただけかと。
今、私も人の親だからかもしれないけどあのシーン読み返して感じるのは
グレ母が祖母(実母)に指摘されて「すみません」と謝ったのはグレの行動じゃなく自分の母親としての管理不行き届きを詫びたんじゃないかと。
そして細かく弁明しなかったのは「夫を亡くした老母」を気遣ってだと思う。
グレが聞いてるとは思わなかっただろうし…
ただ祖母が「人の心を持たぬ子」と言った際にママの脳裏に人の心が薄そうなパパの顔が浮かんだかも知れないが…
3〜4歳の自分の孫に人の心を持たないとかぬかす婆さんを擁護する気にはならないな 自分に置き換えたらお父さんが死んでばたばたしてる時に子供が騒いだらお母さんに お前の子は人の心を持たないって罵られるんだろう? ウチのお母さんそんな人でなしな事言わないよ 婆さんとグレアムの母親はあんまり仲良くないんだろうな
>>805 読んで思ったんだけど祖母はグレアムパパが嫌いなんじゃない?
結婚に反対してたとか…
反対押し切って結婚したらやっぱり…な状態になって「だから言ったじゃない」
グレアムの行動に過剰反応するのもあの男の息子だから、てのがあるのやも。
>>807 それあるかも
自分のばあちゃん(とっくに他界)は
息子の嫁(母)と仲が悪くて、孫の自分は子供の頃
ばあちゃんが笑ってるとこ一度も見たことがないから
ボケ+憎まれてたのかなと思ってる
実際、グレアムは幼児だったんだから、それを人でなし扱いする婆さんも酷いが そこにはあの親父の非道さが絡んでいるとなれば そうとう冷えきった関係とかありそうだな グレママがあっさり出て行ったのも、 グレアムも逆算して、あの親父の子だから憎まれてる 自分もあの親父の要素があるから、母方から嫌われる って思ってるのはありそうだな 引いては、自分はあの親父みたいに人を不幸にする要素があると それがトラウマになっていそうだ
グレアムって、幼児期にそういう経験をして、 気をつけないといけないと自覚していながら、 相変わらず鈍感なのが・・・
鈍感じゃない人間なんてそんなに居ないだろう 自分の事を鈍感じゃないとか思ってる人間こそ そう言うずうずうしさが鈍感だったりするしね
ツーか、何が鈍感なんだろ? むしろ、幼少期のトラウマで必要以上に過敏になりすぎて まともな行動がとれなくなっているんだろう 過去、こういう体験をしたから、それを避けようとしてうまく生きられる なんてはずはなく、かえって不自然に抑圧された人間にしかなれないんだよ
グレアムは、自分の痛みに敏感すぎて、 相手の痛みにはどこか鈍感なところがあると思うな。 四人組の頃はアンジーの痛みだけでなく、皆の痛みを 一人で背負うつもりで生きた分、養子になった後の反動が 激しいような。 その辺を丹念に描くあまりえぐくなったのは 三原さんならではだと思った。
グレアムは自分が一番上で親の役をやり続けていたのに 本当の親ができてしまって、どうしていいかわからないんだろう 引き取る方も、あんな難しい年齢のを引き取るから…
グレアムは「自分はヒトデナシ認定された黒い羊」だから既に汚れてる、と思っている。 他の3人は自分のような思いはさせたくない=汚したくない 「親の役」というより汚れを防ぐ「壁に」なるつもりだったんだろう 守ることで自分の存在の意味を確認していた希ガス。 壁になって守りたかった3人のうち一番小さい(一番守るべき)マックスが「人を殺した」 グレアムの許容範囲を超えたので「守る」心が折れてしまった。 心が折れたことを責める自分と逃げる自分がせめぎ合って壊れた。 葬式の際の祖母の「人の心を持たぬ子」発言(直接言われたわけじゃない)に拘ってる箇所でもわかるけど グレアムは一度思いこむとその考えにがんじがらめになる悪い癖(性格)持ってる。 だから雪山の件で「守れなかった=失格」と思いこんで「自分の存在の意味」を見失った。 見失ったまま、3人(グレアム以外)の将来のために養子に行った。 アンジーがグレアムに「昔のように放浪しよう」と誘うのはグレアムが自分の価値をそこに置いたままなのを知ってるからだと思う。
まー、オマエラ、まずは落ち着け お茶でも飲んで一服 ここらへんは吉野朔実ですら言ってたな
吉野朔実の名をここで見るとは思わなかった。
どちらも好きだけどね。
>>814 確か、チビアンジーで想像した番外編があったようなw
ジャックは腕力で解決し、フォローはパムがという役割分担は
乱暴だけど、サーニンとマックスの懐きっぷりを思えば、
ジャックの教育方針が外れとは言い難いかもと思った。
ただ、一話目の時点で問題なく養子になれそうなのは
年少組の二人で、年長組は何時引き取っても難しいだろうなと思う。
>>817 4人を引取ってある程度落着いた頃の番外編。
パムが「こんなに楽しいならもっと小さい時から引き取れたら良かったのに」と発言
「うん、ほんとにね」
1巻登場時よりもっと幼い(マックス赤ん坊?)4人に囲まれるパムの幸福図。
ジャックが「こんなことならもっと早く引取ればマシに躾られただろう」
で想像図がチビアンジーに翻弄されるジャック
パパ!父ちゃん!おとーたま…と言いながら好き放題する3頭身アンジー
「1人を例に考えてみたが想像力が拒否反応起こした」
>>817-818 単行本「つれて行って・その3」に収録されてる「PART18とPART19の間・その3」だ罠
(パムやジャックでなく、どちらも言い出しっぺはロナルド)
第1話の時点で引き取ってやれていれば、ああはならなかったろ
多分もっと穏やかに過ごせたはず(それじゃドラマにならんけどナー)
サーニン誕生日おめ
白泉社文庫全点が、カバー替えで再版になるんだね 没後15年記念らしい これでまた新刊書店でも並ぶようになるかな?
文庫サイズじゃなくて 普通のコミックスサイズで一度再版して欲しい
>>821 版権切れによるリニューアル再版ってやつかな?
一応まだ需要があるって事か・・・。
版元は白泉社のままだよ ソースは『花とゆめ名作セレクション』の巻末広告
>>824 >版元は白泉社のままだよ
いや、最初に単行本出す時にこれはあと何年契約で出版しますとか契約してんじゃないの?
それが切れたら再度契約または他社へ移動とかじゃないの?
取り合えず三原さんの遺族は白線社とはトラブルなしって事なんだね。
最初の文庫本化の時に、すごい勢いで書きかえられていた 当時の差別用語系の言葉を、巻末に「その時代の作家の意向を尊重して」の 一文を入れて、全部元のネームに戻してほしい。 あ、でもカバーが変わるだけなのか。 なんか脱字かなんかもあって、2刷では直ってなくて失望した覚えもある。
「でもパムミ」とか?
>827 気付かなかったw 何巻何頁?
>>828 今単行本が手元にないんで、うろ覚えだけど
「クリスマスローズが咲くころ」かその次あたり
ジャックのところに4人が引き取られるとき、サーニンが持ってきた
クリスマスローズの育て方についてパムが知り合いに電話で
訊いてたシーン
たぶん、「でもパム…」の間違いだと思う
『クリスマスローズ咲く頃』ですだよ 「ごめんなさいパムミ株は分からないわ…でも」 「ミ」は「…(三点リーダ)」の間違いだろうナー
懐かしい 最初「ミカブ」っていう園芸用語があるんだろうなと思ってたw
パムの本名がパムミだと思ってたw
「ラブチャイルド」はそのままなのかね、やっぱ
なんにしてもありがたいこっちゃ>復刊 ところではみだしっ子ラストあたりの話になるんだけど、グレアムにとって 実の父親とフランクファーターは「なれるだろうがなりたくない存在」で ジャックが実のところ目指す存在に近いんだよね。 そのジャックも過去に無邪気ゆえに傷ついてるし 家族がアレだったみたいだし かなり極端に走ってたようだから、 グレアムもそれを知ったらちょっと浮上するきっかけが掴めそうだな、 アンジーが早いとこそのネタでかまかけてからかってくれないかなと思った。 おっさんになったグレアムは一番ジャックに似てるといいな。
>833 「ラブチャイルド」は何かを変えた言葉なの? ディープパープルの曲であったから使ったのかと思ってたけど
当時の単行本では 「だからあなたはママの ラブ・チャイルド(私生児)なのよ」 ってセリフだったと思うけど、 文庫版では(私生児)はなくなってるの?
手元の文庫版(初版)は私生児って書いてあるよ あー通常のコミック版欲しいなあ なんで処分しちゃったかな自分
それは、私も思う。 連載当時に出たらすぐ買っていたから、オリジナルのままで読めたのに。
>>839 残念ながら、雑誌掲載ぶんから単行本化された時点で
あちこち描き直しされてる部分がある
さすがにそれを復刻するのは、御本人がいらっしゃらない
今となっては難しいだろうなあ…
>>840 雑誌は国立図書館や白泉社で保存されてるはずだから遺族の許可されあればそこから復刻可能では?
ってか自分は雑誌掲載時のものをスクラップしてるから自分も協力出来るお。
>>841 まあ、正直そこ(雑誌からの復刻)までする商業的価値は無いと思うナー
200部くらいなら多少高額でもはけると思う 欲しいって人は自分含めてそれなりの年齢だろうしw
コミックス版特にプレミアとかもついてないしまあまあみかけるから、探せば手に入るよ 古本屋で1冊50円で全巻みかけたのが最安値だった
えーっ、全部モノクロなの…!! 期待してたのに、これなら買いなおさなくていいかな…
ホントだ。 カラー印刷だと費用がかかるからモノクロになったとか?w どっちにしてもモノクロじゃ新読者の目にも止まりにくい気が。
モノクロじゃないよ 金色つかったりデザインかなり凝ってる
>>849 うわあビリー頃のタッチの4人の絵が見られるとは!
光の速さで保存した!こういうのもっと公開してくれないかなー!
おお、もっと描いてほしかったなぁ
>>849 すごぉぉぉいぃぃ〜っっ!!
まさかこんなお宝が公開されとは・・・。
長生きしてて良かった・・・(?)
そのツイート見てないけどちょうど昨日から『Sons』を読み返して はじめてこのスレに来てびっくり何かタイミングが合うって有るんだね 私はムーンライティングシリーズが一番好きだ
>>854 われもわれも
でも、昔は難しくて敬遠してたのにX-dayの味わい深さに驚いたり
ルーとソロモンの味わい深さに感じ入ったりもしている
セルフ・マーダー・シリーズのひねくれた抒情は鉄板
親に捨てられた、のか? 親を捨てた、気がしたが。
原子力発電がクリーンなエネルギーと言われているのをテレビ等で見ると むかしに読んだ「Die Energie」(だっけ?ルドルフが主人公のやつ)を思い出す 裁判員裁判の話を聞くと「はみだしっ子」の裁判シーンを思い出す あとタイトル忘れちゃったんだけど にぎやか好きの家族のなかで一人だけ静かに本を読んだりするのが好きな子がいて 家族とのギャップに悩む話・・・・ 実の母との違和感に悩むたびに思い出す
>>859 タイトル忘れちゃった話は「夢の中悪夢の中」ですね
>>860 そうだった!ありがとう!
「はみだしっ子」のように特別にひどい親ってわけじゃなくて
でもどうしても自分とは合わなくて・・・ってモヤモヤが
ものすごくリアルだと思った話でした。
原発の話はタイトル長すぎて ルドルフの話、としか覚えてないw
久々に読んだけどやっぱいいわ。 この人の言葉すごく好きだ。
原発の話は「Die Energie 5.2☆11.8」だね 冒頭でダドリーが農場継ぐ為に会社やめた、って話してるから時期は X Dayの少し前になるのかな 片やテロリストに殺されかけ、片や殺人鬼と撃ち合いをし、でルドルフもダドリーもハードな生活を送ってるよね コスモス墜落事件とかスリーマイル島原発事故とか続いて 三原先生も原子力に強い脅威と興味を感じていた時期があったのかも知れないね
>>861 いや、「夢の中悪夢の中」の母親は十分ひどい母親でしょう。
カウンセラーが「あなたの娘さんは異常じゃないですよ」って言っても
「いや、あの娘は異常なんだ!」って決め付けて精神科を転々とするんだよ?
まともな親だったら、自分の子供がまともだと言われたらホッとするだろうに。
あれは主人公が理性的な性格だからあの程度で済んだだけで
あの環境だと本当に異常な精神になってもおかしくないよ。
てゆーか、最終的に壊れてるよあの主人公 せっかく理解し合える夫と出会って解放されたはずだったのに、 生まれた子供が隔世遺伝で、離れようとしていた家族とそっくりな 性質だったっていう…どこまでも救いがない話だった
>>866 その子供に、かつて自分が受けたのと(ベクトルが正反対なだけの)
同じ仕打ちをしてしまうあたりがもうね…
いやあ、あのオチは黒い話も大好きだから蝶!サイコー!だったけどナー
でも主人公の子供への態度、一部しか見てないからかもしれないけど ちょっと神経質っぽい程度で、普通のしつけの範疇だと思うから 自分も親と同じ事してるじゃないかっていうのは、ちょっと可哀想かも。 確かに鼓膜を破るぶち方は行きすぎだったにしろ 外から帰ったら手を洗うとか、おやつにホットケーキ6枚も食べたがるのは 多すぎるとか、それが厳しすぎるとは思えないんだよね。 個人的にはご主人に、もっと主人公の味方をしてあげてほしかった。 あの子供、あのままやりたいようにやらせて育てて、 小学校とかに通い始めたら、クラスの迷惑になりそう。
>>普通のしつけの範疇 そう思ってたら、夫の人にああ言われた時にもっと反論してたんじゃないか? 主人公自身も色々思い当たる部分だらけだったから、あの後のモノローグ以降の 展開になったんじゃないかと
あの主人公は、自分が標準じゃない環境で育ったから 何が普通か、実感としてはわからなくて、 実家の家族と同じように振舞う子供が正しいのかもと思って反論出来ないだけかもよ? でも常識から外れているのは、どちらかといえば実家の家族の方だっていうのは 作中でも、精神科医や友人の態度で表現されてるし あの子供は自分の目から見ても元気が過ぎて 少し、しつけた方がいいと思ってしまう。 主人公が考えるにしても、何でも子供のしたいようにさせてやろうと思ってても 実際にはそんな事が出来るほど立派な人間じゃなかったって気付く程度でいいと思う。 それなのに夫が「君も君の家族と同じことをしてる」なんていうのは言いすぎじゃないかな。 まあ男は外に働きに出てるから、一日中子供と付き合ってる母親の気持ちは わからないんだってとこまで表現してるなら、リアルだと思うけど。
ユリイカの2008年12月号で、マンガの中の母と娘の関係を特集してるんだけど どうしてこの話がないんだろうって思ったよ。
あの話では夫が主人公と正反対の環境で育ったっぽいよ。 騒ぐと父親が怒るから置物みたいに静かな子になったって 夫の母が言ってた。 だから夫の方は親になったら子供が騒ぎたいだけ騒がせて やるんだ!って思ってそう。 子供はちょっとADHD入ってそうなかんじ。 書棚に入ってる本にわざわざいたずらするなんて 「静かにして」とか怒られた腹いせでもなきゃしなくないか? 6歳くらいで自分の要求ばかり喚いてるのはワガママすぎる。 あの子供の居心地良いように合わせてたらあっという間に ゴミ屋敷になりそう。 あんなパワフルな子供と暮らしているにも関わらず部屋を綺麗に 保てる主人公にも尋常ならざるものを感じてしまう。 変な家で抑圧されて育った者どうしで子供作ったら残念でしたって 話だなw生まれた家が逆だったら良かったのにね。
>>子供はちょっとADHD入ってそうなかんじ。 そういう事軽々しく言うんじゃねーよと(ry
>>859 漫画家の誰だっけ、家族全員甘党で一人だけ甘いものが駄目な人にも似てるな
そういう人は現実にいっぱいいて大変なんだろうなーと思った
>>874 山岸凉子さんの「恐怖の甘いもの一家」だね
一家で「(一般的な平均値からすると)普通じゃないこと」が
常識的になってると、1人「普通」な人が異分子になってしまうんだよなー
876 :
愛蔵版名無しさん :2010/11/20(土) 11:30:59 ID:7URfzJ4b
今更だが14巻+1巻で内容が濃過ぎる それに比べて昨今の長編漫画の内容の薄い事
まあでも、三原さんのコマ割りの細かさは尋常じゃなかったもんね。 20コマくらいあるページもなかった? 今は大ゴマで絵で見せる作品が多いからなー。
少女漫画だったからよけいよかったのかもね 引き伸して商売するという発想があまりなかった時代だったし 今だったら編集側で引き伸すために薄めまくる
ほんといい時代だったよ… 昔、おばの家に遊びにいって 近所の食堂言ったら古い花とゆめがあって はみだしッ子第一話が掲載されてた。 あのとき譲ってくれと言える度胸があったら…
880 :
愛蔵版名無しさん :2010/11/23(火) 13:24:55 ID:CN5fXzK/
フーちゃん、一見明るいけど あんな名前つけた両親も、普通じゃなかったんじゃなかろうか? (生まれた時から、早世を望まれてたとか)
>>880 単にシェークスピアが好き、位だと思ってたが
欧米の小説にはサロメさんとかもいたりしたし
三原作品だからな〜 単純に「明るいいい子」なだけではないような気もする 「Sons」のロージーも家族間ではけっこう屈折した思いを持っていたし 同じくエレだって「父親でたらめ、姉ビッチ」の家庭に育ってあの善良さだ フーちゃんの一人暮らしになにかわけがあってもおかしくない とはいえ、彼女は一応モデルがいるらしいから(くらもちふさこ) そこまで変わった設定にはしない気もするけどね
個人的にはXDayとかムーンライティングの青年漫画化した三原順が好きで はみだしっ子を中心に語られるのは気にくわなかったりして、 それは男の読者ほど多いと勝手に思っているのだが、 自分が4人のうち誰にも感情移入できなかったのも読者の性別に関係あるのかな。
>>883 つ「暗いと不平を言うよりも、進んで灯りを点けましょう」
俺は覚悟完了してるルドルフも大人になりきれないダドリーも大好きだぜ
まあかくいう自分もはみだしっ子は愛憎版と文庫版で揃えるくらいだから嫌いじゃないんだろうけどね。 実際初めて読んだときはこりゃ凄ぇと思ったし。 ただあんまりはみだしっ子にフォーカスが当てられすぎると、 普通のマンガ読みがこれから三原順読むってときに、はみだしっ子だけで評価されてしまう懸念と不満はあるんだよね。 端的に出てるのはマンガ夜話のはみだしっ子回なんだけど、あれだけ観たら確実に誤解される。 後の作品のが当たり前だけど完成度高いし、本当はそっちの方で評価してもらいたい。 川原泉がはみだしっ子の話ばかりしてたら三原順に今のも読んで欲しい言われたって話が何かに載ってたと思うけど そういう不満は三原順自身あったかも知れないね。
だね、今が評価されないってのは書き手にとって不満たらたらになるそうだから。 はみだしっ子はもう古い作品だから、・・・・・三原順にとってはある意味 不幸だったね
>>愛憎版 実に良く気持ちを表してるタイプミスだ罠
でも,人気と知名度では圧倒的にはみだしっ子だからな 多くのファンを作りブームを生み出したものがピックアップされるのはどの作家も同じ いい作品だけどマイナーって作品もある 昔のばかりじゃなく最近作った作品も評価して欲しいというのは作り手には当然あるだろうけど
一度ヒット作を作ると、その後同じようなヒットを続けるのは難しいからな 良策は作れても、社会にブームを起こせるほどとなると 手塚御大だってそういう悩みがあって、後に老成した
白泉文庫の新装版、かなり値上げになってる。 自分は今年5月にはみ出しっ子全巻を650〜670円で買ったのに、 新装版は1冊880円!!
文庫でその金額はないなー もし気になってて未読の人がいた場合も手を出しにくい価格だよね
紙の質はどうなんだろう? はなゆめコミックスはすぐ劣化するから 上質なのを使ってほしい。 つかいっそハードカバーでだしてほしい。
>>889 でも今でもこれだけはみだしっこが話題になるのも
古くさい感じが全くしないのも
テーマもキャラも普遍的な魅力があるものだからなんだろうね
最近本当に感じた
>>892 文庫の紙は良質だよ
劣化はあまり感じない
でも三原作品は文庫より新書サイズで読みたい。もう目が…w 最近、ベテラン作家のカラー原稿も再現した全集が出てるけど、 そこまでの需要はないから難しいか…
昔の花夢コミックスを復刻してほしいな やっぱりアレが一番
すみません誤爆しました
>>879 超遅レスだけどもったいない!!
今頃ゴミにされてるいかもしれないよ
あなたのもとにいけば大事に保管されたのに
誤爆
901 :
879 :2010/12/03(金) 23:44:27 ID:???
>>899 ほんといまだに後悔してます。
ちなみにラストのほうが
単行本とちがってるのは
記憶に残ってます。
超誤爆
そろそろサーニンが山からグレアムツリーを持って帰って来ます
よし、風呂を沸かしておくか。
905 :
愛蔵版名無しさん :2010/12/26(日) 11:26:49 ID:QoUzTSGo
はっぴーばーすでー グレアム!
グレアム誕生日おめでとう
907 :
愛蔵版名無しさん :2010/12/29(水) 11:47:03 ID:Sr7+Gm2N
あのDVオヤジでも息子にプレゼントはするのか クラシックのレコードや楽譜とかかな
今だったら保護してもらえるかな あの虐待
4人いっぺんに引き取れ!ってのは 無理かと思う。
>>908 そもそもあの父親が病院送りものでは
つーか甘やかした周囲が悪いわ
いまだったらあのくそ親父 動物と児童虐待で牢屋にぶちこめたな。
結局グレアムは、どんな職業についたんだろう
未来のことはわからないのこころ ダナのヒモかもしれないし
グレアムはダナ相手に中田氏したのか
・クレーマー家で引きこもり ・少年院で服役(殺人の件・薬物不法所持・その他) ・矯正保護施設で引きこもり(家出・自殺未遂・病院や警察から帰宅拒否主張) ・ダナの家でヒモ ・エイダの家で引きこもり ・誰か女の家でヒモ(バーやクラブで知り合う) ・誰か男の家で引きこもり(同上) どっちにしてもアクティブとは言い難いが 4人の中で最も健康かつ長寿だったり
>>殺人の件
ギィ殺しの件は一切罪には問われないだろ、フランクファーターも言ってた様に
とりあえず
>>915 がグレアンチなのはよ〜く判ったけどナー
>>916 殺人に証拠がないのは同意だけど、他のキャラならともかくグレアムに「一般的な意味での明るい未来」を想定しないからと言ってグレアムアンチとも限らない。
このスレだか、エヴァ板に立ったはみだしっ子スレだかで、グレアムにはヒモが似合うて熱く語られてたよ。
もちろんアンチとしてじゃなく。すげー笑った。
>>917 証拠云々じゃなくて、当時の年齢から罪には問われないって事でそ
「では!法的にはまだ(ryわかったかね!"犯罪"などなかったんだ!」
この作品どのキャラも人間的魅力があって好きなんだけど フランクファーターだけは好きになれない
そう?ルドルフやウィリアムに通じる所もあって結構気に入ってるぜ あの腐れ牧師の方がよっぽど好きになれなかったナー
少女漫画だから描かれていなかったけど あの牧師、マーシアに手出ししてると思う
>>921 手は出してないと思いたい
でも着替えとか風呂入れるとかだけでも十分キモイよ
実際どのくらい世話してたんかな
>>917 言われてみればたしかに。
大人の女がほっとけない感じだ。
連載当時は子供だったから気が付かなかったけど。
>>920 凄く何か分かった、フランクファーターを嫌いになりきれない理由がw
そうかルドルフとウィリアムに通じるね
私の大好きな二人と共通点があるから嫌いになれなかったのか〜 目から鱗
グレアムって、どこかフランクファーターに通じるものを心の片隅に持ってる気がするなあ
でもそれはグレアム本人からすると認めるわけにはいかない、人間の忌むべき悪意かなんかみたいなもんで
そういうものの存在をどうしても認めたくないからこそあれほど反発したのでは?
と最近思うようになった
>>925 通じるも何も、グレアム自身が「ボクはフランクファーターになれる
(=性格的に近似しているという自覚がある)」と言い切ってるし
フランクファーターは好きでも嫌いでもないが 「ぼのぼの」のクズリくんのおとうさんと思えばかわいい。 わかりにくいたとえだな… しかし三原さんのマンガって 冬山で重大事件が起こるよな。 やはり北海道育ちで雪の恐ろしさが 身にしみているせいかな。
英国ってスキーが出来るような高い山ってあったっけ
>>928 一応あるけど英国では子供がマイスキーを持つ程メジャーなスポーツではない。
ん、それはそうなんだが
厨二病こじらせてるグレアム自身が自覚してるってだけじゃなくて
客観的事実としてそうなんだろうなってことを
>>920 さんのレス読んでてあらためてじわっと感じたんだよ
なんにせよ4人組側に感情移入しながら読んでるのにも関わらず
フランクファーターをどうしても嫌えない理由みたいなものが解ってすっきりしました d
931 :
930 :2011/01/16(日) 00:04:14 ID:???
グレアムは、親父にしろフランクファーターにしろ 嫌いな奴ほど自分と共通点があることを恐れているんだろうな ああなりたくないという恐怖が大きいのだろう
英国のスキーと言われるとジャンプのエディー君を思い出す
女の子に対して無頓着なサーニンが 恋をするんだから人生何が起こるか わかったもんじゃないな…
まあ、野生児だから 性欲は普通以上にあるでしょう
はっきりとした初恋が描かれたのは、サーニンだけだったな アンジーもマックスも、可愛い女の子にええかっこしいになる描写はあったけど 何気にサーニンが一番早熟だったのか グレアムのはとても恋愛とは言えないし
アンジーはどの子もあの子もみんなよくて、初恋がどれだったか覚えてなさそう 初恋がフーちゃんじゃ遅すぎだし でも、恋って言うより愛かもな マックスは何気に大人になったらモテるんじゃないの ハゲさえ進行しなければ、だけど
938 :
愛蔵版名無しさん :2011/01/21(金) 18:03:57 ID:NkCZ/i9N
>937 マックスは 禿じゃない 禿じゃない 禿じゃない 禿じゃ... おでこが広いだけ!!
クークー、マーシアか。可愛い子だったな、自閉症だったっけ。
いたずらしちゃだめですよ、おにいちゃん
ギャグマンガだと聞いていて敬遠していたルーとソロモンが 一冊100円で売られていたので購入して読んでみたら 意外なせつなさ漂うストーリーで、今まで読まずにいたのを後悔した 自分的には、はみだしっこよりも泣けた ソロモンが卑屈だけど明るく前向きに生きようとしてる分 生きていく中で起こる何とも言えない不条理さが妙にリアルだった
ギャグに徹しきれないのが順さまの良いところ。 はみだしっ子へのアンチテーゼで描いた、 とか語ってなかったっけ?
>>942 わたしもルーとソロモン敬遠してたけど
読もうかな。
大きい本屋行かないと手に入らないか…
ピアもいいキャラだよね
平凡で幸福な家庭が舞台だけど 逆にその中での切なさ理不尽さがリアルと言うか
昔はそんなに好きじゃなかったサーニンが 最近はかわいくてしょうがない。 年を取ったのか?
分別がつくようになったら、サーニンが癒し系に見えてきた かわりにグレアムを見ると心痛がするようになった うろたえるアンジーが女の子みたいに見えるようになり マックスは色々と気の毒なんじゃないかと思うようになった 年をとったら感じ方って変わるもんだね
ジャックやパムと、一番相性が良いのって誰だろう? やっぱりサーニンかな アンジーはロナルドと相性良さそう
でもサーニンはパムの「そんなにデリケートな体質なら・・・」発言で じんましんが増量しちゃったからなあw(すぐ治ったけど)
>>950 いやあれは「そんなにデリケートな体質なら…」って
いわれて、自分に対する照れで増えたのではと解釈。
パム自体は弱そうに見えてたくましいから
相性はよさそうだ。
自分も普通に951と同じにとってたけどなあ
パムとの相性で思ったんだけど ジャックと一番似た者同士って誰なんだろ
>>953 結局グレアムなんじゃないかなあ
表に出る「ヒネクレ」のベクトルは違うけど、
内心にいろいろ歪みや怒りを抱えてるって点では
似てると思う
ロングアゴー見る限り、ジャックも少年時代は
親からロクな扱い受けてなかった感じだし
うーむグレアムか… わたしはサーニンの実直さが ジャックに一番近しいと 思ってたな。 マックスも「ジャックはサーニンの方が好きだ」って ひがんでたし。
ロナルドがジャックに反発しながら甘えたように アンジーも同じようになるのかな
>>955 サーニンが着たい服を見つけられなくて、
ジャックとお揃いになってしまった話を思い出したw
>>956 アンジーとロナルドは似た者同士だしw
昔はあまり気に留めなかったけれども、グレアムが自殺未遂した後
パムが夜中見張るようになった件で、パムがふと目を離した隙に
グレアムがいなくなったのでは?と不安を正直に出したパムと、
パムの不安を一刻和らげる言葉を発するグレアムを見て、
もしもグレアムに秘密と柵が無ければ
相性が良いのかな?と思えるようになってきた。
やっぱり保護者的な言動はそう簡単には変わりようがないというか>グレアム
…と書くうちに、
>>954 さんの簡潔なレスに同意したくなった。
まあ、4人組,特に年長組は、経験したことが並みの大人より豊富だからね 普通に平和に暮らしている人達とは簡単に溶け込みきれない性質というものを持ってしまったのだろう
ふと思った グレアムは皆の保護者役をやっていたと自負してるみたいだけど 実際それをやっていたのは、アンジーの方じゃなかったのかと むしろアンジーが、グレアムの母親役をやりたがっていたと言う感じ
アンジーは母親役だったけど、グレアムが父親役だったかというと疑問だね。
どちらかというと、サーニンの「仲間を信頼するけれども あまり干渉しない」の方が男親っぽいような気がする。 細目に見守るけれども、率先して仲間に手を差し伸べないというか。
でもそれは、実際の無口な親父的な男をイメージするだけであって 実際はサーニンは子供の役割だったからね グレアムが精神不安定な長男と父親役を兼ねてしまっていたのは流れでしょうがなかった 経済的にも社会との関わり的にもそういう立場だったから
>>962 クレーマー家に引き取られる前と、引き取られた後で
役割がもっとも異なってしまったのがグレアムではないかと。
それまでは父親役だったけれども、グレアムの性格だけでなく、
彼らのスポンサーのグレアム伯父の存在も少なからずあるのでは。
結末近くで、アンジーを拒否ったグレアムがサーニンに甘えたのは
グレアムの内面の変化の表れの一つなのかな?と思う。
まあ、グレアムが一番自分の存在意義をなくしてしまった という感じだろうな 今更子供に戻って甘えろと言われても もう取り戻せない経験をしてしまったし アンジーはピエロを演じることで和を取り持つ という役割は同じだったと言えるかもね 自分から進んでやろうとしていたというのは強いけど
アンジーを拒否るというより アンジーが死なせてくれないから グレアムが徹底的に当たり散らしたんじゃないの 死ぬのを邪魔する奴は容赦しない!みたいな で、直接阻止しようとしてきた人物には噛みついた 禿傷つきながらも母性全速力で追っかけてくるアンジーが一等邪魔でw もう自由(死体)になりたいから放っておけ! 親ができたからもうお前等のことなんか知らんがな! ずっと前から死にたかったんだからねっ!っていう マーシアの死をサーニンには知らせたくないと願ったくせに 自分の死がサーニンを悲しませるとは想像できなかったのだろうか とも思ったけど 想像することはできたのに、どうしても死にたい病に抗えなかったんだろうね こうあるべきという考え方ができなくなってさ だけど結局は死に損なったからサーニンに対して予定外の呵責 母親とマーシアの死、更にグレアムを失うことになったらサーニンは…って 生きて帰ってしまった以上 サーニンをこれ以上反抗(傷つけたり)できない感じ!?
ある意味グレアムは、アンジーに滅茶苦茶甘えてんだろうね 心の底から信頼してるからこその、八つ当たり でもアンジーにそれをわかれっていうのも難しいよね 彼だって、まだまだ子供だもんね
アンジーになら言える言っちゃう言ってしまうみたいな 正直、あの二人の友達としての相性がどうだかは… 判断が難しいところ もしクラスメイトだったら違うグループっぽいw でもそこが良いんだろうな、年長組
泣かないでアンジー アンジーみたいな性格 嫌いじゃない
アンジー幸せになって欲しいなあ
970 :
愛蔵版名無しさん :2011/02/01(火) 23:20:27 ID:es83EaFE
>>970 初版持ってるからなあ・・・。
欲しい人頑張ってください。
>>970 復刊は復刊でも、ビッコ→松葉杖みたいな要らん訂正が入ってたら嫌だな
激しく同意
復刊は限定を謳って好評だと再販する 商売とはいえ節操ない
復刊は素直に嬉しいけど やっぱり言葉狩りは許せないね 「松葉杖」じゃ状況説明にならないし
あれは「そう言われて逆上するような差別用語」じゃないと意味がないシーンだよね。 だって、現に逆上して食ってかかってるんだから。 人を傷つけないための教育的配慮が欲しいならむしろ言い換えちゃダメだ。 びっこじゃびっこの人が傷つくから、傷つかない優しい言葉に言い換えましょう 皆さんいいですか?足を引きずるような人のことは「松葉杖」と言いましょうね! 「びっこの人」のことは「松葉杖の人」と言えば、傷つかないんですよ ↓ ポリティカルコレクトな優しい言葉で呼びかけられて逆上するアンジー ↓ アンジーはDQN+「松葉杖」は差別用語
「差別用語」をしかも侮蔑的に使われているからこそ 成立するシーンだったり、キャラクターだったり、世界観だったりするのにね あの改悪は心底がっかりした。今からでも直して欲しい 注意書きは勿論つけて
マックスのセリフ 知恵遅れ→脳ミソがぬかミソ も訳わからんのー
ポリティカルコレクトを行えば、今度はそっちが差別的な用法になるんだよね 差別心も障害やなんやかやもなくなるわけじゃないんだから
脳ミソがぬかミソ、はちょとワロタ
このへん読んだだけでも、今の日本がなんともおかしい状況になっていると感じるなあ 漫画を楽しめないように変な規則ばかりがはびこっている そのくせ大事なことには手が届かない おかしな社会になったもんだ
>>954 遅レスにも程があるなスマソ^_^;
ああ、私もあえて4人しかしない中で選ぶなら、グレアムがジャックに通じる者かなって感じたな。
でも、なにも一人だけじゃなくていいんだよね,多分。読者の私たちだって、4人のうち立った一人の
性質とかだけに似てるってわけじゃないじゃない?
グレアムは同意だけど、サーニン分も確かに多少、入ってるよね!
でもあえてどしても一人!ってったら…やはりグレアム、、、なのかなあ。
マックスって、おつむ足りない扱いされてるのがデフォっぽい感じなのね(笑
半分はネタだって思うけど、彼、物事の本質を凄く自分で気づかないけど実は
把握してるようにも見えるな。機能不全家族に一人スケープゴートになる子が
いるって絵けど,マックスってなんかそれじゃないかしら。。。
ロングアゴーのラスト、ロナルドの 「俺がアンジーを庇うのは何故かジャックがあいつを執拗にいびるから」 って所に全ての答えがあると思うw あくまでもタイプ的にだけど ジャック≒グレアム、ロナルド≒アンジー、という構図は意図されてるんじゃないかな
>>982 スケープゴートという役割では、みんなそういう面ありそうだけどね
もともとが機能不全家族出身者の寄り集まりだから
ジャックはグレアムにもサーニンにも似ていると思った そしてこれははみだしっ子を初めて読んだ時から感じていることだが あの4人の中でグレアムのことを一番わかっているのはサーニンだと思う
誰もグレアムのことを解ってやれない 本人すらグチャグチャでペンギン右往左往 サーニンといると安らぎそうではあるけども サーニンをアンジーとマックスで比較すれば当然の結果としてそうなるのかもよ 昔マックスはグレアムに甘えていればよかっただけだったのに… 誰よりもサーニンが早く大人になりつつあるのか
サーニンはグループの中で、あまり積極的にならない立場でいることで 自分の立場を確保していたんだと思う ひょうひょうとしているし、ジャックの所に行ってからも 馬の方が人生で大きく占めていたしねw 家族であって、若干外の人っぽいんだな だから、中心で頑張るものにトラブルがあっった時に出番になるというか グレアムはどうしても大黒柱にならなくてはならず アンジーはムードメーカーに徹していて時にすべり マックスはみんなが可愛がるので、それに応じてあえて成長しない自分を演じなくてはならなかった みたいな みんなACだなー
>>987 > マックスはみんなが可愛がるので、それに応じてあえて成長しない自分を演じなくてはならなかった
同意
それがイヤだ!すごく嫌だ!と言えるようになった彼は、
彼を「ぼくの中の幸福な子供時代」的に過保護にしてたグレアムより先に成長しちゃった感じ。
というか、そうやって正面から「子供扱いするな!」と言える(甘えられる)相手は
やっぱりグレアムじゃなくジャックだってのが面白かった。
そういう反抗をしないことで、マックスは実はグレアムを守ってたみたいな部分がある。
というかグレアムってアンジーだけでなく、サーニンからもマックスからも
必死に守られてるよね……
マックスはグレアムを一番頼ってるように見えて 雷が鳴ったりした時に潜り込むのはアンジーのベッドだもんね グレアムって甘えてほしいくせに、上手に甘やかすことが出来ない不器用者 でも、そこが愛しい
>>983 ,894
言葉足らずでごめん
4人はまぎれもなく、各々の実家でのスケープゴートだったってのは論ない
私が言ったのはむしろ「4人組のなかでのマックス」がスケープゴート
(っていうとちょい言葉きついかもしれないけど)多分に彼がそういう役回りに
されてた気がしたってこと
残りの3人が、マックスの射殺事件のみならず常にあの子を守るっていう理由(名目)が
あるから団結してはよりそこに固執して、4人の中ではそういう役目になってるのかなって
マックス死んでも守る!っていう彼らにとっての大義のための結束がちらちら見えるような
とくにグレアムは自分の内面のどうしようもできないごちゃごちゃした苦悩の一部を、
マックス事件を口実にしてるようにもみえてしまうんだ、私には(一部だよ、全部じゃない)
…うーんでも、書いてるうちに的外れな気もしてきた
あれはむしろ秘密の共有、共犯者的心理にちかいのかな?
>>987 さん、マックスについてお見事だー 激しく同意です
連レスごめんなさい そんなマックスだからこそ、ジャックに思いっきり感情ぶつけたエピソード、 あの一連の流れで、なんだかすごく安心しなかった?嬉しかったよ私はw
>>991-992 >>988 ですが(私あてかな?と思ったので。違ったらごめんです)安心しました。
4人の中では比較的AC度合いが少ないんだよね。
やっぱり子供のうちに「子供役」でいることが出来たからかなと…
だからこそ「もう子供じゃない!ちゃんと責任持たせてくれ!」という、あの中では
眩しいほどw正統派の反抗期を迎えることができたんだと思う。
アンジーは、実の母親でないにしてもちゃんとした親戚の一家と暮らして 歪んでいない愛情というものがどんなか、知ってる。これは彼にとって最大の財産だと思う。 「オレはママになってオレを生み直す」というセリフは見事。 あの時ママに選んでもらえなかったことを引きずらず、愛することで、過去の自分を救済する… それに応える心の構造だったのがマックス。 アンジー自身がとても気にかけてたサーニンは、過去の悲惨ないきさつがなくてももともと 興味の対象にのめり込んで孤立する、人懐こい人(マックスとかw)を苦手なタイプだったと思う。 グレアムは過去(父親より祖母が根っこだよね?)のせいで愛が信じられない。 「好いてくれる相手を好きになってもいいんだ」レベルの愛情もわかんない。 愛っていうのは支配と狂気と排他。 愛っていうのは相手に罪悪感を背負わせてでも勝手に押し付ける好意、勝手に差し出す命。 「何をしてくれなくても愛するし、何をしでかしても見捨てない」という、親の子への無条件の愛が一番信じられない。 だからジャックやパムにとても堅苦しい好意を義務的にもつしかないし、 ママなアンジーが必死に「ここにいてくれ、行ってしまわないでくれ」と言えば言うほど……
あの雪山事件がなかったらグレアムもまた違ったかなあ そこを描いてほしかった気もする
997 :
987 :2011/02/07(月) 20:52:03 ID:???
考えてみればグレアムのほうがフーちゃんとすごした時間は長いんだよね
でも彼とフーちゃんの仲はわりとあっさりしている。
看護婦さんと患者みたいな間柄?
そのあたり純粋な愛情を信じられるアンジーとの差なのかなって
>>995 を読んで思った
1001 :
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