はみだしっ子■三原順

｢愛しのオフィーリア｣に引っ張られて
アンジーにはオフィーリアだと思ってたけど、
ログで姉弟愛っぽいとか、
オフィーリアの結婚式で遠くから
｢お幸せにフー姉様！僕はあなたが大好きでしたよ！｣ってやってたら(・∀・)ｲｲ！
みたいな意見を読んで
別にオフィーリアじゃなくてもいいよな〜と思うようになった。
シベールは逆に兄妹っぽい感じ。
アンジーは基本が女の子に優しいし、お節介焼きだから、シベールに特別な感情があるようには見えない。
くっつくとしたらシベールの方から押さないとダメな気がするｗ

グレアムだけは恋愛めいたエピソードが皆無だったのに
終盤一足飛びに男になった

後日談は要らないけど、まあSONSみたいな着地点…という気もする

>>937
長男ヒモで次男ホモ（※ネタ）ってクレーマーさんちは大変だなあ

フーちゃんに彼氏なりダンナさんなりが出来たら
アンジーは祝福しつつも、思いっきり男に嫌がらせしそうだｗ
まさにシスコンの弟ｗ

長男はヒモ以前に、すっかり性格が捻れてニートになりそうな気配だし

ユーリみたいに、神学校には…入らないだろうなあ
そもそも神様を信じていないし

ジェルミみたいにボストンで男娼になるかも

自分の意思に反して父親の角膜を使われたように
父親に反発する気持ちはあるけど
なんだかんだでピアノを演奏する仕事に
就くんじゃないかと思ってた

目玉になった親父にピアノを弾かされるのか
ホラーだな

ヘアスタイルも鬼太郎とかぶってたしね。

>>943
自分もそう思う。手っ取り早いとか色々理由はつきそうだけど、要するに妙な執着で。
しかし親の遺産が結構ありそうなので、本気で何か打ち込んでモノになろうとしない限りは
結構立派なボンクラ有望株かもｗ

しつこく編曲して楽譜書いてたし
音楽関係からは離れられないだろうね

父親にとって音楽はクラシックだけじゃなかったっけ？
ジャズなら父親が叩きこんだピアノの技術を浪費してるということと、
グレアムにとってもクラシック以外に打ち込む事は父への反抗ということでよしとしてるとか。
ピアノ自体は好きそうだけどな。

そんなこんなでジャズを弾き続けているが、人生のある時から
クラッシックと向き合わざるを得ない事態に追い込まれるグレアム

エヴァ板にハミだしっ子スレがあると聞いて
飛んできました。

ジャズつーよかロックアレンジじゃね？
ELPとか弾いてたし。

そーかも

久々ざっと読んでみた
アンジーが母親に会いに行く際、マックス同伴なのが昔とかわらずツボだった

そうだったっけ？

イヴに署名してもらいに行く時

過去がハッキリ描かれてないないのは、マックスだけだったな
ニャオとか断片的にはあったけど
他の3人みたいに、一話丸々使ってない
これはマックス自身に、あまり親の記憶が無いからなのか？

確かに記憶はなさそうだな
あっても、漠然とした赤ん坊みたいな感じ

一年近く監禁されていた同い年のサーニンは、曾祖父や両親の事を
ハッキリ覚えているのにな

番外編Mでマックスの名前は、早く死ぬようにとの願いが込められていて
マックスもそれに関してはあまり言いたがらなかったってナレーションがあったな

養子にいってからは近所の家に遊びに行ってパパに虐待された話をしていたので
どれくらい深刻なのかわかんないけど

マックスは語ろうにもあまりネタが無いんじゃないか？
父親が一時期家に連れ込んでた女性とニャオ以外、
いい思い出何もないからな。
あとは父親が飲んだくれてて、いつDVスイッチが入るか
分からないっていうスリリングだけど他に何もない毎日。
気が抜けないけど単調な日々だよ。
学校に通ってたら、被DV児としてあの時代だから
いじめられまくって、そこからまたいろんな思いをした
だろうけど、学齢期前のマックスは、父親に罵られる以外
会話とかコミュニケーションがなかった。
サーニンやアンジーみたいに、母親との別れによって
自他を認識する機会もなかった。
グレアムたちと合流して揉まれるようになるまでの
マックスは茫洋と生きてたんじゃないかな。

近所の人に話したのは、どうでもいいくらいマックスの中で
実の父親の存在が軽いからじゃない？
あの年齢だと、挫折とか女に逃げられたとかで酒に溺れて
理性なくす人は、ただ精神的に打たれ弱すぎてだらしなくて
自分に甘くて、気持ちを紛らわす趣味もないほど心が貧しいようにしか
見えない。おまけに子供に当たるは友達はいなさそうだは。
トロくても勉強ができて対人スキル高いマックスから見たら
尊敬できるどころか共感する点もまったくない人だ。

マックスの歳（たぶん3歳か4歳ぐらいで出奔）だと、親のことを忘れるのも早いだろう。
覚えてるのは極端に強い印象だけ
（褒めてもらおうとしたら怒られた、首を絞められて苦しい、自分の声「やめて！いやあ！」）

それを話すのは軽いんじゃなく、むしろ無意識にも「忘れないため」だと思う。
よくあるだろう、再話した思い出は誰にも話さない思い出より忘れ難く強化される。
（ついでに言えば、実際にはなかったエピソードを実際の思い出に付け加えて再話し続けると
それが本当の思い出として定着してしまう）
マックスは人懐こい、社会性のある子だし、なんだかんだ言って「親」を失いたくなかったんだろう。
ひでー親でも親は親…

だからこそ一番早くクレーマー家に馴染んで、親を親と呼ぶ子になろうとしたんだと思うんだが
それをサーニンに能天気と責められたのはかわいそうだったな

サーニンとマックスって相性がいまいちだよね。

アンジーはサーニンを
グレアムはマックスを
気にかけてるけど、実際は
グレアムはサーニンと相性がいい
（サーニンはグレアムがぐだぐだしてる理由を理解できて、庇護しようとすらしている）
アンジーはマックスと相性がいい
（構いたいし構われたいし人の役に立ちたい人恋しいマックスを、アンジーは正しく構える。
逆に、アンジーの過剰に母性的な部分をちゃんと受け止められるのは、グレアムでもサーニンでもなくマックス）

そしてグレアムとアンジーは実はあまり欠けた部分を補いあえず
サーニンとマックスは方向性がまったく違ってて相性がいまいち

そのしっくりこなさがまた面白い
長男次男の緊張関係が三男末子の聡明さを際立たせてたりｗ

>>961
どっちも子供過ぎて張り合ったり認められない部分が多いんだろ
グループ内に他に親の役割の存在がいるからよけいに

>>962
年が近い者どうしがはりあってしまうって感じだな

目の前で親が死んだ、と言うのも多少原因あるかな？＞グレアムとサーニン
それに2人は、精神がぶっ壊れた共通の経験もある
アンジーとマックスは、身内の死に直面していないし気が狂いかけた事もない

>>962
> そしてグレアムとアンジーは実はあまり欠けた部分を補いあえず
> サーニンとマックスは方向性がまったく違ってて相性がいまいち

GとAは両方とも、相手を見ると自分の足らない部分が痛感されてつらい
劣等感を刺激されてつらい…って感じだ。
SとMは相手が自分の美意識？価値観？に反することばかりするんでイラつく感じ。

それも共に生きればこそ

うん、家族だからね
相手や自分の欠点が目についてしかたない立場にいる
それでもいっしょに暮らすのが必要だったのさ

>>965
身内が死んだという点ではマックスはニャオの死に責任を感じているってのも大きいが
狂う以前に精神の成長を阻害されていたんだろうね
アル中暴力親父のもとでただ生き伸びていただけで

虐待受けると記憶飛ぶ事もあるからなぁ
あんまり覚えてないのかもね、マックス

そろそろ新スレが必要だね

ギイを撃ったのがマックスではなく、アンジーだったら
グレアムはあそこまで壊れなかったかな？

あー…グレアムの苦悩って、心身共に弱ってる時にあの事件で
自分の良心的存在？だったマックスを「これは人殺しだ」と思ってしまった事なんだっけ
アンジーだったらどうだろう
元々正反対のキャラだって自覚がお互いにあるけど

アンジーだったら自分でなんとしても対処するとか責任とる方向へ行きそうだから
グレアムが年長者として苦悩することはないだろうけど
仲間がバラバラになる危機には違いないから別な意味で焦るかも
どういう冗句王で殺っちゃったかにもよるだろうな

おはよ

アンジーは死体を抱えてたった一人で死のうとした事があるから
グレアムがどうこうしようとする前に全部自分がひっかぶってあぼん、てのを
完璧にやってのけそうだよ。恐ろしくも悲しい事に。

ガキどもは考えが足らないから
過酷な状況で半分朦朧としていた未就学の少年が自分たちに危害を加えようとした男を撃っちゃった
ってことが世間的に責められるはずもなく罪の意識に苛まされる必要もないともわからず
じたばた下手に立ちまわってどんどん状況をややこしく救いようのないところへ持って行ってしまった

普通のガキどもなら責任逃れを主張してその通りにできたと思うなあ

連綿と描かれてきた４人の相互理解関係による絆の深さ
これが皮肉にも後の展開へと繋がった
何があってもマックスを殺人者にしたくなかった上二人の気持ちが
読者には分かるから辛いんだよ

それに、普通の子供と違って罪を免れればいいんではないんだよね
彼らは親から逃げているわけで、
この事件が公になると、彼らは拘束され親元に返される恐れがある
それは避けたかったからね

後は
社会性とか反社会性とかアイデンティティとか＋14歳＝カオス

この作品の主人公達は一応１０才前なのだが
それはそうと、これだけ話が続くなら、次スレがあってもいいね
そろそろ立てた方がいいぞ

社会の明るい顕然な部分に存在させてもらえず
逃げて隠れるように行きている逃亡者達の話なんだよな
見つかってしまったら、注目されてしまったら
元の地獄に連れ戻される
だからなんとしても４人で守り合って行きて行くしかない
そこには自分の理想とのズレが生じていってしまっても

ていうか、そこで終わりだったらある意味楽だった。

４人なりの正義と理想を以て生きてきたのに、状況はどうあれ加害者側になってしまった。
これまで通り４人守り合う為には社会の加護も必要だし
まさにその社会によって、殺人者たる自分達を正当化できてしまう…。

長男が自分を追い込んでいったのはこの点で、その矛盾が許せなかったんだと。
四男を守る為ならシラを切りとおすスタンスの次男と相容れなかったのもこの点。

ところでスレ立て、弾かれなきゃしようと思うけどいいテンプレあるかなあ。

EVAと関連付けて語るレスって殆んど無いし、
三原本スレに移動すれば良いのでは？

そうだね。ここが終わったら、あっちで語れば良いよね。
たぶん、住人もかなりかぶってるだろうしｗ

でもこっちでエヴァオタも兼ねて話しているのが新鮮だったけどな
ちょっと向こうとか層が違う気もするし