いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
過去ログは
>>2 にて。
>>1乙 このスレ気付くと1000いってる… 何番とった人が次スレたてるとか決まってないの?
NHK教育で源氏物語やってる!
>>3 決まってないっす。
ほんとだ。生々しい 昭和20年代の映画「源氏物語」で源氏が藤壺襲ってた あとでレンタル行ってこよう
江川達也、おまえは只のエロじゃねーか。あれはあれで好きだけど。
”鎌倉時代に失われた幻の2巻目が源氏物語にはあった”by藤原定家 それが『輝く日の宮』の章 ”源氏が藤壺とはじめて密通したのはこの章であり、宿下がりのときに密通したのは2度目の夜だった”by丸谷才一 輝く日の宮を破棄させたのは藤原道長、雲隠ももともとは六帖あったが天皇が破棄させた 計60帖
妙にスレ流れ速い時もあるし そろそろ970を踏んだら次スレたてる〜とか決めた方がいいかもね 昨日の源氏物語番組は途中から見たけど、同じ場面でも訳し方が 人それぞれなのが面白かった
せめて次スレ立つまで無意味に埋めるのやめて欲しい 番組見逃したorz
気づいたら埋まってたね。自分も見逃した
最初に読んだのは橋本治の窯変源氏物語だった。同じ著者の桃尻語訳枕草子とかを読んで高校時代を過ごした。 その後は、中国文学やブルーバックスや田中芳樹に流れて、大和和紀のあさきゆめみしを読んだのは大学入ってからだった。 やっぱり大和和紀や江川達也のようにビジュアル化された漫画の方が、漫画で育った我々世代には読みやすい。 寝殿や調度や香とか十二単とか絵の力は圧倒的だわ。他の訳者の源氏物語も漫画化して比較すると面白いかなと思う。 江川が言ってたけど瀬戸内の訳は確かにきれいすぎて、ひっかかりが無いわ。扱ってるのは恋愛なのに生々しさがない。
>>11 同じ瀬戸内でも個人的に「女人源氏」がなぜか
女性陣全員(特に紫上と女三宮)嫌いになるくらいエグかった
もっとも橋本氏はこの本に触発されて、窯変の主人公一人称視点を
思いついたと対談か何かでコメントしてた覚えがある
瀬戸内さんは、女三宮贔屓のせいか、女三宮の章は、納得しながら読めた。 瀬戸内さんの女人源氏や窯変で、あさきゆめみしでマンセーされながらも 好きになれなかった紫が、どうして好きになれなかったのか、分かった。
なんか全体的には境遇のわりには一番つまらない女って浮舟のような気がする
15 :
愛蔵版名無しさん :2008/11/17(月) 23:24:28 ID:OICuJWAz
紫はなんて書かれてるの?
16 :
愛蔵版名無しさん :2008/11/18(火) 00:20:13 ID:OV3jAkh2
光源氏の髪の毛の表現がいい。大和和紀のね!
そういえば髪の質感を出すために、筆で墨を使って塗ると言った漫画家がいたな
>>13 女三宮好きだけど、寂聴解釈の女三宮像はいかにも柏木好きの源氏嫌いの人が
色眼鏡で補正してますって感じでパスだな。
対談で「女三宮は強姦された時も実は嫌じゃなかったんですよ(笑)」
とか言ってて引いたわ。
>>14 不義の子妊娠がなかったから物足りないのかな>浮舟
薫大将でも匂宮様でもあなたのお好きな方を選べば私達は協力しますよ
って女房がふたりもそばに居たのに、もったいない。
NHK番組での源氏と藤壺の絵綺麗だったな〜 源氏の一途な想いと遣る瀬無な気の藤壺に泣いた
三の宮と浮舟、おバカ加減は似てたのね
そういえば三の宮と浮舟っていとこだっけ。
現代だったら、40代のオッサンが10代の生娘の体を舐め回すようなもの
今、怖い童話で源氏と藤壷の話描いてる。 エロい雑誌。
24 :
愛蔵版名無しさん :2008/11/18(火) 18:04:23 ID:oZufMSqC
光源氏は幼少のときに母を亡くしてるのに、 どうして藤壷が母そっくりと思って好きになったわけ? 誰かが「そっくりだ」と言ったのをそのまま信じた? 当時は写真なんかないわけだし。
>>24 お母さんが恋しい年で母他界、しかも顔も覚えてない。その後似てるっていわれる人が側に来てお母さんってこんな人だったのかなぁ、って思ってる内にって感じじゃない?
夕霧と雲居が寝たのはいつごろ?
なんだかんだで紫が一番うざい
あたしは浮舟がうざい
雲居の雁に惚れた こんな萌えキャラが1000年前にいたなんて…
>>24 実の親父までそっくりだそっくりだと連呼してたんだから仕方ない。
近江の君、大和さんのキャラ・描写が良かった。 あの子自体は明るくてちょっと面白いんだけど 俯瞰してまともにシリアス風味で見つめちゃうと、残酷で嫌ったらしくなるもの。 生ませっぱなしの子を貴族が自分の都合だけで呼びつけて、期待はずれだったから 笑いものに、なんてさ。 フン、これだから野育ちは(嘲笑)、なんて視点に立ちたくないし。 大和さんの描写に大いに救われたわ。 離脱後もエネルギッシュに明るくて可愛いね。
この前のNHK番組で流れてた源氏と藤壺の逢瀬イラストを見て、 取り寄せたあさきゆめみし画集(上)(下)が高額なわりに ボリュームなくてもの凄くガッカリしたことを思い出した。 上巻の朧月夜と下巻の浮舟の絵は綺麗なもの揃いで好きだけど。
そういえば夕霧も実母の顔知らないよね。 雲居の雁は葵の姪っ子だから、似ていたとか いうことはないかな?
夕霧は大宮と花散里という、おおらかで偉大なオカン(実際は祖母と養母)に育てられたから、 源氏のように実母不在による喪失感は無かったのかも。 そういえば葵に似た姫君は現われなかったね。 源氏、そこまで葵を嫌うのかw
きっと美人過ぎて似てる人も居なかったんだよ>葵 でも、あさきの葵は顔が玉鬘似だと思う
玉鬘の叔母にあたるんだっけ>葵 似てても不思議はないよな。
血縁関係とか意識して描き分けてたとしたら 大和さん相当すごいね!
… あさきの女君はほとんど見分けがつかないんだけど…
39 :
愛蔵版名無しさん :2008/11/19(水) 23:36:51 ID:Gl5s+ceM
まあでも実際、藤壺が末摘花みたいな容姿だったら例え母親そっくりでも 源氏は惚れなかったんだろうね。 源氏は自分マンセーだから、年の近い「自分の母親そっくりな=自分そっくりな」 超絶美人ってのが一番の肝だったと思われ
自分にそっくりな美女に惚れるというと、有閑倶楽部のあるエピソードを思い出す。
いたなwそんな奴ww
あきれた仲間に「あいつは真性のアホじゃ」て言われてたなw
>>37 頭中将一家くらいじゃないか?>血縁で描き分け
>>37 ちい姫時代はそれほどでもないけど、明石中宮は明石の御方に似てるよね
朱雀ファミリーが目が黒めがちなのはわかる でも桐壺更衣≒藤壺≒紫上、藤壺≒源氏、宇治の大君≒浮舟 は似てるのかわからない 「柏木と薫が似てる」って女房の弁が泣いていても、え?どこが???って思うし
46 :
愛蔵版名無しさん :2008/11/20(木) 18:01:43 ID:Ylhs5xI+
>>30 やっぱ「親父が似てると言ったから」なんだな。
源氏の身勝手な「理想の母親像」を押し付けられた藤壺は迷惑だったろうな。
しかし○○しちゃおうとした時点で 源氏視点ではもう母親って存在じゃないよな。
夕霧が三の宮と密通して生まれたのが薫だったら面白かったのに 源氏は孫を息子として抱けるでしょうか?
相手が紫の上だったら逆上しそう
そっちのほうがより明確な因果応報になってたのにな… 自分の息子に
夕霧が紫の上の上に乗って、へこへこピストン運動してるところに、 偶然居合わせてしまった光源氏の反応 源氏「なにをしているーっ!!!!」 夕霧「ち、父上!!!!(でも腰が止まらない)」 紫の上「ああっ!殿に、殿に見つかってしまった!それもこんなに恥ずかしい姿を見られるなんて。 夕霧様は殿のお子。年下の夕霧様に抱かれて、こんなに激しく乱れてる我が身が情けない。 (でも腰が止まらないの!)」 源氏「(わなわなわなわな)や、やや、やめぇええいっ!!!!」 夕霧「で、出るぅぅうう!!!」 紫の上「い、いくぅうう!!!」 源氏「(´;ω;`)ウッ…」
源氏が紫と夕霧に密通されて生まれた子を抱くなら たしかに因果応報だね 性格的に二人ともうまく立ち回って、密通したってバレなそうだけど
問題は紫の女房だな。 三の宮の小侍従や王命婦、弁のおもとみたいなのは 間違っても源氏雇わないだろうし。
夕霧の紫上への恋はあくまでプラトニックラブで、肉体的にどうこうとかは全然考えてなかっただろうけどな。 寅さんのマドンナへの想いみたいなもん。
この六条院は戦場だから女はみんな傷を負った戦士
>>54 柏木もプラトニックの予定だったんだけどな。
寝所で間近に寝姿見ちゃったら歯止めきかないわよ。 そこでちゃんとUターンしてプラトニック貫いたら大聖人。
プラトニックラブと言えば朝顔につきるでしょう・・
源典侍も多分晩年はプラトニック
>>55 ララバイを歌うのは花散里の役目?ナツカシス
斎宮・斎院退職者や内親王は生涯独身が望ましいって 世間の目もあった時代だけど、朝顔なら斎院にならなくても プラトニックを貫きそうだね 大君も薫とプラトニックだったけど、あれは 八宮の遺言に縛られてた面が大きそう
著者忘れたけど、濃い絵でエロい源氏物語の漫画をブコフでちら見した。 紫が幼い頃から超ブラック。生霊になって葵上の首絞めてたし。 六条と違ってかなりの確信犯。 明石の子を育ててといわれた時の陰の「にやり」が恐ろしかった。 女君を屋敷に集めたいという源氏の案に「そんな事誰が望むのかしら」とこっそりつぶやいた花散里も輝いてましたよ。
>>51 それぐらいの目に合わせてやればよかったのに
光源氏
>>56 57の言う通り、ホントにプラトニックですますつもりなら、最初から寝間に忍び込んだりしないってw
まあ、本人起こさないで寝顔だけ眺めてニヤニヤってのならそれはそれでマニアックだけど。
>>58 昔は朝顔みたいな理性的な生き方がいいと思ったけど
トシ食うとやっぱり、そんなんで人生終わっちゃつまんないなー
と考えるようになった
快楽主義を突き抜けた人だけがプラトニックになれる。 どん底に落ちたことがない奴が前向きに前向きにとか言ってると、 ちゃんちゃらおかしいのと同じ。 若いときは性愛に正直であれ。 溺れろ!
>>62 何それ。凄く面白そう!ブラックな紫見てみたい!レディコミ系?
68 :
62 :2008/11/23(日) 02:18:26 ID:???
今度もう一度ブコフで探してきます。大体の棚の位置しか覚えとらんのですよ。 エロ描写が頻繁だったからレディコミだろうなぁ。 おぼこかった美少女藤壺を開発するのが楽しいと語る桐壷パパは相当のエロ爺。
たぶんそれ、 「妖変源氏物語」 寺館和子 ぶんか社 じゃないかな。この間漫画文庫全4巻で発売になってた。 こんな源氏もあったのかとぺらぺらめくったらそんなシーンがあった気が。 確かにレディコミ系。 さらに今月の新刊で 「源氏物語 美しの花乱」 井出智香恵 ホーム社(集英社)漫画文庫 も出てる。こちらはホーム社のHPで冒頭部分が立ち読み出来る。 こちらはまともに源氏物語を漫画化しているみたい。 知らない間に色々な方が漫画化してたんですね。 コミック担当なのに知らないことばかりだ。
>>66 源氏は玉鬘には一気に襲いかからず
じっくり待ったから、そういう想いあったのかねえ。
>>66 ホントそう思うわ。
六条さんも身分とか外聞に縛られてなくて
自由に誰とでもつきあう機会があったら
世の男を色々見定めてラクになれたんじゃないかしら。
その中から癒してくれる恋人持つとかね。
目的別に恋人取り揃えるとか迄さばけたら良かったのに。
六条さんの所はサロン状態だったから男の見定めはできたんじゃないかな? 常連クラスだとそれなりのレベルだろうから、 程よい距離の付き合いはできていたと思う。 源氏との件は溺れてしまって その均衡を破ってしまった故の悲劇でしょう。
>>70 源氏は玉鬘に手出す気まんまんだったよ。
ただ手出したのばれたら確実に頭中将に婿あつかいされる。
朧月夜のときのように手出しといて結婚断って尚侍にさせとくこともできたかもしれんが、
そうしたら夕霧と雲居に迷惑かかった可能性がある。
そういった政治的なことも考えることができるような年齢になってたってことね、源氏。
>>68 サンクス!
自分も探してみるよ
>>69 寺館なら絵は好きじゃ無いけど、ストーリーは面白い物描く人だからそこそこ期待できるかも
>>68 桐壺帝は、原作では年取ってからも美女大好きで周りの女官を
美形で固めてた人だからエロい人なのは確かだね
そんな桐壺帝に熱烈寵愛された桐壺更衣ってやっぱり絶世の美女
だったんだろうなー
現代と違って好きな男を選べない時代に生まれた女性達の心境を考えたら心が痛いよ… 親くらいの歳の男に嫁入りしたりブ男と結婚させられたり 女房のせいで夜ばいされたりして あげくにあんな事こんな事されまくるんだぜ。 耐えられない… 発狂する姫君はいなかったのかな
そもそも現代のように自由恋愛という発想がほぼ皆無だから可哀想というのはどうかと。 自由恋愛は物語の中にこそあるものであって、現実的ではなかっただろうし。 好きな男と言っても、自分の顔を晒すことも男の顔を見ることも稀だしね。 耐えるも耐えないも現代人の感覚では理解出来ないと思うよ。
現代っていっても、恋愛結婚が普通になったのも最近だしね 親の世代ではまだ見合い結婚が普通だった
あさきでも結婚は「それほどでなくても相手の親の気持ちを考えて」とか言ってるしな 夕霧に持ち掛けられた縁談の子ってどうなったんだろう
此所はやっぱり年齢層高い…
>>78 親の世代といってもこれから結婚しようかという若者の親世代くらいならもう見合いが普通っていうほどでもないよ。
あさきが始まった当時の若者の親世代ならそうかもしれないけど。
あさき連載中の若者の親世代って今いくつなんだろう? 戦後に20〜30代だった人たちとか? まあ結婚といっても時代背景や社会情勢、婿取り婚なのか嫁取り婚なのか に加えて個人の事情も感覚も色々違うだろうし。 「親に勝手に結婚相手を決められるアタクシ、可哀想!」 「女が自由になるには出家するしかないのだわ…」って感覚を 当時の衣食住に足りた高貴な姫君たちがもってたのか不明だね。
そういう時代と制度に生きてたらそーいうもんだと受け入れてたんじゃない?
>>38 あさきの女君はほとんど見分けがつかないんだけど…
自分も最初そうだった
しかし読み込むうちに紫が死んで
「さようなら 私の愛したすべてのすばらしい女人たちよ…」
と源氏が言って15人ずらりと女たちが出てきた時
全部誰だかわかった自分GJ!と思った。
まさか判るようになるとは思わなかったw
まあ結婚してても他の男を通わせる女君もいたんだけどね
>>84 私は消去法で女人たちを当ててたなぁ
空蝉がわからなくて、この人誰?あっ…空蝉がいない。じゃこの顔は空蝉だな!とか。
秋好だけは天然パーマ風だからすぐにわかるね。
>>86 秋好の下が空蝉かなあ?
一人だけ適当に描かれてるっぽい感じがして、わかりにくいw
でも、当時は何のために出家していたんだろうね? 出家して異性関係を持つと非難されるにしても、都にはとどまり、 子供や孫を育てたりして家族関係はそのまま・・・
来世のためじゃない?
90 :
愛蔵版名無しさん :2008/11/25(火) 23:33:28 ID:UuplZBbm
>>88 女性の場合は特に、
もう男とは無縁ですよってデモンストレーションになるかと>在宅出家
明石の御方って、ちい姫の入内に徒歩で付き添ってたけど 夕霧とか他の公達に顔見られてたんじゃないの?
女子が歩いて外出する時は薄絹とかで顔を覆うのが普通だったから そんなにハッキリは見えないと思うよ 他の女房に紛れて誰が明石の方かわからなさそうだし
どっちにしろ宮中に入ってからは、普通に顔見られてたんじゃないかな?
登場人物、特に女性が死んでしまう場面がすごく切なくて好きW。 藤壺が死んじゃうところは何度読んでも泣ける。。。 黒髪の描き方がキレイすぎる。。。!
藤壷がこの世を去る時の描写はすごいね。 「わたくしはあの夢の中に入ります」 というモノローグと記帳のリボンみたいなのが数本たなびく中、 座って泣いている源氏を通り越してゆく、藤壷の見た目の構図がいい。
死に臨む藤壺の回想が泣ける
>>94 明石の君も人生激変だよね。
ちい姫のさわりになるまいと人目につかぬよう冬の町で地味に生活→
→宮中に上がり、人に会いまくりの取締役的立場、
宮廷のあこがれのまとになる最高級の趣味、華やかさを演出。
京に上るのさえ気後れすると言っていた人がよく頑張った。。
明石の尼君の教育が素晴らしかったのかな
そうだね。あと入道も熱心だったはず。教養と品格はそこで培われた。 センスのよさも。 さりげないけれどレベル高い人らに気を引き締めさせるような感じ。 >宮中に上がり、人に会いまくりの取締役的立場 をしっかりこなすってまた違う能力が要求されるよね。 それぞれの能力を上手く結びつけてて、人にあなどられる隙もないって凄いよ。
男のセックスってのは詰まるところ征服欲と快楽 相手を征服したと感じるのが中出しであり、イカせることであり、 その最たるものが自分の子供を孕ませること 省みると、紫の上は源氏にとって物足りない相手で、そこには満たされない欲求が付きまとう 藤壺も紫の上も物足りない、かといって明石は身分卑しい女で高貴な自分には相応しくない、 女三の宮を求めたのは、藤壺や紫の上で得られなかったものを満たすためだ 男とはそういうものだ
あさき〜じゃ義務的に通っている風に描いてたけど 原作じゃ大いに楽しんでたよね? 親子ほど違うもんなあ。 当時もう紫にしろ明石にしろ中年(いや、当時の感覚だと初老?)ババだし 中高生ぐらいの女の子、しかも深窓の令嬢なんて鼻血もんの新鮮さだなw
103 :
62 :2008/11/29(土) 01:37:00 ID:???
とてつもなく遅くなったけど、やはり寺館和子さんでした。
絵が好みじゃないんだけど、まとめ読みしたら結構面白そうだし、注文するかは思案中です。
>>102 なんつっても、「どんな過ちを犯しても許してしまいたくなる風情」だしね。
こんな美しい人を出家させたくないとか執着してたし。
あさきしか読んでないと??だったけど、原作に近いのを読んでやっと繋がった。
結構好きなんじゃねーか、と。
女楽の夜なんか、出家の相談する紫上放置して、「先生にご褒美は?」って 女三宮抱きに行っちゃったもんなあ・・・
>>69 の井出智香恵って子供時代読んだあの人、こんなになってたの〜?
ショック(源氏物語についてではなく)
>>103 妖変てホラー? 読んだら感想キボン
>>104 欲を言えばあさきで、女三宮に惹かれつつある源氏をもっと原作寄りに描写して欲しかったと思う。
紫上の絶望の深さと、密通した女三宮と柏木への恨みを深く抱く源氏を見たかったから、
あさきで「さほど寵愛していない、軽んじている女三宮に密通された」源氏に対して、
ただの自業自得じゃん?と思えてしまったよ。
あさきの源氏は女三宮を寵愛していないことが、あさきの紫上にとっての
救いだったのだろうけれども。
原作通りにやると紫上ファンから「許せない、紫上が可哀想><」 って抗議殺到するから不味かったとか? 女三宮と源氏の仲って、降嫁当時は確かに形だけの夫婦だけど、女楽の頃には お互い仲良くなってたのにあさきの描写だとそう見えないもんなー。 それにしても女三宮の所に源氏が泊まった夜→紫上発病 源氏が二条院から女三宮の様子を見に行って泊まってる→紫上仮死状態って 原因は六条の死霊にしても、タイミング良すぎだ>紫
あてつけがましい感じはするが、精神的なものだったんだろうね。
なんか原作の源治の描写をみると紫式部って女性なのに オトコという動物の性質をよくわかってるなーと感心する。 男は基本的にマザコンだし、イイ女大好きで、若い女好きのロリ爺だし
原作どおりだと、三宮寵愛してるのに 柏木に三宮を大事にしてない!って不満をもたれるの? それともそこもあさきの創作?
>>110 そりゃ、女三宮一筋のストーカー柏木の愛に比べたら、源氏の格付け紫上>女三宮は
女三宮を大事にしていないと感じるのでは?
方や側室腹で格が低い女王の一人、方や院が寵愛する皇女なのに、何故?と。
源氏はもっといやらしい男だよ 「身分はこの上ないのに、なんでこの姫は藤壺の宮に似てないのか」 「藤壺の宮の生き写しなのに、なんでこの姫は脇腹なのか」 常に自分が世界の中心にいて、 女人や恋というのは、自分の人生を美しく着飾る装飾品とか玩具くらいにしか思ってない 藤壺に恋したがやり場のない思いが、同じくらい貴い人を敬いたい愛したいで六条御息所だったけど、 これも皇族というこの上ない尊い身分で、美しく生まれついた自分は、 他人から敬われて当然!愛されて当然!という、自己愛の裏返しでもある 朱雀院に対して仰々しくブリッコブリッコしたり、 自分を置いていかないで!寂しい寂しい!とかああエゴ丸出しなのはナルシストそのものだ もうひとつが肉親愛の薄さから来る寂寥感みたいなものが、ずっと源氏の根っこにあったことだな 母を亡くし祖母を亡くし、父と早くに死に別れたり 藤壺や紫の上や三の宮にしても、 それぞれが独立した人格として見つめるようになったのは、彼女たちを失ってからだった それにしても若い頃遊んだ奴が、年を取ってから分別くさくなるのは見苦しいよね「お前が言うな」 若い頃は真面目で、年取ってから浮気や不倫で遊び出すのも見苦しいけど「ええ年こいて」
>>111 あれ以上、元は正妻格だった紫が蔑ろにされてないと気がすまないとは
柏木はほんといろんな女の敵だなw
>>111 落葉の宮を放置してる奴に言われたくねえww
>>110 柏木の価値観だと、身分が上の女御腹内親王が脇腹の女王以下の扱い
を受けるのが信じられないんだろうね。
女三宮の姿を見た後夕霧に「宮様がお気の毒だ」ってかみついてた頃は、
原作ではまだ源氏と三宮は形だけの夫婦仲だったし、柏木自身はまだ独身
だったから余計「私の妻になって下さっていたら…!」って想いが強かったと思う。
自分のものになったらあまりの手ごたえのなさからすぐ物足らなくなるんじゃない? 薫のほうは出生に引け目があるからああいうお姫様でも正妻として重んじてるけど。 でも母があの女三の宮で正妻がやはり同じようにぽ〜っとした女二の宮でこの上 愛人が浮舟ではあまりに知的な手ごたえのない女性にばかり囲まれることになって うんざりするんじゃないか?
薫の正妻の女二宮は裳着直前まで母女御が生きてたから 女三宮よりはしっかり教育されてるんじゃない? 宮様なんだし、ある程度おっとりしてるのは仕方なさそう
二宮は確信犯的なおっとりさな気がした 読んだ当初
>>116 薫は隠れマザコンじゃない?
気がついたら母と同じタイプの女性を好むとかさ
ところで薫って大君と浮船のどちらをより愛していたのだろうか
無い者ねだりなんだよ、薫。 目の前に居る女にはなんじゃねーかんじゃねー理屈つけては 手をこまねいてて、居なくなってから行動する奴なの。 粘着質でスロースターター。詰まる所、自分ダイスキ。
>119 大君だと思う 浮舟に対しての態度は最後の最後まで上から目線で 「この薫様がこれだけ言ってやってるのに」的にしか見えない
>>102 そこが源氏主役の小説である原作と、
少女漫画で紫視点が多いあさきとの違いかな。
あさきは紫が主役っぽいから、三の宮と源氏の仲は描かない方がベターかも。
源氏としては三の宮も結構気に入ってたんだろうけどね。
あと、三の宮の性格が悪役にはできそうもない性格だったこともあるかな。
>>121 だね。
顔が似てるってだけで自分の別荘に連れ込んだはいいが
大君とは似ても似つかぬ無教養&未洗練ぶりに愕然としていたもんな。
逢瀬を重ねるうち、その頼りなげな雰囲気に多少の思い入れも沸いたけど
結局のところ大君の亡霊からは逃れられなかった。
動機やきっかけはともあれ、匂宮のほうが浮舟のありのままを受け入れていたよ。
続かなかったろうけどw
女三宮の濡れ場?シーンがあさきで一番エロく感じた。 画力というか絵も頂点に達してた時期というのもあると 思うけど、なんか、いいのかなあこんなにエロくてと 思いながら読んでいた中学生の頃。作者は女三宮に思い入れない って言ってたわりに、すごい筆力を割いていたような気がする。 帝の妹宮という設定なのに、これだけエロくていいのだろうかとか いらん心配にも程があったなあ。
三宮はアホだけど生殖能力凄そうだし・・
正直、女三宮との密通場面の柏木の、自分に酔いながらひとりで 延々と喋った挙句に「憎い人だ宮〜!!!」って盛ってる姿には引いた。 「嫌、帰って」って泣いてる女三宮の気持ちはどうでもいいのかと。
柏木は女三の宮に理想押しつけっぱなし。 源氏は藤壷とは全く違うと幻滅。(原作ではそれなりにかわいがってたが) 三の宮はやっぱ父上が一番だろう。
源氏は女三宮に幻滅していたけど この時代の高貴な姫なんて自分で将来決められないんだし 女三宮みたいに強い意志や好みがない方が生きやすい一面もあるよね
源治は三の宮に藤壷の面影を探してはいても紫の面影は探さなかったんだな 紫の異母妹にも興味なかったし 父親が同じだから少しは藤壷に似てるかもしれん とは考えなかったのかな 藤壷と紫が似てるって事は、先帝の后の宮の血筋だよね 女三宮の母・源治の宮は后腹じゃないから 藤壷に似てないのは道理とも言える
后の宮とは限らないんじゃ?>藤壺と紫 先帝の筋かも知れないし
>>130 たしか藤壷は先帝と后の宮の間に生まれた娘ですね。
だから源氏の脳内でも最も高貴な女性という位置付けだった。
謎なのは、何故桐壷更衣が高貴な姫宮に似ていたのか?なんだけど、
この二人に血縁関係は無かったような…??
>>130 藤壷の兄で、紫の父である兵部卿宮はたしか先帝后腹のはずだけど。
母を同じくする二人の血筋だから藤壷に似てる紫は后の宮にも似たのかなと。
桐壷更衣と藤壷の間にもし血縁関係がなかったのだとしたら 『世の中に自分と同じ顔の人は自分を含め三人いる』 たまたま同じ顔が近くにあったということでは
>>132 うん。だから、藤壺と紫父は母だけで無く父も同じだし先帝の血筋と言う可能性もあるわけで。
でもって王の女御はあのぶっ細工で性格の悪い兵部卿の宮の北の方の血をひいてしもた。
>>135 王の女御の性格が悪いというような描写ってあったか?
まぁ大して美人ではなかったようだが。
源氏の女御の方をチェックしてれば、女三宮が藤壺の宮に似てなくて失望
するのは避けられたのにね>源氏
もっとも原作では藤壺に似てないって不満に思ってる描写はないけど
>>135 性格はわからないけど王女御も美人なんじゃないの?
もし不細工だったら、美人で有名だったらしい髭黒の元北方が
入内してたと思う
王女御、入内に進めるのだからルックスは良かったんだろう。 今ひとつ時めかないのは源氏の後押しが云々、じゃなくって そりゃもう兵部卿の宮の北の方の 五月蝿さを敬遠されたからじゃないか? さすがに帝だって「美人で気立ての良い姫は他にも居るし〜」って思っちゃうよな。
藤壺が兄宮と源氏の不仲に心を痛めてる描写はあったね
冷泉と秋好との間に夫婦の愛はあったのか。 中宮にしたのだって源氏のためであって、すごく愛してたからってわけでもなさそうだし。
>>141 絵を書いたり見たりするのが趣味って共通点があったから
仲はそれなりに良かったんじゃない?
>>141 冷泉の寵愛は秋好と梅壷女御で五分五分だったんだし、
夫婦仲は良かったんじゃないかな。
でも女の方が9歳年上だと、後がつらい気がするわ。
閉経だって梅壷や他の若い妃たちより早いだろうし。
というか秋好と明石の方が同い年な事に気づいた。
紫より一才下なんだよね、このふたり。
>>141 でも冷泉は年取った後
若くて美人の玉鬘娘もらったとたん
秋好ほったらかしになるんだよね、原作では。
源氏は若い三宮もらったあとでも紫に気遣いしてたのに。
夕霧は年とった後、若い女を娶らなかったのかな 落葉以降誰も妻にしなかったのなら 夕霧に惚れる!
夕霧は50歳を過ぎてからも年若い妻は迎えてないね。 若い女房に手を出すことはあったかもしれないけど。 愛する3人の妻たちとの生活に満足してたんだろうな。
>>146 やっぱり夕霧とその妻達はそれなりにみんな幸せそうだw
源氏よりも早い時期に母を亡くしているのに 父みたいにそれが自分の不幸なところみたいに愚痴言わずよく育った。
もし夕霧が源氏だったら、 薫と匂宮が宇治の姉妹に熱あげてると知ったら、 自分が2人とも手つけてしまいそうだ・・・
151 :
143 :2008/12/06(土) 09:33:54 ID:???
>143訂正 ×梅壷 ○弘徽殿女御でした。失礼しました。
夕霧は「あさき」の中で落ち葉宮と雲居雁とのスッタモンダのあと 「もう恋はこりごりだ」とか言ってたから言葉通り自戒してたんじゃないかな? 理性で恋愛もコントロールできるってのは父親と違ってすごいとこだけど。
>>149 夕霧は母親の実家で祖父母に愛されて仲のいい従姉とも一緒に育ってるから。
祖母にも早くに死なれてほとんど乳母や女房まかせで身内の愛情を身近に感じずに育った父親とは
成長過程でかなり差があると思う。
>>153 そうか、だから源氏は物心ついた時期に母に似た美しい藤壷に出会ったために
物凄い勢いで藤壷を熱烈に求めたんだな
で、藤壷が完全に自分の物にならないと絶望した時
容姿で紫を求め、身分で六条御息所を求め、血筋で三の宮を求め…
永遠に満たされない気持ちを女漁りに走らせたんだ。
もし、桐壷帝じゃなく源氏に藤壷が降嫁していたなら
源氏の歴史は変わっていたかも
>>140 たしか紫も源氏が父の兵部卿宮に冷たいことに「…」となってたところが
あった気がする。
源氏は兵部卿宮が紫に冷たいことに対して不満そうだけど、当の紫は
実父として懐かしい、にくみきれない気持ちがあったんじゃないかと思う。
>>153 身内の実の父に他の兄弟たちとは別格で超溺愛されていても駄目なのかな。
義母にあたる他の女御たちからも可愛がられ、乳母たちにも大事に養育
されてただろうに。
男子にとっての母親、女子にとっての父親との関係が 成長後異性とどういうつきあいかたをするかに結びつくと思う 両親がどういう男女関係かっていう要素もあるけどね
>>156 漫画の中で源氏本人が言ってるように
「父はかわいがってくれたけど、いつも寂しくて」とか
「他の親王や内親王には母上がいるのにどうして僕には」とか
そういう気持ちが強かったんだろうな。
桐壺帝の彼への愛情は彼自身というより最愛の女性の忘れ形見に対してという面も強かったような気がするし、
何物に代えても息子を守ろうというほど絶対的なもんじゃなかったと思う。
その辺、何となく源氏も感じ取ってたのかも。
溺愛されたけど、結局は臣下に落とされたし。>源氏 (もちろん占いのせいではあったが) 大人になったら自分の身を守るためだった、と気づいたんだろうが、 少年期はけっこう傷ついたかもよ?
そんな多感的で孤独な少年の前にあらわれた藤壷。 母に似て、美しくて、優しくて、楽しいお話し相手になったのだから これはもう、永遠の女性という刷り込み。
3〜6歳の時期にエディプスコンプレックスを克服できず、 母親に似た女性を恋愛対象に求めるようになったフロイト流解釈 の典型みたい男だね>源氏 そんな現代的な心理学解釈まで通用する人物の物語を千年前に 書いてた紫式部ってやっぱり凄い。
神話(に等しい物)に包まれて誕生、 存在からして人間界に降臨してきた天使のようなもの。 危機的状況になると神秘的な力に助けられたり、占いに導かれたり…と神がかり的。 それらの代わりになったのが絶大な権力で、 40を超えてからやっと「人間」として自分のしてきた事のツケや過ちに向かい合う事になる。 身分は臣下として最高で、表に綻びを見せないけど、 ここでようやく「ただの人」に成れたんだなーと思う。 (あさきでは紫の雲に迎えられて去る暗示で終わるので再び神話世界に抱かれた締め括りに) 色々ダメ男ぶりが出てくる40すぎのただ人な源氏、(ザマーミロな視点ではなく、人としての弱さ) 対外的に貴族の理想を演じきった所が結構好き。
藤壺が不細工で恐い性格だったら源氏の人生も変わっただろうな。
こきでんさんが絶世の美女のままだったらよかったのに。 愛の無い人生を生きなきゃならないってのは過酷だな。
桐壺帝は死んだ桐壷の更衣の身代わりに藤壺を入内させ、 源氏は藤壺の面影を追って、小さな紫を拉致って手元に・・・・って 今思ったら、父子2代続けて同じことやってんじゃねーか。 桐壷帝なんか崩御の時に、亡き更衣を想い出しちゃったりして結局そこかい、と。 なんか最悪な親子だとふと思ったわ。
絶世の美女とか言いながら同じ顔が3人も存在してるという…
藤壺が不細工だったら、美女好きの桐壺帝は入内後放置するだろうから、 源氏は原作通り弘徽殿の女御に懐いたろうね。 花散里の姉の麗景殿の女御も優しそうだし。
168 :
愛蔵版名無しさん :2008/12/09(火) 17:15:21 ID:Ch1PYm+W
家庭教師をやってるんだがこれと原書を駆使しながら教えてる。古典の興味づけにはやはり源氏物語がよい。学校じゃほんの一部しか教えないからいまいち魅力が伝わっとらんみたいだしね。
あさきの弘徽殿には懐かんだろw
原作では弘徽殿は源氏の小さい頃は可愛がってたみたいだけど その後は手の平返したように疎んじたんだね なんか鵜野讃良皇女(持統天皇)と大津皇子の関係みたいだ
>>170 源氏が藤壺に懐いたのが原因だから、仕方ないよ
>>172 弘徽殿にしてみたら、藤壺マンセーになった源氏はそりゃ可愛くないと思うよw
それまで源氏のことを可愛がってただけにね
うろ覚えだけど、 「あの憎い女(桐壷)の息子だけど、帝が愛する子だし、自分の子とも仲がいいし、なにより憎めないほどの美しさだから可愛がってあげたのに、 藤壺に懐いてからはこちらには足も向けないとは、なんと生意気で憎々しい」 とか言う経緯だったような。弘徽殿の言い分。 間違ってたら訂正ヨロ。
弘徽殿の方が共感できる私は所詮凡人ということか…
>>174 そんな感じだと思う。原作弘徽殿は源氏を憎む理由がただ「憎い女の子供だから」
ってだけじゃないんだよね。原作で桐壺帝が「この子も可愛がってやって」
って弘徽殿のそばに源氏を連れてきた頃には、東宮は朱雀に決まっていて
警戒する理由もなかったし。
あさきの弘徽殿女御は桐壺更衣を雷雨の中馬道に閉じ込めたり
(ていうか馬道って母屋の中を東西に区切る中の通路なんだけど…)、
晩年に長年の源氏への迫害を後悔する心情も描かれず損してる感じ。
少女漫画の敵役には不要な描写なのかもしれないけど。
>>165 桐壺院が藤壺に本気だったら三角関係が泥沼すぎてアレだなぁ
>>175 あら私も。弘徽殿の心の動きフツーだとオモ。
いい人とまでは言えないかもだけど。
>>175 私は原作は元より、あさきの中でも弘徽殿女御は嫌いじゃないよ。
むしろ実家のために宮中で権力を掌握するために奮闘した、当時の姫君の代表だと思っている。
それにしても、四十路近くの朧月夜は臈長けた美女なのに、何故姉の弘徽殿がああも老けたのかと。
是非、思うように育たなかった息子と、奔放な妹を持ったばかりに苦労させられた主人公として
語ってもらいたいくらいだわ。
弘徽殿っていつ亡くなったんだろうね
朧月夜が出家した頃はもう亡くなってたね。 もっとクローズアップされてもいいと思った。 ある意味紫以上に源氏(と桐壷)の被害者だ。
弘徽殿女御は影に廻らざるを得なかった、しかし堂々たるヒロインだと思います。
あさきしか知らないけど、
>>176 の言う
>晩年に長年の源氏への迫害を後悔する心情
もあったのね。
病床の桐壷帝を見舞わないエピソードはとってもいじらしい。
勿論、実家の栄達や責任を双肩に背負ったお姫様だけど
物語の初めから、帝には主従を越えた、情熱的な愛を捧げていた人でもありましたね。
弘徽殿女御の本当の気持ちを解ってくれていた人って父大臣だけだったのかな。
大人になった朧月夜も理解してくれたかな。
「心から愛された事のない后だったもの」は弘徽殿もまた不器用なか弱い女だったんだと思ったよ。 彼女も桐壷の影に翻弄された1人だよね
>>179 >四十路近くの朧月夜は臈長けた美女なのに、何故姉の弘徽殿がああも老けたのか
誰かに愛されているという実感かな?
女は女として必要とされて初めて美を持続できるのかぁ、
ということを思ってしまった。
朧月夜と弘徽殿。
>>183 ガキのころはなんとも思わなかったけど、大人になってそこ読むとぐっと来るというかなんというか・・・。
源氏も老いた弘徽殿にはやさしくしていたようだが、だったら彼女に利用された八の宮にも目をかけてやれよと思った。
八の宮は源氏の弟宮なのにね 源氏が仲良かった兄弟は歳が近く三の宮と思われる蛍ぐらいだし 歳の離れた兄弟はあまり親交がなかったのかね そういえば、朱雀も蛍も八の宮にはノータッチだね
利用されて世間に見捨てられたにしても、 八宮も異母兄たちに積極的に近づく気がないっぽいんだよね。 勉強苦手で世渡りも下手で、音楽三昧で暮らしてた 引きこもりの宮様だったみたいだし。
おとなしくてややオタクぎみの宮様だったのかな そら、他兄弟たちから引かれるわな…
源氏みたいなリア充にオタクが近づけるわけないよね…
冷泉も美人姉妹は別として、オタクな俗聖とは付き合いたくなかったんだろな 八宮、相当の財産持ってたのに管理が出来てないので家宝や土地を 盗まれまくってたらしい(そして娘たちに貧しい暮らしをさせる事になる) 内気な末摘花でさえ、父宮の形見の品やお屋敷はしっかり守ってたのに… なんか色々駄目だな>八宮
気質が清廉だから俗聖なんじゃなくて、俗世間に無関心・無頓着なだけだな>八宮
それで通っちゃってて、 後はもうそれ所じゃないのに通しきっちゃった、って感じね。>八宮 軽んじられる事の義憤とか手元不如意(っぽい)にも関わらず やや頑迷とはいえ、落葉宮の母はしっかりしていたな。
すまんがちょっとききたいんだが、完全版買おうと思ったら8巻以降がどこも品切れで。 7巻で一旦話切れる? それとも中途半端なところで終わる? というか、文庫以外だと全部絶版なのかな? 中古を通販は怖いし、探すしかないかなぁ
>>190 源氏はリア充に見えてけっこう繊細なとこもあるんだな。
薫もそうか。
ほんまもんのリア充は夕霧、冷泉、匂宮。
>>191 父親がだらしないから、
長女がしっかりしなきゃと思った典型か>大君
でもその長女は不幸になり、次女が幸福になるとは・・・・
良くあるパターン。
紫って源氏に愛される魅力的な女性なのに何か物足りないなと思ってたけど、 あれだな、誰も密通してこなかったよな結局。 そこまでいかなくても恋焦がれる人もいなかったよな。 夕霧も、なんとなくいいな程度で終わったし、落ち葉宮様には襲いかかったのに〜。
天下人光源氏様の夫人に手出す人間はふつういないっしょ。 葵や明石の方も密通なんてされてない。 (ついでに花散里や末摘花も) 女三の宮が例外なだけだ。
自分、
>>196 >>197 じゃないけど
>>198 ほんとだ…
失脚した源氏夫人なんてやりたい放題できたのに
なぜなかったんだろうね
皇女の落葉でさえ臣下の夕霧にやりたい放題されたのに
王女の紫、しかも失脚した旦那もちなのに
>>199 現代語訳した円地文子なんかも、疑問に思ってたみたいだよ
仏教的な考え方だと、自分の現在の身分や容姿の美醜から寿命結婚妊娠 不義密通まで前世の因縁になるらしいから、作者は紫上を源氏以外の男と 色恋沙汰の縁がない女性にしたんだろうね(ヒロイン補正…?) なんか物足りない感じがするけど。 もし紫上が明石の女御入内時にずっと付き添ってたら、紫の美しさに 東宮が目を留める可能性はあったかもね。
藤壺さまなんて皇女で帝の妻なのに手出されちゃってるし。 結構いろんな男性が命がけで高貴な女性に迫ってるよね。 逆に紫は源氏以外に目はいかなかったのだろうか。 ってそれは源氏がガードしてたっけ。 若い冷泉帝を見たら一目で入内したくなるよね。
朱雀に入内してたら、源氏に寝取られてただろうね。
冷泉帝と紫っていくつ違いだったっけ? あと夕霧と冷泉はいくつ違いの兄弟なんだろうか 冷泉がマザコンならもし紫を見たら母宮さまにそっくり!と惚れてたかもな
205 :
愛蔵版名無しさん :2008/12/14(日) 00:34:07 ID:/rwY8bUb
紫や明石はそれだけ立派な女人だったってことじゃ?>軽々しく男寄せ付けない 藤壺の場合は、通常ありえないけど桐壷帝が引き入れたんだよね? 手引きしたようなもんだよな。
藤壺は隙がない人だっていうのはところどころ描写があるね それをかいくぐる源氏スゴス
王命婦は源氏には甘かった。
源氏は紫の女房選びにそうとう気使ったんだろうな。 三の宮は小侍従でもOKだったのに。
女三宮の女房は御所から数十人も付いて来てたそうだけど、
皇女の使用人は夫の源氏も勝手に選別・解雇とかできないはず。
特に小侍従は乳母子だし。
>>204 紫は冷泉より10歳上、礼泉は夕霧の3歳上みたい。
>>205 明石の場合は、夕霧は「身分低い」って理由で興味なかったからなあ。
原作夕霧なんか「ちい姫の実母には気を遣うことない」って認識だし。
野分の垣間見大会のときもスルーしてたし、明石の女御の女房として出仕して
から顔を見る機会があってもどうでもよさそうな感じがする。
他の殿上人がどう見てたかはわからないけど。
すみません、ここで伺っていいんでしょうか? なんで「あさきゆめみし」としてのアニメ化がなくなったんでしょう? 出崎がなんだかんだ言うたんでしょうか?
>>208 基本的に自分に付く女房は自分で選ぶか実家が選んだ女房。
親が娘の為に女房を選ぶのはよくある話。
夫が女房の女房を選ぶことはまずなくて、
わざわざ妻の女房を選んで与えるのは、妻にその財力や後見がないから。
つまりは零落れた家から貰った妻が殆ど。
気を使ったと言えば聞こえは良いけど、
結局生活の全てが源氏の掌の上でその寵愛頼みだった紫が
世間からは正妻扱いされないのもこの為だろうね。
>>210 ここよりも別スレで聞いた方が良いと思いますよ。
ここではアニメ化の話題自体殆どあがって無いし。
>>211 つまりは、幾ら絶世の美女で血筋は高貴といえども、後見も財産も無い女を
わざわざ密通を犯してまで欲しいとは思わないって事かね。
頭中将や源氏は末摘花を煩い親も無く、ひたすら自分に頼ってくる可憐な美女と妄想してたが
自分の地位や後見がしっかりしててこその物なのかもね
だからこそその前に中の君を追いかける匂宮の将来を案じて明石中宮は六の君と結婚させようとしてたわけだ し。六の君と結婚した上で中の君を手に入れるのなら問題も生じなかったんだろうね。
>>212 そうですかーあさき〜スレなので、アニメ化の話もしてるのかと。
拝見したら、ここは源氏のスレっぽいですねえ。
また別で聞いて見ます。ありがとうございました。
ってことは、たぶん源氏の場合 葵、三の宮については女房を自分で選べなかったから その家にはいづらかったと。 紫、明石、末摘花、花散里あたりは 自分のお手つきやら気心知れた女房を雇えたから、 居心地も良かったのかな。
その気心を知れたはずの女房達にも紫をないがしろにしたと苛められてたことがあったくらいだからね。
あさきの画集ってまた発売される可能性あるだろうか?
紫と桐壷って全然似てないよね
>>215 葵のところにもお手つきの女房は居たし、他の女房たちとも源氏は仲良しだったよ。
義父の左大臣の必死のおもてなしが居心地悪かったみたいだけど。
あと末摘花や花散里はともかく、冬の町に財宝収めた多くの倉を持って
高価な調度品に囲まれて趣味良く暮らせる大金持ちな明石の方は、
自分で女房選びしてたと思う。
明石の方のそういう男に頼らずに生活できる財力なんかも、
孤児同然な紫上には妬ましかったかもね。
ほんと紫って、源氏一人だけが頼みの綱だな。 もし拉致られずに父に引き取られていたらどうなってただろう。 父も継母も疎ましがってる風なので良縁に恵まれそうもないな。
最初は頼りにならない父親と意地悪な継母から、源氏が紫の上を救い出すシチュエーション だったのだが、気がついたら後見が全くない崖っぷちの身の上になっていたという
紫の上は幼い頃から源氏が他の男を絶対近づけないようにして 自分だけをたよらざるを得ないように育て上げちゃったわけだ 自分がプレイボーイだから男のやり口は熟知してたわけで その辺のガードは完璧だっただろう
>>220 良縁には恵まれなくても、栄華も知らない分、心穏やかに暮らせそうだ。
なまじ、分不相応な栄華から、落とされたから悲哀があるわけで。
>>224 紫発病で精神的にもガードしきれなかったところもあるし、
「皇女の姫が臣下に嫁いであげたのよ!!!!」
とか思われてたとしたら(むろん直接そんな態度ださないだろうが)
女三の宮の女房連中は源氏苦手だったかも。
>>225 そこら辺、原作ではどうだったんだろうね。
あさきだと女主人の子供っぽさを反映したみたいな女房達に
苦い顔の源氏=ジェネレーションギャップ、な描き方だったけど。
>>220 王の女御の女房とかどうだろう。
芸術方面優秀だから継母も女御を盛りたてるため使ったかも。
>226 原作でもほぼ同じだったような 若くて気が利かない女房が多いみたいな
女三宮の父親は娘を溺愛していた風なのに 優秀な教育係とかベテラン女房とかつけなかったのか 親の言いなりの大人しい娘なのに
>>225 内親王付きの女房たちが柏木の懸想を知って「臣下風情があつかましい」
って見下すのならともかく、源氏は女三宮と結婚時の身分は準太上天皇
だから、皇族認識なんじゃない?
>>226 原作で女三宮の女房たちは、「立派に教育して下さる方が宮さまの夫に
なって下さってよかったわ〜」っぽい感想持ってたよ。
降嫁後、六条院を初めて見た若く美しいけど浮ついた多くの三宮付きの女房は
素晴らしい方だとうっとり、数少ないしっかりした年配の女房は宮のご結婚は
嬉しいけど先行き不安…て感じだった。
>>230 >「立派に教育して下さる方が 〜
裏を返せば、「パパは猫かわいがりするだけで全然ダメダメだったのよねぇ」
だったんだろうか、原作で。さすがにそこまでは書かれてないか。
朱雀はそこまで気が利く性格ではなかったのでは 容姿も才覚も源氏に劣るし
最初から立派な教育を受けられるよう、三宮付の女房が 父親に進言すればいいだけのような。 それともそんな進言は差し出がましいことなのだろうか?
基本生涯未婚の内親王は、それこそ宇治十帖の女一宮みたく優雅遊び暮らす、 だったから、周りも教養とかは気にしていなかったんじゃないかな。 入内する姫なら教養はないと困るけど、実際の内親王でも教養深い人ってあんまいないし。 結婚するとしてもそれは内親王に後見が必要な場合が殆どだし、 相手も内親王を貰うことが一種の箔付けになっていたから、 内親王に教養はいらない考え方はそうおかしくないかと。 落葉の宮は更衣腹の時点で未婚は無理だったろうから、 母親が予め教養をつけさせたんだろうけど。
一条御息所は娘の結婚には反対してたし、「普通の皇女」として 落葉宮には独身でいさせたかったと思う。落葉宮が上品で教養ある皇女に 育ったのは「母親が身分の低い更衣だから二宮は慎みのない」って世間に 思われないために、御息所が頑張って皇女教育したんじゃないかな。
御息所の頑張りって、「更衣腹と蔑ろにされないように」ってのが原点だよね。 才女だったんだろうけど、しゃなりきに頑張る才女を朱雀院が寵愛したっていうのが、 イメージに合わない。
娘の事では色々世話焼いたり表立ったりしたかも知らんが 基本的には慎みのある控え目な人物だったのでは無いかと思う>御息所
「この方は朱雀院の才ある更衣であった」っていう夕霧のセリフ(心の中で)があるけど 一介の更衣のことを夕霧がそこまではっきり言い切るってことは余程評判だったのかな。
「朱雀院様は、風雅にかけては素晴らしい感性をお持ちなのに・・・ (三の宮をこんな風にお育てするとは)」 みたいな源氏の心の声もあったので、 御息所は、才女ってだけではなく楽器も堪能そうだし、 風雅の感性が朱雀とあったんだろうなと思う。合奏?が評判だったり
内親王といえど一応教育はするでしょう。 三宮も母親が中心になって教育すべきところ早く死んだから 教育責任者不在の状態だったんじゃ
女三宮の母親の藤壺女御って三宮が6.7歳の頃までは生きてたはずだけど、 娘への教育っていくつくらいから始めるんだろう。 女御自身は権門出身の朧月夜には気圧されるし、後見は頼りないしで 自分の不運を嘆くだけで娘の教育どころじゃなかった気がする。 その後、教養の下地のない幼女は父院に甘やかされ可愛がって育てられ、 女三宮はひたすらあどけない無邪気な内親王になりました。って感じだなー。
それにしても、そんな風に育って、一生そのままな姫様とか ゴロゴロ居たんだろうなー。 源氏の女三宮対面時の感想に、「まだ自我も芽生えていないような…」 ってのがあったけど(恥ずかしがらず、無感動に源氏の顔を見てた)、 それが一生って怖すぎるわ。 芽生えてきても八宮みたいに一生過ごすとかさ。
藤原兼家の晩年の妻、保子内親王がまんま三宮みたい かげろう日記の作者も時姫もしんで、空席の正妻に 後見のない内親王をもらい受けたが愛人は他にいて不幸な結婚だったようだ。 あさきのなかでも源氏がもう少ししっかりした 正妻欲がってるみたいな描写あるよね。 権力を得た男は最後それにふさわしい妻を欲しがるというのは普遍的なテーマだね
外国で言うトロフィーワイフってやつだな。 (成功した男が糟糠の妻を捨てた後に手に入れるステータス妻のこと)。 女三宮は源氏から見て、ホントに単なるトロフィーでしかなかった。 人目があるから大事に磨いたり飾ったりしてるだけ。 対する「トロフイーハズバンド」ってバリバリキャリアの妻を支える専業主夫なんだそう。 絶対的に数が少なそう。
朱雀は斎宮時代の秋好中宮にひそかに懸想してたけど 一番愛した女性ってやっぱり朧月夜だよね… 一条御息所は身分が低い事もあって肩ひじはらなくて済む気楽な関係でいられたのかな 同じ皇族の三宮母とはあまり気が合わなかった? あと朱雀もやっぱりマザコンだよね 朧月夜は母の妹だから似てるだろうし
桐壺帝は源氏にべったり〜で朱雀はあまりかまってもらえなかったから、 朱雀が自分に唯一愛情を注いでくれる母親に弱い子になっても仕方ないよ。 朱雀は朧月夜の次に、東宮時代からの付き合いの藤壺女御を愛してたっぽい。 今上帝の母の承香殿女御が、朱雀が格別の寵愛を注ぐ藤壺を敵視してた様子が原作にある。 もっとも、朧月夜をさしおいての藤壺の立后を弘徽殿大后許さず→朱雀帝退位 →藤壺絶望、女三宮を残して他界してしまったわけだけど。
源氏が須磨へ流れていた頃、右大臣の勢力が 宮廷を牛耳っていたと思うけど、 宮廷―引いては国って別段乱れてなかったように思った。 源氏に繋がる人らが冷遇…といっても勢力が移れば当然で想定内だし、 右大臣の娘を妻に持つ頭中将は婚姻関係<<本人の人望・実力で そんな中、地位固めしてたようだし。 「おっかない大后」も別に無茶な命令出したりしてなくって 右大臣は俗物っぽいけど畏まってれば別に害はなさそうだし。 ただ、恐れ畏まり、張り詰めた気持ちの日々…なのが殿上人に不安を呼んだのかな。 朱雀も気の弱い帝だったけど、肝心の所ではママの言いなりにならない人だったから 頑として源氏を呼び戻したし。 この件、別に自分(朱雀)が無能だから母一族の恐怖政治に対抗するために呼び戻した… じゃないと思うんだけど、どうなんでしょ。
むしろ、 左大臣、頭中将は NO、2狙いにこだわってた感じもある。(帝はむろん別格) 秋好立后の時くらいか、本気でくやしがったのは。 薫もその路線でいけばいいのかも。 髭黒あたりは本気で源氏の後釜狙ってたかもな。
>248 源氏がいなくなった後、天変地異や右大臣の死や朱雀帝の眼病といったことが起きたけど 平安時代だと、こういうことは統治者の不徳の致すところにより 天(=神)が怒りを表しているという考えになる。
藤壺の宮が亡くなったのも天変地異の真っ只中だったよね。 あれって結局冷泉が実父が源氏だと知って、子供として何か源氏への孝養(?) らしい行動をしたことで治まったのかな。 そういえば右大臣って上昇志向強そうなのに一生右大臣のままだったのか、 意外だなーと思って原作見たら、亡くなった時の位は太政大臣だった。 読者が混乱しないように、あさきでは右大臣で統一したんだろうな。
そう考えると、桐壷の時って太政大臣誰だったの?? 左大臣と右大臣はいて、左大臣がNo.2みたいだったけど…太政大臣もいたよね?
太政大臣はいなくても問題ないよ 道長だって、かなり長い間左大臣のままでいたし
宇治十帖では夕霧は左大臣になったり右大臣になったり… 出世の順って左→右→太政の順かな? それにしても冷泉の「不徳」って父親をそれと知らず臣下にしてることで 「孝養」がそんな父をそっと出世させること、ってことになるけど 神様はそんなんで納得なのかな〜。 結局この辺りの「罪」はうやむやになったまま終わるよねー。
須磨行った時も桐壺院に対して一番罪を償わなきゃいけないと思うのに その院が助けに来てくれたし 御息所いわく「神仏の御加護が強すぎる源氏」は守ってもらえるみたいだけど
>>252 >>254 太政大臣は常任の官じゃ無いし、右大臣より左大臣が上位
太政大臣が空位の時は左大臣がNO.1だよ
257 :
愛蔵版名無しさん :2008/12/19(金) 23:06:55 ID:3dMb5Ir7
冷泉って結局子どもに恵まれなくて終わってましたっけ? それで一応罪の家系は途絶えてエンド。 もし皇子がわんさか産まれていたら大変・・・ 薫もたぶん跡継ぎなしのままかな。薫は夕霧兄がいるし 帝位には関係ないからまだいいが。
>>258 退位後に入内した玉鬘娘が皇子を産んだけど、皇位には関係ない
弘徽殿の産んだ皇女もいる
冷泉の孫ってどこまで出世できるんだろうか? 孫娘2人は皇女ということで一生独身かもしれんが。 薫は二の宮との間には子供産まれなさそうだが、 性欲処理愛人に出来ちゃったりして。
愛人が妊娠しても、八宮みたいに認知拒否して追い出すかもね>薫 手切れ金はたくさん出してくれそうだけど。 薫って中君の赤ん坊を抱きながら、大君が生きてたら自分の子供を生んで くれたはず…とか夢見てたけど、例え生きていても大君は薫の求婚を拒み続けるか、 無理矢理出家して、薫の子を生んだりしない気がする。
>>259 弘徽殿女御が女一の宮を産んだのはかなり高齢になって?
夫婦仲はよかったようだけど子供が出来るのは遅かったんだね
女一の宮は美貌の持ち主として知られているけど
竹河の御息所(玉鬢娘)が産んだ女二の宮はあまりパッとしない容姿だったのかな
>>234 かなり間違った認識してるね。
実際の内親王でも教養深い人ってあんまいないし。>>
どこでそんな出鱈目なソースみたのか、それとも勝手に思い込んでるだけか
どっちにしても酷い認識。
皇女だからこそ普通の女よりよっぽど教養身につけて無いと沽券にかかわる
だから母親やその一族は皇女の教育しっかりやる。
実際に当時の必須教養だった和歌が上手で和歌集に載っている内親王もたくさんいる。
落葉の宮は更衣腹の時点で未婚は無理だったろうから>>
これも大きな間違い。母親の一条御息所が「皇女は通常未婚だけど、柏木の父のたっての願いで云々」と言っていたように
女二宮も本来なら未婚のところを、頭中将が必死になって朱雀院にお願いしたから人生計画が変わっただけ
>>261 薫の妄想ってかなり自分本位・・・。
大君が色よい返事を直接したことなぞなかったのに、脳内ではいつのまにか
「結婚したはずの幸せカポー」だった。
あげく子を生んでくれたはずだとか何とか。
>>264 子供生んで死ぬならまだしも
産褥中に妊婦&赤死亡か妊娠そのものに耐えられず死亡が関の山
あの病弱振りじゃ
>>263 要はしっかりした後ろ盾があるかないかだよね。
女二宮の場合は大和の守がしっかり後見する気があれば何の心配もなかった。
受領だからそこそこ裕福だろうし。自身の身分柄皇女の後見は重荷だというだけで。
もっとも明石の入道や常陸の介のような金儲けの才覚はなさそうではあるけど。
薫の妻の女二宮の場合だって母は大臣の娘だけど叔父達が大臣どころか公卿にすらなれず
皇女の後見はとてもという状態だったから降嫁になったんだし。
柏木と薫ってとことん親子だ。 高貴な皇女を妻にいただいておきながら、手に入った女には不満ぶーぶーでないがしろ。 向かい合おうともせず。 手に入らなかったものをいつまでもいつまでもウジウジウジウジと。 親→レイプ 子→妹を代用品にしようとして失敗。かなり身分の劣る妹を身代わり人形として囲うも常に見下す。 こんな遺伝子は途絶えるが正解。
>>266 後見役の大和守に落葉宮の面倒を見る気があっても、
六条院の息子で大納言兼左大将の夕霧のような高貴な男が宮に熱烈に懸想
していてふたりの結婚のための協力を迫られたら、一介の受領には逆らえないよ。
ふたりの仲は既に都中の噂になってる上に、宮の父親の朱雀さえ見て見ぬ振りを
決め込んでるんだから、余計無理。
大和守にとって、落ち葉を後見するメリットって乏しいな・・・
>>269 落葉宮が夕霧と再婚する→宮が夕霧の子を産む→娘なら入内可・息子なら将来は大臣で間違いなし
→後見者である大和守と子孫ウマー
という欲望丸出しの展開にならなくて、非常に残念です。
いろいろ考えると後見のない皇女(落葉、薫の妻)や女王(すえつむ花、紫の上) って大変だな、下手すると受領の妻になってしまいそうだ リアルタイムに読んでうちの娘も落ちぶれないように早く縁談まとめなきゃ! みたいに決心した宮家があったりして
272 :
愛蔵版名無しさん :2008/12/21(日) 23:39:37 ID:snx7jmHM
しかしやっぱり藤壺が亡くなるシーンは泣けるね。一番印象に残る描写 何故か6巻10巻が抜けてるので今度マネーが入ったら買います。宇治十帖は個人的には読んだときは物足りなさがあったかな…
>>271 リアルタイムで読んでた読者ってお姫様がほとんど?
紫式部が側仕えてた中宮彰子は物語のお姫様の誰かに自分を重ねてたりして
藤壷中宮は中宮定子がモデルだと言われてるけど
庶民から見たら「お姫様」ってどのくらいの階級までを指すんだろう? 地位が上がるほど絶対数も比率も少なくなるから。
受領階級の娘は辛うじて姫様なのかな? 下流とはいえ、5位なら殿上も許されるし‥。
>>271 空蝉の夫の伊予の介や常陸殿の夫みたいに、妻ひとりを大事にして
豊かな生活保障してくれるなら受領相手でもいいような…
でも貧乏に嫌気がさして受領の妻になったっていう末摘花の叔母は、
宮家から馬鹿にされたって恨んでたから、元々の出自にもよるかな。
277 :
愛蔵版名無しさん :2008/12/22(月) 18:15:04 ID:kceFxG1a
やはり源氏物語が出された当時も、光源氏みたいになってやると匂う宮みたいな人はいたのだろうか
278 :
愛蔵版名無しさん :2008/12/23(火) 00:59:16 ID:aE+JQUcy
いつの時代にも勘違い野郎はいるからね…
江戸時代に心中物が流行った時は、真似して心中するカップルが続出して 幕府が迷惑したらしいけど、源氏物語も当時の貴族社会にそれなりに影響力が あったりしたのかな? 更級日記の作者みたいに源氏物語を読んで「夕顔か浮舟のように綺麗になるんだ」 って憧れて美容に励んだり、「小侍従のような軽率な女房は雇わないようにしよう」 とか反面教師にする女性読者は居そうな感じだけど。
以前見た歴史推理ドラマでは 白河法皇は若紫ごっこに憧れて藤原璋子 (待賢門院)を 引き取って育て(て手をつけ)た。とあったけど。 その璋子 を孫・鳥羽天皇に中宮として押し付けて 二人の間に生まれた子どもは実は白河法皇の子だとか。 源氏を越える設定。
とわずがたりの深草院も二条を若紫扱いしてたよね、 ほんとはお前の母が好きだったとか言って 元寇のあった時代に貴族は源氏ごっこして遊んでて、 二条は明石の上の役をやらされて(身分低い役やだわ)とか書いてある
>>279 なんで夕顔や浮舟みたいな幸薄い女に憧れるんだと思ったけど
自身の身分からいえば妥当なのかね>更科日記の作者
伯母が蜻蛉日記の作者だから、自分もいつかは美人に〜なんて淡い期待を抱いてたんだろうな
憧れたり妄想したりはタダなのに、 藤壷や朧月夜に行かない所が現実的ね。
さすがにそれは恐れ多くて……汗
明石には憧れなかったのかな?一応、受領階級なのに。 恋人より母の立場の印象だからかな
明石に行かないとこも現実的だw
>>285 明石は琵琶の名手だし、恐れ多かったんじゃないかな
夕顔と浮舟はなんの取り柄もないけど愛されるというのが共通点かな
>>280 鳥羽帝はその子供(崇徳帝)のことを叔父子と呼んでいた、と言われてるからね。
>>281 後深草院
>>287 それより子が中宮、孫が天皇になるって方が恐れ多いんじゃ
明石の方の場合は、源氏視点では六条御息所に似てる 紫の上が高雅な人と評してるし 平凡な女の子が憧れるにはそもそも基礎が違いすぎるからね ただ、オジサンが『我も第2の明石入道を…』 と憧れるのは自由ですw ただ、高貴な貴族とどうやって知り合うか、が問題だ。
これみつもそんな事言ってたな >『我も第2の明石入道を…』 彼の願いは叶いそうだけどさ。
では惟光も最後は山へGoですかな。
あれ、連れて行かれる童がかわいそうだと思った
そうだねー でも山の中の庵かなにかに住むって話みたいだから きっと童は主の死後戻ってくるよ(最初は皆で即身成仏でもするのかとオモタ)
296 :
愛蔵版名無しさん :2008/12/30(火) 06:24:16 ID:KTYZybyO
橋田壽賀子スペシャル 源氏物語 上の巻 2008/12/30ハ08:00〜11:50 桐壺帝の第二皇子として生まれ、臣籍に下ってからもその輝くほどの高貴な美しさに、 世人が光君ともてはやした光源氏の生涯を描いた、紫式部の長編物語を基にした時代劇前編 出演:東山紀之 大原麗子 竹下景子 若尾文子 北村和夫 橋爪淳 香川照之 山岡久乃 東てるみ 丹波哲郎 水谷良重 三田村邦彦 長山藍子 吉村涼 沢口靖子 音無美紀子 泉ピン子 赤木春恵 森光子 尾羽智加子 中田喜子 波乃久里子 岸本加世子 大鹿次代 スタッフ 脚本・構成:橋田壽賀子
>>295 入道埋葬後に
くまーに捕食される童
最後の叫びを聞いたものは誰もいなかった。
>296 ウチやってない。ローカルでの放送を貼るのはヌカ喜びなのでやめてくれ。
しかし、なんで山に子供を連れて行くんだろうね。稚児役…だったら嫌だなあ。
>>285 「無名草子」なんかだと明石の父は「卑しい明石の入道ごとき〜」呼ばわり
されてるし、 源氏物語世界内では琵琶は上手くてもあまりいい印象がない
(身分が低い方が上手い人が多い・女が弾くのはあまり誉められない等)
から、憧れの対象にはなりづらそう>明石の方
初登場からして鄙に隠棲していたわ、源氏とくっついても子供は取り上げられるわ、 六条院では常に紫の下に置かれるわ、情熱に的に愛されているわけではないわ、 箇条書きにするとあまりにも憧れ要素が少ないよ、明石は。 夕顔とか浮舟は情熱的に愛されるけど薄幸のヒロインで、少女の夢にばっちりだと思う。
>>298 随分自己中な発言だけど、何処の田舎の人?
>301 2ちゃんねるは全国で見られる巨大掲示板。 全国一斉放映ならともかくローカルでの放映だと見られない人もいよう。 何故貼る?
「テレビ東京」ならともかく 「TBS」は普通に全国区と思ってたけど違うの?
あの時間帯だと、地方各局は首都圏と同じ内容の放送とは限らない。
つーか、関東以外に住んでるのに、ヌカ喜びする方もするほうじゃない? 良くあることでしょ
まあ旅行先でテレビをじっくり見ようとする、なんてことでもないと そういう違いがあるなんてことを知る機会もないんじゃないのかな。
じゃあ(中止になっちゃったけど)ノイタミナもローカル?
テレビ放送のお知らせコピペなんてどこのスレでも普通に見掛けるけど、 自分が見られないから貼るなって書き込みは初めて見たw
局も貼り付けたらよかったのに。
20年?近く前の本放送で見たけど、姫君方が橋田ファミリー…興ざめした覚えが…。 まあ、実写ってどれもツライものがあるよね 見れなくて残念がるほどのものじゃないから無問題w
ある種のネタとして楽しめるレベルだったから、 見逃して残念っちゃ残念かもw 旅回り劇団のカキワリのようなセット 牛車から転げ落ちる六条御息所 おまけに御息所老けすぎ 雅さのかけらもない平安絵巻てのもレア どう見ても渡鬼
>牛車から転げ落ちる六条御息所 祭り見物の争い場面?かわいそすぐる
それじゃあ落窪の義母じゃないか。
>>312 そうそう、いきなりごろごろーっと転落して顔まる見え
舎人?たちが指さして嘲笑、という展開
あさきでは車壊れてたけど
姿まる見えとまではいってなかったよね?
ちょっと大袈裟ではと思った
実況では御息所熟女すぎだろの声が
朱雀が三田村邦彦なのがなんか好きだがw
実写は絵と違って背景効果とか使いにくいしねぇ。
>>311 牛車から落ちて下人の笑い者になってたのって六条の女房じゃない?
周囲の笑い声の中で女房ふたりと車の中にいる御息所が映ってたような
ドラマの「女は〜というものなのじゃ」って女性の代弁者気分な紫上を
見ていて、あさきの紫も「女は〜」「女が〜」って台詞が多い事を思い出した
しかし女楽で明石や末摘花以下の扱いをされて吐血には吹いた>壽賀子版紫
>310 何が(゚Д゚) ハァ?って末摘花が夕霧の教育係になってたこと。 泉ピン子が末摘花やってたからしかたないといえばそうなるのか? テレビ話になるけど、NHK教育で今日2日の22:00〜25:20 「源氏物語の男君たち」ていうのをやるんだけど、去年やってた 人形劇?の総集編かな? だったら見逃した回があるから 録るんだけど。
夕霧の義母になったのは花散里だったよね?
花散里、空蝉、末摘花は源氏物語三大不美人だけど、 末摘花が一番馬鹿にされてるのは、教養が無いからで・・・
末摘花は宮家の姫なのになんでばかにされるほど教養がなかったんだろう あさきでは後半まったく出番がなかったね
幼少時に母親が亡くなった 父宮が、鷹揚過ぎるタイプで子女の教育に熱心でなかった 親身になってくれる女房達は、あまり教養が深くなかった これらがイメージなんだけど、プライドが高くて頑固そうだから もし学べる環境にいても、素直に吸収したかは別の話かな?と 思ってみたりする。
環境が整わなかった不運もあるだろうけど、本人のセンスも無かったんだろうね。
センスが無くてもどうも憎めないのは近江の君だった
末摘花は原作では歌が詠める姫(独詠歌もあるし、侍従との別れのときは ちゃんと歌を詠み交わしてる)で、普段は絵巻物を見たり歌の本を読んで 暮してたそうだから、そんなに教養に欠けてる印象はないなあ。 琴も一応弾けるしね。
>>324 唐衣またからころもからころもかへすがへすもからころもなる
なんて源氏にからかわれてる位だから、
たいした詠み手ではないと思うよ
教養がないのとセンスがないのとは一応別だと思うんだ
>>324 日本人ならお箸なんて使えて当たり前だが、正しい作法で使えるかは別
なレベル
箸の作法に例えるなら、 華麗に使いこなせるのが紫上や明石の方等で 古い作法の型通りすぎて融通が利かないのが末摘花 自己流で使ってまわりに笑れてるのが近江の君 箸も持てないのが浮舟になりそうな…
>>316 横レスだけど御息所じゃなかったんだ、転げ落ち。
ホントにそうでありますように。
そうじゃなかったらもう、マジその場で憤死するよね、御息所。
原作がもしそうだったら以降は「源氏の物語」なんててんで脇に追いやられ、
怨霊になって猛威を振るう彼女を鎮まらせようとする陰陽師の活躍になってしまう。
そして創作の作品なのに現代語訳や映像化に当たってはお払いやお参りしなくては
ならないような、いわくつきの作品になってしまいそう。
>>311 >>314 見て涙出そうになった。(転げ落ちの箇所のみ)
>>330 もし御息所がそんな目にあったら、
葵や源氏に処分下る?
>>330 元服前から源氏と関係を持ってたり、生霊になった時に葵に見立てた着物を
打つ場面から察すると源氏能の六条御息所の設定を借りたんだと思う>橋田ドラマの六条
車どかされて自分がいると知れたというだけであんな生霊になるんだから
転げ落ちて嘲笑されたりしたら
その噂が広がった都全体が雷や火事で破壊されそう 菅公の世界だね
>>330
仮にも御息所が御忍びで愛人を見に来て、正妻に押しのけられて、徒歩の庶民にまでそこにいることをばらされた。 それまで生きてきて経験したことのない壮絶な恥辱だと思うよ。 今までの嫉妬もあいまってそりゃぁ生霊にもなるよな。 転がり出て顔なんて晒した日にはその場で憤死してもおかしくない。
その場で憤死って心臓麻痺とか? 刃物で自決は武家の女性ならともかく平安時代の貴族の女性じゃやらないよね 悩み苦しんだ浮舟の自殺未遂さえ「身分が低いから恐ろしい事を考えたみたい」 程度の扱いだし
見に行っちゃう御息所がケナゲだね 藤壺みたいな性格だったら人の目気にして絶対行かないだろう
337 :
愛蔵版名無しさん :2009/01/07(水) 13:39:49 ID:KKknqW9q
ところで朧月夜と冷泉帝って叔母甥なんだね 花散里と源氏も叔母甥 それでケコーンとか現在とギャップを感じる
>337 冷泉帝じゃなくて朱雀帝だね 花散里は確かに父帝の妃の妹だけど 平安時代の感覚だと叔母甥の意識はないんじゃないかな
現代でも花散里と源氏の関係なら、結婚可能だしね
340 :
愛蔵版名無しさん :2009/01/07(水) 20:35:00 ID:KKknqW9q
>338 訂正アリガト
>>300 夕顔は別に情熱的に愛されてないでしょ。それどころか源氏に軽く見られてた。
明石は源氏が紫の次に長年寵愛してきた女人で、紫が源氏の多くの女で唯一夫の愛が移るかもと心配したり
「夕顔が生きていても明石ほど愛されてない」といっていたから、紫を除けば源氏の最愛の妻なんだから
夕顔よりは憧れられるでしょ。夕顔は所詮ひとときの浮気の相手に過ぎなかったんだから
342 :
愛蔵版名無しさん :2009/01/07(水) 22:23:38 ID:xhbyQHiD
流れ打った切るがどうも宇治十帖の薫・匂の宮・浮舟のやりとりは好きになれない。 浮舟の優柔不断さがイジイジしてしまうし、二つの者を追うからどちらとも失ったのに後悔するのもよくわからない。当然じゃん、って思ってしまいます こういう風に思うのは私がよく内容を理解していないからかな?
>>341 夕顔が死んだ時に源氏は相当ショックを受けたし、最初は二条の邸引き取ろうともしていた。
だいたい紫は夕顔とは面識がないんだから、明石以上に妬心なんて湧く筈がない。
紫が嫉妬するのは存命かつ自分より身分が上か、子供がいるか、ようは自分の地位を脅かすか否か。
過去の女は紫の地位を脅かすことがないから基本的には相手にしてない。
夕顔は源氏に愛されたまま亡くなったと言うところがポイント。
桐壷の更衣もそうだけど、若くして亡くなった恋人って言うのは、
少女趣味的な切ない悲恋としてありがちだし、
多感な少女が儚げヒロインに憧れのは分かりやすいと思う。
逆に明石は地に足が着きすぎて、憧れの対象じゃない。
>>335 発作のひとつやふたつ起こしそうだね。
悲しくて体が弱ったり桜が散るのを見て鬱になる平安人だったら。
藤壺はレイプしたくなる
>>345 花を眺めている間にも時もつもり私の美貌も…(鬱)by小野小町
満開の桜の下で死にたい by西行
な世界なんだよね。伝説上の壬生忠見みたいに、顔を見られた六条は
拒食症になって葵を恨みながら死亡、はありえそうだけどそんな話じゃないしなあ。
>>344 夕顔は源氏に情熱的に愛されたとは思うけど、ようはセックスがよかったという話で
浮舟についてもヤられ放題、軽んじられていたわけで
多感な少女の憧れの対象となる類の話では無いように思うのだが…
今時のエロい少女マンガの氾濫からして、そういうのに憧れるってはなし?
>>342 宇治十条の話題が出たんで、ちょっと一言
薫と浮舟の関係は源氏と三の宮の関係によく似ていると思う。
彼女達は、大事にはされていたかもだけど
いつも誰かと比べられて(身代わり?)
生身で愛されていたわけじゃなかったからね。
何か足りないものでも見るような
生暖かい視線を感じながらじゃ、
愛されているといわれてもね〜。
女の本音から言ったらどうなんだろう。
浮舟が薫を断ち切って、
仏の弟子として自立しはじめた
ラストが好き。
>348 夕顔は美貌の貴公子から熱烈に愛されるも、死後も男から病気になるほどに恋しがられる 浮舟は、美貌の貴公子二人から愛され奪い合い。 更科作者には軽く見られてたとかセックルだけとかそういう現実的な考えは一切頭に浮かばず ↑のところしか見えてないと思う 「今時のエロい少女マンガ」というより、むしろそこからエロを除いた夢子ちゃんのような
喧嘩をやめて 私のために争わないで、こうこれ以上
>>350 ああ、なるほど納得、そういう妄想か。
遠い記憶すぎて思い出せんかったわw
恋愛に夢見る少女がエロ優先で物語を読むわけじゃないしね。 むしろ生々しい現実的なことを見えてしまうのは、 あの時代だと結婚するなり女房仕えするなりして現実を知ってから。
>>335 >>330 だけど、そんな感じじゃないかと思う。>心臓麻痺
転げ落ち、人に見られた(仮定)瞬間に、恥ずかしさ・怒り・誇りの高さ・潔癖さ
がブワッと湧いて"生きていてはならない!!"という一念になって
あっ!と思う間もなく自らの息の根を止める、ぐらいのことが出来そう/しそうと思ったから。
(この時代の女性が守り刀持ってるかは「?」だし、そんな余裕なさそう。
舌を噛むなんて野蛮なのも躊躇すると思ったので憤死かなと)。
>>349 >薫と浮舟の関係は源氏と三の宮の関係によく似ていると思う。
おつきあいの関係性っていうよりは、
「事が発覚した後の、"2人っきりになった時"にネチネチいびる様」
がそっくりそのまま再現されそうだと思われる。
さりげない言葉遣いにトゲいっぱい、そのくせ未練たっぷりで嫌らしく迫る、
許すようで居て絶対許さず、反論できないのをいいことに自分にだけ都合のいいずうずうしさを発揮する、
っていうイヤーーな時間が延々続くの。落飾しても傍に居る限り。
元祖モラハラ男か
浮舟は三宮と違ってきっぱり切れてよかった。そう思うと。 出家したつうてんのにしつこいんじゃ。 挙句断られたら「別の男が囲ってる」てなぁ、お前さん・・・
同じ出家後でも源氏に引き止められたら、しぶしぶでも六条院に住み、 源氏の書いて作ったお経を朝夕のお勤めで使い、 源氏の言葉にハッキリ言い返したり、無視したりしたり 鈴虫の歌を自分から詠みかけてみたりしている 朱雀院の遺産+二品宮内親王として独自の収入ある女三宮と、 なんとか会う手はずをつけたがってる昔の夫(?)薫と たとえ尼でも囲ってしまえばこっちのものだと狙ってくる小野妹尼の婿の中将と 経済面の不安を抱える浮舟は大分違う気がする。 まあ、薫が出家した浮舟を引き取る事はなさそうだけどね。 薫の異父弟を使った懐柔作戦も浮舟は拒絶して、決意も固いみたいだし。
359 :
愛蔵版名無しさん :2009/01/10(土) 02:21:59 ID:Sq6rj85v
浮舟は「御仏におすがりするよりない」。 俗世においても選択肢なんて無かった人。 ようやっと、自分らしい生き方を入道してから作り上げてゆく人生を掴んだ。 生活の心配も算段も付随するけど、それは宗教=生活だから憂いではないものね。 女三宮は結果的に「この世で自分だけの宇宙を生きる手段としての入道」。 生まれ育ちからして生活の心配などしたことがなく、生涯心配する必要なし。 私には計り知れないが、彼女の「自分だけの宇宙」=五月蝿い男に踏み込まれない世界かなって思う。 女としての目覚めってもんを小侍従の計らいによって経験してはみたけど不快で迷惑なだけに終わったし そもそも私必要ないし、んなもん向いてないし〜だからどうなの?もういいわ、って思ったんじゃないかな。 息子っていう、自分を襲ったりしない甘えられる相手が出来たのは収穫。 安全確保が出来たんで、のどかな勤行ライフ。あさきではまたも猫飼ってたね。
>>360 源氏が三の宮の女目覚めさせれば面白かったかもしれんが、
それには源氏年取りすぎてたかなあ。
それは源氏がふにゃ○んだったから?
源氏は源氏なりに三の宮好きだったんだろうけど、 すでに若い頃のように全力で女性にアタックする感じではなく、 おじさんが若い女の子かわいがる風で、燃えるような情熱とはかけ離れてた。 だから三の宮も 「ふーん、結婚ってこんなものなの?」って思っちゃった。 だから柏木の猛アタック受けても迷惑なだけ、挙げ句の果てに源氏にも 冷たくされ、男というものに完全な不信感をもってしまったんじゃないかな。>三の宮
>>355 > さりげない言葉遣いにトゲいっぱい、そのくせ未練たっぷりで嫌らしく迫る、
> 許すようで居て絶対許さず、反論できないのをいいことに自分にだけ都合のいいずうずうしさを発揮する、
> っていうイヤーーな時間が延々続くの。落飾しても傍に居る限り。
わぁ〜、それじゃ蛇の生殺しじゃん。
許さないんだったら、いっそ捨ててくだされw
薫も源氏も母の愛に飢えていたところがあったからね。
そのあたりがトラウマになって
女に求めすぎるんだろうか。
あさきだと、
弘徽殿にたっぷり愛されて育ったであろう源氏の兄は
朧月夜の裏切りが発覚しても
彼女にそばにいてほしいと懇願した記憶が。
記憶が曖昧でごめん。
対応の違いは、母の愛情の差か。
こき殿さん、仕事もできて母親としても立派だよね。 なのに帝の寵愛は桐壷に… やっぱり男ってのはちょっと足りないようななよっちいのに惹かれるのか。
弘徽殿さんは「実家の繁栄を双肩に担ったお姫様」だったが 第一皇子を授かったことで「父大臣よりも一族の長としての責任を自ら担った人」に。 更に言うと、「宮廷の秩序と皇族という制度の守護者」たろうともしていた。 桐壷帝なんて全くアテになんない。愛人に入れあげすぎて秩序・制度なんて打ち捨ててたのに 死んで清々してた愛人ソックリの若嫁もらって、自重はしつつも次男坊と若嫁にベッタリ。 次男坊をあからさまに贔屓。なのに宮廷人や民草はおおどかでいい帝扱い。 国を纏め上げる王としてこんなんで、生涯ただ一人の殿御でもあった部分では キッパリ拒否られてさ。真っ当な批判は"怖いご気性"と受け取られるし。 六条の御息所と弘徽殿さんは、身分もだが、本人の資質がとてつもなく優れてる女人なのに それに見合わぬ扱い受けた人達。(源氏親子二代して何やってんの) 裏切られ、まともに向き合ってもらえず、打ち捨てられた。お体裁だけ整えられた。 しかもそれが世間周知の事実なのが悩みと怒りを深くする。 抜きがたい個人の怒りと義憤を、駆使できる手段=権力で晴らそうとしたのが弘徽殿。 同じ怒りでも地に落された御息所は寄る辺が無いし権力がないから生霊・死霊として猛威を振るった。
>>366 > 六条の御息所と弘徽殿さんは、身分もだが、本人の資質がとてつもなく優れてる女人なのに
> それに見合わぬ扱い受けた人達。(源氏親子二代して何やってんの)
六条の御息所は源氏を愛してしまった。
理性で抑えようとしても感情がまさって
コントロール不可能に陥ってしまった。
資質をも超える女の情念。
「より多く愛したほうが負け」と言った六条の御息所の一言は奥が深い。
死後、娘の行く末を守ってくれた源氏には感謝しながらも
女の情念で怨霊になってしまった。
御息所の御霊は、その辺り十分承知していたけれど
いろんな人の情念とくっつい
もはや私一人ではないみたいに言ってたカナ?
おお、御息所。さそり座の女よ
車争いの時に「お気の済むまで笑えばいいわ」と開き直れてたら
地獄の果てまでついてゆくのか
>>360 もともと未婚が通例の内親王なら女の目覚めなんか必要ないし、
本来彼女が居るべき男に無関係の立場に戻ったようなものかなと思った>女三宮の出家
小侍従も勝手に男の手引きをした責任を取って出家して三宮に仕えるか
暇乞いすればいいのに、薫の記憶によるとそんな様子はなかったらしいのが感じ悪い。
そのまま三宮に仕えて亡くなったと自分は思ってた。>小侍従 薫がうっすら認識しているということで、暇乞いはないんじゃないかな。 薫自身が情報不足だから、「薫5、6才の時に死んだ」というだけで どうとでもとれるけどね。
薫の回想では髪長くて無駄にセクシーな目元のままだったな。小侍従。 やっぱり出家はせずに普通に仕えてその後胸を病んだのか。
女三宮からも、やんわりとだけど疎まれて胸を病んでったと想像。 女三宮の対源氏への鎧った姿勢はただ一人、誰にも相談できず(せず)な内に 苦しんで身につけたものだと思う。(源氏の物語と関係ない所で成長していった)。 その過程で、そもそも要らぬ間違いを起こさせる原因となった小侍従も 切り捨てたんじゃないかな。 話変わるけど、"物事に白黒つけないと気が済まぬ性質"の女人て 弘徽殿、六条、葵の3人で、これって后となるべく育てられたのが関係してるのかしら。 (雲居の雁もそんな性質だけど、育てられ方違うし、相手は夕霧だし 真剣に怒っても「フンだ、実家帰っちゃうからね!」となるのはとっても可愛らしい。 生き死にに至るまでに発展しないのでホッとする)。
お后教育ってやつかな? 雲居の雁と葵はちょっとだけ血がつながってるから あの家の性質だったりして。 内親王とかは、いいご身分に見えて実は自由もないし 好き勝手なな行動することもしょせん無理なので 強い意見を述べたり、自分の好悪をあらわにしたり することのないよう 自分の意見は無いように育てるって 源氏の解説本かなんかで読んだ気がする。 だから女三宮も、変わった子じゃなくてむしろ普通だって。
内親王であることって、弘徽殿、六条、葵のような女人とそんなに 「育てられるべきあるべき姿」が違うんだろうか?
>>376 基本独身の内親王と、お后候補とは違うと思うよ
弘徽殿、六条、葵は皇族じゃないしね
お后候補は、入内したら、実家を盛り立てていかないといけない。
>>374 后がねの女性は、後宮の女主に相応しいように育てられ、帝から寵愛を受けて次代の帝となる
親王を産み育て、息子の即位後は朝廷とのバランスを考慮しながら
実家を興隆させないとならないという使命を、高い教養とともに入内前に仕込まれるからね。
白黒つけるというよりも、自分や実家に損失を与えかねない源氏を失脚させたいのが弘徽殿。
源氏が桐壷帝の寵愛が薄い無力な皇族ならば、弘徽殿も放置したと思われる>例:蛍兵部卿宮他
源氏と仲良くさせようと世話を焼く両親を横目で見ながら、源氏の多情を受け入れられない葵。
六条は前東宮妃+サロンの女主たるプライドと、望むほどに愛されない苦しみを抱えて悶々とし、であって
むしろ「彼女達を満足させられない=愛せない源氏」の方が、白黒つけているような気がする。
葵が源氏を受け入れられなかった頃って結婚した時からでしょ その頃の源氏はまだ多情じゃなかったし 自分の相手が東宮じゃなくて次男だなんて、という失望が先だったと思うよ
源氏も源氏も藤壷様と比べて〜とやっていたと思うが。 葵本人はそこまで失望していたのかな。 原作でもうち解けられないとは書いてあっても、それは源氏から見た葵であって 葵視点では何も書かれていないんだよね。 藤壷と一つ違いの葵に勝手に失望した源氏が一方的に葵を遠ざけていたようにも読める。
第一話の一番最初にあるモノローグ わたくしは母を知りません…ってやつ、 子供の頃は桐壷だと思ってたけど 桐壷のお母さん生きてたよねえ。 あれは源氏の独白なのかしら?
普通に源氏の語りだと思っていたが
384 :
愛蔵版名無しさん :2009/01/13(火) 00:32:26 ID:YvKiUhDP
女としての愛され度は置いといて、明石の君は 源氏が一目置いた存在って感じ。 優秀な上司や仲間を尊敬するみたいな。ちょっと憧れる
>>380 >>379 じゃないけど、葵が源氏を受け入れられなかったのは源氏が多情なだけじゃなく
やはり本人の性格もあるとは思う。
幼い頃から后がねとして教育されて、いざ結婚したら相手は親王ですらない源氏。
光り輝くような美少年といえど、11〜2歳の子供を15〜16歳の女がすぐに恋愛の対象に見れるとも思わないし・・
藤壺や紫、もしくは雲居雁のようなおおらかさが葵に少しでもあれば変わったんだろうけど
自分の個性を表に出すには不器用すぎたんだろうね
4歳年下の絶世の美少年の源氏と結婚するより、マザコン気味でも穏やかで優しい朱雀に 入内した方が葵にとってもよかったかもね 朱雀なら年も1歳しか違わないし、弘徽殿女御も自分が望んだ息子の嫁なら 敵視してくる事もなさそうだし
葵が朱雀帝に入内していたら、桐壺帝は仕方なく右大臣に頼んで、 源氏は右大臣の娘と結婚することになっていたのかな? 年の釣り合う右大臣の娘として、朧月夜が源氏の正妻になっていた? それとも朧月夜は左大臣の葵と、後宮で寵を競わせるために育てた娘だから、 いくら桐壺帝の頼みでも源氏にはやらない?
貴族の家の姫って実家の出世の手づるだし 臣下&憎い女の息子な源氏にやったりしないだろうね。
葵が朱雀に入内してたなら、むしろ源氏には右大臣の方から朧月夜の婿に是非と熱心だったかも。 憎い女の息子で臣籍に下ったといえど、帝の寵愛も厚くて出世間違い無し。 婿に貰って監視下に置いとけば脅威にもならんだろうし とは言え葵が朱雀の中宮になればそれはそれで右大臣一家には厄介だと思うけど
>>387 弘徽殿女御と違って右大臣自身は源氏を婿にするのも悪くないと考えてるみたいから、
五の君か六の君の朧月夜が正室になったかもね
葵が亡くなった後に朧月夜を嫁がせようかって思ってるし(源氏に断られたけど)
右大臣の跡取り息子の藤大納言の娘も朱雀に入内したから男の子でも生まれていたら 朧月夜を入内させようとはしなかったかも。后がねとして育てられたわけではないかもね。 葵が朱雀に入内していたら桐壺帝も朧月夜と結婚させようと考えたかも。
>389 朱雀帝は右大臣にとって孫だし、娘は母后だし、 左大臣の息子の正妻は右大臣の娘だし、 葵が中宮になっても別に問題ないんじゃない? こき殿女御が葵が源氏の正妻になった時、 自分の息子(朱雀帝)の嫁にと申し込んでいたのにと 文句言ってたくらいだし。
源氏の正妻が葵でなく、朧月夜だったら、舅や小姑に問題はあるものの、 天真爛漫でじゃじゃ馬で、賢い正妻(少女の頃の朧月夜は若紫と似てるような気がする)ということですぐ打ち解けて、 源氏は六条の御息所や夕顔や若紫に会うことはなかったのかな?
>>392 中宮というか、正確に言うなら国母って意味だったんだけど、葵が皇子を産んで立后、立太子するよりは
>>391 のいう藤大納言の娘や朧月夜が皇子を産んで立后、皇子立太子という方が右大臣一家にとっては、自身の地位がより盤石なものになるんだよね。
そう考えると、左大臣家の総領娘で容姿・教養・身分と申し分ない葵は右大臣の娘・孫娘達の最大のライバルと成りかねない。
右大臣自身に娘が少なかったのならまだしも、大勢いたのにも関わらず敢えて葵を朱雀に望んだ事が謎
>>393 朧月夜が正妻だったら、どうせ一穴主義からかけ離れた源氏のこと、
あちこち夜歩きすることをやめるはずもないので、
その隙に朧月夜が薫を出産すると予想。
「二人ながらに心を引き裂かれたまま血を流して生きとうございます」と 面と向かって源氏に言えたら神だな 堂々と不貞する女っていなかったよね
通い婚って男もあちこち渡り歩けるけど女の方だって何人招きいれたってOKだよな 不貞という観念は男女とも薄かったような気が
>395 源氏が浮気をしはじめた原因は、 葵が年上でプライドが高く、源氏に全くうちとけない正妻だったので、 葵の兄の頭の中将が、おそらく葵の扱い方を指南する為に 女遊びを教えたのが原因だと思うけど。 元々の源氏は、夕霧みたいに恋には不器用な人なんだと思う。
流石にそれは源氏を美化し過ぎじゃ? 葵が初めから打ち解けてたとしても、源氏は女を渡り歩いていたと思うが。 常に藤壺の影を追いかけていたんだし
藤壷と最初に出会ってしまったからねえ… それに藤壷の存在がなければ、 紫に出会っても、なんだ子供か。程度の感想のみで後に屋敷に連れ去る事もなかったろうし 三の宮を妻に迎える事もなかったろう。
401 :
愛蔵版名無しさん :2009/01/14(水) 19:42:12 ID:RAmt6gtw
朧月夜=山本モナ
ハァ〜? 美化?w 夕霧みたいに恋に不器用=美化なのか??w
コピペのコピペ 68: 2008/10/14 22:56:49 qbNGqcZq0 ───マロの名前はヒカル。心に傷を負った殿上人。モテカワスリムで恋愛体質の愛されボーイ♪ マロが囲ってる愛人は幽体離脱ができるヤンデレ女のミヤスンドコロ、親父が右大臣をやってるアオイ。 訳あって里からさらってきたムラサキ、親父の妻だけど実は一番本命のフジツボ、などなど。 愛人がいてもやっぱり朝廷はタイクツ。今日もアオイとちょっとしたことで口喧嘩になった。 貴族同士だとこんなこともあるからストレスが溜まるよね☆ そんな時マロは一人で平安京の街を歩くことにしている。 がんばった自分へのご褒美ってやつ?自分らしさの演出とも言うかな! 「あなうたて」・・。そんなことをつぶやきながらしつこい遊女を軽くあしらう。 「いざ一夜のおほんちぎりせむ」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。 遊女はかわいいけどなんか薄っぺらくてキライだ。もっと等身大のマロを見て欲しい。 「あなや、あなや」・・・またか、と雅なマロは思った。シカトするつもりだったけど、 チラっと娘の顔を見た。 「・・!!」 ・・・チガウ・・・今までの女とはなにかが決定的に違う。われかのけしきな感覚がマロのカラダを 駆け巡った・・。「・・(なんというロリ・・!!・・これって運命・・?)」 女は兄天皇の娘だった。連れていかれてレイプされた。「あはれ!あはれ!」護摩香をきめた。 「ガッシ!ボカッ!」マロは死んだ。もののあはれ(笑)
404 :
愛蔵版名無しさん :2009/01/14(水) 21:55:22 ID:+yA2UC8W
この漫画がなきゃ源氏物語何て死ぬまで縁が無かっただろうなー。 紫式部まんせー
どうでもいいけど、そこで大和和紀まんせーじゃないのかwww
もし藤壷の顔が末摘花や花散里レベルだったら 源氏物語はどうなっていたのか。
そしたら源氏も母親似なのでブサ源氏物語になります
オレが源氏だったら葵ちゃん大好物だけどな 12歳のときに16歳のツンデレ少女の体を好き放題ってことだろ?たったまらん! 小6×高1の生姦中出しセックル毎晩やりちん
>>394 左大臣家の娘はひとりしかいないので、葵を朱雀に入内させれば
左大臣家が娘を通じて他の有力貴族と結びつく可能性を潰せると計算したとか?
源氏より先に元服したはずの朱雀の添い伏しには誰が選ばれたんだろうね
410 :
愛蔵版名無しさん :2009/01/15(木) 13:17:35 ID:2+ms86pi
夕霧の初体験相手って雲居の雁?藤典待?
そこらの女房だと思ってたけど 処理&練習台みたいな
412 :
愛蔵版名無しさん :2009/01/15(木) 20:00:39 ID:1TylUotp
夕霧って雲居の雁と藤典待のどっちとさきにエッチーしたの?
そういや夕霧って繁殖能力凄まじいのに 落葉宮には効かなったんだね
落葉さんまで子沢山になっちゃうと 六の君の養育どころじゃなくなるからねー。お話の都合的に。 雲居の雁と藤典待が子沢山なのは微笑ましいけど 皇女さんとその環境には他の2人には無い静けさとかがあって欲しい感じ。 前に誰かが書いてた、タイプの違う絶妙な女人配置。
柳原愛子(1859年-1943年。明治天皇の典侍。大正天皇の生母)
http://hikoma.lb.nagasaki-u.ac.jp/view/5/5809.jpg 柳原光愛(権中納言正二位)の次女として生まれる
皇太后宮小上臈として出仕(梅ノ井)、掌侍を経て権典侍(早蕨内侍)となる
明治天皇の寵愛を受け、梅宮薫子内親王(第二皇女)、建宮敬仁親王(第二皇子)、明宮嘉仁親王(第三皇子)を出産
明宮嘉仁親王の即位後、正三位皇后宮御用掛・御内儀監督となり勲一等瑞宝章を受賞
のち従二位に叙せられ『二位の局』と称される
孫である昭和天皇が即位して、勲一等宝冠章を受賞
和歌に優れ、準皇族の扱いを受けていた
藤典待もこのコース
六の君(東宮妃)の生母で、六の君の中宮立后で正三位、孫が即位したら従二位で『二位の局』
落葉の宮も、母は更衣だけど養女・六の君が立后すれば二品内親王(むちゃすれば死後、贈一品内親王)
ほぉ〜まゆ毛は剃らないんだね
源氏の君は母似の娘に生まれていた方がある意味生き易かったと思う 更衣腹でも父帝の寵愛を一身に受ける才色兼備の輝く皇女として 称えられるだろうし、男だと兄との兼ね合いで親王にもなれなかったが 女だったら内親王宣下も受けられて皇族のまま正室として降嫁出来る
頭の中将に降下して右大臣家と四の君に恨まれ、 人妻なのにもてて若い貴公子に迫られ、みたいな物語に(笑)
頭の中将と右大臣家の四の君が結婚済みだったら、 源氏(女)が降嫁することはなかったと思う。 女三宮の降嫁だって、源氏に正妻無し=紫の上は正妻ではなかった が前提でできたことだし。 むしろ右大臣家の息子に降嫁していたんでないかな。
あさき1巻でのエピソードで、弘徽殿女御が「女御子ならともかく 男御子なら大変」と言って呪詛、黒い霧が連れて逝こうとするのを 桐壺の更衣が「代わりに私の命を差し上げます」と取引するシーンが 描かれていたが女御子ならその必要もないもんな。結果的に早くに 母を亡くす事もなく兄宮と対立する事もなくまだ平穏な人生だったかも。
モテモテの輝く皇女(源氏)もいいなww 以前に読んだ時は、藤壺を源氏の正妻にしてやれよ桐壺帝!って思ったな。 葵と1歳しか違わないし、、。 でも左大臣家であるとか政治的にメリットないと意味ないんだな。
薫も女だったら大君氏なずにすんだのにね
源氏が姫宮だったら桐壺帝は裳着前からしっかりした 後見代わりになる降嫁先選定に頭を悩ませそうだ それか一歩間違えれば寵愛昂じて尼になすの諺まんまに…
>>423 輝く皇女だったら…
藤壺とのスキャンダルの代わりに
父帝との禁断の近親相姦有りの
「高校教師」になってしまう予感
父帝を早くに亡くし、後ろ盾もない姫宮が…とか
「同情するなら金をくれ!」と叫ぶ物語
>>426 ありえるw
自分的には更に「とはずがたり」をミックスしたようなイメージだ
こう見ると性別違ってもドラマティックに生きそうだな源氏
ただフルオープンハーレム人生の男の場合と違って
女の立場だとより昼メロどろどろ度が上がる…
奥手皇女な源氏を「恋しなきゃダメよ!」と導くは源典侍かなw 頭の中将の役回り。 雨夜の品定めで独壇場で語るのを聞いて刺激されるとか。自由度高し。
薫が女だったら、速攻匂宮とケコーンで終了、って気がする。 でも匂宮は浮気しまくるだろうから、そうしたらどうなるか。
あさき版は花散里をぽっちゃりチャーミングにしたのと 何考えてるかわからん女三の宮の瞳を真っ黒にしたのがすごいと思う
すごいつーか女三宮は原作とはまるで違うキャラになってたな。 陽→陰にした所為で殆ど別人。
原作のイメージを絵にすると 幼少の紫っぽい感じかな?
>>431 もし薫が女だったとして、源氏が生きてればともかく、
源氏死んだら後見として夕霧か冷泉が世話することになる。
そうしたら夕霧的には匂宮には自分の娘嫁がせたいから、
女薫には自分の息子と結婚させたいんじゃないかな。
>>434 そのイメージだと女三宮=紫に似てるになって
源氏の「女三宮は藤壷に似てない」って感想が説得力なくなる気が
ぶっちゃけ匂宮の理想の人≒薫女バージョンの気がする
藤壷や紫のような輝くような美人にしないためにああいうキャラになったんだろうね。 でも原作もあさきの三宮もそれぞれ好きだ。
>>437 いや、匂宮理想≒華やかな姉の女一宮だと思うよ
中君や六君が匂宮の好みの性格なとこみると
薫は性格、陰気過ぎw
>>435 そういえば薫の養育に関して夕霧は関わっていないんだったけ?
441 :
愛蔵版名無しさん :2009/01/19(月) 00:44:56 ID:Z0ypTDC2
原作では、匂宮はかなり六の君にはまるんだよね? 中の君そっちのけで。
>>439 女薫はむしろ源氏の方が嵌りそう。
基本は明るく華やかな女性が好きだろうけど、
薫みたいに厭世的で憂いがちな美女は放って置かなさそう。
>>439 あさき版だと紫の上が憧れの人っぽく描かれてなかった?
夕霧にも理想の女人みたいに思われてたし、源氏の死後も
紫の上が長生きしてたらあちこちから言い寄られまくっただろうな
まあ紫は未亡人になったらすぐ尼になるだろうけど
>>442 もし薫が女だったとして、源氏がもう少し長生きしてたら
源氏「薫、実は話がある。」
薫「お父様、何ですか」
源氏「気づいてたかも知れないが、実はお前は私の娘ではない。」
薫「ああ・・・やっぱり・・・」
源氏「そこで話というのも何だが、私も生身の男、紫を失ってから苦しい日々が続いている。
これまで育ててきた時間を別の物に変えようではないか・・・」
とかいって柏木と三の宮に復讐兼ねて。
>>444 しかしそれでは万一、女薫との間に実子が出来た場合に備えて
どっかに先に嫁がせておく必要が…カッコウの親鳥代わりになる
夫かわいそうにw
で、引き取った二人で姉妹丼をする源氏、と。
八の宮涙目
女薫、容姿が葵か玉かづらもしくは藤壷似で、性格があれだったら源氏たまらないだろうなー 夕霧息子や髭黒息子、頭中将 ね孫なんかも放ってはおかないだろうけど。 匂宮はどうだろうね?
藤壷似の容姿なら色んな意味で最強 多分匂宮もめろめろ
薫が女で紫、藤壺に似てたら源氏絶対出家なんかしないよねえ。 ただ女薫の容姿がそこまで良かったら匂宮はもちろんのこと今上帝や東宮も放っておかないだろうし そうなると明石中宮、夕霧あたりは複雑だろうなあ。
宇治十帖薫女バージョン 性格に憂いがあるがたぐいまれなる美貌をもった薫。 父は老いながらまだ元気な元太政大臣の光源氏、母はすでに仏道に入った女三の宮。 また相談相手として、冷泉院が優しく接してくれる。 冷泉院の亡き母、藤壺中宮に薫は生き写しらしい。 年頃になった薫には今上帝の3男の匂宮初め、たくさんの求婚話がある。 しかし源氏は宇治に隠居する八の宮との結婚をすすめる。 源氏は八の宮を都に呼び戻し、 薫を後添えにさせ、自分が囲いたい。 また八の宮の娘2人も狙う源氏。 源氏完全に悪役だわ・・・・
まむし酒でも飲んでそうだな六条院 遠国にいるせいで浮船が無事なのは幸い
匂宮が紫似の薫寝とっちゃいそーだ。 ついでに中の君も。大君は冷泉院が美味しく戴いて。 それでやっと源氏出家。
>>452 源氏、准太上天皇じゃないんだ…
なんか源氏の邪念を感じた女三宮が薫の完全ガードに走りそうな展開だなあ
あさき版の女三宮ならひたすらボーッとしてるだけだろう 子供を守ろうとする母親には一生なれず子供のまんまなイメージ
幼馴染みの匂宮と女薫の恋を応援する冷泉院と三の宮、 引き裂こうとする源氏と夕霧。 結果ちゃっかり二人を娘婿と 息子の嫁にする髭黒。
源氏物語における最上級美女顔って桐壺更衣が原点というか頂点だろうな 藤壺も桐壺更衣に似てるから、ということで桐壺帝が嫁に貰ったし 紫はその藤壺に似てるからということで源氏が嫁に貰ったし ただ、あさき1巻で他の女房達が桐壺更衣を「おとなしそうな方だから 帝の目に留まる心配は無いでしょうけど」とか、弘徽殿女御が 「こんな子供のような娘にお上は心を奪われたのか」と評しているのを 見ると同性ウケはそれほどしなくて異性限定で効果のある美女っぽい
桐壺更衣は裕木奈江タイプってとこ?
裕木奈江だと夕顔ってかんじもする。 はかなげであどけない顔して実は結構…みたいな。
美人だけど男受けしないこき殿 新こき殿のほうもあまりパッとしない感じだったね
桐壺の更衣が右大臣家の后がね娘に生まれて弘徽殿の女御として入内 弘徽殿の女御が桐壺の実家大納言家に生まれて桐壺の更衣として入内 こうだったら何の問題も起こらなかった源氏物語
それで東宮になった光る君と桐壷帝で藤壷の奪い合いか。
「桐壺の更衣が右大臣家の后がね娘に生まれて」たら 育ち方も違って性格も変わるだろうから 桐壺帝が愛おしさをつのらせた「桐壺の更衣」には ならなかったと思う
>>464 そうかな?何か桐壺更衣の性格だと周囲から姫様姫様と称えられて
そのまんまほんわり育ちそうだが…。
逆に弘徽殿も大納言家に生まれても「何としても身分低い我が家を
再興してみせる」とすごいメラメラ燃えながら入内してきそう。
弘徽殿の性格なら更衣だの身分低いだの言われて苛めにあっても
「それがどうしたあっ!」と蹴散らしてしまうだろうから問題無しっポイ。
でも多分桐壷更衣が右大臣家に産まれてたら多分光が春宮になり即位。 藤壷との間に産まれた冷泉と葵との間に産まれた夕霧とで春宮争いがありそう。 弘徽殿母子の出る幕はないな。
桐壺更衣と藤壺は顔は瓜二つでも性格はずいぶん違うよね
>>461 あさきの新弘徽殿の困ってるような眉毛が好きw
>>466 桐壺が身分が高い右大臣家の姫なら
虐め殺されなかっただろうから藤壺の出番(入内)はないのでは?
>>468 だよね、順当に1番寵愛厚い女御の母が中宮になって光君は東宮
右大臣家はこの世の春
低い身分に生まれついて帝の寵愛もそこそこでも、弘徽殿母なら
息子の尻を引っぱたきつつ皇女の娘2人をそれなりの家に降嫁させ
次世代までにそれなりの地位になってまずまずの成功。
光君陣営とは自分の方が身分が低ければ対立するより
融和&ゴマすり策で望みそうだし、結構平和に暮らしてそうだ。
帝が桐壷更衣を寵愛するあまり政治をおこたり、天下が乱れるんでは?
藤壷は光春宮が妻にと所望しそう。 右大臣は朧月夜を入内させるだろうから、その二人が中宮争いかな。
>>470 桐壺が右大臣家の姫なら帝が桐壺に溺れても、すかさず右大臣側から
フォローが入って収まるかと。むしろ自家の姫にそれだけ溺れてくれれば
右大臣一族が帝を傀儡として利用できて政治上でも有利に。
>>461 こきどのって読んじゃった。夜眠い頭だからダレ?ってなった。
こきでんだね。コキってすぐ変換出ないから・・・
桐壺帝が薨去した後に、藤壺が源氏とイケイケドンドンなストーリーが読みたかった 源氏「宮様こんなところで?はぁはぁ」 藤壺「うふふ、だからいいんじゃない。見せつけてやりましょうよ。あんあん♪」 ど、どこでエッチしてるんだ!?
藤壺のキャラが違う…
>薨去 こんなややこしい字を変換出来るのに内容が… 全然話変わるけど、読者間で呼び習わしているキャラの通称って色々あるけど 「夕霧」ってどんな由来で夕霧と呼ばれてるんでしたっけ? 母の葵は葵祭りから?
>>475 >>476 君らのつっこみに地味に吹いたw
夕霧は落ち葉二の宮様に突撃しようとしたけどなんかぐだぐだして、
帰る時に夕霧に濡れたとかじゃなかったっけ。
桐壺が身分高い家の姫だったら、 藤壺が光に入内したかもしれんのだな。。
桐壺が女御だったなら早逝する事も無かっただろうし 光が藤壺を慕うきっかけになった母の面影を追う事も無くあんなに藤壺を求める事も無かったんじゃ?
480 :
きちめが :2009/01/21(水) 10:34:40 ID:???
>>479 まあ多少はマザコンの気は残るかもしれんけど
母が早世しなければ重度マザコンじゃなくなりそうだしな
桐壺みたいな生きる力の弱い儚げな女性でも強力な権勢の家生まれなら
生涯サポートが保障されて天寿をまっとうできるし、全て丸く収まる
逆に弘徽殿は大納言家どころか農民の家に生まれても何とでもやっていける
パワフルさを持ってるので右大臣家生れじゃない方が面白かったかもw
ありきたりな意地悪姫キャラじゃなく、のし上るスカーレット・オハラ
みたいなキャラになってたかもしれん
もしも桐壺が早世してなくて兄弟バンバン産んで 雲居の雁みたいな母ちゃんになってたら・・・
単行本一巻の弘徽殿が桐壺の更衣に毒を飲ませようとするシーンを見るたびに、
舞台が大奥だったら毒饅頭になってたんだろうなと思う
>>479 >ありきたりな意地悪姫キャラじゃなく、のし上るスカーレット・オハラ
目的のやめには手段を選ばず、美貌と才能を武器に全力で戦うヒロイン・弘徽殿女御…カッコいいな
藤壷の容姿がどうこうってあるけど、 光が藤壷を愛したのはママ似だからという理由だけじゃないと思う パパ多忙、おばあちゃま亡き後、孤独な少年の心を癒してくれたのは 気さくに接してくれた宮様の暖かい心ばえや性格も大きかったんだと思う もし藤壷が葵みたいな性格だったら『顔はママンに似てるけど・・・』 そっけない感想から好きにはならなかったと思う
光に藤壺が入内してたら、おしどり夫婦で 夕霧をもしのぐ子だくさんで、生涯藤壺オンリーで 他の女人の入り込む余地は・・・
485 :
愛蔵版名無しさん :2009/01/21(水) 20:22:03 ID:UQDxL6zd
どの漫画家の源氏物語が一番エロい?
エロさもあるけど、そちらに走りすぎずに、話としても面白い源氏の漫画ってないですか? できればあまり絵柄が濃ゆくない方がいいんですが… あさき以外は「まろ、ん?」くらいしか読んだ事なくて 妖変は手に入れやすそうだけど、絵が濃ゆそうだから躊躇してます でも話が面白そうなら買ってみます 教えてチャンですみません
レディコミで今、怖い童話で葉山つや子のマンガやってるよ 光と藤壷のエロ話だけど絵は濃い 今月号見てびっくりしたのは六条御息所の髪型。
「野分」のシーンを見て思うが、あのあと夕霧が紫を寝取って 紫が夕霧の子を産んで、源氏が泣く泣くその子を抱いて 実の孫だが表向きは子供として扱わないといけない状態にされた方が 桐壺帝をから藤壺を盗んだ源氏への因果応報にぴったりだと思う 女三宮の不倫より紫が不倫か寝取られにあう方が源氏はより苦悩しそう
源氏の最初の愛人って六条だっけ? 出会って恋した女人の順番ってどうなんだろ 最後の恋人(妻)は三の宮だよね
>>488 寝とった息子が夕霧の場合→ううむ、夕霧め・・・生意気なこわっぱが、この父に盾突くとは
冷泉帝の場合→おお、主上・・ううむ、複雑だが、愛しい宮からの罰と甘んじて受けよう
朝顔には片思いだったし 花散里の所には通っていた みたいだけど、愛人という感じじゃないよね
>>491 あさき版を見ると源氏の朝顔への思いはそんなに深くないように感じるんだよね
正妻が亡くなって身分に相応しい代わりの正妻を…と考えたら
ぴったりな朝顔に白羽の矢が当たった感じに思えてならない
>>492 お顔も子供のころに拝見したっきり?
でたまに会っても御簾ごしの会話で
文のやりとりばかりだったから
情熱の沸きようもなかったかもね。
結局思いっきり振られてたね
皇女ってみんな男にあっさりしてるよね
しかし当時って基本ついたてや御簾や扇
でろくにルックスも確認できないままなのに
よくもみなさん恋愛に励んでたもんだなあ。
>>493 いい女らしい、という評判だけで求婚する男が沸くんだから
良い工作員をつけたもん勝ちという気がする
>>483 夫とはいっても父親ほど年が離れてる桐壺帝・睨みの強烈なこきでん、
年若い藤壺にとっても宮中での孤独を癒してくれたのは光る君だったんだよね
藤壺の死ぬ間際の回想でお互いなんて呼ばれてるか言い合う二人が良かった>あさき
>>490 やっぱり夕霧が寝取るルートで正解だな
悶えろ源氏
常々思うけど、世の男性はヒトリノコラズ全員マザコンだよ そして、そのマザコン男性を気持ち悪い!!!!とか言ってるバカ女も、 出産を経験した途端に、息子を溺愛するようになるんだよな つまり世の男性がマザコンなのは母となった女性たちの心境の変化に原因があるわけで
要するに、マザコン男性を気持ち悪いと言ってる女性は、 未来の母となった自分自身を気持ち悪いと言ってるのに等しい 天に唾吐いてるようなもの (自分の息子愛はよくて他人の息子愛は気持ち悪いだけかもしれないけど・・・なあ藤壺さんよ)
>>497 三の宮は息子産んでも、そう溺愛はしてなかったようだが・・・?
人それぞれだね。 源氏でいうと立派に母親を務めた女人No.1は誰かな? 候補としては、藤壷・明石一族・紫(育ての親だが) 弘徽殿・大宮・一条御息所 雲居・玉鬢 etc
紫は育ての親だけど立派に母親を務めたね。 ちなみに明石中宮が親となって結構口うるさく 厳格な母になっているのは明石の御方の遺伝なのかな すべての男はマザコンだろうけど 描かれ方でいうと、母を知らない源氏が重症の わりには頭の中将なんかはそうでもない感じ。
502 :
愛蔵版名無しさん :2009/01/22(木) 14:40:23 ID:y78lwKvN
悪女の聖書の作者(松本零児氏夫人)は、近江ちゃんや庶民サイドから
書いてるよね。
あと、レディースコミックの小結級の漫画家が何人か書いてるね
誰のが一番エロイ?
>>501 頭の中将の母は内親王だしね。
源氏物語千年忌Genjiひどいな
>>503 板見てきたけどなんかあさきじゃなくなってよかったような
それにしてもアニメ見ている奴があさきどころか原作も全く知らないのに吃驚したよ
「夕顔」と「夕霧」混同してるし
凄いことになってるね、Genji まったく方向性がわからない('A`)
録画失敗して見れなかったんだけど もしかして 見なくて幸いだったのかな・・・
あさきゆめみしとは全く別物だとキモに命じて視聴すればいいけど ちょっとでもあさきの名残を期待する部分があるならやめておけ
510 :
愛蔵版名無しさん :2009/01/24(土) 10:29:02 ID:P6pcUDQG
寺館の源氏どうさ?
>>501 明石がちい姫に口うるさい厳格な母親だった描写ってあった?
501じゃないけど、 紫はちい姫だけでなく女一の宮の養育もしていたし 二人とも当代の理想的な女人と言われてるから 育て方はよかったのではと。 明石は口うるさいっていうかだらし無い行動は咎めるイメージあるなぁ 明石母娘は理系頭。 入道は夢見るロマンチストだが
>>511 よく考えたら
明石中宮が息子匂宮に口やかましく
していた描写が宇治十帖にはあったけど
明石の御方はちい姫にはただ慈しみ深い母だったし
女房になってからももちろん厳しくはしてないだろうし
ただのイメージだったかもw
あ、孫(明石)に本当のことを打ち明けようとしてた母を
咎めるシーンなんかではその片鱗が感じられた
514 :
愛蔵版名無しさん :2009/01/24(土) 16:50:32 ID:NNV6zrFs
母方の出生が卑しいことがコンプレックスになってるんだと思う>明石中宮
コンプレックスって、夕霧の六の君もあるんだろうか? 養母は宮様だし。 明石中宮、六の君も生母の身分を美貌と教養とでカバーしてるね あ、落葉宮もそうだ。
冷泉帝 :父は桐壺帝(実父は六条院(準太上天皇))、母は藤壺の宮(中宮女院。先帝の四の宮で母は中宮)。 :本人は帝(至太上天皇)。正妻は秋好中宮(父は先の東宮で母は六条御息所。養父は六条院) 夕霧 :父は六条院(準太上天皇)、母は葵の上(后腹内親王と左大臣の娘)。 :本人は左大臣(至太政大臣)。正妻は落葉の宮(内親王)と雲居の雁(太政大臣家の姫) ちい姫 :父は六条院(準太上天皇)、母は明石の御方(明石の僧都(無位無冠のち受領。桐壺更衣の従兄)と親王孫の娘)。 :本人は中宮。夫は今上帝。 薫 :父は六条院(準太上天皇。実父は柏木(権大納言)、養父は冷泉帝)、母は女三の宮(二品内親王。入道の宮。養母は秋好中宮) :本人は大納言。正妻は女二の宮(父は今上帝、母は藤壺女御)。 父方は立派だけど、この時代は母系家族だから母方での血統が負い目になってる。 薫も出生の秘密を知ってからというもの、夕霧に対して引け目を感じてたし。
>>515 あるだろうね。出生卑しいものと蔑まれないように、身辺にはすごく気を使う人に育つと思う。
参議惟光や藤典待はなかなか大した人物だけど、見劣りするし。
匂宮が東宮となり、六の君は東宮妃のち女御・中宮と登ることは確実。
左大臣の姫で落葉の宮を養母に持ち(生母は藤典待)、明石中宮が後見するとあれば。
匂帝の寵愛が深い中の君のことだから、
某同人誌みたいに大臣となった薫と女二の宮が中の君の後見人(義父義母)にでもなれば
六の君と中の君の皇后・中宮揃い踏みの「二名立后」はあるかもしれないけど。
>>516 >薫も出生の秘密を知ってからというもの、夕霧に対して引け目を感じてた
何で?
母方の血統が第一なら、実の父親が六条院だろうと柏木だろうと関係無いじゃん。
>>518 どうかな。
「あの六条の院さま」の子供ということで
世間からちやほやされていたのが
負い目になっていたような感じ?
それと、不義の子という罪を背負ってる
という負い目とか。
>>519 いや、単に
>>516 が母方の血筋を重視したという話をしながら薫を例で出した事へのツッコミだから。
そりゃあ、六条院とその妻の中でも一番身分の高い女性を母に持っている、押しも押されぬ当代一の貴公子、
の筈が実は違ったとあればなみならぬショックを受けるだろうし、当然引け目も感じるでしょうよ。
藤壺の宮って文句のつけようのない家柄 、身分なんだね〜。
>>521 しかもそれに加えて美貌も嗜みも性格も最高。
そりゃ源氏が永遠に追い求めるワケだよ
もし桐壺帝のとこに嫁いでなかったとして 葵と結婚してる源氏が四の宮(藤壺)に手を出したら愛人扱いになるのか 身分高いのに
格式は、 天皇>太皇皇后・皇太后・皇后>准三后>一品・摂政関白>二品・太政大臣>三品・左右大臣>四品・内大臣・無品>大納言 親王家の姫君であれば女御入内。大納言以上の格式。 #内大臣…大納言筆頭
>>523 正妻と同等の待遇になるだろうね
後見次第だが
その後見が、兄の兵部卿は東宮候補にかすりもしていないところを見ると、 心元なさそうな感じだ。
話が変わるけど、もし、桐壺更衣が長生きして彼女の元で源氏が育ったらかなり性格変わったかも。 更衣の影響で同じような性格になったら、不幸にならずに済んだ女性が多かったような気がする。
どうだろー。 あの大宮さま&温和で人格の良さげな 左大臣に育てられた頭の中将が あんな遊び人だしw 娘の葵も柔和なとこのない堅い性格だったし ただでさえ周りがちやほやするから 貴族の子は親の影響だけでよい子には ならない気がするな。
>>522 あくまで源氏視点だよね…
実際の藤壷は、不義の子をそ知らぬ顔で東宮にした上、実の父親である源氏に後見させたりと、
かなりしたたかな女で、性格も決して良いとは言えないと思う。
死後も地獄で苦しんで源氏に恨み言を言ってるしね。
ある説によると、天皇皇后や為政者は確実に地獄に堕ちるそうだ それはつまり、”他人を権力で支配する”ということが仏法で言うところの最大の罪に当たるためで、 例外はないそうだ ゆえに神道なるものを興して、天皇一族を神として祀ることで死後の安寧を願ったというような話を、 比叡山の高僧から聞いたことがある
>>530 その考え方だと仏教が先にあったから神道が興ったようにきこえるけど、
仏教伝来前からあった八百万の神を祭る神道と
皇族を慰霊するための神道(?)は別物って考えなのかな
>>530 天皇皇后や為政者は確実に地獄に堕ちるそうだ
そんなものを率先して取り入れた聖徳太子は超M?
>>516 細かいこというようだけど明石入道は大臣家の御曹司で、無位無官のちに受領ではなく
三位中将を努めた後に受領になって、その後引退して無位無官になったわけね。
無位無官ってことばかり強調されてるけど、元々身分がなかったり源氏が流されたときのように
罪犯したから位を返上(実質的には取り上げられた)したのとは状況がちがって
単純に引退しただけで、たまたま源氏に縁ができたのが引退後ってだけだかから
朝廷に位剥奪されたわけでないので、身分上は引退前の位と同等のままなんだよね。
例えば左大臣が一時期引退して無位無官になっていたときあったけど、あの時も身分上は左大臣と同等の扱い。
だから現役の大臣や納言でも上座とかにはつけないし、現役の左大臣と対面するときは同等に対座となったりする。
明石入道も最終階級の大国受領の身分のままなんだから、実際はそんな見下されるような立場じゃない。
おまけに妻は宮家の娘なわけだから、娘は皇室の血筋だし。
紫式部の時代は身分高い公卿と財力持ってる受領の娘の縁組なんてよくあることだったし
(紫式部の主人・彰子の母でさえ受領の娘で、しかも上国の受領だったから大国受領の明石入道より格下)
>>524 太政大臣は摂政関白より上ですよ
>紫式部の主人・彰子の母でさえ受領の娘 まて。彰子の母の源倫子は、父は左大臣、祖父は親王というれっきとした姫様。 母親が受領だったのは、彰子じゃなくて清少納言が仕えていた定子の方だよ。 ちなみに一条天皇の妃で母親が受領階級出身だったのは定子だけ。
>>533 明石の入道の妻は、先祖は宮家だけど、父親は宮様じゃないので、
明石は皇室の血筋というほど近くはないよ
>>533 明石入道がずっと無位無官だった、とされてしまうのは確かに違うけど、
皇族や公卿(三位以上)だらけの源氏物語での受領階級は、思いっきり
見下される立場だと思うが。
>>534 倫子ではなく、道長の母親と勘違いされたのかもよ。
>>530 そういえば朝顔斎院が退下後、目立たせず騒がせず
徐々に出家出来るように準備していったけれど、
理由が斎院在任中に仏道を怠ったから、というものだったような。
>>534 すみません。彰子の母じゃなくて、彰子の父・道長の母でした。
ちなみに道長の実兄の正室も受領の娘。
でもって、その娘は受領の娘を母として堂々と一条帝に入内、中宮になっている
>>535 先祖ってほど遠くないよ。明石尼君は親王の孫だから。
しかもれっきとした皇族なので少なくても明石父は臣籍降下してなかったはず
>>536 だから、受領はリアルでは公卿の外戚になることが多かったので見下されることはなかったの
受領にもぴんからきりまであって、見下されるのは身分の低い受領。
明石入道は大国の受領なので公卿に次ぐ位と、同等の財力持っていたんだから
大臣家と親戚になることは多々ある身分。少なくても母親が受領の娘では立后に差し支えるといわれることはない。
父親が太上天皇で母親が大国国司なら、隠すようなことはなく堂々と入内できる
Aaa 太上天皇 Aa 女院、准太上天皇 A 天皇 Baa 太皇太后、皇太后、皇后(中宮) Ba 准后 B 太政大臣 Caa 摂政関白 Ca 左・右大臣 C 内大臣 Daa 大納言、左・右近衛大将 Da 中納言 D 左・右大弁、左・右近衛中将、左・右衛門督、蔵人頭、検非違使別当 Eaa 参議、左・右中弁、以下
>>539 >Aa 女院、准太上天皇
これって天皇より上になるの?
>>528 左大臣家って頭中将、雲居、近江のような人間の幅が広くおおらかなタイプか、
葵、弘徽殿(冷泉妻)、柏木や薫のような変に感情的でお堅いタイプのどちらかのような気がする。
左大臣はどっちタイプだったんだろうか?
>>540 横ですが、当時の女院号は国母にしか宣下されなかったから、だと思う。
女院号を賜われる条件があったけれど、それの大幅な規制緩和は、
後白河法皇の皇女・宣揚門院からなので。
>>529 冷泉を慈しんだのはわが子可愛さとか贖罪の意味で桐壺院の冷泉即位熱望を
叶える為もあっただろうけど心の底に源氏への愛があったからこそだと思うなー
死後の恨み言だって生前叶わなかった嫉妬に見えるし
ま、あさき読んでの感想だけど。
準太上天皇や女院が天皇より上っていくらなんでもそりゃ酷い認識だって
>>543 不義の子を皇位につかせることが、裏切った夫への贖罪って……。
本気で藤壺がそう思っていたとしたら救いようのない自己中でバカなエゴイストじゃん
不倫女が夫の死後も裏切り行為続けて、その裏切りを美化するっていくらなんでもありえないでしょ。
単純に息子を天皇にしたい母親の権力欲といってくれたほうがずっとマシ
冷泉を天皇にしようとしたのは、弘徽殿一派から冷泉を守ろうとした面も あるんじゃないか?>藤壷 万が一八の宮なんかが皇位についてた日にゃ冷泉どうなってたかわからん。
道隆と道長あたりで、受領階級が摂関家と縁組が出来るかどうかのボーダーラインじゃない。 でも道隆妻も、成上がり者が思い上がり的に言われている。
>>538 >明石尼君は親王の孫だから。
つまり明石の上は親王のひ孫。そんな血筋なんて山ほどいるのが
宮廷社会。
>父親が太上天皇で母親が大国国司なら、隠すようなことはなく堂々と入内できる
なら何故、明石の上は自分で子どもを育てられなかった?
自分が実の母親だと名乗り出ることも出来ずにいたのは、見下される
ような身分だったからでしょ。
実際、「とはずがたり」の中で源氏物語の女楽の再現をしている場面で、
身分の低い明石の上の役をやらされた二条は憤慨している。
>>547 道長の時代頃から、受領層出身の女性が正妻になるのは難しくなった、
と昔聞いたことがある。
>>544 だよねえ
特に準太上天皇は普通に天皇の下でしょう
源氏の世界観では、大臣家の妻は 源氏:左大臣家、内親王 夕霧:太政大臣家・内親王 頭中将:右大臣家 ・・・なんで、源氏の娘でも母親が受領階級ってのは厳しい。 でも父親が望んで受領になったとはいえども、大臣家の出で、正妻の母親は 宮家出身で、両親から大事にされ、財産もある明石と、 親王の父親からは見捨てられた脇腹の紫と、どちらが心細い身の上かというと 紫だとは思うが。
>>542 国母っていっても、天皇より上になるってないでしょ
藤壺は内親王だけど、当時の宣下された女院は臣下の藤原氏の娘だし
冷泉がもしも藤壺宮と桐壺帝から 生まれてたらかなり血筋がよいトップオブ貴族なんだね?
>>546 どうなっていたかって言われても、せいぜい宮中で肩身が狭くなるだけじゃん。
平安時代じゃ親王はまず殺されないし、流罪にされることもない。
東宮から降ろされたらそれこそ宇治の八の宮みたくなっていただろうけど、
冷泉は別に権勢欲とかないんだし、そっちのが幸せだったかもよ。
>>551 一条天皇の時代、落飾する母后を、落飾後も三后に近い待遇にするために新設した
「院に準ずる」身分なので、初期に宣下された女院は上皇と同じレベルの身分ですよ。
Baa 太皇太后、皇太后、皇后(中宮) こきでんさんは皇太后(天皇の母)で中宮になれなかったのを悔しがってたけど 身分ランクは同じだった(?)のかー。 2人中宮立てた現実の帝を慮っての設定かな。 こきでんさんは宮廷の女王の座=中宮とも言ってたから 皇太后じゃ宮廷の中心からちょっと外されたイメージもあるけど。
>>552 どっちにしろ桐壺帝がいなくなったら、
右大臣勢力に押されて、冷泉帝と変わらない立場になるし、
朱雀帝退位後、影の権力者っぽい源氏が、
父と藤壺との間の血筋の素晴らしい帝に対し嫉妬を感じずに
秋好を女御入内させたり、玉鬘を尚侍にしないだろうから、
冷泉帝が桐壺と藤壺の間の子だったら、在位期間短そう。
>>556 そうかー血筋だけじゃだめなんだね。
その後の一族の栄えを考えると
外戚との関係とか後見とかも重要なのか。
じゃあ、読んだ当時はかわいそうだと
思ってた玉蔓の黒髭との結婚は
実父頭の中将の言うとおり悪くない縁組
だったのね。
しかし入内した玉蔓と冷泉に子供がいたら
どんなに美形だろうねえ。
(そういえばその後玉蔓の娘をもらったんだっけ)
>外戚との関係とか後見とかも重要なのか。 というか、これが一番大事 一番最強の組み合わせが、祖父(政界のトップ)−娘(中宮)−孫(帝)
しっかりした外戚や後見が無かった為に臣籍降下したしな>源氏
こうしてみると、どれほど後ろ盾が重要な世界か。 桐壺更衣も父親が死んだのによく入内したね。
>>560 桐壺更衣が入内するときに
母親が父親の遺言だから従うけど
後ろ盾のないのを心配する描写があったね
読んだときはピンとこなかったけど源氏の時代背景知ると
なるほどねえと納得できる
桐壺父は、あの明石の入道の叔父さんだからね 本気で娘を入内させたかったと思うよ
>>563 そうなんだ!
なんか結局みんな血つながってるしwwww狭っ
>>563 明石入道は桐壺父の甥じゃなくて、源氏の母桐壺更衣父の甥。
明石入道と桐壺更衣がいとこ。
葵上=源氏のいとこ(葵上の母は源氏の父の同母妹)
明石上=源氏のまたいとこ(明石上の父は源氏の母のいとこ)
秋好中宮=源氏のいとこ(秋好中宮の父は源氏の父の同母弟)
朝顔=源氏のいとこ(朝顔の父は源氏の父の異母弟)
女三宮=源氏の姪(女三宮の父は源氏の異母兄)
また、先帝の内親王とされる藤壺及びその兄兵部卿宮の娘紫上、
父が親王だという末摘花も、桐壺帝との具体的な設定は描かれないものの、
それほど血縁の遠くない近親だということが推測できる。
>>565 そういえば葵って源氏とはいとこだよね。
夕霧と雲居は「いとこ婚は栄えもないし」とか
言われて反対されてたような・・・w
桐壺更衣父の大納言の、兄弟か姉妹が明石入道を産んだ そして明石の上を…となると桐壺更衣父の大納言家血筋からは 桐壺更衣に代表される正統派の美貌と 明石の上に代表される面長でノーブル系美貌の 2つを生み出しているんだな・・・なんという美貌家系。 大納言が後ろ盾なんか無くても入内強行を望んだのは ウチの家系の美貌の血で何とかなるワイとか思ってたら面白いw
源氏は帝の第二皇子様だから、特別
そもそも外戚が心元ないようだったら、皇位も回ってこないし。 他に皇子がいなくて、万一皇位が転がり込んできたところで、 桐壺に兄弟がいた気配はなく、外戚として栄える訳でもなく。
お兄さんがいたでしょ。出家してたようだけど。律師だとか。 劣り腹かも知れないけど。
跡取り息子が入道したって感じではなさそうだね。 他にも男兄弟がいて父大納言と同時期位に他界してたりとか? そういえば末摘花にも入道した兄がいたね。 彼も跡取りとは考えていられなかったんだろうか‥
>>571 没落宮家なんだから、出家させられたのかもしれないよ
室町幕府将軍の義円?だったかは天台宗の比叡山座主(宗教界トップ)から還俗して、将軍様になったな
法親王とか入道親王という位もあったらしい
日本の仏教の伝統宗教いわゆる「十三宗五十六派」について。 奈良仏教(南都六宗):華厳宗、法相宗、律宗、三論宗、成実宗、倶舎宗 ←教理的。唯識とか 平安仏教/密教(平安二宗):真言宗、天台宗 ←ここが今日まで宗教界の中心です 浄土教(鎌倉仏教浄土):融通念仏宗、浄土宗、浄土真宗、時宗 ←天台宗から派生。平安貴族や民衆からも支持された(浄土信仰) 法華系(鎌倉仏教法華):日蓮宗 ←天台宗から派生。一種のカルト宗教化 禅宗系(鎌倉仏教禅):曹洞宗、臨済宗、黄檗宗 ←天台宗から派生。世界に誇る禅[zen] ちなみに徳川宗家は浄土宗(増上寺)と天台宗(寛永寺)。家康が浄土教信徒だったため。
>>574 出家した皇子がその後親王宣下を受けると法親王となる。
もっとも、初めて法親王になったのは白河天皇の皇子だから、
源氏物語の時代にはまだない。
入道親王は俗世にあるうちに親王宣下を受けた人がその後出家すると、
人々が通称としてこう呼んでいた。
こちらは正式名称は○○親王で法名○○、となるから法親王とは異なる。
>>571 「桐壺」巻で、桐壺更衣の死後、桐壺帝の命令で命婦が更衣の里を訪れてみると、
更衣の母君(故大納言北の方)はこれまで更衣一人を立派にするため屋敷も行き届いた手入れをしていたけれども
更衣が亡くなられてからはただ悲しみに沈み、庭もたいそう荒れた状態でお暮らしだった、
という記述があるので、この故大納言北の方には
桐壺更衣以外に息子は勿論娘もいなかったような書き方になっている。
祖母君は孫の光君を一人残して没し、光君は宮中に引き取られる。
桐壺没後は屋敷には祖母と光君だけが使用人とともに住んでいたような感じで、
桐壺更衣は大納言北の方のたった一人の子だった、というような感じなのだが。
(大納言と妾の間にはほかにもいたかもしれない)
>>539 遅レスだけど
>Aaa 太上天皇
>Aa 女院、准太上天皇
>A 天皇
これって、公的な序列と天皇目線の序列をごっちゃにしてない?
天皇の立場からしたら「親」「先代」に当たる上皇・女院は敬うべき存在だし
言うことに逆らえないのが現実だろうけど、人情の問題であって
公的な秩序なら天皇が間違いなく一番上にくるんじゃない?
>>555 正妻としての中宮と、国母としての皇太后冊立は円融天皇のお后さんたちがモデルだろうね
中宮=藤原遵子、皇太后=藤原詮子(一条母)
こきでんが悔しがったのは、国母という部分だけが評価されて
妻(女)としては不遇だということが藤壺立后によって大っぴらになったせいかと
権力でいえば天皇の母としての皇太后のほうが絶大だった
今、クローン技術で愛犬を1500万円かけて 蘇らせた@米国 というニュースやってるんだが、源氏なら 絶対紫を蘇らせそうw
どうだろう。宗教観念が強い時代だから流石にしないんじゃ?
>>578 太上天皇が幼天皇の後見をした時代であることを踏まえれば、
太上天皇(父)>天皇(息子)ではないかと。
源氏物語でも、桐壷院が崩御した後も
朱雀帝の夢の中で脅せる程の存在であったのだから。
>>579 平安時代にクローン技術があったとしても、
また一から紫の上のクローンと人生をやり直す気力と若さは、
その源氏には残っていないと思う。
「源氏は、(実子の)冷泉帝が即位したため太上天皇に准じた待遇を受けることになった」=裏事情 帝の第2皇子として生まれ、一度は臣籍降下して太政大臣として位階人身を極めたが、 40歳の賀で皇籍復帰することとなり、准太上天皇となる(院号は六条院) 源氏物語の世界では、政務を担当するのは天皇なので親政だが、 天皇を退位した上皇は院庁を開き、院宣によって政治に介入できた 出家した上皇を太上法皇という 治天の君は、上皇が政務を担当する院政と、天皇が政務を担当する親政がある 藤原氏が外戚として関白摂政として権力をふるう摂関政治は親政の方で、院政は上皇と天皇による父子政治 平安末期の院政期には、上皇(国王)が政務を執り、東宮は置かれず天皇は皇太子であった
藤壺のクローンを期待された三ノ宮にしても 容貌や性格が違いすぎるとはいえ 紫に比べて(ryとあんなに愚痴ってたもんね 若紫を拉致ったころの年齢なら 自分好みに教育しなおすかと張り切ったと思う
585 :
愛蔵版名無しさん :2009/01/30(金) 23:08:34 ID:SKuc0x5r
>>582 というより、あの時点で紫再誕生させたら確実に紫が年頃には死んでるわけで。
となると、もっとも恐れた夕霧にとられちゃう展開になるからしないと思われ。
そうかー。じゃあクローン藤壺を密かに 誕生させて育て上げ・・・ あ、それじゃ同じ展開になるじゃんw
むしろ紫がさらに欝で早死にしそう
>>585 源氏自身のクローンも密かに作っておき、
死後も夕霧に盗られないように対策練っておけば問題なしw
源氏クローンも死ぬ前に、またクローンを作り、そのまたクローンも
平安のビッグカップルは半永久的にこの世に存在しつづける・・
>>581 源氏物語の世界の中での時代と院政時代は多少隔たりがあるように思うんだけど、
どちらにしても「太上天皇(父)>天皇(息子)」という構図は
地位そのものの序列に親子関係(年功序列)を加味した力関係であって、
厳密には公の序列とは違うんじゃないかなと。
(ちなみに、朱雀帝が桐壺院の霊におびえたのは上皇の地位抜きで「父」に対してだと思っている)
まあ539と基準が違っていたかもしれないので、終わります。
590 :
愛蔵版名無しさん :2009/01/31(土) 02:26:01 ID:vm9dYdru
40代のオッサンが、12,3歳の少女の体を舐め舐めする姿を想像してみよう そして股間のしなびたイチモツで少女の膜ピーをぶちぬく 寝屋の外には女房や僧侶や宿直の人々が大勢控えてる中で行われる行為 夜半の寝殿には、少女の苦しいうめき声やオッサンのはぁはぁという喘ぎ声がこだまする
>>565 明石入道は桐壺父の甥じゃなくて、源氏の母桐壺更衣父の甥。
明石入道と桐壺更衣がいとこ。 >>
誰もつっこんでないけど、この文章おかしいことみんな気づかないの?
>>563 は間違ってないし
突っ込むのも面倒だからスルーしてた
>>578 正月、天皇に年賀の挨拶をする際、通常は東宮や大臣、公卿らが自分のほうから
天皇の住む内裏へやってきて天皇に拝謁する。
それなのに、円融上皇のところへは、息子の一条天皇が自ら行幸して拝謁、
年賀の挨拶をしていた。
正月に天皇のほうから大臣たちを率いて来させるとなると、
一該に父であるという年長の序だけで天皇たる息子を呼びつけていたとも言い難い。
事実、円融上皇の言動は一条天皇に多大な影響を及ぼし、
政権を担う一条天皇の外祖父藤原兼家との接触しかねない事態に及ぼうとしていた。
(円融上皇は短命であったために免れたが)
皇太后詮子が女院とされたのは、強大な権力をもった円融院にならって
天皇の母たる詮子に藤原氏のため一条天皇に対する強大な発言力を行使してもらいたいという
関白藤原道隆(詮子の兄)の意向であったと思われるし、円融上皇をもって初期院政の
元となる形態を見る学者もいる。
もっとも、源氏物語の初期の話は明らかに円融朝よりも古い時代を描いている。
左右大臣が桐壺帝を支える政治形態は村上天皇をモデルにしていると言われ、
賢帝として描かれる桐壺帝の御世には摂政・関白が存在しない。
摂関常置になるのは、村上天皇の子冷泉天皇の世から。
もっとも、物語が進むにつれ、藤壺は薄雲女院となり(史上初の女院の誕生は一条朝)、
また、今上帝の伯父髭黒は関白になっていることから、
徐々に紫式部時代の政治形態が描かれるようになる。
お姫様にはめったに忍んでこられないように厳重に警備してあったんだろうけど お付きの女房たちはどこでいたしてたのであろう? 花散里付きの女房とか彼氏がいたよね
>>595 あさきには何度かそれらしきシーンが出てきたけど
あれはどこだったのだろう。
↓
・若いころの頭の中将といちゃつく女房
・柏木が女三宮の女房と関係しつつ手引きを懇願
・匂宮がやけになって酒と女を所望、女房肉便器化
597 :
愛蔵版名無しさん :2009/02/01(日) 20:17:01 ID:ynpS8Qs5
立命館の受験生です あさきゆめみしありがとう!
598 :
愛蔵版名無しさん :2009/02/01(日) 23:33:47 ID:JyhQwq3+
大人になった、明石の中宮の女一宮みたかった
600 :
愛蔵版名無しさん :2009/02/02(月) 06:02:47 ID:OM82LNdW
女一宮は大君のやんごとないバージョンなイメージ。
間違い 大君じゃなくて、女一宮が華やかで明るい性格でした
>594 上皇の実際の政治権力や影響力がどんなに強かろうと 天皇が何も出来ない赤ちゃんや幼児であろうと あくまでも位としては、現天皇 > 上皇 「帝の位を降りる」って言い方からも判る ちなみに天皇(帝)は人ではなく「神」という思想
また考察するの? 譲位するという言葉の通り、天皇位を譲る人(上皇)と譲られる人(天皇)が存在する以上、 譲られる人より譲った人の方が権力があると見なされがちだと思う。 もし603の主張通り、厳格に天皇の方が上というルールが存在するならば、 歴史上(奈良から平安時代)でも上皇と天皇との間で権力争いが起こらないよ。 その考え方は、飛鳥時代の皇族政治までが限界だと思う。 天皇が「神」であり、その尊厳を冒してはいけないのであれば、上皇達は譲位後も 各天皇に政治的圧力をかけたり、それが成功したという史実はどのように解釈すれば良いのだろう。 紫式部はその辺の処理が上手だから、上皇になったら政治から引退する帝達を書いたけれど。 あえて、不本意な退位をした朱雀院がきな臭い動きをして冷泉帝を脅かす展開をさせず、 冷泉帝に男子を持たせない事で、朱雀帝の子孫に皇位を継承させる流れは上手だと思う。 光源氏への准太上天皇宣下も、権力的な意味合いを全く持たせていない点も上手。
平安時代の天皇と上皇の間に厳格な上下関係はあってないようなものだし、 当時の天皇は現人神というより、行事・祭事係担当という方が分かりやすいような。
いまだに太平洋戦争当時の天皇=現人神強化思想が 戦後生れの中年や若いもんの間でも結構残っていて驚く
源氏物語的に重要なのは、 「天皇の時は子供が産まれなかった冷泉帝が、院となってから姫御子に恵まれ、 源氏と藤壺の血脈は続いていった(=神仏の許しがあった)」 というところ。 藤壺の献身(桐壺帝に10年、その後は息子冷泉に)と、自己犠牲(源氏との愛を封じた) 源氏への神罰(紫の上逝去や女三の宮と柏木との不倫)と、献身(冷泉帝や朱雀院に対する)と、供養(桐壺帝をはじめ様々な) 源氏は出家後の生前修行によって神格を得たのかもしれん>浮舟を導いたり
藤壺は他の皇族と同じように地獄に堕ちたけど、源氏の救済で救われたのかな 紫の上は極楽行けたと思う
>>607 いや、「姫御子しか産まれなかった」ということで
源氏と藤壺の罪は続いていくのだよ。
冷泉院の皇女の結婚は描かれない。
つまり、冷泉院の皇女は未婚で終わってそれ以降は子孫が続かなかった。
むしろ、冷泉院が退位後に皇女に恵まれたように書いたのは
有望でありながら源氏との政権争いに負けた頭中将に対する
せめてものはなむけであるように思われる。
冷泉院の皇女を産んだ弘徽殿女御と大君(玉鬘の娘)は、いずれも頭中将の血をひく。
藤原右大臣家の嫡男に生まれながら、頭中将の家系からは一度も天皇を出せず、
そのことに対する追悼。
源氏の養女であった秋好中宮や、紫上の異母妹である兵部卿宮の娘王女御には子はなく、
ここを持って源氏と藤壺の子孫が源氏に更なる恩恵を与える道は断たれている。
>>609 玉鬘の大君は冷泉の男御子も産んでいるよ。最初に女御子、次に男御子。
冷泉譲位後の生まれだから天皇にはなれないけど、
夭折or坊さんにでもならない限り、源氏×藤壷の子孫が続く可能性はまだ残っている。
薫も将来娘が産まれたら入内させたりするのかな
政治の主導権は時代に応じて変わっていってる でも建前では必ず天皇の権威を利用する(天皇の補佐、後見、委任とか) 権威と権力はほとんど分離しているのにそのどっちかに主眼を置くから平行線なんだと思う どっちにしてもこの議論、すでにスレチの域
>>610 母の御息所(玉鬘の大君)は後ろ盾となるべき父髭黒を亡くしてからの入内であるため、
女御となることもできず、冷泉院が元服したときからお仕えしている弘徽殿女御方の女房たちにも
悪しざまに言われたために、冷泉院への出仕をやめたとある。
御息所の産んだ2人の子の待遇もそれほど良いことにはならないだろうね。
出家するのか、落ちぶれた宮様になるのか。
一番ありうるのが源氏となること。
光源氏は母が身分の低い更衣であったために臣下に下った。
玉鬘の大君も父没後の入内であるために女御にもなれず、
御息所の一人として愛人扱いだった。
かつて密通した子を帝位につけることで栄華を極めた藤壺と源氏だったが、
その子孫はまたも臣下になっても続いていけばよいのか。
その後のことは書かれてないので冷泉院の孫がいたのかどうかは何とも言えないが。
615 :
愛蔵版名無しさん :2009/02/03(火) 21:31:39 ID:zSSHS9PW
玉鬘は自我が強すぎて最後の最後に判断をあやまった 娘2人のうちせめて1人を夕霧の息子に嫁がせるべきだったんだよ これで天下一の権門と本当の意味で身内になれるし、 義理の姉弟となった夕霧とは晩年もずっと仲良くて、後悔してるようだった 夕霧への話から、玉鬘が本当に愛していたのは源氏だったこともわかる 源氏も玉鬘を奥さんにしてればよかったものを 冷泉帝の女御にしてしまえばもっとよかった
>>615 あれはちょっと油断してただけで
じらしプレイの一環のつもりだったのではないかなw
あのまま髭黒に強引に奪われなければ
妻にしていたんじゃないかなーと思う。
>>611 浮船が出家しなければ可能性は子供が生まれる事もありえたかもね
浮船もとい大君そっくりの気品と才ある美貌娘なら充分入内できそうだが
母浮船の身分が問題にされて明石の上みたいに
子供を手元から引き離されるかも
…でもよく考えたら浮船も紫の上と同じ宮様のわき腹娘だから
そう低い身分でもないか
>>614 源氏譲りの美形の冷泉と玉鬘譲りの美貌の大君の息子が源氏の再来ってのは面白いかもね。
上手くいけば匂宮や薫以上の美形になりそうだし。
問題は源氏→冷泉と続く種の薄さだな・・・ここは子供の多かった髭黒の血に期待したい。
浮船に薫との子が生まれていれば薫は変わっていたのかな? 変わらず大君の子が欲しかったと不満たっぷりな毎日を過ごすのだろうか・・
>>619 後者だと思う
どんなに満たされた環境にあっても何か文句見付けて鬱屈な日々を送るのが薫らしい
抗鬱剤でも飲んどけって感じ
冷泉くんと玉鬘ちゃんが結婚してれば、子沢山だったかもしれないわけだ すると、冷泉くんが血を残すことを邪魔しようとした髭黒のバカに天罰が下ったということかな それで髭黒の息子は出世できず、娘達もすでに世を去った人に嫁いだり、 尚侍のような女官になってしまったり子孫は衰退した もちろん冷泉くんが子供を残しにくいのは、源氏に対する罰でもあるんだろうけどさ 髭黒は今頃地獄の針の山で血だるまになってるだろうね
>>616 源氏も奔放なように見えて、出家後の女性と母娘の両方には手を出さない
というルールは守っていたというから
源氏は玉蔓とは結ばれない運命だったのでしょう
>>613 薫って正妻の二の宮や愛人とは子供出来なくても、
ちょっとした遊び相手との間には子供できちゃいそうだよなー
>>616 玉鬘は冷泉の嫁にしたがってたじゃん。>源氏
その後源氏が遊ぼうと。
でももし玉鬘が冷泉と結婚してたら、4人女の子とかになりそうな・・・
>>617 脇腹といっても、紫の母親は大納言家の姫だからね〜
ちゃんとした妻の一人だったし
浮舟母だって、八宮正妻の姪なんで血筋は悪くないけど、
八宮は浮舟母娘をあっさり捨てちゃったからね
明石より身分的には弱いと思うよ
>>622 世を去った人に嫁いだって怖すぎるんだがw
位を降りた冷泉院って事でOK?
尚侍って下手に女御になるよりいい身分だと思うのは現代の感覚なんだろうか
道長の娘も女御になる前段階として就任していたほど箔のついた地位
そうでなくとも女官のトップとして自立した存在
仕事に徹することもできるし、帝の愛を受けてもそれにすがる必要がない
実際、玉鬘の次女も楽しい宮廷生活を送ってたようだし
>>624 >その後源氏が遊ぼうと。
鬼畜の所業やwww
>>626 尚侍って実質后でも一応女官扱いだよね。
帝の子供ができたらどうなるの?
位はそのままで御息所?
子供はどういう扱いになるの??
>>47 そんなことはない
母親とやりたがってる男は現実にいるものだ
母親だからやりたいという男がね
>>625 紫上の母は兵部卿宮の妾だよ。
実父の身分がもともとは良かろうが、兵部卿宮には正室があり、
妾の待遇しか受けてなかったので妾だとしか言いようがない。
桐壺更衣だってもともとの父親の身分は良かったように書かれてあるし、
明石上だって同様。
だけど、桐壺更衣が女御にはなれず、
明石上が源氏の正室扱いを受けなかったように、
紫上の母親が正式な妻ではなく、紫上は嫡女の扱いを受けていなかったのだから
これはどうしようもない。
>>630 >>625 は、同じ宮様の脇腹といっても、紫上と浮舟を一緒にするのは
無理があるって言ってるんじゃないの?
紫上母は兵部卿の正室ではなかったけど、妾では無くれっきとした妻の一人でしょ?
紫は父がちゃんと大納言家に通ってできた娘だしね。父から認知もされてるし世間的にも宮様の娘として通用している。 母の身分も低くないし。後はしっかりした後見さえあればちゃんと正室にもなれた身分だし。 浮舟の母も北の方の姪だから、父が出世しなかったというだけで祖父は大臣だろうし。 母の血筋だって悪くはないけどとにかく父から認知されていないからね。
634 :
愛蔵版名無しさん :2009/02/05(木) 23:06:38 ID:2CLg3LgM
>>634 関連すれは
みんなチェック済みだと思うけど
ここ一番過疎ってるじゃんw
636 :
愛蔵版名無しさん :2009/02/06(金) 01:46:32 ID:b1bpqWgZ
そっちはアンチスレとして機能してる
>>631 >>633 浮舟の母は北の方の姪で、八の宮が北の方の没後後室にでも迎えていれば
浮舟は大君や中君のように正室腹の姫として育ったんだろうけどね。
紫上の母は残念ながら兵部卿宮の正室にはなれなかった。
兵部卿宮の正室の出自には触れられてないけど、大臣クラスの娘だったのかもしれない。
(兵部卿宮と正室の娘(紫上の異母妹)は冷泉帝に入内して女御にまでなっている)
紫上は源氏の正室葵上が早くに没したおかげで、長らく源氏の第一夫人として
身の上以上の幸運を得ることができた。
これに対し、薫の正室女二宮は物語の最後まで存命中であったことが2人の運命を分けたかな。
紫上は源氏の正室になれた身分、というのは違うけどな。
宮家とはいえ正室腹ではなかった紫上は
どのみち朱雀院の女御ばらの姫女三宮や
桐壺帝の弟の正室腹の姫である朝顔より身分が劣っていたから。
>>637 なんかピントがずれてないかい?
>八の宮が北の方の没後後室にでも迎えていれば
>これに対し、薫の正室女二宮は物語の最後まで存命中であったことが2人の運命を分けたかな。
八宮も薫も、そもそも浮舟母や浮舟をちゃんとした妻にする気なんてなかったよ
浮舟母は捨てられたし、浮舟はたんなる妾
正室にはなれなかったけど、紫母や紫は、ちゃんとした妻として扱われていた
>薫も、そもそも浮舟母や浮舟をちゃんとした 妻にする気なんてなかった 637ではないがこれは「そうか?」と思った 確かに八の宮は浮船母との再婚はまったく考えにも無かっただろうけど あさきの描写だと一応薫は館に浮船を迎える準備を進めている。 正室の女三宮にも浮船を迎えいれる事も言っているしな。 それこそ正室ではないが浮船も自分の館に住まわせる妻として 扱うつもりだろうと解釈したのだが…。 あと一応あさき最終話辺りで浮船の母から継娘の消息を聞いた受領の夫が 「なんと、大将の君と姫が結婚!?」と驚いているシーンがあることから とりあえずミカヨモチの結婚の儀は挙げていて、薫邸に引き取られた後は 紫の立場と同じぐらいには浮船も扱ってもらえるようになるはずだったと思っている。
館に引き取られる=妻とは限らないよ。 和泉式部がそうだったけど、召人になっていた可能性だってある。 匂宮も薫も浮舟に対してそういう扱いしかしてなかったしね。 紫は父は后腹の宮様、正妻ではなかったけど母は大納言の姫と血筋は悪くない。 浮舟は八の宮の正妻の姪と言っても受領の妻となる程度だからさして身分は高くない。 同じ宮家の姫でも紫と浮舟は全然違う。 子供を産んでもせいぜい明石くらいの扱いだったと思う。
しかも浮舟は教養が・・・ 浮舟も美人だけど、六君や中君よりは美人度が劣るって設定だし
>>641 あれっ?そうなの?>美人度が劣る
そういう描写ってあったっけ?
結局、男二人が浮舟争奪に必死になったのは
男同士のライバル心がそうさせた部分も大きいということ?
>>642 原作では、匂宮が中君の顔を見て、浮舟と似てるけど一段まさった容姿であると思ってたよ
男二人で浮舟争奪に夢中になったけど、本当に浮舟のことが好きかというと、
そうでもなかった気がする
この時代の正妻格とかは、姫君の出自もさることながら後見人の有無がポイントになる 例えば紫の上も、兵部卿宮がちゃんと後見して世話あげてれば、源氏の正妻として遇されることにも何ら支障はなかった でもこのオヤジは、装束や身の回りの世話も、季節のお便りも、宿下がりもなく、源氏にすべて任せっきり 妹・藤壺の宮は卒のない人だったけど、兄は人として抜けまくってる
>>639 女二宮に「つまらない女を迎える。気に留める必要もない身分の女だ」って説明してたしね。
せいぜい良い女房部屋を個室で貰うか、都の中心から外れたみみっちい別宅に入れっぱなしか、どっちかじゃないかね。
まあ浮船が薫のところに引き取られていたらどうなっていたか 原作で明言されていない限り本当のところは分からないことだな
>>644 源氏に任せっきりというか、源氏が紫を手元に置き続けていたから。宿下がりなんて許さなかっただろう。
兵部卿宮が娘とはいえ紫に馴染みがなかったのは事実だけど、
源氏が紫を妻に迎えた時は兵部卿宮に事後承諾だったし、源氏(と紫)の方でも兵部卿宮を蔑ろにしてる。
そもそも幼女を誘拐拉致監禁強姦調教する源氏に比べれば兵部卿宮は人間としてまともな方だw
あさきでは紫の上が最期に源氏への愛を思い起こして安らかに死ねたけど、 原作はあの絶望状態のまま空しく源氏とはスレ違いで死んで行ったって感じだったけ? 昔誰かの現代語訳読んだ時は後者っぽい感じだった気がするんだが、でも出家を最後まで 独断でしない(本気でやろうと思えば既成事実作って出来ないこと もないと思う)で源氏の許可を得ようとしてた辺りに前者を読み込むことも出来そうだし、そっちの方 が物語的には救いがあるので良いと思うけど
紫の上は絶望したまま死んでいった 源氏も女人断ちしてたわけじゃなく、 紫の上が可愛がってた女房の中将の君や小宰相の君?とは寝所をずっと共にしてた
>>648 出家しようにもあの身分だと浮舟みたいに簡単にはいかないかも。
三の宮は父がいたからまだOKだったが、
紫が出家強行しようとしても源氏の許可なかったら
女房の今後のこともあるし
二の宮みたいに無理矢理動き封じ込められそうなのはわかってたんじゃないかな。>紫
源氏の懇願も一応効いてたが愛というより同情
いや、髪を下ろして出家することは可能。浮舟のように駆け込んだ寺で髪を下せばいい。 女房の今後って言っても元から源氏が紫の為につけた女房であって紫自身の女房でもないし。 問題は、仏門に入った後の衣食住のこと。 ただの尼さんの尼寺での生活は決して裕福ではなかった。 女三宮のように後見(朱雀院、後には薫)があれば在宅で仏道に入ったり、格式の高い尼寺で経を読むだけの生活も可能。 源氏の庇護なくして尼になれば尼寺で経を読むだけでなく、袈裟の縫物や境内の掃除など仕事もしなければならない。 寺だって霞だけ食っている訳じゃないし、運営という現実問題がある。 姫様育ちの紫はそんな生活に耐えられないから、源氏の許可を受けてその庇護の元で出家したかった。 出家の許可は源氏への愛じゃなくて、今後の生活が掛かった純粋な打算だよ。
なんか最近、中途半端な知識で紫上叩いてる人いない? 長文で
654 :
愛蔵版名無しさん :2009/02/07(土) 11:50:37 ID:YCKPzXVI
原作はあさきみたく紫マンセーじゃないし、 原作の紫の話で紫上叩きと言われても・・・
源氏が娘を明石の上ではなく紫の上に養育させるけど 紫の上は六条院では正妻っぽい立場だけど 実際の身分としてはあまり高くないし 明石の上のよう親の財産があるわけではないし あまり箔付けにはならないと思うんだけど・・・ 源氏自身に権勢があるから、ふさわしい品格を身に付けさせる ために預けたってことでOK?
源氏に養われた品格もあるけど、妻の中で一番身分と地位があったからじゃないのかな。 もしも紫上が兵部卿宮から認知されていない娘だったら、ちい姫は花散里に預けただろうし。
あさき版の花散里しかイメージ無いけど ほんわりして優しそうな「おかあさん」なイメージだよね 花散里が宮家の正室腹姫宮とかだったら箔付けも実質も兼ねて 彼女に預けても立派に姫を育ててくれそうだ
>>654 653ではないが、生活が掛かった打算で出家しなかったというのが原作の話か?
下司の勘繰りでしかない
・源氏の許可なしに出家すれば外聞が悪すぎる
・これまでの恩を仇で返すことはできない
普通に考えればこんなところ
外聞が悪い&恩を仇で返すのが嫌 と言うのも充分に自分本位で打算的だと思うけど。 建前上俗世と縁を絶ちきるのが出家なのに、俗世に拘りまくりだし。
>>649 あのー
今更ジローな問いかもしれませんが
寝所を共にする女房って
夜のお相手もするんですか?
>女房の中将の君や小宰相の君
って、源氏付の女房でしたっけ?
紫の上は精神的に調教(言い方が悪くてゴメン)されてたから 源氏の意に添わない事は無理に出来なかったと思う そういう自分自身にも絶望したんじゃないかな 元来、利発な人なので どこまでが本当の自分でどこまでが源氏に作られた自分なのか考えたら すごく虚しかったと思う
自分の地位に代わろうという人が 今まで源氏が理想と語っていたものを全然持ってなかったら 自分が教えられ努力してきたことは何??? ってわからなくなるよね 原作の源氏は結構いそいそと女三宮の所に行ってあれこれ世話もやく 作者はリアル目線だ
やっぱなんだかんだで男は若い女が好きだからな…
>>658 原作で紫上が出家を思い立つシーンは、「あさき」のように切羽詰まった状態ではない。
「あさき」では紫上が出家を思い立つシーンが原作より早く、女三宮の降嫁が原因で
出家を思い立ったように描かれているが、原作では紫上の出家希望はずっと後。
37歳になった紫上は病になり、床にふすことが多くになった。
紫上はすでにこの世での栄華を極めたと自分で満足し、後に残していくのが気がかりな実子もいないことだし、
今後は心穏やかに来世のことを祈りたい、と極めて穏やかな気持ちで出家を希望する。
紫上の出家の動機はあくまでも自分の病気。
源氏も、紫上と別々に暮すようになったら誰が病気の紫上の面倒を自分のように
親身に行うのか、と心配して反対するのみで、「あさき」のように紫上に泣いて取りすがっているわけではない。
紫上は二条院で供養を行うなど仏事をさせてもらって満足しており、
漫画のように源氏が出家させてくれないことをそれほど恨んでいたようにも思えない。
(源氏が紫上が没した後に髪を切って出家させる場面は原作にでもあるのだが)
紫上が亡くなったとき、源氏は最初の正室葵上が亡くなった時のことを思い出し、
同じような時期に亡くなったものだ、などと考えている。
「あさき」は紫上を強調するあまり葵上回顧の場面はカットしてしまっている。
原作でも源氏は紫上の没に悲しんではいるのだが、女房たちが冷静ではないので
自分一人で取り仕切ったとかなり冷静なところも見せている。
原作と「あさき」では紫上の描き方がかなり異なる。
原作ではあくまでも紫上は源氏を取り巻く女性たちの一人であるのに対し、
「あさき」は少女漫画であるためか、一夫一妻志向で書きたがるんだよね。
このため「あさき」では女三宮は相当可哀そうな描かれ方をしている。
原作では紫上一辺倒の書き方はしていないからね。
>>661 >精神的に調教
なんてできない気がする。
たしかに漫画の「あさき」ではすべて源氏が思い通りに育て上げたということばかりが強調され、
あたかも源氏のお人形のように源氏の意図をくみ取ってふるまう紫上だけど、
原作では源氏の浮気に対して随分と不機嫌な態度をとって源氏に機嫌を取らせたりしているし、
源氏最愛の藤壺が亡くなったときには、源氏は紫上の所へ行って機嫌を取る元気もなく
斎宮女御(のちの秋好中宮)と昔語りをして気をなだめている点、
紫上は別に源氏の思い通りに育った女性などではないし、原作でもそんな描き方はしていないよ。
>>660 649ではないのだが、「幻」で紫上死後に出てくる。
源氏付きの女房達の中には、これまで時折お手を着けられる者も何人もいたのだが、
紫上の没後は源氏は一人寝をなさることが多くなり、色めいた関係ではなくなってしまっていたが、
お気に入りの中納言の君や中将の君という女房はこれまでと変わらず身近においておられた。
特に中将の君という女房は、源氏と関係していたために
いつも紫上の前ではいつも決まりが悪そうにして目立たないようにしていたのだが、
紫上の没後は逆に紫上が源氏付きの女房の中でも中将の君を特にかわいがっていたのを思い出し、
紫上ゆかりの女房ということで特別な思いで見ている。
賀茂祭のあと、誰もいない部屋で中将の君が一人昼寝をしているのを見つけた源氏は嬉しくなって近寄り、
色めいた言葉を言うと、中将の君も気の利いた歌を返してきたので、源氏は
「おほかたは おもひすててし 世なれども あふひはなほや つみをかすべき」
と詠み、中将の君のことは忘れずに契っていた、というようなことが書かれてある。
>>667 ありがとうございます
やっぱり、お手つき女房は決まり
悪そうにしていたんですねw
そりゃそうですよねえ・・・。
そういったことは物語だけでなく平安の時代では
リアルにあることだったのだと思いますが
そういう現実に対して、当時の主の立場にある人
(紫の上のような)はどう考えていたんでしょうね。
ライバルとなりえる他の身分ある女性との関係と違って
召人だから気にしないのかな?
あと
夫婦の寝所でも女房や宿直のものがはべっていたし
それを自然に無視できるのも貴族ならでは
なんですかねー。
>>665 >源氏が紫上が没した後に髪を切って出家させる場面は原作にでもあるのだが
原作では源氏は紫の上の遺体だけでも髪を下ろさせようとしたけど、夕霧が
「亡くなってから髪だけ下ろしても…」って止めてそのまま火葬したはずなんだが
あさきでも「亡くなってから御髪を御下ろししても 却って目の前の御悲しみが増すばかりかと」と夕霧が言っているね。 同じくあさきでは紫の生前に戒を受けさせた時に つむりのほんの一筋の髪を短く(肩の下くらい?)切らせてるのみ。
>>668 当時の価値観じゃ女房≠人≒物みたいなもんだからな
紫死んだ後ゆかりの女房の下りあたりは、今じゃ完全に女断ちしてないのか紫にそこまで依存してない
って感じだろうけど、当時じゃ手紙見て泣いてるのと同じように、だからこそ紫の残照に囚われてる
依存してるって感じと思う
紫の上の魅力がいまいち書きれなかったのは、 紫の上は、主として源氏とのエピソードが中心で、 他の人物との絡みが少なかったからだと思う 例えば夕霧が紫の上にちょっかい出して彼女を悩ませたとか、 兵部卿宮の北の方と秋好vs王で壮絶バトルになったりとか、 藤壺と対面して源氏や母更衣のことをあれこれしゃべったりとか、 その手のエピソードがあれば随分印象違ったと思う 紫の上は人間味がないというか人間臭くない(まさしく天女)
まあこの時代、、、、、、 貴族は週に1度もお風呂入らなかったし(しかも蒸し風呂。髪は月1とかで植物の粉でこすって濯ぐだけ)、 お化粧は鉛白粉(なまりおしろい)にお歯黒で、 女性は10kg近い装束をごわごわと着込み、 エッチするときは月明かりで手探りという。。。。。 (照明器具は、燈台、燭台、燈籠があったけど) ロウソクのような薄明かりに、 ぼーっと浮かび上がった顔面真っ白・歯は真っ黒・140cmくらいの痩せた体に夜着を着込み・ しかも姫君はマグロ。。。。。。。。。。。 想像してみようw しかもトイレはオマルだ。。。。。。 (女房が香を炊き、姫君は跨って用を足し、女房が尻を拭いて、汚物を捨てに行く)
>673 食生活が今よりずーっとヘルシーだったから臭さは今の人よりないし、 体も太る要素はあまりなさそうだ。そしてあまり成長しないから140cmぐらい。 太りにくい食生活だからぷくぷくのほっぺが美人の条件になったのかも。
女一宮の話がはしょってあるのが残念。
女一宮は紫の上に生き写し!
>>676 女一宮は母明石中宮には似ていたようが、紫上には似ていないよ。
もともと血縁関係もないしね。
薫が明石中宮のところへ参上したとき、中宮が大変美しく気品高いので、
この分なら皇女の女一宮はどれほど美しいことだろうと期待を寄せている。
女一宮は紫上が養育したが、紫上に似ているという記述はないよね。
>>672 三角関係にもつれこんだりして悩ませた
藤壺、女三宮、朧月夜などが必ずしも魅力的に描かれているとは言い難い。
むしろ、紫上はスキャンダルとは無縁で、
源氏以外の男を誰一人知らなかったことが、
紫上が源氏物語内での理想的な女性だと言われるゆえんでは?
原文の紫上は欠点のない天女のようには描かれてないし
(明石上に嫉妬したり、自分を支援しない実父や継母を恨んだりしてるし)
紫式部が紫上を個性のない最上の女性として描いたとも思わない。
ただ、後世の読み手たちが、処女で源氏に嫁ぎ、
生涯源氏以外の男と交わらなかった紫上を
理想の女性だと崇めただけだろうと思うのだが。
葵だって源氏しか男知らないぞ。 あと、花散里も。 女一宮にいたっては生涯処女っぽい。
>処女で源氏に嫁ぎ、 >生涯源氏以外の男と交わらなかった 紫だけじゃなく、葵、花散里、明石もそうだよ。
処女>>>>>>>>>>>>>>>>中古 ってのは100人中100人の男性のホンネ
>後に残していくのが気がかりな実子もいないことだし ここ見て、明石中宮の子を育てている最中なのに、 やっぱり実子(実孫)とは違うんだなーと思った。
夕霧に強引に奪われて1回きりなのに子供が出来て 自分そっくりの愛らしい姫を出産 表向きは源氏の子として育てながら唯一の我が子に愛着が出来 その子を守るため生きて苦悩の道を選ぶ紫の上とか 類型的天女ルートより人間らしく昼メロルートで悩む紫が見たかった…
>>683 そんなの夕霧じゃないよ
紫陵辱エロパロでも書けばいいんじゃないの?
「やりちん種少なし」と昔から言うな 種が少ないから子孫を残そうとして性欲が強くなるそうだ
>>680 朱雀帝に入内する予定だった葵上や、
結婚前に源氏の部下に求婚されている明石上は、
その時点でスキャンダルとはいえないまでもアウトかも。
源氏以外に比べる男がおり、一歩間違えば・・・という点で。
花散里はもっと評価されてもいいはずなのだが、
夕霧に髪が薄くなって「かもじをつけたほうがいい」と思われている点や、
意外に早く源氏との肉体関係がなくなってしまったのが惜しい点かも。
>朱雀帝に入内する予定だった葵上 葵にそんな予定なんてこれっぽっちもなかったよ。 右大臣は入内させたがっていたし、 周りも家柄及び血筋から后がねの姫だとは思っていたけど、 父親の左大臣は源氏一押しだった。 東宮妃候補であっても予定として入内確定したわけではない。 一歩間違えれば・・・は同意だけど。
>>685 光源氏は18歳で父親になっているが(不義の子冷泉帝)胤少なしなのかい?
藤壺は源氏との不義の子はほぼ一発で妊娠したが、藤壺が産んだのは冷泉帝一人で、
長年侍った夫桐壺帝の子は一度も生んでいない。
実際、源氏の実子を産んだ女性はいずれも逢瀬の短い女性。
・一夜のみの藤壺(回数はずっと多い夫桐壺帝の子は一度も産まず)
・源氏配流時に契った明石上(六条院に迎えられてからはいくらでもできたのに一度も子を産まず)
・葵上(長らく源氏とは不仲で夜離れが続いていた)
いくらでもやれた紫上や花散里には子がないし、
六条院に迎えてからは毎日のように通っていた女三宮も源氏の子ははらまず、
なぜか間男の柏木の子を懐妊。
そう考えると、源氏の場合、やればやるほどダメとか・・・
>>687 葵上については、「桐壺」巻に東宮(のちの朱雀帝)から
直接のご所望があったと書いてある。
普通に考えれば、東宮からの入内要請。
葵上の父左大臣はこれに対し「思案をしていた」とあり、
はじめから源氏一筋ではないよ。
結果的に、あまた大勢の東宮妃の一人として終わるより
「ただ人」の源氏の正室と崇められたほうがいいだろうと
桐壺帝に源氏が元服する際に差し上げたいということを打診。
桐壺帝は、(後見人がなく臣下に下る)源氏に妻を世話する人もいないので、
と、左大臣の姫を源氏の添い伏しに立てることを了承した。
結婚後、源氏が葵上を大事にしないことについては左大臣も気に病んでたようだが。
左大臣ははじめから源氏一筋であったわけではないし、
右大臣が左大臣の姫(葵上)を東宮妃に望んでいたという事実はない。
「あさき」では弘徽殿女御が所望したことになっているが、原文にはなく、
むしろ右大臣や弘徽殿女御ははじめから六の君(朧月夜)が本命であって
葵上には入内要請がなかったとする原文のほうが辻つまが合う。
原文では葵上に入内要請をしているのは東宮(朱雀帝)本人で、
どちらにせよ右大臣ではない。
朱雀は葵も狙ってたのかあ。 あさきでは源氏が 「おとなしいお人柄だけに何もおっしゃらないが・・・」 みたいな表現をしていたけど 割と美人には目がない感じするよねw ちょっと押しが足らないだけで
朱雀帝って、ホントに両親の血を分けた子供なのだろうかw
>>688 紫、花散里、三の宮のようにキープケテーイした女には
安心してしまってかえって子種が発現しないとか>源氏
藤壺は逢瀬そのものが危険な状態で、明石も謹慎中、
葵は仲良くないとか、安心できない時の方が子孫保存のスイッチ入るのかも。
>>690 ホント、美人狙い多いね。かっさらわれる率高いけど。
朱雀は美しい源氏が一番好きなんだと思う だから、妻を盗られても平気なうえ、娘まで差し出して…
>>694 あーなるほど
男、女にかかわらず美しいものに目がないとw
確かに一連の行動というか
源氏へ配慮は優しいを通り越してるよね〜
朱雀は原作では確か、自分が女だったら例え兄弟でも源氏と契ってただろうとまで言ってるんだよね?
紫父の兵部卿宮も若き日の源氏を見て 自分か源氏が女だったら寝てみたいとか思ってる漫画読んだ。 (源氏も同じような事を思ってた) 江川達也の源氏物語コミックだったが原文から引用されていたので 源氏は男女問わずモテモテだなと思った。
>>695 >美しいものに目がない
そうか。
朱雀さんという人が今すっきりと理解できた。
>>692 そういえば、そんな説聞いた事ある
会う回数が少ないとか、他の男に奪われる可能性が高い場合の方が子種が元気だとか…
藤壺は父の妃で禁断の女、明石は地方の姫でガードが甘いし家臣が元々求婚してた相手、葵は元々回数が少ない…
確かに紫や花散里は浮気の心配とか基本的に無いけど、二人とも長年一緒に居たのに子供が一人も出来なかったんだね
物語の都合と言っちゃうと元も子も無いけど
それ言ったら朧月夜は・・・・?
朱雀だけでなく、この時代の人々は 人を評価するポイントとして 「見目の良さ」をかなり重要視しているように思う。 あさきでも、いろいろな場面で美しい人を 「優れた人」と表現しているし 女に限らず男の人でも見た目の良さが 地位や将来を左右するポイントになってる。 現代の感覚だと「優れた人」というのは 内面とか、センスとか、勉強、仕事の出来などを 評しての表現になると思うけど。 あの時代は 美を素直に肯定することが正しい文化だったのね。
>>701 髭黒は武骨で顔はああでも、
太政大臣にまでなったけど・・・・・
>>702 そういえばそうかw
もちろん当時だって顔がすべてじゃないだろうけど
たとえば、女たちだけでなくいい年した
おっさん家来までが源氏の君を見て
「光り輝くようじゃ〜〜ありがたや〜〜」
みたいなノリが、今の感覚だと
なんかいかにも御伽噺ぽいなって思う。
髭黒は国母の兄で帝の伯父だから、太政大臣までなっても不思議はないよ それに、男臭いタイプだけど、不細工じゃないし
>>688 藤壺は一夜のみではないよ。回数が少ないのはその通りだけど。
>>700 朧月夜は朱雀との子も身篭らなかったのだから、不妊なのでは。
あさきを読む限りでは 藤壺と源氏が夜を過ごしたのって 2回?だと思ったけど、もっと多いの? それだとなんか、藤壺のイメージ変わるなあ。 (本心では源氏を愛していたとはいえ)なんとか 主上一筋でいられるよう努力してたのに 強引に迫られて過ちを犯して、結果最後まで 自らを責め続けて自分に厳しい方だなあ と思ってたけど なんというか、自業自得・・・みたいな。 そういや不義の子である冷泉はちゃっかり 帝に即位できたし、結構したたかだな。
原作では、源氏の体をすみずみまで300%メモリーするくらいの回数はやってる 諸説あるけど、お互いの体が完全に馴染んでしまうくらいの回数だ
冷泉帝って、自分が桐壷帝の胤じゃないことについての苦悩というのは 原作でもこれっぽっちもないの?
あるよ〜 で、子が父の上に立つのは良くないからって 位を譲ろうとして源氏があせる
自分が桐壷帝の子じゃないというのとはベクトルが違うんだね。
>>707 原作では、「若紫」巻で宿下がりしている間に、藤壺付きの命婦に手引きさせて
源氏と藤壺は一夜をともにしている。
藤壺はこの一夜で冷泉帝を懐妊。
このとき藤壺は、過去に一度だけあった思いがけぬ出来事の後、
あのような過失は二度と起こすまいと誓っていたのに、こうしてまた
源氏に身を任せていることをとても悲しく思う、とあり、
それがいつかは書かれていないが、これ以前にも源氏は一度藤壺を犯したことがあることになっている。
その後も源氏は懐妊中の藤壺に繰り返し手紙を送るのはもちろん、
藤壺が不義の子を産んだ時には父帝に帝の代わりに若君の顔を見てまいります、と頼んだり(藤壺が断っている)、
なんとか藤壺に会えないものかと藤壺のあたりをうろついたり、
(このとき藤壺は戸じまりがしっかりしていて忍びこめず、そのまま弘き殿へ歩いて行って
ここで見つけた美女(朧月夜)と一夜をともにするという展開になっている)
桐壺帝の没後には藤壺の実家の部屋の中にまで源氏が忍んでくるという事態まで発生したが、
(このときは藤壺付きの女房たちが気づいて、源氏を別室に匿ってこっそり逃がしている)
源氏と藤壺は性交にまでは至っていない。
原文では藤壺と源氏が契ったのは2回だよ。
>>709 原作では自分の実父を知った冷泉帝は、故桐壺帝に対して申し訳なく思い、
また実父の源氏が臣下として自分に仕えていることをどうしたらいいかと思う、
とあり、桐壺帝に対する想いというのはあるよ。
ただし、冷泉帝がまだ幼いうちに桐壺帝は亡くなってしまっており、
冷泉帝自身、それほど桐壺帝を覚えてはいなかったのだろうし、
専ら、今、現実に生きている実父の源氏をどうしたらいいのか、
そして臣下を父に持ちながら帝として即位している自分の立場をどうしたらいいのかという
思案のほうが大きいみたいだけどね。
>>704 髭黒は気の毒だけど、髭が濃いばかりではなく、不細工だと書かれてあるよ。
「行幸」巻で、帝の行幸を見物した玉鬘が、
帝(冷泉帝)の源氏そっくりで美しく威厳のある様子に見とれ、
その後、実父の内大臣を見たがご立派で美しいのだけど帝や源氏には及ばないと思い、
更に身近な女房たちがもてはやしているなんとかの中将、なんとかの少将などは
とてもこれらの方々に及ばない、と書いてある。
この日、髭黒も大層着飾って行幸に伴われていらっしゃったが、
色が黒く、髭も多く、さらに不細工でいらっしゃって玉鬘の心には添わなかった、とある。
結局、その髭黒に犯された玉鬘はショックのあまり引きこもっているし。
蟹江敬三みたいな感じを想像した。
そんなのにレイープ((((((( ;゜Д゜))))))
あさきでは髭黒=石原良純みたいに描いてあるな
まあでも結局は誠実な人柄や男らしい優しさに 触れて夫婦円満でそれなりに幸せな一生になる んだからよかったよね。 源氏の妻のひとりになるよりよっぽど幸せだった と思うよ。
>>718 それは言える
紫の上が幸せな一生を送れたわけではないしな
まぁ宇治十帖では旦那に先立たれて大変だけどね、玉蔓も。
その大変さで本人は冷泉に嫁がせた娘や蛍兵部のその後見て 、自分はやっぱ髭黒で良かったなと実感した感じではある
あさき版で1番良い男に感じたのは源典侍のBF修理大夫かな 浮気性な恋人を見ても嫉妬や怒りを超越して「恋がますます 源典侍を磨いていくのを見るのも楽しい」と神レベルに達した 男の余裕と度量の深さに痺れた 確かに源氏には一生到達できない漢気最高ランクだw
>>718 「あさき」の髭黒は非常に良く書かれてある。
顔が悪かろうと好男子、という感じだが、原文では玉鬘に浮かれるあまり
北の方(紫上の異母姉)をないがしろにする髭黒に対する
北の方の悲哀がせつせつと書かれてあって、どうも好きになれない。
結果的に、北の方や北の方との子供たちのことは
とても不幸にしているよね、髭黒は。
兵部卿宮も髭黒のことを大変怒っている。
北の方との男子2人は髭黒が引き取って実母と生き別れになり、
反対に長女は母親のもとへ残って実父と引き離されている。
一夫多妻の世にあってオールマイティな結婚などありえないし。
あの男の子二人は玉鬘のもとで幸せに育ったのだろうか あさきでは仲良く暮らしましょうねって言ってたけど
源典侍の若い頃外伝とか楽しそうだな。 宮廷一の美姫で、賢くて社交的で明るくて、楽器も堪能でって。完璧! 源氏時代の女人たちも、優れているけど、いかんせん皆辛気くさいよね。
藤原定家の注釈によると、源典侍は桐壺帝とデキてた
727 :
愛蔵版名無しさん :2009/02/13(金) 12:15:59 ID:AKKKCtca
>>717 タウンページで強引に人に家に入っていく良純と被るな
>>726 ほーw
「そなたも変わった好みだな」
とか息子には言ってたくせにっw
桐壺帝は賢帝臭く見せててもあの源氏の父なんだから若い頃は かなり奔放だったかもしれん、日嗣の宮なのに匂宮みたく 宮廷を抜け出して女に夜討ち朝駆けをかけたりなw 帝になって真面目時代に突入と思えば桐壺更衣に ハマってまた物議をかもしだす…とか妄想するのは楽しいw
>>725 正直、まともに外にも出られない、立ち歩くことすら
稀な内親王さまとか出世競争に勝つことを定められた
大臣家の姫君なんかより、そこそこの身分の
内裏つとめの女官とかお付の女房とかの方が
気楽で楽しそう。
731 :
愛蔵版名無しさん :2009/02/13(金) 16:54:02 ID:2xlv44Jh
源典侍は年齢から言って桐壺帝の父と関係あったんじゃ?
桐壺帝と源典侍が関係あったとしたら、 子はなくても帝の愛人の座にいるわけだから、 源氏に言い寄る事はできないんじゃない? それにあさきの源典侍は桐壺帝よりかなり年上に見えるんだけど・・・ 関係があるとしたら、桐壺帝の父とかじゃ?
「紅葉賀」で源氏と頭中将の美男子2人が源典侍を取り合っているとき、 当の源典侍は57、8歳だとある。 この場面での源氏の年齢は18歳なので、40歳も年上の女性と戯れていることになる。 源氏は桐壺帝の若い頃の子供だから源典侍は桐壺帝より年上だったろうね。 だけど、桐壺帝は晩年まで女性に関しては好きものでいらっしゃって、 周りに侍る女官たちも気の利いたものばかりを集めて常々目にかけていらっしゃった、とあるので、 桐壺帝づきの女官だった源典侍も当然、そんな桐壺帝の目がねにかなってお側に仕えていたのだろう。 桐壺帝も以前は、源典侍に手をつけたことがあるのかもしれないよ。 自分が若い頃には年上で好色な源典侍に手ほどきしてもらってたのかもしれないし。 桐壺帝と源典侍は、源氏と源典侍ほどの年齢差はないしね。
やるな、源典侍w ばば上様にチャレンジできる 青年ふたりも漢だが・・・ そりゃ桐壺帝も一度や二度はあったでしょうね。 そういう方々と浮名を流す女なら たしかに誇らしいかもね>すりのかみ
昔は美しくてもてはやされたというお色気ババさま代表源典侍 裳着の式直前直後辺りの初々しい水蜜桃の様な美少女時代の 源典侍を見てみたい…その時分は桐壺帝の父の御世だな
奈美悦子(58歳)と石川遼(17歳)がSEXするようなもの
>>736 確かに奈美悦子なら
「くちばいの黄色い小娘どもが・・・!」
とか言いそうだわw
源典侍=大輔の命婦×3+王族+典侍みたいなもの
源典侍って色事しか話題にならんけど、やっぱり仕事もバリバリしてたのかね
>>735 桐壺帝の父君は早世したのではなかったかな?
桐壺帝の前の帝は先帝(藤壺や兵部卿宮の父)であって
桐壺帝の父ではない。
先帝と桐壺帝の血縁関係が全く書かれてないのだが(原文にも)
先帝は桐壺帝の父の弟ではなかったかという説が有力。
とすれば桐壺帝と藤壺はいとこか。
>>739 源典侍、先々帝からお勤めかな、と思ったことある。
長く宮廷にいて桐壺帝の時も御髪上げなどしていたから、
やはり仕事面でも優秀だったんでしょうね。
家柄もよくて琵琶の名手、男性にたち混じって合奏してたとどこかで読んだ。
(前に楽器で琵琶選ぶ女人は家柄たいしたことない、とこのスレで書かれてたけど
そこんとこどうなんでしょう?)
帝の髪に直接触れる係なんてかなり家柄よさそう
>>742 「乙女」で大宮のもとを訪れた内大臣が、娘の雲居雁が大宮からならった琴を披露するのを見て、
琵琶は女が弾くとちょっと生意気に聞こえますが、なかなか良いものです、と言っている。
そのあとで、源氏が山里に匿っている女人(明石上)が大層上手と聞いているが、
都を落ちて地方にまで行った男の娘にいったいどうしてそんな上手なものがでたのでしょう、
たった一人の独学でそこまでいくのは珍しい、と言っている。
琵琶はもともと男の楽器だったみたい。
上流階級の女性のたしなみは第一に琴だったようで、
このあと大宮も右大臣に所望されて琴を披露している。
宇治の大君と中君も薫に初めて垣間見られたとき琵琶を弾いていた。
746 :
愛蔵版名無しさん :2009/02/15(日) 10:49:53 ID:9ypCRw2Z
宇治の中の君が最終的に幸せになれたのかどうかが気になる…。源氏の他の女人達と仲良くした紫みたいに、匂宮の正妻・六の君と交流するという様子もなさげだし。もちろん後ろ楯がないから立后も国母になるのも無理。
そもそもあの時代、一人の男を争う形になる女同士が仲よくなるって よくあることなの?
源氏の場合、六条院というハーレムを作り、女たちを同居させていたからね。 それも源氏の妻妾たちに後ろ盾のない人が多かったためにできたことで、 たとえば源氏の最初の正室葵上は、源氏がハーレム作りました、といったところで 父左大臣のもとを出て六条院で源氏の想い人たちと同居したとは考え難い。 匂宮の場合、正室の六の君は六条院に、宇治から引き取った中の君は二条院に住まわせているので 両者に接点はない。 そもそも、女たちが同居するというのがこの時代にあっては稀なこと。 同時代の例でいくと、藤原道長の場合、源倫子が土御門殿、 源明子が高松殿にあって同居していない。 「和泉式部日記」では親王が和泉式部を本邸に迎え入れたために これを怒った正室が里に帰ってしまい、和泉式部は世の非難を浴びた、というから 妻妾同居は平安時代には一般的ではなかったんじゃないかな。 天皇妃や東宮妃たちが内裏で同居を強いられて過酷な争いを強いられたことは原文にあるとおり。 匂宮が将来東宮にでもなれば、六の君と中の君は同居を強いられることになるが、 それぞれのバックに妃を支援する公家たちが味方に付き 政治が絡んでくると仲良くすることは無理だろうね。
>>742 家柄というか、明石の御方の琵琶の腕を褒めるのに白楽天の「琵琶行」の
身分の低い商人の妻が琵琶の名手だった話を引用したり、
音色は別として「(琵琶は)女のしたるに、憎きやう」と書かれたり
していてあまり好意的な感じじゃないなーと。
「宇津保物語」によると、女が背を反らして弾く姿はみっともないらしい。
750 :
愛蔵版名無しさん :2009/02/15(日) 12:29:06 ID:9ypCRw2Z
中の君って華々しい扱い受ける六の君の影で諦めモードになりながらひっそりと生涯終えるんだろうな。一条帝の彰子や定子以外の女御みたいな扱いになりそう。
そう考えると大君のシナリオ通り大君の代わりで薫のモノになってた方が幸せだったのかもな 二の宮の降嫁も中の君が妻なら出世に興味ない薫が断ってた可能性も高くて、正妻で居られたし 薫は粘着野郎だからそう浮気しないだろう まあ、その薫が大君得るために匂宮潜入させた時点でこのIFは有り得んのだけど
せっかく皇子を産んだのにあまり意味はなかったのかな>中の君 朝顔や六条みたいに趣味に打ち込んで気ままに暮らすってタイプでもなさそうだし。六の君は本当に幸運だよね。
>>751 薫に今上帝の申し出を断ることなんてできなかったんじゃ?
帝に思わせぶりにこれを褒美にやる、なんて(女二宮に見立てた)梅の枝を渡されて
薫がそんなものいりませんなんて突き返すことは不可能だったはず。
中の君を得ていれば薫はそれなりに大事にはしただろうが、
女二宮との結婚がなかったことになっていたとは思えない。
薫は宇治の姉妹の他に女一宮にも片思いしてるし 浮気しないかどうかは別問題だと思うが
中の君はどっち転んでも不幸なんだな
>>752 皇子を産んで帝中宮からも祝われ認められたので
母子の地位が確かなものになったのでは
それに家族を大事にする母性ある人のようだから
息子を持って母としての幸せを感じるだろうと思う
この時代の貴婦人としては平均的幸福度に思える
浮気な匂宮に対して諦め半分なとこが晩年の紫の上と被る… 匂宮にとって六の君は「緊張感を保てる妻」で中の君は「癒し系」みたいな感じかな。それにしても六の君はいまいち人間味感じないな。
六の君って、原作ではどのくらい出てくるの? 結構存在感あり? あさきだと一コマだけだったような。
原作でもこれといったモノローグもなくただ適当にベタ褒めされてる感じ 匂宮の浮気には「正妻は私なんだし、いずれ中宮になるのも私」ってプライド保ちそうなイメージはある。天上の虹みたいに「やはりお前といると安(ry」とはならないかなw
>>757 宮様ってそんな方多いような・・・>人間味感じない
女三宮はじめ、薫に降嫁した二宮もあさきでは
薫を背の君というよりまるで家来扱いしてるとか
言われてたよね。浮舟をひきとるにあたって
「宮様がお気に病むような身分の女ではありませんので」←酷いなw
「そうおっしゃられても・・・どう気に病めばわかりませんのに・・・」
てなやりとりがあったよね。
六の君は夕霧大臣の娘だから宮様ではないw 女二の宮も穏やかに一生終えたんだろうな。当の薫の母宮が似たタイプだから、彼女も柏木がレイープしにこなきゃあんな感じなんだろうぬ。
仮に匂宮が東宮となると、後ろ盾のいない中の君の処遇は難しい 宮家の姫で御子を生んでるとなると女御-御息所 匂宮の寵愛っぷりからすると、清涼殿に近い飛香舎(藤壺)か凝華舎(梅壷)あたり 中の君=藤壺女御(御息所)or梅壷女御(御息所)といったところか 女御となると金もかかるし(年数億)、匂宮は後見できないからやっぱり後見人を立てないと難しい やはり匂宮が頭を下げて、薫が中の君の後見人という後生のあれこれは道理だわ 中の君の御子はやっぱり後見が不安だから、源氏のように臣下としたり内親王なら降嫁する可能性が高いだろうね 左大臣の姫で、今上の明石中宮の支えもある六の君が、やはり最も格式の高い弘徽殿となるだろう 六の君=弘徽殿女御→弘徽殿中宮のルートかな 一宮即位後に匂宮東宮ということであれば、夕霧の長姫(一宮の正妻)が弘徽殿が空いてればここに入るだろう
>>759 明石中宮みたいになると思うよ
父は左大臣と言っても、生母は源典侍でその父は参議に過ぎないわけで
おごれるような出自ではない
弘徽殿大后や雲居の雁みたいな強引な女にはならないだろうね
それに、二夫にまみえた子供のいない落葉の宮に育てられたし、
少し憂いを帯びた感じの素晴らしい女人になるかもしれない
中の君も六の君も非の打ち所のない姫ではなくて、どっちもスネに傷があるのがたまらんw
一瞬六の君が夕霧とあのばあさんとの間に出来た子かと思った
>>763 女御の子ならいきなり臣籍降嫁はないだろうけど(源氏は更衣の子だった)
帝位からは遠い宮様として一生を送りその子の代くらいで臣下に下るかも。
夕霧は陰ながら中の君に必要物資を送ったりはしているが
表立って中の君を後見したりはしないはず。
なんといっても六の君がいるところで対抗馬の中の君を公に支援したら
夕霧と薫の兄弟仲まで悪くなってしまう。
夕霧は長兄として幼い頃に父を亡くした弟薫をひきたててやっており
(実際には血の繋がりはないが・・・)
薫もそんな夕霧の恩を忘れて中の君に加担することはなさそう。
この時代の「後見人」って不思議なしくみだよね。 血縁がなくても「縁があって」とか「頼まれた」とかそういう理由で 後見するんだよね。お金もすごくかかるのにね。 一般人からしたら 「なんでワシがやってもない女の金の面倒みなアカンのじゃ」 てなもんだけどw
六の君は恵まれ過ぎて憂いを帯びた感じになるか微妙…。あっけらかんとした感じだと予想。 でも六の君も男皇子を産むとは限らないよね。そしたら匂宮の後は一宮(現東宮)の息子になったりするのだろうか。六の君が産んだのが皇女なら、強力な後見がいるし今上の女一の宮のように生涯独身を通せそう。
>>767 なんにもないのに「後見人」ということはないよ。
普通は女御や中宮の後見人は血のつながった父か兄弟だよね。
その腹に男子が生まれれば帝位につけて父も兄弟も出世の恩恵にあずかることができる。
そうではないよきには養女だよね。
源氏は秋好中宮を養女としてその後見人になったが
これも娘同様秋好中宮の養父であることで恩恵があるから。
だから、薫が中の君の後見人になることはありえない。
具体的にはたとえば薫が中の君を養女にして一切面倒を見るかということだが。
薫が陰ながら必要物資を中の君に送っているだけで、
表立っては夕霧のこともあることだし中の君の後ろ盾になるような
政治的貢献は何らしていないはず。
>>769 ああ、なるほど政治的思惑あっての「後見」なわけですね。
中の君、そういう意味ではホント報われないな… それとあさきにもあった腹帯のシーン、瀬戸内版の解説では「腹帯は衣服に直接巻いたから薫がそれに気付いたということはそのくらい接近してた」とあったから寸前だったのか
>>764 雲居雁も正室腹ではなかったよ。
弘徽殿大后の妹四の君は気の強い女として紹介されてたけど
自分が産んだわけではない雲居雁をあっさり本邸に入れて
自分が産んだ弘徽殿女御や柏木らと交流させているあたり
そんなに嫉妬深くもなかったのかな?
六の君も父夕霧にあれほど愛されていれば後ろ盾は十分。
明石中宮のように生まれたときには明石で六条院に引き取られるまでは
誰もその存在を知らなかったという出自ではないし。
憂いを帯びる必要もない。
>>769 >源氏は秋好中宮を養女としてその後見人になった
六条の死の間際、源氏が思い付きみたいに見舞いした時に
「私亡き後あの子をお願い」って言われたからだよね?
あの見舞いがなかったらどうなってたんでしょ。
六の君って幸福中の幸福に恵まれた稀有な存在だよね〜同じ完璧の紫は後見がないこと、明石は身分低いことというマイナスがそれぞれあるけど六の君にはそれがない。中の君もよく考えてみればレイプに近い形で匂宮の物になっちゃったわけだし気の毒としか言いようがない
>>773 源氏は秋好中宮や玉鬘などかつて恋人だった女性の娘を
養女にしているね
まあ、玉鬘は実父の内大臣がついていることだし
秋好中宮の実父は先東宮
桐壺帝は早くに死んだ同母弟の先東宮やその妃六条御息所を気にかけていたしね
仮に源氏の養女にならず朱雀院の後宮に入っていたところで
あまり悲惨ではなかったような
六条御息所が未亡人としてサロンを開き優雅な生活をしていたのも
亡き先東宮の遺産か父大臣の遺産は不明だが経済的基盤があったためだろうし
それはそのまま一人娘の秋好中宮が引き継いだはず
(現に六条院の一角秋の町はもともと六条御息所の屋敷があった場所で、
建物を建てたのは養父源氏かも知らんが
源氏が六条院を築く前から秋好中宮がこの土地を所有していた)
秋好中宮は中の君より出自が格段にいいから比較できないけど
>>775 源氏は六条御息所の財産を秋好中宮もろとも、ぶんどったわけですよ。ヒドス
六条院の秋の町はちゃんと秋好む中宮の里扱いになってるからいいんじゃない? 原作では秋好む本人も立后できてラッキー!源氏の君ありがとう!って感謝してたし
源氏と秋好中宮は、もっとドロドロした関係だったら面白かったんだけどな
養女なんだし、御簾の内に踏み込んで「ニャンニャン」状態になってもよかったと思うんだわ
秋好中宮は、玉鬘ほど源氏のことを慕ってないもんな
源氏って皇族の生まれか罪の意識だか知らないけど、
権威とかそう言うのに対して弱いというか律儀というか、忠実な男だよね
夕霧も似たんだろうか=誠意
>>773 源氏の妻にされてたな、300%確実に
源氏「もう我慢できない!」
斎宮の宮「あんあん!ごめんなさいごめんなさい!お母様ぁあ!でも気持ちいい…」
そんな秋好も中年期になると夫が若い女に夢中になってしまうんだよね。原作では不快感示してた気がするけど…。 中の君は匂宮の寵愛さえ薄れなければそれなりに幸せな人生遅れそうだけど六の君と比べるとなんとも
秋好中宮は、源氏生き写しの冷泉帝を夫としたから光源氏と寝てるようなもの 頭中の弘徽殿女御、式部卿宮の王女御、左大臣娘の女御、玉鬘娘の大君、落葉の宮、雲居の雁、藤典待も光源氏と寝てるようなもの
>>779 弘徽殿ちゃんも院の女御(大君)にジェラシー爆発させてたな
子供2人も生んだし冷泉帝も大君ちゃんにLOVELOVEだったから
それまで二人とも冷泉とは穏やかな関係っぽかったのにね。 中の君は後々コキデンちゃんみたいな立場と似てくるんだと思うんだけど、どうだろう?後見はコキデンの方が強いけど子供を産んでる、寵愛厚い、結局立后はできないから華やかな扱いは受けないってとこ。
783 :
愛蔵版名無しさん :2009/02/15(日) 17:59:58 ID:d46ArTgO
大君は玉鬘に似てたのかな?中の君は帝のお手が付いただろうし。
〜初夜〜 冷泉院「若き日、私はあなたの母上に恋をした。でもあなたの母上は先の関白を選ばれ、私の元を去って行かれた」 大君「恐れ多いことにございます」 冷泉帝「だがこうして、娘のあなたを院の御所に上げられたのだ。私の后にと」 大君「恐れながら母上も、お上のことをお懐かしくお思いでした」 冷泉院「私はあなたを愛せるだろうか、あの人の分まで」 大君「・・・(院様は、いまでも母上のことを愛しておいでなのだわ)」 冷泉院「それでもあなたは私を受け入れてくださるだろうか、院の女御」 大君「・・・はい(それでも私は院様のお側にいたい)」 冷泉院「私たちは良き夫婦となれるだろう」 その世、冷泉院と大君は夢を見た・・・素敵な夢を・・・ 〜10ヶ月後〜 おぎゃあおぎゃあ! 女房「お上!お上!若君のご誕生にございます!」 冷泉院「そうか!でかした!(父上、母上、これでお二人の命を賭した恋も繋がるのです)」 大君「・・・お上?」 冷泉院「なんでもない。・・・女御、私にとっては初めての男の子だ。ありがとう」 大君「はい♥」 みたいな。
秋好中宮は最後まで冷泉帝の寵愛が深く 冷泉帝の退位後は院御所にばかり住んで 里の六条院にはほとんどいないんじゃなかったっけ? 冷泉院が若い頃に思慕した玉鬘の娘を召出して寵愛したのは事実だけど、 実父髭黒を亡くしていた玉鬘大君は後ろ盾もおぼつかなく、 子供2人を産むとすぐに里へ帰ってしまった。 後ろ盾もなく女御ですらなかった玉鬘大君の産んだ子は臣籍降下でもするしかないのでは? 弘徽殿女御方の女房が目障りに思ったとあるけれども、 所詮、秋好中宮や弘徽殿女御に対抗できるほどではなかったはず。
秋好中宮21歳、冷泉院11歳 10歳年下の少年が、ある日突然、男になる 初エッチはいつだったんだろう 秋好中宮はショタコンだね その少年は年ごとに源氏の大臣そっくりになる 秋好中宮は源氏に恋してたかもしれないな 源氏は息子の女を世話したわけだ たまらん
>>773 「私亡き後あの子をお願い」、そして「手は付けないでよ」って釘さされたんだよね
あの見舞いがなかったら、自分の欲望を抑えられたかどうか…。ムリっぽいw
でも、源氏物語はあれだけいろんな恋愛を描いていて 不思議と親子丼だけはないんだよね 玉鬘にも手をつけなかったし 親子丼にしちゃうと読者である女性たちの源氏熱が冷めちゃうからなのか 空蝉と軒葉荻が親子丼といったらそうなのだが 軒葉荻は空蝉の実子ではない上空蝉と年が近かったことになってるし 空蝉はのちに六条院に迎えられているが 軒葉荻は他の男と結婚して迎えられてない でも源氏との一夜を覚えている軒葉荻は のちに義母が源氏に迎えられて、えっ、実はそういう仲だったの・・・ と複雑な心境だったろうね
短パン
出来るだけ早く懐妊→皇子誕生させるには女は生理こないとダメだし、男は精通ないと。昔は何才くらいだったんだろう。 英国で13才で父親になったてニュースしてたけど、現代とは違うよね。
信長は12歳で子供作ったらしいが数え年だったら小5くらいになってしまう 明石のちい姫は相当幼いときに子ども産んだみたいだけど栄養状態の悪いこの時代に そんなに早く初潮を迎えるものだろうか
最初の頃の生理はきちんと排卵がされてないから妊娠はできないってどっかで聞いたような…。前田まつなんかも12で長女産んでるけど。 逆に宇治の姉妹は当時としては行き遅れ。中の君が初産のとき23くらいか。
武田信玄の最初の嫁もたしか12歳くらいで妊娠してたな 結局生まずに死んだけど
794 :
愛蔵版名無しさん :2009/02/16(月) 01:47:04 ID:vxeznoN9
こき殿が先に入内していた(同年か一つ上)これが初体験じゃないの? 帝の初体験は斎宮の中宮?
いくら誰よりも先に入内してたとはいえ、女房にある程度の教えを受けてても10〜12歳の男女ではなかなか上手くいかないのでは。 藤壺が冷泉に、今少し年上のしっかりした女人を、と望んだのもそういう意味もあっての事だろうし。
>>791 この時代の貴族は生蘓なんかを食べたりしてるから栄養状態はかなり良いよ。
まあ、最初の子は道を作るって言うから、死産も多かったんだろうけど。
ろくに運動もしない、立って歩きもしないという生活による 体力の無さは大丈夫だったのだろうか?
798 :
愛蔵版名無しさん :2009/02/16(月) 12:29:22 ID:r5MO9zBS
平安時代は運動しないのに長生きしてる人も結構いるよね。 道長の義母、妻、娘なんかがそうだしね〜。それにしても12〜13歳の明石娘を懐妊させた今上帝おとなしい顔して中々すごいなw彼は何歳という設定なのだろう?
女三宮より年上
>>742 です。お答え下さった方々、どうもありがとう。
源典侍の家柄については良い、で確定。
この物語での琵琶を弾く女性は見過ごせない意外な個性の持ち主、といった
キャラクター付けをされているようですね。
源典侍→浮名で有名だけど家柄良く、男勝りな教養もある人。
プレイガールは教養や駆け引きできる頭の良さがなきゃだめ。オババ様スゴス。
そういう手に負えなさが浮名でpgrされて中和、安泰な位置を確保、っていうのを計算してるフシも。
あさきだと大いなる天然(生来の勘)で自然そうなってるみたい。
明石の君→仔細に辿ると元々の家柄は良い。現在の父の地位で卑下する立場にあるけど。
そんな中、でもやっぱり侮れない実力や教養の持ち主で、気圧されそうな気品もあり。
身の処し方も文句のつけようがなく、みんな内心「一角の人」と認めてる。
(あさきだと父宮に手ほどきされたにしても中君が弾き手なので
更に意外な感じを受ける。琵琶は読者の注意を引くポイント使いかな)。
>>798 今上は女三宮と同い年かひとつ下
数え年で15だから実年齢14歳で一児の父になったみたい
>>124 あれはかなりハードな描写だったね
内親王の品位めちゃくちゃであのシーンちらつくと二度と女三宮まともに見れない
元々女三宮は品位はゼロだけどせめて男の前では恥じらいがほしい
あさきでは愛してもいない柏木に何度も大胆に身を任せる三宮は愛情はなくても性に飢えた女性なのかな?と思わせる描きかたをしている 柏木と密通がバレてるのに源氏にもまだ抱かれることを期待している雰囲気さえあり一連の三宮はとても淫靡 源氏に邪険にされると自分がしたことの罪の意識もなくひどいと泣き出す。 原作はここまで淫らではないし何も考えてない女性で通して欲しかった
女三宮に限らず、宮姫が恥じらいなんてモノの存在を知る機会なんて あるんだろうか?
字はろくに書けない、琴も苦手、はしたないと3拍子そろったでき損ない姫を よく嫁にだしたなあ、朱雀帝も いくらちょっとかわいいといっても 男のバカさ加減を作者は書きたかったんじゃないか こういうおバカ姫は人気はあるよね 三宮好きって人結構いそう 何で?て問われると誰も理由は言わない つい贔屓しちゃうタイプなんだろう 三宮好きはブスが多そうだし
>三宮好きはブスが多そうだし 何を根拠にw
よくあさきでは紫マンセーで三宮を落として描いていて許せない!っていう 意見あるけど、私あさきの紫大嫌い いい年してあの少女みたいに額だけ前髪を切ったぶりっ子髪型といい 決して紫は美女にも描かれてないし 三宮に関してはああもエロシーンをリアルに書かなくてもと思った 一応内親王なんだからヌードはいかんでしょって
三宮でそんなこと言ってたら藤壺は…
>>805 女三宮はお馬鹿だから可愛いんだと思う。
源氏の周りは紫をはじめとして才色兼備な女性ばかり。
源氏自身も教養あるから彼女達との知的な会話は楽しいだろうけど、
偶には何も考えずに馬鹿話もしたくなる。
そんな時に女三宮は丁度良いだろうな、と思う。
あさきだと陰気っぽい少女だけど、原作だと源氏と冗談言い合う明るい子だし、
掴み所のないお馬鹿=良くも悪くも浮世離れした無垢な子だから、
それはそれで可愛いし、気も楽。
好きと言うのは、ペットというか愛玩動物みたいな感覚での好き。
少女顔が好きなんで、三の宮大好き! (そういや私もブスだわw) つかみどころのない表情や、黒猫と一緒に 出てくるビジュアルも綺麗 紫は14歳くらいまで美少女だったのに 裳着の式でオデコ出したとたんに萎え萎え ぜんぜんかわいくないよう 大人になってからの顔はおばさんにしか見えない (じっさいおばさんなわけだが)
811 :
愛蔵版名無しさん :2009/02/16(月) 23:27:49 ID:kJZCT3jy
>>805 それでもたしなみ、琴の才能のある女二宮より寵愛していたし
>>811 朱雀帝が一番可愛がったのが三宮で二番目に可愛がったのが二宮とあるね
一宮と四宮は嫁に行かなかっのかな?
内親王は宮廷の片隅でひっそり暮らすことが理想だものね
>>809 確かに源氏の周りの女性たちは身分はあっても後ろ盾ない不安定な女性たちばかりだから
寵を失わないために皆必死だったろうね
その中で後ろ盾最高で思いきり出来の悪い姫が嫁いできて
今までの女性と違い源氏もすごく新鮮だったかもしれないな
814 :
愛蔵版名無しさん :2009/02/17(火) 00:51:51 ID:ObSPUMXH
毎日ステーキばっかじゃ飽きるもんね たまにはプリンが食べたくなる
薫は何だかんだいってマザコンだと思う 原作では宇治十条の女三宮は、可愛く書かれてるよ
キモエロネタ→女キャラ叩き→キモエロ のループは終わらないのか。というかよく飽きないなw
817 :
愛蔵版名無しさん :2009/02/17(火) 01:24:48 ID:PDT5osYT
>>813 女三宮を嫁に出したのはあくまで母親死亡で後見人不足ゆえに行く末が心配だったからで
本来は内親王なんてその身分ゆえに生涯独身通すのが普通だったから。
(皇族にしか嫁がないのが当然の身分だけど天皇となると親や兄弟にあたる場合が多いし
天皇以外の皇族で年齢とかその他もろもろでちょうどいい相手ってのもそうそういない
臣下に嫁ぐのが珍しくなくなるのは江戸時代になってからで、この頃はまだ特例だったから)
女二宮にしたって頭中将が息子のために朱雀院に必死に頼んだからであって本来は独身のつもりだったから
当然、女一宮と女四宮は独身でしょうね。母親健在で面倒みてくれる当てもしっかりあるみたいだから
>>815 生まれ変わってでも父に会いたいとか、父の罪の分まで勤行したいとか
ファザコンっぽいところもあるよな
こういう親思いなところが変態的だったり、厭世的でウジウジな薫を憎めないところ
あさき版で不思議に思っていることがある。 宇治編コミックで初めて浮船親子が登場した場面。 浮船母が御車の中から、異母姉中の君の行列を浮船を「おお、あれが… 貴方のお姉さまですよ、浮船や」と知らせるシーン…この1コマの浮船母は 顎のラインがほっそりした割と上品そうな夫人なのに 次の巻では目がどんぐり眼になり、スタイルも恰幅の良い肝ッ玉かあちゃん になっている。そして最終巻までずっとそのまま。 最初の1コマの浮船母は品がよすぎるということで 作者が急にキャラ変更でもしたんだろうか…としか思えん変わりようだった。
中の君とか浮舟に片思いする中将とか、結構顔が変化してるキャラは多いような 薫って匂宮に浮舟寝盗られたって知った時に、 「源氏もこんな気持ちだったのかも…」とか考えてないよね 幼い頃別れた育ての父のことは全然覚えてないんだろうか
>>820 浮舟はちゃんとした奥さんじゃないからね〜
身分の低い妾にすぎない
「源氏もこんな気持ちだったのかも…」とか考えたら、かえって源氏に失礼
>>805 女三宮がはしたないって・・・
あさき限定だけど、木登りする桐壷更衣&野原を駆け回る若紫なんか
貴族の娘とは思えないはしたなさじゃないか。女三宮の比じゃない。
まぁ、原作若紫は源氏が御簾うちに入ってくるだけで怯えるような可憐な少女だけど。
>幼い頃別れた育ての父のことは全然覚えてないんだろうか あさきじゃ顔すら覚えてないって感じだけど、原作じゃ源氏が自分に対して 隔て置いてること感じてそれも出生に悩んでる理由の一つだったと思う それが源氏に思い入れ持てない、あまり考えない理由なのかも
> 原作若紫は源氏が御簾うちに入ってくるだけで怯えるような可憐な少女だけど 勃起したペニスを見せる源氏に、びくびくっとしてる若紫が目に浮かんだ
宇治十帖は原作からのカットが気になる点もあるな。 編集やファンから早く完結しろと圧力あったのかな。
>>822 それとこれは全然違うよ
男にみだりに姿を見せないことは貴族女性の常識だし
ましてや人妻で内親王という立場を理解できなかった三宮はかわいいなんて類のものじゃないんだけど
三宮は本来明るくてかわいいのにあさきの描きかたどうこう文句言う人たちはその点を絶対言わないで単なるえこ贔屓がすぎるし
>>825 そうなんですか。
確かに「あさき」で読む限り宇治編は
深みがないというか、昼ドラ風のよくある
お話のように感じました。
828 :
愛蔵版名無しさん :2009/02/17(火) 13:49:44 ID:ZtJjKRSq
夕霧の童貞喪失の相手は誰だった?
>>823 源氏に距離を感じる薫の描写って原作のどの辺?
やっぱり藤尚侍?
>>825 なんだかんだ言っても「宇治十帖」まで描き切ったという点で
「あさき」は他の漫画版源氏物語の中で評価されてる
貴族女性は常に座っているんだけど 女三宮は柏木たちに姿見られたときボーっと突っ立っていたということだけでも相当はしたない
>>822 まああえて紫かばってやればあれはあくまで成人前の子供時代で
大人になってからはきちんとしてたからいいんじゃないの
さらにいえば女三宮をろくに字がかけない琴もひけないってのは
>>805 の偏見だし
単に自体が幼稚なだけで和歌はちゃんとできるし琴にしたって
源氏の特訓があったにしろあんな短期間で紫や明石といった達人クラスのひとたちにまじって
恥かかない程度にできたんだから元々それなりにできてたんだよ
ぶっちゃけ琴が全く出来ないヒロインって雲居と浮舟だけ(末摘花は下手だけど一応ひけるわけだし)
834 :
愛蔵版名無しさん :2009/02/17(火) 15:48:10 ID:9MnOm/L9
でもさ、あさきだけを読むと女三宮だけがはしたなくはみえないんだよねね。 木登りしたり、更衣でありながら見も知らぬ男と寝ちゃう桐壺の更衣なんて はしたないどころかアバズレだし。 コキデンも歩き回っているし、若紫は最初野生児と全員貴族とは思えないアクティブさ。 原作の女三宮は確かにはしたないけど、あさきだとそうは思えない。
女三宮は明るい性格だとしたら頭が相当悪かったということになる
>>833 雲居雁だって父親が東宮妃に押そうとしたとき
特訓受けてたじゃない
雲居雁は全く出来ないわけじゃ無いだろう。 小さい頃には一応大宮に手ほどき受けてたって言ってたし。 得意じゃ無いだけで。
女三宮については、 結局、夫婦間での裏切り行為、他人との不義密通・懐妊が許せるか?ってとこがポイントだよな 「妻が他の男と密通して、その男の子供生んでも許して、自分の子として引き取って育てる!」 「夫が他の女と密通して、その女が子供生んでも許して、自分の子として引き取って育てる!」 と言える人はいないだろう 桐壺帝も源氏が実の息子じゃなかったら絶対許さなかったよ 許せるわけがない と答えられる女性は少ないだろう
桐壺帝の苦悩をやっと身にしみてわかったから それ以上三宮を責められなかった。 三宮は良かったね 出家だけですんだしぬくぬく余生をすごした 恐らく自分のした罪に対して苦悩したことは一度もなかっただろう
840 :
愛蔵版名無しさん :2009/02/17(火) 18:34:29 ID:iTFYb2Jv
藤典待と夕霧が結ばれたくだりも書いて欲しかった>1000年前
>>839 藤壺と違って、女三宮は完全にレイプじゃん
>>841 最初はレイープだけどその後も男を迎え入れてついに妊娠したことは
完全に男と同罪だよ
>>843 >完全に男と同罪だよ
これはない。
小侍従が手引きしてるんだから、女三宮に逃げ場はないよ
女三宮は 「なんで私がこんな目にあわなきゃいけないの」 というスタンスのように見えたな。 情事を楽しんでいるようには見えなかったよ
>>821 なんか浮船えらいいわれようだな。
あさき版薫は浮船が死んだと知らされた後「浮船は大君の身代わり
身分の低いものだと見下して・・・なぜもっと生きているうちに
愛してやらなかったのか」と激しく後悔してるから、今度再会する時が
あったら身分の壁にこだわりない良い関係が気づけたと思うのだが。
わき腹とはいえ宮様の姫でありながら浮船は軽んじられる傾向が強いので
いっそ官位も何も無い裕福な農家か商家で、平民の夫にでも嫁いだほうが
宮様の姫として頭の上に頂かれて暮らせるからいいんじゃなかろうか。
>>846 浮舟は父親に認められてないので、宮様の姫じゃなくて受領の継子にすぎないよ
八の宮は冷たいよね いくらひと時のあやまちとはいえ 子までなしてるのに知らんぷり するなんて。そんな男のどこが俗聖じゃって感じ。
浮舟の「死後」、薫は覗き見した女一宮に夢中になって、腹違いの妹の 女二宮に女一宮のコスプレさせたり、女二宮利用して女一宮の手紙ゲトしたりと、 楽しそうだよw そりゃあさきで女一宮カットになるわなあ
>>844 >>845 嫌だったら小侍従をクビにするなり叱り付けるなり出来たはず
でもあさきでは男の背に腕回して裸で抱かれてるんだから
情事自体はそんなに嫌ではなかったとみえるし
仕方なく会っていたということだけど強く拒んでもいないし
だから心と身体が別だったのではと思うよ
もうこれっきりにしてなんて胸おっぴろげてなまめかしい姿態で言われて
じゃあこれっきりにしようなんていう男はいないだろうし
きっとだらしない二人だから発覚するまで関係をやめなかったと思う。
小侍従にしろ女主人が間男を受け入れることを承知の上で手引きしてるのだろうし この女中も結構ワル 別に男に宮に会わせなかったらひどい目に合わせてやるぞと脅されて恐怖に震えて女主人を苦しめる罪に加担したわけでもない 3人共犯
>>849 へーw
漫画としてはキャラの統一性がなくなるから
カットになるのもいたし方ないかww
でもそういう描写があったほうが、平安貴族の
庶民にはよく理解できないのんきなバカさかげんが
よくわかったかもねー。
要するに、源氏の君が紫を勝手に連れ帰って育てて
手篭めにする、のと同じ次元じゃん(しょせん道楽)
>>847 認知うんぬんじゃなくて遺伝子から見た場合は宮様の姫でオk
表向きの地位がどうであれ八の宮から半分DNAもらってるわけだし
見目良く血筋のいいご落胤を欲しがっている成金男なら
父方の祖父は桐壺帝な浮船は結構な嫁になるとオモ
>>853 玉鬘にプロポーズした大夫監みたいな男でもいいならね
しかも大夫監には妻も愛人もいっぱいいるんで、正妻になっても苦労しそうだ
奈良時代の頃から戸籍がつくられていたのだからこの時代にも実の両親の婚姻関係の有無 (正妻かその他大勢の妻か等)、庶子の場合の認知届等ちゃんとした届出制があったのなら、 父から認知されずじまいの浮舟は「宮家の娘」にはなれないが もし書類上の認知届というようなものがないのなら例えば中の君が父の娘だと世間に知らせ、 その上で姉夫婦である匂宮と中の君が後見人になれば浮舟も薫の妻として それなりの位置には立てるのかも?(母も北の方の姪だからそんなに身分が低いわけではないし) どのみちしっかりした親の後ろ盾がないのだから男達の胸内三寸で境遇が変るのはちがいないけど。
>>849 その話は浮舟に出会う前かと思ってた…さらに、女一宮に憧れるのは大君に
会う前かと勝手に脳内変換してたよ。
薫の苦悩なんてそんなもんなんだなw
鬱屈した変態ぶりは哀れだが。
>>855 そうだよね。
そういう手もあったはず。
それを中君はじめ誰もしなかったのは、結局みんなして浮舟を軽んじてたわけだ…(´・ω・`)
858 :
愛蔵版名無しさん :2009/02/18(水) 11:01:50 ID:jWq+CTjn
浮舟母って北の方姪でも同腹の兄弟姉妹じゃない脇腹の姪とかじゃないの? だから女房で八の宮に手をつけられても召人で、当然浮舟は認知されず。 あとで受領の妻になっているあたり召人で浮舟が認知されてないのは当然だと思っていたから、 作中での浮舟の扱いも酷いとも思えない。
自分の認識も
>>858 と同じだな
北の方父が大臣クラスだと仮定して、(北の方の)脇腹の兄弟姉妹の更に脇腹の娘、
となれば受領の妻に落ちるのも納得。
いやひどいだろ 当時の階級社会から身分やら血筋やらで決まる扱いはさておいても 子供を捨てること自体が冷血だよ 人間の情としての部分で語れば八の宮はやり捨て粗チンの最低男だ
>>805 あさきの紫の上こそ陰気だし、いつも他の女に上品ぶっても上から目線だしいい子ぶって生きてるし
愛人の分際でプライドものすごい高いし
やな女
>>860 召人の産んだ子供をそもそも実子と認識してないんじゃないかな。
女房相手は浮気じゃなくて自慰みたいなもん、ってのと同じ感覚で。
価値観の違いだから、現代的価値観で冷酷というのはどうかと。
権力や身分ある父親の胸三寸で決まるんなら源氏も危なかったかも もし桐壺の更衣がぱっとしない凡庸な女で桐壺帝の寵愛もさほど受けず 源氏も似たような感じで生まれていたら 右大臣一派との確執はなくなっていたかもしれないが 後ろ盾の無い平凡皇子として左大臣家の后がね娘 葵と結婚することもなかったかもな
源氏は所詮更衣腹なのに女御腹の兄をバカにしまくってるのは 父親の愛情を一身に受けてたからかな?劣り腹のひけ目もないし この時代更衣腹の子が長男だったらすんなり後継ぎになれたのかしらん?
男子が1人しかいなくて父帝の強力バックアップがあれば 更衣腹でも帝になれたかもしれないが…かなり難しそうだ 父親の寵愛も特にない状態で、ただの更衣の皇子なら 父方の弟親王(強い後盾有)辺りが担ぎだされるかも
源氏は弟たちからも慕われてるよね
867 :
愛蔵版名無しさん :2009/02/18(水) 16:38:40 ID:DEuksIZU
ついに正妻になれなかった紫の上
母の身分が低くても中宮にまでなった明石の姫は出世頭 でもこれも源氏唯一の娘で才色兼備に生れていて…等の幸運があったから 父に引き立ててもらえたんだろうな もし紫の上や女三宮に沢山美しくて血筋も高貴な姫達が生まれていれば 源氏の気はそっちにいってしまうだろうな それで認知もしてもらえなかったら明石姫の国母の地位はなかっただろう
紫の上との間に子供がたくさん出来たとしても やっぱり幼女誘拐に始まった源氏と紫の上の関係はいびつで多くの貴族が引きそうだ それならやましいところない関係の明石の上との娘のほうがいいんじゃないかな? 三宮との間にたくさん子ができたらそれこそ身分最高であらゆるところから引っ張りだこだろうけど やや難いえば母親のオツムに似た子たちだったら厄介ばかり起こして困ったろうな
紫の上が15になるの待ってから正式に北の方として貰い受けたら良かったのに なんで源氏はそれができなかったのだろう?
源氏が若紫に手を出したのは葵の死後だから、 新たに北の方として迎え入れるのには別に不自然でもないのにね。 やっぱり源氏の中では北の方=血筋の良い女性(左大臣家の葵、朝顔斎院、内親王女三宮)であって、 宮家の姫であっても北の方腹ではない紫上は最初から北の方にするつもりがなかったのかな?
あさきのマンガは14年くらいかけて連載されたんでしたっけ? どれくらいのペースで書かれたのでしょう?長い中断はありましたか?
北山から自邸にさらってきた時点で、紫も紫父も、大した存在ではない・・・と ふんでいたのでは。
紫の上の母はそんなに卑しい身分だったの? 普通は北の方との子供でなくても奥さんの一人だったら桶でしょ 一夫多妻制だし 明石の姫君も中宮になったし、雲居の雁は夕霧の北の方だし 六の君は匂宮の正室だし、あと玉鬘だって・・・ 次から次に母親が北の方でない姫出てくるけど皆しっかり正室だよ 父親がしっかりしてればいいんだよ
>>876 父親が親王で母親が大納言の姫だから、父親がちゃんと後見すれば、
紫上の血筋は十分だよ
紫の上のことは父親に事後承諾だったのがまずかったのかもね。 例え源氏がかっさらったままでも、裳儀の前にでも「娘さんを妻としたんですけど」と申し入れれば、 紫父だって行方不明だった娘に思うところはあっても今をときめく源氏の君と正式に姻戚関係を結べるなら願ってもないと思っただろう。 そこら辺すっ飛ばして紫をモノにしてしまったあたり、やっぱり源氏自身が紫を軽んじていたような気がする・・・ 紫父は娘が女御にしているくらいだから、脇腹であっても紫は源氏の正妻になれると思うし。
当時の正式な婚儀は予め吉日を占った上で日を決めて、女性の実家主導で行われるから、 源氏が紫の上を正妻にするならば、一度式部卿宮の家に移す必要があった。 尤も、式部卿宮の正妻が継子の紫の上にそこまで協力出来るか?と尋ねられると 継子の幸福を嫉むだろうし、非協力的だっただろうと推測出来る。 正妻を抑えられない式部卿宮が父だった事が、紫の上にとってあらゆる不幸の元だったと思う。
>やっぱり源氏自身が紫を軽んじていたような気がする・・・ これにつきるって気がするね。 あとあそこん家に婿扱いされるなんてウゲゲだと思ってたんじゃ?
葵という正室を一度迎えて亡くなった後だったから ちょっとイレギュラーな結婚も通ったんじゃないかな 元服後初の結婚てことだったら父帝も指導したのでは あと、紫との結婚時点では世間的に許容範囲だったけど 後で準太上天皇に出世しちゃったからつりあわなくなった感があるよね 源氏の出世は紫にはよくないことだったのかも。。
大臣クラスの正妻なら受領の娘でもなれるけど、準太上天皇の正妻は それなりじゃないと駄目なんだろうね
やっぱり、北山からさらってきたというシュチュエーションが すべてを物語っているよ。 源氏は当然、このときから若紫を将来わがものにしようと決めていたわけだが、 当然、このときには源氏の正室葵上がいる。 源氏はもともと二条院で紫上を日陰の身の上で匿っておくつもりだったと思うんだよね。 実際には葵上のもとにはどうやら殿が二条院に素性のわからない女を匿っております、 みたいなことはばれてるんだけど。 日陰の身の上で少女時代を過ごした紫上が、正室葵上が死んだ途端、 突然世に公表されて正室に、ってありうるんだろうか? しかも、源氏は父親に公表する前にすでに紫上との3日餅の儀式まで こっそり邸内で執り行っている。 源氏がを正室としなかったのは確信犯じゃないのか、ってこと。 葵上の没後その正室として有力視されていた朧月夜なんかは 父右大臣の邸にいるもんだから結婚を源氏の側から断っているし。 源氏も正室葵上の取扱に壁壁していたものだから、 今後は一人の妻に捕らわれることなく生きたい、自由な恋愛をしたい、 と思っていきついたのが、正室としてではない紫上との結婚だったのかもね。 さすがに朱雀院の皇女をいただくには正室としてでないとダメだったけれども。 身分からいえば、帝の女御を実姉にもつ花散里、 桐壺帝の没後生活があやうくなったようだから父親は亡くなっているかだったろうけど、 本来花散里だって源氏の正室でなければ結婚はありえなかったはず。
>>883 >身分からいえば、帝の女御を実姉にもつ花散里、
>桐壺帝の没後生活があやうくなったようだから父親は亡くなっているかだったろうけど、
>本来花散里だって源氏の正室でなければ結婚はありえなかったはず。
朝顔クラスでも、葵の生前なら妻の一人でもいいじゃないかと言われてたくらいだから、どうだろう
話を通さなかったのはまだ紫が若いからって断られるのを怖れたっぽいけど もし手元に引き取ってたらただ人の源氏の妻よりは入内させたいって思うかも 一応兵部卿宮って権力欲あるんだよね? でも正妻がキッツイから紫が朱雀のとこに入内するってことはなかったかな…
>>885 兵部卿宮が紫上を入内させたがっていたのならば、
北山なんかに置かずに手元でお后教育していただろうね。
北山に置いていたということ自体、
認知はされていたが捨て置かれていたのと同然だったのでは?
お后教育もなしに北山からいきなり帝の後宮なんてありえないし。
源氏は手元に引き取った若紫に文字の練習からさせているので
祖母尼君が教える勉強だけでは不十分な点が多かったのだろう。
兵部卿宮の娘が冷泉帝に入内していたが、これは正室との娘だし。
>>884 朝顔は初期のころから源氏が想いを寄せている女性として描かれているけれども、
この時点では源氏の一方的な片思いという感じで手ごたえもない感じ。
正室葵上がいる源氏に父式部卿宮が娘をやったかというと微妙だよね?
許すとしてもせいぜいが夕霧における雲居雁と落葉宮のように
正室2人として妥協するのが関の山、
朝顔が紫上のように日陰の身の上で二条院に匿われるなんてありえない。
「朝顔」巻で式部卿宮が娘に源氏との結婚を考えるように促す場面では、
当然式部卿宮は源氏の正室としての結婚しか考えておらず、
紫上など朝顔の下にしか考えてないわけだし。
正妻をないがしろにして愛人に走るのには寛容だけど 実の娘を大切にしない父親には厳しい描写がされてる感じ
こりゃどうも質問に答えてもらうどころじゃないな。。。
藤壺女院もなかなかのくせ者だよ 源氏とのことがあるにせよ、兄娘の王女御ではなく梅壺女御を中宮に推してるあたり 当時の貴族社会を考えると異例中の異例だ それにしても難しいのは、、、、、、 自分にとって敵か味方かというのは、本当のピンチにならないとわからないってことだな もしも源氏が無位無冠で、須磨にて謹慎蟄居するようなことがなければ、 兵部卿宮も紫の上との付き合いを断ることもなく、源氏との関係も良好だっただろう まさか宮がいざというときに頼りにならない裏切り者だとは、源氏も思わなかっただろうし 兵部卿宮との関係が良好だったら、 六条御息所の姫を養女に迎えたとしても、女御-中宮として擁立したかどうかはわからない 源氏の妻とした可能性すらある
>>885 右大臣家没落後は、
源氏(東宮の後見人)、太政大臣家(太政官トップ)、兵部卿宮(中宮の兄)が、
天下の三大権門
>>891 源氏が冷泉帝の後見人になれたのは、
冷泉帝の生母藤壺が皇族の出身で、兄弟は政治をとることのない
親王だったため、と原文にある。
帝を補佐して政治を行うのは臣下の役目で、
天皇になれない親王というのは政治に携わることができないらしい。
とすると、兵部卿宮を入れるのは疑問だね。
>>890 源氏が秋好中宮を入内させなかったところで
兵部卿宮の娘王女御が立后できたとは言えない。
そうなれば頭中将の娘弘き殿女御が立后していただけでは?
弘き殿女御は冷泉帝の後宮に真っ先に乗り込んでいるあたり、
最有力な后候補だったろうし。
そうなると、源氏の栄華もきわどいものになっただろうね。
源氏が冷泉帝の後宮に養女を中宮に立てるという前段階があった上での
明石姫君の入内、立后に異を唱える者はいなかったわけであって、
冷泉帝の後宮では頭中将が源氏らを出し抜いていたのならば
明石姫君は男子を産んでも即立后とはならなかっただろう。
源氏が周囲の貴族たちより頭一つ抜け出た最初が秋好中宮の立后であったわけで。
冷泉帝の後宮に源氏が誰も送り込んでいなければ、
ただでさえ実母の身分が低い明石姫君の入内は前途多難なものになっただろうし。
>>850 藤壺も源氏を手引きした命婦をクビにもしてないし
叱りつけてもいない。
つまり、藤壺も同罪、
自分で源氏との密通を望んでいたってことになるけど?
それで、何知らぬ顔をしてその子を帝位につける・・・
女三宮よりワルだよね。
>>891 そこでひとつの疑問。権勢欲の強いコキデンやその父の右大臣が権勢を極めながら何故跡取り息子の藤大納言を大臣にしておかなかったのだろう。
>>879 それは無理あるような
式部卿の正妻だって一夫多妻の時代なんだから
結婚式くらいいくらでも実家でさせたろう
大物源氏と縁続きになれるなんて願ってもないだろうし
邪魔がってた継子も片付いてくれるし
どうみたって源氏が傲慢だっただけのような
紫の上を正妻にしたかったらどんなやり方でもできた
源氏物語の悪女というとまず六条御息所が一人で被ってる感じだけど 一番は藤壺かもね 悪女というよりワル
>>896 >大物源氏と縁続きになれるなんて願ってもないだろう
右大臣のように権力維持の為の婚姻政策と私情を分離出来る考え方を出来れば、あるいは。
(成就しなかったけれど、朧月夜と源氏の縁談)
紫上が栄華を極めつつあるなか、式部卿と正妻との間に生まれた一人の娘は
冷泉帝に入内するも鳴かず飛ばず。
もう一人は黒髭と離縁されたけれど、黒髭の妻にさせるよりは源氏の方が格上だから、
黒髭の妻になった姫辺りが、紫上の代わりに源氏の妻候補にされる可能性もあるな、と思った。
原作での正妻はとにかく紫憎しが強調されているし、少女時代の紫が行方不明になった時も
おざなりにしていた。
右大臣のような考え方をする女性というよりも、感情的過ぎる描写が多いと思う。
源氏の腹黒さには同意なのだがw
>>878 「あさき」の漫画では父兵部卿宮が源氏と姻戚になることを
喜ぶシーンがあるんだけど、原作にはない。
源氏が紫上とこっそり契り、こっそり父兵部卿宮に伝えた、という感じ。
兵部卿宮と紫上が以後自由に文通するようになった、という文章はあるが、
兵部卿宮が表立ってどうこうしたという記述はない。
北山にいる間に兵部卿宮に申し込んだならともかく、
紫上が源氏にさらわれていつ源氏の女にされたのかも
よく分からない状態で同居を強いられていたのでは
紫上の価値が下がってしまっていても仕方がないよね。
雲居雁などもそんなことになるのを恐れて父大臣が引き取っているし。
結論的には源氏は紫の上を北の方にする気はなかったということだ
若紫ちゃんだってそりゃまさか手篭めにするために引き取られたとは 思っていなかっただろうよ 自分の身の上に同情してくれる優しいお兄さんと慕っていただろうに 許すまじ!だな
樽からぴょ〜んと飛び出して玉鬘の寝所へ一直線
>>898 若紫時代の継母は別に継子憎しでもないんでない?
実子ではない、他の女の産んだ娘だけど一夫多妻制なんだからそこまで気にしてもいないだろう。
行方不明になった時だって自分の娘でもない馴染みのない若紫に関心がなかっただけのこと。
手元に引き取りたかったんならともかく、生母と祖母が亡くなって仕方なく引き取るんだし。
おざなりだったのは継子憎しと言うよりも薄情というかどうでも良い存在だから気に留めてなかっただけ、だと思う。
>>905 これあちこちで見かける
麻呂AAの元だよね?
初めてみたよw
大和さんが清少納言を主人公にした「春はあけぼの殺人事件」を読んだ。 こちらはグッと明るく軽妙でいて、"宮中の鬼""人の心に棲まう鬼"、 更に中宮定子と納言が枕草子に篭めた想いを描いていて、とっても読後感のいい作品だった。 清少納言と旦那様は雲居の雁と夕霧に似てる。 ケンカして、「いつも怒っているから怖くない。鬼ならば厳かさを添えたいものだ」 と夕霧がうまくいなすシーンがあさきにあったけど、ああいう呼吸がこの作品に満ちている感じ。 レディーミツコやあさきのようなシリアス(の多い)ドラマも見事だけど 生き生きしたコメディがやはり一番のお得意なのね。 中宮定子が御自分のことを「まろ」と呼ぶのにちょっとびっくり。 落ち着いて考えれば不思議じゃないかもしれないけど。 905,907の画像のような人物、しかも男性の一人称とばかり思い込んでたから。
>>898 原作では紫が居なくなったって聞いた継母の北の方は紫の母親を
憎む気持ちも消えて残念がってたってあるけどなあ。
兵部卿宮も泣きながら北山に行ったりして探し回ってたけど、
源氏と少納言に口止めされた女房たちは黙秘していたという。
兵部卿宮が按察使大納言邸で女房受けが良くて信用されてたら、
違う展開になってただろうね。
>兵部卿宮も泣きながら北山に行ったりして探し回ってたけど そうだよなあ・・・ 初めて本気で兵部卿宮に同情したよ 源氏ひでえ
あれ人さらいだよねw まあこればかりでなく、物語中、 貴族なら、身分高ければ なにやってもいいんか(# ゚Д゚) みたいな場面は結構出てくるね。
あと、「前世の縁」だから で何でも片付けるよね。 便利だなw
ょぅι゙ょ誘拐監禁してレイプだもんなあ
914 :
愛蔵版名無しさん :2009/02/20(金) 14:51:34 ID:C6QgnZ1X
>911 朧月夜の時に「私は何をしても許される」って言っていたしよね。
紫のことでは罪に問われずの源氏だったが 驕って浮かれまくりの深い罰は朧月夜との浮気三昧の結果受けるんだよね いい気味だし罰受けなかったらワルの源氏をエスカレートしてただろう
かまうものか あれが私に何を言える>( ´,_ゝ`)プッ
右大臣が激怒した気持ちもわかるし、兵部卿宮ももっと怒って良かったと思うよ
朱雀帝はマゾかって思うほど源氏に優しいね
惚れた弱み
>>917 朧月夜こそ源氏と結婚しなくてよかったと思うよ
優しい朱雀院の側に入れて
身分こそ尚侍という女官待遇しか受けられなかったかもしれないが
まあ、源氏に手を付けられずに
朱雀院の女御→中宮が一番良かったのかもしれないけどね
朧月夜はそれほど出世が一番でもなかったのだろう
あとあとまで源氏を受け入れているからね
源氏が須磨に左遷後、朧月夜が朱雀院の子を産んでいたとしたら、 冷泉帝は退位を余儀なくされて、その後は右大臣の子孫が天下とっている?
>>922 朧月夜の産んだ子は東宮になれるかな?
源氏左遷後ならさすがに外聞が悪すぎて無理かもね
>>923 源氏左遷後に朧月夜が懐妊=朧月夜の子は間違いなく朱雀帝の子。
右大臣家では朱雀帝と朧月夜を守るために源氏を追放したという認識だったろうし。
朱雀帝には中宮がおらず、男子は女御が産んだ1人だけだった。
髭黒の姉妹が産んだ男子と朧月夜の産んだ男子では、
やはり国母を出した右大臣家の朧月夜のほうが有利なんじゃないかな。
尚侍→女御→皇太后となることも可能だったはず。
そうなったらさすがに源氏との関係は断っていただろう。
息子のために。
源氏がいかに高貴で見目麗しく手練手管に 長けた男性だとしても、わかる女性にはわ かってたんだよね。口先だけの実のない男だと。 朧月夜や空蝉は結局は夫を選んだし。
むしろ朧月夜はふつうに朱雀帝の女御として入内して、 その後、源氏と恋仲になって子供を産むという展開もおもしろい 藤壺に次いで二人目だけど、 朧月夜なら子育てもしながら、もっと堂々と源氏との不倫関係を楽しんだかも知れない
朧月夜のはしたなさと当時の源氏の傲慢さからも あの放埒さでは露見は時間の問題だったろう 宮廷だろうが父の実家だろうがところ構わずだったから 朧月夜には罪や恥の感覚がないし 二人で朱雀帝や周辺をからかって笑ってやれという意識もあったとんでもないカップルだし そういう関係は大嫌いだな さすがの源氏もやがては朧月夜を疎むようになる 朧月夜は奔放なのに自分の保身は何より大事で 朱雀帝を散々バカにしてたのにいざ源氏のところに行っていいよと 朱雀から言われると慌てて朱雀についていきますわ、これが私の生き方ですとあたかも自分の意志のごとく言う かと思えば源氏から気まぐれで誘われればホイホイと喜んで抱かれるし
確かに朱雀院は色々気の毒だよね。 せめて秋好が朱雀院に入内してれば、少しは癒されたのかな。 秋好も寵を争う云々はあっても、まんざらでもないようだったのに。
紫、女三宮に続き朧月夜か。 ここぞとばかりにケナすレス→様々な議論、 という流れを定着させたいのかしらね。
朧月夜が人気キャラってのがワカラン
>>928 そうだね
穏やかな性格の秋好だったら朱雀帝にぴったりでいい夫婦になったかもしれないのに
源氏の頭中将への対抗心から10も年下の男の中宮になっても不幸なだけだったろう
源氏は欲をだしすぎた
結局子供も生まれず秋好は出世を願うばかり
源氏は絶対出家を許さないし
秋好も気の毒だった
>>930 ミーハーでブスな女からは朧月夜みたいな軽薄キャラが素敵に見えるらしい
どう頑張っても美人でないし自分がモテたことないからだろうね
俵なんとかとか朧月夜絶賛
>>927 朧月夜は朱雀院をさんざん馬鹿にしてたかな?
原文にはそんな記述はない。「あさき」はそんな感じなの?
朧月夜は内裏に上がったとは言っても
帝に対して貞操の義務のある女御などではなく、女官だった。
天皇の手がつくこともあるけど、天皇以外に夫を持つことも立場上は可能で、
それを利用して源氏と会っていたと思うんだよね。
朧月夜の一族はせっかく帝の寵愛を受けているのに、と怒るけれども
立場上は朧月夜は未婚者なので誰にだかれても良い。
玉鬘が尚侍として冷泉帝に侍りながら、
冷泉帝のものにはならず髭黒と結婚、
髭黒と結婚した後も尚侍の地位をはく奪されず
のちに自分の娘に尚侍の地位を譲っていることからもわかる。
尚侍というのは表向きは天皇の妻ではなく、
源氏とちぎっても本来なら文句は言えない立場。
>>933 >「あさき」はそんな感じなの?
あさき読んでないの?
いってみれば源氏と朧月夜は今でいうセフレだから
>>931 源氏が右大臣家と不仲であったことから
右大臣家の後見する朱雀院に養女は出せなかったのかもしれない。
たとえ入内するとしてもすでに退位した朱雀院のもとへ院妃として出仕するので
華やかな宮中行事とは無縁で自分より年上の朱雀院の古くからの妃たちにもまれて
苦労するのかも。
朱雀院と秋好中宮も年齢差があったはず。
(こちらは14,5歳くらい朱雀院が年上)
冷泉院と結婚した秋好中宮がそれほど不幸には見えないが。
朱雀院と結婚していれば子供が生まれたとは限らないし、
子供がいないことが即、不幸ということにもならない。
源氏最愛の人である紫上や夕霧の愛妻落葉宮にはいずれも子がない。
>>935 源氏は朧月夜との危ない逢瀬で須磨にまでさまよっているのに
全く懲りてない。
たしか、朧月夜の部屋で寝ているところを右大臣に発見されたときも、
姉のこき殿女御が右大臣邸に宿下がりをしているのを知っていていて、
わざとスリルを求めて出かけて行っているんだよね?
ああいう男と付き合えば、そら発覚するわな。
あさきでは冷泉帝とその妃たちとの絡みが描かれてないから、 わからないよね。 秋好は不幸ではなかったとは思うけど 『幼い帝のお守りをするほうが…』 と言ってるあたり、女として愛される幸せはあったのかな。 冷泉が成人してからは、お互い男女の感情が芽生えたと思いたい。
>>933 あさきにもそんな描写はなかったと思う。
確かに朧月夜も源氏との情事に溺れてたけど
最後には朱雀の優しさに応えたいからこれきりに
したいって言ってたし
(結局また須磨後会ってるけどw)
あの時代の女性にしては自分の意思を
はっきり表示できる奔放な女性、って感じかな。
あさきでは登場人物それぞれが魅力的に描かれてるから
(女三宮だけはちょっと・・・だけど)
みんなに違う良さがあって、自分はどの方贔屓、とかないなー。
>>938 漫画ではそういう書き方になっているね。
本文では斎宮姫宮本人が入内に対してどう思っていたかは一切書かれていない。
入内の直前、朱雀院が大層な調度と一緒に入内を残念がる歌を姫宮に送りつけてきて
姫宮はただ困惑、父代わりの源氏が院に失礼のないよう返歌だけはなさいなさい、とアドバイスして
無難な歌を返したことだけが描かれてある。
入内した当初こそ、一緒にお絵かきをして遊ぶだけの幼い帝に恋愛感情を持つことはなかったかだろうけれども、
「匂宮」巻では冷泉院の秋好中宮に対する寵愛は年月を経るごとに深まったとあるから、
この頃には熟年夫婦として世間の夫婦のようになっていたのかな、とは思う。
2人で養子のようにしている薫の世話を焼いたりしている。
927.931は日本史板で有名な荒らし「なまみこ婆」の書き込みでしょう 流れを読まずに自己流解釈を繰り返し延々と書く 905,907,908もそうかな 全く別の漫画ネタを振っては自論を書き続ける 平安時代をネタにした漫画は結構読んでるらしい 一番好きなのは「中宮定子」もの。 定子厨。
>>940 「匂兵部卿」の本文は「冷泉の女一の宮と同じくらい薫を大事にするのは、
后の宮(秋好む)の薫への御覚えが年月が増すごとに勝っていくせいだろう」
だと思うんだけど
原作「絵合」の巻の秋好むは「とても優しく綺麗な朱雀が泣く姿を、
幼な心にもなんとなくしみじみ拝したのはたった今の事のようだ」
って結構朱雀に好意的だよ
あさきって原文をはしょらなければ 宇治十帖以外でももっと長くなるの? あさきオリジナルの話もあるんだよね。
花散里との馴れ初めはオリジナルだよね あれけっこう好きだ
あさきでは穏やかな秋好中宮だけど 原作では、冷泉院の子を二人も産んだ竹河御息所(玉鬢大君)に嫉妬しまくりだった 新弘毅殿も女一の宮を産んだけど、玉鬢大君に嫉妬していたね
嫉妬だけで終わり? それとも何か報復とかした?
冷泉院の子を産んだけど后の宮や女御の嫉妬で 心労のあまり玉鬢の元に逃げ帰っているよ でも弘徽殿は、はじめは 冷泉院が玉鬢大君を欲しがってると聞いて入内をお膳立てしていた。 自分にとっては姪だし可愛がってやって、 というお人よしな心境だったんだろうけど まさか完全にまるごと寵愛を大君に奪われるとは思ってなかったのだろう。 それまでは秋好と同じくらいの寵愛を受けていたし 同じ立場の秋好も面白くなかっただろうよ 玉鬢は娘を冷泉院にやったのは失敗だったかと後悔してる。
>>944 いいよね
染め物のところとかかわいくて優しくて恥ずかしがりで
光源氏は外面ばかりで女を見てないぞという証明にもなる
949 :
名無し :2009/02/21(土) 18:29:29 ID:???
>931>941 ここは日本史板でも古文板でも無ければ、源氏物語スレでも無いんだけど。 自分達の巣を荒らされるとすぐ騒ぐ癖に、逆の事は平気でするんだね。
950 :
名無し :2009/02/21(土) 18:33:32 ID:???
>>937 さすがに中年以降になってから
若い頃のいきすぎた自分の行動を反省してる源氏で救われた感じがする
兄朱雀帝にも頭が上がらないのか忠実になっているし
懲りないのはむしろ朧月夜のほうだったね
>>947 母親が美人だけに玉鬘大君も美人だったろうしね
秋好と朱雀帝はお互いに好意を持っていたんだね
源氏に引き裂かれた形でやっぱり源氏はやな男だ
953 :
愛蔵版名無しさん :2009/02/21(土) 20:15:32 ID:de0/wmSn
玉鬘長女に嫉妬しまくったのは、こき殿の女御だろ!
源氏×朱雀帝は、いまでいうBLだったんだよ 源氏がタチで、朱雀帝がネコ 虐めてるようだけど愛してる
エロ話とキャラ叩きで釣れなくなったらホモ話か 本当に粘着ジジイはキモイな
>>952 朱雀は風流なことに関しては源氏が自分以上と認めていたし、
執心されて歌を交わしていたんだから、朱雀に入内していても寵愛されていただろうね。
朱雀の寵愛の一番は朧月夜だろうけど、先坊の姫だから中宮にもなれただろうし。
あと最初から子持ちに嫁ぐ方が自分に子供が出来なくてもショックも少なそう・・・
>>956 朱雀と秋好も結ばれてほしかったな
源氏には何もいえなかった朱雀、カワイソ
物語の人物、全員性転換してストーリー展開するとおもしろいかもな 桐壺中宮が溺愛する女二宮(源氏)は、二条院で育てられる 左大臣の長男・葵の君に嫁ぐが、夫婦仲はよろしくない 姫も藤壺帝のことが忘れられず、藤壺帝がこっそり忍んで姫宮と密通し、 生まれた姫・女十の宮は御所で育てられる やがて夫葵の君との間にも姫(夕霧)を生むが、夫は若くして亡くなる 藤壺帝によく似ているからと、ひそかに囲っていた藤壺帝の甥・紫の君と契る 紫の君との間に子は産まれなかったが、夫婦仲は良かった 朧月夜の君、空蝉の君、夕顔の君、末摘花の君、花散里の君、朝顔の君、六条の君らと逢瀬を重ねて、 須磨からやってきた受領の息子・明石の君との間に、1人息子(ちい君)を儲ける 40歳の時に、真実の娘・藤壺帝の女十の宮(冷泉帝)の口添えもあり、 秋好帝から一品を賜り、六条女院として栄耀栄華を極める・・・・・・・・・・・・・みたいな
源氏→内親王だったら話はこのスレでちょっと前にやりましたよ。
>957 そうだよね。 朱雀院、あんなに好きだった朧月夜はどっちつかずだし ほかの妃とのことは分からないけど せめて望んでいた秋好とは一緒になって欲しかったな。 おとなしいばかりに色々翻弄されてかわいそう… 絵合のとき、源氏を通して秋好に絵巻を贈るシーンは 優しすぎて本当に切なくなる。
朱雀も頭中将も娘と息子が親に成り代わって源氏にしっぺ返しくらわせたから 完全に負け組ってわけでもなかったね
>>945 >>947 玉鬘大君のことを目障りだと言っていたのは
弘徽殿女御本人ではなく女御に仕える女房たち。
弘徽殿女御本人のことは比較的よく書かれているよ。
宇治十帖でも、宇治の八の宮の姉妹に出会う以前、
匂宮は冷泉院の女一宮を正室に望んでいた時期があったけど、
その理由は御母君の弘徽殿女御が素晴らしい女人だったから、と書いてある。
秋好后宮の反応は書かれていない。
すでに冷泉院の中宮→皇太后(明石女御が中宮になった後なので、
秋好は皇太后なのかな?)となり、周囲の妃たちとは全く扱いの違う秋好后宮は
夫が手をつける身分の及ばないものにいちいち表立って嫉妬はしていなかったのでは?
9歳年上の姉さん女房というのもあるしね。
>>949 なまみこ婆も「あさき」スレに筋違いな他の漫画を持ち出さないようにねw
定子の漫画とか全く関係ないしw
筋違いなレスは見逃せってかw
>>961 頭中将の長男柏木は不幸にも父より先に亡くなったが、
次男の紅梅は長女を東宮に入内させている。
また、紅梅の正室真木柱は今上帝のいとこに当たる。
すでにこの時点で大納言の地位にある紅梅の娘ならば、
東宮が帝になったときに確実に女御にはなれる。
夕霧長女はまだ子を産んでいないし、
紅梅長女の運次第ではまだ栄華の道があるのかも>頭中将一族。
未だに名前だけじゃ誰が誰だかよくわかってないw 顔を見ればわかるんだが。。。
>>964 そういえば紅梅は源氏の事大好きだったらしいね
本当のパパでもないのに源氏が亡くなった時は夕霧以上に惜しんでいたらしいし
小さい頃に源氏に可愛がってもらっていたからだろうか…
>>965 あさきを手元においてもう一度読み返す事をオススメします
冷泉院の女一の宮は一度も出てこないけど。
今上の女一の宮は子供の頃に一度か二度出ている。
紫のおばあちゃまに抱っこされてる場面ね
紫=浅田真央 藤壷=浅田舞 葵=荒川静香 明石=中野友加里 朧月夜=安藤美姫 六条=キムヨナ
>>967 柏木や紅梅をかわいがる源氏
夕霧のことはそれなりにかわいがって頼もしいと思ってるけど
柏木は罪を犯して源氏から憎まれたことで死んでしまった
疑問なんだけど 健康で若い男子がただの心労で亡くなるってことあるのか… 柏木にとっちゃ、女三の宮への恋慕よりも源氏の怒りと憎しみの方が 深く心に刺さったワケだ
結局夕霧も明石中宮も冷泉が兄だと知らないまま、か
>>971 あるでしょう
意気消沈が身体の弱りにつながって
そこから病になっていくのは当然あり得る
974 :
名無し :2009/02/22(日) 23:26:08 ID:???
>>793 そういえば戦国時代の武将・毛利幸松丸なんかは
首実験させられて病んで亡くなったという記録があるね
柏木は家柄が良いのもあるけど 幼い頃から人に引けをとるまいと研鑽をつんで コツコツ実力を付けて出世をしてきた…といったモノローグあったよね。 慎重居士だったのに恋の闇に迷って、源氏に露見してから 初めてリアルにしでかしてしまった事の罪の重さを実感したんだね。それが病になって現れた。 源氏って今上帝(朱雀の息子)よりも権力者、って解釈合ってる? 睨まれたら生きておれないという怯えが尋常じゃなかったんで。 この、文字通りの「睨まれたら生きておれない」をそのまま表したのがあの酒宴だよね。 禁断の恋とか実の亭主にバレたからっていうより、社会性(社会的地位)に照らされて自滅していった感じ。
准太上天皇となった源氏は、 皇親の長(一・二品式部卿)以上の存在で、 並ぶ者なき天下一の権門(摂関家のトップに等しい)で、 それはそれは恐るべき存在だよ
地位の高さもあるけれど 源氏の華やかさが並ぶ人なしといえる存在だったと思う 当代一の美男で男たちからも女たちからも絶大な人気 柏木の憧れの存在だったろうから
柏木には「出家して罪を償う」って選択肢はなかったのかな? 頭の中将たちに止められそうだけど
>>979 身体が直ったら考えたかも
でも奥さんがいるからね
両親も止めるにきまってるし
かといってこの先源氏に合わす顔はないだろうし
死ぬしかなかったかも
男系男子の王族の家に 摂関家の血が入った男子が産まれるのってのは かなり罪深い事だったんじゃね?
男皇子であったか…(*゚∀゚*) 男皇子であったか…(´・ω・`)
>>981 隠されてるだけで結構あったんじゃない?
源氏→柏木はけっこうホモ臭かったとおもう。作者の趣味だろうが
母親が低い身分ながらどの高貴な女御より帝に寵愛された事と その一粒種の源氏自身も稀代の美貌と才を持って生まれたことで 庇護を与えてくれる権力者・父帝の愛情独占できたのが1番の幸運だったと思う。 源氏は更衣腹に産まれだし、平凡なキャラなら一歩間違えたら 後見も無い立場の弱い皇子として埋もれていく運命の可能性が高かった。 こう考えるとこの時代、父親の愛情をもらえるってのは 子供や、もちろん母親にとって非常に重要なことなんだなと思う。 浮船親子も父親八の宮の愛情を受けられて母親を継室に 浮船も嫡子として認知されていれば宮家の姫で居られたのに。
どの時代でもそうじゃない?
女三宮って、あさきゆめみしで書かれてるほどバカじゃないよね 何事も言われるままにって、かなり意思が強くて我慢強くないと出来ない 何も考えてないように描かれてるけど、何も考えてないように見せるのが立場だったんじゃないのかなあ あの扱われようは気の毒 尼になったことも、寝取られた事も、ただの自業自得として軽く扱われてるようにさえ思う
>>985 権力者である父親に寵愛されていたかどうかは大きかったろうね
源氏は更衣腹の皇子なのに本人はそのひけめは全くなく自由奔放に生きてるし世間から崇められてる
これも容姿才能が抜きんでていることに加え
母親が帝に愛されまた源氏自身帝の寵愛を一身に受けていたからだろうね
大臣たちも源氏にさからえないし
ただ更衣腹では天皇になれたかどうかだけど
不思議の国のありんす。
>>986 まあ基本そうかもしれんが、どの時代といっても例えば現代日本なら
父親に出て行かれても放り出されても母子家庭給付金とか
法令の保護があるぶんさほど親父に依存しなくていい面がある。
ついでに平安時代と違って女性の働く口も広いし母親が高学歴
キャリアウーマンなら父無しでも何とかなる率は高い。
>>991 浮舟母娘の方が、現代の母子家庭よりよっぽどセレブじゃない?
お金持ちの受領一家だし
何とかなるの基準が全然違うと思うよ
そういや紫式部も未亡人の母子家庭で、宮仕えしてるキャリアウーマンだ
>>993 更には娘もキャリア積んで天皇の乳母になってるしね
紫式部も現代の一般庶民よりは余程いい家の出だからね。 自分も乳母付きで育ったし、中宮に出仕しながらも自分の身の回りのことは さらに下働きの侍女にやらせればよかったし(中宮付きの女房が食事の支度したり洗濯したりしないもんね)、 実家へ帰れば明らかに姫さまと呼ばれる身分だろう。 娘も乳母をつけて里においておけば泊まり込みの出仕もできる。 現代の母子家庭とは相当違う。 仮に紫式部が働かなくとも生活はできただろう。 でも、現代から考えるともっとすごいのは娘の大弐三位かな。 幼い頃に父を亡くし、母の縁で中宮彰子に出仕、とここまではいい。 若いころから恋多き大弐三位はなんと20代半ばで娘を産んで未婚の母となる。 普通ならここで会社を追い出されそうなものだが、 なんと、丁度彰子の妹で東宮妃だった嬉子が男子を産んだというので、 乳の出る大弐三位が乳母の一人に選ばれるわけだ。 大弐三位が養育したこの男子は即位して後冷泉天皇となり、 大弐三位は従三位に叙されて大出世(だから大弐三位というわけだが)。 尚、「大弐」は彼女が30代半ばで結婚した相手高階成章の官位から。 大弐三位が高齢出産で儲けた成章の子為家を通じて、 女系で現在の天皇家に紫式部や大弐三位の血が入っている。
996 :
愛蔵版名無しさん :2009/02/23(月) 22:34:47 ID:NJSjMaoT
井伊じゃん
大老じゃん
紫式部って藤典侍くらいの身分かな? 位や家柄よくわからないけど
メーテル
1001 :
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