1 :
愛蔵版名無しさん:
ジーク・ハイル!
ジーク・ハイル!
3 :
愛蔵版名無しさん:2008/04/29(火) 14:22:53 ID:QQX+SVAN
俺が泣いた
4 :
愛蔵版名無しさん:2008/04/30(水) 23:39:26 ID:cAKm5Mb5
hosh
5 :
愛蔵版名無しさん:2008/05/01(木) 01:49:50 ID:TW5jAWEL
Mr.Reaganって誰のことなんだろうか。
6 :
愛蔵版名無しさん:2008/05/03(土) 17:36:14 ID:rJHRGVAB
ハードカバーのしか持ってないので、個人的には4巻完結本なんだな。
5巻といわれるとちょっと悩む
7 :
愛蔵版名無しさん:2008/05/05(月) 01:04:27 ID:GPXkal+R
エリザちゃん!
8 :
愛蔵版名無しさん:2008/05/05(月) 17:42:20 ID:y5T2PoWC
ハイル・ヒッタラッ!
9 :
愛蔵版名無しさん:2008/05/05(月) 18:33:41 ID:9fRYZcve
ヒッタラ〜〜〜〜〜〜
10 :
愛蔵版名無しさん:2008/05/05(月) 19:01:34 ID:cfFGZSep
最後、二人のアドルフが殺し合いするんだっけ?
何か救いのないラストだったような・・・
レイプの描写は強く印象に残ってる
12 :
愛蔵版名無しさん:2008/05/05(月) 19:55:27 ID:J1RkwKaZ
ヒット、ヒット、人殺しぃ〜!
レイプの描写だけが印象に残っている
何かの手塚ドキュメント番組でも
「直接的な表現をせず、『犯す』と言う行為の本質を描いた」
と賞賛されたシーンだね。
賞賛すると、何かが違うと感じるが
16 :
愛蔵版名無しさん:2008/05/05(月) 22:18:56 ID:47m0pShA
リア中・高程度の年齢の癖に惚れた女とその両親一家を助けたor助けようとしたという点は偉いと思う
この一点だけで他の全ての悪事を許せそうだが、多分それは気の迷い。
細かく掘り下げてもらえなかったカミルはいろんな意味で気の毒かもしれない。
お前は手塚漫画読まんほうがいいよ
ワンピースや恋空でも読んでろ
レイプシーンがないとつまらないです。
20 :
愛蔵版名無しさん:2008/05/06(火) 23:38:34 ID:FXmIHfO1
主人公を幼少時代から大人まで描く漫画って少ないよな
成長するにつれて変貌していく主人公たちを見るのはおもしろい
21 :
愛蔵版名無しさん:2008/05/06(火) 23:55:41 ID:rpm/6DTm
確かにそういう漫画ってあんま読んだことないな。
手塚の作品の中で、アドルフは1、2を争うほど好きだ。
22 :
愛蔵版名無しさん:2008/05/07(水) 00:35:15 ID:W03j8vG5
ゲシュタポのひとが江守徹に激似ワロス
>>22 おまいのせいでこの作品がギャグ漫画にしか見えなくなった
>>14 一瞬、手塚ドキュン番組に見えてビックリしたじゃないか…
25 :
愛蔵版名無しさん:2008/05/07(水) 22:23:56 ID:p1XaJ1Lo
勝ち組みと負け組みの話だと思えば、分かりやすいぞ。
ランプあのあとも生き延びたかねえ
これミュージカルされるって聞いたけどマジ?
29 :
愛蔵版名無しさん:2008/05/09(金) 21:46:39 ID:O1y7uY7M
火の鳥鳳凰編の間違いじゃない?
手塚さん唯一の劇画はこの作品
手塚さんは劇画が苦手だったらしい
31 :
愛蔵版名無しさん:2008/05/11(日) 00:31:53 ID:FxuFY+Zh
物語の冒頭で、刑事が峠にお前はW大だな、俺はQ大だ、みたいなことをいうシーンがあるんだけど、
Q大ってのはどこですかね?
Wは早稲田だとすぐピンとくるんだけど・・・
32 :
愛蔵版名無しさん:2008/05/11(日) 00:38:03 ID:CrMups52
九大?
>>32 おお、即レスどもです。
九州大か、京都大か・・・京都〜大みたいなのもありえますかね。
わざわざQなんてアルファベットを出してくるあたり、
手塚さん本人はどこかの大学を思い浮かべてたんだろうと思うんですけどね。
京都帝大なら、当時の関西では、「京大」ではなく「京都」でしょう。
すっかたなかんべぇ
36 :
愛蔵版名無しさん:2008/05/13(火) 10:47:43 ID:whpg+8JM
手塚さんはヒッタラが好きなの?
脇がかゆいだけだろ
38 :
愛蔵版名無しさん:2008/05/13(火) 14:38:15 ID:6GWEo/V3
ケツネうどん一つ
エリザ可愛いね
でも処女やない
三重子も可愛い
お桂に姦られとる
三重子は最後に出てくる若狭湾での飲み屋の髪型が・・・
小城先生の悲鳴が頭から離れない
45 :
愛蔵版名無しさん:2008/05/16(金) 23:44:22 ID:V2hg9SNb
日本女性は夫に従う貞節な心を持っているはずだろう?
小城先生がどんな拷問を受けたのか、気になって夜も眠れません
今手塚先生がご存命でしたら、きっと詳しく描いてくださったんだろうなあ
48 :
愛蔵版名無しさん:2008/05/26(月) 06:39:53 ID:WKxXvouL
高校時代に図書館で読んだのが最初。
由季江の年齢が定かでないが、峠と初めて会った時、同い年だと示唆する描写があった。
息子アドルフがいるから、峠より年上と見て間違いないだろう。
何歳でカウフマンと結婚し、アドルフを出産したのであろうか。10代の頃と思われるが。
小城先生は何歳かな。
小城先生はアドルフの担任の時はずいぶん若い気がするな。
22〜24歳とか。
最近初めて読んだのだけど、
普通の漫画だったら少年時代の友情に戻ってENDと思っていたらちがったのが衝撃
心の変わり方がマンガ読んでるうちにすんなり入ってくる一方で、
人はこんなに心が変わるものなんだろうかと、何度も思い、なんかむなしくなった、、、
手塚治虫って男の加齢描写は上手いのに女のはわりと下手だよね
51 :
愛蔵版名無しさん:2008/06/03(火) 22:11:40 ID:Mh4zRfGO
>>49 そんなに若いわけは無いでしょう
だったら峠の弟、勲の担任だった頃は若干12〜14歳だった事になりますよ。
>>50 あまり女をリアルに描きたくないってことでしょう。
53 :
愛蔵版名無しさん:2008/06/04(水) 02:52:15 ID:ugAYKFzx
>>52 いや、リアルだと思う
あのヘソの下の点々がリアル過ぎ
小城先生や由季江の年齢描写はやはりおかしいな
あとエリザや三重子は変わり過ぎだし
別作品だけどシュマリや陽だまりなんかでも女の加齢描写はいまいちだったような
小城先生は根本的にデフォルメがおかしい
勲の担任だった事をすっかり忘れてたわ・・・
あれ?峠って土浦出身じゃなかったっけ?
関西は単なる赴任先かと思ってた。
>>46 小城先生ってタバコ拷問の前にはどんなことされてたんだろう。
カミルも。
58 :
愛蔵版名無しさん:2008/06/10(火) 01:45:33 ID:PF0mxO6O
描かれないことによって、想像の翼は無限大に広がるということを知っておくと
ためになる。秘すれば花。
最近読み返して気付いた
小城先生とカミルが本多サチの墓参りをするシーン
カミルの「仏教は死の匂いがするから嫌いだ。その点ユダヤ教は『汝殺すなかれ』と生き方を教えている」
これは重要な伏線で、物語の最後でカミルのつぶやく
「あの世でパパに謝って来い・・・また来世で会おう」につながる
この矛盾する2つの発言はつまりカミルがユダヤの教えを捨てたことを意味している
なぜ?戒律を破ったから。「汝殺すなかれ」を。
ユダヤ人とはそもそも何か、なんてことに手塚は関心がないと今まで思ってたが
ユダヤ教に死後の世界はないとか戒律が何より大事とかそういうことも調べた上で書いてるんだなと
60 :
愛蔵版名無しさん:2008/06/10(火) 01:57:27 ID:c4oydJQa
なかなか深い考察だな。面白い。
今のイスラエル人はユダヤ教信者のユダヤ人とは言えない、という事?
62 :
愛蔵版名無しさん:2008/06/14(土) 01:03:50 ID:YH/ZlWYa
峠
ドイツ人だとか日本人だとかになぞそうこだわるんだね
どっちだっていいじゃないか、好きあってれば
救護所で小城先生が峠に対して「あなたが庇ってくれなかったら
私は死んでた」って言ってるけど、拷問死してたってことなのか
それとも爆撃で死んでことなのかどっちなんだろ。
爆撃じゃない?
65 :
愛蔵版名無しさん:2008/06/17(火) 06:40:21 ID:QZIAXzhk
ボルマン君は敗戦間際のドイツで後継者指名もらってなにがしたかったんかね?
カミルとカウフマンのラストバトルはやっぱ共通言語の日本語で怒鳴ってたんじゃないかと思うが
本当なら関西弁トークになってたんだろうな。
カウフマンは関西弁しゃべれんとちゃう?
変ですか?
初めの方でちょろっと関西弁を使っていた気がする
>65
やっぱゲーリングとかを粛正したかったんだろ。
後継にはなれなかったけど粛清はしたな
ヒッタラーを粛正、ね・・・
エバを運んだのはやっぱり後ろめたかったから?
一度身体を触りたかったんだろう。
女の色香をプンプン振りまいてたろうし。
本多大佐と同じくずっと片思いしてたのかもねw
地下壕で禁欲生活だしなw
最終巻で三重子が可愛くなくなった
オソレスだけど、、、。
>>20 今コンビニ本で出てる六田登の「ICHIGO」をぜひ読んでもらいたい。
アドルフ・カウフマンの変貌とよく似た衝撃を味わえる、、。
>>49 子供時代のカウフマンが、ドイツに行くのを嫌がって、山をこえて別の町に家でするシーンが
あったけど、あれは自分がドイツに行ったら、カミルとの友情が壊れてしまうという
ことを本能的に怖れてたのかな、、、、。
ヒトーリンばんざいっ
78 :
愛蔵版名無しさん:2008/06/24(火) 23:34:26 ID:St3lubw5
ヒトラーも、英国が宣戦布告してこなければ、そうして更に日本がアメリカの
挑発にのって真珠湾への奇襲攻撃、フィリピンへの攻撃侵攻と対米宣戦布告を
しなければ、アメリカに宣戦布告せずに済んで、それで第二次大戦さえ回避
出来てれば、名宰相だったのにねぇ。引退してからは、ベルリンオリンピックは
よかったと回顧したり、アウトバーンを指してこれは実に良い経済復興策で
あったと慢心の笑みを浮かべて別荘に訪れる記社の会見取材に答えたりして
いたかもしれない。
>英国が宣戦布告してこなければ、
その前があるだろw
イタリアと同盟しなければ勝てた
81 :
愛蔵版名無しさん:2008/06/26(木) 04:31:01 ID:medUPJQA
イギリスとポーランドが秘密協定を結んでいて、ポーランドにドイツが侵攻
したら、イギリスが対独宣戦するという条約が結ばれていたが、それを公開
していなかった。もしも、世界的にその密約を公開にしておけば、さすがの
ヒトラーも、ポーランドへ侵攻を思いとどまった可能性が高い。
その前の会談で、イギリスは戦争したくないという気分が高いとヒトラーに
思われていたのも、ポーランド侵攻への誘い水となったわけだ。
(ポーランドを足がかりにして、いずれはソ連へ攻め込むつもりだったんだ
ろうけれども。)
そうして、むしろイギリスとポーランドに仲良くしようと持ちかけて、
共同でソ連に攻めようと提案してた可能性がある。
ドーリットル空襲で神戸も空襲されたのを今日始めて知ったのう、ラララ・・・
>>80 イタリアだってヒトラーと組みなんかしなければ…
いずれにせよ、時代錯誤杉の連中は滅びる運命だったのさ。
「収穫」本日発売
丸首ブーンも出てたのか
87 :
愛蔵版名無しさん:2008/07/01(火) 10:30:20 ID:NTyvfDGj
ドイツ人だとか日本人だとかになぜそうこだわるんだね
どっちだっていいじゃないか好きあってれば
ダンケルクでイギリスを大陸から駆逐したあと、
膠着状態のままドイツがこっちからは手を出さずに
それまでの成果を守っていればイギリスも反撃は
むつかしかったのでは。
89 :
愛蔵版名無しさん:2008/07/02(水) 00:25:02 ID:8WDosUjo
ヒトラーの失敗は、ソ連に突如単独で戦いを挑んだこと。
フランスを先に押えておけば、イギリスは背後から
攻め込んでは来ないと思ったのかな?
90 :
愛蔵版名無しさん:2008/07/03(木) 22:54:12 ID:Qbskf75U
イタリアが着たアフリカで足を引っ張ったのが敗因
ドイツ軍がジャガイモ食ってるときにピラミッドではしゃぎながらパスタ茹でてるようじゃ
91 :
愛蔵版名無しさん:2008/07/06(日) 10:24:23 ID:vqMjnVo9
ギギギ・・・ラわーん
92 :
愛蔵版名無しさん:2008/07/06(日) 23:39:53 ID:JT94yOyF
93 :
愛蔵版名無しさん:2008/07/16(水) 18:43:34 ID:vKuAwmty
うぃあざわーるど
94 :
愛蔵版名無しさん:2008/07/17(木) 16:15:13 ID:RmCOrpT6
後半のイスラエル編
いきなりアルドフがイスラエル軍の将校になってるのは
やや唐突な感じもするな。
後半ちゅうーか終盤だな。
プレエピローグみたいな感じ。
誰だよアルドフってwww
つーかアドルフ何人も出てるんだからカミルて書け
唐突すぎるアルドフの登場w
98 :
愛蔵版名無しさん:2008/07/18(金) 16:00:23 ID:yYb/Jz1D
ドイツ人のアドルフは中東に逃げ延びて、
PLOに加わるけど、ナチス幹部は大体が
バチカン支援で南米に逃げ延びてたんでしょ?
この作品にも出てきたけど、アイヒマンとかはそうだね。
結局はモサドに捕まって、処刑されたが。
あと、下の方の連中は、フランス外人部隊に入ったのも、結構いたみたい。
100 :
愛蔵版名無しさん:2008/07/20(日) 06:56:06 ID:iPoUgVX4
特高のハム・エッグがグロ過ぎ・・・・狂ってからの方がまだ見られるような気がw
101 :
愛蔵版名無しさん:2008/07/20(日) 11:01:44 ID:ShDgEXnm
>65
オソレスすまん…
組織というものはたとえそれが崩壊の危機に瀕していても
内部の秩序を維持していこうとするものです。
分かりやすく言えば、明日倒産することが明白な場合でも
社長のポストが空けば、社長の座を狙って出世競争が起きるのです。
無意味な競争なのに。
カウフマンが戦後、日本に残っていたら、
ナチ狩りには合わなかったんだろうか?
>94
後半の急展開は、作者の健康状態によるもの。やむなし。
ルードウィヒBみたいに絶筆にならなかっただけマシ、か・・・
描きたいものがたくさんあるのに描けない!
紙とペンをくれ!
って言いながら亡くなったらしいからねぇ。
こちらもまだ10代だったから当時は結構爺さんに見えたけど、
今思えば60歳なんてまだまだこれからだよね。余りにも早すぎる。
カウフマンとカミルが狂っていく仮定がすっ飛ばされて
いきなり断絶があって残忍になれるようになってるから大した説得力がないんだよね。
結局手塚の想像力より現実の擾乱の理解不能度が遥かに勝ったという感じ。
終盤ひどいね。カミルが現場で人殺しを指揮するような急進派のシオニストになるのは
カウフマンの豹変より不自然。エリザもそんな旦那を支えたわけでしょ。
駄作じゃないかなぁこれ。結論も読者に丸投げだし。
>105
カミルとカウフマンの最後のエピソードってのはあくまで後日談であって、
そこを説得力持つように描いたらそれまでのストーリーが消し飛んじゃうし、
後日談として描いた意味がないじゃん。
シオニストの狂気を描写するのがテーマじゃないんだしさ。
だいたい戦時中にああいうドラマがあった二人が何年か後にはああも残忍に狂ってしまうのが
>105の言うように「理解不能」な「現実の擾乱」だった訳だろ。作者はそんな理不尽な歴史の
現実をそのまま描写しようって意図な訳で、そこに軽薄な結論なんか付け加えてたらそれこそ
駄作になってたと思うよ。
そういうのが読みたいなら八月くらいにどっかの雑誌でやると思うからそっちにすればいいと思う。
>>105>>106 カミルはともかく……カウフマンって狂ってるか?
早足といえば早足だけど,カウフマンについては
しっかり描かれてたと思う。
やっぱカウフマンの物語だと思うしね。
カウフマンは2巻目で既に狂ってるじゃん。
カウフマンは葛藤してる描写がちょこちょこ入るから「狂った」とは思わなかったなあ
教育の影響力については考えさせられた
カウフマン×カミル
峠や小城先生ってナチや特高に拷問されてよく
後遺症が残らなかったな
カウフマンが狂ってるとしたら,最後の最後で,
正義を振りかざすやつがいるから云々という内省の味わいが
ゼロじゃねえかよ!
個人的にはヒトラーだって狂ってない。
ルーズベルト死んで大反撃だ! の後に,
エヴァと抱き合うシーンの味わいはさすが手塚センセイだと思う。
そういう意味ではカミルって感情移入しにくいんだよな。
シオニズムに走ってくのは理解できるけど……。
あ,赤羽だけはガチで狂ってるw
この時期のヒトラーはすでに運動困難言語不明瞭だったんだけどな
>>105 >終盤ひどいね。カミルが現場で人殺しを指揮するような急進派のシオニストになるのはカウフマンの豹変より不自然。
発表当時も「9回裏で急に凡戦になった感じ」と評されていた。
実は、雑誌の編集方針変更のあおりで突然最終回が早まって、止む無く話を強引に進めたらしい。
本当は引き続き、戦後編もじっくり書くつもりだったそうだ。
本当に戦後編も書くつもりだったの?
完全な蛇足になっちゃうと思う
エバ・ブラウンが実は生きていて、重要な役回りにするつもりだったとか。
峠やランプの戦後の生き様もみっちり描くつもりだったらしい。
118 :
愛蔵版名無しさん:2008/08/03(日) 00:46:43 ID:z6JWBvhw
終盤短縮されてあのまとめ方とは・・・・
やはり天才としか言えない構成力
グリンゴの方がどうまとめるつもりだったのか
すごく気になるんだよな・・・
>>116 もしかしたら、手塚先生がもう少し長生きしたら、アドルフに告ぐ・外伝と
して、戦後二人はそれぞれどういう生き方をしてきたかを描いたんじゃないかと
思う。
そして恐らくはその戦後編アナザーストーリーはドイツの東西分割も描いたんじゃ
ないかとも思う。
トキワ荘の住人がまた一人お亡くなりに(-人-)
アカツカに告ぐ
トキワ荘にフジオが3人いるな
A先生長生きしてください
年取ってから、マンガを大して描かなくなると長生きするな。
赤塚不二夫の「ギャグゲリラ」の後を受けて始まったのが、この作品。
ギャグゲリラに大変感銘を受けてた手塚は、自分も本領であるSFで勝負しようと意気込んでいたが、編集部の意向で歴史テーマになった。
126 :
愛蔵版名無しさん:2008/08/04(月) 15:57:30 ID:aGDLLjEL
たった今この本を読み終えて感想は、カミルとエリザはひどい
奴だったと思ったよ。
親友の好きな女を横取りしておいて、シャアシャアとしているカミルと
反逆罪を覚悟してまでカウフマンはエリザを亡命させたのに、神戸で
再開するやいなや、いきなりカウフマンにビンタを食らわし、家族を
追い出し全財産を奪って収容所に押し込めただの無茶苦茶な言い分を
言い出す、そもそもお前の親父たちがカウフマンの必死の説得を
無視したためこうなったことが分かってない、こんな女はレイプされて
当然で、カミルもざまあ見ろと思ったね、おまけにカミルはパレスチナで
アラブ人の民間人を殺しまくってるし、俺にはこのマンガはナチス
もひどいが、ユダヤ人も根性が腐った奴だと思えたね。
127 :
愛蔵版名無しさん:2008/08/04(月) 22:07:18 ID:y/1W+2sv
>>126 保母同意。
カウフマン可哀相だよ・・・・
カウフマンの人気にshit!
20歳以上年下の父親の違う妹の由を連れて散歩をして、
「ひとさらいだッ」警察にお持ち帰りされてしまうカウフマン。
涙目で事情を説明するカウフマン。
日本いてもこういう流れにはなるんだろうな。
気の毒すぎて笑ってしまった。ゴメン
>>124 手塚氏も藤子F氏も生涯現役だったもんね
A先生は結構描いとる方だと思うがな
お歳のワリに
カウフマンは時代に翻弄されすぎで、全然報われない人生だったな。
終戦直前に自分はただの道化だったと自嘲するのが哀れ。
最後のフジオがこうして死んだ今
その物語を子孫達に伝えようと思う
私の名は小池さん・・・
いわばこの物語の狂言廻しだ
>>132 うおーい小池さん、A!A先生!!
まあ、本名がモトオだからいいか・・
134 :
愛蔵版名無しさん:2008/08/10(日) 10:49:37 ID:VKQED7vA
ランプは処刑されたと。
あのまま生きているはずが無い。
氷の心臓は4巻で溶けきったな。
カミルの息子
峠が来た瞬間「父は死にました」
単なる厄介払いをしようとしたんじゃないのか?
たとえ厄介払いでも、嘘を言っているとは限らない。
136 :
愛蔵版名無しさん:2008/08/10(日) 20:09:11 ID:j9tGM+i8
赤塚氏の追憶漫画が、各誌、各作家達によって描かれるかどうかですね。
137 :
愛蔵版名無しさん:2008/08/11(月) 00:34:38 ID:fiNFp8j2
>>134 ただヒットラーを撃ち殺すときだけは氷の心臓を取り戻したように思える
138 :
愛蔵版名無しさん:2008/08/13(水) 04:06:31 ID:WbnJ7NTc
ところでカウフマンが、潜水艦で日本に来るとき、
北極海で、追いかけてきた謎の潜水艦は何なんですかね?
ソ連の潜水艦なのかな?
キタ…
読解力のない人っているんだな・・・
141 :
愛蔵版名無しさん:2008/08/17(日) 03:17:47 ID:aLTLHnda
カウフマンも悲惨だよな、自分がドイツにいる間に母親はいつの間にか結婚
していたなんて、相手が日本人とかドイツ人とかそうゆう問題じゃぁない
んじゃないか?
あの年じゃぁグレルよ、草平を嫌うのも当たり前だ、任務を抜きにしても。
キモ
>>141 カウフマンの人生は全てその調子。
何やっても良い方向に行かない。
カウフマンはアスペル
146 :
愛蔵版名無しさん:2008/08/19(火) 07:51:55 ID:GKYSRr82
>>141 しかも「おやじと呼べー!」とボコボコにされるし。
エリザなんか最悪。誰のお陰で助かったと思ってんだ。
礼一つ言えんのかユダヤの女は。レイープされてザマミロと思ったよ。
どうでもいいけどカウフマンってユダヤ系の姓だよな・・・
カミルは他の章で好感がもてる場面があるからまだ許せるんだが
エリザはなあ・・恩人に再会して早々あんな態度とっちまってるしな・・
最終章でアイツも殺しとけばよかったのに
女キャラは小城先生が一番
変形前の三重子さんだろ
151 :
愛蔵版名無しさん:2008/08/19(火) 18:15:45 ID:xmBmyMWq
>>147 口頭でスペルを伝える時に「k wie Kaufmann(Kはkaufmannのk)」と言うくらいなので
ドイツではありふれた苗字。
カウフマン至上主義者がいるようでw
「俺様の大好きなカウフマンに楯突くやつは、レイプでも殺されでもされちまえ!」
ハイル、カウフマン!ハイル、ハイル!
小城先生の拷問シーンで抜いた俺は最低
今読んでるけど、かわいそうな話だな。
最初カウフマンもカミルもすごく仲良かったのに殺しあうなんて。
特にカウフマン救われないや。
ユダヤ人虐殺に関わった元SS隊員は、戦後ナチハンターの目から逃れるために、傭兵として世界をさまよっていたのが結構いた。
カウフマンマニアが必死ですね
私は小城先生マニアです
あのシーン、小城先生はかなり必死です
>>146 エリザの反応自体は同意なんだが、カミルの父の最期に至るまでが
あまりに理不尽でむごいんで、ちょっと文句が言えん。
小城先生って特攻に二度も拷問されたのに
ケロっとしてるのがすごい。
ああ見えてタフだよね。
最後の方出番無かったが
各国の工作員に文書渡すのをなんであれだけ拒否したかがわからん。
もちろん本当にドイツ以外の国の人間か確証がもてないってのはあるにせよ、
文書の公表のためにはもっとも理想的な相手だったと思うが。
本当に公表するかどうか、信用できなかったんじゃないの。
ヒトラーの手先かもしれんしな。
レス早っ。やっぱり確証がなかったからということになるんかね?
でもそんなこと言ってたら確実な相手なんかいないだろ。確かめようもないし。
実際寝かしすぎて価値なくなってるしね。
弟が殺される原因になったものだから、そりゃ慎重にもなるさ。
無価値になっても、別に峠には何の損もないし。
渡しちゃったらそこでマンガがDAS ENDEになっちゃうから。
名作なんて言われてるけど言うほどよくなかったな。
170 :
愛蔵版名無しさん:2008/09/15(月) 06:28:18 ID:MEos30vK
そう?じゃあ、どんなのが面白いのさ。
171 :
愛蔵版名無しさん:2008/09/15(月) 10:33:37 ID:GU0Lbf/L
追ヶ浜の女将の年齢設定が気になる。
最後の方で三重子が激変したのに女将は変わらなすぎ(安心したけど)
この漫画って全体的に少女→大人の女の変化は大きいけど
最初から大人の女だった場合はそれ以降の変化が少ないよね。
しょうがないだろ。漫画家の絵の描き分けパターンは限られてるんだから。
手塚センセは女性の加齢描写ヘタだよ
とくに中年以降の女性は
女性の加齢描写が上手い作者が思い当たらない
加齢描写なら浦沢直樹
安彦良和
179 :
愛蔵版名無しさん:2008/09/18(木) 12:33:24 ID:bjAezP9I
峠さんっておじさんなのになんであんなにモテるの??
女の人のほうからほとんどひとめ惚れみたいな感じで
寄ってこられるじゃない。
ありえないだろ〜って思うのですが・・・。
本人イケメンでも無いし、気配り上手でも無さそうなのに
無駄にモテモテで、しかも非美人(小城先生とか)には惚れられないあたり
ギャルゲーの主人公みたいな都合良さだよなあ。
スポーツマンだし行動力あるし、頭も悪くないし、誠実で正直で女たらしでもないし、
背高いし顔も悪くないし、あんなご時世だから頼り甲斐あるし…
シリアスな話だけに、ロマンスの一つや二つあったっていいじゃん。
183 :
卍:2008/09/19(金) 14:28:43 ID:evlARSGO
184 :
afe:2008/09/19(金) 20:29:21 ID:gAC9ciew
カウフマンがカミルの父親を射殺するところと
カミルをぼこるとこは最高だな。
相変わらず勃起してしまう。
ハードゲイか
186 :
愛蔵版名無しさん:2008/09/20(土) 20:05:01 ID:Z6E2nS1/
実写映画化は無理だろうね。
188 :
愛蔵版名無しさん:2008/09/21(日) 13:56:07 ID:hRVv73c5
峠、カウフマン、カミル、エリザの身長・体重・血液型はどんな感じだと思う?
小城先生はちょっとモディリアーニ入ってる。
血液型って厨臭い質問だな
宮崎駿は血液型でスタッフの席を決めているらしいぞ
あんなロリコン親父はどうでもいいです。
193 :
愛蔵版名無しさん:2008/09/29(月) 17:00:57 ID:Pwqezjc/
>>179 他の若い男はみんな戦地に行ってていないから
あの特高がキ○ガイになって再登場!のドアップ顔は
いまだに怖くて見れない。
195 :
愛蔵版名無しさん:2008/09/30(火) 18:14:46 ID:Vs2X/NeM
なんで関西弁アドルフが最後戦地に行ってたんだろう。
パン屋の親父を射殺されたことを本にしてたけどいちいち名前を記録してたのか?
196 :
愛蔵版名無しさん:2008/10/02(木) 02:53:01 ID:b3hw2aF0
お・・・
となりの奥さん!
よく焼けたなあ・・・
>>195 よく嫁。
ナチアドルフが、アイヒマンの命令でユダアドルフの親父を殺すとき
一緒にいた誰かが、手記か回顧録の中でその模様を書いてる。
それを読んでユダアドルフはナチアドルフが親父を殺したと知った
わけ。
198 :
愛蔵版名無しさん:2008/10/03(金) 09:25:45 ID:zAadGRG+
>>197 お前が質問をよく読め
そんなことはわかってるんだよ
>>195 関西弁アドルフは、戦後イスラエル建国と同時にシオニズムに
身を投じたのでしょう。
シオニズムはググってください。
>>197 ああごめん。
虫けらのようにユダヤ人を殺すのに
いちいち名前なんて記録してたのが不思議だなという意味だ。
ゲルマン民族は几帳面でクソ真面目なんだよ
最後に峠が関西アドルフの墓参りに行ったときの妻ってカフスマンにレイプされたあのユダヤ人?
カフスマンて・・・
カフスマンワロタ
文章どころか字面すら追えない世代が登場したか・・・
もはや「ゆとり」とか関係ないのかもね。
登場人物の名前って一度思い込みでインプットされるとずっとそのまま読んでしまうってのはよくある
一気読みとかだと特に
それが「字面を追えない」って事なんじゃない?
208 :
愛蔵版名無しさん:2008/10/08(水) 14:12:34 ID:i9uoQmzs
小城先生が最初に出てきた時には顔からしてただの脇役だと思ったが
実は重要人物だったからびっくりした。
小城先生はキレキレイの先祖
小城先生はタンタンの血が混ざっているな
小城先生はバンパイヤでは手塚の妻役だったような
バンパイヤの手塚治虫の妻は
実際に先生の奥さんがモデルらしい
小城先生大好き
「火の鳥 大地編」
原案手塚治虫・画・脚本さいとうたかお
警察を定年退職し独り身の下田は、かつて先輩刑事の友人であった峠草平と出会う。
「ヒットラー出生の秘密・二人のアドルフ」で名を成した作家だった。現在の彼の興味は、
戦時中行方不明になった「火の鳥に関する文書」と世界的スパイナー「ゴルゴ13の出生の秘密」だった。
下田は後輩の目黒検事にゴルゴに関する情報を依頼する。そして驚愕の事実。
「おやめなさい。彼の秘密を探ろうとして何人ものジャーナリストや諜報部員が消されたり、黙して語らず余生を送っている!」
「なあに、わしはもう生い先短い年寄りじゃて、大いなる傍観者として昭和史を書き残しておきたいんじゃ」
峠の強い熱意に動かされ、下田は中国・イスラエル・ドイツをめぐる旅に出る。
「火の鳥」「ゴルゴ13」を追うものを狙う謎の男。彼の正体は?そして下田が知る衝撃の事実とは?
モサドの元諜報部員を下田は訪ねた。
「ゴルゴ13…我々も彼の秘密を探るべく活動したが何人もの有能な部員を失い挫折した。かなりの年齢になるはずだが、
未だに奇跡とも呼べる狙撃は衰えていない。数少ない彼の写真を見てもここ20〜30年歳をとっていないように見える。謎だ」
下田「日本に居たアドルフ・カウフマンが戦時中、本多大佐の庭から掘り出したという、『ヒットラーの出生証明』ともう一つ『火の鳥』に関するものを
こちらに持ち込んだというが、彼を殺害したイスラエル軍中佐アドルフ・カミル両者とも既にこの世の人物ではない。ここでも文章は行方不明か」
モサド元諜報部員「彼は東洋系と言うが、デューク東郷という日本人名を名乗る事が多い。しかし、なぜ『ゴルゴ13』というコードネーム
を使うのか無宗教と思われる彼が…長年の疑問だった」
下田「いわゆるゴルゴダの丘を見つけるしかないのか?しかし彼が東洋系なのがどうしても引っかかる」
モサド元諜報部員「数年前日本からパレスチナへ逃亡してきていた小山内切人という医者が彼と接触したらしい」
下田は再び日本へ
↑おもろいっす。続き希望
帰国した下田は峠邸を訪ねた。
下田「峠さん、あなたは御自分の本にも書いていないし、私へも正確な情報を教えてくれなかった。何故です?」
峠「ほほ〜?何の事ですかな?」
下田「ヒットラーの出生に関する書類と火の鳥に関する文章は、本多邸から掘り出された後カウフマン氏から
あなたの手に渡り、あなたが保管していた。そして1948年、帰国するカミル氏にあなたが手渡したそうじゃないですか。」
峠「それで?」
下田「その2つの文章はカミル氏が1958年にイスラエルの大学教授に渡したという。しかし、その教授は歴史的に何の価値も無いものとして、
カミル氏に返還したとか…その後の行方がまだ掴めていませんが…。
それより重大なのは、カミル・エリザ夫妻は終戦後、神戸空襲で親をなくした戦災孤児の面倒を見ている。そしてその中の3人をユダヤ教の洗礼を受けさせ、養子として共にイスラエルに渡っている。」
峠「よくお調べなすった。確かにわしは本ではそれを伏せていたし、今まで誰にも話していない」
下田「あなたは、その3人のうちの1人がゴルゴ13ではないかと推測しているのでは?」
峠「…」
下田「しかし、それもエルサレム警察の記録に因ると1958年2月の爆弾テロで3人とも亡くなったという。一緒に居たエリザ夫人も足を負傷した。
ここでゴルゴを探る糸は途切れてしまいました。」
峠「ふむ、では文書もその時期に不明になったと言うわけかな」
下田「いや、肝心なのは本多邸から掘り出された『ヒットラーの出生に関する文章』と出所が違う筈の『火の鳥に関するもの』が、なぜ同じ封筒に入っていたのかです。あなたはそれを知っていたのでは?」
峠「わしは例の文章を小城先生の仲介で本多大佐の息子に手渡したが、その件について話した事はなかった」
下田「本多大佐の息子がゾルゲ機関の連絡員だった事はご存知ですよね」
下田は話を続けた
下田「非科学的迷信らしいので本当の事かはわかりませんが、火の鳥の血と呼ばれるものは南京の地下にあった。
日本軍に因る南京陥落の際、現地で医師をしていた猿田なる人物がユダヤ人団体に渡したらしい。その後猿田が一部を保管していたのだが、
日本軍中佐だった間久部録郎が、悪名高き南京虐殺事件に乗じて探索を行い、猿田をスパイ容疑で捕らえ、取り上げた。
当時南京に居たドイツ人医師エンゲルスが、偽物とすり替え本国に持ち帰ったと言われる。
当時のドイツでは、東洋の神秘に惹かれるヒットラーが不老不死の力を得る為、火の鳥の地の探索を行わせたと言われるが、
ドイツ軍の研究所ではむしろV号計画に導入する目的だった。…不死身の兵士を作るための。まったくの笑い話としか思えないが。
結局、ベルリン陥落・ヒットラーの自殺によりこの話も真偽不明と言うわけです。
一方、南京のユダヤ人団体は、間久部中佐のレポートの写しを手に入れ、本物の火の鳥の血と共に、神戸のユダヤ人団体に送った。
その封筒はカミル氏の父親がゾルゲの連絡員に渡すべく保管していたのだが、ヒットラーの出生文書の探索に動いていた神戸のユダヤ人協会にとってはそんな訳のわからん物は重要視していなかった。
カミル氏はそれと、峠さんの持っていたヒットラーの出生文章を同じ封筒に入れていたのではないか」
峠「なるほど」
下田「峠さん自身、火の鳥の血の様なものは信じていなかった。その為に当初、アドルフ・ヒットラーを含めた『3人のアドルフ』の物語になる筈が、
ヒットラーに関する記述を大幅に割愛するしかなかった。そんな訳のわからないものを絡ませたら、本自体の真実性が疑われる事になる。
もっともイスラエルの大学教授がヒットラーの出生文書を価値の無いものとしたのと同じ事です。ナチスドイツが敗れ、ヒットラーの死後、そんなものを認めたら
今度は自分達の首を絞めかねないものですからな」
峠「下田さん、なかなかの推理力じゃ。さすが名警部だった人じゃ」
下田「さて、そこでカミル氏と文書と共にイスラエルに渡った元日本人戦災孤児達です。あなたがそのうちの一人がゴルゴと推理した根拠は何ですか?
記録上死んだ事になっている彼らと文書の行方。あなたの推理をお聞かせ願いたいが」
峠「うむ、そこまでわかっておるならあなたにお見せしよう。」
峠は後ろの本棚から古ぼけた厚い洋書を取り出した。
峠「これはカミルが日本を去る時に文書の礼として渡されたものじゃ」
それはユダヤ教典だった。
その時、一発の銃声が!下田は峠をかばってテーブルの下に伏せた。
下田「銃声は一発だけのようだ」
起き上がった下田が目にしたのは、真ん中を撃ち抜かれたユダヤ教典だった。
警察による現場検証
刑事A「この角度だと狙撃場所はあのビルの屋上からとしか、考えられない」
刑事B「ばかな!500メートルはあるぞ」
下田「これ以上過去を探るなという事か…」
一人の男が下田に声をかけた。後輩だった目黒検事である。
目黒「先輩は以前ゴルゴに関する情報を私に依頼しましたが、今回の件と関係あるのでは?
ゴルゴがやったとすればこれは警告ですな」
下田「ゴルゴがやったとすれば…か」
目黒「1年後に控えた神戸サミットを狙って、中東からテロリストが潜入してきているという情報が入りましてね。
かなりの大物が来ているとか…先輩も中東へ旅行に行かれましたよね」
下田「どうしてそれを?」
目黒「私も内閣調査室とのパイプがありまして、イスラエルの諜報機関からの連絡です。元諜報部員と接触されたようですが。何をなさってるんです?」
下田「まだ言える段階ではないが…パレスチナゲリラの大物が来てるのか?」
目黒「ええ、イスラム過激派の中でも…日本の報道でもよく聞く名前でしょう。ムハマド・カウフマン」
下田「カウフマンだって!!?」
目黒「もちろん、この現場の邸宅の持ち主峠草平氏の本も読んだ事がありますが、カウフマンと言っても全くの偶然でしょうなあ。」
下田「どうしてそう言える」
目黒「一応、ノンフィクションとの振れ込みですがヒットラーユダヤ人説自体、現在では否定されている方向ですし、カウフマンという姓は実はドイツ系ではなく、むしろユダヤ系なのですよ」
下田「何だって!?それではなおさら不自然だろう!」
目黒「パレスチナゲリラがにっくきユダヤ系の姓を名乗っている事ですね。」
下田は首をひねった。
峠「例のユダヤ教典に挟んであった書類の事なんじゃが…」
下田をNGワードに加えたらすっきりした
223 :
愛蔵版名無しさん:2008/10/14(火) 20:10:39 ID:LB1VcuVe
これさっき読んだけど
5巻とは思えないほどの大河作品だな
手塚さんスゲーっス
20世紀少年とはえらい違いだ・・・・・
225 :
愛蔵版名無しさん:2008/10/17(金) 00:48:39 ID:E94ESHo1
デビルマンもそうだけど、重厚な作品はやたらと巻数伸ばせばいいってもんじゃないな
20世紀もモンスターも10巻くらいだったら神作だったな
今の漫画家だったら
ブラックジャックの短編1本分のネタで
3巻はひっぱりそうだ。
>>224 ああいう手法が好きな御仁もいるのよ。
得意げに居酒屋で謎解きに励むおやじには辟易しましただ。
全4巻のうち、4巻のカミルとカウフマンがカウフマン家で殴り合いを
しているシーンでカウフマンのきんたまがズボンの上からでもわかる位に
異常にでかいシーンがある。カウフマンのきんたま相当でかいよ
それを見て萌えた
探してみ。あるから。
腐女子キター
浦沢直樹は、長編で風呂敷を広げすぎちゃうからな
短編なら神なんだが
手塚キャラの喧嘩はまず、ものすごいバネを使って
腹に一発決め込んでくる所から始まるから、
腹に注意してれば勝つる!
保守
読破した
カウフマンは結局価値観揺らぎまくって定まらんまま死んだなぁ
カミルとの友情を裂かないでと願ってた純粋な彼はいづこに
この漫画は定期的に読みたくなるな。
数年おきに満喫行って読んでるわ。
235 :
愛蔵版名無しさん:2008/11/14(金) 22:07:28 ID:A35nNSfA
>>225 長ければいいってもんでもなし。ガンダムも打ち切りになって、短縮されたため
逆に内容が濃くなったと安彦良和が言っておりましたわな。
ベルセルク・・・
カウフマンの一番の問題ってユダヤ人殺害でもカミルの親父殺したことでもなくエリザ犯したことのような気がする
238 :
愛蔵版名無しさん:2008/11/18(火) 23:51:53 ID:bGYEwlyj
ユダヤ人の血をどうこう言うわりには、改宗すればOKとかやつらの発想はよくわからんな
239 :
愛蔵版名無しさん:2008/11/19(水) 01:36:50 ID:A2kk2OuV
名作age
>>238 ユダヤ人=ユダヤ教の信者。
民族じゃないんですよ。
イスラエルはオウムが富士山麓に独立国を作っちゃったようなモンだな。
241 :
愛蔵版名無しさん:2008/11/19(水) 22:25:36 ID:LsJ1e+0s
>>240 そのわりには民族やら血縁にこだわってたが
ユダヤ教の信者は血も汚らわしい、って思ってたんじゃない?
243 :
愛蔵版名無しさん:2008/11/22(土) 01:22:30 ID:OE5zQj/h
これって連続アニメ化してほしいな
244 :
愛蔵版名無しさん:2008/11/22(土) 23:35:47 ID:LAmuTRPt
この作品はもっと長くするはずだったが、諸般の事情により連載を短縮し
戦後編を大幅に短くしたために、もっと複雑で入り組んだ話になるべき
ものが、そうならずに終ってしまった。そのために、結果的に無駄となった
伏線の為の伏線がそれとは気がつかれずに回収されもせずに残っている。
やっぱ魂で作品書いてる手塚と、金儲けで描いてる浦澤には雲泥の差があるな
247 :
愛蔵版名無しさん:2008/11/23(日) 23:21:16 ID:Yh69DUS1
わずか4,5巻にまとめあげたからこその密度だともいえるし
これはこれで良かったのだと思う
この原作を手塚が考えたのならやっぱり途方もない天才だ
構想のシナリオ見てーーーー
幻のクライマックスが幻のままになって名作、ってのは最初のガンダムもそうだね。
手塚氏、死の病床でうわごとのように
「まだ描きたい事がたくさんあるんだ、ペンと紙をくれ!」
って言ってたらしいけど、描きたい事の一つに本来のアドルフ後編も入ってたんだろうか。
なんだか切なすぎる。(´・ω・`)
亡くなった当時はこちらも若かったから凄い爺さんに見えてたけど、
60そこそこで亡くなるなんて早すぎるよね。F氏とかも。
やっぱ寿命削って描いてるんだな
>>249 二人とも生涯現役で年取ってからも若いころと
変わらず漫画描いてたみたいだもんな。
そりゃ早死にするわ。
ナチスドイツを描いてはいるが何故かユダヤ人虐殺だけで
ナチスドイツの東部戦線でのスラヴ人の大量虐殺や
ドイツ本土に突入してきたソビエト赤軍による暴行略奪
といった重要な展開が避けられている。
物語とあんまり関係ないからだろ
だよな。
255 :
愛蔵版名無しさん:2008/11/27(木) 10:25:08 ID:C3yvMzUR
>>249 ある漫画家が手塚に、「話作りに時間がかかって」とボヤいたら、
手塚は、「え?どうして?」とキョトンとした顔をしたという。
アイデアが、無尽蔵に湧いて出てくる手塚にとっては、「アイデアが
出ない」とかいうのは想像できなかったらしい。
それはいくらなんでも
例え話としてのツクリっぽくないか?
自分にいくらアイデアがあっても
あれだけ量の人間ドラマを描けるなら
想像する事位できるだろう。
257 :
愛蔵版名無しさん:2008/11/27(木) 23:26:20 ID:dbwjjrYX
まあ、手塚の「教え」の中に、
「漫画は1にアイディア2にアイディア、三四が無くて、五にアイディア」
みたいなことを言っていた時期があるから。
漫画はアイディアをひねりだすところで苦しむというステレオタイプ的な
「世間常識」もあった。藤子の漫画の中でもアイディア作りに苦しむ漫画家
というステレオタイプがよく登場してもいたし。
色んな漫画を描かれて、あの漫画もどの漫画も素晴らしかった
フニャコフニャオさんですね?
手塚も未来の原稿を書き写していたに違いない
なんといってもアドルフは完結してるからまだマシ
ルードヴィヒとグリンゴは続き気になりまくりんぐ
イタコに呼び出してもらって完結編描いてもらうしかないな
あと火の鳥大地編も
ネオ・ファウストも
火の鳥「大地編」続き
下田は峠に一枚の写真を見せた。
下田「この男に見覚えは」
峠「おお!この男は本多大佐の息子さんじゃ。戦中亡くなったと聞いたが」
下田「この男が世界的スパイナー『ゴルゴ13』なのですよ」
峠「ばかな!いや確かに…顔はそっくりなのじゃが」
下田「こうは考えられませんか?本多大佐の息子はゾルゲ機関に関係していて、アドルフ・カミルから
ヒットラーの出生証明とともに火の鳥の生き血のありかを記した文章を預かった。そして密かに生き血を手に入れ死ななかった。
戦後はスパイナーとして生きている」
峠「なるほど!それで60年以上も歳をとらず腕の衰えない超人『ゴルゴ13』という仮説が成り立つ」
パン屋アドルフは日本よりイスラエルのほうがよかったのか
結局日本もパン屋を継ぐ夢も捨てて軍人になった、ってのがなんだかな
ラスト辺りは急ぎ足になってたけど、この辺の描写も欲しかったな
ユダヤ人がイスラエルに集まった当時の事情を知らないと
なかなか理解できないかもね・・
>>264 >>265 日本は居心地良かったし愛着もあったけど
ユダヤ人積年の念願だった自分たちの国の建設
というアイデンティティにかかわる事業には
何をおいても参加したかったってことだろ
(特にナチスの迫害でその想いがいっそう強くなったと)
駆け足だったけどカミルの選択自体は納得いったな
小城先生は巨乳だし最高に美人だが三重子もムチムチしててたまらん
三重子は大人になって劣化したな
手塚氏の女性キャラでは小城先生が一番
俺は和登さんか奇子かな
俺はブッダのリータか
火の鳥太陽編のイノリ
273 :
愛蔵版名無しさん:2008/12/06(土) 20:51:18 ID:4nuWQn5k
ルードビッヒはどこまで描くつもりであったのかなぁ。
構想ノートは残っていないのか。
ベートーベンの生涯を描いた映画は2,3本あったから
そういうのも一応参考にしただろうけれども。
第九の初演で観客が歓声を上げているが、気が付かず、
団員に教えられて、、、というところまでか。
あるいは、老いて没して、街の人々が全員参加で葬儀を
送るところまでだったか。。。。。
エレオノーレと一緒に現代にタイムスリップしてSF巨編に、
だったら萌える。
275 :
愛蔵版名無しさん:2008/12/12(金) 01:55:20 ID:UUsTkkhT
「大統領閣下は日本に対しアメかムチかどちらをお選びになりますか?」
「もちろんムチの方だよ」
ってセリフ回しが大好きだ。
大統領閣下がムチを選択したことで日本に多大な犠牲が出たってことは分かってるんだが、
それでも好きだ。
最終章、虐殺者となってしまったユダヤ人。
ナチスが虐殺者だった頃にはカウフマンが無機質な顔で、カミルが表情豊かな熱血漢の表情豊か。
パレスチナ(妻と娘)を背負ったカウフマンとイスラエル軍人カミルでは、すっかり表情も逆転してしまった。
ドイツもやっぱり、日本みたいに諸国から謝罪を求められてるのかな?
その辺を知らないんじゃ話にならんな。
この話、全く理解不能だろ。
ナチの残党狩りはものすごかったんだぜ?
「わたしは貝になりたい」ドイツ版は無いのか
281 :
愛蔵版名無しさん:2008/12/12(金) 21:54:09 ID:mpxqWF+d
>>277 毎年大統領がユダヤ人墓地へ行って、謝罪をしている。
ドイツ人がナチを肯定するのは憲法違反。
>>280 ドイツでの軍事裁判は、日本のとは比べ物にならないくらい非常に厳格に行われたために、罰すべきでない者を罰した悲劇は起こっていない。
憲法にナチのことが書いてあるの?
285 :
愛蔵版名無しさん:2008/12/15(月) 11:15:32 ID:vAKWn9HU
>>277 ナチスに全部責任押し付けて居直っている。ドイツでは、ナチスドイツの
降伏の日を「解放の日」と呼んでいる。つまり、「ドイツは、ナチスという
チンピラ集団に国をのっとられ、ナチスドイツ降伏日は、そのチンピラから、
ドイツが解放された目出度い日」というスタンス。
まあ日本も軍部が暴走したから同じようなもんだな
田も神もほっといたら危なかったな
反対意見を暴力で封殺したあたりも同じだよね。
「アドルフ〜」でも描かれてるけど。
>>284 ドイツ連邦共和国基本法第21条の(2)
「政党で、その目的または党員の行動が自由で民主的な基本秩序を侵害もしくは除去し、または、ドイツ連邦共和国の存立を危くすることを目指すものは、違憲である。違憲の問題については、連邦憲法裁判所が決定する」
文面ではナチスについては触れていないが、この規定自体はナチス台頭への反省から制定されたもの。
実際この規定に基づき、憲法裁判所がネオナチ政党へ解散命令を出している。
戦う民主制ってやつか
全巻セット1500円で売ってたら買った方がいい?
手塚治虫っていうのとタイトルに惹かれるんだけど……
ブックオフで1冊100円で買える
店頭にあれば、の話だが
興味があるなら1500円で買ってもいいんじゃない?
いい大人なら1500円くらい持ってるだろ
たかが1500円で悩むな
1500円分の価値はあるな
ハードカバー版なら安いと思うけどね。
>>291安いに越した事はないけど売ってるのみたことない
てかバイトしてない高校生だからお金ないです(^ρ^)…
>>292そんなに面白いんだ!
>>293どうかなあ?ヤフオクで見つけたんだけど文庫かハードカバーか詳しくは書いてなかった
そんな誰もが分かっているような事挙げられてもね
>>294 ハードカバーなら全4巻
文庫版なら全5巻だ
>>294 予備知識がある程度ないと、言うほどおもしろくないかも知れない。
手塚作品だけあって、クオリティはさすがに高いが。
1500円なら、ダメな映画よりは甲斐があると思うな。
でも探せばもっと安価で読めるかも知れん。図書館にもあるだろうし。
俺は図書室で読んだクチなんだけど
その後5〜6年たって無性に再読したくなってハードカバー買った
なので
>>294にはまず自分の学校の図書室に行く事を薦める
1500円ってバイトしない高校生には結構キツいしね
高校生のくせに一度に全巻買おうというのが図々しい
文春文庫と全集と新しくでたビッグコミックスペシャル
どれがいいの?
やっぱり大きいビッグコミックスペシャルかな
紙質とかどうなんだろ
古本で探すなら文庫版が安いんじゃなかろうか
アドルフ〜に限らないけど、文庫本って小さいから印象が違うんだよな・・・
というか、アドルフ〜はハードカバーで読んでこそ
読み応えがあると思う。
>>33 Jは上智な
ベルリン、プリンストンは伏せなかったな
Jって伏字で出てきてたっけな。覚えとらん。
今なら二人のアドルフの白いちんこは乾くひまがなかったろうな
フリッツうぜえ
でも、あんなふうにしつこくからむやついるよな
草平、銃でおどされてもへっちゃらだったのにカウフマンに銃つきつけられたら焦ってる。毎晩のセックスで弱ったな
二人が防空壕入って、ユダヤとののしる横でおっさんが外人とののしるのがすべてをあらわしてる
以上、童貞のレス三連投をお届けしました。
1900年みて、思いついたのかな
映画の1900年な
みんな観たことないみたいだが
314 :
愛蔵版名無しさん:2008/12/26(金) 04:41:52 ID:5xy7lOMz
懐かしいなあ
これ読んで世界史選択したなあ
まあ、数学受験で慶應になったから基本いらなかったけど
>>314 俺は日本史と倫理を選択した後にこれ読んだ…
子供の頃に固く友情を誓い合った二人は、大人になれば必ず憎しみあって
殺しあう、という手塚漫画の黄金パターンを見事に描いた代表作だね。
「人と人とは相互に分かり合えない」というのは手塚漫画の暗黒面のテーマの柱で。
フライング・ベンなんかは犬とはいえあまりの結末に眩暈がするくらい。
317 :
愛蔵版名無しさん:2008/12/27(土) 16:10:32 ID:bnPNHXVN
ホホホ、私は永遠の生命をつかさどる宇宙の精霊、人間は火の鳥と呼ぶようね。
おお、本当に存在したんだ。まるで漫画だ。
私の生き血を舐めれば、あなたはまだずっとずっと生きられるようになるわ。
ほほー、設定までもそっくりだ。これは驚いた。
未完の作品、アイディアはあってもまだ描いていない作品、全てを完成できるわ。
いや、やめて置こう。人の命には限りがあるからこそ人生は貴重なものなんだ。
あらそう。ではあなたはもうじき死ぬのです。そうして次は虫になり、。。。
違うのよ! あたしは乙女のきんどーちゃん!
>>295 ドンゴラボールの成長はゲームみたいなもんだからね。
一種のパワーアップと同類というか。
ドラマ的なもので成長を描いていくものはあまりなさそうだ。
主人公が
「女を知っているか」
と聞かれて
「母と妹と弟の彼女と・・・」
と答える臭作も真っ青なシーンがあるよね
アドルフに告ぐってビラ刷ったところは衝撃あったな
ここかって
ガザが大変な事になっているのにスレが静か、という辺りが2ちゃんだな。
カミルはなぜ最後の決闘で得意の関西弁を使わなかったのか?
憎しみや戦争の不毛さを十分わかっていたように見えるカミルも
結局、憎しみにとらわれて、日本人的な部分より、ユダヤ人として部分を選択した、
ということなのかな。
あのシーンではドイツ語で会話していたとエスパー
329 :
愛蔵版名無しさん:2009/01/29(木) 01:49:10 ID:SNYtcnos
ほうほう。これは・・・
カミルが本多大佐の息子を相撲技で投げて腰骨はずしたとか言ってた気がするが
下手すると半身不随だな
モトマチの双葉山を知らんのか?
いや、俺もそのシーンは「コイツやばすぎるだろ」と思った。
歩けなくなる位腰骨ずらしたら再起不能だろう、と。
医学博士にたいして無学なきみたちは
おれもやばくねとは思ったが
医学博士って言っても当時で40年前、今からだと60年位前の知識。
それも国試を通った、ってレベル止まり。
なので、手塚氏本人も認めているけど、知識は無茶苦茶古い。
ブラックジャックも結構変な描写があって、単行本化の時に描き直されたりしてる。
>>334 現場の経験ないから、しょうがないな。
BJで思いついたアイデアは、あらかじめ阪大教授の恩師たちにリサーチしてたんだってね。
知識が古かったといっても、並の人間とは比べ物にならないほどの医学知識があったのは確かなんだから、そんな鬼の首取ったように言わなくてもさ。
そういやBJの「めぐり会い」の影響で
子宮を取った女性は男性になってしまうとばかり長い事思ってたなぁ
リアルを目指すよりも話の面白さ優先といったところなんだろうな
340 :
愛蔵版名無しさん:2009/02/01(日) 23:10:57 ID:jNvf1Xjq
>>339 それ以前に、子宮・卵巣全摘出で子宮がんが治癒するなら、十分すごいよなw
その一方で、患者の体内に手術道具を置いたまま縫合とか、医者の権威主義とか同僚への陰湿な嫌がらせとか、割とリアルな題材の話もあったけどな。
その辺も古典的ではあるけど、ね。。
如月先生だっけ。
初めて読んだのは小学生の時だったけど、知り合いで同じように全摘した人がいるんで
酷い話だと思った。
ブラックジャックはちょっと神格化され過ぎちゃってるけど、自分的には駄作だな。
こち亀の両さんみたいな警察官は実在しない
手塚自身けっこうBJで叩かれてるけど、差しさわりの無い病気を扱うわけにも行かないし、
脳の入れ替え、宇宙人を手術する話もある。
ただ、ニュース速報板で悪く言われる「死ぬ死ぬ詐欺」のような多額の治療代がかかる病気はどうなんだろう。
身内としては法外な料金でもBJに治してもらいたいだろうな。
「BJに手術してもらう募金」
BJに出てくる病気は全部ホントにあると思って怖くて読めなかったリア小のころ
人面ソウが怖かったな
348 :
愛蔵版名無しさん:2009/02/03(火) 16:13:46 ID:J2AMOstb
俺の弟、自然気胸でやんの。弁は無かったけどwww
本物の病気を書けば、患者の関係者から苦情の嵐。
想像上の病気を書けば、医学生やマニアから嘲笑の嵐。
何も書けなくなって、連載止めた。
あった!
まだ破かれてない まだパパは見てないんだ
神様・・・お許しください ぼくは・・・ぼくはあなたに
お誓いしておきながらそれを破ろうとしました!!
その上小城先生も裏切ろうとしました!!
ぼくの部屋の戸棚の奥へしっかり隠しておきます!
上のシーン(
>>329だと3巻の94ページ)で質問させてください。
直後に船の絵が描かれていて、そこに
SEE YOU AGAIN MR.REAGAN
って旗が出てくるんだけど、このREAGANって誰のことか分かる方います?
当時日本に来てた有名人かなんかなんだろうか。
連投スマソもしかしてレーガン大統領?
>>349 本物の病気が間違って描かれてるから。
終戦前後の混乱期の医専(医学部ではない)出身者がまともな知識を得られているわけがない、と。
大佐の息子の手紙を三重子が受け取ったとき、手紙を口元にもっていってるが、あれ、なめてる?
間接キスねらいで
ただ映画やら演技やらの表現の型として、口元にもっていってるだけ?あの人から手紙がきたって感じを表すだけで
354 :
愛蔵版名無しさん:2009/02/08(日) 15:21:53 ID:BOJrHfvE
この漫画、実は脚本(ストーリー)にゴーストライターが居ないのか?
>>352 ではまともな知識をお持ちらしいあなたに、間違って描かれている病気の指摘をしてもらいましょうか。
>>355 ,.-─ ─-、─-、
, イ)ィ -─ ──- 、ミヽ
ノ /,.-‐'"´ `ヾj ii / Λ
,イ// ^ヽj(二フ'"´ ̄`ヾ、ノイ{
ノ/,/ミ三ニヲ´ ゙、ノi!
{V /ミ三二,イ , -─ Yソ
レ'/三二彡イ .:ィこラ ;:こラ j{
V;;;::. ;ヲヾ!V ー '′ i ー ' ソ
Vニミ( 入 、 r j ,′
ヾミ、`ゝ ` ー--‐'ゞニ<‐-イ
ヽ ヽ -''ニニ‐ /
| `、 ⌒ ,/
| > ---- r‐'´
ヽ_ |
ヽ _ _ 」
ググレカス [ gugurecus ]
(西暦一世紀前半〜没年不明)
言い逃げかよw
ウィキでは確かに「ブラックジャック」連載時の医学でも治療可能な病気を「治療法は無い」
と書いたのが問題になったらしいけど
版が変わるたびにちまちま直してたんだってな。
そりゃ、ドン・ドラキュラとか描きたくなるわ。
そういやアニメのBJいつの間にか終わってるな
見てないが不評だったのか?
361 :
愛蔵版名無しさん:2009/02/15(日) 18:41:46 ID:Zt2zYxN0
映画興行も、残念ながらいたって不評だったようだし。
まあ、お話がバイオハザードで子供向きではなかったので、
ある程度仕方が無いが。
362 :
愛蔵版名無しさん:2009/02/16(月) 15:26:04 ID:omTNtlB4
BJってゴールデンでやるアニメじゃないだろ
363 :
愛蔵版名無しさん:2009/02/17(火) 15:11:43 ID:OxqVZHfk
>358
時代背景を1950年代にすれば良かったのだ。
シャーロックホームズものが現在のDNA鑑定もなければ、
血液型の精密な検査も無く、通信は手紙か電報しかなく
インターネットも電話も携帯電話も無く、ホームズは
麻薬愛好者であっても、作品が描かれた当時の時代背景
を前提にしているから、誰もそれについては文句は云わないように。
ジャングル大帝も、ターザンものなどと同様に、19世紀の
終わり頃の話なんですよとすれば、クレーム出ないかもしれんのに。
子供向けの雑誌で主人公を思いっきり奇妙な風体にした作品にしたのに、まさか日本中からマジ突っ込みが殺到するとは思わなかったんだろうな。
子供向けにしては結構トラウマになりそうな話多かったな
俺もそうだ
たしか最初は単行本は「恐怖コミックス」に分類されてなかったっけ?
文庫本の二巻まで読んだが三重子がかわいすぎてやばい
危うく恋に落ちるレベルあれが二十歳とはたまらんいやあたまらん
飲み屋の姉ちゃんも悪くなかったが断然三重子
三重子結婚してくれ
>>366 ハ,,ハ
( ゚ω゚ ) お断りします
/ \
((⊂ ) ノ\つ))
(_⌒ヽ
ヽ ヘ }
ε≡Ξ ノノ `J
>>366 俺は思春期のときに読んでガチで恋をしたよ
今思うに、手塚の描く女性はめちゃくちゃかわいい。
手塚が売れた要因の一つは女キャラがかわいいことじゃないだろうか。
今の萌えキャラとか目じゃない
さんざん既出の指摘だが、基本の萌えパターンは大体手塚がとっくにやってしまったことだ。
ピノコが備えている萌え属性なんぞ数える気にもなんない位だ。
他にもボクっ娘和登さん、ツンデレ写楽、サファイア王子、ウラン…有名キャラだけでも枚挙に暇がない。
小城先生可愛い
ローザ・ランプの友人の夫のクルト・シュメルツ男爵のの顎をタプタプしたい・
スラムダンクの安西先生みたいに。
372 :
愛蔵版名無しさん:2009/02/28(土) 14:44:14 ID:CyyoWL6O
A.Hitlerの代表的な著書「わが闘争」を読んでみた。
極めて論理が通った文章だ。あれが書かれた時代と
現在は、ある程度似ているように思われた。
いったい誰が経済を支配しているのか。それはユダヤ資本である。
外国資本は我が国の経済には欠かせない存在である。彼らは
表面上は投資により我が国の経済を支えて発展させるとみせかけ、
実際にはわが民族を経済的に奴隷化を狙っているのだ。彼らに
操られた経営者が産業および政治を指導し、国家経済の基盤を
破壊しようとする。そうして新聞マスコミを利用して我々の
意志を操作するのだ。民族内部での抗争を煽り内部分裂させ、
崩壊させることでより支配力を高めているのだ。このままでは
国や民族は分裂し崩壊してしまう。。。。
「いったい誰がネットを支配しているのか。それはユダヤ資本である。
外国資本はインターネットには欠かせない存在である。彼らは
表面上はIT技術によりネットを支えて発展させるとみせかけ、
実際には世界中を電子的に奴隷化することを狙っているのだ。
彼らに操られた経営者が産業及び政治を主導し、国家経済の基盤を
破壊しようとする。そうしてブログや掲示板を利用して我々の意志を
操作するのだ。国家内部での抗争を煽り内部分裂させ、
崩壊させることでより支配力を高めているのだ。このままでは
国や民族は分裂し崩壊してしまう…」
何にでもあてはまる文章ってのは内容が無いのと同じさ。
結局R・Wって何だったんだ?
ローザの偽名のリンダってRから始まるんだろうか
376 :
374:2009/03/01(日) 23:39:25 ID:???
リヒャルト・ワグナーだな
自己解決しました
「奇子」なんぞはかなりハードな劇画だ
>>377 ネオ・ファウストも同じ絵だよ
性描写が出てくるから、青年以上向けの読者を意識してたんだろう
80年代に入ってからは手塚先生の成年漫画の絵はかなりいい線いってたと思う
良スレ発見
これを機にアドルフに告ぐ読み返すとしよう
PLUTOからの連想で、浦澤直樹版アドルフを妄想してみる。
一体、どんな展開になるだろう?
手塚先生よりはアクションが面白く緊張感が増しそうだけど
最後らへんはダラダラやりそうだね
と予想してみる俺
383 :
愛蔵版名無しさん:2009/03/09(月) 00:04:09 ID:Z+uWXiCn
少年時代に手塚治虫はおそらくヒトラーに対して憧れや凄い人という
好意的な印象を持っていたと推測する。また映画好きの手塚にとっては、
ヒトラーを取り挙げた映画作品を幾つも観たことだろう。チャップリンの
独裁者も手塚のお気に入りの一つだったのではなかろうか?(戦前に
日本で公開されたとは思えないがね。)
独裁者が日本で公開されたのは昭和35年のことだったらしい
殺人狂時代よりも後だ…
当時のメディアの扱いから言ってヒトラーに憧れるのはごく自然なことだったんだろね
バカはな。
ヒトラーをイメージキャラクター(本人には無断だろうが)にした整髪料なんかがあったらしいから
少なくとも一般的にマイナスイメージではなかっただろうな。
388 :
愛蔵版名無しさん:2009/03/09(月) 12:27:21 ID:Z+uWXiCn
但し、WWII後すぐのハリウッドやドイツ以外のヨーロッパ・ソ連の映画
では、とかくヒトラーを狂人であるかのような描き方する場合が多かった。
ここ10年〜25年ぐらいで風向きが変って来たわけだが。
スタンレー・キューブリックはおそらくユダヤ系イギリス人だろう。
彼の作った名作映画の多くは、ナチスの優性思想や独裁者、力による
世界統一のような思考を皮肉ったり嘲笑する内容に溢れている。
390 :
愛蔵版名無しさん:2009/03/09(月) 22:36:18 ID:Z+uWXiCn
近衛文麿も余興でヒトラーに扮していた(今日でいうコスプレ)写真
などが残っている。
当時の日本も全体主義だったからヒトラーはカッコよく見られてたハズ
俺はまだ産まれてないけど
ヒトラーの危険性は分かっていた人は分かっていた。
しかし、あまりにも彼の成功のスピードが早すぎて幻惑された人の方が多かったようだ。
>>388 風向きなんて別に変わってない。
ちょっとばかり人間的に立体的に描く映画が少々出てきただけ。
実際訳の分からない独り言とオカルト癖のある、エヴァでさえ本音が分からない不気味極まる人間だった。
浦澤直樹版アドルフ
カミルもカウフマンも実はヒトラーのクローンだった。
395 :
愛蔵版名無しさん:2009/03/11(水) 09:49:09 ID:tvbG75Nx
戦争の後半期には麻薬中毒だったともいわれているな。
小城先生は俺の嫁
まぁあれだけ経済が好転すりゃ支持されるよな。
知識階級の連中は>386みたいに他人をバカにするだけで
何もしなかったんだしな。
398 :
愛蔵版名無しさん:2009/03/11(水) 23:54:46 ID:tvbG75Nx
人気が下がらないように、人々に支持されつづけるために
戦争をおっぱじめたという見方もあるな。
ヒトラーとチャップリン
どちらも人の心をつかむ天才だった
誕生日が4日違いだったのね。
1889年4月20日(ヒトラー) 1889年4月16日(チャップリン)。
揃ってチョビ髭。
俺の知ってる年配の方でヒトラーのことをヒットラーと呼ぶ人が1名いるんだが
他にもヒットラーって呼ぶ人いるの?
演説の声援「ハイル ヒットラー!」でヒットラーでいいんじゃないの? ( ̄□ ̄;)
カルーセル麻紀→カルセール麻紀
マフィア→マファイア
スペツナズ(ソ連特殊部隊)→スナッペズ
と勘違いで読んでいた俺が言ってみる
昔のマンガや文献では「ヒットラー」と書いてあるのも多いけど、
「ヒトラー」を普通に読んでも後半の「トラー」を強調する発音の為「ヒットラー」に聞こえるのでは?
「人」を「ヒト」と読むようにその部分を強調するとまた違う発音になるし
まあドイツ語だからそう聞こえただけじゃないか?
ほぼ和製英語(大文字カナで通用する)をわざわざ英語風発音で言う気障な奴(帰国子女を除く)
じゃないんだから
「クイントリックス」って言ってごらん!あんたアメリカ人だろ?発音ダメだねえ
昔は「ヒットラー」がデフォだったよね。
三島の「わが友ヒットラー」とか、藤子Aの「ひっとらぁ伯父さん」とか。
ヒットラーの復活ってFCソフトもあったな
お年寄りはヒットラーって言うのですね
「ヒットラー」のほうが「ヒトラー」より強そう
軍オタの同級生が「アドルフとは高貴な狼。ヒトラーとは深い森という意味だ」というようなことを得意げに言ってた。
俺が「それじゃ、アドルフ・ヒトラーをあえて日本名にするとしたら深森貴雄か?」と言ったら、二度とその話はしなくなった。
いいな!深森貴雄!
深森貴雄も軍ヲタにウケそうな名前なのにな…
なんか偉い軍人っぽいやん
>>408 大学行ったら第二外国語でドイツ語を選択すれば謎は解ける
wikiによれば、戦前の新聞には「ヒットレル氏」という表記もあったようで。
字面から適当に呼び方を推測した感じだなw
でも口に出して言ってみると原語に近く発音できる。>ヒットレル
「決め事としての表記」を見慣れた目で見ると奇異に感じるけど、秀逸。
ギョエテ(ゲーテ)みたいな。
スタンリー・キューブリックの表記が昔はスタンリー・カブリックだったのを思い出した
ジーン・フェレ
417 :
愛蔵版名無しさん:2009/03/16(月) 20:45:06 ID:+ssCKoRH
スピルバーグ監督で映画化ってほんとかな?
俺はネオ・ファウストのメフィストが好みだ。
色んな美女に変身させて毎日バコバコやりまくりたい。
ヒッタラーだろ!
手が逆だったら
421 :
愛蔵版名無しさん:2009/03/24(火) 21:07:07 ID:knV8P9bW
フヘ… ヒ… これ おれのもん
オイガハマ、行って見たいなあ
まはがいおさかわ
入る入る!
425 :
愛蔵版名無しさん:2009/04/11(土) 06:45:03 ID:oCFOebQS
実際にパン好きなのなw
『空気の底』を思い出す
パンと言えば『時計仕掛けのりんご』を思い出すな。
429 :
愛蔵版名無しさん:2009/04/12(日) 19:31:19 ID:bWpgpvK0
ピューロマイシンか。
430 :
愛蔵版名無しさん:2009/04/12(日) 20:19:17 ID:GU5Hcoal
ガキの頃はナチアドは見るからに弱っちい感じで
パンアドはたくましそうだが
成長してケンカするとナチアドが勝つ不思議
何で素直にカミル、カウフマンと書かんのよ。
>>430 そりゃ軍隊で揉まれてりゃ喧嘩も強くなるだろ
カミルは子供の喧嘩の達人だから、手加減の仕方を知っているレベル。
カウフマンは人を惨殺しても何とも思わなくなったレベル。
そりゃ勝負になりませんがな。
最後にカミルが勝った、ってのは
イスラエル軍に入ってからのカミルがしてきたことを暗示しているのかも。
カウフマンにボコられたときのカミルは本気で殺す気だったぞ
あの時点ではカミルは一般市民だったから。
436 :
愛蔵版名無しさん:2009/04/15(水) 23:33:32 ID:/y10Hv2T
この本を読んで、ナチスに関心を持ったり、かっこよさに憧れてしまった
青少年は少なくないと思われる。
何その読解力のなさ
・カミルが豹変した理由
・峠とランプの最終対決
手塚先生は描く気満々だったのに、出版社が断ったんだっけ
あの時描かせてくれていれば…orz
>>436 あの独り言の多いチョビ髭オヤジのどこがカッコいいんだよ。
ナチスに関心を持ったり、かっこよさに憧れてしまった
青少年の気持ちがうまく描かれていたのは確かだけど、
読者の視点からするとあまり憧れは持たないんじゃないかなあ。
カミルが豹変した理由を描くとイスr
おや?誰か来たようだ
編集長が交替して連載陣が一新されたあおりで終わったらしい。
単行本はベストセラーになったのだから、見る目無さすぎだが。
所詮文春
444 :
愛蔵版名無しさん:2009/04/17(金) 22:06:30 ID:AUlpiZq6
そういえば、朝日ジャーナル、復活するのかいな?
445 :
愛蔵版名無しさん:2009/04/23(木) 21:36:03 ID:gO+KjiPH
>>442 それもあるが、体調を崩したことも大きかったらしい。例の芸者殺しを担当した
刑事とか、戦後のランプの話とか、カミルが豹変していく話も用意していたらしいけど。
イスラエルとパレスチナに流れるまでの話とかもーちょっとあっても良かったよな
しかし、それをやると多分超大河作品になってしまうぞ。
詰め込みすぎの感もあるけど、あの量に収まったおかげで、
長編映画を観るような感覚で楽しめる。
エヴァ・ブラウンが実は生きていて、重要な役回りをするはずだったらしい。
ソースは、誰かの手塚研究本を読んだときの記憶。
お先にって言って先に青酸カリ飲んで死んでなかったっけ?
遺体にガソリンかけて燃やしてなかったっけ?
そうなんだが、実は生きていたという設定にして、戦後の各キャラの運命に関わる重要な役割にするつもりだったんだとさ。
エロエロエヴァ萌え!ハァハァ
Uボートの作画資料となったプラモはどこの?
毎日ワンズから復刊された「ぼくはマンガ家」読んだ。
1969年、手塚40の頃の自伝。
まだ虫プロも倒産してない、劇画や70年安保に飲み込まれてない頃の手塚。
でも40年前。
生で見た戦後20年が語られててすごい!
大人になったカミルが久しぶりに帰郷したときの、戦時中の神戸の街並みや人々の変わりようを嘆くシーンは、戦争前の文化をたっぷり吸収した世代ならではと思った。
>>456 カミルじゃなくてカウフマンの間違いでは?
458 :
愛蔵版名無しさん:2009/05/22(金) 20:33:28 ID:aN+1ujCc
実写版なら、
峠草平・・阿部寛
由季江・・黒木瞳
赤羽警部・・西村雅彦
仁川警部・・國村隼
追ヶ浜の女将・・由美かおる
小城典子・・寺島しのぶ
仁川三重子・・上野樹里
本多大佐・・渡辺謙
本多芳男・・福士誠治
ヒトラーやランプ、カウフマン、カミルなどは外国人俳優で。
日独合作の作品が見て見たい。
なるほど、実写はアリだね。
面白そうだ。
願わくば、外人で神戸居住の連中は実際にバイリン俳優でやって欲しい。
欧州での会話は向こうの言葉+字幕で。
NHKは『坂の上の雲』の次に『陽だまりの樹』か『アドルフに告ぐ』を
映像化すべきだよ。
司馬遼太郎と手塚治虫って、大阪の生んだ二大国民作家だろ。
なるほど、NHKなら映像化できそうだね。
『エトロフ遥かなり』のときみたいに、名作ドラマになりうると思う。
大阪じゃないだろ
>>458 由美かおる婆さん過ぎw
でもそれ以外はおおむね良いね。
そういや陽だまりはアニメになったらしいけど
これは映像化してないの?
されてないね。
アメリカでもそこそこ売れたらしく、昔ハリウッドの何社かが映像化に興味を示しているという報道を見た覚えはあるが。
466 :
愛蔵版名無しさん:2009/05/26(火) 18:57:44 ID:+SSZRNTN
ハリウッドだと草平は省いてカウフマンとカミルだけに
絞った方がテンポの良い作品になるだろうな。由季江は要るけど
ベルリン五輪での草平のエピソードはカウフマンが体験する。
ベルリンオリンピックのあたりはランプ視点でもいけそう
時代的な背景から実写は出来ないって聞いた事がある。
ヒトラーの事も捏造しまくってるし。
ダビンチコードみたいな、今も実在する団体を引き合いに
大嘘をつく(それも悪の組織と描く)作品や
ニクソンやブッシュを批判的に描く自伝映画がOKなのに?
ユダヤ人に温情的な視点の作品だから、むしろ大歓迎じゃないの?
「ヒトラー最後の12日間」でもOKなんだから無理ではないだろう。
あれでも結構物議をかもしたことは確かだが。ハリウッドでは無理かな。
アニメ陽だまりの樹が原作を大幅にカット(猟師の平助がいない等)してるからよほど力が入ってなきゃやらんほうがいいな
ヒトラーがユダヤ人だったってのが肝だからなあ
そうとううまく作らないと白々しいだけになる
欧米人に見せないならメロドラマでいいんだろうけど
ユダヤ人団体あたりからも抗議が来そうだよね。
カウフマンってユダヤ人に多い名前なんでしょ?
ユダヤ人=ユダヤ教の信者
これって、やってることは白土さんのカムイ伝と同じだよね。
どっちが先か知らんが。
ヒトラーはロバート・カーライルで
二十世紀も遠くなりつつあるよね。。。
てか、本作にせよカムイ伝にせよ、リアル連載中に生で読んでた奴いるのか。
アドルフなんて、ごく最近の作品じゃん。
掲載誌は週刊文春という特殊なとこだったけど
親が買ってたりして読んでいたりでしょ。
俺はハードカバーの単行本がヒットしていたから
それを親が買ってたんで読んだけど小学生だった。
20年前がごく最近=老人
中学の頃、親父が買ってくる文春で連載をリアルで読んでた。
書店では単行本が一般書籍の棚に平積みで置かれていて、すごいと思った。
評論も一般書と同じ欄で扱われていて、そんなマンガは本作だけかも。
こっちとしてはむしろ、リアルで読んでない若い人のファンがいるという方が嬉しい驚き。
手塚治虫自身は「貧乏」の経験は無かったのだろうか。
昭和40年代の虫プロ倒産やトラブルに因る作品の乱れ(本人談)も、生活の苦労というよりは
プライドの問題だけだったような気がする。
先祖も医者だったらしいが、当時は徴兵逃れの為に親が選択させる場合が多かった。
学徒動員の経験を描いた「紙の砦」もあるが、戦中を扱った作品には必ず
「善人の共産主義者」が出てくる。現在のねら〜思想の中で手塚作品が脚光を浴びる事はあるのだろうか?
ただ手塚自身が共産主義者ではなく、「人から聞いた話」程度の概要しか登場しない。
戦争体験者の立場から「戦争に反対する正しい人々」程度。
どーなんだろ。
うちのじいさんは外科医で、戦争中は軍医だったらしいが、アレは志願したのだろーか。
逃れようと思えば、戦争行かなくて済んだのかな。
医専は軍医養成のための短期校らしいけどやはりその期間は徴兵免除って事かな
手塚先生は戦争が無ければ普通に大阪大学に進学してただろうね。
>>483 まるで時代が違うカムイ伝と比べてるからだろw
もう平成も19年なるからなあ。まあ、最近というか
昭和の終わりなんてまだ「リアルで読んでいた奴」が
いるのかとは思わんよ。
まあ厨房ならしょうがないけどw
本田大佐の妹と息子はゾルゲ機関の人間だった。
「本当に日本の平和のために考えて…」と言ってたが、結局ソ連の利益の為だったんだよね。
ソ連が日本本土に侵攻して平和国家になると思っていたのだろうか
>>485 >現在のねら〜思想の中で手塚作品が脚光を浴びる事はあるのだろうか?
「現在のねら〜思想」の意味がわからんが、ネットウヨと言う意味なら、右翼にだって手塚ファンを公言したのはいるぜ。
ねらーに大人気wの麻生だって、手塚ファンだぞ。
「中韓の手先、在日手塚」と言われるレベル
それじゃ、昭和一桁はみんな在日になっちまうよ。
死せる手塚、生けるねらーを煽らすw
ただし、あまりに偉大なので、そんな事言えば右翼も総すかん
>>491 当時はコミンテルンが絶大な威光を放っていた時代だって
ことを念頭に読まないとわかんないと思う。
age
この作品中学生か高校生の時に読んだけど今読んで印象が随分変わったというかなんというか…
「ヒトラーは酷い奴!!カウフマンも可哀想だけど酷い奴!!」
ぐらいにしか思ってなかったけど
今読んで見ると『正義を振りかざすと虐殺が起きる。正義の正体を考えて欲しい。』ぐらいには考えられた。
というかカウフマンはドイツじゃなくてイスラエルで死んでたんだね
ユダヤ人=虐げられた人だけで読んでたから当時はよく分からなかった>イスラエル問題
あーあ、これ実写でみたいなぁ
499 :
愛蔵版名無しさん:2009/07/05(日) 11:11:58 ID:6HLfWhG3
今読み終わったけど、峠の行動がまるっきり意味不明だよな。
本田の倅に「ある国の情報部員だ」と言われて、自分ではあったことも、本当にいるのかも分からない人間に文書をあっさり渡すくせに、
アメリカの情報部員が直接会って、安全も保障してくれて15万で買い取ってくれると持ちかけられても頑なに拒否してたなんて。
しかも本田の倅のことだって、峠には身分を明かしてはくれないって言ってんだよ?
絶対信用ならないだろ。
このシーンで、なんか2巻までの話全部台無しで白けちゃったよ。
実際、開戦前にそれを渡しちゃうと歴史と整合性がなくなるんだけど、だったら後半に文書渡す人間とか渡す過程をもっと考えて欲しかった。
やたら共産主義者じゃないという人が多い割りに、ソ連と通じてるスパイ=平和を願う良い人みたいになってるのは、当時のコミンテルン礼賛の空気に著者がやられてたんだろうね。
今読むと疑問符がつくことは多いけど、カウフマンの変化の描写はよかったと思う。
ラストは皆書いてる通り、打ち切り漫画みたいでかなり強引だったな。
いらなかった。
当時の欧州情勢は複雑怪奇で
どの国がナチスドイツの敵か味方かわかりにくかった
文書を騙しとって握り潰すつもりかもしれんし
ホンダ大佐の息子は小城先生の紹介だから
峠さんは理屈じゃない直感人間だから
どうせゾルゲ機関に渡せば行く先はモスクワだったはずだし、
同じことならさっさとソ連の諜報員に渡してたほうが手間が省けたかもね。
>>499 >ソ連と通じてるスパイ=平和を願う良い人みたいになってるのは、
ソ連のスパイからのお誘いも断っていると思うが
>当時のコミンテルン礼賛の空気に著者がやられてたんだろうね。
峠はゾルゲ機関だとわかって渡したわけではないだろ?小城先生の紹介だからだろ?
それに、「アドルフ」の発表時期は、1980年代前半だぞ
コミンテルン礼賛w、って共産党ですらしてなかったと思うぞ
2ちゃんにいるネトウヨって底が浅いよねw
天に代わって不義を打つとか言いながら
カミルの頭カチ割るのがネトウヨ
507 :
愛蔵版名無しさん:2009/07/11(土) 03:15:13 ID:s54j2HfY
エリザって中に出されたのかな?
キリスト教は外だし厳禁なはず…
でも、ナチは反キリストだし。
どうでもいいけどw
外出し以前に姦淫厳禁だろうw
もっとも、異教徒に対しては強姦も略奪も殺害も無問題だからいいのか
>>509 そうなの?
漫画中だが、キリスト教に改心すればアーリア人として結婚出来ると出てきてるけど?
それはユダヤ教を捨てさえすれば、市民としてまともに扱われるという話。
共産主義だって宗教活動は黙認している訳で。
なに言ってんだか…幹部のオカルト狂いはともかく反キリストのわけねーだろ
>>509 ナチが反キリスト?
ドイツ的キリスト者とかドイツ福音主義教会とかを知らないのか
戦後、ナチスの戦犯の亡命の手引きをしたのは、カトリック教会右派だぞ
キリスト教、といってもいろいろで、マルチン・ニーメラーやポンヘッファーのように反対闘争した人もいたが、
結局、バチカンがナチスを黙認してしまったことは、今でも批判されているのに
ローマ教皇も反共と言う点で、ナチズムを黙認してしまったというのは、汚点として残っている
いるのに→いる
>>501 ソ連とドイツが「独ソ不可侵条約」を結んだのが1939年で、
「欧州情勢は複雑怪奇」との言葉を残しtげ、平沼騏一郎が内閣総辞職したんだよな
>>491 コミンテルンの成立に付いて書いてある歴史の本を読んでおけ
518 :
愛蔵版名無しさん:2009/07/18(土) 16:45:13 ID:7MOQPVxF
つまりエリザは何回もカウフマンに中出しされたってことか。
萌えるな。中はやめてー
519 :
愛蔵版名無しさん:2009/07/18(土) 20:06:23 ID:SH1k5dXR
勝手に告いでろよwwwwwwwwwwwwwww
>>511 あの記述は読んだ当時から疑問だった。
ナチ政権はそんな簡単に改宗を許さなかったから。
カウフマンがまだ若かったということでしょ
ま、どこにでも抜け道はあるということで
カウフマン程度の権限でそれが可能だったかどうかはわからんが
コスタ・ガヴラス監督「ホロコースト・ヒトラーの洗礼」というのは、
>ナチス親衛隊中尉クルト・ゲルシュタインは、ポーランドのユダヤ人収容施設で毒ガスによる処刑を目の当たりにした。
>人道上見過ごせない国家的大犯罪を何とか阻止しようと、この目で見てきたことを全てカトリック教会に打ち明けた。だが、司教はその告発を無視した。
そこで、若い神父リカルドと共にローマ教皇に直訴するのだが・・・
と言う話で、ほぼ実話。ゲルシュタインは実際の人物
p://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3%E5%A0%B1%E5%91%8A
なんだが、この映画の中で、強制収容所送りを言われたらしい女性が、
「ユダヤ人ですって?何百年も前に改宗しているのに」
というシーンがあった。いわゆる「マラーノ」とか「コンベルソ」とか言われる人かね?
これを聞いた時、「アドルフに告ぐ」のカウフマンのせりふを思い出して、「あれ?」と思った。
まあ、キリスト教への改宗が簡単だったかはどうかはしらないけど、
ナチのユダヤ人判定がええかげんなもんであったのは事実で、
緩やかなところと、もともと反ユダヤ意識の強くて、判定が厳しいところがあったのかもしれない
現場責任者次第だもんな
ユダヤじゃないって訴えが上に届くわけないし、届いてもその頃には高確率で死んでるw
それから、ヒトラーユダヤ人説は、「アドルフに告ぐ」の発表前に既に否定されているのだが、
最近の映画「わが教え子ヒトラー」にもヒトラーが、「私の祖父はユダヤ人だ」というシーンがあった。
まあ、それは、ヒトラーの心が病んで、そういう妄想に取り付かれているということの表現だったのだろうが、
フィクションに書いてあることは、どんな名作でも、信じ込んではならない・・・
間違っていることでも、テーマを表現するためには使うことがあるし、
作者側が誤っていることもある・・・ということで、割り切るべきだろうな
>524
現場責任者が点数稼ぎにでっちあげる可能性もあるし
「ホロコースト・ヒトラーの洗礼」も、リカルド神父が、ナチの蛮行を聞いても何もしようとしないローマ教皇と幹部達に絶望して、
ユダヤ人のふりをして、強制収容所行きの列車に自ら乗り込んでしまうシーンがあった
そもそもヒトラーが混血顔なのがいけないw
あの顔でアーリア人の純血主義を説くとか、ブラックジョーク以外の何ものでもないだろ。
528 :
愛蔵版名無しさん:2009/07/20(月) 20:00:01 ID:dufr7UZU
カミルの父親をカウフマンが殺すシーンがピークだな
>>527 アーリア人種マンセーやってるわりには
インド人を蔑むヒットラー
>>527 ヒトラーは男前だとして男女からモテたんだけどね。
確かにナチがポスターの素材にしたような
ゲルマンの象徴みたいな顔とは違うけど魅力的ではあったらしい。
それ、ゲッペルスお得意の宣伝術だから。
あんな若ハゲの見た目しょぼくれが魅力的なわけないじゃんw
はあ?
独裁者でヒトラーをパロったチャップリンの方が、まだ男前だよw
そりゃおまえさんの主観だろ
チョビヒゲオタ、必死だなw
536 :
愛蔵版名無しさん:2009/07/21(火) 11:40:28 ID:I2vny1Xu
虫けらユダ公乙
チョビヒゲオタって、チョビヒゲに似て人種差別主義者なんですね。
末路はやはり服毒自殺なんでしょうねw
空襲中やど!
ケンカしてると叩き出すで!
>>529 長い歴史の中で、下等なドラヴィダ人と混血して、もはやアーリア人ではなくなったそうだw インド人
540 :
愛蔵版名無しさん:2009/07/22(水) 22:09:22 ID:W3pD3PSm
ハトポッポみたいなのが、権力を握って大化けすると
ヒトラアのようになるのじゃ。
541 :
愛蔵版名無しさん:2009/07/26(日) 09:11:39 ID:W/D8RmoA
貧弱なガキだったカウフマンがカミルをぼこるとこが好きだ
ヌイたことあるな…。
中学時代の俺スゲー。
>>449 エヴァ・ブラウンが生きていて、重要な役回りねえ
それは見たかった
でも、カウフマンから、「そんなに知性があるわけでもないし・・・」なんていわれていたけど、
どんなことをさせるつもりだったんだろう
そのあたりの下書きやアイデアについてかいたメモでも残っていないのかねえ
まさか南米や南極で(ry
545 :
愛蔵版名無しさん:2009/07/26(日) 12:06:16 ID:W/D8RmoA
カミルはカウフマンの家族を二人殺した
カウフマンは一人だけ
どっちもどっちだな。
イスラエル兵はパレスチナ難民キャンプで
パレスチナ人の目玉をエグり出してブチ殺す等
ナチスさながらの蛮行を繰り広げてる
終盤が駆け足でそこらへんの描写があっさりしてたのが残念
カミルが、カウフマンの家族を殺して、
「やったのは、またカミル中尉だそうだ」
と、いくらなんでもこれは酷い、って感じで言われていたからな
戦争なんだからしかたないとしても、無抵抗の女子供を虐殺するなど神戸時代のカミルからは想像できないことで、
イスラエルで軍人になってからなんかあったんだろうな・・・カウフマンがナチスに染まったように・・・
とは思うんだけど、その辺りが唐突すぎた。もうちょっと描いて欲しかった。。。カミルの変貌
「アドルフに告ぐ」という題名は非常に上手い。
初読だと意味不明。最後の最後の重要なシーンで初めて意味がわかる。
そして、読んだ後は、題名を目にするたびに物語最後のシーンが思い浮かぶ。
しかし、英語版だと「アドルフ」なんだよね
俺も「アドルフに告ぐ」の方がいいと思うんだけど、英語では主語がないのがいけないのかね
どうせ鬼畜はそういう細かいニュアンスなんかわかんないから
それにしても中盤のトーゲは何考えてるんだかよく分からないな
監視されてて動きが取れないのは分かるが
各種情報機関にも文書を渡さず、誰に渡すわけでもなく普通に過ごしてるし。
アカ先生の紹介だったからせがれに文書渡したものの
紹介じゃなかったらあのままずっと渡さずじまいで
それこそ弟さんは報われないんじゃないか?
553 :
愛蔵版名無しさん:2009/07/29(水) 17:45:49 ID:fFptbc4V
カミルは酷いやつ
554 :
愛蔵版名無しさん:2009/07/29(水) 22:43:49 ID:if8WFY6y
>>548 無抵抗かどうかは知らんぞ。
しかし、エルサレムに汚い爆弾でも仕掛けて、二万年放射能汚染
させれば万事解決だよな。
それでも「聖地」に住みたけりゃどうぞw
555 :
愛蔵版名無しさん:2009/07/30(木) 02:15:27 ID:jtuCO4uj
カミルは結局カウフマン一家三人を殺したのか
さすがユダヤ人 残酷極まりない
あの父親の命乞いもみっともなかったな
カウフマンはそれに罪悪感をもっていたが、
カミルはカウフマンの妻子を殺しても虫けらを潰した程度にしか思わなかったんだろうな
>>552 あのスパイに機密文書を渡さない辺りは、どうも納得が行かないよな。
大事な弟の品物で、そう簡単に人手に渡るのに抵抗はあるんだろうが
それでも、一応は反ナチスの有力者に渡す放送が向こうから近づいてきているというのに
あんなに拒む理由がいまいちしっくり来ない。
>>556 俺も読んだ当時はそう思ったけど、
今は「その理不尽さが手塚キャラの魅力の一つ」なのだと感じ方を改めた。
もし、その書類を渡して「ヒトラーユダヤ説」が史実になったら
そもそもこのマンガは存在しない。
>>556 文書が米仏ソのどれかに渡った場合、単なる政治上の交換条件にされてしまって
公表されないままナチスの手に渡ることを恐れたんだと解釈してたが。
各国のスパイが峠のところに押しかけてきたのはドイツのポーランド侵攻の直前で
まだ開戦には至ってないから、ヒトラーを失脚させるよりもむしろ
弱みをつかんで言うことを聞かせたほうが得だと考える国が多かったんじゃないかな。
俺も
>>559に同感
しかし、もし、公表されていても、ヒトラー側が、その手紙は捏造だといえば済むような気もするんだが・・・
筆跡鑑定しようにも、書いた人たちはもう死んでいるしね
ヒトラーの父方の祖父が本当にヨハン・フランケンベルガー2世だったかどうかなんて
この文書からは証明できないしね
手紙を書いたクララだって義母あたりから話を聞いただけだっただろうし
独ソ戦開始までは
ヒットラーからスターリンに
お誕生日おめでとう
の祝電を贈ってた
国境線では両軍兵士が仲良く唄い踊る写真もあった
チャップリンの独裁者はアメリカではヒンシュクを買ったし
どの国が裏でナチスと手を組んでるかわからなかったんじゃないか
>>562 ナチスは共産主義よりまし、ナチスを潰したらソ連がもっと力を持つ、という考えが根強かったんだよね
宥和論ってやつね。
ましというか、ナチズムは共産主義ほどのしっかりしたイデオロギーではなかったので、独伊以外の国には本気で心配するほどの手強い相手に映ってなかった。
政権を取った後のヒトラーが、しばらく穏健的に振る舞っていたことも大きい。
手塚はそこまで考えてなかったんだろ?ストーリー優先で。
自分の財産を大手金融機関のセールスを蹴って、近所のおばさんの「高配当の裏預金に預ける」
を信じて預ける。しかし、金主(ゾルゲ)の逮捕により委託された本多が庭に埋めちゃった。
掘り出された時にはその証書は価値のないものになっていましたとさ。
手塚レベルの人間が、そこまで考えていないなんてことはないよ
ましてや、国際政治の中ではイデオロギーよりも国益が優先というのは常識なのに
むしろ不思議なのは、アドルフ・カミルに文書を渡したときに
ユダヤ人にも秘密にさせたことかな
カミルの父親はあの時点でギリギリ日本にいたわけだし
反ナチスであることは間違いないんだから
一緒に相談すれば文書公表の足掛かりになったはず
そしたら今度はリトアニアで文書もろとも抹殺される運命が…
いや、実は日置藩で(以下ry
それから、あのスパイたちが、あれ以後出てこなくなったこと
一回断られたぐらいで諦めるなよ
後、見張りかなんか付けなかったのかね?
もっとも、ヒトラー文書よりももっと重要なことが出来て、そこまで手が回らなくなったのかも知れないが
峠の台詞ではあの後も特高同様ゴミ捨て場の文書を出せと峠を脅迫し続けてたそうだ
>>567 俺もあのシーンは不思議w
「このとき、カミルの父親が見ていたら、その後は変わったかもしれない」
なんてナレーションを入れていたけど、最初にユダヤ人組織と連絡とればよかったのに
解釈するなら・・・
・カミルの父親が有力者とは知らなかった
・ユダヤ人団体に持っていっても、それを公表する手がなく、文書があっちこっちへと回され、
紛失したり、駆け引きの道具にされて握りつぶされてしまったりするのを恐れた。
かなあ
だったら、いくら小室先生の恩師が「ラムゼイ」に渡せといっただけで、渡すなよ・・・と言う気もするがねw
組織や肩書きではなく、個人の人間性で信頼度を判断する人だったのだろう。
ふと思い出したが
作中チラッと姿を出してたゾルゲ事件の捜査を担当した特高警察(ハムエッグじゃない)のひと
最近百歳くらいで死んだ。拷問を決してしない真摯な人柄でゾルゲ自身も高く評価してたそうな
>>575 そういう人だったから、ゾルゲも落ちちゃったのかな?
だろうね。日本の敗色が濃くなってからゾルゲ達が処刑されたことにも
憤っていたそうだ
あの時点での死刑は、鬱憤晴らしの嫌がらせ、無駄な殺人に過ぎなかったからね
韓国マンファの神様が送る。世界に衝撃を与えた名作!
「ヒロヒトに告ぐ」
日帝の首領、天皇は朝鮮人だった!?
日帝占領下に通名で「ヒロヒト」の名を付けられた3人の
ヒロヒトの数奇な運命の物語。
で?
アメリカに輸出された漆器の包み紙に使われた歌麿の浮世絵版画10枚のうち、
1枚の裏書に江戸時代に書かれた天皇家の家系図が。
日本の漆器工場で強制労働させられた中共の思想を持つ朝鮮人労働者が
紛れ込ませたものだった。
通名・峠草平は取材先のニューヨークで留学中の弟から連絡を受ける。
真田ヒロヒト「アーン!また学校で『朝鮮人』といじめられたよ〜」
父「何を言うか!我が真田家は代々天皇家に仕え日本海海戦でも活躍した帝国軍人の家系ぞ!
母も朝鮮人とは言え朝鮮王朝の血を引く高貴な家柄だ!何を恥ずかしがる!」
真田ヒロヒトがいじめられている現場に一人の少年が助けに入る。
「なんや!またいじめられたんか?おまえもヒロヒトいう名前何やな。ワイもヒロヒトや。そこの下町のキムチ屋や」
583 :
エリザ:2009/08/09(日) 00:24:04 ID:???
いやーーーーーッ!
いや!!いやよ!!
いや!!
行きたくない!!あの家!!
手塚治虫の収穫シリーズの「アドルフに告ぐ」はカラーページ完全再現でしょうか。
調べても載ってなかったもので…。
エリザの家族がカウフマンの忠告をちゃんと聞いてれば…
半ば馬鹿にしたみたいに信じず戻ってきて捕まっちゃって。
日本に死ぬ思いでたどり着いたカウフマンのドイツでの苦悩知らず
エリザ「私の家族は?」
ピシャーン!!
教官「こいつらは満州国転覆を狙った中共のスパイ共だ。一発で射殺しろ!」
ヒロヒト「…キムチ屋のおじさん」
キムチ屋「あっ君は真田さんのところのヒロヒト君じゃないか!助けてくれ!私は中国の朝鮮族へキムチの行商に来ただけなんだ」
教官「どうした!帝国軍人ならさっさとやれ!それとも朝鮮人の血を引く奴は…」
ダダーン!!
キムチ屋のヒロヒト(後の金日成)は白頭山の洞窟を掘り返した。
そこにはかつての栄華を誇った朝鮮国家の遺産があった!日本が侵略してきた時に悪用されるのを防ぐ為に
埋めたものだった。朝鮮半島5000年の歴史。
「ジェット戦闘機・ロケット技術・AK47・原子爆弾」など朝鮮人科学者の発明したものが数多く…。
密約により原子爆弾の資料などをアメリカに引き渡した。「世界平和に役立ててください」と。
キムチ屋ヒロヒト「今こそ反撃だ!朝鮮半島から日本軍を追い出そう!」
戦いののろしが上がった
朝鮮人など原始人だと馬鹿にしていた日本人は驚愕した!
ゼロ戦の大群も朝鮮製F-15数機に次々叩き落されていく。朝鮮製90年式戦車で古い小型の戦車も破壊されていった。
日本の旧態依然とした軍事力ではかなわない。命中率もコンピュータで格段に違うのだ。
たちまち追い詰められてしまった。
勢い余って沖縄沖航行していた戦艦大和もたった1発のミサイルで撃沈した。
「日本本土まで攻撃するのは本意ではない。我々の力を見せるだけでいいのだ」
キムチ屋ヒロヒトは勢いづく部下を抑えた。
その頃アメリカでは原子爆弾の資料をアイン・シュタインらが解析し、設計図通り実物を組み立てていた。
実物があると使ってみたいのが人情である。
キムチ屋ヒロヒト
「お前!おやじを殺したのか!そしてそ知らぬ顔で日本に帰ってきて俺に会ったのか!」
真田ヒロヒト
「お前こそ!俺ん家のスピッツ殺して食べといて、そ知らぬ顔で『一緒に捜してやる』と言いやがって!」
何書いてんすかw
真田ヒロヒト「ハハハ!俺の勝利だ!おやじさん!ついに文章を見つけたぞ!」
峠「もう、そんなものに意味は無いよ」
ヒロヒト「何だって?」
旧帝国軍人「ひと月前、日本は無条件降伏し天皇陛下も現人神にあらずと『朝鮮人宣言』しました」
真田ヒロヒト「何てこった!真田ヒロヒトは道化でござい!ハハハ!」
峠「それよりもお前に聞いて貰いたい事がある」
真田ヒロヒト「何だ?」
峠「今日からお前も堂々と犬でもキムチでも食えるじゃないか!」
<書置き>
{僕は生きる希望を失った。さようなら 真田ヒロヒト}
>日本に死ぬ思いでたどり着いたカウフマンのドイツでの苦悩知らず
自分のやっていることの意味を考えて真に苦悩することと、ナチスの一員であることは両立せんと思うが
594 :
592:2009/08/12(水) 13:40:32 ID:???
>>593 人格攻撃ではなく、具体的に教えていただけませんか?
確かにカウフマンはエリザの家族の収用所行きには、「直接」責任はない。
あれは、戻ってきたエリザの家族が悪い。
しかし、カウフマンはエリザの為に教えたわけではない。
自分がエリザが好きで、エリザが収用所行きになるのが忍びないので教えた、
つまり、自分の為に教えた。その後、ユダヤ人に協力した疑いをかけられて、困るわけだが、
自分の為の苦労だよ
それに、Uボートで死ぬ思いをしたわけだが、それは、自分が殺したユダヤ人の亡霊に悩まされたから
それは、自分の良心に苦しめられていただけ
そのことの意味を考えたら、果たして、ナチスの一員であることに甘んじられるかね?
しかも、その後、自分が殺したカミルの家に行き、その妻に
「おばさん、それは誤解だよ。収用所に送っているのは、犯罪者や共産主義者だ」と言っている
そして、日本に帰ってきてから、エリザを家族の消息を教えると嘘をついて、エリザをおびき寄せた。
これでは、ぴしゃーんとなっても仕方ないと思うぞ
592=594=595
です
ナチスの一員であっても、その実態がわかって、ナチスから去った人間もいる
上に出てきたゲルシュタインみたいに
天皇の家系なんて、ネタにもならないね
日本は、側室がいるから、母系の血筋はたいしたことない
天皇も将軍も大名もほとんどが側室の子
むろん、天皇家の側室になるのはそれなりの家の女性だが、
それなりの家の側室になる女性は、それなりの家より劣り、
それなりの家より劣った家の側室は・・・となって、4,5世代遡ったら、どこの馬の骨かわからなくなるのが日本の上流階級
昭和天皇だって、母親は九条家の出身だが、側室の子で、その母親は野間幾子といい、出自がはっきりしない
どうも、側室にすらなれなかった女性らしい
昭和天皇で母方の祖母の出自がわからなくなる。ヨーロッパは庶子には相続権がないし、
貴賎結婚があって、王族が身分の低い相手と結婚したら、王位継承権を失うから、こんなことはないけど
もっとも、その昭和天皇の母である貞明皇后(九条節子)は、イギリス側の外交文書に
「傑出した知性と個性の持ち主」と書かれているような優れた女性だったけどね。
ついでに時代劇のお由羅騒動で有名なお由羅は、島津久光の生母、
つまり、香淳皇后はその玄孫、お由羅は、八百屋の娘とも魚屋の娘とも言われ、これまた出自がわからない
まあ、おかげで、日本は近親婚の弊害を免れたわけだが
大体、日本が万世一系だの世界最古だの言っても、それは庶子や傍系、果ては臣籍降下したのを復帰させたりして
つないできただけで、ヨーロッパの相続制度を当てはめると何度も断絶しているし、
日本的な相続制度を当てはめると、ヨーロッパも同じぐらい古くなるんだよねえ
さあ、爆弾を投下してやったぞ 炎上してくれ
久しぶりにアドルフ読んだけど、やっぱいいねえ。
今時の漫画とは比べものにならないぐらいの密度の濃さだな。
はいる・ひったらあ
ハイル・ガガンボ
手が逆だったら!
603 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/16(日) 12:40:14 ID:fxP2AbMB
今日は本多大佐の命日。
そうか次の日に割腹したんだっけ
まっこと失礼する
「ブレーメン」パン店は
おれが誓って復活させるぞ
ユダヤの星にかけて誓う
安心して天国に行ってくれ
さよなら
ぼくは すべてに
希望をうしなった
だが死にはしない
この続きはじっくりと描いてほしかったなあという思いがある。
死んだら天国で違う形の最終章が読めるよ、きっと。
描き直しの鬼手塚先生だから。
だからその時までまたーりと待とうよ。
中東の戦場で対峙する二人
カウフマン「何てこった!俺もユダヤ人だったのか!」
カミル「そうや!カウフマンは元々ユダヤ系の苗字なんやで!ワイは出会ったときからわかっておったわ!」
カウフマン「許してくれ!俺は君のおやじさんを…」
カミル「もうええんや!全ては戦争という異常な状況下で起きた事なんや!わいらはそれを繰り返してはならないんや!」
カウフマン「そうだ!俺達は全世界に向けてメッセージを送らなければ!中東に平和を!」
黒い木曜日「くそ!ドイツ野郎!裏切ったな!」
ドカーン!!(自爆テロ)
エリザ「これがあの人の日記です」
峠「そうですか…彼らに代わって私がメッセージを発信します」
カミルの墓の前
「見えるか?全世界にわしの小説が翻訳され出版される。君たちの死は決して無駄ではない」
墓石の前に進呈本を置き立ち去る峠。
「これは三人のアドルフの物語である」
中東の戦場で対峙する二人
カミル「貴様!俺の父親を殺したな!偉大なユダヤ民族の民を!」
カウフマン「おまえこそ!俺の家族を虫けらのように」
カミル「アラブ人など人ではない!だから駆除したまでだ!ユダヤ教徒でないほかの人種もな」
カウフマン「そんな事は許さん!」
カミル「俺は今日からユダヤの王!『ゴア』を名乗る!地球をユダヤの楽園イスラエルにするのだ!」
数十年後
守「おじいさんは誰?」
カウフマン「フフ…仮に『アース』とでも名乗っておこう。いいかい?守君、この笛を3回吹くとマグマ大使がやってくる」
カウフマンはモサドに追われ、アフリカの小国カルタゴ共和国に潜む。
そしてナチス残党と共に「ナチス同盟」を結成する。
カウフマン「我が偉大なるドイツ帝国が開発したビッグXを我が手に取り戻すのだ!」
ハンス「はい!総統!必ず祖父が発明したビッグX奪還作戦を行います!」
カウフマン「ナチス同盟解体後、クロス党にてユダヤに支配されたアメリカ乗っ取り作戦を行う!」
ビッグX朝雲昭「クロス党の首領の素顔は…!あっヒットラー!」
カウフマン「違う!わしは総統そっくりに顔を整形し、しぐさをそっくりまねた別人だ」
カウフマン「俺はあちこちの正義と言うやつに振り回されてきた。もううんざりだ!」
火の鳥「そうです。人間は何百年経とうと人種・宗教で争うのです!この2000年後の世界もそうでした」
カミル「このくそったれ!」
カウフマン「死なばもろともだ!!」
ドカーン!!
カウフマン「ああ、俺は死んだのか…あっ君はエリザ!?」
エリザ「そうよ!私達は1000年前からこの日を待っていたのよ」
カウフマン「さあ!行こう!火の鳥の中へ」
カウフマン「おぶぅ〜!!」
エリザ「弁太〜!!」
613 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/21(金) 10:55:12 ID:Cjc7Kjup
手塚漫画は恋愛漫画だな
この人は単に可愛い女を描きたいだけなんだよ
614 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/21(金) 17:48:09 ID:as93S1Sx
この中で本多親父好きなやついる?
俺はあの生き様からなんとも言えぬ哀愁を感じるんだが...
「実は家内を入院させたい!」
峠への嫉妬もにじみ出してて泣ける
>>605を言った後、口付けをして、従容として腹を切るんだよなあ
泣かせる名シーンだ
617 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/21(金) 22:16:55 ID:iJ7lgXLW
本多みたいに戦中の責任取って、すぱっと自決した幹部軍人はたくさん居たよ
政治介入やら失策で評判悪い軍人でも、最後だけは美学を守ったんだよね
大勢を死に追いやっておいて、戦後はのうのうと政治家や経営者に転向したのも少数居るけど
>>617 統計取ったのか?
自決した方が少ないよ
自決も潔いとは思うけど結局は戦勝国側から濡れ衣を被され死人に口無しなんだよなぁ
まぁ一番タチ悪いのは自分の為に生き残って沈黙してるのかと思う
>>617 >大勢を死に追いやっておいて、戦後はのうのうと政治家や経営者に転向したのも少数居るけど
そういうのが、ほとんどだったんじゃないの。
本多大佐の奥さんは、なんとなく芳男のあとを追って死んでしまったように思っていた。
「家内を…」とか言っていたから(嘘だけど)、登場しなかっただけで生きてはいたんだな。
ヒトラー最期の12日間とかワルキューレとか見たあとにこれ読んだから
ヒトラー暗殺から死ぬまでのくだりで興奮してしまった
次は水木しげるの劇画ヒットラーでも読むんだ
俺もあの、ヒトラーが死ぬシーンというより、ランプに殺されるシーンが好き
ボルマン:君にユダヤ人を粛清してもらいたい
ランプ:ほう、ここにユダヤ人がおりますか
ボルマン:いるとも 君もよく知っている人物だ
のくだりをウルリッヒ・ミューエみたいな名優の演技で見たい
>>619 自決するぐらいなら、生きてきちんと証言するべきだったろうね
8/15に軍部は、機密書類を焼却してしまったわけだが、残して裁判に役立てるべきだった
そうしたら、BC級戦犯の悲劇も少しは防げたかもしれない
自分たちが間違ったことをしていないと心から思っているのなら、残して後世の判断に委ねるべきだったろう
しなかったということは、軍部自身が自分達を無実だと思っていなかった証拠に思えるね・・・俺には
>>615 ただ単に有力な軍人の身内ということにした方が、
即入院出来るからだと思うが?
本屋にてなんとなく目がとまったので買ってみた。文庫本だからなのか、内容がすごく深いと感じたし、神戸に住んでるので、なんだか感慨深くなった。
>>626 ただ単に「知り合い」と言わず「家内」と言うところがさ。
「いやーなんのことだかさっぱり」
「うつけ者め!」
>>620 そっちの方が多かったろうね
のうのうかどうかは知らないけど
俺の親戚に満州国の高級官僚だった人の奥さんがいたそうだが、
その人は死ぬまで自分たちだけさっさと帰してもらえたということに負い目を感じていたって
>>629 死んだって敗戦の責任を取れるわけがないけどね。
自決するより生きて家族を養い、復興に努めたり、後進になぜ
過ったのかを生きながらえて伝えたほうが良いよ。
参謀本部・軍令部にいて無茶な作戦指揮したとか、牟田口みたいに稚拙な
作戦で大勢を無駄死にさせたのでなければ、現場の将官・士官は命令で
戦ったんだからね。
宇垣みたいに若い兵士を道連れに、軍紀違反の停戦後の特攻をかけた
大馬鹿者もいるし。
>>628 「知り合い」じゃあ病院への押しとして弱いだろ。
その前のシーンで
「憲兵隊の大佐なら可能性はある(=絶対保障できるわけじゃない)」
と言われているくらいだから、
有力軍人の口ぞえさえあれば誰でも確実にOKだとは言えないほどの惨状だった。
知り合いレベルだったら断られるかもしれない。
とはいえ、「家内」と言えばさすがに断らないだろう。
>>631 でも、同時に、「家内」とも呼んでみたかったんだろうね・・・
それはないでしょ・・・
そこの部分は深読みしすぎ。
634 :
632:2009/08/27(木) 08:33:01 ID:???
>>633 そうかなあ
最後に「真に失礼する」ってキスをしていたし
そりゃ、「家内」といったのは、確実に病院へ入れるためだろうが、同時に
心のどこかに秘めていたものを初めて出したんじゃないかなあ
そういう気持ちがちょっとでもなかったら、他人を女房扱いするような大嘘はつかないよね。
便宜を計るためだけだったら、他にも言い方はあったろうし。
妹にしてもいい訳だしね
この人は自分にとっても大事な人なんだよと峠に示した誠意だろうね。
峠も嫌な気持ちではなく、うれしかっただろう。
絵柄からすると「娘」でもおかしくないな
実際にはほぼ同年代なんだろうけど…
手塚さんは女性の加齢描写があまりうまくないな
若めの奥さんから老女までの中間点が確かに無いな。
エリザの劣化描写は素晴らしかった!
まあ40年たてば…
最初から最後まで変化がないミゲーラのほうがおかしい
前にも出てなかったっけ、そんな話題。
私は女ですがアドルフ・カミルの顔立ちが好きだったのに
途中で急に輪郭や鼻の形が別人みたいに変化するのが悲しい。
目つきは心情で変わるだろうけど顔立ちまで変わりすぎ。
この漫画は勿論シリアスな場面が多いけど
時々面白いなと思う場面も。
1巻目の、男爵家のお屋敷を訪ねる話で肖像画を見て
峠が「シュメルツ家のご先祖は靴屋ですか?」と聞くあたりとか。
ゾルゲ機関捜査中の土肥原大将が、
部屋のあちこちからネズミやハエやヒョウタンツギを出して
「ここにも盗聴者がおる!」
さらに「というのは冗談だが」に吹いた
ヒョウタンツギ・・・ほんとだ、小さくて今まで気づかなかったw
カミルが投げた卒塔婆がたくさん飛んでくる場面とか
船頭が鼻をかんだちり紙ばかり峠が拾う場面もおかしかった。
俺は最初のハードカバー版で読んだけど、普通に見えたけどなぁ、ヒョウタンツギ。
俺が面白いと思ったのは、峠がシュメルツ男爵の家で大音響のワグナーを聞かされて、
その後、夢でワグナーから音楽を聞かされたことw
>>648 ワーグナーは顔がいまひとつ似てない気もするけどw
ところで武田百合子著「富士日記」の中で
作家大岡昇平がワーグナー全集のレコードを揃え、自宅で大音量で聴く場面が出てくる。
友人の武田泰淳&夫人の百合子さんにも聴かせ、
強引に勧めて貸し出す(これ、実話)。
あの場面と似てるよね。でもワーグナーってそんなにいいのかな?
未だにバイロイト音楽祭があるところを見ると、いいんだろうな
確かに、陶酔感は味わえる
ちなみに、マルクスはワグナーが大嫌いで、バイロイトバカ祭と言っていたそうだ
ワーグナーはなんかコケ威しっぽい
マルクスも写真見るとアクの強そうな風貌だなあ。
漫画的表現といえば、入院している峠のところに世界各国のスパイがやってきて、文書をよこせという場面で、
最初にフランスのスパイがやってきて、帰ろうとしたら、ドアの外で殴り合いをした物音が聞こえた後、
アメリカのスパイがやってくる。
いくら敵対している国のスパイだって、出会ったら殴り合いなんかするものか。
「漫画的面白さ」を狙ったんだとはわかるが、俺は逆に引っ掛かった。
後、ランプが「ランプ」って名前で出てきたことね
ハム・エッグは「赤羽」という名前だったのに
ドイツ人の名前で「ランプ」ってあるんだろうか?
後、中学時代、英語の先生が、「ユダヤ人の名前は二つに分かれるものが多い、カウフ・マンとか」
といったんで、あれ?と思った。まあ、「多い」んで、キリスト教徒のカウフマン氏もいるんだろうが
ヘルムート・ニュートンはユダヤ人だけど、アイザック・ニュートンは違うし
>>654 >いくら敵対している国のスパイだって、出会ったら殴り合いなんかするものか
あれは、アメリカのスパイの、フランスのスパイに文書を持っていかれたかもしれないという疑いからの揉め事でしょ。
姓の「ランプ」は、もしかしたらありなのかもしれないって気もするけれど
名もそのまんま「アセチレン」なんだよねw
連載時はローザは友人から「ローザ・ホーファー」と呼ばれていたので
(そこで「リンダ・ウェーバー」が偽名だとわかる)、父親が「ランプ」と呼ばれているのは
偽名かコードネームみたいなものかと思っていた
「お、となりの奥さん。よく焼けたなあ・・・」
あの状況で軽口叩く余裕があるとは・・・
アドルフに告る
この漫画は十分面白いけど、ついでにアドルフ・アイヒマンも
主役級にすればもっと面白かったかもと思う。
名前もアドルフだし。どうかな? アドルフが4人じゃ数字的に変かな。
>>658 空襲体験者でないと、思いつかないセリフかもね。
>>658 ああいう状況だからこそでは
原爆の手記とは読むと次第になんとも死体が転がってても感じなくなってくるらしいし
663 :
あげ:2009/09/04(金) 02:39:15 ID:zpqgCZRk
カウフマンに半殺しにされたとき、
カミルはどの面下げてパン屋に戻ったのだろう
664 :
愛蔵版名無しさん:2009/09/04(金) 03:02:30 ID:Q3lFAEHa
ランプのドイツ名つづりはRumpe(ルンプみたいな発音)
LじゃなくてRなん?
自作なので当たり前かもしれないが、あれだけいろいろ描いてる人なのに、
手塚さん、細部までよく覚えてるなあ・・・
それだけ、あれこれ端折ったのは無念だったんだろうけど。
>>660 それもいいね
>>666 カミルの変貌振りが理解できなかったんだけど、大分はしょったんだね
カウフマンのあのイスラム女との結婚も描くつもりだったんだな。
「敵こそわが友 戦犯クラウス・バルビー3つの生涯」「パレスチナ1948・NAKBA」なんかをみると
カウフマン、カミル、ランプといった人たちの戦後が見たかったな
峠草平の顔の印象で作品の価値も変わったんじゃないかな。
星真一風の青年とか。
カミルもカウフマンも手塚美少年タイプだったのにカミルの顔の変貌は…
カウフマンのほうが憎憎しげな悪役中年顔になると思いきや主役級のまま死ぬ。
>>671 カミルは、なんか性格がおかしくなるような事があたんじゃないか?
今でも、イラクへ行くまでは捕虜を虐待したり、女性に暴行したりするようなことは考えられなかった好青年が、
イラクでそういう行為をしてしまっているみたいだし
顔が変わったのはそのせいでは?
カウフマンは、思想的には若いときと同じだが
カミルは坊主頭になった頃に顔立ちまで激変。あれはありえない。
峠も自分のイメージとは違うなあ。
中身はたくましく、人間味あふれて魅力的な人物だけど。
漫画だから見た目もすごく大事だよね。感情移入にかかわってくる。
カウフマンが逃亡ナチス幹部(アイヒマン等)のボディガードとして南米に潜伏。
モサドのカミルと銃撃戦ではどうだったろう
>>666 峠は主人公じゃなくて狂言回しって手塚さん言ってるけど、
俺の読後感は、峠さんが主人公って感じだったなあ。
カウフマン、カミルと同格か、それ以上の。
狂言回しにしては、血の通った人間に描かれすぎてるというか、
当人も思い切り陰謀劇に巻き込まれてるし。
手塚作品の狂言回しっていうと、やっぱ火の鳥とか、和登さんとか、
サンダーマスクの手塚先生とかw・・・
狂言回しというのは読者の代弁者というか、複雑であったり深刻であったりする ストーリーに多くの読者の興味を引きつけるための、庶民的な正義感や行動力を持つキャラであるのが普通だと思う。
そういう意味で、峠は典型的。
ある意味、洗練されたタッチといえるかも。
ランプやハム・エッグのようなスターシステムがそのまま出ても違和感無く、極端な劇画タッチも無い。
志村喬似の刑事(スターシステム?)も出てるし。
MWのひげ親父はいただけなかったけど。
下田警部の峠
伊万里大作の峠
占部の峠
関五本松の峠
力有武の峠
シュマリの峠
結樹の峠
確かに坊主のカミル。他のマンガのアメリカ兵雑魚キャラみたいに無個性な顔になってがっかりした。
神戸空襲の時、落下傘で降りてきたアメリカ兵と思われて取り囲まれてるが、
「アホ!パン屋のアドルフや!町会の防火委員やで!」
あの時代なら黙って後ろから殴り殺される可能性があった。
特亜の人間より一目瞭然だし
子供の頃から住んでいたんだから、別におかしくないんじゃない。
683 :
愛蔵版名無しさん:2009/09/06(日) 17:53:45 ID:F7T5WIlp
WWII後の部分も、仮にアニメ化、実写化されたとしても、
はしょられた部分はそのままなんだろうな。
金融、マスコミ、言論分野、映画関係はユダヤの支配は恐いから。
漫画はアメリカでも売られているし、神経質になることはない。
ただ、映画は完全にユダヤの縄張りなので、少なくとも欧米では無理かもしれん。
>>684 それは、ヒトラーユダヤ人説をとっているから?
それだったら、「わが教え子ヒトラー」もそれをいっているから、大丈夫かも
686 :
愛蔵版名無しさん:2009/09/06(日) 20:21:45 ID:39jsozqF
>>681 空襲のときに反撃に出動した日本の飛行機のパイロットが返り討ちにあって、
パラシュートで脱出したけど、怪我をしていて口が利けなくて日本人に殺された事件が
結構あったらしい。で、対策で両肩に日の丸をつけるようになったとか。
日本人でもそうなんだから白人のカミルはもっと危ないわな。
普通米兵は日本語の、しかも方言でぺらぺら喋れないからすぐにわかるはず
どうだろ?
確かに神戸は戦前戦中であっても、他の都市より、外国人の割合は高かったから、その辺 地元民は 外国人に対して、他の都市よりは 寛容な部分はあったかもしれない
町会の委員勤めてるほど信頼されてんだから、名乗ればすぐ誤解は解けるだろ。
実際解けたんだし、そんなにこだわるほどのことかね。
その前にカウフマンたちに閉じ込められ拷問され、爆撃で顔真っ黒になってなかったっけ?
だよなぁ。
手塚作品の多くに言えるけど、後半べつに打ち切りを宣告されたわけでもないだろうに、
妙に急ぎ足・急展開が多いような気がする。
「一輝まんだら」は唐突過ぎる一部完だったけど。
「奇子」なんか、舞台が昭和40年代後半の連載当時の時代になって、
急に下山事件の関係者が殺されだして、いったい何があったんだろう・・・となったところで、
一族全員集合して落盤
奇子の行方は誰も知らない・・・「羅生門」じゃないんだから
金城が自殺して自分の口を封じてしまったのも
真相がわからんからこそ薄気味悪い下山事件らしくするためだと思う。
たんなるGHQの陰謀だけでは終わらなさそうだったし
「奇子」は読んでないし、下山事件は詳しくないからググってみたら
そこらへんの小説よりずっと怖いね!
しかし、未解決の事件を描く作品って何かと問題ないのかな。
あくまでもフィクションですから
残念!
>>694 そうなんだけど・・・
単なる日本の占領中の陰謀ではなく、
現在の政治と係わりがまだまだあって、ベトナム戦争との関係でそれがでてきそうになって、
何があるんだろう〜〜〜〜と思ったところで、「奇子の行方は誰も知らない」・・・
話が複雑すぎて、流石の手塚の手に余りだしたんだろうかと思わせるような終わり方で・・・
誰か続きを書いてよ・・・といっても、手塚治虫クラスのストーリーテラーで書けない物が書ける人間がいるとは思えないしw
>>692 「一輝まんだら」は、続きを書かせてくれるところがあれば書きたい、
とあとがきで書いていた
俺も読みたい・・・
>>695 下山事件の謎は昔はドキュメンタリーでよくやってたので、あの程度の内容は当時の読者には常識に近い。
霜川総裁になってるけどね。
なぜ「雛形」として山形で青年労働組合長が替え玉使って殺されなければならなかったのか。
こないださ、うちの母親がのりピーの逃亡劇について
事実は小説より奇なりだね、なんて言ってたけど
あんなの下山事件などとは比にならないよねw
>>701 そりゃ、失敗は許されないし、
どっちみち、組合長は始末しなければならないしで、
組合長を殺すことで下山事件の練習にしたんだろう
奇子はどう考えても一人で生きていけそうにないような気がするが、
闇や閉所を恐れないとか人の死を見ても冷静でいられる点を買われて
特殊工作員か何かになったりするのだろうか
そういう工作員とかスパイとかゾルゲ事件を見たらわかるように、かなり高度な知能や専門知識が要求されるよ
奇子がいくら頭そのものがよかったとしても、社会生活が出来ないようでは駄目だよ
ということで、話をアドルフへ戻すw
706 :
愛蔵版名無しさん:2009/09/08(火) 21:12:32 ID:XvuowPQj
そうそう、逃亡していたPがある朝、鉄道線路で轢断死体となって発見された
とかいうのなら、とてつもない日本の大スキャンダルだがな。
707 :
愛蔵版名無しさん:2009/09/08(火) 22:22:34 ID:FAxTF1kB
厨房の頃、図書室にあったので読みました。
うん、勉強になりました
天誅覚悟!!
努力が報われないアドルフ・カウフマンさんに一票
709 :
愛蔵版名無しさん:2009/09/18(金) 01:57:10 ID:H2sfqexc
カウフマンが捕まったカミル父を殺す場面は偶然を恣意的に重ねすぎてげんなりだ。大体いくらナチスでもローティーンに射撃練習で人を撃ち殺させたりするだろうか?
若さの射撃練習はあったかもしれないけど、そこに、親友の父がいた
というのは、いかにも偶然すぎだと思うな、確かに。
>>709 それをやってたのがナチス。
例えば、10代の少年兵中心で構成されてたヒトラー・ユーゲントが戦争末期に行ったスパイ狩りは、ベルリン市民の恐怖の的だった。
712 :
愛蔵版名無しさん:2009/09/19(土) 20:54:10 ID:4KyBHtXg
レス乙です。勉強になりました。
714 :
愛蔵版名無しさん:2009/09/20(日) 20:50:30 ID:5VRmoion
仮にアメリカが参戦には動かず、
ナチスドイツがヨーロッパ大陸を制覇支配していたらと考えると、
日本のやったことは全く愚かだったといわざるを得ないのだ。
715 :
愛蔵版名無しさん:2009/09/20(日) 21:11:27 ID:s8RrijUF
>ナチスドイツがヨーロッパ大陸を制覇支配していたらと考えると、
いや、これは、日本が考えていたことw
ナチスドイツがソ連に飼ったら、日本はシベリアの資源を手に入れることが出来る
だから、日本は南方へいった
それを分析したのが、ほかならぬゾルゲ
当時、関東軍はどう動くかと言うことがソ連の不安だったわけだが、
ゾルゲが「日本は南」と電報を一本売った為、ソ連は独ソ戦に集中することが出来た・・・
となんかで読んだぞ
ソ連は今でこそ石油とか掘ってるけど、基本的には農耕もしにくくて厳しい土地じゃなかったっけ
だからソ連の悲願は暖かい豊かな土地を手に入れることだし。
何でドイツはソ連に進んだんだろう。
攻められたから逆に攻め返したというには少し本格的だし
ドイツは食糧や石油の相当量をソ連や東欧から輸入してたんよ
文字通りレーゾンデートルを握られてたから、奪い取る必要があると考えたんだろう
英国が降伏せず手間取って、焦ってソ連が英国とつるんで攻めてくるとヒットラーが思い込んで先手を打ったんじゃね?
ヤルタ会談の様子では英ソはお互いに大嫌いでヒットラーの考え過ぎだが
>>717 ロシアは昔から資源大国ですよ。
ウクライナは世界的な穀倉地帯。
721 :
愛蔵版名無しさん:2009/10/02(金) 00:14:04 ID:L0i4xdMl
ドイツのソ連との戦争での敗因の一つは、真っ直ぐにモスクワに向かわずに、
左に曲がってソ連の石油地帯を押えようとしたために、冬将軍が来てしまった
というのもある。そうして、あのナポレオンの二番煎じを演じてしまったのだ。
パンやのアドルフはレイプ娘と結婚したのかね?
ユダヤ教はそういう例外あるのかな
同棲だけで籍は入れてないとか?
最後に峠が婆さん(レイプ娘)訪ねたとき性はどうなってたっけ?
「カミルの妻です」みたいに名乗っていたから
正式に結婚したんじゃない?
峠はエルサレムで「カミルって家」を通行人に聞いてまわってたようだから
結婚はしたんじゃないのかなあ
まあアドルフ・カミルが死んで間もないころだから、
エリザや息子がゲルトハイマー姓を名乗っていたとしても
「カミルって家」で通じるかもしれないが、
正式に結婚しないまま同棲して子供作るほうがよほど戒律に触れそうだし
戒律の守り様なんて、人それぞれじゃないのか。
信徒だからといって、全員ガチガチではないでしょ。
カミル自身が「事故だとしても、強姦された娘と結婚できるか!」みたいなこと言ってたから
そのあとどう折り合いをつけたかだね
母親が説得した、あたりが妥当なとこか
続いてれば、その辺りの経緯がちゃんと分かったのだろうがな。
ラムゼイのがっかり感ときたら…
これにはスターシステムいれないでほしかったな
ランプとか正直邪魔だった
まあ娘が日本人と関係もって殺されるって役柄でしかもナチスの幹部クラスだから
オリジナルにせざるを得ないのはわかるんだけど
全部作品オリジナルで見てみたかった
GHQの代わりにOBAQ・・・
あ、これは藤子か。
731 :
愛蔵版名無しさん:2009/10/06(火) 07:46:37 ID:9TbP6TbE
この作品では、なぜユダヤ人が弾圧されるようになったかの、当時のドイツ
の社会情勢が十分には描かれておらず、単に気の毒な被害者だというだけの
センチメンタリズムに基づいて描かれていて平板だ。そのような弾圧は、
ドイツの大衆の肯定するところであって、そのムードと風潮に乗っかって
ナチスが大衆迎合政治の一端として行ったのであるのに。
そんなことが主眼の作品じゃないし。
>>731 大衆迎合ねえ
ナチズムの本を岩波ジュニア新書レベルでいいから読んでおいたほうがいいよ
というか、ユダヤ人はイエスを処刑した劣悪な民族
という一昔前のキリスト教徒の偏見がベースになっているんだよ
確かに当時のドイツには50万人以上のユダヤ人がいて、しかも
主に金融業界を牛耳っていたから、ドイツ人の憎悪の対象にはなりやすかったが
80年代の週刊文春の読者層からして、
「ユダヤ人は気の毒な被害者」としか認識していない読者なんか
ほとんどいないだろうって前提だったんじゃない?
まさにイスラエルがレバノンで暴れ回ってた時期だし、
当時の大人にとっては中東戦争の記憶も生々しかったはず
ていってもカウフマンの入ったのが黒い九月だしな
オリンピックにテロを持ち込む外道
737 :
愛蔵版名無しさん:2009/10/07(水) 21:59:32 ID:OOpN0g+8
キリストもユダヤ人でした。
ファシズムとは、大衆迎合型の政治のことを挿します。
例えば小泉政治など。
小泉は大衆迎合じゃなくて大衆扇動
ステゴロなら最強は峠だよね?
その次は誰かな。
小城兄は意外と弱かったね。
アメリカのスパイ・マクロードは?
フランス野郎をぶん殴って追い払ったと思われる描写があったけど。
単純にフランス野郎が弱かっただけかも知れない。
フランス野郎の戦闘力はたったの5だしな。
張り込んでた特高を一発KOして草むらに捨てたけど
子供の頃はユダヤ人は可哀想な被害者としてよんでたな
20歳でまた読み直して話の内容に気づいてものすごい鬱ったが
>>734 ユダヤが金融をやっていたのも、ユダヤ人には製造業、商業その他、ありとあらゆる
職業への就業が禁じられていたから、金融と学者、医者くらいしか職業が
なかったってこともあるからね。
高利貸しをやっていれば恨まれるとか言う人がいるけど、そこに追い込んだのは
キリスト教徒社会。しかも、金利は当時の常識的なレートだし。
ある科学ジャーナリストが、多くの人間が倫理的にマズいのではと感じる領域まで、ユダヤ系の研究者は平気で踏み込んでしまうと困った顔で言ってたよ。
具体例がないとなあ。単にユダヤ系学者が多いジャンルなだけかもしれない。
いま生命倫理で基準が緩いのはインドや韓国で、アメリカは厳しい。
原爆の開発を進言したのも、日本への投下を阻止しようとしたのもユダヤ人。
得意の両建て戦法ってやつね。
ナチにも献金してたくらい、したたかだしな。
>>744俺も始めて読んだのは10歳くらい。
当時は「戦争っていけないな。迫害されてたユダヤ人が何でアラブ人を殺すの?」くらいしか思わなかった。
大人になった今では読み直すたびに新たな発見をしてしまう。
>得意の両建て戦法ってやつね。
違うよw マンハッタン計画に参加した科学者や官僚・政治家たちが
日本に落とすのを反対したのを知らないの?
なんとなくかなー
>>742 ということは張り込んでた特高の戦闘力は2くらいか。ゴミめ・・・
バーディーが寝てた間、クレドはどこにいたんだろう?
バーディーの宇宙船の中で眠ってた?
誤爆しましたorz
お桂が追ヶ浜に帰るシーン、
「先に出て行った大阪行のに乗れるかしら?」というお桂の問いに対して
手塚似のタクシー運転手は「あれはたしか舞鶴で十分停るはずや」と答えているが、
どう考えても米原の間違いだよなあ?
あなたは70年前の小浜線の何を知っているというのだ?
>>756 お前こそもう一回読み直せ。
大阪行きのあとに
小浜行きが発車してるだろ。
オイラ関東もんだから、上方のことはよくわかんねぇんだよぉ
久々に文春文庫のを買おうとしたら、
表紙が変わって4冊完結になってた。
最後の4巻だけが異常に分厚い。
紙の質も変わった気がする。
>>755 いや、敦賀から米原に行っちゃったらかなり遠回りじゃないか?
湖西線に乗り換えるのかわからんけど
かといって舞鶴から大阪行くのも遠いけどな
ていうかあの当時の若狭らへんで大阪行きなんてあったのか??
761 :
愛蔵版名無しさん:2009/11/10(火) 00:26:04 ID:K3OrnF4p
よく、こんな本をドイツで売れたものだねぇ。時代は変った。
三人のアドルフはみんなろくな死に方しないんだな
ヒトラーは自殺
カウフマンはカミルに殺される
カミルはパレスチナのテロにあって死亡
結局みんな幸せにはなれない、ろくな死に方をしないという点で
手塚の言う正義はどこにもない的な考えを感じるな
手塚の大人向け漫画のラストはバッドエンドや読者の想像委せが多いんよ。
>>763 いや、子供向きだって多いよ 悲劇や想像任せ
766 :
愛蔵版名無しさん:2009/11/18(水) 02:33:59 ID:0+SO5WCJ
>764
だって、堂々とナチスの旗とかが表紙に描かれてたり、
いろいろあるだろ?
その程度は大丈夫だろ。
ナチを礼賛する内容で無けれは。
>>767 766じゃないが、ドイツではハーケンクロイツやナチスの意匠は一律に法で禁止。
憲法で保障された表現の自由にもとるという意見は強くても、一貫して
表層的な表現形態も含めて禁止(出版物だと回収処分)されるほど
タブーになってるんだけど。
ナチテーマのドイツ映画が何本もあるけど、あれはどういう扱いなの?
>>766 だったら、表紙のデザインを変えたらいいだけ
内容に関しては、ナチを礼賛するものでなし、
そんなことを言ったら、「アンネの日記」も「夜と霧」もだめだろう
>>770 「高い塔の男」や「ファーザーランド」がドイツでは発禁だって知ってる?
映画の「ヒトラー 最期の12日間」もヒットラーの人間臭いところを
わずかに出しただけで、かなり批判を受けてるし。
人間味たってソ連軍が間近に迫って来てるから落ち込んで、ドンヨリした感情を演じただけ
なんだけどなw
あっちではヒトラーは冷酷非情かキチガイのように喚きたてないとダメみたい。
>>771 「高い城の男」を読んで「易経」を手にした黒歴史を思い出させないでくれ。
「ファーザーランド」は原作とTVドラマ版とではオチが違うような気がするんだけど、
気のせいだったかな。
ネオナチのデモなんて、どう見とるんだろ。
>>772 小説はバッドエンドだったよね。テレビや映画になるとたいていハッピーエンドになるから
テレビでは主人公は・・・だったのかな。
775 :
770:2009/11/20(金) 22:53:35 ID:???
そうえいば、
「わが教え子、ヒトラー(原題: Mein Fuhrer ? Die wirklich wahrste Wahrheit uber Adolf Hitler) 」はドイツ映画だよな
ここにでてくるヒトラーは、心を病んだ独裁者で「アドルフに告ぐ」のヒトラー像に近いものだったが、
これなんかどうだったんだろう
「ヒトラー 最期の12日間」は結果的にナチの栄光を描いてしまった面があって、それがいけなかった、とも聞いたな
「高い城の男」は、ナチズムが世界を支配した話で、ナチズムに支配されても世界は大丈夫だった、
としてしまった面がいけなかったんじゃないか?
まあ、「わが教え子、ヒトラー」もヒトラーを人間的に描いたということで、それなりにいわれた面もあったらしいが、
別に上映中止にはなってないし、「アドルフに告ぐ」程度だったら、大丈夫だろう
778 :
愛蔵版名無しさん:2009/11/21(土) 11:33:46 ID:qo+c6a3K
多分、手塚先生は幼少の頃に、ある意味ヒトラーに対して
(周囲の大人と同様に)憧れというか尊敬の念を持ってた
時期があっただろうと思う。
どうしてそうおもう?
ヒトラーを人間として描いたから?
手塚先生も戦前日本の軍国教育を受けていたからね。
学生時代の作文で「鬼畜米英なにするものぞ、大和民族の精神が〜」なんて
のが公開されていた(知ってるつもり?!で)。
そんな学生時代を送っていたんだから、ヒトラーに対する尊敬の念を抱くのは
必然だろうね。戦後変わったけど。
ヒトラーって他の国の同じような立場の奴とやってること大して変わらんのになぜこんなに文句言われてんだ?
ドイツではもはやタブーに近い扱いだし
って中学生の時はずっと疑問だったな
独裁禁止法
>>781 無知すぎる。
例えスターリンよりマシだと擁護しても、地獄必定の人間だったことは変わらない。
スターリンって国内と国外のどっちを大量に殺ったんかね?
ロシア人はスターリンに数百万粛清された。
ヒトラーにも数千万殺された。
787 :
779:2009/11/21(土) 14:12:30 ID:???
>>780 ごめんなさい
>>778をみて、手塚がヒトラーを人間的に描いたから、一度でもヒトラーを尊敬したことのある人間に違いない、
と単純に考えたのかと思ったんだ
>>779の書き方だと、ちょっと攻撃的だね 失礼
>>777 「高い城の男」って、ナチスに支配されたアメリカ東側は
やっぱりひどいことになってなかったっけ
ユダヤ人たちは日本の統治下にある西側に流れてきて、
ディズニーオタやアーリーアメリカンオタの日本人相手に商売したりするw
>>786 なんだかんだでロシアって幸福なイメージがしない国だよなあ
今の状況も含めて
>>775 知ってたらなんで770みたいな妙なことを書くんだw
>>760 亀レスだが、当時はまだ湖西線は開業してないよ。
米原経由が当時の敦賀-大阪間の最短ルート。
同じ手塚治虫の鉄腕アトム「幽霊製造機の巻」で、ヒトラーを思わせる
ヒトーリン総統(ヒトラー+スターリン?)なんてのが出てるよね。
昔見た本では、単に「ひどーい独裁者」ってだけの薄い描写だったけど
近年復刊したのでは、省略されたページが復活していたのか、
独裁者の狂気というか、独裁者ゆえの超小心さや猜疑心が描かれてた。
アレが火を噴く前の1ページに、あんなことがあったとは・・・手塚GJ
ベニト・ヘットラーって名前の独裁者が出てくる短編漫画もあったな
「来るべき世界」のノターリンってネーミングには笑った
>>791 ご指摘どうも。
確かに湖西線はなかったね。
だけど最短ルートは若狭からだとどうだろうね。
敦賀まで行くのに結構かかるから、舞鶴で正解なんでは?
レベル低すぎw
BJでイル国とイラヌ国てのがあったな
とんちんかんなことを書いてるからだろ。
ナチ礼賛でなくても発禁の事例を知っていたなら
あのカキコはないわW
3人のアドルフっていっといてヒトラーはそんなに出てこないね。
センソーになったら友情って崩壊するん。
うん。
やおいゲト
802 :
愛蔵版名無しさん:2009/12/23(水) 20:20:37 ID:o6hmz7EZ
お寺さんの跡取一人娘では、婿入りして坊主になる決心がなければ結婚など
出来ないわけで、未練を打ち切って東京へ出たのであった。
このあたりの青春の迷いがジャグル大帝の作品にも影を落としている気がする。
何でも言ったもん勝ちと思うなよ
805 :
愛蔵版名無しさん:2010/01/03(日) 03:04:51 ID:6LCGHMY6
今はヒトラーよりアローヘッドが気がかりで・・・
こないだ久々に全巻読み直して思ったんだが
一番可愛いのは1巻の時のカミルのかーちゃんだな
エリザ一択。
小学生の時初めてアドルフに告ぐを読んだ時は話の難解さからつまらないと
思ったが15年近く経った今読んで見たら切な過ぎて胸が苦しくなった。
読み終わった夜が眠れなかったわ。
アドルフ・カウフマンが一番好きなキャラクターだな。
主人公の名前がアドルフである意味ってあんの?
ゆとりよ・・・
本当にアフォだな・・・
三重子が最近流行の髪型である件
重めボブ可愛いよ重めボブ
しかし終盤でハイヒールモモコみたいになるよな
小城先生かわいい
自慢のヘアースタイルがサザエさんみてェーだと!?
818 :
愛蔵版名無しさん:2010/03/23(火) 11:40:13 ID:FbcDN/JK
手塚治虫も、晩年は、懐古趣味の傾向が出ていた、
その最も分かり易い例がこの作品だ。
本当はSFを描きたかったところ、文春のリクエストで歴史物になっただけなのだが。
820 :
愛蔵版名無しさん:2010/03/26(金) 11:29:52 ID:QXTO/9dt
初読で今さっき読み終わりました、
手塚漫画の正真正銘の最高傑作ですね僕の中の・・・
821 :
愛蔵版名無しさん:2010/03/27(土) 01:18:07 ID:0n35AOiM
雑誌連載初出時とどう変えられているのだろうか。
雑誌連載当初は、アドルフ・カミルでなく、アドルフ・カミだった。
しかしこの名前は連載中にカミルに変更される。
本多芳男の叔母の本多サチは連載は本多ユキだった。
(漢字だとどちらも幸だけどね)
そして由紀江は「マチ」だった
一度か二度この名前で出てきて、そのあと由紀江に変わってる
あとローザ・ランプは友人からローザ・ホーファーと呼ばれていた
冒頭の「これはアドルフと呼ばれた三人の男たちの物語である」という場面に
峠は登場しない
最終回で初めて、このときの語り手が峠だったと明かされる
峠が特高に拷問されるシーンで、「なんとかいうヨットスクールよりはましだね」と
連載当時の時事ネタ
由紀江の死後に峠が小城先生や女将を訪ねるシーンがなく、
三重子は家出したきり最後まで登場しない
824 :
愛蔵版名無しさん:2010/03/27(土) 22:10:41 ID:Vlsu0K9Y
マジで?何か意外だなあ
825 :
愛蔵版名無しさん:2010/03/28(日) 01:17:30 ID:KxEpL8UX
単行本化で、数ページにわたる削除シーンとしては、
@由季江がドイツ人妻ということで、町の八百屋で野菜を売ってもらえず、
本多大佐に電話で泣きつく場面。
A本多芳男の葬儀の後、草平と由季江が再開するが、そこで由季江は
草平にときめきながら、ドイツ料理店をオープンするので手伝って
欲しいと依頼する場面。
がある。
最近満喫で火の鳥読んだんだけど、
自分がガキのときに見たのと違ってて、あれ?って思ったシーンがあった
望郷編だったかな、ムーピーと人間が交配してとある星で文明築くやつ
食人のところとか、近親相姦のところとか、自分がガキの頃に読んだのではカットされてた
けど何故か満喫に置いてあったのはカットされてないやつだったんで結構衝撃を受けた
普通逆なんじゃないかって気がするんだけども
アドルフネタじゃなくってスマン
ズッペ開店の回は、物価統制委員の注意を受けたあと
峠と由季江が音楽にあわせて踊るところで終わり
客が来るシーンがなくて、ひたすら前途多難って感じだった
>>827 「店長なんていや!名前を呼んで・・・」
「由季江って名なのよあたし!!」ってところね。
すごくいい場面ですね。描き足されて良かった・・・。
さらに名前変更の件
エリザ・ゲルトハイマーの母親ベラは、
連載時はリザとかリズになってた。
829 :
愛蔵版名無しさん:2010/03/29(月) 04:13:15 ID:3uGoHhJQ
手塚治虫を真似すれば、手塚漫画(たとえばアドルフに告ぐ)を
頁をコマ毎にばらして組替え、セリフも張りなおして、ずいぶん
違うストーリーの作品に編集して作り直した改竄本の製作が可能だな。
遊びでやったことあるけど、自分で描いた方がマシだったと思うくらい、時間かかるよ。
エスと
833 :
愛蔵版名無しさん:2010/04/20(火) 02:37:16 ID:m8C0Gqwp
カミルとカウフマンって同じ歳か?
同い年だし同じファーストネームだし
どうして仲良くしちゃいけないの?
835 :
愛蔵版名無しさん:2010/04/26(月) 23:59:59 ID:qHkiB/Dh
>>825 ドイツ料理店開店は由希江の発案だが
カウフマンの言葉が脳裏にあったのだろうか?
あと、ヒトラーの「犯人は大工」発言は結局なんだったの?
気が狂ってた故の発言?
それ以前にあった
大工のゲオルク・エルザーによる爆弾での暗殺未遂と混同してる、という表現
837 :
愛蔵版名無しさん:2010/05/01(土) 23:40:31 ID:kxobaCSN
なぜこれを深夜アニメにしないのかな。
838 :
愛蔵版名無しさん:2010/05/04(火) 14:20:39 ID:pjsuFtEs
海外売りが出来ない、特にヨーロッパには売れないとよんでいるからだろうか。
欧米でヒトラーがユダヤ人という話を映像化できるわけがない。
西ドイツ(当時)のテレビ局がインタビューに来ているが
>>841 825じゃないけど、
由季江が八百屋の旦那に「これください」と頼むと、横からおかみさんが
「これは売れまへん。ぜんぶ預かり物だす」と口を出してくるシーン。
旦那が済まなそうに「ドイツのかたにはちょっとまずいんですわ」
たまりかねた由季江が本多大佐に電話すると「国籍を戻しなさい」と諭される。
単行本でいうと、アドルフに「ママは日本人に戻りたい」と手紙を出すあたりかな。
ドイツは友邦だったのに売ってやんないのか
@ 不要な場面だからカット
A 内容的に変だからカット
だな
845 :
825:2010/05/11(火) 20:03:06 ID:m5q9FNAl
>>843 その場面から引用すると、昭和14年、
由季江『どうして町の人はドイツ人に冷たいんでしょ・・・』
本多大佐『この夏ノモンハン事件がおきましたな。あれで(日本)国民感情
はひとえにソ連憎しです。そのソ連に対してドイツは不可侵条約を突然
むすんで手を握りましたな。おまけにソ連とポーランドを分け合ってしまった
・・・そういう点でドイツも信用を下げとるんです』
>>845 なるほどそういう流れで由季江に冷たいのか
ありがとう
847 :
愛蔵版名無しさん:2010/05/23(日) 04:26:01 ID:c7ZkfF5j
最後のヒトラーの死亡のあたりは、史実と無縁のトンでもだったがな。
まあ、所詮たかが漫画だし。
知ったかに限って、フィクションをあげつらう。
849 :
841:2010/05/23(日) 09:13:50 ID:???
850 :
愛蔵版名無しさん:2010/05/24(月) 09:03:46 ID:+fzl7DWE
ヒトラーの遺書なるもの(ユダヤ機関の捏造説もある)が引用されていない
のが惜しいと思う。
851 :
愛蔵版名無しさん:2010/05/24(月) 23:46:54 ID:dZeh6XBR
ドイツ人と回教徒が結婚してたりするご都合主義が
つばを吐きたくなるほど嫌いだ
そういえばさ、オレが子供の頃ヒトラが自殺する映像があったような気がするんだけど、あれって偽者なの?
アドルフに告ぐを読んでそういえば・・・とネットで検索しても出てこないんだよな
映画の映像だろ。
あれは映画だったのか…
本物だと信じてたオレが馬鹿だったんだなw
そういやそんな映画かドキュメンタリーだかあったね。
獄中で自殺するんだっけ?
856 :
愛蔵版名無しさん:2010/06/20(日) 03:41:21 ID:G7uS1LGg
峠と奥さんの間に子供が出来たシーンが泣けた
ランプは生き延びたんだな
ボルマンは自殺し骨が発掘された
ノビーは南米に逃げたって言ってるぞ
純朴な少年こそがナチスに洗脳されたってのを
上手く表現したなこの漫画
純朴というより点取り虫の優等生
863 :
愛蔵版名無しさん:2010/06/23(水) 02:43:54 ID:li0ukvee
なぜ、いわゆる作品中でヒトラーの遺書を引用しなかったのだろうか。
出生の謎との関係で整合性がなくなると思ったのだろうか?
とにかくこの作品はヒトラーの最後のシーンがいかにもインチキで
浮いているのでがっかりする。
他のシーンががっちり史実に則って描かれてるなら浮くだろうけど
別にそういうわけでもないしなあ
まさか本当にヒトラーがああいう死に方をしたと信じる読者がいるとも思えないし
特に気にならなかったが
っていうか、「作中で作成中の遺書」からの引用はされているが。
866 :
愛蔵版名無しさん:2010/07/18(日) 07:12:04 ID:yltX/E7i
手塚先生って、本気でヒトラー=ユダヤ人説を
信じてたわけじゃないよね?
そうした方が面白くなるから使っちゃおうってだけだよな。
真偽はグレーだけど、読者の興味はそそりそうだから使おうというような感じだったんじゃないの。
んなわけねーだろ、
んなわけねーからこそ、マンガのネタにしたら面白いだろう、
と思ってたんじゃないかな
漫画のネタにして面白いと思ったのは、ユダヤ人かどうかではなく、
ユダヤ人であることを証明する書類があるかどうか
文書に関しては、「あれはぼくの創作ですが」って言ってる。
説の信憑性自体は、どうでもいいやって感じだったんだろうな。
それをネタに使おうって決めた時点で、深く真偽を追求するよりも、
じゃあその証明文書を出しちゃって、争奪戦があったことに
しようとかなんとか、好き勝手な創作モードに入っちゃっただろうし。
それこそがまさに手塚治虫の凄さって気がする。
ナチがオーストリアを併合したとき、すぐさまSSがヒトラーの故郷へ向かい、ヒトラーの住民台帳を没収したとか、
ヒトラーの故郷の村の住民は全員移住させられて村の跡地は兵器演習場にしたとか、やたら過去の痕跡を消したがる謎が様々な憶測を呼んだのよ。
872 :
愛蔵版名無しさん:2010/07/19(月) 10:17:50 ID:HXDTfcVw
成り上がり者は、過去のイタい時期のことは「なかったこと」にしたいからね。
豊臣秀吉も過去を知る者、過去に自分より上であった者には冷たかったから。
秀吉は過去の苦労話をよく笑い話にしてたし、昔の上役や同僚を御伽衆として召かかえてただろ。
874 :
愛蔵版名無しさん:2010/07/19(月) 10:45:48 ID:HXDTfcVw
落ちぶれかけてたのを拾い上げたんだから厚遇だろ。
信長に仕えて以降の話はしたけど、それ以前の本当に悲惨な時代は語らなかったみたいだけどね。
だからこそ、秀吉の幼少期〜青年期は色んな説がある。
それはあの時代の大名には珍しくないだろ。
めずらしい
戦国大名は名族でなくとも、大抵幼少期のころから生い立ちがはっきり分かってるんだ?
へーw
くだらん煽りがしたいなら、よそでやれ
たいていとはいわないけど、名を成した武将はだいたいわかっていると思うけど。
そうじゃないから北条宗雲(字が違うかも)とか秀吉がもてはやされるわけで。
そもそも名族じゃなくて有名な戦国大名ってたとえば誰?
では、斎藤道三から語ってもらおうか。
山田風太郎の短編で、精神を若い頃に戻すって秘術が出てきて、
秀次を殺したことを後悔した秀吉が、精神を健全に戻すために
秀次殺害以前の状態に戻してもらったら、秀次への怨念の塊に。
こりゃいかんと、信長に使えてた若い頃まで戻したら、
当時もっていた怨念の塊に。
もっと前ならと、信長に仕える前に戻したら、またまた怨念が噴出。
結局、秀吉の人生は怨念の連続で、その時その時に
様々な怨念を抱えて生きてたんだ、みたいな話があったな。
むりやりアドルフに繋げるとw、カウフマンの人生も
そんなんだったんだろうなあ。
細かい逸話はともかく、多くの大名はどんな家に生まれてどこに住んでたとか分かる。
秀吉は本当に分からないじゃない?単なる農民では無いという説もあるし。
早雲も道三(初代)もそうだね。
>>877が何を根拠に珍しくないと言ってるのか分からないが。
>>883 面白そうだねその話。なんか手塚先生もそんな短編を描いていそうだ。
だからぁ、道三って早雲と並んで下克上の代名詞みたいな大名でしょ。
なんだかなぁ
秀吉の生まれ故郷は尾張中村だろ。
有名じゃない。
文章読み取る力が無いなら無理に書き込まなくても良いよ
いい加減ここがアドルフスレってのを思い出せボケども
890 :
愛蔵版名無しさん:2010/07/19(月) 12:14:30 ID:HXDTfcVw
>>875 意趣返しと、余計なことをしゃべらないようにという意図
>>885 ザ・クレーターにそんなのがいくつもあるじゃまいか
「預言者は故郷に入らず」ってのがあってだな、
894 :
愛蔵版名無しさん:2010/08/07(土) 14:40:18 ID:qeM9lNU4
ヒトラーユダヤ人説をネタに漫画書いたのは、白戸三平のカムイ伝で
徳川家康の出自が実は、というネタに対抗したんじゃなかろうか?
随分と時間をかけての対抗だな。
今読み終わったけどなんかいくつか設定がよくわかんないとこがあるな。
1 カウフマンを「ナチスなのにユダヤ人の味方をするの?」となじる
エリザ。ユダヤ人なのにナチス御用商人のお前の親父はどうなんだよ。
2 エリザ、命の恩人にいきなり平手打ち。収容所に送られたのはカウフマン
をバカにしていう事聞かなかったエリザの家族が悪いんじゃないの。
3 ユキエがカウフマン父に「ナチスに入ってからあなたは変わった」と
いうが、ランプによればカウフマン父はナチスの諜報員として極東に
任務を持って送り込まれたんじゃないの?
4 アイヒマンは1944年には中佐になっている。カウフマンから少佐
と呼びかけられるのはおかしい。
5 学生時代散々嫌がらせをしておいて友達面はないだろ、フリッツ君。
6 カウフマンがパン屋親父を殺すシーンでは3人しか招集されてないのに、
後年出版された本では沢山の生徒がいる描写がされている。
7 イスラエル帰国後、なぜか軍人になるパン屋。空襲の時に誓ったパン屋
の再建の夢はどうなったんだ?
8 エンディングに出てくる「父は死にました」と二回繰り返す男はどちら
の子なんだろうか。
大半の疑問はもう少し人生経験(特に人間関係)積めばわかるようになるよ。
んだな
峠が崖でランプに殺されかけたとこの描写がわかりにくい。カモメが群がる前に峠はどこへジャンプしたの?
山の上か下
901 :
愛蔵版名無しさん:2010/08/16(月) 18:43:02 ID:WyMPpBvg
とりあえず本田大佐の65回忌に合掌(-人-)
ユキエの性格がいまいち定まってないと思うんだけど。
優しそうな性格なのに、ナチスアドルフに
ユダヤアドルフとは遊んではいけませんって注意したり
先月の報道ですが貼りますね
ttp://jp.ibtimes.com/article/biznews/100825/59574.html ヒトラーの祖先、ユダヤ人の可能性も-DNA検査で発覚
2010年08月25日 04:30更新
ユダヤ人迫害を行ったドイツの独裁者、アドルフ・ヒトラーは、
DNA検査の結果、祖先にユダヤ人とアフリカ人を持つ可能性があるという。
英紙デイリー・メールなどの報道によると、ヒトラーの親族39人の唾液サンプルから採られたDNAを検査したところ、
そのDNAはヒトラーが「非人間」とみなしたユダヤ民族に生物学的に関連するものだったという。
ジャーナリストのジーン・ポール・マルダーズ氏と歴史学者のマルク・フェルメレン氏が
今年、ヒトラーの甥の息子に当たるアレクサンダー・スチュアート・ヒューストン氏(61)や、
ヒトラーの従兄弟であるオーストリア人農民、ノルベルトH.らの唾液サンプルを採取し、DNA検査を行った。
そのDNAにはY染色体ハプログループのE1b1b系統が含まれることが明らかにされた。
この染色体は、オーストリアやドイツなど西ヨーロッパには珍しいもので、ユダヤ人や北アフリカによく見られるものだという。
ベルギーのニュース雑誌「Knack」でフェルメレン氏は
「(この染色体は)通常、モロッコのベルベル人やアルジェリア、リビア、チュニジアなどに
暮らす人種に見られるもので、ユダヤ人にも見られるものだ」と述べている。
朗報でごんす!
>>902 遊んじゃいけないって言ってたっけ?
パン屋のアドルフの口真似するのをたしなめるぐらいで、
あとは「パパがだめというなら仕方がない」程度だったと思うけど
アドルフ個人はいい子なんだが、あの子を取り巻く環境が悪い
(実際、万引きなんかの常習犯みたいで、
確か、氷水かなんかの食い逃げをアドルフ・カウフマンといっしょにやって、
お店の人から、家にお宅のアドルフがまたやったからお金をお願いします、なんて電話されていた)
だから、遊んでは駄目、っていう程度で、ユダヤ人に対する偏見からではなかったと思う
907 :
愛蔵版名無しさん:2010/09/19(日) 01:57:15 ID:kildwG4F
ho
由紀江に関して気になったのは、カミルの母を「パン屋の奥様」と呼んでた所だな。
カウフマンみたいに、蔑視的にカミルのことをパン屋と呼んでた人物もいたし、
由紀江はお嬢さんなんだから「パン屋さん」って呼んでほしかった。
あと、未だにランプが刺した地ネズミがなんの暗示だったのかわからない。
あと、小城先生は「こしろ」と読むもんだと思ってたけど、違うんだな。
個人的にはこしろのほうがしっくりくるんだけど。
カミルとカウフマンは何年生まれ?
Uボートに乗ってるとき、カウフマンのセリフが抜けてるところがあるんだけど
手塚似の船員が
「3000フィート!まっすぐこっちへ向ってきます」
「巨大なやつです!」
って言ってる間のコマなんだけど、何て言ってるかわかる?
手塚治虫総合スレで聞いてわからなかったので、教えて下さい。
「アドルフに告ぐ」を買おうと思ってるんたけど、文春文庫(新装版)と手塚治虫文庫全集の違いがわかる人いますか?
抜けてる部分があるとか、一部セリフが違うとか、知ってる人がいれば教えて下さい。
小城先生はもうエリザや三重子なみに美人に書いてくれれば
一番の人気キャラになったのに。
ホモ的には峠に抱かれたい
小城先生はあの微妙な顔が良いんだよ
ギルティというドラマの宇喜田(吉田鋼太郎)が
アセチレン・ランプそっくりだった
>>903 面白いなあ DNAで分かるのか
もしヒトラーがユダヤ人だったら,かえってユダヤ人差別を助長したりしないのかな
「ああいう大量殺戮を行うキチガイはやっぱりドイツ人ではなかった。
ユダヤ人はやっぱり邪悪な人種だ」っていう風に
918 :
愛蔵版名無しさん:2011/01/15(土) 21:33:44 ID:Ehtmxi8z
常にいわれることだが、ヒトラーがドイツ経済を立て直した段階で、
首相を辞して引退していれば、今でも世界中からドイツの偉人の
一人に数えられていたことだろう。
>>896 >4 アイヒマンは1944年には中佐になっている。カウフマンから少佐
と呼びかけられるのはおかしい。
これは物語の都合とかで仕方ないんじゃないの?
そもそも伝記物とかではないんだし。
峠が弟の彼女と関係する場面、必然性がないね。
自殺するのも変
>>921 あれは峠がローザに情が移ったからそうなったのかなーって思ってたけどなあ。
それで自殺したのは、弟を殺すきっかけを作ってしまったのと、峠をだました罪の意識からと。
俺は、やり場のない怒りを、目の前の女性にぶつけ、
その結果、余計に自己嫌悪に陥るって言うお約束のシーンかと思った
>>921 峠はローザをレイプすることで彼女に復讐したんでしょ。
峠はローザを殺すつもりはなかったけど、結果として
ローザは死に追い込まれた。
レイプするようにしたのがわからん。
怒るだけでいいじゃん。叩くだけでやめておけよ。
峠は本当はローザを殺したいくらい憎んでいた。
けど、直接この手で殺すことはできなかった。
裏切り者であると同時に弟のモトカノだから。
従って、強姦という間接的殺人に及んだのだ。
猟奇的な殺人事件とか、よく女性が強姦された後に
殺害されてるでしょ。
女を犯すってことは、間接的殺人なんだよ。
峠が弟の彼女と関係する場面、必然性がないね。
自殺するのも変
怒ったけど女が目の前にいたからなんとなくやっちゃったんだろ。
よくドラマでもある。自殺したのは知らん。
ちょうど物語の節目に当たるところだし、
そろそろエロシーンのひとつも入れないと読者が離れると思ったんじゃないの
手塚は読者をハッとさせるために、ショッキングなシーンを必然性の有無に関わらず入れたりすると
パヤオが憤っていた
生粋のロリコンに言われたくねえw
この漫画では相手を手に入れるための殺人やレイプが度々出てくるよね。
痛めつけるためのレイプでしょう。女を痛めつけるにはレイプが効くって
ことなんだろうけど、女性から見るとすごい嫌悪感。この一件だけで
その後、峠がどんな勇気ある行動してもヒーロー的には感じられない。
弟殺された腹いせだらう
933 :
愛蔵版名無しさん:2011/02/15(火) 11:38:50 ID:ZYV2fVeF
>>931 私も女だから同意です。
拷問とかそういうシーンも苦手、おまけにストーリーは所々破綻、
でも1年に1回くらい読み返すといろいろ再発見があって面白い。
気になるのが、追が浜だっけ?のおかみさんの言動。
なんか演歌チックというか安っぽい感じで、作品から
浮いてるようが気がするんだけど。
女はレイプされたら自殺しろ
という手塚の思想かね
頭古いからな
勲が殺されても知らん顔してた一般市民がローザの身投げで大騒ぎする皮肉
ユダヤ教では殺人は悪いとは唱えているが、
「人間はユダヤ人だけで異邦人は動物」とも
「ユダヤ人が異邦人を殺す事は罪にならない」とも
言っている。
937 :
愛蔵版名無しさん:2011/02/18(金) 00:11:03 ID:GoSH+3hx
「最近読んだ本で特に印象に残っているものを挙げてみてください。」
「アドルフに告ぐ、です。」
「どういうところが印象に残っていますか。」
「はい、主人公がヒトラーユーゲントに入って、ユダヤ人を処刑したり
するところです。」
「そのところをどう思いましたか。」
「自分もあのような学校に入って、社会のゴミを掃除して世の中を良くする
為に尽くすことができたらかっこいいのになあと思いました。」
938 :
愛蔵版名無しさん:2011/02/18(金) 09:13:17 ID:WRp9G0Di
937ツマンネ
939 :
愛蔵版名無しさん:2011/02/18(金) 11:02:57 ID:4mfFDl4A
ホントだね
かけらも知性が無い
アドルフに告ぐを読んでいる俺はワンピースを読んでるやつらより知的
あんな能面の如く歯むきだしの顔しか出てこん作品いくら読んでもおもろない
一口にユダヤ人と言っても
>>936のようなタルムードの教えに従っているのはシオニスト。
そうでないユダヤ人が選択的に殺されてたりして
殴っても人を殺せるものを態々高価な毒ガスと設備を使っている不思議
このスレの住人なら誰か知ってるひといないかなあ?
イギリスのジャコバイト王の継承権も持つバイエルン王家が
反ナチのスタンスをとっていたために
王族なのに、ユダヤ人でもないのに強制収容所に入れたれてた話
今のこるバイエルン王家の継承者もその前の人もその前の人も
収容後に子孫を残してないんだけど
収容中に生殖機能を除去されてしまったって本当の話なの?
そこまで下衆な政権だったの?
精神患者とか身体障害者を断種・安楽死させていた話は知ってる。
「ユダヤ人でなくてもいいんだ。奴らが欲しいのは死体だ」(水木しげるの)
たしかにひどいね
人道的とかいうとキリないけど
そういう優生学とか繁殖どうのこうの話は寒気するね
よく今のパレスチナ問題で「住み分けと強制移住」の可能性が言われるけど
これも嫌な感じだ
それだけはやっちゃだめだと思う
どんな政権にもそんな権利はない
為政者や覇者が住民の住むところまで指定し、移動させるのは思い違いだよ
スターリンとヒトラーは堂々とそれをやった
日本でも明治時代にずいぶんあったね(こそこそとやったけど)
>スターリンとヒトラーは堂々とそれをやった
やってないんだな、これが
ソ連のかなり満州寄りの場所にユダヤ人自治区あるでしょ 今でも
首府がビロビシャンっていう街の
あれってスターリン時代でしょ できたの
レーニン、トロツキーからしてユダヤ人で彼らに都合の悪い後継者を残す筈が無い
論理的裏付けをしたマルクスさえもユダヤ人だけど
あの場所にユダヤ人が集まる必要があっただけ
スターリンはレーニンの死の淵に誰も近づけないで
なんかインチキして簒奪してるでしょ
トロッキーなんかスターリンから逃げたけど
メキシコで脳天から杭うちこまれてしまった
インフラもなんにもないあの土地に自治区なんて
ユダヤ民族のためであるわけがないよ
学者とか役に立てたい人間だけモスクワ周辺や研究施設で飼い殺したみたいだけど
それにしてもナチの優生学的な考えで「劣化」「劣等」を決め付けて断種ってのは
ひどすぎるよね
気分わるくなってくる
でもユダヤ人の収容ってほんとは何が目的なわけかなあ
チフス大発生で死にすぎたせいで今でも人骨でるのは本当だろうけど
スターリンの側近が…
ラーザリ・カガノーヴィチ
スターリンの側近でユダヤ人。ユダヤ人狩りの立役者と言われるが、
シオニストユダヤ人は同胞を決して殺さない。ユダヤ人狩りその物が
虚構だった。
タルムードを調べればすぐに分かる。
ケラリーノ・サンドロヴィッチ
954 :
愛蔵版名無しさん:2011/03/09(水) 15:21:13.53 ID:G9hCm2Xu
満州国にドイツを追われたユダヤ人を移植させ、
アメリカから満州国の承認を得るという日本の作戦は
失敗したのだった。
立てるとしてもまだ早くね
おれみたいなのが沢山いるからだろうな
ドガガガ
ユダヤ人を抹殺していたら少なくともパレスチナはもっと平和だった
そしてエリザ一家は救いようもないビッチ家系
峠草平はストーリーテラーと見せかけて、障害が残っていてもプロ軍人に殴り勝つお約束と主人公補正の塊
本当に哀れなアドルフカウフマン、ナチスにおかしくされたと見せかけて、カミルのクワガタの穴から始まり、エリザ、峠、その他諸々に精神的、状況的にぶん殴られた悲しい人
アドルフカミル、悲惨なユダヤ人、と見せかけて日本でのうのうと暮らすわエリザは奪うわ
三人の中で一番好き勝手したカス
女子供も皆殺しですか、お前ナチス教育も受けてないのに良く出来るな、素でそれか
つーかエリザも生きてて子供付きかよ、ほんとうぜぇ
959 :
愛蔵版名無しさん:2011/04/11(月) 01:09:24.62 ID:CjVJfT8x
結局は居酒屋の女おかみが一番いい奴です
戦後のナチの逃亡先ってブラジルはよく聞くんだけどな
イスラエルに行ってたのなんて実在するのかな
この作品は名作とは思います、が、個人的には、
「国家の正義」の為に、酷い目にあった、アドルフ・カミルが、最終的に、
イスラエルの「国家の正義」に加担する、愚かな人間、
になってしまう過程を、もう少し、深く掘り下げてもらいたかった気がします。
962 :
愛蔵版名無しさん:2011/04/12(火) 22:03:40.91 ID:iiVzFzCj
>>961 特に不思議ではないでしょ
当のユダヤ人が、自分たち以外の人権など省みていないのだからw
犯罪被害者は、犯罪を犯さないとでも?
何か論点がずれてるな
論点以前に
>>961の変な句読点を何とかしてほしいw
そっちが気になって内容に目が行かないw
>>961 そこを描くとくどくなってしまうのであえて省いたのではないかな。
悲劇の主人公をアドルフ・カウフマンに集約させて物語を
終わらせたかったんだと思う。
このころには作者の健康状態も相当に悪くなってて休載を繰り返してたから、
描こうにも描ききれなかったんだろうな
967 :
愛蔵版名無しさん:2011/04/15(金) 01:02:15.47 ID:RvdqGlJp
アーリア人キリスト(アンチキリスト=悪魔)の対偶=アドルフ・ヒトラー。
968 :
愛蔵版名無しさん:2011/04/22(金) 09:34:30.05 ID:XEENnZZz
国を持たなかったユダヤ人が、国を持つや国家の名のもとに
戦争を始めたり個人としての良心をなくして盲従するように
なりましたね、かつてのナチスドイツのように、という御伽噺。
969 :
愛蔵版名無しさん:2011/04/22(金) 11:57:30.89 ID:kcfn6MRe
強制収容所の体験をえがいた「夜と霧」やアウシュビッツのドキュメンタリー
なんかを観ると、国家が殺人機関と化して、殺戮がシステムになった時に
(アウシュビッツでは少数の親衛隊員とユダヤ人労務者に虐殺を行わせていた
為、9割近くの親衛隊員は、ガス室にも死体焼却炉にも近づいてはいなかった)
どれだけ効率的に絶滅政策が進むかとそらおそろしくなるよね。
・・・ただ、ナチス的手法、ナチス流の殺戮方法を忠実に学んで、現在も
そのやり方を続けているのは、ネオナチじゃなくて、当のユダヤ人なんだよね。
970 :
愛蔵版名無しさん:2011/04/23(土) 22:18:47.18 ID:fXw4Kd3I
>>969 ただ大量殺戮工場には疑問符がついてるでしょ?
チクロンガスの殺傷力もそこまでないし、
ガス室は衣類や寝具の殺虫設備だった可能性もでてる
第一、絶滅させたいなら運びこんで食料と水を絶てばいい
燃料使ってまで死体を焼却する意味も、戦時中ということ考えても無理っぽい
一番有力だと思うのがチフスの収容所内での流行による大量死
いまでも遺骨が土の下から出るのは、あまりに急な死亡者増加で
穴掘って埋めたからだと思う
戦争犯罪の犠牲者ってそんなに発言機会が与えられるわけじゃないし
遭っても沈黙してる人も多いし、ディティール細かい証言は実はあまりない
独特の露出っぷりと猟奇さには、やはりどこか捏造入ってると考えるのが自然と思う
もちろん絶滅が最終ゴールじゃなかったとしても
人種政策は犯罪なのに変わりはないけど
971 :
愛蔵版名無しさん:2011/04/23(土) 22:43:13.58 ID:D7jtLmHF
>>970 立場によっていろいろな証言はあると思いますよ。
加害者だった親衛隊、被害者だったユダヤ人、収容所を解放したソ連軍や
アメリカ軍。
それぞれの立場で「収容所」について、捏造説や、病気説、絶滅説・・・
違ってくるでしょう。ただ1つ、過程はどうあれ、強制収容所でとんでもなく
多くの人間が死んだということだけは確かなようですね。
正直な所、戦争はまだわかる。戦略の為に敵の町に爆撃するのもわかる。
ソ連のように兵士の慰安の為に占領地で兵が蛮行を働くのを黙認するのもまあ
ありえる。興奮した兵隊が必要以上の殺戮に及ぶのもまだ理解できない事はない。
ただ、日本人である私には、絶滅政策というのだけはどうしても理解できない。
占領地で特定民族の女子供までも収容所行きの列車に放り込むのは・・・
果たしてそれが、戦略上、戦術上どう役に立つというのか・・・
独り言?
973 :
愛蔵版名無しさん:2011/04/24(日) 11:03:38.00 ID:BuqdOSeg
まあ絶滅政策というのは、かなりムリがあるよね。
ユダヤ人を迫害してたのはドイツだけじゃないし、ソ連などはロシア時代からやってた。
アウシュビッツだって共産党軍の手に落ちてから、ドイツがこんな悪行してましたって宣伝に使われたから。
本気で絶滅させるつもりなら、収容所でメシを食わせる必要はなかったのだから。
実際にはソ連軍が、ベルリンでやった蛮行や、カチンの森の虐殺の方がひどいことかも。
ソ連は悪い情報を隠してしまうから、結果的に悪いのはみんなドイツだという流れになってしまうんだよね。
手塚のアドルフが、左よりの視点で描かれているのは時代の流れで仕方のない部分もある。
何でもドイツと日本を悪くしとけば問題ない時代だったから。
>>968 今まで国を持たなかったがゆえに、初めて持った国を
守るためなら何でも正義となってしまったのかな。
で、
>>973までの流れは何なの? その見方。
975 :
愛蔵版名無しさん:2011/04/24(日) 21:10:34.33 ID:WxgYGVgQ
>>973 ルーズベルトは悪党っぽく描かれてたけどね
>>971 成人男性だけ収容所に入れたとして、残った女子供は
のたれ死ぬだけじゃん
978 :
愛蔵版名無しさん:2011/04/25(月) 01:12:59.49 ID:hrhbcrXT
収容所で収容されていたユダヤ人が死んだ最大の理由は、
連合軍がドイツの鉄道をはじめとする輸送網を破壊したことにある。
ドイツの周辺の戦場への軍事物資の輸送網を破壊した結果、
物資輸送が出来なくなり、食料なども全くこなくなり、
その結果収容所では食料が無く栄養不足で餓死や体力の落ちたものが
病気になり、チフスやジフテリアなどの伝染病の罹患が頻発。
死んだものは焼いたり埋め、重症者も隔離いずれは死亡。
戦場でも、長期戦になると、栄養状態や衛生状態が悪いと、
兵隊の数割が感染症の大流行で死ぬことはある。
つまり、ユダヤ人を殺した最大の要素は連合軍による
飛行機による地上の物資輸送網の破壊によるものである。
>>978 そういう事じゃなくて、理解できないのは、障害者や精神異常者を税金の
無駄使いとして収容したり絶滅させたりするのはまだわからんことはないが、
なぜ、多額の税金を使ってまで特定民族の老若男女を占領地で狩り立て、
捕らえて収容所に送り込む(虐殺の有無はどっちでもいい)必要性があったのか
と、ドイツ人だけでなく、ポーランドや占領されたフランスなどの被占領地人
の間でさえ反ユダヤ感情が、ナチが来る以前から蔓延していたのか?
そこらへんがよくわからん
>>979 小国家の寄せ集めみたいなドイツをまとめるために
共通の敵が必要だったんじゃないの
諸悪の根源ということにしてるから、占領した土地も浄化しないといけないし
「もしユダヤ人が存在しなかったとしたら、彼らはユダヤ人を作り出していただろう」
みたいな言葉を聞いたような気がする
宗教的にユダヤ人がイエスキリストを殺したから許せないってのが、キリスト教と
じゃない日本人からすれば理解できない。そもそもイエスもユダヤ人だしな。
例えば、中国人の熱狂的織田信長ファンから「日本人はよくも織田信長を
殺したな!許せない!ゲットーや収容所に叩き込んでやる!」といわれるような
もんで・・・
どうでもいいけど、イエスを殺したのはユダヤ人じゃなくてローマ人な
>>945 第一次世界大戦後の
トルコとギリシャは住民交換をやってうまくいったぞ
トルコ在住のギリシャ人はギリシャに
ギリシャ在住のトルコ人はトルコに移住
移住する住民が放棄する土地(農地)が
一人当たりに換算するとほぼ同じだから
成功したらしい
984 :
愛蔵版名無しさん:2011/04/26(火) 21:41:32.44 ID:RMb8rNVH
>>982 ローマのユダヤ総督ポンティウス=ピラトゥスについての聖書の記述を参照
985 :
愛蔵版名無しさん:2011/04/27(水) 07:33:52.06 ID:XTh+Qs+i
>>980 小国家の寄せ集めのドイツをまとまるためというのはあるね
(ドイツだけの差別のりゆうだけど)
ポグロムだってそうかな
>>979 民族浄化→特定民族絶滅なんてやりだしたら
やられるほうもたまったもんじゃないけど
やるほうも凄い労力とストレス抱えることになるよ
強制移住というのは国際法で禁じられる行為だけど
実例は以前、以後にもたくさんある
古いのは記録にないだけで、一人残らず移住を完了なんて有り得ない話だと思う
スケープゴートとしても無駄の多い政策だな
しかもドイツは2面戦争の最中なのに
それよか次スレを
>>985 まあ実行するほうのストレスもすごいだろうね。ヒトラーはただの一度も
ゲットーや収容所、虐殺現場に立ち会った事はなかったというし、SS長官の
ヒムラーは数百人のユダヤ人が銃殺される現場に立ちあって、あまりの凄惨
さに嘔吐し「銃殺では効率が悪いし、なにより親衛隊員の精神安定が保てない
」として毒ガス(最初は一酸化炭素)の使用を検討させはじめたというからね。
ヒトラー
ムッソリーニ
989 :
愛蔵版名無しさん:2011/04/28(木) 10:56:48.07 ID:C2NjwXIU
アメリカだってインデアンを強制移住してるよ。
ユダヤ人はヨーロッパの原住民ってわけじゃないんだから、
植民地政策による原住民差別と、ヨーロッパのユダヤ人
差別は別の問題だろ。
991 :
愛蔵版名無しさん:2011/04/28(木) 23:15:59.66 ID:ji5n4FqX
>>990 けっきょくナチス政権はユダヤ人を差別はしたけど
どうするか考えてなかったじゃないかな?
ソ連みたいなほとんど満州国境の黒竜江沿いに居留地つくるとか
物理学の研究班つくるみたいなボンヤリいたものしか
>>989 1000スレ間近でする話題じゃないかも知れないけど
今の日本で強制移住やろうとしてるでしょ?
これだけは、やっちゃいかんのよね
でも日本の政権とか自治体って、割と簡単にそれやろうとする
ウチも昭和40年代に工業化の地盤沈下で強制移住させられた
カネ払えば文句無かろうという事情だろうけども
このカード簡単に切ろうとするなあ
うちのじいちゃんは「何の責任も負わない人間に、決めてもらうわけにはいかん」
と拒否してたけど、戦争経験者は知ってたっぽいね
>>979 ガス室の写真だって検証できるような物ではない
全裸の多くの人が立たされてる写真も見たけど、「それ」だと断定できるもんじゃない
あの手の写真で一番ショッキングなのは
多くのミイラみたいなガリガリの人々の裸の写真だけども
(それと積み上げられた死体)
満州からの引揚者は(シベリア抑留組じゃない民間人)
あれと同じ飢餓状態と年齢も性別も判別できないほどのガリガリ状態の集団に居た
奉天の小学校には1945年の冬には日本人の餓死体が毎日積み上げられてた
感染症を防ぐために男女かかわりなく頭髪を刈られてミイラ状態で何ヶ月もすごしてる
写真がないからなかったことになってるし、一部の飢餓を経験せずに帰国した人たちは
「そんな事実はない、けっこう楽しくやっていた」と言い張るのもある
ホロコーストだけ、ちょっと露出しすぎだと思う
戦争とその直後の膨大な飢餓状態はかなりの確立で起こっている
スレチですが
994 :
993:2011/04/29(金) 10:06:00.31 ID:???
失礼しました。993は操作ミスです。
スレチですが992などを読んでいると戦争は絶対いけないと思ってしまう。(手塚先生も思っていたと思う。)
でも戦争反対と言うだけで左翼認定されてしまうのは何故何でしょう?(まあ実際私は左寄り気味ですが…)
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