1 :
愛蔵版名無しさん:
陽だまり、火の鳥・太陽編or鳳凰編、いんこ
W3 get
ブレーメン4 get
本当に個人的に好きなのは、奇子アラバスターダスト8ブッキラによろしく。見る目無いのかなぁ…。
>>1 さん乙!
あなたが立てなきゃオレが立てていたよ。
それぐらい前スレは充実していた。
ガムガムパンチ
ワンサくん
よろ
どろろ
キャプテンKEN
「キャプテンKen」少年サンデー版の復刻希望。
微妙に違う水上ケンの顔!
自白機にかけられ自分の正体をもらすキャプテンKen!
。
リボンのきす
14 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/12(土) 07:32:19 ID:PdW8v64o
七色いんこ
アトムのエプシロンの出るエピソー度
16 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/12(土) 09:59:20 ID:UNmqPN0D
>>1の気持ちも分かるがブッツリ中断してる作品を傑作にあげるのは
キツイだろ。
その意味ではどついたれも面白くなりそうだっただけに残念。
無理に終わらせたのより、途中で終わっているほうがいい場合もあったりはする。
「一輝まんだら」も続きが気になるマンガだな。
前スレ確かに充実してたけどスレタイとかなり外れてたじゃないか。
ただでさえ、手塚スレ増やすなって言われてるのに。
>>17 同意。
二十世紀文学の金字塔とされる『カラマーゾフの兄弟』は第一部で
終わってるし、『城』は未完だ。
手塚作品が完結していないことを理由に評価を下げる必要はない。
『源氏物語』だってあれで終わりとは誰も思っていまい。
23 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/12(土) 13:46:26 ID:akXTJocv
BJの「快楽の座」少年の顔がめっちゃ怖いらしいので読んでみたい
24 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/12(土) 14:17:34 ID:cXTqYVeS
手塚のスレが多いことをもって、手塚の板を作って貰いたい。
手塚の傑作と駄作を混合にしたスレにすればよいのに。
てかいくつかのスレがサロンに移っとる。
ミットモナイト
27 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/12(土) 18:27:37 ID:siigqh+Y
>>22 未完の作品だから評価が低いとかじゃなくて、未完じゃ評価対象にならんってことじゃないのか?
手塚の漫画ってほラストは大抵 諸行無常系なオチになる作品多いので
途中までがすごく面白くても、最後まで読んだ結論としてはイマイチ…てのもあるし。
続いてたら駄作になってたんじゃね、と思うと正当評価はしづらいと思うが>未完作
29 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/12(土) 19:56:52 ID:66TvWdT8
>24
同意
え、シュマリって完結してないか?
小学館文庫で読んだときにちゃんと話しが終わってると
思ったのだが
うむ、わしの情報では、
「シュマリ第二部」=馬賊の頭となり日露戦争で日本軍に協力する。
「シュマリ第三部」=ロシアにわたしロシア革命に巻き込まれる
「シュマリ第四部」=ポーランドへ渡りユダヤ人を助ける。
「シュマリ第五部」=アメリカへ渡りロッキー山脈でグリズリーと格闘する。
「シュマリ第六部」=太平洋を泳いで渡り、バブル景気の北海道で農業を再開する。
という大構想だと噂で聞いたことがある。
番外編として満州でロックと対決する「火の鳥・大地編」もある。
北海道人だけど、朱鞠内って地名がある。
シュマリを読んで、アイヌ語でキツネって意味なのか、と
初めて知った。
アイヌ語で「ナイ」は「小さな川」の意味なので、「シュマリ・ナイ」
は「キツネのいる川」かもね。
歌志内とか幌内とか、やたら内がつく。
士別とか登別とか別も多い。別は確か平野。
利尻とか奥尻とか、島に尻がつくのは、アイヌ語で島はシリだから。
>>34 「ベツ(ベッ)」は「大きい川」、「ナイ」は「小さい川」。
アイヌの生活圏は川沿い〜河口だから。
「札幌」はもともと「サツ・ポロ・ベッ」と呼ばれた。
意味は(広くて、乾燥した(浅い)川)
あまりにもアイヌ語の地名が増えたので、明治政府は
「できるだけ日本語に変換して地名にせよ」という命令を出したことがある。
このとき出来た地名が「滝川」「砂川」「深川」・・など。
とにかく「川」が多い。アイヌが地名に「川」をつけた名残だ。
「旭川」もそうだな。
アイヌや北海道といえば「勇者ダン」というのがあったね。
差別問題とかいろいろ書き込んだけれど「ボクの勉強不足だった」
ということで、今の版は書き換えられたと聞いている。
(オリジナルは読んだことがないのでよくわからんけど)
そういえば、アイヌ問題を扱ったり、アイヌが主人公のマンガって
記憶にないな。
朝鮮人とかは白土三平も描いてた。
勇者ダンは主人公がなまらカワイイので文庫版で持ってる。
絵に反して内容は結構シビアだった気が…
アイヌと言えば、白土三平のカムイ伝は
主人公達が蝦夷地に向かう予定だったとか…
その3部はいまだ描かれていませんが。
差別問題なし?なら、つげ義春の李さん一家なんか面白いね。
昔の漫画はええのう。
創作の秘密再放送中。
手塚番さんはごらんになってますか?
43 :
元手塚番:2007/05/14(月) 01:23:25 ID:???
>>41 ビデオがとってありますので、再放送は観ておりません。
未発表のカットなどあるのなら、何を置いても観るのですが。
再放送だよな、これ、
0マンの線描を確かめるために古本屋で購入。家で開くとなんとノーマンだった。
とりあえず読んだのでスレ違いだが感想。
冒頭いきなり骸骨の月。発表年からすると幻魔のラストより先らしい。導入としては
最高の出だし。そして仲間同士組になっての殺し合いの特訓。あずみの初回にもこんな
のがあったな。そして一番驚いたのが主要登場人物の首だけの絵。さすが手塚というかw
手塚作品としては普通のできなのかな。
なぜか意図的に人気のでそうな要素を少なくしている。ヒロインからしてトカゲだからな。
キングなら人気を気にしないで好きに描くとか書き分けてたのかな。手を抜くという意味じゃなくね。
梶原はキングで柔道一直線の大ヒットを飛ばしているが、基本的に格下雑誌に捨て連載をして
その反響を集めて主戦場のマガジンなどで生かしたそうだが。
しかし手塚漫画は密度が濃い。一冊読むのに今の本五冊分の時間がかかる。なんせ群集が見開きで
びっしり書き込まれてるんだもん疲れるよw
>>45 とりあえず、「パーマン」や「デビルマン」や「ビックリマン」でなくて
良かったな。
>>45 すまんがヒロインのルーピはトカゲでなくカンガルー
>>45 なにせ戦後漫画雑誌史は、野間一族(講談社)と一橋グループ(小学館+
集英社)の竜虎の戦いの歴史でもあるからなぁ。
戦後に登場した秋田書店と、紙芝居共済の少年画報社は、マイナーリーグ
以下だったようだ。
俺もヒロインはトカゲかヤモリのたぐいだと数十年信じていた・・・
確か、有袋類みたいにおなかにポケットがあるんだろう。
でも脱皮するから、爬虫類みたいなイメージを抱いても不思議じゃない。
あれもアニメ化するって企画があったらしい。異色作だし、みたかった。
ノーマンで、ほら、弾道をカーブさせるガンマンがいるでしょう。
小学生の頃からあいつが何だか好きだった。ロックに近い印象だし。
ああいう微妙なキャラクターって、心に残る。
コーマンでなくてよかったな
54 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/15(火) 14:52:24 ID:VgmhUYpG
>>弾道をカーブさせるガンマンがいるでしょう。
ホルホースの事か
56 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/15(火) 15:57:01 ID:XNFVwjO0
初版のアトムが300円で売ってたんだけど、意外に古いのって安いんだね〜
高いイメージあったからさぁ
赤塚番の武居の本によると赤塚はおそ松の連載時には既にアタリまでしかしてないんだね。
それが普通なんだろうか。そう考えると手塚は自分で仕事しすぎたね。
もし手塚がほんの少し手抜きを覚えていてくれたら少なくてもあと十年は長生きしてくれただろうな。
>>46 そうですね
>>48 キングは単行本を満足に出さないこともありますもんね。
赤塚も後発のキングの原稿は平気で落としてたようです。
>>56 初版って、何の初版なんだか。
アトムで最高額っていったら少年付録「アトム赤道を行く」か「ZZZ総統」
か「アルプスの決闘」じゃあるまいか。
アトムっていろいろあり過ぎて供給過多なのかも。
60 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/16(水) 01:35:11 ID:KSxsOSUk
>58
”なんの”初版?
マンガっていろいろあるんだ。
無知晒ししてしまったなぁ。
リサイクルショップで「伝説の鉄腕アトムの初版!買うなら今!」とかポップがあって・・・
気になってしかたなかったんだ。
古い漫画がこの値段で売ってたら絶対買いだぜ!
って、調べられるサイトないかな〜困った〜
何年前の本だ?
モノにもよるけど、30年前とか40年前とか「程度」だったら
普通の古本の値段だろう。
手塚作品って同じ作品が形を変えながら何回も出版されているから
普通の古本の値段にしかならない本の方が膨大にあるよ。
むしろ、そっちの方がほとんどだ。
高額な本ももちろんあるが、そんなのはごく一握りだ。
そんなの調べられるサイトがあったってなぁ。
「リサイクルショップ」とか「ポップ」とかって・・・
そんなとこにある本を調べるわけ? 時間の無駄だと思わない?
店頭に並んでいる手塚本に高額なものがあるかもしれないと思ってるわけ?
なんで困らなきゃならないのか、よくわからんが。
セドリをするなら、自分の得意分野から始めればいいじゃん。
手塚本は高額になっている本とそっくりの復刻版があったりする。
その復刻版もすでに古〜〜〜〜〜くなってたりするから、
それ相応の古本屋でも失敗する事があるんだ。
以上、知ったか男のデタラメでまかせ書き込みでした。
何でも鑑定弾にでも出ればいいよ。
66 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/16(水) 11:34:55 ID:im8shLRd
漫画家の中でも、単行本化のときあるいは、出版社を変えるたびに
どこかを変えたり、書き足したり、減らしたり、台詞を変えるような
漫画家は、滅多にいない。それが手塚だ。赤本時代から頁をカット
したり、別の本屋から出すときに書き直したりをしていたから、癖に
なっているのかな。それともアシスタントに仕事を覚えさせるための
作業だったか?ともかく異本が多くて、代表的な作品など、いったい
どれが本当なのかというほど、違いがありすぎる。昔は単行本の価格
とか頁制約が多かったために、雑誌連載に比べて単行本はそれの
(ダイジェストとまではいかないものの)要領よくまとめ直したもの
みたいなのが多い。連載では、話の終わりに次号への期待を繋ぐための
盛り上がりみたいな演出がなされているが、単行本ではそのような
抑揚をとりさって、話が滑らかに進むようにと変えられていたり、
表紙絵がストーリーの一部になっているものは新たに頁を起こしたりと、
いったい手塚はどうしてああまで違うのか、逆に他の漫画家はそういう
面を見習う、模倣しようとはなぜしなかった・しないのか。
藤子Fもけっこう内容の異動が多いよ。
文明が滅んだ後の新宿副都心が、後の版では、作品発表時から
後に出来た高層ビルが描き足してあったり。
68 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/16(水) 13:23:15 ID:7nMayF94
69 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/16(水) 13:25:07 ID:7nMayF94
もっと大事なのを忘れてた。
ガラスの仮面だ。
SEX(上條淳士)って例もあったね。1年分の修正に2年かけてるんじゃ
いつまでたってもコミックスでないよ。
流行にとらわれない恒久的な内容にしたいから
一度完結した作品でも(少なくとも手塚先生の中では)現役で
機会がある度により完成度をあげようと最初っから全部推敲しちゃう。
いつまでも子離れできない親みたいな。
プライム・ローズも、生前出版されなかったことを考えると、
手直ししたかったのだろう。
ルンペネラなんて、ロング・ヘアをわざわざショート・ヘアに
描き直してる。この逆なら簡単だけど、ロングをショートに
直すのは大変だよ。
>62-63
>66
なんか納得した。ありがとう
御大は連載中の原稿を「原作」と呼んでいたそうだね。単行本化の際に
改めて書き直し、編集する事で初めて「作品」となるらしい。
これほどまでの自作と物語に対する執着は、鬼気迫るものがあるよ。
現代ではそこまで物語に執着するマンガ家はめったにいないだろ。
小説は単行本化する際修正するのが普通だからね。
漫画の直しは出版社が嫌がるだろうな。
>>73 ああ、なるほどね。
多くの漫画家が「描き終えた時点で完成」
「単行本は、それらをただ単に1冊にまとめただけのもの」であるのに対し、
手塚先生は最初から「単行本が完成形」ってつもりで描いているわけか。
それなら読者にも雑誌で読むよりも単行本で読んで欲しいと思ってたろうね。
江戸川乱歩の二十面相シリーズなんて、戦前から何度も単行本化されて
きたが、そのたびに出版時の物価を考慮して身代金やら宝石の値段を
書き直してきたものだから、大変だ。
(逆に、身代金の額から、いつの単行本かわかることもあるくらいだ)
ただし読者からは「連載で読んだ話をまた単行本で読みたかったのに
なぜ描き変えるんですか!」とクレームが続出。それに対して例の自画像
キャラで、読者に言い訳とお詫びをしてるマンガすらあった。
みなもと太郎氏などはキッパリ「悪癖」と書いてるw
手塚氏自身が「連載のマンガを読む」→「単行本で再び味わって読む」
といった経験が無かったので、その辺の感覚が理解できなかったのかも
しれない。
火の鳥の源平戦争の話で
義経が弁太に顔面丸太で潰されるほうが好きなんだけどなんで
矢で死んだことにしたんだろう。
>>77 確かに!
萩尾望都は、鉄腕アトム『電光人間』について、
連載時は、電光の残骸を抱きしめて泣きじゃくるアトムから始まるのに、
単行本版では、そのシーンがバッサリ切られていることを嘆いていたな。
そのバージョンは読んでないけど、そっちの方が良い気はする。
直す前のほうがよい
ということは往々にしてあるね。
萩尾望都は、人気が出たら、あっというまに高尚ではあるが難解でマニアックな雰囲気の漫画家になってしまったが
手塚先生は最期まで、誰が読んでもそれなりに読みやすい漫画家
でいてくれたなあ。
>>81 それは、手塚先生が日本のマンガ読者リテラシーを底上げした
結果なんだよ。
確かにそれは手塚先生の最大の強みかもしれない。
りてらしー??
>>79 雑誌版「電光人間」は、クライマックスから始まり、スカンクを
捕らえに飛び立つアトムを見送っているお茶と中村の前に「週刊少年」
の記者がインタビューするシーンとなり、さらに「週刊少年」1月1日号
のタイトル、広告(宇宙修学旅行や健康器具)、電光人間事件の全貌を
紹介する記事(文章)と、実験的手法のオンパレード。
これには当時の読者も驚いたのではないだろうか。
さらに、電光製作者の謎の死と電光の発見、四部垣の妹の誘拐事件、と
子供漫画と思えないダークなイメージが続くが、これを他のアトムの作品と
一緒に単行本に入れると異質さが際立つので手塚が大幅書き直しをした可能性
もあると思う(石森のタッチはあまり気にならない)。
>>79 萩尾望都の手塚作品の解説を読むと必ず性的な意味にとらえて話してる箇所があって
「ああ、この人はそう言う風に見ないと気が済まないんだ」ともにょる。
>>86 いやいや、その点、いつからか同時多発的にみんなが言い出した。
自分が知る限り小野耕世『葉緑素を持った女陰』ってロストワールド評が
嚆矢かな。
藤子不二雄Aも「半裸で抱き合う敷島博士ともみじにドキドキするような
センジュアルな情感を覚えた」なんて書いている。
松本零士も「その点が新しかった」的な発言を読書新聞で述べているし。
密かにそういう捉え方をされていたのではないだろうか。
>>87 訂正
敷島博士と半裸で抱き合うのはあやめの方でした。m(_ _)m
萩尾は昔は好きだったけど、ある時期から読みづらくなって
遠ざかってしまったなー。
のらくろも、犬同士で抱き合うのが新鮮だったがな
91 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/17(木) 11:37:02 ID:+8oNLB6Y
電光人間は、石森が勝手に持ち帰って自分ひとりでほとんどストーリーから
絵から描いてしまったというトンでもない作品なので、手塚が単行本
収録に際して、自分で書き直したのだと思う。
石森は後に自分の作品、009やキカイダーなどで、電光人間のテーマを
なんどか呼び戻して作品を描いているから、よほど思い入れがあったのだ
ろう。良心回路だとか、善悪だとか、子供が悪人に騙されて悪事をという
ピノキオ的な筋立ても石森の好みにあっている。
>>91 いや、ストーリーはいじってないだろう。そこまで傲岸不遜じゃないよ。
やたらに陰影を描き込んだ、って話だ。
>>91,92
背景と通行人へのペン入れを頼んだら、ヒゲオヤジや中村警部まで
ペンが入ってしまったので、直前に手塚が紙を貼って主要人物を
描きなおしたらしい。「かえって手間がかかった」と担当か誰か
が書いてた。
雑誌掲載版ではまだ石森の絵があちこちに残っているが、
単行本では背景と通行人ぐらいかな、石森のペンが残っているのは。
(夜の雲と星の描き方が特徴的だね)
今の「電光」の生原稿をひっぱがしてみると「石森版」を読む
ことができると思う。
あと、桑田次郎が代筆したアトムもある。「アルプスの決闘」?
うしおそうじの『手塚治虫とボク』によれば、旅先で高熱を出した
手塚先生は「僕が死んだらアトムの続きを」と頼んだらしい。
これは徹夜で看病するうしおへのお礼で、本心ではないだろう、と
著者は書いている。
>>91 > 電光人間は、石森が勝手に持ち帰って
ここも事実誤認だなぁ。「学校の試験があるので、うちで描いてから
速達で送ります」と宮城県まで原稿を持ち帰った、のが真相では。
後半の論評は同感。
宮城から通ってたのか?
東京に呼び出したら、途中で試験があるから帰らなくちゃ、
石森町で描いてきますと原稿を持ち出した。
その後音沙汰がないので、編集部が手紙(電話か?)で連絡
したらほとんどの下絵にペンを入れた原稿が送られてきて
あわてた手塚が修正をほどこした。
1月号の「少年」だから11月中旬ごろの話みたいだ。
桑田次郎の「アルプスの決闘」は前半分を描いた手塚が高熱を出した
ため、桑田が手塚の下絵をもとに描いた。
絵がまったく似ていないので手塚が困ったが間に合わず掲載される。
単行本化のときに、後半を全ページ描き直した手塚だが、前半は
お蔵入り。実は前半が面白いのだ(雪の中での天馬博士との再会とか)。
永井豪はまったくの他人(石川賢とかそんなレベルじゃない)の絵でも
今でも文庫に入れてるのな。「鬼」の中の短編だったかな。
横山は他人の手が入ってる作品は単行本にしたくないって抵抗してたし
その辺は考え方が違って面白いね。
全部のバージョンをおさめた本なんか出ると売れそうだね。
102 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/18(金) 01:44:00 ID:Rze90Tsz
ロビヲとジュリエッタだとかいう作品も、絵柄からして石森だったんだろう。
石森はおおやけには手塚のアシスタントではなかったが、実際上には
手塚のアシスタントになっていた時期があったはず。
そうして東映に送り込まれた。
>>100 あれ、誰が描いてるかと思えば『あかつき戦闘隊』『ターゲット』の
園田光慶なんだよね。もっと絵の似た人に頼めばよいのに。そもそも、
あのころ永井豪より園田光慶の方が、立場的に上だった気がする。
『ジャイアントロボ』は、横山光輝の没後、ようやく出版された。
これは小沢さとるの絵が横山光輝に近いせいか、あまり違和感がない。
>>102 ロビオとロビエットなら違うと思うよ。
あと、アシスタントって制度が当時は確立してない。忙しい時は
編集者も手伝っていた。この時の編集某氏の「ベタベタ塗るから
ベタだ」という発言から、こんにちでも墨塗りをベタと呼んでる。
なお、田河水泡夫人の手記に「のらくろの黒つぶしを手伝った」と
ある。戦前はベタを黒つぶしと呼んでいたのかも知れない。
話をもどすと、石森章太郎や藤子不二雄Aや、あの辺のトキワ荘
世代は、アシスタントというより臨時ヘルパーみたいな立場かと。
ロビオとロビエットの頃は石森は一家をかまえていたから手塚の
手伝いはしてないよ。ただ、手塚は漫画以外でも忙しかったせいか
アシスタントの手はいろいろ入っていた頃。アトムの付録の表紙が
手塚の手によらないのは、後にも先にも「ロビオとロビエット」の
二回分だけだから。
藤子の「オバQ」がなかなか再発売できない理由のひとつに
「石森の手が入りすぎている」という説もあるくらい。
オックスの頃の「鉄人28号」にやたら艦隊戦や潜水艦戦が多いのは
小沢が手伝っていたせいだ、と横山が書いていた。
>>103 園田光慶じゃなくて、園田フォロワーの西郷虹星ってひとらしい。
ぼくらマガジンで「超人ハルク」を描いてたひと。
>>107 西郷紅星って園田光慶の別名じゃなかった? 他にありかわ栄一って
ペンネームがある。いくつもあるので、西郷=園田だと思うんだけど。
なお、ぼくらマガジンの連載は無印の『ハルク』。
構成/小野耕世 脚本/小池一雄(現・一夫) 作画/西郷紅星
なお、『ハルク』第2部は『ミクロマン』の森藤よしひろが描いた。
>>105 > 藤子の「オバQ」がなかなか再発売できない理由のひとつに
> 「石森の手が入りすぎている」という説もあるくらい。
それは違うよ。藤子不二雄Aとの合作で、権利問題がクリアできないから。
Aご本人としては、出版したい意向があるんだけれど、何しろA・F
双方の取り巻きに感情的な確執がある。
F側の某氏は「『まんが道』を訴えてやる!」とまで発言していた。
(作中にFオンリー作品のトレースがあるから)。
>>108 AとFと石森の三つ巴戦、と聞いたぞ。
どこが一番頑固かは知らないが。
>>109 そりゃ、噂。初期オバQはスタジオゼロ漫画部の仕事だから、
『レインボー戦隊』と立ち位置が似ている。
ただ、石森夫人にはとかく悪い噂があるので、その方面から
圧力がかかることも有り得なくはないか……。
>>103 あれが有名な園田なんですか。永井とどんな接点があったんだろうか。
AとFの取り巻きの間に確執があったのか。そのあたりを知るとトキワ荘幻想も
色あせちゃいそうだな。
>>108 スレ違いの話題を引っ張ってすみませんけど…園田と西郷は別人らしいです。
以下、コミック新現実VOL.6掲載の「トーク版 お楽しみはこれもなのじゃ」から、みなもと太郎氏の発言を引用します。
「西郷氏は園田光慶の「アイアン・マッスル」をそのままコピーしたように描ける腕前でいきなり出てきた一種の天才で、最初永井豪の読み切り異色作「鬼」をほとんど一人で仕上げた人物です。俺は「鬼」を読んでなんで園田光慶が描いているのかビックリしたよ。」
永井豪は今はほとんど自分が描いてないよね。
主要キャラに入るんじゃないか?ってくらいの位置にいるキャラでもアシストの手によるんで、すごい違和感がある。
自分でほとんど描けないほど忙しくないじゃん豪ちゃんよ。スレチ引っ張ってスマソ
いえいえ、昭和マンガ史にお詳しい方がいっぱいでとてもためになります。
そのうちゆっくりスレタイに戻ればいいんでない?
>>113 それはどうかなぁ?
鬼をさんざん描いた豪ちゃん自身、仕事の鬼よ。
マネージャーが無理矢理休暇を取らせても、旅先や自分ちでマンガを
描いていると聞く。
なんか「マンガ家は自分で描いてない」って言い張る人って多いな。
マンガ夜話で、いしかわじゅんはドラえもんについて、
「途中から、自分で描いてないよね」
なんて言ってる。それは変だよ。現在なお、細々とドラえもん新作は
描き継がれているけれど、藤子F健在時の絵とは格段のひらきがある。
仮に生前からそっくりに描けるアシスタントがいたならば、こうまで
落差は生じないはず。
自分で描いていないマンガ家なら、さいとうたかをと白土三平かな。
さいとうはゴルゴ13の眉毛だけ描いてるって噂だ。
他のヒトの絵って明らかにわかるからなあ。
後になってアシスタントがデビューしたら、誰の絵か
ある程度わかってしまうよ。
さいとうたかをは下書きの原稿に鉛筆でマルシュ=○主(主人公の意)と
描くだけだよ。眉毛を描いてるのならば珍しい事だ。
いや、さいとうはもう年だからそのくらい大目に・・・。
友人がアシスタント先で聞いて来た話なんだけどな。
「よく、偉くなったマンガ家は顔しか描かない、目しか描かない、
って噂があるけど、さいとうたかをの場合、眉毛だってさ」
水木しげるは女性を描くのがいやで、○の中に「美人」と書いて、
つげ義春に描かせていた、なんて伝説が。
本宮ひろ志が、もりたじゅんにヒロインを描かせていた話はよく
知られている。
佐藤まさあきも女性アシスタントに描かせていた。「三角関係の
ヒロイン二人を、二人の女性に任せると、互いに嫉妬する有様が
ヒロインの表情ににじみ出てくる」とか。あの先生のことだから、
アシスタントに手を出してるような気が。
女性を描くのがキライ、って心理はよく解らない。マンガを描く
楽しみの一つだと、オレなんかは思うんだけど。
ぼくはね、女体のデッサンが苦手なんですよ。
男性漫画家は女描くの苦手な人多いよ。
女性漫画家は逆だし。
手塚が描いた女体にはあまり色気を感じないが、手塚の猫やウサギには
すごい色気を感じるのはどうしたことか。
獣姦
実物のボッコが目の前に現れて平然としていられる男はいるか?
けっこうウサギになる前のボッコも好きだけど……。
あっ、話題が手塚マンガに戻ってる。
先生は「色っぽい女性を描く時は動物を描くつもりで」とか、
「下まつげを長く描くと、色気が出る」と述べていた。
> 下まつげ
ブーン?(皺かも知れないが)
女性キャラにシッポ、というも手塚は好きだよな。
動物キャラにオパーイも良くやってたが、アレはあんまり色気感じないな
シッポだよ、シッポ♪
美青少年もエロいしな。
『古谷哲夫物語』
手塚美青少年はエロ可愛いよの
134 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/21(月) 11:35:59 ID:3idrLDM7
ボッコ…
あら真一さん、どうしたの、そんな暗い顔して、
僕は、
何か、困ったことがあるのね、なんでもいって、相談にのるわ、
ボッコ、ゆるしてくれ、
キャッ、そんな、
[略]
シクシク、やっぱり真一さんも、野蛮な地球人だったんだわ、やっぱり地球は
滅ぼすべきよ。
ソウすよ、隊長、おいら絶対に地球人許せないね、こんな星さっさとぶっ壊して
帰りましょうよ、そうしたらせいせいするですよ。
おのれ、よくもボッコをーーー!
やっぱ
「バンパイヤ」だよな。
ロックとルリ子のコンぴが好きやった。
岩根山ルリ子はよいね
ミカちゃんはどうだい?
連載開始前には大西ミカ〜ロック〜トッペイの三角関係になる筈だった
のが、ミカがまさかの退場!いったい手塚はミカの何が気に入らなかった
んだろう?
(テレビ版ではミカは鍾乳洞の中でトッペイに助けられ、後半まで活躍
する)
初期構想では「悪にも善にもなる中途半端な生き物」トッペイが、
「悪」のロックと「善」のミカとの間で迷う・・というものだった。
どうやらロックが魅力的になりすぎたので、方針変更したと思われるが
真相は?
>>139 つまり、ロックとトッペイのウホになったと。
トッペイはロックのペットだから従うのは仕方がないお(^ω^)
それにしても漫画の話の中に手塚先生はキャラとして別にいらないな。
他の代役がいなかったのだろうか?
ロック←ミカ←トッペイ
この構成で進んだら人気は今よりあったと思うんだけど…
特に女子はこういう男女の三角関係は好む。
てか手塚のマイナー作品スレいつの間にか落ちてなくなっているね?
>>141 テレビ版では手塚は虫プロの場面だけ登場で、鍾乳洞の活躍なんかな
新聞記者が出ている。マンガでもそれで良かったかも知れないな。
145 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/22(火) 18:47:14 ID:2yTsVzw+
>>145 前のコマで長島が「飲んでますか?」
というわけで、三船敏郎のアリナミンA(大塚)のCM「飲んでますか?」
のこと。
ずっと長嶋茂雄だと思ってた
ボッコって星新一から来てたのか
>>149 手塚も星新一も「ボッコ」に関しての発言はない。
W3の星真一の名前は手塚が星新一から許可を得て使った(星の発言)。
ボッコは飲み屋の美人ロボットで、「ロボットの女の子」という意味
からボッコとなったのではないだろうか。昭和32年頃に書かれた作品で、
この頃星は手塚と出会っている。手塚、小松左京らとバーへ何度か行っている
のでボッコちゃんのアイデアが手塚との出会いで生まれた可能性もないとは
言えないが・・・不明。
興味深いのは、W3発表後、星は「ボッコちゃん」の入っている短編集の
題を「人工美女」から「ボッコちゃん」に変更している。
出来星の星とは星がちがう!
by 星新一
当時の僕には三つ目が通るは最高に勃起する漫画でした。
ミッドナイトが一番好きです。
157 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/23(水) 21:40:58 ID:j7M7B2BO
>>151 「人造美人」は編集部が付けた題名(「ボッコちゃん」じゃなんの本だかわからない
という理由)で本人は気に入ってなかった。
文庫化にあたって、発言力が増したんだろうね。
手塚全集ほしいなぁ。全部集めるのにどれぐらいかかるのか。
>>158 俺学生のとき集めてたけど60冊くらいで挫折した。
BJとか三つ目の順番滅茶苦茶だし、ミッドナイトみたいに
最終話載ってない奴あるし、結局違うバージョンも買わんといかんくなるw
>>159 順番めちゃくちゃ、最終話載ってない・・・・・。
マジかよ・・・・。物凄いな・・・・
まあ諸事情あるみたいだけどね。
手塚関係はどこも以上だけど
というかファンサイトなんてどこも異常
公式サイトも異常
公式にあるナレーション付きの手塚紹介はもっと異常。
公式は異常な信者が作っているんだろう。
信者って信者以外から見ると異常だよ。だから信者なんだけど。
日曜日には戦争しなかったり、豚は汚れていると喰わなかったり、
堕胎を認めなかったり、ずっと正座してるような苦行をしたり
いや、何十年前の古漫画に○万円を支払うところで世間の常識では
異常なんだよ。でも、それがマニアなんだからしょうがないじゃないか。
(自分の金だし)
最高傑作は全編通しては知らないが、三つ目がとおるのサル人間の回だな。
ブッタの単行本が200円だったんだけどかいかな?
多分初版
173 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/26(土) 03:16:50 ID:+VfgBGVh
宝島の初版本を古本屋で見つけて10万というので、貯金を下ろして買いに行って
手に入れて机の引出しに隠していたら、ある日無くなっていた。ないないと
騒いでいたら、ああ古くて汚い漫画本棄てておいたよ、期末の勉強しないで
漫画なんかよんじゃだめといわれて、うわーっと泣き叫んだ。
中高生の時分から10万も自由に出来る奴はろくなもんじゃないからな。
いい薬になったろう。
職場に手塚好きの御老人がいて「ロストワールド」も「来るべき世界」も、
みんな母親に棄てられた、とのこと。(当然、最初の赤本)。
別の先輩は、留守中にCOM全冊を処分されたそうだが、御老人の方が
被害総額が大きい。
手塚マンガの古本に○万円支払うことなど、クズ女の色気に騙されて
結婚することに比べれば、はるかに正気だよ。
>>176 お前の夫婦生活の愚痴なんかどうでもいいよ。
>>177 恋愛って「一時的に気が狂う」ってことだからな。
気が狂って殺人をおかし、その後正気に戻った気分だぜ。
つうか、変な宗教に一時的にはまった奴に似ている
仲良くしろよ。
子供がかわいそうだからな。
>>175 母親に棄てられたってことは御老人が子供のころの話でしょ?
プレミアつくまえのたられば話で被害総額とかいうのは違うだろう
世代的にそんな奴はゴロゴロ居ると思われるし
そういう連中が多いからこそ後年プレミアがついて高価になってるんだし
プレミアの値段から評価すると「双生児殺人事件」は最高傑作のグループに
入るんじゃない?
まあ価値がわからない母親に捨てられた苦しみは、筆舌に尽くしがたい
急にそういう話になったのは、四角い仁鶴がまあるく収めまっせ
の影響?
大事な漫画本を叔母さんに古本屋に叩き売られちゃったって話。
自分もアニメックの前身のマニフィックや
石森章太郎が書いた小説(漫画じゃないよ)の「明日の朝は星の上」を
捨てられた
俺の母は漫画ばかりじゃなく、仕事の本まで捨てる。
何とかしてくれよ。
「双生児殺人事件」「緑の猫」はじめ、おもしろブック付録のライオンブックス全巻が
小学生時代の宝物だったけど、妹に手塚ファンの友達に貸し出されて、そのままなくされたり、
手塚先生に頂いたアトムの完成ボツ原稿6Pを、ファンの大学生から「先生に見せて欲しい」と
預かった漫画原稿を、アシスタントが捨ててしまったお詫びに進呈して納得してもらったり、
手塚ファン人生にゃいろんなことがありましたけど、今さら死んだ子の歳を数えてもねえ。
手元から消えた段階で、「すべて世は無常」と諦める癖がしっかりついてます。はい。
>>175 「ロストワールド」って言えば、松本零士の「四次元世界」にこの本が出てくるな。
使われ方がすごく印象的だった。
後の漫画界に与えた影響を考えると「火の鳥」
BJに一票。
>>190 本当にほしかった本を手に入れた時は死ぬ時♪
>>193 夢のような場面で何度もなくした本を探して見つける
という展開や、話が深淵としていてすごかった。
手元にないのが残念だ。
前から不満に思っているのだが、
手塚作品だけでなく日本の漫画をもっと世界に出そうという計画はないのですか?
今、政府だって、漫画・アニメ・特撮・ゲーム・音楽などを
「コンテンツ産業」と位置づけ、今後の日本の基幹産業として育てるといっているのに。
手塚プロ、石森プロ、藤子プロ、ダイナミックプロ、光プロ、円谷プロetcと
そろっていて、ディズニープロのような世界的エンタメ企業に育てようと
いう経営者はいないものなのかね。
まあ、石森プロは伊藤忠商事と一緒になって世界進出を考えているみたいだし、
こんど麻生さんが国際的な漫画賞を作るといって入るんだけど。
スレチ失礼
既に世界中で日本の漫画は読まれているらしいから、わざわざ苦労する必要ないってことか?
文学や映画も含め、そこらへんに頭がまわる政治家が出てきてると
思うよ。フランスの政治家なんか、自国のコンテンツを徹底的に利用してる
ものね。
逆にディズニーはみずから国策にのって巨大化した企業だしね。
198 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/27(日) 21:24:03 ID:xrYewSMG
海外の日本漫画は半端なく高いんだよ。日本じゃ400円、中古で200も出せば
買えるのと違って1冊1000円とか2000円ぐらいする。しかも紙質も悪く
ページも少ない。表現の規制も厳しくエロやグロは書き換えられてる。とてもじゃないけど
余程のマニアじゃないと買わないよ。まぁ、基本はアニメから入るんだろうけど
これも日本と同じで子供の頃は嵌るけどほとんどは大人になれば自然と興味は無くなるし。
漫画みたいなのは、自然と広まるのがいいんだよ。
無理に売ろうと必死になっても売れるもんじゃなし。
自然とね〜
アジア圏なんかは海賊版が主流だったぽいけど、
それはどうかと。
「萌えるアメリカ 米国人はいかにしてMANGAを読むようになったか」
という本が一年ほど前に出版されたけど、
アメリカにおける、漫画出版の奮闘記。
エログロ規制、左開きの問題とか色々興味深いっす。
文化・規制の違う国に無理に売ろうと必死になった人たちの話だよ。
漫画はアメリカより、ヨーロッパの方は早かったんだっけ。広まるの?
漫画は最初アメリカへ輸出しようとして失敗。
その後、海賊版でアジアを席巻。
ヨーロッパではなんとはなしに広まり、
主にヨーロッパ経由でアメリカへ。
個人的には外国人受けを狙った漫画だらけになるのは嫌だな。
外国で受ければ日本のオタの自尊心が満足
とでも思われるのも嫌だ。
外人向けに漫画が歪められるのも悲しいしな。
海賊版は取り締まらないといけないと思うけどね。
金髪蒼目の漫画キャラをみた白人が
「黄猿め、それほど俺らの人種が羨ましいのかw」
とほくそ笑んでたりな。
いや実際に最近西洋被れした歌手が増えた中で、音楽関連のネットでそう見られているんらしい。
>>204 いや、彼らはあの絵が自分たちに似てるとは思っていないぞ。
金髪碧眼はともかく、日本人のファンがまず面白いと思うものを作ってほしいと思うよ、漫画家は。
>>205 アニメブームになってからはそうでもないみたいよ。
21世紀前?までは目の異様な人間離れした大きさとかきもがっていたみたいだけど。
ディズニーの影響が今より強かったからね。
>>204 邦楽は見下されて当然だと思う。
コスプレに過ぎないのに、自分は白人黒人のような人物と勘違いしてるアフォが多すぎ。
まぁ、普通に考えればアトムかBJだろ
アトムは外人受けを狙い過ぎてつらかったろ。
無理に外人向けに作るなよ。
腐女子って外国にも存在するんかな。
BJは過去作品のパロディみたいものだから、『最高傑作』とは
言い難いと思うが。
BJがパロ?まさかゴルゴとか言わないよな・・・
>>212 向こうの腐女子は、スタートレックのカーク船長とミスター・スポックで
やおい小説を書いたりしている。日本の影響ではなく。
やおいはファンの問題だから作品の出来と関係ないだろ。
>>200 アメリカ人が萌えても似ひん人の娯楽が蔑ろになるのは悲しいしな。
商売と中身のよさは別なんじゃないかなあ。
意図的に売ろうとする漫画はほとんど雰囲気が悪くなる。
リメイクものなんか最たるものだ。
無理に外人受け狙いするのも酷くなるだけだと思う。
もう手塚漫画をそっとしておいてくれよ
まだまだもうけます
リメイクしまくってどんどんめちゃくちゃにしてやります
手塚原作ファンども、ザマーミロ!
wWW
でも、それ神様自体が単行本化の時にやってたからw
でも手塚御大の手として別バージョンと思えばいいだろ
別人によるリメイクなどこれ以上容認するなよ
もうけるためならなんでもします。
リメイクもいいかもしれないけど、みんなが喧嘩するようなリメイクならやらないでほしい。
楽しかった思い出もみんなで語れるようなお話にしてほしい。
大切な思い出を汚されるのは悲しいです。
PLUTOスレのことかー!
PLUTOはもう打ち切った方がマシだな
原作ファンを蔑ろにし過ぎ
エプシロンのお話が見れなかったらさびしいけど
アニメみたいにエプシロンを蔑ろにするなら
もうやめてほしいな
おれは最後まで見たいな。評価はそれから。
打ち切りならそこが最後だよ。
よって終了でいいな。
骨董品として一部好事家に愛でられるだけで終わりなら、それも悲しい。
オレが死んだそのあとも、手塚先生が忘れられないでいてほしい。
手塚先生の魅力を温存するためにも
アニメは封印だな
それじゃ先細りだよ
そうとも限らんだろ
>>229 エプシロンかあ。俺もアトムのアニメはいつも地上最大あたりで挫折して見なくなる。
それだけ彼の登場を密かに楽しみにしていたということなんだろうけど。
まあ、アニメはせいぜい前後編で終わるけど、長い話の場合、待つのも失望も長いから
苦痛が長過ぎる。
いつもこんなふうに犠牲になっていたようなキャラだしなあ。
もう少し活躍させてやってもバチは当たらんと思うぞ。
だから、手塚原作ファンは希望なんか持っても無駄だっての!
PLUTOは1巻ラストのアトム初登場には鳥肌が立ったなあ
その後は例のようにgdgdだけどアレを見れただけで俺は満足してる
>>239 あの頃はまだ勢いがあったから多少の違いは許せたよ。
まあ、アトムがいい子過ぎてあれだったがw
PLUTOはもっと早く終わっていれば、いいシーンももっと生きたかもね。
最初の方に出たキャラ達だけ、勝ち組。
浦沢漫画なんか、みんな最初だけだよ。
連載で読んだ奴は負け組。
アンチ浦沢は20世紀スレへドゾー
浦沢なんてどうでもいい。
手塚の最高傑作は「鉄腕アトム」じゃ。
>>236 エプシロンは手塚先生が生み出した最高にエロ可愛いキャラの一人
勿体ないなあ。
>>245 エプシロンはエロ可愛いというには、ちょっとお兄さんタイプ。
アトムなら電光人間か「地球最後の日」のベムの方が相応しい。
>>246 いーや、エプのほうがエロかわいい!
ショタロリより微妙な色気がいいんだよ。
そこが見解の相違だな。
オレの中では可愛い=自分より下の立場
美しい=自分より上の立場、って感じなんだよ。
つまりエプシロンは美しい。
ショタロリ関係なくエプシロンが一番エロ可愛いと思う。
可愛いかどうかは知らないけど、エロさなら先生が一番!
エプシロンは最高にエロ可愛いキャラの一人なんだから、もっと出て来てほしいな。
252 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/30(水) 22:37:40 ID:P8hMjJBH
>>242 モンスターは面白いと思ったから浦沢の漫画読みたくなって、21世紀少年読んだらモンスターほど面白くなかった。
>>252 >21世紀少年
うわ、あれを浦沢と思われるのもw
21世紀って…
違うモン読んでまへん?
浦沢は柔ちゃんのイメージがある。
>>254 今日コンビにでも見かけたよ。
最終章らしい。
ほんとだ
いつのまに…タイトル変っとるがな。
いい加減スレチだな。
手塚エプシロンは本当にエロ可愛いのになあ…
お迎えでゴンス
初期作品はつまらないの多いね
時々はっとさせられる場面も無いではないけど 流石に今の視点から見ると読むのが辛い
その中でもロストワールドだけは例外的に楽しめたけどね あれは未だに独特の面白さがある
多分 漫画で映画を作ろうとしている所に惹かれるんだろう あの当時の漫画であそこまで映画的を意識したのは多分あれだけ
そういや、昨日見慣れたベレー帽を見かけた。
手塚先生ですか?と尋ねたら、
人違いです。と言って逃げてしまった。
なんかワロタwww
手塚先生、エロかわいいエプシロン描いてください。
何か痛いのが涌いてるなぁ
265 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/01(金) 01:18:30 ID:UkfeaXNT
手塚治虫のそっくりさん募集ってやったら、幾らでも出てきそうな気がするな。
でも帽子とると別人みたいよね
若手芸人でいるよ。
持ちネタが手塚先生の形態模写(というか変装)と力技。
手塚先生がフライパン曲げるんだw
くだらねえんだよ。最高傑作はな宇宙飛行士がミイラになっちゃうのに枯れ枯れでも生きて
人類が死に絶えるのを目撃する短編だ。
シャミー1000。これって文庫化されてます?主要人物が熱線で蒸発殺しされる残虐漫画
初めて読んだんで強烈な印象が残ってます。
シャミー1000
タイトルが三味線から来ていると気がついた時は一大発見をした気分だった。
>>268 つ『ザ・クレーター』
タイトルぐらい書けよ。
>>269 秋田文庫『手塚治虫アンソロジー猫短編集』に収録。
273 :
262:2007/06/03(日) 16:29:59 ID:???
>>272 ありがとうございます。お礼に猫スーツ脱ぎます。
手塚好きだけどまだ三分の一ぐらいしか読んだことがない。
ここは自分がまだ知らないマイナーな作品を多く語っているので興味がわきます。
あ、ごめん。
>>274は短編のスレに書くつもりだったやつです。。間違えた
スルーでよろ
>>260 新世界ルルーはおもしろいよ。もう読んだか?
>>276 角川文庫版で初めて読んでみたが、「ルルー」は意外と面白かった。
後の「ふしぎな少年」に「時間」がらみでロックが登場したのも興味深い。
個人的には、スクウェア・エニックスのゲーム
「フロントミッション3」が好きだから、「人間ども集まれ!」が好き。
あれは絵柄が単純な割には、テーマに対しかなり考えさせられた。
>>260 手塚の初期作品って50年までの漫画のことをいうのかな?
赤本編、月刊誌編、週刊誌編、虫プロ興亡編、復活編、闘病編
にわけると、赤本編と月刊誌編かな?初期作品って。
おらあ、逆に赤本だっけか、代筆者だか代筆だかの書いた無茶苦茶な宝島見たいな。
赤本編→ロストワールド
月刊誌編→鉄腕アトム
週刊誌編→火の鳥
虫プロ興亡編→ブッダ
復活編→ブラックジャック
闘病編→陽だまりの樹
週刊誌編→0マン
虫プロ興亡編→火の鳥(連載開始はアニメアトム終了年だから)
ひのとり
MW
285 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/11(月) 19:14:47 ID:7KrE6q0s
一つに決まらないものを議論してどうすんの?
一つに決まるものなら議論するまでもない。
287 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/11(月) 20:03:38 ID:TFipaz5y
アトムって傑作か?
図書館で全巻読んだがだんだんマンネリ気味でつまらないじゃん。
まぁ今読んでも単純に面白いのはブラックジャックや
短編のライオンブックスやタイガーブックスシリーズがいい感じだと思う。
人間ども集まれも結構自分的にはいい感じ。
ルードビッヒBは最高傑作になる予定だった。
>
>>285 日常会話しばらくしてないんじゃない?
ワンダー3の替え歌って歌った?
「とって〜も好き、ちんこ、うんこ、まんこ!」
アドルフに告ぐの出来には満足してたと思う
人間昆虫記読みました。最高傑作じゃないけどかなりの高評価。
記者をビルの杭打ちに放り込む場面はコロンボのパイルD−3を彷彿と
させた。コロンボよりこっちの方が先だからヒントを得たわけでもなさそう。
でも今の漫画家に手塚を読ませてコマ割の勉強をさせたくなるくらい上手いね。
記者が女を追いかけて列車で移動するに2ページとか本当にお手本だよ。
基本的に青年誌のマンガはハズレが少ないね。
一輝まんだらの続きは読みたかった。
人間昆虫記って勧善懲悪の結論さえ放棄してるのが大人。
当時のプレイコミックって今のそれとは別物だったんですね。
まあエロいのは共通してますが。009ノ1もそうだし実験的、前衛的な
雑誌だったんでしょうね。
295 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/13(水) 21:58:48 ID:/LiSjm6f
さっき古本屋できりひと讃歌の一巻買ってきました。初めて読みます。きりひと讃歌は何巻まで出てるんですか?
そりゃ出版社ごとに違うでしょ。コミックでは3巻だったっけ?
愛蔵版とかなら2巻かもしれないし文庫本なら4巻くらいかもしれない。
297 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/13(水) 22:29:00 ID:VUyrNymA
案外いいのがネオ・ファウスト
ゲーテ好きだったんだなぁ
298 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/13(水) 22:48:22 ID:/LiSjm6f
俺はシュマリが青年向けなら一番好き。
お妙が弥七に抱かれたことをシュマリ知って歯軋りするシーンから
ラストに向けての流れがなんともいえない。
300 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/14(木) 03:14:21 ID:OpWrgP+U
昔の漫画家志望の少年は、たいてい有名漫画家の好きな作品のトレスあるいは
目で見てコピーからはじめたものだった。だから絵しかかけない漫画少年が
乱立した。そうしてアニメーターに転落していったのだ。
301 :
BB団:2007/06/14(木) 11:37:56 ID:6Sb/NNth
最近、音楽漫画が増えてきているが、真に音楽を漫画の中で表現できたのは
手塚先生の「ルードウィヒ」以外に在るのでしょうか?
音吉くん
少ない枚数でいかに効率よくかっこよくテンポよく見れるもの、魅せるものを作れてこそ
アニメーターじゃい!
変な髪のツヤとかいらんのじゃい!
304 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/14(木) 15:08:16 ID:WO/CXLZo
ブラックジャックは医大生の俺がみても素晴らしい作品だと思う
でも知識はかなり古いでしょw
最近アニメのBJ見てるけどなんかヌルイんだな。
最初はアニメオリジナル脚本ばかりかと勘違いしてしまった。
最近の手塚アニメの中じゃマシな方だと思う。
挫折せずに最終回まで見れたからw
>>306 えらいな。俺は途中までなんとか我慢してみていたけど、
謎の組織とか出てきてからは「あ〜あ」ってなって見なくなった。
最近の手塚アニメの傑作は「陽だまり」だと思う(古いかな)。
308 :
BB団:2007/06/14(木) 18:44:00 ID:6Sb/NNth
漫画の陽だまりは傑作です。
ちょいちょい、キャラの線がゆがんでいるところは
アシが描いたのかな?
陽だまりは前半がいいな。
>>305は知識が新しいかどうかで面白いか面白くないか決める程度の人間だってことがわかった。
>>310 現役の医大生が見るんだから当然医学知識の正確さ、新しさは気になるはずだからさ。
例えば包丁人味平を料理人が見れば当時の料理の知識レベルがどの程度か意識せずには読めないだろ。
手塚がどの程度の知識で漫画を描いてるかはこの手の漫画には重要な要素でもある。
確かな知識の上に物語を構築してればしてるほど作品の評価はあがるんだから。
それに知識が古いから面白くないなんて言ってないぞ。ちゃんとBJをほめているし。
なんか無条件に褒め称えないと貶されたと勘違いするのはどうかと思うぞ。
医療関係の立場から言えば、医療の知識よりも、漫画としての面白さですね。
あまりリアルに現実っぽく描かれたものは、かえって嘘くさくてヨンでいられない。
BJは手塚的な医療+SF+ホラーに加えて,漫画として面白いから読める。
最近の医療をテーマにした漫画は一貫してリアル思考ですよね。
例外なのはサンデーのワイルドライフくらいなもんで。
連載当時から手塚本人が知識はかなり古くて時代遅れだって認めてた。
俺もリアルじゃなくてリアルさでいいと思うんだけど、何でも取材を重ねて
リアルでなきゃ許されなくなった漫画を読んで育った人間がその部分を
どう評価してるのか知りたかっただけ。貶すつもりは全くないからね。
304さんの書き込みに対して
>知識はかなり古いでしょw
なんて書き方をしてたら、貶めてると思われても仕方ない。
そんなの2ch初心者くらいなもんだろ?
ちゃんとw付けてるんだしさ
BJを褒められたことに照れながら反応したって意味だよ
>>307 えっ、陽だまりってアニメになっていたのか??
ブラックジャックの脳移植手術も後のミッドナイトではブラックジャック自身が「あんなことは出来ない、バカな作者が書いただけだ」と言っていた。
しかしその話は脳死患者(実際は脳死状態じゃ無かった可能性もある)の扱いに驚いた。
作者もその事を分かっていたのか、「恐ろしい決断をしようとしている」と台詞があった。
318 :
毛塚:2007/06/15(金) 00:37:29 ID:8NFBJqX3
>>316 3年ほど前かな?
日本テレビで深夜の時間帯にやっておりました。
だって「鳥人間」のエピソードなんて、医学生レベルとかじゃなく
小学高学年だってファンタジーだってわかるだろうさ。
荒唐無稽だけど、それを短いページの中で読ませるテクはすごい。
他のマンガ家にはとても真似できないと思うよ。(リアル医学路線が
好きな人は気に入らないだろうけどね)医学の勉強したければ
医学書を読めばいい。
アニメ版陽だまりは放映中に見たけど好きになれなかった。
アニメで時代劇をやると、着物のガラに手間がかかるので
無地の着物にしてしまうことが多く、その結果なんとなく貧乏くさい
時代劇になっちゃうんだよ。
それにセリフが多くアニメ特有の動きの面白さというか見せ方が
少いと思った。
321 :
毛塚:2007/06/15(金) 08:21:05 ID:8NFBJqX3
個人的に火の鳥「鳳凰篇」が大傑作だと思います。
大袈裟かもしれませんが本一冊分の中に人生のすべてが描かれているように
感じました。
BJはあれだけの話を他の週刊連載と同時に毎週描いてたのには驚嘆するな
知識が古いとか色々あるけど、話として読めるんだよ。
影のストーリーライターとか雇ってたのかとか考えたけど、そんな会議や打ち合わせ
で時間割くよりも一人でサッサとネーム描いて進めた方が早いだろうし、使ってないだろう
ストーリーテリングのセンスが抜群に良かったんだろう
鳳凰編は省略だらけで糞アニメの見本の一つだと思うがな。
歌がいいのでごまかされてるというか。
1時間でアレをやれ、って企画段階で、すでに敗戦必至だよ
それではNHKの未来編なんかもっとw
市川昆様の火の鳥のアニメの狼くんは強烈にそこだけ印象に残ってます。
あと、あんだ水戸黄門の入浴要員の女優。
手塚治虫が死んだときに追悼でテレビでやった火の鳥はしょぼかったな
皆さん、宝塚がやったBJと火の鳥も思い出してあげてください。
「虹のプレリュード」が大好き
>>329 手術シーンで歌い踊り狂ってくれるのかと思って期待してたのに
地味でがっかりりしたw<宝塚
日本発狂の切なさはガチ
手術シーンで踊らずどこで踊るんだよ
日本発狂って最後どうなるんだっけ? 思い出せん・・・。
335 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/15(金) 19:24:53 ID:rmlA6bAr
今の医者マンガは設定が細かすぎて返ってつまらん感じ。
BJ位の設定の方が読みやすいし、偶にSFみたいな話描けるから内容が古かろうと読みやすい。
>>324 >321はアニメの鳳凰編のことじゃなくって、原作のことを言ってるんだと思うよ。
アニメの鳳凰編は絵が綺麗だったけど、ストーリーは……
>>318 そんなに最近…
今度レンタル屋で探してみよう
338 :
毛塚:2007/06/16(土) 00:34:17 ID:fRBMOOy/
>>324 説明不足でした。漫画の方です。
お勧めします。機会あったら是非読んでください。
>>336 フォローありがとうございます。
火の鳥の中での最高傑作は「黎明編」だろ、やっぱ。
俺は「未来編」がベスト。
絵からみると、宇宙編からスクリーントーンが増え、絵が固くなり
構図が劇画的になった。鳳凰編は試行錯誤の状態が続いていた時代。
ストーリー的には鳳凰編は前半は文句なしに面白い。後半〜ラストの
茜丸と我王の対比は十分に描ききれていないように思える。我王の
悟りを共感できんかった(読者によりけりかも知れないけどね)。
俺も未来編がベストだなー。
何といっても世界の描写が、すごいものを見た!という気にさせてくれる。
あれこそ漫画の面白さとしては最高だ。
鳳凰編は、暗くしようとして小難しくなっている感じがちょっと減点。
個人的にだけどね。
未来編のインパクトだけはガチ
343 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/16(土) 10:14:31 ID:fRBMOOy/
宇宙篇は忘れてはならない。
漫画で初めて心底ゾッとさせられた。
>>343 あれはブラッドベリ「万華鏡」の影響があるんだよ。
345 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/16(土) 11:11:31 ID:fRBMOOy/
手塚はブラッドベリが好きだったし、というか、当時のSF作家もマンガ家も
ブラッドベリ作品に影響を受けた人は多いと思うよ。
「万華鏡」の前半は「宇宙編」に影響を与え、ラストは「サイボーグ009」
に影響を与えたよね。
火の鳥を最高傑作と言い切っていいかはわからないが
映像として読者を引き込む凄みやアイデアがつまっている
のは確かだな。
それをただ並べるのではなく、ストーリーと直結させて生かせる
というのが手塚のすごさだな。
名作;鳳凰編・黎明編・乱世編
秀作;生命編・異形編・望郷編
佳作;未来編・宇宙編
駄作;太陽編・復活編
>>348 理由がわからないのでつまらないんだが。
別に理由を書かなくてもいいと思うけど。
復活編は駄作というより失敗作だと思う。
乱世編は日本史をなぞっているだけだから駄作。
未来編と宇宙編は名作。
太陽編は、正直に言うとよくわからんだのだよ。
352 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/16(土) 18:34:51 ID:2vrcAn2L
火の鳥に駄作はない。
しいて言えば乱世編は話が長い割りにたいしたことない話だった
353 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/16(土) 18:55:15 ID:7xRwZJDO
なんだか焼き鳥が食いたくなっちゃったし
火の鳥「焼鳥編」
「乱世編」「太陽編」は日本史好きの俺としては名作に値するけど。
傑作は「黎明編」。
焼き鳥屋「火の鳥」
密度というか緊密さはCOM連載版の方が高いと思う。
「黎明編」〜「羽衣編(COM版)」ね。
えぇっ!
復活編って、みんなそんな評価なの?
オレは復活編が一番好きなんだけどなー(´・ω・`)
俺は復活編はいい出来だと思うぞ。
未来編の方が好きだが。
傑作はやっぱりブッダかな…
どの巻から読み出しても読めてしまう深いエピソード、
宗教的なことを宗教臭く無いように漫画として描いているところがホントに
偉業だとおもいます。
ブッダが美青年なのがいいな。
「ブッダ」は最終巻で大仏みたいな顔になってんのが気に入らん。
そうだよな、まるで大仏だよな、あの顔
俺は「鳥人大系」をお勧めしたい
読んだことあるひと居ないかもしれないけど、SFマガジンで連載してたヤツ
駄作
ただ駄作って一言だけ書かれていると無性に腹立つな
何こいつって思う
大仏は元をたどれば仏陀では?
阿弥陀や菩薩など細かく言えば分かれるようですが…
鳥人大系は共食いと身分違いの恋をした二人が
最後全身の羽をむしって訴えたという話が印象に残ってます。
発想は面白いとおもいました。博識でなければとても描けないですよね。
369 :
名無し:2007/06/17(日) 09:17:33 ID:???
ブッタ=大仏(如来)だょね。悟りをひらいたからあの姿になったんだょ
望郷編はCOM版で続きを読みたかった
「産むがえぇ…殖えるがえぇ……この大地いっぱいに栄えるがえぇ…」
>>369 まあ、それはよいですが、美青年型がいいですね。
悟った釈迦<盧舎那仏なので、同じとはいえないけど、そもそも
そんなことはどうでもいいわな。宗派でも考え方違うし・・。
COM版望郷編がどういう展開になるかもうわからないけど、
スカンク草井がどんな悲惨な最期を迎えるか気になるな。
マンガ少年版を参考にすると、大きくなったコムが母を求めて
宇宙をさまよい、やがて地球にたどり着くが、そこは夢にみた
理想郷ではなく、牧村に追い詰められたコムは植物に変身して
しまう・・という感じかな。狂った時子も悲惨だし、どうせ
暗い話になったと思うな。
>>369 だからそれが気に入らん。
普通の姿のまま悟りを開いたでいいじゃん。
大仏姿は弟子たちが死後でっち上げたとでもしてさ。
無理に神格化してるみたいでどーも好かん。
あれは、むりやり幼少期の役者と青年期の役者を入れ替える大河ドラマを見ているようだった。
376 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/17(日) 15:58:04 ID:Alcmj2oT
実は、ブッダは悟りを開こうとしたが、途中で挫折してしまったが、
家出をした手前、家に戻るわけにも行かず、一計を講じて
真の悟りを開いたフリをすることにした。そうしたら、言葉にだけ
騙されて、勝手に深読みしてくれる弟子が沢山寄ってきたので、
そいつらのグルになって布教と実行部隊はもっぱら弟子に任せて
自分はおみこしのお飾りとして、時々理解し難い教えを説いて
ますます信者にグルは凄いと感激させて御布施を頂いてそれで
しのぎとする生活を続けていくことになった。段々と教団が
大きくなると、グルに無断で勝手な行動を取る奴が出始めた、
それで内部分裂しかけたり、信者が社会問題を引き起こして教団が
非難されることもあったが、政治家や権力者とのつながりやバックを
利用して本体は無傷で済ませることができた。。。。。。。
釈迦の教えや史実に基づいた漫画を描こうとしてないのだから
仏教のことはどうでもいいや
>>374 手塚流で人間味のあるブッダを描いていたんだから、最後まで人間ぽい姿だったら
もっとよかったのにな、とあそこは思った。
もっとも、本当にああいう外見だったのなら仕方ないけど。
昔はブッダは名作だと思ってたけど
後に坂口尚がブッダを更に進化させた「あっかんべェ一休」を生み出したから
今はそんなに名作とは思わなくなってしまった
これを読んだ時は漫画表現での哲学で遂に手塚を超える逸材が出たかと感嘆したが
その後すぐ亡くなってしまったのはあまりにも悔やまれる・・・
ほぼ1年後の急逝だったね。
坂口尚のウルフガイが大好きで、単行本未収録分は国会図書館で
コピーしてきたよ。
>>381 マジか!まさか2ちゃんで坂口ファンに会えるとは思わなかったよ・・・なんかすげえ嬉しいw
まあでも手塚の後継者的立場と言える人だしここにファンがいるのは自然なのかな
『ウルフガイ』
御本人が気に入らない作品らしくて、原稿は全部すてられてしまった。
奇想天外社から出た全2巻は掲載誌ぼくらマガジンからの復刻。
それでも表紙や、何枚か描き下ろしページがあり、素晴らしい絵だったね。
24時間アニメ第一作の『バンダーブック』は、坂口尚の力で完成まで
漕ぎ着けたような印象を覚える。
珍しい作品として、COM増刊で出た坂口版『クレオパトラ』がある。
医師の鼻は何が面白いのかわからんかったが、うる負害は感動した。
坂口尚って虫プロや手塚とソリが合わなくて虫プロ辞めたって話を聞いたんだがほんと?
だとするとバンダーブックやマリンエキスプレスでの抜擢はどうなる?
自分も坂口ファンです。
このスレを見つけることができて嬉しいです。
氏の想像力も手塚氏に劣らず無限大のものがあると思いました。
石の花で強姦が2度も描かれてた手塚の影響か
絵がめちゃくちゃうまいなー
安彦良和と交流はあったのかな?
同学年の上にほとんど同じ系統の絵だよな
デビューはどうやら坂口のが早いみたいだが
二人とも虫プロ出身だし、コミックトムにも描いてた。
対談でもあったら読みたいものだな。
「紀元ギルシア」が戦いはこれからだで終わっててひじょーに残念です。
バージョンより面白いと思う。
バンダーブック!
ジャングル大帝が一番好きだ。
394 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/18(月) 23:32:28 ID:bJ8ZXg1e
「アドルフに告ぐ」と「ブッダ」が双璧だろうな。
アドルフは街のババアの神戸弁がリアルだったな。
手塚先生、宝塚に住んでたからじゃあるまいか
「紀元ギルシア」も含め、画力・ストーリー構成が半端ないですよね。
月光シャワーは最近購入しました。
チクマから坂口の短編集が何冊か出てるけどアレ高いんだよな・・・
9冊全部冊買ったら余裕で2万超えるし
欲しいけど貧乏学生には辛い
値段は張りますがクリエイターの方たちには貴重な資料と
なるのではないでしょうか?
手塚氏と同じく、無限大の表現力を感じさせられました。
くそみそテクニック
401 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/21(木) 21:23:05 ID:XFsrfPeQ
私は、「ゴッドファーザーの息子」を採り上げたい。おかしく悲しいよ。
402 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/21(木) 23:39:44 ID:u8LjPYbZ
坂口氏もタバコに殺されたクチだと思う。
403 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/21(木) 23:52:39 ID:wvevPYRV
「空気の底」って短編集に載ってた、流刑星で生まれ育った姉弟の話かな。
アドルフ
年をとると歴史モノが好きになったり描きたくなるというけど、
「アドルフ」や「陽だまり」や「ルートヴィッヒB」って
そういう手塚の心境なのかな。「ブッダ」もある意味歴史モノだし。
「BJ」も自分の過去作品を振り返っているようなところがあると思う。
でも最終的には、子どもの為の漫画を描きたいとか言っていたはず。
最終的にはじゃなくて、最初から一貫して言ってたはず。
>>407 そう一貫してもいないよ。
66年頃のインタビューで「これからは青年のマンガ、年寄り向けのマンガ
が必要になる。それの草分けになりたい、うんぬん」ちゅう発言をしていたが、
その後のビッグコミック創刊などで現実化してるしね。
ガロ創刊の頃はかなり手塚は飛んだ発言していたね。先見の明があったという
より、地にアシがついていない発言が多かったみたい。ようやく落ち着いたのは
虫プロ倒産後かな。
要するに、あらゆる漫画を描きたかったんだろうな
スポ根だけはにんともかんともなりまへんでしたな
俺もスポ根は読まないから、いらないや。
エロ漫画を含めて、何でもやりたかった・・ということだけは
確かだと思う。負けず嫌いのためかも知れないし、パイオニアたらんと
したのかも知れん。ただ、末期の発言では「こども漫画を」という
言葉が多かったので原点回帰という気持ちになっていたと俺は思う。
世間体だったのかもしれないがね。
スポ根は笑うための漫画だ。SFだ。大鉄球をバットで打つとか、それによってボロボロとか
あはははははははーあー面白い。
そのノリなら手塚でもかけたかもね。
晩年の手塚の絵柄で初期のような内容の漫画、、原点のを描いてほしかったな。
田中圭一に頑張ってもらうか
417 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/27(水) 15:28:12 ID:7pl4USpf
サロメの唇は面白いのでしょうか?
傑作の匂いがしていて、とても読みたいのですが
プレミアがついていて、貧乏の私は購入しようか
迷っております。
何方か教えてはいただけません?
>>417 面白いか?と聞かれても、感じ方はひとそれぞれなので、自分で読むしか
ないと思うんだけど・・
じゃ答えになってないな。俺は発売時じゃなく雑誌掲載時に読んだので
かなり昔なんだけど手塚作品としてはそれほど高く評価していないよ。
話としては面白いかも知れないけど、手塚でなくても書ける話だし・・。
そんなにエロっぽくもないし、せいぜい文庫本の値段でなら買うかも
知れないけど豪華本にする意味はまるっきりないと思うな。
少なくとも「傑作」や「名作」じゃないぞ。
大金をはたいてまで読む話でもないと思う。普通に面白い小説
>>417 手塚公式携帯サイトで見てから考えてから結論を出してみては?
会員制だけど
421 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/28(木) 00:54:47 ID:C7vg8Xz2
ネオファウストの続編見たかったな・・・
422 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/28(木) 01:36:13 ID:xL8QBYtU
>>419 > 大金をはたいてまで読む話でもないと思う。普通に面白い小説
なに書いてんだ、オレ?「普通に面白いマンガ」の間違い。
『サロメの唇』に変な期待値があるのは、COMのライバルと言える
ガロの青林堂から出版されたから、ファンが「!?」と感じたせい。
すくなくとも『サロメの唇』は「手塚治虫悲恋短編集」(630円)に入っていて、
今でも紀伊国屋書店などのサイトで購入可能。青林堂のバカ高い本を買う必要性は
ないと思うけど。
バルボラのマネキンの回までは面白い。
つくづく、どついたれを最後まで読みたかった…
「鉄の旋律」を子供の頃に読んでかなり衝撃を受けました…
とても凡人には思いつかない話ですよね…
428 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/29(金) 21:49:32 ID:BUujc9qr
>>425 前半の歪んだ性欲のエピソードが後半では全く触れられてなくて残念だがばるぼらは面白い。コンビニコミックには表紙にこんな女と暮らしたいって書いてあったんだが俺は勘弁。みんなはどう?
430 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/30(土) 11:28:20 ID:4jdGeXis
手塚治虫も定期的に鬱がやってきて、そのときは創作の意欲が落ちるのを
無理して耐えて描いていたという。
多分、不規則な生活と、根を詰めすぎたノルマで、脳の中の化学物質の
バランスや調子が狂いがちだったのだろう。睡眠不足も良くない。
過労で自殺していてもなんら不思議ではなかったと思う。
短い生涯だけど、普通人の100倍は充実してるよ。
唯一無二の大天才です。
ビッグコミックオリジナルの増刊に手塚先生が来訪してた。
>>430 不思議と手塚に自殺という言葉は思い浮かばないな
何がなんでも生き延びてやるって感じ
俺も浮かばん。
死にたい欲求があったとしても、
その欲求よりも描きたい欲求の方が遥かに大きいそう、
というイメージだからかな。
そりゃそうだろ。あれだけ命の尊さを訴えている人が自殺なんかした日にゃ
あの主張はいったいなんだったの?ってことになる。
自殺を考えて遺書を残して失踪した若いアシがいました。
思い直して帰ってきて「先生はどう思っているだろう」と聞くので、
「○君が無事帰ってきて、昨夜会ってきました」と伝えたら、返事は
「俺は弱虫は嫌いだ」という一言だけでした。
先生にとって、自殺は、絶対許せない行為だったと思います。
だkらら、あれだけ生きる気力に満ちあふれた漫画を描くことができたんだな。
作者自身が生きる気力ないと、漫画も活力ないもんね。
仕事がしんどい時があったとしても、湯水のように湧いてくるアイデアを
作品にしたくてしょうがない人だったので絶対に長生きはしたかったはず。
あーもったいない。
たくさんのアイデア…
虫プロ倒産で債権者のヤクザに追われて逃げ回っていた頃の手塚に
会った大阪の葛西商店のオヤジが「普通なら自殺を考えるところだが、
手塚はんは『僕は台湾に逃げようかと思っています』と言ってた。
びっくりした私は『台湾ならダメです、どうせならアフリカのジャングル
に隠れなさい』と言ったら本気になって考えていた。
つくづく変わった人だと思った」と発言していたよ。
ヤクザに追われたのか…ハードな体験だな。
それでも、漫画は描きたかったんだな。
>>442 同じ頃の手塚のセリフ。
「看板の下絵描きになっても生きていこうと思います」
「あんたのような人が看板の下絵って・・」
「いえ、僕は下絵なら自信がありますから」
「・・・・」
(「鉄腕アトムをすくった男」より)
>>437 > 「俺は弱虫は嫌いだ」という一言だけでした。
なんかブラック・ジャックが言い放つと似合いそうなセリフですね。
BJも自殺志願者には厳しいからな。
ある意味手塚の代弁者だろう。
W3読んだ。
最後のしめくくりのあたりのすごさに思わず感動した。
2巻の中にこれだけの冒険と事件などがぎっしりつまった上で
あのラストはすごい。
>>446 一つ不思議なのは、スタートレック/ネクストジェネレーションに
Qって万能の宇宙人が出てくる。それが罪を犯して、下等な生物に
される刑を受けるのだが、
「シリウスのミミズとか何でもいいんだが……、地球人にしてくれ」
えー、これってW3じゃないか?と思った。
>>434 自殺っぽい死に方で発見されたりしても、俺は迷わず他者によるものだと見るな。
いろんな人に恨まれるようなこと一杯してきたしな…
>>448 そんなマンガあったような・・・。
記憶があいまいだが、ラズウエル細木のマンガで、手塚治虫
そっくりのマンガ家が殺される話。
あと、山上たつひこのマンガでは、逆にライバルを殺すマンガ家
の話があった。「この世界ではライバルは少ない方が良いからね」
というセリフが印象深かったな。
>>447 もしかしてオマージュ!?
W3は手塚作品の中で超有名とは言えないし
昔の漫画は日本人も大事にしてなかったから
あっちの人達がぱくったかな?
名前:手塚治虫
趣味:人の作品に難癖を付けること
特技:人に喧嘩を売ること
長所:素直に反省すること
短所:また同じ過ちを繰り返すこと
しかし、手塚が他の作品をけなしたって話はいくつぐらいあるんだろ?
(1)石森の『ジュン』を「あんなのマンガじゃない」(間接的に)
(2)水木に「絵がヘタだ」(不明)
(3)大友に「あんたの絵を描ける」(本人に)
(4)横山に「効率的な描き方だ」(本人に)
(5)久松に「手塚的な絵だ」(本人に)
・・・・まだあったっけ?
>>450 さらにですね。新スタートレックの劇場版「ファースト・コンタクト」で、
データという超人アンドロイドが、エモーション(感情)チップを人口頭脳に
取り付けてから初めて敵に接近し「……怖い、怖い。これが恐怖という感情か」
あれ〜?「鉄腕アトム/アルプスの決闘」!
アトムなら向こうでも人気だったから、これはオマージュだと思う。
あの番組は、ひらがなで「うるさいやつら」と書かれたパネルが船内に
あったり、ナウシカン星人って宇宙人が出てきたりする。スタッフに
ジャパニメーションのファンがいるのだろう。
>>452 > (2)水木に「絵がヘタだ」(不明)
それ、ホントですか? 絵とマンガは違うから、絵が上手くてマンガが
下手というのは有り得る。(デフォルメの巧拙、レイアウトのセンスなど)
しかし、水木先生って絵は上手いでしょう。軍人の頃、南の島で原住民を
描いたデッサンなんか惚れ惚れするぐらい上手い。(しかも片手で描いてる)
>>454 つ嫉妬
石森への嫌味も、後年「あの発言は実はあの漫画に嫉妬していたからなんだ」って言ったんだよね確か
石森は手塚寄り(手塚に憧れてた)の作家だったけど、水木しげると手塚は相容れないイメージがあるなぁ。
戦場へ行った者と行かなかった者の。
どちらかと言うと水木側が避けていたというか。
嫉妬していたのは解る。
ただ、あまりにも批判が的外れというか……。
もう少し急所をえぐるような批判をしてほしいものだ。
そういえば、生前宮崎駿に関するコメントはほとんどしていない。
あまりにも悔しくて批判できなかったのではないか、と元アシスタントが
書いている。
変な昆虫がわんさか出てくるナウシカなんて「やられた!」と思ったろう。
逆に宮崎駿は手塚先生の生前は讃えるような発言をしていて、死んだ途端、
まさに死屍にむち打つ勢いで手塚批判を始めた。この心理は不思議だ。
才能ある人への嫉妬心はかなりのものだったのかもしれないけれど、
それは自分を叱咤する意味でだよね。
モーツァルトに嫉妬して殺してしまうサリエリという音楽家の映画があるのだけれど、
そのサリエリに自分を重ねて「自分も昔(同業者で)殺してやりたい奴がいた」
ということを手塚さん自身の映画のエッセイの中で読みました。
ある意味とても正直で人間臭いというか。
>>457 > そのサリエリに自分を重ねて「自分も昔(同業者で)殺してやりたい奴がいた」
『イガグリくん』福井英一のことですね。
吾妻ひでおが「日本のマンガ家は全員手塚先生の噛ませ犬じゃないのか。
手塚先生のやる気を起こすためだけに存在する。おれのマンガに対抗して
『プライム・ローズ』を描いたそうだが、もう少しマシなマンガを描いて
ほしかった」なんて言っていた。
あらら…プライムローズってそうだったのか
なんとなく当時の流行り物を取り入れてる感じはしてたんだが
結構好きだった。後半はgdgdだったが
個人的な趣味だけど、少女が石になるってところが萌える。
他にもサンダーマスクとか。
ブラック・ジャックにも石になりかけた少年のエピソードがあるし、
先生もオレと同じフェチ心があるのかな?
>>461 ご存じない?
戦争で片腕を失っている。瀕死の水木先生〜本名は武良(むら)茂〜に
「血液型は?」と軍医が聞いた。混乱する水木先生は違う血液型を告げた。
「この男は混乱しているから、あてにならん」と、軍医は輸血を控えて、
別の治療を施した。この軍医の判断が無ければ、『ゲゲゲの鬼太郎』は
無かったし、日本の妖怪文化もまるで違っていただろう。
おまいさんが水木大好きなのはわかった
星新一が水木先生にパクられたネタって何?
465 :
462:2007/07/02(月) 12:45:08 ID:???
>>463 んなことは無い。手塚先生の方がずっと好きだ。
手塚先生について調べていると、人脈が複雑に関連しあっているから、
知らず知らず色んなことに詳しくなってしまう。
>>462 片手だからすごいんだぞって論理は逆に
水木に失礼だと思うよ
467 :
466:2007/07/02(月) 13:26:44 ID:???
ごめんアンカーミス
462じゃなくて454
468 :
462:2007/07/02(月) 14:19:15 ID:???
>>466 それも少し違う。水木先生は少年時代から、天才少年画家として
地元の新聞に載るほど評価されていた。
片手だからすごいのでは無く、左腕を失った直後に、あれだけの
デッサンを描いたエモーションに感心している。
ちなみにオレの大学の先輩でもある。(水木先生は中退だけど)。
469 :
462:2007/07/02(月) 14:22:08 ID:???
あと、454 も462 もオレだから、アンカーミスでも同じこと。
470 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/02(月) 14:34:18 ID:b4zOdo3l
全集って最終話なかったりバラバラだったりするのか……
買う価値ないな。
手塚ならそのうち完全なのがでるだろうし
>>464 俺の記憶違いかも知れないが、確か「一生懸命働いて、働いて、長者番付
の新記録達成前に死ぬ男→神様が、「もう少しで新記録だったのに。それじゃ
次の奴を探そうか・・」とつぶやく」が、星新一の短編にもあった。
それから、HGウェルズの短編で「別の世界へ行けるドアを見つけるが、
たまたま何かの都合でいけなかった男」の話も水木はマンガ化している。
あとでウェルズの小説を読んでガッカリした。
>>454 だから(不明)。
水木が言ったのか、誰かが聞いたのかはっきりしないが広く
伝えられている話。真偽のほどはわからん。
しかし、一般雑誌に登場時の水木の絵はたしかに「今までの
マンガにない絵」だから、手塚が拒否反応を示してもおかしく
ない。白土三平やつげ義春は手塚絵からスタートしたが、水木は
独特だからな。劇画というより、紙芝居や絵物語の雰囲気だろうな、
特に時代ものは。
473 :
466:2007/07/02(月) 16:40:37 ID:???
>>468 だったら片手だからってのは言わないほうがいいよ
つーかお前最後の一行言いたかっただけちゃうんかと
個人的には、水木本人のインタビュー番組とか見る限りでは
どうなのよと思ったりもするんだけどな
まあこれ以上はスレチだから
474 :
462:2007/07/02(月) 17:23:43 ID:???
>>471 水木先生のパクリは枚挙にいとまが無いよー。
長じて欧米の怪奇小説を読んでいたら、あれも、これも、それも、って
感じで、むしろ清々しいまでにパクっている。こうなるとパクリだけで
アンソロジーでも編んでくれないものか、と思う。
>>473 貴方のお考えがよく解りませんが、障害についての発言はナイーヴで
あるべき、ってことなのでしょうか?
475 :
466:2007/07/02(月) 18:03:33 ID:???
>474
あくまでも生み出した作品の質で語るべきだというだけ
ハンディキャップを背負っている(いた)漫画家は
水木だけじゃないし、漫画家の力量を語っているのに
ハンディキャップをプラス理由にすることは
水木自身の力を逆に低く見ることにもなりかねない
水木だけを掘り下げて語るならば一つの理由として
とりあげて何も問題はないがね
単に腫れ物に触るように扱えと言っているのではない
水木を見ても、ことさら「片腕のマンガ家」を売り物にしてる
とは思えないし、彼が片腕ということはマンガを話題にする時には
無視していいんじゃない?
「盲目のアニメーター」ならちょっとは気になるが・・。
>>452 「巨人の星」(スタッフとかに)これのどこが面白いんだ?と聞いたんじゃなかった?
水木さんといえば、つげさんは、持っていた「手塚の初版」を、古本屋を始めた友達に看板として「絶対に売るな」と断った上で貸したのに、相場を知らない友達に無断で安く売り飛ばされて焦ったとかいうね。
水木は片腕という事実が凄いのではない。
その失った片腕は実は妖怪にとられたのだという事実が凄いのだ。
>>477 「巨人の星」の場合はねたみというより、本当に何が面白いのか
わからなかったんだろうね。
「ゴルゴ13」を見たときには「やられた!」と思った、と言ってる
けど、こりゃ余裕の言葉だろう。
「伊賀の影丸」→「地上最大のロボット」とか
「ジュン」→「ザ・クレーター」などのファンタジー系とか
「鬼太郎」→「どろろ」とか
「ゴルゴ13」→「ブラックジャック」とか
「巨人の星」→わからんから無視
482 :
462:2007/07/02(月) 22:52:32 ID:???
>>479 いや、オレの考えでは、本来水木先生は戦地で死ぬ運命だった。
それを日本中の妖怪が頼み込んで、どうにか片腕で済ませてもらった。
>>475 なるほど、食い違いが解りました。でも、オレが言ってるのは、あくまで
戦地で描いたデッサンの話。その後のマンガや紙芝居のことまで踏まえた
書き込みではありません。
貴方にしてみれば「水木はハンディキャップを抱えながら立派な仕事を
してるからスゴイんだ」という風に見えたのでしょうか。こちらの説明
不足でした。
違うんですよ。単に美術を学んだ者として「オレが左腕を飛ばされて、
こんなデッサンが描けるかな? 描けないな」と感心したもんで。
あまりにスレ違いなので、手塚先生の絵について少々。中学生の時に
描いた昆虫図鑑の絵はスゴイ。自分の血を絵具にする情熱は素晴らしい。
えー?
そりゃ不便だろうとは思うけどさ
ペンは結局片手で持つでしょ?
461もそもそもそこを突っ込んだのだと思ったんだが
>>468 気持ち的な事を言っているのでは?
普通の人であれば、戦争に行きおまけに肉体の一部を失うほどの
凄惨な体験をしてしまった後に、再びペンを取る気になるだろうか、という…
漫画のアシスタントをしている身として、原稿を抑えたり様々な道具を使うので
五体満足である事がどれだけ恵まれたことかと思います。
水木さんにはそれをものともしないエネルギーとモチベーションがあったのでしょう。
もしかするとそれは悲惨な戦争体験がもたらしてくれたものかもしれませんが…
>>483 いや、きれいな線を引こうと思ったら、用紙を傾けたり、逆さにして
描くもの。片手では不便だよ。
まぁ、NHKのドキュメンタリーをみる限り、手塚先生は紙を動かす
なんて小細工はしてないけど。
>>480 大きな声ではいえないが、対象の、何というか年齢層が違いすぎるからね〜〜〜。
488 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/03(火) 19:15:49 ID:5LuThHWf
>>486 小学生の時黒板にすらっと
綺麗な円を描けたって言うくらいだもんね
例えは悪いが、北島マヤを思い出すなあ。
ガラ亀の。
手塚は「きれいな円を描けなくなったときに、自分が衰えたことを知った」
って発言してた。俺なんか子供のときから円は描けんぞ。
オレの高校時代の物理の先生。チョークで一点鎖線の円を描く特技があって、
そのたびに教室がどよめいた。
初期の手塚マンガを見て、手塚はスクリーントーンをこの頃から
使っていたのか?と驚いた作品があったが、拡大してみたら
なんと手描きだと知って驚いたことがあった。
494の例:アトムの家のカーテンとか。
スピードも集中力も尋常じゃないんだろうね。
うしおそうじの『手塚治虫とボク』って著書を読んだら、そのスピードは
尋常じゃない。目を紙から離して話しながら、手が勝手に仕上げてる。
さらに鈴木光明の『マンガの神様』って著書には、手を少しも休めずに口頭で
アシスタントにコマ割りを指示し、セリフまで口述する離れ技が紹介されてる。
「横三段に割って、上の一段は真ん中で二分。その右のコマに入るセリフは…」
って感じ。聖徳太子か!?
W3のラストのあたり、思わず涙が出て来た。
ボッコちゃん、よかったね…
ヘソが無いけどね…
ヘソなんて飾りです!偉い人にはわからんのです!
ヘソの伏線はスゴイな。
あと反陽子爆弾ってのも、あの時代に早すぎる。
別に早過ぎないだろ。
SFの発想のアイディアがうまく生かされてるだけで。
今となってはそうだけど、リアルタイムの子どもにはちんぷんかんぷんだったね
上の方で、手塚は嫉妬深かったって流れがあったけど、対象は全部少年(青年)漫画家だよね。
少女漫画家に対してはそういう感情は湧かなかったのかな。
特に24年組は手塚に影響受けて漫画家になった人が多く、少女漫画界にも影響を与えたけど…
畑違いだから何も言わなかった?
それとも眼中になかった?
>>506
そういえばエッセイ等でもあまりきいた事がありませんね。
負けず嫌いってのは聞いた事あるけど嫉妬ってのは聞いた事ないな。
この前100人の天才って番組で(既出だったらごめん)この人のエピソードがあったけど
中途半端に印刷に回されるのが嫌だから三本の漫画を同時&ページバラバラに描いたり、
高いと仕事来ないからとギャラ低くして後輩の方が三倍もギャラ貰ってたり、変わりに三本の漫画を描かせてくれとか
この人離れ業すぎるんだよ。
509 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/06(金) 19:54:46 ID:2d6X1HlD
>>506
確かに24年組は、ほとんど手塚から
影響受けたと語ってるね。
>>499 漫画の神様
というより、
普通に頭が良いということなんだよね。
漫画以外の仕事でも活かされるような能力の持ち主。
511 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/06(金) 21:39:39 ID:SCgSMZiV
>>503 「反陽子砲」が10年近く前に登場している=「アトム@ミドロが沼」
SF的小物は、読者を未知の世界に引き込む役割を上手く果たしていればいいんだよ。
ただ、意味もなく話をひっぱるためだけに出すのは邪道だけどな。
>>511 ブッコワース光線なんてのも「発明」したけんね。
地元の動物と合体するってのは、ウルトラマンみたいだな。
>>509 24年組は初期漫画はほとんど手塚のコピーみたいな絵なんだよな。
でもだんだん自分の作品を確立してくる。
見た所、手塚御大が描こうとか描きたいとか思うものとは全く別
だったのではないかと思う。
516 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/07(土) 02:26:40 ID:wnny0NvE
ペンで絵を描きながら、左手で電話の受話器を握って長話をしてたりとか。
上下反対に描いて、ひっくり返すとちゃんとした絵になっているだとか、
複数の作品の原稿を一コマずつ描いたというだけでも凄いと思うが、
右手と左手で別の作品を描いて見せたという伝説もあるし。
虫プロ始めたころには、しょっちゅうテレビ局の番組(クイズも含めて)に
顔を出してたのが実に不思議だった。ほとんど録画テープ・フィルムは
残ってないだろうなぁ。
>>516 そのテレビ番組、禿げしく見てぇぇぇぇ。orz
>>右手と左手で別の作品を描いて見せたという伝説もあるし。
答案2枚返し! いや、原稿2枚返し!
519 :
◆ATOM/H2q4. :2007/07/07(土) 13:13:36 ID:nMYYUdXi
>>516 >右手と左手で別の作品を描いて見せたという伝説
不可能です。同時進行は多かったけどこんなの見たことない。伝説恐るべしw
>ほとんど録画テープ・フィルムは 残ってないだろうなぁ。
当時のテレビ番組はすべて生放送で、映画フィルムで放送されたもの以外、
録画テープ自体が存在しません。
520 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/07(土) 13:40:37 ID:wnny0NvE
ネスカフェーの宣伝に出てたときの台詞は
石森章太郎を刺激しただろうなぁ。
その生放送を見たことある人羨ましいわ
バンパイヤはDVD化されてるね
(爺さま登場)
若いもんは知らんだろうが、手塚坊やがテレビで初めて演技をしたのは
「ふしぎな少年」の予告編。時間を止めたり、大きくなったりするのを
当時日本が手に入れたばかりのビデオ編集機を使って説明した。
しかし、初めてのこと、うまくいかず茶の間の笑いものになった。
手塚坊やにとっては忘れてしまいたい思い出じゃろうなぁ。
>>516 >右手と左手で別の作品を描いて見せたという伝説
藤子・Fのバケルくんでは訓練次第で可能と言ってたから有り得るンじゃなかろうか?
そうか手塚先生はコピー人形を持っていたのか!
>>519 別の話をてきぱき書き進めたのが「伝説」に化けたという仕掛けですかね。
キリストの奇跡談とか、こうやって出来るんだろうな
>>527 何とも言えんなあ。
自筆+サインで古本屋が五万円で売るというのは安いような気もする
(生前ならそのくらいかな)。色紙に最初に赤ペンでサインをして
「ランプを描いてください」と頼んだので黒ペンで追加したのかな。
ランプを頼むということはオールドファンだったみたいだね。
ランプの絵は手塚っぽいけど保証はできんな。
たぶん落札されないと思う。
529 :
◆ATOM/H2q4. :2007/07/10(火) 23:15:42 ID:Pg6bxJeI
ランプとサインは間違いなく自筆です。
>たぶん落札されないと思う。
印刷の部分が邪魔でしたねw
手塚先生は反陽子爆弾の使い方がうまいなー。
と思いました。
「W3」なんだけど、F4号だっけ?金髪のお姉ちゃん、いい身体してる
と思わんか?みんな。
主人公の兄が足の裏に顔を描き、靴下を帽子にして敵をあざむく作戦!
真似したいよ。
536 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/18(水) 23:44:37 ID:s+cpz+lh
最高傑作はサイボーグ007に決まってるじゃん
火の鳥の猿太彦がでてるやつ。
俺と同じ真理にたどり着いてる
ロマンスが出てくるととたんにつまらなくなる。
陽だまりの樹もアドルフもやたら一目惚れが多く、
ひかれあう過程が描かれないので、
恋愛が陳腐に見える。
手塚は恋愛ものはオマケって感じ。
女性キャラはわりと都合のいいヒロインが多いしね。
BJと如月恵のはわりとちゃんと描かれてる気がする
それが軸の話ではあるが
>>541 BJの女性絡みは良い話多いね。失明する目撃者とか、土砂崩れで死ぬ女性教師とか。
恋愛とか限らないけど。
恋する→線入れて顔を赤らめた描写
ってのが時代を感じさせる。
>>538 >俺と同じ真理にたどりついている
プププ
>>543 よく読め。「猿太彦」だぞ。餌に食いついちゃダメ。
>>542 昔のマンガは女の子は登場しなかったからな。
「鉄人28号」は15年の連載中に、名のあるなしにかかわらず登場した女性は
たった二人だぞ(大塚署長の奥さんと敷島博士の奥さん)。ストイックだぜ。
「サブマリン707」も女っ気がないよ
のらくろも
ウホッてことだ
『W3』の変身前のボッコ隊長の凛々しさに惚れた。
松本零士ですら、「電光オズマ」や「スーパー99」の頃はほとんど女性キャラが
出てこなかったぐらいだからな。
今でもほとんど出てない漫画はけっこうあるぞ。
カイジとか。
クロマティ高校の人とか。
田亀源五郎とか。
んじゃヤマジュンもw
釣りなのがわかっててもニヤッとしてしまうなw >536
1.ルードビッヒB
2.犬夜叉
3.アマデウスM
>>555 「外道の家」とか
おババ様がアレで
がっかりしたよ
昔、手塚治虫のマンガ「ユニコ」が劇場アニメになったとき
キャッチコピーが「ユニコから愛を取らないで」だったのだが
(゚д゚ )
(| y |)
ユニコから愛を取ると・・・
( ゚д゚) UNICO
(\/\/
・・・
I ( ゚д゚) UNCO
\/| y |\/
取るべきじゃないな・・・
( ゚д゚) UNICO
(\/\/
手塚は女描くの苦手というより
昔のまんがが、男向け、女向けの境界が
かなり強かったんだろうと思う。
きりひと讃歌が一番好き
理由は人間テンプラの麗花が好きだったから
贔屓してるキャラが入ってる漫画はやっぱり傑作に見えてしまう??
確かに魅力的なキャラを生み出した作品は確かに輝いて見えるというのはある。
あまりよくない部分はあっても。
「三つ目がとおる」とかね。
「地上最大のロボット」とか。
「どろろ」など。
>>563 麗花はド変態だからな
今思えば大人向けのツンデレだ
「男一匹ガキ大将」
571 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/24(火) 00:18:59 ID:3AvcD0xp
中年になるとニンフォマニアに憧れるもんなんだろうかな。
妊婦マニア?
忍法マニア?
575 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/26(木) 15:10:19 ID:XlXb/7lU
きりひと讃歌とか大人向け以降も傑作多いし、レベル高いし
ブラックジャックもすごいけど、俺の感じる手塚らしさという点
では初期の作品に強くひかれてしまう。
ということで『ロック冒険記』を推します。
ロック「鳥人のお母さん、あの卵はどうやって産んだの?」
ロック・ホームもいいが「ケン1探偵長」も捨てがたい。
単行本化にさいして描きなおしするのは嫌いだが、
「ロック冒険記」は例外的に描きなおし版(ロックが死ぬ
バージョン)の方が出来が良いよな。
>>578 たしか東南西北が逮捕され、その本名が間黒男だとバレるんだよね。
BJと「ロック」の謎のつながり。
「ハラノ・クロオ」だ。
「チンコ・クロオ」だ。
「マラ・マラオ」さ。
日本衰退をしみじみと感じるよ…
>>579~582
お前らウソつくな。正確には「原野九郎」だぞ。東南西東の正体は。
東南西東?
俺は黒男、チンコは白よ〜
陰毛も白と黒の2色カラーリングな件
サバトラですな。
マジでくだらねーw
そういや百済内三ってキャラがいんこにいたなぁ。
うちのサバトラちゃん(雑種)はかわいーにょ