1 :
愛蔵版名無しさん:
今手塚治虫の短編にはまってるんだけど
特にいい短編を教えてください・・・
あと、いい短編を語りましょう
空気の底
ザ・クレーター
4 :
愛蔵版名無しさん:2007/01/31(水) 23:43:11 ID:fw7AmLQf
オヂさんが、リアルで読んだ時の短編衝撃度ベスト10
1.雨ふり小僧
2.白骨船長
3.地球1954
4.嚢
5.落盤
6.宇宙空港+オリオン137星
7.はりきり弁慶
8.赤い雪
9.処刑は3時におわった
10.狂った国境
別格/新世界ルルー(短編?)
別格/たび(絵本なので)
5 :
愛蔵版名無しさん:2007/02/01(木) 00:23:17 ID:fPxYML0I
「ガラスの脳」
「四谷快談」
「白縫」
7 :
愛蔵版名無しさん:2007/02/04(日) 23:53:55 ID:MSU2YwHp
このスレ終わっちゃってるの?
短編に絞ったスレは見当たらないし面白いと思うんだけど。
これで決まりでしょ。
「サンダーマスク」
9 :
愛蔵版名無しさん:2007/02/05(月) 00:14:04 ID:CZsfzWlS
婆さんが宇宙飛行士の恋人だったやつ
どのくらいまでが短編に入るんだ?| Д`)
エプシロンのおじちゃんのお話が最強。
雨降り小僧と、四谷怪談は好きだな
13 :
愛蔵版名無しさん:2007/02/05(月) 00:44:33 ID:9vFxh/7d
「空気の底」の「カタストロフ・イン・ザ・ダーク」が好き。
タイトルと収録本忘れたのですが、
タクシーの運転手と乗客の男が夜道を走る車の中話をして、
互いに怪談を冗談として言い合って、実はそれが本当の話って最後のコマで
分かるという短編がかっこよかった。
短編の定義、感覚としては50pで限界かなぁ。それ以上だと中編と思う。
雨降り小僧は何回読んでも面白い
15 :
愛蔵版名無しさん:2007/02/05(月) 00:57:40 ID:9vFxh/7d
泣けますね。
16 :
愛蔵版名無しさん:2007/02/05(月) 02:08:00 ID:TUz1FQoM
短編漫画と読み切り漫画ってどう違うんですか?
「ザ・クレーター」シリーズはどっち??
19 :
愛蔵版名無しさん:2007/02/07(水) 03:11:30 ID:zi6sYAn2
アトムの最後、なんていうのは、冨野っぽくてあるいは山上たつひこっぽくって
鬱な気分になるのには最高の作品だと思う。あれなら実写(人間の俳優)と
CG合成で2時間映画の原作には丁度いいのじゃないかな?
20 :
ヤーレン:2007/02/07(水) 23:06:14 ID:iHBY1OkG
「ミューズとドン」は短編と言うには長いけど一番好きな作品です。
特にラストシーンは何度見てもジーンときますね。
21 :
愛蔵版名無しさん:2007/02/08(木) 02:07:07 ID:7n6QT0nn
文明を守る、知性が人工的に強化された魔獣というアイディアは、
ジャングル大帝にもあったし、文明を守る魔獣という意味では
アトムのロボットスフィンクスもそうだったし、他にもいろいろ
あったような。
荒野の七ひきを忘れちゃいけない
23 :
愛蔵版名無しさん:2007/02/08(木) 15:21:12 ID:zLo4F8CL
「てんてけマーチ」
「るんは風の中」
「低俗天使」
「カノン」
このあたり忘れるなよ。最高だろ?
「カノン」ちょっとトラウマになった。
リスが主人公の奴もラストがかわいそうだった気がする。
「カノン」は自分もトラウマになった。
綺麗な先生の顔がスイカが割れたように吹っ飛ぶシーンは子供心にかなりショックだったな。
手塚は短編向いてないよ
そんなことねーよ
「罪と罰」のリメイクだな。あのコマ重ねた階段シーンは斬新だった。
他はなし。
29 :
愛蔵版名無しさん:2007/02/10(土) 10:07:04 ID:EgGG8db/
化け猫の話が良かった。 題名忘れた。 たしかド田舎から嫁をもらってくる話。
30 :
愛蔵版名無しさん:2007/02/10(土) 10:47:42 ID:J0jdf5TN
モモンガのムサも好きだった。
あと「ライオンブックス」に載ってた荒野の七匹?だったかな
宇宙人と地球人の交流を描いたやつ、これはいいね。
あとブラックジャックも短編として見るならばこれが一番だね。
31 :
愛蔵版名無しさん:2007/02/10(土) 12:22:27 ID:sVlTuHO4
アトムキャット
ブッキラによろしく
アトム大使かな
>>29 タイトルは「猫の血」
猫が化ける話なら「おけさのひょう六」もイイ。
「空気の底」シリーズの「野郎と断崖」
このへんでジェットキング
「雨ふり小僧」と「野郎と断崖」と「カタストロフ・イン・ザ・ダーク」が好きだ。
「赤の他人」は傑作
小説を読んでるみたいだ
短編と言って良いのか分からないが『ザ・クレーター』は大抵面白い。
『ザ・クレーター』でコミックスに入れられてない作品って何だろう?
「海の姉弟」とあと2つ…
『ブタのへそのセレナーデ』について、どうおもいますか?
>>37 「赤の他人」ってまだ読んだことないです。
めちゃくちゃ読んでみたいです。
手塚の短編って「世にも奇妙な物語」に出されたら面白さが増すと思うんだよな。
役者にもよるけど
赤の他人
おもしろいですよね〜
あと好きなのは
安達が原
雨降り小僧
るんは風の中
ドオベルマン
七日の恐怖
荒野の7匹
ぶたのへそのセレナーデもまあまあ好き
こんなもん
あ あと
カタストロフインザダーク
バックネットの青い影
落盤
2から2を消せば2
とかも
野郎と断崖って
どういう話?
読んだことない
警察に追いかけられてる犯罪者が偶然出くわした親子たちを人質にして、一緒に崖の隙間の方に隠れる話。
簡単にいえば、“幻聴”についての内容。
うわ
おもしろそう
シャミー1000が好きです
>>46 オチが見所だからオススメだよ
てか自分手塚の短編って暗いのしか読んだことがないんだけど、コメディみたいな笑える短編ってないんかな?
巨人と文具
は微妙に笑えた
>>48 初めて読んだのが消防のころだったので、「ええっ?」とビックリした。
オチで驚いたのはこれと映画の「マタンゴ」
あれ少年漫画の短編だったのかな。
ヒント与えすぎていて分かりやすいオチだった。
>>50みたいに小さい頃に読んでいたらもっと印象深く残っただろうな。
ボンバ!
どう思う????
最後がすっきりしないなあ
たしかに
いきなり友達かよ・・(´�ω�`)
ウオビット、あんな怖いウサギはあとにもさきにもあいつだけ
ロックの最後が泣けた・・・・
ウオビットがバンパイヤの結末ってほんとか?
サスピション、ザムザ復活!とかも好きだな
異星人と地球人の交流物で
シャーミー1000と走れクロノスがすきだな。
ヒトデの恐怖ってのもあったな。
大洪水時代は読んどけ。
>>55 自分もあれ読んだとき、バンパイアと繋がってる話かと思ったんだけど
やっぱり繋がってたの?
カタストロフインザダークの落ちの意味を
教えてください
ラジオ番組のやつだっけ?
それでーす
手塚の短編の総数知ってる人いる?
そんなの数えきれるのか? 改訂しちゃったら別カウント?
赤の他人が好きだな
暗やみに光の玉が並んでるシーンでぞくぞくした
>>59 マンホールに落ちた自分を少女、憧れの職業としているラジオの人を自分に重ね合わせて精神分裂の夢オチっていうことではないかと曖昧に解釈してみる。
>>66 サンクス それっぽい感じする
ところで、野郎と断崖見た
おもしろいな 空気の底に入ってたんか
あれってフランスが舞台だっけ?
もし実際にそういう断崖が存在しているのなら、ぜひぜひ行ってみたい。
こわそうで否だ
野郎と断崖、おもしろいね!世にも奇妙みたい。
タイトルは忘れたけど、戦争で瀕死の重傷から無事回復した
米軍の将校が主人公の話がイチオシ。
彼がなぜ回復できたのかというと、彼の部下の黒人兵士の血を輸血したから。
しかし白人である彼は「この俺に奴隷の黒人の血が流れてるなんて」と
激しく悩む…ってやつ。
ジョーを訪ねた男だっけ?
「おっかさん、ここにジョーがいるぜ」とか言って心臓の鼓動聞かせてあげる主人公に泣けたな。物凄い差別主義者だったのに
最後の最後で殺されちゃったけど・・・
アドルフを読んだときに、
ジョーを訪ねた男を思い出した。
ちょっと似てるよね。
虎人境はどうよ?
虎人間を撮影しようとしたテレビ番組のディレクターが猿にされる奴
最後の猿が怖かった
百物語の安達が原もいいよ
二回以上読んでこそ良さがわかる
安達が原は読んでて罪悪感というか虚しさが残る。
主人公あの後自殺してなきゃいいけど…
三人の侵略者
これ面白かったw最初は宇宙人やべーと思わせてあのオチの落差
八角形の館おもしろかった〜〜
>>79 それ見たこと無いな〜面白そう
>>79 シリアスな顔で若手漫画家(当時)の名前羅列してる絵に吹いたw
あれは手塚神の負けず嫌いがあらわれてたんだろうか?(紙の砦にもそんなようなシーンあったな)
82 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/23(金) 01:14:08 ID:GdiAVWhz
米ソ核開発戦争などの冷戦を
鳥たちの縄張り争いに例えて描いた短編があったと思うんですが、
これのタイトルを教えていただけないでしょうか。
× 米ソ核開発戦争
○ 米ソ核開発競争 でした。
聖なる広場の物語ダトオモフ
86 :
82:2007/03/23(金) 03:58:29 ID:???
ミューズとドンは好きだった
ちゅうかミューズが豹のくせにやたらエロい・・・
89 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/24(土) 11:31:21 ID:x1W99XMu
講談社の全集は、主な作品のタイトルだけが表紙や背表紙に出ていて、
併録されているものはかかれていないし、DVDの全集も同時併録の
検索は出来ない。とても欠陥だと思う。
ひぇ〜 ('A`;) 背表紙はまだしも、DVDでそりゃダメダメっしょ
91 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/24(土) 12:35:10 ID:CdKgr6hy
92 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/25(日) 09:24:00 ID:idDcrUee
いい番長の話しも好き。バンカラだっけ。
>>92 多分ゴッドファーザーの息子だと思う
ちがかったらスマン
俺もゴッドファーザーの息子好き
94 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/26(月) 01:33:07 ID:IOEZItO1
そう、思い出した(^o^)あだ名がバンカラだったね。
猫の血
旦那と嫁どっちの気持ちも分かるから最後の猫の顔が切ない
世にも奇妙な物語で手塚の短編出てるんだね
「バイパスの夜」と「最上殿始末」
これはやったらしい ようつべで見れた〜
97 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/29(木) 15:11:06 ID:s84jQ/yY
昔、手塚記念館に行ったら当たり前だけど、手塚漫画がいっぱい有ったんだよ。その時は時間無かったから見なかったけど、きっとほとんどの漫画があるよね。
記念館だからあるでしょうねw
99 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/30(金) 02:34:18 ID:WhQhcM3O
短篇じゃないけど 人間昆虫記
クレーターのマネキンのやつが好きだなぁ。
何て題名だっけ?
くしゃみすると願いが本当になるやつ と、
前世の記憶が残ってるやつ(0の丘?だったかな) と、
狐殺して嫁が記憶失ったやつ と
宇宙行って地球に戻ったら何年も過ぎてた ってのがおもしろい
誰か題名わかる人いない?
0次元の丘?
好きな顔になれるかぶり物のゴム?みたいなのが普及して
犯罪が増えて・・・みたいな短編の題名ってなんてやつ?
有名人の顔にも好きな顔にもかぶればなれるみたいな話。
手塚治虫だと思ったんだけどなあ
地球を呑む のどれかの話じゃない?
地球を呑む 以外で、かぶり物ゴムのネタの短編ってなかったっけ?
>>106 ゴムじゃないけど、「I・L」のエピソードのひとつで、ロバの首かぶってたぞー
あと、首じゃないけど、女の体に似せたゴム製の襦袢を着る展開が手塚作品には複数
108 :
愛蔵版名無しさん:2007/04/08(日) 08:09:13 ID:XtKAGY3N
『火の鳥 太陽編』では、犬の首をかぶってましたね。
悪魔の開幕,白い幻影などの青年向けでどんでん返しが
あるものは面白いよ。
>ロバの首
それ、『刑事もどき』の第1話じゃなかったっけ?
女体肉じゅばんも着てたし。
111 :
愛蔵版名無しさん:2007/04/12(木) 19:02:16 ID:SPcW86Kq
刑事もどきは自分的に面白かった
このスレ読んで「空気の底」を買った。おもしろかった!
ジョーを訪ねた男、野郎と断崖、グランドメサの決闘がお気に入り。
家族が赤の他人同士で、特殊なゴム皮膚を全員被って家族のフリをして、
家族全員その事を知っていて暮らして、最後別れるんだけど
これ手塚作品にあったけ?
「地球を呑む」の、1エピソード。
「地球を呑む」は長編だが、
その回は独立した短編のような感じになっている。
115 :
愛蔵版名無しさん:2007/04/29(日) 12:31:08 ID:SV9z0v6C
テレビシリーズ(虫プロ版)アトムの中で使われたエピソード中のアイディア
を、後に紙の漫画で使いまわししている例が目立った。今回あらためて
DVD-BOXを通して観たことで、それがわかった。
アイディアにつまったときには、昔のネタを回すということをしていたのだ
なと感動した。
>>113 赤の他人というタイトルの漫画ならあるよ
117 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/02(水) 22:51:06 ID:iB/NjpaG
今年のクレしんの映画は完璧に
「ぶたのヘソのセレナーデ」
のパクリなんだが・・・・
ガラスの脳が好きです。悲しい
るんは風の中
鉄の旋律。戦慄しますた
121 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/13(日) 06:22:40 ID:hkCJm+ot
ダリとの再会とかいう医療ものが1編あったよね。
122 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/16(水) 01:50:55 ID:im8shLRd
料理する女。
>>122 あれはいい!
てか、あれって世にも奇妙か何かでドラマ化されてないっけ?
なんかどこかで見たことがあるような気がするんだよね〜〜
124 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/16(水) 11:38:57 ID:im8shLRd
問題はタイトルがネタバラシなのがよくない。
敬老の日に、ゴールデンタイムのドラマとして
放送して欲しいと思うが、まずスポンサーがつかずに、
無理だろうな。
125 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/16(水) 22:39:23 ID:cbfzHvvq
きりひと讃歌のレイプドクター・浦辺が再び活躍w(ただし料理する女では
未遂)
先生のマンガは部屋のドアに鍵をかけてレイプ、のパターンが多いね。
料理する女は短期連載して欲しかった
>>125 あれ繋がっていたのか!
でも何気に短編で連載漫画と繋がってたりするのが結構あるよな?
>>127 おっと間違い、占部だった。
「きりひと〜」とストーリーが繋がってる訳ではなく、手塚氏お得意の
スターシステムによるゲスト出演だと思うけど。
イエローダストだっけ?
あれは最高に鬱
その「料理する女」のドクターもだけど、きりひとの占部
すっっごく好き(*´д`*)ハァハァ
あと「ガラスの城の記憶」の一郎おじさんとか。
手塚マンガの悪役のカッコよさは異常
131 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/18(金) 01:50:57 ID:Rze90Tsz
「ガラスの城の記録」、どういう話になっていく予定だったのか、
どこかに構想メモが残っていないものだろうか?
テレビドラマにするのは、今は無理なんだろうか。
とにかく、テレビが言葉狩りだとか放送禁止用語だとかいう
アメリカのテレビ局の受けうりをして表現や内容の自由を奪って
から、ドラマとかが面白くなくなってしまった。その作品の精神
や、訴えかけたいことを無視して、単にある単語が使われている
だとか、精神異常者が出てくるだとか、そういう形式的な
ことでもって計って、却下して闇に葬ってしまうのだから。
すべて問題はないことにされたという、そういうやりかただから。
132 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/18(金) 05:26:56 ID:EaecOOiW
アディオス・ノーチェス
雨ふり小僧
いないいないばあ
133 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/18(金) 12:58:37 ID:V5gEdWZF
「ガラスの城の記録」は最後子宮を模った煙の中で主人公があえいでるのに笑った
確か「奇子」にもちんこの形下岩の上で女があえいでる絵があった
どうでもいいけど、確かチ*コの形をした岩が日本のどこかにあるらしいな。あとマ*コも
それをモデルにした?
135 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/27(日) 17:13:15 ID:DPlwgCsA
コラプス
短編好きなの多いから決められない・・・
でも敢えてもの悲しい「二人は空気の底に」を押す。
安達が原やるんは風の中、緑の猫ってアニメになってたんだね。
借りて見たけど緑の猫の本性の姿が魚っぽく改変されてるのに若干萎えたw
「ゴッドファーザーの息子」のあとがきで、自分の短篇作品について語ってるな
「中途半端なものが多い」と自覚していたらしい
138 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/29(火) 01:37:59 ID:tTuZLtwG
短編といってはいけないのだろうが、「偉大なるゼオ」。
これは尾瀬ヶ沼が東電によりダムとして沈むということになりそうだった
時代に描かれた名作だ。
「偉大なるゼオ」
なんか題名からして読む気がふせるな
先生もしかしてネーミングセンスなかったりする?
ベタベタだけど「ダリ」ほんとにベタベタだし、バイクメーンはダサいし、唐突に「イモ」だとか
出てくるけどベタに泣かされました。掲載はマガジンでしたか。
確か去る場ドール・ダリの展覧会と同じ時期だったと記憶。適当なネーミングだなとも
思ったわけですが。
141 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/31(木) 17:02:56 ID:PyrtioSz
>139
キミは偉大なる瀬尾を読んでないな?
「ロロの旅路」には泣かされた・゚・(つД`)・゚・
少女漫画の短編では良いのがないな。
ザ・クレーターと空気の底読んだ。手塚は短編も名手だね。
処刑は三時に終わったは筒井康隆の短編に同じ発想のものがあったが、
手塚はそれを下敷きにしたのかな。もちろんナチスの処刑人という
別の要素を絡めてより面白い作品に仕上げてますが。
一番気に入ったのが猫の血ですね。男性主人公の顔がぞんざいなのが
いい。最後のリアルな猫の残酷な描写との落差が出て効果的だった。
ほんと映画の脚本としても十分通用するよ。
148 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/08(金) 03:02:48 ID:cYqRlXol
ザ・クレータはうめずかずおに対抗しようとして描かれたことはほぼ明らかでしょう。
わたし寒いわ・・・吹き飛ばされそう・・・
人間昆虫記はいいな。無自覚な悪女でな。
あたしそんなこと言われたの初めてよ
151 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/09(土) 18:35:13 ID:5TYixMi5
ザ・クレータはなぜTVアニメにならないんだろうか?
きりひと賛歌はなぜドラマ化されないんだろうか?(白い巨塔はドラマ化されてるのに)
白い巨根
154 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/10(日) 06:41:10 ID:uVTRVIr3
NHKの昼のドラマで「奇子」をやらないかなぁ。
>>152 外国の政治家を敵にまわしている描写があるからじゃね?
今のアニメはだめだ。絵が濃すぎるわ、汗で感情表現するわ、演出は単調だわ。
チラ見でもわかる糞さ加減。
やはり実写だ。
実写>アニメ
それはない。
未だにアイドル大根役者が多く根強い日本の役者世界がアニメより上だなんて。
ドラマとか見てる人たちは見る目がない。
アニメは世界で評価されているのに。
「どろろ」当たったけど、ここじゃどーなのさ?
どろろ専用スレ池よ。
実写は時々いいのもあるし、別物になってもいいものもある。
しかしどろろも役者にふりまわされるのか…
161 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/14(木) 01:53:57 ID:USQA+fsw
バイパスの夜
世にも奇妙な物語で映像化されてる
162 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/14(木) 22:06:13 ID:mBHdo8JN
バイパスの夜面白いよな・・・・
短編なら可だな。
だけど「ブッキラによろしく」なら結構良いのが出来るかもしれない。
時計仕掛けのリンゴだったかな。
ラスト銃殺される話。
あのラストが衝撃的だった。
手塚って、ストーリーつくりもうまいけど、
落ちが天才的にうまい。
ブレが少ない感じはするな。
「ひとでの秘密」は捨てがたい。
梅ン田
地理系な設定の漫画は面白い
170 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/24(日) 13:56:35 ID:T/QDIXcz
例えば?
野郎と断崖とかうろこが崎とか
172 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/30(土) 11:32:20 ID:4jdGeXis
ヒトデの秘密は、テレビ版鉄腕アトム(虫プロ)の1エピソードの
焼き直しの漫画に過ぎない。
173 :
ヤジローハイ!:2007/07/01(日) 12:55:11 ID:o+1nne3y
ヤジとボク最高(゚∀。)
手塚ってキューブリックが好きだったんかな?
「時計仕掛けのりんご」ってもろパク・・
でも内容は全然違ったけどタイトルが・・・
174は・・
パロディ・・・
という・・・・
言葉を・・・・・
知らない・・・・・・
のか・・・・・・・?
きっと真面目一筋に生きて来た堅物さんなんだよ。
「フースケ」の「げてもの」ってどうでしょ。
ナンセンスで変わってて面白いです。「どろろ」に収録されていて、ミスマッチに驚いた
事があります。
>>174 キューブリックの映画より手塚のりんごの方が先に出ていたと思う。
りんご→70年
オレンジ→72年
と、いってもそれの原作が60年代なんだけどな。
キューブリックというより、その原作の作家に影響を受けたんだろうな。
「最上殿始末」
昔読んだ時オチの梅毒の意味がわからなかったけど、学校の授業で梅毒がどんな症状がでるかわかった時その場で名作だなって思った。
他の作品をモチーフにしてそうですけど好きな作品です。
「ペックスばんざい」が出ていないのは何故?
180が出さないから
赤の他人マンセー
バルボラは短編に入る?
BJも入るよ
186 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/27(金) 17:03:36 ID:JiYAKGZi
じゃあ火の鳥 鳳凰編
187 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/27(金) 17:10:33 ID:kNvoa8hG
えっと,多分手塚作品だったと思うけど
日本が,朝鮮半島のように,東と西(北と南?)に
分断されて
というマンガなかったっけ?
もし知っている方がいらっしゃいましたら
教えてください。
189 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/27(金) 23:29:25 ID:iGs/yTqD
カノン は本当やばい こころにくる
190 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/28(土) 01:41:24 ID:vmkwo9rX
>>188 ありがとうございます。
これはかわぐちかいじさんの最近のマンガですよね?
オレが読んだのは20年くらい前なのでこれではないと思います。
ただこれも面白そうなので読んでみます。
最後はメイド・イン・へブン?
>>187 低俗天使では?ジュジュという名前の女の子に心当たりがあればコレ。
ジュジュの奇妙な冒険
魔女っ子ジュジュちゃん
196 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/31(火) 04:23:02 ID:pkMey5j4
アメリカ合衆国日本州とかいうようなタイトルの漫画があったはずなんだけど、
ぜひ読みたいと思っているのに、どこにも収録されていないんだよ。
未収録作品を誰かアップしてほしいと願うよ。こうもりさんこうもりさん。。。
197 :
187:2007/07/31(火) 09:28:25 ID:yiuFVJXY
みなさんありがとうございます。
教えていただいたのを、探して読んでみます。
198 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/03(金) 02:21:31 ID:g9Vt6byt
安達が原に出てきた無差別殺人ロボットめちゃくちゃ怖い。
あの造型とサイズ…リアルな怖さを感じる。
>>198 安達が原、それ読んでみたいです。
できれば収録されている単行本名など教えてください。
201 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/04(土) 08:03:48 ID:iZXu4RGd
「地底国の怪人」がまさかあんないい話だとは思わなかった
読んでみるもんだ
手塚治虫「戦争漫画」傑作選
(祥伝社新書)
発売日: 2007/07/24
■「紙の砦」
■「新・聊斎志異 女郎蜘蛛」
■「処刑は3時におわった」
■「大将軍 森へ行く」
■「モンモン山が泣いてるよ」
■「ZEPHYRUS」
■「すきっ腹のブルース」
>>200 ありがとうございました!
「手塚治虫オンデマンドマガジン」、確か先月頃ニュースでやっていたのを思い出しました。
おまけに雑誌サイズで読めるのですよね。気になっていたのでこれを機会に購入してみます。
バイパスの夜
>>198 それって安達が原でなくサスピョンでは?
206 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/12(日) 08:23:04 ID:lgc34Mqx
携帯で見れないんだけど何を載せてるの?
>>207 手塚治虫さんの長女るみ子さんへのインタビューですね。
見出しは「人類の未来を予測した20世紀漫画界の巨匠、手塚治虫」とあります。
('A`)
( ´,_ゝ`)
手塚の短編を尾崎豊や久保田のみたいにトリビュートしてほしいなぁ。
212 :
( ´ー`)y-~~:2007/08/20(月) 11:47:19 ID:fmSUNOIO
手塚の本質は、センチメンタルな短辺漫画家。
作家で言えば、小説家というより身辺をセンチに書く随筆家・詩人だな。
読後感が、淡い思いで、幻想的?、、、、、
「カノン」が忘れられない。
どんなやつだっけ?
スイカ
216 :
( ´ー`)y-~~:2007/08/23(木) 02:20:05 ID:YS9ZbxoY
カノンって「世にも奇妙な物語」かなんかでドラマ化されたよね。
かなり良い出来だった。
それって「バイバスの夜」じゃなかったっけ?
>>217 「世にも」ではないけどドラマ化された。緒方拳主演だった。
確か「るんは風の中」とかと一緒に手塚短編のオムニバスドラマだったな。
220 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/25(土) 22:16:44 ID:KDwRENrX
不細工だと思う。
メタモルフォーゼは見て損はない。
222(・∀・)ニィー
ドラマの「るんは風の中」は酷かった記憶があるw
「ザ・クレーター」「空気の底」「メタモルフォーゼ」の各シリーズは
わりと誰が読んでも楽しめると思う。
全集の「ショート・アラベスク」もいい。
あと挙がってないやつだと「グロテスクへの招待」が個人的にかなり好きだ。
「パブロフの犬」の条件反射を利用して、犬に妻を噛み殺させたってタイトルなんだっけ?
夫の方が逆に条件反射を身につけてしまったっていうオチだった。
短編とは言えないかもしれないが、
『ノーマン』
がおもしろかった。
テンポがいい。
コーマン
王子の頭がな
えろいのが一番
じゃあグランドールとやけっぱちのマリアだな
こじき姫ルンペネラだろ
海の姉弟
短編っていくつぐらいあるんだろ?
100は超えてる??
そもそもどこまでが短編か
おかずの教室
今さっき携帯で見てきたんだけど
「緑の果て」良作すぎる
>>234 少年誌連載量の1〜4話分くらいじゃね?
時計仕掛けは?
中篇と短篇の区別がつかない
240 :
( ´ー`)y-~~:2007/09/21(金) 17:50:40 ID:KNdMVnvy
手塚はセンチメンタルな天才的な詩人漫画家であった。
よって、長編より短編のほうが秀作が多い。
単行本2〜3巻分くらいが中篇じゃね?
ジャングル、陽だまりは大河やね
>>241 ジャングル大帝ってそれぐらいの長さしかないが。
ま、あの当時としては法外な長さだったんだよな。
手塚作品の中で一番巻数が多いのってBJ?
245 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/27(木) 02:59:11 ID:A+XsVlny
講談社全集400巻だよ。
246 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/29(土) 22:02:18 ID:nLyzazIE
緑の猫が個人的には好き
247 :
愛蔵版名無しさん:2007/10/04(木) 00:23:01 ID:gCoD2bOE
宇宙人により水を吸い取られる奇病の幻覚を見る話が好きだった。
248 :
愛蔵版名無しさん:2007/10/04(木) 18:00:05 ID:Kvy8KaMn
アメリカが宇宙の資源を独り占めしたいから他の外国には月とかに降ろさせないって聞いた。
降りてもアメリカが決めた範囲でしかダメみたいね。
「そよ風さん」「ひまわりさん」が好きなんだが、これは短編ではないかな
こまわりくん
「そよ風にのってやってきたのだ そよ風に」
「時計仕掛けのりんご」は傑作揃い。
「四谷快談」
おもらしはするわ、おっぱいに吸い付くわ、だっこされて寝るわで
チャイルドプレイ満載だったな。
お岩さんは手塚マンガ最大の萌えヒロインだと思います。
あの足、
そして脱皮(なのか?)のシーン、
エロス
第3回ジャンプ愛読者賞参加作品か
愛読者賞候補選出は、殆どがジャンプ連載陣(○○先生の作品はジャンプだけ!)なのに
手塚だけ、独り異端的に選ばれてたよなー
まぁ当時のお約束として「漫画家1人選べ → 手塚治虫」なんだろーけど。
票が入ってるのに“立場上ジャンプにゃ描けない”先生方には、水面下の裏交渉があったんだろなーと予想
そんな中で手塚だけは「(・∀・)イイ!!」と快諾してたかと思うと、ちょと好感持ってたガキ時分のσ(゚∀゚ モレ!!
ライオンブックスシリーズの連載後だよ
それにこのような企画は声かけないと本人怒るよw
「四谷快談」
俺の中の最強のラブストーリー。
今後これを超えるものは絶対ない。
お岩さんは蛇状態でも色っぽいから困る。
お別れのシーンは何度読んでも泣いてしまうんだよ
「お岩さぁん 目が!!」直前の沈黙が哀しすぎる。
なのに病院のシーンのブラックジャック「治りませんなー」に
何度も笑ってしまうんだよ
カメオ出演でのセリフをそつなくこなすブラックジャックは
確かに笑える
戦災孤児である平公の口から、お岩さんはうらみをはらす相手がいたが
自分は誰をうらんでいいかわからないと、戦争という理不尽で巨大な
匿名的暴力に対する告発をさらりとしているところも泣かせる。
お岩さんは、戦後、あるいは明治以後「脱亜入欧」的に発展していく日本が
その中で犠牲にしていった「古き良き」なにものかの象徴なのかもしれない。
だからこそお岩さんは、二度と平公のところには戻ってこないんだな。
>>258 BJってところどころ抜けてるとこあるよな。
262 :
愛蔵版名無しさん:2007/10/31(水) 19:53:30 ID:OvZl6V/u
宇宙を漂流してる醜い宇宙人を発見した人間達が宇宙人を皆殺しにして
その際宇宙人の一人が人間の女を受精させ
20年後くらいにそのハーフの娘が他の人間たちを性交することで干からびさせて殺していく短編ってなんてやつだっけ?
最後が夢落ちってやつ
263 :
愛蔵版名無しさん:2007/11/01(木) 06:42:43 ID:HWv5uSpS
>262
それににたSF映画がずいぶんたってから作られたんだけどなぁ。
題名がスペースバンパイヤだったかな。
元ネタあったんじゃないかと思うけども。
265 :
愛蔵版名無しさん:2007/11/02(金) 12:04:07 ID:eiEyf61e
オレ気に入ってるのは怪談の話、旅館で隣の部屋に男女の言い争いが
聞こえ、それが幽霊だと怖がっている主人公、ところがそれは本当の
人間で、それを他の人に話すと「幽霊は陽気なもんだ」とか諭される
旅館の人にも話すとその他の人の方が幽霊だったっておち。
夜の客か
267 :
愛蔵版名無しさん:2007/11/02(金) 20:35:36 ID:QWGLZbqR
緑の猫
三味線
ペックスばんざい
270 :
愛蔵版名無しさん:2007/11/04(日) 01:38:46 ID:CrCepXrB
赤い雪
カーテンは今夜も青い
「鉄の旋律」
>>272 それのリメイク版がPLUTOみたいにあるらしいけど、誰か読んだことある?
274 :
愛蔵版名無しさん:2007/11/14(水) 11:14:49 ID:fw9HQ4QX
空気の底が好きだな。
時計仕掛けもいい
275 :
愛蔵版名無しさん:2007/11/14(水) 11:25:26 ID:K6MXeaJ+
276 :
愛蔵版名無しさん:2007/11/14(水) 19:40:41 ID:m9hD8zNW
マンガノゲンバで紹介されてた、
一人ずつ制作した映画を上映して・・・みたいな
こわいやつ、あれなんていうタイトルかな?
藤子Fの「ある日…」かな
280 :
愛蔵版名無しさん:2007/11/16(金) 13:57:57 ID:pPhDEfr2
赤い雪が降った年に…
って、そもそも赤い雪って何さ?
雪は白だよ
282 :
愛蔵版名無しさん:2007/11/17(土) 00:42:07 ID:O5HWfbnr
これ以上はネタ晴らしになるから書かないのが華なのさ
秋田文庫『舞踏会にきた悪魔』に収録されてたような
285 :
愛蔵版名無しさん:2007/11/23(金) 13:13:24 ID:mg539pvL
ザ・クレーター「二つのドラマ」
俺さあ手塚っていうとガムガムパンチなんだけど
そういうスレってないんだよなあ
あれって幼児向けっぽいけど
なんかあまずっぱいいい雰囲気をかもしてると思うんだ
空気の底
ザ・クレーター
は外せないな。
時計仕掛けのりんごも好き。
「カノン」の、先生の顔がスイカが割れたように見えたって絵がトラウマになった。
ダークな感じの作品に、より印象的なものが多い気がする。
アドルフよりも、短編のいくつかを絞ってそれを舞台化すればいいのに。
メディアに露出してほしいと思うものほど露出してくれないんだよなぁ。
大事に作ればいいものができるだろうに
と思えるものほど大事にしないよな、手塚関連。
今コンビニで売っている手塚治虫名作ホラーって本に
二人のショーグンってのが載ってたんだが、萌えた。
アーッ
294 :
愛蔵版名無しさん:2007/12/23(日) 16:27:06 ID:wWDGjEeW
短編じゃないけど「ファウスト」。
これは、難解とされるゲーテの「ファウスト」
を子供向きに翻案したものでして、連載ものじゃなくて
単行本としてでたものらしい。(カラーだったんかな?)
ソ連のアニメ「せむしの子馬」などにインスパイヤされてるようだ。
そのほかにも「罪と罰」。これもソ連のドストエフスキーの
作品を短く子供向けにまとめた傑作で単行本として発表されたもの。
これらの2作品を、24時間テレビみたいなところか、クリスマス
シーズンにでも、なにかと2本立てのうちの1本として子供アニメ
映画上映できたらすばらしいと感じるのは、1960年代的感覚なんだろうか?
295 :
愛蔵版名無しさん:2007/12/27(木) 13:44:43 ID:9Y+ZsEbS
ガムガムパンチはおそらくガムのロッテ(韓国系企業)がTVアニメの
スポンサーになってくれることを期待して、小学館の学習雑誌に
連載したわけで、手塚が好みのぐにゃぐにゃメタモルフォーゼ
の夢一杯の漫画なのだが、はたしてスポンサーはNGといったらしい。
296 :
愛蔵版名無しさん:2008/01/06(日) 22:10:30 ID:zRV6/dhx
「おはようクスコ」
カタストロフインザダークと
トワイライトゾーン「二つの太陽」のオチ
お常と四谷快談は泣いた。動物系はどうも弱いな
299 :
愛蔵版名無しさん:2008/01/14(月) 11:59:34 ID:JLsDiQui
ロロの旅路
モモンガのムサ
読み切り短編なら四谷快談がすごく好きだな。
このスレ最初から読んでみたが
四谷快談好きなのが多くて嬉しい。
手塚先生の魅力が(絵柄、ギャグ、センチメンタリズムなど)見事に盛り込まれてるし、こういう話が一番合ってると思う。
>>258 >>260 激しく同意。
あと蛇であれだけ色気あるのが手塚先生の描く女性の真骨頂だね。
302 :
愛蔵版名無しさん:2008/01/16(水) 09:46:06 ID:r0ZD8Uwh
ネズミのアンソロジーがコンビニ本で出るかと思ってたのだが。
303 :
愛蔵版名無しさん:2008/01/16(水) 16:42:16 ID:asxx/3HV
「アトムの最期」ってやつ。
国民的キャラクターをあんな形で終わらすとは…
未練もなくスパッときれる手塚先生の器量、プロフェッショナルに衝撃を受けた。
エピソードの一つなだけで、
アトムがズルズル贔屓されてることには
変わりないけどなW
アトムを使ってご時世を描いた
という感じだな。
アトムだから何でもあり。
アトムの話って全体に、設定やキャラが短い話で使い捨てられてもったいない
というのが多い感じがする。
昔は短く終わらせるのが主流だったのかもしれないけど。
307 :
愛蔵版名無しさん:2008/01/17(木) 01:08:09 ID:aSlhIwoB
1:昔は月刊誌だった。
2:昔は長編も1年間連載が普通で、それを超えるものはよほどの人気作品だけ。
3:昔は、漫画は単行本化されるのは、よほどの有名作家で有名作品だけ。
総集編という感じで雑誌と同じサイズと紙質のものにまとめられることは
あっても、単行本などとは違って、一時期に刷って出して、売り切ったら
それ一回で終わり。それが普通。昭和40年代半ばまでは大体それが
標準。
4:昔の単行本は1冊250ページぐらいが普通で300ページとか400ページ、
500ページが出るようになったのは、かなり後のことだと思う。
炭鉱の話は良くできてたね
人の記憶は曖昧なんだよな
あとは宇宙飛行士が婆に襲われるやつ
あれも良かった
>>306 ゲストキャラの設定を膨らませればもっと充実した話が作れそうなのが多いよな。
310 :
愛蔵版名無しさん:2008/01/17(木) 23:38:07 ID:uo1p3C9w
佐渡おけさの話が好き
短編とはちょっとずれるけど、「三つ目がとおる」の単行本未収録エピソードを
集めた文庫が出たね。読んだけど、「なんでこれが今まで載らなかったんだ?」
といういい短編がいくつかあった。
312 :
愛蔵版名無しさん:2008/01/19(土) 10:06:54 ID:AYFdFBBF
どこの出版社から、どういうタイトルで値段幾らぐらいで出てるのか、
それが重要だ。
313 :
311:2008/01/19(土) 11:06:18 ID:???
こりゃ失礼。
「三つ目がとおる 秘蔵短編集」(講談社漫画文庫 560円) ISBN978-4-06-370521-8
これでよろしいか?
314 :
愛蔵版名無しさん:2008/01/19(土) 15:52:08 ID:tZU6afd+
紙の砦に収録されてる四谷快談
が泣けたね。目の悪い戦争孤児のもとにお岩さんの霊がでてきて一緒に暮らすハートフルコメディー
古本屋で300円で買った。昭和52年発行なのにプレミアとかつかないのかね
315 :
愛蔵版名無しさん:2008/01/19(土) 16:15:50 ID:o84Bt/B0
大都社のはけっこう売れたんでしょ
手塚作品て再収録やら再発行やら、形を変えながらも多くの古い作品が読めるから。
極端に高いプレミアか、普通の古本の値段にしかならないか、の両極端だよね。
昭和52年発行なんて手塚本としてはごく最近って感じがする。
手塚本でプレミア期待するなら、昭和30年代以前か?
317 :
愛蔵版名無しさん:2008/01/19(土) 17:53:41 ID:o84Bt/B0
小学館版全集辺りまではたいした額ではない
318 :
愛蔵版名無しさん:2008/01/20(日) 17:42:45 ID:ZSnNwN9M
偉大なるゼオ。
319 :
カルトキング(本当だよ):2008/01/22(火) 17:46:52 ID:P4U8D/IK
>『ブタのへそのセレナーデ』
高橋留美子の「勝手なやつら」と内容が似通っていますよね。
体内に爆弾うめこんで、取り出そうとすると爆発するって設定がまるで同じ。
手塚治虫のは、実際には豚にうめこんで、最後に爆発してしまうのですが、、、
320 :
カルトキング(本当だよ):2008/01/22(火) 17:50:26 ID:P4U8D/IK
>『ブタのへそのセレナーデ』
高橋留美子の「勝手なやつら」と設定が酷似してますよね。
発表年月日からして手塚治虫の方が先だから、高橋留美子が
パクったんだと思いますけど。
体内に爆弾埋め込んで、取り出そうとすると爆発するって設定がまるで
同じ。
手塚治虫のは、実際には豚に埋め込んで、最後に爆発を示唆させる
シーンで終わるけど。
手塚治虫の漫画は、本当に人がよく死にますよね。
医者だったことも関係あるのでしょうね。
321 :
カルトキング(本当だよ):2008/01/22(火) 18:11:34 ID:P4U8D/IK
ごめん(:_;)2回書いちゃった。荒らしぢゃないよ。
>体内に爆弾うめこんで、取り出そうとすると爆発する
こういった設定ならお茶漬け海苔って漫画家のにもあったよ。
それは変態教師が女生徒を襲って、女生徒が気づいたら
「お前の胸に爆弾仕込んだ。一緒にマイクも付けたから余計なことしゃべったらその時点で殺す」
て状況にして好き放題にレイープするってのだった。
でいいかげん思い余った女生徒が教師殺して、そのときに爆弾の時限ボタン押されたんで、
一所懸命に自分の胸裂いて爆弾探すけど実はどこにもんなもん仕込まれてなかった てオチだった。
>一生懸命に自分の胸裂いて爆弾探すけど
裂いた時点で探すことって難しいんじゃないか?即死だろ
爆弾で殺されるくらいなら自分で爆弾を出そう
って、焦りながら胸切って手を突っ込むんだけど無くって
「ない!ない!」言いながら死ぬってかんじかな。
>人がよく死ぬ
戦争体験もかんけいありそう。
というか昔の漫画はよく人死んだ感じがする。
私は昔っから漫画を読んで居るんで
まんがって人がよく死ぬモノって感じがあるけど
最近の漫画は違うんだろうか?
ドラゴンボールとかもよく死んだと思ったけれど
生き返るからOKなのか?それも変だと思うけれど・・
一番人が死んだ漫画とかスレがありそうだけれども
327 :
カルトキング(本当だよ):2008/01/23(水) 18:44:14 ID:s3hH3S6c
>私は昔っから漫画を読んで居るんで
>まんがって人がよく死ぬモノって感じがあるけど
>最近の漫画は違うんだろうか?
藤子F先生が亡くなられた時、A先生が「藤本君は一度も人が死ぬところを
描かなかった」って言っていて、あれ?「ウルトラスーパーデラックスマン」
で、最後にウルトラスーパーデラックスマンがウルトラスーパーデラックス癌細胞
のせいでベッドに寝かされて死んでいた場面が頭をよぎったけど、ウルトラスーパーデラックスマン
は人間じゃないからいいのかな?とも思った。F先生の作品では他にも「ミノタロウスの皿」
で、牛が人間を支配している惑星で少女が牛に食べられるという場面があって、
あれ?牛は草食じゃないの?と思ったことがある。
自分でも何書いてるのか、わけわかんなくなったけど、手塚治虫の場合、他の作家
を圧倒的に引き離して、人が死ぬよね。ブラック・ジャックなんか、ほぼ毎回死ぬよね。
ウルトラスーパーデラックスマンのラストは
癌にかかって入院するまでの描写で
あのシーンの時点ではまだ死んでいなかったのでは。
あそこまで描いたなら、死ぬところを描いた同然とも言えるが。
タイトルは忘れたが、ガンコ爺さんが死に
生前はうざがってたみんなが悲しむが
生き返ってまたうざがる、って短編があったよね。
あれは死ぬところを描いているよね。
ミノタロウスはどんなのか忘れた(読んでないのかも)
一度も描かなかったかどうかは意見が分かれそうだが
A先生が言いたかったのは
死のシーンが少ないと言いたかったんだろう。
329 :
( ´ー`)y-~~:2008/01/24(木) 04:13:20 ID:pjeFbQ2R
しかし「カノン」の、あの女の先生の銃弾浴びて、破裂したスイカみたいな画像はトラウマだ。
センチメンタルな追憶に、白昼夢のような出来事。それが悲劇だからな。
何回見ても、涙が出てくる。
>>328 カンビュセスの籤も最後エステルが服を脱いで全裸で
ミートキューブの作り方を教えようとするシーンで終わるね
あの後どうなるかと思うとゾッとする
なんだか人が死ぬの前提が違うような・・
私が人がよく死ぬと思う漫画は
カムイ伝とか、小島剛夕とか、ワイルド7とか
青年漫画と子供向けと区別しなきゃいけないのかな
それから藤子さんの作品は流血鬼とか、緑の守り神とか
人類が絶滅しているのが前提の作品があって
そう言う意味では人が死んで居るなあと思うんだけれども
BJは設定上、毎回人が死ぬんでもしかたがないと思うし
単純に作品の量もあるし、あまり単純に比較できないような
そう言えば昔、小説で一番の大量殺人者は星新一だと云う話があって
なんかそれと似ているような・・
富野という大量殺人者もいる品。
>>324 いやだからその行為が不可能だと…
てか爆死したくないから自分で胸裂いて探すってアホかよ
手塚の恋愛漫画では、「グロテスクの招待」以外は認めん。
手塚治虫で最高にエロイ作品教えて
336 :
愛蔵版名無しさん:2008/02/05(火) 16:13:31 ID:396vmcZT
きりひと讃歌もやばい
やっぱ奇子だろ
ルンペネラでしょ。割れ目に入ってギューグシャだよ。
340 :
愛蔵版名無しさん:2008/02/05(火) 19:22:40 ID:0t/r5QMA
ある娘が宇宙だか世界だかを滅ぼすとコンピュータに予測された話が好き。
その娘の宇宙服姿もえろい。
ボッコ隊長こそ手塚キャラ最高のエロス
>>340 「ふたりでリンゲル・ロックを」
FILMSってバンドの「DREAM OF COMPUTER」って曲が
これの内容と異常にぴったりあっていて驚いた。
♪君の予言通りに 世界は君のものさ♪
FILMSの方が「ふたりでリンゲル・ロックを」を元ネタにしたのだろうか。
どっちが先に発表された作品なのだろう。
>>335 三つ目がとおる「三つ目族の謎」
山道を歩くのが疲れたとダダをこねる写楽。写楽を歩かせるために胸を
はだける和登さん。和登さんのオッパイしゃぶる写楽。
顔を赤らめ「スケベー、エッチ、ヘンタイ」と和登さん。
俺の知る限りじゃこれが手塚マンガで最高にエロいシーンだ。
残念ながら単行本ではカット。
単行本でカットじゃ意味ねーだろボk!!
>>341 よく知ってるね。
題名自体もうろおぼえ。
暴行などの暗い話が多いから,手塚作品は全体的にあまり好きではないが
あの作品は好きだな。
何その性欲むき出しの写楽
>>336 それもあるけど、ロックのナルシストシーンがいい。
「アラバスター」こそロックのベスト出演作だ。
安達が原
子供のころは「なんか怖い」と思うばかりだったが、今読むと泣けてくる。
あと長編だけど、アポロの歌の女王シグマ編。
不細工な首とすげ替える罰とか、何度再生しても女王の記憶から
主人公のことが消せないとか、地味に嫌な気持ちになる
シチュエーションで一杯だった。
おけさのひょう六、はなたれ浄土。
ほのぼの系も結構心に残る。
349 :
愛蔵版名無しさん:2008/02/12(火) 10:54:08 ID:c66DpyCJ
今ならアポロの歌の実写映画ぐらいは作れそうに思うんだけどな。
どろろのように。
藤子の方が面白いな
351 :
愛蔵版名無しさん:2008/02/13(水) 22:38:11 ID:lLcD7Fmw
ママごめんね。
おはようクスコ
353 :
usausa:2008/02/14(木) 13:19:17 ID:V82RcXLE
三つ目がとおるの単行本未収録、580円ちょっと。7アンドワイで申し込みました。
354 :
愛蔵版名無しさん:2008/02/23(土) 06:15:36 ID:royI1kIT
グロテスクへの招待の女の子が可愛い
いいじゃないか吸収されても
あそこまで恐れるということは本当は愛してないんだな
親は吸収されたわけだし
我が子なら目に入っても痛くないって言葉があるぐらいだからな。
てか会ったそうそう愛過ぎたあまり吸い込まれて殺されるとか普通に考えて荷が重すぎるだろ。主人公は一般論。
血を分けた肉親と偶然出会った幼なじみではワケが違うだろう。
てか、短編の主人公って一時の物語なだけに名前が覚えづらいな…
親もまた自分の親を吸収した…
一族の習性だと思えば納得がいく
まるで蜘蛛みたいだな
シャミー1000が面白かった
最後泣いちゃったよ。アホだな俺も
359 :
愛蔵版名無しさん:2008/03/06(木) 05:01:48 ID:ZRvx8AhZ
アポロの歌を、SFXで見せて欲しいね。
360 :
愛蔵版名無しさん:2008/03/06(木) 06:13:17 ID:ZRvx8AhZ
>>132 > アディオス・ノーチェス
これサボテンの話だよね。すげえよかった記憶がある
短編でもないがMWはよかった
>>348おけさもよかった
手塚の動物の出てくる話はいい
手塚の描く動物キャラ、ちゃんと個性も付いていて良いよね
放射能に汚染されて変異した鳥の対決も面白い。
面白いと言うと語弊があるかも知れないけど…。
>>363 僕はあれ読んで気分が悪くなった。あれほど胸クソ悪くなるような話を
寓話的にぽんと出してくる手塚はやっぱすごいと思う。
そうそう、タイトルは確か「聖なる広場の物語」だったよな。
人殺しの嫁さんがいる連続殺人鬼の話。こえーよゴルァ
「ロロの旅路」「モモンガのムサ」はラストの1ページの余韻がすごい。
手塚の動物モノは良いね。
いい短編ではないとはいえ、
「アトムの最後」は「アトム今昔物語」を読んだ後に読むとかなり印象に残る。
特に人間とロボットの立場の逆転に関してが。
理由は「アトム今昔物語」でのチルチルの悲劇を読むと、
人間不信になりそうだったから。
370 :
愛蔵版名無しさん:2008/03/14(金) 09:13:27 ID:z3OO6Gd6
「紙の砦」
たしか学校の教科書に載ってた気がするけど
だれか詳しいこと知っていない?
最近はBJの「上と下」が好きだが
これは別にBJである必要がw
そういえばBJじたい短編だな。
373 :
愛蔵版名無しさん:2008/03/31(月) 23:18:25 ID:QEVWRrw3
猫上家の死体にそっけないBJ
374 :
愛蔵版名無しさん:2008/04/01(火) 16:48:56 ID:fUTX7cPD
自伝モノで、女性編集者と男女の仲になってゆく一編があるよね。
キスまでで結局ポシャるんだけど。
あれ事実だったのかな・・。
376 :
愛蔵版名無しさん:2008/04/02(水) 11:31:05 ID:bZwiy5Ee
本当は手塚先生はその才能に憧れて女性にももてもてだったんです。
BJの「侵略者」って話を読んでデジャブを感じたんだが、よくよく思い出してみると「赤の他人」と前半が酷似していた
「侵略者」の方は実は…って落ちがあってこっちはこっちで面白かった
やっぱストーリー作りの巧さには唸らされる
世にも奇妙な物語がパクリそうな話
>>366 「ペーター・キュルテンの記録」だね。なかなか面白かった。
主人公は実在した稀代の殺人鬼で、調べてみたらほんとにとんでもない奴なんだけど
何故か奥さんのことだけはめちゃくちゃ愛してたんだよね。
題材として取り上げてみたくなる気持ち分かるなあ。
380 :
愛蔵版名無しさん:2008/04/26(土) 23:40:23 ID:u2tkrApV
西部劇風の話で
親指を打ち落とされる話に感動した記憶があるが
プロットは忘れた
なんか実はそいつの将来を思って親指を撃ったんだよな
「悪魔のシスター」観たよ、双子殺人事件と出来は似たようなものではないか?
383 :
愛蔵版名無しさん:2008/04/27(日) 14:13:55 ID:kHxq+5LI
小学館から出てるライオンブックスの箱がくろい宇宙「船」に
なってるではないか
384 :
愛蔵版名無しさん:2008/04/28(月) 22:19:08 ID:LFYDsNc/
良い短篇というよりは忘れられない短篇は、タイガーブックスの中の「新・聊斎志異 お常」かなぁ。
昔怖くてしょうがなかったけれど、何度も何度も読み返した記憶があります。
秋田文庫から出てる医療短編集のか
386 :
愛蔵版名無しさん:2008/04/30(水) 11:47:37 ID:baYC6awY
そうみたいです>秋田文庫の医療短編集
というか出ているのを知らなかった。オリジナルは実家のどこかにあるのか分からないから買ってみようかな。
ありがとうございます。
やけっぱちのマリアのヤリスギさんは激萌え。
388 :
愛蔵版名無しさん:2008/05/02(金) 08:58:25 ID:E2E0R1vh
アポロの歌が書かれた頃は、人間などの高等哺乳類でのクローン個体は
まったくのSFでしかなかった。(アメリカ角蛙ではできても、鼠などでは
いくらやってもできなかった。)
最後のページに、手塚が落書きしたキャラクター絵なんかがあると嬉しいんだけどな>単行本
それなんてJOJO?
ピノコか
嚢
395 :
愛蔵版名無しさん:2008/06/14(土) 23:01:50 ID:FlsHFtcg
「ニッポンのマンガ」というムック本に載ってた
「ハンスと金のかみのけ」が良かった。
たった16ページの中に、ストーリーの発端から最後の締めまで、
起承転結の効いた話のまとめ方が凄く上手い。
他の作家だったら同じ内容で100ページぐらい費やしそう。
やっぱ天才は違うわ、と感動した。
396 :
愛蔵版名無しさん:2008/06/17(火) 11:13:22 ID:sFH/4d5/
手塚治虫の短編(長くてもグランドールぐらい)を最も多く、
効率よくコレクションするにはなにを買うのがいいの??
集英社の名作集あたりかな
399 :
愛蔵版名無しさん:2008/06/18(水) 21:34:25 ID:MfbP7bjl
やあ (´・ω・`) ようこそ
君の名をデスノートに書いたから、まず飲んで落ち着いて欲しい。
うん、「また」なんだ。済まない。
死神の顔も三度までって言うしね、謝って許してくれと言っても許すつもりはない。
取り消す方法はただ一つ
↓このスレに行き
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/x3/1211904878/ http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/x3/1208965100/ * 、-'ヾ'''ヾ`"''','、、 , _____
_-'" `;ミ、 /:::::::::::::::::::::::::\〜
_-"ミ;ノリ人ノノヘ/リ; `゛゛ ミ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\〜
>ミ/ 'γ、` ミ |:::::::::::::;;;;;;|_|_|_|_|〜
了| "~`、 "~"` {,',; ;} 。 |;;;;;;;;;;ノ∪ \,) ,,/ ヽ〜
"7 `⌒` ⌒ }ミ:. { |::( 6∪ ー─◎─◎ )〜
'| / レリ* |ノ (∵∴ ( o o)∴)〜
+ i ( }ィ' |∪< ∵∵ 3 ∵> ハァハァ
` ー--- /|` + \ ⌒ ノ
ヽ  ̄ / |__ \_____/
`i、-- '´ |ソ:
↑ ↑
種派 ∀厨
と書くことなんだ。しかも書けば書く程効果アップ
じゃあ、他の注文を聞こうか。
オンデマンド本は
地震絡みので纏める手もあったか。気候現象とか
集英社の手塚治虫THE BESTが安くていいと思う。
ライオンブックス
ザ・クレーター
空気の底
メタモルフォーゼ
サスピション
SFミックス
タイガーブックス
403 :
愛蔵版名無しさん:2008/07/09(水) 20:18:50 ID:waxC/frM
「 氏神さまの火」がいいな。
404 :
愛蔵版名無しさん:2008/07/11(金) 20:36:56 ID:r7ilU7V9
人間ども集まれなんかはエロ描写は無いのだが
何とも言えないエロさを感じたな。
405 :
愛蔵版名無しさん:2008/07/12(土) 12:03:24 ID:/vzKVyVz
「われ泣きぬれて島と」が好きだ。最後のコマはいらない。
406 :
愛蔵版名無しさん:2008/07/12(土) 16:36:21 ID:EkZv5VFV
コンビニ本で「ジャングル大帝」売っているからそれを買うよろし。
いったい何度出版されれば気が済むのかと。。。
だれか、ラジオのDJの若い女の子が主人公の短編知ってる?
確か、最後に殺されちゃったと思う・・・・。
410 :
愛蔵版名無しさん:2008/07/24(木) 17:29:47 ID:KUHt2k4K
おお大砲
411 :
( ゚∞゚) ◆manKolh68I :2008/07/26(土) 08:58:04 ID:vls7NMro
手ズかは短編の天才。
センチメンタルな心象風景を描かせたら、ぴか一だな。
「カノン」で泣いてしまったよ。
追憶+白日夢みたいなストーリなんだけど。
あの女教師の着弾された顔、友達の姿。。
悲し過ぎる追憶だな。
漫画で泣いたのは、この漫画のみ。
まいったなw
412 :
愛蔵版名無しさん:2008/08/05(火) 20:30:16 ID:p150EeC5
129 名前:本当にあった怖い名無し :2007/05/04(金) 12:06:50 ID:QEfVitbW0
手塚治虫の短編集にあった話。
神様が戦争しまくりな今の世界にブチギレて世界の再生を行う。
でもなにをミスったか主人公の少年とその部屋だけは消去から逃れ、
何も無い空間に残ってしまう。聖書にあるように日を王ごとに
世界が再構築され、少年は神様にあうんだけど神様は少年をアダムをけしかけて
殺そうとする。少年は最終的に神様に人間の素晴らしさを説得して
もとの世界に戻すことを承諾してもらうんだが、その代償が少年という
存在が無くなってしまうことだった。でもその代償の形は、兄弟の兄である自分
が無くなり、一人っ子になるってことだった。
・・・まあハッピーエンドなんだけど何も無い世界とか
弟の存在が完全に無かったことに成ってること(独裁スイッチで消された人そっくりの扱い)
が怖かった
長文スマン
この短編、わかる人いませんか?
130 名前:本当にあった怖い名無し :2007/05/04(金) 21:33:51 ID:yODxxiPXO
やったことある人ならわかると思うが
スーパーマリオワールドでクッパと戦うとき
一区切りごとにクッパが画面に向かって飛んでくる
で、そのときのクッパの乗り物のピエロみたいなのがドアップになるのが恐い
るんは風の中の主人公は、今だとシャレにならん気がする。
417 :
愛蔵版名無しさん:2008/08/10(日) 11:09:42 ID:j9tGM+i8
るん、って実写になったんだっけ?
ポスターの少女が実は、というところは、すごく感動的だった。
人生の無常を感じさせる、深い作品だと感じた。
ジャニーズの誰かが主演でドラマ化してた
でもるんがポスターじゃなくてPCの中にいるとかって設定になってて
かなりシャレにならん感じだった・・・
419 :
愛蔵版名無しさん:2008/08/10(日) 20:18:51 ID:j9tGM+i8
そりゃつまらなそう。
420 :
愛蔵版名無しさん:2008/08/15(金) 23:26:20 ID:xApk7LOK
道徳の教科書に載せたらよさそうなのが、ピータギュルテンの日記。
ヒゲオヤジの冒険
華麗なるロックホーム
アセチレンランプの夜
これらの短編集は良かったんだが。続編ないの?
他に主役を張れるキャラはないのか?
手塚はネタ切れ
>>421 あと主役張れそうなのはケン一ぐらいかな
ドーベルマンのラーメンが可愛い
425 :
愛蔵版名無しさん:2008/08/26(火) 23:37:08 ID:zlsjg0EO
>>416 「るんは風の中」って、このスレに何度か書き込みあるけど、
どんな話?
ポスターの女の子に恋愛妄想する話
「一輝まんだら」は短編かな?
二巻までしかでてないし、結局第一部完で絶筆。
手塚漫画でもちょっと異色な感じがした。
姫三娘と北一輝はどうするつもりだったのか気になる。
428 :
愛蔵版名無しさん:2008/09/04(木) 01:41:34 ID:27/6Qabd
単に人気が無くて打ち切りになったのか、それとも内容に対しての
政治的な圧力が編集にかかって、連載中止に追い込まれたのか?
ガラスの城の記録は、雑誌が休載だったということのように記憶しているが。
漫画サンデーか
編集方針の変更みたいな。ギャグ路線とか
430 :
愛蔵版名無しさん:2008/09/06(土) 12:10:16 ID:i7kY46TC
11人いる!
それはモトちゃんだ
432 :
愛蔵版名無しさん:2008/09/06(土) 17:24:01 ID:goGJV52b
433 :
愛蔵版名無しさん:2008/09/07(日) 12:40:51 ID:Msunz5gf
ペーター キシュルテン怖かった 事実だから尚更。
>>433 ググッてみた、
ペーター・キュルテン - ドイツの連続殺人犯
これかな?
435 :
愛蔵版名無しさん:2008/09/07(日) 16:06:26 ID:+zvaldJX
ペータ・キュルテンの話、たとえば舞台を日本に移して翻案すれば、
火曜サスペンスシリーズ1話分ぐらいには演出できると思われ。
437 :
愛蔵版名無しさん:2008/09/08(月) 17:32:05 ID:ZptcCGRY
434さん お見事です。
フースケもいいね〜 角も 反射も!!
438 :
愛蔵版名無しさん:2008/09/09(火) 15:52:47 ID:P5CfJEBt
お前こそマルチやめれ
こんにちは
短編で数作の連作。
ちょっとオネエキャラの泥棒かだかスリが、刑事と同居、事件解決に役だったりする話があったと思うのですが
なんの話でしたっけ?思い出せなくて…
わかるかたいらしたらお願いします。
>>441 ありがとうございます。うちの文庫にあったと思うのですがさがしてみます。
やけっぱちのマリア読んだ
涙腺から涙が止まらないよ。。
神作品すぎる
残酷な死体を見て余裕かましてたら、それが自分の死体である事に驚く作品って何だっけ?
確か「この死体は…俺だったのかッーー!!」みたいな台詞を吐いてた
河童の三平
やけっぱちのマリア
70 名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/02/14(木) 16:11:00
手塚治虫は晩年、子供達がファミコンに夢中になってるのを見てどう思ったんだろう
74 名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/02/14(木) 20:35:36
>>70 奴はロリコンだからハァハァしたと思う
80 名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/02/15(金) 06:41:35
>>70 子供向けファミコン漫画を書いている青年が、
酔っ払った評論家みたいな頑固親父に、「子供に悪影響だ」とか絡まれて落ち込んでいるとこを
主人公の連れの編集者が慰めるシーンがあった
コレ手塚の何て漫画?
アトムキャット
450 :
愛蔵版名無しさん:2008/09/23(火) 00:52:52 ID:Sm1JWhpm
SF短編が好きだな「ライオンブックスシリーズ」とか
おもしろブック版が特にいいけど、近年の単行本のリアルな加筆は目障り
シリーズではないが「大洪水時代」なんて実写にすれば最高のSF作品になりそう
「日本沈没」を愚作リメイクするくらいなら、こちらを映画化すればいいのに
テーマも古びていないどころか今こそ説得力がある
「ドオベルマン」も好きだったな。これなんかSFXナシで作れるSF作品だ
一輝まんだら
これ結局 描かれたの序盤だけで未完?
三娘が話が進むにつれて美人に見えてきたのに
うちきり
453 :
愛蔵版名無しさん:2008/09/29(月) 02:31:35 ID:g76v6ibk
ウォータワールドは、史上最大の失敗映画だったわけだから。。。。
454 :
愛蔵版名無しさん:2008/09/29(月) 15:38:12 ID:srxP781h
劇画・オバQ
藤子Fならノスタル爺が好きだな
456 :
愛蔵版名無しさん:2008/09/29(月) 23:04:35 ID:p8yiqBNB
このスレがあるのを初めて見ました。タイトルご存知の方、お教え下さい。
昭和30年頃の作品で、ある時地球に向かって彗星が飛んできます。
地球人はロケットに乗って地球から脱出を始めますが、互いにいがみあっていた
ポンポコリン博士とコロンダ博士(ケン一風の少年が助手にいる)が和解し協力
しあって地球を救うという話です。
昔読んで、あらすじは分かっているのですが、タイトルが思い出せません。
ロケットマン
海賊版来るべき世界
宇宙で漂流したパイロットが惑星に不時着して
唯一生き残った女と出会う
その女は二人の内一人を食料にして生き延び
助けを待ちたいと言う
どっちが食料になるかを決めるために
クジを引く事になった
この作品(タイトル不明)
>>459 藤子・F・不二雄の『カンビュセスの籤』
横山光輝の別冊付録に
黄金都市、ターザンの洞窟
462 :
愛蔵版名無しさん:2008/10/05(日) 22:13:11 ID:qqsxUlYb
やけっぱちのマリア、今ならSFXで実写で青春映画化できるな。
463 :
愛蔵版名無しさん:2008/10/07(火) 09:25:54 ID:1uxHJqC2
SFX抜きの実写がイイ
464 :
愛蔵版名無しさん:2008/10/07(火) 10:51:52 ID:2KSP5EES
マリアをSFXで無しにやるのはどうするんだ?
着ぐるみダッチワイフ
466 :
愛蔵版名無しさん:2008/10/08(水) 00:20:53 ID:oebtelGF
短編「バックネットの青い影」は
小沢さとるの代筆ではないかと昔から思うのだが
或いは虫プロのアシスタントか
>>450 DAUBERMANいいよな。
いつか自主制作でも撮りたいもんだ。
468 :
愛蔵版名無しさん:2008/10/08(水) 00:43:19 ID:BCXdBUGX
未完なんだよな
ちきしょー・・・
ベートーベンの奴の敵役の養女もかわいかったな
470 :
愛蔵版名無しさん:2008/10/11(土) 03:07:18 ID:3CyEOUn9
小沢さとるって手塚プロのアシスタントやってた時期が何度か
ありはしないかな?
どーだろね。むしろ横山光輝に近い立ち位置だと思うけど。
472 :
愛蔵版名無しさん:2008/10/16(木) 09:54:34 ID:6rsVUlcS
昔の漫画で、ラストに母親が子供を包丁で首を切断して終わった漫画のタイトル
わかる人いませんか? なんか親子の見えない糸がどうのこうのってやつ
子供の頃みてマジで恐怖した
>>472 永井豪の「ススムちゃん、大ショック」かな?
474 :
愛蔵版名無しさん:2008/10/16(木) 14:52:36 ID:6rsVUlcS
>>473 うーん・・・それでぐぐったけどなんか違うみたい
どうもありです
絵的に手塚ぽい絵だった。
なんか最終的に全ての大人が子供達を殺してしまうみたいな・・・
親子の見えない糸が切れてしまうと親から見れば子供は虫けら同然で害虫を殺す
感覚で殺してしまうみたいな・・・そんな感じ?
475 :
473:2008/10/16(木) 23:38:27 ID:ldkOqqQO
>>474 ありゃ違いましたか。
うーん、「ススムちゃん大ショック」も
>>474 で書かれているような話で、
ラストは
>>472で書かれているそのままなんですけどね。
手塚の短編で似たようなのってあったかなあ。
自分もススムちゃんかなあと思ったけど違うのかー
あれはトラウマ漫画の代表だよな
477 :
愛蔵版名無しさん:2008/10/17(金) 01:05:28 ID:cB4VWUr/
首は切られないけど「赤の他人」が似たようなストーリーかな
操り人形のイメージも出る
478 :
愛蔵版名無しさん:2008/10/17(金) 01:29:25 ID:EryJgZFz
「イエローダスト」かすべて「いつわりの日々」か
>>472 そりゃあ、手塚作品じゃないんじゃね?手塚作品でそこまで残酷描写
した作品はお目にかかったことないよ。
銃弾で蜂の巣ってのは結構あるけど、人体切断となると、「現地調査」、
あとなんかあったっけ?
オレもススムちゃんに一票
蛸の足も一応人体切断では
鉄の旋律の両腕、シュマリじゃチンコ切られるなんてのもあったな。
ググッて当たった絵がちょうど荒いタッチのやつだったんだろう
当時の永井なら普通に手塚に似てるはず
僕もとにかく1回、「ススムちゃん大ショック」をちゃんと読んでみることを薦める。
その内容だと、この作品以外ちょっと考えられないほどドンピシャなんだけど。
デビルマンの中に同タイトルの話があるけど
そっちじゃなくて怪奇短編集のほうね>ススムちゃん
486 :
愛蔵版名無しさん:2008/10/18(土) 13:18:18 ID:b3nGjWt/
472です
どうやら「ススムちゃん大ショック」みたいでした
お騒がせしてすんません
永井豪だったのか・・・ずっと手塚治かと思ってた
やっぱりか
まあ解決してよかった
永井の「ススムちゃん大ショック」と「真夜中の戦士」は
筒井康隆の日本SFベスト集成にも収録されてたな
488 :
愛蔵版名無しさん:2008/10/18(土) 15:00:52 ID:SuoaRAQj
489 :
愛蔵版名無しさん:2008/10/18(土) 15:04:57 ID:/G4uqEY8
山本おさむが短編は難しいって書いてた。
>>486 あなたのおかげで、ススムちゃん未読の俺はススムちゃん読みたい
衝動にかられまくりだ。
笑う男のオチってもうすぐ地球が滅びる審判のラッパで主人公が笑い出したってことだよね?
じゃああの世界はまもなく滅びちゃうのか
>>479 >手塚作品でそこまで残酷描写した作品はお目にかかったことないよ。
確かに後味が悪いのとかグロテスクなものはあるけど
最後の最後でゴロンと首が飛ぶような唐突的残酷描写はあまりないよね。
悲劇結末であっても、読んでいくに従って、もしかして結末は……かな?みたいに
読者が結末を予測しながら読めるストーリーの流れがある
永井豪って何も説明がなくて、突然「えっ?」っていうのが多いような気がする
主人公がヒロインへの恋心を自覚したすぐに、ヒロインの首が飛んできたり…
そういう意味では永井豪って天才というより異才で形容される作家なんだろうなあと思う。
手塚はストーリーを書くのが目的
グロシーンがあっても、ストーリーのための演出
豪ちゃんは読者を驚かすのが目的
唐突だろうがストーリーが破綻してようが
結果的に読者がビックリしてくれりゃそれでOK
火の鳥の鳳凰編ラストを思い出すな
海を越えてどこかで生きてるかもしれませんって
思いっきり白骨化してるし
豪ちゃんは天然で手塚御大は計算なイメージ
よく手塚漫画にはお遊びで他の漫画家が描かれたりするけど
永井豪は一番登場回数が多い気がする
たしかに豪ちゃん多いね。
でも俺は馬場のぼるを一押しする。
バイオレンスジャックの中のエピソードで
893が女の子を人質に取ったら
ジャックが人質の女の子ごとクビを飛ばしちゃったのは吃驚のシーンだったw
500 :
愛蔵版名無しさん:2008/10/20(月) 00:16:59 ID:FHbEn207
500げと記念カキコ
>>498 W3では良い芝居してた
501 :
愛蔵版名無しさん:2008/10/24(金) 00:33:59 ID:VLGJopne
JCマジンガーZの解説でベタ褒めの手塚先生。
502 :
愛蔵版名無しちん:2008/10/25(土) 18:10:48 ID:3U8oe2Bz
BJのゲラのはなし
悪右衛門いいな。このスレで語られてないのが不思議。
504 :
愛蔵版名無しさん:2008/10/27(月) 20:31:53 ID:gyFjAT/F
マルチうざ
手塚だとダークな短編が多いので、前向きな終わりの
「奇動館」
きりひと賛歌。もしくはMW
やけっぱちのマリア が好きだ
509 :
愛蔵版名無しさん:2008/12/06(土) 01:02:00 ID:IMbAtMg0
「風穴」が一番押し。このスレで1人しか書いていなくて驚いた。
ラストシーンのマネキンをどう読みとるかで、
印象が全く変わる奇作だと思っているんだけどなぁ。
510 :
愛蔵版名無しさん:2008/12/06(土) 20:38:27 ID:4nuWQn5k
ザ・クレターは、短編集とも云えると思う。
アメリカの恐怖ドラマとか、ヒッチコック劇場っぽい作品集。
(背景には梅図の作品を意識したと思われる。)
クレーターなら、女の子に体を貸す話が好きだったなあ
512 :
愛蔵版名無しさん:2008/12/07(日) 23:17:08 ID:tQdbrLW/
>>507 どっちも好きな作品だけど、短編といえるのかなー
MWは最近映画になったんだっけ
手塚治虫は単行本1〜3冊くらいの中編(昔はそれでも大長編と言われた)が
得意で、読みきり短編は中身が濃すぎてページに収まりきらないのが多いかも。
もちろん、並みの漫画家よりははるかに面白いけど。
しかし、中編が得意な筈なのに、ブラックジャックを生み出してしまうのが
神様たる由縁で。短編漫画のお手本みたいなのを作ってしまった。
意外と唐突なあっけない終わり方も多かった気がする
打ち切りみたいな…
「どろろ」「こじき姫ルネンペラ」「白いパイロット」
特に「ミクロイドS」は3巻目(チャンピオンコミック)の作画もやる気無しで酷かった。
すぐ後にBJの連載が始まる訳だが…
「僕はこういう終わり方が好きなのです」の書き換えが原因のものも。
余韻を残す終わり方と感じる人もいるかも知れないけど、後付の種明かしで駆け足で終わった感も多い。
未完・一部完も多かったし、
ただし「バンパイヤ2部」はそれでもまとめて欲しかった。
「ビッグX」は元のサイズに戻らないままジャングルで暮らす事になったのか?
一輝まんだらも残念だったな
奇子もなんか後書き読んだら打ち切りっぽい?
学年誌は連載期間が決まってることもあるだろうけど、残り一話で唐突に今迄の種明かしで終わってたよね
「冒険ルビ」も。まあクライマックスの次の回だからそう感じたのかも基本といえば基本だが。
手塚作品じゃないが
殺人事件発生、目撃者と共に推理、犯人の正体や居所がわかる、乗り込んだら追い回される、
追い詰められ主人公の危機!、実は知り合いの大人達の演技でした、被害者も殺されて無い。「君の勇気を試した」
ようなパターンの話。
でも、そんな中で「すっきり」な作品
「ノーマン」「海の姉弟」「ロロの旅路」「るんは風の中」
ページ数の制限で描ききれなかった事情のものも多いかな
「どろろ」も唐突な終わり方だったな
百鬼丸とどろろのその後まできちんとまとめて欲しかった
てか、半分くらいしか倒してないもんな
「アドルフに告ぐ」は最後の話がばたばたばたっとしていて
それまでの流れが勿体なかったなー
そんな作品群の中にあってみると
やはりW3の切れ味は抜群だな
他にキレイに終わってるのあったっけ?
んー ジャングル大帝?
ノーマン
月のクレーターはこうしてできました。
「ブッチ隊長の子孫は『犬』になってしまった」ひどい!
物語の最初の月のドクロマークの意味も分かった。
失踪した日にタイムスリップして戻ったのだろうか?
パパは会社の重大機密を知るエリート社員だったのにあっけなく最初に死んだ。
記憶がぼんやりしたママと卓は強く生きるのだろうか?
異色の登山漫画「牛の舌」だっけかな?何だっけ?
昔のサンデーコミックス「バンパイヤ」1〜3巻。その前は1〜4巻だったらしい。
第一部を2巻までにまとめたせいか2巻が分厚い。覚えてる人居る?
全集の方を見たがサンデーコミックスには無いページがあった。
手塚作品の場合、連載のカットされた部分を戻したのか、書き替えて付け足したのかわからないからねえ
マグマ大使はサンデーコミックス版は全2巻でブラック・ガロン編が入っていない
俺は全集版で初めてブラック・ガロン編を読んだ
サンデーコミックスでは「後半部の原稿を紛失した」と書いてあったが
全集の後書きではブラック・ガロン編より後の話は実質は代筆だったから
ここで収録を打ち切ったと書いてあった
悪は滅びるけど、主人公も相討ち的に死ぬ。何人メンバー物でも後半次々死んでいく。
「こういう終わり方が好きなのです」と、全集のあとがきにあったと記憶している。
後に倒産した虫プロで、火事場泥棒みたいなまねをしたといわれる○崎氏がそれをパクッて
「○○○○△△△愛の戦士達」を作ったのか。
「マンションOBA」はすっきりしてた。3シリーズで終わったのが残念。
「ドン・ドラキュラ」はいつ終わったの?単行本は1巻だけだっけ?
3巻くらいはあったぞ
終わり方はやはり唐突
531 :
愛蔵版名無しさん:2008/12/28(日) 21:48:46 ID:8uv9PjQV
原稿料が1頁1万五千円として、15万枚の原稿を買い取るのには
25億円もあれば良いわけだな。案外安い買い物じゃないか。
「グランドール」は、恐怖感がすごかったけど、最後は
なんかページ数なくて、かといって続けると社会からの批判
もありそうで、ムリヤリ終わらせた幹事
「シャミー1000」「ユフラテの樹」「日本発狂」もそうだった気がするが、中学生以上の学年誌だからかな
手塚治虫さんの作品で、森鴎外の『舞姫』をアレンジした感じの作品をどなたかご存知ありませんか?
たしか猫が出て来る話なんですが、作品名と掲載物がまったくわかりません
どなたか教えてください。
短編マイフェイバリットは、
るんは風の中
雨降り小僧
ゴッドファーザーの息子
ガチャポイ一代記
罪と罰(中編ですが)
など
オンデマンドでは『ゴッドファーザーの息子』が選べなくて残念でした。
手塚治虫のマンガ、今でも高いのはなぜ? と思う。
「樋口一葉全一冊」のように、安くして欲しい。
でないと、全部は読めない。
手塚治虫本人は批判的だった原発のCMに、今は使われているのも、
金儲け優先のため?
そんなに高いかな?
すんげぇ昔の貴重な本は
バカみたいに高いのもあるけど
近年の本なら新刊も古本も普通の値段じゃない?
いわゆる「連載時の物を当時の単行本で書き換え」「差別問題で収録できませんでした」が手塚作品には多いから、
小出しして「全集」を出してその都度付加価値で儲ける手段。
>>535 『猫の血』(「空気の底」シリーズの中の1話)かな?
>>537 サイボーグ009がサラ金のCMに出てたのと同じようなショボン感があるよね
>>541 レインボーマンがパチンコになったのも川内が逝ったからか?
>>537 「わたしだって、某温泉旅館のCMに出されているのよ。サマト」
一人の人生を巨大なセットの中で生活させ映画として見ているという米映画の元になった作品何だっけ?
神か悪魔の様な存在が人間を一人俳優として育てる。
ああいう事みんな考えていたのかな?俺も昔考えていた。
秋葉のような無差別殺人事件はもしかしたら彼らもそう考えて、
「現状を破壊して俺の人生を作った神のシナリオを狂わせる」目的でやったとすれば…
「赤の他人」かな
別に「トゥルーマン・ショー」の元ネタではないと思うが
「ミクロの決死圏」の例もあるし、どうなんだろうな。
ちなみに俺は未だに同じような考えにとらわれる事があるw
>>546 >>545書いた者だけど間違い(;・∀・)確かに元ネタではなく、「トゥルーマン・ショー」見て思い出しただけ。
反対にツキまくって最後にどんでん返しの種明かしの短編小説もあったような。
やっぱりみんな思うのかな?
急いでいる時に遮断機が下りたり、渋滞してたり、ありえないミスしたり、「連続無差別殺人」じゃないけど、
「神のシナリオ」にここで俺が切れて殺人犯になるように仕向けてるのでは?
と思い留まる。( ̄ー ̄;
サラリーマン物のなんとかいうシリーズでもそのネタやってたね。自分が神の立場になって
人間を動かすおもちゃ?があって、最後のコマで頭の上から「もっとやれ」とか声が聞こえるの。
「フースケ」シリーズでよかったのは、「家」と「セックスで未来を予知できる妻」の話。
絵は小島風の簡単なものだけど、シリーズは良く練られてたね
「最上殿始末記」?は梅図風
未来から自分の息子の恋人の意識だけ、瀕死の妻に乗り移って未来の国粋主義化と東京への核投下を予言する話は何だっけ?
「レボリューション」
個人的には強引過ぎてあまり好きじゃないな。
あれはストーリー性よりも生々しい性描写に重きを置いてるんだろうw
552 :
愛蔵版名無しさん:2009/01/19(月) 23:58:07 ID:azmG77a7
日本がアメリカの領土になっているとかいう作品はなんていう題だっけ?
単行本化されていないように思うが。
赤の他人は「精神分裂病(描かれた当時の病名のママ)」の症状の特徴を
良く表していると言えると思う。
『ボンバ』
これかなり惜しい作品なだけに後々モヤモヤとしたものが残る
何かが足りない
>>553 未消化なハッピーエンドとはいえないバットエンドだからかな?
「赤の他人」どうよう無差別通り魔の様な妄想的作品。
手塚はこの頃の作品で「世の中が暗く僕自身トラブルがあったのでこういう自分でも大嫌いな作品を書いてしまった」
と言うが、今存命だったらどんな作品を書いていたのだろうか。
555 :
愛蔵版名無しさん:2009/01/20(火) 19:30:21 ID:TjYunsPg
あの青年は断罪されることもなくあの女教授と結ばれるんだろう
ある意味悲劇と言えば悲劇だな
とびっきりの美女のキッスがあれば幸せなんだろうけどw
ま、どんな人間であれ絶対に絶望させるようなことはするな、という教訓みたいなものは学んだよ
これ読んだの確か小5だったなぁ
取り合えず話を広げすぎる前に打ち切ったようなラスト。
男谷少年の憎しみは全世界に向けられ人類滅亡寸前まで追い込む。
そこで死んだ憧れの先生の手紙。男谷は自分を許せなくなる。
ボンバは男谷に襲い掛かる。男谷が死に、ボンバ実体化…人類絶滅へのカウントダウン。
「終」
にしたかったのが予定変更。後の「鉄の旋律」にラストは引き継がれる。
この時期に書かれた「アトムの最後」はもっと悲惨だった。
557 :
愛蔵版名無しさん:2009/01/20(火) 23:27:44 ID:TjYunsPg
なるほどね
俺はあそこで改心した男谷が今まで重ねてきた罪を一身に背負って
暴走するボンバと心中するラストもありかなと思っていたんだが
それにしても手塚は主人公に妙な名前を付けたもんだな
『男谷』は『おや』だろうな
『おとこだに』だったら屈強に鍛え上げられたガチムチアニキの群れを想像してしまうw
ま、メッセージ性の強い作品に限らず
登場人物に現実では有り得ない名前を付けるのも漫画家のマナーではあるよな
>改心した男谷が今まで重ねてきた罪を一身に背負って
>暴走するボンバと心中するラスト
この方がストーリーバランス的にしっくりくるな。
>>557 『男谷』は「おたに」って読むのだと思うけど。
てかいんこではおたにじゃなかったっけ?
560 :
愛蔵版名無しさん:2009/01/21(水) 03:27:26 ID:OIMiXEsd
すいません聞きたいのですが。
母親が誘拐されて、母親、捜す旅に出て、一緒に着いていったのが言葉の話せる犬か猫だったかな!?(何かの実験の実験体、逃亡してきた)メチャメチャ狂暴だが主人公とは仲いい!?
母親見つける、着いてきた犬、猫!?に母親を守ってくれ頼む。
主人公は犯人追う、逃げられる。
心配になり母親の元に帰る、母親殺されている、近くには、母親探しの旅を一緒にした犬、猫!?が血だらけでいる。
主人公、母親、殺されたと勘違い。犬、猫に襲い掛かる、逃げられる。
主人公、復讐の旅に出る。銃の名手になる。
何だかんだあり、仇見つける(犬、猫)。倒す。
後々実は、犬、猫!?が殺したのではなく誘拐犯が殺しに戻ってきて、主人公に頼まれたとおり、守るために傷をうけ、血だらけになっていたらしい。
主人公 泣く 信じてやれなかったのを後悔
ラストは夕日の影になって犬、猫がいた・・・死んではなかった。
こんな作品、二十年以上前くらい見た記憶があり、凄い悲しい作品だったような今だにタイトルがわからない。こんなん知ってる人いたら教えて。
>>560 それって日本の昔話の改作だな。
俺の国は東北にあるんだがそれと類似した民話があるんだよ。
ストーリーは確かこんなん。
「バギ!」かな?
>>560 ボンバの男谷は最後は社会人で何歳だったのだろう。
意外な展開で改心した男谷とボンバが数々の難事件を解決してブラックボンバと戦う話を予定してたりして(;・∀・)
それは「走れクロノス」に引き継がれた
563 :
561:2009/01/21(水) 06:41:46 ID:???
東北のある国のとある村に妻に先立たれた働き者の猟師がいた。
その猟師は年端もいかない娘と年老いた両親とひっそりと暮らしていた。
ある日の夕刻、
下山中の山道で一匹の白く大きな山犬が脚に怪我を負って身体を丸くして横になっていた。
不憫に思った猟師はその山犬の脚を手当してやった。
その日以来、その山犬は猟師に懐くようになり、
猟を手伝ったり、山道に迷った時は村まで案内をしてくれた。
猟師はその美しい毛並みと人懐っこい気質を気に入り、山犬を飼うことにした。
娘も両親も新しい家族を快く迎え、
大層可愛がり、一家はささやかながらも幸せな日々を送っていた。
564 :
561:2009/01/21(水) 06:43:59 ID:???
(
>>563つづき)
ある日、猟師は帰りが遅くなるからと山犬に番を頼んで出かけた。
夜、山から帰って来た猟師は我が家の異変に気付く。
何者かが表戸を打ち破って屋内に侵入した形跡があったのだ。
家族の身を案じた猟師は急いで中へ、するとそこには信じられない光景が!
そこには、腹を裂かれ死んでいる両親と、
今正に娘の頭を喰いちぎらんとする血まみれの山犬の姿が!
「こいつ!化け物め!」
猟師は猟銃を山犬に向け、一発。
弾は命中し、山犬は崩れる様にその場に倒れた。
それでも急所は外れたらしく、
山犬は主人の存在に気付くと、ふらふらと立ち上がろうとした。
恐ろしくなった猟師は
最後のとどめと銃に弾を込め、山犬めがけてもう一発撃った。
今度の狙撃で致命傷を受けた山犬は、静かに眠るように息を引き取った。
猟師は娘の無事を確認し、薄暗かったので囲炉裏に薪を焼べた。
徐々に明るくなっていき、辺りを見回すとはっとした。
何と座敷の隅に真っ黒い化け物が死んでいたのだ!
「ごめんよ、(名前忘れた)、ごめんよ・・」
猟師は後悔した。
主人の言付けを忠実に守ろうとした山犬は、血だらけになって化け物を退治したのだ。
全てを悟り悲しくなった猟師は、
動かなくなった山犬の傍に寄り、泣きながら何度も名を呼ぶ。
しかし、いくら名を呼んでも山犬は目を醒まさなかった。
何故なら、今この手で殺してしまったのだから。
(終)
565 :
561:2009/01/21(水) 06:50:27 ID:???
という話。
記憶を辿って駄文ながら勢いで書いた。
残酷な話が多い東北説話の中でも比較的イイ話し。
発祥は東北ではないだろうけどな。
スマン、でも
>>560の探してる作品のタイトルはわからんw
>>562に詳しいからそっちを参考にしてくれ。
566 :
愛蔵版名無しさん:2009/01/21(水) 11:55:19 ID:OIMiXEsd
ありがとうございますm(__)m。こんだけ時がたっても覚えているから、また見たいなとふと思いまして。
見たのが、だいぶ昔の子供の時だから記憶が断片しかなくうまくストーリーが書けなかったのに、お答え頂きありがとうございますm(__)m。
鉄人タイガーセブンが人を噛み殺そうとしてると誤解されるエピソードを思い出したよ・・・
なんか良い流れだねこのスレ
東北の昔話も面白かったし
まさか鉄人タイガーセブンという単語と出くわすとはw
手塚作品の時代劇短編で良作に巡り逢えたことがないんだよな
俺だけかもしれないけどw
でもブラックユーモアのセンスは認める
>>570時代劇短編の良作
おけさのひょう六
百物語
悪左衛門
が良作でないと!
自分は何度も涙したが……。
あ、すまない
上記三作は狭義の時代劇ではないな
573 :
愛蔵版名無しさん:2009/01/22(木) 04:03:16 ID:GJdl971a
少年の青い憧れと夢が無惨に壊れ歪んでいく様は
読者を決しておいてきぼりにせずに逆に引き込んでしまう
やっぱりそこには手塚の上手さもあるけど、誰もが体験し得る現実を
直接的に、そして感情的に描いたからこその魔力みたいなものが絶対にあると思う
手塚はそれをぼかすためにあのラストを作ったんだろうね
手塚は読者に過去の分身である男谷が憎悪する世界の終わりの代わりに彼の未来を示した
それによって最終的に男谷は肯定もされなければ否定もされなかった
あの読んだ後の何とも言えない違和感はそこから来るんだろう
味わい深い作品だな
つかブラックボンバとか(w
バギはアニメオリジナル(24時間テレビ)だったのかな?
「遺伝子組換えという21世紀の社会が抱えることになった
問題の一つをこの当時に取り組んでいた、手塚治虫の先見の明が光る作品である。」
と書いてあったけど、動物と人間の融合・知能の人為的発達は手塚漫画では昔から当たり前だったよね。
魔獣バギはバンパイヤの岩根山ルリ子だったし。
「バンパイヤ」はルリ子もトッペイもチッペイも絵を見てとても「狼」には見えなかった。
「時代を先取りした手塚」と言われるけど、「試験管ベイビー」は「体外受精」という意味ではなく、
そのマンマの描写だった。試験管というよりフラスコだったけど。
「SF動物系」では「鳥人大系」はどう思う?話によってタッチが違うし読み応えがあった。
現代社会への皮肉のギャグかシリアスなSF、シリアスな社会問題(差別問題)、宗教、童話など
バラバラなようでちゃんとまとまっている。
最初の単行本で未収録だったのは、鳥に襲われた白人女性を犯す黒人の話だったからかな?
SFマガジンでの連載で、息抜きとしてのマンガじゃなくて
同雑誌の他のSF作品に対向意識で描いてるよね
残念なのは青い鳥の話
メーテルリンクの表札がカタカナで書いてあるわけねーだろ
なるほど「SFファンシーフリー」?もそうだけど、星新一の短編SFみたいな印象だね
「IL」でILと同行する小柄な男性キャラ。
「鳥人大系」や「人間昆虫記」、「ブラックジャック」その他などにも出演してる「スターシステム」登録キャラなんだろうが、
名前がわからない。知ってる人居る?
あ〜、出てきそうで出てこないorz
そのキャラの画像どっかにない?
手塚自身が言う「暗黒の昭和45年」〜「ブラックジャックが軌道に乗るまで」
暗い世相と、虫プロ倒産のトラブルのあった時期に名作短編を描いているような気がする。
「W3事件」以降縁を切ったといわれるマガジンにも「ボンバ」〜「三つ目が通る」を連載してたし、
ライオンブックスもこの頃。
本屋で「手塚治虫の問題作」とオビがついた「アポロの歌」や「火の鳥」初回単行本も1コーナーで
大々的に販売していたような記憶もあるけど。
>>580 何処かの作品で「蟻谷」と名乗っていたような…
背が低くてうだつの上がらないギャグタッチふうだけどシリアスな役をこなす。
ブラックジャックでは、海外でBJの冤罪を晴らしてお礼に命を狙われた時に整形手術までして貰った人。
「IL」では「伊万里大作」の役名
友人が入院した時に見舞物として是非とも持っていきたい短編集あったら教えて
うん、気が向いた時で構わないよ^^
>>585 入院した時の見舞い品として…(;・∀・)君の真意が分からないけど
とりあえず
「日本発狂」(これタイトルが問題にならない?)
「死ぬのは怖くないんだよ〜新しい出会いが待っている」という事で
「日本発狂」は手塚自身どう評価してるのだろう。
当時の「つのだじろう」らのオカルトブームに対抗してという感じだが。
>>571 あまり時代劇という感じはしないな
昔を設定場にした現代劇というだけ
見舞いに行った先で、ザ・クレーターを読ませてもらったことがある。
入院先でダークなのは読みたくないなw
泣ける作品は
タイトル忘れたが、このワードでピンとくる奴もいるだろうな
「白雪姫」
グリムじゃなくてディズニー版がそれに近い
知能障害の子供が薬の実験だったかで殺されるって話なかったっけ?
笑ったような顔になって死ぬっていうやつ。
その物語を話した女が帰り際に振り向いた表情がメチャクチャ怖かった
記憶があるんだが。
592 :
自信あり:2009/01/23(金) 04:45:03 ID:???
>>591 「新・聊斎志異-お常」
この物語の核となる人物、知恵遅れのヒデが
大人達の理不尽な陰謀に巻き込まれる悲哀に満ちたストーリー
ここで着目したいのが、人体実験の対象が全くの善人であるということだね
そして彼をはじめ登場人物は誰ひとり救われない
ここまで残酷に描いたのは
行き過ぎた軍事力と化学力に対する風刺と文明への警鐘なんだろうけど
また重〜〜い作品をチョイスしたなw
593 :
愛蔵版名無しさん:2009/01/23(金) 08:37:57 ID:gIbZzJwK
>>590 『王子が眠り続ける白雪姫にキスをしたら目を覚ました』
グリム童話との相違点で有名なのはこのパートだけど全く分からない(^_^;)
すみません、多分手塚治虫の短編だと思うんですが、下校途中の少年がカエルを殺したらカエルの体液を腹に浴びて、風呂に入ってもその汚れが落ちないみたいな話のタイトルわかる人いますか?
BJの人面そう
BJは短編の宝庫
当たり前だけどw
そのBJの中でも珍しいのが、
航空機墜落事故で死んだ兄妹が母親のオペを頼みにBJを訪ねてくるストーリーなんだけど
なんせ題名が分からないw
ザ・クレーターで戦死者の遺体処理のための薬品を浴びた話が(|| ゚Д゚)トラウマー
>>597 うお!仕事速っ!w
サンキューです!
兄妹と共に墜落した航空機が猛吹雪の雪山に消えていくカットは幻想的
あれ読んで楽しい旅中に死んだ兄妹の無念さ、
死んでも尚、母親を心配するいじらしさがひしひしと身に迫る思いがした
>>598 禿同
ま、カノンほどじゃないけどね(:_;)
学び舎のマドンナ、憧れの西田先生の顔が・・
「ぐうたろう千一夜」が好きだったけど3話しかなくて残念
でも暗めの話ばかりだからあれくらいで良かったのかも
ぐうたろう千一夜好きだけど
ラストは判然としないものがある
落丁があるんじゃないかとついうたぐりたくなってしまう・・
>>593 そうそう!
眠り続ける少女が少年のキスで目覚めるという話
思い出した!「ガラスの脳」
ただあの時代の絵の毒々しさとストーリー、唐突なラストは好きになれなかった。
手塚氏の作品SFで未来を描いたもので、既に経過してエアカーもチューブの中を走る列車やキノコ型の家も実現していない
(携帯・PC関連はあの時代考えられなかったが)
未来(自分達が大人になったころにはこうなっているだろう)でも実際見た目は昭和40年代と変わらない。
(;・∀・)何が言いたいかというと…
「ガラスの脳」の主人公が歳をとってヒロインが老衰で亡くなった景色は妙に古ぼけた昭和30年代頃の和室。
手塚マンガならエアカーや卓上テレビ電話がある景色でなくてはならない。
主人公の少年も、気難しそうな暗そうなオヤジになってるし三点
608 :
愛蔵版名無しさん:2009/01/24(土) 11:49:00 ID:wcsva1/f
あー懐かしい
『ガラスの脳』の感想としては
少年との限られた時間を目一杯生きようとする少女のいたいけな姿に胸を打たれた
ラストの告白と別れのシーンは秀逸
少年少女の純粋で汚れのない恋愛と手塚自身の理想を追求した優作
...と脳内美化していたのかも知れないなw
これ随分前に読んだ作品だからなぁ
とにかく自分のこの作品のイメージはそんな感じ
全体的に暗く陰湿な印象が強い。>ガラスの脳
主人公が永遠に目を覚まさない最愛の妻への想いを生涯貫いたのには感動したけど。
質問。
「ザ・クレーター」の時期だと思うが、人間がマネキン人形のようになる病気?呪い?
で、主人公の少年が地下室に閉じ込められて腕を引きちぎられるが、血も傷も徐々に塞がり、
のっぺりとした断面に変化するシーンがトラウマ。
記憶では手塚絵だったと思うのだが、別作家の可能性もある。
「ザ・クレーター」の単行本(秋田書店)にも収録されていなかった。
別の単行本に収録されていた「風穴」(マネキンを愛するレーサーが嫉妬に狂う友人と洞窟に閉じ込められ、
助け合いながら脱出したら友人とマネキンが入れ替わっていた)
とは違う。
作品名知ってたら教えて!!
>>610 〉主人公の少年が地下室に閉じ込められて腕を引きちぎられる
ウゲェ(ゲテモノを食べた時の手塚キャラのリアクション風)
これだけでも想像を絶するグロテスクさを感じるぞ・・
無駄に集めたマンガをぶち込んでおく地下室も漁ったがなかなか見つからない
何かその作品に繋がる明確なヒント、例えば登場人物の名前とか分かればいいんだけど?
さすがに頭の中の断片だけでそのシーンだけが。記憶の中で余計な物がついたか、別作家のマンガと混同したかわからない。
少年はオクチン風で痛みに耐える汗は玉のように影がある(40年代手塚汗タッチ)
インベーダー風(と言っても「グランドール」とも違うかな?)
すでに「マネキン風体質になった」元仲間から地下室で、
「その薬の入った食べ物」OR「注射」を主人公は与えられたみたい。
なにしろ当時小学生だったから、
「ザ・クレーター」「アラバスター」「ダスト18」あたりの1シーンを混同してるかもしれないっす。
手塚氏はかえって残酷に見えるシーン「少女・少年の目明き死体」なんかも頻繁に書いてたから、
それを「人形」と思ったり。「アラバスター」の透明光線を浴びた被害者や、
「ザ・クレーター」の溶ける人間や首を切られる女性などがトラウマになって重なって(インベーダーものと)
という可能性もあるかな(´ヘ`;)
地下室に捕らえられ、拷問を受けたような少年。
敵の一味(元仲間)がニヤニヤしながら少年の腕を引きちぎる。
悲痛な叫びを上げる少年。
切断された肩口から血が噴出す(こちら・読者側に断面が向けられる)
シューシュー(?)音を立てながら傷口がみるみる塞がり、のっぺりとした断面になる。
呆然とそれを見る少年の目と玉の汗。
江戸川乱歩の「蜘蛛男」や「黒蜥蜴」みたいに死体や剥製。
漫画や特撮では「生きたマネキン」「人間が人形に(そのまま固まった石に)」になる話は
恐怖物としての当時のキーワードかも。
でも俺自身は「ザ・クレーター」の1シーンだと30年以上思い続けていた。
617 :
愛蔵版名無しさん:2009/01/25(日) 16:16:11 ID:FlSYaH7Z
ガラスの脳の実写映画版はあまり良い出来とはいえなかったな。
>>610〜616
松本零士かもしれない。彼も時代のせいかあの当時不気味な漫画を描いてた記憶がある
619 :
愛蔵版名無しさん:2009/01/26(月) 01:39:44 ID:woWoEW/I
>>617 俺は映画から入ったからな‥
俳優の低い練度はまあ許せてもキャストのバランスの悪さとあいまいな時代背景は酷いものだった
誰だったかな?主役の女の子はカワイかったけど
映画観た後「こんなはずは‥」と劇場最寄りの書店に駆け込んで
原作を必死になって探して見つけた時の何とも言えない感慨ねw
だから内容は別としてこの作品には特殊な思い入れがある
で、ちょっとハナシをそらせて
手塚の実写で一番のおすすめは?
(「イイ短編の実写化」ということで)
>>620 >手塚の実写で一番のおすすめは?
ミクロの決死圏というのは反則?
実写版火の鳥(1978)はDVD化されないのでしょうか?
そらもう「マグマ大使」よ
って短編じゃなかった・・・
カノンはわりとよかった記憶があるんだけど
他の2本がひどかったからかな
バイパスの夜
最上殿始末
「最上殿始末記」
これは名作・・・なのか?
梅図の時代劇に影響されたみたいなタッチだね
手塚とさいとうたかおは親交があったのかな。手塚原作のさいとう劇画があったりするから。
手塚の大人向け劇画タッチのものは主人公とスターシステム以外のコテコテの東洋人顔や白人顔は、
さいとうたかおの影響を受けた感じがする。
また、「ゴルゴ13」読むと、ゴルゴに暗殺される大物に、手塚のスターシステムの常連を
「超劇画化」したような顔を見ることがある(レッド公)など。
スターシステムも実在の俳優をモデルにしたものも多いらしいからなんとも言えないが。
でも手塚ラインの「マンガ絵」を駆逐したのがさいとうたちの「劇画」だからなあ
さいとう風のタッチが昭和45〜50年頃の作品が多いのは不安定な心境だったからかな。
チャールズ・ブロンソン似のキャラもスターシステムかな?
「百物語」で無論尊(?)というブロンソン似が居たけど、劇画原作者の同名者にかけたのか。
それ以後の作品のちょい悪役でもブロンソンタイプが登場してるが
昭和42〜3年ごろを境に「劇画ブームで自分の絵が古臭くなった」って手塚も書いてるしな
梅図かずおも42年からどんどん劇画調に絵柄を変えていってる
「落盤」って短編で、回想シーンが簡単な絵から真実に近づくにつれ劇画タッチになっていく。
手塚もやろうと思えばできたけど自分のスタイルは変えたくなかったのか
>>591 俺も昔その笑顔トラウマになったわ。
昨日トラウマ克服しようと思って久しぶりに見てみたけどやっぱり怖かったw
BJのあの鹿が出てくるシーン「ザ・クレーター」の恐怖物のシーンと重なった。
腹部に脳を移植して成長させるという事だが(だから頭を撃っても死なない)。
似た短編に、ハツカネズミが胎内に居る時に、他の同時に生まれる筈の兄弟を取り除いて、
その1匹が頭脳を成長させ人間に対しテロを起こす(といっても食料を手に入れるため)
というのがあった。
しかし脳が大きくなって知能が発達したところで「教わらない」事ができるのかどうか
636 :
愛蔵版名無しさん:2009/02/06(金) 07:47:58 ID:22moAYJ4
いるかいるか
というセリフが出てくる作品があったが、
それは実は昭和天皇の発言を切り取ったものだった。
637 :
愛蔵版名無しさん:2009/02/06(金) 22:38:08 ID:Ic+o059F
アトムキャット
タイトルど忘れしたけど、ジェスとアンニーという男女の悲話は凄い。
本棚にあるんだが、うちの巨漢猫がひざからどかないので取りに行けねぇー
昔話(伝説?)を未来に舞台を移したやつだね。
まあ他のマンガ家も「浦島太郎」あたりをSF・未来的に解釈したものも多いし。
手塚や永井は「桃太郎」をパロってるし
>>639 d。そうだそうだ、安達が原だった。
あの静かなラストが悲しくも凄まじくて、初めて読んだ時はすごくショックだった。
ラストでジェスがアンニーの料理を泣きながら口にしているけど、
あれは毒入りなのかな?本編では毒は入れていないはずだけど、
あとでジェスが毒を入れて食べているようにも思えたので。
毒なしだったら理想に燃えていたはずが権力の犬となったうえに
恋人殺しの鬼に成り果てた自分に対する裁き(人肉と知って
口にすることで自分は鬼なんだと罰を与えている)と思うし、
毒を入れていたら権力の犬に成り果てて恋人殺しまでした自分へ
絶望し、生きていても権力の犬のままの人生にけりをつけるために
口にしているんだろうか?
>>642 毒は入れていないと思う。
アンニーはジェスに会った瞬間に「はっ」と気付いてからこそ、
昔の約束を果たすために料理を出したのだから。
642だけど、長文になったけどあのあとジェスは命を絶ったのか気になってしまって
あんなふうに書いてしまった。
毒を入れていないのはわかっていたけど、アンニーの料理に後から毒を入れて
自殺したのかと解釈したこともあったので。最後に食べるアンニーの料理に毒を入れて
アンニーに洵するのかと思った。
でもアンニーの料理が人肉料理とわかっていながら口にするジェスに深い業を感じてしまった。
権力の犬として殺人を繰り返す鬼と成り果て恋人も殺め、あえて人肉を食らうことでジェスが鬼に
成り果てたと解釈している。
>>642 ジェスはアンニーの料理には毒は入れないだろう。
最後の形見ともいえる彼女の思いを込めた手料理を汚すことになるから。
あれは人肉料理かもしれないし、そうではないかもしれない。
個人的には彼女は恋人にだけは、畜生道に堕ちるようなものは食わせない
(例え自分を殺しに来た権力の犬と化した男であっても)気がする。
ジェスは、あの建物から二度と外へ出ることはない…とは思うけどね。
連投になるけど、じゃああのアンニーの最後の料理はいつか来るジェスのために
別の肉を保存して作ったものなんだろうか?そう思うとせつないな。アンニーは
自分は人肉食らう鬼となったけど、ジェスには畜生道に堕ちてほしくないと願ったんだ。
しかしジェスは恋人まで殺した鬼となってしまった。
打ちのめされたジェスが泣きながらアンニーの最後の料理を食べているのがつらい。
冒頭の狩りを楽しむような非情なジェスの表情と比べるといっそうせつない。
>>645です。
>>646 うん。
あれは恋人が来たときのことを思い続けて保存していた別の肉だと思う。
(時折訪れていた政府のロケットから食料を奪い、保管していたと思う)
というのは、ジェスに自分を消してと乞う際に彼女は
「いいや、アンニーはもうおらん。ここにいるのは汚れた人食い婆じゃ」
と言っていた。
ジェスに人肉料理を一口でも食わせていたら、恐らくこの台詞は出ない…
>>647 延々連投しちゃったけど、あの一コマでいろいろ考えさせられるのがすごいと思った。
たった二人の登場人物なのに様々に悲劇が重なっていくさまがすごかったな。
全体の世界観の救いの無さがあれだけでも感じられるし。
ありがとうございます。
>>649 野菜や魚ばかり出ていたら、人食いババの話に繋がらないからだろう。
>>651 他の話のネタふれよ。
絡むだけしかネタねえならレスすんな。
653 :
652:2009/02/11(水) 18:07:54 ID:???
って書いてて自分でネタふんの忘れたw
ヤジとボクって話、ちょっと「アルジャーノンに花束を」に似てるよな。
手塚氏は、あれにヒントを得て描いたのかな。
>>652 なんだ、まともな説明でも付けてくれるかと思ったら
即ギレかよ・・・
別に絡んでるんじゃなくて、真面目に疑問に思ったから
どう解釈してるか聞きたかっただけなんだけどね。
>>645です。風呂に入っておりました。
>>654 誤解の無いように書いておきますが、
>>652と
>>653は自分ではありませんよ。
肉料理か否かについては設定が明記されてませんので、自分はどちらに解釈
しても良いと作者が判断していると思います。
ので、あなたの肉料理とは限らない、ももちろんアリだと思いますよ。
私が
>>645と
>>647で肉料理であったと仮定しているのは、
>>642が肉料理を
食べさせたことを前提として疑問を呈していたので、それに対して個人的な
見解を述べたまでです。
ですので、異議があっても別に構いませんが、荒らし目的のような書込みを
最初にされたあなたの書き方にも問題はあると思いますよ。
最初から
>>654のように書いてくださったら、茶々も入らなかったのでは?
>>645です。
追記です。
あなたの疑問に対しての私の回答は
「あくまでも個人の見解を出ませんので"肉料理とは限らない"ということも
十分あり得ます。今回は単に肉料理を前提として述べた一説に過ぎません」
ということです。
議論的にはつまらない回答かとは思いますが、以上です。
>>654 逆ギレてwwwワロタwww
指定した相手以外がレスしても構わんしょ?お返事もらえてよかったね。
俺もあの話は肉料理派。
なんでかつうと、最後の手づかみで食ってるものが手塚氏がよくやる肉の描き方で描かれてるから。
>>645です。
あまり連投するのも何ですので、本日はこれを最後にしますが。
>>657 意見は結構ですが、あなたも出来れば茶化した書き方は控えた方が…
2chとはいえ、場が無駄に荒れると他の方まで書込みしにくくなります。
なにごともほどほどに…平和的に行きましょう。
口出し失礼しました。それでは、おやすみなさいませ。
そろそろやめてくれよ。
言うまでもなく、終了してると思う。
話を切り替えるけど、「アトムの最後」は「鉄腕アトム」本編の延長線上にある話?
それとも設定だけ借りたパラレルワールド?
アトムだけで様々なバラエティにとんだ短編が出来ていてそれらみなパラレルと
思っているけど、「アトムの最後」はどうなんだろうか?
小学生のころ全集で読んだときからずっと気になっている。
アトム本編自体がパラレル
「アトムの最後」は話の展開の仕方がどちらかというと火の鳥的なので、アトム本編とは
アトムがタイトルに入ってるけど、立ち位置としてはゲストキャラの短編かな。
朝日ソノラマの単行本でも、別巻〜本編にはカウントされず〜に収録されたし。
その別巻を今読んでみてたりして…
巻頭で本人が「アトムはほんのちょっと登場するだけですし、これが、アトムの全作品の
最後だとは全然思っていません」とはっきり書いてる。故にパラレルワールド作品だろう。
661だけど、情報ありがとう。
小学生のころ読んですごく欝になったのでずっと気になっていた。
ちょうど日本テレビの鉄腕アトム第二作にはまっていたのでそこから
手塚作品読み始めたばかりだったから初めて読んだときはトラウマに
なったほど強烈過ぎた。
全集のアトム短編ではアトム二世を御茶ノ水博士が新たに作るけど
駄目アトムでハーレム作って逮捕というのが今でも笑えて好き。
666 :
愛蔵版名無しさん:2009/02/12(木) 23:11:41 ID:6B33z1a9
教えてください。
地球上のすべての生物の願いをかなえたら、人間がいなくなったという話。
確か手塚治虫の短編だったと思ったけど。
667 :
愛蔵版名無しさん:2009/02/13(金) 02:23:50 ID:zS+05+jB
足立が原は、ハリウッドで実写化してよしだとオもう。
668 :
愛蔵版名無しさん:2009/02/14(土) 11:14:41 ID:Iz42XKXS
短編かどうか分からないけど、「勇者ダン」が好きかな。
669 :
愛蔵版名無しさん:2009/02/15(日) 17:24:08 ID:Zt2zYxN0
コラープスは今ならCG合成で実写可能だろう。
少年誌だったので、軍人の奴隷女の扱いが生ぬるいが。
670 :
愛蔵版名無しさん:2009/02/16(月) 01:29:31 ID:dpi+sr0q
ライオンブックスシリーズはやはり、おもしろブック版が好きだ
「黒い宇宙線」は現在集英社の名作集でも読めるけど
昔、鈴木出版から出た単行本ではカラーで大幅に加筆され
面白いオチもついていた。
後半に収録された「複眼魔人」は逆にかなりカットされていた
671 :
愛蔵版名無しさん:2009/02/16(月) 22:12:51 ID:6AJvnmoC
青騎士の巻は天皇家を揶揄する意図があまりにも強すぎる。
ダリとの再会は泣けるなあ。
673 :
愛蔵版名無しさん:2009/02/18(水) 23:45:12 ID:hzeiPpxm
むかし1度読んだきりなので全然ストーリーを憶えていないのですが
民話のような話しでラストに猫が佐渡おけさ?を踊っているシーンで終る作品
御存知の方がいらしたらタイトル等を教えて下さい
妙に心に残っていて購入可能なら購入したいと思っています
つ「おけさのひょう六」
確か「おけさのひょう六」が好評だったから「三つ目がとおる」の連載が決まったんだっけ?
良い話だけど地味な印象だったから、少年誌で好評というのが意外だった。
年代は少しずれるけど「ハトよ天まで」も評判が良かったみたいだし
民話風のものが受ける時代だったんだろうか
今の子供が読者だったら、どんな評価をするのか気になる
676 :
愛蔵版名無しさん:2009/02/19(木) 00:31:11 ID:iPjb90+1
今日は文庫版の「I・L」を読んだ。
あまり評価はされていないし、最初読んだ時はなんじゃこりゃあ、だったが、
久しぶりに読んでみると、これはこれでけっこう味のあるエピソードもある。
しかし、表紙のドラキュラ人形の写真は西村雅彦に似てるな。
>>675小学校でも民話教育やってるから、そんなに違和感はないかも
>>673です
>>674>>675 ありがとうございます
アニメの日本昔話とかと時期がかさなるのでしょうか?
受け入れやすい何かがあったのですかね?
679 :
愛蔵版名無しさん:2009/02/23(月) 21:14:53 ID:cp+cbnfY
朝日新聞の日曜版に載ってたおはようクスコは単行本になっていますか?
681 :
愛蔵版名無しさん:2009/02/24(火) 07:50:29 ID:Ch8gZHGI
全集のまあちゃんの日記帳に並録されてたんですねぇ。分からなかった。
それにしてもたったの20ページ分しか連載がなかったかなぁ。。。
どうか講談社が赤字でも全集がなくなりませんように。
682 :
愛蔵版名無しさん:2009/02/24(火) 22:49:07 ID:g/RvzMVn
手塚治虫の作品て、読んでいるうちに、らりパッパレロレロしてしまうものが結構ある。
「どろろ」とか、「火の鳥(復活偏)」とか、名作といわれているものにもある。
もちろん本人はらリパッパしていたはずがない。
しかし、LSDやマリファナよりも強烈な感覚がトラウマのように残る。
もちろんそういったクスリ使ったことないけど感覚的にそう感じる。
あの感覚はいったい何処からくるのか?やはり戦争体験?
683 :
愛蔵版名無しさん:2009/02/24(火) 23:01:33 ID:g/RvzMVn
マグマ大使の「人間もどき」というのも強烈だった。
トラウマのごとく記憶に残ってる。
普通らりパッパレロレロしない限り、あんなの思いつかない。
だけど戦争体験が「人間もどき」を作り出した
というならばなんとなく納得する。
らりパッパ…といえば、火の鳥・鳳凰編の、速魚がてんとう虫に姿を変えた時の我王の叫び。
個人的には、火の鳥全編を通じて、あれを超えるインパクトのあるシーンは無い。
人間のシルエットをペイズリー柄で描くなんてどうして考えつくんだろう、と当時姉と結構
話し合ったなー。
虫プロ倒産と、信頼していた者たちからの裏切りで、精神的にもかなり参っていて、
絵柄もぎすぎすした感じになり、内省的なものが多かったってのちに本人も語ってたな・・・
サンデーコミックスの「バンパイヤ」1部で三巻、未完の2部込みで4巻だった時代があったけど、
その後1部2巻になった時に割愛されたページってあるのかな?
サンデーコミックスって秋田書店の黒淵本だけど意外とオークション価格低いよね。
バンパイヤ1部3巻結構出てるけどね
688 :
愛蔵版名無しさん:2009/02/26(木) 00:21:37 ID:4dAMCDd1
マグマ大使のオリジナル実写版のDVD-BOXが近く発売されます。
689 :
愛蔵版名無しさん:2009/02/26(木) 20:53:59 ID:4dAMCDd1
SF作品には藤子もそうだけれども、タイムパラドックスネタがあまりにも多い
と感じる。
あんたウザイ
T.PネタはSF作品の基本中の基本。
レイ・ブラッドベリの「雷のような音」(映画化もされたが、これは文章で読む
方が断然面白い)もT.P.ネタの短編だが傑作。
SFものを書く・描く人ならどうしても扱いたくなるネタだから、自ずと数が多く
なるのは自然のなりゆきじゃないかな?
アトム今昔物語や、火の鳥・異形編など自分は大好きだし、要は面白ければ良い。
だな、だな。
693 :
愛蔵版名無しさん:2009/02/28(土) 16:10:35 ID:CyyoWL6O
過去に戻れるマシンの話を世界で最初に書いたのはウェルズなのかねぇ?
浦島太郎はSFだろうか?かぐや姫はSFだろうか?猿かに合戦はSFだろうか?
花咲じじいはSFだろうか?。。。。
>>685 アラバスターなんてのはまさにそんな時期の産物だね
少年漫画なのにあの荒み方は凄い
I.L.最近文庫版で読んだけど、
「失敗作」なこと前提であとがきが書かれていて(もちろん他の人の手で)驚いた。
面白かったんだけどな…?全集で手塚先生本人がそう言ってるの?
ごめん。I.Lって?
氏の作品名だよ。まんま「I.L」がタイトルの読み切り連載もの。
これの主要登場人物の1人が、B.J.にゲスト出演した蟻谷さん(名前違うけど)。
ありがと。読んでみます
「フースケ」の中の「無能商事」は現代にも通じる。もちろんマンガの中での話しだが。
700 :
愛蔵版名無しさん:2009/03/11(水) 21:53:42 ID:SomKYdmY
未来人カオスがいい
ラストがいい意味で
手塚治虫らしくない
そうか?
投げっぱなしラストって結構多いと思うが
いや、「ハッピーエンドが嫌い」って奇子のラストをわざわざ書き直すぐらいなのに、比較的当たり障りがなかった点で
イエローダスト、短いけど話の構成が良い
手本にしたいぐらい
手塚治虫の短編マイベスト(全部は読んでいないけど)は安達が原だな。
あれは一回読んだだけだと味が分からない。
初読のときにはまずわからない伏線がたくさんあるから。
後、コラープスは私の少年時代のトラウマです。でもこれもすごく好きな短編。
おお、このスレのキーワード見たら
キーワード【 ジェス 短編 作品 主人公 手塚 治虫 漫画 】になっている。
未来人カオスの終盤の一編で
「もちろん燃料もたっぷりさしあげますよ食料もね」
「このロケットとひきかえですよ」「こいつはおれのもんじゃない!」
「いいやお客さんのですよ」って話好きなんだよね
なんかブラックジャックっぽい
『いないいないばあ』
なんか好きだ
スッポン何とかってみた
東海林さだおのネタ漫画って見てみたいな
『空気の底』シリーズ凄い!
でもなんで近親相姦ネタが多いの?『火の鳥(望郷編)』もそうだったし。
まあ正直、イトコのお姉さんの裸みたら勃起するけど、
自分の実の姉さんの裸みてもチンチン立たないわ(笑)
ここに生命の秘密があるんだろーな。
人には倫理感情というものがあるんだよ
生まれた時点でその素養があるか、成長過程で形成されていくかは知らんが
多分、それが生来欠落しているか、環境がそれを阻害したか
実の親でさえ男と、女と見なし襲いうる人は、そんなことなんじゃないかと思うわ
ま、至極安易な発想だが、個人レベルなら勝手だろう
回想シーンでごっちゃになる事もある。
普通の人間である子供との年齢差が気になって
しろがねは子供を作れなかったんだろうが、
アンジェリーナと才賀のじいさんは避妊してなかったんだよね。
明治〜平成前までの才賀のじいさんとディーンの入れ替わりがわからん。
ギイの寿命が残り少なくなったのは、大量出血のため?平均寿命80として×5なら400年生きる筈だよね。
鳴海は一滴程度の生命の水でしろがねになったし、テント決戦では銀髪になっていた筈。
エレオノールも施設で血を流したから普通の人間になったのかな。
それと才賀のじいさんが使っていた水槽の液はOのカプセルの中の液と同じものかな?
>>711>>712
誤爆でした
>>でもなんで近親相姦ネタが多いの?
手塚神の趣味に決まっとろーが
奇子も近親相姦ものだったね
手塚の奥さんも従姉妹だもんな。
血は繋がってないけどな
でも子どもの頃は「お兄ちゃん」と呼ばれていたという
これなんてエロゲ
知り合いにイトコどうしで結婚した夫婦がいるけど、
会うたびに手塚の漫画思い出す。
ホントのとこ、あんまり良くないんですよね?
まだお子さんはいないが、、、
親族全員いとこ婚なら影響あるだろうが、たまたまならそこまで気に病まなくても良いかと。
外国には近親婚が日常的になってる地域があるけど
そういうとこだと長い歴史の中でそれなりに遺伝子が働くみたいで
もちろんゼロではないが、一般とほぼ変わらない比率だとか。
お前必死だなww
>>26 手塚が短編向いていないとは言わないから誤解しないで欲しいが。
SF短編に限った上手さだったら藤子Fが手塚をも凌駕するかもと思う。
競馬の名言を引き合いに出せば手塚がナタの切れ味シンザンで藤子Fがカミソリの
切れ味コダマだと思う。
>>506 奇動館いいね、今で言うフリースクールの話だな。
ウザがられていた先生が亡くなって不良たちがみんなで先生の夢だった
気球を造ってあげるんだよな。
ライオンブックスはお子様の道徳の授業に使うべきだと当時小学生の
自分ですら思ったぞ、マンションOBAとかな
逃亡犯にばけた三人の宇宙人の話が面白かったな。
途中でオチは読めたけど
水が欲しい宇宙人を殺したら祟りがあったって話?
手塚センセを乗っ取っちゃう話だな
>>726 ザ・クレーターの話でしょ
それはエロイ触手のやつ
?
ドクターキリコの原型キャラを探せ!
BJオリジナルなのか?いやいや!あの目つきと鼻筋
どこか以前の手塚キャラにあったような…でもスターシステムにもらしきキャラはいない
「奇子」の天外仁朗は似てると思うがそれ以前に見かけた人よろしく!
キリコってBJ初出のスターシステムキャラだと思ってたんだが
(BJ以降の作品にも出演してる)
そういう曖昧なとこがあるからWikiなんかに載ってないのか
手塚のスターシステムは結構いいかげんだから、似てるけど別キャラとか
その逆とか結構いるよ
ミッドナイトのBJがBJに似てない点
晩年の絵柄。オペの順番時点でかなり違う。
ブラックジャック一巻とは別人の顔だもんな
だから手塚の絵は記号で見ろとあれほど
「ブルンガ一世」は長編?
単行本2巻分だった覚えがあるんだが
奥さんと息子がラスボスなんて可哀想すぎ
小学校に上がる前位に亜売布等
絵が上手くなっちゃって漫画の一巻と最終巻で顔が全然違うってのは普通でしょ
手塚の場合があてはまるかどか知らんけど
アトム大使の顔
>>732 天外仁朗に似た奴なら「一輝まんだら」にも出てたぞ
そうか!北一輝がキリコなんだ!
本スレ向きの話題な気がするが
北一輝 = 天外仁朗 (同一キャラ)
↓
キリコ(派生キャラ)
という気がする
キリコの目つきは一輝のそれだけど…同時期の作品かな。
細菌の話に出てきた(実はそれがBJ初登場?単行本収録の順番がおかしい?)
若いキリコは「シュマリ」の太財弥七に似てる
弥七には厳密には似てないけど、あのニヤケ顔。当時の手塚タッチ
弥七は知らないけど、BJ初登場時のキリコは下睫毛の長い
たとえるなら芸術系の美男子って感じで仁朗や一輝には似てないと思うぞ
第二次大戦帰りとか、眼帯とか坊主時代があるとかアイコンは共通してるけど
ボンバ!読んで落ち込んだ
これなんて俺?
749 :
愛蔵版名無しさん:2009/06/28(日) 15:09:19 ID:aHfOwxWL
白縫もいい短編だな。
内容を語るとなんかネタばれしている気分になってうまく書けないが。
鉄の旋律か・・・
なんか危なさそうですね。
白縫は良い
はなたれ浄土も結構良いと思うな、ヤンバルクイナ。
756 :
愛蔵版名無しさん:2009/07/11(土) 15:34:25 ID:Okwtmks8
「新聊斎志異ーお常」だけどさ、全集と文庫だとコマの配置が違う。
1ページずれるので、全集だと見開き左側の頁が文庫だと右側に、全集だと見開き右側の頁が文庫だと左側に。
そのため、ラストの驚愕のシーンが、全集だと右側に来るのに対し、文庫だと左側でインパクトが弱い。
文庫の構成はおかしな感じになっているね。
「7日の恐怖」読んだ。
読み終わった後によくよく考えると、主人公の名前が「三郎」というのはすごく不気味だよ。
>>757 四郎という一人っ子の居る家。
三郎・四郎の二人っ子の居る家
一朗・二郎は?それとも一朗〜三郎まで同じ経験をして
起きたら「弟の名前が自分になってて自分は最初から存在しない事になっていた」?
再び戦争が起きると神の手で人類消滅。四郎も存在しなかった事になる?
四郎「待ってくれ!もういちど人類にチャンスを!」
神「一郎も二郎も三郎もみんなそう言った。その度に私はチャンスを与えたのに戦争が起きた。
しかし、これっきりで戻してやる。お前も約束通り消えるのだ」
母「五郎!五郎!」
五郎「やだなあ!かあさん僕は四郎だよ。僕に五郎という弟なんて居ないし」
母「何言ってるの?あなたは元々一人っ子よ。パパが野口五郎のファンだったから五郎なの」
>>759 その解釈だと、三郎は、一郎、二郎の記憶持っていなきゃ整合性がつかないと思われ。
そもそも整合性のある解釈が可能な作品かはわからんけど。
762 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/02(日) 12:28:43 ID:LXHrveR4
このスレは良スレ。かなり参考になった。
763 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/02(日) 12:51:13 ID:Wud1VEgQ
ザ、クレ−タ−は?
ホラーSF物でオモロイよ
764 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/03(月) 23:22:03 ID:znrT/dm6
メタモルフォーゼの
『弁けいと牛若』がスキなのよ
雨降り小僧って漫画全集の中に無いの?
767 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/04(火) 14:23:53 ID:AGQiM08H
ザ・クレーターとライオンブックスと全部好きだな。ライオンは特に少年ブック版。
>>766 ありがとう
タイガーブックスは無くてライオンブックスだけならあった…
読みてぇ…
たくさんあるけど、一番印象に残ったのは
「イエローダスト」
「低俗天使」
「ふたりでリンゲルロックを」
「いないいないばぁ」…
どれも一番印象に残ったよ
漫画サンデーの今週号に載ってるやつ
771 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/06(木) 01:20:27 ID:bbBbdQo0
ヤマカガシ
アトムキャットかわいいぞアトムキャット。
>>760 「七日」の続き
神「ま〜た戦争があった。今の人類は最悪じゃ!」
五郎「僕が人類の悪を引き受けるからチャンスを」
神「わかった」
ママ「緑郎や緑郎起きなさい」
緑郎「僕は五郎だよ緑郎なんて弟居ないよ」
<<以下同文>>
神「間久部緑郎よ!お前は悪事を重ねすぎた!消えろ!」
緑郎「フン!これであほな人類が残るんだろ」
神「いや全人類とはいかんが絶滅寸前にしてやる」
緑郎「何だって?」
ママ「七郎や七郎!」
七郎「やだなあ僕は緑郎だよ」
<<以下同文>>
パパ「七郎や、もうすぐ世界戦争が起きる。おまえは私の発明品と共に冷凍睡眠で未来へ行っておくれ」
コズミ博士「地球は放射能に汚染され、宇宙人に狙われておる!七郎君!地球防衛隊のメンバーとして守ってくれ」
七郎「はい!今日から僕は防衛隊のナンバー7です」
775 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/27(木) 15:59:39 ID:gcy24kwM
ブラックジャックもよくみると短編の集まり
「人間昆虫記」久しぶりに読んだけど…
あの女恐ろしすぎる
昆虫人間記
女恐いよな...
780 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/29(土) 20:11:20 ID:CPiiLrCE
四コマ漫画と一こま漫画は、分類上では短編なのでしょうか?
厳密な意味での短編じゃないけど、
「地球を呑む」「鳥人大系」
短編の連作集
特に「地球を呑む」の家族全員が別人で、それを知りながら家族を演じている話
思い出しただけで泣けてくる
やっぱり「悪右衛門」かな
火の山
BJでも触れられた昭和新山について、より深く掘り下げた短編集
悪右衛門はよかったな
ずんべらや刑事もどき
続編読みたかった。インセクターも
もったいない。
インセクターは面白かったな...
最後泣けた
ロックが真面目な役柄で出ていた。
マリン・エクスプレスの頃かな
マリンエクスプレスなんて久しぶり
ロック好きだ。真面目な役柄で出ていたのはブッキラでもあるけどあれは短編集でいいのか
俺は、この人の短編といったら、真っ先に思い出すのが、「安達が原」
あの老婆役を天本英世さんでやってほしかったw
今日ノーマンとキャプテンケン買ってきた
てかノーマンの面白さ半端ない!!
コーマン
009を意識してるな
793 :
愛蔵版名無しさん:2009/09/08(火) 21:19:57 ID:XvuowPQj
安達が原はたしか、雑誌に1回切りの読みきり連載だったな。
あの当時の漫画雑誌の水準は高かったと言えると思う。
某漫画家がリメークしたら、単行本5冊にしてしまうような
内容を1回切りで描ける能力の高さ、ショートショート能力、
落語の話のような短く要領の良い整理された語り口、それらが
今では毎週連載で無駄にページを与えられて、単行本の印税で
稼ぐシステムだから無闇に巻数を増やして、内容は水のように
薄い、年度など無関係にだらだらと長期連載して人気が下がって
来たらバタバタとおしまいにする。そういうのが良いとされる
ようになったのでは、昔は良かったと思わざるを得なくなってしまう。
1回切りだから読みきりというのでは。
まあ百物語は1回切りではないが。
795 :
愛蔵版名無しさん:2009/09/09(水) 22:19:32 ID:KZP2dfKt
ライオンブックス人気投票!(一人10点)
奇動館 4
荒野の七ひき 3
モモンガのムサ 3
手塚短編の中でライオンブックスが一番好きだな。
安達が原 5点
白縫 3点
コラープス 2点
荒野の7匹も、ミューズとドンも、マンションOBAもすごく好きなんだけど、ベスト3は796に書いた三つだな。
798 :
愛蔵版名無しさん:2009/09/11(金) 22:06:14 ID:/tNasfeY
結果発表!w
第一位 安達が原
第二位 奇動館
第三位 荒野の七ひき
第三位 モモンガのムサ
第三位 白縫
第六位 コラープス
シャミー1000が好きです
三味線
>>793 確かにねえ
この前、「鉄腕アトム」のシーラの出てくる話を読んだんだけど、驚いたよ
華麗なるアイディア、意表をつく展開、複雑な人間心理、
むろん、複雑といっても、子供に理解できる範囲内のものではあるんだけど、
これだけのものを惜しげもなく単行本一冊分にてんこ盛りに入れている
驚いたねえ
802 :
愛蔵版名無しさん:2009/09/12(土) 19:32:51 ID:XgNCCdX7
そういったエピソードをたったの25分の番組にしては放送していた
虫プロの鉄腕アトムの内容の濃さもぜひとも注目されるべきです。
1話当りが、実写の2時間映画並みの内容をスピーディに盛り込んで
おるのです。あの時代のテレビアニメの傾向でしたか。
今は、だらだら引き延ばした薄いものが多いような。絵が綺麗であっても
アニメーションとしての動きが悪いものが多いし。
やっぱり「四谷快談」。
好きだなぁ。
お岩さんの生足!
生臭い風…プリーズ(;´Д`)ハァハァ
お岩さんのチーズ臭いゴニョゴニョ
>>802 あのころは、脚本を書いていたのが豊田有恒、平井和正って言った人たちで、筒井康隆、半村良も書いていたらしいからね
「0次元の丘」が好きかな
何か神秘的
あとタイトル忘れたけど未来から来たジュジュ(?違うかも こんな感じの名前だったような)って女の子が出て来る話も好き
レコードかけるなの台詞のところ
手塚の書き換え史の好例
ピンクレディだった…。連載版では?まさか「ピンキラ」?
小学館版旧全集の鉄の道併録分では確かグループサウンズ名だった
ILの一編で「岩崎宏美みたい」(大都社?)のセリフも連載版・今の版はどうなってるのかな?
黒ひげ探偵帳やSFファンシーフリーは当時のままかも。
「トニー・ライザー」や草加事件は時代を象徴してた。あと「ヨネヤマモモコ」
ママコ
>>811 今、昭和45年5月発行の
全集を見てみたら
「おれのステレオで
グッドナイトベイビーや、
恋の季節を
かけるのは
おことわりだっ!!」
ってセリフでした。
>>816 家で鉄の道を捜索せずに済みました。
ありがとうございました。
こちらが最初に気がついた書き換えでした。
「三つ目」でモアイが退去して街に押し寄せる時、
「何?あの音?ベイシティローラーズみたい」とか言ってなかった?
火の鳥生命編のタモリが今でも現役なのはすごい。
821 :
808:2009/09/17(木) 23:11:31 ID:???
>>812 ありがと!そうだったな 思い出した。久々に読んでみるかぁ
四谷記者の名前が翌年の愛読者賞参加作品のタイトルへ
スピンオフか
ブラックジャックで「プッチンプリ〜ン」ってCMネタのセリフがあったけど、そのまま今でも入ってるのかな
手塚治虫のセリフ改変て?
久々に来た
>>1だけど今更ながらスレタイが恥ずかしすぎる(´・ω・)
827 :
愛蔵版名無しさん:2009/09/26(土) 09:28:21 ID:ZMrT5n7t
恥ずかしくない良スレだと思うが
るんは風の中読んで不覚にも泣いた
828 :
愛蔵版名無しさん:2009/09/26(土) 10:12:28 ID:6VUH5XkS
ポスターの写真がヌード写真でなくて良かったな。
へえ。差別語だとかで修正されるセリフは多いのに、そういうのはOKなんだな。
火の鳥のアリナミンとかか
黒澤ファンなら三船の顔もわかるだろうに
W3でもアスパラのCMの唄を歌ってたし、先生CMネタが好きなんだな
ボンカレーよBJとコラボしる
834 :
愛蔵版名無しさん:2009/10/06(火) 12:14:30 ID:36EMoqCo
保守
835 :
愛蔵版名無しさん:2009/10/06(火) 21:51:53 ID:9TbP6TbE
「るんは風の中」が如何に成立したかを想像してみる。
学生時代の女学友に再開したところ、すっかりおばさんになっていたが、
自分の心の中では今でも女子学生のままで、。。。
そう言われてみれば、そんな感じだな。だから、るんは、自分のこと、思い出の記録って言って、最後に(メール欄)ということになるのか・・・
主人公には中学三年生だった本物との「思い出」がないから、思い出思い出と強調するのは違和感あるけど、
話のプロットが、初恋の同級生に再会して記憶とのギャップにがっかりする話と考えるとしっくりくる。
ここまでで出ていない短編良作として、「新聊斎志異 叩建異譚」を挙げたい。
ある程度手塚短編読んだと思うので手塚短編集のお勧め度書いとくね。もちろん主観。全集基準。
◎(絶対お勧め)、○(お勧め。)、△(まあまあ)
◎ライオンブックス(1、2)・・・傑作ぞろい。個人的には全短編集の中で一番に勧める。
○ライオンブックス(3,4,5)・これも傑作。ただ、短編とはいえないかも。手塚曰く、百物語はライオンブックスの代表作。
◎空気の底・・・全14作品。短い作品ながら傑作ばかり。あとがき読むと手塚の自信作だということがよくわかる。
○時計仕掛けのりんご・・・空気の底とテイストが似ている。「嚢」と「バイパスの夜」なんか凄くいい。他の作品もレベル高し。
◎タイガーブックス(3)・・・タイガーブックスはライオンブックスの後継というが、やや作品の出来にばらつきがあるような・・・。
手塚曰く「特に」自信作は「悪右衛門」「カノン」「ロロの旅路」「雨ふり小僧」「ガラスの脳」「るんは風の中」。うち、4作は3巻に収録なので3巻は強くお勧め。
○タイガーブックス(2、4,7)・・・傑作多し。個人的には4→2→7の順にお勧め。
△SFファンシーフリー・・・SFファンシーフリーは微妙。だが、短編4作は傑作。特に「赤の他人」は良い。真ん中をとってまあまあの評価。
△ザ・クレーター・・・好きな人ごめん。私は玉石混交と思った。
こじき姫ルンペネラは雑誌版はエロいが単行本はソフトになってがっかり
841 :
愛蔵版名無しさん:2009/10/18(日) 01:18:50 ID:RJ1Ys3IW
るんはテレビアニメにもなってDVDにも入っていた気がするが、
実写のテレビドラマ版もあったんだって? 売っているのかな?
緒形拳がカノン役してたんだって?結構最近放送されたのに知らなかった
843 :
愛蔵版名無しさん:2009/10/25(日) 16:00:21 ID:cJ9eozZ2
中学の時の憧れのマドンナが、30年後に
顔ブヨブヨのブクブクデブの中年婦人として目の前に現れたら、。。。
美しい思い出は大切に心と写真の中に留めておけばよかったなどと
後悔をしても、ちっとも不思議ではないだろう。
♪赤いゲタの女の子 ずっと捜してきたのに〜・・・
845 :
愛蔵版名無しさん:2009/11/01(日) 22:11:25 ID:/LNrmy1g
手塚は、短編作家です。
トーンはセンチメンタル。
追憶・回想。。。。実は幻想というオチ。
でも、秀逸でいいのではないか。
846 :
愛蔵版名無しさん:2009/11/07(土) 05:09:31 ID:z6jfZP9t
手塚の作風はイギリス風のロマン、怪奇、幻想の文学だと思う。
ヒッチコックの名作映画レベッカとかああいったかんじの。
そうかなあ
短編、長編、どっちも同じぐらいできた作家だと思うが
長編なんか完全にドストエフスキーだし
848 :
愛蔵版名無しさん:2009/11/07(土) 23:57:29 ID:z6jfZP9t
846は短編についてな。
849 :
847:2009/11/08(日) 13:20:56 ID:???
それに、センチメンタルでもないとおもうが
初期の「来るべき世界」だが、最後に人類に協力して、仲間を裏切ったフウムーンのロココを冷凍睡眠にして、宇宙追放の刑にしている
それを恩知らずと言って批判するケンイチを大人たちは、フウムーンと人間は共存できないんだよ、とか、
まあ、少年期のアレですよ、という。
そして、最後の言葉は、「宇宙に去って言ったノアの箱舟(フウムーンたち)は、いつか戻ってくる」
読んだとき、その残酷さに驚いたぞ。
851 :
愛蔵版名無しさん:2009/11/08(日) 21:03:14 ID:ioP2jWuS
>850
メトロポリスの構想ノートからも、ミッチ-を宇宙流刑にする案があった
ということが分かる。
852 :
愛蔵版名無しさん:2009/11/08(日) 22:56:12 ID:fTAHz3d8
秋田トップコミックスワイド手塚治虫恐怖連作短編集「空気の底」の収録内容(できれば順番も)御存知の方いらっしゃいましたら教えていただけませんか?
宇宙で漂流したパイロットが惑星に不時着して
唯一生き残った女と出会う
その女は二人の内一人を食料にして生き延び
助けを待ちたいと言う
どっちが食料になるかを決めるために
クジを引く事になった
この作品(タイトル不明)
広島に落とされた爆弾のために
毛が抜けて落ち込むが
明るく学校に通ったり
ケンカしたり友達がヤクザ殺して逃げたり
周辺の人たちが次々と血を吐いたりして死んでしまう
この作品(タイトル不明)
それなんてはだしのゲソ?
ff ^ω^リ
859 :
愛蔵版名無しさん:2009/11/14(土) 01:51:11 ID:3YqsHYCK
手塚の後期短編は確かにセンチメンタルなのが多い。タイガーブックスとか明らかにそうじゃん。
860 :
愛蔵版名無しさん:2009/11/14(土) 02:59:51 ID:6SgHsK6K
奇子
861 :
愛蔵版名無しさん:2009/11/14(土) 05:42:12 ID:OusWgI96
「カノン」で泣いたよ。
マンガで泣いたのは、この短編だけだよ。
862 :
愛蔵版名無しさん:2009/11/14(土) 08:13:32 ID:Zhan2XhP
>>253藤子Fセンセのカンビュセスのくじ似てるけど
そもそも技術発達した未来なら1人殺さなくても手足食っちゃえば?とオモタ
幼少期を過ごした地上に戻ってきた
オバケの国の王子様
かつての友達はみな大人になっていて
自分の居場所はもうないんだと
帰っていく
この作品(タイトル不明)
短編は、長編とちがってテーマを強烈に出しやすく、読みかえすと比較的に中身のしまった作品になっているものが多いのです。
(タイガーブックス あとがき)
かように短編では、ぼくが十分満足して仕上げたものが非常にすくなく、それだけ未練
の多い不自然な作品が揃っているといえるでしょう。
(ゴッドファーザーの息子 あとがき)
ぼくは自分で、どちらかというと大河ドラマにむいている作家だと思っています。
といっても、代表的な大長編漫画がどのくらいあるか、ときかれると、はなはだ
心細い始末なのです。
雑誌に連載された長編連載は一回一回やまばを作らなければならないし、物語よりも
主人公の性格のユニークさに重点がおかれたりするので、いわゆるストーリーテリングの
上ではかなり制約をうけるからです。
単行本化したときにかきなおすぼくのくせは、雑誌向き作品から単行本作品への衣がえ
として、止むを得ない改変なのです。
そこで、通り一ぺんの主人公を出す長たらしい連載をやるよりは、それなりに物語を
圧縮してまとめた読み切りのほうがぼく向きということになるのです。
だからぼくの短編は、もともと長編、大河ドラマの要素をもつものが多く、ながして
描いてゆけばたぶんすぐ100 ページ以上のものになってしまう構想ばかりなのです。
それを与えられたわずかなページで読み切りにするにはどうしても省略がはげしく、
無理ができます。
10リットルはいる箱に15リットルの砂を入れようとしても、どんなにギュウギュウ
おしこんだって2〜3リットルはこぼれるのは当然です。
実際、筋のあちこちに破じょうが生じてしまうのです。
うまくピシッとかぎられたスペースに入って、会心の仕上げができることは十に一つも
ありません。
「ああ、あと××ページありゃアなあ。」といつもくやしがるのです。
(ゴッドファーザーの息子 あとがき)
866 :
愛蔵版名無しさん:2009/11/15(日) 02:36:41 ID:yoI8VmmI
カノンは子供達の話のシーンが泣けるよな
カノンは名作
868 :
愛蔵版名無しさん:2009/11/16(月) 04:02:21 ID:j8F16q22
「夜よさよなら」もいいよな
さよならノーチェス、ザムザ復活、弁慶と牛若?
別の短編だがてんてけマーチは泣けた
869 :
愛蔵版名無しさん:2009/11/18(水) 02:49:35 ID:GzoUmLkc
百物語良いね
>>868 ノーチェスいいよね。
BJにもサボテンに心がある設定の話あったけど、あれってどっちが先なんだろう
「木の芽」だね。BJ連載初期。ノーチェスは80年代だから、BJが先。
872 :
愛蔵版名無しさん:2009/11/20(金) 02:00:57 ID:2F3FNWng
主人公はサボテンがいなくなっても孤独に頑張ってくんだよな…
何度も再生して来てくれたサボテンのように粘るところに感銘を受けた
873 :
愛蔵版名無しさん:2009/11/22(日) 00:25:23 ID:ZMNl2eWA
ノーチェス
>サボテンに心がある
たしか60年代くらいのアメリカの疑似科学集団が流行らせた説のはず。
サボテンに電極つけて話し掛けると電流計だか電圧計だかが反応を示すってやつ。
それは大前提で言ってたならスマン。
875 :
愛蔵版名無しさん:2009/11/22(日) 12:23:52 ID:L2wM55+/
「木の芽どき」という言葉の意味を知っていれば。
876 :
愛蔵版名無しさん:2009/11/24(火) 01:37:21 ID:OCMXeno1
>>863
「劇画オバQ」だけど「鉄腕アトム」も歳を取らないからね。ケンイチ達同級生も大人になるし、お茶の水・ひげ親父も居なくなる。
天馬博士が切れたのもそのせいだったし
ロボットが背が伸びないのにキレるって
すげえ科学者もいたもんだw>天馬博士
実際アトムの背は縮んでいったけどな
アラレちゃんの背も縮んだ
大豪院邪鬼も縮んだ
人間だから不思議じゃないが
883 :
愛蔵版名無しさん:2009/11/24(火) 22:55:26 ID:sCWOO5yc
影響されてサボテンを育て始めた
天馬博士「サボテンの水やりをさぼってん」
リアル連載を読んだ人じゃなきゃファンになっちゃいけないのか?
あんた達だって読んでた頃は子供だろ。
製作にかかわってたとか同業者でもあるまいに。
これからは若い世代のものだ。
それじゃあ百年後に手塚を評価する人間は居なくなる
どこの誤爆なのか気になる。
リアルタイム世代となると、最後尾は三十前後かな。
火の鳥じゃなくて、
火の山っていう作品もあんだよな
ナダレかな
ウルトラスーパーデラックスマン
ホンダの750CCにまたがった主人公が
永遠の高校2年生を経験する
犬のようなネコがペットの書記長やいつも食べてる
友達がチべたいコーヒーが飲みたいですネとかいって
喫茶店にたむろしたりする
この作品(タイトル不明)
サイクル野郎
894 :
愛蔵版名無しさん:2009/12/05(土) 02:55:37 ID:CYT3qeyu
ちんぽ
ライオンブックス
898 :
愛蔵版名無しさん:2009/12/12(土) 01:18:36 ID:yxPukKzt
おふくろの河は、そこそこの佳作。
あんまり手塚らしくない作品だが。
何で集英社の文庫には収録されてないんだろうな。
899 :
愛蔵版名無しさん:2009/12/13(日) 11:39:34 ID:nmlc6gYB
おふくろの河は女剣劇役者とその一座のお話だね。
作品解説を全集に作者が書いていたのが参考になる。
最近出た本で、鳴海丈「『萌え』の起源」のなかでも、
女剣劇についての考察がある。
900 :
愛蔵版名無しさん:2009/12/15(火) 23:31:16 ID:aEf5x/TG
900ならウンコくう
でけえw
てか手塚治虫って短編巧いな
やっと分かってくれましたか
905 :
愛蔵版名無しさん:2009/12/26(土) 20:12:32 ID:CQYHkHsV
短編はアイディアに直結した作品であることが多い。
ストーリーも極めて濃厚に凝縮されている。
昔の漫画家のレベルは投稿レベルでもストーリーがしっかりした
ものが今よりも多かったと思う。
短編の不利な点は、長編連載と違って、単行本になりにくいし、
テレビアニメ化されにくいし、キャラクター商品化されにくいし、
などいろいろとある。
しかし、短編でまともな作品が掛けない段階の漫画家が長編を
描いても、できる作品の質はおよそガラクタになるでしょう。
自分の妻が二人は空気の底にが好きだったなぁ。
癌で死んだんだが。
この前読み返したら重なる部分があって号泣してしまった。
もう40年まえの作品なんだよなぁ。
907 :
愛蔵版名無しさん:2009/12/28(月) 05:24:39 ID:hTgAI4UY
日本がアメリカの一部になっているとかいうような作品があるはずだが、
単行本化されていないそうで、ぜひ読みたい。
908 :
愛蔵版名無しさん:2010/01/01(金) 02:58:13 ID:1qhSbWJ5
良くない短編にはどのようなものがあるか?
ザ・クレーターってあんまり好きになれないのが多い。
第一、人の心の深淵を覗き込むはずが、ただの超常現象の話になってるのがあるのも残念。
910 :
愛蔵版名無しさん:2010/01/02(土) 21:42:12 ID:DUx3WptD
たとえば。
オカルトブームにのった受け狙いな部分がったのかも
912 :
愛蔵版名無しさん:2010/01/05(火) 08:55:03 ID:PvO9+41K
ザ・クレーターはうめずかずおに対抗して描かれたマンガだから。
本当もう、手塚先生は「●●に対抗して〜」が多すぎw
そんな手塚先生が大好きです
ここでは何度も挙がってる「雨降り小僧」「四谷快談」を
続けて読んでなきっぱなしだわ
ろろの旅路
じょーを訪ねた男
雨降り小僧って雨月物語か何かのプロット丸パクリだよな
あばら屋で元嫁のお化けが都会で遊んでる主人を待ってるって奴
ペリーヌ物語
厨二病
920 :
愛蔵版名無しさん:2010/02/10(水) 21:16:00 ID:fB//jdXB
age
922 :
愛蔵版名無しさん:2010/02/11(木) 07:29:11 ID:L5ouXeul
対抗してと言えば美しいが、真似して後追いしてと言えば醜い。
>>921 このスレ、短編に絞っているのですごく参考になる。
>>923 BJと火の鳥とブッダと三つ目とアドルフといんことアトムとプライムローズまで作品スレが
あるんだからあまりスレ分散して手塚関連スレ増やさないほうがアンチを刺激しなくて
いいと思うんだが。
あと奇子、きりひと、MWスレくらいは欲しいな。
いずれにせよスレチなので
自分でスレ立てしてそちらで尾長居します
>>907 遅レスだが、アメリカが日本の一部になってるって話なら知ってる。
928 :
愛蔵版名無しさん:2010/02/14(日) 20:52:49 ID:p3bfjs29
>927
それかも知れない。読みたいねぇ。
大日本帝国アメリカ県
全集には入ってないから(単行本化はされてる)、古書でも漁って。
930 :
愛蔵版名無しさん:2010/02/15(月) 16:36:13 ID:0e8rYmtz
単行本のタイトルを教えて。それと出版社とか発行年とかも。
931 :
愛蔵版名無しさん:2010/02/15(月) 17:01:15 ID:3bOxDNjq
SFで「安達ヶ原の鬼婆」?をモチーフにしたのがあった。
愛し合ってる男女が戦乱に巻き込まれて行方不明に・・、
「猿の惑星」みたいに宇宙での時間のズレがポイントになっている。
タイトルはまんま『安達が原』だったな
地味だけど傑作だと思うよ
原典だと
乳母の岩手が溺愛する姫のために生き肝を探しに出奔
→数十年後、妊婦を殺して胎児の生き肝を取り出したら
その妊婦が実は姫だった
→発狂して鬼婆に
という前段と
鬼婆の元に僧侶祐慶(ユーケイ)が来て正体を暴かれたので殺そうと……
という後段に分かれているが、
「実は同一人物だった」のを鬼婆自身にしたことと、
鬼婆と祐慶の「命を狙う/狙われる」という関係を逆転させて
一段構えのプロットに再構成したのが見事という他ない
「いい漫画を描きたかったら漫画ばかり読んでいないで
いい小説・いい映画・いい音楽・いい演劇等々に親しんで
そこから吸収したことすべてを漫画に生かさなければ駄目だ」と
後輩たちに教えていたのも、こういう鮮やかな翻案を見ると頷ける
今は漫画家の準拠枠がほぼ「1世代前までの漫画」ばかりになったし
「映画が好き」程度じゃ教養のレベルとして追いつけないから
こういう短編を描ける人はもう出てこないのだろう
>>930 タイトルまで出したんだからあとは検索してちょ。探すの面倒くさい。
双葉社 現代コミック9 手塚治虫集だね。
安達が原は手塚短編最高傑作と信じて疑わない。
936 :
愛蔵版名無しさん:2010/02/15(月) 23:39:35 ID:9jAW22Gd
おれは『雨ふり小僧』だな。
初めて読んだ時は小6だったが、書店で立ち読みしながら大泣きしたよ。。。
937 :
愛蔵版名無しさん:2010/02/16(火) 01:03:00 ID:nYVeA6cj
再度確認。「大日本帝国アメリカ県」という短編(?)は
「双葉社 現代コミック9 手塚治虫集」に入っているんだね?
自分も安達が原は傑作だと思うが、好みなのは「グロテスクへの招待」かな。
940 :
愛蔵版名無しさん:2010/02/16(火) 02:24:34 ID:nYVeA6cj
再録されないのは原稿が紛失でもしたのかな。
941 :
愛蔵版名無しさん:2010/02/20(土) 12:18:51 ID:MpWKHCR8
>932
長い年月を経て残ってきた語り継がれてきた読み継がれてきた
古典作品は、残るだけの理由があって残っているわけで、
今現在にせっせと作られているどの作品と比べてみても
はるかに今後も残っていく可能性が高いものばかりなのだ。
時事もの、現代物などは確かに今現在の世相やニーズに
合っているから古くて時代遅れになっている古典よりも親しみが
もてたり、実際的であるかもしれないが、逆に少し時代が経てば
そういった時代の鏡のような作品の価値は大いに減じることだろう。
動物としての人間や人間の持つ感情や心理、社会の根本が変わら
ない限り、そういったものを描いた古典の価値は残る。
942 :
愛蔵版名無しさん:2010/02/27(土) 18:13:09 ID:akMSB3nG
世にも奇妙な物語で映像化して欲しいものが多い。
まあお金的に無理だろうね。
筒井や星ができて手塚がギャラでだめってことはないだろう。
手塚プロがごねるとか?
空気の底辺りはそこそこの予算で映像化してもいい感じにできそうだけど
945 :
愛蔵版名無しさん:2010/02/28(日) 22:14:27 ID:xa+p/sn8
放射線被爆物はテレビ局などはできれば避けたがる話題のようだが。
946 :
愛蔵版名無しさん:2010/03/21(日) 01:30:47 ID:1asQpE7B
手塚短編の名作には日本の伝説・民話・怪談系の話をベースにしたものが多いと思う。
ライオンブックスに入ってた「泥だらけの行進」って作品知ってる人いる?
主人公が精神病患者だったってオチの。
差別用語ばっかで単行本未収録らしい。 読みたいな。
未収録だね。今回の文庫全集にも収録されなかったし。
国会図書館にいくしかないだろうね。
949 :
愛蔵版名無しさん:2010/03/23(火) 22:22:42 ID:Mo+PWl0f
>>947 国会図書館に収録されている図書に破損があって、冒頭の二頁ほどが欠落してるそうだが。
951 :
愛蔵版名無しさん:2010/03/24(水) 16:52:53 ID:Wex6/RDn
大阪の児童文学資料館の資料も、いずれはボロボロに破壊されるだろうて。
昭和47年の週刊ジャンプってそんな国立国会図書館とかの所蔵しか
ないくらい貴重な資料なのか?普通に古本屋とかで売ってそうだが
変なマニアが買い漁って市場にないとか
953 :
愛蔵版名無しさん:2010/03/25(木) 02:04:09 ID:CWH6libe
最上殿ご乱心
だったかな?親の敵の憎き最上の殿様に梅毒うつして復讐果たす女性の話
シェークスピアのリア王?がモチーフだらおう
>>952 まぁ何らかのバックナンバーは置いてあるが、狙い通りの号にドンピシャリ巡り当たるのは割と難しい
まとまって入荷すると「一年分まとめて」みたいな売り方になるし
>>954 ・・・・・えーと、題名違うし、ストーリー違うし、しかも、書き込んだストーリーとリア王のストーリーもかけ離れているのですが・・・
>>954,956
最上殿始末=影武者の話=黒澤映画にインスピレーションを受けたに違いない!
=そういえば仲代達矢に似てるかも?=元ネタは『リア王』
という連想ではなかろうか
あの短編は黒澤映画より先に書かれてるので
根本的な勘違いだけど
すまん
957だが書いた後で気がついた
俺も『乱』と『影武者』がごっちゃになってた
人のこと言えんな
読んだの10何年も前だが空気の底って短編集が好きだったな。
崖の男の話と
囚人の流刑星の話が特に印象に残った。
960 :
愛蔵版名無しさん:2010/03/27(土) 01:19:47 ID:0n35AOiM
最上殿始末って、日本の誰かの有名な小説とそっくりだと誰かがいってたよ
秋田文庫や集英社文庫に入っている中・短編も
文庫全集に入る(入っている)んだろうか
963 :
愛蔵版名無しさん:2010/03/27(土) 13:11:15 ID:LM52SPAk
普通の人間に興味がなく、宇宙人異世界人未来人超能力者を探してる
女子高生の話って手塚作品だっけ?
「安達が原」は歌舞伎の
「安達が原」が元ネタだから
手塚の完全オリジナルとは言いにくいのかな?
それ言い出したら、世の中に元ネタの無い完全オリジナルな作品なんて無くなってしまわんか?
歌舞伎は「黒塚」だけどな。アンニーの名字。
いや、歌舞伎の黒塚をあそこまで換骨奪胎した点が凄いと思うんだが。
訂正。歌舞伎じゃない。能だ。おれも人のこと言えないな。
薪能と蝋燭能で安達が原見たことがあるんだけど、
鬼に変じた姿よりも、初っ端、舞台中央で覆い布を
取り払われたら現れる老女姿のほうが、何故か
しらんがゾッとすると同時にやたら哀しくなるんだ。
その後これを読むと、ユーケイがヘルメット取った時に息を飲んで、
部屋に駆け込んで号泣する老女にまた泣かされてなあ。
手塚作品のおかげで演劇に興味が出て色々見に行くようになったが、
安達が原は本当に別格だ。
好きな話が、
各タイトルに1〜2ずつ
収録されてるから困る。
買おうとしたら10冊位になる。
まとめたら1〜2冊に収まるのに。
>>957 手塚ご本人が、「主人公が仲代達矢にそっくりで・・・」と書いていたね
短編だけど、そよ風くんってのが好きだったな。
そよ風さん?
保守
保守
hoshu
(雑談)
規制?
hoshu
保守
埋め
埋設
埋没
「コラープス」最近文庫全集で見たんですが
加筆修正とかされてますか?
もっとチンコがガンガン出てくる印象があったのですが
(たぶんパゾリーニの影響?)