1 :
足踏みしている諸君へ:
では皆様、地鎮祭のほう宜しくお願いします。
ま た 【】 か !
次の人どうぞ
【】ふえすぎw
大阪でやってたA展、東京にも行くのか…
まだ残ってるのかな?
www.allnightpress.com/main/monologue/199903/studio_zero.htm
これでついにスレタイのこだわりが消えた。
もう「まんが道」って書いてればそれだけでいい。
でも、グシャグシャした本棚は嫌なのに!
まあ今回はスレタイ云々より、ちゃんと誘導なんかもしてくれてたから良かった。
>>1 乙
前スレ埋めなくていいのか
前回のスレタイのがよかつたな…
「トキワ荘」で検索できるようになったのは良いと思われ。
16 :
愛蔵版名無しさん:04/07/26 00:16 ID:a16ttK8s
ねえねえ、新漫画党の坂本三郎って、結局その後どうなったの?
アニメーターになったらしいけど、検索しても同姓同名の人しか出てこないし・・
みなさま、こっちの地鎮祭よりも、前スレ埋めませう。
よくある質問(回答は正確じゃないかも)
*坂本三郎のその後
→さあ
*才野が咳してたのはなんで?
→F氏は病気になったことがあったので、それをネタにしようと思い伏線として
張ったけど結局使わなかった。
*漫賀はトンカツ弁当買ってるじゃん。
→肉と魚を食べないという設定がまだ確立されていなかった。
19 :
愛蔵版名無しさん:04/07/26 04:51 ID:2uIFzwML
設定という事は実物はトンカツ食べられるの?
あとトキワ荘の住民はヌく時はどうしてたんだろう?
>>19 最近になって食べようと努力したらしいけど、基本的には本物も偏食。
奥さんの手料理で生きている。
小学館から出てたF氏の伝記漫画では
結核だったことが書かれてたような・・・
>>19 現在ほど欲望を抑制できない時代ではありませんでした
F先生の伝記マンガ→結核
二人で少年漫画ばかり描いてきた→A先生が帰宅するとF先生が横になっており、「血痰が出た」と告白
凸凹コンビ藤子不二雄伝→肺ジンシン
F先生が結核だったってのが語られてるのはこの3つかな。
あと小学3年生の頃も肺の病気で入院したとかなんとか。
こ、
これは
かっ血。
肉と魚を食べないのが偏食というのは違和感あるな。
肉と魚ばかりで野菜類を食べないのは偏食だろうけど。
A先生は、健康志向のベジタビリアンの先駆けだったのでは?
実際、漫画家のようなハードな生活でありながら、同年代
の作家の中では一番元気なわけだし。
偏食に決まってんだろ
肉無しで蛋白質補充するのは大変だぞ
ベジタビリアン の検索結果 約 13 件中 1 - 10 件目 (0.34 秒)←
ベジタリアン の検索結果 約 57,400 件中 1 - 10 件目 (0.17 秒)
時間をみると少し「ん?」と考え込んでるみたいね。
豆類を多くとっているのかな?
日曜日も通常業務の高岡郵便局。
加藤編集長って、漫画少年がつぶれたあと新雑誌を立ち上げるとか
言ってたけど、「愛知り」では手塚先生のマネージャーになったとある。
どっちが本当なの?
新雑誌が結局返本の山になり
しかもその山を中田竹丸あたりが崩しに来て嫌気が差し
雑誌をやめ、マネージャーになった。
いや、妄想ですが。
加藤夫妻って、トキワ荘に住んだあと、並木ハウスにも住んでたらしいね。
よっぽど手塚先生と親しかったんだ。
>>25 A先生は禅宗のお寺の生まれで、
小さい頃は肉類を食べない食生活だったから、肉と魚が食べられなくなった。
お寺の住職だったお父さんが亡くなってお寺を出て暮らすようになってからも
偏食は治らなかった。
だから別に健康志向とか、ベジタリアンというわけではないよ。
肉や魚も、食べられる範囲で食べてるようだ。
>>33
お寺って住職が死んだらその家族は寺をでなくちゃいけないの?
A先生のお父さんは雇われ住職だったのかな
話を割ってスマソが、とりあえずこっちは30越えたし、
前スレのほうをとっとと消化しようや。
ずっと停滞してるんよ、あっち。
>>34 A先生の生まれたお寺は、富山にある光禅寺という格式の高い曹洞宗のお寺。
650年も続く歴史のあるお寺で、代々の住職は世襲制ではなかった。
A先生の父、耕玉さんは、光禅寺の住職では始めての妻帯者で、
A先生はその後継ぎとして生まれたが、A先生が小学5年生の時にお父さんが急死。
(お経を唱えて立ち上がった時、上にあった釣鐘に頭をぶつけて即死)
後継ぎのはずのA先生はまだ子供のため、お寺は継げないので
本山から新しい住職をむかえる事になり、A先生家族はお寺を出て、
伯父さん(富山新聞社の)を頼って引越した、ということです。
ちなみに今はA先生の弟(鉄郎くん)がお寺を継いでいるんじゃなかったかな。
えっ、あの鉄郎くん、お坊さんになったのか!
仏に仕える身の者が寺の鐘に頭ぶつけて死ぬってのは
報われないなあ、これこそブラックジョークだ。
>>38 本当にな…。
コントみたいだが、笑うわけにはいかんな。
京都新聞にA先生が寄稿していて
叔父が新聞社退社後、京都へ移り住み、
現役時代とはうってかわってやわらかく温厚な人間になった…
みたいなことを書いてたけど、あの鍋河のおじさん
のことだろうかね。
ということはA先生のお父さんが、お経を読んで立ち上がるとき、
もうちょっと気をつけていたら、このスレは存在しなかった、
ということだな。
お父さんに合掌。
自らの死をもって不世出の偉大な漫画家を世におくりだした
A先生のお父様、謹んでご冥福をお祈りいたします。
A先生のことだから漫画家にならずとも、新聞記者や僧侶としても大成していたかもしれない。
マンガを描く坊さんというのも面白いな。
著書で「あの時父か鐘に頭をぶつけていたら、僕は漫画家僧侶になっていなかったかもしれない」とか。
「ぶつけていなかったら」でしょ
「あの時父か鐘に頭をぶつけていなかったら、僕は漫画家僧侶になっていたかもしれない」
なんだろうな、読んだことないけど
いまBS2でやってる映画に「スパイ用心」の貼紙が。
あれ創作じゃなかったんだ、って創作だけど
「スパイ用心」は創作じゃなかったのか。
ただ、チベットじゃなかったw
「スパイに用心」の貼り紙は、戦時中の日本で貼られていたものじゃないかな。
「欲しがりません勝つまでは」とか「進め一億火の玉だ」とかの標語と一緒に。
あんな日常生活の中に何を用心する必要があったんだろう、ってのは今になっての考えなんだろうな
少ないながらも共産主義者はいたから、市民に密告をうながす標語だろう。
共産党は非合法の時代だから。
>>23 結核かよ。あの時点で才野が逝ってたら漫画の歴史は変わっただろうな。
替わりにキャバがドラえもんを書いたりして。
そういや長谷邦夫も会社(塩野義製薬)の健康診断で肺に
影がみつかってクビになったんだよな。
結核が肺病と言われて忌み嫌われていた頃を、まだ引き
ずっていた時代かな。
それにしても製薬会社が健康診断で社員をクビにするという
のも凄い話だな。
ところで、長谷先生。
パロディ漫画で味噌会社から訴えられた顛末を自伝に
書いていないのはなぜ?
>>51 いや、キャバにはあれだけの引き出しはない。
それ以前にA先生がコンビを組むかどうか。
もっと突き詰めて考えたらA先生が漫画家を続けていたかどうかも危ないと思われ。
キャバと藤子じゃ、まんがを描くバックボーンが全然違うよ。
むしろキャバとつのだの方が近い。
ドラえもんは立派なSF。
少女向きの民話まんがが守備範囲のキャバには描けません。
頭降(ずこう)
かつて中華を二分した思想家 亞 日功(あ びこう) と不 治許(ふ じもと)はもとはと言えば
互いに支え合い故国 福建は那加納(ながの)から身支度一つで上洛した貧乏書生であった。
仲たがいし二人が袂を分かつ前亞日功は著作「伯途利訓」(はっとりくん)において言明した
「頭高くならず常に礼して降ろすべし」是略して「頭降」と成る教えを説き、不治許もその著作
「羽吾漫」(ぱあまん)においてそれをさらに昇華させた。
現代においてお寒いギャグで一同をしらけさせるぐらいならみなで一斉に足を滑らせるリアクションで
ズコーとやるのも互いを鑑み互いをかばい合う心を愛した亞日功と不治許の教えに通ずる
連綿とした歴史の積み重ねなのである。
民明書房刊 「今ならセル画も付いてくる不治跨不治御覧奴(ふじこふじおらんど)」
>>30 「漫画少年物語」(加藤丈夫)だと、加藤編集長は学童社の倒産後、手塚のマネージャーになってCOMを
立ち上げたようだからどっちも正しいんじゃね。学童社は倒産しても、実質的オーナーだった
加藤謙一氏(加藤編集長の父、少年倶楽部全盛期の名編集長)の人脈もあってか負債を個人的に
背負い〜ってこともあまりなかった模様。
加藤宏泰さんは手塚治虫のマネージャーと同時に、
手塚の個人ファンクラブ雑誌「虫の友」の編集をやっていた
みたいね。
COMの創刊は学童社倒産から10年以上経っているが、
そのころまで手塚のところにいたのかな?
長谷邦夫の本読んだら、つのだって、赤塚にまで巻紙送ってたのな。
こうなると梶原一騎に書いたとかいうつのだの「詫び状」とやらの現物
を一度見てみたいもんだ。悪趣味だが。今誰が持ってるんだろうか。
貴重な昭和史の資料だぞw
その梶原に赤塚が腕相撲で勝った、というエピソードも面白い。
極真カラテのナンバー2がアル中のおじさんに負けるなんてw
>>53 才野が生前書いてたネタ帳をキャバが偶然手に入れ、
ドラえもんみたいなの書いて手塚を超える人気作家に。
満賀は高岡に帰り、テラも断筆。
赤塚もギャグを書く前に滞在資金が底をつき漫画家断念。
そんなパラレルまんが道。
昔テレビで国策映画を観たことがある。ちょっと長めの政府広報とか公
共広告機構のCMみたいの。日本語できる白人と日本のおばはん姐やんが
汽車の座席で向かい合わせで会話してんの。
オンナ「この向こうに、軍港があるんですのよホホ」
外人「Oh!グンコー!」
とかなんとかいうやりとりの後にアニメで外人の頭の中の描写(地図の
空白部分に線が描かれていって完全なものになってゆく)があって、
「ちょっとした一言でもスパイにとっては大きな情報になり得るのですつ。
その一言が 国を売る」
みたいなナレーションが入って締め。
>>60 全然関係無いけど
怨ドクロもって嬉々とした表情で「オ、ナイスデザイン」って言う米兵を思い出した。
62 :
愛蔵版名無しさん:04/07/29 19:32 ID:qq72IGEI
>>60 それっていつのCM?
公共広告機構のCMでスパイ注意を訴えるなんて信じられん・・
63 :
愛蔵版名無しさん:04/07/29 19:52 ID:0cN+8x+b
>>62 いやだから“政府広報や公共広告機構”ってのは感じを説明するための
たとえだってば。
その短い広報映画が何年の作品かわかんないけど作られたのは日米開戦
前ぐらいじゃないの。
え〜し〜♪
だから戦時中だって。
そういえば黒澤の「わが青春に悔いなし」という映画は、
主人公の恋人(だったか?)がスパイ扱いさせて苦しむ
という内容だった。
当時は軍部批判=スパイ→逮捕→拷問という恐ろしい時代。
うちの婆さんも、道の真中を歩いていただけで、スパイの
嫌疑を掛けられ、交番に連れて行かれたことがあると
言っていた。
>>59 「バックトゥザヒューチャー2」を思い出した。
へぇ、それってどういうパロディ映画なんですか?
ヒューチャー2。
69 :
愛蔵版名無しさん:04/07/30 03:46 ID:Bc9yk22I
hyu-cha-
ageちまった。スマソ。
ヒューチャーsage
71 :
愛蔵版名無しさん:04/07/30 04:58 ID:Y6rVFJRq
ヒュルチャーイッ!
まんが道の時代はまだカップラーメンとかなかったの?
73 :
愛蔵版名無しさん:04/07/30 10:57 ID:frc8myKJ
ない。
チキンラーメンあたりかな。
チキンラーメンの発売が昭和33年だから、二人がトキワ荘に転居して
4年後かな。
A先生はエッセイの中でチキンラーメンを「未来の食べ物が登場した」
と書いている。
小池さんがオバQで食べてたのはチキンラーメンだよな、たぶん。
小池さんが結婚して奥さんが料理がうまく、インスタントラーメンが
食べられないといって悩むというストーリーがあったな。
で、オバQと正ちゃんがハイキングに連れ出して外で食べさせよう
とする。ところが水筒に入っていたのがコーヒーだった、というオチ。
オバQではコップヌードルが時間をおきすぎて
とけるというエピソードがあったな〜。トロ〜ンと。
>>77 オバQの時代はまだカップラーメンは出てないんじゃない?
新オバQの方かな?
「漫画に愛を叫んだ男たち」を読むと、長谷邦夫は
石森や赤塚には気安く接しているが、両藤子には
距離を置いているね。
というか尊敬の念さえ抱いているのが、ありありと分る。
(タイトルが「愛知り」になんとなく似てるのは偶然?)
それと手塚にひとかどならぬ敬意を払っていて、
手塚批判に対して激しく反論している。
最も冷静な立場でトキワ荘メンバーを見てきた彼の
藤子論、手塚論を読んでみたい。
長谷邦夫のブログ見てたら、当然のように「萌え」とか使ってて驚いた。
>>80 昭和12年生まれの長谷氏が「萌え」ですか… たじろぐなあ。
というか「はてな」書いてるの知らなかったよアリガトウ
長谷さんが著書で書く両藤子って
F先生がご隠居さんみたいな口調、人柄(つーか、初対面であの寒いシャレは何だw)、
A先生が陽気な気配り屋、って感じだね。ほかの人書くのとちょっと印象が違って面白い。
ダイソーで売ってた石ノ森章太郎の化粧師に
石ノ森版マンガ道みたいな一編が載っていて
いろんなインスタントラーメンを混ぜて調理すると旨いといって
トキワソウの面々でラーメン食っているシーンがあったな。
84 :
愛蔵版名無しさん:04/07/30 21:28 ID:Z84ZL1vV
その漫画見て実践してみたがなかなかいけた。
www.daiso-sangyo.co.jp/item/2002/11_2.html
なぜ2人は別居するようになったの?
88 :
77:04/07/31 11:38 ID:???
>>78 どうだろう。そうかもしれない。
同じ時期のオバQで「呪いの藁人形セット」の
エピソードが記憶に残ってるのだけど。
オバQの中で、結構シリアスな回があるんだよな。
(以下、遠い昔の記憶のみでの記述なので違いがあるかも)
正ちゃんが試験前、コーヒーを飲みすぎて眠れず、
仕方なく徹夜で勉強して珍しくいい点をとった。
ところが、隣の席の秀才君の答案と同じ内容だったので
普段出来の悪い正ちゃんがカンニングしたと疑われる。
必死で無実を訴える正ちゃんだが、誰にも信じてもらえず
家出を決意。
しかし、本当はカンニングしたのは秀才君の方だと分って
正ちゃんは、疑ってすまなかったと謝るパパと泣きながら
抱き合う、というラスト。
この回だけ、妙にシリアスで浮いている。
FかAか、どちらかの子供時代の実体験ではないかと
思えるのだが…
90 :
愛蔵版名無しさん:04/08/01 00:31 ID:fKBc7gkK
otu
91 :
愛蔵版名無しさん:04/08/01 02:16 ID:V9SuVLOy
是非読んでみたいがオバQの単行本ってほんとに高いよなあ・・・
92 :
愛蔵版名無しさん:04/08/01 03:15 ID:UaZ+MD7g
>>86 新漫画党が使えないキャラ扱いになってるな。
___
,,....."::::::::::::::::::::::`.丶.
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l::::::::::ゝ / _ ヽ / _ ヽ
ゝ- 、| __ | ( ・)ll(・ ) l
l ヽ, ヽ _ ノ〇 _ /l
ヽ _", ゝ
丶 _ _ - "
ヽ、 ヽ
丶 、 _ ` ヽ
 ̄
プロゴルファー猿をパラパラみていて、
猿の弟が満賀に似ていると思った。
>>94 サルの弟の満賀に似ているヤツは、成長したらすごいことになるから気にするな
キャバの烏城物語だっけ?
あれ読んだ人って何人くらいいるんだろうか?
一つくらいはキャバの書いた漫画読んでみたいんだよね。
断片的なこけし地蔵しか知らんから。
>>97 烏城物語、是非とも読みたかった。
なんでも最近まで神田町だかにあったらしいけど、今はどうなんだろう。
手に入るなら欲しいよ。
キャバの書く漫画は内容的に観て、
クソな漫画って見たこと無いよ。
どれもこれもが風情があり余韻が残る感じ。
あくまでも個人的に気に入っているという話だけど。
しかし、作品数少ないし、
単にクソなやつが紹介されてないだけかもしれんけど。
>>89 普通に読んでたけど。
浮いてるって程じゃないだろう。
いや、あれは浮いてるぞ。ギャグが全然入っていないし。
まるでテラさんのまんがみたい。
それって、Qちゃんが
天地無用って書いてある空き箱に入ってウソ発見器のフリする奴?
↑の場面はギャグじゃないの?
シリアスというほどではないんじゃない
ときどきこういう話があっても変じゃないよ
正ちゃんとお父さんが抱き合うラストは感動的。
両先生とも父親と早くに死に別れているから、
その視点でみるとよけいに(深読みかな?)。
>>16 坂本三郎氏は検索して出てくるアニメ関係の人がズバリそうですよ。
もうお亡くなりになっていますが…
>>104 でもそれだと最近までアニメ界で活躍していたことになるよね。
トキワ荘メンバーが、それに全く触れないというのも不可解なんだけどな。
坂本氏自ら、自分に触れないよう頼んでいたんだろうか?
>>104 ソースきぼん。
前々から同一人物か?と言われながら、
確証となるソースがないんだよね。
せめて顔写真でもあれば推察できるんだがな
108 :
愛蔵版名無しさん:04/08/04 14:37 ID:NqoNkjw4
長谷の「漫画に愛を叫んだ男たち」を読んだが、後半はもう「編集王」そのものだね。
自分じゃ書いてないとは思ってたけど、あそこまで丸投げしていたとは。
巻中に挿入されてる「ニッポンまんが狂時代」は単行本化されていないのかな?
ぜひこっちも読んでみたいものだ。
週間ペースに乗れなかった人がそっち方面に行くなんて皮肉だな
>>108 でもあれは長谷の視点のみの本だから、その分割り引いて考え
ないとね。
たしかに彼にはマネジメント能力があり、アイデアブレーンとして
フジオ・プロを支えてきたという彼なりの自負心があるのだろう。
でも、長谷が自分名義で描いた漫画って、絵が下手で、どうしても
好きになれないんだよな。
パロディものは、それなりに面白いことは面白いんだけど…
あの本は「赤塚不二夫・裏面史」という感じだが、それまで赤塚の陰
に隠れていた自分を一気に自己表現したいという屈折した思いが、
よく伝わってくる名著には違いないが。
本人が実名登場を許可しなかったとすれば、本人が所在不明か
あるいは亡くなっていて、遺族にも連絡がつかない場合しか
考えられない。
著作権や肖像権の問題が発生しやすいテレビなどでは、こういう
ときは仮名にせざるを得ないだろう。
アニメ界で成功している人であれば、そういう事態にはならない
ような気がするのだが・・・
明確なソースが出ない限り、これは永遠に続くループだな。
坂本氏は当時からミステリアスで変わった人とのことだから、
アニメで成功しても、昔のまんがの件で表に出るのを嫌っていた
可能性はあるかもね。
つのだじろうは自宅を訪ねて大量の動物スケッチを見せられたり
してるから、それなりに交友関係はあったようだが…
努力家の角田氏を大量の動物スケッチで仰天させる
坂本氏が痛快だったな。
坂本三郎や棚下照生は「絵師」という雰囲気があるよね。
「同棲時代」の故・上村一夫も「絵師」を自称していたらしい。
なにか孤高の無頼派絵描き、という感じ。
バロン吉元もそういう感じがする。
今の漫画家には、さすがにいなくなったが。
116 :
愛蔵版名無しさん:04/08/05 22:51 ID:C9i9xeR6
>97
「みかんが川に流れる町」(漢字違いかも)は良かった。
>>108 きみはまだ物事の実態というものをわかっていないようだね。
要は「赤塚不二夫」という名前で商売が成り立っていること=
赤塚不二夫が描いていることと同じなんだよ。
そして忘れ去られる、がまん道。
>>104 済みません、坂本氏が亡くなったのはいつ頃でしょうか?
ソースも示さずに断言されてもなぁ…
「まんが道」の文庫本で、著作権継承者たる坂本氏の
遺族らしき人物の名前が見当たらないのが、どうしても
気になるんだよなぁ…
これって、以後はこのスレの「坂本問題」と名付けようぜ。
122 :
120:04/08/06 15:01 ID:???
業界での実績等を考えれば間違いは無いと思われます。
123 :
愛蔵版名無しさん:04/08/06 15:18 ID:B3b5BUMo
そういや赤塚不二夫も同姓同名の人がいたっけ。
昔、「日曜洋画劇場」のスタッフ名みて完全に勘違いしていた。
本人も音楽監督とかギャグ監督とかたまにやらない?
127 :
120:04/08/06 20:03 ID:???
あれは全く別人w
「未知との遭遇 完全版」とか「21エモン 宇宙へいらっしゃい」とかの
音響監督の赤塚不二雄氏は、漫画家の人とは同姓同名であって、別人だよね?
>>125は、そのこと言ってるんでしょ?
昭和40年代、NET(現テレ朝)に外国アニメの枠があって、
「大魔王シャザーン」「チキチキマシン猛レース」
「宇宙怪人ゴースト」とかやってたんだけど、
その日本語版クレジットにも赤塚さんの名前、よく出てたよ。
当時おれも「?」と思ったが、そらまあ別人だろうね。
この頃漫画家赤塚の方は豪遊しまくってたそうだし。
小学校の大っ嫌いな担任がマンガの赤塚さんと
音響監督の赤塚さんを「取り違えて」「誉めて」たっけ。
「」の所に失礼さと胡散臭さを感じ、イライラしたのを思い出した。
>>131 なるほど!! ( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー
よりによってタモリだもんなぁw
133 :
愛蔵版名無しさん:04/08/07 11:17 ID:r4MYhdy5
今日は品川にてA先生の原画展ですね
>>131 このライナーノーツって、
【スタッフ】の赤塚不二夫は音響効果の赤塚さんで、
【Special Thanks to】の赤塚不二夫は漫画家の
赤塚先生のことなんだろうか?
だとしてら実にややこしいなw
赤塚さんと赤塚先生は同姓同名同士で交流は
あったのかな?
135 :
愛蔵版名無しさん:04/08/07 15:28 ID:fel0Gv7+
>>133 そうだった!初日だからA先生きたりするんだろうか?
早起きしていきゃあ良かった。
hosh
それって京都でやったやつと内容一緒なんですよね?
ほとんど一緒。
− トキワ荘荘歌 −
一、
白雲なびく椎名町
落合電報局の向かい側
朝日をあびてそそり立つ
われらのトキワ荘
東北 北陸 九州と
たがいに見知らぬ若者が
熱き血潮と夢を持ち
あつまりつどうこの砦
おーおーわれらがトキワ荘トキワ荘
(コーラス)うるさーい やかましーい 何時だと思ってるんだー しずかにしろ!
140 :
愛蔵版名無しさん:04/08/09 14:01 ID:GC80uVv9
新トキワ荘ができた頃の、テレビか雑誌の新人賞の企画で、
受賞者がデビュー後新トキワ荘に住んで仕事する、
というのがあったと思いますが、受賞者は誰で、
その後どうなったの?
どんなメロディーなんだろう
おっちっあっいっ電話局〜のっ向っかっいっ側♪
がきデカかよっ!!
A展に行ってきた。8月7日付のA先生の自画像があったので、
それが京都でやったときとの違いになるんだろうね。
未収録作品の原稿も展示されてたりとかなり見応えがあった。
「赤紙きたる」の最後の吹き出しになにやら写植と違う言葉がうっすらと残っていたりと
間近で見ることでいろいろな発見があった。
Aアニメ上映のコーナーでは怪物くん(カラー)の最終回が上映されていたけど
これも見れる機会ってそう無いような。
上映は日替わり?
プロともなると、
エンピツの下書きって全然守らないものなんだな、って思った。
スゴイ。
勘違いが一匹
147 :
145:04/08/09 23:17 ID:???
なんやとじゃない!
プロが無意味な下書きをすると思ってるのか?
149 :
145:04/08/10 01:21 ID:???
無意味とは
言って
ないよ
じゃあ
何だ!
>145
無
言
な
余計なこと最初から言わなきゃいいのにw
アタリを取る程度でペン入れ出来るんだな。
って言いたかったんじゃなかろうか。
プロなら大概そうなんだろうけど、
誰でも漫画の描き方知ってるわけじゃないしな。
A先生の原画見たけど、筆圧高いのか鉛筆消した跡がよく見えるね。
絵が達者な人ほど、必ずしも下書きをなぞる訳じゃないよな。
A先生はイキオイを大切にするタイプだと思う。
特に近年、明らかに歪んでる絵があるけれど、しかし、
それはそれでA先生の個性が発揮された絵であることには違いない。
機械図面を引っ張ってるンじゃないし、キッチリ描く必要はない。
むしろ、「何かを感じさせる絵」の方が素晴らしいと思うよ。
A先生はソレを描ける作家だ。
A先生、古稀おめでとうの色紙の中に赤塚のものがなかったのが気になった。
花束を贈っていたから疎遠になったわけではないだろうけど、もう自分で絵は描けないのかね。
>>155 赤塚先生は寝たきりの筈。ペンはもてないだろうね。
>>154 >絵が達者な人ほど、必ずしも下書きをなぞる訳じゃないよな。
これは人によって違います。下書きをキッチリ描いてしかも達者な人も大勢いますよ。
Aさんは確か下書きをキッチリ描くタイプでは?
>>155 事実上、疎遠になってるんじゃないでしょうか?
花束なんか、周りのスタッフが気を利かせているだけで・・・。
手塚治虫は、アタリだけでいきなりペン入れするんだよな。
忙しい時はもう、いきなりペンで描くんじゃなかったっけ?
流石にアシスタントが修正するんだろうけど。
描きながら他の漫画のネームを口述筆記させるんだよね。
一体、頭の中はどうなっているのか。
キャバって鉛筆使わず
いきなりペンで描きまくって修正しまくる って手法だったっけ?
今月のダヴィンチで呉智英が
まんが道と漫画に愛を叫んだ
の書評してた。
呉の書評読んでもなぁ・・・。
原画展は非常に面白かったが、ただ一つ「狂人軍」の原稿も展示してくれれば最高だった。
FFランドの時に候補に挙がっていたから無くなってはいないと信じたいが。
以前、米沢嘉博の「藤子不二雄論」で、
毎日小学生新聞に実際載った「天使の玉ちゃん」の姿が、
「まんが道」で描かれたのとかなり異なっているのを知って驚いた。
言われてみれば、「まんが道」の玉ちゃんはタッチが後の画風に近すぎ。
A先生、最初期の絵をそのまま出すのは恥ずかしかったのかな。
品川プリンス行ってきたよ。
お盆で平日だったからかもしれんが、激しく空いてた。
ニンニンカフェなんか、従業員の方が多いくらいだった。
トキワ荘模型とか、テラさんの手紙本物とか、たくさんの原画とか見れて満足。
いい企画だ。
次はF先生のもたのむ。(F&Aでも可)。
手塚漫画系統でない漫画家=アニメ作家に吉田竜夫=タツノコ・プロがいるね。
吉田の、昔の雑誌漫画の絵柄から察すると、井上一雄→福井英一系統の漫画
の影響を受けていたのではないかと思う(貝塚ひろしもこの系統)。
吉田は梶原一騎の原作漫画で世に出たが、早くに手を切って正解だったねw。
吉田はのちにアニメの大家となったが、堅実なヒット作を多く生み出した。
トキワ荘漫画家とは交流がないみたいだが、系統的にはテラさんが近いね。
>167
Fは数年前に新宿でやったはずだが・・。
>168
吉田はアメコミの影響大。
デビュー後も梶原と何作かコンビ組んでる。
>>167 トキワ荘模型ってあったっけ?
部屋の再現セットはあったけど。
171 :
愛蔵版名無しさん:04/08/11 19:14 ID:LEk4Z6vL
169です。
>>169 >数年前に新宿
知らんかった…… _| ̄|○
>>170 ごめんよ、再現セットのことをいいたかったんだ。
172 :
165:04/08/11 20:56 ID:???
>166
本が手元にないんで、読んだ時の印象になってしまうけど、
目のぱっちりしたキューピッド風じゃなくて、
地味でノターっとした感じの、冴えないキャラだった。
画風は漫画少年とかに投稿してた頃の4コマみたいな感じだったかな。
人気作家のデビュー作にしてはちょっと、と作者が思っても無理はない感じ。
>>171 新宿の後に横浜でもやったよ。
つか、各地を巡業しますた。
アル中で俳人同然だろう。
長谷にも捨てられてもうだめぽ。
吉田竜夫は挿絵画家志望だったそうだから、小松崎茂あたりを目指していたのかも。
でも初期のまんがのキャラクターをみると、イガグリくんの影響もあるような気がする。
梶原原作作品は「チャンピオン太」とか「ハリス無段」だね。
アニメに転進してからは、たしかに梶原とはまったく切れている。
誰の影響を受けているのか興味があるのは、望月三起也とちばてつや。
どちらも最初から独自の世界を持っていた。
もしタツノコで梶原作品をやってたら凄いモノが出来ていたと思う。
宮本画の飛遊馬とかw
大ちゃん、てんとうむしをやってたので近い存在ではあるんだよな。
ミッキーはタツノコのメンバーだが、それ以前ははて?
ちばは最初期は明らかに手塚のパクだが途中から少女物が入りどんどん絵が変わってきた。
単行本の最初と最後ではキャラが別人なんてこともw
>>165-167 藤子系スレでは叩かれまくりの、ぼくドラえもんという雑誌の最新号に第一話が載っているが、どのスレを見ても話題にすらなっていない。
みんなNUとかで何度も見てるんだろうな。俺もそうだが。
>>177 >単行本の最初と最後ではキャラが別人なんてことも
「おれは鉄兵」なんかモロそうだよねw
タツノコプロのアニメ作品は、ほとんどオリジナルだが、
川崎のぼる原作まんがを2本もアニメ化している
(「いなかっぺ大将」「てんとう虫の歌」)。
吉田竜夫は川崎のぼると親交があったんだろうか?
遅ればせながら映画「トキワ荘の青春」を見た。
実に素朴な感想だが、トキワ荘とか昔の漫画界のことを全く
知らない人が見て、感動できる映画なんだろうか?
徹底したリアリズムを追求したつもりなんだろうが、現実の
方がもっとちゃんと会話がなされているように思う。
石森姉がテラさんに「弟をよろしくお願いします」と言っても
テラさんはちょいとお辞儀しただけで無言。
どんな礼儀知らずだって「こちらこそ」ぐらい言うぞ。
ましてや礼儀正しいテラさんが、こういう対応するわけない。
リアリティを追求しながらリアリズムが全然感じられない凡作。
ママのバイオリンなんかたった4冊で少女タッチからちばタッチに変わるから
びっくりですよw
ちばにハリスの旋風というのがあるが、ハリス無段も同じタイアップかな?
とするとアニメ化も企画されていたのかな?三四郎に流用ではなさそうだし。
>>182 吉田竜夫の「ハリス無段」は「ハリスの旋風」と同様、
ハリス鰍ニのタイアップ作品。
主人公が風船ガムをふくらますシーンがさかんに出てくる。
ついでに言うと「ハリス無段」にはのちの「柔道一直線」の
原型といえる作品。「一直線」の柔道技と同じアイデアが
いくつか出てくる。
玩具会社や食品会社とのタイアップまんがは他にもあるから、
必ずしもアニメ化が前提というわけではないと思う。
当時はよほど人気がないとアニメにはならなかったし。
藤子不二雄も「シスコン王子」というシスコ鰍ニのタイアップ
まんがを描いている(A作品)。
ちなみに、ハリス鰍ヘカネボウ食品に、シスコ鰍ヘ日清食品
と、それぞれ合併(吸収)している。
「柔道一直線」は、絵柄が全然向いていない永島慎二だもんなあ。
あれなら吉田竜夫の方が断然合っていると思うが。
たぶん、吉田はアニメに専念するので、雑誌漫画を描かないように
なっただけだと思う。
その代わり(?)吉田・九里兄弟とは紙芝居の絵を描いていた仲間
の辻なおきを梶原に紹介したのではないか、と思う。
あれ?吉田はマッハゴーゴーゴーの漫画をかいてるけど、実はクリさんの筆?
辻さんをなぜタツノコに誘わなかったのか、ちょっと興味深い。
吉田、九里、辻の漫画はちょっと見、よく似てるよね。
梶原は永島とも喧嘩別れしてるんだよな。
梶原がいうには永島がギャラの配分アップを言い出し、
それがこじれて永島が勝手に逃げ出したとのことだが…
ところで、関谷ひさしの絵はなんとなく吉田系列のようにも見えるが、
なにか関係があるの?
そういえば似てるな。
関谷ひさしも一世を風靡したよな。
非手塚系漫画家の系統図を誰か作ってくれんかな。
水木しげるは紙芝居系らしいが、タツノコ・グループも
そうなのか。
となると児童漫画は大きく別けて5系統くらいになるのかな?
なんかいい意味でスレ違い気味な会話が続いているな。
もっとやってくれい!
楳図かずおも非手塚系。
マガジン=非手塚系貸本・劇画連合
VS
サンデー=手塚系+トキワ荘一派
という対立の時代があったな。
楳図かずおの初期のSFマンガは手塚っぽい…というか
非常にバタくさい絵柄だったね。
>>189 スレタイに「昭和漫画家」と有るので、スレ違いではないと思われ。
マガジンは手塚が「W3」問題で下りたのを期に
梶原、さいとう、水木らを起用し、
赤塚の「バカボン事件」で、
谷岡ヤスジを起用して対抗(結果は大成功)
したわけだね。
>>192 「トキワ荘総合」ともあるから
トキワ荘グループ周辺の話題が中心なのかと思ってたよ。
>>194 まんが道のスレッドである以上、トキワ荘グループ周辺の話題が中心で、
更にその周辺事情的に「昭和漫画家」の話題もアリ、って感じかな。
そういや、福井英一の急死で、A先生が「どんぐり君」を
引き継いだんだっけ。
絵柄が違うのに、よく描いたもんだ。
赤胴鈴の助は武内で、ダルマくんはだれだっけ?
当時のAの絵って、手塚よりも福井の絵に近いかもなぁ。
失礼、いなずま君だったかも。
ところで長谷邦夫ってのはトキワ荘グループと言えるのかね?
赤塚らとの個人的な付き合いだけと見るべきか。
200 :
104:04/08/14 22:29 ID:???
坂本氏に関してですが、昔、アニメのムック本(イデオンだったかザブングルだったか…)にスタッフの一人として
坂本氏の名前があって「あのトキワ荘の元住人」的なキャプションが付いていました。
あとお亡くなりになったときにニュータイプに記事が載っていて、そこにもトキワ荘云々の記述がありました。
まあ、ソース示せって言われてもとっくの昔に捨てちまってるのでないんですが。
>>104 ありがとうございます。
氏は某誌の表紙も描いていましたね。
亡くなったのは時期的にはいつごろだったのでしょうか?
202 :
104:04/08/15 00:19 ID:???
>>201 良く覚えてないんだけど、2000年前後じゃないかなあ
>200 同一人物だったのか。
こないだググってみて知ったんだけど、アニメーター坂本三郎の仕事歴で
いちばん古いのがピープロの「0戦はやと」(1964年1月〜)。
新漫画党メンバーがスタジオゼロを結成した翌年だ。
ごく小さな業界内の同業者で、名前も同じ。
いくらなんでも、消息がわからないはずがない。
黙して語られない歴史がここにもひとつあった、てとこかな。
坂本三郎は「トキワ荘の元住人」ではないわけだが・・・
それを言うと、つのだじろうもそうなるよ。
まあ、「あの時期に漫画を描いてた人」として書いたんだろうな<トキワ荘の住人
歌ってるところに文句つけてくるオッサンだって言うたら「トキワ荘の住人」だし
坂本三郎は当然描いてた訳だが・・・。
フーはどうなる?描いてねえぞアレ。
209 :
104:04/08/15 14:53 ID:???
>>205 確かにそうだね。この辺結構うろ覚えなんで、「新漫画党の一人」とか書いてあったかもしれません。
お悔み記事が載っていたニュータイプならまだ持っている人がいると思うんだけど、どうかな?
新漫画党って、結構排他的なイメージがあるのだが・・。
同世代の漫画家でも結構いい漫画家はいたのになあ。
「新漫画党の一人」ではNT読者はピンと来ないでしょう。
広義な解釈でトキワ荘の住人でしょうね。
数日来なかった間に、坂本三郎のその後が判明していたとは。
>>104氏サンクス
坂本氏に合掌
>>210 テラさんの気に入った漫画家しか入れないのかな。
でも、新漫画党につげ義春や復員まもない水木しげるがはいっていたら、それはそれでしっくりこない。
書かないとマジで餓死するから
食うために書かざるをえない人と、
同じように 食うためでもあるが
餓死するほどでもなく
むしろまんがへの情熱で書いてる人との違いは大きいと思う。
>>214 前者は誰で後者は誰?
大きな違いって具体的には?
216 :
214:04/08/16 14:33 ID:???
この話はなかったことにしてください
>>212 「坂本問題に決着」は意義あり。
いまだ明確なソースが示されていない。
>>215 前者ので代表的なのは水木しげる先生。
復員して色々な仕事を経験するけどうまくいかない。
画家を志望していたので絵の心得があり「どうせなら絵に関わる仕事を」と、紙芝居や貸し本の世界へ。
くさったバナナを食べ、電車賃にも困り、貧困につぐ貧困の果て、40歳半ばでようやくブレイク。
水木先生は最初から漫画家を目指していたわけじゃない。ここらへんが手塚先生やトキワ荘系漫画家と違う点かな。
坂本問題、懐かしアニメ板で質問してみようと思うけど、どですか?
情報が複数集まれば104氏情報の傍証になると思う。
「最初から」という所のどの辺を最初と見るか難しいね。
紙芝居屋のころには漫画家を目指していたかもしれないし。
なにより水木の漫画は、食うために仕方なく描いて描ける漫画じゃないでしょ。
そうだなあ。
そりゃ、嫌々描いてるわけじゃなかっただろうけど、
少しでも原稿を描くのが遅れたら一家揃って餓死だったのは事実だからな。
自分の描きたいものが描けないから筆を折る、いや折らない
…どころの騒ぎじゃなかっただろう。折れば死ぬ。
テラは折った後、どうやって食ってたのかな。
印税生活というわけにもいかんだろうし。ひも状態?
まあ自分から筆を折ったというより、時代遅れになったと言うのが本当だろうね。
>>219 問題はとうに解決してるよ。
すこしは自分で調べるなりすれば?
漫画家になるにあたって、
他者の援助を得られるし、職だって色々選べるにも拘らず、
わざわざ夢の実現のために漫画を選んだ、ある意味裕福な立場の人(トキワ荘住人)と、
他者の援助を得られず、生きる手段として漫画を選択して、
ギリギリの所で描きはじめた人(つげ先生とか?)ってことじゃないの?
前者と後者で作風が違ってくるのはわかるけど、
どっちがいいとか悪いとか、そういう話ではもちろんない。
>>223 それ、俺もずっと気になっていた。
テラさんは昭和48年の初めまで描いていた。
一時は売れっ子だったし、浪費するタイプの人じゃないから、
それなりの蓄えはあったろうし、土地付きの家に住んでいた
ので、贅沢さえしなければ食うには困らなかったのでは?
家庭菜園なんかして自給自足していたような気もする。
奥さんは有名な作曲家の娘だし、子供もいなかったようだ。
断筆後、紀行文などを書いていた、というのを聞いたこともある。
>>224 解決してないじゃん。
信用できるソースが出てないんだから。
>>226 紀行文というのは初耳ですが、イメージに合っている気がする。
つげのように旅漫画でも描けば新しい世界が待っていたかも。
>>227 ソースを出してもらうことばかり考えないで、自分でも搾り出してごらん。
>>224 解決してないと思う・・・。
>>226 お子さんはいるよー。女と男のお2人だったかな。
長女の紀子さんは映画のパンフレットにコメント寄せてますよ。
>>228 「搾り出す」ってのがこのスレで呼びかけたり、
検索して探したりする事なんではないの?関係者に電話でもしろというのか・・・。
>関係者に電話でもしろというのか・・・。
そうだね。やってごらん。
テラについてもう一つ気がかりなのは、Fの「自殺では?」との発言。
比喩的表現と思えなんだ。
A先生が「緩慢な自殺」(だったっけ?)と評したのは知ってるけど、
F先生もそう言ってたのか。
あれ?Aさんの方かな?
こりゃ失礼。
でも共通の認識かもしらんね。
昭和40年代半ばだったか、藤子赤塚全盛期の少年サンデーに
寺田ヒロオの単発作品が載った。
子供たちに一人の老漫画家が語るという内容で、
老漫画家が「昔、すばらしい漫画雑誌があった」とか言って昔話するんだが、
漫画少年の時代を知らない子どもの俺にはピンと来ない内容だった。
もう完全に過去指向で、正直「年よりの繰り言」にしか思えなかった。
うーん、すばらしい漫画雑誌か・・・。
掲載してくれたサンデーに対してはそういう気持ちは起きなかったのかなやっぱり。
しかもその雑誌の主力はもと党員。
掲載も両氏のコネで載せてもらった可能性も。
236 :
234:04/08/16 19:58 ID:???
レス後調べてみたら「ノンキ先生まんがノート」(昭和43年)だったみたい。
単発じゃなく8回連載だったんで訂正。
ははあ、まんがの描き方形式のモノかな??
238 :
234:04/08/16 20:30 ID:???
具体的な内容はほとんど忘れてしまったが、老漫画家の示すまんが観は
「漫画は清く正しく美しく、子どもの純真な心に訴えるもの」
みたいな感じだったね。低俗とかエログロに走るはダメだと。
寺田ヒロオは真面目すぎて、漫画界の流れに妥協できなかったんだろう。
サンデー読んでる自分も含めて否定されてる印象は確かに受けた。
239 :
104:04/08/16 20:33 ID:???
やっぱりソースがないとすっきりしませんよね。
私が見たムック本はザブングルか、イデオンか、、エルガイムのヤツです(こんぐらいしか買ったことがないんですよね)。
多分前二つの作品のどちらかと思うのですが。
本の後半にスタッフの自画像?と文章が載っており、坂本氏は1ページくらい場所を割いてあったような気がします。
あ、イデオンの映画のパンフレットだったような気もするなあ。
NT誌のほうはお亡くなりになった頃の号なのでそんなに古くはないと思います。こっちのほうが見つかりやすいかも。
>>238 漫画家のノンキ先生のところに、漫画家志望の少年が自分が描いた
漫画を見てくれと言って訪ねてくるという内容。
ところがその漫画が流行りの劇画タッチでノンキ先生はがっくり。
ノンキ先生は「正しい漫画」を描くことを少年に諭すが、少年は、
「やっぱり時代遅れの漫画家のとこに来たのが間違いだった」と
毒づきながら帰る、という内容。
当時のテラさんの思いをストレートに表出した漫画。
ところで下記のサイトの目録を見ると、最後の連載「ロボット兄弟」
(小学二年生:昭和48年)のあと、10年のブランクのあと「野球親子」
という漫画を少年野球マガジンの5回だけ連載している。
おそらくこれが絶筆作品だと思うが、これを描いたときはどういう
心境だったんだろうか。
ttp://www.lcv.ne.jp/~shipi/tokiwa2.htm
ソースがないから信用できないと言っているだけなのに
それを搾り出せとか無理なことをのたまう人間って痛いな。
A先生に手紙で問い合わせてみるとするか。
>>240 漫画ではないが仕事としては「漫画少年史」があるね
とりあえず発行は昭和56年
>>241 だから、信用できないならしなくていいって。
いままで教えてもらったことで、分かる人にはわかるんだから。
あなたが分からないのならその程度の知識しかないんだから、もっと勉強しなさいと言うこと。
子供じゃあるまいし、へんに噛み付くんじゃないの。
エラソーなこと言わんで「勉強した結果」を第三者の検証可能な
ソースを付けて示せばよろスイ。
ソースがない以上、信用でけんのは大人も子供も同じ。
いい大人が噛み付いてるのはどっちだ。
>>244 こどもだねぇ・・。
荒れると困るので、この話題はひとまず終わり。
>>243 >>104さんの提供してくれた情報は有力だとおもうけど、
ご本人でもハッキリしない部分があるんだから、
>>239の追加情報を踏まえて、これからもっとハッキリした確証が得られるかもしれない。
「分かる人には分かる」って、このままで終わらすのも・・・。
今まで(初代スレから)上がってきた話題なんだから、
もう少し突き詰めたい、と思う人がいて当然。
なんでここまで頑なに「坂本問題」を終わらそうとするのか・・・。逆に不自然だよ。
Fスレも痛いレスついてるけど、ここもちょっと変だね。
>「漫画は清く正しく美しく、子どもの純真な心に訴えるもの」
みたいな感じだったね。低俗とかエログロに走るはダメだと。
暗に赤塚らの漫画を批判しているようにもとれる。
赤塚の心境は複雑だったろうね。
荒らしてるのはオマエだろ。
ソースがないのでイマイチ信用でけんというのが、
どこが気に食わんのだ。当たり前の話だろが。
くやしかったらソース出してみな。無理だろうが。
>>247 「ノンキ先生まんがノート」のころはまだ赤塚が「壊れていない」
ころだったから、テラさんの批判の矛先は、劇画作品を少年誌
に載せだした少年マガジンあたりへ向けられたものだと思う。
もっとも赤塚もテレビで「テレさんを裏切った」とは言っていたけど。
そう考えると、巨人の星やちかいの魔球の源流を寺田漫画に求めるのはちょっと
筋違いな気もしてきたなあ。
井上→寺田で途絶えてしまったか。
253 :
鳥兜 ◆LNyLJytnog :04/08/16 22:48 ID:Mcn2bo/k
明確なソースが無いとはいえ、大きな前進だよね、サカモト問題。
とりあえず
>>104さん、情報ありがとう。
ゴタクはいいから証拠を出せって。
「お勉強」の成果をほめてやるからよ。
>>253 それって、手塚自身がまんがにしてるよ。
>>242 その後念願の「漫画少年」復刻版(全7巻)監修の仕事があります。
奥付では昭和58年となってます。
>>247、249
CSでのテラさんのドキュメンタリーでは、赤塚先生の
「おそ松くん」を批判(すごく面白いけど、これを載せたら
子供のために良くない)していたらしいですよ。
>>255 他人の「お勉強の成果」の事より、君の宿題を片付ける方が先じゃないの?
夏休みも、もう残り少ないんだから・・・
バット君の復刻もね。
テラさんのドキュメンタリー!
観てみたいね。
オマエのしつっこさ、異常だぜ。
悪いこと言わんから早く病院逝け。
>>252 え?巨人の星の源流が寺田マンガなんてこと言ってる人がいるの?
いやいや、あくまでも野球漫画としての分類だけどね。
でも本質的なテーマは全く違うからね。
あのブームの頃、テラさんどんな心境だったのだろうか・・。
小学○年生に掲載されてた「スポーツマン金太郎」を読んでいたが
あれは野球漫画ではなく、道徳漫画として読んでいた記憶がある。
寺田マンガは「スポーツマン金太郎」と「背番号0」が有名だが、
「金太郎」の前に「スポーツマン佐助」というマンガがある。
野球マンガに忍者ものを持ち込んだという点では、その後の
「魔球マンガ」の元祖といえるかもしれない。
「魔球マンガ」の開祖(?)は、貝塚ひろし「くりくり投手」とも
言われているが、この作品も「忍者、チャンバラもの」を野球
マンガに持ち込んだものだった。
そういえば「黒い秘密兵器」の主人公も実は忍者という設定
だった。その意味でも源流といってもいいかも。
トキワ荘グループはテラさん以外ほとんどスポーツ物を描いてないね。
草野球をやってたくらいだから嫌いじゃないんだろうけど。
猿は見事なスポ根物だけど。
266 :
愛蔵版名無しさん:04/08/17 01:09 ID:qK/DWZvb
>>226 蓄えは多少はあったにしても鉄腕アトムやドラえもん級の超大ヒットを飛ばしたわけでもないし、当時はインフレも凄かっただろうし、なくなるまでそれで食っていけたと考えるのは難しいんじゃない?
テラさんの漫画って俺は好きだけど、それにしても他人の漫画を「正しいか正しくないか」で分けるのは独善的過ぎるなあ。
テラさんの価値観に合ったものかどうかという話でしかないのに。
サラリーマン金太郎ってなんですかあれは。
今月の「愛知り」に婚約時代のテラさん夫人が出てる。
「湘南の良家のお嬢さん」だったそうだ。
ということは資産家だろうから、お金には不自由しなかったのでは?
長谷本では、手塚先生の葬儀にテラさんの代理で出席した夫人に、
離れに篭りっきりで酒びたりのテラさんを「助けてください」と懇願され
た赤塚が、その件を長谷に話すくだりがある。
「助けてくれと言われても、俺もアル中だしな」と赤塚。
このへん、ものすごく悲しい。
プリ野球選手が実名で登場するのも「スポーツマン金太郎」
がはしりだね。
金太郎が巨人で、桃太郎が西鉄というところに時代を
感じさせる。
巨人の試合前ミーティングで金太郎がおならをしてしまい、
川上監督でじろりとにらまれるシーンが笑える。
(試合後、あのおならでみんなの緊張がほぐれて勝てた、と
監督にほめられる)
じゃあテラさんは仕事もせず奥さんに食わせてもらってたってことなのかな?
しかも酒びたり・・・
やっぱりトキワ荘にいる時は年長者だからって事で無理して良い格好をするように心がけていたんだろうなあ・・・
テラさん自身は「自分は断筆したつもりはない」と言っていたそうだ。
人気のピークは昭和40年代前半だが、寡作ではあるが、書き下ろしや
「漫画少年史」の編纂も含めて、仕事していたのは昭和58年くらいまでで、
このとき52歳。亡くなったのがその10年後の平成4年で62歳。
従って、実質的な断筆期間は最期の10年くらい。
「暗闇五段」のテレビ化もあったし、人気作家時代の蓄えもあったろう。
それに、たびたび単行本が出ていたから、食うに困る、ということは
なかったはず。浪費さえしなければ。
トキワ荘の仲間たちがいう「人気絶頂期に断筆した」というのが一人歩き
して伝説化しているように感じる。
正しくは「人気絶頂期に、まんがブームの世の中から距離をおいた作家」
というべきだと思うし、他の分野でも、こういう芸術家は結構多い。
うらびれた雑貨屋を見て「生活できるほど売り上げあるのかな」と思うのと同じだな。
>>269 >>270 でも、テラさんの奥さんがいくら良家出身(兄が中村八大ってのも凄い)でも
奥さんの実家に頼るだろうか。
蓄えを浪費せず使う(
>>272という)考えのほうが、
テラさんの性格として(というか、一般人の考え方として)普通だと思うよ。
親類に頼って仕事もしないで暮らしていた、ってのはあんまりにもひどすぎる。
実際、そうだったのかもしれないけどさ。
昭和50年代まで寡作でも仕事をしていたなら、
浪費さえしなければ生活は成り立つし、
完全休筆頃はもうお子さんだって成人してる頃だから、
収入なくてもやっていけたんじゃないかねえ。
うん、まあ、みんな、人の収入の心配は大きなお世話だ。
>>274 話がややこしくなるから
こういう話をあまり推測で書かないように
まあね。
しかし森安みたいに逞しく生きていけるタイプではなかったのだなと。
>>269 赤塚は人間そのものがギャグだねw
もしも一緒に飲んでたら、テラさんあるいは立ち直っていたかも。
>>277 呑みながら「赤塚君、バカボンみたいな漫画はいかん!」
とか説教しそうだなw
テラさんともっとも気が合ったのはA先生なんじゃないかな。
後輩の面倒見がよかったのも、自分自身が寂しがりや
だったんじゃないかな。
チューダーは元祖チューハイだね。
コーラと割ってチューラってのは無かったのかな?
当時コーラは無かったんじゃないか?
テラさんて当時からのんべだったんだな。
映画とはえらい違いだ。
>正しくは「人気絶頂期に、まんがブームの世の中から距離をおいた作家」
というべきだと思うし、他の分野でも、こういう芸術家は結構多い。
自分の意思で距離を置いたというよりも読者(出版社)の側から距離を置かれたと言う方が
正しいのでは?
でなければ最終的にあんな自暴自棄にはならんと思うのだが。
ちなみに、他の分野の芸術家とは?
昔、コンパイラっていう漫画のCDドラマに
スポーツマン金太郎を見てこの業界に入ったとかどうとかというネタがあったような。
>>281 コーラは大正時代から日本にあるよ。
大正のはじめごろに輸入されたんだったかな。
>>270 桃太郎は西鉄ではなく、南海じゃなかった?
>>286 俺が読んだ単行本では最初西鉄で、そのあと
大洋に移籍していた。
三原監督を慕っていた桃太郎w
「金太郎」はいくつか連載雑誌を移動しているから
桃太郎南海バージョンもあるのかも。
>>285 そうかもしれないが、庶民が家庭で普通にコーラを飲みだし
たのは昭和40年代からだよ。
30年代初期は、まだ三ツ矢サイダーとバヤリースが全盛期。
あとリボンシトロンと米屋が配達するプラッシーな。
トキワ荘メンバーの清涼飲料水は渡辺のジュースの素かもw
>>287 そうなんだ。俺の持っていた版(小学館文庫?)では、
最初南海に入団、その後巨人に移籍して金太郎と一緒にプレイし、
さらにその後、金太郎と対決するためにどこかに移籍したと記憶している。
寺田漫画の後継者は水島新司に決定!
ああ、あの野球漫画だけ描いてりゃすむ人
>>283 >自分の意思で距離を置いたというよりも読者(出版社)の側から距離を置かれたと言う方が
正しいのでは?
いや、それは違う。
人気は十分あった(トキワ荘組の中でもトップクラス)頃に筆を折ってる。
時代の流れとともに漫画が変わっていくのに、本人が耐えられなかったんだろう。
そうなんだってね。
映画「トキワ荘の青春」だと、もう完全に時代遅れになって
やめた ってな演出になってたね。
>>292 時代の流れとともに漫画が変わっていくからこそ、我々だけはいい漫画を描こう
ということで新漫画党を結成したわけだよね。なのに、その党首とも言うべき存在
が人気絶頂の頃に筆を折るというのは理解に苦しむんだなあ。本来ならば先頭に
立って後輩を導いていかなければならないのに。
>>293 あの映画や、テラさん自身筆による「トキワ荘物語」を読んで誤解
してしまう人がいるだろうね。
寺田ヒロオが本格的に売れ出したのはトキワ荘を出てからだよ。
>>295 時代と自分のズレに、気づいちゃったんじゃないか。たぶん。
やるせない事だが。
本宮ひろしはテラさんに許可を得たのか。
>>298 それ、以前にも話題が出ていたが、「サラリーマン金太郎」
って、初出はいつ頃?
テラさんが亡くなったあとじゃないかな?
だとしたら、遺族にひとこと断りを入れるべきだろうが、
たぶん何もしていないだろうな。
単行本にテラさんへの謝辞は入っている?
いや、タイトルをちょっと捩った程度なんだから良いんじゃないの。
その程度で断り入れなきゃならんのだったら「パーマン」とかだって
断らなきゃいけなくなるぞ。
いや、「パーマン」は「スーパーマン」のもじりだと誰でも判るから
いいんだよ。あとパロディ作品なんかも許せると思う。
しかし本宮作品は、なんの引っかかりもないのに偉大な先人の
傑作タイトルを戴いているんだから、寺田マンガを知らない人への
エクスキューズくらい単行本に入れてもバチは当たらんだろうに。
本宮も昔「スポーツマン金太郎」に感動したからこそ、あのタイトルに
したんだろう。だったら寺田先生に敬意を払えよ!
誰に言ってんだよw
今週のぼくドラえもんのDVDで、
才野氏が8_で撮った、トキワ荘外観(1954年頃)、スタジオゼロ設立当時の様子(1963年頃)が見られるようですよ。
せっかく買ったのに、DVDプレーヤ持ってないんだよなあ・・・orz
パソコンで観れば?
>>301 >本宮も昔「スポーツマン金太郎」に感動したからこそ
別に、そうとは限らんだろw
「そういえば、こんなタイトルの漫画あったなあ。」程度かもしれん。
スポーツマン金太郎というタイトルも、ひょっとしたら何かのパロかもしれんし。
307 :
愛蔵版名無しさん:04/08/19 01:22 ID:urjVRlvl
寺さんには一面、児童善導主義の堅苦しさがあったことも否みがたい。
金太郎のパロでは
そうじゃなくて、桃太郎〜とか〜宮本武蔵とかあるでしょ?
それらの前例に倣ったかもって事さ。
桃太郎侍とか?
ぐぐってみると、寺田は1957年「スポーツマン佐助」というのを描いてる。
翌58年には水木しげるが貸本漫画で「スポーツマン宮本武蔵」を出してる。
で59年サンデーで「スポーツマン金太郎」が始まるわけだが、
ちょうどこの頃五味康祐という作家が、
伊藤一刀斎の子孫が巨人軍に入って大活躍するストーリーの
「スポーツマン一刀斎」(あるいは「一刀斎は背番号6」)
という小説で大ヒットを記録し1959年には映画化もされている。
小説の正確な発表年代やタイトルがどの時点で付けられたかは、
情報が錯綜していてしっかり断言できないんだが、
寺田・水木ともに着想のもとはこの小説だった可能性もある。
おお〜!
これは可能性が高いね。
ひとつのジャンルだったんだろうな。
なんか、突き詰めれば五味康祐のパクリ+昔話の流用って結論になっちゃったね。
もともと野球選手を目指してて、手塚も知らなかったらしいし、漫画にそれほど
未練は無かったかも。
ハッキリ言って、トキワ荘の住人でなけりゃ、ここまで話題になる漫画家では
ないでしょうね。
>ハッキリ言って、トキワ荘の住人でなけりゃ、ここまで話題になる漫画家では
ない
それは確かにいえる。実際テラさんの漫画を読めば面白いけど、トキワ荘の住人じゃなければ普通に時代に取り残された漫画家って一言で片付けられてる漫画家かも。
水木は露骨なパクリで有名だからな。
バックベアードのデザインがパクリと聴いた時にはフハッと思ったもんだよ。
リアル消防の頃、近所にオバケ屋敷みたいな古本(マンガ)店があった。
1度だけ入ったが、お子様お断りなのか速攻で追い出された。
印象に残ったのが「赤鬼」「青鬼」という見知らぬ名前。
「まんが道」で、紹介程度だけど出てきたね。
まあ、それはいいんだが、「赤鬼」「青鬼」でググッてこんなの発見。
ttp://masuda-town.com/a1-kanko/m-top.html これによると、1999年11月(20日)21日に永田竹丸氏も含む3人の
「トークショー、サイン会開催」があったみたい。5年ちょっと前か。
>>316 「フハッ」という表現にワロタ。
この三人はのらくろの正統な後継者だからね。
数年前都内深川でも似たようなのやってたよ。
合掌。
漏れの所もそんな古本屋で「一二三」というのが印象に残った。ごろっぺ100円也。
タイトルに著作権は発生しません。
だから極端な話、同じタイトルで違う漫画描いても、法律上は問題ない。
>>319 そんなことは百も承知。わざわざ言わなくていいよ。
>>321 わざわざ突っ込みに突っ込みをいれなくていいよ。
ざわざわ下北沢
324 :
名無しさん:04/08/19 12:38 ID:T1b44aoj
>>317 フハッ、は某作家のスレタイにも使われたことのあ(ry
325 :
名無しさん:04/08/19 13:08 ID:T1b44aoj
川本三郎が寺田ヒロオの墓参りした本のことは
既出ですか?
326 :
愛蔵版名無しさん:04/08/19 13:13 ID:K+7Vw+UE
スポーツマン一刀斎は梶原一騎が脚色して漫画化されたはず
絵を誰が描いたかとかは思い出せないが
「男の星座」でそういう場面があったぞ
>>319 >同じタイトルで違う漫画描いても、法律上は問題ない
いい加減なこと書くなよ。
同じタイトルで違う作品が何本もあったらどういうこと
になるか、子供でもわかる理屈じゃないか。
法律上、問題はおおありだぞ。
というか、こういうデタラメを書く真意は何処?
仮に寺田の「スポーツマン金太郎」が「スポーツマン一刀斎」の
もじりだとしても、本宮が「スポーツマン金太郎」をもじって「サラ
リーマン金太郎」と名付けたのとは、ちょっと意味が違うと思う。
寺田には「カメラマン金太郎」という作品もあるので、「○○マン金太郎」
というタイトルには、明らかに寺田ヒロオのオリジナリティがあると
認定していいと思う。
ただ、著作権侵害とまではいえないように思うが、少なくとも道義的
にいって、著作権継承者たる寺田の遺族に了承を求めるのが筋だと
思うし、読者へもその旨を断っておく必要はあるように思う。
>>328 ずいぶんご熱心だけど、誰も賛同しないと思うよ。
>>327 いや、確かに同じタイトルでも法律上は問題ないよ。
同じタイトルの作品なんて漫画に限らず映画や歌、小説、山ほどあるじゃん。
それとも真アホ?
>>328 だからね、タイトルに著作権は発生しないんだってば。上でもいってるでしょ。
倫理的とか感情的にはry
藤子作「南部戦線異常あり」
映画の「南部戦線異常なし」
言い出すときりが無い。
333 :
愛蔵版名無しさん:04/08/19 19:07 ID:HGPe1Isr
Q:作品の題名(タイトル)に著作権はあるか
A:思想または感情を創作的に表現したものが著作物です。
言葉を羅列して組合わせて表現したものについては、創作性は認められていません。
一般に、題名については著作権の対象外と考えられています。
ただし、題名、誌名などで商標登録されたものもありますので、注意しましょう。
まったく同じタイトルなら誤解を与えるって趣旨で民事裁判起こせば大体勝てるんじゃん
そもそも金太郎のケースはパロディの範囲だと思うけど
>>334 そんなのケースバイケースだろう。
パロディの範囲ってのは同意。ぎゃーぎゃーいうようなこととは思えん。
道義的に言えば礼儀正しいにこしたことは無いだろうけど、常識的に言えばあの程度で遺族に挨拶は不要
そのうち、ウルトラマンタロウ(太郎)もパクリだと言い出すに違いない。
くだらん話題はそれくらいにして、トキワ荘の話にもどろうや。
タイトルを見て(聞いて)想起されるイメージが、すでに一般に固定
されているものと認められれば問題となるだろう。
商標登録されていない題名なら、たぶん民法の不正競争防止法
に抵触すると思う。
たとえば「サラリーマン金太郎」というタイトルで全然別の漫画作品
が出てきたら、やはり作者は訴えるはず。
「スポーツマン金太郎」と「サラリーマン金太郎」との関係は、法的には
全く問題ない、とは言い切れない。
遺族が「スポーツマン金太郎」のイメージを傷つけられたとして、
損害賠償を請求する場合もあり得るし、それが法廷で認められる
可能性も全くゼロではない。
パロディ作品ではないだけに、逆に不利という見方もできなくはない。
本宮スレでやれ
法律とか倫理とかはともかく、
テラさんの漫画の題名が
本宮に影響を与えたのかどうかは知りたいね
本人に聞くしかないんだろうけど。
本宮スレでやれ
影響与えてないわけないだろ
ひでえ雰囲気だな。
本宮スレではこの話題出てないのかな?
誰か出張して聞いてきてくれ。
俺は本宮漫画嫌いだから行かん。
せっかくまったりしてていい雰囲気だったのに・・・。
みんな本宮センセが悪いんだ
なんでだよw
本宮は単なるタイトルのパロだけど、寺田のは内容までパクってる。
そこの所はハッキリしておこう。
話題変えます。
A先生とF先生の初めての出会いについてですが、『まんが道』『さらば友よ』だと終戦後一人ぼっちだった休み時間に
F先生から声をかけてきたという感じになっています。
一方で、文庫版一巻のあとがきでは疎開前から友達だったような記述があるんですが、
前者は作劇上の演出で、後者が実際には正しい、で良いんでしょうか?
>>350 A先生がF先生の学校に転校して、友達になった後に
戦況が悪化したために、もう一度別の場所に疎開してるんだよ。A先生。
追加・・ちなみにF先生は父が郵便局という、結構重要な
職業だったために疎開せず、その地に留まったのです。
次!次!
荒木飛呂彦ってA先生に似顔絵書いてもらったら加藤編集長3になりそうだよな
なんでやねん。
次!
竹葉さんは乙葉に似ているよね。
ん?
そう言えば・・・堀江しの・・・、次!次!
『愛しり』の「ひとりでいたい夜」の巻は、満賀をもっとみじめにすべきだったな。
「舞いあがって一緒に食事に行く」→「途中、金がないことに気づく(ありえね〜が…)」
→「キャバも余分は持ってない」→「女性に金を借りる(みんなビンボが悪いんや)」
なんて流れが、みじめ度アップでいい感じ。それとも作りすぎになるかね。
でも、金を落としたとウソをついて、借りることへの精神的ダメージをやわらげようと画策するが、
そのことがかえって、みじめさに拍車をかける、という「メガネにヒビ」の展開も考えられるし。
>>351 疎開前は、顔を知っている程度で、それほど親しくなかったのでは?
戦後に再会したとき、お互いに絵を描くのが好きと分って、急速に
親しくなったんじゃないかな。
F先生は子供の頃からSFや西洋の史劇が好きだったみたいね。
絵がうまくなかったら、SF作家になったかもしれないね。
今回の僕ドラは、女房を質に入れてでも買うべき。
トキワ荘も見られるよ。
>>359 『Aの人生』によるとお父さんが亡くなったので引っ越してきて、お互い漫画を描くことがきっかけで知り合い、
急速に仲良くなり、たった一カ月で縁故疎開でまた引っ越すのだが、その間二人はいつも一緒だったのとのこと。
戦後、高岡へ戻って再び付き合いがつながる。
>>361 最初の出逢いから漫画を描き合っていたんだっけ?
F先生が絵がうまいことは再会して初めて知ったんじゃ
なかったっけか?
俺が知ってるのだと
転校生のA先生が、休み時間に一人で坂東妻三郎の似顔絵描いてて
F先生が声をかけたってやつかな
マッカーサーじゃなかったのか
>>360 買ってきたぞ。値段的に小学館はまた赤字か?トキワ荘だけじゃなくスタジオゼロもでとるね。
アビ先生もちょこっと映ってたな。アフリカで跳び蹴りをしているのもアビ先生か?
ぼくドラって、なぜだか徹底的にA先生の関連のものを出さないようにしているカンジがする。
そりゃそうでしょ。
赤の他人あつかいだもの。
ぼくたち一家四人(母、姉、ぼく、弟)は伯父をたよって高岡市へ移ったのです。
これが第1回目の引越しです。
当然、学校も変ったのですがその転校した学校のクラスに藤本弘君(藤子・F・不二雄)がいたのです。
ぼくは藤本君と漫画を通じてたちまち仲良しになりました。
しかし、戦争が緊迫し高岡市も空襲のおそれあり、
ということでその年の8月に今度は同じ富山県の下新川郡山ア村へ縁故疎開をしました。
移った先は父の関係の尼寺でした。
同じ富山県でも高岡市と山ア村では色んなことがガラリと変って、まるで別世界へきたようでした。
その時の体験をもとに「少年時代」という作品をあとで描きました。ここには終戦の年の昭和20年夏までいました。
秋になり又高岡へもどりました。これが3回目の引越しです。
高岡へもどって藤本君と再会し、それから僕たちはずーっと一緒でした。
中学、高校は別々でしたが、中学、高校とも隣合せだったので放課後、校門前で待合わせて一緒に帰り、
どちらかの家へいって漫画を描きました。
高岡にはそれから10年間いました。その間引越しは3回しました。
ビッグコミックの表紙を飾ったのにな。
>>368 A先生とF先生は赤の他人って関係でないと思う。
>>371 しかし、ドラえもんとは赤の他人だ。
そういえば、愛蔵版の「マンガ道」のあとがきで
Aさんが「ドラえもん」と呼ばれてるエピソードがのってたな。
高校は別だったのは知っていたが、中学も別々だったのか。
ドラえもんとは赤の他人、というか、全く無関係の人だよね。
藤子不二雄が分裂したのもドラえもんのせい、と言っては言いすぎか?
結局はお金が原因ってのも夢の無い話だが。
お金が原因なの?
まあ大きい意味でいえば金が原因だけど当人たちが揉めたとかではない筈
分裂にまつわるエピソードまで熱い。正直感動した
>>375 最近出た本で、長谷邦夫の「漫画の中心で愛をさけぶ」とかいう本に書いてあるよ。
図書館で貸してるかも知れないから調べてみたら?
コンビを解消したあとの二人の仲はどうだったのでしょうか?
前から気になっていたので、それだけ教えてください。
>>378 もし仲が悪くなっていたとしたら、追悼漫画なんか描かないと思うよ。
FはAのことをなんて呼んでたんだろう。Aが藤本君って呼んでるところは何度も目にするけど。
コンビ解散時の状況については、過去スレでも既出だけど
火の鳥文庫のA先生の自伝に書かれてるやつが、なんか2人の
友情、というか強い結びつきを感じて良いなあ。
>>381 当人に向かって呼ぶ時は「アビコ」。
ちなみにA先生も、「フジモト」と呼び捨てにしていたよ。
文章でF先生の事を書く時なんかには「君」を付けていたけど。
Aさんの家とFさんの家って
間に1軒他人の家をはさんでトナリ同士じゃなかったっけ。
むか〜しのコロコロコミックで読んだ記憶があるよ。
その間の家からのび太のパパが顔を出すというオチで。
確か我孫子さんの親族が住んでるのではないかな?
>>379 あれ?「世界の中心で漫画を叫ぶ」だったかもしれん。
近所の図書館ですぐ借りられたよ。
もういいよ
手塚先生は満賀の部屋に来るたびに
「まだこの机つかってるの?」と言うのな。
コンビ解消後はほとんど会ってなくて、月一回くらい映画の試写会で会った程度。
Fが入退院を繰り返しているときも、Aはお見舞いに行かなかった。
Fは自分が弱ってる姿を人に見せるのを嫌っていて、まして元相棒にそんな姿を
見せたくはないだろうとAは思ってたから。
お互いの仕事部屋には入ったこともなくて、告別式の次の日初めてAはFの仕事部屋に入った。
結構距離を置いた付き合いだったんだね。
でも愛知り2巻の追悼漫画ではFが海外に行くたびに珍しいお土産を買ってきてくれたって書いてあったけど、それはコンビ解消前までの事だったのだろうか・・・?
長谷邦夫って赤塚組でしょ。
コンビの内実が分かるほど親しかったのかね
そう言われるとそうだね
「二人で一人」の象徴でも有る「藤子不二雄」の名前を
両先生が捨てなかった事が自分としては嬉しかったりする
藤子不二雄の名前は永久に不滅であり、今後この偉人を超える人間は現れないであろう。
長谷の本のタイトルは「漫画に愛を叫んだ男たち」。
簡単なコメントなので引用しておく。
>重病を抱えた藤本は自分の死を考えれば、これまでのような二人でほぼ
>50%分割に近い著作権料のままでは、藤本家全体が承服できることで
>はないと思ったであろう。生前にこれまでの二人の共同作品も含めて全
>作品を、FとA、そして合作にと線引きしておく必要を強く感じていた
>はずである。
>彼ら二人っきりだった友情という絆だけで、どのようにも分割できる。
>しかし、二人にはすでに家族が存在する。後にトラブルを残さないよう、
>明確に分離しておかねばならない。子ども時代よりの美しい絆も、現実
>の前にはかくもはかないものに変わらざるを得なかったのだ。
言いだしっぺはFか。
まあいがらしゆみこや石ノ森プロあたりを見ていると
きちんと線引きしておいて正解だったと思う。
本人たちがいくら親友で信じあっていても
取り巻きが多くなればなるほど金銭の問題でこじれるのは明らか。
キチンと線を引くのは賢明な判断。
長谷の言ってる通りだね。
A先生とF先生が仲が悪いなんて言ってるのはただのガキ。
コンビ解消後のお二人の仲について質問したものです。
いろいろな教えていただき、ありがとうございました。
漫画のパーマン(旧作)あたりまでは、リアルタイムで読んでいたはずなのですが、
その後はずっと漫画そのものを読んでいなかったので、F先生のご病気のことも
知らずにいました。ですから、いきなりコンビ解消のニュースはちょっとショックでした。
でも、皆さんのレスを読んで安心しました。子供に夢を与えている作品を描いている
のに、裏は権利やお金でドロドロでは洒落になりませんからね。
いがらしゆみこはともかく、石ノ森プロって何かもめてるの?
>>394 引用サンクス。
でも、
> 藤本家全体が承服できることではないと思ったであろう。
> 線引きしておく必要を強く感じていたはずである。
「であろう」「はずである」と、長谷氏が推測で書いているようにも読める……。
>394 訂正
6行目「彼ら二人っきりだった」→「彼ら二人っきりだったら、」
あとは原文どおり。
>400
当事者でない以上、断言しきれない部分があったということかと。
周囲の人間としては、こういう書き方になると思う。
断言しきれないなら書くべきではないよな。本来は部外者なんだから。
藤子のきわどいエピソードを入れて藤子ファンにも買わせようとしたのかな。
おお!
ここまで引用していたらもう、藤子ファン的には読むところは無いよ。
あとは長谷の個人的な話のみ。
藤子不二雄って、ごく初期は除いて原作つきマンガをほとんど描いていないね。
久米みのる原作はFが描いたようだから、Aは翻案マンガを除けば、原作つきを
描いたことが全くないのでは?
トキワ荘メンバーもだいたいそうだが、石ノ森と赤塚は円熟期に小池一夫の
原作を描いている。
これがまた全然面白くなくってガッカリした覚えがある。
手塚治虫の原作つきは「新宝島」だけなのかな?
原作(原案)つきもいくつか描いてるだろうけど、印象には無いね。
用心棒
長谷さんの小説面白いし、けなすわけじゃないけど、
やっぱり微妙に事実と違ってる事も書いてるから、
「長谷さんの見聞、解釈なんだなあ」と割り切らないといけない部分があるね。
ある意味、遺族を冒涜してるもんなぁ。失礼だよ。
石ノ森はオバQの版権でもめてるんだろうな
単なるアシスタント代わりだったくせに
あ、長谷さんて小説家なんだ。
漫画家だと思ってた。
>>410 漫画家だよ。今はあちこちの大学や専門学校で講師をしているみたいだけど。
はてなダイアリーで「今、漫画を描いているけど時間がない」という話をしていた。
「漫画に愛を〜」は、赤塚ファンにはなんともいえない作品だ。
>>409 一族の銭ゲバのことじゃない?藤子FAの件とは微妙に違うけど。
で、
>>407は当時その場にいた長谷氏以上に事実を知ってるとでも?
いかに親友といっても、ほとんど合作はしていないのに
収入を折半し続けた、という方が驚きだよ。
普通、合作を止めた時点でコンビを解消しても不思議ではない。
よほど強い結びつきがあったとか思えない。
親友とか仲がいいという次元を、完全に超越しているよな。
二人の関係は二人だけにしか分らないものがあったはず。
でも、コンビ解消してA先生も数々のヒットを飛ばしたし、
映画製作も大成功。
二人の間に感情的なしこりなどなかったはず(と思いたい)。
昨日の「動物奇想天外」にフーちゃん出てたね。
二人の間に感情的なしこりなど無いだろうよ。
だけど、遺族や業者の間ではそういうのは通用しないんだろうね。
やっぱりドラの収入ってバク大だろうから。金のなる木だよ。
まんが道を読んだ後でふと、俺にはここまで信頼しあえる友達なんて
いねぇなあ
なんて思うことがよくあるよ (ノД`)
419 :
↑:04/08/23 17:08 ID:???
孤独だね・・・
>>407 微妙に事実と違ってる事も書いてるからってどの部分?
それとも全体的にフィクションなの?
421 :
407:04/08/23 20:17 ID:???
>>420 何箇所かあったと思うんだけど、
例えばテラさんが藤子2人がトキワ荘に引っ越してくる時に送った
「テラさんからの手紙」、長谷さんによると(以下引用)
「彼らがトキワ荘に入居する際に寺田からもらった鉛筆書きの手紙には、
自炊のために必要な道具のリストから、住民に配る手ぬぐいのことまで、
丁寧に書かれていた」
ってことになってるんだけども、
実際に「愛しり」3巻の巻末付録で確かめると、実際は手ぬぐいじゃなくて
石けんを配ったらどうか、という内容なんだよね。
藤子の2人は結局、かさばらないからという事で、絵ハガキを配った(「トキワ荘青春日記」)。
本当に些細な事だし、ここで長谷さんの言わんとするのは、
「テラさんの気くばりの細やかさ」なんで、別に手ぬぐいでも石けんでも全く支障はないんだが、
やっぱりちょっとは事実と違う部分はあるなあ、という事。
それを推し量って読んでいったほうがいいかなと。
全体的にフィクションという意味では無いし、
俺が当事者より事実に詳しいって言いたいわけでは勿論ないよ
>>413
葉書を配れというのは手紙に書いてあったような気がするが。
絵葉書じゃなくて普通の官製葉書では?
電話がない時代は葉書は重宝したと思う。
絵葉書なんか実用的ではないし。
423 :
407:04/08/23 20:32 ID:???
>>422 スンマソ、絵葉書じゃなくて「ハガキを5枚ずつ」が正しいね。
テラさんの手紙にハガキって書いてあるの?これは知らないなあ。
手紙には葉書の件書いてなかったっけ?
それならそれは自分の勘違いかも。
昨日、NHK特集見直したが、テラさん、昭和34年から
5年間「スポーツマン金太郎」を連載した「少年サンデー」
のことを「最初と5年後ではまったく別の雑誌になった」
と嘆いている(一応「サンデーはまだまし」とはいっているが)。
昭和38年の時点での「少年サンデー」がイカンというのは
ちょっと想像を絶するな。
まだ劇画などが本格的に登場する以前の話。
この感覚じゃあ、断筆してしまうのも無理はないように思う。
NHK特集は、明らかに藤子Aが製作にかなり関与しているね。
ナレーションもAだし。
おそらくキャバを「主役」に引っ張り出したのもA先生ではないか、と思う。
これをきっかけに「まんが道」に戻って来て欲しいと、手を貸したのだろう。
ジャンプの角南サンにほめられて嬉しそうなキャバ先生の顔が忘れられない。
最後の字幕は哀しいが、あの番組を見て出版を考えてくれる社があるかも、
と思っていたのかもしれない。
細かいとこだが、字幕で「マンガ道」となっていたのが気になる。
それと、竹丸センセの姿が見えないようだが…
長谷センセは名前の紹介がなく、字幕は「ブレーン」というのが…
初老にさしかかった森安氏に、かつての野放図な豪快さは
無くなっていたね。
それにしても女性スタッフに失礼なことずけずけと言われたり、
「妻子に逃げられ」なんてスーパーで紹介されたり、とても
NHKとは思えない(いや、だからこそか?)人権無視のひどい
扱われよう。本当に泣けてくるよ。
「みかんが河に流れるころ」より哀しいドキュメンタリーだね。
うどまんぶよりましだろ。
宇土まんぶ君の名をすっかり忘れていてキャバに冷やかされる赤塚先生。
430 :
420:04/08/23 21:40 ID:???
>>421 なるほどディテールが微妙に違うのね。
でもそのレベルで推し量って読んでも、引用された部分の大意は残念ながら変わらないね。
大意がどうのという話はしてないと思うが。
ああ、タオルの話だよな
寺田が嫌ったサンデーのどぎつさの代表が、
どうも、おそ松くんだったフシがあるんだろ。
>430
いかにありうべき推測でも、推測で書くべきことではないってこと。
おそ松くんがきっかけだったとすれば皮肉な話だな。
なにしろテラさんがいなかったらおそ松くんはなかったわけだから。
≫421
その手紙A展にあったよ。うわー覚えて無いなあ。
おそ松くんって、そんなにどぎつかったかなぁ・・・。
バカボンなら理解できるが。
今読んでもなんてことないが、当時はさすがに衝撃的だったよ。
なにしろビートルズやゴジラまで「シェー!」をやって、PTAは
「シェー禁止令」を発令wしたくらいだから。
赤塚マンガはそれまでのギャグ漫画の常識を根底から覆した。
テラさんが筆を折った原因は、後輩への妬みもあるかもしれないな。
意地の悪い想像を続けるなら、寺田はわが子がシェーッをするのを見てどうしただろうか?
この時期子どもだったヤシのアルバムには、
判で押したようにシェーやってるモノクロ写真があったりする。
イヤミ、デカパン、ハタ坊、チビ太、ダヨーン
奇妙キテレツなキャラクターオンパレードだもんなあ。
「良識ある大人」なら眉をひそめるだろうな。
しかしそんな大人も宮尾しげおや杉浦茂を見て育ってるわけでw
作品の裏側に潜んでる変態性や、暴力、セックスなどが非難を受けたのでは
ないかね?
>>441 確かにウチの母(今年50才)の小学校の頃の写真(モノクロ)に
シェーありますよ…。
私が小学校の頃もおそ松くんやってたんで、
私もシェー写真ありますけどね…。
皇太子さまの「シェー」写真があるって話だしね。
シェー禁止令が出来てからの話で
「隠れシェー」なんて技もあったらしいな。
学校のテストで悪い点を取った時にこっそり影に隠れてシェー。
「先生!吉田君が隠れシェーをしてます!」なんて密告する奴が
いたりなんかしてさ。
アホくさっ
写真をとるときVサインポーズが、昔はシェーだったという話。
ギャグ漫画が社会現象になったのは、この他には「がきデカ」
のこまわり君の「死刑ポーズ」くらいだろうが、インパクトは
「おそ松君」にはかなわない。
おそ松くんの中にたまにある感動系の話はとてもよかったけどな。
普段のギャグとのギャップが一層スパイスになってたのかも知れぬ。
いわゆる振り子の原理ね。
チビ太の金庫やぶりとイヤミと目の見えない娘の回がいいね。
前者はO・ヘンリーで後者はチャップリンの翻案もの。
あと、六つ子がギャングに追っかけられる連続活劇ものもあった。
俺は、裸に墨で洋服の絵を描いている(金がないため)泥棒
2人組のやつが好きだったな。
あと、六つ子がスキーに来て六人を一人に見せかけて旅館代を
浮かせようとする回。番頭がチビ太。赤塚はギャグの天才だよ。
こんにゃく、がんも、なると巻き。
チビ太のおでんを再現して、ちょっとはしゃいだ後、
大人なあなたはしんみり飲みましょう。
たまにゲソが串に刺さっているのがいいね。
長谷さんがブログで森安氏のことを書いてるね。
NHKの持ち込みボツはやらせだったのか…
ttp://d.hatena.ne.jp/nagatani/20040823 > で、NHKのトキワ荘・森安なおやのドキュメントを
> 見て彼に興味を持ったらしいが…。
> とにかく、TVに取材されたくて、<喜んで>
> 編集部で原稿を断られる役をやってのけた
> 森安氏を、純粋な芸術志向の青年と信じて
> しまうのが、青い。
> 鈴木伸一さんから取材もしているが、
> トキワ荘の面々が、森安氏の最悪な性格を
> 見せぬようきずかい、ユーモアにまぶして
> 語っているのが、全く見抜けていない。
> トキワ荘の面々は<大人>なんだよ!
> 彼らや編集者が、森安氏にどれだけヘキエキ
> していたのかを感じる取材者としての
> 感性があまりにも無い。
これは控え目にいって長谷の個人的感情だと思う。
NHKの「ドキュメント」がやらせだったなんてことは、よく見れば分るじゃないか。
過去スレにもその指摘はあるし。
トキワ荘をNHK特集で取り上げたいと相談を受けた藤子、赤塚、石森らが、
同窓会を開くと同時に、森安を「主役」にしてなんとか彼の漫画をもう一度
世に出したい、と考えて企画した「ドキュメンタリー」なんだよ。
集英社に協力を依頼したのも、「ジャンプ」の宣伝を兼ねて手塚賞、赤塚賞の
授賞式を取材していることでもよく分る。
同窓会には出ないという寺田の取材に成功したのは、彼が編纂途中だった
漫画少年の本にも触れるからと、藤子Aが尽力した結果だろう。
長谷も、なんとかいう本の著者への罵倒もいいが、亡くなって反論できない森安
を鞭打つような書き方はやめろ。
トキワ荘の仲間達や編集者達にさんざ迷惑をかけたことなど、森安自身が
自分で漫画にしてるじゃないか。
それでも仲間達は彼を見放してはいなかった。
それがあの「ドキュメント」に実によくあらわれているじゃないか。
本当に「最悪な性格」なら、誰も相手にはしないよ。
少なくとも長谷よりははるかに漫画の才能があり、傑作も描いている人物。
三流漫画家ごときが故人の侮辱をするとは許せん!
NHKのドキュメントっていつ頃放送されたの?
みんなが森安氏に辟易しながらも色々と気を使っていたことを知ってるなら、そのままそっとしとけばいいのにな。
トキワ荘の面々は<大人>だけど長谷はそうじゃないってことかな。
なんか、長谷氏と永田氏って性格が似てそう……。
だいだい長谷は大学の講師しているからって、何か勘違いしてるんじゃないか?
自著を読むと、自己顕示欲のカタマリなことはよく分るが、赤塚あっての自分
という、かつての漫画界での自分の居場所を忘れているのでは?
しょせん凡人には天才たちのことは理解できないんだろうな。
凡人が天才に触れるのはいいが、悪罵はやめろ。実にみっともない。
>>458 昭和54〜5年くらいかな?
ポニーキャニオンからビデオが出てるよ。
うちの近くのレンタルショップには置いてあった。
あの番組は今となっては貴重だが、いかにも(当時の)
NHKらしい作り方だね。
本当に漫画を理解している人間が作ってはいない。
漫画という媒体をインテリの眼で取り上げ、編集したという
印象がすごくする。
登場する漫画家たちへの敬意もほとんど払われていない。
まあ、あれがギリギリの限界なのかもしれないが。
なんかもの珍しい職業の人間たちの常識はずれの生活ぶりを
覗いてみました、という製作意図が透けて見えるね。
実に薄っぺらい内容。
464 :
453:04/08/25 00:42 ID:???
>>458 1981.5.25放送です。再放送も何回かしていて、
2〜3年前も「NHKアーカイヴス」枠で放送されました。
ビデオテープは8000円強とちょっと高いですが。まだ買えます。
ttp://www.nhk-sw.co.jp/view/195.html >>457 あの映像は(ある意味)再現で、実際持ち込みはしていたと
思っていたのですが、持ち込み自体もやらせとは思わなかった
んですよ。
完成したと番組で言ってた原稿は実際のところ完成してなかったと、
件の山辺氏の連載でも発覚していたので、?と感じていたの
ですけどね。
アビコの全日記を刊行して欲しい
キャバ先生のトキワ荘漫画って何に載ってるの?
長谷の文章、所々意味が分からないな。感情的になってるのはわかるが、もっと読む人にわかりやすく書いて欲しいもんだ。
>>464 いや、持ち込み自体はトキワ荘メンバー)メンバーの誰か(赤塚?)
の口利きで実現しているとは思うよ。
原稿を見せたあとの森安氏の嬉しそうな表情が忘れられない。
長谷の日記、翌日はなぜか、トキワ荘解体時の集合写真に自分が写ってるという
ものだけw
長谷が赤塚のアシスタント兼ブレーンとして貴重な存在だったことは事実だが、
同じような立場だった古谷光敏や北見けんいちらが独立して漫画として成功
したのが大きな違い。
かといって長谷を悪く言う人は少なくとも公の場ではいないはずなのに、いくら
個人的感情があったとしても、故人を公開のネット日記で人格攻撃するのは
おかしい。そんなのは自分の胸のうちだけにしまっといてほしい。
>>470 「ぼくはこの写真をもらっていません。」
なんというか、この一言にいろんな思いが込められている気がする。
山辺批判を岩波批判にすり替えてるし。
山辺は相手にするほどの存在ではないって事か。
まあN谷なんて小物のことはもういいでしょ。
自分が足元にも及ばなかった天才たちとの距離を
少しでも埋めたいんだろう。今のうちに。
どこの世界にもよくいるよ。
編集王の仙台さんのモデルは長谷ってことになるのか?
所詮は赤塚に寄生して食ってた人間だものな。
赤塚の代理って事で周りがちやほやするもんだから勘違いしちゃった。
本読むと錚々たる有名人と互角以上にわたり合っている
凄い人、という感じだもんな。
赤塚漫画など読んだことない人がこの本読んだら、マジ
で勘違いするだろう。
こんなに凄い人なのに、全然知られていないのは何故?
長谷サイトのBBS読んだら、森安が自分の漫画を手塚賞に
選出するよう、しつこく電話してきて辟易したということを書いている。
まあ裏話としては面白いが、これを長谷がばらすというのはどうか
とも思う。「大人」ならもうちょっと書きようがあるだろうに。
貸した金を返してもらってない恨みでもあるんだろうか?
N谷のような香具師は金の貸し借りはせんだろ。
逆にトキワ荘のメンバー達は貸して忘れてあげる位の度量がある。
太宰の芥川賞エピソードの出来の悪いパロディみたいだが、
自分をノーベル文学賞受賞者に擬してみたかったのかな?
森安がそんなことを言ったとしたら、もちろん冗談のつもりでしょう。
ここは、悪意が渦巻いてるインターネッツですね。
森安かわいいよw
成功者とそうでない人の違いかも知らんが、A先生描くところのトキワ荘は善人ばかりなのに、竹丸とか長谷からみると悪意ドロドロ。
他者は自分を映す鏡とはよく言ったものだ。
漫画家としての成功を収められなかった長谷としては
トキワ荘は怨念の象徴なんだろうなあ。
成功した側から見れば、少しのトラブルや行き違いは美しく残るモノ。
俺は文化人で、文化人は逆説を駆使し毒を吐くものだ、
といったお間抜けな固定観念でもお持ちなのだろうか?
久々にキャバの自作自演が炸裂しているな。
うちのオヤジより年上なのに長谷はブログやったりキャバは2ちゃんで自作自演したり、すごいな
「森安なおや物語」で面白い漫画ができそうだな。
A先生、「まんが道外伝」として描いてくれんかな。
あの世からインターネッツかよ!
まんが道外伝
「載るか没か」
NHK特集で森安がほめていた漫画は「ああ一郎」だね。
あの漫画は寺田漫画に比較的近いような気がする。
NHK特集のビデオ見たんだけど、同窓会でトキワ荘に集まったメンバー、
赤塚、我孫子、石森、鈴木、手塚、つのだ、長谷、藤本、森安、水野
までは確認できたんだが、あともう一人か二人いるような気がする。
永田かよこたか?
誰かわかる人いない?
丸山昭氏じゃない?
編集の。
編集の丸山さん?
それって、もうちょっと後の話じゃない?
トキワ荘が取り壊される直前で、ふすまに寄せ書き
したとかいう・・・
NHK特集のころは、まだ人が住んでたでしょ?
>>483 永田竹丸は悪意ドロドロかもしれんけど、長谷は別にそうでもなくない?
なんでここまで叩かれるのか。
一部熱狂的赤塚ファンですか。
A先生だって森安を痛い人としてわざわざ漫画で描いてるって点では、
長谷と一緒だと思うぞ。善人ばかりってことないでしょ。
A先生とN谷の森安感が一緒?
・・・マジかボケかイマイチ分からん。
おそらくいい大人なんだから、レスの妥当性に意を用いよう
>>496
長谷氏本人が「トキワ荘の面々が森安氏の最悪な性格を見せぬようにきずかい、ユーモアにまぶして語っている」と書いている
ではないですか。まんが道の中でも、森安氏はボケ役ではあっても特に嫌な奴としては描かれていないでしょ?
そりゃ、確かに森安氏は迷惑な人ではあったんだろうけど、既に故人となった人に対して、周りの気遣いを無にするような発言
をするのはあまり感じがよくないね、と言う話ですよ。
ながたになのね。はせって読んでたわずっと。
図書館の「は行」に置いてあって見つけるのに苦労した>漫画に愛を
あの手塚治虫だって、聖人君子みたいな人柄と、嫉妬に狂う
常識外れの両面を持っているわけで。
天才って、結局凡人には理解できないんだよ。
長谷にも、それは判っているとは思うんだけど。
せめて俺は森安よりは格上だと思いたいんだろうなぁ。
森安筆「みかんが河に流れるころ」なんて傑作だよ。
漫画で、あの叙情性を描ける作家は当時いなかったろう。
晩年は不遇だったが、天才が数年で才能を遣い切ってしまう
のはよくあること。
森安がそうだとは言わないが、亡くなった不遇の天才の
プライバシーを持ち出して罵倒していいわけはないだろう。
「みかん」って過大評価されすぎなんじゃないかというのは禁句か
>493
丸山氏が著書の中で 私が映っている部分は全部カットされている、と文句言ってます。
「みかん〜」はどう読んでも傑作だよ。
あとからじわじわ感動が沸き起こってくる漫画って
そうはないよ。
長谷氏も死んだ森安氏の悪口書く位だったら、トキワ荘メンバーが
なぜよこたとくお氏を無視するのか、そのへんの裏事情書いてくれんかな。
とくに大親友だったはずの赤塚氏との関係をさ。
65 :名無しんぼ@お腹いっぱい :04/08/26 20:59 ID:3a0nHKSa
A先生のナレーション、「彼はトキワ荘の中で一番の人気者でした」はちょっとやりすぎかな、と思う。
しかし上のレスを見てるとこのスレには「大人」が多いんだな。A総合スレと比べるとよりそう思える。
66 :名無しんぼ@お腹いっぱい :04/08/26 21:01 ID:3a0nHKSa
おおっと誤爆した。失礼。
>>496 A先生はキャバ先生のこと「最悪な性格」なんて書いてないぞ。
それどころか「まんが道」以外の本でも、テラさんと共に
「あの才能を埋もれさせたままは惜しい」と、何度も書いている。
長谷先生が問題なのは、キャバ先生とは全然関係ない人の本
の批判の中で、キャバ先生のプライバシーまで持ち出して悪罵
を公然と投げていること。それとネットでの日記でも素人相手に
悪口を公然と書いていること。
こういう人を普通「最悪な性格」と呼ぶ。
「どう読んでも傑作」とはとても思えんけどなあ>「みかん〜」
説明不足で意味不明な所多いし、シズの性格もなんか逝っちゃってる感じがする。
じゃあ駄作なんでしょ。あなたにとっては。
ここはキャバばかりいるインターネッツですね。
>>506 トキワ荘関連本なんかでも、よこた氏に触れているのって
石森先生くらいかね?
よこた・長谷ってのはトキワ荘メンバーと言うよりは、赤塚の友達といった
認識があったんじゃないか?
少なくとも新漫画党には入ってないだろう??
いや、赤塚がなぜよこたを完全無視するのか、その理由を
長谷先生は知っているはずだろうから、それを知りたいんだよ。
片腕だった横山孝雄が赤塚と決別したいきさつでさえ暴露
しているくらいだから、書いてもいいのではないかと。
>>513 長谷はともかく、よこたはトキワ荘の住人だったわけだし。
もうちょっと触れられてもいいんじゃないかと思う。
住人といえば住人だが、牛乳を腐らせてフタが盛り上がったなんてエピソード
とか、ろくな人間ではなさそうw
いわゆる、のほダメってやつ?
でも赤塚とよこたはトキワ荘の前に同居して漫画家修行していたくらい
の仲だろう?
だからこそトキワ荘にも呼んで共同生活したわけだろうし。
NHK特集では、赤塚はあまり親しいとはいい難い森安とは親しげに
話しているのに、同窓会にも呼ばれていない。数ヶ月しかいなかった
水野英子や住人ではない長谷、つのだでさえ参加しているのに。
これはなにか相当な確執があったとしか思えないよ。
必ずしも
疎遠になった=確執
って事ばかりじゃないのよ。
長谷に掲示板で聞いてみたら?
そうだね。
やってみな >518
わー!すごいかっこう!!
>>509 ちなみにA先生は、自分は森安氏のファンだったと言ってるよw
チャワンチャワン!
>>518 よこた氏本人は楽しそうにトキワ荘の思い出話を
語っているのだけどな。
当時の漫画を見てもシンプルな常識人という感じなんだけど。。。
本当になんで避けられているのだろうか。
上のレスで「みかん〜」の話題が出ていたけど、
あのキャバが作者だというギャップに
惹きつけられるものがあるんだよな。
作品(才能)は認めるけど、お付き合いは距離を置きたいという人間関係は
ままある。
そういう人は、あなたに対してもある程度距離を置いてるから無問題。
>限定65部。まだ、だいぶ在庫があるようだ。
誰か買ってやれW
>>404 少年時代があるじゃん。
>>425 まんが道、マンガ道、どっちの表記もあったんじゃなかったっけ?
今はひらがなで統一されてるけど。
森安なおやの「みかん−」は元ネタがあるのかな?
元ネタなしで、森安オリジナルだとしたらやはり凄い天才だと思う。
たった8ページだが、あのストーリーで1本映画ができるよ。
もちろん昭和20〜30年代での話だが。
「モスクワ」も、なんか味があるいい漫画。
元ネタは分からんが、単なるパクリだったらアビがあそこまで評価しないと思う。
いかにも古臭いお話と絵柄だが、もともとこの手のストーリーは
昔からあまり変わらないからな。
田舎から出てきた女中奉公の少女の苦労話というのは手垢まみれ
の設定だが、船からこぼれて河に広がるみかんと、その船に乗った
青年、そしてみかんの島にあこがれるいたいけな少女という展開は
まったく見事。一見稚拙に見える絵もよく合っている。
トキワ荘メンバーの中では群を抜く実力者と言われていたのが、
実によく理解できる作品だと思う。
我孫子には姉がいるという設定になってたが、あの姉はどうなったんだ?
姉は赤線街に売り飛ばされますた
ヲイヲイ
>>534 健在。
石森家族・F家族とともに「実はこいつは守銭奴で、オバQがでなかったり、FとAが分かれた理由なのでは」と思われているらしい。
根も葉もない噂だけどね。
母や弟に比べ、姉は全然出てこないね。若死にしたのかと思ってたよ。
青春日記に結婚した記事が載ってたっけね?
連載をいくつも落としたときあったよな?
あのときってスケジュールに余裕が出るから田舎に帰ろうって話になって、
帰ったら割りとすぐに編集部から催促の電報が来たよな。
ちゃんと予定考えて田舎に帰ったはずだろ?
なんであんなことになっちゃったんだろ。
あの二人は自分たちのスケジュール管理もできないほどのバカだったのか?
結局いくつも連載落としちゃってさ。
やっぱりバカなのかね。
そのあたりのことはA先生が散々かいてるじゃん。
高岡に帰ったら緊張の糸が切れて、やらなきゃ、やらなきゃと
二人で言いながら、結局正月の1か月を高岡で過ごしちゃった。
テラさんが同じシチュエーションに立たされても落としたりしないだろうな〜。
仕事に対してはいつも気を張りつめてそう。
もしくは、田舎に帰ったら気がゆるんじゃうことがじゅうぶん予測できるので
帰ることを先延ばしする。実際、二人にそう忠告してるし。
でも、多くの読者は満賀たちのように「苦しいことは先送り(したい)」タイプ
だろうし、感情移入はそちらのほうに対してのほうがしやすいかな。
543 :
542:04/08/28 10:55 ID:???
追加。
で、オレはテラさんタイプだから、
>>540がイラついた気持ちはわからんでもない。
一方でどんどん描かなきゃいけませんよ、なんていう編集者がいる。
断ることが難しいケースが多いと思う、零細下請けにとってはね。
若くて安くて才能のある漫画家がつぶれないですむには逃避しかない場合があるだろう。
手塚だってプチ逃避を繰り返してたんじゃないか。
石森のような怪物は例外中の例外と言っていいんじゃないかな。
早逝しちゃったけどね。
いずれハングアップしたときには、君たちもそうするようにリブートするのさ。
翻訳希望
竹葉よしことか涼子さんとかって実在の人物だったの?
間がと竹葉が立ってる姿って不自然だったよな。
原稿大量落とし事件は、とても間に合いそうにないから田舎に逃げ帰ったって言う面が実はあったんじゃないかと言う気がする。
電報だけなら編集者に張り付かれるよりは楽だからな。
少なくとも編集者側からは「あいつら田舎に逃げやがった」と言う印象を持ったはずだと思う。
>>548 竹葉さんはモデルになった人がいる。
A先生の富山新聞勤務時代の後輩。
涼子さんの方は知らない。
永田竹丸は藤子スタジオでスタッフしていたはず。
なんで悪意があるのさ?
>>550 実在の人物。
そのため、ドラマ化の時に連載時と名前を変えられました。
>>551 永田先生ってスタッフだったんだ!
なんという贅沢な・・・。
いつ頃の時代でどんなお仕事をされていたのでしょうか?
涼子さんは生きてたんだっけ
>>552 >いつ頃の時代でどんなお仕事をされていたのでしょうか?
80年代の藤子ブーム絶頂期に、
ミスコピーの紙をハサミで切ってメモ用紙にする仕事を主にしていたようだ。
なんで悪意があるのさ?
近所の古本チェーン店で
「愛しり」1〜5巻をまとめて買ったヤツがいる。
まだ5巻、立ち読みしてないのに。
って、読みたきゃ買えよ。<オレ。
というか、他のヤツが立ち読みしてるのを
目撃したことあるし、何気に人気沸騰中なのな。
いや、静かなブームってとこか。
まんが道の文庫本もごそっと売れてた。
1巻〜10巻くらいいっぺんに。
まんが道買ったヤツと愛しり買ったヤツは
同一人物と思われ
俺、立ち読みしてたらその本を
取り上げてレジに持ってった奴がいた。
買うほうが優先なのはわかるが失礼な奴だ。
>>548 >間がと竹葉が立ってる姿って不自然だったよな。
俺も思った。
合成みたいだった。
竹丸さんは、一時藤子のチーフアシスタントしてたんじゃ
なかったっけか?
その後の「距離感」を考えると、その際、なんらかの確執
があったのでは?
フランスパンのメンチカツはさみ自分で作ってみた。
>>561 どうだった?
やはり栄養あったかい?
もちろん「パンっ」てたたいたんだよな?
漫画で見るとかなり美味しそうだけど、食べなくても想像つく味だよな。
偏食Aの味覚は我々と違うから。
松○のラーメンなんて、とてもじゃないが食えんし。
まあひょっとして当時としては美味かったのかも知れんけど、それにしてもね。
ンマーイというより、調理不要で鍋釜丼いらずで手軽に食べられるから、
忙しい漫画家には便利というだけじゃないの?
当時はファストフードもコンビニもなく、カップラーメンさえなかったんだから。
うまいというのは、昔を懐かしむ気持ちが言わせているのだろうね。
なんか、ミもフタもない言い方でスマンが。
でもサンドイッチやおにぎり、菓子パンなどはあったよ。
たぶん富山の片田舎から出てきた青年にとっては、都会的でオサレな食い物に
思えたのだろう。
若くて腹をすかせてたし
>>564
俺は松葉のラーメンはありだと思うのだが、味覚音痴なのだろうか・・・。
まあ松葉ラーメン食ったときは、トキワ荘跡地を探そうと、まんが道片手に目白に行き、
かなり迷って(なんか知らんが中野駅にたどり着いたりした)、そんでやっとのことで周辺にたどり着き、
松葉を発見したからってのもあるかな。あの看板見つけたとき俺は声を上げてしまったもの。
ついでに哲学堂公園とかもいったなあ。
>>555 BSマンガ夜話という番組の影響じゃないかな。
ずいぶん歩いたね〜w
1〜2時間コース?
きっと腹ペコだったからンマかったんだと思うよ。
今度普通の状態で食ってごらん?マズーイ!ってなるよ。
571 :
568:04/08/29 22:57 ID:???
>>570
そうかな・・・。3時間くらい歩いた気がする(日中)。
また今度食べに行って判断します。でもぜったい最初はンマーイっていうなw
でも途中西武線にぶつかるからその時点で引き返さなくちゃw
ところで、跡地っていまどうなってるのかな?
15年位前は近くに住んでたけど、もう何年も行ってない。
跡地はなんか会社の寮になってるんじゃなかったっけ
(ヒストリーチャンネルの番組によれば)
じゃあもう跡形も無いんだろうナァ・・・。
そりゃそうだよねw
当時の落合郵便局ぐらいじゃない?雰囲気を伝えてるのは。
ビルと呼ぶには小さな建物だよね、周囲も建て込んじゃって。
竹熊健太郎の「マンガ原稿料はなぜ安いのか? 」という本によると、
元のトキワ荘を壊して80年代に建てた新トキワ荘も1999年末に解体され、
完全な更地になっているんだそうだ(2000年時点の話)。
近所の人の話では、大家はヤクザがらみの不動産トラブルに巻き込まれ、
借金抱えて行方不明なんだと……。新しいトキワ荘を眺めるつもりで
訪れた竹熊と長谷邦夫は、それを聞いて絶句したそうだ。
行った人が見たのも更地だったのかな?
うーん、なんか、重い話だねえ・・・。
新トキワ荘なんて、建てたと思ったらすぐ壊してなんか変だなとは薄々思ってはいたが
まさかヤクザがらみとは・・・。まあ、あまり追求してはいけないな。
そういえば関係ないけど、兎荘というのはどこにあったのかな?
ミスドラキユラが出ない理由はなんなんだ?
松葉の向かいの酒屋さんも、今はない。
ま、トキワ荘の大家さんが経営していたわけだが。
松葉、別にまずいと言うほどではないと思うんだけど、ほんとになんてことないラーメンて感じだよね。
それこそ素人でもマニュアル見ながら作れるラーメン。いくら昔だからってあのラーメンがうまかったといえるとは思えないんだよな。
富山って結構昔からあるうまいラーメン屋多いし。
そういや松葉でラーメン以外のメニューを注文してみた人いない?
俺はつけ麺を食べてみようか散々迷ったんだが結局食わなかった。
最初はメンチカツハサミだったが途中からコロッケハサミにかわったのはなぜだ?
経済事情の影響か?
まあ栄養があるようには思えんが。
松葉の味の話題では定期的に揉めるよな。
A・比較的味覚の鋭い人、割と味にこだわりがある人
「特に美味いとは言えないな。不味いという人もいるくらいだ」
B・比較的味覚の鈍い人、割と味にこだわりのない人
「ンマ〜イ!つーか別にラーメンの味なんて興味ないし。悪くはないんじゃん?」
問題は、満賀や才野がAとBどっちなのか、ということ。
583 :
愛蔵版名無しさん:04/08/30 07:08 ID:egxslf3O
両国の下宿先には若い姉妹がいるって話しだったのに、そんなのいなかったのはなぜだ?
味覚が鈍いというより、アビコを通じて雰囲気を味わいたい人がうまいと言ってるような。
手塚や寺田を通して経験したことが当時の二人にも多かったんじゃないかな?
すべて「マンガ的味付け」で説明できるやもしれん。
長谷氏は自書の内容で皆の言いたいこともわかるが
永田竹丸氏は何か藤子両先生に悪感情を抱いていたというような部分があるの?
俺見たことないんだけど…
>>583 たぶん、可愛い姉妹を登場させて満賀たちにからませようと
伏線を張っておいたが、都合ではしょったのではないかと・・・
両国下宿では才野が病気で倒れる伏線もあり、これもうやむや
になってトキワ荘に引越してしまう。
明らかに、このあたりで筋書きの変更が行なわれているようだ。
もしかしたら連載掲載誌の少年キングがつぶれそうとのことで
先を急いだということは・・・
ない!
キングが廃刊になったのはずいぶん後だし、廃刊されたときもあえて未完にしてある。
そうか・・・
でも才野の「異様な咳き込み」と「死んだように机に突っ伏していた」
という伏線をそのままにしたのは、不自然すぎるよな気がするが・・・
そういやトキワ荘の美人姉妹も物語にからみそうでからんでいない。
(さすがにテレビ版はしっかりからませていた)
A先生は複線を考えず、その時々の思いつきで描いちゃうだけじゃないかな。
アドリブとか言ってるけどw
才野が太陽の光に当たってバッタリ倒れたときはビックリした。
マジャがかわいいと言った女の子のいるケーキ屋はどうなった?
それこそ「お前だれでもかわいいんだな」だからいちいち気にすんな
ほんとに実生活で、こんなに次から次に美女が現れる、
ということは絶対にないもんな。
ところで、編集の小村さんがごちそうを作ってくれたときに
テラさんも一緒に収まった写真、公開してくれないかな。
テラさんて実在の人物だよな?
死んだの?
死にました
>>586 正確な引用ではないが、寺田の教育者的しきりが煙たかったみたいなことを、
どっかで永田が書いてた。もっとキツイ口調だったと思う。
藤子のことを悪く言ってるとは思わないけど。
>>599 自分は「まんが道」で描かれたような恵まれたおぼちゃんでは
ないと書いていた。それと、自分が漫画界で初めて使い始めた
スクリーントーンを、我孫子が夜中に貰いにきた、という逸話とか。
決して悪く言っているわけじゃないんだけど、なんか書き方に
トゲがあるんだよね。
自慢話が必ず入っているのも、なんだかなー、という感じ。
初対面の日、眠っている角田の口にパンを無理やり詰め込んだ人だから。
はがまさおの正統な弟子のちに義理の息子、
いでたちからもエリート意識が透けて見える人だったかも。
その描くマンガは端正ですばらしいんだけどね。
N特での赤塚氏、森安氏と肩組んで酔っ払って楽しそうだったな。
トキワ荘に入ったころ、赤塚氏は森安氏から貰ったベニヤ板を
窓に釘で打ちつけて机代わりにしたんだったよな。
時は移ろい、片や億万長者の超売れっ子作家。
片や職安通いの妻子逃げられた貧乏中年。
漫画の世界の厳しさを痛感させられました。
そういや、講談社の第一回児童漫画賞はテラさんと永田氏受賞だっけか。
そうなのか。
その経歴でアシスタントじゃ、藤子に対して微妙な感情抱いても仕方ないかな。
上品な絵柄はF先生の初期の絵と合っている感じもするな。
でも、やっぱりむかしの学習漫画という雰囲気だね。
成長期のマガジン、サンデーに似合う漫画では全然ない。
やっぱりサンデー、マガジン創刊あたりは少年漫画の一大転換期だったんだろうか。
前出のダイソー化粧師収録の石ノ森版マンガ道(仮)にもマガジンから週刊連載の依頼を受けて
「これからは漫画もインスタントになるのかな…」といった不安を吐露するシーンがあるし。
テラさんが「全然別の雑誌になってしまった」と嘆いていたころの
サンデーって、石森、赤塚、藤子、つのだらが連載持っていて、
いわば新漫画党御用達雑誌になっていたんだけどな。
やっぱり彼らが自分の理想とする漫画を描いてくれない、という
絶望感もあったのかな・・・
しかし永田氏はなぜのらくろの正統な後継者になれたのだろうか?
山根兄弟はわかるが。
芳賀氏の息子ならコロスケを継いで欲しかった。
つのだのアシスタントを赤塚が引き抜いたのはけしからんと、
つのだが赤塚へ巻紙送ったという話、面白いな。
赤塚も長谷など連れて行かず、一人で弁解しろよなw
小林よしのりのアシスタントの時浦になんか長谷と近いものを感じてしまう。
長谷の本を読んだ初心者は、「赤塚漫画って、ほとんど長谷が代筆してたのか」
と、勘違いする人いるだろうね(現にそういう奴2、3人知っている)。
長谷が一人で描いた漫画って、ホントに面白くないんだよ。
パロディものも、面白いのは2つ3つくらい。
くれぐれも勘違いしないよう、頼みますよ。お若いみなさんw
知らん。
代表作がパロディってことは、お腹にいる虫ってことだろ。
誰とはいわんがw
>>609 ヒストリーチャンネル 20世紀のファイルから(29)「マンガがすべてだった・トキワ荘の頃」より
高柳義也(当時サンデー副編集長)のインタビュー。聞き手は梶井純。
>あの当時、その、漫画ブームを作って、少年サンデーの部数を伸ばしたのは、
>「金太郎」の後は、「影丸」であり、「おそ松くん」であり、それと同時に、
>「オバケのQ太郎」であるという(…)。「オバQ」にしろ「おそ松くん」にしろ、
>描いてる方は、寺田さんと一緒に居た、トキワ荘の仲間ですよ。自分の子分みたい…
>漫画党を作った人ですから。で、その仲間だけにね、うん、「おそ松くん」に対して、
>高柳さん、これはね、僕にとってはね、子供がやっぱり、すぐ飛びつくような漫画
>だと思うよ、と。で、そういうものをね、駄菓子のように並べるだけではね、こら、
>子供にとって決して良くない。子供にとっていいか悪いかという判断は、やっぱり編集者が
>しなくちゃ駄目でしょ。というようなことをね、さかんに言われた覚えはありますよ。
>だから僕はその時に、寺田さんが描く子供像と、赤塚さん・藤本さんが描く子供像
>というのは違うな、という感じがしてたんです。寺田さんはね、やっぱり、子供をやっぱり、
>守ってあげなくちゃいけない、というね、気持ちが非常に強かった方だと思います。
>
>(梶井)保護者なんですね。
>ええ。
>>616 テラさんが昔の仲間に逢おうとしなかったのは彼ら(特に赤塚)が
自分を「裏切った」からなのか(赤塚はそう解釈しているし)・・・
しかし、「おそ松」も「オバQ」も、今見るとなんてことない、ほのぼの
マンガなんだけどなァ・・・
うーん。
「無用之介」は駄目だが「伊賀の影丸」はいいと思うぞ。
テラさん。
スレの流れと関係ないけど
ビートたけしが売れてた頃(80年代?)、自分を
批判している人達に反論している本が
あって赤塚さんと長谷さんがたけしとタモリを
比べてタモリが上のようなことを言ってたのに
対して「長谷くにおって誰?どうせ赤塚さんのとりまき
だろ。赤塚さんぐらいになってから文句言え」
て感じの事言ってたのを思い出した。
>>617 それしか描けない赤塚に、それを描くなっていうのはさすがに無茶だと思う。
しかし「テラさんって実在の人物?」とか聞いてる奴には
正直、驚きをかくせない・・・
ネタか釣りとしか思えんが……。
少女クラブの角野って実在の人物?
テラさんも赤塚が「ナマちゃん」で連載を持って喜んだだろうに。
「おそ松君」は「ナマちゃん」の発展形なんだよな。
それをやめて道徳的まんがを描きなさい、というのは、そりゃ無理だわ。
>>619 ということは、たけしは赤塚には一目置いているわけだ。
そういえば、とりまきがたくさんいる「大将」ぶりや奇行など、
たけしと赤塚って共通点あるよな。
それと、たけしのとりまきにもインテリ気取りの三流芸人が
いたっけw
あまり指摘されていないけど、寺田ヒロオって、もしかしてアシ使わず
全部ひとりで描いていたんじゃないの?
週刊誌時代に突入して、ページ数も増えてくれば、アシがいなきゃ
描き続けるのは無理。
しかし寺田はそういうシステムを嫌っていたんじゃないのかな?
漫画家で最初に本格的プロダクションシステムを取り入れたのが、
寺田が救った赤塚不二夫というのも、これまた皮肉な話だが。
テラさんの晩年の作品読んだことある?(昭和40年以降)
酷いぞ。
筆を折ったというよりはやっぱり落ちこぼれていったというのが本当だと思う。
勿論藤子両先生やトキワ荘仲間からは最後まで兄貴分で輝いて見えたのかもしれないが。
編集も合えて口にはしてないけど実際はテラさんの復帰を待ってた出版側の人間なんて
ほとんどいなかったのではないかな。
俺はテラさんが家にひきこもった(こもらざるをえなかった)のは
みんなが言うような立派な理由とは別な複雑な心境だったんだと思う。
すでに「暗闇五段」が、硬化した理想と死んだタッチとで惨憺たる出来。
>>627 酷いというのは後期の金太郎とかロボット兄弟のこと?
暗闇五段あたりまではなかなかいいと思うが。
でもテラさんの最高傑作は「背番号0」だね。
この漫画は、そのままでも今でも立派に通用すると思う。
漏れ、暗闇五段面白かったけどね。
それ以降は知らんが。
631 :
627:04/08/31 00:29 ID:???
>>629 >酷いというのは後期の金太郎とかロボット兄弟のこと?
そのあたり。もうしばらく前からどうしようもないが。
まんが道に載ってる背番号0の初期とかは確かにいいんだけど、
晩年の作風の荒れ方は尋常じゃない。
あれで児童漫画のありかたを説いても・・・。
方向性を論じる以前にご本人の作品の力が完全に失われていたよ。
はっきり言って鬱病→自殺だと思う。@テラ
>>632 おそらく気質としてはスキゾっぽい。自殺という言葉はアビコもタナカテルオも使ってた。
635 :
愛蔵版名無しさん:04/08/31 02:56 ID:5tgi8nWB
前の話だけど、文苑堂の本店行って
愛しりを記念購入しようとしたら売ってないでやんの。
ヌッコロスって思ったね。
こっちはそれこそ店長にサイン書いてもらいたいくらいの勢いだったのにさ。
バイトの女子高生は「は?なにそれ」みたいな感じだし。
ったく空気嫁っての。(なんの?)
636 :
愛蔵版名無しさん:04/08/31 08:13 ID:tsX67waR
藤子はホモだったてうわさ聞いたけどマジか?
マジ。
ソースはサムソン(1999年7月号)これに告白手記が載ってる。
タイトル「ぼくたちは二人でひとつになった」
>>631 ロボット兄弟は読んだことないが、金太郎とか背番号0の
後期作品はそんなにひどいの?
単行本で読んだ記憶があるが、「作品の力が完全に失われていた」
というほどではないと思うけどな。
まあ、仮に不出来としても、誰にもスランプはあるわけで。
作品の出来不出来と児童漫画のあり方を論じるのは、また別の話
だとは思うが。
実際、自作の漫画は二流なのに、漫画界の将来についてエラソー
に説教する漫画家は今もいるわけで。
説教たれんのは一流の漫画書いてからにしろや、ゴルァ〜。
>>634 「まんが横町の住人たち」という本かも知れない。
どちらももう手元にないし、よく覚えてないけど。
ガイシュツと思いますが…。
先日マン喫でA先生の「用心棒」を読みました。
三船敏郎に『ンマイ』言わせててました(・∀・)
そういうのはA総合で。
>>635 はじめて「まんが道」読んだ時
文苑堂の親父に無性に会ってみたくなった。w
あと、
窓口係の郵便局員さん。
高岡行ったことあるけど、漫画の中の昔の面影って無いね。
ガッカリしたよ。
何年経ってると思ってんのよ。
当たり前じゃんよ。
逆に東京の方が結構古い面影残ってるよ。
「白魔来る!」って机にしまわれた後どうなったの?
>>627 どこで読んだんですか。
おれも見てみたい
「暗闇五段」は傑作だぞ。
千葉ちゃんのテレビ版はトンデモだが。
テラさんも原作と全然違うシナリオなのに
よくOKしたもんだ。
652 :
627:04/08/31 23:36 ID:???
>>650 古い学習雑誌を買うのが趣味(?)なもので。
もちろん昔の漫画なんだけど、当時の周りの作品と比較してもテラさんの
作品は明らかに見劣りしてた。
「カーブくんドロップくん」とか、かなーり酷かった。
かたや藤子先生の漫画は脂がのっててまさに上り調子。
複雑な心境だったと思うな。
まんが図書館とかで読めるんじゃない?
>649
1959年に少年/お正月大増刊 探偵ブックってとこに読切として掲載されたらしい。
>>651 半ばどうでもよくなってたんじゃないかな。
656 :
愛蔵版名無しさん:04/09/01 09:13 ID:W7vJ1XJD
才野の仮題「ゲーム」はどうなった?
当時の原作なんてその程度の扱われ方が普通だったと思う。
むしろTVに出て喜んだんじゃないかな?
暗闇なんてすでに良い子の為の健全な漫画とは言えないし、理想は過去のモノ
だっただろう。
確かに暗闇五段は金太郎とかゼロくんとかとは一味違う漫画だね。
明らかに読者の年齢層を少し上に置いて描いている。
5年続いた金太郎の直後の連載だが、この作品のあとスランプ(?)
に陥り、断筆に至ったとすれば、暗闇連載中に、サンデー編集部と
なんらかの確執があったと想定できる。
寺田マンガでは「もうれつ先生」という作品もテレビ化されている。
「暗闇五段」(テレビでは「くらやみ五段」)と同じく柔道もの。
あとNHKのドラマで「ホームラン教室」というのもあるが、これは
寺田作品とは別物かな?
暗闇五段は金太郎を半ば強引に終了しての新連載という話だけど、
作品じたい絶縁状みたいなとこがあったような印象を受ける。
周囲がどんなに汚くなっても俺は変わらないぞ、と。
それに対して編集側からは、好きなようにお描きください。
多少とも能動的な断筆の意思を見ようとすれば、金太郎終了時点にまで遡れるのじゃないかな。
作風の変貌は自己言及的に硬直したことと無関係ではないと思うのだけどね。
テラさんの作品って俺は嫌いじゃないけど、絵が前時代的で古臭いよな。
絵に動きがないし平面的で紙芝居みたい。今の漫画よりものらくろなんかに近い画風だな。
なんかテラの話してると切なくなるね。
まんが道のイメージと全然違うし。
「暗闇五段」は、テラさんなりに時代に適応させようと努力した
作品ではないか、という気はするな。
設定は古臭いが、それなりにツボを押さえていて面白く読める。
主人公の許婚だった道場主の美人娘と、主人公に思いを寄せる
命の恩人の娘との三角関係までからんでいる。
不人気で打ち切られた、という風に紹介しているサイトがあるが、
そんなことはない。のちにテレビ化された位だから、それなりに
人気はあったと思う。
多分、派手な格闘シーンばかりを要求する編集側と、じっくりと
描いていきたいテラさんとの対立があったのでは?
ラストで主人公を陥れた悪い兄弟子が改心するところは、実に
意味深に感じる。
>>662 寺田マンガはあの絵がいいんだよ。
絵に動きは結構あるよ。
今みたいにこけおどしの描き方ではないだけ。
>暗闇五段
人気はなかったけど、書きたいものを書いたというのが寺田の感想みたい。
派手なシーンを求められたが応じなかったというのはよく知られた事実。
♪つ〜よいぞ、ぼっくらの、くらやみゴ〜ダ〜ン〜♪
へえ、柔道も好きだったのかね。
ならば手塚の天敵福井の影響も・・・ないかw
あの世代の漫画家、手塚の影響を受けたか、そうでないかによってエライ違いがあるな。
手塚の影響を受けてない人で、ある程度売れて現在まで生き残ってるのって
つのだくらいか・・?
こどもに駄菓子屋のようなプチ悪所は必要じゃなかったかなと思うし、
マンガだって駄菓子と大きくかけ離れた出自を持ってるもんかどうか。
寺田は泥中のハスを泥から引っこ抜いて枯らしちゃったのかな。
>>668 寺田は井上一雄の影響を受けているから、井上の弟子である
福井英一の「イガグリくん」の影響も当然受けていると思う。
貝塚ひろしもその系譜だが、水島新司もそうではないかと思う。
「バットくん」は読んだことないが「イガグリくん」や「赤銅鈴之介」
は勧善懲悪もので、奇想天外な技や忍術が出てくる。
剣豪・忍者小説や講談ものの子供向けマンガ版といってもいい。
事実、出来のいい「赤銅」はラジオに映画に大人にも受けた。
貝塚ひろしは「イガグリくん」の野球版として「くりくり投手」で
デビューし、魔球マンガというジャンルを開拓したが、野球好きの
寺田も、五味康祐の剣豪小説をヒントに「スポーツマン佐助」を
描き、これが「スポーツマン金太郎」に発展していく。
しかし、寺田が貝塚やのちの水島新司と違っていたところは、
マンガに必ず教訓的パターンを盛り込んでいたこと。
荒唐無稽なおもしろマンガに徹することができなかったのが
断筆せざるを得なかった理由だろう。
>>671-673 水木しげるは、ほとんど手塚と同期だからちょっと意味が違うのでは。
水島はトキワ荘世代よか、ちょっと下。
そう考えると、ちばてつやはトキワ荘世代では手塚の影響を受けていない
一人のうちに入るね。
あ、ウメズカズオもいるか。
というか、あの世代の漫画家は、ある程度手塚の影響は受けてると思う。
問題は手塚作品が好きだったかどうか、じゃないか。
ここで叩かれている本宮ひろしも、どちらかというと井上一雄→
福井英一の流れだと思う。
「サラリーマン金太郎」を描いたところをみると、たぶん寺田漫画
のファンだったのだろうね。
ペンネームから察すると、貝塚ひろしの影響も受けているような。
手塚派以外の漫画家って、まだ現役に結構いるよ。
望月三起也なんかもそうじゃないかな。
そりゃ手塚派以外の現役は沢山いるさw
ここで言ってるのは【トキワ荘世代で】じゃないの?
>>676 水木は紙芝居、楳図は絵物語の絵師がルーツだと思う。
たしかに手塚漫画の系譜とは全然違うね。
>675
なるほどね。寺田から見りゃ、おそ松くんなんか、
童心のアナーキーな部分ばかり拡大してケシカランって感じだったかも。
イヤミみたいなダメおとな描写には嫌悪を感じてたんじゃないかな。
棚下の絵柄なんてのは、紙芝居→劇画の流れだな。
しかしこんなタイプの違う香具師とよく友達になったね。
赤塚も出発点は手塚漫画だが、あのナンセンスギャグのルーツは
杉浦茂なんだよね。
ギャグの質としてはだいぶ違うけどね。
>>669 激河大介のモデル説もある、さいとう・たかをとかは?年齢的にはA先生の二つ下らしいけど。
棚下照生も名作翻訳まんがなど少女雑誌に描いていた時代
があったんだけどね。
「リア王」とか「ああ無情」とか。
寺田ヒロオは、たしかにあの時期に「暗闇五段」みたいなまんが
を描いたのなら、あとはシリアス劇画にシフトしていくのが必然
だったんだろうね。売れるにはその道しかなかったようにも思う。
それが死ぬほど嫌だったのかな。
>>686 さいとう・たかをもルーツは手塚漫画。
のちに劇画の御大となるが、手塚漫画の映画的手法は
フルに活用している。
>>687 自分の暗い面を見ようとしないから善人でいられたんじゃない?
中沢啓治も手塚治虫の新宝島に衝撃を受けて漫画に開眼、
みたいなことを自伝マンガに描いてた。
劇画はアンチ手塚という形で手塚の影響を受けているとも言える。
いっぽうアンチ手塚まで貪欲に飲み込んでしまおうとする手塚には凄みを感じるね。
でもさ、単に「影響を受けた」ってのと「手塚漫画のファンだった」
ってのは、かなり意味合いが違ってくるよね。
藤子、石森、赤塚なんかは「手塚漫画のファン」。
手塚治虫の最大の功績は、本格的SFを漫画に取り入れたこと。
それとやはり映画的手法の導入。
言うは易しだけど、これを世界で最初にペーパーカートゥーンに
表現したのは歴史的快挙。
フェード、クロース、カットバック、モンタージュ。
これらを実際に紙の上で実現させたことはいくら賞賛してもしきれない。
絵柄は違っても、直接的・間接的に手塚の影響ゼロという漫画家
はほとんどいないだろう。
>>692 そりゃそうだね。その三者でもスタンスが違うんじゃないかな。
手塚の特異性は、より内在的には広い意味のセクシャリズムじゃないだろうか。
誰だったかアトムにさえエロティシズムを感じると書いていたっけ。
愛の構造的な到達不可能性とあの官能的なタッチ、ああ
映画的手法の導入に関してはスピード太郎にも見られる手法だけどね。
本格的にと言う意味では手塚だろうね。
あと、忘れてならないのは悲劇性の導入。Fが地底国を新宝島より評価しているのは
この点ではないか?
もっとも、後年それを東映漫画でやろうとして宮崎らとは決定的に分かれるわけだが・・。
赤塚は手塚治虫の影響を受けてはいるが師匠は横山光輝なんだよね。
だけど横山自身も手塚に刺激されてるから、これでいいのだ。
ところで寝たきりの赤塚は横山光輝が焼死したこと知ってるのかなあ・・・。
ちばてつやはCOMの表紙描いたりしてて、交流はあるよ。
しらねーのに 語るな バカ。
>>698さんに質問です。
「ちばてつやと手塚は全く交流がなかった」
などと、しらないのに語っている人は誰ですか?
レス番号でお答えください。
水木しげるは手塚よりも年上だけど、漫画を描きはじめたのは復員してからだから、トキワ組よりあとでは?
このスレの人たちはかなり漫画に詳しい人たちが多くて
何度も驚かされているが、そんな中に定期的に
>>698みたいなのが混じってくるのは何でだろう。
まあ、「負の連鎖」ってやつだな。
>>698みたいな連中は何かにつけ、親や周囲から
「バカバカ」言われつづけていたんだろう。
で、成長した今、今度は「バカバカ」言う側にまわる、と。
それしか他人と関わる方法を知らないんだからしょうがない。
満賀が武藤に貸した1000円はどうなったんですか?
>>702 おまえもその一人。
という事を忘れるな。
さっかく楽しい話をしてるんだから頼むから汚さないでくれ。
ちばてつやが描いたCOMの表紙なんてあったか?
野球好きのちばは自身の野球チームと虫プロの
チームと何度か対戦しているね。
それはそうと、弟のちばあきおの自殺は、なんか
テラさんの死とかぶるんだが。
両方とも野球まんがだし・・・。
友情モノ?だし・・・。
あきおはあんまり知らないナァ。表に出るの嫌いな人かも?
思い出したけど、てつやとあきおが缶詰旅館でふざけててガラス窓に手を
突っ込んでざっくり切ったと言われる事件があるけど、あれも非常にココロ
に引っかかったナァ・・・。
てつやの自宅は確か練馬だけど、トキワ荘にきた事は無いのかな?
ちばてつやがトキワ荘に遊びに行っていたというのは、なにかで
読んだことはあるな。つのだや長谷などように頻繁ではなかった
ようだけど。普通に仲は良かったのではないかと。
赤塚とは同じ満州引揚げ組だから話は合ったのでは?
ガラスで手を切ったときは石森・赤塚・長谷らが代筆したんだっけ。
ちば先生、草野球で足の骨折って休筆したこともあったっけ。
足の骨折だったら描けるじゃないのって聞くのは野暮ってもんだねw
ちなみにその3名が代筆した作品は何?石の森はともかく、赤塚、長谷では
かえって邪魔というか、アシに任せた方が遥かにいいと思うが・・・。
そして、どうしてあきおが手伝わなかったのか、どーしてもひっかかる
リストカット事件…。
ちば、松本、などの世代は仲良しであって欲しいという幻想がある。
そういえば同じ練馬在住だった石の森の葬儀も手伝っていたようだし、
最近ではなぜかAとゴルゴが仲良し。
>>709 >なぜかAとゴルゴが仲良し
そりゃアンタ、道雄君と大介君だもの。
>>709 少女クラブふろくの「ママのバイオリン」らしい。
あとリスカの真相は兄弟同士じゃなくて担当とふざけてたって説も
>>710 そんな古い仲なんだ。
単なる小池氏のゴルフつながりだと思ってますた。
>>711 初期のママバイなら納得です。
でも、もし担当ならクビでしょうね。
真相は藪の中・・・。
それにしても、みんなよく知ってるナァ。
スタジオ・ゼロ発足のきっかけは?やっぱ虫プロ商事がらみ?
ゼロ物語に描いてある通りでは?
虫プロ商事のCOMには、トキワ荘+新漫画党メンバー
のほとんど全員が協力してるよね。
テラさんも「トキワ荘物語」を描いているし、単行本も
出している。
>>713 スタジオ・ゼロは第2のトキワ荘なんだよ。
リア厨だった頃の漏れは虫プロ商事から出ていた藤子の一連の単行本が
すごく欲しかった。(FFランドが出るずっと以前の話w)
てんとう虫コミックス未収録の作品がいっぱいあったんだよな。
とっくの昔に虫プロ商事は倒産してて手に入れるには古本屋を巡るしかな
かった当時、地方在住の悲しさを痛感していたものだ。
でもあれって売れたのかな?売れたとしても虫プロの赤字補填に使われて
終わりだったような想像をしてみるんだがw
718 :
愛蔵版名無しさん:04/09/02 19:00 ID:SnT+YajU
楽しいよ
表紙を開けばセル画もついてる
新作漫画ウルトラBも載ってるよ
藤子不二雄ラーンド
きっかけを与えてくれたのは、またも神様手塚だった。
>>717 あの頃、てんコミ未収録なんて認識あった?
何歳?
ちばてつやのガラスに手事件は、
「調子に乗った編集さんがてつやにプロレス技をかけていて、くるしんだてつやがガラスに手をつっこんでしまった」
って話を聞いたような。聞かないような。
俺はもうだめだ、描けない〜!
そうだ、手を怪我すれば描かなくてすむ。
ざくー!
先生っ!なんて事を!
ピーポーピーポー・・・。
みたいな?
ちばてつやって、「ハリスの旋風」とか「あしたのジョー」とか
しょっちゅう「今週はちば先生急病のため休載」していたから
信用できないんだよなあw
子供のころはちば先生って病弱なんだ可哀想、と思って
せっせと「はげましのおたより」を送っていた純情な俺w
子供の頃の藻前を抱きしめたくなたw
偉いナァ。
漏れなんか、どうせ雑誌に載ってる頃には治っているんだろうと思ってそんなん
出さなかった。
かわいくないなw
そういえば、
昔の少年誌の「おたよりを出そう」コーナーには、
漫画家の自宅とかプロダクションの現住所が書いてあった記憶が・・・
「漫少」には一般読者の住所が載ってるし、
ストーカー行為なんて考えもつかない
旧き良き時代の日本人像がうかがい知れるな。
漏れ、藤子プロに勝手に行ったよ。
サインもろたw
ちばてつやが描いたCOMの表紙なんてあったか?
>>705 もちろんあったよCOMでは一番入手しづらいと言われている号にね。
トキワ荘でケンカ最強はテラさんかキャバなのかな。
赤塚先生もガテン系で腕力は相当強いそうだけど
730 :
愛蔵版名無しさん:04/09/03 03:03 ID:5/x0yVVI
すまん、キャパって森安?由来は?初めて覗いたもので・・・・
>>730 「まんが道」を読めばわかる。
読んだほうが他の話題も楽しさ倍増。
あと「キャPA」じゃなく「キャBA」ね。
東海テレビ7日深夜『トキワ荘の青春』
つげ、棚下にもちょっとだけ光を当てたのがそれなりの功績だと思うんだが
ジェミニやアポロ計画の作品でロシアの宇宙開発がちょっと語られる程度みたいなもん
と言えなくもない…
トキワ荘関係の番組って
NHKと驚き桃の木20世紀でやった
他にあるの?
>>728 COMの表紙の絵って、創刊号が手塚筆で、あとはずっと
和田誠じゃないの?
COMコミックスと名称が変わった号のことかな?
>>732 棚下はともかくつげには十分光は当たっていると思うが。
>732
その番組は何?
映画だろ
つげとてらさんって実際につき合いはあったのかな?
739 :
愛蔵版名無しさん:04/09/03 14:36 ID:5/x0yVVI
ユーレイのやってた役って誰だっけ、有名な人?
つげは赤塚とは親しかったようだけど、テラさんとは
どうだったのかな?面識くらいはあっただろうが。
ユーレイが演じたのが棚下照生。
ボンカレー姉さんの旦那さん。
ああなんだ、あの映画の事か・・・。
>>735 つげは昭和漫画界のガガーリンだな。
って思い付きで書いてみただけ
>>697 赤塚不二夫の師匠が横山光輝?
これは初耳。
単に、ちょっと手伝いに行っただけじゃないの?
アシしたから師匠ということになれば、むしろ
石森章太郎の方がふさわしいのでは?
>>743 そのコテハン同様、カキコも浮いてるよ。
ちょっとね・・・。(苦笑
まあ、本人が気に入ってるならいいんじゃない?
>>734 持っているなら71年10月号の表紙を見てみたまえ。
ガガーリンは最初から超有名人だぞ。
たとえて言うならゴッホとか、メンデルとか。
いや、まだ死んでないかw
>>747 えらそうに言う暇あったら、その表紙うpしたまえ
COMの表紙は和田誠以外にも何種類かあるよ
>>749 べつにそこまでしてやる義理は ねぇ!!
>>739 棚下照夫(たなかてるお)。
意識的にしてもこれほどのミスキャストはしまいと思われる映画の中では比較的マシなほうだったかな?
「寺田、まだまだやれるよ」とか言ってたっけ。
棚下照生(たなしたてるお)とのことです、失礼
本名が田中だから、タナカでいいんじゃなかったかな?
子供向け漫画を描いていた頃はタナカとルビ振っていたはず。
劇画タッチになってから変更したかもしれないが。
棚下照生も漫画少年に投稿していたんだね。
それで同じ投稿仲間のテラさんへ上京を勧めたらしい。
師匠は小島功(カッパ黄桜)。
そういえば絵が似ている。
>>752 A先生役はハマっていたと思うよ。
一瞬、本人かとオモタw
つげ義春にも漫画家修業の青年たちを描いた短編があったね。題は忘れた。
その一人は、下宿先の未亡人のおばさんがシミーズ姿で寝ている
のを見て、欲情して夜ばいをかけ、いい仲になる。
にもかかわらず最後のシーンでは原稿料だかポケットに赤線へ行く。
なんとも生々しい内容だったが、20代前半のオトコなら、
あっておかしくない風景だった。
あんなトキワ荘にはあこがれない。
そういえばトキワの年長組みには性がらみの話は無いね。
いずれもアビコ日記の対談からだけど、「つのだが25まで童貞だった」と、
「部屋に女を連れ込んだりしてたのは赤塚だけだった」との間に想定しとけばいいのか?
ところで「年長組」って寺田はそうだとして、あと誰々になるの?
手塚・寺田・藤子だろうね。
石森の部屋を借りて赤塚が昼間から女とSEX。その喘ぎ声を隣の仕事部屋で
悶々と聞く石森・・・。W
愛しり3巻のテラさんの手紙には目下恋愛中とか書いてあったけど
冗談だった可能性もある
テラさんが彼女を部屋に呼んで、いい雰囲気に・・・。
しかし、廊下には何やら人の気配が・・・。
やっぱ時代的に赤線とかで童貞は捨てたのではないの?
つのだは「そういう女性はイヤだ!」とか言って拒否したとか。
石森の本で、みんな(あそび人系)でソープへ行ったという話があった。
石森は本当に風呂にはいろうとして相手に笑われて、二度と行かなかったらしい。
多分、起たなかったんじゃないかな。
しかし客を笑うとはちょっと考えられない。プロ失格だよ。
そりゃ、ソープ(いやトルコか)に行ってただの風呂と勘違い
してたら、笑うなというのが無理です。
それは、石森のシャレかハジライで、ちゃんとすませてるよ。
>>770その時の相手ではないことだけは断言して置きますね
トルコとはいっても、年代によって様式が違うからなあ・・・
まあ、実際、風呂には入るわけだが。
どういう入り方をしたんだかW
…とスレを覗いた友人が申しておりました。
実際には使わないスチームバスを使おうとした、とかいう事じゃないの。
772が言ってるように、昔のトルコ風呂ってのはシステムが違うらしいから。
まあ手塚先生だってトルコとサウナを勘違いしてたくらいだし
あらためてトルコ風呂は失礼な言葉だと思った。
スレ違いだが、じゃあダッチワイフって言葉はどうなんだろうw
オランダ妻
元は藤で編んだ抱き枕らしいぞ
A先生は阿川佐和子との対談で
「僕、三十過ぎるまで独身主義で、もちろん
女性経験もほとんどなかったんですけど(笑)。」
と言って阿川に「それは聞いていません(笑)。」と
返されてた。トキワ荘とは関係ないが春風亭小朝が
F先生に『落語が好きならきっと色事の方もお盛んだろうと
思っておたずねしたところ「たまにはストリップでも見て
みたいなァと思うごく普通のオジサンですよ」と答えて
くれました。』って昔、週刊誌で書いていたよ。
確か二人とも親と住んでたんだよね。
欲望の処理も大変だっただろうな・・・。
オカズは何を使っていたんだろう。まさか石森姉?
Fの方は幼女趣味的な傾向があったかも。
ギューンととんでく南極28号は話題の方向転換が苦手です
しずちゃんがサービス良すぎだからな
サービスと言いつつ、作者自身の欲望が表現されているからね。
その点、Aにはロリータ的描写は一切無いのも興味深い。
まあ、女の子引っ掛けて遊びまわるような男は
机にかじりついて漫画ばっかり描いたりはしないだろ。
そうとも言えんよw
石森姉があんなに無理して東京にいたのは、やっぱり恋かもね。
ホント、姉さんの好きな人誰だったんだろね。
弟を心配して・・とは言ってるけど、やっぱり一度は東京に出てみたかったんだろう。
東京で死ねて本望だったかもしれん。
>>788 A青春日記から彼女の死の前後がまるごと抜け落ちているのが残念。
>>765 石森氏の描いた回顧録に「おい、赤線が無くなるらしいぞ」「ええ〜!」
というシーンがあったはず。
その後につのだ氏が「そんな話題で盛り上がるとはけしからん!」と怒ってたような。
>>790 そりゃ書いてあったかもしれないが
人の生き死にに関わる部分の日記は抜くでしょ。
>>792 ざっくり、まるごと、根こそぎって感じが意味ぶかいんだよ。
やはり公表出来ない事も色々とあるんでしょうなあ。
ところで姉さんの顔って漫画のイメージでしか知らんのだけど、写真か何か
どこかに載ってないかね。
前スレだか前々スレに写真が貼ってあったような
なんとかいう石ノ森のエッセイかなんかに載っていたな。
目鼻がくっきりした美人だよ。
好きだったというのは、やはりテラさんではないかと思う。
安孫子に一票。
リリーさんはもう出番なしかな?
もう少しでテラさんが引っ越しそうだね。
そこで終わりそうな予感がする。
できればスタジオ・ゼロ設立あたりまで
描き続けてもらいたいが・・・
愛しりそめし〜というタイトルが示す通り、物語のラストで満賀と才野が結ばれて
終わりなのでは?
実際はテラさんが引っ越したあと4、5年住んでるんだよね。
一番最後まで残っていたのが赤塚だっけ?
最後までいたのは石森。二部屋借りていた。
石森って、藤子らが勧めた土地を、見もしないで買ったんだよな。
究極のものぐさ男という感じ。
本人は「彼らを信用していたから見ても見なくても一緒」と言って
いるが、さすがに両藤子もこれには驚いたそうだ。
>>793 昭和33年の丸々1年間の事だよね?
A先生の談によれば、その時期は「仕事が忙しくなり日記をつけるヒマが
なかったのでしょう」との事だが・・・実際はどうなのかは知らないけど。
トキワ荘の歴史関連の本で、何が一番オススメ?
まんが道
このスレ
>>804 赤塚ほんとにやばいんだね。会話すらできなかったとは・・・。
最後にメディアに出たのっていつだろう。
トキワ番組の再放送の時盲目の子供達とふれあってたけど。
あれだけ無茶苦茶な生活やってて、むしろ
今までよく生きてこられたかと・・・
娘さんって、たしか一人っ子だよね。
泣かせるなあ・・・
もっとがんばるのだ
>>811 出品者?
いずれにせよ、これは値がつきそうだね。
ここにいるメンツにも参加者いそうじゃない。
そして忘れ去られた、がまん道・・・
森安作品には正直興味無い。
さて、長谷の反応は・・・
赤塚に後ろ足で砂かけて出て行った人か。
もう一冊くらい赤塚をネタに書いて一儲けじゃない?緊急追悼出版とかいって。
長谷氏が「漫画に愛を〜」で言いたい放題だったのは、赤塚氏が言い返すことができない状況というのもあったんだろうなあ。
にしても、かなりの恩知らずだよな……。タモリなんかは、よく赤塚氏の見舞いに行っているらしいのに。
青梅の赤塚記念館で売られていたブロンズマスコットには赤塚の直筆サインカード
が付いていたのだが、どうやらあれは本人のモノではないかも知れないな。
脳卒中でリハビリ入院している人の筆跡とはちょっと思えなかった・・・。
昔はたいがいそうだったんだな。
最後の世界大戦もそうじゃなかったっけ?
「新宝島」の表紙も手塚ではないらしい。
昔の単行本の表紙って、別の人が書くのが通常だったらしいよ。
「まんが1」の表紙を横尾忠則が担当すると聞いて小林信彦が
反対したという話は面白いな。
長谷に電話で「横尾の表紙では売れません。なんで赤塚さんが
描かないの」と忠告したという。
俺、赤塚が出す漫画雑誌というので楽しみにしてたんだけど、本屋
で立ち読みして、ほとんど松田雄作状態になって、買わなかった。
横尾の表紙のせいじゃなく、中身が、あまりにも奇をてらいすぎとい
う印象だった。案の定、すぐにつぶれたけど。
でも、今から思うと記念に買っとけばよかったかな、と少し後悔してる。
久呂田まさみという名前をふと思い出した。
愛しりは何巻まで出てる?連載は続いてる?
現在6巻。「ビックコミック・オリジナル増刊」(隔月刊)で連載中。
そろそろ7巻出るんかな
11月か年末じゃね?
巻末の付録は何かな〜。
悪気はないので一言コッソリ
つぶやかせてくれ。
(A塚先生への追悼号にならないことを、
ただただひたすら祈るのみ・・・)
「まんが道」や「愛知り」読むと、この時代の子供の娯楽が
「チャンバラ」「草野球」「西部劇」だったのがよく分かる。
なにしろ「コルト・ピースメーカー」って、平和の使者が、
ピストルのセールスマンなんだからなあ。
まあ、「平和のためには銃が不可欠」というアメリカ人の
思考は今も変わらないが。
アビーコはまだまだ大丈夫でしょ。
長生き予想は
安孫子≒つのだ>フーちゃん>>>>>赤塚
ぐらいじゃない?
黒いまんが書いてる人ほど長生きしてる率が高いような気がする
それじゃ長谷じゃんw
トキワ荘メンバーがみんな死んでしまったら、
でっち上げの回顧録出す奴がいそうだ。
あえて名は秘すが。
チャンバラもそうだが、忍者ごっこというのも物凄く
流行ってたんだよな。
ここでハタと気付いたんだが、日本で野球がこれほど
普及したのは、チャンバラ・忍者ものの影響が大きい
ようにも思う。投手と打者との対決をチャンバラに投影
している感じ。変化球は忍術かな。
>>837 「おにいちゃん」の単行本化の方が先決だな。
>>838 そういや正太がオバQの卵を見つけたのも、忍者ごっこの最中だったね。
何年探してんだよw
>>835 妖怪になられた水木先生は「おばけは死なない〜」を地でいってますね。
844 :
愛蔵版名無しさん:04/09/07 23:06 ID:aymrdQ7H
春雷編読んでて気になった。「シラノ・ザ・キッド」って結局完成しなかったのかな?
まあ、完成しなくてもどんな鼻しか判るからいいんだけど。
2人が合作からそれぞれの単独での創作に移る切っ掛けとなる大事なエピソードかと
思ったら中途半端に終わってしまった。愛知りになったら突然分業になってるし。
宇宙くんとチュー太くんみたいなドラマチックなエピソードはないのですね。
>>835 そういや梅図先生もやけに若いしな。
ってことは蛭子さんとかすげえ長生きな気が、、、。
>>845 梅図×
楳図○
蛭子はまだ50代だよ。
>>844 俺も「急に分業」は気になっていたが、
最近「なぜ急に、オバQは合作になったのか」の方が気になりだしてきた。
愛知り、なんとしても「オバQ誕生」まで描いて欲しい
ボロ物語に描いてなかったか?
>>844 >「急に分業」
その辺はリアルタイムの連載で読んでるとわかるんだけど
春雷編の連載前にリアル世界でお二人がコンビ解消してるのだ。
で、ファンの俺らは「今後のまんが道の扱いはどうなるのかなあ?」と思ってたら
春雷編が始まってホッとしたのもつかのま、
作中での二人の距離感が微妙に離れてて
「ああ、そういうことになったんだ」と納得したのだが。
あまりにタイミングが良すぎるし、もともとそういう展開の予定だったにしては
合作解消のエピソードのくだりや部屋までわかれてるくだりが
まったく描かれてなくて不自然すぎる。
「オバQ」合作については、小学館から持ち込まれた企画を、一旦は
断わりかけたが、Fが「ゼロのみんなに手伝ってもらって稿料をゼロ
に入れよう」と提案し、A、F、石森それに赤塚のアシだった北見けんいち
らの合作となった(アイデアはFがメイン)。
合作については、どちらか一方が主導権を握らないとうまくいかない。
原作のみ+作画のみとか、一方がほとんどアシ状態なら別だが。
AとFについては、プロになって二人が同じ絵を書き続けるのが難しく
なってきたことからの、当然の帰結だろう。
「合作解消」という大げさな話し合いがあったわけではなく、自然と
そうなったのではないかと思う。きっかけはFのお母さんが上京して
二部屋に別れたころかな。
それでも、締切りが迫ったときなどはお互いの手伝いをしていたよう
だから、「二人で一人」という関係は(少なくともトキワ荘時代は)変わ
らなかったのではなかろうか。
まんが道よむと、最初っから結構独立に書いてた感じじゃない。
NHK特集で、赤塚が「我孫子がチャーチルの回顧録をテープに
録音していて驚いた」とか話していたけど、トキワ荘時代に、
テープレコーダーなんて買えたんだろうか?
我孫子→安孫子
カラーテレビ買えたぐらいだから、テレコぐらい買えるだろ
カラーテレビはトキワ荘を出てからだろう。いくらなんでも。
トキワ荘時代に買ったテレビは小さな携帯用だよ。
>>853 驚きのアクセントがチャーチルの回顧録からテープレコーダーに移ってるのはW。
工員あがりの売れない漫画家には何と輝かしい知的雰囲気だったろうか。
安孫子は、より広い世界へと吹く風のような、そんな雰囲気だったのかもね。
多くのひとにとって、おそらく藤本にも、寺田にも、石森のお姉さんにとっても。
安孫子の藤本感、はまんが道その他で知ることが出来るけど、
藤本は安孫子をどう思っていたんだろうね。
仲は良いと思うけど、漫画家としての評価や、パートナーとしての評価
など聞いてみたかったな。
>>857 確か7インチ程度の小さなテレビだったはず。
まあ、電源はコンセントだから厳密に言えば「携帯用」とはいえんが、
ほとんど携帯テレビみたいなもんだよ。
>>861 書き込むなら書き込むでもう少し調べてからかきゃいいのに
どんどんドツボにはまっているね
持ち運びができるように取っ手がついているタイプだから、
携帯テレビといっても間違いではないのでは?
8mm映画のサウンド録音用としてテレコも買ったのかな?
当時ならオープンリール式のデカい器械だね。
>>869そりゃマンガの才能としては、証言を待つまでもなく段違いだけど、
その天才が唯一の相棒として選んだ事実こそ何らかの証言以上に多くを語ってるね。
ヲイヲイ、段違いはないだろ。
その言葉が当てはまるのはA塚とN谷だろ。
>>866異論のあるところかも知れないけどね。
藤本ほど垢抜けた、というか様式的に昇華されたマンガは安孫子には描けなかったと思う。
自分は安孫子のファンで、黒ベエやぶきみな五週間ほど心に棲みついたマンガはないけど、
それは彼のある種文学的な才能じゃなかったかと思うね。
たしかに「まんが道」での、いくつかの汽車のシーンは
文学的昂揚感に溢れているね。
しかもインテリ特有のいやらしさが全くないのは、
大袈裟かもしれないが、もう奇跡的といってもいいくらい。
読者は全く自然に道雄に感情移入ができる。
こういう才能は天賦のものだと思う。
藤本も天才だが、安孫子も天才だよ。
869 :
861:04/09/08 21:01 ID:???
>>862 何故噛み付いてくるのか、よくわからんが俺は856じゃないぞ。
確かに天才と呼ぶべきはF先生かもしれない。
でも僕はA先生が好きだ。
なんてったってまんが道をかいてくれているんだから!
誰とは言わんが凡才漫画家には「まんが道」のような
作品は描けないよ。
>>869 彼は原作ドラスレにもよく現れる池沼だからスルーよろ。
長谷センセの「トキワ荘物語」なんだけど、
あの絵柄が長谷センセイの絵柄なの?
パロディっぽいのしか読んだことないからわからんの。
>>873 滝田ゆうのパロディ。
ちなみに滝田は田川水泡の弟子。
長谷センセ、自著の中でファンが「センセのパロディ読
んでねじ式の面白さがよく分かりました」と言ったと喜
んで書いているが、こんなん、ただのミエミエお世辞と
いうのが分からんのかw
876 :
856:04/09/08 21:27 ID:???
>>869 トバッチリ受けてスマンヌ。
>>857さん。「携帯用」と書いたのは不正確で、
「持ち運び可能な小型テレビ」というべきでした。
謹んで訂正いたしまする。
これで満足かな?
長谷氏本来の絵柄はどんなんだ?
存在しない?
そんなの別に追求する必要も価値もないよ。
満賀とA先生の印象は本人以外から話聞くと全然違うな。
スポーツもしゃべりも得意だったらしいし
新聞記者になったのが大きいみたいね。
スポーツも得意だったけど、まんが道の中ではあえて不得意に描かれてる。
この話題も定期的に出るねw
868はうまいこと言った。
俺がA先生の作品に感動しているのはそこだ。
そうか、文学的なのに嫌味を感じないのは、奇跡か。
F先生の作品はウキウキする。
A先生の作品は、沁みる。
↑俺の感じてることを言葉にすると、いつもこんな稚拙なもんだった(恥)
レス読んでて思ったんだけど、最終的にコンビ解消して良かったなと思った。
「藤子不二雄=ドラ」の印象が一般的に強いだけに、
A氏は「ドラえもんを実は描いてなかった」と言う評価のみが先走る可能性が高かった。
二人を分けたことによって、ある程度正当な評価が二人とも得られている気がする。
「二人とも天才」ってね。
Fは天才と思うが、それはドラえもんで発揮されたに留まってる。
パーマンは話が説明的過ぎるのが多くてあまり好きじゃなかった。
F短編は、血の通わないきついブラックが多くて萎えた。
Aはドラと比べると中ヒットではあるが、怪物くん、ハットリくんなど、
何度読み返しても楽しいって思ったなー。
で、まんが道を最近読んでみて「やっぱスゲーなAは」と思ったよ。
そう、Aの漫画って定期的に読み返したくなる。
それだけに今描いてる漫画もう少し面白くならないかって思うわけだ・・・。
70年代あたりは何かいても面白かったのに。
俺は「怪物くん」が一番好きだな。
世界中のモンスターを登場させ、なおかつワンパターンに
ならぬよう、うまくストーリーを組み立てている。
なにより、怪物くん自身のキャラクターがとても魅力的。
謎の転校生、ハニワくんが大魔神に変身する話なんて
見事にパロディもこなしている。
今では著作権の関係で描くのは難しいだろう。
パーマンは(みっちゃん⇔ミツオ・パーマン⇔星野スミレ・パー子)の三角関係が最高。
あれはラブコメだよ。
>>885 俺はあの年齢で連載持ってるだけですげーとおもうが。
だめ?w
というかドラえもんという作品によって藤子A、Fともに正当な評価がなされていないような気がする。
Aはドラえもんによってヒット作がないという印象をもたれがちだし
(実際はハットリくんや怪物くんなどドラえもんほどではないにしろ爆発的なヒットだった)
逆にFはドラえもんという作品によって所詮は児童漫画家といった評価がされがちだ。
(周知のとおりFにはSF短編集を筆頭に素晴らしい作品が他にもある)
>>868 逆に、文学的だがインテリ特有のいやらしさを感じる作家って誰?
今ちょっと思いつくのは岡崎京子とか安達哲とか?
漏れは両方とも好きなんだが、嫌味と言えば嫌味かも・・・。
>>880 引きこもりがちの学生も、就職するとまともになったりするからね。
ハットリくん・怪物くん・プロゴルファー猿なんかも、相当の大ヒットだよね。あと、笑ウせぇるすまん。
藤子不二雄の歴史で、Aがメインになっている時期はたしかにあった。
892 :
愛蔵版名無しさん:04/09/09 07:25 ID:UkluT/Du
大ヒットじゃないかもしれないけど、「シルバークロス」なんかの時代も、
本当の意味で少年漫画って感じがして藤子=Aっていう感じだったんじゃ
ないかな。
Fの作品は学習雑誌の漫画って感じで。でもそれはそれですごい才能でね。
おともだち、たのしい幼稚園から6年生まで同じ作品を描き分ける、なんて
いうのはFにしかできなかったと思う。小さい子向けなんかほとんど童話
だからね。
「魔太郎がくる」もヒット作だね。
あとブラックユーモア短編集も面白い。
「笑ゥせぇるすまん」も、「黒いせぇるすまん」の
タイトルで、ここから出ていた作品だったと思う。
>>844 亀レス。
「シラノ・ザ・キッド」は昭和37年に、
「たのしい四年生7月号」に読切で
掲載されている。
まんが道〜愛知りの作中で書かれてる作品ってやっぱぜんぶ実在するの?
とちゅうから話を持たせるため架空の作品が混ざってるもんだと思ってた。
896 :
愛蔵版名無しさん:04/09/09 12:50 ID:rKCCxXbe
A作品で好きなのはなんといっても「まんが道」や「少年時代」だな
>>895 架空の作品はないよ。
ただ、実際とは描いた時期が微妙に違っているだけ。
「カラス人間」は、初出時(s37「少年」増刊号)のタイトルは
「大鴉」だね。のちに(s41)「まんが王」に「カラス人間」
と改題して再録されている。
まんが道に久米みのるの話が全く出てこないのは何でだろう。
「まんが道」はトキワ荘に入居して1年くらいで
終わっているからじゃない?
久米みのる原作作品を描くのは、もっとあとでしょ?
「愛知り」にはそのエピソードが出てくる。
そろそろ次スレの季節ですか。
次スレのスレタイにも「トキワ荘」は残しておいた方が良いと思う。
流れが速いよこのスレ
そろそろ例の椰子が出てくる悪寒
A先生の絵って、こどもまんがにしては、よくいえばアクが強く、
悪いいえばちょっとグロテスク。
A先生自身がホラー、スプラッター大好きと自認しているので、
その影響も大だとは思うが、「怪物くん」はこのアクが見事に
ハマって成功した例だと思う。
「魔太郎」や「変奇郎」などは、この絵の特徴を、世間のホラー・
ブームにうまく乗せて描いた作品といえると思う。
この中にny厨がいます
好みと言われればそれまでだが、
どうしても魔太郎だけは面白いと思えん。
復讐劇のワンパターンが、なんであそこまでヒットしたのか?
あれじゃいじめられっ子の共感もさして得られんと思うのだが・・・
「笑ゥせぇるすまん」も、「黒ィせぇるすまん」時代の初期は、
いろいろパターンがあって面白いんだが、アニメはほとんど
ワンパターンだったね。
(;○-○).。oO(ここは藤子A総合じゃないんだけどな……)
>>906復讐劇のワンパターンと言えば、忠臣蔵や必殺シリーズを思い出すね。
もともと仇討ちが好きな国民性に、石油ショックでも影を落とせばああもなるもんかな。
いつ弱者に転落するかもしれない無意識の不安はああゆうのを指向しても不思議じゃない。
満賀が手伝ったとされるジャングル大帝の最後の部分は、改訂版のヤツなんだっけ
藤子ネタは単独スレが立ってるから、藤子オンリーならそちらでやってはどうか?
ここではあまりスポットの当たらない作家の話もからめた方がが良いと思うのだが・・・。
【ばかー!!】まんが道7【カァカァカァ…】
【ロード】まんが道第8章【なんでもないようなことが】
ロードでまんが道の替え歌が出来そうだなw
だから墨付括弧は(ry
>>906 連載当時、リアルいじめられっ子の共感をカナーリ得られてたようだが。
投稿?が山のように来たって聴いたぞ。
ちょっと修正
【新漫画党】まんが道8【トキワ荘】
このスレを最初から読んで、というか常々思っていたんだけど、
藤子両氏始めとして、トキワ荘にいたマンガ家さん達って
どこか「神格化」されすぎているような気がする。
「けなせ」と言うんじゃなくって、もう少し冷静になれと。
「まんが道」はあくまでも「物語」なんであって、
実際の藤子両先生やテラさん達は「人間」なんだから、
そりゃあ欠点はあるだろうし、多少なりとも確執はあったんだろうし、
逆に親しい仲だったからこそ、言い合えた部分はあったんだろうし。
ん〜、なんか文章まとまってないな。
>>920 ここの人間はたいがいわかっていると思うのだが
「まんが道」「愛知り」でも、手塚先生以外はそれほど神格化
していないと思うが。
仮にドロドロした部分なんか描くと読者の方が反発するだろ。
>>922 だからその「読者が反発する」ってのが神格化ってことじゃね?
「神格化」というのはちょっと大げさだよ。
「まんが道」から続く読者を考えたら、麻雀しまくったり
赤線をひやかして歩いたり、というのは描きにくい、というか
全然別のまんがになってしまうよ。
ただ、A作があまりにも有名で出来もいいだけに、他の
作家が「裏トキワ荘物語」をまんが化するのは難しいだろうね。
まんがでなく小説なら書きそうなお方が約1名おられますが。
むしろそいつ以外のが激しく見たいわけだが
そいつって誰だよw
あいつに決まってんだろ!
ああ、こいつか
神格化に相当するのはトキワ荘の聖地扱いかな。
けっして「陽のあたる場所」ではないよね。
もともと漫少の加藤夫妻が住んでいたアパートが空いたので
東京での仮住まいを探していた手塚先生に紹介したのが
始まりなんだよね。
で、手塚先生が引っ越した並木ハウスも加藤夫妻の転居先
だったらしい。よほど仲が良かったんだね。
>>930 悪く言えば才能の囲い込み。ボディガードを任じてた由。
【弓を引くヘラクレスのように】まんが道8【力強く!】
弓を引くヘラクレスのように「まんが道」8
じゃダメなん?
肉筆回覧スレッド「まんが道」8
でどうだ
【映画館から出た満賀道雄と才野茂のふたりは】まんが道8【すっかり革命児サパタになりきっていた】
【スー】まんが道8【ンガー】
トキワ荘のエロ話は、水野英子筆にちょっと出てくるな。
赤塚・石森がブルーフィルムやヌード写真を見ているところ。
こういうところは、さすが女性特有の視点。
うら若き乙女に性教育を、いやらしい顔で施す赤塚氏・・・
スレタイそのままで、ナンバーを「8」にするだけでいいよ。
【】を嫌がってる香具師は、場の空気を乱したいだけ。
悪い意味で保守的。っつーか何というか。
前のスタイルに戻したら戻したで荒れるのは目に見えてる。
スレ立て時の荒れ様を楽しみたいなら余所へ行ってくれ。
少なくとも現スレは【】がタイトルについているが、
煽りや叩きはほとんど無かっただろ。
肉筆回覧に一票。まあスレ立て人が決めるわけだが・・。
前スレの永田氏、現スレの長谷とアンチヒーローが生まれたわけだが、
次スレではまた誰かたたきがいのある名前が出てくるんだろうか?
941 :
愛蔵版名無しさん:04/09/11 01:21:17 ID:HmjmcG8n
これ、今までに何度か案だけ出たタイトルだよ。
おまえ、まんがうまいなあ「まんが道」
↑
多分漢字が含まれていたかな
まんが道(8) 生きるんでヤンス
当時二十歳くらいの若者で、マンガ家志望(兼セミプロ)の人たちは
人数にしてどれくらいいたのかな。
30人いたかいないかくらい?
現在60〜70代の大御所のほとんどがトキワ荘絡みの人たち
(ちばてつややつげ義春なんかも含めるとして)だってのは、
少々奇異にすら思えてくるよ。
まんが道(8) イ`!ニャロメ!!
946 :
愛蔵版名無しさん:04/09/11 03:44:33 ID:T7M05QTx
>>943 志望する人間が多かっただろうけど、
やはり当時は漫画=悪書という扱いだったから、実際は周りの反発で挫折した人間も多かっただろう。
それに漫画の市場自体もそんなになかったし、それだけで食って行けた人間も少なかっただろう。
あと出版社の紹介とか、合作とか、売れっ子の弟子や応援とで何かしらの線は繋がっていったと思うよ。
(A先生と永島慎二は手塚先生のカンヅメの応援で出会ったし)
その中心軸としてトキワ荘や新漫画党という所になっただけだと思うが。
948 :
sage:04/09/11 10:02:12 ID:S0VKlWFk
>>912 いや、夏目氏が指摘したのは、まんが道に収録されているのが改訂版バージョンだという話なだけで、
実際Aが手伝ったのは連載時の最終回なのでは。
>>865 ってどっちの才能が段違いに高いと言っているの?
藤本?
【パンツ脱がしたら】まんガ道8【クサー!】
これに決定しよう。
【舐めようとしたらしたら】まんガ道8【クサー!】
と、どっちが良いかな?
先にこっち埋めるか。
まんが道で野球チームを作ろうと提案したキャバにテラさんがブチ切れるシーンがあるが、
実際にはテラさん中心にエラーズっていうチーム作ってたんだってな。
『「漫画少年」物語』に書いてた。
エラーズはもっと後の話でしょ?
>>953 ブチ切れていた訳ではないけど
せっかくテラさんが喜ぶであろうことを考慮した
キャバのご機嫌取りのセリフを(俺達で野球チームつくらないか)
「僕たちはそれどころではないよ」
と冷たく言われたキャバが不憫でならない。
956 :
853:04/09/12 01:19:12 ID:???
調べたら2ヶ月前に掲載された連載中の「愛しり」にエラーズの話出てくるんだな。
早とちりスマン。
957 :
953:04/09/12 01:21:24 ID:???
↑
×853
○953
たびたびスマンorz
今さらだけど、長谷邦夫の本読んだ。
すげーせつねー…
長谷の次にトキワ関連本出しそうなやついないかね。
可能性が少しはあるのが横山孝雄、よこたとくおあたりか?
赤塚本が色々出そう。
今の時期に赤塚さんの批判的な本出すのは節操ないというかちょっと人間性を疑うな。
963 :
愛蔵版名無しさん:04/09/13 00:24:13 ID:GcU1wZkn
>>952 立てるタイミングが早かったんじゃない?
トキワ関連本で、現在入手可能なものを教えてください
長谷(ry
藤子A展のトキワ荘再現ですな。あの蔵書も一部本物なんだっけ?
乱歩の古い本がずらっと並んでたな
トキワ荘の再現といえば、第一回まんぱくを思い出すなあ
972 :
埋立にご協力を:04/09/14 21:38:40 ID:I68UKYwH
森安は、枠に囚われない無遠慮さと、枠組みを恐れる臆病さと表裏二面を持ってたんだね。
973 :
埋立にご協力を:04/09/14 21:41:05 ID:I68UKYwH
974 :
埋立にご協力を:04/09/14 21:42:18 ID:I68UKYwH
10代にはトキワ荘ってどの程度にとらえられてるものかな。
「3人だけでいいよ。変なのは入れないよ」
「いや、フジコフジオというのがいるんだ。彼らも仲間にしよう」
なんか、フジコが女で、フジオが男って感じだな。ルパ〜ン♪
まだ977だろ?
新スレ、もう少しタイトル募集してから立てても良かったのでは?
978 :
埋立にご協力を:04/09/15 00:12:45 ID:1ZGOFNf0
>>976 誰かがそんな誤解をしてたって話が。石森だっけ
現スレタイ、【昭和漫画家】まんが道7【トキワ荘総合】は見事だったな。
次スレは……_| ̄|○ いまさら前のスタイルにするなよって感じ。
いっそのこと、トキワ荘世代の周辺を中心とした昭和漫画総合スレでもたててくれんかの?
もっとコアな話がしたいよ。
ほんの少しの短編しか紹介されていないのに
このスレでは超人気のあの大先生とか。
984 :
愛蔵版名無しさん:04/09/15 17:21:30 ID:2AlJUbBn
朝日の夕刊で長谷邦夫の「漫画に愛を叫んだ男」が
紹介されてるね。
あれ読んで赤塚漫画を変な風に誤解してもらっても困るんだよな。
U.マイヤ読んだことないんだけど、どんな感じ?
泉鏡化をもじったいずみ・あすかというのもあったな。
>>239 ザブングルのやつに載ってるね。手元にあるので確認しました。
990 :
984:
>>985 朝日じゃなくて読売でした。すみません。
赤塚不二夫の元ブレーンである筆者が、
トキワ壮のスターたちを独自の視点でとらえたノンフィクション的小説。
産業として急成長する陰で、かつての夢と輝きを失っていった漫画界にささげる鎮魂歌とも読める。
「産業としての漫画」をテーマにした本の一つとして紹介されてました。