>>471 どっちかっつーと、お前の方が無粋だな。
473 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/09(日) 23:37:03 ID:XLeeWyfy
>>60 キミ、劇画オバQが描かれたの最近だと思ってないか?(W
描かれたのは、30年以上も前だっけ?
474 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/09(日) 23:38:54 ID:XLeeWyfy
ごめん、アンカーミス。
>>60 >キミ、劇画オバQが描かれたの最近だと思ってないか?(W
475 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/10(月) 02:16:02 ID:QiKCxRZp
F先生のことを少年がそのまま大人になったような人だと言う人がいるが、
むしろ、大人の目をもった現実家だと思う。
特にSF短編を描き始めた頃は、スランプ期でもあり子供の頃の夢や希望だけでは
やっていけないというのを肌で感じていたのではないかと思う。だからこそ、
短編で描かれる未来はどれも暗い。対極して、児童漫画で描かれる未来が明るいのは
子供たちには夢や希望をもって育ってほしいという大人としての思いではないだろうか。
Qちゃんは明るいニート?
477 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/10(水) 02:04:24 ID:5K2DYTdb
切ないね
個人的には
>>463の書き込みが切ない。・゚・(ノД`)・゚・。
479 :
愛蔵版名無しさん:2006/06/01(木) 06:32:37 ID:StOOZpWY
Qちゃんが結局正ちゃんに別れを告げずに去っていったのが切ない。
二人とも大人になっていたことがわからずに昔のまま振舞っていた
Qちゃんが子供ができたことを知っただけで、もう正ちゃんは大人。
自分は自分と差別化してしまってよかったのかなと思った。
Qちゃんは寂しかったはずなのにあっさり消えてしまったのは何故なんだろう。
正ちゃんは帰宅してQちゃんが去っていったのを知り数日ぐらいは
涙していたに違いない。実は人間とオバケが共存できないことを寂しがりやの
Qちゃんから告げられた形になったから。ラストは本当に切なかったと同時に
F先生の視点の奥深さを知ってしまった。
1列目にQが並んでたから
質問と答えが書いてあるのかと思った
481 :
愛蔵版名無しさん:2006/06/01(木) 14:00:00 ID:+w40mqot
小学生の時表紙だけ見て、あまりのQの気持ち悪さに読まなかった
482 :
愛蔵版名無しさん:2006/06/01(木) 17:33:36 ID:yST7HjTs
>>480 あまり面白くないよ。
>>481 小学校の時、ペンタッチに惹かれて読んでみたが面白くなくて
途中で読むのを止めたと思う。あれは大人の漫画だよね。ただ青年誌が
当時あまり無かったので小学誌に掲載されたのだろう。
初出はビッグコミックなのに、青年誌が無くて小学誌に掲載とか言われても……。
しかしこれを別冊コロコロだったかに再掲載した編集者は何を考えてたんだろう。
まああれはオバQ特集の一環としてだわなw
しかし俺もその別コロで初めて読んだクチ
正太が有能なサラリーマンとはな。奥さんも美人だし。
今頃は島課長(部長)のようになっていたりして。
Qちゃんは哀れだよね。時代に取り残されてしまった感じがぷんぷんするもの。
オバQ天国もはかないユートピアだったし。(全てがせつない。)
正太の奥さんの妊娠でQちゃんはもうこの世界(人間界)には不要であること
を全て悟ってしまい未練もあり寂しさもあっただろうが諦めて去っていった。
(永遠の別れが確定した瞬間かもしれない。)
最後のコマでQちゃんが大空へ飛び立っていったが後ろ姿だったよね。
Qちゃんの顔はどんな表情だったんだろうか...。
>>485 あえて説明しなくたって…
だから、そういう漫画なんだっての。
>>485 後ろ姿のQちゃんはどんな表情だったと問いかけているよ。
>>486 もうちょっとからかわないで真剣になったら。
488 :
愛蔵版名無しさん:2006/06/02(金) 04:44:52 ID:9coSHQGo
あの美人の奥さんも悪い人じゃないんだけどな。
Qちゃんが年に1ぺん2,3日遊びにくるくらいなら
大歓迎してくれただろうに。
ダンナさんにグチってただけで、
Qちゃんに対してイヤミ言ったわけじゃないしね。
あ〜、このスレ見て、
小学生の時にコロコロ別冊で読んだの思い出した。
大人になった今だからこそ、最後のシーンが強く想いだされる。
正ちゃんはQちゃんを決して嫌っていなかった。再会は夢みたいな出来事
でうれしかったはず。奥さんは同居は反対でも何とか一緒に続けたかったと
思っていたはず。子供のころ、オバケ学校に入るためにやむなく悲しい
別れをしたので、大人になった今度こそずっと一緒にいてくれると思っていた。
そのQちゃんが、何も言わず去ったとき...。
あのQちゃんなら、一週間後に何事もなかったように…
「みんなが、また出ろ出ろっていうから、きたよ」
教科書に載ってた魯迅の短編(ルントウのやつ)読んだとき
なんかテイストが似てると思った。
設定とか主人公がどんな奴で誰からの目線で描かれてるか、とかは違うけど。
496 :
愛蔵版名無しさん:2006/06/05(月) 19:20:03 ID:tkpC+sfW
>>494 せつないQちゃんは、似合わない。
空に飛び立ち、オバQの旗も寂しく舞う...。これだけで充分。
表現した藤子・F氏の画力も素晴らしい。(凄いことを知った)
ただ救いのない話が続くなか飲み会に話は本当よかった。
人間は酒を飲み酔っ払うと本音が出てくる。
Qちゃんや正ちゃんたちが酒を飲み交わししゃべっていたことは本音だったと思う。
たが正ちゃんがサラリーマンになり子供ができると言うのも現実。そして社会の歯車として回っている。
俺はこの漫画を読んで真実は一つではないと言うことを学んだような気がする。
この作品はトキワ荘時代の仲間達との云々という解説を見たことがあるんだけど
詳しく思い出せない
誰か解説してくれませんか?
>>495 あの少年の日々の面影は跡形もなく消え失せ
オトナとしての現実だけがそこにあるみたいな
翻訳業しながら塾講師もやってるけど、この場面説明するときはいつも涙が出そうになる
「・・・私は身震いしたらしかった・・・」のとこなんて主人公はショックで打ちのめされてる
俺自身がガキの頃はロクに授業なんて聞く奴じゃなかったから大人になってこの話の言わんとすることに初めて気づいた
神成さんの死やよっちゃんの結婚出産に対しては全然感慨を覚えてないのに
成長イベントが起こった人物が正ちゃんとなると
途端にQちゃんが抜け殻になるのが生々しい
神成さんやよっちゃんの場合は、新オバQ1話で
数年間に起こったニューストピックを並べる場面と同じ重さなんだよな
>>501 日教組の教師の退屈な授業なんてまともに聞いててもわからないよ
>>500 Qちゃんにとって正ちゃんがいかに大きな存在だったかってことだよなぁ。
なけるぜ
503 :
愛蔵版名無しさん:2006/06/13(火) 21:53:10 ID:7b7UglK3
最近「封印作品の謎2」という本で、初めてオバQが絶版なっていることを知った(この
スレに来たのも初めて)。
それによると、コンビの解消を、申し出たの藤本の方だった。
病気になり、いつ死ぬか分からない体になったので、線引きしておかないと
どちらかが先に死んだ時、著作権の問題でもめるのを恐れて事らしい。
これは、表向きの発表とは違うようだけど。
漫画だけ描いていれば幸せだった少年時代と違い、金や家族、抱えている
スタッフのことを考えれば、永遠の子供である藤本氏とって、現実に
対処しなくてはならない状況に対しての決断だったわけだ。
>>永遠の子供である藤本氏
この言葉には、いつも引っ掛るんだよなぁ。
劇画オバQを読むと、藤子先生はQちゃんやハカセにじゃなくて、
むしろ正ちゃんに自分の姿をダブらせてるんじゃないかと思う。
>>504 同感だな
藤本氏は自身の子供の部分を大切にしながらも
冷静で現実的な視点を持っていると感じる
506 :
愛蔵版名無しさん:2006/06/14(水) 20:41:01 ID:B+fWV8PG
507 :
愛蔵版名無しさん:2006/06/14(水) 21:36:06 ID:ccElJUdL
いい漫画だけど、オバQや新オバの正式な続編とは思いたくないよね。
あくまでパラレルワールドの話だと・・・
>>504>>505 俺もその言い回しに違和感を感じる。
「子供を楽しませ、子供と共に楽しむことのできる大人」
それが藤本先生だと思っている。
>>497 あのシーンは黒澤明の「生きる」のパロだよ。
志村喬の通夜で俺も仕事を頑張るぞ、みたいに盛り上がって、
一晩明けたらいつも通りって奴。
510 :
愛蔵版名無しさん:2006/06/16(金) 10:09:03 ID:2ZK7Zorn
タイトル忘れたけど、宇宙人が地球を侵略するかどうかで議論する話が
あったじゃない。その中で、宇宙人が「老人は自分が若者であってことを
忘れている。若者は自分がいつか老人になることを忘れている」というのがあった。
老人を大人、若者を子供に置き換えてみたらどうだろう。つまり、かつて
自分が子供であったことを忘れてしまった大人たちが正ちゃん
だったんじゃないか。
勿論藤本氏も大人だろうけど、子供だったことを忘れていない(だから、
子供の視点がもてる)という点では、永遠の子供だが、現実的には
大人として生き、大人としての視点を持つ藤本氏がいる。
オバQ=永遠の子供=藤本氏の願い
正ちゃん=現実の藤本氏の姿
ということじゃないかな。
今のドラアニメのOPにも
一瞬だけ出てるんだよな、あの宇宙人
80年代の三度目のアニメ化の際のOP、ED、
当時は何も考えず聞いてたけどこの漫画を読んだ後だと・・・
タイトルが【大人になんかならないよ】
みんなで楽しく行進していたのに突然消えてしまい、
一人涙するQちゃん・・・
EDでは一人お昼寝、
目が覚めてかつての楽しかった頃の写真にチューして
また一人で眠る・・・
劇オバのその後のつもりで作ったのかなあ・・・
>>513 漏れもそう思った!(´∀`) 阿木宇崎は読んでたのだろーか
子供来た道 年寄り行く道 と言うからなあ。
516 :
愛蔵版名無しさん:2006/06/21(水) 04:16:31 ID:mZcAylW5
この話のハカセの気持ちはよくわかる。せつないなー。
まぁ、俺は三十過ぎてるけど、一生Qちゃんやハカセのように生きるよ。
せめてあの後、ハカセには成功してほしい。
IT関連の社長かなんかになって、資産数百億円。
で、正ちゃんの嫁が
「何であのときあの人と仕事をしなかったのよ!甲斐性なし!」
とかヒステリー起こしてほしい。
ゴジラは乾物屋の主人からネットショッピング会社の社長。
キザ君は初期のハカセに投資して、働かなくて株長者。
よっちゃんはハカセの仕事の事務手伝いから始め、
株を分けてもらい、上場時に資産数億。
脳内でストーリーを補完できたよ。
よかった。ハカセが成功して!
やっぱり、少年らしい精神を失ってはダメだ。
人生一度だけ、ユメを失ってまで生きたってしょうがない。
てか、
仕事ももせず、2ちゃんばっか見て、グダグダと
幼稚なことを書き込んでばかりいる
引篭もり連中は全員オバQみたいな
もんなんじゃないのかなぁ?
そんな連中、いま日本にウジャウジャいるぜ。
マチスンウィルス散布
>>516 いや、ハカセはヤクザに金借りて採石場で始末されて欲しい。
黒田硫黄の漫画にそんなシーンあったな。