まんが日本昔ばなし

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昔々あるところに、大変腕のいい猟師が住んでいました。
そのころ、その村の裏山に化け物が現れて村人がつぎつぎに襲われる事件が多発していました。
そこで、村人たちに頼まれた猟師が化け物退治をすることになりました。

化け物退治に出かける前日、猟師が鉄砲の弾を作っていると、お隣さんの老夫婦が飼っている老猫がやってきて
しばらく猟師が作った弾を手で転がして遊んでいましたが、弾をすべて作り終わるといつの間にか
いなくなっていました。

そして次の日、猟師が出かけようとすると、となりのうちでおばあさんが「茶釜の蓋がなくなった」と
言っているのが聞こえました。そんなこと気にも留めずに出かける猟師。いよいよ山の中で化け物と対決する。

闇の中で目だけを光らせる化け物に次々発砲する。
確かに手ごたえはあるのに化け物は倒れない。そして、猟師が撃った弾の数を数える化け物の
不気味な声が聞こえる。昨日作った弾はすべて撃ちつくした。それをあざ笑うような気配の化け物・・・・・・
そこで、猟師はもしものときのために持っている「守り弾」を首にさげたお守り袋から取り出し
化け物に向かって発砲する。悲鳴とともに化け物の倒れる音がした。
近づいてみると、なんとそこで死んでいるのはあの老猫であった。そしてそのそばには茶釜の蓋が
鉄砲の弾をめりこませておちていた。

この化け猫は、きのうじゃれる振りをして猟師の鉄砲の弾の数を数えていたのだ。
そして茶釜の蓋を盾にして鉄砲の弾を防ぐつもりだった。
ところが、猟師が「守り弾」を持っていることは知らなかったため防げなかったということだ。

めでたしめでたし。
>>416のつづき
こんな話があったと思うんだけど覚えてる人いない?
実は、これとは違うストーリーだった記憶もある。

化け猫をしとめ損ねた猟師が山から下りてきて、化け猫が隣のおばあさんに化けているのを見破り退治
する。そして床下におばあさんの骨が埋められているのを発見する。 
化け猫はおばあさんを食い殺し、おばあさんになりすましていたのだ。
十年以上生きた猫はだんだん妖怪に近づいていくらしい・・・・・・

という話だった記憶もあるんだが、ふたつの違う話が記憶の中で混ざり合ってるのかな?
わかる人いない?
418名無しか・・・何もかも皆懐かしい:04/06/25 20:12 ID:mAXnZMkq
あった!あった!「化け猫」だっけ?
題名失念
>416>417の話はそれぞれ別物じゃなかったかな?
茶釜のほうは自分の飼い猫でタイトルはおぼろげだけど「○○(主人公の名)の猫」
後半は「鍛冶屋の婆」じゃなかったかなぁ……

後半のほうは旅の途中で化け猫に襲われた男が木に上って難を逃れようとすると化け猫たちが
「鍛冶屋の婆」を呼んで来ようと援軍の化け猫を呼んでくる。
傷を負わせて難の逃れた男が里に下り、怪我をして寝込んでいるというその村の鍛冶屋のばあさんを殺すと
その身体は大きな猫に変わった。
て感じのストーリーだったと……

どっちも本で読んだ昔ばなしも混じっててアニメのほうでやったかは記憶がおぼろげですが
>>416の話は「汗かき鉄砲」というらしい。

ソースはこれ「まんが日本むかしばなしの怖い話 」
ttp://piza2.2ch.net/occult/kako/996/996688100.html
の233番と373番。

あと猫関係の話と言えば、「猫岳の猫」と「茂吉の猫」あたりがあるね。