さいたまんぞう。
953 :
ラーメン大好き@名無しさん:02/04/04 09:23
>946
あなたのようなロクでもない親が、躾の行き届いていない子どもを増産するんですね。
田舎だろうが都会だろうが、ラーメン屋だろうがレストランだろうが、
万人が食事をする公共の場で、子どもは騒いじゃいけないんです。
そんなこと常識でしょう?
「子どもお断り」なら問題はあるでしょうが、
「うるさい子どもお断り」なんですよ。当たり前のことでしょう?
私も子持ちですが、947の意見に同意です。
子どもが騒いでうるさいということは、
第三者にそのうるささを我慢をさせることになります。
そんな非常識なことをするのなら、自分が我慢します。自分の子ですから。
954 :
ラーメン大好き@名無しさん:02/04/04 11:10
子供が騒いだら親は叱る。周囲に迷惑をかけたら親はきっちり謝る。
そんなん当たり前。
ってことでいいじゃん。ラーメンの話題にもどろう。
三匹の子ぶたに萌え。
麺は固めが好き。
所詮はここは2chなんだから、子持ちで幸せな生活送っていると思ってる人間は
他逝った方がいいんでないかい?
959 :
ラーメン大好き@名無しさん:02/04/04 15:53
誰かぁ〜
新スレ立ててくださいな。
お前が立てろ!って言うのは無しね。
立て方知らないド素人なもんで・・・
スマソお許しを!
俺も立てたいんだけど、立てすぎって言われちまったい。
誰か、よろ〜
961 :
ラーメン大好き@名無しさん:02/04/04 16:02
天風?
だったら、もちもちの木に一票!
子供がうるさいのは当たり前。
でも、それを躾けるのは親の義務。
でも最近は子供が子供を生んで育ててるから
一般的常識(躾け)を教えるのは無理か・・・
でも、天風たかびー
二度と行かないよ!
962 :
ラーメン大好き@名無しさん:02/04/04 17:00
一応書いておく。
子連れの皆様が一家でうまいラーメンを食べたい、と思うのと同様、
子連れ以外の人間もうまいラーメンを味わいたいと思うのだよ。
まぁ、それぞれの権利だよね。
だけど、権利には義務が附随するよね。
この場合は他の客や店に迷惑を掛けない、という義務じゃないかい。
「うるさい子供お断り」という掲示を見て憤る親御さん方、
何故こんな掲示がされたのか、原因を考えたかい?
君達一家は店や他の客に迷惑をかけてないか?
他の子連れ一家はどうだ?
店主は人生賭けて店を構えているのだよ(多分)。
うるさい子供のせいで常連が引いたら、
とか考えたことある?
新店なんて一日数杯の差の積み重ねで存続が決まるのだよ。
子連れの問題だけじゃないけど、
店にケチつける前に、客の側のモラルも考えよーよ。
俺を含め、リ−マンの皆様、
店を構えることってすごいことだよ。
リ−マンの何倍ものリスクテイクしてるのだよ。
店のことも考えて書込まないか?
えらそうなことを言って申し訳ないが。
>>963 >うるさい子供のせいで常連が引いたら、
>とか考えたことある?
ただ、今回は
うるさい子供はお断り
で逆に常連は引いてしまうと思う。
965 :
ラーメン大好き@名無しさん:02/04/05 02:12
俺はうるさいガキが嫌いだけど。
「たかがラーメン屋風情が」と言う人がいるかも知らんが,
昔のガキは親に旨い飯屋へ連れていって貰うなんてことはなかった。
ぬるいだの、子供おことわりだのよくネタになる店だな(笑
同意するが新スレ出来たので、sageてくれ。
これがマナーだよ。
こんな時間にかぶるとは
967は>965へ
うるさい大人連れで行ったらどうなるのかな?
「老若男女問わず、うるさい人はお断り」ってなるの?
この問題に正解なんてないよ。
店主含めて、それぞれみんなのモラルに任せるしかないような。
あと、誰か、夫婦やカップルで行って、店主や奥さんの前で
男性が女性を叱り倒したりしてみてください(w
もう逝かないとか言っている人、最後にそれをやってからにして〜(w
↑馬鹿?
>970
馬鹿はお前だsageろよボゲェ
\∧_ヘ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < 1000取り合戦、いくぞゴルァ!! ,,、,、,,,
/三√ ゚Д゚) / \____________ ,,、,、,,,
/三/| ゚U゚|\ ,,、,、,,, ,,、,、,,,
,,、,、,,, U (:::::::::::) ,,、,、,,, \オーーーーーーーッ!!/
//三/|三|\ ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
∪ ∪ ( ) ( ) ( ) )
,,、,、,,, ,,、,、,,, ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
,,、,、,,, ( ) ( ) ( ) ( )
>ただ、今回は
>うるさい子供はお断り
>で逆に常連は引いてしまうと思う。
いつも苦労して子供を家においてこっそり
食べに通ってたけど・・・
「うるさい子供お断り」というきつい書き方ではなく
「大騒ぎする、うるさいお子様入店お断り」が近いんでしょう。
この二つじゃ、ずいぶん印象がちがうよね。
実際見てないから判らないけど。
子供と同伴の場合のマナーについての注意書きであれば、
もっと何とかした書きようが有るとおもいますが
たぶん人生かけたラーメンを子供ごときに味合わせたくない。
って気持ちがあるんじゃない?親父さんの根本に。
六文銭には、半分サイズのラーメンと、お子さま用の椅子が用意してあったね。
半分のラーメンはお子さま限定メニューである。
大人差別だ〜!←これは冗談
でも、あのキャパの店にしては、粋なサービスだと感心したよ。
975 :
ラーメン大好き@名無しさん:02/04/05 22:22
>>974 私が以前逝ったときにはそのサービスはなかった。
けれど、子連れで逝ったのですが、まだ空いていて(今は知らない)
小学3年の子供のラーメンの量について、かなり配慮してくださったのが
印象的でした。
大勝軒出身ということで、当時をなつかしみつつ今は子持ちに
なったパパがファミリーで来るケースが多いみたいで、
私が来店したときも、後から二組そんなファミリーが来店してました。
そんなところから生まれたサービスだったら、なんか良いですね。
店主も、ちょうどそんな年代でしね。
ageちゃいました。ごめんなさい。
>>974-975 私が行ったときも(1人で)後から家族連れがきて夫婦と小学生の子供2人、
カウンターで和やかにつけ麺とラーメンを楽しんでいる光景がほほえましかったです。
あの若いご主人、まだまだのところもありますが、好青年だと思いませんか?
六文銭か・・・。
あそこの主人はかなり人柄がいいご主人ですな、、、。
以前に、麺を茹でるためのガス台が壊れてしまって
困ってた時にたまたま来店してしまったんだが、
ヤカンを湧かす(?)小さいコンロで作ってくれた。
そこまでは普通なんだけど、
「お客さんにちゃんとしたものを作れなかった」
ってことで無料にしてくれた。
あと、別の日のことなんだが、女の子2人組が食ってたんだけど、
煮卵の形がうまくいかなかったらしく、1つおまけに入れてくれてた。
納得がいくものがお客に出せなかったら金は取れないってことだろうが、
なかなか味のある青年ですな。
その店は車どおりの多い県道が交わる交差点の角にある、まるで
ほったて小屋のようなラーメン屋であった。「店」というよりは
「屋台」という形容のほうが良く似合う。というのも、屋根を含め、
建物の周囲は波トタンで覆われ、強風でも吹けばどこかがはがれて
きそうな雰囲気。建てられた当時の年代を反映する全体の高さ(低さ)
は、入り口である正面のサッシを開けて入るときに、思わず体をかが
めてしまう。
裏口には2枚のドアがあり、ひとつは店主の出入りするところで、
もうひとつは客が出入りする。このドアを出て店の裏手に回ると、屋根
の続いた「離れ」があり、そこがトイレになっている。建物や内装が
非常に古いとはいえ、それらの「設備」はいつもこぎれいに、いや清潔に
保たれていて、店主の商売人気質がそんなところに現れていた。
トイレにはワット数の低い裸電球がつけられており、なんだか風通しも
いいので、ノスタルジックな雰囲気満点である。とはいえ、別にそれを
狙ってそうなっているわけではなく、ただ「そのまま」、つまりこの店が
開店した当時からそのままなのである。
考えてみると、この店は私が幼稚園…小学校低学年の時代からずっと
この建物であった。あとで店主に(最近)聞いた話では、もう40年にも
なるという。
この店にはじめてラーメンを食べにいった私の幼少時代から数えても、
25年近い年月になるのに、もうそのずっと以前から店主、つまり
おやっさんは、そこに店を構えていたのだ。そして多分細かい修理など
はあったであろうが、店全体の風情はずっと、そのままに保たれている
のであろう。
人によっては入りづらいとさえ思うような風貌をしたこの店も、
そうした年月の積み重ねを物語っていると考えると、そこに貴重な
何かが宿っているような、別の意味で独特な店だと言えるのかも
しれない。
そんなラーメン屋である。
おい!な、泣かせるなよ〜
983 :
ラーメン大好き@名無しさん:02/04/06 00:57
>>974 >>975 その他もろもろDQN親へ
あのですね、だからって六文銭はテメーのところのガキんちょを
騒がせていいってことじゃないですからね。
お願いですから六文銭でDQNぶりを発揮させないでくださいね。
せっかく大好きな店なんですから。
あ〜〜 でも、これから天風からDQN親が減るね。
ばんざーーーい。
お願いだから、例の張り紙はがしたとしても絶対来ないでくださ
いね。やっと平和が訪れたんですから。
まあ、躾がうまくなったら来てくれてもいいかな。
じゃ。
まだラーメンの味がどうのこうのと語るような年ではなく、
家族でデパートに買い物に行ったとき、ついでに寄ったそこの
レストランで出されるクリームソーダが大好きだった、小さい
ころの私にとって、そのラーメン屋に行ってラーメンを食べる
ことも、ひとつの特別なイベントであった。
叔父は「あそこのラーメンは『お湯ラーメン』だ!」といって
あまり好きではなかったようだ。確かにそんな味である。
それでも親戚が集って酒を飲んだときなど、夜も遅くなってから
何か小腹でもすいたのだろう、私を連れてそのラーメン屋に食べに、
よく行ったものである。
私にとってはその「イベント」が、つまり寒くて暗い道を、叔父と
二人で小走りに向かうことが、赤いのれんをくぐってサッシを開け、
湯気のたつ店内に入っていくことが、そこでおやっさんがまだ小さい
子供を見て、歓迎してくれるようなひとなつっこい笑顔が、ひと回り
小さいどんぶりに分けながら食べるそのことが、ラーメン自体の味
よりも大好きなことだった。
今でも鮮明にそんなことを思い出す。
そんなラーメン屋である。
>984
同年代と見た。
まだファミレスなどなかった時代。
俺にとっては高島屋でハンバーグを食べるのが最高の贅沢だった。
それに並ぶ、親父と出かけたラーメン屋の記憶。泣けてくる。
学生時代には、離れた場所に生活していたせいもあり、
そのラーメン屋にはほとんど行くことがなかった。
それでもそのラーメン屋はずっと存在していたが、
別にそれは不思議なことではない。
そんなころに一度だけ、よく覚えているエピソードが
ある。母が、「あそこのラーメンが食べたい!」と言い
出したのである。考えてみると、それまで母は、その
ラーメン屋に食べに行ったことがなかったのである。私
はそこに行くときはいつも、父や叔父に連れられていた。
そのとき母は、家で家事(宴会のあとかたづけ)をして
いたり、テレビを見ていたりで、なんだかんだ自分から
その店に行くことはなかった。まあ女性がそんなところに
食べに行くということ自体、いささか古風な母にとっては、
少し難しいことだったのかもしれない。
それでも、男ばかりがラーメンを食べに出かけていると
いうことに、多少なりとも鬱憤が蓄積していたのだろうか、
先のセリフが飛び出したのだ。すでに夜も吹けて、だいぶ
寒い日だったことを覚えている。
分厚い上着を着て、マフラーを首に巻いた母が脇に抱え
いたのは、なんと大きなナベだった。
「これにもらってくる!」まるで捨てぜりふのように
言い放って、事態が飲み込めていない私と妹、そして
あきれた様子でテレビを見ている父を残して、母は外に
出ていった。
数十分後、数人分のラーメンを入れたナベを抱えて、
母は戻ってきた。店にある赤い「薬味」も、スチロールの
小さな器に入れて持ってきた。
ナベを持って待っている母の姿や、それを前にして
ラーメンを作るおやっさんの様子を想像すると、子供心にも
いたたまれないものがあったが、家のどんぶりに分けて、
家族みんなで居間で食べる、そのラーメンの味はまた、
特別のものがあった。おやっさんも気を使って、麺を少し
固めに茹でてくれたのであろうが、それでもやはり、
伸びていたを覚えている。
そんなラーメン屋である。
高校を卒業して、都内の中小企業に就職した私は、
当時のバブルを反映して、毎日のように同僚と飲み歩いて
いた。生い立ちも多少影響しているせいもあるが、ごく
一般的なサラリーマンの夜の行動パターンとして、
「飲んだ後はラーメン」。である。「フィニッシュラーメン」
なんていう言葉ができるずっとまえの頃だ。
ラーメン好きの先輩もいたから、あっちこっちのラーメン屋
に食べにいったものである。いつしか「飲み」よりも、
ラーメンが目的で仲間と夜の町を歩くようになっていた。
若いものにとっては当然のごとく、こってりしたラーメンが
好みだった。ラーメンに詳しい人からすれば、当時はまだ
「とんこつ」が大流行する少し前のあたりで、私と同僚は、
雑誌やクチコミをたよりにして、うまそうなとんこつの
ラーメン屋を探して「今日はココ、明日はココ」と計画を
立てたりもした。バブルのころである。金も体力もあった。
そんな私が、あるとき、ふと思い出したように行った店が、
例の店である。
そのラーメン屋は、自分が昔住んでいた場所、今は祖母が住む
家の近くにある。そしてラーメンの味は、しょうゆ味で、麺を
箸でつまみあげると、どんぶりの底が見えてしまうような、
昔、叔父が「お湯ラーメン」と形容した、とても色の薄いスープ
である。いわば、こってりとんこつの対極にあるようなラーメン
である。現に、スープの表面に浮いている油はほとんどない。
麺も、非常に細く、ちぢれていない、まっすぐな麺であった。
そのため、出来上がってから5分以内に食べ終わるような勢い
でないと、すぐに伸びて、膨らんできてしまう。
そのせいかどうかは知らないが、私は大の猫舌でありながら、
ラーメンを食べるスピードだけは速いという、妙な特技の持ち
主となった。
ふだんは仲間とこってりしたラーメン、そして時々自分ひとり
で、その店の「超あっさりラーメン」を食べに行く。こうした
サイクルが出来上がっていくうちに、私にとってそのラーメンは、
ラーメンの中の「一服の清涼剤」のようなものになっていた。
そんなラーメン屋である。
ラーメン好きの仲間が知らない、というか私が教えていない、
「自分だけのラーメン」。もちろん地元の人は知っている
わけだけど、そんな店があることが、自分にとってはなんとなく
ステータスであった。
しかし、ここのラーメンは決して、万人に胸をはって勧められる
ようなものではなかった。
まずスープ、非常に薄い色のしょうゆ味。おやっさんはまず
きざんだネギをひとつまみどんぶりに入れ、多分特製のしょうゆ
(タレ)を入れ、そこにほとんど出汁など取っていないような
色の湯を注ぐ。次いで化学調味料と思われる白い粉をさじで
2〜3杯入れ、かき混ぜる。多くの「自称ラーメン好き」の人は、
この時点で「不合格」のサインを出すだろう。
次に麺、前述のように細くてまっすぐな麺を茹でているときに、
おやっさんに不用意に話し掛けてはいけない。「のびるから!」
と怒られてしまう。
この瞬間のおやっさんの集中にはすさまじいものがあり、時間
きっかりに茹で上げ、ザルですくい、湯をきり、味の少ない水煮
のメンマ、これもまた味がなく、少し固いチャーシュー、のりを
手際よく載せて客に出す。
出されたほうの客も、ここからが勝負とばかりに、食べること
に集中していないと、すぐに伸びてしまう。そんな麺だ。
「味がないわけではないが、色がとても薄く、伸びやすい」
そんなラーメン、今現在でも私の知る限りではここしかなかった。
(数年前、麺の製造元の都合か、それとも客のリクエストか
どうかは知らないが、麺は黄色く、縮れた中太麺に変わった。
私としては残念なことだった)
あとひとつの特徴をのぞいては、あまり人に教えるメリットの
少ない店。
そんなラーメン屋である。
誰か指摘してやれよ、つまんねぇって(藁
sage
sage.
sag
sa
あとひとつの特徴。それは、この店においてある「薬味」
のことである。普通は水割りに使うための氷をいれるガラス容器に
たっぷりと入った、真っ赤な、おやっさんは「スパイス」と呼ぶ
それは、他のどの店にも置いていない、多分おやっさんの
オリジナルの薬味である。
正式なレシピは知らないが、一見して、そしてひとなめして
すぐにそれは、「ニンニクとトウガラシ」で作った薬味である
ことが分かる。だから翌日に誰かと会う約束があったり、
一般に女性であったりする場合、それをラーメンに入れて食べる
のは気が引けてしまう。
これを食べて家に帰ると、玄関のドアを開けてすぐに、家族に
「食べてきたな〜!」とバレてしまう。その夜自分の部屋は、
寝息とともにニンニクの臭いが充満し、翌朝うかつに起こしに
来た家族が、部屋に入るやいなや吐き気を催したこともあった。
しかし、とはいえ、そのうまさは絶品で、病み付きになる。
それまで食べていたラーメンの味が、その辛さとともに様変わり
するのだ。1個50円のゆで卵に付けて食べてもうまい。
よく豆板醤を置いている店はあるが、豆板醤はそれを入れた
とたんにラーメンの味を消し去り、豆板醤の味になってしまう。
この店の「スパイス」は、ラーメンの味を消すことなく、
うまさを増強してくれる。
この「スパイス」こそ、この店の特徴であり、多くの常連客
が通う理由にもなっていると思う。しかし、うかつに人に勧め
られないというデメリットはあるが…。
そんなラーメン屋である。
おやっさんは釣りが好きだ。以前は店の中に自分が
釣り上げたであろう魚拓を貼っていた。伊豆の沖合いで
とった鯛の魚拓は、60センチほどもあっただろうか。
おやっさんはいわゆる職人である。それもどちらかと
いうと堅物の…。酔っ払いの客が、店内にぶら下がって
いるメニューもろくに見ずに「ビールある?」とか聞くと、
「うちには置いてないよ。酒飲むなら他の店いってくれ」
と不機嫌に答える。知らない客が同様に「チャーシュー!」
とか頼むと「麺いらないのね」と、やはり不機嫌そうに
答える。この店には実際に「チャーシュー」とか「ワンタン」
というメニューがあるのだ。だから最後の「メン」までしっかり
注文しないと、おやっさんは麺なしのそれを作って客に出す。
一見こわい顔をしたおやっさんだが、たまに見せる笑顔は
ひとなつっこいものだ。
ある夏、この店は長期休業した。最初は大好きな釣りにでも
行っているのだろうと思っていたが、1月も休みが続いたので、
心配になった。そういえば「もう老いぼれだから」とか「いつ
死んだっておかしくないよ」などと弱気な言葉を聞いたことも
あった。
秋になって、店は再び営業していた。聞くと、倒れて40日
以上入院していたそうである。「体にきをつけて」とは言って
みたが、もう十分な年齢なのに仕事を続けているおやっさんに
は、「がんばって」とは言えなかった。
翌年、やはりおやっさんは夏に倒れた。今度は2月入院した
という。それでも店は再開し、おやっさんは元気な姿を見せて
くれた。おそらく後継者などいないだろう。それでもできるなら
この店はなくなってほしくない。そんな思いを持っているのは、
なにも私だけではなかったのだろう。まさに老体にムチうって、
おやっさんは店を開けているのであった。
今、おやっさんは再び倒れ、おそらく入院している。ここの
掲示板で得た情報では、水疱瘡にかかり、その後脳梗塞になった
という。悲しいが快気を祈ることぐらいしかできない。
寒い夜に、「いらっしゃい」とそっけない声だけど、
あったかい笑顔で迎えてくれるおやっさんと、伸びないように
急いで食べるラーメン、そして魔法のような薬味の味。
「ごっそさん」を言って店を出て、満腹になった腹を
さすりながら、幸せを感じるラーメンなんて、ここぐらいの
もんだった。「四谷そば」このまま思い出にしたくはない。
そんなラーメン屋である。
このまま1000まで続けろ、アホ
と言いたいところだが・・・
う〜ん、
・・・・・。
無事終了!!!!!!!!!おまんこ
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。