>>324 わかる範囲で書きますね。間違いあればどなたかフォローして下さい。
絶対次回は筋書き買った方がいいよ!
1、都で中宮御産祈願により、大赦が行われ、康頼、成経は赦免。
しかし俊寛は謀反の首謀者で、清盛に情けをかけてもらった
にも関わらず裏切ったので相当憎しみを買っており、赦免には
ならなかった。しかし、小松内府重盛の情けある計らいにより、
俊寛も備前まで帰参することを許される。
どうして一度に赦免を告げなかったかというと、これが特別な
計らいであることを身をもって知らしめるために、あえて
後回しにした、と言うような事を丹左衛門がセリフで言ってます。
瀬尾もセリフで「二人のところに点一つつけて三人にしたのも
云々」と言っていました。
2、俊寛が渋っていたのは、成経と結婚した千鳥の分の通行切手が
ないので一緒に船に乗せてもらえず、それで成経は「自分は千
鳥とこの島に残る」と言うので一蓮托生の3人は、ならば自分
達も帰らないとごねていたからですよね。そんな態度にキレた
瀬尾は、俊寛に対し、都に残している奥さんの「あづまや」は
清盛から求愛されたのを拒んだがために殺された、と告げます。
それで俊寛は大ショックを受け、呆然自失になってしまい、
どさくさまぎれに船に押し込められたわけで、いそいそと
乗ったわけではありません。
3、あれは素襖(すおう)と言って、上使や勅使の役職にある侍などは
芝居ではあの格好でよく出てきます。今手元に資料がないので
いい加減な事言ってるかもしれませんが。当時の風習というのが
俊寛の時代のものかと言われれば、それはもちろん違います。
人に聞くのが一番手っ取り早いかもしれないけど、やっぱり自分で
調べたほうが発見もあるし、覚えると思うよ。次回芝居を見る時は
ゼヒゼヒ下調べしてみてくださいね〜。そのほうが絶対おもしろい。
>>幕見で筋書きは、受付の所だったはずです。でも正面ロビーでも
買えるし、前売りの所でも買えるみたいですよ。