§演劇としての歌舞伎§

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1ハナフブキ
古典だって、新作だって、スーパーだって、コクーンだって。
装置、衣裳、演出 などなど。
現代に生きる演劇としての歌舞伎について語ろうよ。
2重要無名文化財:2001/08/11(土) 00:51
うー、話題が大きすぎてイマイチつかめん。
1さん、なんか話題ふってちょ。
3重要無名文化財:2001/08/11(土) 00:53
おたまさんが一番歌舞ってるね
「私の考え」の過激さが最近和らいでるけど
もっと過激にやってほしいね
41:2001/08/11(土) 01:10
>>2
話題デカ過ぎた?
古典もスーパーもコクーンも演劇としておもしろいな〜って
家とか役者とかにこだわらないで歌舞伎のこと語ってもらおうかなとおもって
5:2001/08/11(土) 01:14
うん、玉さんか一番、歌舞ってるっていうのを考えてた。
「かぶく」っていう定義がわかんないんだよね、イマイチ。
私のなかで「かぶいてる」のは、雀右衛門なんだけど、
あまりにも穏健な意見かな。
6重要無名文化財:2001/08/11(土) 01:14
納涼もうすぐだね
7重要無名文化財:2001/08/11(土) 01:15
>>5
当たり!!!
一番過激な人でしょう、やはり
8:2001/08/11(土) 01:18
私のなかでは玉さんは芸術家チックなんだよね。
玉さまワールドをみてるって感じなの。なんか近代的自我を感じる。
でも雀右衛門は、そういう我とか全然感じさせないでしょ。
もう、そこに存在してることがスゴイみたいな。
あっちの世界へ連れてかれるって感じなんだよね。
うまく説明できないけど。
9重要無名文化財:2001/08/11(土) 01:30
あのさ〜誰か知ってる?
白浪五人男/浜松屋の弁天小僧って玉簪左からさしてるじゃない?
普通まちむすめとかって右からさしてるよね。
ある人に聞いたところ「落とすため」との答えが返ってきたんだけど、
このまえ芸能花舞台で守田勘弥さんがやってたのを見たけど、
普通に右からさしてたんだよね。
誰がやり始めたことなのかしりませんか〜?

マニアックすぎ?
10重要無名文化財:2001/08/11(土) 01:49
11月って義経千本桜強化月間?
11重要無名文化財:2001/08/11(土) 01:57
>>5
私は全然「穏健」じゃないと思いますよ〜。
雀右衛門さん、すごいよ!
12重要無名文化財:01/08/26 21:37 ID:Ih8uTxgw
もうちょっと議論を見たいアゲ
13重要無名文化財:01/08/26 21:52 ID:pS8Nlbyg
さんざ「今月の歌舞伎」スレでもでてたけど、今月の「研辰」なんてどうよ?
あれってすごく演劇ちっくだったように思うんだよね。
だから、役者が妙に嬉しそうだった。(御曹司から三階さんまで)
稽古も歌舞伎の舞台としちゃ異例の2週間だったし、本も演出も野田さんだったし。
カナーリ好評で、この板でも楽しかったという意見が多いような気がする。
にも関わらず、スーパー歌舞伎や猿之助歌舞伎は駄目という人も多いじゃん?
勘九郎の芝居は毎回くさくてイカンとかさ。あるいは「源氏物語」はどうも…とか。
「研辰」大人気は、ちょっと不思議な気がしたんだよね。
それと、「傾いてる」役者のイメージ、私は勘九郎かな?
玉三郎はアーティストって印象だね。役者じゃなくって表現者。
そうそう、雀右衛門も「傾いてる」と思うよ!
14a:01/08/26 22:05 ID:Xu6U1Dfk
なるほどね。猿之助も以前は傾いてたんだろうけど、
あの方向で固まってしまってからはちょっとちがうかもね。
15重要無名文化財:01/08/27 00:11 ID:/0W1C442
スーパー歌舞伎は古い感覚のまま新しい事をしようとしてる感じがして
違和感があるなあ。
16重要無名文化財:01/08/27 02:11 ID:9WAif6ng
「演劇としての歌舞伎」ってよくわからんのだけど、
演劇としてじゃない歌舞伎ってのは、ナニとしての歌舞伎なんでしょうか。
伝統芸能としての歌舞伎? 歌舞伎としての歌舞伎?(自分で書いててわけわからんが)
演劇としての歌舞伎は、ふつうの歌舞伎とは違うの??
17重要無名文化財:01/10/29 03:04
こんなのあります。age
18重要無名文化財:01/10/29 03:11
1は幸四郎かえ?
19重要無名文化財:01/10/29 21:32
>>16
>演劇としてじゃない歌舞伎ってのは、ナニとしての歌舞伎なんでしょうか。

う〜ん、ストーリーも何もわからないけど、観る者にとって、とにかくステイタスだけがあるイベント。なんでしょうか?
20重要無名文化財:01/10/30 15:30
いろんな芝居みてるけど、歌舞伎関連(歌舞伎役者が出演したもの全般)で、
いちばん満足感を得たもの(みて良かったなと思うもの)というと、昨年が
「阿修羅城の瞳」、今年が、いまのところ「研辰の討たれ」なんだよね。
18年くらい歌舞伎をみてきて、いつの間にか、既成の歌舞伎舞台に対する
マンネリズムを感じるようになってきているんだな、と思ったよ、つくづく。
21重要無名文化財:01/11/27 02:48
>16
>演劇としてじゃない歌舞伎ってのは、ナニとしての歌舞伎なんでしょうか。
娯楽としての歌舞伎
22重要無名文化財:02/01/11 12:13
   

   

     | ̄ ̄ ̄|
     |(-_-)|
     |___|  フシンスレハケーン!!
         |    __    __  イカクシャゲーキ
       | ̄ ̄ ̄| |__|_  |__|_
       |___| (-_-) (-_-)    ┏━ ……………
     | ̄(-_-)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ノ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
23重要無名文化財:02/01/29 20:35
241.5月歌舞伎座:02/02/10 02:44
演劇としての歌舞伎という点について。
演劇という語は西洋の舞台芸術としての、という意味合いでのものだと思う。つまり、芸術として成立しているもの、つまり、それ自体を目的として成立している舞台行為ということになる。
これは、基本的には経済面は二の次ということになるので、興行収入向けに観客の好みに迎合する芝居のようなものは入らない。そうすると、芸術ではなく、芝居として今まで成立してきた歌舞伎は、一体
どこに定義されるのか難しいのではないか。そこが、演劇としての歌舞伎という題に含まれる問題なのでは。
もう一つ、内容面からも歌舞伎を演劇というのに問題はあるはず。というのは、演劇に先ず必要とされる筋:プロットという要素が歌舞伎においては必ずしも重要ではなくなる場合があるからである。
役者のつくり上げる部分が多ければ多いほど、どんどん文学から離れる傾向があるのではないか。それが必ずしも悪いわけではないのは、今までの歌舞伎史の繁栄を見てきてもわかることである。
ともかく、歌舞伎が世界演劇の中で本当に一つの演劇としての立場を認められ、世界中で楽しまれるようになるかという大きな問題がここにはある。
25重要無名文化財:02/05/24 00:07
歌舞伎は理屈じゃねぇよ
感覚だよ
芸は理屈じゃねぇ
芸から理屈を割り出せ
26重要無名文化財:02/05/26 22:49
>25
名言ですな
芸から理屈を割り出せ
いいですな
27重要無名文化財:02/05/26 23:33
>24
その「演劇」に対する思い込みは、ここ最近の事にしかあてはまらん。
世界の演劇史という物をもう一度勉強しろ。
28重要無名文化財:02/05/28 23:14
三谷が来年以降(いつだか忘れた)、歌舞伎に進出だとか。脚本?演出?
現代演劇の演出家の歌舞伎進出についてはどう?
このところ、串田氏、野田氏、いのうえ氏などが歌舞伎に絡んでいるけれど。
29重要無名文化財:02/05/28 23:24
おっ!>28ソース教えて
去年中村屋が研辰カーテンコールで依頼して有名になったけど、
前から高麗屋とは歌舞伎をつくる話が進んでるらしいね。楽しみだ。
だけど、三谷さんは大河で「新撰組!」やるから忙しそうだね。

今年は串田氏の歌舞伎座進出が気になるね。
串田氏の演出は好みでないけど、気になるよ。
30重要無名文化財:02/05/28 23:31
現代演劇の演出家の歌舞伎進出はどんどんやってみてほしい。
どう転ぶかわからないけど、刺激になる。
三谷氏の世話物は見たい。
31重要無名文化財:02/05/28 23:42
現代演劇の演出家の歌舞伎進出とは、演出家が歌舞伎に取り込まれるだけに
終わっている事が多い。歌舞伎のフィールドに自分のノウハウを持ち込もう
という程度でお茶が濁されている気がする。
歌舞伎を自家薬籠中のものにしたとといえるのは、井上ひさし、いのうえひ
でのり、加納幸和あたりか。
32重要無名文化財:02/05/29 00:04
そうかなあ?いのうえ歌舞伎はアニメみてるような娯楽性があるけど、
ネオ歌舞伎ってパロディ入れたソープオペラみたいだ。まあ好みの問題だけどね。
3328:02/05/29 00:12
すまん、仕事中に前の席の演劇青年がネットで見つけたらしく、
「三谷が歌舞伎やるんだって」って言ってたんだけど、
ちょっと忙しくて聞き流してたんだわ。
家に帰って、思い出して、ここでネタ振りさせてもらった。
ソース知ってる人いるかなーなんて思って。
明日仕事行ったら聞いてみる。
34重要無名文化財:02/05/29 00:22
8月の空飛ぶ雲の上団五郎一座には出る。>三谷さん 
でもそれとはちがうよね(w アチャラカだし。
35重要無名文化財:02/05/29 00:35
>>31
はげどー。
歌舞伎チックな演出(盆まわしとか)を楽しんでるレベルだよね。
特に野田のはまるで面白くなかった。
カンクーじゃなきゃ、もたない舞台。
串田は少し違うかな。特にコクーンの「三人吉三」は闇を意識した演出で
面白かったかも。こういうのが文学的歌舞伎ってヤツか?と思ったよ。
小劇場系の人気脚本家・演出家もってくればいいというのもなー。
いのうえや加納、それから井上ひさしあたりは、本人が歌舞伎好きだから、
ツボを知ってる気がする。
三谷のはチマチマとしすぎて、歌舞伎にならんでしょ?
それに、なごみ系マターリ系の環境でしか仕事できんタイプだし。
36重要無名文化財:02/05/29 00:39
井上ひさしの「たいこどんどん」は、そのまま歌舞伎で上演してほしい。
もう歌舞伎作品になってる。

っていうか前進座では梅之助や梅雀で上演した。
37重要無名文化財:02/05/29 02:43
実際問題として、役者は歌舞伎に関しては素人の今の演出家のいう事なんか、
聞かないんでしょう。三島由紀夫でさえ、弓張月の時は陰で嘲笑されていた
らしいし。
3828:02/05/29 22:17
三谷歌舞伎のソース
なんか全然具体的な情報じゃなかったみたい。
三谷氏の名前でぐーぐるして最初に出てくるサイトにちょろっと書いてただけでした。
2005年らしい。
すんません。
39重要無名文化財:02/08/10 02:39
歌舞伎の知識ゼロの人が見て「面白かった」と言えば、
演劇として成功したと言えるってことでしょ。
4040:02/09/20 23:32
40
41:02/09/21 23:09
♀★
42重要無名文化財:02/09/24 09:08
保守
43重要無名文化財:02/09/29 22:29
保守アゲ
44重要無名文化財:02/10/29 23:14
もうすぐ中村座age 串田演出の意味ってなに?
45重要無名文化財:02/12/29 06:34
中村座
あんなことやってっては本業がおろそかになるね
46山崎渉:03/01/08 20:06
(^^)
47山崎渉:03/01/18 12:12
(^^)
48重要無名文化財:03/02/24 18:56
49山崎渉:03/03/13 14:45
(^^)
50重要無名文化財:03/03/18 14:18
うー、話題が大きすぎてイマイチつかめん。
1さん、なんか話題ふってちょ。
51重要無名文化財:03/03/24 10:23
おたまさんが一番歌舞ってるね
52重要無名文化財:03/03/24 10:30
漠然としてるね。
他ジャンルとの比較とかでもしてみる?
同じ演目の場合の違いとか。新劇、商業演劇、一部の小劇場あたり限定に
なっちゃうけどさ。
53重要無名文化財:03/03/24 10:44
演劇としての歌舞伎、を目指していろいろな動きがあったわけだけど、
今のバラエティ溢れるスピーディな他の演劇からみると、それらが古くさくてたまらない。
却って、ハチャメチャストーリーの大らかな古典劇の方が新鮮に感じられます。
54重要無名文化財:03/03/24 10:49
演劇としての歌舞伎、という捉えかたがあるなら、
演劇としてではない歌舞伎ってのもあるのか・・・
演劇という大枠に含まれてる歌舞伎、だと思っていたのだが。
55重要無名文化財:03/03/24 14:56
演劇としてではない傾奇はあるけどね
56山崎渉:03/04/17 09:32
(^^)
57重要無名文化財:03/04/23 16:35
私のなかでは玉さんは芸術家チックなんだよね。
玉さまワールドをみてるって感じなの。なんか近代的自我を感じる。
でも雀右衛門は、そういう我とか全然感じさせないでしょ。
もう、そこに存在してることがスゴイみたいな。
あっちの世界へ連れてかれるって感じなんだよね。
うまく説明できないけど。
58重要無名文化財:03/04/23 16:59
歌舞伎って演劇じゃないんですか?
59774RR:03/05/09 00:06
60山崎渉:03/05/22 00:00
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
61山崎渉:03/05/28 14:33
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
62http://ura2ch.free-city.net/:03/07/10 16:52
ura2ch ura2ch
63http://ura2ch.free-city.net/:03/07/10 16:53
ura2ch ura2ch
64重要無名文化財:03/07/10 19:46
65山崎 渉:03/07/12 12:18

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
66山崎 渉:03/07/15 13:06

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
68山崎 渉:03/08/15 19:07
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
6969マン:03/08/16 14:15
  _n
 ( l    _、_
  \ \ ( <_,` )
   ヽ___ ̄ ̄  )   シックスナイン!! 
     /    /
70重要無名文化財:04/07/10 18:52
あげスマソ
71重要無名文化財:04/07/10 19:39
dat落ち寸前あげるならなんか意味のあること書けやゴルァ
72重要無名文化財:04/09/20 01:09:54
歌舞伎の方が聞きなれるまで大変ぽいかなw
73重要無名文化財:04/10/23 16:51:14
最近歌舞伎の面白さにはまりつつあります。
元々狂言・能をは好きで観てたのですが、能・狂言起源の歌舞伎が多いことに驚いてます。
オリジナル見慣れてると歌舞伎で演じるのがとても新鮮で別の味わいあって実に面白いです。
小劇場系の演出家・脚本家さんが作る歌舞伎、賛否両論あるのか分かりませんが
江戸時代に初めて能や狂言を歌舞伎にした時も色んな意見があったのかもしれないですね。
74重要無名文化財:04/10/23 16:54:38
age
75重要無名文化財:04/11/23 23:20:30
なぜ劇作家は中年にはまりきったところで、歌舞伎に足を踏み入れたがるのか?!
76重要無名文化財:04/11/23 23:25:06
そら逆でしょう。
中年になってある程度名声を得た劇作家しか受け入れないでしょ、今の歌舞伎界は。
77重要無名文化財:04/11/24 17:20:19
75,76どっちも真という感じがしますな。
歌舞伎側は、誰も知らない作家に書かせても意味がないと
思ってるだろうし、全く無名の作家なら、まず自分の劇団を
どうするかで手一杯の人が多いだろう。

でもはっきりいって中年になった劇作家は、才能が
枯れかけてることが多いから、誰にどういう形でまかせるかが
むつかしいが……
78重要無名文化財:04/11/25 01:15:56
松尾スズキにやらせてみたい
79重要無名文化財:04/11/25 01:21:51
中沢新一が書いて猿之助がやったのはダメだったのですかね?
80重要無名文化財:04/11/25 01:25:59
>79
それ見たかったな。
81重要無名文化財:04/11/25 01:39:34
>>80
原作を立ち読みしただけなんだが、静岡でやると書いてあった。
82重要無名文化財:04/11/25 01:48:27
このごろ歌舞伎でも照明の完全暗転がふえてきたね。
今月の国立の2幕めもちょっとおどろきだった。
83重要無名文化財:04/11/25 07:00:15
松尾スズキは人間御破算がダメダメで失望した。勘九も、もう組まないのでは。
84重要無名文化財:04/11/25 11:29:25
>>76
歌舞伎座はまずお客が入らないとね・・・。
有名作家の誰それが書きました!でないと宣伝できない。
でも(自分的には)「瀬戸内源氏」も「道元の月」も
面白いものではありませんでした。

花組芝居の加納氏が手がけた新派も見にいった。
達者な役者陣が器用にあわせていたし
創りも面白く工夫されてはいたけど、
やはり新派は新派くさくないと・・・と思いましたね。
85重要無名文化財:04/11/25 20:49:30
加納さんは知りすぎてるから、どこまで内側へ入るか、
かえって測りにくいのかもね。
あまりにも過去に歌舞伎と接点のない人だと、全然
見当違いになるし、知ってる人だとつきすぎて新しみが
出なさそう……むずかしい。
三谷幸喜、だめもとで一本書いてみてもいいかもしれん。
86重要無名文化財:04/11/28 16:35:47
だめもとじゃなく、明らかにだめだと思うけど>三谷。
三谷って、すっかりブームで過剰に評価されすぎ。
87重要無名文化財:04/11/28 22:39:42
>>83
松尾さんのふだん書いてる芝居にカンクが客演するんなら
面白いかもしれない。すげー社会的弱者とかの役で。
ま、でもそれはきっとヤなんでしょ?
歌舞伎のほうが、歌舞伎のイメージを損なわない程度の新作を
求め続けるかぎりは、誰を呼ぼうが傑作なんて
出てこないんじゃないかなあ。
88重要無名文化財:04/11/29 04:00:51
>>87
それならそれでいいけど、それって歌舞伎じゃないでそ?
大人計画の舞台に歌舞伎役者がたまたま出ましたってだけで。

みんなは新作歌舞伎に何を求めてんのかな?
私は本歌取りの新作が見たい。
加賀見山の後日談として岩藤がつくられたように、著名な歌舞伎を
ベースにイマドキの客いじりお笑い演出を一切使わず、女形はじめ
歌舞伎の類型をきっちりと押さえたやり方のもの。
歌舞伎ならではの世界と趣向をちゃんと意識したもの。
学生の頃から好き勝手に芝居つくってきた人の手はいらないよ。
唯一そういうことをやれそうなのって加納さんだけだと思ってたが、
あの新派公演は八重子と久里子が花組やりましたって感じで最悪。
加納さんも無理だとつくずく思ったよ。
89重要無名文化財:04/11/29 23:05:49
だからそれをやるんなら、花組のネオかぶきと
だぶる(そしてかなりの確率で花組のほうがおもろい)
というところが、むずかしいというかなんというか……
90重要無名文化財:04/11/30 14:21:59
小林恭二の宇田川心中、歌舞伎に翻案したら面白いと思うのだが。
91重要無名文化財:04/12/01 03:12:32
花組のは今どきの味付け(岩藤と女中たちとをミックスとか)が
あるけど、そうではなく、今ある歌舞伎の世界だけで綯い交ぜに
する手法はありかな。

小劇場から出発した芝居人には、必ずオチをとるとか、笑いを入れる
とか、細かい演出を入れないと自分でもたない気質があると思う。
そういうみみっちさは、大歌舞伎の春風駘蕩とした風情に合わない。
蜷川みたいな商業演劇の王道路線もあるけど、毎回シェークスピア
を「和」でつくりましたな枠を抜け出しておらず、現代の歌舞伎風
舞台であっても、歌舞伎ファンが期待する歌舞伎じゃない。

初心者の歌舞伎ファンではなく、もっと長く歌舞伎を楽しんでいる
人のためのマニアックな新作がほしくない?
それも新歌舞伎みたいに新劇でもOKな心理劇なんかじゃなく。
92重要無名文化財:04/12/03 20:07:13
じゃあ、国立劇場で募集してた新作って見たことある?
たぶんそういう「春風駘蕩」路線を狙ってたんだろうけど
私には全然面白くなかった。
もし見てたら聞きたいんだけど、「これでいこう」みたいの
あったのかなあ、過去に。
93重要無名文化財:04/12/03 23:56:17
何本も見たことあるけど、歌舞伎的じゃないんだよね。
新歌舞伎の新作みたいな感じ。
現代の心理劇を時代がかって、一部歌舞伎テイストでやりました〜てな。
歌舞伎特有の阿呆らしさが全く感じられない。

江戸の頃の歌舞伎は現代劇だったろうけど、今、小劇場もあれば、
他の商業演劇も新劇もオペラも映画もテレビもある時代の歌舞伎は、
江戸のばかばかしさや大らかさ、阿呆らしさを追体験できるものじゃない
といけないような気がする。
それを「はい、こんなもん」とやれば、客をなめきったまがいものになる。
真面目にきちんと芝居づくりしてこそ、どんなにばかばかしいものでも
何かしら感動を受ける。今あるどの演劇形態とも違った形で。

小劇場系の人の舞台づくりは豪華さの点からも貧乏ったらしくて嫌だし、
国立劇場募集のは「文学座や俳優座、民芸でやれば?」って感じだし、
猿之助のは「そんなに超わかりやすくする必要ない」って嫌気がさすし、
すごく難しいね。
94重要無名文化財:04/12/04 00:11:31
付け加えると、花組の「わかる人にはわかる」という感じは、
実はかなり歌舞伎的かな〜と。
たとえば新感線とは趣が異なる、知的レベルの挑発があるんだよね。
新感線は猿之助歌舞伎に近いな。
まずエンターテイメントを志向し、スピーディーな展開を死守。
役者を死ぬほど動かした、スポーツっぽい舞台づくり。
花組のはエンターテイメント志向に徹してなくて、隠された
暗喩みたいなのが積み重なって舞台になってる。パズル的。
この感覚は、歌舞伎になくちゃいけないと思う。
野田もパズル的に思われてるけど、野田のは実はファンタジー志向
で、SFチックなんだよ。パズルはパズルでも洋風。
花組の隠微さ意地悪さと、歌舞伎のそれとは質が似てる。
新作歌舞伎には、それがまったくない。
近代的屈折はあるけど、登場人物の心理レベルで終わってて、
隠微でも意地悪でもないから、酔えない。美しくない。
とはいえ、花組に歌舞伎座の歌舞伎は無理だ。
緞帳芝居の匂いが強すぎて、夢を見られないだろうから。
ただ、中村座あたりで是非ともやってみてほしいけどね。
95重要無名文化財:04/12/04 09:26:41
花組ヲタウザ!
96重要無名文化財:04/12/04 11:03:32
揚げ足とるより、自分の意見を書けよ。

野田がSFというのはわかる気がする。
花組は未見なのでよくわからないが、
とりあえず野田に新作書かせるのは
もうやめといた方がいいと勘九郎に言いたい。
97重要無名文化財:04/12/05 02:37:59
「歌舞伎俳優が演ずれば、それは歌舞伎になるのだ・・・」
と、国立新作の選考委員の誰かがおっしゃってました。
「ただ、品格を忘れるな」という事も強く言われました。

98重要無名文化財:04/12/05 17:27:45
大相撲の横綱の「品格」とおんなじで、それは絵に描いたモチって
感じもする。
役者自身が新作は「面白けりゃいい」って言ってる現状とは
だいぶ落差がありますな。(カンクが野田との対談で言ってましたが)
どうすればそれは埋められるのか……
99重要無名文化財:04/12/05 20:48:37
中村屋の新作は見たことがない。
情がこもってないような気がするから。
(楽しいお芝居は素敵だけど、品は必要だと思う)
100重要無名文化財:04/12/05 20:53:54
漏れは義太夫狂言の丸本物のような新作がみたい。
それは浄瑠璃や邦楽を熟知していないと作れないのかな?
101重要無名文化財:04/12/06 02:10:31
>>100
丸本物が作りにくいのは、浄瑠璃を一から作っていく作業が
大変だから・・・。
(それは戯作者レベルでなく、現実の舞台制作過程においての手間
時間・打ち合わせなど)作業が煩雑になるから、
という単純な理由みたいですよ。
102重要無名文化財:04/12/06 13:27:42
>>101
なるほどねぇ、
義太夫節が、その場の情景描写を語ったり、
登場人物の心理状態を説明したりする手法や、
太棹の音色がなんとも歌舞伎らしいと思うのは
漏れだけか・・・。
大変・・・って、なんか、切ないねぇ。
103重要無名文化財:04/12/06 22:54:58
團十郎が歌舞伎座と演舞場で出した企画公演は
新作義太夫狂言だったよね?
なんつーか、團十郎の意欲はわかるけど、
妙ちきりんと思ったな。
104重要無名文化財:04/12/09 21:58:35
>>103
あー、「上意討ち」でしたっけ?
あれは中途半端だと思いました。
義太夫狂言(人形浄瑠璃)のもつ残酷さとか奇想天外さが
なかったし、なんか説明的で新歌舞伎のようでした。
最後いきなり大時代になったし、ホント妙ちきりんでした。
105重要無名文化財:04/12/13 20:05:52
ゆうみんしゃ自体、面白いと思わなかったなあ。
106重要無名文化財:04/12/15 13:09:33
義太夫狂言には、新歌舞伎チックな筋が合わないんだよね。
「上意討ち」はむしろ素直に新歌舞伎にした方がよかった。
義太夫狂言はもっと読本的なノリが必要。
浄瑠璃を新しく作るのが大変以前に、適した本を書ける人がいないね。
107重要無名文化財:2005/06/04(土) 02:14:48
落ちそうなのでちょっと上げてみます

西洋的な演劇と歌舞伎的なものは方向性がかんなりちがうのですね
歌舞伎的な語法を理解した、現代的な作者が何か書いて欲しいです。
今の歌舞伎は着物を着たものが大前提なのですが
キモさえきっちり理解した作者が新作を書けば、着物を着ない歌舞伎も出来そうな気がするのです
108重要無名文化財:2005/06/05(日) 13:03:22
新歌舞伎の中では三島が好きだ。
109重要無名文化財:2005/06/07(火) 15:56:42
7月の十二夜はどうなるんでしょうね。
110重要無名文化財:2005/06/07(火) 16:01:44
>>190
義太夫らしいって聞いたけど‥
本当にどうなるんでしょうね。
111重要無名文化財:2005/06/07(火) 16:02:08
>>190
義太夫らしいって聞いたけど‥
本当にどうなるんでしょうね。
112重要無名文化財:2005/06/07(火) 16:04:21
あー!二度打ちにレス番まで間違えてしまった。。
携帯からだから許してm(_ _)m
113重要無名文化財:2005/06/07(火) 16:06:07
いや、本当にどうなるんでしょうね感が満ち満ちていてよかったよ
114重要無名文化財:2005/06/07(火) 16:07:58
宝塚歌劇でも日本物ってあるよね
題材は史実ものからコメディやファンタジーまでそれこそいろいろあるけど
宝塚っていう『型』があるからこそ上手く料理できてると思う
115重要無名文化財:2005/06/09(木) 20:47:53
仲蔵の広告に思いっきり「演劇としての歌舞伎」と書いてあってこのスレを思い出しちゃった
116重要無名文化財:2005/06/09(木) 23:10:00
8月の串田演出のは何やるの?
117重要無名文化財:2005/06/10(金) 03:07:30
法界坊らしい
118重要無名文化財:2005/06/10(金) 23:03:53
「おんなの落語」はどうしようかな…
119重要無名文化財:2005/06/11(土) 15:02:48
>>116 >>117

誰が出るの?
120重要無名文化財:2005/06/11(土) 16:33:39
第三部
「法界坊」
法界坊…勘三郎、お組…扇雀、
甚三郎…橋之助、要助実は松若…福助


121重要無名文化財:2005/06/12(日) 23:12:52
三谷が歌舞伎やるって話、どうなったんだろう・・・・
122無形文化財:2005/06/14(火) 01:31:38
行ってみたいけど、
何から見に行けばいいのか
よく分からないんですが、
知人にファンがいない初心者
向きの歌舞伎はありますか?
123重要無名文化財:2005/06/14(火) 18:30:34
スーパーな歌舞伎とか、二十一世紀歌舞伎組とか、コクーンとか野田とか…
演劇としての歌舞伎って何だろう?
型を知っていて型を壊すってこと?
歌舞伎の手法で新しいものを作ること?
新しい手法で歌舞伎を作ること?
誰も知りゃしないね


>122
◆伝統芸能初心者質問スレ6◆
http://hobby5.2ch.net/test/read.cgi/rakugo/1115885983/
124重要無名文化財:2005/06/14(火) 19:52:52
>>122
知ってる役者とか、知ってる演目とかないの〜?
そもそも、どんなところから興味を持ったのかな?
125重要無形文化財:2005/06/14(火) 20:03:42
>>123さん
ありがとうございました
早速みてみます

>>124さんへ
落語の「淀五郎」とか「七段目」から
観てみたいと思い始めたのですが・・・


126重要無名文化財:2005/06/14(火) 22:59:33
七月大歌舞伎 「NINAGAWA 十二夜」
127重要無名文化財:2005/08/12(金) 07:53:42
age-
128重要無名文化財:2005/09/06(火) 00:34:50
TBでつー。
よろしくー
容疑者   同志社   犯罪者♪
  ∧_∧   ∧_∧    ∧_∧
 ( ・∀・)  ( ・∀・)   ( ・∀・)
⊂ ⊂  )  ( U  つ  ⊂__へ つ
 < < <    ) ) )     (_)|
 (_(_)  (__)_)    彡(__)

生きてる〜  価値無し   そりゃ君さ〜〜♪
  ∧_∧   ∧_∧    ∧_∧
 ( ・∀・)  ( ・∀・)   ( ・∀・)
⊂ ⊂  )  ( U  つ  ⊂__へ つ
 < < <    ) ) )     (_)|
 (_(_)  (__)_)    彡(__)

でも〜  その下には ♪  惆ツがいる〜〜♪
  ∧_∧   ∧_∧    ∧_∧
 ( ・∀・)  ( ・∀・)   ( ・∀・)
⊂ ⊂  )  ( U  つ  ⊂__へ つ
 < < <    ) ) )     (_)|
 (_(_)  (__)_)    彡(__)

 惆ツがい〜〜る〜さ〜〜〜〜〜〜♪
  ∧_∧   ∧_∧    ∧_∧
 ( ・∀・)  ( ・∀・)   ( ・∀・)
⊂ ⊂  )  ( U  つ  ⊂__へ つ
 < < <    ) ) )     (_)|
 (_(_)  (__)_)    彡(__)

129重要無名文化財:2005/11/26(土) 05:16:25
130重要無名文化財:2005/11/28(月) 23:40:16
131重要無名文化財:2006/04/05(水) 21:06:19
 
132重要無名文化財:2006/05/30(火) 22:36:40
このごろ歌舞伎でも照明の完全暗転がふえてきたね。
今月の国立の2幕めもちょっとおどろきだった
133重要無名文化財:2006/07/28(金) 15:41:51
高師直(吉良上野介を仮託)が塩冶判官(浅野内匠頭)を愚弄、
鼻でフンと嘲笑した所から物語が始まった。
本来はハナデフン忠臣蔵が正しい。
最後にゴッホが出て来る事でも有名。

イロハは四十七文字か、四十八文字か。
んを入れれば48だが、いろは歌は雪山偈の和訳だとか弘法大師の作とかの伝説が語るとおり
仏教に縁が深い。となると、弥陀の四十八願に因む四十八を取りたい。
日光のいろは坂も四十八曲がり(これは一時50だった時期も有ったがわざわざ改修して48に直した)
 四十八から一つ抜けて四十七士。抜けたンに相当するのが勘平と言われている。
 
そして、この四十七文字には昔から奇怪な伝承がある。

いろはにほへと
ちりぬるをわか
よたれそつねな
らむうゐのおく
やまけふこえて
あさきゆめみし
ゑひもせす

七文字づつ区切り最後の文字を繋げると
「とかなくてしす」=咎無くて死す
無実の罪で腹を切った四十七士を暗示している、と。
うーん、オカルト
抜けた筈の勘平さんもびっくりだ。
これを称して


オカルト勘平
134重要無名文化財:2006/08/25(金) 11:39:03

┌──────────────────────―─―┐
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└───────────────────────――┘

135重要無名文化財:2006/11/14(火) 21:42:28
新歌舞伎期待
136重要無名文化財:2006/11/14(火) 22:08:16
野田歌舞伎お三谷歌舞伎も面白かった。
歌舞伎じゃない、と言われればそうなんだけどさ。
137重要無名文化財:2007/07/06(金) 12:25:49
保守
138重要無名文化財:2007/09/24(月) 00:23:57
保守
139重要無名文化財
アゲ