キハ搭載のディーゼルエンジンを語るスッレド 4気筒
讃岐丸は、ダイハツ製
ななうら丸 みせん丸 みやじま丸は、ヤンマー製
外国のライセンス品ではありませぬ。
すまん、俺の認識が間違っているのかもしれんが
八甲田丸の主機のような4ストV型16気筒の中速ディーゼルにクロスヘッド型があるんだろうか?
クロスヘッド型というのは、超大型低速2ストのようなストロークの非常に長いエンジンで、
ピストンスラップを軽減する為に採用されると、何かで読んだ気がするんだが。
青函連絡船は、重い鉄道車両を収容する車両甲板を設ける為重心が高くなるので、
貨物船のような大型低速2スト主機2発より、中速4スト主機を8機搭載して機関室高さを抑えたと
船のどこかに書いてあった記憶がある。
俺は理系出身じゃないので、知識が足りないのだろうか・・・・・
MANという資本の傘下の企業の前身はいろいろ。
B&W型といえば、現在はMC系が主流。大型低速2ストである。
PIELSTICK型というば、4ストの中速ディーゼルでC重油が使える。
青函連絡船の頃は、B&W社にも、4ストの中速ディーゼルの
モデルがあったようだ。ダイヤモンド・フェリーにB&W搭載の船が過去にあった。
MANという企業は複雑。B&W、SEMT PIELSTICK、 Ruston Paxman など
前身の違う企業が合併して、「選択と集中」をした考えられる。
Ruston Paxman由来の20RK280は、なっちゃんRera/Worldに搭載で、高速大型。
いつの間にか舶用エンジンを語るスレになっちまった・・・w
スレ違いを承知でレス。すんまへん。
>>828 青函連絡船が中速4スト8機2軸を採用したわけは、
当時の舶用主機用ディーゼルで、青函新造船の所要出力を2機2軸で得ようとすると、
主機ヘッドが機関室天井すれすれになり、天井(すなわち車両甲板床)を外さないと、
ピストン抜き整備が行えず、運休する必要があった。これは、初ディーゼル客貨船の
初代十和田丸で実証ずみ。また、当時のD機関は整備期間間隔が短かったため、
8機2軸で稼働6機休止2機の運航形態として、休止機を運航中に整備すれば、
期間整備のための運休をしなくても済むという考えもあり、採用されたという。
過密ダイヤでの定時運航性を重視された鉄道連絡船ならではの思想とも言われる。
多少のユニットカットでも自走可能とする液体式ディーゼル動力分散方式列車と一脈通ずるかも?
>>831の補足
青函連絡船が8機2軸方式を採用した理由のひとつに、機関部の軽量化もあったという。
津軽丸型連絡船は、発着する桟橋の事情により、全長全幅喫水ともほぼ限界最大サイズと言えた。
重量のある列車を可動橋を介して積み下ろしする以上、船体傾斜の調整のために大量のバラスト
海水タンクも有し、なおかつ最大喫水の制限もあるため、船体の軽量化も考慮せざるを得ない事情が、
機関総重量を軽量化でき、なおかつ機関室全高を低めに抑えても整備性を良好に保つことのできる、
8機2軸方式の採用を促進したそうである。
これも、機関を床下搭載とし軸重を抑えた、液体式ディーゼル動力分散方式列車と一脈通ずる思想かも?
洞爺丸遭難との関係は?
浸水でエンジンが止まって漂流が遭難の原因だったような・・・
>833
洞爺丸ってまだ蒸気タービンでなかったっけ?
洞爺丸型までは蒸気タービン主機です。
>>833 車両甲板で後部開口部から入り込む海水の滞留が発生、
それにより車両甲板より下にあった機関室が浸水、
発電機やそれによって駆動される主機オイルポンプ等が次々に故障、
さらには石炭庫が浸水して粉末状の石炭が流出したことにより
ボイラー運転も不能になり、漂流したのち座礁、転覆。
838 :
名無し野電車区:2008/12/28(日) 07:12:30 ID:l2J/tz2r0
保守
839 :
名無し野電車区:2008/12/31(水) 09:57:11 ID:ZP8AGyV00
保守
>>838>>839 いい加減に点検も終わったろ。初詣に向けて終夜運転だよー
いろいろ調べると、2ストディーゼルを除けば
過給器付き気動車を日本で最初に導入したのは、南薩鉄道なんだな。
キハ300のエンジンがDMHに換装される前、投入当初のエンジンが三菱のバス用過給器付きで。
>>840 ディーゼルには過給器が付きもんだと思っててキハ17の時代からちゃんと付いてると信じ込んでたんだけど、
国鉄はどの機種から付いたの?ディーゼル・ヲタじゃないあたしにとっちゃ、まことにへ〜〜〜!のトリビヤ・カキコだね。
バスエンジンだってキハ17の時代にはみんな過給器付きでしょ。
過給器の構造で、排気ターボを使うかギヤ式かで性能が大きく違ったから、
この境とごっちゃということは無いんですか?
#太平洋戦争中の日本機はギヤ式過給器で、排気ターボ式の米機には上昇性能で敵わず、
零戦初戦優位をひっくり返される重要な要因になったとか………。すなわちs10〜s15頃の話。
ディーゼルの過給器はs.30前半で既に付きものだったかと?
国鉄が気動車にターボ搭載したのは、機関車用改良試作のキハ60用DMF31HSA、
量産になるともっと遅くて181系のDML30HS系(このスレの荒れる原因だな)
機関車では昭和30年前後のメーカー主導系試作機に事例があったかと。
>841
資料をあさってみたところ、量産車だとキハ181のDML30からのようだ。
DMH17装備の気動車には過給機は最後まで付かなかったとのこと。
(機関車用だけ過給機装備型がある)
>>841 米軍でも、ターボ付き戦闘機は少数派だったぞ。
P47サンダーボルトくらいだったような。
>>844 本土爆撃のB29が排気ターボ付きで、邀撃の戦闘機がギヤ式過給器なもんで、
武装すると高々度に辿り着く前に逃げられてしまって、軽装備で体当たり攻撃とか………というのが主だが、その前は、
ロッキードP38(双胴のヤシ)なんかが、ターボ付きで上昇性能だけは良くて、高々度から
零戦(れいせん or Zero-Fighter)に急降下で攻撃を仕掛けてはすぐ高空へ逃げて、
零戦を餌食にするようになったとか………。
低高度の格闘戦の性能じゃ到底ゼロに敵わなかったのを上昇性能の差で逆転するようになった。
(もっと大きいのは腕の良いパイロットたちをミッドウェー海戦で帰還すべき空母を撃沈され
大量に失って空中戦をできるのが激減したため逆転、というのは事実なんだがそれはあまり言わないねぇ)
やっぱり機関車とキハ60あたりからですか。66や80系は?
#今でこそ過給器と言えば乗用車でも排気ターボ式だけど、昔はギヤ式過給器だったのを知らない層も増えたろうなぁ。
846 :
名無し野電車区:2008/12/31(水) 22:20:34 ID:qaQbZtt4O
>>845 >66や80系
どういう区切りだ?w
キハ66・67形は91・181系ルーツのDML30HSHだから過給器付き、
80系は国鉄お馴染みのDMH17Hだから過給器なし
>>845 スレ違いだが、ミッドウェーで熟練パイロットを失ったという主張は
今ではほとんど否定されているぞ。
多くのパイロットは着水して駆逐艦に救出されていて、
艦載機の損失数よりパイロットの損失数がはるかに少ない。
>845
スバルの軽はスーパーチャージャでしたねぇ。
DMH17系は排気系過熱という持病があったのでターボは厳しかったんでしょうね。
(アルカディアを初め火災多発してたようですし)
スーチャ使えるほど元々の出力に余裕も無かったですし。
ごめん、確かにP38がターボだったわ。
でも、陸軍P51も海軍のコルセアや、ワイルドキャット、ヘルキャット、
ベアキャットなんかは機械式スーチャーだ。
同じ機械式過給でも栄なんかと違ってアメのは2段だから。
つか、スーチャとかキモイ。
あけおめ。
>>848 > スバルの軽はスーパーチャージャでしたねぇ。
それであんな卓越した出力だった訳ですか!サスガ中島飛行機や。知らなかった。
ライバルの松田キャロルなんか信号待ちのある通りじゃママチャリで追えるほどトロかったけど、
スバルは楽々60km/hの到達。圧倒的な差だった。
その後出現したホンダ軽は100km/h〜115km/hだったけど、あれは過給器じゃなく、エンジン設計の違いでしょ?
#DC7CはB29との関連で当然に排気ターボ付きエンジンだとばかり思ってたけど
「スーパーチャージャー付き」というのはギヤ式過給器が付いてたってことですよね。
(メカ式って言うとターボもメカ式になりそうだから)
ギヤ式過給器って言い方に違和感あるんだが、メカニカルスーパーチャージャーとかルーツブロワーとか言うのが普通じゃね?
日本じゃ人気無いが、アメなんかだと50年代から80年代までの機関車用ディーゼルに載せられまくっているな。
>>841 空戦で日本が不利になったのはそんな枝葉末節が主原因じゃない。
過給以前に素のエンジン性能もエンジンの工作精度も交換用部品の補給も使用するガソリンのオクタン価も
何もかも全てアメより劣ってた時点で負けるのは必然だった。
追加して言えば日本も排気タービンは開発してるが、必要な工作精度も材料も手に入らなかったから使い物にならなかった。
>>854 主たる根本的要因と、メッキが剥げ始める現象面の違いは良く判ってるつもり。
戦争後半になると防弾を含めた戦闘性能で逆転され、対ゼロ戦に高々度からの一撃離脱戦術の
必要性が無くなっているからターボにこだわらなくて良いんでしょう。
立ち読みでずらっと並ぶその辺の本を眺めると、あの田母神空幕長の妄想が
ここ彼処に「ルーズベルトの開戦誘導の陰謀だ」とか「コミンテルン」(wとけたたましくて。
当時の技術水準じゃチタンの精製・加工もできなかったはずだから、ターボ式での量産は無理でしょう。
#過給器の動力源がエンジンそのものからギヤで得るものか、別動力の排気ターボかっていう切り口の
分類だったから「ギヤ式」で良かった。「ルーツ」は分類の観点が違うでしょ。
ディーゼルといえば過給器付きと思ってたもんで、へ〜〜っ、過給器を積んでなかったのか〜っ!というトリビア感(w
>856
束の偉い人曰く「DMH17は戦前のエンジン」だそうですから。
(実際原設計は戦前まで遡れますが)
>>856 ターボにこだわらなかったのは、日本軍に対する優位性云々とは関係ないだろう。
>>853 DC-7Cが載せてたのはスーパーチャージャーじゃなくてターボコンパウンド
排気でタービンを回して吸気の過給に使うのではなく
排気でタービンを回して、クランクシャフトに動力を伝えるようになってる
ただ、DC-7Cは肝心のターボコンパウンドの信頼性に泣かされたらしいから
成功とは言えないかもな
>>856 とりあえず鬼太郎サイトは蒸気機関についての理解も間違ってるので
レシプロエンジン全般について、専門書で知識確認宜しく。
>>859 コンパウンド…
ターボプロップって事ですか?
>>863 おぉ、サンクス
コンパウンドってそういう物だったのか
>>861 ?あそこは事故解析で大ブレークしたサイトだと思ったけど、蒸気機関の解析なんてやってますか?
九州の宗像事故と四国の宿毛事故解析で事故直後に防げなかった原因を公表データからの
試算で解き明かしていて、マスコミなどがドサっと見に行ったとこ。
& ATS-Pのキャンペーンサイトでしょ(w
>>865 「高校物理難問奇問集演習問題」サイト(W
船舶用で過給機あたりまえになってから
気動車でも過給機がつくようになった。
そんな流れでしょう?
DMH17系の世代は、過給機ないかも。
新木場に、第五福竜丸のヤンマーのエンジンが展示してあるから
見てくるといいと思う。
>>865 あまりの自演に言葉もない
& 君の書き込みはわかりやすすぎるんだよ。
# を使って唐突に関係ない話題を振りまいたりね。
>>868 源データの指摘は大変的確なんだけど、それを自分自身で解釈すると転けちゃう人?
ルーツブロア、ってのは形状による分類と思うんだが。
真空ポンプのメカニカルブースターポンプは大抵ルーツ式だし。
あと、マツダが始祖で、メルセデスが真似っこした、リショルムコンプレッサー、なんてのも
所謂スーパーチャージャーですな。
学会誌じゃないんだから言葉尻捉えて罵るイクナイ。(他人の不寛容なんてまんま厨だw)
尤も機械系の日本語の学会誌は文献としてドウヨ、な代物がたまにあったりします罠。
あと、自分の目で、自分で確認する癖を付けましょう。で、解らなかったら引き下がりましょう。w
(これは自戒を大分込めていますw)
オイルポンプだと本当に「ギヤ式」ってあるんだが、
空気圧縮機に使ってる例はあるの?
872 :
名無し野電車区:2009/01/05(月) 22:45:10 ID:NRyxxdYz0
age
>>873 ごめん。
ちなみに、ベンツだと「KOMPRESSOR」って書いてあるけどね。
875 :
名無し野電車区:2009/01/05(月) 23:32:27 ID:4Osk9daj0
あきめくらだらけのスレはここですか?
スレタイ読め
>871 ルーツ式は圧縮が殆ど効かないから、コンプレッサーには使わないんじゃないかなー
真空ポンプの粗引きはとにかく空気移送量を稼ぎたいから、量だけはかせげるルーツを使っている。
(オイルフリーで雰囲気を壊さないのも利点)
あと、定圧大容量が欲しいエアコンとかにも採用例があるみたい