>>169 神鉄好きが増えてうれしい限りだ。
神鉄のATSは点制御式ATSで、最初から速度照査型ATSが導入されてる。
これは、2つの地上子がセットになってて、この2つの間を0.5秒以下で車上子が通過すると
制限速度を超過したものとみなし、ブレーキが自動で作動するものだ。
信号と連動するATSも、信号の現示(赤、黄…)に対応して、厳しい順に速度照査ATSが
用意されているので、信号現示の制限速度を超えるとブレーキがかかる。
また、勾配やカーブが厳しい区間には、信号に関係なく制限速度を定める
速度照査ATSが常に作動しているので、制限速度を超えるとこれも自動でブレーキがかかる。
で、行き止まりや発車信号無視・誤発車を防止する絶対停止型のATSもあり、これは交換駅などや
行き止まりに設置されている。これがJRのATS-SW型と仕組みは違うが、同等の機能と
考えてもらっていい。つまり、神戸電鉄は速度照査型とこの絶対停止型の2つが
初めからあったが、JRは信号無視による絶対停止型のATSしかなかったということだ。
とにかく神戸電鉄は見てのとおりATSが多く設置されていて、速度照査型だけで約2000箇所(1箇所2点)
絶対停止型だけで約80箇所取り付けられている。
JR西日本がいかに安全対策用の投資をしていなかったかが、よく分かる。