セルビアン・スクールガールへ
1 ：名無しさんの初恋：
Nothing To Say
話す当ての無い話を
話す当ての無い相手のために考える
歩道に革靴の足音が刷り込まれる
僕は蝉の断末魔を弔いたい
君を呼ぶ青で
夢遊病から醒めて
白痴に至る
踊り子が踊るのを見ていたろうに
踊らされているのは自分の方なのだ
今年の夏は肌寒かった
秋はもっと肌寒そうだ
僕はポケットの中のキャンディーの包みに
幸せの方程式を記し
ノーベル空論賞を手にした
言うことなんか全く無い
話す当ての無い話を
話す当ての無い相手のために考える
歩道に革靴の足音が刷り込まれる
僕は蝉の断末魔を弔いたい
君を呼ぶ青で
夢遊病から醒めて
白痴に至る
踊り子が踊るのを見ていたろうに
踊らされているのは自分の方なのだ
今年の夏は肌寒かった
秋はもっと肌寒そうだ
僕はポケットの中のキャンディーの包みに
幸せの方程式を記し
ノーベル空論賞を手にした
言うことなんか全く無い
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2 ：名無しさんの初恋：2006/03/26(日) 21:49:19 ID:MlgWuEaR
2get
3 ：1 ◆o0JMpFh/TM ：2006/03/26(日) 21:49:51 ID:2i+LAt5b
Raincheck
雨はソーダの気泡のように絶え間ない
僕は部屋で化石となり
意識は東京とサラエボを
行ったり来たり
殺風景な桜のシルエット
萎びた老人の指に似た
枝の一本一本を
青の国に吸収！
真相は自家中毒
コンクリートが都市という子を孕んで
それでも雨が降っている
小一時間問いつめたい
自分を
あいつを
あの子を
先生を
大統領を
小一時間（ry
ソーダの気泡は雨のように絶え間ない
雨はソーダの気泡のように絶え間ない
僕は部屋で化石となり
意識は東京とサラエボを
行ったり来たり
殺風景な桜のシルエット
萎びた老人の指に似た
枝の一本一本を
青の国に吸収！
真相は自家中毒
コンクリートが都市という子を孕んで
それでも雨が降っている
小一時間問いつめたい
自分を
あいつを
あの子を
先生を
大統領を
小一時間（ry
ソーダの気泡は雨のように絶え間ない
3
5 ：名無しさんの初恋：2006/03/26(日) 21:50:03 ID:MCiLJrTQ
３ま
6 ：1 ◆o0JMpFh/TM ：2006/03/26(日) 21:50:38 ID:2i+LAt5b
心に植え付けられた痺れが
少しずつ列柱上に伸びる
「何が刺さった」と訊かれたところで
内側からの絶え間ない貫通に
いつかは飼い慣らされることを期待している
僕の名前を知らないあの子は
今日もリュックを背負って
妙に落ち着いて歩いている
折れ曲がった定規は当てにならない
僕の思考回路も孤独主義に歪められた
妄想社会で拾ってみた
それなんて酔狂沙汰？
僕に何も言わないあの子は
バス停で迎えを待つ
もう冬が近付きつつあると
友達と笑う
その間僕は酔狂ジャンキー
少しずつ列柱上に伸びる
「何が刺さった」と訊かれたところで
内側からの絶え間ない貫通に
いつかは飼い慣らされることを期待している
僕の名前を知らないあの子は
今日もリュックを背負って
妙に落ち着いて歩いている
折れ曲がった定規は当てにならない
僕の思考回路も孤独主義に歪められた
妄想社会で拾ってみた
それなんて酔狂沙汰？
僕に何も言わないあの子は
バス停で迎えを待つ
もう冬が近付きつつあると
友達と笑う
その間僕は酔狂ジャンキー
7 ：1 ◆o0JMpFh/TM ：2006/03/26(日) 21:51:32 ID:2i+LAt5b
UPON HEARING THE ALARM
Lost?
Waking up in the middle of rabid night
I read what I've never read
While the moon spills its milk
I don't care about the pronounciation
Of your name
Name
Name
Name?
Inappropriate question
Endless eyes of brown
Angel's hair of brown
In the hands of
Afterschool September
Lost?
Self Mutilation
Lost?
Waking up in the middle of rabid night
I read what I've never read
While the moon spills its milk
I don't care about the pronounciation
Of your name
Name
Name
Name?
Inappropriate question
Endless eyes of brown
Angel's hair of brown
In the hands of
Afterschool September
Lost?
Self Mutilation
8 ：1 ◆o0JMpFh/TM ：2006/03/26(日) 21:54:16 ID:2i+LAt5b
冷え火照りの手を納めたジーンズのポケットに
僕はうさん臭くて
ちっとも当たらないムードリングの説明書きを見つけた
いかれた目つきで眺めたグラス一杯の水
駐車場を横切って
僕は雨上がりの街の匂いを思い出していた
朽葉色の懐かしい匂い
でも、君の声は思い出せない
家の近くの紫陽花が記憶の中で笑いながら枯れていく
君の声は思い出せない
浮かぶのはやたらと長い髪
本のインクに似た黒塗りの爪
ガムを噛みながら中庭を一人旅する横顔
友達のビデオに吹き込んだ言葉
自分には向けられない言葉
小さいカットがコマ送りに錯綜して
全部消えて映画の前の静けさ
そんな風にぼんやりしていた時
僕はソクラテスに違いなかった
尊厳は欲しい
でも忘れるには惜しい
矛盾だらけでたいしたことのない僕に
振り向いて
一言言って
笑って
傷つけて
崩して
僕はうさん臭くて
ちっとも当たらないムードリングの説明書きを見つけた
いかれた目つきで眺めたグラス一杯の水
駐車場を横切って
僕は雨上がりの街の匂いを思い出していた
朽葉色の懐かしい匂い
でも、君の声は思い出せない
家の近くの紫陽花が記憶の中で笑いながら枯れていく
君の声は思い出せない
浮かぶのはやたらと長い髪
本のインクに似た黒塗りの爪
ガムを噛みながら中庭を一人旅する横顔
友達のビデオに吹き込んだ言葉
自分には向けられない言葉
小さいカットがコマ送りに錯綜して
全部消えて映画の前の静けさ
そんな風にぼんやりしていた時
僕はソクラテスに違いなかった
尊厳は欲しい
でも忘れるには惜しい
矛盾だらけでたいしたことのない僕に
振り向いて
一言言って
笑って
傷つけて
崩して
9 ：1 ◆o0JMpFh/TM ：2006/03/26(日) 21:54:53 ID:2i+LAt5b
アスファルト
存在の残像を恐れている
あっさりと壊される
今 春闘
白い数字の奥で
鳴り響く遮断機が
思想の暗雲に包まれた
アスファルトの上
少女がさすらう
どこに行くのだろう？
掘り出す数学のノートに
夕暮れセンチメンタリズムは無い
衝動のなかで綴られた言葉と
焦燥のなかで散らかされた数字の羅列
半透明のL&Pを飲み干して
繰り出すアスファルトの上
未来永劫続く映像のなかで
少女がさすらっている
どこに行くのだろう？
存在の残像を恐れている
あっさりと壊される
今 春闘
白い数字の奥で
鳴り響く遮断機が
思想の暗雲に包まれた
アスファルトの上
少女がさすらう
どこに行くのだろう？
掘り出す数学のノートに
夕暮れセンチメンタリズムは無い
衝動のなかで綴られた言葉と
焦燥のなかで散らかされた数字の羅列
半透明のL&Pを飲み干して
繰り出すアスファルトの上
未来永劫続く映像のなかで
少女がさすらっている
どこに行くのだろう？
10 ：1 ◆o0JMpFh/TM ：2006/03/26(日) 21:55:25 ID:2i+LAt5b
おーい
青い果実は歌わない
車が道路を走っているのはおかしいと思う
自分の視線の汚さが煩わしい
それは廃墟を浸食し
動脈の中にすっと溶け込んで
俺は酔っている
幾何学模様の憂鬱！
落としたボールがゆっくり自分から離れ
やがて停止してしまうように
曖昧に距離感を置いていき
忘れてしまうのだろうか
その一言一言の羅列が
ぶち壊された時
無常と無力を悟る
俺は実にアホウドリに過ぎない
一人の身に応える
今いてくれないと
俺は自分の水毒に溺れてしまう
その哀れさを嘲笑うのも自分自身だが
青い果実は歌わない
車が道路を走っているのはおかしいと思う
自分の視線の汚さが煩わしい
それは廃墟を浸食し
動脈の中にすっと溶け込んで
俺は酔っている
幾何学模様の憂鬱！
落としたボールがゆっくり自分から離れ
やがて停止してしまうように
曖昧に距離感を置いていき
忘れてしまうのだろうか
その一言一言の羅列が
ぶち壊された時
無常と無力を悟る
俺は実にアホウドリに過ぎない
一人の身に応える
今いてくれないと
俺は自分の水毒に溺れてしまう
その哀れさを嘲笑うのも自分自身だが
11 ：1 ◆o0JMpFh/TM ：2006/03/26(日) 21:56:10 ID:2i+LAt5b
（映像の世紀、到来！）
映像の世紀、到来！
俺はまるでスターを見るように
制服の少女を見ている。
その瞬間に潜むインテリジェンスなど
皆無。
ビッグバンドジャズの喧騒も
皆無。
ただ思想の行方として
少女を捉える俺の両目に
引力はあれども、圧力は無い！
黒曜石のようなエナメルバッグを
左肩に掛けた
町中を駆け抜ける青色の
俺の時代、到来！
映像の世紀、到来！
俺はまるでスターを見るように
制服の少女を見ている。
その瞬間に潜むインテリジェンスなど
皆無。
ビッグバンドジャズの喧騒も
皆無。
ただ思想の行方として
少女を捉える俺の両目に
引力はあれども、圧力は無い！
黒曜石のようなエナメルバッグを
左肩に掛けた
町中を駆け抜ける青色の
俺の時代、到来！
12 ：1 ◆o0JMpFh/TM ：2006/03/26(日) 21:57:04 ID:2i+LAt5b
創世記
残像を維持するのは
ペンと紙のみ
浮遊していれば
今すぐにでも
地獄の火から逃れられるか？
粉雪が見たい
バスが走り去る音を
人が物を忘れる速度で
追いかけたい
横顔が
鴎の通過
俺は腕時計のなかに
住み着いた人種なのだ
音楽は全て枯れて
現実と地続きで
妄想の埋立地となって
分別がつかない
消しゴムを拾え
そして捨てろ
画面が画面が画面が
突き動かす
コンプレックスの欠片を
回転軸で串刺し
今、地球が生まれました
無情無常ムジョウ
残像を維持するのは
ペンと紙のみ
浮遊していれば
今すぐにでも
地獄の火から逃れられるか？
粉雪が見たい
バスが走り去る音を
人が物を忘れる速度で
追いかけたい
横顔が
鴎の通過
俺は腕時計のなかに
住み着いた人種なのだ
音楽は全て枯れて
現実と地続きで
妄想の埋立地となって
分別がつかない
消しゴムを拾え
そして捨てろ
画面が画面が画面が
突き動かす
コンプレックスの欠片を
回転軸で串刺し
今、地球が生まれました
無情無常ムジョウ
13 ：1 ◆o0JMpFh/TM ：2006/03/26(日) 21:57:46 ID:2i+LAt5b
（前レス続き）
午後三時半のぼんやりに
消えるあの子が
ぶっ飛んだ革命を
知らぬ間に起こしている
午後三時半のぼんやりに
消えるあの子が
ぶっ飛んだ革命を
知らぬ間に起こしている
14 ：1 ◆o0JMpFh/TM ：2006/03/26(日) 22:03:32 ID:2i+LAt5b
獏
いつも通り
ぶっ壊れた虚しさ振りかざして
台風の目の微笑みで
俯いて直進している
俺登場
両手にこれだけ空気があるのに
思想が虚弱で
歴史も無いに等しく
ただノスタルジーのみを食らって生きる
俺は獏なのだ
君がセピア色になる前に
この虚勢を捨てられるかな
月一万円生活並の挑戦に
面食らう世界を妄想
いつも通り
ぶっ壊れた虚しさ振りかざして
台風の目の微笑みで
俯いて直進している
俺登場
両手にこれだけ空気があるのに
思想が虚弱で
歴史も無いに等しく
ただノスタルジーのみを食らって生きる
俺は獏なのだ
君がセピア色になる前に
この虚勢を捨てられるかな
月一万円生活並の挑戦に
面食らう世界を妄想
15 ：1 ◆o0JMpFh/TM ：2006/03/26(日) 22:06:53 ID:2i+LAt5b
つうわけでさ、君のことが好きだ。君がどんなに僕のことを嫌っていてもね。
いつもこっちに振り返る時、軽蔑したような目をするけど、
今でも帰国する時に写真を撮らなかったことを後悔している。死ぬ程夢中だったからね。
結局、君には僕の最後の授業で"Bye bye"と言ってもらった以外に声をかけられなかった
けど、もしもう一度会えるなら、今度は別れの挨拶じゃなくて、出会いの挨拶くらいは
したい。
いつもこっちに振り返る時、軽蔑したような目をするけど、
今でも帰国する時に写真を撮らなかったことを後悔している。死ぬ程夢中だったからね。
結局、君には僕の最後の授業で"Bye bye"と言ってもらった以外に声をかけられなかった
けど、もしもう一度会えるなら、今度は別れの挨拶じゃなくて、出会いの挨拶くらいは
したい。
16 ：名無しさんの初恋：2006/03/26(日) 23:57:23 ID:2i+LAt5b
どうでもいいけど
削除依頼出てますよ
削除依頼出てますよ
18 ：名無しさんの初恋：2006/03/27(月) 07:08:20 ID:Vx7wlxSh
なんか斬新なスレだなw
1の独り占めに吹いたw
1の独り占めに吹いたw
19 ：1 ◆o0JMpFh/TM ：2006/03/28(火) 20:52:41 ID:QhW0M70M
今日もセルビアン・スクールガールへの思いを綴って
一人眠るのか……
Your Fault
置いて行かれた一ページに
夜桜が十五年前の星の光
茶色い瞳の優しさが
連れない冷たい紅に変わって
夕暮れの焦燥衝動が
締め付けてくる
それは昨日見た夢
距離感は最大公倍数
詰め込んだ黙示が六畳の部屋に
海が溢れている
そのシールドがアンプを振るわせ
今日も僕は不幸だった
レンズ越しに見た世界は
連珠の詩を満たせないでいる
一人眠るのか……
Your Fault
置いて行かれた一ページに
夜桜が十五年前の星の光
茶色い瞳の優しさが
連れない冷たい紅に変わって
夕暮れの焦燥衝動が
締め付けてくる
それは昨日見た夢
距離感は最大公倍数
詰め込んだ黙示が六畳の部屋に
海が溢れている
そのシールドがアンプを振るわせ
今日も僕は不幸だった
レンズ越しに見た世界は
連珠の詩を満たせないでいる
20 ：くーぱー ◆bJZ8QKIC5. ：2006/03/28(火) 20:54:30 ID:nJYLurY+
一週間後には詩板に引越ししてると思う。
21 ：名無しさんの初恋：2006/03/29(水) 01:09:05 ID:KYP23nmx
22 ：名無しさんの初恋：2006/03/30(木) 15:12:19 ID:N+qkHnbV
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うん。
24 ：名無しさんの初恋：2006/04/02(日) 17:45:00 ID:8Otfw3e8
晒しage
25 ：名無しさんの初恋：2006/04/12(水) 21:47:30 ID:rxAW+30v
wwwwwwwwwwwwwwwwwww
27 ：名無しさんの初恋：
age