超心理学総合スレ

このエントリーをはてなブックマークに追加
1没個性化されたレス↓
 超心理学の分野の話をここでしましょう。

ちょうどテレビ・メディアでも超能力捜査が人気番組として放送されている今日この頃です。

学究的興味、好奇心、雑談、単なる誹謗中傷、何でもいいので、超心理学の話題はここで。
22:03/10/19 05:02
2
3没個性化されたレス↓:03/10/19 06:33
    |┃三   人      _________
    |┃   (_ )    /
    |┃ ≡ (__) <  オヤジ!煮込みうんこ一丁!!!
____.|ミ\__( ・∀・)  \
    |┃=__    \    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |┃ ≡ )  人 \ ガラッ
4没個性化されたレス↓:03/10/19 06:34
へいおまちんこ
5没個性化されたレス↓:03/10/19 07:14
>>1
基本的にはオカルト板へ行って欲しいが、できれば下記のスレを使い果たしてから立てて欲しかった。

超心理学学問として成立しているの?
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/psycho/1049028320/
6:03/10/19 09:44
学会として成立しているかどうかは別として、
日本超心理学会・・・
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jspp2/
7没個性化されたレス↓:03/10/19 16:20
ちょべりば
8没個性化されたレス↓:03/10/19 21:03
>>5
 そのスレは超心理学が学問として成立しているかどうかを検討するスレであって、そうした観点に縛られないのがこのスレだ、






                    
      
           
                        と、いうことですね。
9没個性化されたレス↓:03/10/19 21:10
    へ          へ|\ へ     √ ̄|        へ
   ( レ⌒)  |\   ( |\)| |/~|  ノ ,__√    /7 ∠、 \
|\_/  /へ_ \)   | |   | |∠  | |__   | /   !  |
\_./| |/   \     .| |( ̄  _) |     )  | |    i  |
  /  / ̄~ヽ ヽ.   | | フ  ヽ、 ノ √| |   ! レノ  |  !
 / /| |   | |   | |( ノ| |`、) i ノ  | |   \_ノ  ノ /
 | |  | |   / /    | | .  し'  ノ ノ   | |       / /
 \\ノ |  / /      | |___∠-".   | |      ノ /
  \_ノ_/ /     (____)     し'      ノ/
10没個性化されたレス↓:03/10/19 21:20
超心理学が学問として成立していないと言う人は、その事を科学的に証明してください。
11没個性化されたレス↓:03/10/19 21:27
お前が先に超科学が学問的に成立していることを証明するのが筋。
12没個性化されたレス↓:03/10/19 21:28
ごめん。
超科学じゃなくて超心理学ね。
ちょーせいりつしているよ
超蒸す機
15没個性化されたレス↓:03/10/19 21:30
例えば?
16没個性化されたレス↓:03/10/19 21:31
成立しているかどうかは今後の研究に任せるところ。
現時点で成立しないと断言する人は、将来的にもなぜ成立の可能性が皆無なのか、
科学的に証明しなさい。
17没個性化されたレス↓:03/10/19 21:35
話にならんな。
現時点で学問として成立している、あるいは将来的に成立する可能性があると
主張するなら、そう主張するものがその論拠を提示する必要があるだろうに。
18没個性化されたレス↓:03/10/19 21:38
>>17
 よく言われることだが、

>>現時点で学問として成立している、あるいは将来的に成立すると主張する、

こういう人は学者ではほとんどいない。
可能性は否定できないと言う人はけっこういるが。
19没個性化されたレス↓:03/10/19 21:45
>>18
 将来的に超心理学が学問として成立する可能性は無い、と断言するのは未来予知。

予知を否定する人が予知を、トートロジーだね〜。
20没個性化されたレス↓:03/10/19 21:55
結論。
超心理学が学問として成立する可能性はある。
不確実性の世の中だね。
21没個性化されたレス↓:03/10/19 21:56
>>超心理学が学問として成立する可能性はある

そう断言する根拠はどこに?
>>20
 正確には、超心理学が学問として成立する可能性があるかどうか、誰にも断言できないってとこだろう。
23没個性化されたレス↓:03/10/19 22:51
>>22
論理として考えるなら、
超心理学が学問として成立する可能性は存在する、でいいと思うが。
ただし、その蓋然性の程度は決定できない、という但し書きが必要だ。
ほ〜れ!あげあげ〜〜〜〜〜!
ほ〜れ!あげあげ〜〜〜〜〜!
26没個性化されたレス↓:03/10/30 19:16
27没個性化されたレス↓:03/11/12 19:06
ほしゅ。
28没個性化されたレス↓:03/12/28 21:32
あげ。
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/3-5.htm
によると、
「RNG実験全体のメタ分析は,ラディンとネルソンによって,
1989年および2000年に発表された(1989年の論文は基礎物理学分野の論文誌に掲載された)。
1959年から2000年までの215の報告(91の異なる研究者による515の実験)に渡って分析したところ,
エフェクトサイズは0.007と小さいが,Z=16.1と,p値にして10の50乗分の1の有意性となった。」
とあるので、超能力は認められてもよさそうなもんだが、
世間的には知られていないのはなぜ?
記者会見とかで発表されてもよさそうなネタなのに。(本当なら)
30没個性化されたレス↓:04/01/02 21:27
あったね、メタ解析って。
けっこう面白いロジックだとは思うけど、なんか詭弁っぽいんだよね。
統計の専門家はどう評価してるんだ?
3129:04/01/08 15:10
ひさしぶりにきてみたらレスあったのであげ
32没個性化されたレス↓:04/02/21 23:42
超物理学でも超生物学でもなく、超心理学であることが怪しい。
33没個性化されたレス↓:04/02/21 23:43

女性が「泥棒!」…無実?の68歳男性“ショック死”

 三重県警四日市南署は、同県四日市市内のスーパーで、今月17日に「泥棒」と叫び声を挙げた、
子連れの女性を捜している。「泥棒」呼ばわりされた男性(68)は、買い物客に取り押さえられた後に
死亡したが、防犯ビデオの分析などから、何ら犯罪行為をしていない可能性が強いという。

詳しくは、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040221-00000303-yom-soci
(2004/2/21/11:17 読売新聞 )

■こういう糞女には、ちゃんと責任取らせないとだめです。
 被害者の男性は、犯罪者の汚名を着せられたまま亡くなったのですよ。その無念を想像してください。

三重県警察本部059-222-0110 四日市南警察署0593-55-0110

https://www.police.pref.mie.jp/SITE1PUB/servlet/enquete.EnqueteForm/5
三重県警ご意見BOX
http://www.npa.go.jp/goiken/index.htm
警察庁ご意見箱
34あぼーん:あぼーん
あぼーん
ほ〜れ!あげあげ〜〜〜〜〜!


アイゼンクが肯定側だったのはおもしろいけどな。
37没個性化されたレス↓:04/03/21 13:47
これを学ぶにはどうしたらいいのでうsか?
>>37
エディンバラ大学でPh.Dがとれる。
就職先はないだろうけどね。

エディンバラ大学 心理学教室 ケストラー超心理学ユニット
http://moebius.psy.ed.ac.uk/

海外の現状を知らないから仕方ないだろうけど、
とんでもなく通俗的な理解で止まっているな。

こんなところで聞いたって、どの分野にしろ、本当にその分野の
最新の情報なんてものは入ってこない。同じ心理学でも、
分野が違えば、えてして受け売り的理解で止まっているものなんだよ。

超心理学的な研究はもう古い。なにしろ、超心理学の基準では
とっくに検証が済んでいて、あるかないか、ではなく、やっているところ
では、現代の実験心理学を踏まえて、相当専門的なレベルで議論
されているから。その要求水準も、他の分野とは比べものにならない
くらい厳密なものだ。その統計的な厳密さには驚くくらいで、心霊研究
のように、想像するほど派手なものではないよ。やっているところでは、
基礎心理学かそれ以上の、本当に地味なことをやっている。心理学
というより、物理学のイメージにも近い。物理学者もいるしさ。そういう
のは、ディーン・ラディンの著書で検討されて肯定的な結論に至って
いるが、繰り返し言うけど、そういうレベルのものは専門的すぎて翻訳
されてないんだよ。洋書を取り寄せないと追いつけないんだ。

それに、はたしてそういう「研究」がやりたいのかな? 超心理学は
「向こう」のもっと大きな思想的潮流のなかにある一つに過ぎないの
であって、それだけ取り出しても、もはや「インパクト」としては弱い。
本当のインパクトというのは、もっとダイナミックに動きつづけている。
あっちでは、心理学の第三勢力、第四勢力と、ずっと前からどんどん
進んでいっちゃってて、専門の大学院や研究所では、トップレベルの
学者が、常識では考えられない未知の領野を開拓している真っ最中。
毎年論文が出ていて、どんどん新しい知見が蓄積されているから、
日本語だけ読んでも、そういう情報は入ってこないんだよ。残念ながら、
臨床心理学にしても認知科学にしても、現状では最先端は圧倒的に
海外だから。換算すると数年以上も進んでいる分野もある。

そういうふうに、もっと先を見ていかないと、真に新しいことはやれない。
他人なんか道なんて用意してくれないから、受け売りじゃなくてさ、
自分からどんどん行動して開拓いかないと、本当に新しいことは
やっていけない。研究ってそういうもの。

トランスパーソナル心理学
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/psycho/1008576903/

ここを一通りよんで、最前衛の入り口くらいは把握してくれ。今の現状
から、そこにどうやって食い込んでいけばいいかも、ヒントがあるから。
もう動き出していることだから、もはやジェネレーションの問題でしか
ないと思っていい。日本でもこういうレベルを踏まえて研究している
心理学者がいくらか出てきているから。
41没個性化されたレス↓:04/04/24 00:11
スピリチュアルカウンセラーあげ
電波びびびんだにゃ・・・
笠原敏雄って人は相当深く研究してるよ。サイトもある。
44没個性化されたレス↓:04/08/08 13:54
どこ?
45没個性化されたレス↓:04/08/08 13:54
age
46没個性化されたレス↓:04/08/08 15:03

○トランスパーソナル心理学・超心理学をふまえた霊性研究

菅原浩 長岡造形大学助教授(思想)
www.nct9.ne.jp/mandala/
中村雅彦 愛媛大学助教授(社会心理学)
homepage3.nifty.com/yahoyorodu/index.html

○超心理学

笠原敏雄(超心理学研究家・心理療法家)
www.02.246.ne.jp/~kasahara/
メタ超心理学研究室(石川幹人・明治大学教授)
www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/index.htm

○トランスパーソナル心理学

まんだら浩(スピリチュアル思想研究家)さんのブックガイド
www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/cm/member-fil/-/A1LENAN4HH8WLC/
いまーじゅ太郎(臨床心理学院生)さんのブックガイド
www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/cm/member-fil/-/A1153ZALNZUPJU/

ケン・ウィルバーの思想と著作の紹介サイト
www.kitanet.ne.jp/~k-taka/Wilber/frametop.htm
量子論と複雑系のパラダイム (「ウィルバー」で検索)
kamakura.ryoma.co.jp/~aoki/paradigm/paradigm-web.htm

日本トランスパーソナル心理学/精神医学会
wwwsoc.nii.ac.jp/jatp/
東京大学トランスパーソナル研究会
www11.plala.or.jp/tp-study/index.html
47没個性化されたレス↓:04/08/09 12:45
超能力に対して批判的な人が多すぎる!
なんでみんなそんなに批判するんだろうね。
否定できる証拠もないくせに。
48没個性化されたレス↓:04/08/09 14:38
超能力に対して肯定的な人が多すぎる!
なんでみんなそんなに肯定するんだろうね。
肯定できる証拠もないくせに。
>>48
メタ超心理学研究室(石川幹人・明治大学教授)
www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/index.htm
を読みましょう。
どんないいことが書いてあるの?
要旨きぼんぬ
51没個性化されたレス↓:04/08/10 19:58
オカルトを学問にしなければすむことだ。
本物の人間にとっては、証明も認めてもらうことも必要ない。
本物の人間ねぇ・・・DQNがよく使う言葉だ
>>51
超心理学自体は学問であり方法論もオカルトではない。
54超心理学の研究方法:04/08/11 02:01

超心理学とは,PSIの発生形態や発生条件を究明し,それを理論的に
説明することによって,人類の福祉の増進を図ろうとする学問と言える。

そして,その研究方法には,大きく2つある。あらかじめ仮説を設定し,
環境を整えて実験室で実施する「実験研究」と,過去に起きた事柄や
現在進行中の事例をインタビューや証拠の収集を通してフィールドワ
ークする「事例調査研究」である。

おおよそ前者は自然科学の研究方法,後者は社会科学の研究方法
と言えよう。さらには,文献をひも解き歴史などの考察を行なう人文学
的研究方法もあるが,あまり研究の数が多くないのでここでは割愛
する。

実験研究はライン革命以降主流となった方法が中心であり,数多くの
実験を繰返し,統計学の手法を用いながら,PSIを解明していくもので
ある。

大きく,PSIの存在を証明する「証明指向」と,PSIの性質を究明する
「プロセス指向」の,2つの研究姿勢がある。

だが,PSIの存在事実はすでに証明されていると考える超心理学者も
多く,現在の研究のほとんどはプロセス指向として行なわれるように
なってきている。

しかし,プロセス指向であるならば,厳密な条件設定を行い,社会から
隔絶された特殊な実験室において発生するPSIよりも,現実社会で
おきる生の事例を調べるほうが,より的確にPSIが把握できるとして,
事例調査研究を重んじる傾向も現れてきている。

1920年代からおよそ30年間,アメリカの心理学界はワトソンの提唱する
行動主義心理学に席巻される。行動主義心理学とは,刺激と行動の
対応関係を探れば,人間の心的活動の究明には十分であり,心の中の
状態などは一切問題としない心理学であった。これにより心理学は,
旧来の人間の内観報告による研究から,ネズミを使った行動の条件づけ
学習の研究へと,大きく方向転換した。同時に統計学の手法が導入され,
実験心理学の方法論も広く普及した時期でもあった。

こうした時代背景から見ると,ラインが超心理学の実験研究方法をこの
時期に確立したのもうなずける。

ラインは植物学の研究者としてウエスト・バージニア大学にいたが,
1928年,心理学者のマクドゥーガルの招きで,デューク大学に赴任した。
マクドゥーガル自身も心霊研究に力を入れようと,前年にハーバード大学
からデューク大学へ転勤してきたばかりであった。ラインは交霊会に
参加してはみたものの,その研究方法には疑問を抱いていた。

そこで,カード当てを繰返してその結果を統計的に分析する方法で,
新たな研究路線を模索した。トランプ当て実験などはそれ以前にもあっ
たが,ラインは5種類の図柄を印刷したESPカードを開発して,おもに
一般人を対象に実験を行なった(図柄は同僚のゼナーによってデザ
インされた)。分析の結果,ESPの存在が有意に示されたのである。

ラインは1934年,文字通り『ESP』という著書でその結果を発表し,世界
の注目を集めた。「超心理学(parapsychology)」という言葉もこの頃から
使われ始めた。

1937年には,マクドゥーガルとラインによって,超心理学誌(JP)という
論文誌の発行が開始され,デューク大学が世界の超心理研究の中心
地となっていくのである。

なお,ラインの研究資料や書簡など25万点は,約700箱に収められて
デューク大学パーキンス図書館特別収集部門に保管されている。

1965年にラインはデューク大学を退官し,自ら設立していたFRNM(The
Foundation for Research into the Nature of Man)という財団で研究を
続ける。

また,1957年に設立されていた超心理学協会(PA)は,1969年,ガード
ナー・マーフィーらの尽力で全米科学振興協会(AAAS)に登録され,
学術団体として認知される。

そのころには,超心理学の研究拠点は全米各地に拡大していた。

それに伴って,ライン流の画一的な実験方法から脱皮し,新たな方法論
を模索する動きが現れた。

マイモニデス医療センターで行なわれたドリームテレパシー実験,スタ
ンフォード研究所などで行なわれたリモートビューイング実験,プリンス
トンの精神物理学研究所(PRL)などで行なわれたガンツフェルト実験
などは,どれも被験者に自由に内観報告させるものである。

心理学の分野では1950年代に「認知革命」が起きており,それまでの
行動主義心理学から,認知心理学へと方法論の転換がなされていた。
行動を引き起こす心の内的状態(あるいは脳状態)を想定し,コンピュ
ータモデルでもって人間の心的働きを機能的に解明しようという方法で
ある。超心理学の分野にもそうした影響が及ぼされたと見ることができ
よう。

またこの時期には,変性意識状態との関連性など,PSIの特性に関する
多くの研究がなされた。そうしたデータが集まるなかで,PSIの機構を
説明しようとする理論構築の試みがされ始めた。

一方では,懐疑論者たちの批判も最高潮に達し,CSICOPという懐疑論
者の団体も設立された。

1990年代に入ると,コンピュータ技術の発展により,超心理学実験も
コンピュータシステムによる自動化がなされてきた。

生理学指標の測定技術や乱数発生器の技術も一般化し,PSIが存在
するという有力な証拠を提示する実験手法が確立されてきた。

統計学の「メタ分析」が超心理学に導入され,統計学的な証明も強固
なものになってきた。

さらには,新たなシステム論的理論も提案され始め,理論的な進展の
兆しが見えてきた。

超心理学の研究コミュニティーは,最近のアメリカではやや縮小ぎみ
であるが,ヨーロッパではやや拡大している。これは実用を重んじる
アメリカで,超心理学の応用はまだ遠いとして研究費がとりにくくなって
いるためと思われる。ただ,代替医療などの周辺領域では研究費が
増えているという指摘もある。

周辺領域の科学の発展により,超心理学が周辺領域の科学と融合
する動きも感じられる。
59状態特異科学:04/08/11 02:21

超心理学者チャールズ・タートの試みを紹介しよう。彼は1972年に,
意識状態に特異的な諸科学が形成可能であると指摘した。

科学の合理性は我々の認識によって正当化されるのであるから,我々
の認識形態に多様性がある場合,それら各々に対応した科学がそれ
ぞれ存在すると言うのだ。

その指摘のうえで彼は,現在の本流科学は通常の「覚醒した」意識状態
に対応する科学に過ぎず,変性意識状態には別な固有の科学が存在
すると主張する。

最先端の物理学の理解は,特別な学問体系を6,7年かけて学んだ一部
の人間にのみ可能であるが,同じようにPSIが可能な世界を理解できる
意識状態に至るのに,6,7年の訓練が必要であっても何も不思議では
ない,と言う。

こうしてタートは,変性意識状態を探究する学問として,トランスパーソ
ナル心理学を推進したのである。

トランスパーソナル心理学とは,個の垣根を超えて全体論的な世界観
に至ることを目指す,実践的な心理学であり,PSIの理解を実現する
研究に当たるのだろう。

彼のアプローチでは,実証主義の科学的方法論をそのまま残したうえで,
観察・理論化・検証の各段階で適用される我々の認識のほうを,PSIに
適うよう変更すべきであるとした。

状態特異科学は,超心理学を推進する1つの方向性を示していると言え
よう。
60意識科学:04/08/11 02:24

認知に関する実験心理学に,脳神経生理学と,コンピュータによる認知
機能のモデル化研究とを加えた研究領域を,認知科学と言う。

だが最近では,心を研究対象とする分野を,学際領域まで含めてもっと
広く「心の科学(マインドサイエンス)」と呼ぶ傾向も現われてきている。

それに対して,「意識科学」を標榜する動きも出てきている。アリゾナ州
ツーソンで1994年から隔年で開催されている「意識科学に向けて」と
いう国際会議である。

この国際会議には,心理学者はもとより,生理学者,生物学者,物理学
者,コンピュータ科学者から,社会学者,哲学者,宗教学者までが数百
人規模で集まり,意識に関するさまざまな話題を議論する場である。

研究領域は「心の科学」と大部分重なっているが,「意識科学」という
だけに,哲学的な研究が多く含まれている。

国際会議の主催は,アリゾナ大学の意識研究センターであるが,そこで
は意識研究誌(JCS)と言う論文誌も発行しており,そちらの内容はかな
り哲学に重点が置かれている。

さらに1997年からは,意識の科学的研究学会が結成された。こちらも
哲学者が中心になっているようである。

意識や心の科学というのは,まだはっきりとした「科学」になっていない
ために,研究コミュニティや研究アプローチが混沌とした状態である。
61超心理学と意識:04/08/11 02:26

現在模索されている「意識科学」の営みには,科学と非科学の境界を
再設定しようとする狙いが含まれている。そうでなければ,意識は科学
の対象にはならない。この境界再設定に伴って,超心理学が科学と
扱われる可能性があるかもしれない。

実際,「意識科学に向けて」の国際会議では,超心理学のセッションが
設けられ,数人の超心理学者が研究報告している(2002年の会議では,
マリリン・シュリッツを座長にした5件の発表と,チャールズ・タートらに
よるワークショップが開催された)。

このように超心理学は,意識科学という大きな傘の下に居場所を見つ
けようとしている。

けれども他方では,意識研究と超心理学の結びつきに疑問を呈する
こともできる。PSIの能力発揮は無意識に行なわれる傾向が強く,意識
がむしろ邪魔になるようでもある。

ホーンティング事例のように,人間を介在しないような現象もみられ,
物理学や工学出身の超心理学者には,物質的な説明体系の内に
超心理現象を収めようとする者もいる。

62社会への応用:04/08/11 02:28

超心理学の進展とともに,想定できる社会への応用には,事件調査・
資源探査・病気治療・軍事利用などが考えられる。

事件調査には,これまでも霊能者がサイコメトリーなどの手法で,失踪
者の遺留品から犯罪の状況や被害者の遺体の特定されたという報告
がある。

資源探査にはよくダウジングが利用され,効果があるという主張がなさ
れる。日本のメディアも過去に騒がせたことのある自称能力者ユリ・ゲラ
ーは,資源探査で多額の報酬を得たとも伝えられている。

病気の治療は,ブラジルやフィリピンでは,いわゆる「心霊治療」という
ものが存在しているうえ,先進国であっても民間療法にそれと類似した
ものが見かけられる。

軍事利用は,冷戦時代は米ソで超心理学の研究を行なっていた事実
がある。敵の秘密基地をPSIで特定できたら,軍事的効果は計り知れ
ない。アメリカのかつての軍事PSI研究は,「スターゲート計画」という
名称で知られている。現在活躍中の超心理学者にも,スターゲートに
加わっていた者が多く存在する。
63社会への応用:04/08/11 02:29

上述の応用はどれも,社会的な問題が大きい。すなわち,そういった
PSI応用が可能だとした場合,「真の」PSIと誤った思い込み(あるいは
詐欺的行為)とをどのように見分けるかが極めて大きな問題となる。

超心理学のひとつの目的はその区分を提供することにある。

さらに超心理学には,人道的な意義も認められる。上に挙げた実利的
な応用よりも,こちらのほうが人類にとってはるかに重要かも知れない。

すなわちPSIの存在は,エゴイズムに至る個人主義を排し,人間同士の
一体感を強めるという可能性を持っているのである。
64没個性化されたレス↓:04/08/11 23:26
ユングはオカルト派です。
密教ってかっこいい!みたいな感じだよ。
カルト!
>>64-65
ユングとはなにも関係ない
67没個性化されたレス↓
良スレあげ