その辺が主な違いかな。 そういう点ではイヌ科の方が群淘汰が かかりやすそうではありますね。
ネコ科でもライオンだけは集団性だけど 一匹狼というか単独行動性の狼って実在すんの?
キツネやタヌキはイヌ科ですが単独行動するようです。 獲物が大きくないので群れる必要が少ないと思われます。 ネコ科はスピードで勝負するタイプが多いので、 群れで狩りをするよりも、射程距離に入るまで単独で 忍び寄って、一気に襲い掛かる戦略が有効そうです。
キツネもタヌキも繁殖期だけはつがいや群れを形成するのね。 しかも、前年生まれのメスまで育児に参加。 「また、(キツネ)の雌はヘルパーの存在が明らかにされている。ヘルパーと して群れに残り、次の繁殖期には行動圏の防衛や雌の子育てを手伝う。ヘル パーは排卵しなかったり、流産するなどで非繁殖雌となるが、自分自身の遺 伝子をより多く残すのが本来の生物だから、ヘルパーとして存在する生物学 的意味が問われるのだ。」(「狐狸学入門」P231 1994.7.20 今泉 忠明 講談社BLUE BACKS)より引用
野生のネコ類は、ライオンとチーターだけは例外として、 ネコ科独特の方法で獲物を狩る。すなわち単独で野山を歩きまわり、 隠蔽色の毛皮の模様を利用し、茂みに潜んで獲物に忍び寄るか、 あるいは待ち伏せする。十分に接近すると、突如、飛びかかって引き倒す。 これが、彼らの戦略(ストラテジー)なのだ。 オオカミなど野生のイヌ科の動物のように獲物を追いかけまわすことは ネコたちはしない。伸縮自在の爪で獲物をしっかりとつかまえ、 すばやく首筋に犬歯の一撃をくわえる。獲物の脊髄が強大な犬歯で、 一瞬のうちに切断されるのである。 マイケル・W・フォックス 『ネコのこころがわかる本』
>>945 気になったので、ちょっと突っ込ませて
>母子間愛着を形成する神経ホルモンの基盤は類似しているが
神経ホルモンって、神経が分泌するホルモンの事だよね。つまり下垂体の場合
後葉から分泌される(バゾプレッシン、オキシトシン)が神経ホルモンで前葉(腺下垂体)
から分泌される性腺刺激ホルモンやプロラクチンは神経ホルモンじゃないよね
もちろん、性腺刺激ホルモンを分泌させるためには、神経ホルモンである
性腺刺激ホルモン放出ホルモンが分泌されるから、神経ホルモンで一言でかたづけても
間違いじゃないんだけれど、私たちの場合、動物の発情などを語る時、下垂体前葉
ホルモンを全面に出すので少し不思議でした。
横スレ、失礼
>>957 誰だ「私たち」って
立場一人よがられてもわからん
まあ、イヌの話を始めた時点で予想された展開ではあります。
>>950 >というのは「予想される」だけで、データがあるわけではないのでしょうか?
見つかりませんでした。
市井の人間なので読み落としているのだろうと本文内を何度か探したのですが、
やっぱりよく分かりませんでした。
ただ、結論部にも、「文化を通して、雄(彼らは雌と結婚している)は、
雌とのペア・ボンドを拡張し発達させ、雌に資源を供給している。
雄もまた、自らの子を養育する。 これら二つの一般的特性の文脈内においては、
これらの行動の調節には、部分的には、形質における神経ホルモンが関係しており、
従って、ヒトの種の系統発生的遺伝の一部であるという議論が提出される。」
となっていましたので、結局データはないのではないかと思うのですけど・・
>>957 論文のabstractをそのまま訳しただけなのですが、
指摘の部分は"the neuro-hormonal bases" になります。
詳細の説明を本文の中で探したのですが見つからなかった為、
そのまま直訳しました。
>神経ホルモンって、神経が分泌するホルモンの事だよね。
おそらく、神経分泌[視床下部のニューロン軸索末端から分泌物が血液中(
下垂体後葉や下垂体門脈部)に放出される]のホルモンのことと思われます。
>後葉から分泌される(バゾプレッシン、オキシトシン)が神経ホルモンで前葉(腺下垂体)
>から分泌される性腺刺激ホルモンやプロラクチンは神経ホルモンじゃないよね
なんせ本文に詳細がないので、筆者が何を想定して書いていたのか定かではないです。
母体の話などであれば、プロラクチンなんかはもろに関係しますが、
"the neuro-hormonal bases for the mother-child affiliative bond"
なので、母乳の話と愛着が直接結びつくわけではないですしね。
(妊娠中は大量のプロゲステロンによってプロラクチンの分泌は抑制されているが、
妊娠終期にプロゲステロン分泌が急減するとプロラクチン分泌が増し、乳汁分泌が始る)
新刊情報 「人間性の起源と進化」 西田正規・北村光二・山極寿一編; 昭和堂; 2400円; 4-8122-0318-X
>>964 本文参照するには、$25かかるのですね。 しくしく。
どなたか読まれた方、内容教えて下さい。
また、e-mail欄変更忘れで間違えてageてしまいました。 回線切っていってきます・・。
968 :
IQ低くて(笑) :03/08/24 19:36
宗教家・哲学者は変態して神に成るけど、心理学者は進化して何に成るの(笑)? 彼等より強い?
ひとりで勝手に笑っているがいい。 良スレの邪魔はするな。
>>970 ひとりで勝手に笑っているがいい。
良スレの邪魔はするな。
972 :
没個性化されたレス↓ :03/08/24 21:39
&新スレ立て。 油断してると1000ゲッターに潰されるぞ
>177さん とりあえず、お疲れ様でした。まあ、実社会で見た人物とこの人物は 他人ということで...話は代わり、177さんにいろいろと話を聞いてた あの子は、なかなか深く物を考えるタイプなので、また会ったときには いろいろと教えて頂ければ幸いかと。私信使用、失礼しました。
973にリアクションなしとはみなさんお行儀がいいねぇ マ○○ンはとんずらしたのか英語が読めないのか タイトルからポルノサイトだと思い込んでスルーしているのかね?
978 :
没個性化されたレス↓ :03/08/27 16:11
公開シンポジウム 「心の進化学と考古学」
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/jpa2003/ 9月15日 13:30〜15:30
東京大学本郷キャンパス法文2号館31番教室
入場無料
内田亮子(千葉大学)「心」の進化と遺産−600万年間の過去の証拠から
松本直子(岡山大学)認知考古学は心の進化をどうとらえるか
企画:長谷川寿一(東京大学),佐伯胖(青山学院大学),柏木恵子(文京学院大学)
もう、書き込むの止めようよ。スレ落ち防止の為に。
それしかないスレはともかく、続き物の過去スレを 保存のためだけにとっておくのは、どうかなぁ。 どうせそのうちには過去ログ化されるのだし。
ロボさんが荒らしたF3なんかさっさと消えて欲しいけどね
>>978 情報どうもです。
公開シンポジウムとは、一般人には嬉しい話です。
主催者の一人、佐伯氏とは最近読んでた「きめ方の論理」の著者の方?
行きたくてドキドキしてまいりました。
レス消費してしまってすみませんが、
風邪気味&頭痛なものでF4には頭すっきりさせてからお邪魔させてもらいます。
けふはもうだめぼ。
ちなみに
>>973 のページはまだ読んでなかったの訳で。
ざっと見、竹内久○子氏のエッセイかなにかにあったネタを
思い出しましたが、どの程度真に受けてもよいのでしょう?
気がつけば,次から次へと..
とりあえず,
>>897 をプリントアウトしたものの,
英語読めないので(恥)苦戦してます.読むヒマもとれず....
しかし,タームが違うとこんなに読めないものなのかと.
>>978 惠子センセイもまだ諦めてはいないようなのね(笑
未知の学問領域のタームがふんだんに散りばめられた文章ってのは 正直日本語で書いてあっても理解不可能でありがちだからねぇ 実はギボンの「ローマ帝国衰亡史」を読もうとするたび 馴染みのない人名のラッシュに敗北して読み進めなくなるモグリ世界史オタのロボ
なんやの、情報ご紹介は週一くらいのペースがよろしゅおすのんか?
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