動物虐待者の心理

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1 
誰か教えてくれ
2名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/30 14:39
2かな?
3名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/30 15:07
動物に近いひと
4名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/30 15:10
虫や魚などはともかく、哺乳類を虐待するようになったらやばいと聞いた
ことがある。サイコパスのリスクが高くなるとか・・・。本当だろうか?
5名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/30 19:05
>>4

ウソです。
6名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/30 19:12
行為障害のDSMWの中の一項目で、動物虐待のことが書かれています。
それより、「生類哀れみの令」により、そういう人間の遺伝子は
減っているはずだが。
7名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/30 20:07
>>6
そもそも動物虐待が遺伝的に決定される傾向でない限り
生類哀れみの令で虐待した奴をいくら殺したところで
人間の遺伝的傾向はかわらないよ。
それに実際遺伝傾向を変化させるほどの数は殺されてない。

ところで,生類哀れみの令とか,他の刑罰とかで
特定の行動傾向を持った人間を人為的に殺した結果
人間の遺伝的行動傾向が変化したようなことって
実際にあるのかなあ。それはそれで興味深いな,

でも,人類は遠い昔から殺人者を殺し続けているのに,
殺人者は一向に減らない。殺した数が少なすぎるのか,
そもそも殺人する傾向は遺伝的ではないということか。
8ネタにツッコムでい。:02/03/30 22:41
動物を殺した人を、殺す人間の遺伝子のことを忘れてませんか?
9名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 00:25
ネタにツッコムにはもう少し才能が必要だったな。
10名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 01:32
>>9
「殺人者を殺す人は、殺人者。」という考えには
一理あると思うよ。
11ネタにツッコムでい。:02/03/31 02:03
>>9さんにリトライです。

>>7さん、あなたは戦争(人と人との殺し合い=殺人)に強い遺伝子が
繁栄してきた歴史を忘れていませんか?
12名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 02:18
>>7
殺人者は特別の遺伝子を持った者と考えておられるようですね。
人間全てが、そのような行動を起こし得るという仮説も立てられる
と思いますが。

あと、11さんのいうように、生き残った遺伝子は戦争に強い人
ってのもあると思う。
心理学板のスレにあるまじき憶測にすぎないが、ヨーロッパなどは
明らかに戦闘に強い遺伝子を持った人間が貴族になっている・・。
ヨーロッパでは、外見や動き方だけで階層がワカルそうな。
背が高く立派な体格をしたもの=貴族
小柄=下層
最近はどうか知らないけど、南方熊楠が随筆でたしか
そんなこと書いてたぞ。
13名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 02:21
動物虐待と戦争は意味がちがうような気が。「人間は動物の上位にある」
という証明がほしいのでしょう、動物虐待者は。その意味で動物に近い(と
本人が感じてもいる、思い込んでいる)。
あるいは動物を単にストレスのはけ口としかみていない。無知。


14名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 02:30
>13
動物虐待と戦争では確かに意味が違うが、動物虐待の心理を
人間の残虐性のはけ口という推測をするならば、
戦争(殺人)をする人間の心理も関係してくると思う。
15名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 02:32
動物を殺してばかりいる人の遺伝子って、
傷つくから、子どもは奇形児が多いんだとさ。
16名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 02:41
>15
気味の悪い話だが・・。
それはソースはあるの? 誰か統計取ったとか・・。
放射線じゃあるまいし、なぜ
「動物を殺す」という行為が「遺伝子の損傷」に結びつくのだ?
18名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 02:52
ラマルク説か? この板で2番目に嫌われているユングと同じだぞ。
19名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 02:56
>>18
ラマルクの説とダーウィンの説何が違うの?
どこにラマルキズムが出てきたんだ?
>7や>12みたいなのはは淘汰説、ダーウィニズムだが。
2118:02/03/31 02:59
>>15
>動物を殺してばかりいる人の遺伝子って、
>傷つくから、子どもは奇形児が多いんだとさ。
って所。

経験が遺伝に影響を及ぼすってラマルキズムじゃない?
ダーウィニズムの要は「自然淘汰」。
ラマルキズムの要は「獲得形質の遺伝」。

遺伝子に傷がつくと奇形が生じるというのは現実に観察できる現象で、
個体の獲得形質遺伝の問題とは関係がない。
どちらにせよ「動物を殺すと遺伝子が傷つく」というのは理解不能だが。
2318:02/03/31 03:05
>>22
はーい。私が厨でした。
24名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 03:05
理解不能かどうかは関係ない。事実。
屠殺業者の子供の奇形率が有意に高いというデータでもあるのか?
因果はともかく、事実としてどのような現象があるのかが既に不明。
26名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 03:10
>>22
>遺伝子に傷がつくと奇形が生じるというのは現実に観察できる現象
というのは本当ですか? 
素人なので知らないのですが・・。

>>24
「動物を殺すと遺伝子が傷つくのが事実」というのは、
具体的にはどのような意味なのでしょうか?
遺伝子に傷がつく、というのは文学的な表現なのでしょうか?
遺伝子の損傷による奇形の最も分かりやすい例は、細胞の癌化。
28名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 03:14
公の統計なんぞ載るわけがない。
だが良く知られている暗黙の了解というものがあるってことだ。
諸兄、孟宗野郎は放置の方向で
30名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 03:17
統計結果を歪めているのが誰なのか。
まあ私には関係ないことですが・・・
31名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 03:25
>>27
そう言う事でしたか・・恥ですが、聞いてよかった。
ありがとうございます。

>>29
孟宗放置は同意ですが、もし28が屠殺業者で
暗黙の了解とやらがあるのだったら、一考の価値ありと思いますが
僭越ですみませんが・・。
32名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 03:27
これは被差別部落民の解放問題なのです。
公の美辞麗句に踊らされてはいけないのです。
一体、何のスレなんだ、ここは。
屠殺業者の間で奇形発生率が高いというのが経験的にでも事実だとしても、
「それは動物を殺すことで遺伝子が傷つくからだ」というのは伝播です。
34名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 03:31
>>32
動物虐待が、「部落民」となぜ関係してくるのでしょうか・・。
恐れ入りますが、スレ違いなのでは・・。
>34
洒落にならない冗談が思い浮かんだが、自主規制。
36名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 03:33
>>35
がまんせずに、言って下さい
>>33
同意。

動物を殺して遺伝子が傷つくという仮説を立てる気も起きないが・・。
かなり強引だが、「遺伝子が傷つく」という表現が比喩的なものなら
まだ理解できるような、やはり、できないような・・。

38名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 03:50
>>37
仮説でもなんでもない。
他人を傷つけるということは、自分を傷つけるということです。
自分を傷つけるということは、次世代の生を傷つけるということです。
そういう因業は逝ってよしなのです!
声を大にして言いたいが。
奇形率云々がもし本当であれば、
遺伝子云々よりまず屠殺業者が職務において使用している薬品、
あるいは衛生環境、労働が身体(特に妊娠中の女性の)にかけている
特殊な負荷(妙な姿勢で重い荷物を担がせたりしてないか、など)
が奇形出産の原因になっていないかどうか調査するべきだと思うが。

そんなことは医者の仕事であって心理学の知ったことではないが。
40名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 03:55
>>39
お前はアンチヒューマニストだ。
ここでやれ。
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/food/1011720698/
貴様は二度と心理学板に立ち入らないように。
「動物虐待する人間の遺伝子は傷つく」という説には
統計の裏付けもなく、出所の説明もない。
よって、放置という事で良いと思います。
43名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 04:08
自分が生きるために仕事で殺すのと
楽しみのために虐待するのとでは、心の動きはまったく別だろ。
屠殺業者も漁師もシロアリ駆除業者も関係ない。動物虐待者の話にもどろうよ。
44名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 04:19
1さんはどうして動物虐待者の心理を知りたいのでしょう?
タイトル通り深読のない意味で知りたいのなら、
動物虐待者の人がここにカキコするか、
そうでない人間が推測するしかないと思うのだが。
ちなみに私は動物虐待の心理はありませんが・・・。
45名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 07:11
>>43
シロアリ駆除業者がカレーに砒素入れたの知ってるか。


知らないだろお前(笑
46名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 07:18
情報の選択的収集って知ってるか?

知らないだろお前(藁
47名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 10:52
情報を選択的に収集するから自我の一貫性がなりたち、その自我が脅かされることがあるから
トチ狂ってカレーにヒ素混ぜたりもしてしまう。
動物虐待者にも通じるものがあるのではないでしょうか。
48名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 11:15
自我が脅かされたからって毒を混ぜるシロアリ業者が
どの位の割合でいるんだよ。たまたまシロアリ業者が
カレーに砒素を混ぜた例が1件あったことを以って,
そんな訳の分からん仮説を出されてもねえ…。
先ずは動物の死を扱う職につく人間が殺人を犯す率が,
その他の職につく人間の殺人率よりも高いことを証明
して,自尊心云々はその後で語ってください。
49名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 11:16
訂正 自尊心 → 自我
5047:02/03/31 12:16
林真純のような異常な犯罪者と動物虐待愛好者の間には、自己中心性という
共通項があるのではないかというだけのことですが。
林真純はシロアリ業者じゃないし、わたしは職業のことを何もいっていません。
そういう考えは想像もつかない。
>50
同意。
そうですよね・・。
職業に結びつけて考えようとしているワケではないと思います。
上のレス達は。

もっともナイーヴな問題に触れてしまっているのに、気付かないのは
それまでの変遷を知らないが故の事だと思います。
ここにカキコされている方は、ある職業を蔑視していると感じて
反発されているのだと思いますが、
今の若い人はそういう今までの歴史を身近に知らず、
蔑視の気持ちもないと思います。

アフリカ系アメリカ人の差別は、アメリカでは問題になっていても
さほど接点のない日本人はその問題に疎い。
だから、カル○スの絵や、ちび●サンボが、廃止される時、
少し違和感を感じたりする。。
そういう事じゃないでしょうか。
事例研究いってみっか。史上の連続殺人者の中には、
人間を殺し始める前に動物を殺していた奴というのがたまにいる。
全部の連続殺人者がそうなわけではもちろんないが。

こういった人間は、そこらへんのDQNが野良猫を虐待したりするのとは、
全く別の心理的要因が働いているものと考えられよう。
それが何かとなると難しいけどねぇ。
53名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/26 19:10
動物虐待は真空状態の中で起こるわけではないから、
様々な要素が組み合わさっていて、一部を切り取って
論じる事はできても、全てをカバーするのはなかなか難しいと思う。

ぼんやりと思ったのは、動物虐待者は、他の命を
自分の思いのままにする事で、自分の存在や能力の確認を
しているところがあるのでは…という事かな。

まとまらなくてスマソ。

54名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/12 01:31

これマジ?

>460 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:02/05/07 13:08 ID:atN26NMt
>私は敗北主義者です って言葉がヘルシングって言う漫画の中で使われてた気がする。
>関係ないのかも知れんがあれも虐殺シーンの時にこの文句が首に掛けられてたし。


作者のページと思われるページにこんなカキコをする奴まで。

>(無題) 投稿者:2  投稿日: 5月 8日(水)06時55分56秒
>猫虐殺者はほんとうにあなたですか??
>絶対逮捕されるようにしてやる。
>逃げられないから、覚悟するように。。。


問題とされてる漫画のスレ。
ここで波紋が広がってる。
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/comic/1019919627/
55名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/12 23:49
例えばこんなことが考えられます。

パターン1
自分が人間を殺さないのは法律の制限によるのか?
本能的な制限によるのか試したいが殺人は犯せないため、
哺乳類で実験。
⇒で、どうだったんだろう?

パターン2
人を殺してみたくてたまらないが、殺すとヤバイので、
とりあえず哺乳類で我慢
⇒将来的に人殺しになりそう

パターン3
何か世間で悪いことと言われているので、
あえて挑戦してみたいという欲求にかられ
やってみた。
⇒薬とかやりはじめるのとにてる。

パターン4
夜車で走っていたら鈍い音が・・・。
⇒タイヤが汚れた。
56チケゾー ◆3Q3ORut2 :02/05/13 01:07
案外小さい頃いじめとか受けたりしたからじゃない?
例えば小さい頃虐待にあった子は親になったら子に虐待
してしまうっていうのと同じで・・・





57名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/13 02:26
>56
そうだね。かなり原生的思考の持ち主だったらそうだよね。
いじめられると自分が弱いと感じる。それは自分の自信の
崩壊である。それを払拭するため、自分の居場所をこの
パワーワールドで確保するために、理性を超越して行われる
行為かもしれませんよね。
このスレは素人の集まりですか
59ゆきこ ◆wbZdVavI :02/05/24 15:02
教育板・ペット好き板から出張してまいりました素人です。
この手のスレをさがしてました。私も将来は成長期の子どもとかかわる場で
働くことになるので、これ以上悲しい事件を起こす人間を育成しないために
少しでも身近でできることはなんだろうと思っています。専門的所見をお聞かせください。

今日卒論関係の文献を読みまして、異方向行動(いわゆる八つ当たり)について
改めて考えました。世の中の怒りは弱いものに集中しがちだと。
つまり動物や子供ですね・・・
で、素人ながらに虐待する者の心理を考えてみたところ

1.幼少のころから何らかの精神的肉体的傷を負っていて、そこでたまった怒りや悲しみが
その対象に向けられず(自己の弱さのため)より弱いものに向かう。それで多少怒りが消えるが
悪循環。

2.↑と似たような例で温かい人間関係に恵まれず現実逃避や白昼夢の世界に生きる。
それをあるとき何かのきっかけで実行し単調な日常にない快感(興奮や社会的注目など)を得て、固着する。

3.本来甘えられるはずの対象(身近な人)に素直に甘えられない状況が幼少のころから続くと
甘え方を知らないまま大人になります。そして自他に対して厳しい見方をするようになり、
素直に甘えられるものに対し激しい嫉妬と血が煮え繰り返るような不快感を覚えるそうです。
学校では、このようなタイプのリーダー格の子によるいじめもあるようです。
猫や犬など人間に甘えてくるものほど狙われやすいのはこういう面があるからでしょうか?


60ロボ ◆iROBOsc. :02/05/24 15:32
>59
「フラストレーション攻撃仮説」について調べて
B5レポート用紙一枚分にまとめれ

来週までの宿題。
>59 あげあしとりのようでなんだが、「卒論関係の文献」が妙に気になるのだが。
62ゆきこ ◆wbZdVavI :02/05/24 15:57
>60
先生、もうすこし噛み砕いてくださるとわかりやすいです〜すいません素人で。

>61
日本語がおかしいってことですか?ううっ・・・
内容はノンバーバルコミュニケーションについての【human watching】
っていう読み物です。ほんとは人の行動を見て相手の考えてることを
ある程度予測しよう系なんですが、おまけ程度に異方向行動について
かいており、虐待にも少し触れていたんです。
63ロボ ◆iROBOsc. :02/05/24 16:01
>62
仮にも大学生だろうが
自分で調べれ
64XYZ ◆XYZ/EQlg :02/05/24 23:24
さて,ここで問題だが.
昨今の大学生のコンジョの無さを嘆いて,敢えて谷底に蹴落とすか.
はたまた,もうしゃあねぇしまず離乳食から与えてみるか……
むむむ.
65ゆきこ:02/05/25 19:37
>>63 ハーイ・・・甘えてすいません

>>64 
コンジョなしといわれても仕方ないです・・・。
4年になって初めて心理学的な見方に興味がでたんです。ほんとーーに基本的な
教育心理や有名学者の考え方はさらったのですが・・・単なる知識で
どう参考にしたり,どれを信用したりしたらいいのか使えないという始末です
分からないことは自主的に調べますので
お暇でしたら遊んでくださいませ
66ロボ ◆iROBOsc. :02/05/26 01:07
>分からないことは自主的に調べますので

知識が使えないのは分かってるからいいんだよ
問題は自ら学ぶ力があるかどうかだ
何となれば、これはちょいちょいと説明できるような簡単な問題ではないから。
宿題をやってきたらもう少し説明しちゃる
67XYZ ◆XYZ/EQlg :02/05/26 06:04
>>62
Dollarrd et al.,1939 だな.

社会的行動とかで調べれば良いと思われ.
例の、2CHで猫虐殺実況した男が逮捕されたの、ガイシュツか?
犯人の住所氏名顔写真とともに、資料庫がウプ、
2CHにおける当人のカキコも全部整理されている。(変な画像はない)
心理学的に探究してもらいたい。マジで。

http://jp.internations.net/nanashi/index.html
6968:02/05/26 08:06
なお、ニュー速+板&ニュー実況板に、スレあり。
70ゆきこ:02/05/27 23:26

先生,宿題やってきましたー。
いろんな資料やサイトを見て納得したつもりなんですけど
まとめ方をみてなんか勘違いしてる,と思ったらどうぞご指摘ください。

◎フラストレーション−攻撃仮説(ストレス−攻撃仮説)

辞書の見解

「攻撃は、常に欲求不満の存在を前提として起こる。
欲求不満は、常に何らかの形の攻撃と結びつく。攻撃の強さは
欲求不満の量に比例し、その源泉になったものが最大の攻撃標的となる。
また、禁止されても攻撃動因は残り、禁止の原因となったものや禁止罰の弱い対象に
攻撃の矛先が向けられる」(社会心理学用語辞典)

フラストレーション攻撃仮説
 ・すべてのフラストレーションが攻撃的傾向を生み出す。
 ・すべての攻撃行動の原因はフラストレーションである。
71ゆきこ:02/05/27 23:28
つづき・・・  
1930年代に、行動主義のドーナルドは攻撃はフラストレーションによって
引き起こされると考えた。これがフラストレーション-攻撃仮説である。
しかしフラストレーション以外の事を経験したときも攻撃を生じさせるので
不十分なものであった。それに対しバークウイッツは,フラストレーション自体が
攻撃の源ではなく、怒りや不快感がそれであると考えた。同じ行動主義で観察学習の
提唱者であるバンデューラは,子どもに攻撃に成功したモデルを見せ,子どもの攻撃的な
行動を部分強化するだけで,攻撃的な子どもを作り出せるし,攻撃的行動の不可避的な
先行条件としてフラストレーションを重視するフラストレーション-攻撃仮説を批判した。
すなわち彼は社会的学習理論の立場をとったのである。

行動主義の考え方:
@行動の大部分は学習 による。つまり人間や動物の行動には、
遺伝や成熟によるものや種に固有の行動もあるが、大部分は経験を通して
後天的に獲得される。従って学習 現象の解明が行動の研究の中心的課題である。

A要素的行動を引き起こす原因は環境 にある。よって行動を能力や意図などの
心的概念を用いて説明するのではなく環境 内にその原因を見出すことで説明できる。
環境 の制御により行動の予測と制御が可能である。

72XYZ ◆XYZ/EQlg :02/05/27 23:43
レポートは考察までがレポートです(w
73ゆきこ:02/05/28 00:10
>>72
あぁ!!そうなのですね。これだから文系生は困っちゃう(゚д゚)
今までレポートといえば調べたことを書くもんだと思ってました。
ガ━━(゚Д゚;)━━ン! 恥さらし・・・

でも考察ってどういうことしたらいいのだろう・・・
これを踏まえてじぶんの考えを述べるってことですか?
74ロボ ◆iROBOsc. :02/05/28 00:27
よしよし、よくできました

フラストレーション攻撃仮説とバーコウィッツの攻撃理論の区別がちょっと違うな。
前者は、フラストレーションが怒りや不快感情を引き起こし、
その怒りを解消・低減するために攻撃反応が起こるとしている。
バーコウィッツは、攻撃の原因は怒りや憎しみなどの敵対的情動だけではなく、
抑うつ、憐れみなどあらゆる不快な感情が攻撃を引き起こしうるとした。
75ロボ ◆iROBOsc. :02/05/28 00:40
行動主義の話が出たところで、バンデューラ先生のの有名な実験の話を。

2グループの子供達を用意して、片方のグループには
大人が風船の人形に乱暴しているところを見せた。
もう片方のグループには、大人が乱暴せずに遊んでいるのを見せた。
その後子供達を一人ずつおもちゃのある部屋に入れて、
どのような行動を取るかを観察した。
すると、乱暴な大人を見せられた子供たちは、
そうでない子供たちよりも明らかに攻撃的な振る舞いをした。

この実験は「TVの暴力シーンは子供に悪影響を与える」
ということの根拠として名高い。
76ロボ ◆iROBOsc. :02/05/28 00:47
ただし、バンデューラの実験は、長期的な影響については考慮されていない。

ここでこれを紹介するのはどうかという気はするが、
TVと暴力については、とある人が文章をまとめていたりもする。
ttp://tiyu.to/n0204.html#14_04_13
77名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/28 00:58
>73
調べてきたことをただ書くだけではガキの遣いでしかありません。
それなら文献をコピーしてきたものを出すのと変わらん。
あなたがする必要がない。
78ロボ ◆iROBOsc. :02/05/28 01:18
さて
まあほんの触りだが、こういうのが「心理学」なのだよ

フラストレーションの対処については、
問題そのものを解消する合理的反応、
欲求不満を解消する防衛的反応、
不適応反応の三種類があげられる。
動物虐待がフラストレーションから生じているとすれば、
それは典型的な不適応反応であるといえる。

フラストレーションの処理能力・処理方法には個人差があり、
「欲求不満耐性」として概念化されているが、
子供の成長の上で肝心なのは、適切な欲求不満を経験し、
また周囲の者が適切な欲求不満に対する
対処の仕方のモデルを示すことにある。


※世の中で実際に起きている動物虐待の原因が
 すべて今まで述べたようなものであると言うわけじゃないのだが。
ドーナルドではなくてドラードとかダラードだが、
珍しく調べてくるやつがいたのか。
この板で宿題をやってくるとは奇蹟に近い。なかなか感心。
もちろん調べたことをコピーするだけではダメだが。

ついでにこれも行動主義だが「スケジュール誘導性の攻撃行動」というのも調べてみ。
「ひたすら強化」スレというネタスレも参考になるか。いや、ならんか。どっちだ。
http://yasai.2ch.net/psycho/kako/994/994088727.html
これの50あたり。100%デタラメとは言えないのが微妙(藁)
「Azrin博士」というのは本当なので調べるとよろし。
80名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/28 07:33
素直なゆきこちゃんと意外にも優しいロボさんのおかげで良スレの予感。
他の人も加わって質疑応答を続けて欲しいです。
ageときますね。
81ゆきこ ◆wbZdVavI :02/05/28 14:54
うーん資料を読んだだけで目が回りそうな理論だったのに皆さんのお話を聞いてたら
グルングルンしてきました(@_@;)考察もしていないガキな私に親切にしていただき
ありがとうございます。

バンデューラさんの観察学習は教育界でも「長期的な影響」は
疑問だと知られているようでした。過激派PTAは戦闘シーンのある漫画・ゲームに
異常反応してるんですが。とはいえ小さい頃から毎日家庭で親の暴力等を見つづけて育った
子は問題になりやすいと聞きます。これも観察学習ですかね??

私は怒り&不快感=フラストレーション(欲求不満)とあたりまえのように繋げて
考えていたのですが違うんですか?私は宿題する中で、ドラードさんはフラストレーション
が原因派、バーコウィッツさんは怒り・不快感が原因派だと書いておきながら
うう?どう違うんだろうと少し疑問に思ってはいたのです
ロボさんのご説明からすると攻撃の原因となるフラストレーションは
敵対的情動とは限らない、という点が違うのでしょうか。

82ゆきこ ◆wbZdVavI :02/05/28 14:57
合理的反応、防衛的反応、不適応反応のお話も興味深いです

わたしが結局考えなくてはいけないのは、常に(親のように)
側にいることのできない学校の教師でもこのような感情を生まれさせない
ような指導方法・生徒へのケアは可能なのだろうか・・・ってことなのです。
この3つのことを熟知する必要がありそうですね。
83ロボ ◆iROBOsc. :02/05/29 00:00
虐待を受けた子どもは、長じて自分の子供を虐待するようになることが多い。
これを虐待の世代間連鎖という。動物虐待とは関係がないが。
これについては、ボウルビーの「愛着」の研究の流れで、
自分の母親との関係がうまくいっていたかいなかったかで
自分の子供との関係がうまくいくかいかないかが予測できる、
ということが研究によって明らかになっている。
また、育児中の母親に積極的に働きかけることで
虐待の連鎖をかなり有効に阻止することができる、とする研究もある。

しかし教師となると、個々人の生徒に直接関われる容量はそう多くはないからなぁ
当たり前の事なんだけど、家族、友人、教師、カウンセラー、赤の他人、
それぞれの立場に応じて出来る働きかけの量と質ってのは違ってくるんだよ。
心理学は魔法ではないのだから、「何でも解決させられる万能の言葉」
なんてものはとりあえず無いものと思ったほうがいい。
84ロボ ◆iROBOsc. :02/05/29 00:06
フラストレーションというのは、欲求が阻止された状況、
またそのことによる不快な状況、あるいは緊張状態を指す。
情動そのものとはちょっと違う。
85ゆきこ:02/05/29 01:36
>家族、友人、教師、カウンセラー、赤の他人、
>それぞれの立場に応じて出来る働きかけの量と質ってのは違ってくるんだよ
あー,分かっているけれど胸に刺さる一言。そうなんですよねぇ。。。
『家庭で育っていながらマターナルデプリベーションに陥っている子どもには
せめて学校にいる間だけでも母親代わりに』なんて心理の先生に言われましたが
きっと本当のお母さんにはなれなくて結局悲しませることになるんじゃないかー
でも少しでも心の居場所になってあげたいよー・・・と葛藤しました。

今日のお勉強。フラストレーション-攻撃仮説の他にも-退行仮説,-固着仮説
というのもあるんですね。これは動物虐待に関連していなさそうですか?
そのほかの反社会的行動とかにも。また,これら3点は関連性があるのか,
それとも全く別の考え方なのか・・・そこから先は明日以降調べてみます。
86ロボ ◆iROBOsc. :02/05/29 02:00
動物虐待が行動様式の退行によって引き起こされた、
または行動の固着によって持続されている、
という仮説は立てれば立てられるよ。
その仮説を検証するのは大変だが。

反社会的行動はいいところを突いてる。
反社会性と反社会性人格障害、行為障害についても調べてみなさい。

本当のお母さんにはなれなくて〜というのも、
現場に立つものにとっては重要な気付きの一つだ。
87名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/29 02:08
ときどきムシャクシャているときに
ガキがうるさかったり、走り回ってるのを見ると
首のホネ、ポキって折ってみたくなる
88名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/29 02:11
動物は一生気づかなくても、
きっちり母親をやっている。
89ロボ ◆iROBOsc. :02/05/29 02:16
>79
亀レスだけど
あのスレを素人・門外漢に勧めるのは止した方がいいかと(笑
90ゆきこ ◆wbZdVavI :02/05/29 18:50
>>86
行為障害については以前教育心理の授業で聞いたことがあります。
これが大人になると反社会人格障害とよばれる、で理解は正しいでしょうか。
心理と障害の学問って結構近いところにあったんですね。行為障害の子どもは
教師もどうしていいかわからないところがあります 鳩やウサギを残虐に(普通の
精神では見ることもできないようなやり方で)殺したりいたぶったり・・・
そういう人はたいてい警察からマークされてると聞きました。

うーん・・・ここまでいろいろ調べたりしてみて、いままで動物虐待をする人たちは
悪いと知っていながら(それゆえに注目されることを)楽しんだりしている
繰り返し体験された心の傷を持つ普通の人なのだと思っていたけど
障害という概念がありますか・・・ただその障害がもともと【disable】なのか
壊れちゃった【disorder】なのかいまいち理解に苦しみます。
先天的な知的障害・・・ではない?行為障害児はやってることに罪悪感がない
とも聞いたことがありますが。
91ロボ ◆iROBOsc. :02/05/29 19:34
>これが大人になると反社会人格障害とよばれる
まあ、そんなとこ。
行為障害も反社会性人格障害も行動によって貼られるレッテルだから、
それがどういう原因で起こるのか、というのははっきりしたことは分からない。
虐待やら愛着の欠如が原因だという説はあるが、確証があるわけじゃないし。

ただ、反社会性人格障害は良心が欠如していると言われるけど、
反社会的な行動を取る人間みんなが良心が欠如しているということでは
決してなく、当たり前だけど「一概には言えない。」

また、この障害にははっきり言って有効なアプローチは存在しないと言われている。
92ロボ ◆iROBOsc. :02/05/29 22:59
反社会性の話が出たところで、次はその逆。

「道徳性」
ピアジェ、コールバーク、ギリガンあたりを調べてみ
93虐待者:02/05/30 01:47
>>1自分の心理状態を書きます、マジメに。

(虐待状態)
・耳を引っ張ってキャンキャン嫌がってる状況を見てて楽しいというか
 血が煮えたぎるという感じ、快感といってもいいかもしれない。
 

消防〜厨房がピーク、苛められ友人も居ない、家庭は毎日ケンカで崩壊状態。
相手にしてくれるのは動物しか居ない、しかも動物は自分より弱い。
苛めると快感(興奮)を伴うから辞める事はない。

悩みが無くなったせいか昔よりは
マシになったけど、未だに止められません…。

文章にしてみると・・・ワシ人間ジャネーYO
94ゆきこ ◆wbZdVavI :02/05/30 14:16
>>92
『障害』と聞くとなにやら生まれつきで脳などに障害があると思い込みがちですが
レッテルという概念でも『障害』って使われるんですね。
おおコールバーグさん&ピアジェさん、いま採用試験の勉強でやってますよ!!
でもピアジェさんも道徳心についてやってたとは知らなかったです。今日も教育心理
やるんでさっそく調べます。コールバーグさんだったかな、最初は無道徳の状態から
始まる、って。
☆これとシュプランガーさんやハヴィガーストさんの発達課題は絡んできますか?

>>93
このような胸のうちを書き込むなんてきっと勇気がいったと思います
実際こういう経験のある方とお話したことはないので衝撃はありますが
>ワシ人間ジャネーYO なんていわないでくださいね あなたがここで話してくれるおかげで
私はたくさん学ぶことができるんです もちろん動物好きとしてはやってほしくない
行動ですけど・・・ 話してくれてありがとうございます
95ゆきこ ◆wbZdVavI :02/05/31 00:07
あっシュプランガーさんではなくエリクソンさんだったわ・・・
96ロボ ◆iROBOsc. :02/05/31 00:20
ピアジェは巨人だからな。道徳性の発達についても論じてるよ。
エリクソンやハヴィガーストの発達課題と
コールバークの道徳発達段階が絡むかって?
発達段階論には違いないし、全く関係ないとは言えないが、
それぞれのステージ自体には直接のつながりはないな。
97ロボ ◆iROBOsc. :02/06/02 00:52
まだ見てるだろうか

君は勉強熱心だし、俺が見た限り教師にも向いてると思うので頑張れよー
98XYZ ◆XYZ/EQlg :02/06/02 21:46
学生だから,週末は外に遊びに行ってるんじゃなかろうか.
こういう学ぶことに貪欲な人には,どんどん教師になって欲しいね.

99名無しさん@お腹いっぱい。:02/06/02 22:19
ゆきこにロボさんよ、お前ら自作自演じゃないだろうな?
(゚Д゚)ガンガン100ください。
101ゆきこ ◆wbZdVavI :02/06/03 23:46
みなさま温かいお言葉ありがとうございます
今週から私,公立中で教育実習(2週間)なのでさすがに2chもちょっぴり
自粛しなくては体が持ちません〜・・というわけでしばらく留守がちになりますが
忘れないで下さいねーーー_(._.)_

さて今日は一日目,うーん今までは大学附属中にて実習してきたので
公立学校というものがどういうものなのか,今日始めて知った面持ちでした。
とにかく様々。高校・大学を経るうちに忘れていましたが
義務教育段階っていろんな子がいますね。

この子たちが成長の過程で
動物や弱い人に攻撃しなくてもいいようにやっぱり中に溜め込んでるもの
をうまく抜き出してあげれたらよいな,と思う・・・
ともあれいろいろと観察してきます!短い期間ですが。
102虐待者:02/06/12 23:25
>ゆきこさん
アレを書いた後、かなり後悔しましたが
貴方の暖かいレス、本当に感涙致しました。

良い教師になって下さい、応援しております。
103名無しさん@お腹いっぱい。:02/06/15 13:19
age

104ゆきこ ◆wbZdVavI :02/06/15 22:53
ただいまーーーです。
落ちてるかな,と思いましたがよかったです。
>>102
ありがとうございます皆さんの経験のおかげで私は大きくなってるようなものですので

実習を終えて思うこと・・・心理学から離れてるかもしれませんので
ご指導ご鞭撻お願いいたします。
現在の中学校には各クラス一人あたり引きこもり型の不登校児がいるそうで
(その子たちには直接会えなかったのですが)かなり内面に一人で抱え込んでいるようだ
とのお話を聞きました。

学校にきている子ども達は素直で全体的に笑顔も明るかったのですが・・・
最近の社会の傾向として’こらえ性のなさ’って気になりませんか?
私もまだ21なのでそんなえらそうなことをいえる年ではないのですが
何かというとペンを床に投げつけたり足でバンバン踏み鳴らしたり
授業にはたまに雑談を混ぜなければ集中力が持たないし(←これは私も楽しかったので
強くはいえないですが)。

フラストレーション攻撃仮説は1939年でしたよね。てことは昔からこういう
人間の行動はあったということか・・・最近目に見えて増えたということはないんで
しょうかね?資料等さがしてみます。
105名無しさん@お腹いっぱい。:02/06/15 23:27
文化が変わってきたということも要因の一つと思う
106ロボ ◆iROBOsc. :02/06/16 23:08
文化もだけど、たしかに時代的な文脈を無視しては語れない要素もあるだろうな。
ただ、例えば「最近の子供は本を読まない」なんてのは何十年も前から言い続けられてるし、
「最近の若者はなってない」なんてのに至ってはメソポタミアの粘土板にも書いてあったりするから、
何事によらず「本当にそれは最近になって出てきた傾向か?」という視点を持つのも大事だと思う。
それを検証するのはそんなに簡単ではないけれども。

雑談はまあTPOをわきまえた上では教育者側にとっても有効な手法だと思うよ。
そういえば、この板にはこんなスレもある
心理学の授業奮戦記
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/psycho/1021204555/
107ロボ ◆iROBOsc. :02/06/16 23:20
>最近の社会の傾向として’こらえ性のなさ’って気になりませんか?

気になるな。マスコミなんかの好餌になってるホットトピックスだしな。
こらえ性のない若者が多いというのは確かに本当だとは思うが、
問題はそれが「マスコミがそう騒ぐから(本当は例外も多いのに)そう見えている」
ということなのか、(これを心理学では確証バイアスと呼ぶ)
それとも本当に昔と比べて堪え性のない若者の比率が増えているということなのか、だが。
沢庵
もっとも、フラストレーションによって攻撃行動が喚起される(ことがある)
ということ自体は、人間にとって非常にプリミティヴな性質の一つだろうな。
最近になって増えたことのわけもないし、人間に限ったことでもない。

一つ重要なのは、子供がそのような「こらえ性のない」態度を示すとき、
それは子供が欲求不満を感じていることのサインでもある、ということだ。
「子供が乱暴な態度を取った」ときに、その子がその時置かれていた欲求不満状況よりも
子供のこらえ性のなさのほうに原因を求めようとしてしまいがちな
傾向というのが人間にはある。これを基本的な帰属の錯誤という。
心得ておくと何かと実際場面で自分の態度を考える際に使えることもある、
心理学の基本的な知見の一つだ。
110ロボ ◆iROBOsc. :02/06/16 23:52
名前忘れた。>109は俺。




……そして実は>108も俺の仕業。誤爆スマソ
111XYZ ◆XYZ/EQlg :02/06/17 01:12
これはもう職業病みたいなもので,不具合が生じたときはその製造過程に原因を求めたくなるのだが.

主観的ではあるが,オレがガキの頃に比べて確かにいろいろ今の子供はだめぽ.
で,それは学校だけの所為かというと,そうもいかんわなあ.
まずは,親の意識,それから古典的な地域共同体の崩壊,んでマスコミの
質の変化,いろいろ検証すべきことはあると思うんだが.

ここらへんは教育心理より,教育社会学系の話題なのか?
いずれにせよ,かなり教員養成に偏った現在の教育学周辺の状況にも
問題があるのではないかと思ったり.
112ロボ ◆iROBOsc. :02/06/17 01:25
「自分がガキの頃見ていた周りのガキ」と、
「自分が大人になって眺める周りのガキ」では、
それぞれが全く等質の集団であるとしても
全く違って見えてくるものだという罠

「今はだめだ」というのは常に「昔はよかった」の裏返しなわけだが、
そういわれると「じゃあ本当に昔は今よりマシだったのか?」
と突っ込まずにいられない、俺はそんな性質なもんで。

まあもっとも、無視することのできない時代の変化は確かにあるわけだが。
例えば最近めざましい(らしい)性の低年齢化の問題について、携帯電話などの普及が
その要因の一つだというような話があるが、確かに俺らのリア厨時代には、
携帯電話なんてものは影も形も無かった。

「性の低年齢化」のほうは、正直、当時も結構いたがな。
113ゆきこ ◆wbZdVavI :02/06/17 19:22
>こらえ性のない若者が多いというのは確かに本当だとは思うが、
>問題はそれが「マスコミがそう騒ぐから(本当は例外も多いのに)そう見えている」
>ということなのか、(これを心理学では確証バイアスと呼ぶ)
>それとも本当に昔と比べて堪え性のない若者の比率が増えているということなのか

確証バイアス・・・新しい言葉だ。また勉強になりました,ありがとうございます>^_^<
これは昨今の(動物)虐待の大騒ぎ報道にも結構いえるとこあるかもしれませんね。

うーーーん動物を「家畜」としてでなく「家族」ととらえる人の増加が報道を加熱させてる
ところもあるのかな。みなさまの昔の記憶の中に動物虐待のニュースって
今ほどありますか?

みんなが騒ぐとそれだけ「やろうかな・・・」と思う人が増える気もする・・・
114炭素質コンドライト:02/06/17 19:32
なぜ動物虐待がいけないのでしょう。
動物虐待が問題なのではなく、虐待する人間の心理が問題になっているのです。
きちんと調整すれば、絶滅の危機など招かない捕鯨を
虐待だからといって禁止するのはどうかと思いますよね。
その辺の猫を、飼い猫であろうとなかろうと足を切断したりするのは、
情操欠如(サイコパス)の人間の仕業でしょうか。
115ロボ ◆iROBOsc. :02/06/18 00:38
「なめ猫」が動物虐待だっていって問題になったことがあったな
116XYZ ◆XYZ/EQlg :02/06/18 01:42
>>112

オレがリア厨のころは全国的に校内暴力が盛んで(w,卒業生がバイクで
訪問して下さるなんてことは日常茶飯事だったわけだが.
こっちとあっちには微妙な線引きが合って,向こうに踏み出すには結構度胸が要ったもんだ.
ところが今はそうした境界が明確でなくなってる印象なんだよな.
「学級崩壊」なんつーのが流行語になったが,ちょいと見物しに行ったら確かにとんでもないっつーか.
所謂「ワルガキ」じゃなさそうなガキがギャースカ喚いてるし,教師は完全にコントロールを失ってるし.
そういう環境面では,どうも今のほうが悪くなってる印象だな.
もっとも,受験の厳しさという面では楽になってるらしいので,そこらへんとのバーターと見る向きもあるかも知れんが.

ただまあ,今時のお子様ってのは昔に比べて注目される度合いが大きいから,
昔だったら発掘されない事件が,どんどん掘り返されてるだけかも知れんのだが.

バットで相手殴ったりリア厨房でガキ作っちまったなんてのも,20年前だってひどく珍しくはなかった気がする.
117名無しさん@お腹いっぱい。
ふと思い出して気になりアゲ