ユダヤ教、キリスト教、イスラム教のうち

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562Harba
>>542
日本語の書籍なら、きちんと現代中東の政治・国際関係を
専門とする学者の本を読むべきです。見分け方は、
・現地語を解する学者であること
(この点をぼかして書く自称「中東専門」の大学の先生なども意外にいるのです。)
・他の分野/地域の学者が「流れて」きたのではなく、
過去の業績・経歴から中東の国際関係を主専門としていることがわかる著者。
・中東学会などでしかるべき役を持っている学者ならまあ大丈夫。
あるいは中東調査会、中東経済研究所、アジア経済研究所、民博、
外大AA研などに所属する(していた)研究者は質に保証があります。

といってもあまり決定的にお奨めの単行本も最近ないので困るところです。
むしろ中東紛争・和平の問題の情報は、雑誌の方がよいと思います。
『日本中東学会年報』、中東調査会の『中東研究』など、
それから、国問研の『国際問題』やアジ研『アジア経済』など
の中東に関する報告・論文。
えーと、これらの他にも挙げ忘れもありそうですが、とにかく、
そういう学術的にきちんとしたバックのあるものを信頼せよ、ということです。

以上は日本語で読む場合で、英語でもお読みになれる場合、
学術的な中東研究情報は質量とも格段に違ってきます。