ユダヤ教、キリスト教、イスラム教のうち

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439Harba
>>419
中東問題の本質…「本質」の意味による面もありますね。
短く言うなら、あなたの仰る通りイスラエルとパレスチナ・アラブの土地を巡る戦い。
争いが長引くにつれ、さまざまの要素が後から後から対立を煽って収拾を困難にし、
さまざまの解釈……無責任なものまで含めて……をも産みました。

あなたの挙げているキーワードは全て関係が否定できないものでしょう。
でも、その中で、中東問題の原因になっているものや密接に関係があるもの、
と、二次的な関連に過ぎないものや原因ではなく結果の一つに過ぎないもの、
とに分けることはできるのではないでしょうか。

 専門研究や国際政治の立場からは中東問題の理解と分析の枠組みはできています。
そこでは宗教の違いに対立の原因を求めることはありません。
これは専門家間でははっきり合意されてると思ってください。論証も簡単です。
国連も中東和平交渉関係者もみなこの認識は共有しています。
宗教の違いが原因ならば永遠に解決しないので、
誰も和平仲介など本気でやりません。
宗教の違いは紛争の原因ではないから、
交渉と和平で共存する道が可能だと考え得るのです。