ユダヤ教、キリスト教、イスラム教のうち

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325Harba
>>323
論理が何からすり替ってますか?
  >したがって、「アラブの民主化」とパレスチナ問題が別の話
  >であることはこの説明だけでは誰にも分かりません。
論理的に説明しましたけど(笑)
ご自分の結論と同じもの以外は、論理的でない、
といわれる場合どうしたらいいのかな?

  >別の話というなら、なぜアラブ諸国が大量の金をつぎ込んで
  >までパレスチナ人を支援するのか説明してください。

パレスチナ人の支援は、アラブ側内部では50年来自明の正義とされています。
(アラブの大義が色褪せたとはいえ、今もそれは変わりません。)
アラブ各国の政権がパレスチナを支援する動機は、

・アラブの連帯
一つには建前としての…しかし建前も国際政治では大きなファクターですね。
また、実際、対イスラエルではアラブは心情的にも強く団結します。

・政権の正統性の保持のため
特に湾岸君主国の場合ですが、パレスチナ支援というアラブの「正義」を支援することは
政権の正統性を国内的にも示すことにつながります。君主制を批判する勢力や原理主義による
政権批判のネタを一つ減らすことができる、ということ。
これは正統性(legitimacy)を示すことであって、「目をそらす」とは違います。

普通の解説はこんなところです。君主制が生き延びるために「外敵に目をそらすため」という解釈は
そういう動機がまったく存在し得ないと断言まではしませんが、まあ、奇説に近いと思われますよ。
(君主たちの「思惑」はかれらの内心の問題ですから、所詮どちらとも立証不可能ですが。でもそれならば、あなたのように立証不可能な彼らの「思惑」を一方的に断定して論を進めるほうが非論理的なのです。
どうやって彼らの「思惑」を確かめたのですか? 情報ソースは何でしょう?)