ユダヤ教、キリスト教、イスラム教のうち

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311カラス
>>298のあずみさん

こんばんは。うちにも↑のメール、2通きてました。

>ソースが問題です。

ソースと言えるかどうか分かりませんが(放送だから)数年前、イスラエル2チャンネルで
ダン・シロンが司会する「公開法廷」番組がありました。毎週イスラエルの主要政治家を一人ずつ
スタジオに呼んで、100人ほどの聴衆と視聴者の電話投票の多数決でその政治家が
有罪か無罪が票決する、というものですが、そのうちの一週にシモン・ペレスが呼ばれました。

そのときは和平ムードだったので、ペレスは自分が和へのためにいかに尽くしたかを述べました。
そこで、「証拠」映像が聴衆の前で流されるのですが、最初に流された映像は
アラファトがペレスと握手して、その後テレビに向かって「イスラエルとの共存への決意」
演説をしている映像でした。そのすぐ後、司会者が
「これは、番組のスタッフが命がけで潜入して撮影した映像なんですが」とことわって、
その最初の映像とほぼ同じ日付のビデオ録画で、ガザでイスラエルの旗を燃やしながら
気勢を上げるパレスチナ人活動家たちの群集の前にアラファトが現れ、腕を振り回しながら
「戦争!戦争!戦争!戦争!」「ジハード!ジハード!ジハード!」
「殺す!殺す!殺す!殺す!(変な表現ですが、直訳)」
「ユダヤ人を追い出し尽くすまで戦いは続く!」
などと煽っている映像でした。ペレスはそれを見て何も言えなくなってしまいました。

アラファトがPLOの代表であることはある意味パレスチナ人にとって不幸です。
アラファトほど私利私欲のために二枚舌を使い、しかもそれがバレバレの政治家も
なかなかいません。すでにHarbaさんが仰ってましたが、私利私欲でなく本当に
民族のためを考えられるリーダーを持っていないことが、土地問題にしろ撤退問題にしろ
パレスチナをイスラエルが信頼して交渉できない理由なのです。