仏教 議論スレッド 68

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566宝珠愚者@(規制代行)
>>468
やはり、見て良かった。
妻と二人で見たが、とてもよい番組だったと思う。

 津波が退いたばかりの被災地を目の当りにし、そのあまりの凄まじさに声を失い、ただただ平伏
し続けた一人の僧侶がいた。この被災地の人々にいつものような説法ができるか?形在るものは
いずれ無くなる(が、再びまた出現する)という「色即是空 空即是色」といった教えを自分は人々に
説けるのか?もう、僧侶など辞めてしまおうかとも思い詰めたのだという・・・。
 僧は写経の会を開きながらも苦悩し続け、答えを模索する日々を過ごす。結論として、この僧侶は
“自分自身は無力だが、お経には力がある”との思い至る。僧は原点に立ち返り、被災者に心経の
教えを力強く説くことにした。

 この番組を見て思い出したのが、被災して間もない11年4月のこと。盛岡の被災地を裸足わらじ履
きで鎮魂の祈りを捧げて旅をする一人の若い僧侶の報道があったことを・・・。この僧侶は、私達のグ
ループ誌上にてマイトレーヤのオーバーシャドウを受けている禅僧として紹介された。
 今、マイトレーヤがされているように(またゴータマ・ブッダがそうであったように)、苦しんでいる衆
生の中へと入っていくという本来のあるべき姿が仏教界には問われているのかもしれない。

http://akashids.bl●og23.fc2.com/bl●og-entry-62.html
http://tohoku311.bl●ogspot.jp/2011/04/bl●og-post_06.html
http://photo.sankei.jp.msn.com/highlight/data/2011/04/03/8monk/
 『盛岡市にある石雲禅寺の副住職小原宗監さん(28)2日に岩手県宮古市を出発し、野営しなが
ら宮城県石巻市を目指している。素足にゴム草履。お経を唱えながら、倒壊した家屋の前では深々
と一礼し、犠牲者の鎮魂と街の復興を祈った。「がれきの残る所には人の思いが詰まっている。被
災者や復興に関わる人たち。そして畏怖(いふ)の念を込めて海にも合掌したい。」(平井恵美)5日
朝日新聞より』