>>前スレ906-928
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/psy/1364729409/906-928 龍神は畜生などではありません。一般的に龍神という霊的生命体が存在するという言い方もよく見ら
れるところなのですが、この場合の仏典中におけるゴータマ菩提樹下の瞑想について示した伝記に表
現された龍というのは、私は如来の神通力を象徴したものであり、その神通が権化した様であるとみて
います。
つまり、ゴータマが解脱の最終段階を経てニルヴァーナに到達し、まさに今、現象界を超越したという
証なのです。それが、ゴータマをムチャリンダ龍王がとぐろを巻いて守護した様として伝説化した、と。
『釈尊が菩提樹下とその近辺におられた期間を雨期と明記する資料は存在しないが、
原始仏教聖典
資料中にその期間に雨が降ったことを伝えるもの(SN.004-001-002 vol.T p.103,
SN.004-001-003 vol.
Tp.104)がある。原始仏教聖典だけではなく諸仏伝にも見られるムチャリンダ龍王が傘となって釈尊に
雨がかからないようにしたという伝説も同様に解釈できる。『モノグラフ』第3号