>>202 -----在家さん、参加者皆様オール各位へ
それと、カラスさんと私とでは、「アートマン」と真我の用い方に違いが見られます。アートマンとい
うのは一般的には広く「魂」などと訳されたり表現されるので、カラスさんもそういう使い方をしている
ものと思います。
しかし、この私の場合は異なります。ウパニシャッドの説くアートマンというのは「魂」ではなくて、更
にもっと最奥の究極の自己です。
魂は縁起する存在であり、輪廻の役割を終えれば消滅する一時(膨大の時間における)の存在です。
アートマンは涅槃同様に縁起しません。魂が消滅して初めて立ち顕れることのできる究極存在。
「魂」(ジーヴァ)と「真我」(アートマン)です。
*自己意識の4階層
1.----生存中の通常意識(表層意識)
2.----死後、一定時間において残存する意識(心霊)
3.----輪廻転生の主体
4.----真我
【神智学】
「1.エゴ(自我)」-「2.マナス/アストラル体(情緒想念形体)」
-「3.アートマ/ソウル(魂)」-「4.モナド/スピリット(霊)」
【ヒンドゥー】
「1.アハンカーラ」-「2.プラーナマーヤコシヤ(カーマローカ)」-「3.ジーヴァ」-「4.アートマン」
PS:大衆が信じるアートマン視の認識レベルは2.
ゴータマ時代のバラモンたちが誤認していたアートマン視の認識レベルは3.