仏教議論スレッド58

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296宝珠愚者@(規制代行)
>>202
-----在家さん、参加者皆様オール各位へ
 それと、カラスさんと私とでは、「アートマン」と真我の用い方に違いが見られます。アートマンとい
うのは一般的には広く「魂」などと訳されたり表現されるので、カラスさんもそういう使い方をしている
ものと思います。
 しかし、この私の場合は異なります。ウパニシャッドの説くアートマンというのは「魂」ではなくて、更
にもっと最奥の究極の自己です。
 魂は縁起する存在であり、輪廻の役割を終えれば消滅する一時(膨大の時間における)の存在です。
アートマンは涅槃同様に縁起しません。魂が消滅して初めて立ち顕れることのできる究極存在。
「魂」(ジーヴァ)と「真我」(アートマン)です。

*自己意識の4階層
  1.----生存中の通常意識(表層意識)
  2.----死後、一定時間において残存する意識(心霊)
  3.----輪廻転生の主体
  4.----真我
     【神智学】    
         「1.エゴ(自我)」-「2.マナス/アストラル体(情緒想念形体)」
                        -「3.アートマ/ソウル(魂)」-「4.モナド/スピリット(霊)」
     【ヒンドゥー】 
         「1.アハンカーラ」-「2.プラーナマーヤコシヤ(カーマローカ)」-「3.ジーヴァ」-「4.アートマン」

PS:大衆が信じるアートマン視の認識レベルは2.
   ゴータマ時代のバラモンたちが誤認していたアートマン視の認識レベルは3.