>>805 語弊がある言い方になってしまうが、
わかりやすく言うなれば仏の成分の一つ
初期大乗が説く仏性と中国仏教及び日本仏教での仏性はすこし性質が違う
初期大乗で説かれる仏性は仏になれる種を持ってるよ!
だからみんな修行すれば悟りにはいつか到達できるよ!ってもの
唯識とかの根本になる如来蔵思想ってのと同一と見てもいいとおもう。
(ちなみに大般涅槃経は初期大乗ではなく中期大乗とみられる。初期大乗だと法華経あたりが仏性を主張する)
天台とかが言ってる仏性(山川草木悉有仏性)ってのは先の如来蔵的な悟りになれる可能性をみんな持ってるってモノ
(この山川草木悉有仏性の出典が大般涅槃経、諸説あるが四世紀ぐらいの成立っぽい。)
禅宗などが言ってる仏性はちょっと違うくて
仏が仏である性質って感じで、みんな仏の性質を持ってるから実は仏なんだ!悟ってないのは仏性を持っていると気がついていないからだ!
って感じの本覚思想的な理解。