>>228 >人類の精神文化および物質文化形成に偉大な功績を残してきた天才たちはすべて
>社会常識からの逸脱、あるいは「狂気」とタコツボ俗物にはみえるだろう。
単に「有名人だから」、(特に精神文化において)偉大な功績を残した、と
信じ込むのは、あまりにも短絡的。功績よりも被害のほうが多い場合がある。
三大宗教の開祖はもとより、ソクラテスやマルクスが一体何を残したか。
真理とは、人間の生存努力の中において、長い長い年月をかけて徐々に熟成される
べきもの。「目から鱗」の思想は、常に胡散臭いと考えておくほうがよい。
>>229 人間界は徹頭徹尾共同体だから、共生のためには、その成員の視線が「一定の許容範囲」
内に留まることが不可欠。
視線が許容範囲を離れて固定され、状況の変化に応じたその移動が全く不可能になって
しまうのが、まさに宗教の病理なのである。