325 :神も仏も名無しさん:2010/08/23(月) 17:33:27 ID:JBbronR8
現役教会員だが、スレ主が真面目に応対しているので書いてみようと思う。
現在の日本の教会は、カトリック・日本基督教団を中心とするリベラルグループと、プロテスタント福音派のグループの二つに大別されている。
まず前者だが、社会におけるキリスト教の実践を重視するあまり、ほとんど左翼政党や市民団体と変わらない主張や活動ばかりが目立っている。
(例:カトリック正義と平和協議会、憲法9条の会など)
信徒個人がどんな政治的信条を持とうが全くの自由だが、それを教会ぐるみで公式に推進するとなると、そうでない政治信条を持つ者は敬遠せざ
るを得なくなる。本来イエスを主と信じることのみが教会に連なる唯一の条件であるべきところ、まるで左派思想が入信の条件になっているかの
ようだ。この一点だけでも、日本のマジョリティを占める穏健な保守層を教会から遠ざけていると言えるのではないか。
対する福音派であるが、これも穏健派から原理主義バリバリのところまで大変幅が広い。ただし活発に活動し声が大きいのは過激な主張をする
教会で、そういうところの多くは終末論を煽り、再臨と携挙をやたら強調し、中東問題ではイスラエルに一方的に肩入れしている。カルト化している
教会も少なくなく、牧師による性的虐待が多発しているのもこのグループである。「リバイバル、リバイバル」と盛んに叫んでいる当の本人たちが
日本のリバイバルを妨げているのは皮肉であるとしか言いようがない。
このように、常識ある一般人が安心して通える教会がほとんど見当たらないように見えるのが現状だと思う。各教会は、「あなたがたはその実で
彼らを見分ける」(マタイ福音書7章20節)と語ったイエスの言葉をもう一度自ら問うてみるべきではないだろうか。
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/psy/1273397745/l50