【最終】輪廻転生説はどう扱うべきか!?【決着】1

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417神も仏も名無しさん
>>412 それは無理。連続性のみを認め、同一性を否定するのであれば、
例えば、前世の「個」を現在の自己とは異なる「個」と見なし、単なる「業の引き受け手」
としてのみ、認識することになる。前世の「個」を時代は異なるが、確かにあれは自分であると
認識するからこそ、その業の果を甘んじて引き受けられる
わけであり、何処の誰とも分からぬ、おっさんが犯した殺人の
業の果だけを引き受けさせられたのでは、たまったものではない。
418神も仏も名無しさん:2009/11/06(金) 02:51:16 ID:5XSoOzzb
補足すると「同一性を否定し、連続性のみを認める」のであれば、
「何によって連続性」を担保するのか?
「継承されるあらゆるもの」を否定するのであれば、
それは「業の作り手」と「その業の引き受け手」という現象の連鎖により、
連続性を担保するしかないが、「同一性を否定した」個から個への業の転移を
誰が認めるのか?
誰がどこのだれともわからない、おっさんが積んだ悪業を引き受けるか?
また、「悪いことをすれば、来世においてその報いを受ける」という
業論の論理はどうなる?いくら悪業を積もうが、その報いを受けるのが
同一性を否定されたもの、すなわち自分でないのならば、関係なしとなってしまう。