【最終】仏陀はアートマンを説いた!?【決着】4

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314旧7
>>95
> ゴータマは不死の境地を説いてるんだよ。そこが涅槃だ。
> 不死とは不滅のことだろ。ちゃうか。
ということは、涅槃は「滅」であり「不滅」である、と?
それとも、「“煩悩の(或いは迷いの生存の)”滅」であり「“アートマンの”不滅」である、と?w

他の方への参考も兼ね、大学時代のノートから・・・。

「無生(ajAta)」であり「無有(abhUta)」であり「無作(akata)」であり「無為(asankhata)」なるものがある。
もし、これらが無ければ、「生」「有」「作」「為」からの出離は知られないであろう。
これらがあるから、出離が知られるのである。(itivuttaka.37/南伝23巻P284)

他、涅槃(nibbAna)の同義語。
滅尽nirodha/離脱・寂滅nibbuti/解脱mokkha/解脱vimutti/脱mutti/
苦尽dukkhakkhaya/愛尽taNhakkhaya/無恚avyApajjha/
寂静santi/寂静(寂止)santa/
出世間lokuttara/諦sacca/
無色arUpa/離貪virAga/無著・無住所anAlaya/足・法pada/
無為asaNkhata/無為界asaNkhatadhatu/無漏anAsava/
無生ajAta/不作akata/無有abhUta/不死amata/不滅accuta/不壊akkhara/
彼岸pArAyaNa/彼方pAra/清浄visuddhi/浄suddhi/幸siva/
洲(灯明)dIpa/帰依所saraNa/救護(所)tANa/逃避(所)leNa/安穏khema/安穏yogakkhema/
最上para/無上anuttara/妙勝paNIta/究極apavagga/無比anupameyya/無辺ananta/独存・純一kevala/
無災anItika/堅固dhuva/極難見sududdassa/不可見anidassana/
還転vivaTTa/照見apalokita/微妙nipuna/ ・・・・・etc.etc.

このように多様な形容を前にした時、「不死だから不滅だろ」などという短絡な発言はとてもできん・・・www
重要なのは、「形容はあくまでも形容である」ということだろう。
字義通り読むことがふさわしくないことくらいは誰でもわかると思う。
カラス氏もよく言っている、「字義通りでなく、何が言われているのかが重要だ」と・・・w