【最終】仏陀はアートマンを説いた!?【決着】2

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568旧7
流れが止まっとるなw

>>554
何が言いたいレスか、よくわからないが、↓原文と南伝大蔵経の水野訳な。
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754
ye ca rUpUpagA sattA, ye ca arUpaTThAyino ,
nirodhaM appajAnantA, AgantAro punabbhavaM.
色(界定)に至る諸々の有情、及び無色(界定)に住する人々は、
滅(尽定)を知解することなく、再有に来る人々なり。

755
ye ca rUpe pariJJAya, arUpesu asaNThitA ,
nirodhe ye vimuccanti, te janA maccuhAyino.
されど、色(界定)を遍知し、無色(界定)に善く住立し、
滅(尽定)の中に解脱する人々、彼等は死(魔)を捨てたるなり。
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で、
「 rUpa ,arUpa ,nirodha 」を、禅定の階層と解する読みはさておき、
「 nirodhaM appajAnantA 」が、
中村訳での「消滅を知らないので」、水野訳の「滅を知解することなく」に当たる。
appajAnantA → 否定辞a+pajAnAti+現在分詞語尾ant の主格複数。
「pajAnAtiしつつない者達は」ということ。偈の後半としては、
「“滅”を善く知悉していない者達は、また新たな生存へとやって来る者達である」ということ。

>「消滅を知らない」は常住のアートマンを意味して・・・
とは読み難いでしょw
(日本語で「アイツは退くことを知らないからなぁ・・・」と言う時のような、
 “○○がない”“○○でない”―この場合は「滅がない」「滅しない」―という意味にはならんと思うよw)
ちなみに、PTS辞書では、ここでの nirodha を(i.e. nibbAna )としているぞw