現代の正規の宗教スレ

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http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/psycho/1160100092/384-390
すでにお話してきたように、666年の前には、イスラム世界の成立とゴンディシャプールの学院の
設立という、精神科学的には大きな意味を持つ出来事がありました。また、1332年の
20年前には、テンプル騎士団が廃止されるという事件がありました。どちらも精神科学的に
見ると、非常に重要な意味を持つ出来事ですが、世界史の上から見ると、比較的軽く扱わ
れがちな事件の部類にはいります。もしそうだとすると、1998年のソラトの影響も、どち
らかというと表面上は、あまりめだたない出来事として地上に姿を現すことになるのかも
しれません。

 またゴンディシャプールの学院の場合も、テンプル騎士団の場合も、ソラトの影響によって何らかの
歴史上の出来事が生じる時期と、666の倍数に相当する年の間には、厳密に言うと何十
年かのずれがあります。ゴンディシャプールの学院創設も、テンプル騎士団の壊滅も、ソラトが影響力
を最大限に強める666の倍数の年の前触れとして生じたのです。666年1332年、
1998年という3つのとしはあくまでもソラトの霊的な作用が最も強まる時期を表して
いるに過ぎません。過去の2度の例を見ると、ソラトは事前に地上に何らかの働きかけを行い、
準備をしておいてから、666の年に霊的な作用を強める傾向があるようです。もしそう
だとすると、今回の1998年の場合も、すでにソラトの影響は、私たちが見落としがちな出
来事となってこの地上に姿を現している可能性があります。1998年という年を正しく
理解するためには、私たちは過去数十年の間に起こったことにも目を向ける必要があるの
ではないでしょうか。

そしてその上で私たちは、1998年以降の未来にやってくるものを冷静に待ち受けなく
てはならないでしょうか。
283:2008/05/22(木) 08:08:15 ID:A2zguSPT
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/psycho/1160100092/392
1998年は、霊的な事象について考えるための一つの目安と捕らえなくてはなりません。
シュタイナーの黙示録講義全体に目を向けてみると、1998年は21世紀以降、人類が体験す
ることになる恐るべき出来事のほんの始まりに過ぎないことがわかってきます。

すでにわたしたちは、アーリマン的な物質文明の只中を生きていますが、このような傾向は20
世紀になってますます強まっていきます。そしてシュタイナーが「ルシファーとアーリマンの受肉について」
で述べているように、はやければ21世紀のあいだにアーリマンが地上に受肉することになりま
す。このとき受肉するアーリマンとは、太陽悪魔のソラトかもしれないのです。おそらくそのころ、
人間の霊性を破壊し、人間の関心を物質に向けさせようとするアーリマンの作用は最大限に強ま
るうことになるでしょう。すでに20世紀末の現代において、ソラト的な霊性を発達させた
人々が姿を現し始めていますが、恐らくこのような傾向を持つ人々は今後ますます増える
ことになるでしょう。

 シュタイナーによれば、これから先、人間は善と悪の二つに分かれていくことになります。あ
くの方向へと進んでいく人々は、ますます動物的な欲望とエゴイズムを発達させ、互いに憎し
みあい、地上に争いを撒き散らしています。一方、正しい霊性を受け入れた人々は、友愛
の精神に基づく新たな社会の建設を目指して活動を続けていきます。そして善なるものを
目指す人々とあくに向かおうとする人々のあいだの乖離が決定的なものとなったころ、最
大の戦争が起こります。これがシュタイナーのいう「万人による万人のための戦い」です。「万人
による万人の戦い」はいつごろ起こるのでしょうか。それは、後アトランティス時代が第六根幹期
へと移行する境目にある西暦7893年ごろだと考えられます。シュタイナーによればそれは「モ
ラルのカタストロフ」であり、あらゆる人間が互いに相争いう、恐るべき戦争となります。
しかもこのとき、何らかの自然災害が生じることも予測されています。
284:2008/05/22(木) 08:10:13 ID:A2zguSPT

 もし最終戦争などというものがほんとうにおこるとしたら、それは、西暦7893年ご
ろの「万人による万人のための戦い」でなければなりません。ですから私たちは、199
8年に大きな戦争でもおこるのではないかと、びくびくしながら待ち受ける必要はまった
くないのです。人類にとって、最大の戦争が起こるのは、いまから約6千年も先のことで
す。私たちは、1998年を単純に終末の年と考えるのではなく、21世紀以降に起こる
さまざまな災厄の幕開けと捕らえるべきなのです。

おそらく1998年は、人間が21世紀以降、善を目指す側と悪に向かう側の2つに別れ
ていく最初の兆候が現れる年となるでしょう。しかし1998年のソラトの影響それ自体は表
面上は目立った形では現れてこないでしょう。なぜならソラトはもっぱら人間の内面に働きか
けるからです。

 1998年をひとつの目安として生じることになる最悪の事態とは、恐らく人間の精神
に関係するものではないか、と思われます。たとえば、1998年以降人類の物質主義的
な傾向がさらにいっそう強まるとか、多くの人間が動物的な欲望を発達させることになる
とか、ソラトの影響は直接眼に見えない形で人間の内面に現れるのではないでしょうか。シュタイ
ナーが危惧していたように、人間は進化した動物に過ぎない、といった考え方がますます人
類のなかに浸透し、このような思考方法に基づいて行動しようとする人間が増えるのでは
ないでしょうか。
285:2008/05/22(木) 08:11:42 ID:A2zguSPT

もし1998年がソラトが3回目の活動を行う年なのだとしたら、もうすでにソラトの側から
の準備は着実に進められているはずです。恐らく、その影響はすでに何らかの形で私たち
の周囲に現れ始めているのではないでしょうか。そして人類の大部分はこのことに気づか
ず、急速な物質文明の発達とともに、自分たちの内面で、あるいは周囲で本当に何が起こ
っているのかがますます見えなくなっているのが現状ではないでしょうか。いま、時代の
勢いはソラト的な方向へ向かいつつあります。急速に発達していく物質文明は、それがはたし
て人類にとってよいものなのか、悪いものなのか、ゆっくり考える余裕すら私たちに与え
てくれません、私たちはもはや、このような物質文明とかかわりあわないかぎり、普通の
社会生活を営むことすらできなくなっています。私たちは、このような時代を生きていく
ことを余儀なくされています。それはこのような時代に生まれた私たちの運命なのだ、と
いってもよいかもしれません。では、私たちは、何もかもあきらめて、ソラトからの攻撃を手
をこまねいてみていればいいというのでしょうか。人類はすべてをあきらめて、ただソラトの
前にひざを屈するしかないのでしょうか。

もちろんそうではありません。

それでは私たちがシュタイナーの著作や講演集をとおして精神科学を学ぶことの異議がなくなっ
てしまいます。

それではシュタイナーがこの20世紀にアントロポゾフィーという精神運動を通して行ったことすべて
が無意味になってしまいます。

ここで私たちに貴重な指針を与えてくれるのは、シュタイナーが1918年に行った。「天使は私
たちのアストラル体で何を行うか」という講演です。この講演の中で、シュタイナーはまず、この
20世紀が人類にとって大きな転回点となる重要な時期であることをはっきり述べていま
す。
286:2008/05/22(木) 08:13:35 ID:A2zguSPT

この世紀末に活動しているのはソラトのような悪しき霊ばかりではありません。シュタイナーによれ
ば現在悪しき霊のほかにも、天使存在が盛んに活動を行いながら、人類を正しい霊性に目
覚めさせようとしているのです。

いま、天使存在はアストラル体を通して未来のための3つの理想を人類に送り届けようとしてい
ます。

その3つの理想のうちの第一番目は、友愛の精神です。友愛の精神とは、他者に対する深
い関心や愛を意味します。もし人類がこの衝動を正しく受け止めることができるならば、
まったく新しい未来社会が実現することになるでしょう。シュタイナーはこのような友愛の精神
を、「将来自分の傍らにいるほかの人間が不幸な状態にあるなら、いかなる人間も心安らか
に幸せを享受してはならない」という言葉で簡潔に表現しています。

第二番目の理想とは、完全な宗教の自由です。教会などの既存の宗教的な組織に頼ること
なく、個人が直接キリストとつながること、これこそが未来のキリスト教の理想的な姿です。「未
来では、一人一人の人間がほかの人間の中に隠された神性を見るようにならなければなら
ない」――これこそが未来の宗教を支配するおきてとなります。このような宗教の自由が、
先にお話した「エーテル界へのキリストの再臨」と密接に結びついていることはいうまでもありま
せん。

そして、第三番目は、精神科学による宇宙の霊性への洞察です。「思考生活を通して例へと
到達し、思考を通して深遠を超越し、霊的なものの中での体験へと至る可能性を人間に与
える」ような衝動が、いま、天使を通して人間の中で形成されようとしているのです。
287:2008/05/22(木) 08:14:43 ID:A2zguSPT

この3つは、人類が唯物論的な世界観を脱して、霊的なものに対する正しい認識を獲得し
た場合のみに生じます。20世紀末の現代は、ソラトのような悪しき霊的存在が活動するだけ
ではなく、同時に天使のような、人類を善なる方向に向かわせようとする存在も活躍する
時代なのです。いま、人間の内面では悪しきものばかりが猛威を振るっているわけではあ
りません。人間の内面には、現在、人と人とがともに生き、助け合えるような新しい社会
を形成しようとする動きも同時に起こりつつあるように思われます。また学問や思想の分
野でも、唯物論の限界を克服して、宗教と科学、霊と物質が一体となった新しい認識に到
達しようという動きが生まれつつあるようです。いま、すでに多くの人々の内面において、
新しい人類の未来を生み出すヴィジョンが形成され始めているのです。

では、もし人類が天使が送り届けてくるヴィジョンをただしく受け止めることができないなら
ば、どうなるでしょうか。

そのときには将来、ソラト的な3つの知恵が、最も悪しき形で噴出することになります。
まず第一に優生学、第二は有害な医学、第三は律動学です。

「天使は私たちのアストラル体で何を行うか」のなかではシュタイナーははっきりと述べてはいません
が、黙示録講義を研究してみると、この3つの知恵を人類に教えるのはアーリマンとしてのソラト
だということがわかります。
288:2008/05/22(木) 08:22:39 ID:A2zguSPT

ソラトは西暦666年にゴンディシャプールの学院を通して、この3つの知恵を人類に広めようとし
ました。このときソラトの企てはササン朝ペルシアが崩壊するとともに失敗に終わりましたが、いま、
再びソラトはこの3つの知恵を人類の中に流し込もうとしているのです。

 もし人類が現代という時代を怠惰にすごして、友愛の精神も、真の宗教性も、正しい宇
宙的認識も獲得しないままに、この3つのソラトの知恵を受け取ったらどうなるでしょうか。
そのとき人類はこの3つの知恵を、もっぱらエゴイズムと動物的な欲望を満足させるために役
立てようとすることでしょう。もちろん人類は、この知恵をもたらしたのはソラトだというこ
とには気づきません。人類は、自分の力でこの知恵を発見したようなつもりになって、そ
れを積極的に利用することでしょう。

第2の医学に関しては、人類は有害な治療薬を用いることによって、利己的な目的のため
に病気を引き起こしたり、引き起こさなかったりできるようになります。また、第三の律
動学に関して言えば、人類は自然の中に隠されているエネルギ―を効果的に利用しながら、無
数の機会を自在に動かすことになります。もし人類がこの二つの技術をエゴイスティックな欲望を
満足するために利用するならば、それだけでも地上の文明はかなり荒廃することになるで
しょう。しかし、3つのソラトの知恵のうちで、人類の未来に決定的な影響を与えるのは、な
んといっても第一の優生学です。なぜなら優生学は、人類が人間存在というものをどのよ
うにとらえるか、という問題の根本にかかわってくるからです。ソラトの知恵としての優生学
を手に入れると、人間は子供の受胎や出産の時期を支配したり自分の望みどおりの才能や
能力を備えた子供を作り出すことができるようになります。シュタイナーによれば、そのとき人
類は性を徹底的に自らのエゴイズムと欲望のために利用することになるのです。
289:2008/05/22(木) 08:24:25 ID:A2zguSPT

人間は道を踏み外した性本能を追求することに快感を覚えます。人間は、このような性本
能の逸脱を、超人間的で、偏見にとらわれない、無邪気な心が特別高度の発達したものと
して、賛美することでしょう。

 このとき、「性本能によって人類が半分悪魔になる」とシュタイナーは衝撃的な言葉を述べてい
ます。

「道を踏み外した性本能」に関しては、すでに20世紀の現代において、その兆候が現れ
始めているといっていいでしょう。日常私たちが目にするテレビやドラマや映画、あるいは雑
誌などをよく注意してみてください。そこにはしばしば、人間の中に潜んでいる動物的な
性本能を肯定しようとする意図がまぎれこんではいないでしょうか。

たとえば最近のアダルト・ビデオでは、レイプをまるでゲームか何かのように描いているものがか
なり人気を博しているようです。このようなビデオの世界には、対等のパートナーとしての男性
と女性の関係はまったく存在しません。そこではまさに男性は獲物を追うハンターのように女
性をつけまわします。このようなビデオの隆盛は、現代社会において、女性を自分の欲望を
満たすための道具とみなすことしかできない男性が増えていることを物語っているのでは
ないでしょうか。

しかしこの場合、このような男性たちを増長させるような女性が一部に存在する事実も見
逃すべきではないでしょう。女性たちの中には、男性の身勝手な要求に応じるために、進
んでみずからの自我を放棄しようとする人がいます。現代社会には、女性を性欲の対象と
してしか見られない男性がいる一方で、保護されたい、守られたいという願望を抱きなが
ら、そのような男性に進んでこびようとする女性たちも一定数存在します。そしてこのよ
うな女性たちの態度が、男性たちを甘やかし、彼らにとって都合のよい性的なファンタジーを増
大させる一因になっているのです。スペースの関係上、女性の自我の問題について、ここで詳
細に論じることはできませんが、とにかくここでは、動物的な性本能がはいりこむと、男
性と女性の関係はどこか暗くて、陰惨なものになる、という点だけは抑えておきたいと思
います。
290:2008/05/22(木) 08:28:18 ID:A2zguSPT

このように見ていくと、シュタイナーがなぜ性本能の乱れを軽快すべきものとしてとらえたのか、
ということが少しずつわかってくるような気がします。獣的な欲望のみを追求するとき、
男性と女性の正しい人間関係は崩壊します。そのとき人間は、異性を動物的な快楽のため
のお手軽な道具いがいのものとみなすことができないようになるからです。そのとき、人
間は他者が自分と同じくらいかけがえのない存在なのだ、ということを忘れてしまいます。
人間はセックスによって、男女の絆を深めることができますが、荒々しい欲望とエゴイズムと結び
つくとき、セックスは人間を動物のレベルにまで引き摺り下ろすこともできるのです。

いま、一部の人々のあいだに、動物的な性本能を追求することはよいことだ、という考え
が広まりつつあるのと平行して医療技術としての優生学もかなりのスピードで進歩を続け
ています。私たちにとっては、すでに人工授精は驚くべきことではなりました。一部の国
ではIQの高い人間やスポーツ選手の冷凍精子を販売する業者まで生まれつつあります。また
現在、日本政府は最新の優生学を研究する機関を新たに設立しようという計画を進めてい
ます。新聞やテレビではあまり大きく報道されることはないかもしれませんが、いまや医療
に携わる人たちばかりではなく、政府の関係者も優生学にかなりの関心を示しているので
す。動物的な性本能を100パーセント満足させながら、その一方で優秀な子供を作りた
い、という願望を抱いている人類がソラトの知恵を手に入れるならば、何が起こるでしょうか。
そのとき人類は新しい優生学によって受胎を自由にコントロールし、妊娠の心配もしない
で、いくらでも性の快楽に身を任せることができます。また反対に、子供を生みたいとき
には、好きな時期にできる限り容姿端麗で知能の高い人間を作り出すことも可能になりま
す。そのとき人類は恐らく人間存在を工業製品のようなお手軽な生産物としてみなすよう
になり、人間は神の力が示現した存在である、という人間観は完全に消滅してしまうこと
でしょう。そして人類は新たな社会を築き上げる基礎となるべき友愛の精神を完全に失っ
てしまうことになるでしょう。
291、ミジンコ:2008/05/22(木) 08:33:44 ID:A2zguSPT

http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/psycho/1160100092/393


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