1 :
名無しさん@3周年:
カルトにはまった人たち。
彼らが金を搾り取られ、人生をめちゃくちゃにされるのを見て放っておけない。
彼らだけではない。彼らの親や兄弟、子供や友人の人生までも巻き込まれる。
これが偽善とは承知している。無駄かも知れないこともだ。しかしそれをやったとて誰が止めよう。
あざ笑え。しかし私はもう我慢ならない。怒った。
非常に微妙な心理を掴み、病気やトラウマその他の不幸の傷口に目をつけるカルト。
また人の心理的な衝動、流れ、方向に取り入る。それを利用する。
現代社会に潜む病理の問題と、カルト信者の救出方法、
また彼らをその後の人生に光を見出せるようにすることを話し合うスレです。
前スレ カルトにはまってしまった人を救う方法を考えるスレ
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/psy/1055003627/
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3 :
名無しさん@3周年:2005/05/17(火) 13:22:29 ID:JezTFXAO
前スレで誰か2を立ててとイッタ人ーーーーーー
立てたぞ。
早くここ見つけて来いーーーーー!!
4 :
名無しさん@3周年:2005/05/18(水) 09:25:41 ID:bvtvdzMq
本気で、はまってしまった人を救うのは無理。
5 :
名無しさん@3周年:2005/05/20(金) 13:22:34 ID:ZtmPIkeL
6 :
名無しさん@3周年:2005/05/20(金) 17:12:07 ID:4USElZNM
>>3 1さんお疲れさまです。そしてありがとうございます。
【カルトとは何か】
最近皆さんも「カルト」という言葉をよく聞かれるようになったのではないでしょうか。
でもこの言葉がこのように日常的に使われるようになってきたのは最近のことです。
そして少し面倒なのはこの言葉がいろんな意味合いで使われているために
混乱を生じることもよくあるということです。
「カルト」という言葉はもともとは「礼拝、儀式」を意味する言葉だったようです。
あるいは「古い宗教に対立して起こった新しい宗教」…くらいの意味で使うこともあったようです。
この意味ではキリスト教も2000年前には立派なカルトだったということになるでしょう。
その場合、カルトは必ずしも悪い意味合いを持ったわけではないことになります。
でも現在の宗教現象を扱う場合「カルト」と言う言葉は
段々もっと特殊な意味で使われるようになってきています。
「破壊的カルト」と呼んでもよいような宗教集団
(場合によっては宗教以外のグループに用いることもありますが
ここでは宗教グループに限って考えてみます)を
「カルト」と呼ぶようになってきたのです。
そこで、ここでも「カルト」を「破壊的カルト」の意味で用いたいと思います。
7 :
名無しさん@3周年:2005/05/20(金) 17:14:25 ID:4USElZNM
では「破壊的カルト」(=カルト)というのは、どういう宗教でしょうか。これまでいろいろな定義がなされてきていますが、ここでは、以下のような3つの意味で破壊的な宗教を指すことにしたいと思います。
・信者本人の人格破壊
・信者と信者の家族との間の関係破壊
・信者と社会との関係破壊
ただこのように書くとその恐ろしさというのもピンと来ないかもしれません。
でも実際「破壊的カルト」と呼ばれるグループに関わりを持ち、上記の三点のことを目の当たりに経験するようになると
その恐ろしさは大変なものです。私たちの常識では理解できないものがそこに表れてくるのです。
そしてそのような破壊性をもたらすものとして重要な役割を果たすのが
「マインド・コントロール」と言われるものです。
ですから改めてカルトを定義するとすれば以下のようになるでしょう。
8 :
名無しさん@3周年:2005/05/20(金) 17:17:45 ID:fmfGmuLA
カルト許すまじ
9 :
名無しさん@3周年:2005/05/20(金) 17:18:27 ID:4USElZNM
ですから改めてカルトを定義するとすれば以下のようになるでしょう。
「マインド・コントロールの方法を用いて上記3つの領域での破壊をもたらす宗教組織」
でも当然ここでマイント・コントロールについての正しい理解が必要になってきます。
◎マインド・コントロールとは何か
「マインド・コントロール」という言葉もまた最近頻繁に聞くようになったことばです。
そしてやはり相当あいまいな使われ方をしています。実際米国では相当広い意味で
(特に悪い意味を持たない意味で)使われてきた経緯もあるようです。
そのような中カルト問題が深刻になってきたことを背景として
「マインド・コントロール」という言葉の意味も限定して用いようという動きが起こってきました。
多くの場合大体以下のような意味合いで使われるようになってきたようです。
「ある人物(組織)が個人の人格(信念・行動・思考・感情)を破壊して
それを新しい人格に置き換えてしまうように影響力を人工的体系的に与えること。
しかも本人自身には強制されていると感じさせないで。
けれどももし事前に適切な情報が与えられていたら決して成功しないような仕方で。」
10 :
名無しさん@3周年:2005/05/20(金) 17:20:50 ID:4USElZNM
そんなことができるのだろうかと思われる向きもあるかと思いますが
カルトと呼ばれる宗教組織はそれを見事に行っています。
その恐ろしさは身近にそれを経験した人でなければ十分感じ取ることが出来ないであろうと思います。
その具体的な方法については下記にご紹介した参考文献を参照下さい。
カルトの見分け方
カルトを見分けるのに分かりやすい特徴を箇条書きにするなら
以下のような点を挙げることができるでしょう。これらをチェックしていけば
その宗教がどれほどカルト性を持っているかを知ることができます。
必ずしもカルトが以下のすべての特徴を有しているわけではありませんが
その大部分が当てはまるなら、カルトと考えて差し支えないと思います。
11 :
名無しさん@3周年:2005/05/20(金) 17:24:12 ID:bQL2SpFe
カルトもその他の宗教も、「心理構造上」は全く同じ。すべてのカルトは、伝統宗教
を母体として発生し、そのテクニックを使用している。
キリスト教はユダヤ教に対して、イスラムはユダヤ教、キリスト教に対して、仏教は
バラモン教に対して、それぞれ超カルトだった。
カルトか否かは、その宗教の世俗からの逸脱の程度の差に過ぎない。
宗教全体の「病理」を分析、解明、指摘しない限り、カルト問題の解明と防止は不
可能である。
12 :
名無しさん@3周年:2005/05/20(金) 17:26:03 ID:4USElZNM
1.真理はその組織に占有されておりその組織を通してのみ知ることができると主張する
2.組織を通して与えられた情報や考え方に対しては疑ってはならない
3.自分の頭で考えることをしないように指導する
4.世界を組織と外部とに二分する世界観を持つ
5.白黒を常にはっきりさせる傾向が強い
6.外部情報に対して強い警戒感を与え信者の情報経路に様々な制限を加える
7.信者に対して偏った情報・偽りの情報を提供することがしばしばある
8.組織から離脱した人間からの情報に接することを禁じる
9.家庭や社会との関わりで多くのトラブルを生じている
10.社会からの迫害意識を持ち、それをかえってバネにする
11.外部に対して正体を隠す傾向がある
12.生活が細部にわたって規定される
13.組織が信者の生活のすべてになっている
14.共同体内部でのみ通用する言葉を多く持っている
15.組織からの離脱について極度の恐怖心を与える
13 :
名無しさん@3周年:2005/05/20(金) 17:32:40 ID:4USElZNM
更に具体的に,ご自分で接する宗教団体がカルトであるかどうかを見分けるためには
以下のような点に注意を払うとよいでしょう。
1.誘われたグループについて外部からの情報を集める
2.そのグループの特徴を内部からも探る(観察・質問・内部文書等によって)
3.どんな状況においても自分自身を見失わないようにする
あなたにもできるカルト対策
カルトに対して私たちがなすべきことは多くありますが、最も基本的なことは以下の3点でしょう。
1.自分自身を守る
まず自分自身がカルトに取り込まれないよう注意する必要があります。
上記のようなカルトの見分け方をしっかり身につけると共に、
代表的なカルトについては、その特徴や布教方法・歴史・教義など
できるだけ正確な知識を日頃から得ておくと良いでしょう。
更にカルトであることが分かっていながら、自分を過信して生半可な知識でもってカルトに近づくことは危険です。
マインド・コントロールの力を軽視してはいけません。
そのようにしてカルトに近づき、取り込まれてしまった人々が多くいます。
14 :
名無しさん@3周年:2005/05/20(金) 17:40:00 ID:4USElZNM
.家族や周囲の人々がカルトに入らないよう注意する
いくつかの危険信号があります。たとえば統一協会の場合
・遅い帰宅、あいまいな外出、不在期間が多くなる
・あいまいな「合宿」
・住居の変更
・うそをつく
などが危険信号になります。それぞれのグループで特徴が違ってきますから
幅広い情報収集を日頃から行っておくことが必要です。
3.家族や知人がカルトに関わっているかもしれないという時
この場合の対応は非常に注意深くかつ早急に行う必要があります。
・まず、早急な情報収集によって団体の特定をする
・どれほど深入りしているかを知る(本人に聞いてもうそを言う場合も多い)
・その団体について専門的に救出活動をしているところを探し出す
(関係書籍を調べれば分かるでしょう。キリスト教系カルトであれば
とりあえず当方にご連絡頂けばご紹介できると思います)
15 :
名無しさん@3周年:2005/05/20(金) 17:40:35 ID:4USElZNM
ここで注意すべきは、そのような救出活動をしている方々との接触を本人には知られないようにすることです。
時には知られてしまうことによって家族との連絡を一切絶つようなこともあります。
その後のことは専門家の助言によく耳を傾けて下さい。
素人判断で勝手に行動すると救出を難しくする場合があります。
どのような事態になっても希望を捨てないで下さい。ご家族の本人に対する愛情が一番重要です。
「愛は…すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える」(聖書)
主な参考文献
マインド・コントロール研究所「親は何を知るべきか」(いのちのことば社)
中澤啓介「宗教は恐ろしいか」(大野キリスト教会)
スティーブン・ハッサン「マインド・コントロールの恐怖」(恒友出版)
浅見定雄「統一協会=原理運動 その見極め方と対策」(日本基督教団出版局)
リンク ・カルトに傷ついたあなたへ
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Library/1847/ カルトからの脱会経験を持つ作成者が、単にカルトを外側から非難するのでなく
経験者としてカルトやマインド・コントロールに苦しむ人々のために役立ちたいと考え作られたHP。
※
>>6以下は「カルトセミナー」
http://www.geocities.jp/cultseminar/より引用しました。
記して感謝いたします。詳しくは
>>5のリンク先をご覧下さい。
16 :
名無しさん@3周年:2005/05/20(金) 19:30:16 ID:2+mZJ4X7
>>12 程度の差はあっても、どの宗教でも有している問題点ではないでしょうか。
特に、史上最大のカルトともいうべきキリスト教が、カルト問題に介入するのは
おかしいのでは。2000年間もマインドコントロールが抜けないのですから。
統一教会もエホバの証人も、他ならぬキリスト教が母体。単なる宗派間の争い
だと思われます。
17 :
名無しさん@3周年:2005/05/20(金) 21:52:48 ID:4USElZNM
>>16 カルトはたんに信条がイデオロギー的なだけではありません。
マインドコントロールで制御にかかるのは、実は信条というより
個人の能力を発揮していくための自由意志でしょう。
個人の自由意志を捨てて組織に尽くす、あくまでもその人格づくりのために
イデオロギーや種々のテクニックを使うのが破壊的カルトの特徴です。
そこが伝統宗派との違いです。財やマンパワーの集約力が問題なのですから。
18 :
名無しさん@3周年:2005/05/20(金) 21:55:49 ID:4USElZNM
もちろん伝統宗派でも謙遜や自己否定の重要さをいいますが
それは精神修養のためで、珍味売りや不眠不休の労働のためではない。
本筋に戻りましょう。
19 :
名無しさん@3周年:2005/05/21(土) 01:07:03 ID:JipowBlt
カルトに嵌る最大の原因は、「目に見えないものが実在する」と信じ込まされる
ことだ。すぐに「電波は目に見えないではないですか」などと言う。しかし、電波
(電子)は、観測装置を使えば容易に知覚できるが、「神」や「霊」は知覚できない。
従って、実在しない。
また、彼等は「死」をやたらと意識し、怯える。これも、宗教から信じ込まされた
こと。無宗教者は、死はすべての人に公平に訪れる自然の摂理だと思っているから、
ことさらに恐れない。
上記の二つの思い込みは極めて根深く、それからの離脱は不可能に近い。思い込んだら
最後、教祖の意のままに操られる。
この点、伝統宗教の方々にも、強く反省を求める。
◎【JSCPR集団健康度チェック】
◎ 回答の仕方
※ 健康度チェックのための質問は全部で114項目あります。全ての項目にお答え下さい。
1 反抗的なメンバーには、辛い体罰や独房への幽閉などの身体的罰を受けさせる。 0 1 2 3
2 規則の逸脱行為に対してメンバー同士での監視やスパイ行為を奨励する。
3 解決困難な因縁・呪い・危機などで不安や恐怖をあおって献金や奉仕・労働をさせたり勧誘させたりする
4 脱会したいと言うメンバーに、身柄を拘束してまでも脱会させないことをよしとする
5 無視・侮辱・非難・降格・破門や追放などの精神的罰を受けさせることがある
6 メンバーに対する傷害・致死・殺害が起きている
7 個人的に大切にしていたものを捨てさせたり大切にしていた対人関係の縁を切らせる
8 財産や物品の個人的所有をほとんど認めないか著しく制限する
9 組織活動に専念させる目的で仕事や学校を辞めることを望ましいとしたり強制的に辞めさせようとする
10 メンバーである証として、特殊な服装・物品を身につけさせる
11 経済的に元の暮らしにもどれないほどの財産の寄付・高額の献金あるいは物品購入を求める
12 組織活動の正当性をたてに一般社会の法を犯すこともある
13 「脱会すると不幸になる」「罰が下る」などの恐怖感が与えられる
14 反省(懺悔)の必要なメンバーには集団で取り囲んで攻撃することがある
15 自分たちの組織は外部から迫害されていると教えられている
16 最初のうち、組織や代表者の名称あるいは接近した真の目的を隠して勧誘する
17 被勧誘者の周囲を複数のメンバーで取り囲んで入会の意思決定を求める
18 無力感や切迫した恐怖感などの危機的状況を煽った上で入会の意思決定を求める
19 入会に際して、家族や友人・知人などの組織に関係ない人々には相談させないようにする
20 集団的な熱狂状態や情緒的な興奮状態の中で入会の意思決定を求める
21 嫌がっていてもしつこく長時間拘束して根負けさせ次の約束や入会の承諾を得ようとする
22 実際にはやめにくくなることを知りつつもいつでも容易に辞められることを強調しながら勧誘する
23 嘘をついたり、重要な情報を意図的に隠して勧誘する
24 組織の正当性を信じさせるために演劇的な手法や仕掛けを使うことがある
25 組織外部の人々と自由に話をする機会が与えられない
26 上役や係の許可を得ずに手紙を出したり電話をかけることが困難である
27 メンバー宛ての通信を組織やリーダーが意図的に届けないことがある
28 メンバーの住居は組織やリーダーによって定められそれに従うしかない
29 組織外の者は家族といえども居住地を知ることができない
30 メンバーは他の社会とは隔絶した閉鎖的環境に住まわせられる
31 組織やリーダーが決めた者たちで同居することが決まりになっている
32 家族からの面会や電話対応の要請は規則によって受け付けない
33 組織やリーダーが性行為の具体的な内容を決める
34 メンバーの結婚・離婚などは組織やそのリーダーが決定する
35 性的な誘惑を用いて勧誘する
36 組織が結婚許可の条件として献金や労働奉仕を求める
37 子どもに対する体罰が正当化されている
38 夫婦であっても、メンバーは組織方針によって別々に暮らしていることが多い
39 恋人や配偶者がいても片方が入会すると離婚ないし別離となることが多い
40 性的虐待・性的強要がある
41 子どもを強制的に組織の活動に参加させる
42 小学生やそれ以下の年齢でも、親から引き離して所定の施設に住まわせる
43 組織活動のためにノイローゼやうつ病のような心理的障害や困難にいたるケースが普通より多いと思う
44 本人が希望する治療や病院・医師にかかることができない
45 入会条件を満たしていても組織の都合で入会を拒否したり延期することがある
46 組織や個人に不都合が起こったら、必ず原因を不服従・不忠義といったメンバー自身のせいになる
47 組織が決めた食生活をしないと死ぬとか重大な病になるなどと言われている
48 身体の不調や病気のときでも、組織の活動を休む許可や医師にかかる許可をなかなか出さない
49 断食や行などの過酷な修行を強要する
50 快癒に必要な医療行為でも、組織の思想によって制限や禁止が強いられる
51 長時間の修行や組織活動を無理に連続して心身に異常をきたす者がいる
52 不衛生な家や危険な建築物に住まわされている
53 交通違反運転や危険な運転をせざるを得ない状態にある
54 嘘をついたり、文書を偽造したりといった詐欺や欺瞞行為もやむを得ないとする
55 やるべき課題が多すぎて、慢性の睡眠不足の状態にある
56 十分な食事が与えられず、常に栄養の枯渇状態にある
57 意識が異常になる薬物投与・電気ショック・脳波操作などの医科学的手法が行なわれている
58 超常現象と思わせる幻覚体験をさせて組織の思想や理念を正当化させる
59 組織内での自殺者や自殺未遂者は普通より多く出ていると思う
60 特定の食品・嗜好品の摂取を指示したり、禁止したりする
61 子どもに一般社会の基本的な規則・慣習や常識を身につけさせない
62 現在の義務教育のあり方を組織の基本的な信条として否定している
63 高校進学や大学進学を妨げるというような高等教育を受ける自由が制限されている
64 組織外部の人々やその子供との交際は禁止あるいは制限されている
65 個人の自由な読書は認められていない
66 学校の行事参加や課外活動につき、一律にの制限することがある
67 自分の自律心を軽視するように教育をしている
68 幹部やその子どもなどの特定のメンバーと他のメンバーとの間に権利や待遇において差別がある
69 科学的に判明している事実を否定するよう強要することがある
70 子どもの意見や主張は一般にわがままと見なして耳をかさない
71 組織やそのリーダーの意見や方針に対して反対意見を述べると制裁が与えられる
72 組織を批判しているような出版物や放送・ホームページに接することができない
73 一部のメンバーの自発的な集団や活動は禁止されている
74 組織目的の達成が第一優先であって多少の犠牲はやむをえないと教えている
75 仕事の業種や内容を自分ではほとんど選べない
76 組織内での仕事・活動とその場所(勤務地)に関して当人は拒否することができない
77 組織外での労働によって獲得した収入がほとんど献金となる
78 労働環境が衛生面や安全面においてよくない
79 組織が望ましいとする労働時間が長すぎたり過酷である
80 組織に属しているために保険や年金による生活保障が受けられなかったり制限されたりする
81 義務教育中の児童・生徒にも組織のための労働や活動を強制する
82 懲戒に関して本人は、弁明・反論できる機会が十分に与えられない
83 組織に決められた特定の政党や特定の候補者を応援しなくてはならない
84 組織のリーダーは絶対的存在であり何事にも服従することがよいとされている
85 他のメンバーとの連絡は自由に取れない状況にある
86 ごく一部の幹部やリーダーだけが組織の利益や特典を受けている
87 組織での労働に対して給与は支払われないか一般よりもとても低い額である
88 個人的に秘密にしたいことでも組織のしかるべき人に明かさなけれならない
89 個人の日記・メモや手紙・電話などの通信が組織の誰かに見られたり盗聴されたりすることがある
90 組織で記載された記録内容を本人さえも見ることができない
91 本人の了解なくメンバーのプライバシーを口外したり個人的秘密を守らないことがある
92 組織の規則が私生活にもおよび罰や報酬が与えられる
93 生活のスケジュールはほとんど管理され個人で自由に使える余裕がない
94 募金活動を装って資金集めをしている
95 家族や縁者に内緒にさせて多額の献金や物品購入をさせる
96 サラ金業者やカードローンまで利用させてまで献金させる
97 組織に献金させるために家族や友人・知人から借金させる
98 脱会者やその意志を持つ者の財産返還の要求に誠実に応じない
99 私的な生命保険を解約させたり資産を処分させて組織に献金させる
100 組織の思想や活動を批判する者に対して名誉毀損訴訟を濫発したり訴訟への懸念をたてに使う
101 組織の思想や活動への批判者・反対運動する者への暴力や逮捕あるいは監禁などの攻撃をする。 0 1 2 3
102 一般の無関係な人々への暴力やテロ攻撃を組織目的のためにはやむを得ないとする。 0 1 2 3
103 組織の思想や活動への批判者・反対運動する者に対して脅迫やいやがらせの文書を送ったりそうした意味の電話をする
104 組織の施設周辺に暮らす住民生活への配慮がなく苦情がでている
105 組織活動のために、早朝や深夜などの非常識な時間に一般宅や会社などを訪問する
106 脱会したメンバーに対して脅迫したりいやがらせをする
107 メンバーと家族の間でその組織の教えのために家族崩壊になる例があとをたたない
108 会社や学校での友人・知人・部下・同僚などに手当たり次第に販売や入会などの組織活動させる
109 社会的な地位や優位な立場を利用して販売や入会の勧誘をする
110 相手が不幸や悩みのある状態につけいって販売や入会の勧誘をする
111 組織の活動で個人の住居やオフィスに上がり込んでなかなか帰らない
112 組織やメンバーの活動で与えた被害に対して誠意ある対応をしない
113 組織の代表・幹部の教える思想と実際の活動との間には根本的に矛盾がある
114 心身の障害者を排除したり人種や性の差別を認める思想がある
☆カルト、マインド・コントロールとは?
人に「これは自分で選択した」と思わせながら、実は第3者が巧みに選択の方向を操っている状態を
マインド・コントロールといいます。例えばこんなケースを考えてみましょう。
あなたは旅から帰る電車でたまたま隣り合わせた人に声をかけられおしゃべりするうちに仲良くなりました。
駅に着いて別れを告げようとしたところ、良かったら自分が入っているサークルに来ないかと誘われます。
その人とはとても気が合うように思えましたし、親切にしてくれたのでその好意に答えたいと思い
約束をしてあなたはそこへ出かけます。
サークルに行くと周りの人はその人と同じように親切で、初めて来たあなたを歓迎してくれます。
みな初対面の人とは思えないほど気さくで親しみやすいので、あなたは次第に心を開いていきます。
その場にずいぶん馴染んだように思えたその時、今度はサークルの人が
「人生の勉強をする素晴らしい研修会があるけれどあなたも参加しない?」と誘います。
そのサークルの人たちはみな研修会に参加しているそうで
こんなに魅力的な人たちが受けているなら自分も受けてみてもいいかなと思い
研修会について相手に尋ねます。しかしサークルの人はにっこり微笑んで
「研修会の内容は先に知ってしまうと、なんだそんなことかってしらけてしまうかもしれないでしょ?
でも行ってその場であなた自身が体験してみることで本当の価値がわかるようになるのよ」とあなたを諭します。他の人に尋ねても同じような答えが返ってきます。
少し不安になりましたが「でもほんと、すごくいい研修会なんだから」
「あなたみたいな人が行ったらきっと素晴らしい発見があるはずよ」と言われ
好奇心をそそられます。一度くらい行ってみてもいいかなと思い
研修会の費用を尋ねると予想外に高い値段です。あなたはまた躊躇しますが
「でも私は受けてみてお金には変えられないと思ったわ」
「人生観が変わるんだもの、少しくらいお金をかけてもそれだけの価値はあるわよ」と周りから言われ
軽い混乱を感じながらも「でもこんな素敵な人たちみたいになれるんなら試しに一度くらい」
と思い参加を決断します。そして次の週末あなたは…。
これは自己啓発セミナー系カルトや宗教系カルトにありそうなほんの入り口をシミュレートしてみたものです。
あなたはこれを読んでどう感じたでしょうか?「最初から胡散くさいじゃない」と思ったでしょうか?
それとも「私もこういう人に出会ったら、案外危ないかも」と思ったかもしれません。
少々わざとらしい状況に感じるかもしれませんが、実際には親切にされ、話して気の合う人に対して
あまり邪険な態度を取れるものではないのではないでしょうか?
以上のケースでは「周りの雰囲気に同調する」「親切にされたらお返しをしたくなる」
「一度体験すると自分が選択した結果を肯定したくなる」「希少価値の高いものに魅力を感じる」など
人間に自然に備わった習性を利用して、相手を自分のペースに引き込んでいます。
社会心理学の分野ではこれらの「人が他者にどう影響力を与えるか」という観点から研究がなされてきました。
マインド・コントロールはこの社会心理学を巧みに利用し相手に違和感を与えないようにしながら
確実に相手を操作=コントロールする方法を編み出しています。
しかし上記のケースだけなら、一度この状況からぬけてしまえば
まだそれほどの影響力を及ぼすことはなさそうです。
けれどマインド・コントロールを使うカルトではさらに段階を深め、次第にきつく人間を縛り上げていくようになります。
多くのカルトがその切り札に使うのは恐怖感です。
「あなたは他の人が滅多に聞けないような真理を知ってしまった
だからあなたはそれを人々に伝える責任がある そうしないと大変なことが」
「あなたは今までつまらない人生を歩んできた でもこの教えを知ってあなたは生まれ変わった
それなのにあなたはまたつまらない価値のない以前のあなたに戻ろうとするのか」
「この教えを実践しなければ終末の闘いに生き残ることができず、未来永劫地獄の苦しみを味わうだろう」
このようにその集団と出会う前出会った後のあなたの姿や状況を故意に色分けして
あなたが以前の状況に戻れない、戻りたくない気持ちにさせることで
カルトは半永久的にあなたを拘束することになります。
カルトの特徴
カルトがどのような方法で人を縛り上げていくのか以下の一覧で確認していきましょう。
1.あなたをカルト以外の他の人たちから引き離し環境を操作します。
2.カルト以外の他の人たちと話したりカルト以外からの情報が入らないようにします。
3.不十分な食事やカルト内での過剰な活動によってあなたを衰弱させます。
4.精神的に萎縮させたり自尊心を砕かせたりします。
5.不安・恐怖・混乱をかきたて、あなたがカルトへ服従することによってのみ
喜びや確信が与えられるようにします。
6.訓練の中で誉めたりけなしたりというように飴と鞭を巧妙に使い分けます。
7.儀式化された集会で仲間からの糾弾・問い詰めなどの圧力を与え
あなたに罪悪感を起こさせたり人前で懺悔するように仕向けます。
8.リーダーはあなたやカルト全体を支配しているように見せかけ
あなたが心身ともにカルトに服従することで運命が決まると主張します。
9.祈祷や印刷物の書き移しなど単調な作業や同じことを繰り返す活動に従事させます。
10.自分自身・家族・以前の価値観に決別するよう仕向け、それまでの生き方を否定します。
これらがすべて当てはまるカルトもあれば、部分的に当てはまるものもあります。しかし、大半に心当たりがあるのでしたら、カルトである可能性は十分でしょう。
カルトの種類
日本でカルトという場合、圧倒的に目に付きやすいのは宗教系カルトです。
生きた絶対者・超越者が集団を支配し救済や死後の世界への信仰が強調されます。
戒律が厳しく体罰を使うこともあり、祈り、隔離、長時間の勉強会や伝道
自己批判や罪の告白などの手口を使います。
次によく見られるのは自己啓発セミナーを典型とするもので中には心理療法まがいのものもあります。
自己変革や向上をめざして努力することを動機とし、恥の意識・威嚇・言葉による虐待などの手口を使います。
上記の2つに似たものに、ニューエイジ系のカルトがあります。
人は訓練によってパワーを得、未来について知り、即効の治療法を身に付けることができると考えます。
魔術的なトリック、変性意識、仲間からの圧力などの手口を使います。
消費者問題の場面で表面化しやすいのは、マルチ商法に代表される商業カルトです。
富、権力、ステータスの獲得や、効率よく儲けることを信条とし
詐欺商法、罪と恥の意識、仲間からの圧力、経済的な支配などの手口を使います。
また現在の日本ではあまり目立つ存在にはなりませんが
政治・人種差別主義・テロリストの系列のカルトも存在します。
社会変革や革命をめざし、敵を打ち倒す、あるいは邪悪な権力を駆逐するといった過激な信念を持ち
軍隊まがいの訓練・互いの密告・罪悪感・恐怖・鍛練会・妄想の植え付け・長時間の教化などの手口を使います。
そしてこれもケースとしてはあまり聞きませんが、オカルト・悪魔崇拝・黒魔術的なカルトもあります。
超自然の力の信奉から生まれたもので、風変わりな儀式・秘密主義・恐怖と威嚇
極端な暴力などの手口が使われます。
カルトとは、いわゆる宗教の形をしたものだけではありません。
カルトはその人の考え、信念を操作するので、それを支配する力さえあれば
信奉する対象が宗教のような超越的存在でなければならない必要はないのです。
つまり、その人にとっての"超越的存在"や絶対的価値が人格向上であれば自己啓発セミナーに
神秘主義であればニューエイジやオカルトに、お金であれば商業カルトにというように
いくらでも応用のきくものなのです。
さて、あなたは何に絶対的価値を置きますか?
参考文献:
マデリン・ランドー・トバイアス&ジャンジャ・ラオリッジ著
「自由への脱出〜 カルトのすべてとマインドコントロールからの解放と回復」
中央アート出版社
マインド・コントロールという言葉が日本に流布したのは
1992年頃からのことでしょうか?有名元体操選手がカルト団体に入ったものの
周囲に諭された結果脱会を決意し「自分はマインド・コントロールされていた」と
マスメディアに語ったことからセンセーショナルにこの言葉が広まりました。
もちろん日本に入る以前からこの言葉や概念はあり、同年、日本で翻訳出版された
日本初のマインド・コントロール解説書である「マインド・コントロールの恐怖」
(スティーブン・ハッサン著)は、アメリカでは1988年に出版されています。
マインド・コントロール理論は、社会心理学という学問から生み出された理論です。
社会心理学というのは、一言で言って人間がどれくらい周囲の影響を受けているかを研究している学問で
心理学の中でも新しい分野に位置します。
そこでは、人間の判断はその人が思っているよりもずっと周囲の影響を強く受けて下されていることが
実験によって明らかにされています。
人間は自分自身のことは自分が一番知っていて基本的に自分の力で操作できると考えています。
しかし、この学問は「自分の気付かないところであなたも影響を受けているんだよ」と説くのです。
身近な例では、テレビ・コマーシャルなどがあるでしょう。その商品を買う予定はなかったのに
コマーシャルで見てなんだか欲しくなってしまったということは誰にでも身に覚えがあるでしょう。
でもその時「あぁ、私はコマーシャルを見たからこの商品が欲しくなったのだな」と考えるよりは
即座に「私はこの商品が欲しかったのだ」と思い込むことの方が多いでしょう。
この自覚のなさの部分を研究しているのがまさに社会心理学なのです。
ですから「自分は意志が強くて大抵のことは自分でやれる」と思っている人は
なかなかこのような影響を認めたがらないかもしれません。
だってそれはプライドを傷付けられることかもしれませんからね。
「私がマインド・コントロールなんかされるわけがない」
マインド・コントロール理論の内容については他のページに譲りますが、
マインド・コントロールを取り巻く誤解の1つに挙げられるのが、上記のような言い分でしょう。
「自分はコントロールされるわけがない。カルトのマインド・コントロールを受けるような人は
ほんの一握りのお人好しか、ちょっと自分の頭で考える力のない人たちだったのだ」と。
また「カルトの勧誘を受けた全ての人たちがカルトに入るわけではない、だから入ってしまうような人には隙があったのだ」
という考え方もあります。
もちろんカルトの勧誘に出会っても、全ての人がカルト信者に仕立て上げられるところまで行くわけではないでしょう。
けれどもそもそもカルトの勧誘に会うか会わないかは運・不運の問題でしかありません。
なぜなら先進国でのカルトの勧誘は、あらゆるところに網が張られているのが現実だからです。
街角・学校・会社・近所付き合い・家族・旅行先・インターネット等
カルト勧誘者のいない場所などないというほど、彼らは周到に用意しています。
そこに出くわすか否かは、運1つにかかってくるとしか言えないでしょう。
またそういう勧誘があることを予め知っていれば警戒することもできますが
その情報自体を手に入れるか否かについても、ほとんどの場合偶然に頼るしかないでしょう。
私は今まで多くのカルト脱会者に出会っていますが、そのカルトがそれ以前にテレビで騒がれていても
気付かず入ってしまった人などいくらでもいるのです。そんなのは本人が愚かだからだと思う人は
自分が自覚してその情報を求めたからひっかからずに済んだと言えるかどうか自問してみてください。
間違いなく、たまたま見ていたテレビや新聞から入ったものでしかないことを認めざるを得ないでしょう。
それは、自分自身の力で防いだとは言わないのです。
また仮にマスメディアで見聞きしていても目の前で起こっていることがよもやその噂になっているカルトだと
気付かないという場合もたくさんあります。
私たちは普通マスメディアを通した情報のかなりの部分を「他人事」と考えているからです。
例えば今朝、交通事故で若者が1人死んでしまったというニュースを聞いたとします。
しかしそのニュースに対して私たちはどんな感想を抱くでしょう。
おそらく何も感じないことの方がはるかに多いのです。
事故現場が近所や通勤・通学途中にあったら多少記憶に残るでしょうか。
被害者の年齢が自分と近かったら多少記憶に残るでしょうか。
しかし被害者が自分の親友あるいは家族だったら…。
その時あなたは初めて奈落の底に突き落とされ、そのニュースが現実だと身を持って知るでしょう。
そしてニュースを他人事として眺めている人に対してその感受性の鈍さに憤りすら覚えるかもしれません。
それくらいマスメディアを通して「知っている」ことと身を持って「知る」ことの落差は大きいのです。
またカルトの勧誘の方法はとても巧みです。
ダミー団体を使うのは常套手段で、占い・結婚相談・ヨガ教室・カルチャー・スクール、サークル等
あらゆる手段を使ってあなたに近づいてきます。
しかも少し洗練されたカルトになればあからさまに怪しげなアプローチなどしてはきません。
ちょっと声を掛けられて、趣味が合いそうなので打ち解けて話しているうちに友達になったつもりが
カルトへの入り口だったということはざらにあります。もちろん元々の友達が勧誘してくることもあります。
最近ではインターネットの掲示板をカルトが誘い水にしている例が発覚しました。
その掲示板にはどちらかというとそのカルトを嘲って書き込んでいる人が多かったのですが
カルトを嘲るどころかカルトに嘲られたのはその人たちだったのです。
ここまで来ても、カルトに勧誘された人たち全てがカルト信者になるわけではないという反論は確かに有効です。
仮に入り口に足を踏み入れてしまったとしても、すぐに様子が変だとか、おかしいな、と気付くはずだ、と考える人は多いからです。
そしてそういう人も確かにいるのです。けれど、そうでない人がなぜ残ってしまうのか−。
それはカルトが用意している切り札と本人のニーズとが合ってしまうことがあるからです。
言わば確率の問題です。カルトは人を勧誘することを至上命題としていますから
それは巧みにニーズを嗅ぎ分けて近づいてきます。
例えば、新しい環境にいる新社会人や新入生などは格好のターゲットです。
なぜならその人たちはそれまでの判断基準がそのまま摘要できない状況にいるからです。
人は新しい環境に入るとどういう状況でどんな振舞いや考え方をするべきかという指針を
かなりの部分、新たに学習しなおさなければなりません。
その時人は周囲の言動をかなり参考にしているのです。その周囲の景色にカルトが紛れ込んでしまえば
その人は見分けがつかずにとりあえずそれを参考にし始めるかもしれません。
あるいは現状に行き詰まって新しい人生の展開を望んでいる人にはカルトは魅惑的な人生を提供する振りをして近寄ってきます。
それだけではなくもっと積極的に、カルトはなかったはずの悩みや問題とそれに呼応する願望や期待を作り上げたりもします。
それはテレビ・コマーシャルが必要とは思っていなかった製品をあたかもその人の生活に欠かせないものであるかのように思わせ
買いたいという願望を作り上げるのと同じようなものです。
「言われてみれば自分はもっと才能豊かに活躍できるはずなのに今までそういう環境が整っていなかった。
この人たちの言うようにやってみたら今までとは違う自分になれるかも」
そんなふうに新たな動機を作り上げるのも、カルトのお得意なのです。
つまり、まとめて言うならば、カルトに引っ掛かるか否かは、"基本的に"確率の問題でしかないということです。
カルトに入らなかった人は結果的に一定の確率から逃れていたというわけなのです。
「世の中なんて、みんなマインド・コントロールじゃないか」
マインド・コントロールを取り巻く誤解の2つ目は「世の中なんてどこでもマインド・コントロールが行われているんだ」という考えです。
受験社会も消費社会も政治もみんなマインド・コントロールだ、取りたててカルトだけが悪いわけではない。
だからカルトのマインド・コントロールに引っ掛かる人間は所詮この社会を上手く渡っていけない輩なのだとこの考えは結論します。
日本ではマインド・コントロールという言葉が学術的に定義される前にマスメディアから広がってしまったため
かなり曖昧に広義に解釈されることになってしまいました。
基本的なところを押さえておくと「洗脳」と「マインド・コントロール」には線引きがあります。
「洗脳」は物理的な強制を伴った思想改造です。暴力を使って思想を植え付けるので
恐怖心が続く限りにおいて影響力を及ぼします。
「マインド・コントロール」はそれよりももっと洗練されており、本人が気付かないうちに
他の誰かが選択の自由を奪い、最終的には自分で望んで選んだという意識しか残さないように操作してしまうものです。
例えば、人間には、他人に恩義を感じるとお返しをしなくては、と感じる傾向が備わっています。
これは人間が共同生活を営む上で、個々人が一方的に損をしないように編み出されてきた知恵であり、
代々世界中の人が共有し、反射的に出てくるようになった反応です。
これはとても有益な反射であると同時に悪用できる代物でもあります。
例えば、カルトがあなたに近づいて親切にしてくれると、
あなたはなんとなくお礼をしなければ居心地が悪いような気になります。
そこであなたは何らかのお礼を施すのですが、よく考えてみるとあなたからカルトに対して
親切にして欲しいなどと頼んだ覚えはないのです。けれどもあなたはお礼をしなくてはと思い
次の行動に出てしまう。つまり自分で選んだ覚えのないはずの行為を、なぜか自ら行ってしまっていることになります。
カルトの勧誘はこんな風に始まることが多いのです。
ただ、このような方法はカルトでなくても消費社会では普通に使われています。
試供品や試食品の提供といい、ブティックでの「お似合いですよ」の誉め言葉といい
私たちは恩義に絡め取られて社会生活を送っていると言ってもよい部分があります。
その意味では、私たちは常に見えないコントロールを受けているとも言えるかもしれません。
しかし社会心理学の上ではこれらを「社会的影響力」と呼び「マインド・コントロール」とは線引きして考えています。
「マインド・コントロール」は、この「社会的影響力」を確信犯的に悪用したものなのです。
カルトは一般社会で用いられる社会的影響力を巧みに組み合わせ、大量に利用します。
それはその組織の意図に個人を従わせ、一方的に組織に利益を落とすためだけに仕組まれるものです。
また通常の社会規範でなら反社会的と見なされる、恐怖心を与えて一方的に従わせる方法も多く用いられます。
コントロールの度合いについては、どこからどこまでがカルトという
明確な線引きがあるというよりも、連続性を持った量的なものと考えられるべきです。
例えば、SF商法というのがあります。
道端で試供品のような商品を配っている。
それを受け取ると、近くの会場でもっといいものを渡しているから行くようにと指示される。
行くと最初はタッパー・ウェアー(プラスチック製の食品容器)のようなちょっとした日用品を
早いもの勝ちで無料でばらまいており、集まった人は我先にと手を挙げてそれを貰っている。
そのうちフライパンになり、高級包丁になり、物の値段は釣り上がっていくのに
相変わらず無料の早い者勝ち。みんなが手を挙げ慣れたその頃、店員は隠し玉の羽根布団を取り出し
「これは本当は100万円するのだけれど今日は特別に60万円で販売します!」と告げる。
本当は10万円もしない商品であっても、手を挙げ慣れた人々は40万円も値引きされるなら買ってもいいような気分になる。
またそれまでたくさんの商品をただでもらっていた恩義もあるので、それくらいのお金は支払ってもよいと思い
真っ先に手を挙げてしまう−。これがSF商法の典型例です。
これは一時的に熱狂的な雰囲気に引きずり込むことで、相手のペースを自分の思うままに操ってしまう方法ですが
おそらく布団を家に持ち帰り、他の家族にその顛末を話す頃には少なくない人が「何か変だ」と気付くでしょう。
このような方法は当然、反社会的・非人道的であり、社会的制裁を加えられるべきものですが
この程度の操作では普通カルトとは呼びません。なぜなら体系だった信念を植え付けられるわけではなく
比較的短時間で効果が薄れてしまうからです。
もう少し度合いが強まると本格的に恐怖心を煽って操作するタイプのものが出てきます。
手相や足の裏を見て「ほおっておくとガンで死ぬ」とか「先祖の霊が祟っている」と告げ
恐怖心を植え付けた後に解決方法を示し、その教義に従わせる宗教カルトはこのタイプです。
そこを入り口にして深くまでのめり込ませることもありますが、そこまで丹念に操作しないカルトの場合
ちょっとしたきっかけで恐怖心のカラクリが見えたり、支払う金額が多額すぎて見合わないなど
状況の異変に気付くこともあります。
そうなると宗教詐欺と認識され、返金請求が起こることもしばしばです。
いよいよ強い度合いのカルトのマインド・コントロールになると、それは丹念にメンバー一人一人を教化します。
前者が平面的な操作なら、こちらは立体的・建築物のような綿密な信念を組み立てさせようとするのです。
新入りメンバーの面倒を見る先輩信者をあてがい、一挙手一頭足を監視させ、メンバーのニーズを読み取っては心地のよい返答を与え
合宿や共同生活で連帯感を作り、絆を深め、生活全般をカルトに巻き込むようにさせます。
教義の実行のために何をし、何を考えるべきかを生活の隅々に渡って染み込ませ、反射的に教義に沿った思考ができるよう
何度も学習させるのです。飴も鞭も両方与え、緊張と依存とに充ちた関係を作り出していきます。
その集団が社会に対して特別の使命を負うと考え、自分たちは希有な人間であり
他の人に教理を伝えたり、社会を変える特権があると思い
他者に対して常にその集団の人間であるというアイデンティティを強く持つようになります。
このようにして、その人は半永久的に、そのカルトと信念から離れられなくなるのです。
45 :
名無しさん@3周年:2005/05/21(土) 12:56:51 ID:G61z9r+Q
このように非社会的・非人道的と見なされるコントロールのケースにも強度の差と連続性が存在します。
一般的にカルトの範囲に含まれるのは、後者2つのケースでしょう。
一般社会で繰り広げられる社会的影響力の範囲は、良心的であればSF商法のレベルまでも行かないはずです。
何よりも嫌だ、おかしいと自覚したら、その場から逃れる自由度はカルトとは比べ物にならないほど高いのです。
ですからカルトの行うマインド・コントロールは、社会一般で用いられている社会的影響力とは
明らかに線引きして考えられるべきものなのです。(2000.1.1)
<参考文献>
「マインド・コントロールとは何か」(西田 公昭著/紀伊国屋書店/1995)
「影響力の武器」(ロバート・B・チャルディーニ著/誠信書房/1991)
※
>>31〜
>>43は
>>15のリンク先から写させて頂きました。記して感謝します。
では私はROMに戻ります。皆さんよろしく。
46 :
名無しさん@3周年:2005/05/21(土) 13:01:17 ID:G61z9r+Q
47 :
名無しさん@3周年:2005/05/21(土) 14:29:42 ID:SWpnJ8ui
宗教以外のカルトは、容易に、騙されたことに気付き、社会常識に復帰することが
出来る。宗教によるマインドコントロールは、騙されたことに気付くことが出来ず、
人格が(半)不可逆的に変容される。「目に見えないもの」の「実在」を信じこま
され、現実から遊離した強固な仮想現実を築き上げてしまうからである。
48 :
名無しさん@3周年:2005/05/22(日) 01:08:35 ID:YjzbqouR
宗教カルトの場合、伝統宗教の思考やテックニックがすべて使用される。
少なくとも信者達は、100%の善意をもって行動し、自らの行為の反社会性・
反人間性の認識は全くない。「世のため人のため」「魂の向上」などという内容
空虚な言葉の宗教的高揚感に浸っている。
>>45 著作権って知ってるか?
不必要な無断転載は著作権違法。
リンクだけで十分。リソースの無駄でもある。
50 :
名無しさん@3周年:2005/05/22(日) 21:42:11 ID:8bDf+nAb
伝統宗教の方々は、反論できないようですね。
カルト問題に介入する前に、先ず自分のマインドコントロールを解いて下さい。
なぜカルトがなくならないのか。
それはね、
>6-15,31-45の文章および記載の文献等を読んで「これだ」と思う心的過程が
カルトの教義に洗脳される心的過程とそっくりだからなんだよ。
それとね、
>50のように、自分がどこかに発表した意見を誰もが知るべきであり、
もし反対するなら必ず自分に理解できるように反論すべきであり、
それをしないのは反論できないからであると思いこむ心的過程が
カルトの自己正当化の心的過程とそっくりだからなんだよ。
52 :
名無しさん@3周年:2005/05/25(水) 16:19:25 ID:Zrb4UmPX
>>51 「いいこと言ってる」と思った時が洗脳の始まり。すべての宗教について同じ。
ならばあなたが反論してみてください。出来ないのでしょう?
>>52 つまりあらゆる他者への同意は洗脳の始まりってことか。
それこそカルトの論理だな。
なんで俺が伝統的宗教の方々のために反論せにゃならんのよ。
言葉が独り歩き
盲信と不寛容ってのはカルトの専売特許じゃないからね。
はまってしまった人の呪縛を解くにあたって、
カルト側のてこ入れに対するのと同様の注意で臨むべき問題がある。
それは、カルトに対して敵意むき出しの人、
宗教など特定の思想等への批判・否定が好きな人、
自分に反論する人を敵対者とみなす人、などの存在だ。
こういう人たちはその場の雰囲気を険悪にし、
心を解く交流の場に必須の安心感を壊す。
ネット等で煽っているだけならまだしも、
これらの人が実際の反カルト団体の中や周辺に多いのは
正直困ったもんだと思う。
56 :
名無しさん@3周年:2005/06/07(火) 04:17:05 ID:XBJhIlcB
我、不条理なれど信ぜよ
57 :
名無しさん@3周年:2005/06/11(土) 22:19:49 ID:kYj26Um+
カルトの救済は簡単。2chをカルト信者に見せて2chの常連にさせること。
いとも簡単にカルトはおかしいと気づきます
58 :
名無しさん@3周年:2005/06/11(土) 22:31:27 ID:kYj26Um+
59 :
名無しさん@3周年:2005/06/11(土) 22:52:41 ID:EmJY6MKg
カルトは死ななきゃ治らない。
もう匙を投げた!
60 :
名無しさん@3周年:2005/06/12(日) 03:00:06 ID:CJgEbrWy
今までホーリンコーはただの宗教だと思ってたんですが
家族がホーリンコー信者という人から、子供が竜を見たとか
親戚の病気が治ったとかいう話をききました。
これはカルトでしょうか?
ホーリンコーは中国共産党の弾圧を受けている気の毒な団体
という認識を持っていたし、金が目的でもなさそうなのですが。
無害な「迷信」団体ですか?
61 :
名無しさん@3周年:2005/07/02(土) 01:25:20 ID:PHGB1LBB
中国は政治では共産主義。信教の自由は制限が大杉
トー招聘は氏ね
62 :
名無しさん@3周年:2005/07/02(土) 07:31:51 ID:0Els1Zvu
来世は死ななきゃ分からない。
もう賽を投げた!
63 :
2ちゃんの主の祈り :2005/07/02(土) 07:33:03 ID:sZNAx3kd
64 :
名無しさん@3周年:2005/07/02(土) 20:27:59 ID:PHGB1LBB
2chでインチキ、駆ると教会批判、指導者批判をしてやれ。
駆ると教団の香具師は目が覚める
65 :
:(;´Д`)ハァハァフリメ:2005/07/02(土) 21:17:33 ID:0WTuGjec
332 :(;´Д`)ハァハァフリメ :2005/07/02(土) 21:15:56 ID:lTql0ZXX0
157 名前:puipui♪ 投稿日: 2005/07/02(土) 19:50:25 [ 5glwk0q6 ]
7月3日6chPM5:30〜
『嘗ては国家転覆行動に出ようとした、秘密の儀式をする教団』について
やるそうなのですが、
今、録画デッキが壊れていて...
もしかしたら私の意中の教団で、重要な動かぬ証拠の1つとなるかも知れません。
どなたか録画しといて下さいな。
話は変わりますが手強いユダヤ人ですら国内から追い出そうとするフランス人は
国家・政治・自分達の権利・子孫の事を真剣に考える民族ですね。
日本人もコリアンがどんなに手強くてもやがては国外追放したいものです。↓
「フランスのユダヤ人はなるべく早くイスラエルへ移住せよ」
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/3904943.stm
66 :
名無しさん@3周年:2005/08/04(木) 23:08:23 ID:/wJo8iEq
保守
67 :
名無しさん@3周年:2005/08/06(土) 20:11:30 ID:4UPLFDY2
「信仰という名の詐欺 ― 騙されたいココロ」
カルト宗教多いですよね。
カルトとは、もともと既成宗教に対して、新しい熱狂的信奉集団という意だったからそれだけでは問題じゃないよね。
何を信じようが自由だろ? 問題となっているのは「カルト・マインドコントロール」。
密かにマインドコントロールを施して、人の脳を「破壊」して、組織に貢がせるシステム。
しかも、本人自身には強制されていると感じさせないで。けれども、もし事前に適切な情報が与えられていたら、決して成功しないような仕方で。
そしてもちろん信者さんたちは、自分たちがカルトに荷担しているなんて思っていないのです。
68 :
名無しさん@3周年:2005/08/06(土) 20:12:22 ID:4UPLFDY2
・ 好意性の原理
・ 希少性の原理
・ 返報性の原理
・ 恐怖の原理(基本的な欲求との関係に注意)
・ 段階の原理、コミットメント
・ 権威の原理(外的権威、自己の権威)
・ 社会的証明
・ 同調性の原理
・ 繰りかえし−親和性の原理
・ 優越感の原理
・ 一貫性の原理−(自己の正当化)−−認知的不協和の理論との関係
だいたいどこの教団もやってることは同じなんだよね。必ず、教団貢献と御利益がセットになっている。
で、辞めさせないように脅しも(もちろんw)ある。でもなんで騙されてしまう人が後を絶たないのか?
今では多くの情報が手軽に得られるのに彼らは調べないのだろうか? 調べない。その理由は、彼らが「騙されたいから」だと言える。
69 :
67:2005/08/06(土) 20:13:51 ID:4UPLFDY2
だいたいどこの教団もやってることは同じなんだよね。必ず、教団貢献と御利益がセットになっている。
で、辞めさせないように脅しも(もちろんw)ある。でもなんで騙されてしまう人が後を絶たないのか?
今では多くの情報が手軽に得られるのに彼らは調べないのだろうか? 調べない。その理由は、彼らが「騙されたいから」だと言える。
カルト宗教はなんだかとんでもなく「美味しいこと」を言う。護られる金持ちになる病気が治る救われるetc。
それを「信じたい」から、いくら頭脳明晰でも「コロッ」といく。
その「餌」はというとやはり病貧争に応じた「ご利益」をはじめ、「選民思想」「変身願望」(自分を変えたい)など。
そして「救済」。オウムの信者も世界を救おうとしていた。
それら「欲」を満たしてやれば、彼らは喜んで組織の「奴隷」になる。
そして「奴隷になる」のも人の欲の1つだ。
マインドコントロールの権威、静岡県立大学社会心理学博士の西田公昭氏は、
「人間の心には誰にでも、支配されたい、操作されたいという願望すらある」と考えられると言う。
あるカルト信者は、「自分の目標は、教主とその教えに素直に従うよき弟子になること」とはばからずに言う。
自立しないで霊の親に従うことは、「怠慢」であり責任回避とも言える「欲」である。
「欲」を刺激すれば誰にでも隙が生まれる。
70 :
67:2005/08/06(土) 20:34:16 ID:0uPUIt9e
「欲」を刺激すれば誰にでも隙が生まれる。
そんな欲を満たされるからカルト修行は気持ちよくて「中毒」になる。
当然後遺症もある。まさに「カルトは阿片」である。 他にも「あなたも超能力がつく」なんてゆう餌もある。
それに釣られる様は、まさにそれはダイバダッタの末裔そのものだ。
組織では「吊るし上げ・あら探し」も多い。
カルトでは縦のつながりが重視されるから、霊の親が霊の子をいつも突付いている。これも人の欲「支配欲」を満たす。
組織的に集団で取り囲んで攻撃することもある。
71 :
67:2005/08/06(土) 20:35:24 ID:0uPUIt9e
「カルト」という「夢の世界」の虜になった彼らは、その夢が続くことを望む。
「自分は騙されているのかどうなのか?」という「真理」について調査することは、よもや「夢の終わり」を迎えてしまうかもしれない行為だから、
そんな「目覚める行為」を彼らは拒むのだ。
入信する際は「病気が治る」とか言われて「嫌ならいつでも辞められる」という軽い気持ちで入ってみれば、
当然「辞めさせない仕組み」が仕掛けられていて、
そのうち「他を救うことで自分も救われるのだ!」と話を曲げられ、「勧誘」させられる。
そんなの救われてない奴が言ったって説得力まるで無し。
もちろんそんな理屈は入信前には聞かされていない。修行をしてご利益が無くとも、とぼけて払い戻しも無い。
72 :
67:2005/08/06(土) 20:36:25 ID:0uPUIt9e
「伝統の教えに繋がっている」と言ってダライラマと会見したりするが(権威の原理)、
ちゃんと調べてみれば元の教えとは遥かにかけ離れている事がわかる。
なぜなら集金しやすいように教義を「変えている」から元の教えから遥かにかけ離れてしまうのも当然なのだ。
そういうことをちゃんと調べて確認しないのは彼らが「騙されたいから」である。
そんな騙しの集金システムだから、矛盾が多く苦情が多いのもあたりまえで、
たとえば無断で信者登録されていたり。信者はその人のためだと思っているが組織にしてみれば単なる
「会員費の水増し」だ。「お金ではない心だ」と言いながら、「支払え」とうるさいのも笑えるカルトの実態。
カルト信者はたいがいその矛盾を問われても答えられない。
実際その答えとは集金システムの一環なのであり、信者にはそれは隠されているからだ。
矛盾に答えられないのは「何か私たちには分からない深い意味があるんだ」「自らの修行不足」
という理由にされ片付けられてしまう。 最後は「教えは理屈じゃないのよ!」と感情に任せて怒り出すが、
これも要は「論理的試練」からの逃避に過ぎない。
73 :
67:2005/08/06(土) 21:23:41 ID:jBSjNddt
最後は「教えは理屈じゃないのよ!」と感情に任せて怒り出すが、
これも要は「論理的試練」からの逃避に過ぎない。
カルト信者はいつも勧誘対象を探している。「鴨を連れてくることが神の意志だ菩薩行だ」と言われているし、
連れてくれば自分が昇進できるシステムだからだ。
もちろん組織にとっては鴨が増えれば収益増だ。これを巷では「ネズミ講」と言う。
そしてその際組織の実態を隠したり偽ったりする。なぜなら騙さなければ勧誘できないからだ。
でも何だかんだ言って迷惑掛けなければあとは自由。 でも「信仰という名の詐欺」は自由なのかなあ。
「博愛」を謳うキリスト教も、じつはカルトです。
まあでもカルト批判・宗教批判やってるヤツの中にも
喜んで現実とやらの奴隷になってるのが多かったりするからなぁ。
どっちの側にいるにしろ、ほどほどってのがまた難しいw
・いつでもやめられます
・布施の強制はありません
・あなたは自分のことしか考えていない
・あなたのために言ってあげている
・あなたはまだそれがわかるレベルではありません
76 :
名無しさん@3周年:2005/08/20(土) 00:01:14 ID:8o55PxoC
ナイスです。
救い主様のいう「言霊経綸」について引用しますと......
「これは秘密のことになるのですが、神様の御経綸は、「アカサタナハマヤラワ」の順序で進展する
ことになっているのです。そして、この二十世紀は「ヤ行」まできていて、「ヤイユエヨ」となるの
ですが、神道会の密行の方では、「ヨのみ魂」がいつ、どこにでるのかというのが問題になっていた
わけです。
そして、「ヨのみ魂」が出るということは、地上が「ラリルレロの世」すなわち「ラルロの嵐期」に入り、
人類が混迷混沌の世になり、「神裁き、仏滅、火の洗礼」へと神の御経綸が進んでゆくことを意味してい
るのです。 さらに、「ワイウエヲ」と進んだときに、「いわゆる「和の世界」というか、「地上天国の
建立期」に入るわけです。
その前に、一遍、グチャグチャに壊してしまわれるのがラ行のご作業となります。」
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<元東北大学、早坂秀雄博士のコメント>
「Mu物質にたいへん関心をもっている。Mu物質は、マイナス・エネルギー空間を形成しているものと推量する」
79 :
名無しさん@3周年:2005/08/27(土) 12:21:45 ID:htOvnchb
親がカルトにはまってるんだけど、
宗教法人じゃなく株式会社なもんだから
本人は全く自覚なくて無宗教のつもりでいる。
数千〜1万位は信者がいるのに
ネットですらこのカルトの名前は上がらず
どうしたものかと何年もたってる。
本人はお布施を授業料だと思い込んでいて、
電波発言や勧誘めいたキモイ行為も
仕入れた知識を人に教えてあげてる感覚で
違和感や罪悪感は感じないらしい。
最近は地震が多いからその辺りが『授業』課題のようで
やたらと地震記事を集めたり家の耐震構造や地盤を気にしてる。
そのくせ、そのカルト事務所に出入りしてれば
絶対に被害には合わないと言いはなち入り浸り。
これの繰り返しがずっと続いている。
だから金のことじゃなく、
「これだけの脅迫観念を抱くことが幸せなのか」と
今は言って聞かせている最中。
効果は薄そうだけどね。
>>79 株式会社を装った宗教カルトみたいなので
とりあえずその団体の実名でスレたててみてもいいんじゃないか。
マイナーなカルトは逆にそのマイナーなことを利用して隠れて人騙してる部分もあるので
そういうのを晒せるのが2chの利点。
81 :
220:2005/08/29(月) 06:11:12 ID:/6UNBK+b
世間の認知度が上がらないとカルトとしても認知されないね。
82 :
名無しさん@3周年:2005/09/06(火) 16:06:11 ID:KKyprPKP
age
83 :
名無しさん@3周年:2005/09/06(火) 16:35:24 ID:lLGIQQSn
罪とか無罪とか、処女とか神の母とか言ってるようでは
普遍宗教の仲間入りはできないだろう
84 :
純一:2005/09/06(火) 16:54:06 ID:5lC+MnYZ
75君が人のレベルだのいえるの?
君が人を卑下する事を信仰してる所から教えてもらったなら別だが。
答てくれ、話しをごまかすことはしないように
>>75に上がってるのは
カルト集団が使う常套文句だと思われ。
誘い文句でこの種のことを言われたら要注意。
86 :
ピカチュワ ◆GPDV33Riho :2005/09/06(火) 18:35:24 ID:ds1ZAtID
そのとおりです。漏れがカルトに言われたことの要約だったりします。
87 :
名無しさん@3周年:2005/09/07(水) 03:47:02 ID:YPu3y+YB
75を見ると、まさに 霊友会がカルトだと分かる。
ま他もですがw
84は意味不明。
88 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 20:45:58 ID:zpggNR+X
89 :
名無しさん@3周年:2005/09/25(日) 13:34:10 ID:20ek/6DV
いや、こちらでw
90 :
創価精神患者カルトの荒らし屋の実態:2005/09/25(日) 14:48:40 ID:iqsV9BJ2
創価狂信者の執拗な煽り、荒らしには金をもらって行っているものが多い。
創価狂信者であることを名乗れない悪質、執拗、迷惑な煽り屋、荒らし屋の実態から、創価カルトの化けの皮がはがれて来るのである。
創価狂信者は、一般社会に於いても創価信者であることをやましさから堂々と名乗れずひた隠しにしている信者ばかりではないか!
会社の後輩が出家して以来、駅前で伝導してる。
スティーブンハッサンのような人がいたら、
一声でも声をかけてあげてください。
92 :
名無しさん@3周年:2005/09/26(月) 21:20:26 ID:7I+IaI5o
カルトに限らずに、宗教にはまる香具師は何か病気、問題などあるのさ。
要するに、問題解決の手助けすればいいさ。早い話お金を恵んでやれ。
そうすれば問題解決。病気も高度先端医療がうけるこっとが可能。
なにも金やらなくとも借金の連帯保証人になってやれ。公の借り入れ金でも連帯
保証人はいるぞ。この世は金がすべて。この現実に反論は認めない。
93 :
名無しさん@3周年:2005/09/29(木) 06:24:48 ID:EpgHFMku
あるカルトは「宗教ではないから」という。 では「宗教」ならば悪いのか。
あるカルトは「伝統宗教だから」という。 では「新興宗教」ならば悪いのか。
これらの発言はまったくことの真髄を外しているな。
宗教でも新興でも関係ない。ようは悪質な「カルトマインドコントロール」を施行しているかどうかが
組織の聖邪に関与するわけだ。
先の「宗教ではないから」「伝統宗教だから」などと語るメンバーは まったく的外れな思考に陥っている。
いうなれば「馬鹿」である。
邪まな組織がよく言う、単なる「看板」「権威主義」に過ぎない。そのような組織に限って
悪質な「カルトマインドコントロール」を施行しているのである。
あなたがもし、「カルト」と1度でも呼ばれたことのある組織に属しているとすれば
ちょっと聞いてみようか。その組織に
やめたら不幸になる/生き残れない/救済されない/汚れる/堕落する/
実践すれば幸福になる/生き残れる/救済される/清浄になる/向上する/
という「冥罰法」によるコントロールが在るか無いか。
組織に対する批判はみな却下すべし、という「情報統制」が在るか。
教祖に絶対服従、というナチス的構造が在るか。
・・・吟味視点はまだまだ沢山ありますが。
カルト宗教の大半は、「目覚めよ」と言いますが、その言葉は自分たちに向けるべきでしょう。
94 :
名無しさん@3周年:2005/10/11(火) 23:14:29 ID:IQHy0HBH
age
95 :
はなさはまさゃや:2005/10/11(火) 23:18:46 ID:WgCNCCSR
俺は幸福の科学に入ってます
96 :
名無しさん@3周年:2005/10/21(金) 15:55:29 ID:gS16Sdu/
age
97 :
名無しさん@3周年:2005/10/21(金) 17:02:29 ID:naUoQGG6
秋葉原のキモオタはカルト集団ですか?
ワールドメイトに関する告発は
今や絶望状態だ。
ワールドメイトが今後先細りになることは明らかだが、
アンチ達も報道機関やライター達から敬遠されてしまうに違いない。
日本に宗教法人は18万あり、カルトなどWMの他にも枚挙に暇がないのだから。
裁判による勝訴が見込めない段階では
報道機関による大規模な報道がない限り、
カルトには決定打が与えられない。
脱会者たちは、どうでもいいところで悪評を作ってしまい、
極めてまずいことをやってしまった。
馬鹿の壁は厚く、破砕は困難だ。
101 :
名無しさん@3周年:2005/10/27(木) 20:52:00 ID:USWW1gPX
age
102 :
名無しさん@3周年:2005/10/29(土) 08:57:58 ID:6AiA74SL
a
103 :
名無しさん@3周年:2005/10/29(土) 09:45:39 ID:clXU02Zt
カルトにはまる人は、精神が不安定だからカルトに狙われる。
カルトのターゲットは精神不安定な人だから、
カルトにはまった人を救助するには、
カルトから普通の精神不安定な人に戻し、さらに精神不安定を正常化する努力を
要するので、ほとんど成功せずカルトに戻るか他のカルトに入ってしまう。
104 :
欺瞞三昧:2005/11/02(水) 22:18:26 ID:Y9h3aO+J
「カルトメンバーは毒善を撒きつづける」
まず、「不思議な体験談」の無いカルト宗教はこの世に1つとして存在しません。
そこらのありきたりな新興宗教を覗いてみれば、「不可思議現象」がゴロゴロしています。
カルト宗教の目的は「金儲け」なのですが、 それを隠して、「世界平和」などとのたまい、
信者を、営利的な組織のあり方から目を逸らさせ、「自分を磨くことに一生懸命」にさせ、
同時に集金、集客の手伝いをさせます。
組織にしてみれば、じつは「優秀な集金係り」こそ、 「理想的信者」ということになります。
勧誘や献金などで組織に「貢献」しなければ、
どれほど、陰で、慈悲行−ボランティアなどを行っても、カルトでは賞賛されることは、ありません。
105 :
欺瞞三昧:2005/11/02(水) 22:19:09 ID:Y9h3aO+J
MCされた信者は、世界平和のためと思わされ、「もっと自分を磨くことに一生懸命」で、
「非常に多くのことを学んだ」「自分の組織が悪いカルトでもなんでもどうでもいい」
「組織のいいところだけ見ていればいい」「自分の道を進んでいれば良い」
「何が正しくて何が間違っているかなんかどうでもいい」「感じて自覚して病が癒えればいい」
などと、 「勝手なこと」をほざいてしまいます。
彼らが何を学ぼうが、治癒しようが、そんなことは周りには何の関係もありません。
慈善事業などの良いところの無い破壊的カルトもまた、 この世に1つとして存在しないわけであり、
その言い成りのMCの結果、一部のカルトは、救済のための無差別テロに至ることもあるようです。
そしてカルトメンバーは カルトとは何か?を知ろうともせず、実際知らないので、
能天気にも「本人が判った上で満足していればいいのでは!!」などとのたまい続けるのです。
信者がいかに組織を擁護しようとも、誤魔化しようの無い「欺瞞的集金体質」はのさばり、
あるいは元となる教えから遠く離れてしまっても、
「尊いからそれでいいんだ」と、 多くの問題を、十派一絡にして棄却してしまうのです。
「実践主体」というカルトの常套句は、安易に教学に触れることを妨げ、
元となる教えから遠く離れてしまっている事実を 隠してしまうので、
大腸菌とビフィズス菌の区別もつかない、「宗教無知のカルトメンバー」が大量生産されることになります。
106 :
名無しさん@3周年:2005/11/05(土) 10:21:35 ID:WiOQwA6U
昭和60年5/4 朝日新聞に「6700万円所得隠し」
当時、阿含宗全体の経理を担当していた関西総本部が国税局に摘発されています。
ちなみに責任者の和田尚子事務長は桐山氏の愛人といわれている人で、
現在は関西総本部のトップになっています。
阿含宗の関連企業の代表、役員はすべて桐山氏の身内です。
107 :
名無しさん@3周年:2005/11/26(土) 19:26:21 ID:KemBfT4a
崇教真光六本木中道場の組み手、逆切れ! 「なぜなんだ!!」
公務執行妨害:交通違反切符を逆恨み…警視庁荒川署にトラック突入、容疑者逮捕
2004年04月13日 午後7時45分ごろ、東京都荒川区荒川3の警視庁荒川署で、
2トントラックが入り口に突入、
二重の自動ドアガラス2枚(高さ約2メートル、幅計約4メートル)を割り、署内のカウンター直前で止まった。
同署は運転していた同区東尾久5、解体業、中島加八容疑者(43)を
殺人未遂、公務執行妨害容疑などで現行犯逮捕した。
署内にガラスが飛び散ったが、1階にいた署員にけがはなかった。
同署は、同日午後に交通違反で取り締まりを受けたことを逆恨みしたとみて調べている。
調べでは、中島容疑者は同日午後3時ごろ、区内でトラックを運転中、
シートベルト不着用と過積載で同署員に反則切符を切られた。
この際、「なぜなんだ」と激しく抵抗し、カッターナイフを見せるなど興奮していた。
事情を聴かれた後、署の近くでトラックに乗ったまま約1時間待機していたという。【長谷川豊】
毎日新聞 2004年4月14日 東京夕刊
↑ 「なぜなんだ」に座布団一枚!w ガムバレよ!
中島加八は 解体業社「万陽工業」の社長でありますが、社員は募集中のようですwので
↓
ttp://www5.ocn.ne.jp/~banyo.k/ よろしく!
108 :
中島加八:2005/12/07(水) 03:35:33 ID:wMHfp0KB
中島加八
カルトの味をしめるとやめられなくなる
人にやめさせられるなんてのはいい迷惑だ
本人が続けたいのならそれでいいじゃないか
ガキじゃあるめいし
マイコン
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ゞミ´・∀・`) / ゚*。+・
/~っ○ノっ
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111 :
名無しさん@3周年:2005/12/16(金) 23:48:58 ID:fWd6qGN5
妙尊寺に洗脳されるな!!
112 :
ピカチュワ ◆GPDV33Riho :2005/12/17(土) 20:04:28 ID:5fjYIDXD
↓こういうのしかないかもしれないですね。
732 :名無しさん@3周年:2005/10/18(火) 21:22:08 ID:eysybnfc
昔、出家信者の家族から依頼を受けて強制的に
宗教と切り離すってのを生業にしていました。
まあ、犯罪ですわね。拉致・監禁等。
その出家した連中はワタシに「地獄に堕ちる・狂う・死ぬ」をさんざん
言い散らかしてました。でも一週間もすれば目が覚めて
こっちの話を聞いてくれて、親元に帰せるようになるんですが・・・
帰ってからの再勧誘が酷いんですよ。酷いヤツは不幸を自作するんです。
飼っている犬・車・家族。
結局、素人の犯罪なんで、すぐにアシがついてしまうんですが。
脱会される方。きちんと家族に話して、理解・支援を得てください。
警察・近所に知られるの抵抗あるかもしれません。でもすぐ通報して下さい。
警察も力を入れています。頑張って下さい。
114 :
名無しさん@3周年:2005/12/28(水) 21:07:20 ID:al+m/Gw6
age
115 :
名無しさん@3周年:2006/01/03(火) 18:58:19 ID:oxb881a8
116 :
名無しさん@3周年:2006/01/03(火) 19:49:08 ID:KhT6TIn4
117 :
名無しさん@3周年:2006/01/03(火) 20:08:53 ID:KhT6TIn4
どうやら知ってる人いないみたいですね。失礼しました。
118 :
名無しさん@3周年:2006/01/04(水) 10:51:01 ID:piv6VMni
119 :
名無しさん@3周年:
ジャニーズ