そのときぼくは
ふしぎと
こわくなかったんだ
ただ・・・
ただひたすら
おたがいだまっていた
それから どのくらい
じかんが
たったのだろう・・・
かれはしずかに
まるで、たねが はつがするかのような
ゆっくりとした くちょうで
ぼくに かたりはじめたんだ・・・
そのとき ぼくは
かれが なんていっているのか
よくわからなかったんだ
しらないことば だったからじゃない・・・
こえが ちいさかった からでもない・・・
かれのことばの いみをりかいするには
ぼくはまだ おさなすぎたんだ
ひいてはかえす なみのように
かれはただ、ひたすらかたりつづけた
かれがぼくに なにを おしえようと していたのか
なにを つたえようと していたのか
それが わかったのは ずっとあとのこと
でも・・・
さいごの ひとことは
そんなぼくにでも りかいできた
いや、
りかいできるように いったからなのかもしれない
それがこの
ながいながい ものがたりのはじまり・・・
かれは こういったんだ・・・
「旅に出よ」と・・・
ぼくは あのひとのことばに
せなかをおされるように
たびをはじめた
ひょっとしたら ぼくじしんにながれる
たびびとのちが そうさせたのかもしれない
いったい
どんなであいが あるのだろうか?
どんなせかいが あるのだろうか?
ただひたすら あるきつづけた
そこについたのは ひがだいぶ
かたむいたころだったとおもう
そこは 「せけん」 と よばれる せかい・・・
いつ しょうめつしても おかしくないせかいだという
たそがれどきに とうちゃくしたのは ぐうぜんなのだろうか・・・?
ぼくは あたりをみまわしてみる
ここで ゆうきがあるかないかを きそうのだろうか?
おかね と よばれるもの
いさかい と よばれるもの
ありとあらゆる 「いたみ」が ぼくのめにうつる
すべてをみることは できなかった・・・
これをみることで ゆうきがみとめられるとしても
ぼくはきっと こばむだろう
ここは いつしょうめつしても
おかしくないせかいだという りゆうは
ぼくにはわからない
ここをたちさるとき ふりかえってみた
せけん は ゆうひをあびて
ひかりかがやいていた
こんどここにくるときは
あさひで かがやいていてほしい
そうおもいながら
ぼくはあるきはじめた
ぼくのたびは つづく
ぼくはそのひ、 すんだくうきを
むねいっぱいに、 すいながら
よるのやまみちを、 あるいていた
そこで、「かれ」とであった
かれは、 ねむるくさばなたちの、 なかでひとり
はっきりと、 めをあけて、そこにたっていたんだ
あとでかんがえると、 かれのような「くさ」は
かなりめずらしいぶるいに、 はいっていたのかもしれない
「何だお前。こんな人里はなれた所で」
かれは、たかいめせんから、 ぼくを、 みおろして
ふしぎそうなこえで、 はなしかけてきた
ぼくは「こんばんは」と、 かれにあいさつして
ここについては、 とおりすぎるだけだと、 いっておいた
「旅人か・・・・・・まあいい。
こんな時に出会ったのも
何かの縁かもな」
「なにかあったの?」と、 ぼくがたずねると
かれは、 30ねんにいちどの、 ぎょうじが
もうすぐ、 おこるのだと いった
「あの空を見ろ」
「もうすぐ流星群が降って来る。
どんな奴にも流れ星の一つぐらい
掴めるようなのがな」
「そうしたら俺は迷わず
この根っこで歩き出して
自由の身になってやるんだ」
かれのめは、 かがやいていた
まるで、 おほしさまのように
「お前は星に何を叶えてもらうんだ」
ぼくは、 うれしそうなかれのすがたに、 みとれていて
しつもんに、 すぐには こたえられなかった
たったひとつしか、 できないねがいごとを
はっきりときめるのは、 とてもむずかしかった
ぼくは、 しあわせを、 ねがってあげたいひとのかおを
たくさん、 おもいうかべる
「世界平和とか願いそうな顔してるな。
そんな下らない願いをかけるのだけは
やめておけよ」
「なぜ?」
「世界が平和になったら
流星群も降ってくる甲斐が
なくなるだろう」
かれは、 しんじていた。
すべての「ひと」のうえに、 ほしは、 かならずふると。
ただ、 それでせかいが、 へいわにならなかったことは
”れきしじょうのじじつ”と、 いうことらしい
「どんなに願っても最後には
俺も枯れるし、お前も死ぬ」
「そうやって命が他に継がれていって、
最終的に俺たちは忘れ去られるのさ」
「だが、それが一番真剣に生きられていい」
かれは、 「ほし」のように
かがやきたいと、 おもっているのかもしれない。
そうして、 いつかきえる、 じぶんのいのちを
せかいいち、 ほこりにおもっているのかも、 しれない
ぼくじしんは、 どうなのだろう?
「・・・・・・ぼくは、 いのるよ。
このたびを、 さいごまで、 やりとげられるように」
「そうか」
「それなら、もう行け。
ここはお前の休む場所じゃない」
「最後の場所まで辿り着けよ!
戻って来ても俺はもうこの場所に
いないからな!」
「俺は必ずこの足で
外の世界へ出て行ってやるんだ!!」
・・・・・・ぼくは それから あるきつづけた
とうげをよこえ
かわをわたり
けものみちをかきわけ
やまのふもとまで
みっかごに、 ふもとの むらまで、 たどりついたとき
ひとびとが そらをゆびさして
こえをあげているのが みえたんだ
「見ろ!流れ星だ!」
かれには、 あしは、 はえただろうか?
ぼくには わからない
それでもぼくは かれにいったことばを おもいだし
ひたすら さいごのばしょを めざす
ぼくのたびはつづく・・・
と
な
に
>>900 これは僕が書いた物だ。
コピペされることは覚悟の上だ。同じ2茶の中なら文句は言わない。
ただ、コピペ元は明記するのがエチケットではないか。
掲示板の議論には流れがある。流れを無視して議論をぶつ切りに
すれば、著者の真意などは吹っ飛んでしまう。
>>928=渡海難
おっと、こちらも名前を入れるのを忘れていた。
___________________________
|
|★★渡海難は放置が一番キライ!★★
|
|●渡海難のウザイレスは放置!
| ウザイと思ったらそのまま放置!
|
|▲一方的にこちらからの言葉だけを投げつければOK!
| 相手を同じ人間であると錯覚した時点であなたの負け!
|
|■反撃は渡海難の滋養にして栄養であり最も喜ぶことです!
| 渡海難にエサを与えないで下さい!
|
|☆人間扱いせずに一方的に罵倒し、
| あくまでもモノとして正しく扱うのが一番です!
|
| 。
. Λ Λ /
(,,゚Д゚)⊃ ジュウヨウ!
〜/U /
. U U  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>930 > |▲一方的にこちらからの言葉だけを投げつければOK!
> | 相手を同じ人間であると錯覚した時点であなたの負け!
親R会臭のする表現だ
よくみかけたこぴぺだよ。
久しぶりの乱入ご免くださいませ。高校生の時
でしたか、担任の先生より、坊とは、住まいの
意味と授業で聞きました?確かそうだったと思
います。そこで、その住まいの主だから「坊主」
なのでしょうか?しかも、今も昔も僧侶は坊主
と言われていますネ・・・・・剃髪して(真宗
以外の方)私は、髪の毛ありますが・・・・
今と昔は、大部違うみたいです・・・・色々な
意味で・・・・
936 :
名無しさん@3周年:2005/10/10(月) 21:20:31 ID:nE4MnSIK
937 :
名無しさん@3周年:2005/10/10(月) 21:22:57 ID:nE4MnSIK
あ
い
上
おう!
可
菊一文字
華光海
さし
まだ生きてたか。
スリナム共和国
じ
952 :
名無しさん@3周年:2005/10/14(金) 23:51:18 ID:QytHQreV
セルビア・モンテネグロ
ソマリア民主共和国
た・・・台湾
チェコ共和国
ま
ん
た
ぐ
まだ生きていたか
ゴキブリみたいなもんさw
>>963 キャンパスで人目を避けて
チョロチョロと勧誘に動き回る様はそっくりだね。
965 :
名無しさん@3周年:2005/10/16(日) 22:48:29 ID:+vekQW3P
>>964 そうだね。最近は、駅前にも発生してるよ。
966 :
名無しさん@3周年:
どこへいっても鼻つまみ