†ネストリウス派はキリスト者と名乗るな†

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1名無しさん@3周年
http://etc.2ch.net/test/read.cgi/psy/1056897182/2
> D主イエスが人として生まれたのはマリヤからですが、父なる神と同質の神の
> 御子として生まれたのは造られたすべてのものより先であり、マリヤは神の母
> ではありません。コロサイ1:15-17
確かに「カルケドン信条」では、
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Namiki/1125/symbol/kato.html
「神性においては、この世の前に父から生まれたが、
この同じかたが、人間性においては終わりの時代に、
われわれのため、われわれの救いのために、
神の母(テオトコス・生神女)、処女マリアから生まれた。」
となっており、これを否定すると「単性論」になります。
しかし、これは御子の本性が2つあるという意味で、
御子の位格が人格と神格とに別れるという意味ではなく、
位格は一神格のつです。
これを認めない場合は、ネストリオス異端になります。(>>2参照)
本スレッドで採り上げた教理は、公教及び正教に限るものではなく、
福音主義を掲げる教会でも認められているものです。(>>3参照)
2名無しさん@3周年:03/07/05 11:44
マリアが「神の母」というのは、三位一体の唯一の神性の母という意味ではなく、
御子なる神格の母という意味です。
例えば、もし「神の子」が神性の子とすると、
三位一体の唯一の本性の子ということになり、
キリストは御父の神性の子、聖霊の神性の子、御子自身の神性の子になり、
サベリオス異端になります。ですから、「神の子」は御父なる神格の子という意味でなければなりません。
御父が神格であるということは、御子も聖霊も神格ということになります。
御子は一つの神格であて、人格ではありえませんし、神格と人格に分かれることもありません。
コンスタンチノープル公会議(381年)でにおいても、御父と御子と聖霊のことを、
三つの神格 "the three divine persons" と呼ばれています。
http://www.piar.hu/councils/ecum02.htm
So what is presented here is the synodical letter of the synod of Constantinople held in 382,
which expounded these doctrinal decisions, as the fathers witness,
in summary form: namely, along the lines defined by the council of Nicaea,
the consubstantiality and coeternity of the three divine persons against the Sabellians,
Anomoeans, Arians and Pneumatomachi, who thought that the divinity was divided into several natures;
and the enanthropesis (taking of humanity) of the Word,
against those who supposed that the Word had in no way taken a human soul.
3名無しさん@3周年:03/07/05 11:45
ルター派は「和協信条」の中でマリアを「神の母」であることを認めています。
「日本福音ルーテル教会」の公式ホームページ
http://www.jelc.or.jp/JELC/whatsjelc.html
「日本ルーテル教団」の公式ホームページ
http://www.jlc.or.jp/NRK.html
「旧新約聖書が信仰と行為の唯一明確なる規範たることを主張し、
信条として使徒信条、ニケア信条、アタナシオ信条、アウグスブルク信仰告白、
同弁証論、大・小教理問答、シェマルカルド信条、和協信条を採用します。」
「和協信条」
http://www.remus.dti.ne.jp/~hiromi-y/wakyou.html
「第8条 キリストの位格について
7. マリヤは人の子を宿し生んだのではなく、神の子を宿し生んだ。それゆえ、神の母である。」

"The Lutheran church-missouri synod" の公式ホームページ
http://www.lcms.org/
http://www.lcms.org/bookofconcord/fc-ep.asp
"12] 7. Hence we believe, teach, and confess that Mary conceived and bore
not a mere man and no more, but the true Son of God; therefore she also
is rightly called and truly is the mother of God."

また、改革・長老派においても「カルケドン信条」の中でマリアを「神の母」であることを認めています。
http://homepage2.nifty.com/keisen/kikkuha-sengen.htm
教会ハ古[いにし]へヨリ使徒信条、ニカヤ信条、アタナシウス信条、
カルケドン信条ナル四ツノ信条ヲ教会ノ基本的、
普遍的信条トシテ共有シ来レリ。
カルケドン信条は>>1を参照。