ベンジャミン・クレームは、
イエスは「タイアナのアポロニウスとして転生して覚者となり」「今は六百年ほど経っているシリア系の肉体を持っており、」
今後、「バチカン宮殿の王座を支配」し、キリスト教を「新しく変換する」予定であると主張しています。
(「マイトレーヤと覚者方の降臨」邦訳p.55-56)
仮にこれが実現し、これまで説明してきたようなニューエイジ反キリスト教が自称「カトリック教会」の名によって教えられる、
という事態になれば、
(
>>21-23、
>>34-36、
>>51-52、
>>72、
>>74、
>>152、
>>154、
>>164、
>>173、
>>180、
>>183-184、
>>198、
>>200参照)
そのような自称「イエス覚者」は聖書的基準によれば明白な偽預言者であり、その「変換」によって成立する自称「カトリック教会」は、バチカンを簒奪する偽りの教会以外の何物でもありません。
これは聖パウロの警告した「背教」の実現であり、(
>>172)尊者アンア・カタリナ・エンメリックによって預言された「偽りの教会」の公然化です。
また、他の伝統的諸宗教についても、同様の「改革」を彼らが意図していることは、前掲書p.101において明瞭に断言されています。