原始佛教 V

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430名無しさん@1周年
涅槃寂静
431名無しさん@1周年:02/11/23 19:07
「物質的領域よりも非物質的領域のほうが、よりいっそう静まっている」
というのが第一の観察である。(苦・集)

「非物質的領域よりも消滅のほうが、よりいっそう静まっている」
というのが第二の観察である(滅・道)

窟(身体)のうちに留まり、執着し、多くの煩悩に覆われ、迷妄のうちに
沈没している人 −−−このような人は実は厭離から遠く隔たっている。
実に世の中の欲望を捨て去ることは容易ではないからである。
欲求にもとづいて生存の快楽にとらわれている人々は、解脱しがたい。
他人によって解脱が得られるのではないからである。かれらは未来をも
過去をも顧慮しながら、これらの現在の欲望または過去の欲望を貪る。
かれらは欲望を貪り、求め、おぼれて、吝嗇で、不正になじんでいるが、
死ぬときには苦しみに襲われて悲嘆する。
「ここで死んでから、われらはどうなるのだろうか」と。
だから人はここにおいて学ぶべきである。世間で「不正」であると
知られているどんなことであろうとも、それの為に不正を行ってはならない。
人の命は短いものだ、と賢者が説くからである。
諸々の生存に対する妄執にとらわれ、この世の人々がふるえているのを、わたくしは見る。
下劣な人々は、種々の生存に対する妄執を離れないで、死に直面して泣く。
何ものかを我がものであると執着して動揺している人々を見よ。
干からびた流れの水の少ないところにいる魚のようなものである。
これを見て、「我がもの」という思いを離れて行うべきである。
−−−諸々の生存に対して執着することなしに。
賢者は両極端に対する欲望を制し、感官と対象との接触を熟知して貪ることなく、
自分でも非難する悪い行いをしないで、見聞する事柄に汚されない。
想いを熟知して、流れを渡れ。聖者は所有したいという執着に汚されることなく、
煩悩の矢を抜き、勤め励んで行い、この世をもかの世をも望まない。
433名無しさん@1周年:02/11/24 09:47
うざすぎ氏ね滅べ>コピペ厨ども
434名無しさん@1周年:02/11/25 13:00
test
435阿呆陀羅經 ◆MGPuxvZ3xQ :02/11/25 13:24
一月も家を空けるとなんのことやら・・・(苦笑)
>>電波男さん
無事ご帰還、慶賀の至りです。

過去ログをじっくり読んでみるとするか・・・。
436阿呆陀羅經 ◆MGPuxvZ3xQ :02/11/25 14:46
とりあえず、もう一度「宣伝」しておきます。貴重な集成だと思うもんで・・・。
以下過去のコピペです。

その昔講談社から刊行されていた『原始仏典』全10巻が重版されるという
話が出ています。「復刊ドットコム」で投票が行われていますので、読みた
い方はどうぞ投票してくださいませ。ちなみに私も一票入れました(笑)
学術文庫で出れば助かるのですがねえ・・・。

情報はこちらで
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/kiraya/news0108.html
復刊ドットコムはこちら
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=2542
です。
437ダンマパダ:02/11/25 22:13
203
飢えは最大の病であり、形成せられた存在(=わが身)は最もひどい苦しみである。
このことわりをあるがままに知ったならば、ニルヴァーナという最上の楽しみがある。


438ダンマパダ:02/11/25 22:23
369
修行僧よ。この舟から水を汲み出せ。汝が水を汲み出したならば、
舟は軽やかにやすやすと進むであろう。貪りと怒りを断ったならば、
汝はニルヴァーナにおもむくであろう。
439名無しさん@1周年:02/11/25 22:24
440ダンマパダ:02/11/25 22:33
221
怒りを捨てよ。慢心を除き去れ、いかなる束縛をも超越せよ。
名称と形態とにこだわらず、無一物となった者は、苦悩に追われることがない。
441名無しさん@1周年:02/11/25 23:01
>>422

生鮮食品を便所の前の店舗で売れる常識の無さに見られる、
そうか便衣隊の不行状・軽犯罪の累犯の数々は、
【 原始佛教 V 】スレッドのレス430〜459のカキコを参照。
http://life.2ch.net/test/read.cgi/psy/1035423266/430-459
442名無しさん@1周年:02/11/25 23:02
422 :名無しさん@1周年 :02/11/21 12:25
>>420
創価学会の教えって、どういうのですか?
まあまあ良い所に行っているのか、それと
も箸にも棒にもかからないのか?
443名無しさん@1周年:02/11/26 22:56
>>441
?????????
まだ、440番台しか書き込まれてないんですけど・・・・・・
奇態なカルト汚染を避けるためにsage進行でまいりますか^^

宮坂宥勝氏による『スッタニパータ』の新訳が出ていました。浩瀚な註釈&解説も
読み応えがあります。高かったけど(汗)
445口語訳:02/12/01 04:28
ダルマは、あなたが落ち着きと冷静さを身につけ、しっかりと平常心を持つように訓練します。人間が、本当の自分は無限なるものと同一であるということを知ることができるように、人は生 まれ、一生の命を貸し与えられるのです
446口語訳:02/12/01 04:29
肉体は水の泡の様なものであり、心は狂った猿のようなものです。ですから、肉体や心に従ってなりません。良心に従い、識別をしなさい。
慌てないことです。慌てて無駄をして、心配をすることのないようにしなさい。神を忘れず、落ちついて状況を調べ、何が正しくて、何が誤って いるかを識別しなさい。
447口語訳:02/12/01 04:30
想いと言葉と行動を調和させなさい。自分の言葉通りに行動し、感じた通りに語りなさい。
みず からの良心を欺いてはなりません。
448口語訳:02/12/01 04:30
他者の欠陥を許しなさい。しかし、自分の欠陥には厳しい態度で臨みなさい。
あなたの務めは、自己を清め、内的な浄化に励むことです。
449口語訳:02/12/01 04:30
常に助けなさい。決して傷つけてはなりません。あなたが他者を助けることができない場合は、
少なくとも人を傷つけたり苦しみを与えたりしてはなりません。それ自体が大きな奉仕です。
450口語訳:02/12/01 04:31
万人を愛し、万人に仕えなさい。たとえあなたが他者を愛せなくても、決して憎んだり妬んだりしてはなりません。
451名無しさん@1周年:02/12/02 00:20
駄スレになっちまったな
452阿呆陀羅經 ◆MGPuxvZ3xQ :02/12/02 21:06
>>荒らしさん
もう少し垢抜けた嵐は出来ないもんでしょうか(笑)

最近気付いたことを少々・・・。
出先での徒然に本など買い込んで寝る前に拾い読みをしていたのですが、アーガマ
の無記説についての面白い語釈を見つけました。
「タターガタは死後に存在するか、存在しないか、存在しかつ存在しない
 か、存在しかつ存在しないのでもないか」
という設問で言及される「タターガタ」とは、「修行完成者」といった意味に限定され
ず「衆生」や「自我」といった意味も含んでいるということです。また、
「佛教でもジャイナ教でも説くところの、このコンテクストにおけるタター
 ガタとは『如来さま』のことではなくて、『たましい』のことである。タ
 ターガタは『衆生神我』と訳されていることがある。」
               『原始仏教の思想T』p234 中村元著作集
「たましい」という訳語の是非はともかく興味深い記述でした。
453阿呆陀羅經 ◆SEX2ZdVDQM :02/12/02 22:44
↑の訂正と補足
×「存在しかつ存在しないのでもないか」
○「存在するのでもなくかつ存在しないのでもないか」

佛教とジャイナ教が教理の相違はともかく、同時代に成立した隣接宗教であると
よく指摘されていますが、同じ論題を共有していたという事実には興味をそそら
れました。当時巷間でしきりに論じられていた事柄なのでしょう。それにタター
ガタの語義の多義性も知ることが出来たのも収穫でした。
454名無しさん@1周年:02/12/03 06:02
133 :名無しさん@1周年 :02/10/26 22:56
>>441
?????????
まだ、140番台しか書き込まれてないんですけど・・・・・・
455名無しさん@1周年:02/12/03 06:04
453 :阿呆陀羅經 ◆SEX2ZdVDQM :02/12/02 22:44

佛教とジャイナ教が教理の相違はともかく、同時代に成立した隣接宗教であると
↑の訂正と補足
よく指摘されていますが、同じ論題を共有していたという事実には興味をそそら
×「存在しかつ存在しないのでもないか」
れました。当時巷間でしきりに論じられていた事柄なのでしょう。それにタター
○「存在するのでもなくかつ存在しないのでもないか」
ガタの語義の多義性も知ることが出来たのも収穫でした。
456名無しさん@1周年:02/12/03 06:05
>>453
?????????
まだ、455しか書き込まないんですけど・・・・・・
457名無しさん@1周年:02/12/03 06:07
456 :名無しさん@1周年 :02/12/03 06:05
>>453
?????????
まだ、900番台しか書き込まないんですけど・・・・・・
458ベロ ◆eOod7XM/js :02/12/03 20:50
阿呆陀羅経さん、お久しぶりです。
「タターガタ」が「如来」意味のみでないと言うのは興味深いですね。

阿呆陀羅経さんは原始仏典でお好きなものはどんな経典ですか?
これは後世にも読み伝えたいと言うような物はありますでしょうか?例えば
「スッタニパータ」の第○○偈とかそんな風に教えてもらえればあり難いです。
459阿呆陀羅經 ◆MGPuxvZ3xQ :02/12/04 01:15
>>458
ベロさん、ご無沙汰してます。
>「タターガタ」が「如来」意味のみでないと言うのは興味深いですね。
『別訳雑阿含経』第十巻(196)
T02n0100_p0445a18(01)║身異命異。衆生神我。死此生彼。為有為無。
T02n0100_p0445a19(02)║亦有亦無。非有非無。非非有。非非無。曇瞿。
という記述があります。
>原始仏典でお好きなものはどんな経典ですか?
ウ〜ン、難しいですね。枚挙に暇がないというか。一番取り出して読んでいるのは
『スッタニパータ』の「アッタカ篇」と「パーラーヤナ篇」ですね。読めば読む程味が
出て来るように思います。偈の番号でいえば801、842、851、894、1041〜1042、
1048偈などが好きですね。また1119偈には特に心惹かれるものがあります。

いっそ「好きな仏典の言葉スレ」でも作ったらいいかもしれませんね(笑)