426 :
名無しさん@1周年:
十十 カトリック 61 十十
104 :名無しさん@1周年 :02/10/11 22:01
>101
今カトリック教会で、乳香を焚いている教会ってあるの?
あったらドコの教区のナニ教会かを教えて下さい。
日本のキリスト教会で乳香を焚くのは、正教会だけなのかな?
あと、現在のユダヤ教のシナゴーグやイスラム教のモスクでも、
乳香は焚くのだろうか?情報キボーヌ。
427 :
名無しさん@1周年:02/10/12 00:30
428 :
名無しさん@1周年:02/10/12 00:30
121 :名無しさん@1周年 :02/10/11 23:12
>106
エッセンシャル・オイルって、なに?何に使うの?
>119
正教要理にも書いてあります。
見た目では、粉にしたのを、炭土?の入った吊り下げ香炉にくべて焚きますし、
個人で焚くのは、小指の先に乗るくらいの樹脂の粒(石に見えて誤解した)を、
抹香の炭に載せ焚きます。
正教会の信徒への販売価格は一粒だか一握り分だかで1000円ぐらいです。
日本正教で使うのはギリシア製だそうです。アメリカ製は使いません。
香りや癖が違うとかの理由で。
私は正教会の信徒会を経由するのではなく、
線香・練り香・抹香を売る仏具屋を経由して、
京都の香料メーカー卸で600g6000円弱で買いました。
ギリシア製かアメリカ製かエジプト製かヨルダン製かドコかは分かりません。
正教会の婦人会が言うには、正教会の乳香の方が匂いが強いと言ってました。
京都の卸の品より、正教会の品の方がより高級なようです。
やはり高い。
伽羅(きゃら)・沈香(じんこう)・白檀(びゃくだん)より高い。
香炉の炭(炭土?)は、東京駅八重洲口「民芸品のいわい」で買いました。
仏具屋が言うには300円だそうです。
香炉と香炉の砂は100円ショップのですが。
私の嗅覚が正常であると言う前提で、正教会の周りで嗅ぐ限りでは、
多く焚いて余韻が残ると、オッパイとか牛乳のような匂いがします。
429 :
名無しさん@1周年:02/10/12 00:31
122 :名無しさん@1周年 :02/10/11 23:34
>120
正教スレの東京人と思われる方のカキコによれば、
生活の木なる店で売っているそうです。
>119
正教会は、
ミサをリトゥルギア(奉神礼・聖体礼儀)と呼びます。
キリストをハリストスと呼び、
クリスチャンをハリスティアニンと呼び、
聖母は生神女(しょうしんじょ)と呼び、
司教を主教、助祭を輔祭と呼び、
詩篇を聖詠(せいえい)と呼び、聖歌隊を詠隊(えいたい)と呼びます。
正教の概念では、詩篇は唱え歌なのです。
430 :
名無しさん@1周年:02/10/12 00:32
123 :名無しさん@1周年 :02/10/11 23:35
>122 つづき。
リトゥルギアの最初は、
カトリックでは修道会でのラテン語の聖歌日課?に相当する「三時課」を、
その日の祈祷の当番の「平信徒」が明治時代の翻訳のままの日本語で唱えます。
三時課には聖詠(詩篇)の読みが入っています。
また全祈祷をアカペラ(無伴奏・楽器を使わない歌)で唄います。
たとえば、真福九端(山上の垂訓)、天主経(主の祈り)、
ニケア・コンスタンチノポリス信経(ニカイア・コンスタンチノープル信条)は、
全て詠隊が「節つきの歌で唄い」ます。お経のように唱えるのでないのです。
実に正教の礼拝(リトゥルギア)は、
天に届く乳香を焚き、
神聖神(かみせいしん・聖霊)のカタドリのロウソクの炎(ほのお)を灯(とも)し、
それは天国を表す黄色のローソクであり、
ハリストスの神性・人性を意味する2本ロウソクと、
神の聖三者(三位一体)を表す3本ロウソクなのです。
聖パウェル(使徒パウロ)の言う主へのイケニエなる礼拝は、
「詩篇と讃美と霊的な歌による」と説かれた通りなのです。
431 :
名無しさん@1周年:02/10/12 00:33
124 :名無しさん@1周年 :02/10/11 23:41
>123 つづき。
ちなみに、正教風の読みがあり、
ユダヤ人をイウデヤ人、ギリシア人をエルリン人、
イエズスはイイスス、マリアはマリヤ、
ヨハネはイオアン、ヤコブはイアコフ、ノアはノイ、
ヨシュアはイイスス・ナビンと呼びます。
ヘブライ語ヨシュアはギリシア語イイススの名に対応し、
ヨシュアは預言者の類で、へブライ語の預言者をナビンと称するからです。
また、安息日はスボタ、万軍の主はサオワフです。
125 :名無しさん@1周年 :02/10/11 23:52
>124
一番重要なこと忘れてました。
アーメンはアミンです。
と言うのは、
小文字αμην 大文字ΑΜΗΝ の現代ギリシア語は、
ηエータはイーター読みで、発音がEではなくIです。
つまりamenは、aminなのです。
ほか読みの時代変化と言えば、aiはeです。
アテナイはアテネ、ニカイアはニケア、アイギュプトはエジプトなのです。
アイギュプトのアイの読みが落ちると、
ギュプトでコプトと訛り、
つまり、コプト教会はエジプト教会と言うことです。
432 :
名無しさん@1周年:02/10/12 00:33
127 :名無しさん@1周年 :02/10/11 23:59
>123
× カトリックでは修道会でのラテン語の聖歌日課?に相当する「三時課」を、
○ カトリックでは修道会でのラテン語の聖「務」日課?に相当する「三時課」を、
130 :名無しさん@1周年 :02/10/12 00:02
>127
さいごに。いま日本正教は信徒が約1万5千人です。
正教は一言で言うと、聖堂へは数段ある石階段を登るので、敷居が高いのです。
132 :名無しさん@1周年 :02/10/12 00:04
>128 正教ウヲチャー。
433 :
名無しさん@1周年:02/10/12 00:35
138 名前:名無しさん@1周年 :02/10/12 00:23
>132
あと、乙女マリヤの英語読みヴァージンはラテン語でヴィルジネですが、
教会の使うギリシア語だと「パルテノン」です。
神を生みし者(生神女)は「テオトコス」。
現代ギリシア語の「トコス」は、利子(たぶん、生み出した利益)と言う意味です。
ギリシア語で「母」は「メーテル」とも、現代風読みだと「ミーテラ」です。
小文字θテータは、現代ギリシア語でシータ読みですが、
なぜかソコだけは古典ギリシア語や、コイネー・ギリシア語読みです。
コイネーの意味は万国共通。
ヘレニズム時代の西北インド(パンジャブ)から南イタリア(シチリア)までの共通語だったから。
旧カルタゴ圏(スペインからチュニジアの西地中海フェニキュア植民都市)はラテン語圏。
スペインの地中海沿岸のカルタヘナの都市名の由来は、カルタゴ・ノバ(新カルタゴ市)による。
スペイン語の国名エスパニア(イギリス語の言う国名スペイン)は、帝政ローマのヒスパニア州を由来とする。
434 :
名無しさん@1周年:02/10/12 00:45
150 名前:名無しさん@1周年 :02/10/12 00:44
>138
フェニキュア?とか訛ってしまいました。フェニキアです。
で、フェニキアは、今のレバノンです。
小さくとも紀元前1000年頃?以来、独自色です。
言葉と儀式などでいつも分派騒動を起こす南のイウデヤ人達なんかより、
北のフェニキア人達は、ギリシア人とタメを張って古くから海に出て交易で財をなし、
東地中海のギリシア人に対して、
シチリアの向こう側の西地中海の広範囲の土地・海域を制覇していたわけです。
ローマ字やギリシャ文字やヘブライ文字の文字の発祥も、フェニキア文字が元祖なのです。