誰か十二縁起をわかりやすく説明して下さい

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1名無しさん@1周年
最近原始仏教に関心を持っていますが、釈尊の根本の悟りであるところの十二縁起についてわかりやすく説明した本に出会えません。教えていただければありがたいです。
2名無しさん@1周年:02/08/17 09:20
十二縁起ってなんでしたっけ?
3:02/08/17 09:31
人間の苦しみ(老死)が生ずる原因を次々に説明して行くものです。
その順番は

無明→行→識→名色(色受想行識)→六入(眼耳鼻舌身意)→触→受→愛→取→有→生→老死

となっています。
4名無しさん@1周年:02/08/17 09:42
なるほど。
それでしたら、岩波文庫の『ブッダの言葉』に書いてありますよ。苦しみの生成と消滅について、それぞれの素因が原因であり、その消滅によって苦しみもなくなるとありました。
5:02/08/17 09:54
中村元先生はどうもわかりにくくて・・。
6名無しさん@1周年:02/08/17 10:16
う〜ん。。。確かに難しいかも・・・
これは般若心経の一節だけど参考にするといいよ。
「色即是空 空即是色 受想行識亦復如是」目に見えるものは実体がない。
実体がないものは目に見える。
感受するものや思い描くもの・様々な心の状態・認識するものもまた同様である。
要するに全ての物は虚しいからそれを離れたところに苦しみの消滅があるってことなんだけど。
7名無しさん@1周年:02/08/17 10:25
>3
逆順で無明の前は何だったのでしょうか
8名無しさん@1周年:02/08/17 10:38
無明の前はないのでは・・・。
無明とは真理に明るく無いこと。
全ての迷いの素は真理を全く知らないことから起こるんですよ。生きる意味すらも分からないから、暗中模索しながら生きるから迷う。
9名無しさん@1周年:02/08/17 10:50
いろは歌の最後は、えひもせす=酔いもせず?

酔うって無明だよね。人生って素晴らしいって、酔っ払って(思い間違って)
この世に生まれてくる。
10名無しさん@1周年:02/08/17 10:50
無明=酔っ払い=思い間違い
11名無しさん@1周年:02/08/17 10:52
思い間違っているから、ちょっと人生覗いて見ようかななんて、意志が生じる。

意志、意欲、行為のもと=行
12名無しさん@1周年:02/08/17 11:02
で、デバイスが要るんだよね。 

識=中央演算装置、認知力、心の本体。 (ちょっと違うかもしれないけど、まあ)
が働き始め、下の五蘊をアセンブリー。

名色(色受想行識)=五蘊=人間のすべての要素=色(肉体)+受想行識(こころ
の働きをつかさどる=心の本体ではない。)

上の識と下の識は別物?
13名無しさん@1周年:02/08/17 11:02
行、識=心の本体なのかしら?
14:02/08/17 11:03
そこがわからない。無明がなければ意志は起きないのだろうか?
15:02/08/17 11:06
識が先にあって五蘊が生じるなんてまるで唯識だね。
16名無しさん@1周年:02/08/17 11:07
人となった私には、6つのセンサーがある。

= 六入(眼耳鼻舌身意)

眼耳鼻舌身はとても分かりやすい。意も今や分かりやすい。インターネットの世界は
ほとんど「意」のみの通信。画像もあるけどね。
17名無しさん@1周年:02/08/17 11:08
そもそも生まれた時から無明なのでは?
18名無しさん@1周年:02/08/17 11:08
触→受→愛→取→有→生→老死

これは、説明するまでも無いよね。この通りだもんね。

老死→四苦八苦

19電波男Ψ(´д`)Ψ ◆KW8mn4ss :02/08/17 11:11
順観、逆観という方向性とは別に流転門、減滅門を考察しないと(十二支)縁起
は何一つ理解できないよ。
20:02/08/17 11:12
「名色」の一部であるはずの「受」がまた出てくる。
21名無しさん@1周年:02/08/17 11:12
>>17 理論物理と同じだから、感覚では掴めないのでは?

「無明」があって「行識」がある。
「無明」がなければ「行識」はない。
涅槃=ニルバーナは「無明」の無い世界。
したがって、行識もない。無余涅槃の世界は五蘊も無い。
その世界は(存在するのだが)、私達の感覚では分からない。
22名無しさん@1周年:02/08/17 11:14
>>20 それは、デバイスとしての「受」と、ファンクションとしての「受」では。
「識」も2ヶ所に出てくるけど、別物だと思う。
23:02/08/17 11:15
>>19

流転門、減滅門て何?
24:02/08/17 11:16
無明がなければ我々の肉体もない?
25名無しさん@1周年:02/08/17 11:18
>>19
大乗迷路蟻地獄は要りません。いつまでも道に迷って下さいね。
大乗仏教への適切なナビゲーターは初期仏教です。
これで納得するような、大乗迷路蟻地獄住人ではないでしょうが。
九龍城は取り壊してみればただの空き地だったでしょう。早く
壊したほうが良いよ、あなたの理論体系=クーロン城。
26:02/08/17 11:20
無明がなければ肉体もないとすればお釈迦さんは悟った瞬間に消滅しなければならない。しかしそうはならず、80年に渡って説法して歩いた。
27名無しさん@1周年:02/08/17 11:28
いや、肉体がないというよりは、肉体に対する思いが消滅するというべき。
28電波男Ψ(´д`)Ψ ◆KW8mn4ss :02/08/17 11:29
>>25
何いってんの?私の過去発言も読まずになにトチ狂ってるの?
ハクチ認定を致します。

初期仏教の意味も解らず何を言いたいのだろうか、このバカは。
29電波男Ψ(´д`)Ψ ◆KW8mn4ss :02/08/17 11:31
>>23
その二門は古くから解説されており、最近出土されたギルギットマヌスクリプト
(阿含経典のかなりの古層部分と推定される)に新たな発見が見られます。

私が説明するよりまず書物に当たってみてください。そして読み込んだ内容を
ここであなたの言葉で発言してみてください。そのほうが勉強になりますよ。
30:02/08/17 11:32
>>27
それならば「色」を含む名色ではなく「受想行色」だけでよい。しかしお釈迦さんは悟った後も肉体的に存在しているだけでなく精神活動も行っている。
31電波男Ψ(´д`)Ψ ◆KW8mn4ss :02/08/17 11:33
古くから解説というのは経典内部と言う意味です。現存の阿含経典の最古層
指されるものの中から見出せます。
32:02/08/17 11:34
>>25
>>28

ここは仏教を探求するスレッドです。
意見は違っても仏教者らしくマターリと議論しましょう。
33名無しさん@1周年:02/08/17 11:37
>>1 有余涅槃と無余涅槃を分けているのでは?
肉体を持って生まれてきて、この世で涅槃を得た以上五蘊は備えている。
その状態が有余涅槃。
そして亡くなられて五蘊が滅びると、無余涅槃の状態。

それがどう言う存在なのかは、昔から謎で、仏弟子はお釈迦様に
尋ねる。その答えはいつも同じ。
「涅槃を得るための方法は示すことができるが、涅槃自体は説明できない。」
34電波男Ψ(´д`)Ψ ◆KW8mn4ss :02/08/17 11:37
>>30
27さんが正解ですよ。縁起は人間の「苦しみ」の原因を追求したのが最初の一歩であり、
肉体や物体の存在原因を追求したわけではありません。
35名無しさん@1周年:02/08/17 11:40
色とは、肉体という意味ではなく、目に見える物という意味ですよ。
そういったものに執着が無くなることを悟りという。
36電波男Ψ(´д`)Ψ ◆KW8mn4ss :02/08/17 11:40
>>32
真理を追究して激論となり、論破する事ができた立派な高僧が殺害された。
そのことは仏教の伝統です。真理のために命をかけることがね。

その殺害された高僧がいなければ、現在の仏教(善悪とりまぜて)は絶対に
存在しなかったでしょう。
37電波男Ψ(´д`)Ψ ◆KW8mn4ss :02/08/17 11:43
>>35
ちがいますよ。初期仏教における素朴な実在論として色とは物質の事です。
色(rUpa)とは「こわれるもの(こと)」と言う意味です。

更にそこから壊れるものを観察した時の認識主体について考察した時に様々な
立場が生まれます。
3849:02/08/17 11:44
>>34

そうすると、「名色」がわからなくなる。「肉体に対する思い」であれば「五蘊」とは違うものだ。
39名無しさん@1周年:02/08/17 11:48
>>30 「受想行色」→「受想行識」 では?
40電波男Ψ(´д`)Ψ ◆KW8mn4ss :02/08/17 11:50
名色(nAma-rUpa)とはひとまず「人によって名づけられたもの」と理解した方が
早いです。つまり、認識できる(した)対象が名色であり、認識と切り離された
ものは名色ではないのです。

色といった場合、認識の有無に関わらず物質を示します。わざわざ名色というのは
苦しみと物質とのかかわりの中で、認識を除いてはその仕組みが成立しないからだっ
たのでしょう。

なお、五蘊の色は初期仏教において、ただ単に肉体と言うほどのものだったと推察
されます。
41名無しさん@1周年:02/08/17 11:50
壊れるもの=目に見えるものでは?
目に見えるもののうちで壊れないものはないはず。
全ては生成と消滅を繰り返している。
42名無しさん@1周年:02/08/17 11:51
>>35 >>38

色とは「肉体も含めて」物質という意味です。
五蘊の色は、個人の構成要素としての物質ですから(ほぼ)肉体のことです。


電波師は勉強はしているけど分かってない。迷っているだけです。

43名無しさん@1周年:02/08/17 11:53
>>42
電波氏だった。「師」はもったいない。
これは根拠の無い言葉では有りません。
良かったら私に根拠を求めてください。
44:02/08/17 11:54
>>30

その通りです。ああ、早くて着いていけない。
45電波男Ψ(´д`)Ψ ◆KW8mn4ss :02/08/17 11:58
>>41
眼には見えないものでも「色」とされるものがあります。
これが質問だとまだいいのですが、言い切りだとかなり無知だとしか言いようが無い。

>>42
迷っている以前の問題があなたの腐った脳味噌です。

五蘊とは「人間の構成要素を五つのまとまりとして記述したもの」です。
ですからら五蘊の色とは肉体のことになります。ではなぜ五蘊をそのよう
にたてる必要があったのでしょうか。お前には勿体無いのでいわたいよ。
46名無しさん@1周年:02/08/17 11:59
物質のことを「目に見えるもの」と表現するのは誤解を招きます。

世の中には目の見えない人もいますから。

また、六入(眼耳鼻舌身意)→ 色声香味触法 の 
眼;眼界;色(色受想行識の色とは別)により認知されるものと間違いやすいですよね。
47電波男Ψ(´д`)Ψ ◆KW8mn4ss :02/08/17 12:00
>>42
あの、、、、私は勉強はしていません。研究はしていますけど。。。。
他のスレッドも読んでくださいね。
48名無しさん@1周年:02/08/17 12:02
>>45 他人のことを「ハクチ」と言うでしょう。だからあなたは仏教者ではない。
ただの仏教オタク。例え対外的に何か持ってたとしても、本質はオタクです。
49電波男Ψ(´д`)Ψ ◆KW8mn4ss :02/08/17 12:04
>>46
そうです。そのとおりです。しかしまだ足りませんね。(笑)
絶対解っておいでだと思うのですが、言ってしまいましょう。

眼耳鼻舌身意が処や界として色に分類されますが、「意」はみることも聞くことも
かぐ事も味わう事も触る事もできません。これをみえるというのはハクチの妄想
でしょうね。
50名無しさん@1周年:02/08/17 12:04
>>45
五蘊とは「人間の構成要素を五つのまとまりとして記述したもの」です。
ですからら五蘊の色とは肉体のことになります。ではなぜ五蘊をそのよう
にたてる必要があったのでしょうか。お前には勿体無いのでいわたいよ。
↑↑
これが全くの間違い。文献しか知らない。考えていないんだよね。
もうちょっと「考えてみよう」。

51:02/08/17 12:05
ああ、お互いに暴言はやめましょう。
52電波男Ψ(´д`)Ψ ◆KW8mn4ss :02/08/17 12:05
>>48
内容的に反論できず、論破され尽くしてただ罵倒するだけとは情けない。
根性があれば、内容的な反論をしてみろ。
53電波男Ψ(´д`)Ψ ◆KW8mn4ss :02/08/17 12:06
>>50
間違いの根拠を示してご覧。そんなもの即座にこなごなにしてあげるから。
54電波男Ψ(´д`)Ψ ◆KW8mn4ss :02/08/17 12:09
>>50
私から逃げまくっている「日本テーラワーダ仏教協会」とよく似た事いうね。
彼らの法の分析はアビダンマ(アビダルマ)を無批判に受け入れすぎていて、
初期仏教に帰ろうとしていない。それを基準にヴィパッサナーなんて笑わせる。
55:02/08/17 12:13
真理のために命をかけることと、いたずらに挑発的な調子で議論することとは違うと思います。
56電波男Ψ(´д`)Ψ ◆KW8mn4ss :02/08/17 12:15
あ、テーラワーダ仏教協会だけでなく、阿含宗もよく似た事を言う。これは南方上座部
でも同じこと。つまり阿含宗を除いて現存のテーラワーダとは部派仏教の事であり
決して初期仏教(原始仏教)ではないということです。
57電波男Ψ(´д`)Ψ ◆KW8mn4ss :02/08/17 12:17
>>55
いいえ、仏教史を眺めてください。挑発する事で強い動機付けをあたえ、正しい
方向へ導く方法も仏教はしめしています。和やかに議論することなど、仏教を
荒廃させた大きな原因の一つです。
58名無しさん@1周年:02/08/17 12:18
>>45
五蘊とは「人間の構成要素を五つのまとまりとして記述したもの」です。

これが特に恥ずかしい。
59名無しさん@1周年:02/08/17 12:19
てゆーか、議論自体が無意味。
これが正しいとか間違いとか離れたところに真理がある。
相対性を離れた世界、それをニルバーナという。
知識の間違いに留めるべき。
60名無しさん@1周年:02/08/17 12:21
>>40
>色といった場合、認識の有無に関わらず物質を示します。

物質自体に実存性は無いのでは?
61名無しさん@1周年:02/08/17 12:23
>>49 はちゃめちゃ。仏教学者とは思えない。

五蘊は色受想行識でしょう、
六入(眼耳鼻舌身意)→触→受とは全く関係無いのでは?
まあ、六入の主体として、五蘊は有るわけですが。
62名無しさん@1周年:02/08/17 12:25
>>60 物質は実存しないんですよ。でも条件に応じて実在する。有にもなるし
無にもなる。だから空なんですね。色は条件下で実在しています。

>>49は 眼耳鼻舌身意=色 と思っているのかしら???
本当に仏教学者か?
63名無しさん@1周年:02/08/17 12:26
釈迦は議論で悟りに到達できるとは、一言も言ってない。
釈迦の説いたものと仏教史は関係が無い。
かえって仏教史を見れば、正法から末法への仏教の堕落が分かるはず。
議論に議論を重ねた結果、末法に至ったことが。
64名無しさん@1周年:02/08/17 12:32
>>45
五蘊とは「人間の構成要素を五つのまとまりとして記述したもの」です。

これは、「仏陀は、人間存在を五蘊と分析した」。

と直すべきでしょうね。
65名無しさん@1周年:02/08/17 12:34
>>63 人間は知性の動物だからね。頭で納得できることは頭で納得しないと。
筏は捨てないといけないけど、捨てるのはそれに載って彼岸に渡った後だよ。

仏教徒は、まず「学ぶ者」です。
66名無しさん@1周年:02/08/17 12:39
電波でも間違うんだね。嬉しい。やたら文献には詳しいが、
基本的なことは、あまり考察してないんだね。まあステータス
のための勉強だからそうなるんだろうね。
67:02/08/17 12:41
>物質は実存しないんですよ。でも条件に応じて実在する。有にもなるし
>無にもなる。だから空なんですね。色は条件下で実在しています。

「空」という結論に達するための論理的プロセスとして「縁起」があるのだとすれば、
結論があらかじめ論理プロセスの中に組み込まれるのは変だと思う。
68:02/08/17 12:43
「五蘊」という考え方は仏陀以前にはあったのですか?
69名無しさん@1周年:02/08/17 12:44
そのとおり。
学ぶべきことは学ばねばならない。それが明ということ。
しかし、そのあとは無明も明も離れることが必要。
ニルバーナとは、両者を離れた世界であり、両者が尽きることもない世界でもある。
70名無しさん@1周年:02/08/17 12:48
>>67 「空」というのは存在論、物事の存在の道理ですから、
人間の(あるいはすべての有情の)存在の十二支縁起とはまた別物だと思います。

空は心の無いものにも適応されるのですから。

「空」のOSの上に花開く?苦の生起と消滅の連鎖、それが十二支縁起??
71名無しさん@1周年:02/08/17 12:52
>>69 ニルバーナは、ニルバーナを得た人しか説明できないんですよ。
だから、あなたや私はニルバーナを語らないほうが良い。

まず「無明」って何かを学べば良いんですよ。

議論は無意味だと言いながら、「無明と明とニルバーナ」を私的に定義するのは
ちょっと自己矛盾。
72名無しさん@1周年:02/08/17 12:53
電波さんは逃げたか?
73電波男Ψ(´д`)Ψ ◆KW8mn4ss :02/08/17 12:54
>>58
その根拠は?
>>60
実存性の話ではなく、初期仏教の素朴実在論の周辺でのお話です。
>>61
五蘊の「色」の話ですよ。十二処として眼耳鼻舌身意が二分の中で格別され、それが
十八界では二分色界として記されます。この中での色は眼の対象として限定されますが、
五蘊の色と違うものです。また名色とは別の概念です。

あなたの薄っぺらな知識で仏教学者を判断して貰ってはこまります。ま、このことは
学部1回生で学ぶ事ではありますが。
74名無しさん@1周年:02/08/17 12:55
う〜ん。。。
確かにニルバーナを説明するのは難しいね。あの状態は筆舌に尽くしがたいものです。
何とも言いようがない。
強いて言うなればですよ。
75:02/08/17 12:57
はじめに戻るけど、無明がなくなったら「行」(意志)がなくなるというのが第一の謎。
76名無しさん@1周年:02/08/17 12:58
>>73 で、物質を「目で見えるもの」と定義するのはおかしい。
ということとの関連は?
77電波男Ψ(´д`)Ψ ◆KW8mn4ss :02/08/17 13:00
>>62
色について完全に無知だな。ハクチ認定いたします。
>>66
なにを間違ったというのだね?
>>71
無明そのものを学ぶ事はできない。苦のあり方を追及して無明を達観するのだから。
そんな基本もワカラン奴は仏教を語るな。
>>72
なぜ逃げる必要がある?
78電波男Ψ(´д`)Ψ ◆KW8mn4ss :02/08/17 13:02
>>75
まず苦しみの原因の追求から考察しないと無明からの分析は出来ませんよ。
79:02/08/17 13:03
>>73

一二処、二分、一八界、二分色界について簡単に教えて下さい。
80電波男Ψ(´д`)Ψ ◆KW8mn4ss :02/08/17 13:04
>>76
それは説明済み。
81名無しさん@1周年:02/08/17 13:04
>>67
>>物質は実存しないんですよ。でも条件に応じて実在する。有にもなるし
>>無にもなる。だから空なんですね。色は条件下で実在しています

認識いかんによって、有になったり無になったりとゆう事かな?


82名無しさん@1周年:02/08/17 13:05
>>75 私達が世間で普通に思っている、「行」(意志)とちょっと
意味が違うのかもね。

十二支ってどの段階でも「私」なんだよね。

無明という「私」、行という「私」。
恋人と出会って、「六入(眼耳鼻舌身意)→触→受→愛→取」になってしまってい
る私。
「行」「識」=「六入(眼耳鼻舌身意)→触→受→愛→取」への「スイッチオン」。
と考えれば分かりやすいかも。

「無明」有りて、「六入(眼耳鼻舌身意)→触→受→愛→取」へのスイッチを押す。
「有→生→老死」、→四苦八苦 が有ることを知りながら。あるいは知らずに。


83電波男Ψ(´д`)Ψ ◆KW8mn4ss :02/08/17 13:06
>>79
二分とは説明のためのことばで仏教用語としては使っていません。
説明すれば膨大になりますので、まず書物に当たって質疑してください。
84名無しさん@1周年:02/08/17 13:10
>>81 認識如何だと、夢や幻だから。そうじゃないと思う。

例えば今、ここで手をつねる「痛み」は実在する。手をつねると言う条件で
、神経が働いていると言う条件で、実在。条件が消えれば「痛み」また消える。
「痛み」は夢幻(ゆめまぼろし)じゃない。本当に痛い!でも、また消える。
「有」でも「実存」でも「無」でもない。
85名無しさん@1周年:02/08/17 13:10
そういえば起動ってなんですか?
86:02/08/17 13:11
有→名色→六入→行・・・→無明
という順番ならまだ分かる。ああ、わしあほやからわからん!
87名無しさん@1周年:02/08/17 13:13
>>83 あまりジャーゴンは使わず、せめて般若心経内の用語程度で語ってくれたら
良いんだけどね。こちらみんな素人だから。医者だって患者にむやみな専門用語は
使わないでしょう。専門用語使ってごまかす医者ってヤブだよ。
88:02/08/17 13:15
なんで最終段階を「老死」と表現したのかな。無明が老化の原因とも思えないし。「苦」と言えばいいのに。
89名無しさん@1周年:02/08/17 13:19
>>86 私もアホヤから、その反対のほうがむしろ分からん。

チベット仏教では(1冊しか読んでないんだけど)すごく即物的に説明する。
「無明」=盲目
「行識」=受精の瞬間を見つけ母体に入る意志。
「名色(色受想行識)」=心と肉体を得
「六入(眼耳鼻舌身意」「→触→受→愛→取→」=感覚を享受する。
「有→生→老死」=そしてその個体は老死に向かう。

↑これは、例えばこう言う感じ、と書いてみただけです。


9081:02/08/17 13:20
>>84
>「有」でも「実存」でも「無」でもない。

なるほど分かりました。
ありがとうございます。
91:02/08/17 13:25
>>89

あ、それ、面白い。
92名無しさん@1周年:02/08/17 13:25
>>88 「無明有るもの」は「有情」だから、必ず「老→死」を迎える
と言うことでは。 無情(有情=生物=心の無いもの)は老死は迎えない。
例えばここにあるテーブルは、朽ち果てはしても決して年取ったり死んだりはしない。

あなたの本体は「こころ」なんだけど、「こころ」あるいは「心のあるもの=有情」
の変遷が十二支縁起。
93:02/08/17 13:33
>>92

問題は「苦」であってその原因である「老」「死」ではないと思うんだけど。
それに「苦」の原因は四苦八苦がすべてある。「老」「死」だけではない。
94:02/08/17 13:35
それとも仏陀は十二縁起で「苦」ではなく「死」の原因を解明したのかな。
95名無しさん@1周年:02/08/17 13:35
>>77 無明は学べないのか。じゃあ、仏教学の試験で「無明について記述せよ」
とあれば、ハクチじゃなかった白紙で良いの?

>>77 最後に言っとくけど「ハクチ」という言葉使いは今日限り止めなさい。
医者だって患者に「こんな医学用語も知らないのか。ハクチ!」とは言わないでしょう?
専門用語使わないと素人に語れないような専門家が魯鈍なの。
96:02/08/17 13:38
>>89

それでいう「有」って何かな?感覚が存在に先行している。
97名無しさん@1周年:02/08/17 13:41
>>94
>「死」の原因を解明したのかな。

そうとも考えられるね。
流れからすると・・・
12(無明→老死)まで連なっているんが何となく奇妙だね。
98電波男Ψ(´д`)Ψ ◆KW8mn4ss :02/08/17 13:42
>>95
最後に言っておくけど、お前はもう仏教について語るな。
アホ丸出し。
99名無しさん@1周年:02/08/17 13:43
>>94 有→生→老→死から「四苦八苦」が始まるんだけど、「有」自体がすでに
苦の始まりと説明されていなかったかしら?四苦が生老病死だしね。

それと十二支縁起が「苦の生起、苦の滅尽」の説明のためだけ、というのは
間違いでは。まず、「こころの有り方」を分析したんだと思うよ。
人間存在の分析がすなわち十二支縁起。それゆえ四苦八苦が生起すると言う事で。
100名無しさん@1周年:02/08/17 13:46
常に老死が伴う迷いの生存が続くということでは?
如来はもはや再生しないであろうということが背後にあると思う。
101仙台四朗:02/08/17 13:47
私、ハクチですが何かよーーーですか?
102名無しさん@1周年:02/08/17 13:50
「有」と言うのは「ただ有る」ではなく、
「こころ、あるいはこころを持つものが、滅び行く存在として」そこに
「一瞬の泡沫(うたかた)を形成した」。

「有」=「有情の形成」=「滅び行く悲しい存在の成立」

ロボットには心は無いんだけど、アトムみたいにもしもこころの有る
ロボットができたとしたら、それは、愛し、悲しみ、ある意味で苦の存在だよね。
こころ有るゆえに苦しむわけだから。
アイボなんて「無情」だから、生老病死も苦しみもないわけだ。
103名無しさん@1周年:02/08/17 13:53
アトムが「有」=「有情」、
アイボが「無」=「無情」と考えれば、「有」はやっぱり苦の生起。
104名無しさん@1周年:02/08/17 13:58
>>98 電波さん、どんな宗派しているか知らないけど、たしか僧職に有ったのでは?
もう少し心を整えたほうが良いです。仏教の基本はまず心を整えること。
まるで手が震えてタクトが振れないマエストロみたいだよ。宗派の名折れだね。
105仙台四朗:02/08/17 14:05
>>104
そうだね・・・。
最近私のファンが増えたとオモ〜たら、電波先生の仕業だったんだね。
106:02/08/17 14:06
>>102

しかし、「有」の前に「有情」たる「名色」「六入」が存在している。一体この「有」って何だ?
107名無しさん@1周年:02/08/17 14:19
有とは、我ありという考えのこと。
108電波男Ψ(´д`)Ψ ◆KW8mn4ss :02/08/17 14:20
>>104
私は伝統教団、組織教団をすべて否定します。腐りきっているからです。
私に惑わされているのはあなたは心が整っていない証拠です。
109名無しさん@1周年:02/08/17 14:21
>>106 また夜読ませてもらいます。今日は親戚中連れて買い物だW。←ヨン。
色即是空、色即是空。

電波さん、専門用語抜きで話しようよ。ね。
110名無しさん@1周年:02/08/17 14:22
>>108 真言宗僧侶って言ってなかった?波紋になったの?
111名無しさん@1周年:02/08/17 14:24
>>108 専門家にお聞きしたいのですが、お盆ってなんのために
あるんですか。お盆のお供えは食べても良いんですか?
112仙台四朗:02/08/17 14:27
私はハクチを達観しました。
して・・・
ようやく分かったのです。
>>107
そうですね。
「有」とは「我を認識した」。とゆうことなんでしょう。
それ以前は「認識していない」。とゆうことなんでしょう。
113名無しさん@1周年:02/08/17 14:28
日本の仏教は仏教にあらず。
かなり儒教的色彩が強い。
114:02/08/17 14:33
今のところ>>89のチベット仏教の解釈よりわかりやすい説明は出ていない。
115仙台四朗 コピペ:02/08/17 14:40
隠蔽されたチベットの真実。
http://village.infoweb.ne.jp/%7Edennoji/true.html
ある尼僧は、警棒の形をした5万ボルトのスタンガンを性器に入れられ、感電死させられました。
彼女の死体は裸のまま路上に捨てられました。
一般民衆は強制労働へと駆り出され、過労死するか自殺するまで、徹底的に働かされました。
「強制断種」(チベット男性の生殖機能を手術によって奪うこと)。
「強制交種」(チベット女性を中国男性と交わらせ民族の血統を絶つこと)。
そして、子供たちは親元を引き離され、散り散りになりました。
死者の総数は、なんと128万人に達しました。
116:02/08/17 14:57
>有とは、我ありという考えのこと。

「我あり」という「考え」を「有」という文字で表現するかな?
そもそも、「生」があるから「我あり」という考えが出てくるのじゃないかな。
単に「存在」と解釈した方がすっきりするような気がする。
117髑髏仮面 ◆1PfzdK1. :02/08/17 15:46
不滅とて無駄こと不生にて調ふべし。  by盤珪

我というのは認識して概念が生じるんで、認識できなくば「我」も非ず。なんじゃないでしょうか?


11849:02/08/17 15:55
>>117

唯識仏教では五感と意識の他に、「阿頼耶識」「末那識」という2種類の無
意識を考えていまして、「末那識」というのは、眠っているときも含めて
「自分」に執着し続ける働きがあるとされています。つまり、認識できなくとも
「我」はないとは言い切れないのです。
119brown:02/08/17 16:09
明とは,現実が完成している実感です。仏陀の世界。
無明とは,現実が未完成だという認識です。衆生の世界。
さて,このとき何が起こるでしょう?
現実と理想の隙間を埋めようとします。
それが行です。
現実が完成していないので,それを完成させようと意図することが起こります。
120brown:02/08/17 16:13
怒りは怒るべき何物かがあるから生じる。
貪りは貪るべき何物かがあるから生じる。
高慢は比較すべき何物かがあるから生じる。
疑いは不安な,知られざる何物かがあるから生じる。
このとき行が成立しています。
怒りは怒るべきことのないとき生じない。
貪りは貪るべきことのないとき生じない。
高慢は比較すべき者のないとき生じない。
疑いは知られざることのないとき生じない。
完成された現実の前で,現実を完成させようとする意図は生じない。
無明がなければ行はない。
121髑髏仮面 ◆1PfzdK1. :02/08/17 16:50
>>118
>認識できなくとも「我」はないとは言い切れないのです。

赤ちゃんは、学習せずともオッパイは飲むし、立位にすれば「歩くまね」はしますね。
これはDNA段階の継承では?

「我」というのは、客観性があって初めて認識できるんで、それが認識できなけりゃ「ある」とは言わんでしょう。
つまりは「無自生」、何らかの縁起がありませんと「我」も無いのでは?



122名無しさん@1周年:02/08/17 20:16
>>106 名色(色受想行識)→六入(眼耳鼻舌身意)→触→受→愛→取→有

名色(色受想行識); 私は五蘊を備えた「個」です。
六入(眼耳鼻舌身意);その五蘊あるが故に、六入という外界との接点があり。
触→受→愛→取;その接点を通して外界との接触あり。愛、取という渇愛を生じる。
渇愛というのは私に属するものと言うより、私そのもの。
有;触→受→愛→取によって生じた、その私の本体である渇愛という生命活動が
有なのです。

渇愛=有=私本体 という定義は奇異に感じられるかもしれないけど、、つづく。
123:02/08/17 21:53
ああ、下がって来ちゃった。ということであげ。
124名無しさん@1周年:02/08/17 21:59
>>123 じゃあ上がってきたので続き。

「あなたの本体は何」と尋ねる。手か、足か、頭か、髪の毛か、思考力か
想像力か、五蘊のどれかなのか、、?
125:02/08/17 22:01
「本体」とはそもそも何かということになりませんか?全部が本体でしょ。
126名無しさん@1周年:02/08/17 22:12
たまさかに夏の夜空を見上げれば
大三角形のヴェガとアルタイルと
それを見守るデネヴのやさしさにほっと一息
悟りとはそんなものだと思ったりする
どうせ無明なら、何も考えないのが一番だ

127名無しさん@1周年:02/08/17 22:24
>>125 サンフランシスコの大地震で足を挟まれた女性。
その足を切り取って助けて欲しい、と訴えてたよね。
「助けて欲しい主体」=彼女。まず足は彼女じゃなかった。
128名無しさん@1周年:02/08/17 22:29
庭を歩く虫。それを捕まえようとする。死に物狂いで逃げる。
「死に物狂い」がその虫の本体。
センサーロボット昆虫が死に物狂いで逃げる動作をしたとしても
それは動作を準えているだけで「死に物狂いで逃げる心」が存在しない。
有情としての本体が無い。
129名無しさん@1周年:02/08/17 22:30
結局のところ、争いばかりで実が無いスレになりそうですね。
130名無しさん@1周年:02/08/17 22:32
触→受→愛→取→有 この 「取→有」があなたの本体なんですよ。あなたが「有る」わけ。

五蘊と六入はあなたの「成分」に過ぎない。




131名無しさん@1周年:02/08/17 22:40
>>129 何人かで、考え合っているんだよ。ちょっと難しいけど。
(書いている本人もわかってなかったりしてーー笑。)
132名無しさん@1周年:02/08/17 22:46
お金のことを考えてみよう。ここに100万円ある。
オレって何だ? 100万円か? それを誰かに取られそうになると
突然「オレ」が出現する。「それはオレのものだ」「絶対断じてオマエやらない」。
決してあっさりしていません。あっさりしていない部分が=自分の本体です。
「愛→取→有=渇愛」
オレとオマエの区分は、「愛→取→有=渇愛」によって生ずる。

一卵性双生児やクローンでさえ、オレとオマエは他人です。渇愛の主体が
違うから。
133名無しさん@1周年:02/08/17 22:47
有=オレ、ワタシの確立 ??
134名無しさん@1周年:02/08/17 22:52
>>133 確立というか「そして有るようになった」かしら?
135名無しさん@1周年:02/08/17 22:53

十二支縁起って、業の因果の内容をいっているわけ?
136名無しさん@1周年:02/08/17 22:56
でも、そもそも「行」そのものが渇愛の主体じゃん。
137名無しさん@1周年:02/08/17 22:56
>>135 人間の存在論だと思うよ。
138名無しさん@1周年:02/08/17 22:57
>>136 主体と言うより始まりかな。
139名無しさん@1周年:02/08/17 22:57

でもスタティックなものではなくて、その主体の内容が変化するよね。
というか、無数の歯車の噛みあいのように連鎖があるのではないの。
140名無しさん@1周年:02/08/17 22:59
>>135 業の因果は簡単で、善因良果、悪因悪果、しかないんでしょう?
141名無しさん@1周年:02/08/17 23:03
>140

それは利他とか、利害の関係からの業の理論では。

たとえば、美味しいものを食べて、その欲望が次の渇愛を生むとか、
そういう業の再生産を十二縁起はいっているのではないの?
142名無しさん@1周年:02/08/17 23:05
>>138 無明から始まり老死に終わる、一つのエネルギーの励起かしら。
一番分かりやすいのが、愛、取、有 のところ当たりではあるけど。
その当たりがエネルギーのピーク?
こころの連続体は 無明に始まり老死に終わり、またそれを繰り返すわ
けだから。本体はこころの連続体なんだよね。でも無明や五蘊や六入や
老死はこころの連続体じゃないよね。それの形容に過ぎない。

あほやから、だんだん分からんようになってきた。
143名無しさん@1周年:02/08/17 23:08
>>1
ていうか、十二縁起は原始仏教で釈迦が直接説いたもんじゃないよ。
後代のヒマな人がまとめたもの。
144名無しさん@1周年:02/08/17 23:11
>>141 欲望自体に善悪は無いよ。生物と無生物をわけるのが欲望だから。
一番強い欲望が、生存欲、食欲など。赤ん坊がお乳を求めても決して悪じゃない。
燃え盛る火から逃避しても決して悪じゃない。セックスも悪じゃないしね。

貪欲で他に被害を与える、自分自身に被害を与える(吝嗇で食べるものも食べない)、
こういうのは悪因を作るよね。悪因ってよく水の濁りに例えられるけど。
145名無しさん@1周年:02/08/17 23:13
>>143 般若心経くらいまでは仏説に近いよ。仏説根本仏教と大乗仏教
を結ぶ掛け橋は、般若心経かもしれない。形はまとまってなくても基本は
ちゃんと初期仏教で語られている。
146名無しさん@1周年:02/08/17 23:14
>142
いや、いいとこついてんのとちゃうか?
その連続体ちゅうのんは、「心相続」ってやつでしょ。
で、その心相続っていうのは、絶えず無明の条件下にあって、何かを求めている渇愛の主体なんであって、
執着する主体なんであって、だから、苦しむと。何かを求めている渇愛の主体だから、
当然プラスだかマイナスだかのエネルギーの均衡を求めて、無明のままに前進してしまうわけよねw
無明からもやもやと「行」を起こして、個体を形成して、この世で苦しむ。

十二縁起の逆観は、だからそれをビデオを逆回しにして、欲望を消滅していけば、個体が生まれ出る原因を消滅させる…
こんな感じ?

147名無しさん@1周年:02/08/17 23:20
>143
それ、よくいわれるんだけどさ、

だとすると、真っ先に電波氏が突っ込みそうじゃない、そこのとこ。
「古層の阿含には、十二縁起はありません。いまどきそんなことをいっているチミはハクチ。行っちまえ」
とかいって。
阿含はサンスクリットより漢訳のが古いとかいってたし。文献学的にどうなんだ。
148名無しさん@1周年:02/08/17 23:23
釈迦はそんな小難しいのは説いてなく、
12縁起ではなくて3縁起くらいだよ。
それを後代の人がいろいろ細かく分けていった。
149名無しさん@1周年:02/08/17 23:23
>>146 「無明の条件下」と言うのは分かりやすかった。

十二支因縁と言うのは、こころの本体の、生ずる条件、それが集める要素、
その属性、そのあり方、その終了、そう言うのがごっちゃになっているのかもね。
数式や物理学みたいに、各要素が同等ではないみたい。
150名無しさん@1周年:02/08/17 23:28
でも漢訳阿含経はすごーく、古いらしいよ。ダンマパダなんかより。
で、その阿含経に十二縁起として出ている。
あとで、手を加えたんか?
151名無しさん@1周年:02/08/17 23:28
>>147 電波さんは元僧侶だから善男善女には二度と「ハクチ」って言わない事に
なったらしいよ。今や破門されたらしいけどね。職業は三級建築士だ。センスが
悪いらしい。。。と煽って出現を待つ。

>>148 原始仏典読んでると、けっこうあちこちにちらほらと書いてあるから、
まとめると意外と十二くらいになるかもね。

「空」なんて簡単なんだよ。こと・ものはうたかたのごとく、かげろうのごとく
生じ滅するだから。原始仏典のほうがよっぽど分かりやすい。
152名無しさん@1周年:02/08/17 23:31

要するに、
      執着すんな、苦しいぞ、世の中夢だ、気にすんな

                          って、ことだろ?
153名無しさん@1周年:02/08/17 23:32
>>150 今日の新聞広告に出版社は忘れたけど阿含経現代語訳全6巻(予定)
というのが載っていた。現代語訳で読んでみたい。でも6巻ぐらいで収まる
んだろうか?
154名無しさん@1周年:02/08/17 23:33

それって、筑摩で昔から出てるやつだろ。増谷文雄の。
155名無しさん@1周年:02/08/17 23:37
>>152 夢とか影じゃないんだよね。気にするなったって、例えばガンになったら
真っ青。ゆめまぼろしじゃないから。本当にガンなんだよね。抗がん剤の吐き気や
手術の苦しみも、ゆめまぼろしじゃない。空と言うのは夢幻(ゆめまぼろし)
という意味じゃない。だから、気にするなっていわれたって困る。

それがこの世は「生ずれば生ず、滅すれば滅す、色即是空!!」「苦しみなんて
一時の事」「我、苦しみを苦しまず」などと覚り切れればそりゃ、涅槃獲得で仏様さ。
156名無しさん@1周年:02/08/17 23:42
>>154 それは持っているんだけど、それじゃない。いま新聞見たら
平河出版社と書いていた。聞いた事がない会社。日経新聞の1面です。
漢訳経典の日本語訳らしい。増谷先生のはパーリー語から?
157名無しさん@1周年:02/08/17 23:42
十二縁起、新興宗教でちゃんと説明してるとこあるかな。
158名無しさん@1周年:02/08/17 23:43
>156

ありゃーーーーーーーーー!
平河出版社は、阿含宗の出版社だよ。けっこう、笑えるネタ。
159名無しさん@1周年:02/08/17 23:46
>>158 あなたは、その阿含宗なの?
160名無しさん@1周年:02/08/17 23:46

龍神も、先祖供養も、守護霊も、護摩も出てくる凄いアーガマだったりして。
161名無しさん@1周年:02/08/17 23:51
>159

信者ではないけど昔、桐山のおっさんの本は面白がって読んだよ。
SFみたいな面白さがあるからね。ただ、自己顕示欲がむちゃくちゃ凄い。生臭いしね。
平河出版社は、社長が堤たち。つまり堤マスオ(桐山の本名)の妻。

なーんで、こんなこと知ってるダニ…。w
162名無しさん@1周年:02/08/17 23:51
>>160
翻訳者は、丘山新、神塚淑子、辛嶋静志、菅野博史、末木文美士、引田弘道、
松村巧となっているんだけど、どんな人達かしら。注文しようかと思ってい
るんだけど。
163名無しさん@1周年:02/08/17 23:55
末木文美士氏は、東大の先生だよね。
でも、どーすんだろ。
賢い信者だったら、阿含宗の教義と反するようなところが見えてくるよな。

「ますます教義に確信を深めた」なんちゃったりしてな。
164名無しさん@1周年:02/08/17 23:56
そーゆーのは電波男しか知らないだろう。あの人は悪口しか言わない
だろうね。ハクチ、ハクチ、ハクチ。
165名無しさん@1周年:02/08/17 23:57
立正佼成会の庭野日敬開祖の御著書をぜひ拝読してください。
「新しい法華経の解釈」などはとてもわかりやすいですよ
166名無しさん@1周年:02/08/17 23:57
>157

    オウム
167名無しさん@1周年:02/08/17 23:58
>>161 堤たちさんは亡くなられましたよ。ご冥福をお祈りしましょう。
168名無しさん@1周年:02/08/17 23:59
>>165
新しい、たってそうとう古いのでは。
169名無しさん@1周年:02/08/18 00:00
KKの「悟りの挑戦(上)」に十二縁起の説明があるよ。
170名無しさん@1周年:02/08/18 00:00
>164

ん? これどのレスに対してだ?
171名無しさん@1周年:02/08/18 00:01
>167
ガンだったんで信者が動揺してるらしいよ。
172名無しさん@1周年:02/08/18 00:04
>>161
日本の仏教書は阿含宗前なら全くダメだし、阿含宗後ならほとんど阿含宗の剽窃だよね。
言わないけど、みんなけっこう読んでいるんだよね。実は私も読んだ事がある。好き嫌い
は別として、みんな読んでいるんだろう?聖教新聞はどうだろう。あれはちょっと恥ずか
しいかな。
173名無しさん@1周年:02/08/18 00:05
>>170

164は162に。
174名無しさん@1周年:02/08/18 00:06
>>169 どうせ変な事書いているんでしょう?
175名無しさん@1周年:02/08/18 00:10
電波がこない! 
176名無しさん@1周年:02/08/18 00:16
1が消えた。考え中か???
177名無しさん@1周年:02/08/18 00:17
>172

いや、桐・山師はねえ、結局は山師なんだけどさ、
「大乗非仏説」をポピュラーにした功績はあるよ。
あとはデタラメだけど。
178名無しさん@1周年:02/08/18 00:20
>>177 仏教書ウォッチャーなんだけど、桐山以後に
日本の仏教書が様変わりした事は確か。でもみなさん原典を
明かさないんだよね。批判しながら利用しているのはすごい。
理屈は使わせていただくが、頭は下げない、と言う事で、
まあ、日本人なら正しい態度だよね。
179名無しさん@1周年:02/08/18 00:20
>174

次元がどーのこーの、天使がどーのこーの、
で結局、
「このように、釈迦は幸福になるための十二の法則を説いたわけなのです」…なんて内容だったりして。
180名無しさん@1周年:02/08/18 00:22

でもね、日本にきているリンポチェで、阿含の金で生活している人もいるんだよな。
181174:02/08/18 00:23
>>179 六次元は愛、七次元は真実と勇気とか? これはK福のK学?
182名無しさん@1周年:02/08/18 00:24
>>180 奨学金出しているの?
183名無しさん@1周年:02/08/18 00:25
>182

それ以上は、いえない  w
184名無しさん@1周年:02/08/18 00:31
>>183 は本当は阿含宗なんでしょう?
185名無しさん@1周年:02/08/18 00:34
>178

電波さんは日本テーラヴァーダ協会を馬鹿にしてたけど、
あの辺は、創価とか佼成会とか真宗系とかと比べたら、ずっと釈迦の教えに近いわけよね。
それまで日本の大乗系の教団なんて、近代仏教学でとうてい論じられるようなシロモノじゃなかったわけでしょう。
テーラヴァーダ協会だったら、そこがどーだの、あそこがなんだのいえるわけだし。
そういう意味では凄いレベルアップとちゃうの?
ただ、ここまでくるのに、それこそ、阿含宗、オウムという地獄巡りが必要だったわけ。
186名無しさん@1周年:02/08/18 00:36
>>185 でも小乗じゃどうしようもないでしょう。テーラヴァーダの
僧侶も阿含宗で勉強しているよ。
187名無しさん@1周年:02/08/18 00:36
>184
じゃなくて、その反対側のチベット関連の情報の入る方。それ以上はいわない。
188名無しさん@1周年:02/08/18 00:37
>>168
何が古いんですか?法華経が説かれたのは何千年前だかご存知なのですか?
その長い歴史から見れば、今の時代たかが数十年、新しくないわけないじゃないですか!!
現代の中でも実にすばらしく存分に通用しますよ、改訂もされてますし。
189名無しさん@1周年:02/08/18 00:38
>186

ん???? 阿含宗で何を勉強するんだ。
190NB ◆Zut9KezY :02/08/18 00:40
>>185
日本近代仏教学の成り立ちと展開には真宗系、カナーリ関わってますけど何か?
191名無しさん@1周年:02/08/18 00:41
>185
佼成会を批判するべからず。真の仏教教団は立正佼成会なのであります!
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なーんか、電波男がいなくなったら、
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李氏朝鮮末期状態。

誰かなんとかせー!!
194名無しさん@1周年:02/08/18 00:43
>>190 阿弥陀信仰は仏教ではないと言う事で。ここはいちおう仏教のスレッドです。
195名無しさん@1周年:02/08/18 00:45

十二縁起スレがいつのまにか、宗派ワールドカップ・スレになってしもた〜。
196名無しさん@1周年:02/08/18 00:46
真宗は、あれはゾロアスター教の一派でしょ。
197名無しさん@1周年:02/08/18 00:47
>193
佼成会を批判するべからず。真の仏教教団は立正佼成会なのであります!
何故に、アゴンと一緒にするのじゃ。。。
198名無しさん@1周年:02/08/18 00:47
真言密教と浄土真宗は、ゾロアスター教に分類されるね。
199名無しさん@1周年:02/08/18 00:47
>>189 以前に協会に行ったんだけど、阿含宗の書物が本棚にたくさん置いて
あったよ。ああ、勉強しているんだな。感心感心って思ったんだけど。

小乗って瞑想ばかりで、眠くなるばかりじゃないの?
200NB ◆Zut9KezY :02/08/18 00:50
自法愛染故。毀砦他人法。雖持戒行人。不免地獄苦。

おやすみ。
201名無しさん@1周年:02/08/18 00:50
>>197 立正佼成会って本当に仏教なのか?
その教えの要旨を三行で書いてごらん。完膚なきまでに批判してあげるから。
全く今まで内容に触れた事が無いんだけどね。自信はある。
202名無しさん@1周年:02/08/18 00:51
>197
わかった。君、いいたいことはわかった。
真の仏教教団は、立正佼成会だ。

では、十二縁起を、ギャラリーの前で、きっちり説明してくれたまえ。
ここは、十二縁起スレというのを知ってるよね。
みんな、まだ寝るなよ。

立正佼成会員さん、

さ、どーぞ。
203NB ◆Zut9KezY :02/08/18 00:51
あ!まあいいか。どうせわかんない。わかんない(w
204名無しさん@1周年:02/08/18 00:51
>>200 good night . 早く正しい仏教に目覚めてね。性格は良いのにもったいない。
205名無しさん@1周年:02/08/18 00:54
あれでNBはんも、念仏さえとなえなきゃ、いい人なんだけどねえ〜
206名無しさん@1周年:02/08/18 00:55

真の仏教教団は、立正佼成会。どした?

立正佼成会員さん、

さ、どーぞ。待ってるよ。
207名無しさん@1周年:02/08/18 00:56
どうしてあんな良い人が念仏なんかにこるんだろう?
「極楽」「阿弥陀様」、、それって仏教じゃないだろう?
ただのお伽噺じゃないの。
208名無しさん@1周年:02/08/18 00:58

おーい、立正佼成会員、

待ってるよ!  どうしたの?
209もう寝る:02/08/18 00:58
>>206 あなたね、立正佼成会の本読んだことあるの?
私は全く読んだ事が無い。ちょっとかいつまんで教えて。
210名無しさん@1周年:02/08/18 00:59
>209
知らんわそんなの。ほけきょーだろ。
211名無しさん@1周年:02/08/18 01:01
KKの「悟りの挑戦・上」けっこう詳しく書いてあるよ。
五支縁起、十支縁起、十二支縁起、三道(惑・業・苦)、順観、逆観など
いろいろ説明があった後に、、
「この十支縁起や十二縁起そのものは実は釈迦の思想ではないのですが、
この分析的な考え方、理論を立てて追いかけていく考え方自体は、
釈迦の持っていた考え方であるわけです。」
となってる。
212名無しさん@1周年:02/08/18 01:02
>>210 たぶん法華経だよね。で、題目唱えるんだろうか?
あと、きっといろんな「人のみち」とか教えるんだろうね。
だいたいあの手の新興宗教って法華経と日本的道徳の
ミクスチャーなんだよね。
213名無しさん@1周年:02/08/18 01:04
三道(惑・業・苦)、というのが意味不明だし、仏教の大筋からは
遠く外れているような。
214名無しさん@1周年:02/08/18 01:04
>>206
漏れ、佼成会員だけど、佼成会は個人的には仏教というより庭野教だと思う。
教えはいい教えだから、開祖様の本読んでね!
215名無しさん@1周年:02/08/18 01:05
自法愛染故。毀砦他人法。雖持戒行人。不免地獄苦。

自の法、愛に染まりたるが故に
他なる人の法の砦を毀つ
行く人、戒めを持つと雖も
地獄の苦しみを免れえず

仔猫訳
216名無しさん@1周年:02/08/18 01:07
>214

では、十二縁起の解説、おながいします。
217名無しさん@1周年:02/08/18 01:10
三道(惑・業・苦)????

きーたことないねー 仏教かそれ。
218214:02/08/18 01:12
>>216
よく覚えてないけど、苦しみを生み出す原因というのは12に分類されます、ってことじゃなかったっけか?
なんで12なのかはしらん。
219名無しさん@1周年:02/08/18 01:12
>>214 そいうのを仏教的には「外道」と言うんだよ。
罵り言葉と違うよ。仏教以外の教え。仏教では「身見、疑惑、戒取」
という最も下位の煩悩にとらわれている事になる。だから
仏教的にはひどい間違い。まあ、仏教でなく〜教というのなら
勝手だけどね。でも仏教の装いは止めて欲しい。
それと、道徳集は決して正当な宗教じゃないよ。
220お釈迦様:02/08/18 01:13
十二縁起とは、現実の人生の苦悩の根源を追究し、
その根源を断つことによって、苦悩を滅するための
12の条件を系列化したものである。

1.無明(無知)
2.行(潜在的形成力)
3.識(識別作用)
4.名色(名称と形態)
5.六処(眼・耳・鼻・舌・身・意の6感官)
6.触(接触)
7.受(感受作用)
8.愛(渇愛)
9.取(執着)
10.有(生存)
11.生(生まれること)
12.老死(老い死にゆくこと)
221名無しさん@1周年:02/08/18 01:14
>>218 とりあえず、100点満点で0点。嫌味じゃない。本当だから仕方がない。
「自分達の学んでいるものは仏教ではない」と早く知ったほうが良い。
222名無しさん@1周年:02/08/18 01:16
>>220 その項目の意味とつながりと、また、全体的な意味について
このスレッドが続いてきたわけでしょう。そんな事を羅列してもしかたが無い。
223名無しさん@1周年:02/08/18 01:19

まあ、日本の仏教は、
一回、徹底的に
釈迦に帰るしかない罠。
224名無しさん@1周年:02/08/18 01:19
三道(惑・業・苦)は仏教の基本的な教えでしょ。
検索してみれば、たくさん引っかかると思うよ。
225名無しさん@1周年:02/08/18 01:20
>>188 お釈迦様が法を説かれたのがいつくらいで、法華経が成立したのが
いつ頃か、その間どれくらいの年月が経っているのか教えて欲しい。
226名無しさん@1周年:02/08/18 01:21
220は、要するに最初の「1」のデータとして載っていていい
という程度の情報ダニ。
227名無しさん@1周年:02/08/18 01:22
http://www5c.biglobe.ne.jp/~lotus/newpage13engi2.htm
http://www5c.biglobe.ne.jp/~lotus/newpage13engi2.htm
惑・業・苦で引っかかったよ。
十二縁起もある。
228214:02/08/18 01:22
>>221
別になにも学んでないよ。纏の振り方は教わってるけど。
別に仏教でなくても漏れとしてはかまわない。
宗教じゃない、って思ってる人がいてもいいし。

仏教の装いは・・・・開祖様の好みだから仕方がない。
というか、日本で新興宗教おこそうとしたら、だいたい仏教っぽくなるのは
当然というか仕方がないじゃん。
全然スレ違いなのでsage。
もし続きやるなら佼成会スレ来てください。
229名無しさん@1周年:02/08/18 01:23
あっというまにながれてしまったの(涙
230名無しさん@1周年:02/08/18 01:23
231名無しさん@1周年:02/08/18 01:23
>お釈迦様が法を説かれたの
BC500年くらいか?
>法華経が成立
1、2世紀? もう少し後か。
232名無しさん@1周年:02/08/18 01:25
>>228 わかった、あなたはとても良い人だと思う。

↓でもこれは取り消しね。

>>197 :名無しさん@1周年 :02/08/18 00:47
>193
真の仏教教団は立正佼成会なのであります!


233214:02/08/18 01:26
>>232
193は漏れじゃないよう!
234名無しさん@1周年:02/08/18 01:26
ところで十二縁起は、

どこまでわかって、
どこか問題点なの、いまのところ。
235名無しさん@1周年:02/08/18 01:26
たった600年離れているからと言って、仏説じゃないとは言えないよね。
でも、内容はどうなんだろう。
236名無しさん@1周年:02/08/18 01:28
>>234 限界、もう寝る。眠い。
237お釈迦様:02/08/18 01:29
>>222やかましい! 黙って聴け。


無知であるから行をおこし、識別作用が生じる。
識別作用とは即ち名称と形態の認識である。
それらは、六処を契機として得られる。
知欲もまた愛欲の内であり、執着である。
これらを断てということだ。
238名無しさん@1周年:02/08/18 01:30
法華経がなんで最高の経典といわれているんか、さぱーりわからん。
239名無しさん@1周年:02/08/18 01:31
>237

おいおい。
スレ読んでからレスしろよな。それぐらい礼儀だろ。
240名無しさん@1周年:02/08/18 01:31
>>238
愛読者が多い本はベストセラーになるのと同じ理由だ。
241名無しさん@1周年:02/08/18 01:33
>240
しかし般若経のような「哲学」を感じないのよね。
久遠実成仏のコンセプトぐらいか?
242お釈迦様:02/08/18 01:42
十二縁起の解釈には、慎重を要する。
極論に走れば、生が全ての原因という
ことになり、自殺を促進し兼ねない。
243名無しさん@1周年:02/08/18 08:09
>>237 最高の経典だと自画自賛しているからですよ。お釈迦様の金口だと
信じられていた時代には威力が有ったよね。だって受持するだけで、タイトルを
唱えるだけで、来世でまた有りがたいこのお経の講義を拝聴して涅槃に行けるの
だから。
現代では仏陀の時代を600年以上も下って、どこの誰とも知らない人間が仏教的
知識の寄せ集めで作った経典だと誰もが知っているから、ありがたがるのは無知な
人だけだけどね。学会とか構成界とかね。

現代に例えると新興宗教k福のk学とかが何やら怪しげな仏教まがいの経典を作り、
この本持っているとすごいよ!」
といっているのと同じ。そりゃ良い事も書いているよ。仏教思想の寄せ集めなんだから。
244NB ◆Zut9KezY :02/08/18 08:26
>>215
自法愛染故。毀砦他人法。雖持戒行人。不免地獄苦。

毀砦は毀呰の間違い。出拠は『智度論』ね。ちなみに。

自らの法に愛染するが故に
他人の法を毀呰するは、
戒・行を持するの人といえども
地獄の苦を免れず。
245名無しさん@1周年:02/08/18 08:39
>>243
意味わかんない。
246名無しさん@1周年:02/08/18 08:57
>>244 それって他宗批判に対する脅しな訳ね。
仏説では無い宗教まがいに対し「それは仏説ではない」というのが
仏教徒の勤め。択法覚支という修行も有る。法の選択は大事な修行。

仏説でもなんでも無い、架空の御伽噺の念仏者が自己弁護の盾に
『智度論』とか出すのは醜い。

まだ素直に「念仏が好き」「念仏から離れられない」と言っているほう
が見やすいよ。見やすいは『醜い』の反対語のつもりね。

「桃太郎さんの歌が好きでね、あの歌うたうと元気が出るんだ!!」
「桃太郎さんてホンとは仏教なんだよ」。
ハイハイ分かりました、阿弥陀さんは桃太郎です。鬼をやっつけて極楽に
連れていってくれますよ。子供向きにはアンパンマンのほうがいいかもね。
「阿弥陀さんてアンパンマンなんだよ」。しかし、こんな事を言うと幼稚園で
本気でやりかねない。
247名無しさん@1周年:02/08/18 09:10
むしろ法華経はバクティ思想を説き、内容が仏教の本来もつ思想性に乏しく(いか
ようにでも言える)、それまでと異なる、「一乗」などを強調し、釈迦を王と見な
していくから、新宗教のような教祖を中心としたファシズム組織を作るのに都合の
いい経典なんだろう。

内容の乏しさについては江戸時代の大乗非仏説論の時にも指摘されていた。

ところが『法華経』は三乗思想を一乗に帰するとすると説くところに本当の意味が
ある。内容は、歴史的に段階的に説かれていた声聞の教え、菩薩の教え、どれが本
当かという議論に終始しないで、そのいずれもが一乗の属性として捉えられるべき
もの。
この点、中国では智が「円教」とし、正しく捉えていくが、日蓮になると別教ま
がいの捉え方しかできず、せっかくの五時教判が無効化させられてしまった。
248電波男Ψ(´д`)Ψ ◆KW8mn4ss :02/08/18 09:57
惑業苦の三道を知らないのは別に言いとして(知らんかったら覚えりゃいいだけ)
調べもせず、仏教から外れているだの、もうエエカゲンにせい。

非常に程度の低い連中がブイブイ言わせてるな、このスレは。
249名無しさん@1周年:02/08/18 10:22
>>248
その通りみたいだね
250名無しさん@1周年:02/08/18 10:32
あ、電波さん復帰だ。
251名無しさん@1周年:02/08/18 12:59
梵我一如を文字通り解釈すれば、ヒンドゥ教を外道とするのはおかしいと思う
252名無しさん@1周年:02/08/18 13:10
>非常に程度の低い連中がブイブイ言わせてるな、このスレは。

     なかなか、味わい深い文章だ。
253名無しさん@1周年:02/08/18 13:15
>>252 十二支縁起について考察してきたわけだから、その内容について
反論しないと何にもならないのでは?いろいろ書いているのだから、まず
それを読んで、これはこうだ、あれはああなのではと書くべきでしょう。
25449:02/08/18 16:13
十二縁起がどこか行っちゃったよおおお。(泣)
255:02/08/18 16:20
「えと」の十二支と十二支縁起は何か関係あるのかな?
256名無しさん@1周年:02/08/18 16:26
>>255 あほちゃうかと思いつつ、ねうしとら、は十二進数に動物を当てただけ。
方角とか時間とかみんなそうだよ。関係無し。
257:02/08/18 16:30
一応話が十二縁起に戻った。(笑)
258名無しさん@1周年:02/08/18 17:13
>>1
三枝充悳著『縁起の思想』(春秋社)
     『初期仏教の思想』(レグルス文庫)
なんかいい参考書になりますよ。
259:02/08/18 17:16
>>258

有り難うございます。
260258:02/08/18 17:18
訂正です
『縁起の思想』は法蔵館からの刊行でした。失礼しました。
261名無しさん@1周年:02/08/18 17:26
ナーガールジュナの『中論』第26章
 十二支縁起の考察がされています。
262名無しさん@1周年:02/08/18 19:35
>>260 >>261

たびたび有り難うございます。
263あずみ ◇V.9uSetc:02/08/18 19:37
ヴィダルサスーンの『虫論』第26章
 十二氏演技の考察がされています。
264:02/08/18 19:44
>>263

荒らさないで下さい。
265あずみ ◇V.9uSetc:02/08/18 19:46
ドモホルンリンクルの『論』第26章
 セックス演技の考察がされています。
266名無しさん@1周年:02/08/18 19:57
こんなとこまで来て、臭いをふりまかないでください。
267:02/08/18 20:02
あずみさん。

ここはまじめな議論をする場です。
自分の品性を落としていることが分からないのですか?ご自分の品性ばかりでなくキリスト教の評判まで落としているのですよ。
268あずみ ◇V.9uSetc:02/08/18 20:04
バイアグラの『中絶論』第26章
 想像妊娠の考察がされています。
269:02/08/18 20:10
十二支縁起の出発点が「無明」であること、なんだか分かるような気がしてきた。ありがとう。
2701:02/08/18 20:12
十二支縁起の出発点が「自慰」であること、なんだか分かるような気がしてきた。ありがとう。
271:02/08/18 20:17
どうせあらすならもう少しセンス良くやったら?下品なだけでちっとも面白くない。
272名無しさん@1周年:02/08/18 20:19
電波先生に質問させていただきます。
十二縁起は阿含経にも載っているわけですが、
もともとは十二縁起ではなかったとか、
四縁起だったなどの説があるようです。
これは後世の編纂で、釈尊は「十二縁起」という形では説いていないなどの説です。この辺はどうなのでしょうか。
273名無しさん@1周年:02/08/18 20:21
>271 :1

アタマが悪いので、無理無理。
風刺やウイットを期待しても駄目よ。
274お化け:02/08/18 20:31
十二縁起とは、

1.おしっこ
2.うんこ
3.おちんぽ
4.おまんこ
5.オナニー
6.フェラチオ
7.クンニ
8.シックスナイン
9.騎乗位
10.パイズリ
11.手コキ
12.射精

これらについて演技することである。
275:02/08/18 20:34
あ〜あ、所詮2ちゃんねるは2ちゃんねるなのか?
276名無しさん@1周年:02/08/18 20:36
>274 :お化け

お客様、申し訳ございません。
そういうのはこちらのコーナーで担当させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
   ↓

末日聖徒を悪く言うのはやめろ5
http://life.2ch.net/test/read.cgi/psy/1029327957/l50
277名無しさん@1周年:02/08/18 20:42
>275
2ちゃんで十二縁起を論じるというのが、なかなかいーではないの。
気長にやろうよ。w
278:02/08/18 20:44
>>277

そうだね。ありがとう。
279お化け:02/08/18 20:45
十二縁起ごとき
全てマスターしている
280名無しさん@1周年:02/08/18 20:45
暗記モンじゃねーだろ。
2811:02/08/18 20:58
十二縁起が分かったらさっさと成仏なさい!>お化け
282お化け:02/08/18 21:02
すでに仏であるが
283:02/08/18 21:05
お化け即仏か。禅問答めいてきた。(藁)
284お化け:02/08/18 21:06
すでにお自慰さんであるが
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286電波男Ψ(´д`)Ψ ◆KW8mn4ss :02/08/18 21:32
>>272
その通りです。
28749:02/08/18 21:35
3縁起という書き込みも前にありましたが実際はどうだったんでしょう?
288電波男Ψ(´д`)Ψ ◆KW8mn4ss :02/08/18 21:47
初期の状態で何支縁起であるかの結論はまだ出ていません。単純に三縁起だという説もあります。
十二支縁起こそが釈尊の悟りの内容だとするのは間違いです。
289名無しさん@1周年:02/08/18 21:48
>>288

ありがとうございました。

290波木井坊竜尊@日蓮宗葵講 ◆tfDpfKU. :02/08/18 21:50
>>288
よう!電波男さん。掲示板を自前で開設したよ。
来てね。(^^)/
http://www2.elnolte.ne.jp/bbs/
291名無しさん@1周年:02/08/18 22:03
>288

272です。ありがとうごさいました。
その場合、どのような理由で後世に十二縁起になったのでしょうか。

また、四諦や八正道などとの関連性もあわせた場合、釈尊の仏教をかんがえる上でも、
とりあえず十二縁起として理解しておくことでよいのでしょうか。

292電波男Ψ(´д`)Ψ ◆KW8mn4ss :02/08/18 22:06
>>290
波木井さん、ボチボチ発言させていただきます。
相互リンク貼りましょうか?
293電波男Ψ(´д`)Ψ ◆KW8mn4ss :02/08/18 22:11
>>291
その理由として
1 単純な縁起ではその意図を理解するのが困難になってきた
  釈尊の意図を補足しながら増えていった
2 対外的に説明する場合、十全でないため論理武装する必要があった
3 修行者の間で、論理追及しないと修行に成果を出せない場合があった

など、色々考えられます。

ですから十二支縁起だけが真理であり、ニルバーナに至ったなどとホザク
輩は無視すべきです。
294ベロ ◆od7XM/js :02/08/19 00:27
はっきり覚えてないけど、パーリ三蔵の「律蔵」の最初のとこに釈尊の成道のようすが、
十二縁起を順逆に観じて菩提を得たって書いてたんじゃないかな?でパーリ聖典は最古の
聖典であるっていう誤解が信じられてきて、釈尊は十二縁起を悟って成道したって事に
なってるけど、でも今は研究が進んでパーリ聖典は最古のものじゃないって事だから、
電波男さんの言うようにそれは誤解だって事だよね。一番素朴な縁起説は「これあればかれあり、
これ滅すればかれ滅す」だったんじゃないでしょうか?
295名無しさん@1周年:02/08/19 00:30
>>293
だれもそんな事は言ってないと思うけど?
296名無しさん@1周年:02/08/19 00:43
>>293 涅槃を得るには「三明、六通を得よ」「そして十結煩悩を切れ」じゃ無かったでしょうか?
十二因縁は人間の存在の考察に過ぎない。そして無明を切れば十二の連鎖から逃れられる。そのた
めには「三明、六通を得よ」だったと思う。
(十結煩悩の最上位は無明です)

「十二支縁起だけが真理であり、ニルバーナに至った」
主語述語の非常にあいまいな文章ですが、どう読めば良いのかな?

「十二支縁起だけが真理であり、(それを知る事によって)(修行者は)
ニルバーナに至ることができる」
と補足するとすれば、そう言う事は誰一人言ってないです。あなたの思いこみ。
297名無しさん@1周年:02/08/19 00:58
>>294 それは演算法則であって、要素を入れる前の関数に過ぎないよ。

これがあるとき、かれがある。これが生ずるとき、かれが生ず。
これがないとき、かれがない。これが滅するとき、かれが滅する。
は A→A、A↑→A↑、Ane→Ane、A↓→A↓ (この四種の関数を⇔で代用する、en は non exist)

十二支因縁は(三でも四でも良いけど)
a⇔b⇔c⇔、、、、k⇔l
298:02/08/19 01:08
age
299:02/08/19 01:09
>>296

十結煩悩の最上位が無明なの!!

300:02/08/19 01:10
無明って煩悩なのか。
301名無しさん@1周年:02/08/19 01:13
無 無明  無 無明尽
無 苦集滅道 
302:02/08/19 01:13
電波さんって嘘ばっかだね。
303名無しさん@1周年:02/08/19 01:15
>>301 前提は「是故空中」だよ。

是故に空の中には、、、
無 無明、、、、 無 無明尽 、、、無 苦集滅道 

304:02/08/19 01:16
面白くなってきたね。どうしてお経って読み落とすんだろう。
305名無しさん@1周年:02/08/19 01:29
色不異空 空不異色 色即是空 空即是色

ギャテイ ギャテイ 波羅 ギャテイ →[空]→涅槃
306brown:02/08/19 22:39
まあ,
http://www.moon.sphere.ne.jp/brown/frameset.html
の「仏教」→「十二縁起・無常」を見てください。
3071:02/08/20 17:48
>>298 >>299 >>300 >>302 304

は私の偽物です。昨日は一日寝込んでいました。
308名無しさん@1周年:02/08/20 23:10
ROCKと波木井に聞け!
3091の偽者:02/08/21 12:29
>>307 偽者出現でした。スマソ。でも悪い事は書いてないかな。
電波さんうそつきって書いたかな?

本物さんは、1らしく責任とってまとめてね。
3109:02/08/21 12:52
3111の偽者:02/08/22 11:13
>>1 ガンガレ!
312名無しさん@1周年:02/08/24 04:49
舎利子「どまいら!今日は釈迦の説法を聴きますが何か?」
富楼那「詳細きぼーん」
舎利子「摩訶迦葉降臨期待age」
摩訶迦葉「クレクレ厨uzeeeeee!!おまいらが先ず何かうpしろや」
富楼那「金波羅華うpしますた」
摩訶迦葉「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!」
富楼那「詳細キボンヌ」
摩訶迦葉「一本で足りるかヴォケ!もっとうpしる」
富楼那「氏ねDQN」
摩訶迦葉「煽り厨逝ってよし」
舎利子「オマエモナー」
摩訶迦葉「うるせー馬鹿」
須菩提「摩訶迦葉必死だな(w」
摩訶迦葉「↑=厨房
   今からこのスレは「摩訶迦葉様のために金波羅華をうpするスレ」になりますた」
須菩提「2get」
迦旃延「ハァ?」
阿那律「盲目スレsage」
摩訶迦葉「名スレの予感」
阿難陀「↑(・∀・)ジサクジエンハケーン!!」
富楼那「ほれ、再うpしたぞ」
摩訶迦葉「微笑降臨!!!」
(実は優曇華の花)

摩訶迦葉「ブラクラ貼るなドキュソが」
富楼那「拈ってないのに気付かないお前が厨房( ´,_ゝ`)プッ」
舎利子「激しくワラタ」
優婆離「アヒャ笑いする摩訶迦葉がいるスレはここですか?」
舎利子「もう飽きたので
    -------------糸冬 了-------------」
摩訶迦葉「-------------再 開-------------」
迦旃延「↑(・∀・)ジサクジエンデシタ」

313名無しさん@1周年:02/08/26 08:20
みんな12因縁の実践に逝っちゃたのかな?あげ
314名無しさん@1周年:02/08/26 08:44
探し物は何ですか?まだまだ探す気ですか
それより僕と踊りませんか?うううーうううーあーあー
315名無しさん@1周年:02/08/28 13:39
荒らされて終わったの?
316名無しさん@1周年:02/08/28 15:13
>312

ずいぶん、2ちゃんを、愛してるんだねー。w
317名無しさん@1周年:02/09/01 19:18
あげ
318名無しさん@1周年:02/09/15 15:09
無明→行→識→名色(色受想行識)→六入(眼耳鼻舌身意)→触→受→愛→取→有→生→老死
319名無しさん@1周年:02/09/22 07:20
あずみに荒らされてからこのスレダメになっちゃったよ〜。
320名無しさん@1周年:02/09/23 14:34
難しく考えなくても「十二因縁」は簡単です。
難しいといえば、困難の多い人生にあって、
「十二に分類して説明されるような因縁果報の繰り返しに過ぎないんだ」と、
観想し、心身の苦痛を乗り越えていくことですね。
苦しみが増幅するとその余裕がなくなってしまい、苦に負けてしまいます。
平常心でいいる事のできるうちから、十二因縁を観想する慣習を身につけておきましょう。
321名無しさん@1周年:02/10/01 14:19
10月です
322名無しさん@1周年:02/10/12 12:14

和田アキコ紅白歌合戦追放キャンペーン投票会場
http://wn.31rsm.ne.jp/~branking/rank.cgi?cat3=ent03_78

323名無しさん@1周年:02/10/16 16:40
age
324名無しさん@1周年:02/10/26 09:55
無明=人間は馬鹿だった。
行=馬鹿な行為をして暮らしていた。
識=それを全部記憶していた。
名色(色受想行識)=その馬鹿な記憶を持って、この世に現れた。
六入(眼耳鼻舌身意)=そして、感覚器官と心が出来た。
触=感覚器官によって外界を認識した。
受=その認識したものを「嫌なもの」「楽しいもの」「どちらでもないもの」に分けた。
愛=「楽しいもの」だけを愛した。
取=そして、「楽しいもの」だけを求めた。
有=そして馬鹿な性格が出来た。
生=その馬鹿な性格をもって生まれた。
老死=馬鹿な性格の人は、人生に苦労が多く、年老いて、短い寿命で死んだ。
325名無しさん@1周年:02/10/26 09:57
馬鹿な彼はまた生まれてくるだろう。(輪廻転生)
326名無しさん@1周年:02/10/26 10:04
無明=迷い
行=意欲
識=認識
名色=形と名称(の認識)
六入=六つの場所に対応する認識
触=外界との接触能力
受=外界刺激の感受能力
愛=好悪の判断能力
取=執着心
************以上、心=魂 の段階***********

有=物質的な存在となる
生=生まれ
老死=老いて死ぬ

327326:02/10/26 10:06
例えば「痛い」という減少を考えてみよう。

「有=物質的な存在」では、神経のパルスと脳細胞の特定部位の興奮にすぎない。

それを、「痛い、嫌だ、逃げよう、安楽がいい、痛くないのがいい」と
感じるのは、以下の「心=魂」の部分。

行=意欲
識=認識
名色=形と名称(の認識)
六入=六つの場所に対応する認識
触=外界との接触能力
受=外界刺激の感受能力
愛=好悪の判断能力
取=執着心

328326:02/10/26 10:09
六入=六つの場所に対応する認識

も、眼耳鼻舌身意 に対応しているから「身体な現象」と思ってしまうが、
実は、身体では電気的および体液(液性)な現象が起こっているに過ぎない。

それを、実態(?)として感じるのは心=魂なんだ。そういう認知力が、心=魂
の側に存在する。
329326:02/10/26 10:16
行=意欲
識=認識
名色=形と名称(の認識)
六入=六つの場所に対応する認識
触=外界との接触能力
受=外界刺激の感受能力
愛=好悪の判断能力
取=執着心

↑ 輪廻するのはこの部分。
330名無しさん@1周年:02/10/26 11:12
無明(無知)
行(身行・口行・意行)
識(眼識身・耳識身・鼻識身・舌識身・身識身・意識身)
名色(名=受想行識・色)
六入(眼入処・耳入処・鼻入処・舌入処・身入処・意入処)
触(眼触・耳触・鼻触・舌触・身触・意触)
受(苦・楽・不苦不楽)
愛(欲愛・色愛・無色愛)
取(欲取・見取・我取・戒取)
有(欲有・色有・無色有)

老死
331326:02/10/26 12:50
>>330 名色(名=受想行識・色)

名色は、最近の本を読むとどう見ても五蘊ではないみたいですよ。
増谷文雄先生が「五蘊」と書かれていますけど。

有(欲有・色有・無色有);これは三界(欲界、色界、無色界)における存在
という意味で、いわゆるこの世の人間は「有」からはじまると見るべきではと。

心の中に六処があるのは、とてもおかしいようですが、よく考えると体の中には
無いのですよ。例えば「ミュージック」の認識にしたって、身体の中には、鼓膜の
振動と、神経のパルスと液性現象と、脳細胞の興奮しかないんですね。それを音楽
だと認識するのは心=(生きている人の)霊=魂なんです。つまり、「耳、耳界」
は心の中に有るという事になります。

332326:02/10/26 12:58
>>330 もしも、名色=五蘊とすれば、

愛(欲愛・色愛・無色愛)、取(欲取・見取・我取・戒取)も五蘊の中に
有るという事になりますね。「脳が記憶している」と考えても良いですが、
そうだと、五蘊破れれば、愛も取も消えちゃって、こんな楽なことは無いわけです。
五蘊破れたのちも、愛と取は残り、輪廻の元(苦しみの元)になるんですよね。

「行、識、名色、六入、触、受、愛、取」は五蘊(有)破れたの地も残る、心=魂
の部分だと考えたほうが、とても理解しやすいです。

天人、霊魂、なども 身体(五蘊)は持たないが、「行、識、名色、六入、触、受、愛、取」
は持つ。
「脳は無くても」意念は有る。というのも難しい概念です。
しかし文章を書く時に、「一瞬の閃き(意念)」で長文を書いてしまうことは、ご経験済みだと
思います。
333名無しさん@1周年:02/10/26 14:37
>>332
>>名色は、最近の本を読むとどう見ても五蘊ではないみたいですよ。
>>増谷文雄先生が「五蘊」と書かれていますけど。

名=受想行識 色=四大
五蘊=色受想行識

これは阿含経にはっきり説明されているよ。
334バウ ◆6XpyDQkkJ2 :02/10/26 14:53
>>333 阿含経のどこですか?
335バウ ◆6XpyDQkkJ2 :02/10/26 14:55
>>333 五蘊の中に「愛と取」があるとすると、まずくないですか?
人は死ねば五蘊は壊れます。「愛と取」はどうなりますか?
下世話に言うと「怨念や未練は」どうなりますか?
336バウ ◆6XpyDQkkJ2 :02/10/26 14:58
五蘊=色受想行識 のほうはそれで良いです。

名=受想行識 色=四大

名色=「名称と形」という訳が多いと思うのですが。
337バウ ◆6XpyDQkkJ2 :02/10/26 15:07
輪廻の原因は、無明であり、
輪廻する主体は、

1)有(生、老死)が現世の存在であれば
行(身行・口行・意行)
識(眼識身・耳識身・鼻識身・舌識身・身識身・意識身)
名色(名=受想行識・色)
六入(眼入処・耳入処・鼻入処・舌入処・身入処・意入処)
触(眼触・耳触・鼻触・舌触・身触・意触)
受(苦・楽・不苦不楽)
愛(欲愛・色愛・無色愛)
取(欲取・見取・我取・戒取)

2)名色が五蘊(=現世の存在であれば)、五蘊以下は消えるわけですから、
行(身行・口行・意行)
識(眼識身・耳識身・鼻識身・舌識身・身識身・意識身)

1)2)のどちらかと言う事になります。


338ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/26 15:18
>1 :名無しさん@1周年 :02/08/17 08:47
>釈尊の根本の悟りであるところの十二縁起についてわかりやすく説明した本に出会えません。
>教えていただければありがたいです。

参代目●ろんぎぬすの専用スレッド3■ http://life.2ch.net/psy/kako/1022/10222/1022247274.html
318 名前: ろんぎぬす 投稿日: 02/06/15 18:30

仏教豆知識
http://www.ymg.urban.ne.jp/home/munet/bukkyou.htm

仏教
http://www4.justnet.ne.jp/~eden/Hst/dic/buddhism.html

仏教用語
http://www.kotobuki-p.co.jp/yougo/yougoa.htm

三友健容先生講義メニュー
http://www.komyoji.com/jyuku/kougi/mitomok/mitomok01.htm

『多聞の聖弟子』 【目次】
http://www1.ocn.ne.jp/~shodesi/menu.htm
第二章『輪廻転生』
http://www1.ocn.ne.jp/~shodesi/tamon2.htm#■ 輪廻のメカニズム『十二因縁の法則』
第四章『因縁解脱法』
http://www1.ocn.ne.jp/~shodesi/tamon4.htm#■ 阿含経の修行法「因縁解脱」

Sanskrit Index
http://libweb.uoregon.edu/asia/dicts/bdict/ind1-skt.htm

????第三講
http://www.stanford.edu/~daoming/JPN/zfl1_jap3.html
339仙人:02/10/26 15:25
>>336
>>五蘊=色受想行識 のほうはそれで良いです。
>>名=受想行識 色=四大
>>名色=「名称と形」という訳が多いと思うのですが。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
識を縁じて名色ありとは、云何が名なる。いわゆる四無色陰の、受陰・想陰・行陰・
識陰なり。云何が色なる。いわゆる四大と四大に作られし色なり。これを名づけて
色となす。この色及び前に説きし所の名、これを名色となす。(阿含経)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
このように説かれているよ。
340バウ ◆6XpyDQkkJ2 :02/10/26 15:32
>>339 うーん、そうなのか? 以前は名色=五蘊、と思っていたんだけど。
電波氏とかにさんざん違うといわれて、増谷文雄先生は間違っている、
など言われたんだけどね。すると、受、愛、取、の居場所が無くなっちゃ
うんだよね。困った。仙人さんは、五蘊破れた後残るものは何だと思いますか?
「行、識」だけで、輪廻できるかしら? 天人は「行、識」しか持ってないの?
五欲を満たす仙人は、六処を持ってないのかしら?
341名無しさん@1周年:02/10/26 15:59
「仏教」の著者ベックも、どこからが肉体かで悩んでいたよ。
ぜひ仙人さんのご意見を。
342仙人:02/10/26 16:12
>>341
>>「仏教」の著者ベックも、どこからが肉体かで悩んでいたよ。
>>ぜひ仙人さんのご意見を。

無明から有までは自分の昔話なんだよ。生い立ちなんだ。
生ではじめて生まれるんだ。
その結果老死あり。
343ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/26 16:42
>333 名前:名無しさん@1周年 :02/10/26 14:37
>>増谷文雄先生が「五蘊」と書かれていますけど。
>名=受想行識 色=四大 五蘊=色受想行識 これは阿含経にはっきり説明されているよ。

>334 名前:バウ ◆6XpyDQkkJ2 :02/10/26 14:53
>>333 阿含経のどこですか?

○阿含経典 第二巻 人間の分析(五蘊)に関する経典群 増谷文雄 筑摩書房 
★p37 蘊相応 16 重荷 
 南伝 相応部経典 二二、二二、重荷   漢訳 雑阿含経 三、二三、重荷 
かようにわたしは聞いた。ある時、世尊は、舎衛城の祇陀林なる給孤園にましました。
・・・では、比丘たちよ、重き荷物とはなんであろうか。
生を構成する五つの要素(五取蘊)がそれである。
・・・いわく、色(肉体)なる要素、受(感覚)なる要素、想(表象)なる要素、
行(意思)なる要素、識(意識)なる要素である。・・・
★p76 蘊相応 35 意見 
 南伝 相応部経典 二二、四七、観見   漢訳 雑阿含経 三、五、等観察 
・・・我というものがあると考えている。たとえば、人間を構成する五つの要素(五蘊)・・・
○阿含経典 第一巻 存在の法則(縁起)に関する経典群 増谷文雄 筑摩書房 
 南伝 相応部経典 一二、二、分別   漢訳 雑阿含経 一ニ、一六、法説義説 
★p93 因縁相応 1 説法 
・・・比丘たちよ、では、名色(五蘊)とはなんであろうか。
受(感覚)と想(表象)と思(思惟)と触(接触)と作為(意思)と、これを名というのである。
また四大種(地・水・火・風)およびそれによって成れるもの、これを色というのである。
つまり、そのような名とそのような色とを、名色というのである。
・・・・・・
344ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/26 16:43
【 阿含経典に関する薀蓄・コラム 】
○阿含経典 第一巻 存在の法則(縁起)に関する経典群 増谷文雄 筑摩書房 
★p303 利得と供養相応 1 恐ろし  
 南伝 相応部経典 一七、一、恐ろし   漢訳 雑阿含経 なし 
・・・比丘たちよ、利得と供養と名声とは、恐ろしく、苦々しく、過酷なものであって、
最高の安穏に達する障疑(しょうげ)である。(注:変換の都合上疑、疑は石ヘン)
★p307 利得と供養相応 3 一子  
 南伝 相応部経典 一七、二三、子   漢訳 増一阿含経 九、一、優婆斯 
・・・だからして、比丘たちよ、このように学ぶがよい。
〈わたしは、すでに生じた利得と供養と名声を捨てよう。
また、いまだ生ぜざる利得と供養と名声には、心執することなくしてありたい〉と。
比丘たちよ、汝らは、そのように学ぶべきである。 

○阿含経典 第三巻 人間の感官(六処)に関する経典群 
 実践の方法(道)に関する経典群 増谷文雄 筑摩書房 
★p115 聚楽主相応 2 歌舞伎聚楽主 
お経の趣旨は「物マネ芸は止めよ。地獄か畜生である。」
★p119 聚楽主相応 3 西方の人 
お経の趣旨は「加持祈祷によって死後の人の転生先は変えられない。」
★p148 道相応 4 一比丘(1) 
お経の趣旨は「梵行とは八正道をさす。」
★p179 覚支相応 2 サンガーラヴァ(傷歌羅) 
お経の趣旨は「自他双方の利益も分からなくなる心境を七覚支で解決せよ。」
読誦した聖句の思い忘れを以下に例え、
欲を色濁り水に 瞋恚を沸騰水に 昏眠を苔むした水に(昏はリッシン偏) 
卓悔を風による渦巻き水に(卓は手ヘン) 疑惑を掻き回しの泥水に 
これらの疑惑のから脱出する法として 以下の七覚支を説いている。
念(記憶して亡失せざること)・択法(よく法の真偽を選択すること)・
精進(よく一途に努力すること)・喜(正法に歓喜すること)・軽安(身の安らかなること)・
定(心の一境に専注すること)・捨(心に雑念なく平静なること)
345ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/26 16:52
>343−344 訂正。

○ ★p93 因縁相応 1 説法 
 南伝 相応部経典 一二、二、分別   漢訳 雑阿含経 一ニ、一六、法説義説 
× 位置移動

× これらの疑惑のから脱出する法として 以下の七覚支を説いている。
○ これらの疑惑 から脱出する法として 以下の七覚支を説いている。
346ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/26 17:44
>340 :バウ ◆6XpyDQkkJ2 :02/10/26 15:32
あんた阿含経や阿含宗に本当に行っているの?阿含宗会員なの?
いろんなスレッドで、さんざん阿含宗を弁護しておいて、
勉強した批判者を 精神異常者を呼ばわりして答えもせず 恥ずかしくないのかな!?
阿含宗の人なのに「修行の手引き?」に書かれた 
部派仏教や唯識仏教で使う 「大善地法?」をご存じないのでしょうか?
恥の種類を調べてみな。恥の治し方も書いてあるから。実践出来るかドウかは別だが。
「人間の改造の原理?」「阿含密教は今?」だかいう著書にも詳しく書いてあったハズ。
自分もちの著書は 
退会の時に阿含宗の道場の納札箱(宗教用ゴミ箱)に綺麗サッパリ捨てたから、手元に無い。
自分で探してください。

>すると、受、愛、取、の居場所が無くなっちゃうんだよね。困った。
>仙人さんは、五蘊破れた後残るものは何だと思いますか?
>「行、識」だけで、輪廻できるかしら? 天人は「行、識」しか持ってないの?
もしもし?阿含宗の管長ゲイカ法話では、
「五蘊など仮合であって、死後は五蘊は破れ中有に陰蘊(意生身)を生じて生きる。」
と聞かなかったのかい。おたく新しい会員なわけでしょうか?
1999年7の月の地球壊滅のハズレ予言後は 教学や管長法話のレベルが低くなったのか?

陰蘊(意生身)を唯識とか仏教の学者の霊魂論では、健達婆(香陰)って呼ぶんだがね。
(変換上、達にした。本当の達の字は門構え)
347ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/26 17:45
【 輪廻転生の際の心の居場所の薀蓄・コラム 】

あと心の居場所については、
『法相二巻抄』を読む 唯識とは何か 横山紘一著(東大印哲・立教大教授)春秋社 2900円+税。
「第3章 百法 第3節 心所」に書いてある。
倶舎論は七十五法を説くが 瑜伽行派は百法を説いている。
p136 驚かし目覚めさせる心(作意)から始めて、
p159 はじる心(慚:ざん 愧:き) p176 おろかな心(癡・無明)
p178−179 疑う心(疑)の 二には辺執見 三には邪見 五には戒禁取見 とかあり、
p182 なぐろうと思うほどにいかる心(忿) p183 うらむ心(恨)
p184 相手に咬みつく心(悩) p185 罪をかくす心(覆)
p190 ねたむ心(嫉) p192 はじることなき心(無慚 無愧)
p203 追求する心(尋と伺)まで多数アル。
大体が 前五識までに心の居場所が含まれるが、
第七末那識 第八阿頼耶識 にも心の種子(非活動体?)は存在する。
348ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/26 17:52
>347の つづき。唯識本の別件 紹介。

阿含宗の道場で話し相手だった宮本武蔵が好きなオバチャンは、
五輪の書?だか葉隠れ?だかも好きだったが、唯識についても薀蓄があって、
「凡夫が凡夫に 呼びかける唯識 太田久紀 大法輪閣」とか紹介してくれたよ。
そのなかに「煩悩浄化の図」とかいう便利表が付録についている。
勉強会の宗務局とか伝法会の法務部の紹介でなく、
自分で勉強して本屋で探したのといっていたがね。
349ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/26 17:55
>346 訂正。
× 勉強した批判者を 精神異常者を呼ばわりして答えもせず 恥ずかしくないのかな!?
○ 勉強した批判者を 精神異常者 呼ばわりして答えもせず 恥ずかしくないのかな!?
350バウ ◆6XpyDQkkJ2 :02/10/26 17:58
>>346 仙人さん、昔話じゃないよ。
仙人さんは、いま「無明」を持っているでしょう?もし持ってなかったとしたら、
如来様だよね。
いま、無明があれば、行、識、名色、六処、触、受、愛、取、有、生、老死が
「いま」必ずあるんだよ。
(空だからないと言うのは置いておいてね。空を悟る前の話で)。

その現在の肉体が滅びた場合、異蘊、意生身、として残り輪廻するのはどの部分
なのか?
「行、識、名色、六処、触、受、愛、取」を輪廻する魂と考えるととても
分かりやすい。名色を五蘊と考えると、「行、識」が輪廻の主体=魂=異蘊
と言う事になり、愛や取は、「識」に記憶されていると考えざるを得ない。
ちょっと難しいんだよね。しかも、五蘊→有 までの間が開きすぎるしね。
351バウ ◆6XpyDQkkJ2 :02/10/26 18:00
>>342
>>無明から有までは自分の昔話なんだよ。生い立ちなんだ。
>>生ではじめて生まれるんだ。
>>その結果老死あり。

無明から有までは自分の「こころの」話なんだよ。「魂」なんだ。
生ではじめて肉体を持つんだ。その結果老死あり。
と、思っているんだけど。



352バウ ◆6XpyDQkkJ2 :02/10/26 18:02
>>339  仙人さん。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
識を縁じて名色ありとは、云何が名なる。いわゆる四無色陰の、受陰・想陰・行陰・
識陰なり。云何が色なる。いわゆる四大と四大に作られし色なり。これを名づけて
色となす。この色及び前に説きし所の名、これを名色となす。(阿含経)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

これは驚天動地。阿含経でも、後世の解説部分と言う事はないのですか?

353ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/26 18:16
>352 
○阿含経典 第一巻 存在の法則(縁起)に関する経典群 増谷文雄 筑摩書房 
★p93 因縁相応 1 説法 
 南伝 相応部経典 一二、二、分別   漢訳 雑阿含経 一ニ、一六、法説義説 
・・・比丘たちよ、では、名色(五蘊)とはなんであろうか。
受(感覚)と想(表象)と思(思惟)と触(接触)と作為(意思)と、これを名というのである。
また四大種(地・水・火・風)およびそれによって成れるもの、これを色というのである。
つまり、そのような名とそのような色とを、名色というのである。
・・・・・・
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
識を縁じて名色ありとは、云何が名なる。いわゆる四無色陰の、受陰・想陰・行陰・
識陰なり。云何が色なる。いわゆる四大と四大に作られし色なり。これを名づけて
色となす。この色及び前に説きし所の名、これを名色となす。(阿含経)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

誰がどう見たって同じ箇所ジャン。
似た経の文句や章節ともいえるが。似た経が沢山有るなら後世の解説ではないね。
増一阿含経や南伝しかないのと違って、最古のが雑阿含経なのさ。
暇ならヴェーダやウパニシャッドの 四大とか身体や心の説明の スートラを探して 
同じか新しい用語かどうか ドウ古いか検証しなよ。

自分の意見に合わないから 後世解釈や資料改竄なんてトンデモじゃん。
嫌いな奴が言おうと 尊敬する奴が言おうと「真実は一つだ」。
インド(バーラタ)の国旗の銘は「真理のみ勝つ」だがね。
近代哲学の「真善美」ではなく 「利善美」とかいって 
利益の為に嘘を押し通して 真実を売ってしまう 団体じゃあるまいしに。
354pyiy :02/10/26 18:17
>>351
>>無明から有までは自分の「こころの」話なんだよ。「魂」なんだ。
>>生ではじめて肉体を持つんだ。その結果老死あり。
>>と、思っているんだけど。

そうじゃないよ。
無明から有までは、前号までのあらすじだよ。
つまり輪廻だから、前号までのあらすじがあるんだ。
この世で死ねば、また今生も前号までのあらすじになって、次の世に
輪廻するんだ。
355バウ ◆6XpyDQkkJ2 :02/10/26 18:18
>>354 仙人さん、そのHN、2回目。可愛いHN使っているんだね。
356バウ ◆6XpyDQkkJ2 :02/10/26 18:19
ピュイュって読むの?
357ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/26 18:24
>354 
>無明から有までは、前「業」までのあらすじだよ。
>つまり輪廻だから、前号までのあらすじがあるんだ。
唯識で言う引業(インゴウ)

【 参照 】
原始佛教 U
907 :名無しさん@1周年 :02/10/20 18:04
>906 異熟の解説
唯識思想入門 横山紘一 第三文明社 レグルス文庫66
(おいおい 中身は非ソウカでも ガワはソウカだよ 

p113・115−116 異熟 vipaka ヴィパカ 
根本識が前世の善業や悪業の結果たるものとして存続する期間の呼び名 
無始から「金剛心」という過去の影響を全く払拭してしまう段階までの期間 
「前の原因(過去のカルマ・善か悪)と異なって 
結果が成熟する(阿頼耶識・無記)」因是善悪 果是無記 と言う。
現在の自己存在の基体そのものは価値的には白紙(善とか悪の存在と決められない)
であるというのである。
悪から善に転換できると言う意味で ここに宗教的救いが存在する。
人は過去のカルマを受け束縛されている。
しかし現在自分を成り立たしめている根源そのものは過去のカルマから独立している。
そして過去のカルマに 引業インゴウ 満業マンゴウがある。(ワラ 仏教って読みがイヤ 
絵で言うとインゴウはデッサン マンゴウは着色である。

★ 自己流解釈 ★
ようは 今なぜか報いを受けている果(現世に着色する 前世のデッサンのインゴウ)に 
報いを受けた際の対応が因(前世のデッサンを 現世で着色のマンゴウ と 来世にはデッサンになるインゴウ)でもあるという 
この因果応報の時間差攻撃による 今イイことしたのにナゼ悪い報いが来ている?
という疑問への回答である。 
358仙人:02/10/26 18:25
pyiy=仙人
漢字が出なかっただけだよ。漢字を外すと仙人はpyiyになるよ。
359仙人:02/10/26 18:32
>>357
ろんぎぬすさん。引用そのままでなくてもいいからさあ。
もう少し、かみ砕いて解りやすく説明してくれんかなあ。
360バウ ◆6XpyDQkkJ2 :02/10/26 18:33
>>358 
仙人さん、ローマ字入力じゃなくて、かな入力しているの?
驚異だね。
361ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/26 18:34
>359 ちょっと待って。

>346 
>退会の時に阿含宗の道場の納札箱(宗教用ゴミ箱)に綺麗サッパリ捨てたから、手元に無い。
すまん。書きすぎ。
破滅予言の著書は 貴重本(レア物)になりそうなので 手元にある。
362仙人:02/10/26 18:41
>>いやいや、ろんぎぬすさんの『考え』でいいんだよ。
363バウ ◆6XpyDQkkJ2 :02/10/26 18:43
「比丘たちよ、では、名色とはなんであろうか。受と想と思と触と作為と、これを
名というのである。また四大種(地・水・火・風)およびそれによって成れるもの、
これを色というのである。つまり、そのような名とそのような色とを、名色というの
である。」


電波さんは、これを否定したんだよね。(五蘊より一つ多くて六蘊なのが面白い)。
丘山新先生の、阿含経現代語訳では(たぶん)「名称と形態」となっている。

ヒトの要素としての名称と形態(名色の特殊系)として「受と想と思と触と作為
(名)、(色)」があり、十二の因縁の「名色」は一般的なことなのだろうか?




364ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/26 18:44
>361 商売じゃないが 退会のネタやアホな昔話に持って来いなので 
記念に残している。

>359 
>>無明から有までは、前「業」までのあらすじだよ。
>>つまり輪廻だから、前「業」までのあらすじがあるんだ。
>唯識で言う引業(インゴウ)

>そして過去のカルマに 引業インゴウ 満業マンゴウがある。(ワラ 仏教って読みがイヤ 
>絵で言うとインゴウはデッサン マンゴウは着色である。

>357 
「インゴウはデッサン」じゃ不味いわけ?噛み砕いていると思うが?
365ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/26 18:46
>357 難しいが補足。
●ろんぎぬすの専用スレッド6■
http://life.2ch.net/test/read.cgi/psy/1034859751/231

231 :ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/21 20:45
>224−225 つづき。

唯識入門p118−121 法相二巻抄p108−110p340−341(両方とも横山・本)

無覆無記(聖道の修行を障害しない)阿頼耶識 に生天や堕三悪の報いの種子が貯め込まれる。
有覆無記(四つの煩悩[我痴 我見 我慢 我愛]のある)第七識末那識 阿頼耶識を自我と見る意識
意識は肉体の五感を 自我と錯覚するが 
末那識は阿頼耶識を 意識と五感の関係ほどに 自我と強く見ない。

また 善心(福業)を起こして善の種子うを植えつければ人(にん)か天に生まれ 
逆に悪心(非福業)を起こして悪種子を薫ずるならば 
その力によって未来世に地獄・餓鬼・畜生の三悪道におちいることになる。
その異熟習気(じっけ)の業種子が 増上縁となって 来世に阿頼耶識を生じさせる。 
三悪に生まれても阿頼耶識はある その境涯から善の種子を溜め込めば 生天 するからである。
それで阿頼耶識を 不善(悪)でも善でもない 無記の存在としている。
これを「因是善悪 果是無記」と呼ぶ。

来世に因果応報するのを 異熟 といい 
人間に男に女に賢く愚かに美しく醜く生まれる という 
各々の報いを受けて生きる期間をも 異熟 と言いならわす。 
そのいっぽうで 現世のうちに因果応報がある業を「同類因 等流果」と呼ぶ。
366バウ ◆6XpyDQkkJ2 :02/10/26 18:48
>>362 仙人さん「ろんぎぬす」と言うのは、あっちこっちから
長文を持ってきて貼りつけて、スレッド妨害することなんだよ。
その集大成?が「ろんぎぬす」というスレッドにあるよ。
今それをやっているのは、いつもの密門会氏。
367ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/26 18:58
>362 名前:仙人 :02/10/26 18:41
>>いやいや、ろんぎぬすさんの『考え』でいいんだよ。
引用が過ぎたのかもしれませんが。
美味く噛み砕いて説明できないのですが。

現世に現れている心は 前世から発芽した心「も」ある。それを「インゴウ」と思っている。
運命の出会いとか縁が出来るのも 前世で粗筋を書いたデッサンした「インゴウ」だと。

死んで五蘊が消えても 過去に犯したカルマが輪廻中の阿頼耶識に残って、
次の生涯に報いとなって 阿頼耶識に溜め込まれた「心」が発芽し 来世に事件を起こす。

が、その現世で「四正勤」をなして、既に生じた悪を改め、未だ生じざる悪をなさなければ、
悪いカルマは消せる。と考えている。
心に悪い気持ちが発芽しても、それを消す「シャマタ止・ビバシャナ観」をして、
言動や動作にまで発展させなければいい。
また言動や動作にまで うっかり出てしまっても 改革したり訂正したり 
より多くの善行によって帳消しにして貰うように 善意を働かすのである。
368仙人:02/10/26 19:00
>>364
>>そして過去のカルマに 引業インゴウ 満業マンゴウがある。(ワラ 仏教って読みがイヤ 
>>絵で言うとインゴウはデッサン マンゴウは着色である。

うん。これは解るような気がするね。
369バウ ◆6XpyDQkkJ2 :02/10/26 19:02
↑ 
これが「法」と言うものには全く興味は無いが、「法」で一儲けしたい
と思っている人の文章ね。いちおう大相乗?らしいから、それらしい文
章は書ける。用語をちりばめただけだけどね。
370バウ ◆6XpyDQkkJ2 :02/10/26 19:03
>>369 誤爆スマソ。これは密門会氏宛てです。じゃあ、お出かけ。
371ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/26 19:03
>366 
バウ氏へ、随喜説法が出来ないもんでね。悪かったね。
用語の理解も長文の読解力もないんじゃん。

阿含宗も退会し 仏教の仏像や宝塔や曼荼羅に対する礼拝は止めているので 
仏教徒でないし まして蜜門会ではないんだがね。
372バウ ◆6XpyDQkkJ2 :02/10/26 19:04
蜜門会 ← この字、前も使ってたね。
373仙人:02/10/26 19:09
>>367
これだよ。はっきり解るじゃないか。
識だよ、カルマの蓄積が識なんだよ。
識によって人は生まれるんだよ。

374ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/26 19:11
>378 蜜は変換みすじゃ。
ごんめんね。漢字変換機能がハッカーでやられて どうしようもないんでね。

>369 :バウ ◆6XpyDQkkJ2 :02/10/26 19:02
>これが「法」と言うものには全く興味は無いが、「法」で一儲けしたい

「法」で儲けたい?そりゃ 阿含宗の桐山靖雄に言え。
一体10万だとか「法」で金儲けたくらんで 10万円など破産の基準じゃ。
三ベン宝珠尊だかは200万円だそうで。「法」で ぼろ儲けやね。

こんなドン臭い信者から供養と賞して自分の使いたい金を巻き上げているのだから。
しょうもないわ。
375ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/26 19:16
>373 
>識によって人は生まれるんだよ。

仙人さま。恐れ入ります。私もそう思います。
ただ細かいことを言えば 学問的小言になりますが 
識がチッダなのかマナスなのか吟味が必要かと。
376仙人:02/10/26 19:26
>>375
>>識がチッダなのかマナスなのか吟味が必要かと。

だからそのチッダとマナスをかみ砕いてくれ。
377ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/26 19:27
>347 
>ごんめんね。漢字変換機能がハッカーでやられて どうしようもないんでね。
反省します。
自分のソソッカしい打ち間違いや変換区切りミスもあります。
378ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/26 19:33
>376 
すみません。仙人さん。

手元に私の欲しがっている仏教大辞典が無く リンクの仏教辞典を使えこなせません。
参照の仏典や解説書に行き着くかどうか。
パーリ語ではなくサンスクリット語だとは思うのですが、今のところ分かりません。
中村元先生の著書バウッダに書いてあった記述が思い浮かんだので さしあたってカキコだったもんで。

現在のところ少々調べても 分かるか分からないかのメドがつけられません。
379ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/26 19:36
>376 返答レス 後日になります。
380仙人:02/10/27 08:24
>>352
>>これは驚天動地。阿含経でも、後世の解説部分と言う事はないのですか?

もちろんあるよ。地獄界の様子。餓鬼界の様子。阿修羅界の様子・欝単曰の世界
の様子・龍の世界の様子・三十三天の様子など。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
大目ノ連は神通力によって知り合いの天子に会うために三十三天を訪れた。
そのとき、天子は100人ほどの女と、大浴場に入っていた。
目ノ連は仏の教えに背いているではないか。と天子を戒めた。
そして、目ノ連が地に指を付けると、大地震が起こった。
女たちは悲鳴をあげて、仏が来たと言って恐怖した。すると天子は女たちに言っ
た。心配するな、彼は仏ではない、仏の弟子の大目ノ連だと言った。(阿含経)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
381ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/27 08:37
>376 仙人さん。おはようございます。
チッダでなくチッタでした。訂正します。

で マナスとチッタは日本語では同じ「こころ」で漢字でも同じ「識」あっても、
インドでは別の物を意味しています。
漢訳でも別の漢字を当てはめ 
心(チッタ)第八阿頼耶識→意(マナス)第七末那識→識(ヴィジュニャーナ)意識と前五識と
翻訳語を分けています。
心も意も識も「チッタ」として同意義にしているものもありました。
「バウッダ 中村・三枝著 小学館」p283−286。

>373 識によって人は生まれるんだよ。
については 
無明よりサムスカーラ(行・意志作用・習気・種子)によって人は生まれます。
「バウッダ 中村・三枝著 小学館」p129−130では 
諸「行」無常の行の字がサムスカーラと解説しています。
同p341のローマ字表記サンスクリット文の(*3)の最後の−samskara−です。
お寺(法相や禅宗)や仏教大学で唯識学を また趣味でヨガに関心がない限り 
日本人には馴染みが薄い言葉です。

サムスカーラを消す知恵が身につけば(悟れば)無明は無くなり寂静涅槃(解脱)を得ます。
ヨガの解説でも心に寂静を得ればアートマン(チッタ・第八識・阿頼耶識)は 
ブラフマン(宇宙)と一体を感じて輪廻が止むと見ています。
382ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/27 08:38
◎Glossary 用語集[1 (A〜 し)];2 (す〜わ)
http://www.maharshin.com/HYougo1.html
○意
い。こころ。
(1)第六識(マナス)
(2)広義の心
○心
こころ。かなり広義に使われている言葉なので、ケースバイケースでその意味を理解する必要がある。
第六識の分別・判断作用。
第八識。狭義のチッタ(citta)。
前五識・第六識・第七識・第八識=全八識。広義のチッタ(citta)。
身心を唯識用語で表わせば有根身+全八識となるので、普通には心は全八識と理解すればよい。
一般用語としては、“こころ(情け)がある”とか、“こころ(受容力)が広い”とか、
色々に味つけされて使われることが多い。
R. マハルシの定義「心は考え事の束」は、明確である。→チッタ
○サムスカーラ
サンスクリト語の「samskaara」で、次のような意味がある。
1) ヨーガでは「潜在印象」の意味で使われることが多いが、この場合は種子や習気と同義になる。
先天的素質をも意味する。
2) 仏教用語として「行(ぎょう)」と訳され、五蘊(色受想行識)の4番め、
十二因縁の2番めに出てくるが、一般的には「意志作用」と解釈されている。
3) ヒンズー教の浄化儀式。
○出力
しゅつりょく。第八識→第七識→第六識→前五識→五根→有根身と、
内部の情報を外界に出すこと。英語では「output」。
383ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/27 08:40
◎Glossary 用語集[1 (A〜 し)];2 (す〜わ)
○十二因縁
じゅうにいんねん。「十二縁起」とか「十二支縁起」とも言う。
順観(流転の縁起):
1無明(avidyaa )の縁(条件)によって→2行(samskaaraa)があり、
行の縁によって→3識(vijnaana)があり、識の縁によって→4名色(naama-ruupa)があり、
名色の縁によって→5六処(sad-aayatana)があり、六処の縁によって→6触(sparsa)があり、
触の縁によって→7受(vedanaa)があり、受の縁によって→8愛(trsnaa)があり、
愛の縁によって→9取(upaadaana)があり、取の縁によって→10 有(bhava)があり、
有の縁によって→11 生(jaati)があり、
生の縁によって→12 老死(jaraa-marana)・愁・悲・苦・憂・悩が生ずる。
逆観(還(げん)滅の縁起):
1無明を残りなく離れ滅することによって→2行は滅し、行の滅により→3識は滅し、
識の縁により→4名色は滅し、名色の縁により→5六処は滅し、六処の縁により→6触は滅し、
触の縁により→7受は滅し、受の縁により→8愛は滅し、愛の縁により→9取は滅し、
取の縁により→10 有は滅し、有の縁により→11 生は滅し、
生の縁により→12 老死・愁・悲・苦・憂・悩が滅する。
384ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/27 08:41
◎HIRO'S HOME PAGE唯識三十頌
http://www.urban.ne.jp/home/junsoyo/yuisiki/sannjuuju.htm
◆「彼」:さまざまな姿として現れる我・法。これらは,識が変化したものだという。
◆「識」:唯識仏教では,こころを実体として捉えるのではく,「はたらき」として捉える。
1)「八識」:唯識では,「心」を眼識・耳識・鼻識・舌識・身識・意識・末那識・阿頼耶識,
という8つの識で考える。
2)「心・意・識」:8つの識は,3つに分類することができる。
・心(チッタ)…広く心全体を意味する場合もあるが,唯識仏教では第八阿頼耶識を指す。
心は,ただ考える作用の主体であるだけでなく,
さまざまな自己の行為の影響をとどめていく場所でもある。
・意(マナス)…意は,物事を考えるというはたらきを持つ心。
唯識仏教では,「考える」というはたらきを深層心理における自己執着心に限定して考える。
従って,第七末那識を指す。
・識(ヴィジュニャーナ)…眼識・耳識・鼻識・舌識・身識・意識の6つを指す。
3)「心・心所」
心(=心王)とは,心の主体のこと。
心所(=心所有法)とは,それに付随してはたらく細かい心理作用。
心を考察していく上で大変重要。
例えば,ものを見る場合,私たちは「心王」という純粋は視覚の上に,
私たちが持っている様々な思いでもって(「心所」)見る。
つまり,私たちの視覚は,みているそのものではなく,
心所が働いて,はじめて具体的な視覚として成立している。
◆「識」のはたらき
 「知る」というはたらきが成立するためには,
「認識されるもの」(客観)と「認識するもの」(主観)という二つの要素が必要である
(客観と主観という二元対立の関係の上に,知るという作用が成り立つ)。
唯識仏教でいう「識」は縁によって起こるものであるから,
認識対象を無くすことによって,認識主体もなくなっていく(識の縁起性)。
自己を離れて認識対象があるわけでなく,
すべては根源的な心である阿頼耶識が知らしめているにすぎないと考える。
385ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/27 08:42
心の法則(一)
心の取り扱い――その方法について
(隔月誌『Paramahamsa』25号より)
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/sanatana/mind_1.html

心の客観的把握のための方法論はすべての心理学に必要だと思うが、それを発展させたヨーガは、
心に関してついに一つの結論に至る。
ヨーガの根本教典『ヨーガ・スートラ』の冒頭、ヨーガは次のように定義されている。
ヨーガとは心の働きを抑止することである。その時、見る者は自己本来の状態に留まる。
[ヨーガ・スートラ 1-2, 3]
 この前半のスートラ(経)に、スワーミー・ヴィヴェーカーナンダは
よりかみ砕いた次のような翻訳を付けている。
ヨーガとは、心という素材(チッタ)が
様々な形(ヴリッティ)を取らないように抑制することである。
[Yoga is restraining the mind-stuff (Chitta) from taking various forms (Vrittis).]
 ここでヴィヴェーカーナンダは、mind-stuffという言葉を使っている。
stuffというのは、原料とか材料を意味する言葉であり、
通常、建築資材とか、そうした物質的なものを表すのに用いる。
つまり心とは、粘土とか木材と同じような、物質的な素材・資材にすぎない
ということがここで表明されている。
これは単なるヴィヴェーカーナンダの思いつきではなくて、
伝統的にヨーガの心理学では心を物として扱うのである。
事実ヨーガ行者は、心をそれ以上には扱わない。
感情とか思いとかに引きずられて真実を見失うことを、ヨーガ行者たちはひどく嫌うものである。
それはまさしく、心が様々な形を取って外界に巻き込まれることで本来の自分を見失い、
「見るもの」つまり本当の主体を忘れさせる元凶であると見なされている。
386ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/27 08:45
スワミ・ヴィヴェーカーナンダによる パタンジャリのヨーガ格言集注解
第1章 心の集中、それの霊的効用
http://www.vedanta.jp/contents/publishing/jbook-ichibu/ry-ichibu/ry2-01.html

(1)さて、心の集中の説明である。
(2)ヨーガは、心(チッタ Citta)が
さまざまの形(ヴリッティ(ス)vrttis)をとるのを抑制することである。
 ここでは、実にたくさんの説明が必要である。
われわれは、チッタは何であるか、そしてヴリッティは何であるか、を理解しなければならない。
私は目を持つ。目は見ない。あたまの中にある脳の中心をとり去ってみよ。
目はなおそこにあり、網膜は完全で対象物の絵もそこにうつっているが、目は見ないであろう。
それゆえ目は知覚の器官ではなく、補助的な道具にすぎない。
視覚の器官は、脳の神経中枢にあるのだ。二つの目では十分ではない。
ときどき、人は目をあけたままで眠っている。光はそこにあり、絵もそこにある。
しかし第三のものが必要である――心が、器官につながらなければならないのである。
目はそとの道具である。われわれは、脳の中枢と心のはたらきを必要とする。
馬車が街路をはしっているのにあなたはその音をきかない。なぜか。
あなたの心がそれ自身を聴覚器官にくっつけていないからである。
第一に、そこに道具、それから器官があって、三番目にこれら二つにつながる心があるのだ。
心は印象をさらに内へとつれて行き、それを決定する――反応する――能力、
ブッディBuddhi につれて行く。この反応とともに、エゴイズムの観念がひらめく。
それから、この動と反動の混合が、プルシャに提供される。
387ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/27 08:46
第1章 (2) つづき。

それは、この混合の中で対象を認識する、真の魂である。
諸器官(インドリヤ(ス))は、心(マナス)、
決定する能力(ブッディ)およびエゴイズム(アハンカーラ)とともに、
アンタッカラナ(うちなる道具)とよばれるグループを構成している。
それは、チッタとよばれる心の中でおこるさまざまの過程にほかならない。
チッタの中の思いの波は、ヴリッティ(字義は「うずまき」)とよばれる。
思いは何であるか。引力または斥力とおなじように一つの力である。
自然の中の、力の無限の倉庫から、
チッタとよばれる道具がそのいくらかをとってそれを吸収し、思いとしてそれをおくり出すのである。
388ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/27 08:46
第二章 心の集中、それの実践
http://www.vedanta.jp/contents/publishing/jbook-ichibu/ry-ichibu/ry2-02.html

(9)それ自身の本性の中をながれており、学識ある者たちの中にさえ定着しているのが、
生へのしがみつきである。・・・
インドではそれの上に、生まれかわりの説の論拠のおもなものの一つが立てられたのである。
くり返しやってくるさまざまの恐怖の経験が、やがてこの生へのしがみつきを生み出す。
それだから幼児も本能的に恐怖する、過去の苦痛の経験を内に持っているからだ。
この肉体はほろびる、と知っており、「心配するな、われわれは幾百の肉体を持ったのだ、
魂は死ぬことはない」と言う(もっとも学識ある)人びと――彼らの中にさえ、
われわれはあらゆる知的確信とともに、なおこの生へのしがみつきを見いだすのである。
なぜこの生へのしがみつきがあるのか。われわれは、それが本能化したのを見た。
ヨーギーたちの心理学上のことばによると、それは一つのサムスカーラになったのだ。
サムスカーラは精妙でかくれており、チッタの中に眠っている。
この過去の死の経験のすべて、われわれが本能とよぶすべては、潜在意識となった経験である。
それはチッタの中に生きており、無活動ではなく、下の方ではたらいている。

(13)根がそこにあるから、結実が種(しゅ)、生命、および快苦の経験(の形で)やってくる。
 根、原因、サムスカーラがそこにあるから、それらが現れて結果を形づくる。
原因は徐々にきえて結果になる。結果はより精妙になって次の結果の原因になる。
木はもう一本の木の原因となる種子を生み、この関係はつぎつぎとつづく。
いまのわれわれのはたらきのすべては過去のサムスカーラの結果であり、
また、これらのはたらきはサムスカーラとなって将来の活動の原因となるだろう。
こうしてわれわれはつづくのだ
389ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/27 08:47
◎Who Am I? (NAAN YAAR?)
http://www.maharshin.com/Hramana/02who.html
質問
「私」とは何者なのでしょうか?

 7つの「だートゥ(構成要素)」(皮膚・血液・筋肉・腱(けん)・骨・骨髄(こつずい)・体液)
から成るこの粗雑な身体、私はそれではない。
五つの感覚器官である聴覚・触覚・視覚・味覚・嗅覚器官は、
それぞれの対象である(音)声・(感)触・色(形)・味・香(り)を感知するけれども、
私はそれらではない。五つの能動(作用の)器官である発声・移動・把握・排泄・生殖器官は、
それぞれに話すこと・移動すること・(手で)把握すること・排泄すること・
[セックスを]楽しむことの機能を持つが、私はそれらではない。
五つの生気であるプラーナなどは、それぞれ吸気などの働きをするけれども、それらは私ではない。
考える心でさえ、私ではない。対象の残存印象だけが保持されていて、
そこに対象も[=対象に作用する]機能も無い無知[=チッタ。第八識]もまた私ではない。
[参考]
 有根身、五根(五感覚器官)、前五識(五生気)、五運動器官、第六識、
[第七識&]第八識などと分類される身心[=有根身+全八識。五蘊(ごうん)]は
個的自分 (I。私)であって、アートマン( I-I。唯識。全体宇宙生命。和他私)ではない、
とラマナは答えたのです。
390仙人:02/10/27 09:08
うーん。
ろんぎぬすさんよく調べたね。後でじっくり読ましてもらうよ。
391ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM
仙人さん 恐れ入ります。