【高校野球】熱中症対策ゼロの高野連「どんなスポーツにもリスクはありますから」 2年前には練習中に死亡

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甲子園で「熱中症球児」続出の恐れ、高野連の言い分は…

 連日、高校球児は甲子園を目指して熱戦を繰り広げている。気温が35度を超えれば、
グラウンドの体感温度は40度以上。熱中症で具合が悪くなるのは当然だ。

 この殺人的な暑さの中で試合を行えば、水分補給だけではカラダが持たない。
日本体育協会は熱中症予防のための運動指針として、気温(参考)35度以上、
湿度や風速などを考慮したWBGTが31度以上の場合、運動は原則中止としている。
だが、この猛暑で地区予選が行われている現状にストップがかかったという話は聞こえてこない。

 甲子園大会だって条件は同じだ。今後も何らかの対策を講じることはないのか。
高野連に問い合わせると、こんな答えが返ってきた。

「これまでにも『ドームでやればいいのでは』とか『この時季でないといけないのか』
というご意見を頂きました。でも、球児たちにとってみれば、(他球場ではなく)
『甲子園』を目指して練習してきているわけですし、(高野連としても)
球児の夢をかなえてあげたいという思いがあります。過去に西宮球場と併用して
開催したこともありましたが、やはり不評でした。期間についても学業のことを考えれば、
夏休みの間でないと難しい。冬となれば寒さでまた別の故障だってあり得る。
どんなスポーツもケガのリスクはありますしね。
それを踏まえて我々ができる限りのサポートをします」(参事の竹中雅彦氏)

>>2以降に続く)

日刊ゲンダイ 2013年7月17日掲載
http://news.livedoor.com/article/detail/7868587/

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